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技術 車載機器の管理システム

出願人 株式会社JVCケンウッド
発明者 岡野政信
出願日 2006年12月28日 (13年11ヶ月経過) 出願番号 2006-354546
公開日 2008年7月17日 (12年5ヶ月経過) 公開番号 2008-162423
状態 特許登録済
技術分野 車両外部の荷台、物品保持装置
主要キーワード エアコンディショニング装置 ウェイクアップタイマ ブレーキング動作 スリープタイマー エアコンディショニング 空気調節 外部入力映像 NAVSTAR
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年7月17日)のものです。
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図面 (16)

課題

車両内純正機器に加えて一つ又は複数の非純正機器を後付けする場合に、これらを集中制御することを可能とする車載機器の管理システムを提供する。

解決手段

車載機器の管理システム1に、CDプレイヤー15等と、非純正ビデオ機器30a,30b等と、スピーカ70と、純正マルチディスプレイ14bと、CDプレイヤー15、非純正ビデオ機器30a,30b等で生成された音声信号又は映像信号を選択してスピーカ70や純正マルチディスプレイ14b等に出力させる純正側のセレクタ17,18、オーディオセレクタ62及びビデオセレクタ64,69と、出力させる信号を切り替え切替入力部19と、切替入力部19による切替指示に基づいて、純正側のセレクタ17,18を切り替える純正側CPU14cと、オーディオセレクタ62及びビデオセレクタ64,69を切り替える管理装置CPU61と、を備える。

概要

背景

従来から、車載機器として様々な種類のオーディオ機器が開発されている。特に昨今では、ディスプレイ付きオーディオ機器が車載機器の代表例として挙げられる。

このようなディスプレイ付きオーディオ機器として、図15に示すように、純正ヘッドユニット100a及び純正ディスプレイ100bを備える純正ユニット100、ナビゲーションコンピュータ110、エアコンディショニングコンピュータ120、その他コンピュータ130、アンプ140及びスピーカ150を備えて構成される純正オーディオ機器が知られている。図15に示すオーディオ機器では、純正ユニット100においてナビゲーションコンピュータ110、エアコンディショニングコンピュータ120及びその他コンピュータ130を管理する構成となっている。

また、近年では、車載用のオーディオ機器の純正ヘッドユニットを、市販の非純正ヘッドユニット交換して使用するオーディオ機器が提案されている。

例えば、特許文献1には、オーディオテレビジョンカーナビゲーション空気調節制御、映像ディスプレイ及びスイッチパネル等の各種エレクトロニクス機器LANケーブルで接続して車内LANを構築し、各構成部分が一台のヘッドユニット及びディスプレイにおいて管理されるオーディオ機器であって、純正ヘッドユニットを市販の非純正ヘッドユニットと交換して使用するための車載用オーディオアダプターが設けられたオーディオ機器が記載されている。
特開2002−321573号公報

概要

車両内純正機器に加えて一つ又は複数の非純正機器を後付けする場合に、これらを集中制御することを可能とする車載機器の管理システムを提供する。車載機器の管理システム1に、CDプレイヤー15等と、非純正ビデオ機器30a,30b等と、スピーカ70と、純正マルチディスプレイ14bと、CDプレイヤー15、非純正ビデオ機器30a,30b等で生成された音声信号又は映像信号を選択してスピーカ70や純正マルチディスプレイ14b等に出力させる純正側のセレクタ17,18、オーディオセレクタ62及びビデオセレクタ64,69と、出力させる信号を切り替え切替入力部19と、切替入力部19による切替指示に基づいて、純正側のセレクタ17,18を切り替える純正側CPU14cと、オーディオセレクタ62及びビデオセレクタ64,69を切り替える管理装置CPU61と、を備える。

目的

本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両内で純正機器に加えて一つ又は複数の非純正機器を後付けする場合に、これらの純正機器及び各非純正機器の出力信号又は動作制御集中管理することを可能とする車載機器の管理システムを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

出力信号を生成する一つ又は複数の信号生成部を有する純正機器と、出力信号を生成する一つ又は複数の非純正機器と、少なくとも前記純正機器の前記信号生成部及び前記非純正機器と互いに通信可能に接続された管理装置と、を備え、前記純正機器は、前記純正機器の前記信号生成部又は前記非純正機器のいずれかで生成された前記出力信号に基づく出力を行う信号出力部と、前記信号出力部に出力させる前記出力信号を切替え可能に構成され前記出力信号を前記信号出力部に出力可能純正セレクタと、前記信号出力部に出力させる前記出力信号を選択可能に構成された入力部と、前記入力部で選択された前記出力信号を出力させるように前記純正側セレクタの切り替え制御を行う純正側制御部と、を備え、前記管理装置は、前記純正機器の前記信号生成部又は前記非純正機器のいずれかで生成された出力信号を切替え可能に構成され前記出力信号を前記信号出力部に出力可能な管理側セレクタと、前記入力部で選択された前記出力信号を前記信号出力部に出力させるように前記管理側セレクタの切り替え制御を行う管理側制御部と、を備えていることを特徴とする車載機器の管理システム

請求項2

前記出力信号に基づく出力が可能な外部の信号出力部をさらに設け、前記純正側セレクタ及び前記管理側セレクタは、前記出力信号を前記外部の信号出力部に出力可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車載機器の管理システム。

請求項3

前記信号出力部に出力させる前記出力信号を選択可能に構成された外部の入力部をさらに設け、前記純正側制御部及び前記管理側制御部は、前記外部の入力部で選択された前記出力信号を出力させるように前記純正側セレクタ及び前記管理側セレクタの切り替え制御可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車載機器の管理システム。

請求項4

前記純正機器の信号生成部は映像信号を生成するものであり、前記非純正機器は映像信号を生成する非純正ビデオ機器であって、前記信号出力部は前記映像信号に基づく映像を表示する表示手段であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車載機器の管理システム。

請求項5

前記純正機器の信号生成部は音声信号を生成するものであり、前記非純正機器は音声信号を出力する非純正オーディオ機器であって、前記信号出力部は前記音声信号に基づく音声を出力するスピーカであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項記載の車載機器の管理システム。

技術分野

0001

本発明は車載機器の管理システムに関する。

背景技術

0002

従来から、車載機器として様々な種類のオーディオ機器が開発されている。特に昨今では、ディスプレイ付きオーディオ機器が車載機器の代表例として挙げられる。

0003

このようなディスプレイ付きオーディオ機器として、図15に示すように、純正ヘッドユニット100a及び純正ディスプレイ100bを備える純正ユニット100、ナビゲーションコンピュータ110、エアコンディショニングコンピュータ120、その他コンピュータ130、アンプ140及びスピーカ150を備えて構成される純正オーディオ機器が知られている。図15に示すオーディオ機器では、純正ユニット100においてナビゲーションコンピュータ110、エアコンディショニングコンピュータ120及びその他コンピュータ130を管理する構成となっている。

0004

また、近年では、車載用のオーディオ機器の純正ヘッドユニットを、市販の非純正ヘッドユニット交換して使用するオーディオ機器が提案されている。

0005

例えば、特許文献1には、オーディオテレビジョンカーナビゲーション空気調節制御、映像ディスプレイ及びスイッチパネル等の各種エレクトロニクス機器LANケーブルで接続して車内LANを構築し、各構成部分が一台のヘッドユニット及びディスプレイにおいて管理されるオーディオ機器であって、純正ヘッドユニットを市販の非純正ヘッドユニットと交換して使用するための車載用オーディオアダプターが設けられたオーディオ機器が記載されている。
特開2002−321573号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、特許文献1に記載の発明は、純正オーディオ機器の純正ヘッドユニットに替えて市販の非純正ヘッドユニットを使用するものであり、純正ヘッドユニットでは制御することのできない一つ又は複数の非純正オーディオ機器を後付けした場合、純正オーディオ機器から出力された音声信号及び各非純正オーディオ機器から出力された音声信号を一括して管理することができないという問題があった。

0007

また、純正オーディオ機器のディスプレイから非純正オーディオ機器に関する指示入力を行ったとしても、純正オーディオ機器のヘッドユニットからの制御信号では非純正オーディオ機器の動作を制御することができないため、一つのヘッドユニット及びディスプレイにおいて純正オーディオ機器及び各非純正オーディオ機器を集中制御することができないという問題があった。

0008

本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両内純正機器に加えて一つ又は複数の非純正機器を後付けする場合に、これらの純正機器及び各非純正機器の出力信号又は動作制御集中管理することを可能とする車載機器の管理システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
出力信号を生成する一つ又は複数の信号生成部を有する純正機器と、
出力信号を生成する一つ又は複数の非純正機器と、
少なくとも前記純正機器の前記信号生成部及び前記非純正機器と互いに通信可能に接続された管理装置と、を備え、
前記純正機器は、
前記純正機器の前記信号生成部又は前記非純正機器のいずれかで生成された前記出力信号に基づく出力を行う信号出力部と、前記信号出力部に出力させる前記出力信号を切替え可能に構成され前記出力信号を前記信号出力部に出力可能な純正側セレクタと、前記信号出力部に出力させる前記出力信号を選択可能に構成された入力部と、前記入力部で選択された前記出力信号を出力させるように前記純正側セレクタの切り替え制御を行う純正側制御部と、を備え、
前記管理装置は、
前記純正機器の前記信号生成部又は前記非純正機器のいずれかで生成された出力信号を切替え可能に構成され前記出力信号を前記信号出力部に出力可能な管理側セレクタと、前記入力部で選択された前記出力信号を前記信号出力部に出力させるように前記管理側セレクタの切り替え制御を行う管理側制御部と、を備えていることを特徴とする。

0010

請求項2記載の発明は、請求項1に記載の車載機器の管理システムであって、
前記出力信号に基づく出力が可能な外部の信号出力部をさらに設け、
前記純正側セレクタ及び前記管理側セレクタは、前記出力信号を前記外部の信号出力部に出力可能に構成されていることを特徴とする。

0011

請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車載機器の管理システムであって、
前記信号出力部に出力させる前記出力信号を選択可能に構成された外部の入力部をさらに設け、
前記純正側制御部及び前記管理側制御部は、前記外部の入力部で選択された前記出力信号を出力させるように前記純正側セレクタ及び前記管理側セレクタの切り替え制御可能に構成されていることを特徴とする。

