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技術 携帯端末設定システム、携帯端末設定方法および携帯端末設定プログラム

出願人 日本電気株式会社
発明者 矢内勝
出願日 2006年10月16日 (14年1ヶ月経過) 出願番号 2006-281045
公開日 2008年4月24日 (12年6ヶ月経過) 公開番号 2008-097485
状態 特許登録済
技術分野 記憶装置の機密保護 計算機間の情報転送 電話機の回路等 移動無線通信システム 電話機の機能
主要キーワード 除外条件 ユーザ設定項目 保護者用 設定禁止 リモート設定 メール受信制御 共有方式 メール本文データ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年4月24日)のものです。
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図面 (5)

課題

携帯端末占有することなくユーザ設定が可能であって、かつ当該携帯端末において自由にユーザ設定を変更することや、なりすまし等によってユーザ設定をされることを防ぐことができる携帯端末設定システム制御端末、携帯端末、携帯端末設定方法、制御端末プログラムおよび携帯端末設定プログラムを提供する。

解決手段

保護者用携帯端末100は、子供用携帯端末110に対するユーザ設定の内容を示すユーザ設定情報を、メール本文データに変換して保護者用携帯端末100の電話番号を用いて暗号化し、子供用携帯端末110に送信する。子供用携帯端末110は、受信したメール本文を保護者用携帯端末100の電話番号を用いて復号化してユーザ設定情報に変換し、ユーザ設定を子供用携帯端末110に適用する。ユーザ設定情報にもとづいて行われた設定を、子供用携帯端末110において変更することはできない。

概要

背景

近年、子供用携帯端末発売されている。子供用の携帯端末では、一般に、利用できる機能を制限するような工夫がされている。例えば、パスワードを2つ設定可能とし、子供用のパスワードと保護者用のパスワードとに区別する。そして、セキュリティ機能に関わる部分等は、保護者用のパスワードでのみロック解除可能とし、子供用パスワードではロック解除できなくする機能が搭載されている。

なお、携帯電話における電話帳情報共有方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、電話帳情報の新規登録、変更を受け付け携帯電話機が、当該情報を含む電子メールを作成して送信し、メールを受信した携帯電話機が、当該情報に従った設定を行うことが記載されている。

また、受信したメールに従って各種設定機能を動作させることにより、リモート操作を可能にして、操作性を向上できる携帯端末が提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2には、携帯端末が、自動操作を要求する自動AP起動要求メールを受信すると、対応するAPを起動し、ロック設定アラーム設定などについての指定された情報を設定することが記載されている。

特開2004−112119号公報(段落0029−0040)
特開2002−33822号公報(段落0029−0033,0041−0045)

概要

携帯端末を占有することなくユーザ設定が可能であって、かつ当該携帯端末において自由にユーザ設定を変更することや、なりすまし等によってユーザ設定をされることを防ぐことができる携帯端末設定システム制御端末、携帯端末、携帯端末設定方法、制御端末プログラムおよび携帯端末設定プログラムを提供する。保護者用携帯端末100は、子供用携帯端末110に対するユーザ設定の内容を示すユーザ設定情報を、メール本文データに変換して保護者用携帯端末100の電話番号を用いて暗号化し、子供用携帯端末110に送信する。子供用携帯端末110は、受信したメール本文を保護者用携帯端末100の電話番号を用いて復号化してユーザ設定情報に変換し、ユーザ設定を子供用携帯端末110に適用する。ユーザ設定情報にもとづいて行われた設定を、子供用携帯端末110において変更することはできない。

目的

そこで、本発明は、携帯端末を占有することなくユーザ設定が可能であって、かつ当該携帯端末において自由にユーザ設定を変更することや、なりすまし等によってユーザ設定をされることを防ぐことができる携帯端末設定システム、制御端末、携帯端末、携帯端末設定方法、制御端末プログラムおよび携帯端末設定プログラムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
4件

