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技術 ユーザプロファイルの生成方法、生成装置及び生成プログラム

出願人 日本電信電話株式会社
発明者 木村篤信中茂睦裕石井陽子菊地由美小林稔
出願日 2006年11月22日 (13年3ヶ月経過) 出願番号 2006-315703
公開日 2008年6月5日 (11年9ヶ月経過) 公開番号 2008-129925
状態 未査定
技術分野 検索装置
主要キーワード プロフアイル 各解析結果 左側通路 プロファイル生成装置 情報提示用 沈黙時間 受信時間間隔 共用スペース
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年6月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

ユーザにコンピュータ操作を要求することなく簡単にユーザのプロファイルを生成することを可能にする。

解決手段

日常生活におけるユーザの動きセンサ群SSにより検出し、その検出データをもとにプロファイル生成装置PTにおいてユーザの動作を認識する。そして、この認識されたユーザの動作に対応するキーワードキーワードデータベース14から検索し、このキーワードをプロファイル記憶部15に格納する。また、プロファイル生成に適した動作を誘発するための提示情報を生成して、この提示情報を投影装置DSによりスクリーンSCに表示させ、この状態でユーザの動作を検出してこの動作に対応するキーワードを検索する。さらに、センサ群SSの検出データをもとにユーザの動作の特異性を判定して、その判定結果をもとにキーワードの重要度を決定し、キーワードに付加する。

概要

背景

従来、ユーザのプロファイルを生成する方法としては、ユーザに対しアンケート調査を行ってその回答データ収集することにより当該ユーザのプロファイルを生成する方法や、ユーザがウエブを利用するときにブックマークやウエブログトラックバック等によってウエブにアップロードされる情報をもとに当該ユーザのプロファイル情報を生成する方法が知られている。

このうち、ウエブログを利用する方法は、例えばウエブログにおけるエントリ分類したカテゴリ情報及び知人情報を用いて、目的とする知識に関して相互に評価し合い一定の信頼を置く人脈を抽出し、この人脈に属するウエブブログコンテンツから信頼性の高い知識を取得できるようにエンドユーザ支援するシステムにおいて、上記ウエブログにおけるエントリを分類したカテゴリ情報及び知人情報をもとにユーザのプロファイル情報を生成する(例えば、特許文献1を参照。)。

なお、それ以外にも、オンラインショップにおける購入時にユーザが入力するログデータや、ウエブ閲覧クリック数のログデータをもとにユーザのプロファイル情報を生成する方法もある。

特開2006−164086号公報

概要

ユーザにコンピュータ操作を要求することなく簡単にユーザのプロファイルを生成することを可能にする。日常生活におけるユーザの動きセンサ群SSにより検出し、その検出データをもとにプロファイル生成装置PTにおいてユーザの動作を認識する。そして、この認識されたユーザの動作に対応するキーワードキーワードデータベース14から検索し、このキーワードをプロファイル記憶部15に格納する。また、プロファイル生成に適した動作を誘発するための提示情報を生成して、この提示情報を投影装置DSによりスクリーンSCに表示させ、この状態でユーザの動作を検出してこの動作に対応するキーワードを検索する。さらに、センサ群SSの検出データをもとにユーザの動作の特異性を判定して、その判定結果をもとにキーワードの重要度を決定し、キーワードに付加する。

目的

この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、ユーザにコンピュータ操作を要求することなく簡単にユーザのプロファイルを生成することを可能にしたユーザプロファイル生成方法生成装置及び生成プログラムを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ユーザの日常生活エリアに配置されたセンサにより、当該ユーザの日常生活における動作を検出する過程と、前記センサにより前記ユーザの動作が検出されたとき、想定されるユーザの動作を表す情報と当該動作に関連するキーワードとを相互に対応付けて予め記憶したデータベースから、前記検出された動作に対応するキーワードを検索する過程と、前記検索されたキーワードを当該ユーザの識別情報に対応付けて当該ユーザのプロファイルを表す情報としてプロファイル記憶部に記憶する過程とを具備することを特徴とするユーザプロファイル生成方法