0012

請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車載機器の管理システムであって、
前記純正機器の信号生成部は映像信号を生成するものであり、
前記非純正機器は映像信号を生成する非純正ビデオ機器であって、
前記信号出力部は前記映像信号に基づく映像を表示する表示手段であることを特徴とする。

0013

請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車載機器の管理システムであって、
前記非純正機器は音声信号を出力する非純正オーディオ機器であって、
前記信号出力部は前記音声信号に基づく音声を出力するスピーカであることを特徴とする。

発明の効果

0014

本発明に係る車載機器の管理システムによれば、純正機器を備え、純正機器からの制御信号をそのまま入力するのみでは制御できない市販の非純正機器を後付けした車載機器の管理システムにおいて、純正機器に設けられた純正側セレクタと管理装置に設けられた管理側セレクタを設けることによって、純正機器の出力信号又は非純正機器の出力信号のいずれかを入力部において選択したときに、選択した音声信号を信号出力部から出力させることができ、純正機器及び非純正機器からの出力信号を一括管理することが可能となる。これにより、一つ又は複数の非純正機器を後付けする場合に、純正機器及び各非純正機器を一つの信号出力部で集中管理することが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0015

[第1の実施の形態]
以下、図1から図7を参照しつつ、本発明に係る車載機器の管理システム1の第1の実施形態について説明する。

0016

図1は、本実施形態に係る車載機器の管理システム1の全体構成を示すブロック図である。

0017

図1に示すように、車載機器の管理システム1は、純正機器10、非純正オーディオ機器20a,20b、非純正ビデオ機器30a,30b、リレー40、その他の非純正機器50、管理装置60、信号出力部としての機能を果たすスピーカ70及び表示器80、リモートコントローラ図1において「リモコン」とする。)90を備えて構成されている。これらの各機器はネットワークを介して互いに通信可能となるように接続されており、車内LANを構築している。

0018

このように、車載機器の管理システム1は純正機器10を備えているほか、純正機器10からの制御信号をそのまま入力するのみでは制御できない市販の非純正オーディオ機器20a,20b、非純正ビデオ機器30a,30b及びその他の非純正機器50が後付けされた構成となっている。

0019

純正機器10は、純正機器10が搭載される車両と一体として構成される車載機器であり、ナビゲーションコンピュータ11、エアコンディショニングコンピュータ(図1において「エアコンコンピュータ」、以下「エアコンコンピュータ」と称する。)12、その他コンピュータ13、純正ユニット14、CDプレイヤー15(図3参照)、ラジオユニット16(図3参照)、純正側ビデオセレクタ17(図2参照)、純正側オーディオセレクタ18(図3参照)及び切替入力部19(図2及び図3参照)等を備えて構成されている。なお、純正機器10の構成部はここに示したものに限定されない。

0020

ナビゲーションコンピュータ11は、NAVSTAR(Navigation System using Timing And Ranging)等の人工衛星から送信されるGPS(Global Positioning System)信
号を受信して、純正機器10の現在位置(ナビゲーションコンピュータ11を搭載した車両等の現在位置)を演算によって検出するようになっている。

0021

また、ナビゲーションコンピュータ11は、検出した現在位置データと図示しないメモリに記憶された地図データとを対応させて、車両の現在位置を表示する映像信号を生成して出力するようになっている映像信号生成部である。

0022

また、ナビゲーションコンピュータ11は、図示しない音声合成部を備えており、この音声合成部によって車両の現在位置を案内する音声信号を生成して出力するようになっている音声信号生成部である。なお、この音声信号は車両の現在位置を表す映像と連動して出力させてもよく、音声信号のみを独立して出力させてもよい。

0023

エアコンディショニングコンピュータ12は、車内の空気を循環させつつ熱交換することによって、車内の冷房暖房を行うようになっており、純正ユニット14からの指示信号により、図示しないエアコンディショニング装置動作条件、例えば冷気強度、風量及び風向き等を制御するようになっている。

0024

また、エアコンディショニングコンピュータ12は、車内の温度やエアコンディショニング装置の動作状況等を表示する映像信号を生成して出力するようになっている映像信号生成部である。

0025

その他コンピュータ13は、ナビゲーションコンピュータ11及びエアコンディショニングコンピュータ12以外の純正機器10の構成部を動作制御するものであり、例えば、メンテナンス時期等の車両情報の管理や純正機器10の構成部分として搭載されているCDプレイヤー15(図3参照)やラジオユニット16(図3参照)の制御等を行うようになっている。

0026

純正ユニット14は、純正ヘッドユニット14a、純正マルチディスプレイ14bを備えて構成されている。

0027

このうち純正ヘッドユニット14aは、各種プログラム等を格納するROM(Read Only Memory)と、データ等を記憶する記憶領域及びプログラム等を展開する作業領域を備えるRAM(Random Access Memory)(いずれも図示せず)と、純正側制御部としての純正側CPU14cとを備えて構成されている。純正ヘッドユニット14aは、ROMに記録された処理プログラムをRAMに展開し、純正側CPU14cが、RAM14に展開されたプログラムと協働することにより、純正機器10の各構成部を駆動制御する等、各種処理を実行するようになっている。

0028

本実施形態において、純正側CPU14cは、切替入力部19、純正マルチディスプレイ14bの表示画面上に構成されるタッチパネル、表示器80の表示画面上に構成されるタッチパネル等、いずれかの入力部からの入力信号を受けて、純正側ビデオセレクタ17、純正側オーディオセレクタ18の動作に関する設定を行うようになっている。

0029

すなわち、純正側CPU14cは、純正マルチディスプレイ14b又は後述する表示器80に出力する映像信号を選択する純正側ビデオセレクタ17に純正機器10からの映像信号又は非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号のいずれかを選択させるように制御するようになっている。

0030

また、純正側CPU14cは、純正側オーディオセレクタ18に純正機器10からの音声信号又は非純正オーディオ機器20a,20bからの音声信号のいずれかを選択させるように制御するようになっている。

0031

なお、本実施形態において、ナビゲーションコンピュータ11、エアコンコンピュータ12等、純正機器10の各構成部から出力される映像信号、非純正ビデオ機器30a,30bから出力される映像信号、及び後述するGUI制御部67により生成される操作ボタン信号を純正マルチディスプレイ14bに出力させるか、表示器80に出力させるかは、予め選択・設定可能となっており、純正側CPU14cは、この設定に従って、各信号の送信先を決定する。
すなわち、予め純正マルチディスプレイ14bに出力させるとの設定がなされている場合には、純正側CPU14cは、純正側ビデオセレクタ17で選択された各映像信号を純正マルチディスプレイ14bに出力させる。また、予め表示器80に出力させるとの設定がなされている場合には、純正側CPU14cは、純正側ビデオセレクタ17で選択された各映像信号をビデオセレクタ64に出力させる。
なお、各映像信号を純正マルチディスプレイ14bに出力させるか、表示器80に出力させるかは、入力部からの入力により設定可能となっていてもよいし、例えば、表示器80を設置する際に、映像信号の出力先を設定できるようになっていてもよい。

0032

また、純正マルチディスプレイ14bは、例えば、液晶有機EL、プラズマ等のディスプレイによって構成されており、区分化された表示領域に複数の映像を表示可能となっている。純正マルチディスプレイ14bは、この区分化された表示領域のうち少なくとも一つの領域に、純正機器10であるナビゲーションコンピュータ11、エアコンディショニングコンピュータ12又はその他コンピュータ13から出力された映像信号、及び非純正機器30a,30bから出力された映像信号に基づく映像を表示可能な表示手段(純正側の信号出力部)であって、例えば、ナビゲーションコンピュータ11から送信されたナビゲーション画面等を表示する。

0033

また、純正マルチディスプレイ14bは、純正側の入力部としての機能を果たすことが可能となっている。すなわち純正マルチディスプレイ14bには、後述するGUI制御部67からの操作ボタン信号(GUI信号)が純正側ビデオセレクタ17で選択され、操作ボタン信号が純正マルチディスプレイ14bに入力された場合に、GUI画面(操作ボタン画面)を表示させることにより、区分化された表示領域のうち少なくとも一つの領域においてタッチパネルを構成することが可能である。そして、純正マルチディスプレイ14bがタッチパネルを構成する場合には、純正機器10の各構成部及び非純正機器20,30等についての各種設定を行う設定画面を表示させ、表示画面上から各種の入力、設定を行うことができる。

0034

また、純正マルチディスプレイ14bは、リレー制御部65のウェイクアップタイマー機能やスリープタイマー機能に関する設定画面を表示するようになっている。すなわち、純正マルチディスプレイ14bの設定画面において、その他の非純正機器50のウェイクアップ時間やスリープ時間を設定することにより、その他の非純正機器50のON/OFF動作を制御することが可能となっている。

0035

また、CDプレイヤー15は、CDに記録された音声データに基づく音声信号を生成する音声信号生成部であり、ラジオユニット16は、FMラジオ、AMラジオ等の電波を受信して音声信号を生成する音声信号生成部である。
なお、CDプレイヤー15やラジオユニット16は、純正機器10の必須の構成部ではなく、純正機器10をCDプレイヤー15やラジオユニット16等を備えない構成としてもよい。また、例えばCD以外の記録媒体に記憶された音声データ等に基づく音声信号を生成する音声信号生成部が搭載されていてもよい。

0036

純正側ビデオセレクタ17は、純正側CPU14cの制御により、例えば図2に示すように、ビデオ出力時に純正機器10のナビゲーションコンピュータ11から入力されるナビゲーション画面の映像信号、エアコンコンピュータ12から入力されるエアコン画面の映像信号、又は純正機器10以外から図示しない外部入力端子を介して入力される各種の映像信号のいずれかを選択し、選択した映像信号を純正マルチディスプレイ14bに出力するようになっている純正側セレクタである。
なお、ここでは、純正側ビデオセレクタ17が上記のように3種類の映像信号の中からいずれかを選択する例を説明したが、純正側ビデオセレクタ17が選択可能な映像信号はここに例示したものに限定されず、映像信号出力可能な構成部を他にも有している場合には、純正側ビデオセレクタ17はその映像信号も選択可能に構成される。

