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技術 シート搬送装置と画像形成装置

出願人 キヤノン株式会社
発明者 川田渡
出願日 2006年12月27日 (14年8ヶ月経過) 出願番号 2006-353457
公開日 2008年7月17日 (13年1ヶ月経過) 公開番号 2008-162745
状態 特許登録済
技術分野 電子写真における紙送り シート,ウェブの制御 ベルト,ローラによる搬送
主要キーワード 動作順番 テーパ板 案内路内 通過案内 シート粉 搬送遅延 搬送不可 皺発生
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年7月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

案内路内のあるシートを搬送することができなくなったとき、案内路内で搬送可能なシートを案内路の途中から排出路によって排出するオートパージ処理を行なえるようにする。

解決手段

シート搬送装置111は、シートを案内する給紙搬送路149と、給紙搬送路のシートを搬送する縦パスローラ対147と、給紙搬送路から分岐してシートを排出案内するオートパージ搬送路190とを備えている。さらに、給紙搬送路とオートパージ搬送路との分岐点Xに設けられて、シートを給紙搬送路の下流側とオートパージ搬送路とに選択的に切り替えフラッパ195を備えている。フラッパは、フラッパより下流側へシートを搬送することができない搬送不可情報を得たとき、オートパージ搬送路に切り替わって給紙搬送路内で搬送可能なシートをオートパージ搬送路に案内するようになっている。

概要

背景

シートに画像を形成する複写機プリンタ、及びこれらの複合機能を備えた複合機等の画像形成装置は、シートに画像を形成する処理速度の高速化に伴い、装置内で同時に複数枚のシートを搬送することが多くなっている。特に、シートの両面に画像を形成する場合、装置内で同時に搬送されるシートの枚数が多い。

このような画像形成装置は、シートを高速で搬送するため、搬送中のシートに送り不良(例えば、ジャムシート重送シート)が発生しやすくなる。送り不良シートが発生すると、画像形成装置は、シートの搬送を停止して、操作部、表示パネル等に送り不良シートが発生したことを表示して、ユーザに送り不良シートを除去することを促すようになっている。

しかし、ユーザが、送り不良のシートを除去すると、シートの除去の仕方如何によっては、シートの破片が残り、シート除去不良が生じて、2重のシートの送り不良が発生することあった。

ユーザになるべくシートの除去処理作業をさせないようにするため、送り不良のシートが発生したとき、送り不良のシートを自動的に画像形成装置外へ排出して、再度、画像の形成を自動的に開始する画像形成装置がある(特許文献1参照)。なお、送り不良のシートを自動的に排出する機能をオートパージと言う。

図9は、オートパージ機能を備えた特許文献1に記載の画像形成装置のシート搬送方向に沿った概略断面図である。

この画像形成装置11は、主に、給紙部13、プリンタ本体12、排紙部14を備えている。給紙トレイ15から給送されたシートは、給紙用搬送路34、上側搬送路39、下側搬送路44、排出・両面切り替え搬送路41等の案内路を搬送されているとき、何らかの原因で送り不良が発生することがある。そのような場合、まず、画像形成装置11は、排出・両面切り替え搬送路41内のシートを、排出・両面切り替え搬送路41の正転方向搬送によって排出する。次に、画像形成装置11は、下側搬送路44内にシートが存在するか否かをセンサで確認する。存在すれば、画像形成装置11は、そのシートを下側搬送路44の逆転方向搬送によって、排出・両面切り替え搬送路41を通して排出する。その後、画像形成装置11は、上側搬送路39と給紙用搬送路34内のシートを正転方向に搬送して排出・両面切り替え搬送路41を通して装置外に排出する。このように、従来の画像形成装置11は、送り不良シートを自動的に排出するだけでなく、下側搬送路44内に存在する送り不良シートを感光体ドラム21の上側搬送路39に搬送することなく、逆送して、排出時間も短縮している。

特開平07−053092公報

概要

案内路内のあるシートを搬送することができなくなったとき、案内路内で搬送可能なシートを案内路の途中から排出路によって排出するオートパージ処理を行なえるようにする。シート搬送装置111は、シートを案内する給紙搬送路149と、給紙搬送路のシートを搬送する縦パスローラ対147と、給紙搬送路から分岐してシートを排出案内するオートパージ搬送路190とを備えている。さらに、給紙搬送路とオートパージ搬送路との分岐点Xに設けられて、シートを給紙搬送路の下流側とオートパージ搬送路とに選択的に切り替えフラッパ195を備えている。フラッパは、フラッパより下流側へシートを搬送することができない搬送不可情報を得たとき、オートパージ搬送路に切り替わって給紙搬送路内で搬送可能なシートをオートパージ搬送路に案内するようになっている。

目的

本発明は、案内路内のあるシートを搬送することができなくなったとき、案内路内で搬送可能なシートを案内路の途中から排出路によって排出するオートパージ処理を行なえるシート搬送装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
5件

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請求項1

シートを案内する案内路と、前記案内路のシートを搬送する搬送手段と、前記案内路から分岐してシートを排出案内する排出路と、前記案内路と前記排出路との分岐点に設けられて、シートを前記案内路の下流側と前記排出路とに選択的に切り替え切替手段と、を備え、前記切替手段は、前記切替手段より下流側へシートを搬送することができない搬送不可情報を得たとき、前記排出路に切り替わって前記案内路内で搬送可能なシートを前記排出路に案内する、ことを特徴とするシート搬送装置

請求項2

前記搬送不可情報を得たとき、前記切替手段にシートが存在するか否かを検知する存在シート検知手段を備え、前記存在シート検知手段がシートを検知したとき、前記搬送手段が当該シートを前記分岐点より下流に搬送してから、前記切替手段が前記排出路に切り替わって前記案内路内で搬送可能なシートを前記排出路に案内する、ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。

