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技術 レンズシート製造方法

出願人 三菱ケミカル株式会社
発明者 奥野大地
出願日 2006年10月31日 (13年0ヶ月経過) 出願番号 2006-296667
公開日 2008年5月15日 (11年6ヶ月経過) 公開番号 2008-110590
状態 特許登録済
技術分野 プラスチック等のライニング、接合 光学要素・レンズ プラスチック等の注型成形、圧縮成形
主要キーワード 原反フィルムロール 剥離剤コーティング 紫外線硬化材料 レンズ形 円筒状レンズ 連続送り アキューム 付けステップ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年5月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

微小レンズ部を変形させることなく保護フィルムレンズシートに貼り付けることができるレンズシート製造方法を提供すること。

解決手段

本発明の一方の面に微小レンズ部が形成されたレンズシートを連続的に製造するレンズシート製造方法は、長尺状の原反シート20の一方の面に微小レンズ部を連続的に形成するステップと、長尺状のレンズ保護フィルム36を微小レンズ部が形成された原反シートの一方の面に貼り付けるレンズ保護フィルム貼り付けステップと、レンズ保護フィルム貼り付けステップの後に、原反シートの他方の面に保護フィルム46を貼り付けるマット面保護フィルム貼り付けステップと、を備えていることを特徴とする。

概要

背景

液晶表示装置に使用されるバックライト導光板出射面等には、一方の面にプリズム状レンズ形状が連続的に形成されたレンズシートが配置されている。このようなレンズシートの製造方法として、紫外線硬化樹脂を介在させた状態で長尺原反シート基材シート)を円筒状レンズ金型周り巻き付け、この状態で紫外線で紫外線硬化樹脂を硬化させて、一方の面に微小レンズ部が形成された長尺状のレンズシートを製造し、この長尺状のレンズシートを所定長に切断するという方法が知られている(特許文献1参照)。

このようにして連続的に製造される長尺状のレンズシートには、キズ、塵等を防ぐため表面にレンズ形状が形成された後に、長尺状の保護フィルムが両面に貼付けられる。保護フィルムは、一方の面がレンズシートの表面に貼り付けられる粘着面とされ、他方の面が、剥離剤コーティングされている剥離剤コーティング面とされている。この保護フィルムも原反シートと同様に、ロールから巻き出されながら連続的に供給され、連続的に製造されるレンズシートに供給されその表面に貼り付けられていく。

特開2002−67058号公報

概要

微小レンズ部を変形させることなく保護フィルムをレンズシートに貼り付けることができるレンズシート製造方法を提供すること。本発明の一方の面に微小レンズ部が形成されたレンズシートを連続的に製造するレンズシート製造方法は、長尺状の原反シート20の一方の面に微小レンズ部を連続的に形成するステップと、長尺状のレンズ保護フィルム36を微小レンズ部が形成された原反シートの一方の面に貼り付けるレンズ保護フィルム貼り付けステップと、レンズ保護フィルム貼り付けステップの後に、原反シートの他方の面に保護フィルム46を貼り付けるマット面保護フィルム貼り付けステップと、を備えていることを特徴とする。

目的

本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、微小レンズ部を変形させることなく保護フィルムをレンズシートに貼り付けることができるレンズシート製造方法を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

一方の面に微小レンズ部が形成されたレンズシートを連続的に製造するレンズシート製造方法であって、長尺状の原反シートの一方の面に前記微小レンズ部を連続的に形成するステップと、長尺状のレンズ保護フィルムを前記微小レンズ部が形成された前記原反シートの一方の面に貼り付けるレンズ保護フィルム貼り付けステップと、前記レンズ保護フィルム貼り付けステップの後に、前記原反シートの他方の面に保護フィルムを貼り付けるマット面保護フィルム貼り付けステップと、を備えている、ことを特徴とするレンズシート製造方法。

請求項2

前記レンズ保護フィルム貼り付けステップが、下方に向けて配置された前記レンズ保護フィルムの粘着面を、前記上方に向けて配置された原反シートの一方の面に接触させ、原反シートとレンズ保護フィルムとを一対のニップロールで挟持するステップと、を備えている、請求項1に記載のレンズシート製造方法。

