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技術 回路遮断器の外部操作ハンドル装置

出願人 富士電機機器制御株式会社
発明者 永廣勇清水源広江村武史
出願日 2006年12月26日 (13年6ヶ月経過) 出願番号 2006-348922
公開日 2008年7月10日 (11年11ヶ月経過) 公開番号 2008-159503
状態 特許登録済
技術分野 ブレーカ
主要キーワード トリップ操作 内装型 連繋構造 応用実施 盤パネル 外部付属装置 表示ピン 上下スライド式
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年7月10日)のものです。
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図面 (9)

課題

盤内設置の回路遮断器に適用する外部操作ハンドル装置であって、配電回路短絡事故が原因で回路遮断器がトリップ動作した際に、その短絡トリップ状態を盤外から直接目視確認できるような警報表示機能を備えた外部操作ハンドル装置を提供する。

解決手段

配電盤制御盤パネル取付けて盤内に設置した回路遮断器1のハンドル3を盤外から開閉操作する外部操作ハンドル装置11において、回路遮断器に装着した短絡警報接点ユニット4に装備トリップ表示ボタン5に連繋し、短絡事故による回路遮断器のトリップ動作時にその動作状態を盤外に警報表示する短絡トリップ表示手段として、外部装置ハンドル装置11の取付ベース11aから前方に出没するトリップ表示ピン13を設け、回路遮断器1の短絡トリップ動作時には短絡警報接点ユニット4のトリップ表示ボタン5に連動してトリップ表示ピン13を外部操作ハンドル装置11の前方に突き出して盤外に警報表示する。

概要

背景

配電盤制御盤などに装備した頭記の回路遮断器については、盤外からのハンドル操作により回路遮断器を開閉するための外部操作ハンドル装置が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
この外部操作ハンドル装置は、よく知られているように配電盤のパネル取付けて盤内に設置した回路遮断器のハンドルに連結し、その取付ベースの前面にロータリー式ハンドル把手を備えた構成になり、前記ハンドル把手を盤内に設置した回路遮断器のハンドルに連結し、盤外からハンドル把手をON,OFF位置に回わして回路遮断器を開閉操作する。

また、回路遮断器には主回路過負荷短絡による過電流を検出して接触子開極する過電流引外し装置として、過負荷に対応するバイメタル式の時延引外し装置,および短絡に対応する電磁式瞬時引外し装置を備えている。
そして、前記の過電流引外し装置が作動して回路遮断器がトリップ動作すると、開閉機構に連繋したハンドルはON位置からOFFとの中間位置に移動して停止する。また、この場合には回路遮断器に連結した外部操作ハンドル装置のハンドル把手もON位置とOFF位置の中間に停止してトリップ動作を表示する。

一方、回路遮断器には、配電系統の過負荷,短絡事故などによる過電流でトリップ動作した場合に、このトリップ動作を検知して外部に知らせるための付属装置オプション)として警報接点ユニットが用意されている。この警報接点ユニットは、回路遮断器の本体ケースの中に装着して回路遮断器がトリップ動作した際に警報接点を閉じて外部に警報信号電気信号)を出力するようにした内装型のほか、回路遮断器のケース側面に装着したトリップ表示ボタン付きの短絡警報接点ユニットも知られている(例えば、特許文献2参照)。

この外装型の短絡警報接点ユニットは、そのケースに警報接点(電気接点),機械的なトリップ表示ボタン(接点リセットタンを兼用),およびアクチュエータレバーを内蔵してそのアクチュエータレバーを回路遮断器の引外し機構に連繋し、回路遮断器が短絡トリップした際に、警報接点を閉じて電気的な警報信号を出力すると同時に、トリップ表示ボタンをケースから突き出して警報表示するようにしている。

次に、前記した回路遮断器およびトリップ表示ボタン付きの短絡警報接点ユニットの構成,動作を図6〜図8で説明する。まず、図6(a),(b)において、1は回路遮断器、2は回路遮断器1の本体ケース、3は本体ケース1のケースカバーに取付けた手動操作ハンドル(ロータリー式ハンドル)、4は本体ケース1の外側面に取付けた短絡警報接点ユニット、5は該短絡警報接点ユニット4のトリップ表示ボタン(リセットボタン兼用)であり、このトリップ表示ボタン5は常時はケースの内方没入しており、後記のように回路遮断器1が短絡電流を検知してトリップ動作すると、これに連動して図示のようにケース上面に突き出して短絡トリップの状態を警報表示する。