請求項3

前記搬送不可情報は、前記分岐点より下流側の前記案内路に搬送されたシートが異常シートであるか否かを検知する異常シート検知手段から得られる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。

請求項4

前記搬送手段が、シートを挟持回転して搬送する複数の回転体対を備え、前記存在シート検知手段がシートを検知したとき、前記分岐点より下流側の複数の回転体対の内、少なくとも1つの回転体対がシートを搬送して、残りの回転体対が離間してシートの搬送を回避する、ことを特徴とする請求項2又は3に記載のシート搬送装置。

請求項5

シートに画像を形成する画像形成手段と、シートを、前記画像形成手段を通過搬送させる請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備えた、ことを特徴とする画像形成装置

請求項6

前記画像形成手段によって画像を形成されて前記シート搬送装置によって送り込まれた画像形成済みのシートを処理するシート処理装置を備え、前記搬送不可情報が、前記シート処理装置内でシートを搬送することができない情報である、ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。

請求項7

前記画像形成手段が、感光体ドラム転写部とを備え、前記分岐点の下流側の前記搬送手段が、前記感光体ドラム及び前記転写部と、前記感光体ドラムと前記転写部との間に送り込むシートの斜行補正するローラと、前記感光体ドラムと前記転写部とによってトナー画像を形成されたシートに前記トナー画像を定着する定着器とである、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。

請求項8

前記案内路が、シートを収納したカセットから給送されたシートを、前記画像形成手段を通過案内する給紙搬送路と、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを排出案内する排出搬送路と、前記画像形成手段によって一方の面に画像を形成されたシートを反転して再度前記画像形成手段に案内する両面搬送路とを有している、ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、案内路内のあるシートを搬送することができなくなったとき、案内路内で搬送可能なシートを搬送して外部に排出できるシート搬送装置と、このシート搬送装置を備えた画像形成装置とに関する。

背景技術

0002

シートに画像を形成する複写機プリンタ、及びこれらの複合機能を備えた複合機等の画像形成装置は、シートに画像を形成する処理速度の高速化に伴い、装置内で同時に複数枚のシートを搬送することが多くなっている。特に、シートの両面に画像を形成する場合、装置内で同時に搬送されるシートの枚数が多い。

0003

このような画像形成装置は、シートを高速で搬送するため、搬送中のシートに送り不良(例えば、ジャムシート重送シート)が発生しやすくなる。送り不良シートが発生すると、画像形成装置は、シートの搬送を停止して、操作部、表示パネル等に送り不良シートが発生したことを表示して、ユーザに送り不良シートを除去することを促すようになっている。

0004

しかし、ユーザが、送り不良のシートを除去すると、シートの除去の仕方如何によっては、シートの破片が残り、シート除去不良が生じて、2重のシートの送り不良が発生することあった。

0005

ユーザになるべくシートの除去処理作業をさせないようにするため、送り不良のシートが発生したとき、送り不良のシートを自動的に画像形成装置外へ排出して、再度、画像の形成を自動的に開始する画像形成装置がある(特許文献1参照)。なお、送り不良のシートを自動的に排出する機能をオートパージと言う。

0006

図9は、オートパージ機能を備えた特許文献1に記載の画像形成装置のシート搬送方向に沿った概略断面図である。

0007

この画像形成装置11は、主に、給紙部13、プリンタ本体12、排紙部14を備えている。給紙トレイ15から給送されたシートは、給紙用搬送路34、上側搬送路39、下側搬送路44、排出・両面切り替え搬送路41等の案内路を搬送されているとき、何らかの原因で送り不良が発生することがある。そのような場合、まず、画像形成装置11は、排出・両面切り替え搬送路41内のシートを、排出・両面切り替え搬送路41の正転方向搬送によって排出する。次に、画像形成装置11は、下側搬送路44内にシートが存在するか否かをセンサで確認する。存在すれば、画像形成装置11は、そのシートを下側搬送路44の逆転方向搬送によって、排出・両面切り替え搬送路41を通して排出する。その後、画像形成装置11は、上側搬送路39と給紙用搬送路34内のシートを正転方向に搬送して排出・両面切り替え搬送路41を通して装置外に排出する。このように、従来の画像形成装置11は、送り不良シートを自動的に排出するだけでなく、下側搬送路44内に存在する送り不良シートを感光体ドラム21の上側搬送路39に搬送することなく、逆送して、排出時間も短縮している。

0008

特開平07−053092公報

発明が解決しようとする課題

0009

しかし、従来の画像形成装置11は、排出ローラ42からシートを排出するオートパージを実行すると、シートが定着器38を通過するとき剛度が低下しているため、定着器38下流側の排出ローラ42近傍でシート送り不良が発生し易かった。このため、従来の画像形成装置11は、シート送り不良が排出ローラ42近傍で発生したき、シート排出口をシートで塞がれて、オートパージ処理ができなくなるという問題があった。

0010

また、排紙部14内でシートの搬送が行なえなくなったときも、従来の画像形成装置11は、オートパージ処理ができなくなるという問題があった。

0011

一方、図10(a)に示すように、シートを一方向にのみ、搬送する場合、シートを案内するガイド板71,72は、シートの案内を確実に行なえるようにするため、下流側のガイド板72のみにテーパ板72aが形成されていればよい。ところが、従来の画像形成装置11は、下側搬送路44において、シートを逆送するようになっている。このため、図10(b)に示すように、シートの搬送方向が切り替わってもシートを確実に案内できるように、ガイド板73,74に互いに入り組む櫛歯状のテーパ板73a,74aを形成してガイド板73,74をオーバラップさせる必要がある。このようなガイド板だと、シートの除去処理時に、ガイド開閉できるようにするにはシートガイドの構成が複雑になるという問題があった。

0012

本発明は、案内路内のあるシートを搬送することができなくなったとき、案内路内で搬送可能なシートを案内路の途中から排出路によって排出するオートパージ処理を行なえるシート搬送装置を提供することにある。