0037

また、純正側オーディオセレクタ18は、純正側CPU14cの制御により、例えば図3に示すように、オーディオ出力時に純正機器10のナビゲーションコンピュータ11から入力されるナビゲーション音声の音声信号、CDプレイヤー15から入力されるCD再生の音声信号、又はラジオユニット16から入力されるラジオ音声の音声信号のいずれかを選択し、選択した音声信号を、オーディオセレクタ62に入力するようになっている純正側セレクタである。オーディオセレクタ62において、純正側オーディオセレクタ18から入力された音声信号が選択されると、純正機器10の各構成部から出力された音声信号がアンプ63を介してスピーカ70に出力される。
なお、ここでは、純正側オーディオセレクタ18が上記のように3種類の音声信号の中からいずれかを選択する例を説明したが、純正側オーディオセレクタ18が選択可能な音声信号はここに例示したものに限定されず、純正機器10が音声信号出力可能な構成部を他にも有している場合には、純正側オーディオセレクタ18はその音声信号も選択可能に構成される。

0038

また、切替入力部19は、例えば、ボタンやキー等で構成され、純正マルチディスプレイ14b又は後述する表示器80に出力させる映像信号を切り替える切替指示や、スピーカ70に出力させる音声信号を切り替える切替指示を入力する入力部である。
なお、前述したように、純正マルチディスプレイ14bや表示器80がタッチパネルを構成する場合には、純正マルチディスプレイ14bや表示器80が切替入力部19に換えて、又は切替入力部19とともに、各種切替指示を入力する入力部として機能してもよい。

0039

非純正オーディオ機器20a,20bは、ユーザによって車両内に後付けされた市販のオーディオ機器であり、例えば、オーディオプレイヤー等によって構成される。

0040

また、非純正ビデオ機器30a,30bは、同様にユーザによって車両内に後付けされた市販のビデオ機器であり、例えば、カーナビゲーション装置やカーDVDプレイヤー等によって構成される。

0041

リレー40は、その他の非純正機器50と管理装置60との接続手段であって、管理装置60から出力された電気信号を受けて、その他の非純正機器50の駆動に必要な動作電気信号を送信するようになっている。

0042

また、その他の非純正機器50は、ユーザによって車両外に後付けされた市販の外部機器であって、例えば、リアモニタガレージ用リモートコントローラ又はフォグランプ等によって構成される。

0043

管理装置60は、管理装置CPU61、オーディオセレクタ62、アンプ63、ビデオセレクタ64,69及びリレー制御部65、制御データ変換部66、GUI制御部67、映像検出部68a,68b等を備えて構成されている。

0044

管理装置CPU61は、純正機器10の切替入力部19、純正マルチディスプレイ14bの表示画面上に構成されるタッチパネル、表示器80の表示画面上に構成されるタッチパネル等、いずれかの入力部からの入力信号を受けて、オーディオセレクタ62及びビデオセレクタ64,69の動作に関する設定を行うようになっている管理側制御部である。

0045

すなわち、管理装置CPU61は、オーディオセレクタ62に純正機器10からの音声信号又は非純正オーディオ機器20a,20bからの音声信号のいずれかを選択させるように制御するようになっている。

0046

また、管理装置CPU61は、後述する表示器80に出力する映像信号を選択するビデオセレクタ64に純正機器10からの映像信号又は非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号のいずれかを選択させるように制御するようになっている。

0047

また、管理装置CPU61は、純正マルチディスプレイ14bに出力する映像信号を選択するビデオセレクタ69に非純正ビデオ機器30a,30b等、外部の各種非純正機器からの映像信号のいずれかを選択させるように制御するようになっている。

0048

なお、前述のように、本実施形態において、ナビゲーションコンピュータ11、エアコンコンピュータ12等、純正機器10の各構成部から出力される映像信号、非純正ビデオ機器30a,30bから出力される映像信号、及び後述するGUI制御部67により生成される操作ボタン信号を純正マルチディスプレイ14bに出力させるか、表示器80に出力させるかは、予め選択・設定可能となっており、管理装置CPU61は、この設定に従って、ビデオセレクタ69又はビデオセレクタ64を制御して各信号の送信先を決定する。
すなわち、予め純正マルチディスプレイ14bに出力させるとの設定がなされている場合には、管理装置CPU61は、ビデオセレクタ69を動作させて各信号を純正マルチディスプレイ14bに出力させる。また、予め表示器80に出力させるとの設定がなされている場合には、管理装置CPU61は、ビデオセレクタ64を動作させて各信号を表示器80に出力させる。

0049

なお、純正マルチディスプレイ14b及び表示器80の両方を映像信号に基づく出力を行う表示手段(信号出力部)として用いてもよい。この場合、同じ映像信号を純正マルチディスプレイ14b及び表示器80の両方に出力させ、両方で同じ映像を表示させることもできるし、純正マルチディスプレイ14bと表示器80とにそれぞれ異なる映像信号を出力させ、それぞれ異なる映像を表示させることができるようにしてもよい。このように純正マルチディスプレイ14b及び表示器80の両方を表示手段として用いる場合には、管理装置CPU61は、ビデオセレクタ69及びビデオセレクタ64を動作させて、それぞれ所望の信号を純正マルチディスプレイ14b及び表示器80に出力させる。
これにより、例えば、純正マルチディスプレイ14bが前部座席側のモニタであり、表示器80が後部座席側のモニタである場合に、前部座席側のモニタ及び後部座席側のモニタに同時に同じナビゲーション画面を表示させることもできるし、前部座席側のモニタにナビゲーション画面を表示させながら、後部座席側のモニタにはDVDプレイヤーやテレビ(television)等の非純正ビデオ機器30から出力される映像信号に基づく映像を表示させることも可能となる。

0050

オーディオセレクタ62は、管理装置CPU61からの制御信号に従って、オーディオ出力時に純正ヘッドユニット14aから入力される音声信号又は非純正オーディオ機器20a,20bから入力される音声信号のいずれかを選択し、選択した音声信号を、アンプ63を介してスピーカ70に出力するようになっている。

0051

アンプ63は、オーディオセレクタ62からの出力信号を所定の規定レベル増幅してスピーカ70に出力するようになっている。

0052

ビデオセレクタ64は、管理装置CPU61からの制御信号に従って、ビデオ出力時に純正ヘッドユニット14aから入力される映像信号又は非純正ビデオ機器30a,30bから入力される映像信号のいずれかを選択し、選択した映像信号を表示器80に出力するようになっている。

0053

また、ビデオセレクタ69は、管理装置CPU61からの制御信号に従って、ビデオ出力時に非純正ビデオ機器30a,30bから入力される映像信号のいずれかを選択し、選択した映像信号を図示しない外部入力端子を介して純正機器10の純正側ビデオセレクタ17に出力するようになっている。純正側ビデオセレクタ17において、外部入力端子から入力された映像信号が選択されると、ビデオセレクタ69によって選択された非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号が純正マルチディスプレイ14bに出力される。

0054

次に、リレー制御部65は、管理装置CPU61からの制御信号に従って、リレー40の起動を制御するようになっている。これにより、リレー40に接続されたその他の非純正機器50について、図示しない電源のON/OFF操作を自動的に行うことが可能となっている。

0055

また、本実施形態のリレー制御部65は、リレー40の制御により、その他の非純正機器50の電源のON時間/OFF時間を調整するようになっている。これにより、その他の非純正機器50の電源がOFFとされた後、所定時間の経過後に自動的に電源をONとするウェイクアップタイマー機能や、その逆に、電源がONとされた後、所定時間の経過後に自動的に電源をOFFとするスリープタイマー機能を果たすようになっている。

0056

次に、制御データ変換部66は、切替入力部17や純正マルチディスプレイ14bの設定画面から入力され入力指示に応じて純正機器10の純正側CPU14cから送信される指示信号を、非純正オーディオ機器20a,20b、非純正ビデオ機器30a,30b、GUI制御部67又はその他の非純正機器50に対応する指示信号に変換するようになっている。制御データ変換部66によって変換された純正機器10からの指示信号は、管理装置CPU61に送信され、管理装置CPU61は、受信した指示信号に従って、非純正オーディオ機器20a,20b、非純正ビデオ機器30a,30b、GUI制御部67又はその他の非純正機器50の制御を行う。
このように、本実施形態では、純正側CPU14cから送信される指示信号を制御データ変換部66で変換処理して管理装置CPU61に送信することにより、純正側CPU14cと管理装置CPU61との間で通信可能となっている。

0057

GUI(Graphical User Interface)制御部67は、純正機器10の各構成部や、非純正オーディオ機器20a,20b、非純正ビデオ機器30a,30b又はその他の非純正機器50の動作制御に関する指示入力を行うための操作ボタン画面を表示させる操作ボタン信号(GUI信号)を生成するようになっている。管理装置CPU61は、操作ボタン信号の出力先(操作ボタン画面の表示先)が予め純正マルチディスプレイ14bと設定されている場合には、ビデオセレクタ69を通じて純正マルチディスプレイ14bに操作ボタン信号を出力し、操作ボタン信号の出力先(操作ボタン画面の表示先)が予め表示器80と設定されている場合には、ビデオセレクタ64を通じて表示器80に操作ボタン信号を出力する。なお、操作ボタン画面の表示先を選択するための選択ボタンが表示器80の表示画面に表示されるようになっていてもよい。

0058

映像検出部68a,68bは、非純正ビデオ機器30a,30bが通信可能に接続されているか否かを検出する構成部である。すなわち、映像検出部68aは、非純正ビデオ機器30aが接続されているか否かを検出し、検出の可否を管理装置CPU61に送信する。また、映像検出部68bは、非純正ビデオ機器30bが接続されているか否かを検出し、検出の可否を管理装置CPU61に送信する。
管理装置CPU61は、映像検出部68a,68bからの検出信号によって、非純正ビデオ機器30a,30bが接続されているか否かを判断するようになっている。なお、この判断において、管理装置CPU61は、映像検出部68a,68bが非純正ビデオ機器30a,30bが接続されていないと判断した場合以外、すなわち、接続されていると判断した場合又は通信が成功しない等の理由により接続されているか否かが不明である場合には、非純正ビデオ機器30a,30bが接続されているものとして扱うようになっている。

0059

スピーカ70は、オーディオセレクタ62により選択され、アンプ63により増幅された純正機器10又は非純正オーディオ機器20a,20bからの音声信号に基づいて音声を出力するようになっている音声信号出力部である。

0060

表示器80は、外部の信号出力部として機能する液晶,有機EL,プラズマ等のディスプレイである。また、表示器80は、タッチパネルとして構成され、入力部としての機能を果たすようになっている。なお、表示器80は区分化された表示領域に複数の映像を表示するマルチディスプレイとして構成してもよい。また、表示器80は、図示しない赤外線通信部を備えており、リモートコントローラ90からの指示信号を受信することが可能となっている。

