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技術 オイルホースとその製造方法

出願人 豊田合成株式会社
発明者 日比野直人
出願日 2006年9月28日 (13年8ヶ月経過) 出願番号 2006-264416
公開日 2008年4月10日 (12年2ヶ月経過) 公開番号 2008-082475
状態 未査定
技術分野 剛性・可とう管
主要キーワード 凹所形成 オイル種 高温オイル 所定軌跡 耐オイル性 ホース形状 耐オイル 突起側
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年4月10日)のものです。
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図面 (8)

課題

オイル外表面に透過したオイルがホース表面に留まることによる不具合の回避の多様化を図る。

解決手段

オイルホース10は、ホース外表面に、ホース長手方向ホース周方向とにおいて突起20を多列に備える。それぞれの突起20は、ホース長手方向に形成された長手方向溝12とホース周方向に形成された周方向溝14とにより区画された角錐台形状とされ、面状の頂上面21と4面の傾斜側面22とを備える。そして、隣り合う突起20は、図2に示すように、長手方向溝12の溝底部と周方向溝14の溝底部が占める溝幅を隔てて形成されている。

概要

背景

オイルホースは、広範囲に用いられており、外気温に比べて高い温度のオイル経路としても多用されている。このように高温のオイル経路として用いる場合、ホース経路内の高温オイルホース壁面に浸透してホース外表面に透過してくる現象が起き得る。透過オイル量が少ない場合は大気中への揮発によりホース外表面にオイルが留まることは起きないが、透過オイル量によってはホース外表面にオイルが留まることがある。

このようにホース外表面にオイルが留まると、周囲の塵が付着して汚れたり、ホース取扱時にベタベタ感を与えるといった不具合が起きる。このため、ホース外表面にオイルが留まり難くする技術が種々提案されている(例えば、特許文献1)。

特許2503581号公報

特許文献1は、ホース外表面に周方向或いはホース長手方向に沿って溝を形成し、溝の有るときと無いときの表面積比を規定することで、ホース外表面におけるオイルの揮発を促進させている。

概要

オイル外表面に透過したオイルがホース表面に留まることによる不具合の回避の多様化をる。オイルホース10は、ホース外表面に、ホース長手方向とホース周方向とにおいて突起20を多列に備える。それぞれの突起20は、ホース長手方向に形成された長手方向溝12とホース周方向に形成された周方向溝14とにより区画された角錐台形状とされ、面状の頂上面21と4面の傾斜側面22とを備える。そして、隣り合う突起20は、に示すように、長手方向溝12の溝底部と周方向溝14の溝底部が占める溝幅を隔てて形成されている。

目的

本発明は、オイル外表面にオイルが留まることによる上記不具合の回避の多様化を図ることをその目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

オイルホースであって、ホース外表面に、ホース長手方向ホース周方向とにおいて多列に形成された突起を備え、該突起は、頂上に面状の頂上面を備え、側面を傾斜面とされているオイルホース。

請求項2

請求項1に記載のオイルホースであって、前記突起の頂上面の面積をStと表し、前記突起における底面部が占める面積をSbと表したとき、前記頂上面の面積Stと前記底面部が占める面積Sbとは、その面積の比の値が0.5以下の関係にあるオイルホース。

請求項3

請求項1または請求項2に記載のオイルホースであって、前記突起は、前記ホース長手方向に形成された長手方向溝とホース周方向に形成された周方向溝とにより区画された角錐台とされているオイルホース。

請求項4

請求項1ないし請求項3いずれかに記載のオイルホースであって、隣り合う前記突起は、前記長手方向溝の溝底部と前記周方向溝の溝底部が占める溝幅を隔てて形成されているオイルホース。

請求項5

請求項4に記載のオイルホースであって、前記長手方向溝と前記周方向溝の前記溝底部から前記突起の前記頂上面までの高さhは0.5〜2mmとされ、前記高さhはホース内径が大きいほど大きくされているオイルホース。

