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技術 被印刷媒体分別装置、被印刷媒体分別プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び被印刷媒体分別方法、印刷装置、印刷装置制御プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び印刷装置制御方法、並びに余白有効度算出装置、余白有効度算出プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び余白有効度算出方法

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 萱原直樹
出願日 2006年11月10日 (14年3ヶ月経過) 出願番号 2006-304925
公開日 2008年5月29日 (12年8ヶ月経過) 公開番号 2008-124688
状態 未査定
技術分野 付属装置、全体制御 タイプライター等へのデジタル出力 ファクシミリ一般
主要キーワード 仮想境界線 分別ステップ 仮想境界 共有要素 分別対象 需用者 共有数 右半面
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年5月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

被印刷媒体を、再利用を考慮して分別するのに好適な被印刷媒体分別装置、被印刷媒体分別プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び被印刷媒体分別方法、並びに印刷装置印刷装置制御プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び印刷装置制御方法を提供する。

解決手段

被印刷媒体分別装置100を、原稿紙面全体の濃度情報を抽出する濃度情報抽出部12と、前記抽出した濃度情報に基づき原稿紙面の画像データを生成する原稿画像データ生成部14と、原稿画像データに基づき原稿画像を複数の区分領域区分する領域区分部16と、各区分領域余白領域か否かを判定する余白判定部18と、当該判定結果と、各区分領域の共有要素共有状態とに基づき余白有効度を算出する余白有効度算出部20と、前記算出された余白有効度に基づき原稿を分別する原稿分別部22とを含んだ構成とした。

概要

背景

従来、一方の紙面に画像が印刷され且つ他方の紙面が白紙である印刷用紙は、印刷物
して不要になると裏紙としてメモ用紙や印刷などに再利用されている。
また、用紙の余白率自動判別する技術として、例えば、特許文献1に記載の印刷制御
装置がある。
特許文献1の印刷制御装置は、印刷ジョブを受信すると、ユーザにより予め登録された
用紙サイズ情報テーブルから用紙サイズ情報を読み出して、印刷ジョブに含まれる各画増
データについて、各用紙サイズごとに余白率が最小となる最適画像データレイアウトを選
定する。更にその中で余白率が最小となる最適用紙サイズ選定して、最適用紙サイズを
表示し、印刷開始命令を待って、最適用紙サイズにかかる最適画像データレイアウトによ
印刷用画像データを作成して印刷装置に送信する。
特開2005−59447号公報

概要

被印刷媒体を、再利用を考慮して分別するのに好適な被印刷媒体分別装置、被印刷媒体分別プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び被印刷媒体分別方法、並びに印刷装置、印刷装置制御プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び印刷装置制御方法を提供する。被印刷媒体分別装置100を、原稿の紙面全体の濃度情報を抽出する濃度情報抽出部12と、前記抽出した濃度情報に基づき原稿紙面の画像データを生成する原稿画像データ生成部14と、原稿画像データに基づき原稿画像を複数の区分領域区分する領域区分部16と、各区分領域余白領域か否かを判定する余白判定部18と、当該判定結果と、各区分領域の共有要素共有状態とに基づき余白有効度を算出する余白有効度算出部20と、前記算出された余白有効度に基づき原稿を分別する原稿分別部22とを含んだ構成とした。

目的

しかしながら、上記特許文献1の従来技術においては、印刷ジョブに対して、印刷され
ない部分の総量を余白率として算出しているに過ぎず、余白領域の形状などを考慮した再
利用のための計算は一切行っていない。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたも
のであって、被印刷媒体を、再利用を考慮して分別するのに好適な被印刷媒体分別装置、
被印刷媒体分別プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び被印刷媒体分別方
法、印刷装置、印刷装置制御プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び印刷
装置制御方法、並びに余白有効度算出装置、余白有効度算出プログラム、当該プログラム
を記憶した記憶媒体、及び余白有効度算出方法を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出手段と、前記印刷領域を複数の区分領域区分する領域区分手段と、前記領域区分手段で区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領域か否かを判定する余白判定手段と、前記余白判定手段の判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出する余白有効度算出手段と、前記余白有効度算出手段の算出結果に基づき、前記被印刷媒体を分別する分別手段と、を備えることを特徴とする被印刷媒体分別装置

請求項2

前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と他の区分領域とが共有する仮想的な境界線である仮想境界線であることを特徴とする請求項1記載の被印刷媒体分別装置。

請求項3

前記余白有効度算出手段は、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想境界線の総数と、前記印刷領域における前記余白判定手段で余白と判定された各区分領域が共有する前記仮想境界線の総数との比率に基づき、前記余白有効度を算出することを特徴とする請求項2記載の被印刷媒体分別装置。

請求項4

前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と他の区分領域との仮想的な境界点である仮想境界点であることを特徴とする請求項1記載の被印刷媒体分別装置。

請求項5

前記仮想境界点は、前記印刷領域を格子状に区分した場合の格子点であることを特徴とする請求項4記載の被印刷媒体分別装置。

請求項6

前記余白有効度算出手段は、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想境界点の総数と、前記印刷領域における前記余白判定手段で余白と判定された区分領域が共有する前記仮想境界点の総数との比率に基づき、前記余白有効度を算出することを特徴とする請求項4又は請求項5記載の被印刷媒体分別装置。

請求項7

前記被印刷媒体は印刷用紙であり、前記印刷領域は、前記印刷用紙の両面の少なくとも一方の面であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の被印刷媒体分別装置。

請求項8

画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出ステップと、前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分ステップと、前記領域区分ステップで区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領域か否かを判定する余白判定ステップと、前記余白判定ステップの判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素の共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出する余白有効度算出ステップと、前記余白有効度算出ステップの算出結果に基づき、前記被印刷媒体を分別する分別ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるのに使用するプログラムを含むことを特徴とする被印刷媒体分別プログラム。

請求項9

請求項8記載の被印刷媒体分別プログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体

請求項10

画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出ステップと、前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分ステップと、前記領域区分ステップで区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領域か否かを判定する余白判定ステップと、前記余白判定ステップの判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素の共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出する余白有効度算出ステップと、前記余白有効度算出ステップの算出結果に基づき、前記被印刷媒体を分別する分別ステップと、を含むことを特徴とする被印刷媒体分別方法

請求項11

画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出手段と、前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分手段と、前記領域区分手段で区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領域か否かを判定する余白判定手段と、前記余白判定手段の判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素の共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出する余白有効度算出手段と、前記余白有効度算出手段の算出結果に基づき、前記被印刷媒体を分別する分別手段と、印刷対象の画像データを取得する画像データ取得手段と、前記分別手段で分別された被印刷媒体から、印刷を実行する被印刷媒体を選択する選択手段と、前記画像データ取得手段で取得した画像データに基づき、前記選択手段で選択した被印刷媒体に画像を印刷する印刷手段と、を備えることを特徴とする印刷装置

請求項12

画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出ステップと、前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分ステップと、前記領域区分ステップで区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領域か否かを判定する余白判定ステップと、前記余白判定ステップの判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素の共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出する余白有効度算出ステップと、前記余白有効度算出ステップの算出結果に基づき、前記被印刷媒体を分別する分別ステップと、印刷対象の画像データを取得する画像データ取得ステップと、前記分別ステップで分別された被印刷媒体から、印刷を実行する被印刷媒体を選択する選択ステップと、前記画像データ取得ステップで取得した画像データに基づき、前記選択ステップで選択した被印刷媒体に画像を印刷する印刷ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるのに使用するプログラムを含むことを特徴とする印刷装置制御プログラム

請求項13

請求項12記載の印刷装置制御プログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。

請求項14

画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出ステップと、前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分ステップと、前記領域区分ステップで区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領域か否かを判定する余白判定ステップと、前記余白判定ステップの判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素の共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出する余白有効度算出ステップと、前記余白有効度算出ステップの算出結果に基づき、前記被印刷媒体を分別する分別ステップと、印刷対象の画像データを取得する画像データ取得ステップと、前記分別ステップで分別された被印刷媒体から、印刷を実行する被印刷媒体を選択する選択ステップと、前記画像データ取得ステップで取得した画像データに基づき、前記選択ステップで選択した被印刷媒体に画像を印刷する印刷ステップと、を含むことを特徴とする印刷装置制御方法

請求項15

画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出手段と、前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分手段と、前記領域区分手段で区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領域か否かを判定する余白判定手段と、前記余白判定手段の判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素の共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出する余白有効度算出手段と、を備えることを特徴とする余白有効度算出装置

請求項16

画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出ステップと、前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分ステップと、前記領域区分ステップで区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領域か否かを判定する余白判定ステップと、前記余白判定ステップの判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素の共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出する余白有効度算出ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるのに使用するプログラムを含むことを特徴とする余白有効度算出プログラム

請求項17

請求項16記載の余白有効度算出プログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。

請求項18

画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出ステップと、前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分ステップと、前記領域区分ステップで区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領域か否かを判定する余白判定ステップと、前記余白判定ステップの判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素の共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出する余白有効度算出ステップと、を含むことを特徴とする余白有効度算出方法

技術分野

0001

本発明は、画像が印刷された被印刷媒体を再利用可能なものとそうでないものとに分別
するのに好適な被印刷媒体分別装置、被印刷媒体分別プログラム、当該プログラムを記憶
した記憶媒体、及び被印刷媒体分別方法印刷装置印刷装置制御プログラム、当該プロ
グラムを記憶した記憶媒体、及び印刷装置制御方法、並びに余白有効度算出装置、余白有
効度算出プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び余白有効度算出方法に関
する。

背景技術

0002

従来、一方の紙面に画像が印刷され且つ他方の紙面が白紙である印刷用紙は、印刷物
して不要になると裏紙としてメモ用紙や印刷などに再利用されている。
また、用紙の余白率自動判別する技術として、例えば、特許文献1に記載の印刷制御
装置がある。
特許文献1の印刷制御装置は、印刷ジョブを受信すると、ユーザにより予め登録された
用紙サイズ情報テーブルから用紙サイズ情報を読み出して、印刷ジョブに含まれる各画増
データについて、各用紙サイズごとに余白率が最小となる最適画像データレイアウトを選
定する。更にその中で余白率が最小となる最適用紙サイズ選定して、最適用紙サイズを
表示し、印刷開始命令を待って、最適用紙サイズにかかる最適画像データレイアウトによ
印刷用画像データを作成して印刷装置に送信する。
特開2005−59447号公報

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、上記特許文献1の従来技術においては、印刷ジョブに対して、印刷され
ない部分の総量を余白率として算出しているに過ぎず、余白領域の形状などを考慮した再
利用のための計算は一切行っていない。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたも
のであって、被印刷媒体を、再利用を考慮して分別するのに好適な被印刷媒体分別装置、
被印刷媒体分別プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び被印刷媒体分別方
法、印刷装置、印刷装置制御プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び印刷
装置制御方法、並びに余白有効度算出装置、余白有効度算出プログラム、当該プログラム
を記憶した記憶媒体、及び余白有効度算出方法を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0004

〔形態1〕 上記目的を達成するために、形態1の被印刷媒体分別装置は、
画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出手段と

前記印刷領域を複数の区分領域区分する領域区分手段と、
前記領域区分手段で区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領
域か否かを判定する余白判定手段と、
前記余白判定手段の判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素
共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出す
る余白有効度算出手段と、
前記余白有効度算出手段の算出結果に基づき、前記被印刷媒体を分別する分別手段と、
を備えることを特徴とする。

0005

このような構成であれば、濃度情報抽出手段によって、画像を印刷する被印刷媒体にお
ける印刷領域の濃度情報が抽出することが可能である。
また、領域区分手段は、前記印刷領域を複数の区分領域に区分することが可能である。
印刷領域が区分されると、余白判定手段は、前記領域区分手段で区分した各区分領域の
濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領域か否かを判定することが可能である。

0006

更に、各区分領域が余白か否か判定されると、余白有効度算出手段は、前記余白判定手
段の判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素の共有状態とに基づ
き、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出することが可能であ
る。
そして、分別手段は、余白有効度算出手段の算出結果に基づき、前記被印刷媒体を分別
することが可能である。

0007

従って、余白有効度(印刷領域における余白領域の有効性を示す数値)に応じて、被印
媒体を分別することができるので、例えば、印刷領域において共有状態にある余白が多
い場合は、余白有効度の数値を高くし、一方少ない場合は、余白有効度の数値が低くなる
ようにすることで、複数の被印刷媒体を、余白有効度の数値の大きさに応じて、メモ用紙
や印刷などの再利用の目的別に簡易に分別することができるという効果が得られる。

0008

また、例えば、両面印刷されている印刷用紙などの被印刷媒体に対しても、余白有効度
を算出して、当該算出結果に基づき分別を行うことができるので、被印刷媒体を効率よく
再利用することができるという効果も得られる。
更に、印刷領域を複数の区分領域に区分し、各区分領域の余白状態に基づき余白有効度
を算出することができるので、再利用目的に応じた最小サイズの区分領域に区分すること
で、被印刷媒体を無駄なく再利用できるように分類することができるという効果が得られ
る。

0009

ここで、上記「印刷領域」は、被印刷媒体が、例えば、印刷用紙であればその紙面であ
り、例えば、CD−ROMやDVD−ROMなどであればその印刷面であり、即ち画像を
印刷することが可能な領域を有する媒体のことである。本発明においては、その余白部
が再利用可能であれば、どのような材質の被印刷媒体でも良い。以下の、被印刷媒体分別
装置、被印刷媒体分別プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び被印刷媒体
分別方法、印刷装置、印刷装置制御プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及
び印刷装置制御方法、並びに余白有効度算出装置、余白有効度算出プログラム、当該プロ
グラムを記憶した記憶媒体、及び余白有効度算出方法の各形態において同じである。

0010

また、上記「領域区分手段」は、印刷領域そのものを複数の区分領域に区分したり、印
刷領域の画像情報(濃度情報)を複数の区分領域に区分したりするなど、印刷領域の各区
分領域に対する余白量が算出できれば、どのような方法を用いて区分しても良い。以下の
、被印刷媒体分別装置、被印刷媒体分別プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体
、及び被印刷媒体分別方法、印刷装置、印刷装置制御プログラム、当該プログラムを記憶
した記憶媒体、及び印刷装置制御方法、並びに余白有効度算出装置、余白有効度算出プロ
グラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び余白有効度算出方法の各形態において
同じである。

0011

また、上記「余白」とは、被印刷媒体における画像が印刷されていない印刷領域のこと
である。つまり、白色の印刷用紙であれば、画像の印刷されていない白色の部分が余白と
なる。以下の、被印刷媒体分別装置、被印刷媒体分別プログラム、当該プログラムを記憶
した記憶媒体、及び被印刷媒体分別方法、印刷装置、印刷装置制御プログラム、当該プロ
グラムを記憶した記憶媒体、及び印刷装置制御方法、並びに余白有効度算出装置、余白有
効度算出プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び余白有効度算出方法の各
形態において同じである。