0061

また、表示器80は、オーディオセレクタ62及びビデオセレクタ64,69の設定に関する設定画面を表示するようになっており、設定画面上から各種の入力、設定を行うことができ、外部の入力部として機能するようになっている。

0062

すなわち、表示器80の設定画面において、オーディオセレクタ62の選択により純正機器10からの音声信号又は非純正オーディオ機器20a,20bからの音声信号のいずれをスピーカ70から出力させるかを選択することができるようになっている。

0063

また、表示器80の設定画面その他の入力部において映像信号を表示器80に出力させるとの設定がされた場合には、表示器80の設定画面において、ビデオセレクタ64の選択により純正機器10からの映像信号又は非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号のいずれを表示器80から出力させるかを選択することができるようになっている。
さらに、表示器80の設定画面において、純正機器10からの映像信号又は非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号を純正マルチディスプレイ14b又は表示器80のいずれに出力するか(映像信号に基づく映像をいずれに表示させるか)を選択・設定できるようになっている。
そして、表示器80の設定画面その他の入力部において映像信号を純正マルチディスプレイ14bに出力させるとの設定がされた場合には、表示器80の設定画面において、ビデオセレクタ69の選択により非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号のいずれを純正マルチディスプレイ14bに出力させるかを選択することができるようになっている。

0064

また、表示器80は、非純正オーディオ機器20a,20b又は非純正ビデオ機器30a,30b等の動作制御に関する設定画面を表示するようになっている。

0065

また、表示器80は、リレー制御部65のウェイクアップタイマー機能やスリープタイマー機能に関する設定画面を表示するようになっている。すなわち、表示器80の設定画面において、その他の非純正機器50のウェイクアップ時間やスリープ時間を設定することにより、その他の非純正機器50のON/OFF動作を制御することが可能となっている。

0066

また、表示器80は、ビデオセレクタ64により選択された純正機器10又は非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号に基づいて映像を出力するようになっている。

0067

リモートコントローラ90は、図示しない操作ボタンを備えており、この操作ボタンの押下によって種々の指示入力を行うことが可能となっている。また、リモートコントローラ90は、図示しない赤外線通信部を備えており、表示器80が備える図示しない赤外線通信部と赤外線通信を行うことにより、入力された指示信号を表示器80に送信するようになっている。

0068

なお、表示器80の設定画面における指示入力は、リモートコントローラ90を使用して行うことも可能である。

0069

次に、本実施形態に係る車載機器の管理システム1の動作について説明する。

0070

まず、切替入力部19の操作、表示器80や純正マルチディスプレイ14bの画面に構成されたタッチパネル等に表示された選択ボタン(操作ボタン)の押下、その他入力部による操作によってすべての映像の表示先として純正マルチディスプレイ14bが選択された場合の映像出力処理について、図2図4及び図5を参照しつつ説明する。

0071

なお、以下においては、映像信号を生成する純正機器10の構成部として、ナビゲーションコンピュータ11及びエアコンコンピュータ12があり、外部入力端子を介して純正側ビデオセレクタ17に入力される外部入力信号(非純正機器等からの映像信号)を生成する構成部として、非純正ビデオ機器30a,30b及びGUI制御部67がある場合について説明する。

0072

また、純正側ビデオセレクタ17による映像信号の切り替えは、切替入力部19から切替信号が入力されるごとに、ナビゲーションコンピュータ11からの映像信号、エアコンコンピュータ12からの映像信号、外部入力信号の順番で切り替えられるものとする。
また、純正側ビデオセレクタ17に外部入力信号を出力するビデオセレクタ69による切り替えは、純正側CPU14cからの映像切替指示を受けて管理装置CPU61から切替指示が入力されるたびに、GUI制御部67からのGUI信号(操作ボタン信号)、非純正ビデオ機器30aからの映像信号、非純正ビデオ機器30bからの映像信号の順番で切り替えられるものとする。
なお、純正側ビデオセレクタ17による映像信号の切り替え及びビデオセレクタ69による映像信号の切り替えの順番は、ここに例示した順番に限定されない。また、映像信号を切り替える順番をあとから任意に設定し直すことができるようになっていてもよい。

0073

まず、図2及び図4を参照して、純正側CPU14cによる純正側ビデオセレクタ17の切替動作について説明する。
切替入力部19等の入力部から純正マルチディスプレイ14bに表示させる映像を切り替える切替指示が入力された場合(ステップS1)には、純正側CPU14cは、現在、純正側ビデオセレクタ17で選択されている映像信号がナビゲーションコンピュータ11からの映像信号であるか、すなわち、純正マルチディスプレイ14bに表示されている現在の画面がナビゲーションコンピュータ11からの映像信号に基づくナビゲーション画面であるか、を判断する(ステップS2)。そして、ナビゲーションコンピュータ11からの映像信号が選択されている場合(ステップS2;YES)には、純正側CPU14cは、純正マルチディスプレイ14bに出力する映像信号をエアコンコンピュータ12からの映像信号に切り替えるように純正側ビデオセレクタ17を制御する。これにより、純正側ビデオセレクタ17がエアコンコンピュータ12からの映像信号を選択し(ステップS3)、純正マルチディスプレイ14bに表示される画面がエアコンコンピュータ12からの映像信号に基づくエアコン画面に設定される。そして、純正側CPU14cは、次にいずれかの入力部から切替指示が入力されたときに純正マルチディスプレイ14cに表示される映像はGUI制御部67からの操作ボタン信号に基づくGUI画面(操作ボタン画面)である旨を管理装置CPU61に通知する(ステップS4)。

0074

他方、現在、純正側ビデオセレクタ17で選択されているのがナビゲーションの映像信号でない場合(ステップS2;NO)には、純正側CPU14cは、純正側ビデオセレクタ17で現在選択されている映像信号がエアコンコンピュータ12からの映像信号であるか、すなわち、純正マルチディスプレイ14bに表示されている現在の画面がエアコン画面かを判断する(ステップS5)。そして、エアコンコンピュータ12からの映像信号が選択されている場合(ステップS5;YES)には、純正側CPU14cは、純正マルチディスプレイ14bに出力する映像信号を、ビデオセレクタ69から外部入力端子を介して入力された外部入力信号に切り替えるように純正側ビデオセレクタ17を制御する。このとき、ビデオセレクタ69は、後述するように、管理装置CPU61によりGUI制御部67からの操作ボタン信号を選択するように制御されているので、純正ビデオセレクタ17が外部入力信号を選択すると(ステップS6)、純正マルチディスプレイ14bに表示される映像が操作ボタン信号に基づくGUI画面(操作ボタン画面)に設定される。

0075

現在、純正側ビデオセレクタ17で選択されている映像信号がナビゲーションの映像信号でもエアコンの映像信号でもない場合(ステップS5;NO)には、純正側CPU14cは、現在すでに外部入力信号が選択されていると判断し、管理装置CPU61から外部入力映像の表示を終了する旨の終了指示があるかを判断する(ステップS7)。そして、管理装置CPU61から終了指示がない場合(ステップS7;NO)には、管理装置CPU61に対して外部入力信号を次の映像信号に切り替えるように切替指示を送信して(ステップS8)、処理を終了する。

0076

他方、管理装置CPU61から外部入力映像の表示終了指示があった場合(ステップS7;YES)には、純正側CPU14cは、純正マルチディスプレイ14bに出力する映像信号を、外部入力信号から純正機器10のナビゲーション画面の映像信号に切り替えるように純正側ビデオセレクタ17を制御し(ステップS9)、処理を終了する。

0077

次に、図2及び図5を参照して、管理装置CPU61によるビデオセレクタ69の切替動作について説明する。
まず、純正側CPU14cから、次の切替指示が入力された際に純正マルチディスプレイ14bに出力されるべき映像信号がGUI制御部67からのGUI信号(操作ボタン信号)である旨の通知が送られると(図4のステップS4)、管理装置CPU61は、純正側ビデオセレクタ17に出力する映像信号をGUI制御部67からの操作ボタン信号に切り替えるようにビデオセレクタ69を制御する。そして、純正側CPU14cからの指示により、純正側ビデオセレクタ17が純正機器10の映像信号から外部入力信号に接続を切り替えると、外部入力信号としてGUI制御部67からの操作ボタン信号が純正側ビデオセレクタ17に入力され、純正マルチディスプレイ14bに操作ボタン信号に基づく操作ボタン画面が表示される。

0078

そして、純正側CPU14cから管理装置CPU61に対して映像信号の切り替えを指示する映像切替指示が送信されると(ステップS11)、管理装置CPU61は、現在、ビデオセレクタ69によって選択されているのが操作ボタン信号(GUI信号)であるかを判断する(ステップS12)。そして、ビデオセレクタ69によって操作ボタン信号が選択されている場合(ステップS12;YES)には、管理装置CPU61は、さらに、非純正ビデオ機器30aが接続されているかを映像検出部68aからの検出信号により判断する(ステップS13)。そして、映像検出部68aからの検出信号により非純正ビデオ機器30aが接続されていることが確認できる場合又は映像検出部68aによって非純正ビデオ機器30aの検出ができない場合(接続されているか否かが不明の場合)には、管理装置CPU61は、非純正ビデオ機器30aが接続されていると判断して(ステップS13;YES)、非純正ビデオ機器30aの映像信号を選択するようにビデオセレクタ69に指示する(ステップS14)。これにより非純正ビデオ機器30aの映像信号が純正側ビデオセレクタ17を通じて純正マルチディスプレイ14bに入力され、純正マルチディスプレイ14bに非純正ビデオ機器30aの映像が表示される。

0079

他方、ビデオセレクタ69によって操作ボタン信号が選択されていない場合(ステップS12;NO)には、管理装置CPU61は、ビデオセレクタ69によって現在選択されているのが非純正ビデオ機器30aの映像信号であるかを判断する(ステップS15)。そして、ビデオセレクタ69によって非純正ビデオ機器30aの映像信号が選択されていない場合には(ステップS15;NO)、管理装置CPU61は、操作ボタン信号を選択するようにビデオセレクタ69を制御するとともに(ステップS16)、純正側CPU14cに対して外部入力映像が終了した旨の通知を行い(ステップS17)、処理を終了する。

