図面 (/)

技術 携帯端末装置及び携帯端末装置に搭載した太陽電池の充電方法

出願人 京セラ株式会社
発明者 平岡通明
出願日 2006年9月28日 (14年2ヶ月経過) 出願番号 2006-264814
公開日 2008年4月10日 (12年8ヶ月経過) 公開番号 2008-085797
状態 未査定
技術分野 電話機の構造 電話機の回路等 電話機の機能
主要キーワード 開放角度α 太陽像 フィルタ挿入状態 オーバフロー状態 磁性デバイス 未挿入状態 南中高度 キー側筐体
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年4月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

装置の大型化や電力消費量の増大等を招くことなく、搭載した太陽電池を効率良く発電することができる携帯端末装置及び携帯端末装置に搭載した太陽電池の充電方法を提供する。

解決手段

筐体に、太陽電池、撮像装置、表示手段、及び複数の発光素子を含む操作手段を備えた携帯端末装置において、太陽電池16の受光方向カメラ17の撮像方向と同一方向になるように、太陽電池16を筐体に配置し、表示部14の、複数の領域に分割された各表示領域を、操作キーの各発光素子に対応付け対応情報を記憶するメモリ部20と、カメラ17が撮影した太陽像が、表示部14のどの表示領域に該当するかを判定し、メモリ部20の対応情報に基づいて、当該表示領域に対応する発光素子を発光制御する制御部21とを有する。

概要

背景

従来、GPS機能計測した位置、進行方向、時刻から、端末と太陽の位置を割り出し、最も発電効率の高くなるように太陽電池の向きを制御する「太陽光発電装置」(特許文献1参照)が知られている。
この「太陽光発電装置」は、太陽からの光を電気エネルギーに変換する太陽電池と、太陽電池の向きを制御する制御装置と、衛星からの信号を受信して位置、時刻等を測定するGPS受信機と、GPS受信機が測定した位置、時刻等から太陽の位置を算出し、最も発電効率が高くなるように太陽電池の向きを制御するCPUとを備えている。
特開平09−140052号公報

概要

装置の大型化や電力消費量の増大等を招くことなく、搭載した太陽電池を効率良く発電することができる携帯端末装置及び携帯端末装置に搭載した太陽電池の充電方法を提供する。筐体に、太陽電池、撮像装置、表示手段、及び複数の発光素子を含む操作手段を備えた携帯端末装置において、太陽電池16の受光方向カメラ17の撮像方向と同一方向になるように、太陽電池16を筐体に配置し、表示部14の、複数の領域に分割された各表示領域を、操作キーの各発光素子に対応付け対応情報を記憶するメモリ部20と、カメラ17が撮影した太陽像が、表示部14のどの表示領域に該当するかを判定し、メモリ部20の対応情報に基づいて、当該表示領域に対応する発光素子を発光制御する制御部21とを有する。

目的

本発明の目的は、装置の大型化や電力消費量の増大等を招くことなく、搭載した太陽電池を効率良く発電することができる携帯端末装置及び携帯端末装置に搭載した太陽電池の充電方法を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

筐体に、太陽電池撮像装置、表示手段、及び複数の発光素子を含む操作手段を備えた携帯端末装置において、前記太陽電池の受光方向が前記撮像装置の撮像方向と同一方向になるように、前記太陽電池を前記筐体に配置し、前記表示手段の、複数の領域に分割された各表示領域を、前記操作手段の各発光素子に対応付け対応情報を記憶する記憶手段と、前記撮像装置が撮影した太陽像が、前記表示手段のどの表示領域に該当するかを判定し、前記記憶手段の対応情報に基づいて、当該表示領域に対応する前記発光素子を発光制御する制御手段とを有することを特徴とする携帯端末装置。

請求項2

前記制御手段は、前記撮像装置が減光フィルタを介して出力した画像に基づいて判定することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。

請求項3

前記制御手段は、前記撮像装置が撮像した画像を二値化処理した情報に基づいて判定することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。