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請求項1

携帯端末と、前記携帯端末をリモート設定する制御端末とを備え、前記制御端末は、前記携帯端末の設定項目設定内容を示す設定情報を、当該制御端末を識別可能な制御端末識別情報を用いて暗号化する暗号化手段と、前記暗号化手段が暗号化した設定情報を通信ネットワークを介して前記携帯端末に送信する送信手段とを含み、前記携帯端末は、あらかじめ記憶する制御端末識別情報にもとづいて、前記制御端末から受信した設定情報を復号化する復号化手段と、前記復号化手段が復号化した設定情報にもとづいて当該携帯端末の設定を行う設定手段とを含み、前記設定手段は、あらかじめ定められた除外条件合致する設定項目の設定を禁止する制御を行うことを特徴とする携帯端末設定システム

請求項2

送信手段は、暗号化された設定情報を含む電子メールを送信し、復号化手段は、受信した電子メールに含まれる設定情報を復号化する請求項1記載の携帯端末設定システム。

請求項3

設定手段は、あらかじめ定められた条件を満たす場合に、除外条件を解除する請求項1または請求項2記載の携帯端末設定システム。

請求項4

設定手段は、設定情報にもとづいて設定項目を設定したことに応じて、設定項目の設定を禁止することを示す設定禁止情報をセットするとともに、除外条件として前記設定禁止情報がセットされていることにもとづいて、設定項目の設定を禁止する制御を行う請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載された携帯端末設定システム。

請求項5

携帯端末の設定項目をリモート設定する制御端末であって、前記携帯端末の設定項目の設定内容を示す設定情報を、当該制御端末を識別可能な制御端末識別情報を用いて暗号化する暗号化手段と、前記暗号化手段が暗号化した設定情報を通信ネットワークを介して前記携帯端末に送信する送信手段とを備えることを特徴とする制御端末。

請求項6

制御端末によって設定項目をリモート設定される携帯端末であって、前記携帯端末は、あらかじめ記憶する前記制御端末を識別可能な制御端末識別情報にもとづいて、前記制御端末から受信した設定情報を復号化する復号化手段と、前記復号化手段が復号化した設定情報にもとづいて当該携帯端末の設定を行う設定手段とを備え、前記設定手段は、あらかじめ定められた除外条件に合致する設定項目の設定を禁止する制御を行うことを特徴とする携帯端末。

請求項7

制御端末が携帯端末をリモート設定する携帯端末設定方法であって、前記制御端末が、前記携帯端末の設定項目の設定内容を示す設定情報を、当該制御端末を識別可能な制御端末識別情報を用いて暗号化する暗号化ステップと、前記制御端末が、前記暗号化ステップで暗号化した設定情報を通信ネットワークを介して前記携帯端末に送信する送信ステップと、前記携帯端末が、あらかじめ記憶する制御端末識別情報にもとづいて、前記制御端末から受信した設定情報を復号化する復号化ステップと、前記携帯端末が、前記復号化ステップで復号化した設定情報にもとづいて当該携帯端末の設定を行う設定ステップとを含み、前記携帯端末が、前記設定ステップで、あらかじめ定められた除外条件に合致する設定項目の設定を禁止する制御を行うことを特徴とする携帯端末設定方法。

請求項8

携帯端末の設定項目をリモート設定する制御端末に搭載される制御端末プログラムであって、コンピュータに、前記携帯端末の設定項目の設定内容を示す設定情報を、当該制御端末を識別可能な制御端末識別情報を用いて暗号化する暗号化処理と、前記暗号化処理で暗号化した設定情報を通信ネットワークを介して前記携帯端末に送信する送信処理とを実行させるための制御端末プログラム。

請求項9

制御端末によって設定項目をリモート設定される携帯端末に搭載される携帯端末設定プログラムであって、コンピュータに、あらかじめ記憶する前記制御端末を識別可能な制御端末識別情報にもとづいて、前記制御端末から受信した設定情報を復号化する復号化処理と、前記復号化処理で復号化した設定情報にもとづいて当該携帯端末の設定を行う設定処理とを実行させ、前記設定処理で、あらかじめ定められた除外条件に合致する設定項目の設定を禁止する処理を実行させるための携帯端末設定プログラム。

技術分野

0001

本発明は、携帯端末ユーザ設定項目電話帳などの管理項目の設定を行う携帯端末設定システム制御端末、携帯端末、携帯端末設定方法、制御端末プログラムおよび携帯端末設定プログラムに関する。