0013

本発明は、オートパージ処理によってシートを装置外へ排出できるシート搬送装置を備えて、画像形成効率を高めた画像形成装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0014

本発明のシート搬送装置は、シートを案内する案内路と、前記案内路のシートを搬送する搬送手段と、前記案内路から分岐してシートを排出案内する排出路と、前記案内路と前記排出路との分岐点に設けられて、シートを前記案内路の下流側と前記排出路とに選択的に切り替え切替手段と、を備えている。前記切替手段は、前記切替手段より下流側へシートを搬送することができない搬送不可情報を得たとき、前記排出路に切り替わって前記案内路内で搬送可能なシートを前記排出路に案内する、ことを特徴としている。

0015

本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段にシートを通過搬送する上記のシート搬送装置と、を備えた、ことを特徴としている。

発明の効果

0016

本発明のシート搬送装置は、切替手段より下流側へシートを搬送することができない搬送不可情報を得たとき、切替手段が、排出路に切り替わって案内路内で搬送可能なシートを排出路に案内するようになっている。このため、本発明のシート搬送装置は、案内路内で搬送可能なシートを装置外に排出することができて、ユーザによるシートの除去処理作業を少なくすることができる。また、2重のシートの送り不良の発生を少なくすることができる。

0017

本発明の画像形成装置は、オートパージ動作でシートを装置外に排出するシート搬送装置を備えているので、画像形成効率を高めることができる。

発明を実施するための最良の形態

0018

以下、本発明の実施の形態におけるシート搬送装置と、このシート搬送装置を備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。

0019

図1は、本発明の実施形態における画像形成装置のシート搬送方向に沿った概略断面図である。

0020

画像形成装置1は、画像入力装置(以下、「リーダ部」と言う)120と、画像出力装置(以下、「プリンタ部」と言う)110と、シート処理装置フィニッシャ)2と、オートパージ排出トレイ130と、外部給紙装置3とを備えている。プリンタ部110内には、後述するシート搬送装置111が設けられている。

0021

画像形成装置1は、各種モードの設定や動作状態等必要な情報を確認する表示部を有する操作パネル140を備え、かつ表示部にはシートの送り不良等の異常発生時にはユーザに対して作業する内容が表示されるようになっている。送り不良シートには、ジャムシート、搬送遅延シート、皺発生シート、斜行量が多いため搬送路の内壁側端擦れて円滑に搬送されないシート、数枚重なった重送シート等がある。以下、これらのシートを「異常シート」と言う。

0022

画像形成装置1は、設定された動作モードにしたがって、リーダ部120、プリンタ部110、シート処理装置2などを所定のプログラムに基づいて動作制御するCPU199(図3)によって、作動するようになっている。

0023

なお、画像形成装置1は、以上の構成の内、少なくとも、プリンタ部110と、オートパージ排出トレイ130とを備えていればよい。

0024

リーダ部120は、原稿を読み取って画像データに変換するようになっている。プリンタ部110は、複数のシートカセット145を有して、プリント命令により画像データをシートに可視像としてのトナー画像を形成するようになっている。シート処理装置2は、ステープラ270でシートを束状にして綴じるようになっている。外部給紙装置3は、大量にシートをプリンタ部110に給送するようになっている。オートパージ排出トレイ130は、オートパージ処理されたシートが排出されて積載されるようになっている。

0025

リーダ部120は、原稿給送装置120Aと、原稿読取装置120Bとで構成されている。原稿給送装置120Aは、原稿トレイ129に積載された原稿を1枚ずつ原稿読取装置120Bの原稿台ガラス121上に自動的に送り込むようになっている。原稿読取装置120Bは、原稿台ガラス121上に送り込まれた原稿を読み取るようになっている。

0026

原稿は、原稿読取装置120Bの原稿台ガラス121上を滑りながら、停止しているスキャナ部122の上を通過する。このとき、スキャナ部122のランプ123が点灯して原稿を照射する。原稿の反射光は、ミラー124,125,126を反射して、レンズ127を通過した後、CCDイメージセンサ部128に入力される。CCDイメージセンサ部128は、入力された画像情報光電変換して電気信号に変換する。変換された電気信号は、各種画像処理を施されてから、プリンタ部110に入力されて、可視像化され、シートにトナー画像として形成される。

0027

なお、プリンタ部110に入力される電気信号は、原稿読取装置120B以外に、パーソナルコンピュータや、ファックスなどから送信されてくる画像データの場合もあり、原稿読取装置120Bからの信号に限定されるものではない。

0028

プリンタ部110に入力された電気信号は、露光制御部101によって光信号に変換されて、画像信号に従い感光体ドラム102に照射される。照射光によって感光体ドラム102上に作られた潜像は、現像器103によってトナー現像されて、トナー画像となる。

0029

一方、カセット145に積載されているシートが、給紙部146によってカセット145から、順次送り出される。送り出されたシートは、縦パスローラ対147によりレジストローラ対148に搬送される。このときレジストローラ対148は、回転を停止している。

0030

レジストローラ対148に搬送されたシートは、レジストローラ対148に受け止められてループ(撓み)を形成されて、斜行補正される。これによって、シートの先端は、感光体ドラム102の軸と平行に補正される。

0031

その後、レジストローラ対148は、所定のタイミングで回転して、既に感光体ドラム102に形成されているトナー画像をシートの搬送方向の所定の位置に転写できるタイミングでシートを感光体ドラム102と転写部104との間に送り込む。

0032

転写部104は、駆動ローラ106と従動ローラ107とに無端状の転写ベルト105が掛け回され、その転写ベルト105の内側で感光体ドラム102に略対向する部分に転写用コロナ帯電器108が配置されて構成されている。これにより、転写ベルト105は、シートを吸着して搬送する。シートは、転写ベルト105に搬送されている間にコロナ帯電器108によって感光体ドラムからトナー画像を転写される。