請求項4

携帯端末装置の筐体に、太陽電池、及び撮像方向を前記太陽電池の受光方向と同一方向に向けた撮像装置を配置し、表示手段を複数に分割した表示領域のそれぞれを、操作手段に配置された複数の発光素子のそれぞれに対応付けた対応情報に基づき、前記撮像装置が撮影した太陽像が、前記表示手段のどの表示領域に該当するかを判定し、判定結果から、当該表示領域に対応する発光素子を発光させ、発光した発光素子の位置により、太陽に対する前記太陽電池の向きを確認することを特徴とする携帯端末装置に搭載した太陽電池の充電方法

技術分野

0001

本発明は、携帯端末装置及び携帯端末装置に搭載した太陽電池充電方法に関し、特に、太陽電池と共に撮像装置を備えた携帯端末装置及び携帯端末装置に搭載した太陽電池の充電方法に関する。

背景技術

0002

従来、GPS機能計測した位置、進行方向、時刻から、端末と太陽の位置を割り出し、最も発電効率の高くなるように太陽電池の向きを制御する「太陽光発電装置」(特許文献1参照)が知られている。
この「太陽光発電装置」は、太陽からの光を電気エネルギーに変換する太陽電池と、太陽電池の向きを制御する制御装置と、衛星からの信号を受信して位置、時刻等を測定するGPS受信機と、GPS受信機が測定した位置、時刻等から太陽の位置を算出し、最も発電効率が高くなるように太陽電池の向きを制御するCPUとを備えている。
特開平09−140052号公報

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、従来の「太陽光発電装置」においては、GPS機能で位置測定する場合、端末のみでリアルタイム処理ができずにホスト側に送信して処理を実施する。従って、この「太陽光発電装置」を移動機に備えた場合、移動等で受信状況が刻々と変化するため、受信状態が悪い状況下ではGPSを起動できずに位置計測が不可能な場合がある。
なお、携帯電話装置において搭載した太陽電池の向きを自動制御することは、装置内に駆動部や制御回路を備える必要があり、携帯電話装置の大型化や電力消費量の増大等を招くので実現が困難である。また、災害時に輻輳等で通信回線に接続できない場合や、地方山岳部で通信圏外の場合でも、携帯端末装置の高機能化により携帯端末装置を利用して得られる情報は非常に多く、効率良く太陽電池で充電することは非常に有効である。

0004

本発明の目的は、装置の大型化や電力消費量の増大等を招くことなく、搭載した太陽電池を効率良く発電することができる携帯端末装置及び携帯端末装置に搭載した太陽電池の充電方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するため、本発明に係る携帯端末装置は、筐体に、太陽電池、撮像装置、表示手段、及び複数の発光素子を含む操作手段を備えた携帯端末装置において、前記太陽電池の受光方向が前記撮像装置の撮像方向と同一方向になるように、前記太陽電池を前記筐体に配置し、前記表示手段の、複数の領域に分割された各表示領域を、前記操作手段の各発光素子に対応付け対応情報を記憶する記憶手段と、前記撮像装置が撮影した太陽像が、前記表示手段のどの表示領域に該当するかを判定し、前記記憶手段の対応情報に基づいて、当該表示領域に対応する前記発光素子を発光制御する制御手段とを有することを特徴としている。

0006

また、本発明は、前記制御手段が、前記撮像装置が減光フィルタを介して出力した画像に基づいて判定することが好ましい。
また、本発明は、前記制御手段が、前記撮像装置が撮像した画像を二値化処理した情報に基づいて判定することが好ましい。

0007

また、本発明に係る携帯端末装置に搭載した太陽電池の充電方法は、携帯端末装置の筐体に、太陽電池、及び撮像方向を前記太陽電池の受光方向と同一方向に向けた撮像装置を配置し、表示手段を複数に分割した表示領域のそれぞれを、操作手段に配置された複数の発光素子のそれぞれに対応付けた対応情報に基づき、前記撮像装置が撮影した太陽像が、前記表示手段のどの表示領域に該当するかを判定し、判定結果から、当該表示領域に対応する発光素子を発光させ、発光した発光素子の位置により、太陽に対する前記太陽電池の向きを確認することを特徴としている。

