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技術 締め付けバンドクランプ

出願人 ノルマジャーマニーゲーエムベーハー
発明者 ゴランレボデトルフヘンリヒハインツペーテルヴォルフステファンマン
出願日 2007年11月28日 (12年7ヶ月経過) 出願番号 2007-307354
公開日 2008年6月26日 (12年0ヶ月経過) 公開番号 2008-144966
状態 特許登録済
技術分野 クランプ・クリップ ボルト・ナット・座金
主要キーワード 改善措置 締め付け動作 締め付け装置 締め付けねじ 中間要素 締め付けバンド 半径方向内側部分 内部表
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年6月26日)のものです。
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図面 (8)

課題

可能な限り漏れない管結合部をほとんど努力せずに作り出すことである。

解決手段

円周方向に一定の距離を開け締め付け装置により互いに向かって移動できる2つの締め付け(3、4)を伴う締め付けバンド(2)と締め付けヘッドを有する締め付けバンドクランプ(1)を開示する。この目的のために、少なくとも1つの締め付け顎(3、4)は、その半径方向内側表面の領域で、もう一方の締め付け顎(4、3)に向かって円周方向に伸び、隙間(9)に突き出る少なくとも1つの突起(12、12´)を有する。

概要

背景

この型のバンドクランプ及びこの型の管結合部は、米国特許出願公開2006/0071471A1から既知である。そのバンドクランプは、少なくともスロットがある領域で、外管内管の外周上に堅く締め付けるのに使用される。この型の管結合部は、この型の管結合部がマフラーといったガソリン運搬システムに使用される場合は特に、可能な限り防漏であるべきである。「防漏」とは、ガソリン又は液体漏れる、内管と外管の間に残ったままの隙間が最小限であることを意味する。

内管の外径と外管の内径は、2つの管が重なる領域で互いに比較的よく整合する。にもかかわらず、それらの間には通常一定の隙間が残る。これは製造上の公差だけでなく、許容範囲内で内管を外管に挿入するのに必要な力の量を維持する必要性に基づいている。

バンドクランプが堅く締め付けられると、つまり、締め付け装置が作動して締め付けを互いに向かって移動させると、外管の内径が縮小する、というのは、外管が一緒にわずかに引っ張られるからである。にもかかわらず、この縮小、つまりこの締め付けバンドの径の減少により、2つの締め付け顎の間に配置される外管の領域の外側への隆起が引き起こされる。この時点で、バンドクランプが堅く締め付けられたにもかかわらずしばしば管結合部の漏れを引き起こすスリットが形成される。

従って、既に述べた米国特許出願公開2006/0071471A1で、中間要素が2つの締め付け顎の間に提供されることが提案されている。この要素が2つの締め付け顎間の領域で外管を押圧し及び従って外管が外側に隆起することを防ぐ。しかしながら、この型の設計は好ましくない。この型のバンドクランプの製造の間に、更なる要素を工面することが必要である。さらに、この要素は、バンドクランプが堅く締め付けられる前に2つの締め付け顎の間のおおよそ中央に配置されねばならない。結果的に、締め付け装置が再び解かれた後、中間要素は自動的に正しい位置に残らず、それは、この型のバンドクランプが、原則として一度だけしか使用できないことを意味している。それを再び取り付けるには、中間要素があらかじめ再配置されることが必要である。

概要

可能な限り漏れない管結合部をほとんど努力せずに作り出すことである。円周方向に一定の距離を開け締め付け装置により互いに向かって移動できる2つの締め付け顎(3、4)を伴う締め付けバンド(2)と締め付けヘッドを有する締め付けバンドクランプ(1)を開示する。この目的のために、少なくとも1つの締め付け顎(3、4)は、その半径方向内側表面の領域で、もう一方の締め付け顎(4、3)に向かって円周方向に伸び、隙間(9)に突き出る少なくとも1つの突起(12、12´)を有する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

円周方向に一定の距離を開けて配置される2つの締め付けを伴う締め付けバンド及び締め付けヘッドを含む締め付けバンドクランプであって、前記締め付け顎が、締め付け装置により互いに向かって移動でき、少なくとも1つの締め付け顎(3、4)が、その半径方向内側表面の領域に、もう一方の締め付け顎(4、3)に向かって伸び及び隙間(9)に突き出る少なくとも1つの突起(12、13;12´)を有することを特徴とする締め付けバンドクランプ。