請求項2

前記ユーザの日常生活エリアにおいて、当該ユーザの動作を誘発する情報をユーザに提示する過程を、さらに具備することを特徴とする請求項1に記載のユーザプロファイル生成方法。

請求項3

前記センサにより検出されたユーザの動作の特異性解析し、その解析結果をもとに、前記データベースから検索されたキーワードの重要度を決定する過程と、前記決定された重要度を表す情報を前記キーワードに付加して前記プロファイル記憶部に記憶する過程とを、さらに具備することを特徴とする請求項1又は2に記載のユーザプロファイル生成方法。

請求項4

前記ユーザの日常生活エリアに配置されたセンサに対し接続され、当該センサから出力される前記ユーザの日常生活における動作を表す情報を受信する手段と、想定されるユーザの動作を表す情報と当該動作に関連するキーワードとを相互に対応付けて記憶したデータベースに接続され、前記受信された前記ユーザの動作を表す情報に関連するキーワードを前記データベースから検索する手段と、前記検索されたキーワードを当該ユーザの識別情報に対応付けて当該ユーザのプロファイルを表す情報として記憶するプロファイル記憶部とを具備することを特徴とするユーザプロファイル生成装置

請求項5

前記ユーザの日常生活エリアに設置された情報提示装置に対し接続され、前記ユーザの動作を誘発するための提示情報を前記通信路を介して前記情報提示装置に送信し提示させる手段を、さらに具備することを特徴とする請求項4に記載のユーザプロファイル生成装置。

請求項6

前記センサから受信されたユーザの動作を表す情報をもとに当該動作の特異性を解析し、その解析結果をもとに、前記データベースから検索されたキーワードの重要度を決定する手段と、前記決定された重要度を表す情報を前記キーワードに付加して前記プロファイル記憶部に記憶させる手段とを、さらに具備することを特徴とする請求項4又は5に記載のユーザプロファイル生成装置。

請求項7

想定されるユーザの動作を表す情報と当該動作に関連するキーワードとを相互に対応付けて記憶したデータベースと、前記ユーザの日常生活エリアに配置されたセンサに対しそれぞれ接続されるコンピュータにおいて使用されるユーザプロファイル生成プログラムであって、前記センサから出力される前記ユーザの日常生活における動作を表す情報を受信する処理と、前記受信されたユーザの動作を表す情報に関連するキーワードを、前記データベースから検索する処理と、前記検索されたキーワードを当該ユーザの識別情報に対応付けて当該ユーザのプロファイルを表す情報としてプロファイル記憶部に記憶させる処理とを、前記コンピュータに実行させることを特徴とするユーザプロファイル生成プログラム。

請求項8

前記コンピュータが、ユーザの日常生活エリアに設置された情報提示装置に対し接続可能な場合に、前記ユーザの動作を誘発するための提示情報を前記情報提示装置に送信して提示させる処理を、前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項7に記載のユーザプロファイル生成プログラム。

請求項9

前記センサから受信されたユーザの動作を表す情報をもとに当該動作の特異性を解析し、その解析結果をもとに、前記データベースから検索されたキーワードの重要度を決定する処理と、前記決定された重要度を表す情報を前記キーワードに付加して前記プロファイル記憶部に記憶させる処理とを、前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項7又は8に記載のユーザプロファイル生成プログラム。

技術分野

0001

この発明は、ユーザの嗜好等に関連するキーワード集合により表されるユーザプロファイルを生成するための方法、装置及びプログラムに関する。

背景技術

0002

従来、ユーザのプロファイルを生成する方法としては、ユーザに対しアンケート調査を行ってその回答データ収集することにより当該ユーザのプロファイルを生成する方法や、ユーザがウエブを利用するときにブックマークやウエブログトラックバック等によってウエブにアップロードされる情報をもとに当該ユーザのプロファイル情報を生成する方法が知られている。