0033

トナー画像を転写されたシートは、定着器150でトナー画像を定着される。転写ベルト105の表面に付着しているシート粉や、感光体ドラム102の表面に付着して残存トナーは、清掃部材109によって除去される。

0034

転写部104は、シート処理装置2がシートを受け入れられなくなったときや、レジストローラ対148の下流側で異常シートが発生したとき、転写部回動モータM104(図2)によって感光体ドラム102から離れるようになっている。また、定着器150の定着ローラ対150a、150bも、同様に、離間モータM153(図2)によって離れるようになっている。これらの離間は、後述する図4の処理S5、S7,S9において、センサS148がシートを検知して、レジストローラ対148でシートを搬送するとき、シートを搬送し易くするために行われる。

0035

定着器150から排出されたシートは、案内路、及び排出搬送路としてのストレート搬送路160を搬送されて、排出ローラ180によりシート処理装置2へ排出される。その後、排出ローラ180から排出されたシートは、シート処理装置2の入り口ローラ201に受け取られて、スタック搬送路210を搬送され、スタック排紙ローラ220により、スタックシート積載トレイ230に画像形成面を上にして排出されて積載される。

0036

なお、シートを、画像形成面を表裏逆にしてシート処理装置2へ排出する場合、定着器150から排出されたシートは、定着後ローラ対151の下流側にあるフラッパ175に案内されて、反転路170の上流側の案内路としての反転路170aを搬送される。その後、シートは、フラッパ176の案内と、搬送手段、回転体対としての反転ローラ171のシート挟持回転と、フラッパ176の案内と、搬送手段、回転体対としてのスイッチバックローラ172のシート挟持回転とによって、搬送を継続される。シートは、後端が反転ローラ171の近くまで達すると反転ローラ171とスイッチバックローラ172との逆転によって逆送される。すると、シートは、反転路170の下流側の反転路170bに案内されて、排出ローラ180によってシート処理装置2に送り込まれる。このようにして、反転路170をスイッチバック搬送されたシートは、表裏逆になって、シート処理装置2へ送り込まれる。

0037

また、シートの両面に画像を形成する場合、定着器150から排出されたシートは、定着後ローラ対151の下流側にあるフラッパ175に案内されて、反転路170の上流側の反転路170aを搬送される。その後、シートは、反転ローラ171の回転と、フラッパ176の案内と、スイッチバックローラ172の回転とによって、搬送を継続される。シートの後端がスイッチバックローラ172の近くまで達するとスイッチバックローラ172は回転を停止して、搬送を一旦停止する。そして、シートは、フラッパ176が切り替わると、スイッチバックローラ172の逆転と、フラッパ176の案内とによって、表裏逆にさせられて搬送される。その後、シートは、搬送手段、回転体対としての両面ローラ173の正転(シート挟持回転)によって、案内路としての両面搬送路174を搬送されて、給紙搬送路149へ送り込まれる。

0038

シートは、再度、レジストローラ対148によって斜行補正された後、感光体ドラム102と転写部104との間に送り込まれる。このとき、シートは、前回トナー画像を転写された面とは異なる面が感光体ドラム102に対向している。したがって、感光体ドラム102のトナー画像は、前記異なる面に転写される。これによって、シートは、両面にトナー画像を転写されたことになって、定着器150を経て、シート処理装置2に送り込まれる。

0039

ユーザによって、シートを綴じるステープラモードが操作パネル140に入力されているとき、シート処理装置2へ給送されたシートは、ステープラ搬送路240を搬送されて中間排出ローラ250によってシート処理トレイ260に集積される。所定枚数のシートがシート処理トレイ260に積載されると、ステープラ270は、シート束を綴じる。シート束は、シート束排出ローラ280によってシート処理トレイ260へ排出されて積載される。

0040

以上の画像形成装置1の動作において、シート処理装置2がシートを受け入れられなくなったときや、レジストローラ対148の下流側で異常シートが発生したとき、各搬送路内のシートを外部に排出するのに使用されるのがオートパージ搬送路190である。排出路としてのオーパージ搬送路190は、レジストローラ対148の上流側の分岐点Xで案内路としての給紙搬送路149から分岐されている。分岐点Xには、シートを給紙搬送路149の下流側と、オートパージ搬送路190とに選択的に切り替える切替手段としてのフラッパ195が設けられている。なお、給紙搬送路149は、給紙部146から、レジストローラ対148、転写部104、定着器150を経て、反転路170に至るまでの、エリアA,C(図5)内の搬送路である。

0041

フラッパ195が下位置に回動することによって、シートは、給紙搬送路149からオートパージ搬送路190に導入され、オートパージ搬送ローラ191,192によって、画像形成装置1の装置外のオートパージ排出トレイ130へ排出案内されることになる。

0042

プリンタ部110内の給紙搬送路149、オートパージ搬送路190、反転路170、及び両面搬送路174には、シートの搬送タイミングを検知してシートの送り不良(ジャム)の有無を判別するシート検知センサ(S130〜S192)が設けられている。これらのシート検知センサの内、符号S150、S151で示すシート検知センサは、レジストローラ対148と定着後ローラ対151との間に異常シートが発生したか否かを検知するセンサであり、異常シート検知手段に相当している。また、符号S148で示すシート検知センサは、フラッパ195にシートが存在しているか否かを検知するセンサであり、存在シート検知手段に相当している。また、給紙搬送路149にあるシートを搬送する縦パスローラ対147、レジストローラ対148、定着後ローラ対151は、シートを搬送する回転体対、搬送手段に相当している。また、感光体ドラム102、転写部104、及び定着器150の定着ローラ対150a、150bも、シートを搬送できるので、回転体対、搬送手段に相当している。さらに、感光体ドラム102、転写部104は、画像形成手段に相当している。