発明の効果

0008

本発明によれば、装置の大型化や電力消費量の増大等を招くことなく、搭載した太陽電池を効率良く発電することができる。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る端末装置充電状態を示し、(a)は表示画面側から見た斜視図、(b)は太陽電池側から見た斜視図である。図1に示すように、例えば、携帯電話機である携帯端末装置10は、表示部側筐体(第1筐体)11と、キー側筐体(第2筐体)12を備えており、表示部側筐体11とキー側筐体12は、それぞれの一端部がヒンジ部13を介して連結されることにより、自在に相互開閉することができる、折り畳み式構造を有している。ヒンジ部13は、表示部側筐体11とキー側筐体12の成す開放角度αが0度(収納状態)〜160度(開放状態)の範囲であれば、任意の角度で両筐体11,12を保持することができる。

0010

表示部側筐体11には、筐体開時に露出する筐体表面内面側)に、液晶表示装置(Liquid Crystal Display:LCD)等の表示部(表示手段)14が、キー側筐体12には、筐体開時に露出する筐体表面に、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)等の発光素子で照明することができる、複数の操作キー(操作手段)からなるキー操作部15が、それぞれ配置されている((a)参照)。
また、表示部側筐体11には、筐体背面(背面側)に、背面の略全域を覆う太陽電池16とカメラ(撮像装置)17が、それぞれ配置されている((b)参照)。太陽電池16は、その受光方向が、カメラ17の撮像方向と同一方向になるように、筐体に配置されている。ここで、同一方向については、尚、完全に同一の方向、若しくは、筐体の組み立てにおける、多少の方向のずれは含むものとする。組み立て時や部材等に起因する精度に係る誤差は、当然の如く容認されるべきものである。尚、太陽電池の受光面(方向)は、以下、太陽電池16と同じものとして説明する。

0011

カメラ17の前段には、カメラレンズの表面を覆うことができる可動式のND(Neutral Density)フィルタ(図示しない)が取り付けられている。開放角度αが0〜90の範囲(0<α<90)で両筐体11,12が一定時間保持されると、カメラレンズの表面がNDフィルタにより覆われたフィルタ挿入状態となり、カメラ17が起動する。

0012

図2は、図1の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、携帯端末装置10は、通信回線用のアンテナ部18、無線部19、ユーザデータ等を保存するメモリ部(記憶手段)20、各部の制御を行う制御部(制御手段)21、両筐体11,12の開放角度を検知する開放角度検知部22、情報やデータを表示する表示部14、キー操作部15からの各種の入力に対応する入力操作部23、電源回路に接続された太陽電池16、画像を取り込むためのカメラ17、NDフィルタを操作するフィルタ部24、及びキー操作部15を照明するためにLEDを点灯するLED照明部25を備えている。
メモリ部20は、表示部14の複数の領域に分割された各表示領域を、操作キーの各発光素子に対応付けた対応情報を記憶している。制御部21は、カメラ17が撮影した太陽像が、表示部14のどの表示領域に該当するかを判定し、メモリ部20の対応情報に基づいて、当該表示領域に対応する発光素子を発光制御する。

0013

また、制御部21は、開放角度αに応じてフィルタ部24を制御し、NDフィルタを挿入状態或いは未挿入状態にするフィルタ挿入制御部26を有している。
カメラ17は、通常のカメラ撮影に使用するのに加え、太陽電池16の太陽に対する向きを調整する際に、太陽を含む画像を取り込んで表示部14に表示させる目的で使用する。太陽の画像を取り込む際に、太陽画像を直接取り込むと光量が強すぎて真っ白な画面オーバフロー状態)になるため、太陽画像を取り込む状況、つまり、ユーザが太陽電池16で充電する状況を、開放角度αに応じて予め割り当てておき、開放角度検知部22が特定の開放角度を検知した場合に限り、NDフィルタを自動挿入してカメラ17を起動させる。