0003

このうち、ウエブログを利用する方法は、例えばウエブログにおけるエントリ分類したカテゴリ情報及び知人情報を用いて、目的とする知識に関して相互に評価し合い一定の信頼を置く人脈を抽出し、この人脈に属するウエブブログコンテンツから信頼性の高い知識を取得できるようにエンドユーザ支援するシステムにおいて、上記ウエブログにおけるエントリを分類したカテゴリ情報及び知人情報をもとにユーザのプロファイル情報を生成する(例えば、特許文献1を参照。)。

0004

なお、それ以外にも、オンラインショップにおける購入時にユーザが入力するログデータや、ウエブ閲覧クリック数のログデータをもとにユーザのプロファイル情報を生成する方法もある。

0005

特開2006−164086号公報

発明が解決しようとする課題

0006

ところが、上記従来のユーザプロファイル生成方法は、ユーザにアンケート調査に対する回答の入力を要求したり、ユーザによるウエブへのユーザ情報のアップロードやウエブページ閲覧操作等、何らかのコンピュータ操作をユーザに要求するものとなっている。このため、コンピュータの操作が苦手だったり行えないユーザについてはそのプロファイルを生成することが困難である。また、たとえコンピュータ操作を行えるユーザであっても、プロファイルの生成のために何らかの操作が要求されるため、ユーザにとっては負担が大きい。

0007

この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、ユーザにコンピュータ操作を要求することなく簡単にユーザのプロファイルを生成することを可能にしたユーザプロファイルの生成方法、生成装置及び生成プログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するためにこの発明の一観点は、ユーザの日常生活エリアに配置されたセンサにより、当該ユーザの日常生活における動作を検出する。そして、上記センサによりユーザの動作が検出されたとき、想定されるユーザの動作を表す情報と当該動作に関連するキーワードとを相互に対応付けて予め記憶したデータベースから、上記検出された動作に対応するキーワードを検索し、この検索されたキーワードを当該ユーザの識別情報に対応付けて当該ユーザのプロファイルを表す情報としてプロファイル記憶部に記憶するようにしたものである。

0009

したがって、ユーザの日常生活における自然な動作が検出されて、この検出された動作に関連するキーワードが当該ユーザのプロファイル情報として記憶される。このため、プロファイルを生成するためにユーザにアンケート調査を要求したり、またユーザによるウエブへのユーザ情報のアップロードやウエブページの閲覧操作等、何らかのコンピュータ操作をユーザが行う必要がなくなる。この結果、ユーザの負担を軽減ですることができ、またコンピュータの操作が苦手だったりまた操作できないユーザについてもプロファイルを生成することが可能となる。

0010

またこの発明の他の観点は、ユーザの日常生活エリアに設置された表示装置スピーカなどの情報提示装置を利用して、当該ユーザの動作を誘発するための情報をユーザに提示するようにしたことである。このようにすると、ユーザに日常生活の範囲内でユーザプロファイルの生成に適した動作を行わせることが可能となり、これによりさらに精度の高いユーザプロファイルを生成することが可能となる。

0011

さらにこの発明の別の観点は、センサにより検出されたユーザの動作の特異性解析し、その解析結果をもとに、上記データベースから検索されたキーワードの重要度を決定し、この決定された重要度を表す情報を上記キーワードに付加してプロファイル記憶部に記憶するようにしたことである。このようにすると、ユーザプロファイル情報として複数のキーワードが記憶された場合に、これらのキーワードの中でユーザの特徴的な動作を表すキーワードを明確にすることが可能となる。

発明の効果

0012

要するにこの発明によれば、ユーザの日常生活における自然な動作を検出し、この検出した動作に関連するキーワードをデータベースから検索して、このキーワードを当該ユーザのプロファイル情報として記憶するようにしたことによって、ユーザにコンピュータ操作を要求することなく簡単にユーザのプロファイルを生成することを可能にしたユーザプロファイルの生成方法、生成装置及び生成プログラムを提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わるユーザプロファイル生成方法を実現するためのシステムの概略構成図である。
同図において、例えばオフィス廊下等のユーザAの日常生活エリアにはセンサ群SSが配置されている。センサ群SSは、例えば図2に示すようにユーザAが発する音声を検出するマイクロホン21と、ユーザを撮像するためのカメラ22と、ユーザAの移動状態を検出するための感圧センサ23と、ユーザの生体情報を検出するためのバイタルセンサ24とを備える。このうち、マイクロホン21及びカメラ22はオフィスや廊下の壁や天井に設置され、感圧センサ23はオフィスや廊下の床面に設置される。バイタルセンサ24は、ユーザAが所持する腕時計携帯端末等に組み込まれる。