図7は回路遮断器(マニュアルモータスタータ)1に搭載した開閉機構,過電流引外し装置の組立構造図で、6はトグルリンク式の開閉機構、6aは開閉機構6のラッチ受け、6bは操作ハンドル3(図6参照)に連結する歯車、7は過負荷に対応するバイメタル式の時延引外し装置、8は短絡に対応する電磁式の瞬時引外し装置、8aは瞬時引外し装置8の電磁コイル、8bはプランジャ、8cはプランジャ8bの動作に連動するトリップアクチュエータ、9は前記トリップアクチュエータ8cと開閉機構6のラッチ受け6aとの間を連繋し、瞬時引外し装置8の動作に応動してラッチ受け6aを釈放位置に駆動する上下スライド式トリップ操作板である。なお、時延引外し装置7は、前記のトリップ操作板9を介さずにバイメタル操作端とラッチ受け6aとの問が別なアクチュエータレバーを介して連繋されている。

また、図8は回路遮断器1に内蔵した前記のトリップ操作板9と回路遮断器の側面に装着した短絡警報接点ユニット4のトリップ表示ボタン5との間の連繋構造を表す図である。ここで、トリップ操作板(樹脂板)9は遮断器本体ケース2の内部で上下スライド可能に案内支持され、かつ復帰ばね10により上方に押し上げ付勢されている。また、トリップ操作板9の肩部には先記した瞬時引外し装置8のトリップ操作レバー8cが、また板面に開口したカム面付きの窓穴にはラッチ受け6aの一端が対向している。一方、短絡警報接点ユニット4は、トリップ表示ボタン5および警報接点(図示せず)に連繋するアクチュエータレバー4aを備えており、このアクチュエータレバー4aの先端が回路遮断器1の本体ケース2の内方に突き出して前記トリップ操作板9の側縁に形成した凹溝係合させている。

上記の構成で、常時はトリップ操作板9が図示の上昇位置に待機しており、この状態では短絡警報接点ユニット4のアクチュエータレバー4aに連繋した警報接点をOFFするとともに、トリップ表示ボタン5を引っ込んだ位置に鎖錠している。ここで、回路遮断器1の主回路に短絡事故電流による大きな過電流が流れると、図7に示した瞬時引外し装置8が作動し、そのトリップ操作レバー8cが復帰ばね10に抗してトリップ操作板9を下方に押し下げるとともに、この動き従動してラッチ受け6aがカム面に沿い左方向に傾動して開閉機構6(図7参照)の鎖錠を釈放し、回路遮断器1を瞬時にトリップ動作させて主回路接点を開極する。また、このトリップ動作過程でトリップ操作板9が下降すると、短絡警報接点ユニット4のアクチュエータレバー4aがトリップ操作盤9に押されて反時計方向回動し、これに応動して警報接点がONとなって外部に警報信号(電気信号)を出力するとともに、アクチュエータレバー4aとの係合が外れたトリップ表示ボタン5が図示されてない付勢ばねに押されてケースの上面から突き出して警報表示する。なお、回路遮断器のOFF状態で該短絡警報接点ユニットのトリップ表示ボタン5を押し込むと、該ユニットがリセット状態復帰する。
2005−149918号公報(図5−図7)
2003−317599号公報(図6−図8)

概要

盤内設置の回路遮断器に適用する外部操作ハンドル装置であって、配電回路の短絡事故が原因で回路遮断器がトリップ動作した際に、その短絡トリップ状態を盤外から直接目視確認できるような警報表示機能を備えた外部操作ハンドル装置を提供する。、配電盤、制御盤のパネルに取付けて盤内に設置した回路遮断器1のハンドル3を盤外から開閉操作する外部操作ハンドル装置11において、回路遮断器に装着した短絡警報接点ユニット4に装備のトリップ表示ボタン5に連繋し、短絡事故による回路遮断器のトリップ動作時にその動作状態を盤外に警報表示する短絡トリップ表示手段として、外部装置ハンドル装置11の取付ベース11aから前方に出没するトリップ表示ピン13を設け、回路遮断器1の短絡トリップ動作時には短絡警報接点ユニット4のトリップ表示ボタン5に連動してトリップ表示ピン13を外部操作ハンドル装置11の前方に突き出して盤外に警報表示する。