請求項2

前記突起(12、13;12´)が、前記締め付けバンド(2)の円周方向への延長であることを特徴とする請求項1に記載のバンドクランプ

請求項3

前記突起(12、13;12´)が、前記締め付け顎(3、4)の一体部分であることを特徴とする請求項1又は2に記載のバンドクランプ。

請求項4

前記締め付け顎(3、4)が、少なくとも前記突起(12、13;12´)の領域において金属薄板製であり、及び前記突起(12、13;12´)がひだで形成されることを特徴とする請求項3に記載のバンドクランプ。

請求項5

前記ひだが円周方向に伸びるランナーであることを特徴とする請求項4に記載のバンドクランプ。

請求項6

前記締め付け顎(3、4)が、前記締め付け装置の両側面に軸方向に配置される2つの突起(12、13;12´)を有することを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1つに記載のバンドクランプ。

請求項7

前記締め付け顎(3、4)が、軸方向の同じ位置に配置される協働突起(12、12´)を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載のバンドクランプ。

請求項8

前記締め付け顎(3、4)の半径方向外側表面の領域において、前記締め付け顎(3、4)が、前記締め付け装置(7)が堅く締め付けられると前記顎が最初に互いに接触する最初の接触部分(10、11)を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載のバンドクランプ。

請求項9

前記締め付けバンド(2)が、その長さの少なくとも一部に渡り字型の断面を有し、その角度が半径方向内側を指し示すことを特徴とする請求項1から8のうちのいずれか1つに記載のバンドクランプ。

請求項10

前記断面が、160°から176°の範囲の角度であり、従ってVが比較的大きい開口を有することを特徴とする請求項9に記載のバンドクランプ。

請求項11

外管に挿入される内管と、前記外管上に堅く締め付けられるバンドクランプを含む管結合部であって、前記外管が、その端表面から始まる少なくとも2つのスロットを有し、及び前記バンドクランプが円周方向に一定の距離を開けて配置される2つの締め付け顎を伴う締め付けバンドと締め付けヘッドを含む締め付けバンドクランプであり、及び前記締め付け顎が締め付け装置により互いに向かって移動でき、少なくとも1つの締め付け顎(3、4)が、その半径方向内側表面の領域で、もう一方の締め付け顎(4、3)に向かって伸び及び隙間(9)に突き出る少なくとも1つの突起(12、13;12´)を有することを特徴とする管結合部。

請求項12

前記スロット(18、19)が、それぞれ、その円周方向側面に2つの壁(21、22)を有し、及び少なくとも1つのスロット(18、19)が、前記スロット(18、19)の前記2つの側壁(21、22)を結合する橋(23)を有し、前記橋が、前記クランプが堅く締め付けられると前記スロット(18、19)の中に変形されることを特徴とする請求項11に記載の管結合部。

技術分野

0001

本発明は、円周方向に一定の距離を開けて配置され及び締め付け装置により互いに向かって移動できる締め付けを伴う締め付けバンドと締め付けヘッドを有する締め付けバンドクランプに関する。

0002

本発明はまた、外管に挿入される内管と、その外管の周りで堅く締め付けられるバンドクランプとの管結合部にも関し、その際外管はその端表面から伸びる少なくとも2つのスロットを有する。

背景技術

0003

この型のバンドクランプ及びこの型の管結合部は、米国特許出願公開2006/0071471A1から既知である。そのバンドクランプは、少なくともスロットがある領域で、外管を内管の外周上に堅く締め付けるのに使用される。この型の管結合部は、この型の管結合部がマフラーといったガソリン運搬システムに使用される場合は特に、可能な限り防漏であるべきである。「防漏」とは、ガソリン又は液体漏れる、内管と外管の間に残ったままの隙間が最小限であることを意味する。

0004

内管の外径と外管の内径は、2つの管が重なる領域で互いに比較的よく整合する。にもかかわらず、それらの間には通常一定の隙間が残る。これは製造上の公差だけでなく、許容範囲内で内管を外管に挿入するのに必要な力の量を維持する必要性に基づいている。