0080

また、現在、ビデオセレクタ69によって非純正ビデオ機器30aの映像信号が選択されている場合(ステップS15;YES)又は現在GUI信号が選択されているが、映像検出部68aによる検出の結果、非純正ビデオ機器30aが接続されていないと確認できた場合(ステップS13;NO)には、管理装置CPU61は、さらに、非純正ビデオ機器30bが接続されているかを映像検出部68bからの検出信号により判断する(ステップS18)。そして、映像検出部68bからの検出信号により非純正ビデオ機器30bが接続されていることが確認できる場合又は映像検出部68bによって非純正ビデオ機器30bの検出ができない場合(接続されているか否かが不明の場合)には、管理装置CPU61は、非純正ビデオ機器30bが接続されていると判断して(ステップS18;YES)、非純正ビデオ機器30bの映像信号を選択するようにビデオセレクタ69に指示する(ステップS19)。これにより非純正ビデオ機器30bの映像信号が純正側ビデオセレクタ17を通じて純正マルチディスプレイ14bに入力され、純正マルチディスプレイ14bに非純正ビデオ機器30bの映像が表示される。また、映像検出部68bによる検出の結果非純正ビデオ機器30bが接続されていないと確認できた場合(ステップS18;NO)には、管理装置CPU61は、GUI制御部67の操作ボタン信号を選択するようにビデオセレクタ69を制御するとともに(ステップS16)、純正側CPU14cに対して外部入力映像が終了した旨の通知を行い(ステップS17)、処理を終了する。

0081

次に、純正機器10の各部及び非純正ビデオ機器30a,30b等からの映像信号に基づく映像及びGUI制御部67からの操作ボタン信号に基づく操作ボタン及び非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号に基づく映像の表示先として表示器80が選択された場合について説明する。

0082

この場合には、純正側CPU14cの制御に従って、純正機器10のいずれかの構成部で生成された映像信号(例えばナビゲーションの映像信号、エアコンの映像信号)のうちのいずれかが純正側ビデオセレクタ17により選択される。そして、純正側ビデオセレクタ17で選択された純正機器10の映像信号、非純正ビデオ機器30a,30bの映像信号、GUI制御部67の操作ボタン信号が選択可能にビデオセレクタ64に入力される。管理装置CPU61は、ビデオセレクタ64に対して適宜映像信号の切替指示を送信し、ビデオセレクタ64は管理装置CPU61の制御に従って映像信号の切り替えを行い、選択した映像信号を表示器80に出力する。

0083

なお、純正側ビデオセレクタ17及びビデオセレクタ64において、いずれの映像信号を選択するかは、上記した純正マルチディスプレイ14bに映像信号を出力する場合と同様、切替入力部等の入力部からの切替指示に応じて決定される。表示器80に映像信号を出力する場合についてのその他の処理は、純正マルチディスプレイ14bに映像信号を出力する場合とほぼ同様であるので、その説明を省略する。

0084

次に、図3図6及び図7を参照しつつ、純正機器10の各構成部及び非純正オーディオ機器20a,20b等からの音声信号に基づく音声をスピーカ70から出力させる音声出力処理について説明する。

0085

まず、図3及び図6を参照して、純正側CPU14cによる純正側オーディオセレクタ18の切替動作について説明する。
なお、以下においては、音声信号を生成する純正機器10の構成部として、ナビゲーションコンピュータ11、CDプレイヤー15及びラジオユニット16があり、純正機器10以外で音声信号を生成する構成部として、非純正オーディオ機器20a及び非純正オーディオ機器20bがある場合について説明する。また、純正側オーディオセレクタ18による切り替えは、切替入力部19から切替信号が入力されるごとに、ナビゲーションコンピュータ11からの音声信号、CDプレイヤー15からの音声信号、ラジオユニット16からの音声信号の順番で切り替えられるものとする。
また、スピーカ70に音声信号を出力するオーディオセレクタ62による切り替えは、純正側CPU14cからの音声切替指示を受けて管理装置CPU61から切替指示が入力されるたびに純正機器10からの音声信号、非純正オーディオ機器20aからの音声信号、非純正オーディオ機器20bからの音声信号の順番で切り替えられるものとする。
なお、純正側オーディオセレクタ18による音声信号の切り替え及びオーディオセレクタ62による音声信号の切り替えの順番は、ここに例示した順番に限定されない。また、音声信号を切り替える順番をあとから任意に設定し直すことができるようになっていてもよい。

0086

まず、スピーカ70から出力させる音声信号を切り替える切替指示が切替入力部19等の入力部から入力されると(ステップS21)、純正側CPU14cは、現在、純正側オーディオセレクタ18で選択されているのがナビゲーションコンピュータ11からの音声信号であるかを判断する(ステップS22)。

0087

ナビゲーションコンピュータ11からの音声信号が選択されている場合(ステップS22;YES)には、純正側CPU14cは、CDプレイヤー15からの音声信号を選択するように純正側オーディオセレクタ18を制御する(ステップS23)。これにより、オーディオセレクタ62に出力される音声信号がCDプレイヤー15からの音声信号となり、オーディオセレクタ62において純正機器10が選択されたときにはCDプレイヤー15からの音声がスピーカ70から出力される。

0088

他方、純正側オーディオセレクタ18でナビゲーションコンピュータ11からの音声信号が選択されていない場合(ステップS22;NO)には、純正側CPU14cは、さらに、CDプレイヤー15からの音声信号が選択されているかを判断する(ステップS243)。CDプレイヤー15からの音声信号が選択されている場合(ステップS24;YES)には、純正側CPU14cは、ラジオユニット16からの音声信号を選択するように純正側オーディオセレクタ18を制御する(ステップS25)。これにより、オーディオセレクタ62に出力される音声信号がラジオユニット16からの音声信号となり、オーディオセレクタ62において純正機器10が選択されたときにはラジオユニット16からの音声がスピーカ70から出力される。

0089

現在、純正側オーディオセレクタ18で選択されているものがナビゲーションコンピュータ11からの音声信号でもCDプレイヤー15からの音声信号でもない場合(ステップS24;NO)には、純正側CPU14cは、現在ラジオユニット16からの音声信号が選択されていると判断して、もとのナビゲーションコンピュータ11からの音声信号を選択するように純正側オーディオセレクタ18を制御する(ステップS26)。そして、純正側CPU14cは、管理装置CPU61に対して純正機器10側からの音声信号が終了した旨の通知を行い(ステップS27)、処理を終了する。

0090

次に、図3及び図7を参照して、管理装置CPU61によるオーディオセレクタ62の切替動作について説明する。まず、純正側CPU14cから、音声切り替えを指示する音声切替指示が送信されると(ステップS31)、管理装置CPU61は、オーディオセレクタ62によって現在選択されているのが純正機器10からの音声信号であるかを判断する(ステップS32)。そして、オーディオセレクタ62によって純正機器10からの音声信号が選択されている場合(ステップS32;YES)には、管理装置CPU61は、さらに、純正側CPU14cから、純正機器10側からの音声信号が終了した旨の通知があったかどうかを判断する(ステップS33)。そして、純正機器10側からの音声信号が終了した旨の通知がない場合(ステップS33;NO)には、純正側CPU14cに対して、オーディーセレクタ62に出力する音声信号を切り替えるように指示を行う(ステップS34)。

0091

他方、純正側CPU14cから純正機器10側からの音声信号が終了した旨の通知があった場合には、管理装置CPU61は、非純正オーディオ機器20aが接続されているかを判断する(ステップS35)。そして、非純正オーディオ機器20aが接続されていることが確認できる場合又は接続されているか否かが認識できない場合(接続されているか否かが不明の場合)には、管理装置CPU61は、非純正オーディオ機器20aが接続されているものと判断して(ステップS35;YES)、非純正オーディオ機器20aからの音声信号を選択するようにオーディオセレクタ62を制御する(ステップS36)。これにより、スピーカ70から非純正オーディオ機器20aによる音声が出力される。

0092

また、オーディオセレクタ62によって純正機器10からの音声信号が選択されていない場合(ステップS32;NO)には、管理装置CPU61は、現在オーディオセレクタ62によって選択されているのが非純正オーディオ機器20aからの音声信号であるかを判断する(ステップS37)。そして、非純正オーディオ機器20aからの音声信号が選択されている場合(ステップS37;YES)又は、ステップS35において、非純正オーディオ機器20aが接続されていないことが確認できた場合(ステップS35;NO)には、管理装置CPU61は、さらに、非純正オーディオ機器20bが接続されているかを判断する(ステップS38)。そして、非純正オーディオ機器20bが接続されていることが確認できる場合又は接続されているか否かが認識できない場合(接続されているか否かが不明の場合)には、管理装置CPU61は、非純正オーディオ機器20bが接続されているものと判断して(ステップS38;YES)には、非純正オーディオ機器20bからの音声信号を選択するようにオーディオセレクタ62を制御する(ステップS39)。これにより、スピーカ70から非純正オーディオ機器20bによる音声が出力される。

0093

他方、オーディオセレクタ62によって選択されているのが非純正オーディオ機器20aからの音声信号でない場合(ステップS37;NO)又は非純正オーディオ機器20aからの音声信号が選択されているが、非純正オーディオ機器20bが接続されていないことが確認できた場合(ステップS38;NO)には、管理装置CPU61は、純正機器10からの音声信号を選択するようにオーディオセレクタ62を制御する(ステップS40)。これにより、スピーカ70から純正機器10による音声が出力される。

0094

更に、表示器80の設定画面等において、その他の非純正機器50のウェイクアップ時間やスリープ時間等の設定が行われると、リレー制御部65は管理装置CPU61からの制御信号に従ってリレー40を制御し、その他の非純正機器50のON時間/OFF時間を調整することにより、その他の非純正機器50のウェイクアップタイマー機能やスリープタイマー機能を果たす。

0095

以上のように、本実施形態における車載機器の管理システムによれば、純正機器10に設けられた切替入力部19、純正マルチディスプレイ14bに表示される操作ボタン画面等から映像又は音声の出力信号のうち、いずれを出力させるかの切替指示を入力し、この切替指示に従って、純正側CPU14cが純正側ビデオセレクタ17及び純正側オーディオセレクタ18を、管理装置CPU61がオーディオセレクタ62及びビデオセレクタ64,69をそれぞれ制御することにより、純正機器10、非純正オーディオ機器20a,20b及び非純正ビデオ機器30a,30bから出力される出力信号を一括して管理することができる。このため、純正機器10のほかに、後から非純正機器を取り付けた場合であっても、ユーザがいずれの機器からの音声信号、映像信号を選択して出力させるかを簡易に選択、実行することが可能となる。