請求項3

前記一対のニップロールが、外周面弾性部材で形成された弾性ロールと、外周面が剛性が高い部材で形成された剛性ロールとからなり、前記挟持ステップでは、前記弾性ロールと前記原反シートとの間に前記レンズ保護フィルムが配置される、請求項2に記載のレンズシート製造方法。

技術分野

0001

本発明は、レンズシートの製造方法に関し、詳細には、一方の面に微小レンズ形状が形成されたレンズシートを連続的に製造するレンズシートの製造方法に関する。

背景技術

0002

液晶表示装置に使用されるバックライト導光板出射面等には、一方の面にプリズム状のレンズ形状が連続的に形成されたレンズシートが配置されている。このようなレンズシートの製造方法として、紫外線硬化樹脂を介在させた状態で長尺原反シート基材シート)を円筒状レンズ金型周り巻き付け、この状態で紫外線で紫外線硬化樹脂を硬化させて、一方の面に微小レンズ部が形成された長尺状のレンズシートを製造し、この長尺状のレンズシートを所定長に切断するという方法が知られている(特許文献1参照)。

0003

このようにして連続的に製造される長尺状のレンズシートには、キズ、塵等を防ぐため表面にレンズ形状が形成された後に、長尺状の保護フィルムが両面に貼付けられる。保護フィルムは、一方の面がレンズシートの表面に貼り付けられる粘着面とされ、他方の面が、剥離剤コーティングされている剥離剤コーティング面とされている。この保護フィルムも原反シートと同様に、ロールから巻き出されながら連続的に供給され、連続的に製造されるレンズシートに供給されその表面に貼り付けられていく。

0004

特開2002−67058号公報

発明が解決しようとする課題

0005

製造されたレンズシートの表面に保護フィルムを貼り付ける方法としては、レンズシートと保護フィルムとをニップロールで挟持して、保護フィルムの粘着面をレンズシートに付着させる方法が一般的である。

0006

しかしながら、この貼り付け方法では、レンズシートの表面に形成された微小レンズ部をニップロールが押圧して変形させてしまい、レンズシートが所望の機能を発揮できなくなることがあるという問題があった。
微小レンズ部がプリズム形状を有する場合には、ニップロールによって変形させられ易いため、特に問題であった。

0007

本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、微小レンズ部を変形させることなく保護フィルムをレンズシートに貼り付けることができるレンズシート製造方法を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0008

本発明によれば、一方の面に微小レンズ部が形成されたレンズシートを連続的に製造するレンズシート製造方法であって、長尺状の原反シートの一方の面に前記微小レンズ部を連続的に形成するステップと、長尺状のレンズ保護フィルムを前記微小レンズ部が形成された前記原反シートの一方の面に貼り付けるレンズ保護フィルム貼り付けステップと、前記レンズ保護フィルム貼り付けステップの後に、前記原反シートの他方の面に保護フィルムを貼り付けるマット面保護フィルム貼り付けステップとを備えていることを特徴とするレンズシート製造方法が提供される。

0009

このような構成によれば、微小レンズ部が形成された一方の面に先にレンズ保護フィルムが貼り付けられるので、微小レンズ部が変形等させられになくなる。

0010

本発明の他の好ましい態様によれば、前記微小レンズ部が、微小プリズムである。

0011

本発明の他の好ましい態様によれば、前記レンズ保護フィルム貼り付けステップが、下方に向けて配置された前記レンズ保護フィルムの粘着面を、前記上方に向けて配置された原反シートの一方の面に接触させ、原反シートとレンズ保護フィルムとを一対のニップロールで挟持するステップと、を備えている。

0012

本発明の他の好ましい態様によれば、前記一対のニップロールが、外周面弾性部材で形成された弾性ロールと、外周面が剛性が高い部材で形成された剛性ロールとからなり、前記挟持ステップでは、前記弾性ロールと前記原反シートとの間に前記レンズ保護フィルムが配置される。