目的

本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、配電盤,制御盤の盤内に設置した回路遮断器に先記したトリップ表示ボタン付きの短絡警報接点ユニット(外部付属装置)を使用することにより、短絡事故が原因で回路遮断器がトリップ動作した場合にはその動作状態を盤外から直接目視確認できるような警報表示機能を備えた回路遮断器の外部操作ハンドル装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

配電盤制御盤パネル取付けて盤内に設置した回路遮断器ハンドルを盤外から開閉操作する回路遮断器の外部操作ハンドル装置において、回路遮断器の付属装置として遮断器本体ケースの側面に装着した短絡警報接点ユニットトリップ表示ボタンに連繋し、短絡事故による回路遮断器のトリップ動作時にその動作状態を盤外に警報表示する短絡トリップ表示手段を備えたことを特徴とする回路遮断器の外部操作ハンドル装置。

請求項2

請求項1に記載の外部操作ハンドル装置において、その短絡トリップ表示手段として、短絡警報接点ユニットのトリップ表示ボタンに連動して外部装置ハンドル装置取付ベースから前方に出没するトリップ表示ピンを設けたことを特徴とする回路遮断器の外部操作ハンドル装置。

請求項3

請求項1に記載外部操作ハンドル装置において、その短絡トリップ表示手段として、短絡警報接点ユニットのトリップ表示ボタンに連動して外部操作ハンドル装置の取付ベースに形成した表示窓に出没する回動式のトリップ表示レバーを設けたことを特徴とする回路遮断器の外部操作ハンドル装置。

技術分野

0001

本発明は、低圧配電系統配電盤制御盤などに装備して使用するオートブレーカ漏電遮断器マニュアルモータスタータなどを対象とした過負荷短絡保護機能を備えた回路遮断器に適用する外部操作ハンドル装置に関し、詳しくは盤外から回路遮断器の短絡トリップ状態を目視確認するための表示構造に係わる。

背景技術

0002

配電盤,制御盤などに装備した頭記の回路遮断器については、盤外からのハンドル操作により回路遮断器を開閉するための外部操作ハンドル装置が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
この外部操作ハンドル装置は、よく知られているように配電盤のパネル取付けて盤内に設置した回路遮断器のハンドルに連結し、その取付ベースの前面にロータリー式ハンドル把手を備えた構成になり、前記ハンドル把手を盤内に設置した回路遮断器のハンドルに連結し、盤外からハンドル把手をON,OFF位置に回わして回路遮断器を開閉操作する。

0003

また、回路遮断器には主回路の過負荷・短絡による過電流を検出して接触子開極する過電流引外し装置として、過負荷に対応するバイメタル式の時延引外し装置,および短絡に対応する電磁式瞬時引外し装置を備えている。
そして、前記の過電流引外し装置が作動して回路遮断器がトリップ動作すると、開閉機構に連繋したハンドルはON位置からOFFとの中間位置に移動して停止する。また、この場合には回路遮断器に連結した外部操作ハンドル装置のハンドル把手もON位置とOFF位置の中間に停止してトリップ動作を表示する。

0004

一方、回路遮断器には、配電系統の過負荷,短絡事故などによる過電流でトリップ動作した場合に、このトリップ動作を検知して外部に知らせるための付属装置オプション)として警報接点ユニットが用意されている。この警報接点ユニットは、回路遮断器の本体ケースの中に装着して回路遮断器がトリップ動作した際に警報接点を閉じて外部に警報信号電気信号)を出力するようにした内装型のほか、回路遮断器のケース側面に装着したトリップ表示ボタン付きの短絡警報接点ユニットも知られている(例えば、特許文献2参照)。

0005

この外装型の短絡警報接点ユニットは、そのケースに警報接点(電気接点),機械的なトリップ表示ボタン(接点リセットタンを兼用),およびアクチュエータレバーを内蔵してそのアクチュエータレバーを回路遮断器の引外し機構に連繋し、回路遮断器が短絡トリップした際に、警報接点を閉じて電気的な警報信号を出力すると同時に、トリップ表示ボタンをケースから突き出して警報表示するようにしている。