0014

開放角度αを、0〜90度の範囲(0<α<90)にある状態から、それ以外に変更した場合は、カメラ機能が停止して通常の待ち受け状態に戻る。また、着呼があって、開放角度αを0〜90度の範囲以外に変更した場合は、着呼応答するようにしても良い。
図3は、カメラが取り込んだ太陽の画像と操作キーの照明を関係付けイメージを示し、(a)はカメラ画像の説明図、(b)は操作キーの照明状態の説明図である。図3に示す場合は、カメラ17のレンズ中心に太陽が位置する状態((a)参照)であり、キー操作部15の5番操作キーが、LEDにより点灯若しくは点滅している((b)参照)。この状態が、太陽光により太陽電池16を最も効率よく充電することができ、カメラ17の向きが理想的であることを示している。
なお、カメラ画像((a)参照)は、カメラ17の撮影範囲に対する太陽の位置を携帯端末装置10の内部で算出するために使用し、表示部14に表示する必要はない。従って、開放角度αが0〜90度の範囲でカメラ17が起動した場合、表示部14は、電力消費を抑えるために表示OFFの状態が望ましい。

0015

図4は、カメラが取り込んだ太陽の画像と操作キーの照明を関係付けたイメージ及び開放角度を示し、(a)はカメラ画像の説明図、(b)は操作キーの照明状態の説明図、(c)は開放角度の説明図である。図4に示す場合は、カメラ17が、実際の太陽の位置より上側に向いている状態((a)参照)であり、キー操作部15の0番操作キーが、LEDにより点灯若しくは点滅している((b)参照)。そこで、両筐体11,12が成す開放角度αが大きくなるように、表示部側筐体11を、キー側筐体12に対し更に離反させる((c)白抜き矢印参照)。

0016

図5は、カメラが取り込んだ太陽の画像と操作キーの照明を関係付けたイメージ及び回転角度を示し、(a)はカメラ画像の説明図、(b)は操作キーの照明状態の説明図、(c)は回転角度の説明図である。図5に示す場合は、カメラ17が、実際の太陽の位置より左側に向いている状態((a)参照)であり、キー操作部15の6番操作キーが、LEDにより点灯若しくは点滅している((b)参照)。そこで、カメラ17のレンズ中心に太陽が位置するように(図3(a)参照)、カメラ17を右側に向かせるため、携帯端末装置10自体の回転角度θを調整する((c)白抜き矢印参照)。

0017

以下に、カメラ17が取り込んだ太陽の画像に対する簡単な調整手順を示す。
先ず、携帯端末装置10のユーザは、太陽光の元で携帯端末装置10を開いて表示部側筐体11を開放した状態にする。この開放角度αは、太陽電池16が太陽の方向を向く角度が望ましく、例えば、東京(北緯35度)であれば、最も太陽が高く上がる夏至南中高度が約78.4度であるから、0〜90度の範囲を想定すれば十分である。
次に、ユーザは、携帯端末装置10のキー側筐体12を、例えば、上に置き、太陽電池16が太陽の方向を向くように、携帯端末装置10の回転角度θと開放角度αの大まかな調整を行う。調整と同時、若しくは数秒後に、NDフィルタを挿入した状態でカメラ17が自動的に起動し、カメラ17が撮影した太陽の画像情報に基づき携帯端末装置10によって算出された太陽像の位置が、キー操作部15の対応する操作キーのLEDを点灯することで、ユーザに報知される。