0043

以上説明した画像形成装置のプリンタ部110の一部分は、シート搬送装置111を構成している。シート搬送装置111は、シート案内する給紙搬送路149、ストレート搬送路160、反転路170、両面搬送路174、オートパージ搬送路190等を備えている。さらに、シートを搬送する、縦パスローラ対147、レジストローラ対148、感光体ドラム102、転写部104、定着器150、定着後ローラ対151、反転ローラ171、スイッチバックローラ172、両面ローラ173等を備えている。また、シートを検知するセンサS148、S150、S151等を備えている。さらに、シートの搬送方向を切り替えるフラッパ195,175,176も備えている。

0044

図3は、シート搬送装置111を含む画像形成装置1の制御を行なう、制御ブロック図である。

0045

シート搬送装置111を含む画像形成装置1を制御するCPU(中央処理装置)199は、データバス等のバス200を介してシート搬送装置111の各部と接続されている。ROM(リードオンリ・メモリ)196は、後述するシートの搬送制御のためのプログラムが記憶されている。RAM(ランダムアクセス・メモリ)193は、このような制御の際に必要となるデータを一時的に記憶するようになっている。タイマ194は、時間の計測をするもので、異常シート発生の検知に使用される。入力コントローラ197は、各センサS146〜S192からのシート検知信号を入力するようになっている。出力コントローラ198は、各搬送ローラモータ(M146〜M192)と各離間モータ(M104、M153)と、フラッパ195を作動させるプランジャPL195にそれぞれ接続されている。

0046

また、入力コントローラ197と出力コントローラ198とには、操作パネル140が接続されている。操作パネル140は、画像形成装置1を操作するのに必要な情報がユーザによって入力されるようになっている。また、操作パネル140は、画像形成装置1の動作状態や、シート処理装置2がシートを受け入れることができなくなってエリアC,Dにシートが滞留していることや、異常シートが発生したときの異常シート発生箇所を示す情報等を表示するようになっている。

0047

次に、シートの搬送動作を説明する。

0048

図4は、本実施形態のシート搬送装置におけるオートパージ処理の動作説明用のフローチャートである。

0049

CPU199は、図5に示すエリアC、エリアD(排紙部)にある画像形成済み、もしくは画像形成中のシートが、シート処理装置2へ通常通り排出してよいか否かを判断する(S1)。シート処理装置2へシートを通常通り排出できない場合には、シート処理装置2から、搬送不可情報が送信されてくる。

0050

エリアCは、レジストローラ対148から反転路170の上流側までのエリアである。エリアDは、プリンタ部110からシートを排出する排紙部であり、排出ローラ180、ストレート搬送路160の下流側の一部分、反転路170の左側の反転路170b、モータM180、センサS180等が配設されている。

0051

CPU199は、シートをシート処理装置2へ給送できると判断したら、モータM180(図2)を制御して排出ローラ180によってシートをシート処理装置2へ給送する(S3)。仮に、シート処理装置2内でのシート送り不良が発生して、プリンタ部110からシート処理装置2にシートを給送できないとき、エリアC,Dにあるシートに続く後続のシートをオートパージ搬送路190からオートパージ排出トレイ130に排出する必要がある。

0052

そこで、CPU199は、オートパージ搬送路190へシートを導くフラッパ195の近傍にシートが有るか無いかをフラッパ195の近くにあるセンサS148(図2)の検知動作に基づいて判断する(S5)。仮に、センサS148が、シートが有ることを検知した場合(S5でYES)、フラッパ195にシートがオーバラップしていることになるので、フラッパ195は、下位置へ回動することができない。この結果、シート搬送装置111は、オートパージ処理をすることができない。

0053

そこで、CPU199は、センサS148から搬送不可情報を得て、転写部回動モータM104(図2)を制御して、転写部104を感光体ドラム102から離す。また、CPU199は、離間モータM153(図2)を制御して、定着ローラ対150a,150bを離す(S7)。CPU199は、上記離間制御を終了すると、フラッパ195のすぐ下流にあるレジストローラ対148を正転させて、フラッパ195とオーバラップしているシートを離間動作によってできた空間に搬送する(S9)。この空間に搬送されたシートは、後に、処理S21において、ユーザによって除去される。この場合、転写部104と感光体ドラム102とが離間し、定着ローラ対150a,150bが離間しているので、シートは、破片が残ることなく容易、かつ簡単に取り除かれる。

0054

なお、一般に、転写部104と感光体ドラム102とが離間し、定着ローラ対150a,150bが離間している場合、プリンタ部110全体が作動しなくなるが、本実施形態のプリンタ部110は、作動するようになっている。

0055

レジストローラ対148から定着器150下流で離間していない定着後ローラ対151
までの距離は、本画像形成装置1で給送できるシート搬送方向最大サイズより長くなるようにすることで、確実にフラッパ195にシートが残らないようにすることができる。

0056

センサS148がシートを検知しなくなることによって(S11でNO)、フラッパ195がプランジャPL195によって下位置に回動できるようになる。そこで、CPU199は、プランジャPL195を制御して、フラッパ195を下位置に切り替えて、シートがオートパージ搬送路190へ進入できるようにする(S13)。

0057

その後、CPU199は、駆動モータM146,M147を制御して、オートパージ搬送路190に最も近い、図5に示すエリアA(給紙部146からレジストローラ対148の上流側までのエリア)内にシートがある場合、そのシートを搬送する(S15)。シートが搬送されて、センサS146,S147,S191,S192がシートを検知しなくなると、エリアA内の全てのシートがオートパージ排出ローラ192からオートパージ排出トレイ130に排出されたことになる。