請求項6

オイル経路を形成するオイルホースの製造方法であって、ホース経路を形成するためのマンドレルを取り囲む押し出し口金からホース材料押し出す工程と、前記押し出し口金より下流側において前記マンドレルの外側に配置されたホース外径形状賦形用金型ダイスを、前記押し出されたホース材料の外側から前記マンドレルの側に向けて押し付け、前記金型ダイスの金型面凹所形状を前記ホース材料の外周に転写する工程とを備え、前記金型ダイスの前記凹所は、面状の頂上面と傾斜した側面を有する突起の転写が可能な凹形状で、ホース長手方向とホース周方向において多列に形成されているオイルホースの製造方法。

技術分野

0001

本発明は、オイル経路を形成するオイルホースとその製造方法に関する。

背景技術

0002

オイルホースは、広範囲に用いられており、外気温に比べて高い温度のオイル経路としても多用されている。このように高温のオイル経路として用いる場合、ホース経路内の高温オイルホース壁面に浸透してホース外表面に透過してくる現象が起き得る。透過オイル量が少ない場合は大気中への揮発によりホース外表面にオイルが留まることは起きないが、透過オイル量によってはホース外表面にオイルが留まることがある。

0003

このようにホース外表面にオイルが留まると、周囲の塵が付着して汚れたり、ホース取扱時にベタベタ感を与えるといった不具合が起きる。このため、ホース外表面にオイルが留まり難くする技術が種々提案されている(例えば、特許文献1)。

0004

特許2503581号公報

0005

特許文献1は、ホース外表面に周方向或いはホース長手方向に沿って溝を形成し、溝の有るときと無いときの表面積比を規定することで、ホース外表面におけるオイルの揮発を促進させている。

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、オイルホースの使用先、その搬送対象となるオイル種類およびオイル温度等は多種多様であることから、オイル外表面にオイルが留まることによる上記不具合の回避の上では改善の余地が残されている。

0007

本発明は、オイル外表面にオイルが留まることによる上記不具合の回避の多様化を図ることをその目的とする。

課題を解決するための手段

0008

かかる課題の少なくとも一部を解決するため、本発明のオイルホースでは、ホース外表面に、ホース長手方向とホース周方向とにおいて多列突起を形成した上で、この突起の側面を傾斜面とした。よって、ホース外表面積を容易に拡張できるので、ホース表面まで透過してきたオイルの揮発の一層の促進により、透過オイルが留まることによるベタベタ感といった種々の不具合を起きにくくできる。しかも、突起が頂上に有する面状の頂上面は、ホース外周においてホース長手方向およびホース周方向に間隔をおいて連続するので、ホース外周の円形状を残存させることができる。仮に、突起頂上がホース断面において三角形頂点のような形状であれば、ホース外周の円形状が頂点の並びでしか残らないので、ホース外周を把持・取り扱いの際に違和感を与えるが、本発明のオイルホースによれば、多列の突起の頂上面によりホース外周の円形状を残存できるので、上記した違和感を緩和できる。

0009

このようにホース長手方向とホース周方向とにおいて多列に突起を形成するに当たり、前記突起の頂上面の面積をStと表し、前記突起における底面部が占める面積をSbと表したとき、前記頂上面の面積Stと前記底面部が占める面積Sbとを、その面積の比の値が0.5以下の関係にあるようにできる。こうすれば、突起側面の傾斜を緩くできることから、突起側面の面積を広く確保でき、ホース外表面の拡張に寄与できる。

0010

また、前記突起を、前記ホース長手方向に形成された長手方向溝とホース周方向に形成された周方向溝とにより区画された角錐台とすることができる。こうすれば、ホース長手方向およびホース周方向における四角形の頂上面の連続により、ホース外周の円形状の残存性も高まる。

0011

また、隣り合う前記突起を、前記長手方向溝の溝底部と前記周方向溝の溝底部が占める溝幅を隔てて形成することができる。こうすれば、ホース経路から浸透してきたオイルを突起間の溝に一旦留まるようにしてオイル揮発を促すことができる。

0012

さらに、前記長手方向溝と前記周方向溝の前記溝底部から前記突起の前記頂上面までの高さhを0.5〜2mmとし、前記高さhをホース内径が大きいほど大きくすることができる。こうすれば、ホース内径が大きいためにホース内通過オイル量が増してオイル透過量が増大しても、その透過オイルを高さの高い突起間の溝に留まるようにすることの実効性が高まる。この場合、突起高さhが0.5mm以上であれば、突起間の溝における透過オイルの保持量を確保できるため、透過オイルの保持とその後の揮発に寄与でき、突起高さが2mm以下であれば、突起の転写形成のための多列の凹所形成特段不都合がなく、凹所を既存の手法にて容易に形成できる。