0018

ユーザは、LEDが点灯した操作キーを見ながら、カメラ17のレンズ中心に太陽が位置する状態に対応する5番操作キーのLEDが点灯するように(図3参照)、回転角度θと開放角度αの微調整を行う。
調整完了後、ユーザは、LEDを消灯させる機能を割り当てた操作キー(調整完了キー)を押下して、或いは所定時間で自動的にLEDを消灯させて、無駄な電力消費を防止する。LEDを消灯することで、無駄な電力消費することなく効率良く、電源回路を介してバッテリへ充電することができる。

0019

図6は、図1の携帯端末装置において太陽電池の向きを調整する処理の手順を示すフローチャートである。図6に示すように、先ず、ユーザが、携帯端末装置10を開いて表示部側筐体11を開放した状態にする(ステップS101)。筐体の開放により、両筐体11,12が一定の開放角度αで保持されると、開放角度検知部22により、現在の開放角度αが0〜90度の範囲(0<α<90)にあるか否かを判断する(ステップS102)。
ステップS102の判断の結果、開放角度αが0〜90度の範囲にない(no)場合、通常の一般的な携帯電話機の操作と判断して処理を終了し、その後のユーザ操作に従う。一方、開放角度αが0〜90度の範囲にある(yes)場合、即ち、その開放角度αで保持された場合、開放角度監視タイマが起動し(ステップS103)、開放角度αに変化がないか否かを判断する(ステップS104)。即ち、開放角度監視タイマの起動中は、開放角度検知部22により開放角度αに変化がないかの確認を継続的に行う。

0020

次に、ステップS104の判断の結果、開放角度αに変化がある(no)場合、ステップS102へ戻る。つまり、タイマ起動中に開放角度αが変化した場合、変化後に保持された開放角度αが0〜90度の範囲にあるか否かの判断を再度行い、判断結果に基づき以後の処理に従う。一方、開放角度αに変化がない(yes)場合、タイムアウトしたか否かを判断する(ステップS105)。
ステップS106の判断の結果、タイムアウトしない(no)場合、ステップS104へ戻り、タイムアウトした(yes)場合、NDフィルタが挿入され(ステップS106)、その後、カメラ17が起動する(ステップS107)。つまり、開放角度αが変化せずに、タイマがタイムアウトした場合は、ユーザが太陽電池16を太陽の方向に向けて充電すると判断し、太陽を含む画像を取り込んでLEDに表示できるように、NDフィルタを挿入しカメラ17を起動する。

0021

ここで、NDフィルタ挿入状態でのカメラ起動をタイマ式にしたのは、表示部側筐体11の開放動作の途中でカメラ17が起動することを防ぐためである。具体的なタイマ設定時間としては、従来の開放角度αが0から90度の範囲で使用する状況は考え難く、開放角度αが0〜90度の範囲では太陽電池16の充電を目的としていることが明らかであるため、数秒〜5秒程度で十分と考えられる。
次に、カメラ17を介して取り込んだ画像から太陽の位置が算出され、算出された太陽像の位置に相当する、操作キーのLEDが点灯する(ステップS108)。ユーザは、LEDにより照明された操作キーを見ながら、5番操作キーのLEDが点灯するように、携帯端末装置10の回転角度θと開放角度αの調整を行う。

0022

一方、最初にLEDが点灯すると同時に、消灯用タイマが起動し(ステップS109)、所定時間中に点灯する操作キーの位置に変化がないか否かを監視する(ステップS110)。監視の結果、点灯位置に変化があった(no)場合、ステップS109へ戻り、即ち、消灯用タイマがリセットされてカウント再スタートし、点灯位置に変化がない(yes)場合、消灯用タイマがタイムアウトしたか否かを判断する(ステップS111)。
消灯用タイマがタイムアウトしない(no)場合、ステップS110へ戻り、消灯用タイマがタイムアウトした(yes)場合、ユーザの調整が終了したと判断して、操作キーの照明を消灯し(ステップS112)、その後処理を終了する。