背景技術

0002

近年、子供用の携帯端末が発売されている。子供用の携帯端末では、一般に、利用できる機能を制限するような工夫がされている。例えば、パスワードを2つ設定可能とし、子供用のパスワードと保護者用のパスワードとに区別する。そして、セキュリティ機能に関わる部分等は、保護者用のパスワードでのみロック解除可能とし、子供用パスワードではロック解除できなくする機能が搭載されている。

0003

なお、携帯電話における電話帳情報共有方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、電話帳情報の新規登録、変更を受け付け携帯電話機が、当該情報を含む電子メールを作成して送信し、メールを受信した携帯電話機が、当該情報に従った設定を行うことが記載されている。

0004

また、受信したメールに従って各種設定機能を動作させることにより、リモート操作を可能にして、操作性を向上できる携帯端末が提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2には、携帯端末が、自動操作を要求する自動AP起動要求メールを受信すると、対応するAPを起動し、ロック設定アラーム設定などについての指定された情報を設定することが記載されている。

0005

特開2004−112119号公報(段落0029−0040)
特開2002−33822号公報(段落0029−0033,0041−0045)

発明が解決しようとする課題

0006

パスワードを2つ設定可能とする場合、子供に保護者用のパスワードを知られてしまうと、子供が自由に設定変更を行う可能性があるという問題がある。例えば、子供が、自分の携帯端末の利用制限等のユーザ設定を勝手に変更できてしまう。また、保護者は、子供の携帯端末のユーザ設定を行う間、子供の携帯端末を占有しなければならないという問題がある。

0007

また、特許文献1,2に記載された方式を用いれば、遠隔地から携帯端末の設定を変更したり新たに設定するリモート設定を行うことはできる。しかし、いわゆるなりすまし等によって保護者以外の者に子供用端末の設定をされたり、設定内容盗聴改ざんをされたりする可能性がある。

0008

そこで、本発明は、携帯端末を占有することなくユーザ設定が可能であって、かつ当該携帯端末において自由にユーザ設定を変更することや、なりすまし等によってユーザ設定をされることを防ぐことができる携帯端末設定システム、制御端末、携帯端末、携帯端末設定方法、制御端末プログラムおよび携帯端末設定プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明による携帯端末設定システムは、携帯端末(例えば、子供用携帯端末110)と、携帯端末をリモート設定する制御端末(例えば、保護者用携帯端末100)とを備え、制御端末は、携帯端末の設定項目の設定内容を示す設定情報を、当該制御端末を識別可能な制御端末識別情報を用いて暗号化する暗号化手段と、暗号化手段が暗号化した設定情報を通信ネットワークを介して携帯端末に送信する送信手段とを含み、携帯端末は、あらかじめ記憶する制御端末識別情報にもとづいて、制御端末から受信した設定情報を復号化する復号化手段と、復号化手段が復号化した設定情報にもとづいて当該携帯端末の設定を行う設定手段とを含み、設定手段は、あらかじめ定められた除外条件合致する設定項目の設定を禁止する制御を行うことを特徴とする。

0010

送信手段は、暗号化された設定情報を含む電子メールを送信し、復号化手段は、受信した電子メールに含まれる設定情報を復号化してもよい。そのような構成によれば、電子メール機能を用いて携帯端末の設定を行うことができる。

0011

設定手段は、あらかじめ定められた条件を満たす場合に、除外条件を解除してもよい。そのような構成によれば、制御端末を使用できない場合にも除外条件に合致する管理項目の設定を行うことができる。

0012

設定手段は、設定情報にもとづいて設定項目を設定したことに応じて、設定項目の設定を禁止することを示す設定禁止情報をセットするとともに、除外条件として設定禁止情報がセットされていることにもとづいて、設定項目の設定を禁止する制御を行ってもよい。そのような構成によれば、携帯端末において、設定情報にもとづいて設定された管理項目の設定を行うことを防ぐことができる。

0013

本発明による制御端末は、携帯端末の設定項目をリモート設定する制御端末であって、携帯端末の設定項目の設定内容を示す設定情報を、当該制御端末を識別可能な制御端末識別情報を用いて暗号化する暗号化手段と、暗号化手段が暗号化した設定情報を通信ネットワークを介して携帯端末に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。