0013

また、本発明はオイルの経路を形成するオイルホースの製造方法としても適用でき、本発明のオイルホースの製造方法は、
棒状のマンドレルを取り囲む押し出し口金からホース材料押し出す工程と、
前記押し出し口金より下流側において前記マンドレルの外側に配置されたホース外径形状賦形用金型ダイスを、前記押し出されたホース材料の外側から前記マンドレルの側に向けて押し付け、前記金型ダイスの金型面の凹所形状を前記ホース材料の外周に転写する工程とを備え、
前記金型ダイスの前記凹所は、面状の頂上面と傾斜した側面を有する突起の転写が可能な凹形状で、ホース長手方向とホース周方向において多列に形成されている。

0014

こうした本発明の製造方法によれば、面状の頂上面と傾斜した側面を有する突起をホース外表面においてホース長手方向とホース周方向で多列に備えたオイルホースを容易に製造できる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、本発明の一実施の形態にかかる実施例について、図面を用いて説明する。図1は実施例のオイルホース10の概略構成を示す図であってホース端部の概略斜視図とホースの縦横断面を拡大して示す説明図、図2はこのオイルホース10がホース外表面に有する突起20の様子を平面視して示す説明図である。

0016

これら図面に示すように、オイルホース10は、ホース外表面に、ホース長手方向とホース周方向とにおいて突起20を多列に備える。それぞれの突起20は、ホース長手方向に形成された長手方向溝12とホース周方向に形成された周方向溝14とにより区画された角錐台形状とされ、面状の頂上面21と4面の傾斜側面22とを備える。そして、隣り合う突起20は、図2に示すように、長手方向溝12の溝底部と周方向溝14の溝底部が占める溝幅w1、w2を隔てて形成されている。

0017

そして、図2に示すように、突起20は、頂上面21の面積をStと表し、突起20における底面部が占める面積をSbと表したとき、頂上面の面積Stと底面部が占める面積Sbとがその面積の比の値で0.5以下の関係にあるようにされている。また、図1(b)、(c)に示すように、ホース周方向に並んだ突起20は、その頂上面21をホース外周においてホース長手方向およびホース周方向に間隔をおいて連続させているので、頂上面21でホース外周の円形状を残存させている。この間隔は、長手方向溝12或いは周方向溝14の溝幅w1、w2と、ホースを外側から正面視した場合の傾斜側面22の投影長さに相当する。

0018

本実施例では、上記した突起20を多列に形成するに当たり、長手方向溝12と周方向溝14の溝底部から突起20の頂上面21までの高さhをは0.5〜2mmの範囲とした。そして、この突起高さhをホース内径が大きいほど大きくした。例えば、ホース内径が約5〜20mmの範囲においては、突起高さhをホース内径が大きいほど大きくし、20mmを越えれば、突起高さhを最大の約2mmとした。この場合、この突起高さhを、オイルホース10が扱うオイル種別や環境温度等により設定するようにすることもでき、こうする際には、オイル透過量が大きいほど突起高さhを大きくするようにできる。

0019

次に、上記したオイルホース10の製造方法について説明する。図3はオイルホース10の製造工程を説明する説明図、図4はホース製造工程における突起転写工程の様子をホース長手方向にかけて模式的に示す説明図、図5は突起転写工程の様子をホース端部側から見て模式的に示す説明図である。オイルホース10の製造に際しては、耐オイル性を発揮するゴム材料、例えばエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等を第1のダイ31と第2のダイ32より押出成形する工程と、押出後のホース外周面への突起転写形成の工程と、その後の図示しない切断・加硫工程とを含む。場合によっては、加硫前において押出成形ホースを所定軌跡屈曲させる屈曲工程も付加される。