0005

バンドクランプが堅く締め付けられると、つまり、締め付け装置が作動して締め付け顎を互いに向かって移動させると、外管の内径が縮小する、というのは、外管が一緒にわずかに引っ張られるからである。にもかかわらず、この縮小、つまりこの締め付けバンドの径の減少により、2つの締め付け顎の間に配置される外管の領域の外側への隆起が引き起こされる。この時点で、バンドクランプが堅く締め付けられたにもかかわらずしばしば管結合部の漏れを引き起こすスリットが形成される。

0006

従って、既に述べた米国特許出願公開2006/0071471A1で、中間要素が2つの締め付け顎の間に提供されることが提案されている。この要素が2つの締め付け顎間の領域で外管を押圧し及び従って外管が外側に隆起することを防ぐ。しかしながら、この型の設計は好ましくない。この型のバンドクランプの製造の間に、更なる要素を工面することが必要である。さらに、この要素は、バンドクランプが堅く締め付けられる前に2つの締め付け顎の間のおおよそ中央に配置されねばならない。結果的に、締め付け装置が再び解かれた後、中間要素は自動的に正しい位置に残らず、それは、この型のバンドクランプが、原則として一度だけしか使用できないことを意味している。それを再び取り付けるには、中間要素があらかじめ再配置されることが必要である。

発明が解決しようとする課題

0007

本発明は、可能な限り漏れない管結合部をほとんど努力せずに作り出すことができるという目的に基づいている。

課題を解決するための手段

0008

本目的は、上述された型の締め付けバンドクランプの場合、その半径方向内側表面の領域で、少なくとも1つの締め付け顎が、もう一方の締め付け顎に向かって円周方向に伸び及び隙間に突き出る少なくとも1つの突起を有することで満たされる。

0009

本構成では、締め付け顎の半径方向内側表面上に更なる手段を講じることなく、その顎を、締め付けバンドの内側表面の残りが載る径の範囲まで実際には持ってこられないという事実が考慮される。この型の締め付け顎は、例えば締め付けバンドの端部を外側に屈曲させて半円にすることにより形成される。突起が今や締め付け顎の半径方向内側表面の領域に提供されると、締め付け顎に恒久的に結合される押し下げ部品が得られる。クランプが堅く締め付けられると、この押し下げ部品が外管を下に押し付け及び押し下げ、従ってそれが外側に隆起することを防ぐ。突起及びもう一方の締め付け顎に可能的に配置され及び第1の突起に向かって指し示す突起が互いに対して載ること及び従って、締め付け装置が堅く締め付けられるときの外管の外側への隆起を回避することは好ましいが、この突起は必ずしも隙間全体を埋める必要はない。この隙間が、既に述べた外管の外側の隆起を回避するのに十分などほど小さい限り、その隙間が2つの突起間に残ったままでも、バンドクランプは依然十分に機能する。

0010

突起が締め付けバンドの円周方向の延長として設計されることが好ましい。言い換えると、突起の内側表面は、締め付けバンドの内部表面と同一平面である。これにより、外管の材料が流れるクランプの内側表面上のステップの形成が回避される。従って、バンドクランプが外部から外管に載る表面が長く作られる。

0011

突起は、好ましくは、締め付け顎の一体部品として作られる。このことにより更なる部品を取り扱う必要がないために製造が容易となり、及びさらに、紛失する部品がないために取り扱いがより簡単である。

0012

締め付け顎は、好ましくは、少なくとも突起の領域で、金属薄板製であり、突起自体は、金属薄板のひだにより形成される。締め付け顎が少なくとも突起の領域において金属薄板で形成される場合、締め付け顎は締め付けバンドの一体部分として作られ、このことにより製造と取り扱いの両方が容易となる。ひだはほとんど努力せずに金属薄板で容易に形成でき、それにより突起は、少ない量の別の仕事だけで作られることができる。

0013

ひだは、好ましくは、円周方向に伸びるランナーとして構成される。従って、ランナーは円周方向に一定の長さを有し、それを用いてランナーは外管上で動作できる。ランナーは、締め付け動作の間に外管の外周に沿って滑ることができ、それにより締め付け動作が突起に邪魔されない。