0014

本発明による携帯端末は、制御端末によって設定項目をリモート設定される携帯端末であって、携帯端末は、あらかじめ記憶する制御端末を識別可能な制御端末識別情報にもとづいて、制御端末から受信した設定情報を復号化する復号化手段と、復号化手段が復号化した設定情報にもとづいて当該携帯端末の設定を行う設定手段とを備え、設定手段は、あらかじめ定められた除外条件に合致する設定項目の設定を禁止する制御を行うことを特徴とする。

0015

本発明による携帯端末設定方法は、制御端末が携帯端末をリモート設定する携帯端末設定方法であって、制御端末が、携帯端末の設定項目の設定内容を示す設定情報を、当該制御端末を識別可能な制御端末識別情報を用いて暗号化する暗号化ステップと、制御端末が、暗号化ステップで暗号化した設定情報を通信ネットワークを介して携帯端末に送信する送信ステップと、携帯端末が、あらかじめ記憶する制御端末識別情報にもとづいて、制御端末から受信した設定情報を復号化する復号化ステップと、携帯端末が、復号化ステップで復号化した設定情報にもとづいて当該携帯端末の設定を行う設定ステップとを含み、携帯端末が、設定ステップで、あらかじめ定められた除外条件に合致する設定項目の設定を禁止する制御を行うことを特徴とする。

0016

本発明による制御端末プログラムは、携帯端末の設定項目をリモート設定する制御端末に搭載される制御端末プログラムであって、コンピュータに、携帯端末の設定項目の設定内容を示す設定情報を、当該制御端末を識別可能な制御端末識別情報を用いて暗号化する暗号化処理と、暗号化処理で暗号化した設定情報を通信ネットワークを介して携帯端末に送信する送信処理とを実行させることを特徴とする。

0017

本発明による携帯端末設定プログラムは、制御端末によって設定項目をリモート設定される携帯端末に搭載される携帯端末設定プログラムであって、コンピュータに、あらかじめ記憶する制御端末を識別可能な制御端末識別情報にもとづいて、制御端末から受信した設定情報を復号化する復号化処理と、復号化処理で復号化した設定情報にもとづいて当該携帯端末の設定を行う設定処理とを実行させ、設定処理で、あらかじめ定められた除外条件に合致する設定項目の設定を禁止する処理を実行させることを特徴とする。

発明の効果

0018

本発明によれば、携帯端末を占有することなく携帯端末の管理項目の設定を行うことができるという効果がある。また、制御端末によって送信される設定情報にもとづいて設定された管理項目を設定対象から除外して設定することができるという効果がある。

発明を実施するための最良の形態

0019

実施の形態1.
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明による携帯端末設定システムの処理の概要を示す説明図である。図1に示す携帯端末設定システムは、保護者用携帯端末100と、子供用携帯端末110とを備える。

0020

保護者用携帯端末100は、子供用携帯端末110に対するユーザ設定を行う。ユーザ設定とは、例えば、携帯端末の電話帳データとして登録されていない電話番号への発信を制限したり、電話帳以外の機能からの発信を制限したりするための電話帳以外発信制限、所定のWebサイトへのインターネット接続を制限するインターネット接続制限、メールの送受信の制限、電話帳の編集の制限等の、ユーザが設定可能な管理項目を設定することを示す。また、保護者用携帯端末100が子供用携帯端末110のユーザ設定を行うとは、例えば、保護者用携帯端末100において、子供用携帯端末110の管理項目の設定内容(ユーザ設定内容)を入力することである。保護者用携帯端末100は、ユーザ設定内容を示すユーザ設定情報メールデータに変換し、インターネット等の通信ネットワークを介して子供用携帯端末110に送信する。

0021

子供用携帯端末110は、保護者用携帯端末100から受信したメールを解析し、解析結果にもとづいてユーザ設定を行う。

0022

ここで、図1を参照して、携帯端末設定システムの処理の概要について説明する。まず、保護者等によって、子供用携帯端末110に保護者用携帯端末100の電話番号が登録される(ステップS100)。

0023

操作者である保護者は、保護者用携帯端末100において、子供用携帯端末110に対する電話帳以外発信制限やインターネット接続制限等のユーザ設定を行う。設定が完了すると、保護者用携帯端末100は、子供用携帯端末110のためのユーザ設定情報をメモリに保存する(ステップS101)。