0096

なお、本実施形態においては、映像出力処理において、GUI制御部67からの操作ボタン信号に基づく操作ボタン画面を表示できるのは、純正マルチディスプレイ14bに映像を出力する場合には、ビデオセレクタ69において操作ボタン信号が選択され、純正側ビデオセレクタ17において外部入力信号が選択された場合であり、表示器80に映像を出力する場合には、ビデオセレクタ64において操作ボタン信号が選択された場合であるとしたが、純正機器10の各構成部からの映像信号や非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号に基づく映像を表示させている場合でも、当該映像に重畳させて操作ボタン信号に基づく操作ボタン画面を表示させ、映像を見ながら操作ボタンの操作を行うことができるように構成してもよい。

0097

なお、車両運転の安全性を確保するため、車両の走行中に運転者がモニタを注視することは道路交通法で禁じられており、また、同乗者がいない場合に、運転者が車両走行中に前部座席側のモニタにDVDプレイヤーやテレビ(television)の映像等のような動画を表示させることは安全運転義務違反となる。
このため、本車載機器の管理システム1においては、以下のような設定及び制御が可能となっていることが好ましい。

0098

すなわち、本実施形態においては、予め設定画面(GUI制御部67により生成される操作ボタン信号に基づく画面)において、純正マルチディスプレイ14b及び表示器80の構成を設定することができるようになっている。以下において、例えば「表示器80を後部座席側のモニタとして使用する」、すなわち「純正マルチディスプレイ14bを前部座席側のモニタとして使用する」と設定した場合について説明する。

0099

純正機器10の純正側CPU14cは、車両側の走行速度を示す車速パルス信号ブレーキング動作を行ったことを示すパーキング信号等を検出するようになっており、純正側CPU14cは、車速パルス信号、パーキング信号を管理装置CPU61に送信するようになっている。これら車速パルス信号、パーキング信号により車両が走行中であるか停車中であるかといった走行状態を把握することができ、管理装置CPU61は、純正側CPU14cから送信されたこれらの信号に基づいて車両が走行中であるか否かを判断する。

0100

そして、車両が走行中であり、「純正マルチディスプレイ14bを前部座席側のモニタとして使用する」と設定されている場合には、管理装置CPU61は、非純正ビデオ機器30a,30bの映像信号を表示器80には出力するが、純正マルチディスプレイ14bには出力しないようにビデオセレクタ64及びビデオセレクタ69を制御する。

0101

なお、所定の映像信号を所定の表示手段(映像信号の信号出力部)から出力させないように制御する構成は特に限定されない。
例えば、ビデオセレクタ64及びビデオセレクタ69に接続先のない接点(図示せず)を設けておき、純正マルチディスプレイ14bに非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号を出力させないようにするときには、ビデオセレクタ69において当該接続先のない接点を選択する(接続先のない接点に切り替える)ように、管理装置CPU61がビデオセレクタ69を制御する構成としてもよい。
また、例えば、管理装置CPU61とビデオセレクタ64との間及び管理装置CPU61とビデオセレクタ69との間にそれぞれ管理装置CPU61からのミュート信号を受けて動作するミュート回路(図示せず)を設けておき、純正マルチディスプレイ14bに非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号を出力させないようにするときには、管理装置CPU61とビデオセレクタ69との間に設けられたミュート回路に管理装置CPU61からミュート信号を送信する。ミュート回路が管理装置CPU61からのミュート信号を受けると映像信号を無信号化するミュート制御を行うように構成してもよい。

0102

なお、「純正マルチディスプレイ14bを後部座席側のモニタとして使用する」、すなわち「表示器80を前部座席側のモニタとして使用する」との設定が予めなされている場合には、上述のような各種の手法(構成)により、管理装置CPU61は、非純正ビデオ機器30a,30bの映像信号を純正マルチディスプレイ14bには出力するが、表示器80には出力しないようにビデオセレクタ64及びビデオセレクタ69を制御する。

0103

また、非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号に基づく映像であっても、ナビゲーション画面については前部座席側のモニタでも表示させることは禁止されていない。このように、前部座席側のモニタで表示可能なものと表示が禁止されているものとがあるため、非純正ビデオ機器30が複数ある場合、このうち一部については上記のような前部座席側のモニタとして設定された表示手段(映像信号の信号出力部)からは映像信号を出力させないとの制御を行い、一部についてはこのような制御を行わないというように、ユーザ等が任意に設定できるようにしてもよい。

0104

また、ナビゲーション画面は、前部座席側のモニタでも表示させることができるが、車両の走行中に各種の操作を行うことは前方不注意による事故の原因となり得るため好ましくない。
このため、本車載機器の管理システム1において、非純正ビデオ機器30a,30bとしてナビゲーション装置が設けられている場合には、以下のような設定及び制御が可能となっていることが好ましい。

0105

すなわち、本実施形態においては、純正側CPU14cは、車速パルス信号、パーキング信号を管理装置CPU61に送信し、管理装置CPU61は、純正側CPU14cから送信されたこれらの信号を非純正ビデオ機器30であるナビゲーション装置に送信するようになっている。そして、車速パルス信号、パーキング信号により把握される車両の走行状態が走行中である場合には、ナビゲーション画面を表示させる映像信号は前部座席側のモニタから出力可能とするが、ナビゲーション画面を操作する画面を表示させる映像信号は前部座席側のモニタから出力することができないように、管理装置CPU61がナビゲーション装置からの映像信号の出力を制御するようにする。

0106

このような構成とすることにより、ナビゲーション装置を非純正ビデオ機器30として車両に後付けした場合でも、非純正ビデオ機器30(ナビゲーション装置)に車速パルス信号、パーキング信号が入力されるように純正機器10側と非純正ビデオ機器30とを直接接続することなく、簡易な手法で車両走行中は前部座席側のモニタにナビゲーション画面は表示しても各種の操作を行うことはできないように安全性に配慮した画面表示を行うことができる。

0107

なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行ってもよい。

0108

[第2の実施の形態]
以下、図8から図14を参照しつつ、本発明に係る車載機器の管理システムの第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、純正側CPU14cと管理装置CPU61との間の通信ができない場合である点で第1の実施形態と異なるものであり、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。

0109

図8は、本実施形態に係る車載機器の管理システムの全体構成を示すブロック図である。

0110

図8に示すように、本実施形態において、第1の実施形態と同様、車載機器の管理システム1は、純正機器10、非純正オーディオ機器20a,20b、非純正ビデオ機器30a,30b、リレー40、その他の非純正機器50、管理装置60、信号出力部としての機能を果たすスピーカ70及び表示器80、リモートコントローラ(図8において「リモコン」とする。)90を備えて構成されている。
また、本実施形態においては、出力信号としての映像信号、音声信号の切り替えや映像信号の出力先の選択を行う入力部として、ビデオ切替入力部91、オーディオ切替入力部92、及びリモートコントローラ(図8において「リモコン」とする。)93からの信号を受信するリモコン受信部94を備えている。

0111

なお、本実施形態においては、第1の実施形態と異なり、制御データ変換部66には純正側CPU14cからの指示信号が送信されず、純正側CPU14cからの指示信号が管理装置CPU61の送られない(純正側CPU14cと管理装置CPU61との間の通信ができない)構成となっている。

0112

ビデオ切替入力部91は、例えば、ボタンやキー等で構成され、純正マルチディスプレイ14b又は後述する表示器80に出力させる映像信号を切り替える切替指示等を入力する入力部である。ビデオ切替入力部91を操作することにより切替指示が入力されると、当該切替指示の指示信号が制御データ変換部66において管理装置60に対応する指示信号に変換される。そして、制御データ変換部66によって変換されたビデオ切替入力部91からの指示信号は、管理装置CPU61に送信され、管理装置CPU61は、受信した指示信号に従って、非純正ビデオ機器30a,30b、GUI制御部67又はその他の非純正機器50の制御を行う。

0113

オーディオ切替入力部92は、例えば、ボタンやキー等で構成され、スピーカ70に出力させる音声信号を切り替える切替指示を入力する入力部である。オーディオ切替入力部92を操作することにより切替指示が入力されると、当該切替指示の指示信号が制御データ変換部66において管理装置60に対応する指示信号に変換される。そして、制御データ変換部66によって変換されたビデオ切替入力部91からの指示信号は、管理装置CPU61に送信され、管理装置CPU61は、受信した指示信号に従って、非純正オーディオ機器20a,20b又はその他の非純正機器50の制御を行う。

0114

リモートコントローラ93は、例えば、図示しない操作ボタンを備えており、この操作ボタンの押下によって、純正マルチディスプレイ14b又は後述する表示器80に出力させる映像信号を切り替える切替指示や、スピーカ70に出力させる音声信号を切り替える切替指示等の種々の指示入力を行うことが可能となっている入力部である。リモートコントローラ93は、例えば図示しない赤外線通信部を備えており、リモコン受信部94との間で赤外線通信を行うことにより、入力された指示信号を表示器80に送信するようになっている。

0115

リモコン受信部94は、例えば図示しない赤外線通信部を備えており、リモートコントローラ93からの指示信号を受信することが可能となっている。
リモコン受信部94によって受信されたリモートコントローラ93からの指示信号は、制御データ変換部66において管理装置60に対応する指示信号に変換される。そして、制御データ変換部66によって変換された指示信号は、管理装置CPU61に送信され、管理装置CPU61は、受信した指示信号に従って、非純正オーディオ機器20a,20b、非純正ビデオ機器30a,30b、GUI制御部67又はその他の非純正機器50の制御を行う。
なお、リモートコントローラ93とリモコン受信部94との間の通信は、赤外線通信に限定されず、他の手法による通信を行うように構成してもよい。

0116

なお、ビデオ切替入力部91及びオーディオ切替入力部92及びリモートコントローラ93は、切替入力部19に換えて、又は切替入力部19とともに、各種切替指示を入力する入力部として機能する。また、第1の実施形態と同様に、表示器80や純正マルチディスプレイ14bがタッチパネルを構成する場合には、表示器80や純正マルチディスプレイ14bも入力部として機能する。