0020

押出工程において、第2のダイ32は、ゴムの押出および突起転写の際のホース形状の変形を防止することから、この第2のダイ32は本願に云うホース経路形成のためのマンドレルに該当する。第1のダイ31は、第2のダイ32を取り囲んでゴム材料押出に関与することから、本願に云う押出口金に該当し、オイルホース10に引き抜き力を加えることなく、オイルホース10を押出力にて自走させる。そして、この押出工程と突起転写の各工程は、連続的に、かつほぼ同時に行われ、突起転写の工程では、第1のダイ31の下流においてオイルホース10を取り囲む金型ダイス40により、第1のダイ31から押出した直後の柔らかいオイルホース10に対して、ホース外表面に突起20を多列に形成する。

0021

金型ダイス40は、図5に示すように、オイルホース10に対して放射状に配置され、各ダイスが対向する範囲のホース外表面に突起20を転写する。つまり、金型ダイス40は、オイルホース10の側の転写面に、転写凹所41をホース長手方向およびホース周方向に沿って多列に備え、押し出されたオイルホース10の外側から第2のダイ32の側に向けて押し付けられつつ回転することで、転写凹所41により、ホース外表面に次々と突起20を転写形成する。それぞれの転写凹所41は、放電加工等によって金型ダイス40の転写面に形成されており、面状の頂上面21と傾斜側面22を有する角錐台形状の突起20の転写が可能な凹形状で、ホース長手方向とホース周方向において多列に存在する。

0022

上記した構成を有する本実施例のオイルホース10では、ホース外表面に突起20を備えるに当たり、この突起20をホース長手方向とホース周方向とにおいて多列に形成し、この突起20を頂上面21と4面の傾斜側面22を備える角錐台形状とした。このため、突起20がその周囲4面に備える傾斜側面22により、ホース外表面積を容易に拡張できるので、オイルホース10のホース外表面まで透過してきたオイルの揮発化をより促進させて、透過オイルが留まることによるベタベタ感といった種々の不具合を起きにくくできる。しかも、オイルホース10は、それぞれの突起20が頂上に有する面状の頂上面21をホース外周においてホース長手方向およびホース周方向に間隔をおいて連続させているので、ホース外周の円形状を残存させる。このため、ホース外周を把持・取り扱いの際に、作業者に与える違和感を緩和できる。この場合、仮に、突起頂上がホース断面において三角形の頂点のような形状であれば、ホース外周の円形状が頂点の並びでしか残らないので、作業者はホース外周を把持・取り扱いする際に違和感を覚えがちとなるが、本実施例ではこうしたことを解消できる。

0023

また、本実施例のオイルホース10では、ホース長手方向とホース周方向とにおいて多列に角錐台形状の突起20を形成するに当たり、頂上面21の面積Stと、突起20における底面部が占める面積Sbとについて、面積Stと面積Sbの比の値が0.5以下の関係にあるようにした。こうすることで、頂上面21から長手方向溝12や周方向溝14に延びた傾斜側面22の傾斜を緩くして傾斜側面22の面積拡張を行うので、ホース外表面全体としての面積拡張を可能とする。そして、この面積拡張により、ホース外表面における透過オイルの揮発化をより一層促進できる。

0024

また、ホース長手方向の長手方向溝12とホース周方向の周方向溝14とにより区画して、突起20を角錐台としたので、頂上面21を四角形とでき、この四角形の頂上面21をホース長手方向およびホース周方向に連続させた。よって、多列に並んだ突起20の並びにおいて、四角形の頂上面21がその辺と辺とを対向させて連続することになるので、ホース外周の円形状の残存性も高まり、既述した違和感緩和の上から好ましい。

0025

また、隣り合う突起20を、長手方向溝12の溝底部と周方向溝14の溝底部が占める溝幅w1、w2を隔てて形成したので、ホース経路から透過してきたオイルを突起間の溝に一旦留まるようにしてオイル揮発を促すことができる。これにより、オイル透過に伴う上記の不具合の回避の実効性がより高まる。

0026

さらに、突起20の突起高さhを0.5〜2mmとしたので、ホース外表面における透過オイルの突起間溝(長手方向溝12および周方向溝14)でのオイル留めの実効性の確保、延いては、透過オイル拡散の促進による上記不具合回避の実効性向上を図ることができる。しかも、突起高さhをホース内径が大きいほど大きくするようにしたので、ホース内径が大きいためにホース内通過オイル量が増してオイル透過量が増大しても、その透過オイルを高さの高い突起間の溝に留まるようにすることの実効性を高めて、不具合回避をより確実に図ることができる。