0014

また、ロビーや廊下等の共用スペースには情報提示装置が配設される。この情報提示装置は、プロファイル生成に適した動作を誘発する情報をユーザに提示するためのもので、スクリーンSCと、このスクリーンSCに表示情報投影するための投影装置DSとから構成される。なお、情報提示装置としては、投影装置の代わりに液晶プラズマなどのディスプレイを使用してもよく、またスピーカを使用して音声情報拡声出力するものでもよい。

0015

ところで、この実施形態のシステムはプロファイル生成装置PTを備えている。このプロファイル生成装置PTは例えばパーソナル・コンピュータ又はサーバからなり、上記センサ群SS及び投影装置DSに対し通信ネットワークNWを介して接続される。通信ネットワークNWとしては、例えばLAN(Local Area Network)、無線LAN、Bluetooth(登録商標)等の構内通信ネットワークが用いられる。

0016

図2は、上記プロファイル生成装置PTの機能構成を示すブロック図である。このプロファイル生成装置PTは、中央処理ユニット(CPU;Central Processing Unit)11を備える。CPU11には、バス12を介してプログラムメモリ13と、キーワードデータベース14と、プロファイル記憶部15が接続され、さらに提示インタフェース16と、センサインタフェース17と、音声認識解析処理部18と、画像認識処理部19が接続されている。

0017

提示インタフェース16は、CPU11の制御の下で、プロファイル生成に適した動作を誘発する提示情報を通信ネットワークNWを介して投影装置DSに供給し、当該提示情報をスクリーンSCに投影させる。
センサインタフェース17は、センサ群SSの各センサ、つまりマイクロホン21、カメラ22、感圧センサ23及びバイタルセンサ24から出力される検出信号を、CPU11の制御の下で受信したのちディジタルデータに変換して保持する。

0018

音声認識解析処理部18は例えばDSP(Digital Signal Processor)からなり、CPU11の制御の下で、上記センサインタフェース17により受信されたマイクロホン21の検出信号からユーザの音声を認識し、さらにその発話音量や特定の単語の出現率発話開始までの暗騒音ベル持続時間等のユーザの発音パラメータを解析する。
画像認識処理部19もDSPにより構成され、CPU11の制御の下で、上記センサインタフェース17により受信されたカメラ22の撮像画像データからユーザの特徴的な動作や姿勢を認識する。

0019

キーワードデータベース14は記憶媒体として例えばハードディスクを使用したもので、想定されるユーザの動作を表す条件式と当該動作の条件式に関連するキーワードとを相互に対応付けて複数個記憶している。
プロフアイル記憶部15も記憶媒体として例えばハードディスクを使用したもので、上記キーワードデータベース14から検索されたキーワードを、ユーザの識別情報に対応付けて当該ユーザのプロファイル情報として記憶するために使用される。
なお、上記キーワードデータベース14及びプロフアイル記憶部15とも、記憶媒体としてはハードディスク以外にNAND型フラッシュメモリなどのその他の不揮発性メモリ使用可能である。

0020

ところで、プログラムメモリ13には、この発明を実施するために必要なアプリケーション・プログラムとして、動き検出・解析制御プログラム131と、提示制御プログラム132と、キーワード検索制御プログラム133と、キーワード重要度決定プログラム134と、キーワード登録制御プログラム135が格納されている。