0006

次に、前記した回路遮断器およびトリップ表示ボタン付きの短絡警報接点ユニットの構成,動作を図6図8で説明する。まず、図6(a),(b)において、1は回路遮断器、2は回路遮断器1の本体ケース、3は本体ケース1のケースカバーに取付けた手動操作ハンドル(ロータリー式ハンドル)、4は本体ケース1の外側面に取付けた短絡警報接点ユニット、5は該短絡警報接点ユニット4のトリップ表示ボタン(リセットボタン兼用)であり、このトリップ表示ボタン5は常時はケースの内方没入しており、後記のように回路遮断器1が短絡電流を検知してトリップ動作すると、これに連動して図示のようにケース上面に突き出して短絡トリップの状態を警報表示する。

0007

図7は回路遮断器(マニュアルモータスタータ)1に搭載した開閉機構,過電流引外し装置の組立構造図で、6はトグルリンク式の開閉機構、6aは開閉機構6のラッチ受け、6bは操作ハンドル3(図6参照)に連結する歯車、7は過負荷に対応するバイメタル式の時延引外し装置、8は短絡に対応する電磁式の瞬時引外し装置、8aは瞬時引外し装置8の電磁コイル、8bはプランジャ、8cはプランジャ8bの動作に連動するトリップアクチュエータ、9は前記トリップアクチュエータ8cと開閉機構6のラッチ受け6aとの間を連繋し、瞬時引外し装置8の動作に応動してラッチ受け6aを釈放位置に駆動する上下スライド式トリップ操作板である。なお、時延引外し装置7は、前記のトリップ操作板9を介さずにバイメタル操作端とラッチ受け6aとの問が別なアクチュエータレバーを介して連繋されている。

0008

また、図8は回路遮断器1に内蔵した前記のトリップ操作板9と回路遮断器の側面に装着した短絡警報接点ユニット4のトリップ表示ボタン5との間の連繋構造を表す図である。ここで、トリップ操作板(樹脂板)9は遮断器本体ケース2の内部で上下スライド可能に案内支持され、かつ復帰ばね10により上方に押し上げ付勢されている。また、トリップ操作板9の肩部には先記した瞬時引外し装置8のトリップ操作レバー8cが、また板面に開口したカム面付きの窓穴にはラッチ受け6aの一端が対向している。一方、短絡警報接点ユニット4は、トリップ表示ボタン5および警報接点(図示せず)に連繋するアクチュエータレバー4aを備えており、このアクチュエータレバー4aの先端が回路遮断器1の本体ケース2の内方に突き出して前記トリップ操作板9の側縁に形成した凹溝係合させている。

0009

上記の構成で、常時はトリップ操作板9が図示の上昇位置に待機しており、この状態では短絡警報接点ユニット4のアクチュエータレバー4aに連繋した警報接点をOFFするとともに、トリップ表示ボタン5を引っ込んだ位置に鎖錠している。ここで、回路遮断器1の主回路に短絡事故電流による大きな過電流が流れると、図7に示した瞬時引外し装置8が作動し、そのトリップ操作レバー8cが復帰ばね10に抗してトリップ操作板9を下方に押し下げるとともに、この動き従動してラッチ受け6aがカム面に沿い左方向に傾動して開閉機構6(図7参照)の鎖錠を釈放し、回路遮断器1を瞬時にトリップ動作させて主回路接点を開極する。また、このトリップ動作過程でトリップ操作板9が下降すると、短絡警報接点ユニット4のアクチュエータレバー4aがトリップ操作盤9に押されて反時計方向回動し、これに応動して警報接点がONとなって外部に警報信号(電気信号)を出力するとともに、アクチュエータレバー4aとの係合が外れたトリップ表示ボタン5が図示されてない付勢ばねに押されてケースの上面から突き出して警報表示する。なお、回路遮断器のOFF状態で該短絡警報接点ユニットのトリップ表示ボタン5を押し込むと、該ユニットがリセット状態復帰する。
2005−149918号公報(図5図7
2003−317599号公報(図6図8

発明が解決しようとする課題

0010

ところで、前記した従来の外部操作ハンドル装置は、回路遮断器のトリップ動作時にハンドル把手がON位置とOFF位置の中間位置(トリップ表示位置)に停止するので、このハンドル把手の停止位置から回路遮断器のトリップ動作を盤外から目視確認できるものの、回路遮断器が過負荷でトリップ動作したのか、短絡事故が原因でトリップ動作したのかが判別できない。