0014

締め付け顎は、好ましくは、2つの突起を有し、そのうちの1つは締め付け装置の1つの側面上に軸方向に配置され、もう一方はそのもう一方の側面に配置される。これによりいくつかの利点がもたらされる。第1に、バンドクランプは締め付け装置の両側面上に対称的に支持され、このことにより、バンドクランプが外管上でひっくり返るという危険が減少する。第2に、締め付け装置、例えばねじ付けられたピンにより、突起の径寸法にほとんど又は全く制限がかけられない。それは、突起が半径方向に十分に高く作ることができることを意味する。従って、突起は、2つの締め付け顎の間の領域において、外管を内管に押し下げるのに必要な力を伝えるのに十分なほど頑に作ることができる。

0015

締め付け顎は、好ましくは、同じ軸方向の位置に配置される協働突起を有する。言い換えると、それぞれの締め付け顎は少なくとも1つの突起を有し、その際、1つの顎上の突起は、もう一方の顎上の突起の正反対にある。本構造では、締め付け顎間の残りの隙間は非常に小さく維持できる。

0016

締め付け顎は、好ましくは、それらの半径方向外側表面の領域に最初の接触部分を有する。締め付け装置が堅く締め付けられると、最初に互いに対して載るのがこれら領域内の表面である。この型の最初の接触部分は、締め付けバンドを堅く締め付ける力を増大させる。締め付け顎は、最初に、それらが最初の接触部分の領域で互いに対して載るまで、締め付け装置を用いて互いに近づけられる。最初の接触部分の領域、つまり、半径方向外側の領域では、従って、締め付け顎がこれ以上互いに近づくことは不可能である。その後締め付け装置が再び作動すると、2つの締め付け顎の最初の接触部分の接触領域は旋回軸として役立ち、その周りでは2つの締め付け顎が互いに向かって旋回する。従って、締め付けバンドが堅く締め付けられる締め付け力は、簡単な手段により比較的強力に作ることができる。

0017

締め付けバンドは、好ましくは、少なくともその長さの一部に沿ってV字型の断面を有し、その「V」の角度は半径方向内側を指し示している。この設計を用いて、バンドクランプは、バンドクランプが外管の端部にも重なるように配置されるときに、内管上に平坦に載るように作られる。この場合、Vの1つの側片部は、外管から突き出る内管の部分上に平坦なまま堅く締め付けられ、一方でVのもう一方の側片部は外管を内管に締め付け及びそれを円錐状に変形させる。従って、管結合部は高い防漏性も容易に達成できる。バンドクランプはまた、外管全体に位置することもできる。この場合、V字型の断面を伴う締め付けバンドは、外管のスロットのある部分の一部を円錐状に変形でき及びその残りの部分、つまり、端表面に隣接する部分を円筒形状に変形することができ、それにより、この領域では外管が内管の円周上に平坦に載る。これにより、防漏性がさらに改善される。

0018

断面は160°から176°の範囲の角度を取ることが好ましい。従って、Vは比較的広い開口を有する。

0019

本発明の目的は、管結合部の場合、バンドクランプが上述のように構成されることにより達成される。そのとき、外管は、外管の過度な外側への隆起を引き起こすことなく、及び従って媒体が漏れる比較的大きい隙間を形成させることなく、内管上に堅く締め付けられる。

0020

スロットが、それらの円周方向の側面に2つの壁を有し、少なくとも1つのスロットが、そのスロットのこれら2つの側壁を結合する橋を有することが好ましい。バンドが堅く締め付けられると、橋はスロットの中に変形される。スロットは、外管の内径が十分に変形できるために必要であり、それが結局外管が内管にきつく締め付けられることを可能にする。しかし、更なる手段がとられない限り、これらのスロットは、例えば管を貫流するガソリンが外部に漏れるような隙間を生み出す。今橋がスロットに提供される場合、つまり、スロットが作られたときにそのままでいることが可能であるウェブが提供される場合、スロットの2つの側壁はやはり互いに圧迫して外管の内径を減少させる。しかし、2つの側壁が互いに近づくと橋が変形されるので、及び、一方では側壁の結果として、他方では内管とバンドクランプの結果として、この変形が、実際には、スロットに沿ってのみ発生するので、その橋はシールを形成し、従ってそれを用いてスロットはほとんど完全に密封される。これが、スロットの存在にもかかわらず管結合部の防漏性を作り出す比較的簡単な手段である。