0058

続いて、CPU199は、エリアB内にシートがある場合、駆動モータM171,M172,M173(図3)も制御して、反転ローラ171、スイッチバックローラ172、両面ローラ173を回転させて、エリアB内のシートを搬送する。シートが搬送されて、センサS171,S172,S173,S147,S191,S192がシートを検知しなくなると、エリアB内の全てのシートがオートパージ排出ローラ192からオートパージ排出トレイ130に排出されたことになる(S17)。

0059

さらに、CPU199は、エリアC,Dのシートを全て排出してあるか否かを判断する(S19)。この場合、処理S5においてセンサS148によって検知されたシートが、処理S9でエリアC内に搬送されて、エリアC内に残っているので、センサS150,S151がそのシートを検知する。したがって、CPU199は、エリアCにシートが有ると判断する(S19のYES)。また、CPU199は、センサS180がシートを検知している場合、エリアDにセンサが有ると判断する。

0060

CPU199は、操作パネル140にエリアC内に有るシートを取り除くように表示をする(S21)。また、エリアD内にシートがある場合も、エリアD内のシートを取り除くように表示する。ユーザは、エリアC内のシートを取り除く。エリアD内にシートがある場合、エリアD内のシートも取り除く。この結果、プリンタ部110の各搬送路にシートが無いことになり、ユーザは、操作パネル140に、シートの除去を終了した情報を入力する。この結果、処理S7において、離間していた転写部104及び感光体ドラム102と、定着ローラ対150a,150bとが、元の圧接状態戻り、プリンタ部110は、オートパージ処理動作を終了して、元の正常な状態に戻る。

0061

なお、エリアCにあるシートは、シート処理装置2がシートを受け入れることができないで、エリアCに滞留しているので、何ら異常シートでない場合がある。そのような場合、CPU199は、離間していた転写部104及び感光体ドラム102と、定着ローラ対150a,150bとを元の圧接状態に戻して、エリアCのシートをエリアB,Aに搬送して、オートパージ搬送路190から装置外に排出する。

0062

ところで、先の、処理S5において、センサS148がシートを検知していない場合(S5でNO)、CPU199は、プランジャPL195を制御してフラッパ195を下位置に回動させて、シートをオートパージ搬送路190へ導けるようにする(S31)。

0063

その後、CPU199は、駆動モータM146,M147を制御して、オートパージ搬送路190に最も近い、図5に示すエリアA(給紙部146からレジストローラ対148の上流側までのエリア)にシートがある場合、そのシートの搬送を開始する。シートが搬送されて、センサS146,S147,S191,S192がシートを検知しなくなると、エリアA内の全てのシートがオートパージ排出ローラ192からオートパージ排出トレイ130に排出されたことになる(S33)。

0064

CPU199は、エリアB内にシートがある場合、駆動モータM171乃至M173も制御して、反転ローラ171、スイッチバックローラ172、両面ローラ173を回転させ、エリアB内のシートを搬送して、オートパージ搬送路190から排出する。シートが搬送されて、センサS171,S172,S173,S147,S191,S192がシートを検知しなくなると、エリアB内の全てのシートがオートパージ排出ローラ192から排出されたことになる(S35)。

0065

さらに、CPU199は、エリアC内にシートがあるか否かを判断する(S37)。もし、エリアCにシートが有るとすれば、操作パネル140にエリアCにシートがあることが表示される。ユーザは、エリアCにあるシートを取り除く(S37)。しかし、エリアCにあるシートは、シート処理装置2がシートを受け入れることができないで、エリアCに滞留しているので、何ら異常シートでない場合がある。この場合、エリアCのシートが搬送されて、センサS148,S150,S151,S171乃至S173,S147,S191,S192がシートを検知しなくなる。このため、CPU199は、エリアCのシートがオートパージ排出ローラ192から排出されたものと判断する。

0066

CPU199は、さらに、エリアDにシートがあるかどうかをセンサS180によって確認する(S39)。センサS180がシートを検知しない場合、プリンタ部110内のシート搬送路にシートが全て無いことになり、オートパージ動作が終了する。プリンタ部110内のシート搬送路にシートが無い状態でオートパージ動作が終了すると、CPU199は、再度、カセット145からシートを給紙して、ジャムリカバリー動作を開始する。

0067

もし、処理S39において、センサS180がシートを検知した場合(S39でYES)、CPU199は、操作パネル140にエリアDにあるシートの除去処理作業を促す表示(S41)をする。ユーザは、エリアDに有るシートを取り除く。これによって、オートパージ動作が終了になる。

0068

また、処理S39において、センサS180がシートを検知して、シート処理装置2のスタックシート積載トレイ230までの搬送路がシートで塞がっていない場合、CPU199は、シートをプリンタ部110からシート処理装置2にシートの給送制御を行なう。この場合には、ユーザによる、シートの取り除き作業が不要になる。

0069

以上説明したように、本実施形態のシート搬送装置は、シート処理装置2がシートを受け入れることができなくなったとき、シートをオートパージ搬送路190に排出するようになっているので、ユーザによるシート除去動作を少なくすることができる。

0070

また、本シート搬送装置は、万一、異常シートが発生して、ユーザによるシートの除去処理作業が必要になったとしても、シートの除去処理作業を行なう箇所が、ある一部に限定されるので、ユーザのシート除去処理作業の回数を少なくすることができる。特に、シート除去処理作業を行なう部分が、例えば、エリアCのように略ストレートになる場合には、シートを除去し易くなり、シート残りによる2重の送り不良の発生を少なくすることができる。

0071

先の説明は、シート送り不良がシート処理装置2で発生した場合についての説明であったが、プリンタ部110内で異常シートが発生したときもオートパージ処理をできるようになっている。

0072

しかし、異常シートの発生箇所がエリアAであり、かつセンサS146,S147の遅延ジャム(タイマ194で所定時間内にシートが各センサに到達しないとき)が発生したとき、シート搬送装置111は、シートを搬送することが不可能の場合がある。この場合、シート搬送装置111は、各センサ情報を基にして異常シート発生箇所を操作パネル140に表示をすることでオートパージ動作が終了になる。