0021

動き検出・解析制御プログラム131は、CPU11に次のような処理を実行させる。すなわち、上記センサインタフェース17により受信された各センサの検出データのうち、マイクロホン21により検出された音声データを上記音声認識解析処理部18に与え、ユーザの音声を認識させると共にその発音パラメータを解析させる。また、カメラ22により検出された撮像画像データを画像認識処理部19に与えて、ユーザの動きや姿勢を認識させる。またこの場合、撮像画像データからユーザの視線を認識させる。さらに、感圧センサ23の検出データをもとに、ユーザの存在の有無の他、ユーザの移動形態、例えば走っているか、歩いているか、立ち止まっているか等を判定する。さらに、バイタルセンサ24の検出データをもとにユーザの脈拍体温血圧等の生体情報パラメータを検出する。そして、以上の各解析結果をもとにユーザの動きを表す条件式を生成する。

0022

提示制御プログラム132は、プロファイル生成に適した動作を誘発するための例えば映像からなる提示情報を生成し、この提示情報を提示インタフェース16から通信ネットワークNWを介して投影装置DSに供給させてスクリーンSCに投影させる処理を、上記CPU11に実行させる。

0023

キーワード検索制御プログラム133は、上記動き検出・解析制御プログラム131により生成されたユーザの動きを表す条件式をキーとしてキーワードデータベース14をアクセスし、上記条件式に対応するキーワードをデータベース14から検索する処理を、上記CPU11に実行させる。

0024

キーワード重要度決定プログラム134は、上記動き検出・解析制御プログラム131により検出されたユーザの動作を表す各パラメータをもとにユーザの動作の特異性を検出し、この特異性の検出結果をもとにキーワードの重要度を判定する処理を、上記CPU11に実行させる。

0025

キーワード登録制御プログラム135は、上記キーワード検索制御プログラム133により検索されたキーワードと、上記キーワード重要度決定プログラム134により判定された重要度を、ユーザの識別情報に対応付けてプロファイル記憶部15に記憶させる処理を、上記CPU11に実行させる。

0026

次に、以上のように構成されたプロファイル生成装置PTによるプロファイル生成動作を説明する。図3は、その制御手順制御内容を示すフローチャートである。
(1)誘発情報の提示を行わない場合
仕事中や休憩中等の日常生活におけるユーザの自然な動作をもとにプロファイル情報を生成する処理は次のように行われる。すなわち、プロファイル情報生成装置PTのCPU11は、ステップS32においてセンサ群SSの各センサから検出データを受信する。そして、この受信された各センサの検出データからユーザの動作を認識するための処理をステップS33において実行する。図4は、その認識処理手順と処理内容を示すフローチャートである。

0027

例えば、いまカメラ22の撮像画像データを受信したとする。この場合CPU11は、ステップS41において上記撮像画像データの画像認識及び解析処理を以下のように行う。すなわち、CPU11は上記受信した撮像画像データを画像認識処理部19に転送させると共に、画像認識処理の実行指示を与える。この結果、画像認識処理部19では、ユーザの動作を検出するための画像認識処理が行われる。例えば、先ず差分処理により撮像画像データ中から人物画像が含まれる領域が切り出される。次に、この切り出された画像領域に含まれる画像パターンが、予め用意してある複数種類テンプレートと順次照合される。そして、この照合の結果、上記切り出した画像領域中に上記テンプレートと一致する画像パターンがあれば、この画像パターンがユーザの動作を表す情報として認識される。例えば、切り出した画像領域中に含まれる画像パターンが、手を上げるジェスチャに対応するテンプレートと一致したとすれば、上記画像パターンはユーザの「手を上げる動作」として認識される。CPU11は、上記ユーザ動作の認識結果をプロファイル生成装置内の作業用メモリ(図示せず)に保存する。

0028

また、マイクロホン21により検出された音声データが受信されたとする。この場合CPU11は、当該受信された音声データを音声認識解析処理部18に転送すると共に、音声認識解析処理の実行指示を与える。この結果、音声認識解析処理部18では、図4のステップS42において上記受信された音声データからユーザの音声を認識する処理が行われ、さらにステップS43において認識された音声の構文解析が行われる。この構文解析により、発話音量や特定の単語の出現率、発話開始までの暗騒音レベル持続時間等のユーザの発音パラメータが検出される。CPU11は、上記構文解析により検出された特定の単語を、ユーザの動作を表す情報として上記作業用メモリに保存する。