0013

このような構成によれば、微小レンズ部はレンズ保護フィルムを介して弾性ロールに接触するので、レンズ保護フィルムの貼り付けの際により変形しにくくなる。

発明の効果

0014

本発明によれば、微小レンズ部を変形させることなく保護フィルムをレンズシートに貼り付けることができるレンズシート製造方法が提供される。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態の保護フィルム供給方法が実施されるレンズシート製造装置1の構成について説明する。図1は、レンズシート製造装置1の概略的な構成を示す模式的な図面である。

0016

図1に示すように、レンズシート製造装置1は、製造工程の上流側から下流側に向かって、原反フィルム巻出し部2と、アキューム部4と、重合賦型部6と、上側保護フィルムラミネート部8と、下側保護フィルムラミネート部10と、連続送り部12と、間欠送り部14と、切断部16とを備えている。

0017

原反フィルム巻出し部2は、レンズシートの原料となる長尺状の透明基材フィルムがロール状に巻かれた原反フィルムロール18を備え、この原反フィルムロール18から巻き出された基材フィルム20を、アキューム部4を経て重合賦型部6へ送るように構成されている。

0018

アキューム部4は、複数のアキュームダンサーロール22を備え、これらの複数のアキュームダンサーロール22が上下することにより、重合賦型部6へ送られる基材フィルム20の張力を調整するように構成されている。

0019

重合賦型部6は、ほぼ円筒形状のレンズ金型24と、モノマー供給ノズル26と、紫外線照射装置28とを備えている。この重合賦型部6では、透明フィルムシートである基材フィルム20の一方の面に微小レンズ部を構成するプリズム列が賦型される。

0020

レンズ金型24は、その外周面の全体にレンズシートに賦型される三角柱の微小プリズム形状と相補的な形状が連続的に形成された回転式金型であり、一定の回転速度で回転させられる。このレンズ金型24の近傍には、レンズ金型24の回転周期を検出する近接センサ30が配置されている。

0021

重合賦型部6に送られた基材フィルム20は、回転するレンズ金型24の外周面に接触して走行する。基材フィルム20がレンズ金型24と接触する位置より上流にモノマー供給ノズル26が配置され、基材フィルム20とレンズ金型24の間に、モノマー供給ノズル26から紫外線硬化材料であるモノマー32が供給される。基材フィルム20とレンズ金型24の間に供給されたモノマー32は、レンズ金型24と基材フィルム20との間で挟持され、レンズ金型の表面のプリズム形状に対応した形状とされる。

0022

モノマー供給ノズル26よりレンズ金型24の回転方向下流側の外方位置に紫外線照射装置28が設けられている。レンズ金型の表面のプリズム形状に沿った形状とされたモノマー32は、レンズ金型24の回転によって紫外線照射装置28の前を通過し、紫外線照射を受け硬化する。この結果、基材フィルム20は、片面(一方の面)に硬化したモノマー32によって形成されたプリズム状の微小レンズ部が形成された長尺のレンズシート34となる。

0023

上側保護フィルム巻き出し部8は、レンズシート34にポリエチレン等で形成され一方の面が粘着面とされている上側保護フィルム(レンズ部保護フィルム)36を供給する二軸ターレット38と、上側保護フィルム36をレンズシート34の微小レンズ部が形成されている面に貼り付ける一対にニップロール40とを備えている。

0024

上側保護フィルム巻き出し部8で、微小レンズ部が形成されている一方の面に上側保護フィルム36が貼り付けられたレンズシート42は、その後、第1ダンサーロール44を経てニップロール50へ送られる。

0025

下側保護フィルム巻き出し部10は、レンズシート42に一方の面が粘着面とされている下側保護フィルム46を供給する、上側保護フィルムラミネート部8と同様の二軸ターレット48と、レンズシート42および下側保護フィルム46を重ねて挟持し、下側保護フィルム46をレンズシート42の微小レンズ部が形成されてない面(マット面)に貼り付ける一対にニップロール50を備えている。