0012

また、上記「共有要素」とは、印刷領域を区分するときの仮想的な区分線に係るもので
、例えば、2以上の区分領域が共有する辺(境界線)や、2以上の区分領域が共有する辺
(境界線)上の点などが該当する。以下の、被印刷媒体分別装置、被印刷媒体分別プログ
ラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び被印刷媒体分別方法、印刷装置、印刷装
制御プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び印刷装置制御方法、並びに
余白有効度算出装置、余白有効度算出プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、
及び余白有効度算出方法の各形態において同じである。

0013

また、上記「余白有効度」とは、被印刷媒体における余白の有効性を示す数値である。
例えば、それ単体では再利用できない小さな余白領域が印刷媒体上に散在しているような
場合は、余白の総量が多くても再利用しにくい状態であるといえる。一方、余白の総量が
多く且つその余白領域が塊で存在している場合は、メモ用紙や印刷などに再利用しやすい
状態であるといえる。つまり、余白有効度は、前述したように小さな余白領域が散在して
いるような場合、又は余白領域の総量が少ない場合などに有効性が低いことを示す数値と
なる。また、前述したように余白領域が固まりで存在し且つ余白領域の総量が多いときに
は、有効性が高いことを示す数値となる。従って、余白有効度は、被印刷媒体を再利用の
目的別に分別するときの指標とすることができる。以下の、被印刷媒体分別装置、被印刷
媒体分別プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び被印刷媒体分別方法、印
刷装置、印刷装置制御プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び印刷装置制
御方法、並びに余白有効度算出装置、余白有効度算出プログラム、当該プログラムを記憶
した記憶媒体、及び余白有効度算出方法の各形態において同じである。

0014

また、上記「分別手段」は、例えば、印刷領域全体の総余白量や、各区分領域の最大余
白量などの大きさの種類毎に被印刷媒体を分別する。分別処理としては、最終的に、各余
白量の種類毎に用意されたトレイに被印刷媒体を排出することも可能である。以下の、被
印刷媒体分別装置、被印刷媒体分別プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及
び被印刷媒体分別方法、並びに印刷装置、印刷装置制御プログラム、当該プログラムを記
憶した記憶媒体、及び印刷装置制御方法の各形態において同じである。

0015

〔形態2〕 更に、形態2の被印刷媒体分別装置は、形態1の被印刷媒体分別装置にお
いて、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域とが共有する仮想的な境界線である仮想境界線であることを特徴とする。
このような構成であれば、例えば、各区分領域が他の区分領域と共有する仮想境界線の
うち、余白と判定された2以上の区分領域が共有する仮想境界線の数などに基づき余白有
効度を算出することができるので、余白と判定された区分領域(以下、余白区分領域)同
士のつながりを考慮して余白有効度を算出することができる。これにより、余白の塊具合
を考慮した有効性の評価ができる余白有効度を算出することができるので、被印刷媒体を
再利用の目的別に、より適切に分別することができるという効果が得られる。

0016

〔形態3〕 更に、形態3の被印刷媒体分別装置は、形態2の被印刷媒体分別装置にお
いて、
前記余白有効度算出手段は、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想境界
線の総数と、前記印刷領域における前記余白判定手段で余白と判定された各区分領域が共
有する前記仮想境界線の総数との比率に基づき、前記余白有効度を算出することを特徴と
する。

0017

このような構成であれば、余白有効度の算出において、印刷領域における全ての余白区
分領域のうち、他の余白区分領域と共有する仮想境界線を持たないものを排除することが
できる。つまり、前記比率の計算においては、印刷領域内で単独で孤立している余白区分
領域は数に含まれなくなる。従って、このような比率に基づき余白有効度を算出するよう
にしたので、余白の有効性を示すのにより適切な余白有効度を算出することができ、被印
刷媒体を再利用の目的別に、より適切に分別することができるという効果が得られる。

0018

〔形態4〕 更に、形態4の被印刷媒体分別装置は、形態1の被印刷媒体分別装置にお
いて、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域との仮想的な境界点である仮想境界点であることを特徴とする。
このような構成であれば、例えば、各区分領域が他の区分領域と共有する仮想境界線上
の点(仮想境界点)のうち、余白と判定された2以上の区分領域が共有する仮想境界点の
数などに基づき余白有効度を算出することができるので、余白と判定された区分領域(以
下、余白区分領域)同士のつながりを考慮して余白有効度を算出することができる。これ
により、余白の塊具合を考慮した有効性の評価ができる余白有効度を算出することができ
、被印刷媒体を再利用の目的別に、より適切に分別することができるという効果が得られ
る。

0019

〔形態5〕 更に、形態5の被印刷媒体分別装置は、形態4の被印刷媒体分別装置にお
いて、
前記仮想境界点は、前記印刷領域を仮想的に格子状に区分した場合の各格子点であるこ
とを特徴とする。
このような構成であれば、例えば、4つの区分領域が共有する位置の格子点を仮想境界
点とした場合に、2〜4つの余白区分領域が共有する仮想境界点の数に基づき余白有効度
を算出することができるので、余白の塊具合をより考慮した有効性の評価ができる余白有
効度を算出することができ、被印刷媒体を再利用の目的別に、より適切に分別することが
できるという効果が得られる。
また、仮想境界点を共有要素とするようにしたので、最大共有数に幅ができ、余白有効
度の算出において、共有数の条件設定などを行うことができるので、用途に応じて共有数
の条件を設定することで、より適切な有効性の判断ができる余白有効度を算出することが
できる。

0020

〔形態6〕 更に、形態6の被印刷媒体分別装置は、形態4又は5の被印刷媒体分別装
置において、
前記余白有効度算出手段は、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想境界
点の総数と、前記印刷領域における前記余白判定手段で余白と判定された区分領域が共有
する前記仮想境界点の総数とに基づき、前記余白有効度を算出することを特徴とする。

0021

このような構成であれば、余白有効度の算出において、印刷領域における全ての余白区
分領域のうち、他の余白区分領域と共有する仮想境界点を持たないものや、共有数が所定
数以下のものを排除することができる。つまり、前記比率の計算においては、印刷領域内
で孤立している余白区分領域は数に含まれなくなる。従って、このような比率に基づき余
白有効度を算出するので、余白の有効性を示すのにより適切な余白有効度を算出すること
ができ、被印刷媒体を再利用の目的別に、より適切に分別することができるという効果が
得られる。

0022

〔形態7〕 更に、形態7の被印刷媒体分別装置は、形態1乃至6のいずれか1の被印
刷媒体分別装置において、
前記被印刷媒体は印刷用紙であり、
前記印刷領域は、前記印刷用紙の両面の少なくとも一方の面であることを特徴とする。
このような構成であれば、画像が印刷されている紙面に対しても、余白有効度を算出し
て、当該算出結果に基づき分別を行うことができるので、印刷用紙を効率よく再利用可能
な分別をすることができるという効果が得られる。例えば、余白有効度の高さに応じて、
印刷用のトレイに分別したり、メモ用紙用のトレイに分別したりすることで、印刷用紙を
効率的に再利用することができる。

0023

〔形態8〕 一方、上記目的を達成するために、形態9記載の被印刷媒体分別プログラ
ムは、
画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出ステッ
プと、
前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分ステップと、
前記領域区分ステップで区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余
白領域か否かを判定する余白判定ステップと、
前記余白判定ステップの判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要
素の共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算
出する余白有効度算出ステップと、
前記余白有効度算出ステップの算出結果に基づき、前記被印刷媒体を分別する分別ステ
ップとからなる処理をコンピュータに実行させるのに使用するプログラムを含むことを特
徴とする。

0024

このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態1記載の被印刷媒体分別装
置と同等の作用及び効果が得られる。
また、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージ
アップも容易に行うことができる。以下の、被印刷媒体分別プログラムの形態において
同じである。

0025

〔形態9〕 更に、形態9の被印刷媒体分別プログラムは、形態8の被印刷媒体分別プ
ログラムにおいて、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域とが共有する仮想的な境界線である仮想境界線であることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態2記載の被印刷媒体分別装
置と同等の作用及び効果が得られる。

0026

〔形態10〕 更に、形態10の被印刷媒体分別プログラムは、形態9の被印刷媒体分
別プログラムにおいて、
前記余白有効度算出ステップは、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想
境界線の総数と、前記印刷領域における前記余白判定ステップで余白と判定された各区分
領域が共有する前記仮想境界線の総数との比率に基づき、前記余白有効度を算出すること
を特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態3記載の被印刷媒体分別装
置と同等の作用及び効果が得られる。

0027

〔形態11〕 更に、形態11の被印刷媒体分別プログラムは、形態8の被印刷媒体分
別プログラムにおいて、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域との仮想的な境界点である仮想境界点であることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態4記載の被印刷媒体分別装
置と同等の作用及び効果が得られる。

0028

〔形態12〕 更に、形態12の被印刷媒体分別プログラムは、形態11の被印刷媒体
分別プログラムにおいて、
前記仮想境界点は、前記印刷領域を仮想的に格子状に区分した場合の各格子点であるこ
とを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態5記載の被印刷媒体分別装
置と同等の作用及び効果が得られる。

0029

〔形態13〕 更に、形態13の被印刷媒体分別プログラムは、形態11又は12の被
印刷媒体分別プログラムにおいて、
前記余白有効度算出ステップは、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想
境界点の総数と、前記印刷領域における前記余白判定ステップで余白と判定された区分領
域が共有する前記仮想境界点の総数とに基づき、前記余白有効度を算出することを特徴と
する。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態6記載の被印刷媒体分別装
置と同等の作用及び効果が得られる。

0030

〔形態14〕 更に、形態14の被印刷媒体分別プログラムは、形態8乃至13のいず
れか1の被印刷媒体分別プログラムにおいて、
前記被印刷媒体は印刷用紙であり、
前記印刷領域は、前記印刷用紙の両面の少なくとも一方の面であることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態7記載の被印刷媒体分別装
置と同等の作用及び効果が得られる。

0031

〔形態15〕 また、上記目的を達成するために、形態15のコンピュータが読み取り
可能な記録媒体は、形態8乃至14のいずれか1の被印刷媒体分別プログラムを記憶した
コンピュータが読み取り可能な記憶媒体とする。
これによって、CD−ROMやDVD−ROM、FD半導体チップなどのコンピュ
タ読み取り可能な記憶媒体を介して前記形態8乃至14のいずれか1に記載の被印刷媒体
分別プログラムをユーザなどの需用者に対して容易かつ確実に提供することができる。

0032

〔形態16〕 また、上記目的を達成するために、形態16の被印刷媒体分別方法は、
画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出ステッ
プと、
前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分ステップと、
前記領域区分ステップで区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余
白領域か否かを判定する余白判定ステップと、
前記余白判定ステップの判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要
素の共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算
出する余白有効度算出ステップと、
前記余白有効度算出ステップの算出結果に基づき、前記被印刷媒体を分別する分別ステ
ップと、を含むことを特徴とする。
これにより、形態1の被印刷媒体分別装置と同等の効果が得られる。

0033

〔形態17〕 更に、形態17の被印刷媒体分別方法は、形態16の被印刷媒体分別方
法において、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域とが共有する仮想的な境界線である仮想境界線であることを特徴とする。
これにより、形態2の被印刷媒体分別装置と同等の効果が得られる。

0034

〔形態18〕 更に、形態18の被印刷媒体分別方法は、形態17の被印刷媒体分別方
法において、
前記余白有効度算出ステップは、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想
境界線の総数と、前記印刷領域における前記余白判定ステップで余白と判定された各区分
領域が共有する前記仮想境界線の総数との比率に基づき、前記余白有効度を算出すること
を特徴とする。
これにより、形態3の被印刷媒体分別装置と同等の効果が得られる。

0035

〔形態19〕 更に、形態19の被印刷媒体分別方法は、形態16の被印刷媒体分別方
法において、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域との仮想的な境界点である仮想境界点であることを特徴とする。
これにより、形態4の被印刷媒体分別装置と同等の効果が得られる。

0036

〔形態20〕 更に、形態20の被印刷媒体分別方法は、形態19の被印刷媒体分別方
法において、
前記仮想境界点は、前記印刷領域を仮想的に格子状に区分した場合の各格子点であるこ
とを特徴とする。
これにより、形態5の被印刷媒体分別装置と同等の効果が得られる。

0037

〔形態21〕 更に、形態21の被印刷媒体分別方法は、形態19又は20の被印刷媒
体分別方法において、
前記余白有効度算出ステップは、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想
境界点の総数と、前記印刷領域における前記余白判定ステップで余白と判定された区分領
域が共有する前記仮想境界点の総数とに基づき、前記余白有効度を算出することを特徴と
する。
これにより、形態6の被印刷媒体分別装置と同等の効果が得られる。

0038

〔形態22〕 更に、形態22の被印刷媒体分別方法は、形態16乃至21のいずれか
1の被印刷媒体分別方法において、
前記被印刷媒体は印刷用紙であり、
前記印刷領域は、前記印刷用紙の両面の少なくとも一方の面であることを特徴とする。
これにより、形態7の被印刷媒体分別装置と同等の効果が得られる。

0039

〔形態23〕 一方、上記目的を達成するために、形態23の印刷装置は、
画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出手段と

前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分手段と、
前記領域区分手段で区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領
域か否かを判定する余白判定手段と、
前記余白判定手段の判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素の
共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出す
る余白有効度算出手段と、
前記余白有効度算出手段の算出結果に基づき、前記被印刷媒体を分別する分別手段と、
印刷対象の画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記分別手段で分別された被印刷媒体から、印刷を実行する被印刷媒体を選択する選択
手段と、
前記画像データ取得手段で取得した画像データに基づき、前記選択手段で選択した被印
刷媒体に画像を印刷する印刷手段と、を備えることを特徴とする。

0040

このような構成であれば、濃度情報抽出手段によって、画像を印刷する被印刷媒体にお
ける印刷領域の濃度情報を抽出することが可能である。
また、領域区分手段は、前記印刷領域を複数の区分領域に区分することが可能である。
印刷領域が区分されると、余白判定手段は、前記領域区分手段で区分した各区分領域の
濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領域か否かを判定するすることが可能である。

0041

更に、各区分領域が余白か否か判定されると、余白有効度算出手段は、前記余白判定手
段の判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素の共有状態とに基づ
き、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出することが可能であ
る。
そして、分別手段は、余白有効度算出手段の算出結果に基づき、前記被印刷媒体を分別
することが可能である。