0023

ここで、点灯する操作キーの位置に変化がないか否かを監視する(ステップS110)には、回転角度θと開放角度αを検知すればよく、回転角度θにはGPS用地磁気センサを利用し、開放角度αには3軸の加速度センサを搭載することで、容易に実現可能である。また、太陽像に対応する操作キーのLEDの場所が所定時間超過しても変化がない場合に、ステップS110の変化なしと判断しても良い。
図7(a)〜(g)は、回転角度θと開放角度αの微調整を行った際に、操作キーの照明が推移する様子を示す、操作キーの照明状態の説明図である。図7に示すように、例えば、#操作キーが点灯している状態((a)参照)を、カメラ17が起動した直後、即ち、最初の点灯状態とする。この状態から、先ず、開放角度αが大きくなるように、表示部側筐体11を起こしていくと、#操作キーと9番操作キーが点滅((b)参照)、続いて、9番操作キーが点灯((c)参照)、続いて、9番操作キーと6番操作キーが点滅((d)参照)、続いて、6番操作キーが点灯する((e)参照)。

0024

即ち、#操作キー((a)参照)→6番操作キー((e)参照)へと照明が移動する。ここで、点灯は、太陽像の位置に相当する操作キーが1個の場合であり、点滅は、太陽像の位置に相当する操作キーが複数個に跨っているとき、つまり、点滅している操作キーの中間位置に太陽像が相当していることを示している。この点滅の移動により、ユーザは、調整方向視覚的に判断できるため、短時間での調整が可能になる。
そして、6番操作キー点灯している状態((e)参照)では、開放角度αが最適な角度にあることを示しているので、その後、回転角度θを調整していくと、6番操作キーと5番操作キーが点滅((f)参照)、続いて、5番操作キーが点灯((g)参照)する。即ち、6番操作キー((e)参照)→5番操作キー((g)参照)へと照明が移動する。当然、5番操作キーのみが点灯しているとき、携帯端末装置10が太陽電池16の充電に最適な状態にあることを示す。

0025

ここでは、太陽電池の向きを調整する際の調整状態を、操作キーの点灯と点滅の組み合わせにより示したが、これに限らず、例えば、操作キーの輝度色相の変化で示してもよい。
なお、複数の領域に分割したキー操作部15の各操作キー(例えば、#操作キーや9番操作キー)、即ち、表示部の各表示領域は、各操作キーの各LEDに対応付けて、メモリ部20に記憶されている。

0026

次に、カメラ17の周辺部の構造を説明する。
図8は、フィルタが挿入されていない状態のカメラ周辺部の構造を概略的に説明する斜視図である。図8に示すように、カメラ17を形成するカメラモジュール27は、磁性デバイス28と共に回路基板29上に実装されている。カメラモジュール27の上部には、フレーム磁性体で形成されたフィルタ30が配置してあり、フィルタ30は、ガイドレール31に沿って摺動する。フィルタ30は、弾性部材(図示しない)により、常に、一定方向(図中、A参照)に付勢されており、通常は、カメラモジュール27の光軸から外れた状態であるが、開放角度αが0〜90度の範囲でカメラ17が起動する場合に限り、フィルタ30が、磁力によって付勢方向とは逆向きの方向(図中、B参照)に移動し、光軸上に挿入される。

0027

図9は、太陽電池の発電量角度ずれの関係をグラフで示す説明図である。この説明図は、縦軸に発電量、横軸に角度ずれをとり、最大発電量を1とした場合の角度ずれの影響を示している。
図9に示すように、一般的な携帯端末装置用の単焦点カメラ水平画角56度を想定した場合、表示部14の中央に太陽像が形成される場合と、表示部14の端部に太陽像が形成される場合では、約28度の角度ずれが生じている。そして、28度の角度ずれで発電量が約15%低下することが分かる。従って、太陽電池16の充電に際し、太陽電池16を太陽に対し最適な角度で配置することが非常に有効であることが分かる。
このように、太陽光により太陽電池16を充電する際に、ユーザは、発電効率の良い状態を確認することができるので、携帯端末装置10の傾きや位置等を調整して最も効率の良い充電状態にすることができる。