0024

保護者用携帯端末100は、ユーザ設定情報をメール本文データに変換する。そして、メール本文データを保護者用携帯端末100の電話番号を暗号キーにして暗号化し、メール本文に設定する。また、メールの題名として、ユーザ設定用メールであることを示す特定の値(文字列)を設定し、保護者が設定した子供用携帯端末110のメールアドレスを宛先に設定して、インターネット等の通信ネットワークを介して送信する(ステップS102)。

0025

子供用携帯端末110は、メールを受信すると、メールがユーザ設定用であるか否かを確認するため、題名をユーザ設定用メールであることを示す特定の値(文字列)と比較する。メールの題名が特定の値(文字列)である場合、子供用携帯端末110は、メール本文を保護者用携帯端末100の電話番号を復号キーにして復号化して解析し、ユーザ設定情報に変換する(ステップS111)。

0026

子供用携帯端末110は、ユーザ設定情報にもとづいて、保護者用携帯端末100が行ったユーザ設定(電話帳以外発信制限やインターネット接続制限等)を子供用携帯端末110に適用する(ステップS112)。なお、後述するように、保護者用携帯端末100が送信したユーザ設定用メールにもとづいて行われた設定を子供用携帯端末110で設定変更することはできないとする。

0027

次に、構成について説明する。保護者用携帯端末100および子供用携帯端末110は、具体的には、プログラムにしたがって動作する携帯電話機等の端末によって実現される。図2は、保護者用携帯端末100および子供用携帯端末110の例を示すブロック図である。本実施の形態では、保護者用携帯端末100と子供用携帯端末110とは同様の構成を備える。保護者用携帯端末100および子供用携帯端末110は、図2に示すように、アンテナ201と、無線部202と、制御部203と、LCD表示部206と、操作部207と、音声処理部208と、レシーバ209と、マイクロフォン210とを備える。

0028

保護者用携帯端末100および子供用携帯端末110は、制御部203の制御により、無線部202およびアンテナ201を介して、基地局(図示せず。)と通信を行う。保護者用携帯端末100と子供用携帯端末110とは、基地局および通信ネットワークを介して通信可能である。無線部202は、アンテナ201が受信した信号を、受信したい信号周波数を選択し周波数変換を行い、増幅復調して、受信データとして制御部203に出力する。

0029

制御部203は、CPU204と、メモリ205と、データ暗号処理部211と、その他の制御回路(図示せず。)を含む。制御部203は、受信データを処理して音声信号を音声処理部208に出力する。

0030

音声処理部208は、音声信号をアナログ信号に変え、レシーバー209は音声を出力する。また、音声処理部208は、マイクロフォン210から入力された音声をデジタル信号に変換する。

0031

制御部203は、音声処理部208が変換したデジタル信号を送信データに処理する。無線部202は、送信データを変調し、規定の周波数の搬送波として増幅し、アンテナ201を介して送信する。

0032

また、制御部203は、操作部207を監視し、ユーザの操作を検出、判断し、操作に基づいて処理を行う。

0033

LCD表示部206は、制御部203の制御により、各種の表示を行う。

0034

メモリ205は、制御部203が携帯端末を制御するためのプログラム、電話帳およびメール等のデータを記憶する。例えば、メモリ205は、自端末のユーザ設定機能を実現するためのプログラムを記憶する。また、保護者用携帯端末100のメモリ205は、子供用携帯端末110のユーザ設定を行う機能(以下、子供用ユーザ設定機能と表記する。)を実現するためのプログラムを記憶する。

0035

データ暗号処理部211は、指定された暗号キー(本例では、保護者用携帯端末100の電話番号)を用いてデータを暗号化し、暗号化されたデータを特定キーを用いて復号化する。

0036

本実施の形態において、送信手段は、保護者用携帯端末100のアンテナ201、無線部202および制御部203によって実現される。設定手段は、子供用携帯端末110のアンテナ201、無線部202および制御部203によって実現される。

0037

次に、図面を参照して本実施の形態の動作について説明する。図3は、子供用携帯端末のユーザ設定を行う処理の例を示すフローチャートである。

0038

ステップS300は、子供用携帯端末110が行う制御についての説明である。例えば、保護者等が、あらかじめ子供用携帯端末110に保護者用携帯端末100の電話番号を登録する操作を行うと、子供用携帯端末110の制御部203は、メモリ205に保護者用携帯端末100の電話番号を登録する(ステップS300)。なお、なりすまし等の悪意のあるメール対策のため、保護者用携帯端末100の電話番号(保護者用電話番号)を子供用携帯端末110において参照することはできない。例えば、子供用携帯端末110において、登録された保護者用電話番号は、「*」等で表示されてもよい。