0042

また、被印刷媒体が分別された状態で、画像データ取得手段によって印刷対象の画像デ
ータが取得されると、選択手段は、分別された被印刷媒体から画像の印刷が可能なものを
選択することが可能である。そして、被印刷媒体が選択されると、印刷手段は、前記取得
した画像データに基づき、選択した被印刷媒体に画像を印刷することが可能である。
従って、上記形態1の被印刷媒体分別装置と同様の作用効果に加え、裏紙などの分別さ
れた被印刷媒体を印刷に再利用することができるので、被印刷媒体を有効に再利用するこ
とができるという効果が得られる。

0043

〔形態24〕 更に、形態24の印刷装置は、形態23の印刷装置において、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域とが共有する仮想的な境界線である仮想境界線であることを特徴とする。
このような構成であれば、上記形態2の被印刷媒体分別装置と同様の作用効果に加え、
裏紙などの分別された被印刷媒体を印刷に再利用することができるので、被印刷媒体を有
効に再利用することができるという効果が得られる。

0044

〔形態25〕 更に、形態25の印刷装置は、形態24の印刷装置において、
前記余白有効度算出手段は、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想境界
線の総数と、前記印刷領域における前記余白判定手段で余白と判定された各区分領域が共
有する前記仮想境界線の総数との比率に基づき、前記余白有効度を算出することを特徴と
する。
このような構成であれば、上記形態3の被印刷媒体分別装置と同様の作用効果に加え、
裏紙などの分別された被印刷媒体を印刷に再利用することができるので、被印刷媒体を有
効に再利用することができるという効果が得られる。

0045

〔形態26〕 更に、形態26の印刷装置は、形態23の印刷装置において、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域との仮想的な境界点である仮想境界点であることを特徴とする。
このような構成であれば、上記形態4の被印刷媒体分別装置と同様の作用効果に加え、
裏紙などの分別された被印刷媒体を印刷に再利用することができるので、被印刷媒体を有
効に再利用することができるという効果が得られる。

0046

〔形態27〕 更に、形態27の印刷装置は、形態26の印刷装置において、
前記仮想境界点は、前記印刷領域を仮想的に格子状に区分した場合の各格子点であるこ
とを特徴とする。
このような構成であれば、上記形態5の被印刷媒体分別装置と同様の作用効果に加え、
裏紙などの分別された被印刷媒体を印刷に再利用することができるので、被印刷媒体を有
効に再利用することができるという効果が得られる。

0047

〔形態28〕 更に、形態28の印刷装置は、形態26又は27の印刷装置において、
前記余白有効度算出手段は、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想境界
点の総数と、前記印刷領域における前記余白判定手段で余白と判定された区分領域が共有
する前記仮想境界点の総数とに基づき、前記余白有効度を算出することを特徴とする。
このような構成であれば、上記形態6の被印刷媒体分別装置と同様の作用効果に加え、
裏紙などの分別された被印刷媒体を印刷に再利用することができるので、被印刷媒体を有
効に再利用することができるという効果が得られる。

0048

〔形態29〕 更に、形態29の印刷装置は、形態23乃至28のいずれか1の印刷装
置において、
前記被印刷媒体は印刷用紙であり、
前記印刷領域は、前記印刷用紙の両面の少なくとも一方の面であることを特徴とする。
このような構成であれば、上記形態7の被印刷媒体分別装置と同様の作用効果に加え、
裏紙などの分別された被印刷媒体を印刷に再利用することができるので、被印刷媒体を有
効に再利用することができるという効果が得られる。

0049

〔形態30〕 また、上記目的を達成するために、形態30の印刷装置制御プログラム
は、
画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出ステッ
プと、
前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分ステップと、
前記領域区分ステップで区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余
白領域か否かを判定する余白判定ステップと、
前記余白判定ステップの判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要
素の共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算
出する余白有効度算出ステップと、
前記余白有効度算出ステップの算出結果に基づき、前記被印刷媒体を分別する分別ステ
ップと、
印刷対象の画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記分別ステップで分別された被印刷媒体から、印刷を実行する被印刷媒体を選択する
選択ステップと、
前記画像データ取得ステップで取得した画像データに基づき、前記選択ステップで選択
した被印刷媒体に画像を印刷する印刷ステップとからなる処理をコンピュータに実行させ
るのに使用するプログラムを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態23記載の印刷装置と同等
の作用及び効果が得られる。

0050

〔形態31〕 更に、形態31の印刷装置制御プログラムは、形態30の印刷装置制御
プログラムにおいて、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域とが共有する仮想的な境界線である仮想境界線であることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態24記載の印刷装置と同等
の作用及び効果が得られる。

0051

〔形態32〕 更に、形態32の印刷装置制御プログラムは、形態31の印刷装置制御
プログラムにおいて、
前記余白有効度算出ステップは、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想
境界線の総数と、前記印刷領域における前記余白判定ステップで余白と判定された各区分
領域が共有する前記仮想境界線の総数との比率に基づき、前記余白有効度を算出すること
を特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態25記載の印刷装置と同等
の作用及び効果が得られる。

0052

〔形態33〕 更に、形態33の印刷装置制御プログラムは、形態30の印刷装置制御
プログラムにおいて、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域との仮想的な境界点である仮想境界点であることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態26記載の印刷装置と同等
の作用及び効果が得られる。

0053

〔形態34〕 更に、形態34の印刷装置制御プログラムは、形態33の印刷装置制御
プログラムにおいて、
前記仮想境界点は、前記印刷領域を仮想的に格子状に区分した場合の各格子点であるこ
とを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態27記載の印刷装置と同等
の作用及び効果が得られる。

0054

〔形態35〕 更に、形態35の印刷装置制御プログラムは、形態33又は34の印刷
装置制御プログラムにおいて、
前記余白有効度算出ステップは、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想
境界点の総数と、前記印刷領域における前記余白判定ステップで余白と判定された区分領
域が共有する前記仮想境界点の総数とに基づき、前記余白有効度を算出することを特徴と
する。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態28記載の印刷装置と同等
の作用及び効果が得られる。

0055

〔形態36〕 更に、形態36の印刷装置制御プログラムは、形態30乃至35のいず
れか1の印刷装置制御プログラムにおいて、
前記被印刷媒体は印刷用紙であり、
前記印刷領域は、前記印刷用紙の両面の少なくとも一方の面であることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態29記載の印刷装置と同等
の作用及び効果が得られる。

0056

〔形態37〕 また、上記目的を達成するために、形態37のコンピュータが読み取り
可能な記憶媒体は、形態30乃至36のいずれか1の印刷装置制御プログラムを記憶した
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とする。
これによって、CD−ROMやDVD−ROM、FD、半導体チップなどのコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体を介して前記形態30乃至36のいずれか1に記載の印刷装置
制御プログラムをユーザなどの需用者に対して容易かつ確実に提供することができる。

0057

〔形態38〕 また、上記目的を達成するために、形態38の印刷装置制御方法は、
画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出ステッ
プと、
前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分ステップと、
前記領域区分ステップで区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余
白領域か否かを判定する余白判定ステップと、
前記余白判定ステップの判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要
素の共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算
出する余白有効度算出ステップと、
前記余白有効度算出ステップの算出結果に基づき、前記被印刷媒体を分別する分別ステ
ップと、
印刷対象の画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記分別ステップで分別された被印刷媒体から、印刷を実行する被印刷媒体を選択する
選択ステップと、
前記画像データ取得ステップで取得した画像データに基づき、前記選択ステップで選択
した被印刷媒体に画像を印刷する印刷ステップと、を含むことを特徴とする。
これにより、形態23の印刷装置と同等の効果が得られる。

0058

〔形態39〕 更に、形態39の印刷装置制御方法は、形態38の印刷装置制御方法に
おいて、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域とが共有する仮想的な境界線である仮想境界線であることを特徴とする。
これにより、形態24の印刷装置と同等の効果が得られる。

0059

〔形態40〕 更に、形態40の印刷装置制御方法は、形態39の印刷装置制御方法に
おいて、
前記余白有効度算出ステップは、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想
境界線の総数と、前記印刷領域における前記余白判定ステップで余白と判定された各区分
領域が共有する前記仮想境界線の総数との比率に基づき、前記余白有効度を算出すること
を特徴とする。
これにより、形態25の印刷装置と同等の効果が得られる。

0060

〔形態41〕 更に、形態41の印刷装置制御方法は、形態38の印刷装置制御方法に
おいて、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域との仮想的な境界点である仮想境界点であることを特徴とする。
これにより、形態26の印刷装置と同等の効果が得られる。

0061

〔形態42〕 更に、形態42の印刷装置制御方法は、形態41の印刷装置制御方法に
おいて、
前記仮想境界点は、前記印刷領域を仮想的に格子状に区分した場合の各格子点であるこ
とを特徴とする。
これにより、形態27の印刷装置と同等の効果が得られる。

0062

〔形態43〕 更に、形態43の印刷装置制御方法は、形態41又は42の印刷装置制
御方法において、
前記余白有効度算出ステップは、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想
境界点の総数と、前記印刷領域における前記余白判定ステップで余白と判定された区分領
域が共有する前記仮想境界点の総数とに基づき、前記余白有効度を算出することを特徴と
する。
これにより、形態28の印刷装置と同等の効果が得られる。

0063

〔形態44〕 更に、形態44の印刷装置制御方法は、形態38乃至43のいずれか1
の印刷装置制御方法において、
前記被印刷媒体は印刷用紙であり、
前記印刷領域は、前記印刷用紙の両面の少なくとも一方の面であることを特徴とする。
これにより、形態29の印刷装置と同等の効果が得られる。

0064

〔形態45〕 一方、形態45の余白有効度算出装置は、
画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出手段と

前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分手段と、
前記領域区分手段で区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領
域か否かを判定する余白判定手段と、
前記余白判定手段の判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素の
共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出す
る余白有効度算出手段と、を備えることを特徴とする。

0065

このような構成であれば、濃度情報抽出手段によって、画像を印刷する被印刷媒体にお
ける印刷領域の濃度情報が抽出することが可能である。
また、領域区分手段は、前記印刷領域を複数の区分領域に区分することが可能である。
印刷領域が区分されると、余白判定手段は、前記領域区分手段で区分した各区分領域の
濃度情報に基づき、当該各区分領域が余白領域か否かを判定することが可能である。

0066

更に、各区分領域が余白か否か判定されると、余白有効度算出手段は、前記余白判定手
段の判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要素の共有状態とに基づ
き、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算出することが可能であ
る。
従って、例えば、印刷領域において共有状態にある余白が多い場合は、余白有効度の数
値を高くし、一方少ない場合は、余白有効度の数値が低くなるようにすることで、複数の
被印刷媒体を、余白有効度の数値の大きさに応じて、メモ用紙や印刷などの再利用の目的
別に簡易に分別することができる余白有効度を算出することができるという効果が得られ
る。

0067

また、印刷領域を複数の区分領域に区分し、各区分領域の余白状態に基づき余白有効度
を算出することができるので、再利用目的に応じた最小サイズの区分領域に区分すること
で、被印刷媒体を無駄なく再利用できるように分類することができる余白有効度を算出で
きるという効果が得られる。

0068

〔形態46〕 更に、形態46の余白有効度算出装置は、形態45の余白有効度算出装
置において、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域とが共有する仮想的な境界線である仮想境界線であることを特徴とする。
このような構成であれば、例えば、各区分領域が他の区分領域と共有する仮想境界線の
うち、余白と判定された2以上の区分領域が共有する仮想境界線の数などに基づき余白有
効度を算出することができるので、余白と判定された区分領域(以下、余白区分領域)同
士のつながりを考慮して余白有効度を算出することができる。これにより、余白の塊具合
を考慮した有効性の評価ができる余白有効度を算出することができるという効果が得られ
る。

0069

〔形態47〕 更に、形態47の余白有効度算出装置は、形態46の余白有効度算出装
置において、
前記余白有効度算出手段は、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想境界
線の総数と、前記印刷領域における前記余白判定手段で余白と判定された各区分領域が共
有する前記仮想境界線の総数との比率に基づき、前記余白有効度を算出することを特徴と
する。

0070

このような構成であれば、余白有効度の算出において、印刷領域における全ての余白区
分領域のうち、他の余白区分領域と共有する仮想境界線を持たないものを排除することが
できる。つまり、前記比率の計算においては、印刷領域内で単独で孤立している余白区分
領域は数に含まれなくなる。従って、このような比率に基づき余白有効度を算出するので
、余白の有効性を示すのにより適切な余白有効度を算出することができるという効果が得
られる。

0071

〔形態48〕 更に、形態48の余白有効度算出装置は、形態45の余白有効度算出装
置において、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域との仮想的な境界点である仮想境界点であることを特徴とする。
このような構成であれば、例えば、各区分領域が他の区分領域と共有する仮想境界線上
の点(仮想境界点)のうち、余白と判定された2以上の区分領域が共有する仮想境界点の
数などに基づき余白有効度を算出することができるので、余白と判定された区分領域(以
下、余白区分領域)同士のつながりを考慮して余白有効度を算出することができる。これ
により、余白の塊具合を考慮した有効性の評価ができる余白有効度を算出することができ
るという効果が得られる。

0072

〔形態49〕 更に、形態49の余白有効度算出装置は、形態48の余白有効度算出装
置において、
前記仮想境界点は、前記印刷領域を仮想的に格子状に区分した場合の各格子点であるこ
とを特徴とする。
このような構成であれば、例えば、4つの区分領域が共有する位置の格子点を仮想境界
点とした場合に、2〜4つの余白区分領域が共有する仮想境界点の数に基づき余白有効度
を算出することができるので、余白の塊具合をより考慮した有効性の評価ができる余白有
効度を算出することができるという効果が得られる。

0073

また、仮想境界点を共有要素とするようにしたので、最大共有数に幅ができ、余白有効
度の算出において、共有数の条件設定などを行うことができるので、用途に応じて共有数
の条件を設定することで、より適切な有効性の判断ができる余白有効度を算出することが
できる。

0074

〔形態50〕 更に、形態50の余白有効度算出装置は、形態48又は49の余白有効
度算出装置において、
前記余白有効度算出手段は、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想境界
点の総数と、前記印刷領域における前記余白判定手段で余白と判定された区分領域が共有
する前記仮想境界点の総数とに基づき、前記余白有効度を算出することを特徴とする。
このような構成であれば、余白有効度の算出において、印刷領域における全ての余白区
分領域のうち、他の余白区分領域と共有する仮想境界点を持たないものや、共有数が所定
数以下のものを排除することができる。つまり、前記比率の計算においては、印刷領域内
で孤立している余白区分領域は数に含まれなくなる。従って、このような比率に基づき余
白有効度を算出するので、余白の有効性を示すのにより適切な余白有効度を算出すること
ができるという効果が得られる。