0028

この結果、GPS機能による現在の位置情報入手や太陽の方位を計算により割り出す必要がなく、容易に、最も発電効率が良くなるように太陽電池(携帯端末装置)の向きを調整することができる。
また、ユーザが目視感覚で太陽電池(携帯端末装置)の向きを合わせる場合は、現在の向きが太陽電池の発電に最適であるかの判断ができないが、仮に、携帯端末装置に発電量の表示機能等があれば、実際の発電量を見ながら向きを調整することは可能である。しかし、緯度経度二方向を調整することは時間もかかり面倒である。これに対し、本発明によれば、ユーザは明確に最適な向きを判断できるため安心であり、且つ、短時間で調整が可能である。

0029

更に、災害時に輻輳等で通信回線に接続できない場合や、地方や山岳部で通信圏外の場合でも、携帯端末装置の高機能化により携帯端末装置を利用して得られる情報は非常に多いことから、携帯端末装置を効率良く太陽電池で充電することができるのは非常に有効である。
なお、本発明は、上述した実施の形態により説明したが、この実施の形態に限定されるものではない。従って、本発明の趣旨を逸脱することなく変更態様として実施するものも含むものである。

図面の簡単な説明

0030

本発明の一実施の形態に係る端末装置の充電状態を示し、(a)は表示画面側から見た斜視図、(b)は太陽電池側から見た斜視図である。
図1の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
カメラが取り込んだ太陽の画像と操作キーの照明を関係付けたイメージを示し、(a)はカメラ画像の説明図、(b)は操作キーの照明状態の説明図である。
カメラが取り込んだ太陽の画像と操作キーの照明を関係付けたイメージ及び開放角度を示し、(a)はカメラ画像の説明図、(b)は操作キーの照明状態の説明図、(c)は開放角度の説明図である。
カメラが取り込んだ太陽の画像と操作キーの照明を関係付けたイメージ及び回転角度を示し、(a)はカメラ画像の説明図、(b)は操作キーの照明状態の説明図、(c)は回転角度の説明図である。
図1の携帯端末装置において太陽電池の向きを調整する処理の手順を示すフローチャートである。
(a)〜(g)は、回転角度θと開放角度αの微調整を行った際に、操作キーの照明が推移する様子を示す、操作キーの照明状態の説明図である。
フィルタが挿入されていない状態のカメラ周辺部の構造を概略的に説明する斜視図である。
太陽電池の発電量と角度ずれの関係をグラフで示す説明図である。

符号の説明

0031

10携帯端末装置
11表示部側筐体
12キー側筐体
13ヒンジ部
14 表示部
15キー操作部
16太陽電池
17カメラ
18アンテナ部
19無線部
20メモリ部
21 制御部
22開放角度検知部
23入力操作部
24フィルタ部
25LED照明部
26フィルタ挿入制御部
27カメラモジュール
28磁性デバイス
29回路基板
30 フィルタ
31 ガイドレール

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 佛山市拓▲きん▼包装有限公司の「 マルチアングル携帯電話ホルダー」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】本発明はマルチアングル携帯電話ホルダーを開示した。【解決手段】本体を含み、前記本体の上側にはパレットが回転できるように設けられ、前記本体の下側には台座が設けられ、前記本体の下端面の左端が前記台... 詳細

  • 済寧延貝塑膠有限公司の「 固定できるスマホホルダー」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】本発明は固定できるスマホホルダーを開示した。【解決手段】ホルダーを含み、前記ホルダーの中には昇降溝が設置され、前記昇降溝の中には昇降ブロックがスライドできるように設置され、前記昇降ブロックの上... 詳細

  • 广州芸鳴電容器有限公司の「 支持機能を有するスマホケース」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】本発明は支持機能を有するスマホケースを開示した。【解決手段】スマホケースを含み、前記スマホケースの中には緩衝機構が設置されており、前記緩衝機構は台形ブロックと、短い溝と、中空ブロックと、スマホ... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