0039

ステップS301〜S305は、保護者用携帯端末100が行う制御についての説明である。

0040

操作者である保護者が、保護者用携帯端末100において、子供用携帯端末110のユーザ設定を行う機能(子供用ユーザ設定機能)を起動するための操作を行うと、制御部203は、子供用ユーザ設定機能を起動する。そして、制御部203は、LCD表示部206に、ユーザ設定用の画面を表示させる(ステップS301)。

0041

ここで、子供用ユーザ設定機能は、JAVA(登録商標)等によるプログラムとして実現されてもよい。この場合、例えば、子供用ユーザ設定機能は、インターネット等のネットワークを介してダウンロードされ、保護者用携帯端末100に登録されて実行される。よって、保護者用携帯端末100として、購入時等にあらかじめ子供用ユーザ設定機能がメモリ205に保存されている携帯端末に限らず、例えば、JAVA(登録商標)等によるプログラムを実行する機能を有する携帯端末やパーソナルコンピュータを利用することができる。

0042

保護者は、保護者用携帯端末100を操作し、子供用携帯端末110のユーザ設定として、例えば、電話帳以外発信制限やインターネット接続制限等のユーザ設定を行う(ステップS302)。

0043

ステップS302の処理が完了すると、制御部203は、ステップS302において設定された子供用携帯端末110のユーザ設定を、メール本文に設定できるようにメール本文データに変換する。そして、データ暗号処理部211は、メール本文データを保護者用携帯端末100の電話番号を暗号キーにして暗号化し、メール本文に設定する(ステップS303)。例えば、メール本文データに対し、電話番号を用いた演算を行うことによって、メール本文データを暗号化することにより、メール本文データの盗聴や改ざんを防止する。また、例えば、ユーザID等の保護者を識別可能な情報を、電話番号を用いた演算を行うことによって暗号化してもよい。また、ユーザ設定用のメールであることを示すため、メールの題名(Subject)として特定の値(文字列(例えば、「ユーザ設定」の文字列))を設定する。また、メールの宛先として、保護者が設定した送信先である子供用携帯端末110を設定する(ステップS304)。

0044

制御部203は、ユーザ設定用メールを、無線部202およびアンテナ201を介して基地局に送信する。制御部203は、送信したユーザ設定用メールをメモリ205に保存する(ステップS305)。

0045

ステップS306〜S310は、子供用携帯端末110が行う制御についての説明である。

0046

子供用携帯端末110の制御部203は、アンテナ201及び無線部202を介して受信したメールを、メモリ205に格納する(ステップS306)。

0047

制御部203は、受信したメールの題名を、ユーザ設定用メールに設定される特定の値(文字列)と比較して、ユーザ設定用メールであるか否かを判断する(ステップS307)。ユーザ設定用メールでない場合、制御部203は、通常のメール受信制御を実行する(ステップS311)。ユーザ設定用メールである場合、ステップS308以降の制御を実行する。

0048

ステップS308において、データ暗号処理部211は、ユーザ設定用メールのメール本文を、保護者用携帯端末100の電話番号を復号キーにして復号化して解析する。そして、制御部203は、保護者用携帯端末100によって設定されたユーザ設定情報を取得する(ステップS308)。例えば、制御部203は、データ暗号処理部211によって解析されたメール本文からユーザ設定情報を抽出する。

0049

制御部203は、ユーザ設定情報にもとづいて、子供用携帯端末110において電話帳以外発信制限やインターネット接続制限等のユーザ設定を行う(ステップS309)。制御部203は、ユーザ設定の変更が完了すると、LCD表示部206に完了を通知するポップアップを表示させる(ステップS310)。