0075

〔形態51〕 更に、形態51の余白有効度算出装置は、形態45乃至50のいずれか
1の余白有効度算出装置において、
前記被印刷媒体は印刷用紙であり、
前記印刷領域は、前記印刷用紙の両面の少なくとも一方の面であることを特徴とする。
このような構成であれば、画像が印刷されている紙面に対しても、余白有効度を算出す
ることができるので、印刷用紙を効率よく再利用可能な分別をすることができる余白有効
度を算出できるという効果が得られる。

0076

〔形態52〕 また、形態52の余白有効度算出プログラムは、
画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出ステッ
プと、
前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分ステップと、
前記領域区分ステップで区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余
白領域か否かを判定する余白判定ステップと、
前記余白判定ステップの判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要
素の共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算
出する余白有効度算出ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるのに使用する
プログラムを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態45記載の余白有効度算出
装置と同等の作用及び効果が得られる。

0077

〔形態53〕 更に、形態53の余白有効度算出プログラムは、形態52の余白有効度
算出プログラムにおいて、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域とが共有する仮想的な境界線である仮想境界線であることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態46記載の余白有効度算出
装置と同等の作用及び効果が得られる。

0078

〔形態54〕 更に、形態54の余白有効度算出プログラムは、形態53の余白有効度
算出プログラムにおいて、
前記余白有効度算出ステップは、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想
境界線の総数と、前記印刷領域における前記余白判定ステップで余白と判定された各区分
領域が共有する前記仮想境界線の総数との比率に基づき、前記余白有効度を算出すること
を特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態47記載の余白有効度算出
装置と同等の作用及び効果が得られる。

0079

〔形態55〕 更に、形態55の余白有効度算出プログラムは、形態52の余白有効度
算出プログラムにおいて、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域との仮想的な境界点である仮想境界点であることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態48記載の余白有効度算出
装置と同等の作用及び効果が得られる。

0080

〔形態56〕 更に、形態56の余白有効度算出プログラムは、形態55の余白有効度
算出プログラムにおいて、
前記仮想境界点は、前記印刷領域を仮想的に格子状に区分した場合の各格子点であるこ
とを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態49記載の余白有効度算出
装置と同等の作用及び効果が得られる。

0081

〔形態57〕 更に、形態57の余白有効度算出プログラムは、形態55又は56の余
白有効度算出プログラムにおいて、
前記余白有効度算出ステップは、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想
境界点の総数と、前記印刷領域における前記余白判定ステップで余白と判定された区分領
域が共有する前記仮想境界点の総数とに基づき、前記余白有効度を算出することを特徴と
する。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態50記載の余白有効度算出
装置と同等の作用及び効果が得られる。

0082

〔形態58〕 更に、形態58の余白有効度算出プログラムは、形態52乃至57のい
ずれか1の余白有効度算出プログラムにおいて、
前記被印刷媒体は印刷用紙であり、
前記印刷領域は、前記印刷用紙の両面の少なくとも一方の面であることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態51記載の余白有効度算出
装置と同等の作用及び効果が得られる。

0083

〔形態59〕 また、上記目的を達成するために、形態59のコンピュータが読み取り
可能な記憶媒体は、形態52乃至58のいずれか1の余白有効度算出プログラムを記憶し
たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とする。
これによって、CD−ROMやDVD−ROM、FD、半導体チップなどのコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体を介して前記形態52乃至58のいずれか1に記載の余白有効
度算出プログラムをユーザなどの需用者に対して容易かつ確実に提供することができる。

0084

〔形態60〕 また、形態60の余白有効度算出方法は、
画像を印刷する被印刷媒体における印刷領域の濃度情報を抽出する濃度情報抽出ステッ
プと、
前記印刷領域を複数の区分領域に区分する領域区分ステップと、
前記領域区分ステップで区分した各区分領域の濃度情報に基づき、当該各区分領域が余
白領域か否かを判定する余白判定ステップと、
前記余白判定ステップの判定結果と、前記各区分領域が他の区分領域と共有する共有要
素の共有状態とに基づき、前記印刷領域における余白領域の有効性を示す余白有効度を算
出する余白有効度算出ステップと、を含むことを特徴とする。
これにより、形態45の余白有効度算出装置と同等の効果が得られる。

0085

〔形態61〕 更に、形態61の余白有効度算出方法は、形態60の余白有効度算出方
法において、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域とが共有する仮想的な境界線である仮想境界線であることを特徴とする。
これにより、形態46の余白有効度算出装置と同等の効果が得られる。

0086

〔形態62〕 更に、形態62の余白有効度算出方法は、形態61の余白有効度算出方
法において、
前記余白有効度算出ステップは、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想
境界線の総数と、前記印刷領域における前記余白判定ステップで余白と判定された各区分
領域が共有する前記仮想境界線の総数との比率に基づき、前記余白有効度を算出すること
を特徴とする。
これにより、形態47の余白有効度算出装置と同等の効果が得られる。

0087

〔形態63〕 更に、形態63の余白有効度算出方法は、形態60の余白有効度算出方
法において、
前記共有要素は、前記印刷領域を前記複数の区分領域に区分したときの、各区分領域と
他の区分領域との仮想的な境界点である仮想境界点であることを特徴とする。
これにより、形態48の余白有効度算出装置と同等の効果が得られる。

0088

〔形態64〕 更に、形態64の余白有効度算出方法は、形態63の余白有効度算出方
法において、
前記仮想境界点は、前記印刷領域を仮想的に格子状に区分した場合の各格子点であるこ
とを特徴とする。
これにより、形態49の余白有効度算出装置と同等の効果が得られる。

0089

〔形態65〕 更に、形態65の余白有効度算出方法は、形態63又は64の余白有効
度算出方法において、
前記余白有効度算出ステップは、前記印刷領域における各区分領域が共有する前記仮想
境界点の総数と、前記印刷領域における前記余白判定ステップで余白と判定された区分領
域が共有する前記仮想境界点の総数とに基づき、前記余白有効度を算出することを特徴と
する。
これにより、形態50の余白有効度算出装置と同等の効果が得られる。

0090

〔形態66〕 更に、形態66の余白有効度算出方法は、形態60乃至65のいずれか
1の余白有効度算出方法において、
前記被印刷媒体は印刷用紙であり、
前記印刷領域は、前記印刷用紙の両面の少なくとも一方の面であることを特徴とする。
これにより、形態51の余白有効度算出装置と同等の効果が得られる。

発明を実施するための最良の形態

0091

〔第1の実施の形態〕
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1図11は、本発明に係る被
印刷媒体分別装置、被印刷媒体分別プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及
び被印刷媒体分別方法、並びに余白有効度算出装置、余白有効度算出プログラム、当該プ
ログラムを記憶した記憶媒体、及び余白有効度算出方法の第1の実施の形態を示す図であ
る。

0092

まず、本発明に係る被印刷媒体分別装置の構成を図1に基づき説明する。図1は、本発
明の第1の実施の形態に係る被印刷媒体分別装置100の構成を示すブロック図である。
被印刷媒体分別装置100は、図1に示すように、搬送用トレイにセットされた原稿
用紙)を後述する濃度抽出領域に搬送する原稿搬送部10と、濃度抽出領域に搬送された
原稿の紙面全体の濃度情報を抽出する濃度情報抽出部12と、前記抽出した濃度情報に基
づき原稿紙面の画像データ(以下、原稿画像データと称す)を生成する原稿画像データ生
成部14と、原稿画像データに基づき原稿画像を複数の区分領域に区分する領域区分部1
6と、各区分領域の余白量を算出すると共に、当該余白量に基づき各区分領域が余白領域
か否かを判定する余白判定部18と、余白判定部18の判定結果と、余白領域の共有要素
の共有状態とに基づき原稿画像の余白有効度を算出する余白有効度算出部20と、前記算
出された余白有効度に基づき原稿を分別する原稿分別部22とを含んだ構成となっている

0093

原稿搬送部10は、公知のADF(Auto Document Feeder)と同様に、複数枚の原稿を
同時にセットできる搬送用トレイを有すると共に、当該搬送用トレイにセットされた原稿
を1枚ずつ濃度情報抽出部12の有する濃度抽出領域(不図示)に搬送する機能を有して
いる。
濃度情報抽出部12は、濃度情報抽出領域を有し、濃度情報抽出領域に搬送された原稿
紙面の濃度を所定解像度で抽出する機能を有している。ここで、濃度情報の抽出には、例
えば、公知のスキャナや公知の色濃度計と同様の原理を用いる。本実施の形態において、
濃度情報抽出部12は、公知のスキャナと同様に、印刷画像に光を照射し、その反射光
受光素子(CCDなど)で受けて濃度情報を抽出する機能を有することとする。

0094

原稿画像データ生成部14は、濃度情報抽出部12で抽出された所定解像度の濃度情報
に基づき、原稿紙面の所定解像度の画像データである原稿画像データを生成する機能を有
している。本実施の形態では、具体的に、各画素の濃度情報(濃度値又は輝度値)を2値
用閾値に基づき2値化すると共に原稿の裏写りを除去し、原稿画像の各画素が、白色か
否かを示す2値(例えば、白色なら「255」、それ以外なら「0」)のいずれかの値を
有する原稿画像データを生成する。

0095

ここで、前記裏写りとは、例えば、原稿表面をスキャナでスキャンした際に、原稿裏面
に印刷された画像(特に濃度が高い画像)の濃度情報も読み取られてしまうことで発生す
現象である。これにより、例えば、複写機などにおいて、原稿表面の複写結果に、原稿
裏面の印刷内容の一部が写ってしまう。
領域区分部16は、原稿画像データに基づき、原稿画像を複数の区分領域に区分する機
能を有している。本実施の形態においては、予め設定された区分数や、区分数情報によっ
て指定された区分数などに基づき、仮想区分線によって、原稿画像を前記区分数の均一サ
イズの矩形画像に格子状に区分する。具体的には、原稿画像データを、各区分領域の画像
データのグループに区分することになる。

0096

余白判定部18は、各区分領域の原稿画像データに基づき、各区分領域の余白量を算出
すると共に、当該算出した各区分領域の余白量に基づき、当該各区分領域が余白領域か否
かを判定する。
余白有効度算出部20は、余白判定部18の判定結果と、各区分領域が他の区分領域と
共有する共有要素の共有状態とに基づき、余白の有効性を示す余白有効度を算出する機能
を有している。本実施の形態においては、各区分領域が他の区分領域と共有する仮想的な
境界線に基づき余白有効度を算出する。

0097

原稿分別部22は、余白有効度の所定範囲ごとに用意された複数種類の原稿分別用トレ
イを有し、余白有効度算出部20で算出された余白有効度に基づき、前記原稿分別用トレ
イのいずれかに原稿を搬送(分別)する機能を有している。
ここで、被印刷媒体分別装置100は、原稿分別のための各種制御や前記原稿搬送部1
0、濃度情報抽出部12、原稿画像データ生成部14、領域区分部16、余白判定部18
、余白有効度算出部20、原稿分別部22などをソフトウェア上で実現するためのコン
ュータシステムを備えており、そのハードウェア構成は、図2に示すように、各種制御や
演算処理を担う中央演算処理装置であるCPU(Central Processing
Unit)60と、主記憶装置(Main Storage)を構成するRAM(Ra
ndom Access Memory)62と、読み出し専用記憶装置であるROM
(Read Only Memory)64との間をPCI(Peripheral C
omponent Interconnect)バスISA(Industrial
Standard Architecture)バス等からなる各種内外バス68で接続
すると共に、このバス68に入出力インターフェース(I/F)66を介して、HDD
Hard Disk Drive)などの外部記憶装置(Secondary Stor
age)70や、LCDモニター等の出力装置72、操作パネルなどの入力装置74など
を接続したものである。

0098

そして、電源投入すると、ROM64等に記憶されたBIOS等のシステムプログラ
ムが、ROM64に予め記憶された各種専用のコンピュータプログラム、あるいは、CD
−ROMやDVD−ROM、フレキシブルディスク(FD)などの記憶媒体を介して、ま
たはインターネットなどの通信ネットワークLを介して記憶装置70にインストールされ
た各種専用のコンピュータプログラムを同じくRAM62にロードし、そのRAM62に
ロードされたプログラムに記述された命令に従ってCPU60が各種リソースを駆使して
所定の制御および演算処理を行うことで前述したような各手段の各機能をソフトウェア上
で実現できるようになっている。

0099

次に、図3に基づき、上記のような構成をした被印刷媒体分別装置100の動作理の流
れを説明する。ここで、図3は、被印刷媒体分別装置100の動作処理を示すフローチャ
ートである。
図3に示すように、まずステップS100に移行し、原稿搬送部10において、原稿分
別指示(原稿搬送指示)があったか否かを判定し、指示があったと判定された場合(Yes)
は、ステップS102に移行し、そうでない場合(No)は、指示があるまで判定処理を繰り
返す。

0100

ステップS102に移行した場合は、原稿搬送部10において、不図示のセンサの出力
に基づき、搬送用トレイに原稿がセットされているか否かを判定し、原稿がセットされて
いると判定された場合(Yes)は、ステップS104に移行し、そうでない場合(No)は、ス
テップS134に移行する。
ステップS104に移行した場合は、原稿搬送部10において、搬送用トレイにセット
された原稿を1枚だけ濃度情報抽出部12の濃度情報抽出領域(不図示)に搬送してステ
ップS106に移行する。

0101

ステップS106では、濃度情報抽出部12において、濃度情報抽出領域に搬送された
原稿の濃度抽出面(原稿紙面全体)の濃度情報を予め設定された所定解像度で抽出してス
テップS108に移行する。ここで、濃度情報の抽出処理は、原稿の両面に対して行う。
また、先に濃度情報が抽出された紙面を原稿表面とし、後に濃度情報が抽出された紙面を
原稿裏面とする。つまり、原稿表面の抽出処理が終了したら、原稿を反対向きにセットし
、原稿裏面の濃度情報を抽出する。なお、原稿裏面の濃度情報は、原稿表面の裏写り除去
のために使用され、原稿表面の濃度情報は、原稿裏面の裏写り除去に使用される。

0102

ステップS108では、原稿画像データ生成部14において、ステップS106で抽出
された濃度情報に基づき、当該濃度情報の示す多値の濃度値又は輝度値から構成される画
像データ(以下、多値画像データと称す)を生成してステップS110に移行する。ここ
で、多値画像データの生成処理は、原稿表面の多値画像データの生成処理が先に実行され
る。

0103

ステップS110では、原稿画像データ生成部14において、予め設定された2値化用
閾値に基づき、ステップS108で生成した多値画像データを2値化した画像データ(以
下、2値化画像データ)を生成してステップS112に移行する。
ステップS112では、原稿画像データ生成部14において、裏面に画像が印刷された
原稿をスキャンした際に発生する裏写りを除去した画像データ(以下、原稿画像データと
称す)を生成し、ステップS114に移行する。ここで、裏写りの除去方法は、例えば、
特開平5−22572号公報に記載された、原稿裏面の2値化画像データを左右反転して
係数乗算し、その乗算結果を原稿表面の2値化画像データから減算する手法(この場合
は、原稿表面の裏写りを除去)を用いて行う。