0073

もし、異常シートの発生箇所がエリアCであるならば、エリアCより下流側のエリアB,Aのシートは、搬送できるので、オートパージ動作を実行されて、オートパージ排出トレイ130に排出される。

0074

また、異常シートの発生箇所がエリアDであり、かつ異常シートの後端がフラッパ175より下流側に位置しているならば、エリアC,B,Aにあるシートは、オートパージ動作を実行されて排出される。なお、異常シートの後端がフラッパ175より上流側に位置している場合、エリアCのシートは、搬送される状態に無いので、オートパージ動作を実行されない。

0075

このように、本シート搬送装置111は、エリアA,B,C,Dの順に制御して、滞留シートが発生した箇所以外のシートや、場合によっては、滞留したシートが搬送できるシートであるとき、オートパージ動作によって、装置外に排出するようになっている。

0076

以上のシート搬送装置111は、カセット145からシートを給送するようになっているが、外部給紙装置3からシートが給送される場合も同様のオートパージ動作をすることができる。

0077

カセット145、給紙部146、搬送ローラ対147、センサS147、駆動モータM147、給紙搬送路149に、カセット345、給紙部346、搬送ローラ対347,348、センサS347、駆動モータM347、給紙搬送路349が対応している。また、給紙搬送路349は、案内路に相当し、搬送ローラ対347,348は、搬送手段及び回転体対に相当する。

0078

外部給紙装置3を装着したときのオートパージ動作順番は、外部給紙装置内の搬送エリアをAa(図5)とすると、エリアAから始まって、エリアAa,B,C,Dの順になっている。エリアAaは、給紙部146から外部給紙装置3の出口までのエリアである。

0079

以上の説明において、給紙部(エリアA,Aa)に配置されたセンサS130,S330は、給紙部146,346で少なくとも2枚以上重なった重送シートを検知する重送検知センサである。この重送検知センサS130,S330が重送シートを検知したとき、CPU199は、プラッパ195を作動させるプランジャPL195と各モータとを制御してオートパージ動作を行なうようになっている。

0080

図6は、エリアA,Aaにおいて発生したシート重送時におけるオートパージ動作説明用のフローチャートである。なお、エリアAの各部の動作と、エリアAaの各部の動作は、同様である。このため、エリアAの各部に相当するエリアAaの各部の符号を括弧書きで示して、エリアAの動作説明をして、エリアAaの動作説明を省略する。

0081

重送検知センサS130(S330)には、重なり合うシート間の空気層によって減衰する超音波減衰量を検知する超音波センサか、又は、搬送ローラ対147(347)の従動ローラが駆動ローラから離れる量を計測するシート厚み検知センサが使用される。

0082

CPU199は、重送検知センサS130(S330)がシートの重送を検知すると、オートパージ搬送路190内のオートパージ搬送ローラ191と、オートパージ排出ローラ192を駆動させる(S61)。次に、CPU199は、オートパージ搬送路190へシートを導くフラッパ195の上流側のセンサ、ここではセンサS147b(S347b)が重送したシートの先端を検知すると(S63)、所定時間後にフラッパ195を下位置に回動させる(S65)。この所定時間とは、重送シートの直前先行シートの後端をセンサS147b(S347b)が検知してから、その先行シートの後端がフラッパ195を通過したと思われるまでの時間である。

0083

次に、CPU199は、センサS147b(S347b)が重送したシートの後端を検知してから、所定時間後にプランジャPL195を制御してフラッパ195を上位置に回動させて、エリアA,AaからエリアCへの搬送路を開く(S67,S69)。このフラッパ195の回動は、重送したシートの直後の後続シートの先端がフラッパ195にさしかかる前に行われる。

0084

その後、CPU199は、オートパージ搬送路190内のオートパージ搬送ローラ191と、オートパージ排出ローラ192の駆動を停止させて、プリンタ部110が通常の動作に戻り次第、重送時のオートパージ動作を終了する(S71)。

0085

なお、重送検知センサS130は、給紙搬送路149に両面搬送路174が合流する合流点Yよりシート搬送方向の上流側に配設してある。この構造により、シートの両面に画像を形成するとき、重送検知センサS130がシートの重送を検知したとき、2面目に画像を形成するためのシートは、両面搬送路174に待避させられる。シートが両面搬送路174に待避している時間は、重送シートがオートパージ処理されて、給紙部146(346)から給送された新しいシートが合流点Yを通過するまでの時間である。このように、シート搬送装置111は、2面目に画像を形成するためのシートがエリアBを搬送されているとき、エリアA,Aaで重送シートが発生しても、その重送シートをユーザにジャム処理をさせずにオートパージ動作を行なえるようになっている。

0086

なお、オートパージ排出トレイ130は、外部給紙装置3上に配設されているが、図1においてプリンタ部110の右側面に取り付けられていてもよい。

0087

このように、シート搬送装置111を備えたプリンタ部110は、エリアA,Aaが合流した合流点(分岐点X)(図5)で、かつ、画像形成部(転写部104、定着器150)の上流側にオートパージ搬送路190を備えている。このため、プリンタ部110は、異常シートが発生し易い給紙部146,346からのシートを確実にオートパージ搬送路190に搬送することができる。また、エリアC,Dでも比較的、異常シートが発生し易い。エリアC,Dで異常シートが発生したとき、エリアB,A,Aaのシートはオートパージ搬送路190に搬送されるようになっているので、万一、プリンタ部で異常シートが発生したとしても、オートパージ動作後にプリンタ部内にシートが残る可能性が少ない。したがって、シート搬送装置111は、ユーザにジャム処理をさせる割合を極端に少なくすることができる。また、2重の異常シートの発生を少なくすることができる。