0029

さらに、感圧センサ23の検出データが受信された場合には、CPU11はステップS44において、上記感圧センサ23の検出データからユーザの存在の有無とユーザの移動形態を認識する。例えば、感圧センサ23から検出信号があればユーザが存在すると認識し、さらに感圧センサ23からの検出信号の受信時間間隔が第1のしきい値より短い場合には「急ぎ足」と認識し、発生時間間隔が第2のしきい値(>第1のしきい値)より長ければゆっくり歩行しているか又は立ち止まっていると認識する。そして、この認識結果をユーザの動作を表す情報として作業用メモリに保存する。

0030

さらに、バイタルセンサ24から検出データが受信された場合には、CPU11はステップ45において、上記バイタルセンサ24の検出データからユーザの血圧や脈拍、体温等の生体情報パラメータを検出する。そして、この検出された生体情報パラメータを作業用メモリに保存する。
なお、ユーザに加速度センサを装着しておけば、ユーザの姿勢や移動速度等の運動パラメータを検出することができ、またユーザにアイカメラを装着しておけば当該ユーザの視線を検出することもできる。

0031

上記センサ群SSの検出データの認識及び解析処理が終了すると、CPU11は次にステップS35によりキーワードデータベース14をアクセスして、当該キーワードデータベース14から上記ユーザ動作の認識結果をもとにユーザの動作を表す条件式を作成する。例えば、条件式A=(動作a)、条件式B=(動作bと動作cの同時検出)のように作成する。そして、この作成した条件式に対応するキーワードをデータベース14から検索する。この検索処理により上記条件式に該当するキーワードが見付かると、CPU11はステップS37において上記検索されたキーワードをユーザの識別情報に対応付けてプロファイル記憶部15に記憶させる。

0032

例えば、ユーザの腕の動作がハンドルを操作するような動作であり、かつ発話音声から自動車に係わる単語が認識されたとする。この場合には、これらの動作を含む条件式をもとにキーワードデータベース14から「自動車」なるキーワードが検索され、該当ユーザのプロファイルに加えられる。

0033

(2)誘発情報の提示を行う場合
一方、ユーザに誘発情報を提示し、これに応じたユーザの特定の動作をもとにプロファイル情報を生成する処理は次のように行われる。すなわち、プロファイル生成装置PTのCPU11は、先ずステップS31によりユーザに特定の動作を誘発するための情報を生成し、この生成した誘発情報を提示インタフェース16から投影装置DSに向け送信させる。この結果、投影装置DSによってスクリーンSCに誘発情報の内容を表す画像が投影表示される。

0034

これに対しユーザが上記表示された誘発情報に応じて特定の動作を行うと、この動作はカメラ22により撮像されてその画像データがセンサインタフェース17で受信される。プロファイル情報生成装置PTのCPU11は、上記画像データをステップS32により受信すると、ステップS33に移行し、上記受信した画像データの画像認識処理及び解析処理を以下のように実行する。

0035

すなわち、CPU11は図4に示すようにステップS41により上記受信した画像データを画像認識処理部19に転送させると共に、画像認識処理の実行指示を与える。この結果、画像認識処理部19では、先に(1)で述べた場合と同様に、ユーザの動作を検出するための画像認識処理が行われ、これにより例えばユーザの歩行動作が認識される。

0036

CPU11は、上記ユーザ動作の認識結果が得られると、この認識結果をステップS34でプロファイル生成装置PT内の作業用メモリ(図示しない)に一旦保存した後、ステップS35により上記認識されたユーザ動作を表す条件式を生成し、この条件式に対応するキーワードをキーワードデータベース14から検索する。そして該当するキーワードが読み出されると、CPU11はステップS37に移行してここで当該読み出されたキーワードをユーザの識別情報に対応付けてプロファイル記憶部15に記憶させる。