0104

ステップS114では、領域区分部16において、ステップS112で生成した原稿画
像データを、複数の区分領域(データ領域)に区分してステップS116に移行する。
ステップS116では、余白判定部18において、各区分領域の余白量を算出すると共
に、当該算出した余白量に基づき各区分領域が余白領域か否かを判定してステップS11
8に移行する。例えば、各区分領域の画素値が全て「255」であれば、その区分領域を
余白領域であると判定し、そうでなければ、その区分領域を余白領域ではないと判定する

0105

ステップS118では、余白有効度算出部20において、ステップS116の判定結果
と、領域区分部16において、領域を区分したときの各区分領域の仮想的な境界線の共有
情報とに基づき、原稿画像の余白有効度を算出してステップS120に移行する。
以下、図4に基づき、前述した仮想的な境界線(以下、仮想境界線と称す)の共有情報
について説明する。ここで、図4(a)及び(b)は、仮想境界線の共有情報を説明する
図である。図4(a)及び(b)に示す例では、原稿面(印刷領域)を9つの区分領域に
区分している。また、図4(a)及び(b)中に示す、各区分領域内の「○」はその区分
領域が余白領域であることを示し、「×」はその区分領域が余白領域ではないことを示す

0106

仮想境界線とは、原稿面を複数の区分領域に区分するときに仮想的に設定される区分線
のことであり、この区分線によって、各区分領域の仮想境界線が設定され、原稿面が仮想
境界線を境に複数の区分領域に区分される。従って、仮想境界線は、各隣接する区分領域
が共有することになる。
そして、本実施の形態において、仮想境界線の共有情報とは、図4(a)中の太い黒線
で示したように、原稿の各区分領域が他の区分領域と共有する仮想境界線(辺)の総数(
図4(a)の例では12本)の情報、及び図4(b)中の黒い太線で示したように、全区
分領域のうちの各余白領域が他の余白領域と共有する仮想境界線(辺)の総数(図4(b
)の例では8本)の情報を含むものである。

0107

また、余白有効度は、余白有効度をBAとし、各区分領域が共有する仮想境界線(辺)
の総数をBLとし、各余白領域が共有する仮想境界線(辺)の総数をWBLとすると、下
式(1)によって算出されることになる。

BA=(WBL+(全領域が同じなら0,else1)/BL) ・・(1)

但し、上式(1)中の「全領域が同じなら0,else1」とは、全ての区分領域が余白で
ある場合、及び全ての区分領域が余白ではない場合の2つのケースを示し、この2つのケ
ースのときは、WBLの値をそのまま用いて(0を加算)余白有効度を算出する。一方、
余白領域とそうでない領域とが混在する(前記2つのケース以外の)ときは、WBLの値
に1を加算した値を用いて余白有効度を算出する。

0108

つまり、余白有効度は、各余白領域が共有する仮想境界線の総数WBLが多いほど、そ
の値は大きくなり(最大で1.0)、余白の有効性は高くなる。
なお、図4(a)及び(b)の例では、区分領域全体の仮想境界線の総数BLが12、
余白領域全体の仮想境界線の総数WBLが8となるので、余白有効度BAは、「8−1/
12≒0.58」となる。

0109

ステップS120では、原稿分別部22において、ステップS118で算出された余白
有効度が1.0であるか否かを判定し、1.0であると判定された場合(Yes)は、ステッ
プS122に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS128に移行する。
ステップS122に移行した場合は、原稿分別部22において、濃度情報抽出領域にあ
る原稿を、余白有効度1.0用の原稿分別用トレイに搬送することで当該原稿を分別し、
ステップS124に移行する。

0110

ステップS124では、原稿搬送部10において、搬送用トレイに原稿が残っているか
否かを判定し、残っていると判定された場合(Yes)は、ステップS104に移行し、そう
でない場合(No)は、ステップS126に移行する。
ステップS126に移行した場合は、各原稿表面の余白有効度の記憶データをクリア
てステップS100に移行する。

0111

一方、ステップS120において、余白有効度が1.0ではなくステップS128に移
行した場合は、原稿分別部22において、原稿は両面とも余白有効度を算出済みか否かを
判定し、算出済みであると判定された場合(Yes)は、ステップS130に移行し、そうで
ない場合(No)は、ステップS132に移行する。
ステップS130に移行した場合は、原稿分別部22において、RAM62又は記憶装
置70などに記憶された原稿表面の余白有効度のデータに基づき、原稿表面及び原稿裏面
の余白有効度を相互比較し、濃度情報抽出領域にある原稿を、これらのうち大きい方の余
白有効度に応じた種類の原稿分別用トレイに搬送して、当該原稿を分別し、ステップS1
24に移行する。

0112

また、ステップS128において、余白有効度が両面算出済みでなくステップS132
に移行した場合は、原稿分別部22において、原稿表面の余白有効度を、RAM62又は
記憶装置70のいずれかに記憶してステップS112に移行する。つまり、原稿表面の余
白有効度を記憶保持し、原稿裏面に対して、原稿画像データの生成処理からの各処理を実
行する。

0113

一方、ステップS102において、搬送用トレイに原稿がなくステップS134に移行
した場合は、液晶表示部等の出力装置72にエラー情報(例えば、原稿がセットされてい
ないことを示すメッセージなど)を出力(表示)することで、エラー通知してステップ
S100に移行する。
更に、図5に基づき、領域区分部16における、原稿画像データの区分処理の流れを説
明する。ここで、図5は、領域区分部16における、原稿画像データの区分処理を示すフ
ローチャートである。

0114

区分処理は、図5に示すように、まずステップS200に移行し、領域区分部16にお
いて、区分数情報を取得してステップS202に移行する。ここで、区分数情報は、予め
設定されているものを取得しても良いし、ユーザが入力したものを取得しても良いし、複
数種類の区分数の中からユーザが選択した区分数のものを取得するようにしても良い。
ステップS202では、領域区分部16において、ステップS200で取得した区分数
情報によって指定される区分数の、均一サイズの区分領域に原稿画像を区分し、一連の処
理を終了して元の処理に復帰する。具体的に、原稿画像データの示す原稿画像が均一サイ
ズの前記区分数の矩形画像領域に区分されるように、原稿画像データの各画素データを区
分する。

0115

次に、図6図11に基づき、本実施の形態の動作を説明する。
ここで、図6(i)は、白紙の原稿例を示す図であり、(ii)〜(Xi)は、紙面に画像が
印刷された原稿例を示す図である。また、図7(a)〜(c)は、原稿画像データを均一
サイズの16個の区分領域に区分した場合の仮想境界線の共有状態の第1の例を示す図で
ある。また、図8(a)及び(b)は、原稿画像データを均一サイズの16個の区分領域
に区分した場合の仮想境界線の共有状態の第2の例を示す図である。また、図9(a)〜
(c)は、原稿画像データを均一サイズの16個の区分領域に区分した場合の仮想境界線
の共有状態の第3の例を示す図である。また、図10(a)〜(c)は、原稿画像データ
を均一サイズの16個の区分領域に区分した場合の仮想境界線の共有状態の第4の例を示
す図である。また、図11は、余白有効度の範囲と分別先のトレイとの関係を示す図であ
る。

0116

まず、ユーザによって、原稿搬送部10の搬送用トレイに、例えば、図6(i)に示す
、少なくとも用紙片面が白紙の原稿や、図6(ii)〜(Xi)に示すような紙面位置に画像
が印刷された原稿などを含む複数の原稿がセットされる。これらの原稿は、例えば、その
役目を終えたり、印刷失敗などによって不要になったものであり、紙面の余白部分が再利
用可能なものだけでなく、紙面の余白部分が再利用不可能であるもの(例えば、図6(ii
)に示すように、紙面の略全体が画像で埋められたもの)などが含まれている。

0117

また、搬送用トレイにセットする原稿は、片面だけに画像が印刷がされたものでも、両
面共に印刷された(一度裏紙として使用された)ものでも良いが、本発明の被印刷媒体分
別装置100の特徴的な機能は、特に、両面印刷された原稿に対して発揮されるものであ
る。
次に、ユーザの入力装置74の操作によって分別指示が与えられると(ステップS10
0)、被印刷媒体分別装置100は、原稿搬送部10において、搬送用トレイに原稿がセ
ットされているか否かを判定する(ステップS102)。上記したように、搬送用トレイ
には複数の原稿がセットされているので、原稿搬送部10は、原稿がセットされていると
判定して(ステップS102の「Yes」の分岐)、搬送用トレイにセットされた原稿を
1枚だけ選択(例えば、搬送用トレイに重ね置きされた原稿のうち、一番上の原稿又は一
番下の原稿を選択)し、これを濃度情報抽出部12の濃度情報抽出領域に搬送する。

0118

濃度情報抽出部12は、濃度情報抽出領域に原稿が搬送されると、原稿の濃度抽出面側
の紙面全体の濃度情報を抽出する(ステップS106)。具体的には、紙面全体が所定解
像度(例えば、1440[dpi])となるように、紙面全体に光を照射すると共にその反
射光を受光素子(CCD)で受光し、光電変換することで濃度情報を抽出する。この濃度
情報の抽出処理は、原稿表面及び原稿裏面の両面に対して行う。

0119

原稿表面及び原稿裏面の濃度情報が抽出されると、原稿画像データ生成部14において
、当該抽出された濃度情報に基づき、原稿表面及び原稿裏面の紙面画像の多値画像データ
をそれぞれ生成する(ステップS108)。ここでは、抽出される濃度情報(アナログ
輝度値)を、8ビット(256階調)で表現されるデジタルの輝度値へと変換し、256
値(0〜255)の輝度値を有する多値画像データを生成する。

0120

次に、多値画像データの有する各画素の輝度値と、所定閾値(例えば、240)とを比
較し、輝度値が所定閾値以上であれば、その値を「255」に変換し、所定閾値より小さ
ければ、その値を「0」に変換する。即ち、紙面画像の多値画像データを2値化して、原
稿表面及び原稿裏面の2値化画像データをそれぞれ生成する(ステップS110)。
次に、原稿裏面の2値化画像データを左右反転し、これに予め用意された係数を乗算し
、この乗算結果を原稿表面の2値化画像データから減算して原稿表面の画像データにおけ
裏写り成分を除去して、原稿画像データを生成する(ステップS112)。つまり、原
稿表面から抽出した濃度情報から生成される多値画像データを2値化した画像データ(2
値化画像データ)から、更に裏写り成分を除去したものが原稿画像データとなる。

0121

原稿画像データが生成されると、次に、領域区分部16において、当該生成された原稿
画像データの区分処理を実行する(ステップS114)。
区分処理が実行されると、領域区分部16は、区分数情報を取得する(ステップS20
0)。本実施の形態においては、記憶装置70に記憶された予め設定された区分数情報を
取得したり、ユーザが入力装置74を操作して入力した値を取得したり、記憶装置70に
記憶された予め設定された複数種類の区分数情報から、ユーザが選択したものを取得した
りすることが可能となっている。ここでは、区分数16が指定された区分数情報を取得し
たとする。

0122

区分数情報を取得すると、原稿画像データを、当該区分数情報によって指定される区分
数の区分領域に区分する(ステップS202)。例えば、図7(a)の左図に示すような
原稿画像を、図7(a)の右図に示すように16個の均一サイズの矩形の区分領域に区分
する。
このようにして、原稿画像データの区分処理が終了すると、余白判定部18において、
各区分領域の余白量を算出し、当該余白量に基づき、各区分領域が余白領域か否かを判定
する(ステップS116)。余白量は、各区分領域の画像データにおける画素値「255
」の個数で表現される。つまり、各画素値(ここでは、輝度値)が「255」であるか否
かを順番に判定し、画素値が「255」であるときに計数値を1加算する。例えば、横6
000画素×縦8000画素の画像の場合に、均一に16個の区分領域に区分すると、各
区分領域の画素数は、300万画素となる。つまり、300万画素の画素値が全て「25
5」であれば、その区分領域を余白領域と判定し、そうでない場合は、余白領域ではない
と判定する。

0123

上記のような余白領域の判定処理を全区分領域に実行することで、例えば、図7(a)
の右図に示すように、各区分領域が余白領域(図7(a)右図中「○」)か否か(図7
a)右図中「×」)を判定することができる。
余白判定部18の判定処理が終了すると、余白有効度算出部20は、その判定結果と、
各区分領域の仮想境界線の情報とに基づき、余白有効度を算出する(ステップS118)

0124

図7(a)に示す例では、16個の区分領域に区分しているので、区分領域全体の仮想
境界線の総数BLは24本となる。また、原稿紙面の略全体が画像で埋められているため
、全領域が余白領域ではない「×」となり、余白領域が共有する仮想境界線の総数WBL
は0本となる。
従って、上式(1)から、余白有効度BAは、「0+0/24=0」と算出される。な
お、ここでは、小数点以下を四捨五入している。

0125

余白有効度が「0」ということは、余白領域と判定された区分領域が1つも無い状態と
なるので、原稿表面に関しては、再利用できない原稿であると判断できる。
原稿表面の余白有効度が算出されると、原稿分別部22において、当該算出された余白
有効度が1.0か否かを判定する(ステップS120)。図7(a)に示す例では、余白
有効度が0となり(ステップS120の「No」の分岐)、且つ原稿表面の余白有効度し
か算出していないので(ステップS128の「No」の分岐)、原稿表面の余白有効度を
RAM62に記憶する(ステップS132)。原稿表面の余白有効度を記憶すると、次い
で、原稿画像データ生成部14において、上記生成した原稿裏面の2値化画像データの裏
写り成分を除去して、原稿裏面の原稿画像データを生成する(ステップS112)。裏写
り成分の除去は、原稿表面の2値化データを左右反転し、予め設定された係数を乗算した
結果を、原稿裏面の2値化画像データから減算することで行う。

0126

このようにして生成した原稿裏面の原稿画像データに対して、上記原稿表面の原稿画像
データと同様に、ステップS114〜ステップS120の各処理を実行する。
ここでは、原稿裏面が、図7(b)の左図であったとする。図7(b)に示す例では、
原稿の紙面全体が白紙となっており、全領域が余白領域「○」となる。そして、余白領域
全体の各余白領域が共有する仮想境界線の総数WBLは24本となる。