0088

(その他の実施形態)
以上のシート搬送装置111は、オートパージ搬送路190より下流側でシートを搬送するローラがレジストローラ対148であった。このため、搬送されるシートを収めるために離間する搬送部が転写部104と定着器150とであった。

0089

これに対して、図7に示す画像形成装置4のプリンタ部112におけるシート搬送装置113は、オートパージ搬送路190より下流側でシートを搬送するローラが搬送ローラ135である。そして、搬送されるシートを収めるために離間する搬送部は、シートの斜行を補正する斜行補正ローラ422、及び定着器150である。

0090

図8において、給紙搬送路149(図7)に設けられた2個のシート先端検知センサS401a,S401bは、シート搬送方向に対して直交する方向(シートの幅方向)に所定間隔を空けて配置されている。

0091

また、斜行補正ローラ422a,422bは、幅方向に同軸状に離間して配置されて、それぞれ独立したモータM421a,M421bにより個々に回転するようになっている。さらに斜行補正ローラ422a,422bは、加圧部材424a,424bによって加圧ローラ423a,423bに加圧されている。斜行補正ローラ422a,422b、加圧部材424a,424b、加圧ローラ423a,423bは、回転体対である。

0092

このような構成の斜行補正部425において、上流側から搬送されてきたシートPの先端がそれぞれのシート先端検知センサS401a,S401bを横切ると、シート先端検知センサS401a,S401bからシートが横切った信号が出力される。そして、この信号に基づいて、CPU199は、シート先端の傾きを検知して、モータM421a,M421bを制御し、斜行補正ローラ422a,422bの回転速度差によって、シートPの斜行を補正する。

0093

このようにシートは、斜行補正ローラ422a,422bに搬送されながら斜行を補正されるようになっている。このため、斜行補正ローラ422a,422bが斜行補正をしている間、上流側の搬送ローラ135は、離間してシートを挟持しないようになっている。

0094

以上説明したシート搬送装置113は、オートパージ処理時に、フラッパ195にシートがあるかどうかをセンサS135で確認するようになっている。そして、このシート搬送装置113における離間する搬送部は、転写部104、定着器150、及び斜行補正ローラ422a,422bである。比較的、異常シートが発生し易いエリアは、エリアC,Dである。エリアB,Aのシートはオートパージ搬送路190に搬送されるようになっているので、万一、プリンタ部で異常シートが発生したとしても、オートパージ動作後にプリンタ部内にシートが残る可能性が少ない。したがって、シート搬送装置113は、ユーザにジャム処理をさせる割合を極端に少なくすることができる。また、2重の異常シートの発生を少なくすることもできる。

0095

以上の各シート搬送装置は、異常シートが発生しても、シートを逆送することがなく、一方向に搬送するようになっているので、搬送路のガイド板の形状を図10(a)に示すような簡単な形状で済み、図10(b)のような複雑な形状にする必要がない。

図面の簡単な説明

0096

本発明の実施形態における画像形成装置のシート搬送方向に沿った概略断面図である。
図1の画像形成装置において、センサやモータを示す図である。
図1の画像形成装置の制御ブロック図である。
図1の画像形成装置におけるオートパージ動作を説明するためのフローチャートである。
図1の画像形成装置における各エリアを示す図である。
図1の画像形成装置におけるエリアA,Aaで重送シートが発生したときのフローチャートである。
他の実施形態における画像形成装置のシート搬送方向に沿った概略断面図である。
図7における斜行補正部の概略斜視図である。
従来の実施形態における画像形成装置のシート搬送方向に沿った概略断面図である。
ガイド板の図である。(a)はシートが一方向の搬送される場合のガイド板の図である。(b)はシートが両方向に搬送される場合のガイド板の図である。

符号の説明

0097

A,Aaエリア(給紙部)
B エリア(両面搬送路)
C エリア
D エリア(排紙部)
Pシート
Y 両面搬送路174と給紙搬送路149との合流点
X 給紙搬送路149とオートパージ搬送路190との分岐点
1画像形成装置
2シート処理装置
3外部給紙装置
4 画像形成装置
102感光体ドラム(搬送手段、回転体対、画像形成手段)
103現像器
104転写部(搬送手段、回転体対、画像形成手段)
110画像出力装置(プリンタ部)
111シート搬送装置
112 画像出力装置(プリンタ部)
113 シート搬送装置
120画像入力装置(リーダ部)
120A原稿給送装置
120B原稿読取装置
130オートパージ排出トレイ
148レジストローラ対(搬送手段、回転体対)
149 給紙搬送路(案内路)
150定着器(搬送手段、回転体対)
150a,150b定着ローラ対(搬送手段、回転体対)
151定着後ローラ対(搬送手段、回転体対)
160ストレート搬送路(案内路、排出搬送路)
170反転路
170a 右側の反転路(案内路)
170b 左側の反転路
171反転ローラ(搬送手段、回転体対)
172スイッチバックローラ(回転体対)
173両面ローラ(搬送手段、回転体対)
174 両面搬送路(案内路)
180排出ローラ
190 オートパージ搬送路(排出路)
191 オートパージ搬送ローラ
192 オートパージ排出ローラ
195フラッパ(切替手段)
199 CPU
347搬送ローラ対(搬送手段、回転体対)
348 搬送ローラ対(搬送手段、回転体対)
349 給紙搬送路(案内路)
422a、422b斜行補正ローラ(回転体対)
423a、423b加圧ローラ(回転体対)
424a、424b加圧部材(回転体対)
M104 転写部回動モータ
M153 定着ローラ対の離間モータ
S130重送検知センサ
S146〜S192シート検知センサ
S148 シート検知センサ(存在シート検知手段)
S150、S151 シート検知センサ(異常シート検知手段)
S330 重送検知センサ
S347 重送検知センサ
S401a、S401bシート先端検知センサ
PL195 プランジャ

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