0050

ここで、保護者用携帯端末100が送信したユーザ設定用メールにもとづいて行われた設定を、子供用携帯端末110において変更することはできない。例えば、電話帳以外発信制限やインターネット接続制限等の管理項目ごとに、設定変更可否フラグを設ける。子供用携帯端末110の制御部203は、例えば、ステップS309においてユーザ設定を行う際に、ユーザ設定情報にもとづいて設定される管理項目に対応する設定変更可否フラグを「変更不可」とする。子供用携帯端末110の制御部203は、例えば、設定変更可否フラグが「変更不可」でない管理項目についてのみ、自端末のユーザ設定機能を実行することができる。なお、子供用携帯端末110において、保護者用携帯端末100によって送信されたユーザ設定用メールにもとづいてユーザ設定が行われたことは、除外条件の一例である。

0051

保護者が保護者用携帯端末100を紛失した場合等には、例えば、ユーザ設定用メールにもとづいてなされた子供用携帯端末110のユーザ設定を変更することができなくなってしまう。そのため、子供用携帯端末110には、自端末のユーザ設定をリセットする機能が設けられる。ここで、子供が勝手にリセット機能を使うことができないようにするため、リセット機能を使用するためのパスワードを設定する。例えば、正しいパスワードを入力した場合にのみリセット機能を使用することができる。パスワードは、例えば、通常よりも長く、入力するのが煩わしいと感じる16桁以上等の極端に長い文字列とする。パスワードが入力されてユーザ設定がリセットされた場合、例えば、すべての設定項目に対応する設定変更可否フラグが「変更可能」に変更されてもよい。

0052

以上に説明したように、第1の実施の形態によれば、子供用携帯端末に対してユーザ設定を行う場合、保護者用携帯端末が送信したユーザ設定用メールにもとづいて行われた設定は、保護者用携帯端末が送信するユーザ設定用メールにもとづいてのみ変更可能であり、子供が自由に変更することはできない。したがって、子供に保護者用のパスワードを知られてしまった場合にも、ユーザ設定を自由に変更されることを防ぐことができる。

0053

また、子供用携帯端末に対してユーザ設定を行う場合に、保護者用携帯端末において子供用携帯端末のユーザ設定を行い、子供用携帯端末がユーザ設定情報を含むメールを受信して、自動的にユーザ設定を行う。したがって、保護者が子供用携帯端末を占有することなく、ユーザ設定変更を行うことができる。

0054

また、保護者用携帯端末が、ユーザ設定情報を保護者用携帯端末の電話番号を用いて暗号化して送信し、子供用携帯端末が、受信したユーザ設定情報を保護者用携帯端末の電話番号を用いて復号化してユーザ設定を行うことから、なりすまし等によってユーザ設定をされることを防止することができる。

0055

実施の形態2.
次に、保護者用携帯端末に登録されている電話帳データを子供用携帯端末に登録する場合について説明する。図4は、子供用携帯端末の電話帳登録を行う処理の例を示すフローチャートである。

0056

ステップS400は、子供用携帯端末110が行う制御についての説明である。例えば、保護者等が、子供用携帯端末110に保護者用携帯端末100の電話番号を登録する操作を行うと、子供用携帯端末110の制御部203は、メモリ205に保護者用携帯端末100の電話番号を登録する(ステップS400)。なお、なりすまし等の悪意のあるメール対策のため、保護者用携帯端末100の電話番号(保護者用電話番号)を子供用携帯端末110において参照することはできない。

0057

ステップS401〜S405は、保護者用携帯端末100が行う制御についての説明である。

0058

操作者である保護者が、保護者用携帯端末100において、電話帳データの一覧(以下、電話帳一覧と表記する。)を表示するための操作を行うと、制御部203は、電話帳一覧をLCD表示部206に表示させる(ステップS401)。

0059

保護者は、保護者用携帯端末100を操作し、電話帳一覧から子供用携帯端末110に登録する電話帳データをすべて選択する(ステップS402)。

0060

ステップS402の処理が完了すると、制御部203は、子供用携帯端末110に登録する電話帳データを、メール本文に設定できるようにメール本文データに変換する。そして、データ暗号処理部211は、メール本文データを保護者用携帯端末100の電話番号を暗号キーにして暗号化し、メール本文に設定する(ステップS403)。また、電話帳登録用のメールであることを示すため、メールの題名(Subject)として特定の値(文字列)を設定し、宛先として、保護者が設定した送信先である子供用携帯端末110を設定する(ステップS404)。