0127

従って、上式(1)から、余白有効度BAは、「24+0/24=1.0」と算出され
る。余白有効度が「1.0」ということは、白紙の状態(余白の有効性が最も高い状態)
となるので、原稿裏面に関しては、様々な用途に再利用可能であると判断できる。
従って、原稿分別部22は、図7(b)の左図に示す原稿を、余白有効度1.0用の原
稿分別用トレイに分別する。本実施の形態においては、原稿分別用トレイは、図11に示
すように、各余白有効度の範囲に対してトレイ1〜5の5つを有していることとする。こ
こで、余白有効度1.0用のトレイは、トレイ1となるので、原稿分別部22は、原稿裏
面の余白有効度が1.0の原稿を、トレイ1へと搬送する(ステップS122)。

0128

一方、図7(a)の左図に示す原稿の裏面が、図7(c)の左図に示すものであった場
合を説明する。この場合は、区分領域1つだけが余白領域ではないので、余白領域全体の
各余白領域が共有する仮想境界線の総数WBLは22本となる。
従って、上式(1)より、余白有効度BAは、「22+1/24≒0.96」と算出さ
れる。余白有効度が「0.96」ということは、ほぼ白紙の状態(有効性が比較的高い状
態)となるので、この場合の原稿裏面に関しても、再利用可能であると判断できる。

0129

このように、原稿裏面の余白有効度が0.96となった場合は(ステップS120の「
No」の分岐)、その余白有効度0.96と、RAM62に保持された原稿表面の余白有
効度0とを比較し、余白有効度の大きい方に対応するトレイへと原稿を搬送する(ステッ
プS130)。つまり、原稿裏面の方が余白有効度が大きいので、原稿分別部22は、図
7(c)の左図に示す原稿を、図11に示すように、余白有効度の範囲0.70〜0.9
9に対応するトレイ2へと搬送する。

0130

原稿分別部22によって原稿が分別されると、原稿搬送部10において、搬送用トレイ
に原稿が残っているか否かを判定し(ステップS124)、原稿が残っている場合(ステ
ップS124の「Yes」の分岐)は、搬送用トレイにある原稿を1枚だけ選択して濃度
情報抽出領域に搬送し、上記一連の処理(ステップS106〜ステップS132)を実行
する。一方、搬送用トレイに原稿が残っていない場合(ステップS124の「No」の分
岐)は、RAM62に記憶した余白率のデータを全てクリアして一連の処理を終了する(
ステップS100に移行)。

0131

また、図8図10に基づき、他の原稿例について、余白有効度の算出例を説明する。
図8(a)に示す例では、余白領域の総数が10、余白領域全体の各余白領域が共有す
る仮想境界線の総数WBLが12となっており、余白有効度BAは、上式(1)より、「
12+1/24≒0.54」と算出される。一方、図8(b)に示す例では、余白領域の
総数が10、余白領域全体の各余白領域が共有する仮想境界線の総数WBLが10となっ
ており、余白有効度BAは、上式(1)より、「10+1/24≒0.46」と算出され
る。

0132

つまり、図8(a)及び(b)の例では、区分領域全体に対する余白領域の個数は同じ
であるが、各余白領域が共有する仮想境界線の総数WBLが図8(a)の例の方が多いた
め、余白有効度は、図8(a)の例の方が大きくなっている。この違いは、余白領域全体
の仮想境界線の共有状態によって生じるものである。
具体的には、図8(a)の右図では、原稿の下半分の8つの区分領域が全て余白領域と
なっており、一方、図8(b)の右図では、8つの余白領域がドーナツ状につながった状
態となっている。ここで、原稿の再利用を考えた場合に、ドーナツ状の余白よりも、隙間
無く一塊になった余白の方が再利用しやすいのは自明である。

0133

従って、本発明の余白有効度の算出式(上式(1))は、余白領域の総数だけでなく、
上記のような余白領域の形成状態をも考慮するために、余白有効度の算出に余白領域全体
の各余白領域が共有する仮想境界線の総数を取り入れ、当該各余白領域が共有する仮想境
界線の総数と、区分領域全体の仮想境界線の総数との比率を求めるものとした。
従って、図8(b)の左図に示す原稿(余白領域が共有する仮想境界線の総数10)よ
りも、図8(a)の左図に示す原稿(余白領域が共有する仮想境界線の総数12)の方が
余白有効度の値が大きくなる。

0134

なお、図8(a)及び(b)の左図の原稿については、それぞれ余白有効度が0.54
、0.46となるので(但し、いずれも原稿の他方の面より余白有効度が大きいとする)
、原稿分別部22は、図11に示すように、図8(a)の左図に示す原稿を、余白有効度
の範囲が0.50〜0.69のトレイ3に分別し、図8(b)の左図に示す原稿を、余白
有効度の範囲が0.20〜0.49のトレイ4に分別する。つまり、余白領域の総数が同
じであっても、その形成状態の違いによって異なるトレイへと分別されることになる。

0135

次に、図9(a)〜(c)に示す例について説明する。
図9(a)〜(c)に示す例では、余白領域の総数はいずれも8となっており、余白領
域全体の各余白領域が共有する仮想境界線の総数WBLは、それぞれ、図9(a)及び(
c)の例が10、図9(b)の例が6となっている。従って、余白有効度BAは、上式(
1)より、図9(a)及び(c)の例が「0.46」と算出され、図9(b)の例が「0
.29」と算出される。

0136

つまり、図9(b)の右図に示すように8つの余白領域が、それぞれ4つずつ上下離れ
た位置で横一線で固まっているものよりも、図9(a)及び(c)の右図に示すように、
8つの余白領域が横方向に4つずつ2列が隣接して一塊となっているものの方が余白有効
度の値は大きくなる。従って、図9(a)及び(c)の左図の原稿の方が、図9(b)の
左図の原稿よりも余白の有効性(再利用の有効性)が高いと判断できる。

0137

また、図10(a)〜(c)の例は、図9(a)〜(c)の例に対して余白領域の並び
縦方向にしたもので、余白領域の総数はいずれも8となっており、余白領域全体の各余
白領域が共有する仮想境界線の総数WBLは、それぞれ、図10(a)及び(c)の例が
10、図10(b)の例が6となっている。従って、余白有効度BAは、上式(1)より
図10(a)及び(c)の例が「0.46」と算出され、図10(b)の例が「0.2
9」と算出される。

0138

つまり、図9(a)〜(c)の例と同様に、図10(b)の右図に示すように8つの余
白領域が、それぞれ4つずつ左右離れた位置で縦一線で固まっているものよりも、図10
(a)及び(c)の右図に示すように、8つの余白領域が縦方向に4つずつ2列で隣接し
て一塊となっているものの方が余白有効度の値が大きくなる。従って、図10(a)及び
(c)の左図の原稿の方が、図10(b)の左図の原稿よりも余白の有効性(再利用の有
効性)が高いと判断できる。

0139

なお、図9(a)〜(c)並びに図10(a)〜(c)の左図の原稿については、それ
ぞれ、余白有効度が0.46、0.29、0.46並びに0.46、0.29、0.46
となるので(但し、いずれも原稿の他方の面より余白有効度が大きいとする)、原稿分別
部22は、図9(a)及び(c)並びに図10(a)及び(c)の左図に示す原稿を、図
11に示すように、余白有効度の範囲が0.30〜0.49のトレイ4に分別する。一方
、原稿分別部22は、図9(b)及び図10(b)の左図に示す原稿を、図11に示すよ
うに、余白有効度の範囲が0〜0.29のトレイ5に分別する。

0140

以上、本実施の形態の被印刷媒体分別装置100は、原稿表面及び原稿裏面の原稿画像
データを生成することが可能であり、且つ各原稿画像データを複数の区分領域に区分する
ことが可能である。更に、各区分領域の余白量を算出する共に、当該余白量に基づき各区
分領域が余白領域か否かを判定することが可能である。なお更に、この判定結果及び各区
分領域の仮想境界線の情報に基づき、原稿表面及び原稿裏面の余白有効度を算出し、当該
算出した余白有効度に基づき原稿を分別することが可能である。これにより、余白有効度
の大きさに応じた種類のトレイに原稿を分別することができるので、簡易且つ正確に再利
用の目的別に原稿を分別することができる。

0141

また、原稿画像データの作成時において、濃度情報の抽出時に発生する原稿の裏写りに
対して、その裏写り成分を除去することが可能であるので、より正確に原稿の余白有効度
を算出することが可能である。
また、両面印刷された原稿であっても原稿両面の余白有効度を算出して大きい方の余白
有効度に応じて分別することができるので、原稿をより確実に目的別に分別することが可
能である。

0142

上記第1の実施の形態において、濃度情報抽出部12は、形態1又は45の濃度情報抽
出手段に対応し、領域区分部16は、形態1又は45の領域区分手段に対応し、余白判定
部18は、形態1、3、45及び47のいずれか1の余白判定手段に対応し、余白有効度
算出部20は、形態1、3、45及び47のいずれか1の余白有効度算出手段に対応し、
原稿分別部22は、形態1の分別手段に対応する。

0143

また、上記第1の実施の形態において、ステップS106は、形態8、16、52及び
60のいずれか1の濃度情報抽出ステップに対応し、ステップS114は、形態8、16
、52及び60のいずれか1の領域区分ステップに対応し、ステップS116は、形態8
、10、16、18、52、54、60及び62のいずれか1の余白判定ステップに対応
し、ステップS118は、形態8、10、16、18、52、54、60及び62のいず
れか1の余白有効度算出ステップに対応し、ステップS120〜S132は、形態8又は
16の分別ステップに対応する。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態を図面に基づき説明する。図12図16は、本発明
に係る被印刷媒体分別装置、被印刷媒体分別プログラム、当該プログラムを記憶した記憶
媒体、及び被印刷媒体分別方法、並びに余白有効度算出装置、余白有効度算出プログラム
、当該プログラムを記憶した記憶媒体及び余白有効度算出方法の第2の実施の形態を示す
図である。

0144

本実施の形態は、余白有効度算出部20における余白有効度の算出方法が上記第1の実
施の形態と異なるのみで、他の処理は上記第1の実施の形態と同様となる。従って、本実
施の形態の被印刷媒体分別装置の構成は、上記第1の実施の形態における被印刷媒体分別
装置100と同様の構成となる。以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ
説明し、重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。

0145

本実施の形態において、余白有効度算出部20は、余白判定部18の判定結果と、各区
分領域が他の区分領域と共有する仮想的な境界点の共有状態とに基づき余白有効度を算出
する。
以下、図12に基づき、前述した仮想的な境界点(以下、仮想境界点と称す)の共有情
報について説明する。ここで、図12(a)及び(b)は、仮想境界点の共有情報を説明
する図である。

0146

図12(a)及び(b)に示す例では、原稿面(印刷領域)を16個の区分領域に区分
している。また、図12(a)及び(b)中に示す、各区分領域内の「○」はその区分領
域が余白領域であることを示し、「×」はその区分領域が余白領域ではないことを示す。
仮想境界点は、原稿面を複数の区分領域に区分するときに仮想的に設定される区分線上
の点のことである。本実施の形態においては、図12に示すように、原稿面を格子状に区
分し、各格子点を仮想境界点としている(但し、本実施の形態においては、原稿の一番外
側の格子点を除いている)。従って、図12(a)の黒丸に示すように、各仮想境界点は
、4つの区分領域によって共有されることになる。

0147

そして、本実施の形態において、仮想境界点の共有情報とは、図12(a)中の黒点
示したように、原稿の各区分領域が他の区分領域と共有する仮想境界点の総数(図12
a)の例では9個)の情報、及び図12(b)中の黒い太線で示したように、全区分領域
のうちの各余白領域が他の余白領域と共有する仮想境界点の総数(図12(b)の例では
8個)の情報を含むものである。

0148

また、余白有効度は、余白有効度をBAとし、区分領域全体の仮想境界点の総数をBH
とし、余白領域全体の各余白領域が他の余白領域と共有する仮想境界点の総数をWBHと
すると、下式(2)によって算出されることになる。

BA=(WBH/BH) ・・・(2)

つまり、余白有効度は、各余白領域が他の余白領域と共有する仮想境界点の総数WBH
が多いほど、その値は大きくなり(最大で1.0)、余白の有効性は高くなる。

0149

なお、本実施の形態においては、WBHを各4つの余白領域が共有する仮想境界点の総
数とする。従って、図12(a)及び(b)の例では、区分領域全体の仮想境界点の総数
BHが9、余白領域全体の各4つの余白領域が共有する仮想境界点の総数WBHが8とな
るので、余白有効度BAは、「8/9≒0.89」となる。
次に、図13図16に基づき、本実施の形態の動作を説明する。

0150

ここで、図13(a)〜(c)は、原稿画像データを均一サイズの16個の区分領域に
区分した場合の仮想境界点の共有状態の第1の例を示す図である。また、図14(a)及
び(b)は、原稿画像データを均一サイズの16個の区分領域に区分した場合の仮想境界
点の共有状態の第2の例を示す図である。また、図15(a)〜(c)は、原稿画像デー
タを均一サイズの16個の区分領域に区分した場合の仮想境界点の共有状態の第3の例を
示す図である。また、図16(a)〜(c)は、原稿画像データを均一サイズの16個の
区分領域に区分した場合の仮想境界点の共有状態の第4の例を示す図である。

0151

余白領域の判定処理の動作までは、上記第1の実施の形態と同様となるので、以下、余
白有効度算出処理からの動作を説明をする。
余白判定部18の判定処理が終了すると、余白有効度算出部20は、その判定結果と、
各区分領域の仮想境界点の共有情報とに基づき、余白有効度を算出する(ステップS11
8)。

0152

図13(a)に示す例では、16個の区分領域に区分しているので、区分領域全体の仮
想境界点の総数BHは9個となる。また、原稿紙面の略全体が画像で埋められているため
、全領域が余白領域ではない「×」となり、余白領域全体の各4つの余白領域が共有する
仮想境界点の総数WBHは0個となる。
従って、上式(2)から、余白有効度BAは、「0/9=0」と算出される。なお、こ
こでは、小数点以下を四捨五入している。

0153

余白有効度が「0」ということは、余白が1つも無い状態となるので、原稿表面に関し
ては、再利用できない原稿であると判断できる。
原稿表面の余白有効度が算出されると、原稿分別部22において、当該算出された余白
有効度が1.0か否かを判定する(ステップS120)。図13(a)に示す例では、余
白有効度が0となり(ステップS120の「No」の分岐)、且つ原稿表面の余白有効度
しか算出していないので(ステップS128の「No」の分岐)、原稿表面の余白有効度
をRAM62に記憶する(ステップS132)。

0154

原稿表面の余白有効度を記憶すると、次いで、原稿画像データ生成部14において、上
記生成した原稿裏面の2値化画像データの裏写り成分を除去して、原稿裏面の原稿画像デ
ータを生成する(ステップS112)。
そして、この生成した原稿裏面の原稿画像データに対して、上記原稿表面の原稿画像デ
ータと同様に、ステップS114〜ステップS120の各処理を実行する。