0011

また、図6図8に示したトリップ表示ボタン付きの短絡警報接点ユニット4(外装型)は、回路遮断器がむきだし状態で現場に設置されていれば、トリップ表示ボタン5の突き出し位置から回路遮断器が短絡トリップしたことを直ちに目視確認することができるものの、回路遮断器および該遮断器に装着した短絡警報接点ユニットが配電盤,制御盤の盤内に設置されている場合には、配電盤の扉を開いて中を覗かない限りは、回路遮断器のトリップ動作が過負荷によるのか,短絡事故が原因でトリップ動作したのかが盤外からでは目視確認できない。しかも、通電状態で配電盤,制御盤の扉を開くことは保安面で危険を伴う。

0012

本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、配電盤,制御盤の盤内に設置した回路遮断器に先記したトリップ表示ボタン付きの短絡警報接点ユニット(外部付属装置)を使用することにより、短絡事故が原因で回路遮断器がトリップ動作した場合にはその動作状態を盤外から直接目視確認できるような警報表示機能を備えた回路遮断器の外部操作ハンドル装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

上記目的を達成するために、本発明によれば、配電盤、制御盤パネルに取付けて盤内に設置した回路遮断器のハンドルを盤外から開閉操作する外部操作ハンドル装置において、
回路遮断器の付属装置として遮断器本体ケースの側面に装着した短絡警報接点ユニットに装備のトリップ表示ボタンに連繋し、短絡事故による回路遮断器のトリップ動作時にその動作状態を盤外に警報表示する短絡トリップ表示手段を備える(請求項1)ものとし、そのトリップ表示手段は具体的に次記のような態様で構成する。
(1)前記の短絡トリップ表示手段として、短絡警報接点ユニットのトリップ表示ボタンに連動して外部装置ハンドル装置の取付ベースから前方に出没するトリップ表示ピンを設ける(請求項2)。
(2)前記の短絡トリップ表示手段として、短絡警報接点ユニットのトリップ表示ボタンに連動して外部操作ハンドル装置の取付ベースに形成した表示窓に出没する回動式のトリップ表示レバーを設ける(請求項3)。

発明の効果

0014

上記の構成によれば、配電盤,制御盤のパネル前面に取付けた外部操作ハンドル装置において、盤内に設置した回路遮断器が短絡事故でトリップ動作した場合にその動作状態を盤外から直接目視確認することが可能であり、これによりトリップ動作の原因の特定,現場作業者への警告など、安全性の向上に寄与することができる。しかも、構造的にも在来の外部操作ハンドル装置に僅かな部品表示ピン表示レバー)を追加装備するだけで容易に対応できる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、本発明の実施の形態を図1図3、および図4図5に示す実施例に基づいて説明する。なお図示実施例において、図6に対応する部材には同じ符号を付してその説明は省略する。

0016

まず、本発明の請求項2に係わる実施例を図1図3で説明する。この実施例では、配電盤,制御盤の盤内に設置した回路遮断器1に対して、外部操作ハンドル装置11を盤パネル12に取付けて回路遮断器1のハンドル3に連結し、かつ回路遮断器1の側面には図7で述べたトリップ表示ボタン付きの短絡警報接点ユニット4を装着している。ここで、回路遮断器1の短絡トリップ表示手段として、外部操作ハンドル装置11には短絡警報接点ユニット4のトリップ表示ボタン5に連繋して盤外に出没するトリップ表示ピン13が追加装備されている。

0017

すなわち、外部操作ハンドル装置11は、取付ベース11a,ロータリー式のハンドル把手11b,化粧パネル11c,インターロックプレート11dの組立体からなり、盤パネル12への取付位置でハンドル把手11bを回路遮断器1のハンドル3に連結している。また、外部操作ハンドル装置11の取付ベース11aにはピン支持ガイド11eが設けてあり、ここに案内支持した棒状のトリップ表示ピン13の先端が取付ベース11a,化粧パネル11cに形成したピン挿通穴を通して盤外へ出没可能に保持し、かつこの位置でトリップ表示ピン13の後端を短絡警報接点ユニット4に装備したトリップ表示ボタン5の先端に例えば圧入して連結している。なお、トリップ表示ピン13はトリップ表示ボタン5に圧入連結する代わりに、トリップ表示ボタン5に向けてばね付勢するようにしてもよい。また、図2で11fはハンドル把手11bの周域に対向して化粧パネル11cの表面に貼着したハンドル操作位置表示板、11gは化粧パネル11cの締結ねじである。