0061

制御部203は、電話帳登録用メールを、無線部202およびアンテナ201を介して基地局に送信する。制御部203は、送信した電話帳登録用メールをメモリ205に保存する(ステップS405)。

0062

ステップS406〜S410は、子供用携帯端末110が行う制御についての説明である。

0063

子供用携帯端末110の制御部203は、アンテナ201及び無線部202を介して受信したメールを、メモリ205に格納する(ステップS406)。

0064

制御部203は、受信したメールの題名を、電話帳登録用メールに設定される特定の値(文字列)と比較して、電話帳登録用メールであるか否かを判断する(ステップS407)。電話帳登録用メールでない場合、制御部203は、通常のメール受信制御を実施する(ステップS411)。電話帳登録用メールである場合、ステップS408以降の制御を実施する。

0065

ステップS408において、データ暗号処理部211は、電話帳登録用メールのメール本文を、保護者用携帯端末100の電話番号を復号キーにして復号化して解析する。そして、制御部203は、保護者用携帯端末100によって選択された電話帳データ(以下、電話帳情報と表記する。)を取得する(ステップS408)。例えば、制御部203は、データ暗号処理部211によって解析されたメール本文から電話帳情報を抽出する。

0066

制御部203は、電話帳情報にもとづいて、子供用携帯端末110において電話帳を登録する(ステップS409)。電話帳の登録は、子供用携帯端末110にあらかじめ登録されている電話帳データを削除した後に行う。例えば、制御部203が、ステップS409において、あらかじめ登録されている電話帳データを削除して電話帳を登録してもよい。また、例えば、保護者があらかじめ子供用携帯端末110を操作して、登録されている電話帳データを削除しておいてもよい。制御部203は、電話帳登録が完了すると、LCD表示部206に完了を通知するポップアップを表示させる(ステップS410)。

0067

ここで、保護者用携帯端末100が送信した電話帳登録用メールにもとづいて子供用携帯端末110の電話帳登録を行った場合、子供用携帯端末110において電話帳の編集を行うことはできない。例えば、電話帳変更可否フラグを設け、子供用携帯端末110の制御部203は、ステップS409において電話帳登録を行う際に、電話帳変更可否フラグを「変更不可」とする。子供用携帯端末110の制御部203は、例えば、電話帳変更可否フラグが「変更不可」でない場合のみ、自端末の電話帳の編集を行うことができる。なお、子供用携帯端末110において、保護者用携帯端末100によって送信された電話帳登録用メールにもとづいてユーザ設定が行われたことは、除外条件の一例である。

0068

以上に説明したように、第2の実施の形態によれば、子供用携帯端末に対して電話帳登録を行う場合、保護者用携帯端末が送信した電話帳登録用メールにもとづいて行われた設定は、保護者用携帯端末が送信する電話帳登録用メールにもとづいてのみ変更可能であり、子供が自由に変更することはできない。したがって、子供に保護者用のパスワードを知られてしまった場合にも、電話帳登録を自由に変更されることを防ぐことができる。

0069

また、子供用携帯端末に対して電話帳登録を行う場合に、保護者用携帯端末において子供用携帯端末の電話帳登録を行い、子供用携帯端末が電話帳情報を含むメールを受信して、自動的に電話帳登録を行う。したがって、保護者が子供用携帯端末を占有することなく、電話帳登録を行うことができる。

0070

また、保護者用携帯端末が、電話帳情報を保護者用携帯端末の電話番号を用いて暗号化して送信し、子供用携帯端末が、受信した電話帳情報を保護者用携帯端末の電話番号を用いて復号化してユーザ設定を行うことから、なりすまし等によって電話帳登録をされることを防止することができる。

0071

本発明は、携帯端末の設定を行う用途に適用でき、特に、携帯端末の利用者による設定変更を防ぐ場合に効果的に適用できる。

図面の簡単な説明

0072

本発明による携帯端末設定システムの処理の概要を示す説明図である。
保護者用携帯端末および子供用携帯端末の例を示すブロック図である。
子供用携帯端末のユーザ設定を行う処理の例を示すフローチャートである。
子供用携帯端末の電話帳登録を行う処理の例を示すフローチャートである。

符号の説明

0073

100保護者用携帯端末
110 子供用携帯端末

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