0037

このように誘発情報の提示を利用すると、例えば次のようなユーザプロファイルを生成可能である。すなわち、廊下の中央に設置された柱にスクリーンSCを設置して、このスクリーンSCに投影装置DSにより、「野球の情報が欲しい人は右へ、サッカーの情報が欲しい人は左へ」という選択肢を含む誘発情報を表示させる。これに対しユーザが柱の右側を通行したとすれば、この右側通行の歩行動作がカメラ22の撮像画像データから認識され、この認識された歩行動作をもとにキーワードデータベース14から例えば「野球」なるキーワードが検索される。そして、このキーワードが上記ユーザのプロファイル情報に加えられる。反対に、ユーザが左側通行したとすれば、この左側通行の歩行動作がカメラ22の撮像画像データから認識され、この認識された歩行動作をもとにキーワードデータベース14から例えば「サッカー」なるキーワードが検索される。そして、このキーワードが上記ユーザのプロファイル情報に加えられる。
図5は、以上のようにして作成されたユーザxxx,yyy,zzzのプロファイル情報PR1,PR2,PR3の一例を示すものである。

0038

なお、上記した例では、ユーザの歩行中の動作をカメラ22の撮像画像データから認識するようにした。しかし、それに限らず、右側の通路及び左側通路にそれぞれ感圧センサを設置しておき、これらの感圧センサから出力される検出信号をもとにユーザが右側通行したか左側通行したかを認識するようにしてもよい。

0039

(3)検索したキーワードに重要度を付与する場合
キーワードデータベース14から検索されたキーワードには、それに対応するユーザ動作の特異性に応じて重要度が付与される。すなわち、プロファイル生成装置PTのCPU11は、ステップS35によりキーワードが検索されると、続いてステップS36に移行する。そして、このステップS36において、上記キーワードを検索したときのユーザ動作の特徴を表す各種パラメータを作業用メモリから読み出し、この各種パラメータをもとに当該ユーザ動作の特異性を判定する。そして、この判定結果に基づいて上記キーワードに対する重要度を決定する。

0040

例えば、ユーザが音声を発していた場合には、その発音の特徴を表す発音パラメータ、つまりユーザの発話音量や特定の単語の出現率、発話開始までの暗騒音レベル持続時間をもとに、このときのユーザ動作の特異性を検出する。例えば、発話音量がしきい値より大きな場合や、暗騒音レベル持続時間(つまり沈黙時間)がしきい値より長い場合には、このときのユーザ動作は特異なものと判定する。

0041

また、感圧センサ23検出データをもとに検出されたユーザの移動形態が「急ぎ足」の場合には、このときのユーザ動作を特異なものと判定する。さらに、バイタルセンサ24の検出データをもとに検出されたユーザの生体情報パラメータにおいて、脈拍がしきい値より高い場合には、このときのユーザ動作を特異なものと判定する。なお、ユーザに取り付けた加速度センサ等によりユーザ動作の速度や姿勢などが検出されている場合には、これらのパラメータをもとに動作の特異性を判定することも可能である。

0042

CPU11は、上記各種パラメータに基づく判定の結果、ユーザ動作が特異と判定されると、上記検索されたキーワードに対する重要度を“高”に決定する。そして、ステップS37により上記検索されたキーワードをプロファイル記憶部15に記憶する際に、上記決定された重要度を表す情報をキーワードに対応付けてプロファイル記憶部15に記憶させる。

0043

なお、以上の例では重要度として“低“又は“高”を決定するようにした。しかしそれに限らず、各種パラメータを複数のしきい値と比較することによりユーザ動作の特異性を多段階に判定し、この判定した特異性の段階に応じて重要度を複数段階に分けて決定するようにしてもよい。