0117

なお、その他の構成は、第1の実施形態に示したものとほぼ同様であるため、同一箇所には同一の符号を付して、その説明を省略する。

0118

次に、本実施形態に係る車載機器の管理システムの動作について説明する。
なお、以下において、映像信号を生成する機器及び音声信号を生成する機器は第1の実施形態で示した例と同じものとした。また、映像信号の切り替えの順番及び音声信号の切り替えの順番についても、第1の実施形態で示した例と同じとした。なお、映像信号及び音声信号を出力させる処理以外は第1の実施形態で示したものと同様であることはから、以下においてはその説明を省略する。

0119

まず、切替入力部19の操作、表示器80や純正マルチディスプレイ14bの画面に構成されたタッチパネル等に表示された選択ボタン(操作ボタン)の押下、ビデオ切替入力部91及びリモートコントローラ93の操作、その他入力部による操作によって純正機器10の各構成部及び非純正ビデオ機器30a,30b等からの映像信号に基づく映像及びGUI制御部67からの操作ボタン信号に基づく操作ボタン及び非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号に基づく映像の表示先として純正マルチディスプレイ14bが選択された場合の映像出力処理について、図9図11及び図12を参照しつつ説明する。

0120

まず、図9及び図11を参照して、純正側CPU14cによる純正側ビデオセレクタ17の切替動作について説明する。
ビデオ切替入力部91、リモートコントローラ93等の入力部から純正マルチディスプレイ14bに表示させる映像を切り替える切替指示が入力された場合(ステップS41)には、純正側CPU14cは、現在純正側ビデオセレクタ17により選択されている映像信号がナビゲーションコンピュータ11からの映像信号であるかを判断する(ステップS42)。そして、ナビゲーションコンピュータ11からの映像信号が選択されている場合(ステップS42;YES)には、純正側CPU14cは、純正マルチディスプレイ14bに出力する映像信号をエアコンコンピュータ12からの映像信号に切り替えるように純正側ビデオセレクタ17を制御する(ステップS43)。これにより、純正側ビデオセレクタ17がエアコンコンピュータ12からの映像信号を選択し、純正マルチディスプレイ14bに表示される画面がエアコンコンピュータ12からの映像信号に基づくエアコン画面に設定される。

0121

他方、現在純正側ビデオセレクタ17で選択されているのがナビゲーションの映像信号でない場合(ステップS42;NO)には、純正側CPU14cは、現在純正側ビデオセレクタ17で選択されている映像信号がエアコンコンピュータ12からの映像信号であるかを判断する(ステップS44)。そして、エアコンコンピュータ12からの映像信号が選択されている場合(ステップS44;YES)には、純正側CPU14cは、純正マルチディスプレイ14bに出力する映像信号を、ビデオセレクタ69から外部入力端子を介して入力された外部入力信号に切り替えるように純正側ビデオセレクタ17を制御する。これにより、純正側ビデオセレクタ17が外部入力信号を選択し(ステップS45)、この時点でビデオセレクタ69により選択されている映像信号に基づく映像が純正マルチディスプレイ14bに表示される映像として設定される。

0122

現在純正側ビデオセレクタ17で選択されている映像信号がナビゲーションの映像信号でもエアコンの映像信号でもない場合(ステップS44;NO)には、純正側CPU14cは、純正マルチディスプレイ14bに出力する映像信号を、外部入力信号から純正機器10のナビゲーション画面の映像信号に切り替えるように純正側ビデオセレクタ17を制御し(ステップS46)、処理を終了する。

0123

図9及び図12を参照して、管理装置CPU61によるビデオセレクタ69の切替動作について説明する。
まず、ビデオ切替入力部91又はリモートコントローラ93から管理装置CPU61に対して映像信号の切り替えを指示する映像切替指示が送信されると(ステップS51)、管理装置CPU61は、現在ビデオセレクタ69によって選択されているのがGUI制御部67からの操作ボタン信号であるかを判断する(ステップS52)。そして、ビデオセレクタ69によって操作ボタン信号が選択されている場合(ステップS52;YES)には、管理装置CPU61は、さらに、非純正ビデオ機器30aが接続されているかを映像検出部68aからの検出信号により判断する(ステップS53)。そして、映像検出部68aからの検出信号により非純正ビデオ機器30aが接続されていることが確認できる場合又は映像検出部68aによって非純正ビデオ機器30aの検出ができない場合(接続されているか否かが不明の場合)には、管理装置CPU61は、非純正ビデオ機器30aが接続されていると判断して(ステップS53;YES)、非純正ビデオ機器30aの映像信号を選択するようにビデオセレクタ69に指示し、ビデオセレクタ69が非純正ビデオ機器30aの映像信号を選択にする(ステップS54)。これにより非純正ビデオ機器30aの映像信号が純正側ビデオセレクタ17に入力され、純正マルチディスプレイ14bに非純正ビデオ機器30aの映像が表示される。

0124

他方、ビデオセレクタ69によって操作ボタン信号が選択されていない場合(ステップS52;NO)には、管理装置CPU61は、現在ビデオセレクタ69によって選択されているのが非純正ビデオ機器30aの映像信号であるかを判断する(ステップS55)。そして、ビデオセレクタ69によって非純正ビデオ機器30aの映像信号が選択されていない場合には(ステップS55;NO)、管理装置CPU61は、操作ボタン信号を選択するようにビデオセレクタ69を制御して(ステップS56)、処理を終了する。これにより操作ボタン信号が純正側ビデオセレクタ17に入力され、純正マルチディスプレイ14bに操作ボタン画面が表示される。

0125

また、現在ビデオセレクタ69によって非純正ビデオ機器30aの映像信号が選択されている場合(ステップS55;YES)又は現在操作ボタン信号が選択されているが、映像検出部68aによる検出の結果非純正ビデオ機器30aが接続されていないと確認できた場合(ステップS53;NO)には、管理装置CPU61は、さらに、非純正ビデオ機器30bが接続されているかを映像検出部68bからの検出信号により判断する(ステップS57)。そして、映像検出部68bからの検出信号により非純正ビデオ機器30bが接続されていることが確認できる場合又は映像検出部68bによって非純正ビデオ機器30bの検出ができない場合(接続されているか否かが不明の場合)には、管理装置CPU61は、非純正ビデオ機器30bが接続されていると判断して(ステップS57;YES)、非純正ビデオ機器30bの映像信号を選択するようにビデオセレクタ69に指示する(ステップS58)。これにより非純正ビデオ機器30bの映像信号が純正側ビデオセレクタ17に入力され、純正マルチディスプレイ14bに非純正ビデオ機器30bの映像が表示される。また、映像検出部68bによる検出の結果非純正ビデオ機器30bが接続されていないと確認できた場合(ステップS57;NO)には、管理装置CPU61は、GUI制御部67の操作ボタン信号を選択するようにビデオセレクタ69を制御して(ステップS56)、処理を終了する。これにより操作ボタン信号が純正側ビデオセレクタ17に入力され、純正マルチディスプレイ14bに操作ボタン画面が表示される。

0126

次に、純正機器10の各部及び非純正ビデオ機器30a,30b等からの映像信号に基づく映像及びGUI制御部67からの操作ボタン信号に基づく操作ボタン及び非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号に基づく映像の表示先として表示器80が選択された場合について説明する。

0127

この場合には、純正側CPU14cの制御に従って、純正機器10のいずれかの構成部で生成された映像信号(例えばナビゲーションの映像信号、エアコンの映像信号)のうちのいずれかが純正側ビデオセレクタ17により選択される。そして、純正側ビデオセレクタ17で選択された純正機器10の映像信号、非純正ビデオ機器30a,30bの映像信号、GUI制御部67の操作ボタン信号が選択可能にビデオセレクタ64に入力される。管理装置CPU61は、ビデオセレクタ64に対して適宜映像信号の切替指示を送信し、ビデオセレクタ64は管理装置CPU61の制御に従って映像信号の切り替えを行い、選択した映像信号を表示器80に出力する。

0128

なお、純正側ビデオセレクタ17及びビデオセレクタ64において、いずれの映像信号を選択するかは、上記した純正マルチディスプレイ14bに映像信号を出力する場合と同様、切替入力部等の入力部からの切替指示に応じて決定される。表示器80に映像信号を出力する場合についてのその他の処理は、純正マルチディスプレイ14bに映像信号を出力する場合とほぼ同様であるので、その説明を省略する。

0129

次に、図10図13及び図14を参照しつつ、純正機器10の各構成部及び非純正オーディオ機器20a,20b等からの音声信号に基づく音声をスピーカ70から出力させる音声出力処理について説明する。

0130

まず、図10及び図13を参照して、純正側CPU14cによる純正側オーディオセレクタ18の切替動作について説明する。

0131

まず、スピーカ70から出力させる音声信号を切り替える切替指示がオーディオ切替入力部92、リモートコントローラ93等の入力部から入力されると(ステップS61)、純正側CPU14cは、現在純正側オーディオセレクタ18で選択されているのがナビゲーションコンピュータ11からの音声信号であるかを判断する(ステップS62)。

0132

ナビゲーションコンピュータ11からの音声信号が選択されている場合(ステップS62;YES)には、純正側CPU14cは、CDプレイヤー15からの音声信号を選択するように純正側オーディオセレクタ18を制御する(ステップS63)。これにより、オーディオセレクタ62に出力される音声信号がCDプレイヤー15からの音声信号となり、オーディオセレクタ62において純正機器10が選択されたときにはCDプレイヤー15からの音声がスピーカ70から出力される。

0133

他方、純正側オーディオセレクタ18でナビゲーションコンピュータ11からの音声信号が選択されていない場合(ステップS62;NO)には、純正側CPU14cは、さらに、CDプレイヤー15からの音声信号が選択されているかを判断する(ステップS643)。CDプレイヤー15からの音声信号が選択されている場合(ステップS64;YES)には、純正側CPU14cは、ラジオユニット16からの音声信号を選択するように純正側オーディオセレクタ18を制御する(ステップS65)。これにより、オーディオセレクタ62に出力される音声信号がラジオユニット16からの音声信号となり、オーディオセレクタ62において純正機器10が選択されたときにはラジオユニット16からの音声がスピーカ70から出力される。

0134

現在選択されているものがナビゲーションコンピュータ11からの音声信号でもCDプレイヤー15からの音声信号でもない場合(ステップS64;NO)には、純正側CPU14cは、現在ラジオユニット16からの音声信号が選択されていると判断して、もとのナビゲーションコンピュータ11からの音声信号を選択するように純正側オーディオセレクタ18を制御し(ステップS66)、処理を終了する。