0026

下側保護フィルム巻き出し部10で、微小レンズ部が形成されていない側の面に下側保護フィルム46が貼り付けられたレンズシート52は、その後、第2ダンサーロール54を経て連続送り部12へ送られる。

0027

下側保護フィルム巻き出し部10から送り出された両面に保護フィルムが貼り付けられたレンズシート52は、連続送り部12の第2ダンサーロール54を経て、連続送りローラ56へ供給される。さらに、レンズシート52は、間欠送り部14の第3ダンサーロール58を経て、間欠送り部14の間欠送りローラ60へ供給される。さらに、レンズシート52は、間欠送りローラ60によって所定長づつ切断部16に送り出され、切断部16のカッター62によって所定長さに切断される。

0028

次に、レンズシート34に上側保護フィルム(レンズ部保護フィルム)36が貼り付けられる上側フィルムラミネート部8のニップロール40の構成を詳細に説明する。
図1および図2に示されているように、ニップロール40は、外周面がゴム等の弾性部材で形成された弾性ロール40aと、外周面が金属等の剛性が高い部材で形成された剛性ロール40bとからなっている。

0029

図2に示されているように、レンズシート34は、微小レンズが形成されていない面34bを剛性ロール40bに接触させ、微小レンズが形成されている一方の面34aが上方(外方)に向けられた状態で、弾性ロール40aと剛性ロール40bとの間に送り込まれる。

0030

一方、上側保護フィルム(レンズ部保護フィルム)36は、粘着面36aが下方(外方)に向けて配置され、レンズシート34の微小レンズ部が形成されている面34aに接触し、且つ粘着面36aと反対側の面36bが弾性ロール40aと接触するようにして、弾性ロール40aとレンズシート34の間に送り込まれる。

0031

レンズシート34と上側保護フィルム(レンズ部保護フィルム)36は、上側保護フィルム(レンズ部保護フィルム)36の粘着面36aがレンズシート34の微小レンズ部が形成されている面34aに接触した状態で、弾性ロール40aと剛性ロール40bとの間で挟持され、上側保護フィルム(レンズ部保護フィルム)36がレンズシート34の微小レンズ部が形成されている面34aに貼り付けられる。

0032

このとき、レンズシート34の微小レンズ部が形成されている面34aは、上側保護フィルム(レンズ保護フィルム)36を介して弾性ロール40aに接触することになるので、微小レンズ部が変形、破損等することがない。

0033

また、巻き出し部10のニップロール50も、外周面がゴム等の弾性部材で形成された弾性ロール50aと、外周面が金属等の剛性が高い部材で形成された剛性ロール50bとからなっている。

0034

本実施形態では、レンズシート42は、微小レンズ部が形成され上側保護フィルム(レンズ部保護フィルム)36が貼り付けられている面が剛性ロール50bに接触し、微小レンズ部が形成されていない面が、下側保護フィルム46を介して弾性ロール50aに接触する状態で、ニップロール50に送り込まれ、微小レンズ部が形成されていない面(マット面)に下側保護フィルム46が貼り付けられる。

0035

本発明は、上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内で種々の変更、変形が可能である。

図面の簡単な説明

0036

本発明の好ましい実施形態のレンズシート製造方法を実施するレンズシート製造装置の構成を模式的に示す図面である。
図1のレンズシート製造装置における上側保護フィルム貼り付け工程を説明するための模式的な拡大図である。

符号の説明

0037

1:レンズシート製造装置
2:原反フィルム巻出し部
4:アキューム部
6:重合賦型部
8:上側保護フィルム巻き出し部
10:下側保護フィルム巻き出し部
12:連続送り部
14:間欠送り部
16:切断部
34:レンズシート
34a:レンズシートの一方の面(微小レンズが形成されている面)
34b:レンズシートの他方の面(微小レンズが形成されていない面)
36:上側保護フィルム(レンズ部保護フィルム)
36a:粘着面
40:ニップロール
40a:弾性ロール
40b:剛性ロール

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