0155

ここでは、原稿裏面が、図13(b)の左図であったとする。図13(b)に示す例で
は、原稿の紙面全体が余白領域(白紙)となっており、全区分領域が余白領域「○」とな
る。そして、余白領域全体の各4つの余白領域が共有する仮想境界点の総数WBHは9個
となる。
従って、上式(2)から、余白有効度BAは、「9/9=1.0」と算出される。余白
有効度が「1.0」ということは、白紙の状態(有効性が最も高い状態)となるので、原
稿裏面に関しては、様々な用途に再利用可能であると判断できる。

0156

原稿分別部22は、図13(b)の左図に示す原稿を、余白有効度1.0用の原稿分別
用トレイであるトレイ1に分別する。つまり、原稿分別部22は、原稿裏面の余白有効度
が1.0の原稿を、トレイ1へと搬送する(ステップS122)。
一方、図13(a)の左図に示す原稿の裏面が、図13(c)の左図に示すものであっ
た場合を説明する。この場合は、区分領域1つだけが余白領域ではないので、図13(c
)の右図に示すように、余白領域全体の各4つの余白領域が共有する仮想境界点の総数W
BHは8個となる。

0157

従って、上式(2)より、余白有効度BAは、「8/9≒0.89」と算出される。余
白有効度が「0.89」ということは、原稿裏面の大部分が白紙の状態(有効性が比較的
高い状態)となるので、この場合の原稿裏面に関しても、再利用可能であると判断できる

このように、原稿裏面の余白有効度が0.89となった場合は(ステップS120の「
No」の分岐)、その余白有効度0.89と、RAM62に保持された原稿表面の余白有
効度0とを比較し、余白有効度の大きい方に対応するトレイへと原稿を搬送する(ステッ
プS130)。つまり、原稿裏面の方が余白有効度が大きいので、原稿分別部22は、図
7(c)の左図に示す原稿を、トレイ2へと搬送する。

0158

また、図14図16に基づき、他の原稿例について、余白有効度の算出例を説明する

図14(a)に示す例では、余白領域の総数が10、余白領域全体の各4つの余白領域
が共有する仮想境界点の総数WBHが3となっており、余白有効度BAは、上式(2)よ
り、「3/9≒0.33」と算出される。一方、図14(b)に示す例では、余白領域の
総数が10、余白領域全体の各4つの余白領域が共有する仮想境界点の総数WBHが0と
なっており、余白有効度BAは、上式(2)より、「0/9=0」と算出される。つまり
図14(a)及び(b)の例では、区分領域全体に対する余白領域の個数は同じである
が、各4つの余白領域が共有する仮想境界点の総数WBHが図14(a)の例の方が多い
ため、余白有効度は、図14(a)の例の方が大きくなっている。この違いは、上記第1
の実施の形態と同様に、余白領域の形成状態によって生じるものである。

0159

具体的には、図14(a)の右図では、原稿の下半分の8つの区分領域が全て余白領域
となっており、一方、図14(b)の右図では、8つの余白領域がドーナツ状につながっ
た状態となっている。上記第1の実施の形態と同様に、原稿の再利用を考えた場合に、ド
ーナツ状の余白よりも、隙間無く一塊になった余白の方が再利用しやすいのは自明である

0160

従って、本発明の余白有効度の算出式(上式(2))は、余白領域の総数だけでなく、
上記のような余白の形成状態をも考慮するために、余白有効度の算出に余白領域全体の各
4つの余白領域が共有する仮想境界点の総数を取り入れて、当該各4つの余白領域が共有
する仮想境界点の総数と、区分領域全体の仮想境界点の総数との比率を求めるものとした

0161

つまり、図14(b)の左図に示す原稿(各4つの余白領域が共有する仮想境界点の総
数0)よりも、図14(a)の左図に示す原稿(各4つの余白領域が共有する仮想仮想境
界点の総数3)の方が余白有効度の値が大きくなる。
図14の例は、極端な例となっているが、上式(2)におけるWBHは、第1の実施の
形態の上式(1)における各2つの余白領域が共有する仮想境界線の総数であるWBLと
比較して、各4つの余白領域が共有している仮想境界点の総数となるため、余白有効度の
示す値が、余白の有効性をより厳しい条件で評価したものとなる。なお、余白領域全体に
おける仮想境界点の設定は、余白領域が3つ以上共有している点にするなども可能であり
、再利用の用途に応じて設定を変更することで、再利用目的に対して適切な余白有効度を
算出することができる。

0162

なお、図14(a)及び(b)の左図の原稿については、それぞれ余白有効度が「0.
33」、「0」となるので(但し、いずれも原稿の他方の面より余白有効度が大きいとす
る)、原稿分別部22は、図14(a)の左図に示す原稿をトレイ4に分別し、図14
b)の左図に示す原稿をトレイ5に分別する。つまり、余白領域の総数が同じであっても
、その形成状態の違いによって異なるトレイへと分別されることになる。但し、同じ条件
であっても、余白有効度は、上記第1の実施の形態における仮想境界線の共有状態に基づ
くもの(上式(1))よりも低くなるため、比較的大きな余白の塊が紙面に存在しないと
再利用候補として選択されない(分別されない)可能性がある。逆に言うと、再利用でき
る原稿を確実に選別することが可能である。

0163

次に、図15(a)〜(c)に示す例について説明する。
図15(a)〜(c)に示す例では、余白領域の総数はいずれも8となっており、余白
領域全体の各4つの余白領域が共有する仮想境界点の総数WBHは、それぞれ、図15
a)及び(c)の例が3、図15(b)の例が0となっている。従って、余白有効度BA
は、上式(2)より、図15(a)及び(c)の例が「0.33」と算出され、図15
b)の例が「0」と算出される。

0164

つまり、図15(b)の右図に示すように8つの余白領域が、それぞれ4つずつ上下離
れた位置で横一線で固まっているものよりも、図15(a)及び(c)の右図に示すよう
に、8つの余白領域が横方向に4つずつ2列が隣接して一塊となっているものの方が余白
有効度の値は大きくなる。従って、図15(a)及び(c)の左図の原稿の方が、図15
(b)の左図の原稿よりも余白の有効性(再利用の有効性)が高いと判断できる。

0165

また、図16(a)〜(c)の例は、図15(a)〜(c)の例に対して余白領域の並
びを縦方向にしたもので、余白領域の総数はいずれも8となっており、余白領域全体の各
4つの余白領域が共有する仮想境界点の総数WBHは、それぞれ、図16(a)及び(c
)の例が3、図16(b)の例が0となっている。従って、余白有効度BAは、上式(2
)より、図16(a)及び(c)の例が「0.33」と算出され、図16(b)の例が「
0」と算出される。

0166

つまり、図15(a)〜(c)の例と同様に、図16(b)の右図に示すように8つの
余白領域が、それぞれ4つずつ左右離れた位置で縦一線で固まっているものよりも、図1
6(a)及び(c)の右図に示すように、8つの余白領域が縦方向に4つずつ2列が隣接
して一塊となっているものの方が余白有効度の値が大きくなる。従って、図16(a)及
び(c)の左図の原稿の方が、図16(b)の左図の原稿よりも余白の有効性(再利用の
有効性)が高いと判断できる。

0167

なお、図15(a)〜(c)並びに図16(a)〜(c)の左図の原稿については、そ
れぞれ、余白有効度が0.33、0、0.33並びに0.33、0、0.33となるので
(但し、いずれも原稿の他方の面より余白有効度が大きいとする)、原稿分別部22は、
図15(a)及び(c)並びに図16(a)及び(c)の左図に示す原稿をトレイ4に分
別する。一方、原稿分別部22は、図15(b)及び図16(b)の左図に示す原稿をト
レイ5に分別する。

0168

つまり、本実施の形態では、図14図16の例に示したように、8つ未満の余白領域
が一塊になった余白領域を余白有効度「0」、即ち再利用不可能な領域とし、8つ以上の
余白領域が一塊となった領域に対して、余白有効度がその領域の大きさに応じた値を示す
ようになっている。
以上、本実施の形態の被印刷媒体分別装置100は、原稿表面及び原稿裏面の原稿画像
データを生成することが可能であり、且つ各原稿画像データを複数の区分領域に区分する
ことが可能である。更に、各区分領域の余白量を算出する共に、当該余白量に基づき各区
分領域が余白領域か否かを判定することが可能である。なお更に、この判定結果及び各区
分領域の仮想境界点の共有情報に基づき、原稿表面及び原稿裏面の余白有効度を算出し、
当該算出した余白有効度に基づき原稿を分別することが可能である。これにより、余白有
効度の大きさに応じた種類のトレイに原稿を分別することができるので、簡易且つ正確に
再利用の目的別に原稿を分別することができる。

0169

また、原稿画像データの作成時において、濃度情報の抽出時に発生する原稿の裏写りに
対して、その裏写り成分を除去することが可能であるので、より正確に原稿の余白有効度
を算出することが可能である。
また、両面印刷された原稿であっても原稿両面の余白有効度を算出して大きい方の余白
有効度に応じて分別することができるので、原稿をより確実に目的別に分別することが可
能である。

0170

上記第2の実施の形態において、濃度情報抽出部12は、形態1又は45の濃度情報抽
出手段に対応し、領域区分部16は、形態1又は45の領域区分手段に対応し、余白判定
部18は、形態1、6、45及び50のいずれか1の余白判定手段に対応し、余白有効度
算出部20は、形態1、6、45及び50のいずれか1の余白有効度算出手段に対応し、
原稿分別部22は、形態1の分別手段に対応する。

0171

また、上記第2の実施の形態において、ステップS106は、形態8、16、52及び
60のいずれか1の濃度情報抽出ステップに対応し、ステップS114は、形態8、16
、52及び60のいずれか1の領域区分ステップに対応し、ステップS116は、形態8
、13、16、21、52、57、60及び65のいずれか1の余白判定ステップに対応
し、ステップS118は、形態8、13、16、21、52、57、60及び65のいず
れか1の余白有効度算出ステップに対応し、ステップS120〜S132は、形態8又は
16の分別ステップに対応する。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態を図面に基づき説明する。図17図20は、本発明
に係る印刷装置、印刷装置制御プログラム、当該プログラムを記憶した記憶媒体、及び印
刷装置制御方法の第3の実施の形態を示す図である。

0172

本実施の形態の印刷装置は、上記第1及び第2の実施の形態における被印刷媒体分別装
置100と同等の機能を有し、この機能によって分別された再利用可能な用紙を選択し、
当該選択した用紙の余白部分に、印刷要求のあった画像データの画像を印刷するものであ
る。以下、上記第1及び第2の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、重複する部
分については同一の符号を付して説明を省略する。

0173

まず、本発明に係る印刷装置の構成を図17に基づき説明する。図17は、本発明の第
3の実施の形態に係る印刷装置200の構成を示すブロック図である。
印刷装置200は、図17に示すように、搬送用トレイにセットされた原稿(用紙)を
後述する濃度抽出領域に搬送する原稿搬送部10と、濃度抽出領域に搬送された原稿の紙
面全体の濃度情報を抽出する濃度情報抽出部12と、前記抽出した濃度情報に基づき原稿
画像データを生成する原稿画像データ生成部14と、原稿画像データに基づき原稿画像を
複数の区分領域に区分する領域区分部16と、各区分領域の余白量を算出すると共に、当
該余白量に基づき各区分領域が余白領域か否かを判定する余白判定部18と、余白判定部
18の判定結果と、余白領域の共有要素の共有状態とに基づき原稿画像の余白有効度を算
出する余白有効度算出部20と、前記算出された余白有効度に基づき原稿を分別する原稿
分別部22と、印刷対象の画像データを取得する画像データ取得部24と、当該取得した
画像データに基づき、印字ヘッド(不図示)を用いて前記分別された用紙に印刷を実行す
る印刷部26とを含んだ構成となっている。

0174

本実施の形態において、原稿分別部22は、余白有効度が所定値以上の原稿を分別する
給紙トレイと、余白有効度が所定値未満の原稿を分別するを排紙トレイとを有し、余白有
効度算出部20で算出された余白有効度に基づき、原稿を前記給紙トレイ及び排紙トレイ
にいずれかに分別する機能を有している。
画像データ取得部24は、印刷装置200と接続されたパソコン(PC)やプリンタ
ーバなどの印刷指示装置(図示せず)から送られてくる印刷に供する画像データをネット
ワークなどを介して取得したり、あるいは図示しないスキャナやCD−ROMドライブ
どの画像(データ)読込装置などから直接読み込んで取得したりする機能を提供するよう
になっている。更に、取得した画像データが多値のRGBデータ、例えば1画素あたり各
色(R、G、B)ごとの階調(濃度値又は輝度値)が8ビット(0〜255)で表現され
る画像データであれば、これを色変換処理して前記印字ヘッドの各インク色に対応する多
値のCMYK(4色の場合)データに変換する機能を提供するようになっている。また、
画像データ取得部24は、色変換処理前に、CMYKの画像データの解像度を、印刷解像
度に応じた解像度に変換する機能を提供するようになっている。

0175

印刷部26は、前記印字ヘッドに形成された前記ノズルからインクをそれぞれドット
噴射して前記被印刷媒体上に多数のドットからなる画像を形成するようにしたインクジ
ェット方式のプリンタであり、前述した印字ヘッドの他に、前記被印刷媒体を移動させる
ための図示しない紙送り機構、前記画像データから生成される印刷用データに基づいて印
ヘッドのインクの吐出を制御する図示しない印字コントローラ機構などの公知の構成要
素から構成されている。

0176

また、印刷部26は、印刷要求情報に含まれる給紙種別の情報に基づき、複数種類の給
紙トレイから前記給紙種別の情報で指定された余白有効度の給紙トレイを選択し、当該選
択した給紙トレイから搬送される用紙の余白領域に、前記画像データの画像を印刷するよ
うになっている。また、余白有効度が1.0以外の用紙に対しては、余白領域以外の画像
が印刷されている部分に、既印刷画像であるか否かを判別するための判別用画像を印刷す
る機能を有している。また、余白有効度が1.0以外の用紙に対して、割り当て印刷の要
求があったときは、搬送された用紙の余白領域に、画像データの画像を余白領域の大きさ
に応じて縮小印刷する機能を有している。

0177

また、前記印字ヘッドは、各ノズルごとにそれぞれ設けられた図示しないインクチャン
バー内に供給されたインクをそれら各インクチャンバーごとに設けられた図示しないピエ
素子(piezo actuator)などの圧電素子によって各ノズルから吐出する
ことで、白色の印刷用紙上に円形のドットを印字すると共に、さらに、この圧電素子に加
える電圧多段階に制御することによってインクチャンバーからのインクの吐出量を制御
して各ノズルごとにサイズの異なるドットが印字可能となっている。