0135

図10及び図14を参照して、管理装置CPU61によるオーディオセレクタ62の切替動作について説明する。まず、オーディオ切替入力部92又はリモートコントローラ93から、音声切り替えを指示する音声切替指示が送信されると(ステップS71)、管理装置CPU61は、現在オーディオセレクタ62によって選択されているのが純正機器10からの音声信号であるかを判断する(ステップS72)。そして、オーディオセレクタ62によって純正機器10からの音声信号が選択されている場合(ステップS72;YES)には、管理装置CPU61は、非純正オーディオ機器20aが接続されているかを判断する(ステップS73)。そして、非純正オーディオ機器20aが接続されていることが確認できる場合又は接続されているか否かが認識できない場合(接続されているか否かが不明の場合)には、管理装置CPU61は、非純正オーディオ機器20aが接続されているものと判断して(ステップS73;YES)、非純正オーディオ機器20aからの音声信号を選択するようにオーディオセレクタ62を制御する(ステップS74)。これにより、スピーカ70から非純正オーディオ機器20aによる音声が出力される。

0136

また、オーディオセレクタ62によって純正機器10からの音声信号が選択されていない場合(ステップS72;NO)には、管理装置CPU61は、現在オーディオセレクタ62によって選択されているのが非純正オーディオ機器20aからの音声信号であるかを判断する(ステップS75)。そして、非純正オーディオ機器20aからの音声信号が選択されている場合(ステップS75;YES)又は、ステップS35において、非純正オーディオ機器20aが接続されていないことが確認できた場合(ステップS73;NO)には、管理装置CPU61は、さらに、非純正オーディオ機器20bが接続されているかを判断する(ステップS76)。そして、非純正オーディオ機器20bが接続されていることが確認できる場合又は接続されているか否かが認識できない場合(接続されているか否かが不明の場合)には、管理装置CPU61は、非純正オーディオ機器20bが接続されているものと判断して(ステップS76;YES)には、非純正オーディオ機器20bからの音声信号を選択するようにオーディオセレクタ62を制御する(ステップS77)。これにより、スピーカ70から非純正オーディオ機器20bによる音声が出力される。

0137

他方、オーディオセレクタ62によって選択されているのが非純正オーディオ機器20aからの音声信号でない場合(ステップS75;NO)又は非純正オーディオ機器20aからの音声信号が選択されているが、非純正オーディオ機器20bが接続されていないことが確認できた場合(ステップS76;NO)には、管理装置CPU61は、純正機器10からの音声信号を選択するようにオーディオセレクタ62を制御する(ステップS78)。これにより、この時点で純正機器10の純正側オーディオセレクタ18によって選択されている音声信号に基づく音声がスピーカ70から出力される。

0138

以上のように、本実施形態における車載機器の管理システムによれば、純正機器10で生成された出力信号を出力させるか、非純正機器で生成された出力信号を出力させるかを純正側CPU14c又は管理装置CPU61で制御するとともに、非純正機器については、ビデオ切替入力部91、オーディオ切替入力部92又はリモートコントローラ93等の入力部から、いずれの機器で生成された出力信号を出力させるかを順次切り替えることができるようにすることにより、純正側CPU14cと管理装置CPU61との間で通信ができない場合であっても、映像信号及び音声信号を順番に切り替えることができる。純正機器10、非純正オーディオ機器20a,20b及び非純正ビデオ機器30a,30bから出力される出力信号を一括して管理することができ、純正機器10のほかに、後から非純正機器を取り付けた場合であっても、ユーザがいずれの機器からの音声信号、映像信号を選択して出力させるかを簡易に選択、実行することが可能となる。

0139

なお、第1の実施形態で述べたと同様に、車両運転の安全性を確保するため、本車載機器の管理システム1においては、以下のような設定及び制御が可能となっていることが好ましい。

0140

すなわち、本実施形態においては、予め設定画面(GUI制御部67により生成される操作ボタン信号に基づく画面)において、純正マルチディスプレイ14b及び表示器80の構成を設定することができるようになっている。以下において、例えば「表示器80を後部座席側のモニタとして使用する」、すなわち「純正マルチディスプレイ14bを前部座席側のモニタとして使用する」と設定した場合について説明する。

0141

純正機器10の純正側CPU14cは、車両側の走行速度を示す車速パルス信号やブレーキング動作を行ったことを示すパーキング信号等を検出するようになっており、この車速パルス信号、パーキング信号が制御データ変換部66に入力されるようになっている(図8参照)。さらに制御データ変換部66に入力されたこれらの信号は、管理装置CPU61に送信される。これら車速パルス信号、パーキング信号により車両が走行中であるか停車中であるかといった走行状態を把握することができ、管理装置CPU61は、これらの信号に基づいて車両が走行中であるか否かを判断する。

0142

そして、車両が走行中であり、「純正マルチディスプレイ14bを前部座席側のモニタとして使用する」と設定されている場合には、管理装置CPU61は、非純正ビデオ機器30a,30bの映像信号を表示器80には出力するが、純正マルチディスプレイ14bには出力しないようにビデオセレクタ64及びビデオセレクタ69を制御する。

0143

なお、所定の映像信号を所定の表示手段(映像信号の信号出力部)から出力させないように制御する構成は特に限定されない点は、第1の実施形態で説明したのと同様である。

0144

なお、「純正マルチディスプレイ14bを後部座席側のモニタとして使用する」、すなわち「表示器80を前部座席側のモニタとして使用する」との設定が予めなされている場合には、第1の実施形態で説明したような各種の手法(構成)により、管理装置CPU61は、非純正ビデオ機器30a,30bの映像信号を純正マルチディスプレイ14bには出力するが、表示器80には出力しないようにビデオセレクタ64及びビデオセレクタ69を制御する。

0145

また、非純正ビデオ機器30a,30bからの映像信号に基づく映像であっても、ナビゲーション画面については前部座席側のモニタでも表示させることは禁止されていない。このように、前部座席側のモニタで表示可能なものと表示が禁止されているものとがあるため、非純正ビデオ機器30が複数ある場合、このうち一部については上記のような前部座席側のモニタとして設定された表示手段(映像信号の信号出力部)からは映像信号を出力させないとの制御を行い、一部についてはこのような制御を行わないというように、ユーザ等が任意に設定できるようにしてもよい。

0146

また、ナビゲーション画面において車両の走行中に各種の操作を行うことは前方不注意による事故の原因となり得るため好ましくないため、本車載機器の管理システム1において、非純正ビデオ機器30a,30bとしてナビゲーション装置が設けられている場合には、以下のような設定及び制御が可能となっていることが好ましい。

0147

すなわち、本実施形態においては、前述のように、車速パルス信号、パーキング信号が制御データ変換部66に入力され、これらの信号は制御データ変換部66から管理装置CPU61に送信される。さらに管理装置CPU61は、制御データ変換部66から送信されたこれらの信号を非純正ビデオ機器30であるナビゲーション装置に送信するようになっている。そして、車速パルス信号、パーキング信号により把握される車両の走行状態が走行中である場合には、ナビゲーション画面を表示させる映像信号は前部座席側のモニタから出力可能とするが、ナビゲーション画面を操作する画面を表示させる映像信号は前部座席側のモニタから出力することができないように、管理装置CPU61がナビゲーション装置からの映像信号の出力を制御するようにする。

0148

このような構成とすることにより、ナビゲーション装置を非純正ビデオ機器30として車両に後付けした場合であって、純正側CPU14cと管理装置CPU61との間で通信ができない場合でも、非純正ビデオ機器30(ナビゲーション装置)に車速パルス信号、パーキング信号が入力されるように純正機器10側と非純正ビデオ機器30とを直接接続することなく、簡易な手法で車両走行中は前部座席側のモニタにナビゲーション画面は表示しても各種の操作を行うことはできないように安全性に配慮した画面表示を行うことができる。

0149

なお、本発明が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは第1の実施形態と同様である。

0150

以上詳細に説明したように、本発明の車載機器の管理システムによれば、車両内で純正機器に加えて一つ又は複数の非純正機器を後付けして使用する場合に、これらの純正機器及び各非純正機器を集中管理することが可能となる。

図面の簡単な説明

0151

本発明に係る車載機器の管理システムの第1実施形態の全体構成を示すブロック図である。
図1に示す車載機器の管理システムにおける映像信号の切り替えについて説明する説明図である。
図1に示す車載機器の管理システムにおける音声信号の切り替えについて説明する説明図である。
図1に示す車載機器の管理システムにおける映像信号の切替処理を示すフローチャートである。
図1に示す車載機器の管理システムにおける映像信号の切替処理を示すフローチャートである。
図1に示す車載機器の管理システムにおける音声信号の切替処理を示すフローチャートである。
図1に示す車載機器の管理システムにおける音声信号の切替処理を示すフローチャートである。
本発明に係る車載機器の管理システムの第2実施形態の全体構成を示すブロック図である。
図8に示す車載機器の管理システムにおける映像信号の切り替えについて説明する説明図である。
図8に示す車載機器の管理システムにおける音声信号の切り替えについて説明する説明図である。
図8に示す車載機器の管理システムにおける映像信号の切替処理を示すフローチャートである。
図8に示す車載機器の管理システムにおける映像信号の切替処理を示すフローチャートである。
図8に示す車載機器の管理システムにおける音声信号の切替処理を示すフローチャートである。
図8に示す車載機器の管理システムにおける音声信号の切替処理を示すフローチャートである。
従来の車載機器の管理システムの全体構成を示すブロック図である。

符号の説明

0152

1車載機器の管理システム
10純正機器
11ナビゲーションコンピュータ
12エアコンディショニングコンピュータ
13 その他コンピュータ
14純正ユニット
14a純正ヘッドユニット
14b純正マルチディスプレイ
14c 純正側CPU
15CDプレイヤー
16ラジオユニット
17 純正側ビデオセレクタ
18 純正側オーディオセレクタ
19切替入力部
20a,20b 非純正オーディオ機器
30a,30b 非純正ビデオ機器
40リレー
50 その他の非純正機器
60管理装置
61 管理装置CPU
62 オーディオセレクタ
63アンプ
64 ビデオセレクタ
65リレー制御部
66 制御データ変換部
67GUI制御部
68a,68b映像検出部
70スピーカ
80表示器
90リモートコントローラ
91ビデオ切替入力部
92オーディオ切替入力部
93 リモートコントローラ
94リモコン受信部

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