0027

そして、図3図5で示した本実施例の製造方法によれば、上記利点を有するオイルホース10を容易に製造できる。

0028

次に、変形例について説明する。この変形例は、薄葉片状のフィラーをホース内壁に組み込んで、ホース経路からのオイルの浸透をこの薄葉片状のフィラーにより妨げる点に特徴がある。図6は変形例のオイルホース10Aの概略構成をホース横断面視して示す説明図、図7はこのオイルホース10Aの製造工程を説明する説明図である。

0029

図6に示すように、変形例のオイルホース10Aは、ホース内層15とホース外層16の2層構造を備え、内外層境界フィラー層17を有し、ホース外層16において既述した突起20を多列に備える。フィラー層17を構成するそれぞれのフィラーは、例えば雲母タルク等の耐オイル透過性を有するゴム材料や樹脂材料からなる薄葉片であり、フィラー層17は、この薄葉片状のフィラーが互いに重なり合うことで内外層の境界に形成される。そして、このフィラー層17は、当該層を形成する個々の薄葉片状のフィラーがオイル浸透を物理的に妨げることで、ホース外表面へのオイルの浸透を抑制する機能を発揮する。このため、変形例のオイルホース10Aによれば、フィラー層17によるオイル浸透抑制によってホース外表面へのオイルの透過量を低減できるので、突起20を多列に有することと相俟って、透過オイルによる不具合回避の実効性をより高めることができる。

0030

この変形例のオイルホース10Aの製造に際しては、図7に示すように、第1のダイ31の下流側にフィラー導入室33を設け、当該導入室に薄葉片状のフィラーFをエアーにて送り込む。こうしてフィラー導入室33に送り込まれたフィラーFは、第1のダイ31にて押し出されたホース内層15の外表面に重なり合ってフィラー層17を形成する。このフィラー導入室33を形成する隔壁34の下流側には第3のダイ35が設置されているので、この第3のダイ35からの押出によりフィラー層17を覆うようホース外層16が形成される。そして、第3のダイ35の下流において、金型ダイス40により既述したようにホース外層16の外表面に突起20が多列に形成される。

0031

フィラーFは、上記した材料の成型品破砕等を経て容易に得ることができるので、資源の有効利用が可能となる。

0032

以上本発明の実施例について説明したが、本発明は上記の実施例や実施形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、上記の実施例では、突起20を4面の傾斜側面22を有する角錐台形状としたが、金型ダイス40が有する転写凹所41を例えば円錐台形状の突起転写用の凹形状とすれば、円錐台形状の突起20をホース長手方向およびホース周方向の多列に備えたオイルホース10とすることができる。

0033

また、上記の変形例では、薄葉片状のフィラーFが重なったフィラー層17を、突起20を多列に有するホース外層16とホース内層15との層境界に形成したが、フィラー層17は、単純な筒状形状のオイルホースに適用することができる。フィラー層17を中間層として有する筒状形状のオイルホースであっても、フィラー層17自体が発揮するオイル浸透抑制機能により、ホース外表面へのオイル透過量の低減できるからである。

図面の簡単な説明

0034

実施例のオイルホース10の概略構成を示す図であってホース端部の概略斜視図とホースの縦横断面を拡大して示す説明図である。
このオイルホース10がホース外表面に有する突起20の様子を平面視して示す説明図である。
オイルホース10の製造工程を説明する説明図である。
ホース製造工程における突起転写工程の様子をホース長手方向にかけて模式的に示す説明図である。
突起転写工程の様子をホース端部側から見て模式的に示す説明図である。
変形例のオイルホース10Aの概略構成をホース横断面視して示す説明図である。
このオイルホース10Aの製造工程を説明する説明図である。

符号の説明

0035

10…オイルホース
10A…オイルホース
12…長手方向溝
14…周方向溝
15…ホース内層
16…ホース外層
17…フィラー層
20…突起
21…頂上面
22…傾斜側面
31…第1のダイ
32…第2のダイ
33…フィラー導入室
34…隔壁
35…第3のダイ
40…金型ダイス
41…転写凹所
F…フィラー

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