0178

ここで、印刷装置200は、原稿分別のための各種制御や、印刷のための各種制御や、
前記原稿搬送部10、濃度情報抽出部12、原稿画像データ生成部14、領域区分部16
、余白判定部18、原稿分別部22、画像データ取得部24、印刷部26などをソフトウ
ェア上で実現するためのコンピュータシステムを備えており、そのハードウェア構成は、
上記被印刷媒体分別装置100と同様の構成となり、図2に示すように、各種制御や演算
処理を担う中央演算処理装置であるCPU(Central Processing U
nit)60と、主記憶装置(Main Storage)を構成するRAM(Rand
om Access Memory)62と、読み出し専用の記憶装置であるROM(R
ead Only Memory)64との間をPCI(Peripheral Com
ponent Interconnect)バスやISA(Industrial St
andard Architecture)バス等からなる各種内外バス68で接続する
と共に、このバス68に入出力インターフェース(I/F)66を介して、HDD(Ha
rd Disk Drive)などの外部記憶装置(Secondary Storag
e)70や、印刷部26やCRT、LCDモニター等の出力装置72、操作パネルなどの
入力装置74などを接続したものである。

0179

そして、電源を投入すると、ROM64等に記憶されたBIOS等のシステムプログラ
ムが、ROM64に予め記憶された各種専用のコンピュータプログラム、あるいは、CD
−ROMやDVD−ROM、フレキシブルディスク(FD)などの記憶媒体を介して、ま
たはインターネットなどの通信ネットワークLを介して記憶装置70にインストールされ
た各種専用のコンピュータプログラムを同じくRAM62にロードし、そのRAM62に
ロードされたプログラムに記述された命令に従ってCPU60が各種リソースを駆使して
所定の制御および演算処理を行うことで前述したような各手段の各機能をソフトウェア上
で実現できるようになっている。

0180

次に、図18に基づき、印刷装置200における印刷処理の流れを説明する。ここで、
図18は、印刷装置200の印刷処理を示すフローチャートである。
印刷処理が開始されると、図18に示すように、まずステップS300に移行し、画像
データ取得部24において、パソコンなどの図示しない印刷指示端末などから印刷要求が
あったか否かを判定し、印刷要求があったと判定された場合(Yes)は、ステップS302
に移行し、そうでない場合(No)は、印刷要求があるまで判定処理を繰り返す。

0181

ステップS302に移行した場合は、画像データ取得部24において、印刷要求情報と
共に送られてきた画像データを取得してステップS304に移行する。
ステップS304では、印刷部26において、印刷要求情報から、再利用印刷か否かを
判定し、再利用印刷であると判定された場合(Yes)は、印刷要求情報に含まれる給紙種別
情報で指定された給紙トレイから給紙要求を原稿分別部22に伝送して、ステップS30
6に移行し、そうでない場合(No)は、ステップS320に移行する。

0182

ステップS306に移行した場合は、原稿分別部22において、給紙要求の示す指定余
白有効度に対応する給紙トレイから用紙を1枚、印刷部26に搬送して、ステップS30
8に移行する。
ステップS308では、印刷部26において、指定余白有効度が1.0か否かを判定し
、1.0であると判定された場合(Yes)は、ステップS310に移行し、そうでない場合(
No)は、ステップS312に移行する。

0183

ステップS310に移行した場合は、印刷部26において、用紙サイズ(B5、A4、
A3など)に応じた通常の印刷サイズで画像データの画像を印刷してステップS300に
移行する。
一方、ステップ512に移行した場合は、印刷部26において、領域区分時の各区分領
域の座標データ及び余白判定データに基づき、余白領域以外の領域に、その領域を判別す
るための判別用画像(例えば、「×」など)を印刷して、ステップS314に移行する。

0184

ステップS314では、印刷部26において、印刷要求情報に割り当て印刷の指定があ
るか否かを判定し、指定があると判定された場合(Yes)は、ステップS316に移行し、
そうでない場合(No)は、ステップS318に移行する。
ステップS316に移行した場合は、印刷部26において、給紙された用紙の余白領域
を1ページとみなし、画像データの画像を余白領域のサイズに合わせて縮小して印刷して
、ステップS300に移行する。

0185

一方、ステップS318に移行した場合は、印刷部26において、給紙された用紙の余
白領域を1ページとみなし、当該用紙のサイズに応じた通常のサイズで、画像データの画
像を余白領域に印刷してステップS300に移行する。
また、ステップS304において、印刷要求情報で再利用印刷が指定されてなくステッ
プS320に移行した場合は、印刷部26において、不図示の両面が白紙の用紙がセット
されたトレイから当該用紙を給紙させて、この用紙に、画像データの画像を通常のサイズ
で印刷してステップS300に移行する。

0186

次に、図19及び図20に基づき、本実施の形態の動作を説明する。
ここで、図19は、本実施の形態における、印刷装置200の原稿分別部22が分別す
る原稿分別用トレイの種別を示す図である。また、図20(a)及び(b)は、余白有効
度が1.0未満の用紙における余白領域への画像印刷例を示す図である。
なお、原稿搬送部10、濃度情報抽出部12、原稿画像データ生成部14、領域区分部
16、余白判定部18、余白有効度算出部20、原稿分別部22による、原稿分別のため
の各処理については、上記第1及び第2の実施の形態と重複する部分の説明を省略する。

0187

また、ここでは、余白有効度の算出処理の方法は、上記第第1及び第2の実施の形態に
おけるいずれの方法を用いて良い。
本実施の形態における原稿分別部22は、分別対象の原稿の余白有効度に応じて、図1
9に示すように、給紙トレイ1〜3と、排紙トレイ1〜2との5種類の原稿分別用トレイ
を有している。

0188

図19に示すように、給紙トレイ1は、原稿片面の余白有効度が1.0となる、いわゆ
る裏紙を分別及び給紙するトレイであり、給紙トレイ2は、原稿の上半分又は下半分が余
白領域となる余白有効度が0.5〜0.99の範囲にある、印刷に再利用できる原稿を分
別及び給紙するトレイであり、給紙トレイ3は、原稿の左半分又は右半分が余白領域とな
る余白有効度が0.5〜0.99の範囲にある、印刷に再利用できる原稿を分別及び給紙
するトレイである。以下、適宜、給紙トレイ1に分別された原稿を裏紙と称し、給紙トレ
イ2及び3に分別された原稿を再利用紙と称すこととする。

0189

また、図19に示すように、排紙トレイ1は、余白有効度が0.2〜0.49の範囲に
ある、例えば、印刷には再利用できないがメモ用紙などとして再利用できる原稿を分別す
るトレイであり、排紙トレイ2は、余白有効度が0〜0.19の範囲にある再利用不可能
な原稿を分別するトレイである。
従って、原稿分別部22は、原稿の余白有効度及び余白領域の構成に基づき、分別対象
の各原稿を上記給紙トレイ1〜3及び排紙トレイ1〜2のいずれかに分別する。

0190

なお、印刷装置200は、これら原稿分別用トレイの他に、両面が白紙の各サイズに対
応した用紙を給紙するための給紙トレイを有している。
以下、上記給紙トレイ1〜3に、既に原稿が分別された状態であるとして、印刷装置2
00の印刷処理の動作を説明する。
印刷装置200は、印刷指示装置等からの印刷要求情報を受信すると(ステップS30
0の「Yes」の分岐)、画像データ取得部24において、前記受信した印刷要求情報に
対応する画像データを取得する(ステップS302)。また、画像データ取得部24は、
これら取得した印刷要求情報及び画像データを印刷部26に伝送する。

0191

印刷部26は、画像データ取得部24から印刷要求情報を取得すると、当該印刷要求情
報において、再利用印刷が指定されているか否かを判定する(ステップS304)。ここ
では、再利用印刷が指定されているとして(ステップS304の「Yes」の分岐)、次
に、印刷部26は、印刷要求情報で指定された再利用印刷に用いる再利用紙の余白有効度
(ここでは、給紙トレイの番号で指定されることとする)を調べる。給紙トレイ3が指定
されている場合は、印刷部26は、原稿分別部22に対して給紙トレイ3から用紙を搬送
するように、搬送要求を伝送する。

0192

一方、原稿分別部22は、印刷部26からの搬送要求に応じて、指定された給紙トレイ
3から再利用紙を1枚、印刷部26に搬送する(ステップS306)。ここでは、図16
(a)の上図に示すように、再利用紙の印刷面の左半分に文字が印刷され、右半分が余白
領域(例えば、余白有効度0.5)となっているとする。
印刷部26は、給紙トレイ3から用紙が搬送されると、この用紙の余白有効度は、0.
5である(給紙トレイ3から給紙された)ので(ステップS308の「No」の分岐)、
文字が印刷された領域(余白領域以外の領域)に、これらの領域を見た目で判断できるよ
うに、判断用画像を印刷する(ステップS312)。図20(a)の例では、印刷部分全
体にかかる「×」形状の画像を印刷している。

0193

印刷部26は、判断用画像を印刷すると、次に、印刷要求情報において割り当て印刷の
指定があるか否かを判定する(ステップS314)。割り当て印刷の指定がないときは(
ステップS314の「No」の分岐)、図20(a)に示すように、上記取得した画像デ
ータの画像(この例では、用紙の左半面のみ画像が存在)を、そのままのサイズ(再利用
紙のサイズの用紙に印刷するときの通常のサイズ)で、再利用紙の余白領域(右半面の領
域)に印刷する(ステップS318)。これにより、図20(a)に示すような印刷結果
が得られる。

0194

つまり、割り当て印刷が指定されていないときは、裏紙や両面白紙の用紙に印刷すると
きと同様の印刷サイズで、画像データの画像を再利用紙の余白領域に印刷する。図20
a)の例では、画像データの画像位置が、再利用紙の画像が印刷された領域と重なるので
、印刷位置の調整を行う(位置が重ならない場合は不要)。
一方、割り当て印刷の指定があるときは(ステップS314の「Yes」の分岐)、図
20(b)に示すように、上記取得した画像データの印刷画像(この例では、用紙の略全
面を使用)を、余白領域のサイズに合わせて(再利用紙の右半面に収まるように)縮小し
、再利用紙の余白領域(右半面の領域)に印刷する(ステップS316)。これにより、
図20(b)に示すような印刷結果が得られる。

0195

つまり、割り当て印刷の指定があるときは、余白部分も含めて正確に画像全体が印刷さ
れるように印刷サイズを調整する。
以上、本実施の形態の印刷装置200は、原稿表面及び原稿裏面の原稿画像データを生
成することが可能であり、且つ各原稿画像データを複数の区分領域に区分することが可能
である。更に、各区分領域の余白量を算出する共に、当該余白量に基づき各区分領域が余
白領域か否かを判定することが可能である。更に、この判定結果及び各区分領域の共有要
素(仮想境界線、仮想境界点など)の共有状態とに基づき、余白有効度を算出することが
可能である。更に、当該算出された余白有効度に基づき原稿を分別することが可能である
。これにより、余白有効度の大きさに応じた種類のトレイに原稿を分別することができる
ので、簡易且つ正確に再利用の目的別に原稿を分別することができる。

0196

また、原稿画像データの作成時において、濃度情報の抽出時に発生する原稿の裏写りに
対して、その裏写り成分を除去することが可能であるので、より正確に原稿の余白率を算
出することが可能である。
また、両面印刷された原稿であっても原稿両面の余白率を算出して大きい方の余白率に
応じて分別することができるので、原稿をより確実に目的別に分別することが可能である

0197

また、分別対象の原稿を、余白有効度の大きさに応じて、目的別に給紙トレイ又は排紙
トレイに分別することが可能である。これにより、印刷に再利用できる用紙と、印刷に再
利用できない用紙とを正確に分別することが可能である。
また、再利用紙の余白有効度に応じて、通常印刷、印刷位置の調整、割り当て印刷など
を行うことが可能である。これにより、余白領域の位置に応じて、適切な再利用印刷が可
能となり、再利用の効率を高めることが可能となる。

0198

上記第3の実施の形態において、濃度情報抽出部12は、形態23の濃度情報抽出手段
に対応し、領域区分部16は、形態23の領域区分手段に対応し、余白判定部18は、形
態23、25及び28のいずれか1の余白判定手段に対応し、余白有効度算出部20は、
形態23、25及び28のいずれか1の余白有効度算出手段に対応し、原稿分別部22は
、形態23の分別手段に対応する。

0199

また、上記第3の実施の形態において、ステップS106は、形態30又は38の濃度
情報抽出ステップに対応し、ステップS114は、形態30又は38の領域区分ステップ
に対応し、ステップS116は、形態30、32、35、38、40及び43のいずれか
1の余白判定ステップに対応し、ステップS118は、形態30、32、35、38、4
0及び43のいずれか1の余白有効度算出ステップに対応し、ステップS120〜S13
2は、形態30又は38の分別ステップに対応する。

0200

また、上記第3の実施の形態において、画像データ取得部24は、形態23の画像デー
タ取得手段に対応し、印刷部26は、形態23の印刷手段に対応する。
また、上記第3の実施の形態において、ステップS302は、形態30又は38の画像
データ取得ステップに対応し、ステップS304〜S320は、形態30又は38の印刷
ステップに対応する。

0201

なお、上記第1及び第2の実施の形態の被印刷媒体分別装置100における、原稿搬送
部10、濃度情報抽出部12、原稿画像データ生成部14、領域区分部16、余白判定部
18及び余白有効度算出部20と、原稿分別部22とをそれぞれ別々の装置に分けた構成
としても良い。例えば、前記各構成要素10〜20によって、原稿画像データの生成処理
から余白有効度の算出処理までを行う余白有効度算出装置を構成する。そして、余白有効
度算出装置は、前記原稿分別部22から構成される装置に対して、分別対象の原稿を搬送
すると共にこの原稿に対する余白有効度を送信する。

0202

また、上記第1〜第3の実施の形態において、原稿画像データを16個の区分領域に区
分して余白有効度を算出する例を説明したが、これに限らず、区分数は、16個未満でも
、16個より多くても良い。
また、上記第3の実施の形態において、本発明をインクジェット方式の印刷装置に適用
した例を説明したが、これに限らず、レーザー熱転写昇華型/インパクトドットなど
の様々な形態の印刷装置に対しても適用することが可能である。

0203

また、上記第1及び第2の実施の形態の被印刷媒体分別装置100、又は上記第3の実
施の形態の印刷装置200を実現するための各手段は、コンピュータシステムを用いたソ
フトウェア上で実現することが可能であり、そのコンピュータプログラムは、予め半導体
ROMに記憶させた状態で製品中に組み込んだり、インターネットなどのネットワーク
介して配信したりする他、CD−ROMやDVD−ROM、FDなどのコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を介することによって所望するユーザなどに対して容易に提供するこ
とが可能となる。

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