0021

本発明を特徴付け新規性の様々な特徴は、添付の及び開示の一部を形成する請求項で特に指摘される。本発明、その動作利点、その使用により実現される具体的な目的のより良い理解のために、参照符号が、本発明の図示された及び記載された好ましい実施形態が存在する図面及び記載事項に付されるべきである。

発明を実施するための最良の形態

0022

図1は、締め付けバンド2を伴う締め付けバンドクランプ1を示し、締め付けバンド2はおおよそ円形に屈曲し、内径Dを有する。

0023

締め付けバンド2には、各端部に締め付け顎3、4が提供される。締め付け顎3、4は締め付けバンド2に一体化して結合される。締め付けバンド2は金属製である、又は、さらに正確には、金属薄板製である。締め付け顎3、4は締め付けバンド2の端部から外側に屈曲される。

0024

それぞれの締め付け顎3、4には、円筒形のピン5、6が提供される。ヘッド8を伴う締め付けねじ7が、1つの円筒形のピン5を通って挿入され及びもう一方の円筒形のピン6にねじ込まれる。締め付けねじ7が円筒形のピン6にねじ込まれるに従って、2つの締め付け顎3、4間の隙間が徐々に小さくなる。従って、バンドクランプ2の内径Dが減少する。締め付けねじ7は、締め付け顎3、4が個体のブロックを形成する、つまり、互いに対して載るほど堅く締め付けられる。

0025

図1に示されるような、堅く締め付けられていない状態では、締め付け顎3、4は、バンドクランプ2の円周方向に一定の距離を開けている。ここで締め付け装置を形成する締め付けねじ7が回転すると、2つの締め付け顎3、4が互いに近づき、最初の接触部分10、11で互いに対して載る。締め付けねじ7が更に作動すると、最初の接触部分10、11は回転軸として役に立ち、その周りで2つの締め付け顎3、4が互いに向かって旋回できる。

0026

締め付けバンド2の端部は締め付け顎3、4を形成するために実際には円形に屈曲しているので、バンドクランプが完全に堅く締め付けられた後でも、望ましくない隙間が締め付け顎3、4間の半径方向内側部分に残る。これに対する改善措置が以下に記載されている。

0027

各締め付け顎3、4には、その半径方向内側表面上に2つの突起12、13が提供される。突起12、13は締め付けバンド2の内壁の円周方向の延長を表す。締め付け顎3、4は金属薄板で形成されるので、突起12、13は半径方向に伸びるランナーの形状で設計されるひだとして作ることができる。締め付け顎3、4が互いに近づくと、締め付け顎3上の突起12、13及び締め付け顎4上の対応する突起12´もその後互いに向かって移動し、2つの締め付け顎3、4がブロックに押し込まれた後、突起12、12´及び13と対応する反対側の突起間の任意の隙間はもはや存在しない。とにかく、その隙間は非常に小さいので、内管15に押し上げられた外管14の一部(図5)が半径方向外側に隆起することはない。これが、言い換えると、管結合部16からの漏れを可能にする外管14と内管15間の隙間の形成を防ぐ(図5)。

0028

バンドクランプの軸方向(つまり、図2の図面の平面に垂直な方向)では、2つの突起12、13が締め付けねじ7の側に位置し、従って、締め付けねじ7が案内される開口部17の側に位置する。従って、2つの突起12、13が開口部17と半径方向(つまり、内径Dの方向)に重なることが可能となり、それにより、締め付けねじ7はたとえ少しはあるにしてもほとんど突起12、13の半径方向の寸法に影響はない。突起12、12´は軸方向の同じ位置に配置される。つまり、それらは互いに反対側に位置する。理想的な場合では、バンドクランプ1がブロックに押し込まれると、突起12、12´は、互いに対してほとんど突き当たる。