0018

次に、前記したトリップ表示ピン13の表示動作図3(a),(b)により説明する。なお、図3(a)は回路遮断器が短絡トリップした状態、図3(b)は定常時の状態を表している。すなわち、定常時には短絡警報接点ユニット4のトリップ表示ボタン5に連結したトリップ表示ピン13の先端が化粧パネル11bの表面から殆ど突き出さないような位置に静止して待機している(図3(b)参照)。ここで、回路遮断器1が短絡電流を検知してトリップ動作すると、図8で述べたように短絡警報接点ユニット4のトリップ表示ボタン5が突き出し、この突き出し動作に連動して外部操作ハンドル装置11に設けたトリップ表示ピン13が化粧パネル11cの前方に突き出して盤外に警報表示する(図3(a)参照)。

0019

これにより、配電盤,制御盤の扉を閉じたままの状態でも盤外から回路遮断器1が短絡トリップ動作したことを目視確認することができる。

0020

次に、先記実施例1の応用実施例として本発明の請求項3に係わる実施例を図4図5で説明する。この実施例では、回路遮断器1の短絡トリップ表示手段として、外部操作ハンドル装置11には先記実施例1で述べたトリップ表示ピン13に代えて回動式のトリップ表示レバー14を備えている。このトリップ表示レバー14は、支軸14aを外部操作ハンドル装置11の取付ベース11aに回動自在に軸支した上で、付勢ばね(例えば、捩じりコイルばね)で反時計方向に付勢し、レバーの一端を短絡警報接点ユニット4のトリップ表示ボタン5に押し当てている。また、レバーの他端側に形成した表示面14bは着色(例えば赤色)を施し、取付ベース11a,化粧パネル11cに開口した表示窓穴(角穴)11hを通じて前方へ覗くように出没可能に配置されている。

0021

上記の構成で、回路遮断器1の定常状態では図4(a)で示すようにトリップ表示レバー14の表示面14bが表示窓穴11hから外れた位置に静止して待機している。ここで、回路遮断器1が短絡電流を検知してトリップ動作すると、短絡警報接点ユニット4のトリップ表示ボタン5が突き出し、この突き出し動作に連動して前記のトリップ表示レバー14が時計方向に回動し、図4(b)で示すように先端の表示面14bが表示窓穴11hの背後に移動する。これにより、実施例1と同様に配電盤,制御盤の盤外から回路遮断器1が短絡トリップ動作したことを目視確認することができる。

図面の簡単な説明

0022

本発明の第1実施例に係わる外部操作ハンドル装置を回路遮断器に連結した使用状態の側視端面図
図1の平面図
図1の外部操作ハンドル装置に備えたトリップ表示ピンの動作説明図で、(a),(b)はそれぞれ回路遮断器の短絡トリップ状態、定常状態に対応するトリップ表示ピンの動作位置を表す図
本発明の第1実施例に係わる外部操作ハンドル装置のトリップ表示レバーの動作説明図で、(a),(b)はそれぞれ回路遮断器の定常状態,短絡トリップ状態に対応するトリップ表示レバーの動作位置を表す図
図4(a)を異なる方向から見た構成図で、(a)は側視端面図、(b)は平面図
回路遮断器の側面に短絡警報接点ユニットを装着した状態の外観図で、(a),(b)はそれぞれ平面図および側面図
回路遮断器に搭載した開閉機構,過電流引外し装置の組立構造を表す図
図7の回路遮断器に装備したトリップ操作板と短絡警報表示接点ユニットのトリップ表示ボタンとの連繋構造を表す図

符号の説明

0023

1回路遮断器
3 回路遮断器のハンドル
4短絡警報接点ユニット
5 短絡警報接点ユニットのトリップ表示ボタン
6 回路遮断器の開閉機構
8電磁式の瞬時引外し装置
9トリップ操作板
11外部操作ハンドル装置
11a取付ベース
11bハンドル把手
11c化粧パネル
11eピン支持ガイド
11h表示窓穴
12配電盤,制御盤のパネル
13トリップ表示ピン
14 トリップ表示レバー
14a支軸
14b 表示面

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