0044

以上述べたようにこの実施形態では、日常生活におけるユーザの動きをセンサ群SSにより検出し、その検出データをもとにプロファイル生成装置PTにおいてユーザの動作を認識する。そして、この認識されたユーザの動作に対応するキーワードをキーワードデータベース14から検索し、この検索されたキーワードをプロファイル情報としてプロファイル記憶部15に格納するようにしている。

0045

したがって、ユーザの日常生活における自然な動作が検出されて、この検出された動作に関連するキーワードが当該ユーザのプロファイル情報として記憶される。このため、プロファイルを生成するためにユーザにアンケート調査を要求したり、またユーザによるウエブへのユーザ情報のアップロードやウエブページの閲覧操作等、何らかのコンピュータ操作をユーザが行う必要がなくなる。この結果、ユーザの負担を軽減ですることができ、またコンピュータの操作が苦手だったりまた操作できないユーザについてもプロファイルを生成することが可能となる。

0046

また、プロファイル生成に適した動作を誘発するための提示情報を生成して、この提示情報をユーザの日常生活エリアに設置されたスクリーンSCに投影装置DSにより表示させ、この状態でユーザの動作を検出してこの動作に対応するキーワードをキーワードデータベース14から検索するようにしている。このようにすると、ユーザに日常生活の範囲内でユーザプロファイルの生成に適した動作を行わせることが可能となり、これによりさらに精度の高いユーザプロファイルを生成することが可能となる。

0047

さらに、センサ群SSの検出データをもとにユーザの動作の特異性を判定して、その判定結果をもとにキーワードの重要度を決定し、この決定された重要度を表す情報を上記キーワードに付加してプロファイル記憶部15に記憶するようにしている。このため、ユーザプロファイル情報として複数のキーワードが記憶された場合に、これらのキーワードの中でユーザの特徴的な動作を表すキーワードを明確にすることが可能となる。

0048

なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態ではキーワードデータベースをプロファイル生成装置PT内に設けた場合を例にとって説明したが、キーワードデータベースをウエブ上に設ける等、プロファイル生成装置PTとは独立して設け、このキーワードデータベースに対し通信ネットワークを介してアクセスすることにより、検出されたユーザの動作に対応するキーワードを検索するようにしてもよい。

0049

また、前記実施形態では、センサ群SS及び情報提示装置DSに対しプロファイル生成装置PTをLANや無線LAN、Bluetooth(登録商標)等の構内通信ネットワークを介して接続するようにした。しかしそれに限らず、プロファイル生成装置を通信事業者プロバイダ等が運用するサーバに設け、上記センサ群SS及び情報提示装置DSを上記構内無線通信ネットワークからさらにインターネット等の公衆通信ネットワークを介してサーバに接続するようにしてもよい。

0050

その他、プロファイル生成装置の構成や当該装置によるユーザプロファイル生成制御手順と制御内容、センサの種類や当該センサの検出情報からユーザの動作を認識する具体的な処理内容、キーワードの重要度を決定する際の具体的な処理内容、キーワードの種類等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。

0051

要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。

図面の簡単な説明

0052

この発明の一実施形態に係わるユーザプロファイル生成方法を実現するシステムの概略構成図である。
図1に示したシステムで使用されるユーザプロファイル生成装置の構成を示すブロック図である。
図2に示したユーザプロファイル生成装置によるプロファイル生成処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
図3に示したフローチャートにおける検出データの認識・解析処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
図2に示した装置により生成されたユーザプロファイル情報の一例を示す図である。

符号の説明

0053

PT…プロファイル生成装置、DS…情報提示用の投影装置、SC…スクリーン、SS…センサ群、NW…通信ネットワーク、11…CPU、12…バス、13…プログラムメモリ、14…キーワードデータベース、15…プロファイル記憶部、16…提示インタフェース、17…センサインタフェース、18…音声認識・解析処理部、19…画像認識処理部、21…マイクロホン、22…カメラ、23…姿勢センサ、24…バイタルセンサ、25…感圧センサ、131…動き検出・解析制御プログラム、132…提示制御プログラム、133…キーワード検索制御プログラム、134…キーワード重要度決定プログラム、135…キーワード登録制御プログラム。

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