0029

図5は、外管14と外管に挿入される内管15の間の管結合部16を示す。図示されているように、外管14には、径が拡大された部分が提供される。しかし、外管14全体が内管15の外径に整合する内径を有することも可能である。

0030

バンドクランプ1は、破線で概略的にのみ図示されている。

0031

外管が内管上で堅く締め付けられることができるように、外管14は2つのスロット18、19を有し、それらは外管14の端表面から伸びる。2つのスロット18、19は、外管14の円周方向に約90°だけ互いに偏位される。

0032

各スロット18、19は、2つの側壁21、22を有し、これら側壁21、22は、例えば軸方向に伸びることができる。2つの側壁21、22は橋23により互いに結合される。この橋23は、スロット18、19が打ち抜かれるとき、残ったままであることが可能である。必要であれば、この橋23は軸方向に曲線を有することもできる。曲線箇所が指し示す方向は重要ではない。

0033

今、バンドクランプ1が堅く締め付けられると、スロット18、19の幅が円周方向に減少する。橋23は変形する。しかし、橋23の材料は、内管15が配置されているので半径方向内側方向に逃げることができないだけでなく、バンドクランプ1の締め付けバンド2が配置されているので半径方向外側方向にも逃げることができない。従って、それはスロット18、19の内部だけに流れることができる。そのとき、橋23は一種のシール又はプラグを形成し、それがスロット18、19をふさぐ。スロット18、19は、密封される又は密封されたままであり、それによりスロット18、19は管結合部16のいかなる漏れも許さない。

0034

図2で具体的にはっきりとわかるように、バンドクランプ2は少なくともその円周の一部にV字型の断面を有する。しかし、好ましくは、V字型の断面部分は締め付けバンドの全長に伸びる。Vは比較的大きい角度αを有する。これは160°から176°の範囲である。この断面の働き方が図6及び図7に基づいて説明される。

0035

図6及び図7は、あいだに隙間24を伴う外管14及び内管15を概略的に示している。この隙間24は1mmから2mmの桁である。それは製造上の公差に起因する。しかし、同時に、この隙間24により内管15が外管14に挿入されることが容易となる。

0036

締め付けバンド2を堅く締め付けることにより、外管14が、締め付けバンド2の領域で、内管15の外周上にできるだけ堅く載るように変形される。このことは、締め付けバンド2のV字型断面により容易に実現できる。図示されているのは、橋23が明確にするために省略されているが、スロット18の領域の外管14である。

0037

締め付けバンド2が堅く締め付けられると、V字型の断面の1つの側片部25は外管14の円周方向の表面と平行なままであり、一方でV字型の断面のもう一方の側片部26は円錐を形成する。従って、端表面20から始まる外管14の部分27は円筒形の側表面とほぼ一致する形状に変形され、一方で、端表面20から軸方向に離れた部分28は円錐に変形される。この部分28が円周方向の壁とともに形成する角度は、締め付けバンド2により覆われた領域全体が堅く締め付けられる場合に形成される角度より急勾配である。しかし、このことは重要ではない、というのは、部分27が内管の円周上に平坦なまま載ることができ従ってシールの改良に寄与するからである。

0038

本発明の具体的な実施形態が、独創的原理を図示して詳細に記載されている一方で、本発明はこうした原理から逸脱することなく別の方法でも実施されることを理解されたい。

図面の簡単な説明

0039

締め付けバンドクランプの正面図である。
バンドクランプの側面図である。
図2のIII−IIIに沿った拡大断面図である。
図3によるXの図である。
管結合部を示している。
堅く締め付けられていない状態の管結合部の概略図である。
堅く締め付けられた状態の管結合部を示している。

符号の説明

0040

1締め付けバンドクランプ
2 締め付けバンド
3締め付け顎
4 締め付け顎
5円筒形のピン
6 円筒形のピン
7締め付けねじ
8ヘッド
9 隙間
10 接触部分
11 接触部分
12突起
13 突起
14外管
15内管
16 管結合部
17 開口部
18スロット
19 スロット
20端表面
21側壁
22 側壁
23 橋
24 隙間
25側片部
26 側片部
27 部分
28 部分
D 内径

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