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技術 自動車用ドアハンドル構造

出願人 トヨタ自動車株式会社アイシン精機株式会社
発明者 益田修司川松浩司西尾貴士
出願日 2006年9月25日 (14年3ヶ月経過) 出願番号 2006-259638
公開日 2008年4月10日 (12年8ヶ月経過) 公開番号 2008-081926
状態 未査定
技術分野 錠;そのための付属具
主要キーワード 各排水口 回動軸回り 回動領域 回動軸方向 ドア内面 引き上げ操作 キー穴 開閉操作性
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年4月10日)のものです。
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図面 (8)

課題

ドア意匠車両側面視フラット感の有る意匠とすると共に、ドアの開閉操作性を向上させる自動車用ドアハンドル構造を提供することを目的とする。

解決手段

サイドドアアウタパネル12の上部に形成されたパネル上面12Aに、アウトサイドドアハンドル10を押し込み操作可能に配設する。また、アウトサイドドアハンドル10の回動軸であるシャフト28を、アウトサイドドアハンドル10の操作部16からオフセットして配置する。さらに、操作部16とハンドルケース16との隙間をシールするシール部材50をアウトサイドドアハンドル10側に設ける。

概要

背景

アウトサイドドアハンドルドアパネルの側面に取り付けられている車両では、車両側面視でアウトサイドドアハンドルやキー穴見えてしまいフラット感の無い意匠となっている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3166625号公報

概要

ドアの意匠を車両側面視でフラット感の有る意匠とすると共に、ドアの開閉操作性を向上させる自動車用ドアハンドル構造を提供することを目的とする。サイドドアアウタパネル12の上部に形成されたパネル上面12Aに、アウトサイドドアハンドル10を押し込み操作可能に配設する。また、アウトサイドドアハンドル10の回動軸であるシャフト28を、アウトサイドドアハンドル10の操作部16からオフセットして配置する。さらに、操作部16とハンドルケース16との隙間をシールするシール部材50をアウトサイドドアハンドル10側に設ける。

目的

本発明は上記事実を考慮し、ドアの意匠が車両側面視でフラット感の有る意匠となると共に、ドアの開閉操作性が良好となる自動車用ドアハンドル構造を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

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請求項1

ドアパネル上部に形成された車両上下方向上向きのパネル上面と、操作部が前記パネル上面に沿って配置され、前記操作部からオフセットして配置された回動軸回り押し込み操作されてドアロック解除するドアハンドルと、を有することを特徴とする自動車用ドアハンドル構造

請求項2

前記ドアハンドルに設けられ、前記ドアハンドルの周囲とドア内面との間をシールするシール部材を有することを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドアハンドル構造。

請求項3

前記シール部材を前記操作部が前記パネル上面に沿う状態で重力方向の高低差ができるように配置したことを特徴とする請求項2に記載の自動車用ドアハンドル構造。

請求項4

前記操作部が前記パネル上面に沿う状態において前記シール部材の最も低い部位に位置する排水口を有することを特徴とする請求項3に記載の自動車用ドアハンドル構造。

請求項5

前記ドアハンドルを回動可能に支持するケース部材と、前記パネル上面と前記ケース部材との間をシールするシール部材と、前記シール部材と一体で形成され、前記ケース部材と前記ドアハンドルとの間をシールするリップ部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドアハンドル構造。

技術分野

0001

本発明は、自動車用ドアハンドルの構造に関する。

背景技術

0002

アウトサイドドアハンドルドアパネルの側面に取り付けられている車両では、車両側面視でアウトサイドドアハンドルやキー穴見えてしまいフラット感の無い意匠となっている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3166625号公報

発明が解決しようとする課題

0003

本発明は上記事実を考慮し、ドアの意匠が車両側面視でフラット感の有る意匠となると共に、ドアの開閉操作性が良好となる自動車用ドアハンドル構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0004

請求項1に記載の自動車用ドアハンドル構造は、ドアパネル上部に形成された車両上下方向上向きのパネル上面と、操作部が前記パネル上面に沿って配置され、前記操作部からオフセットして配置された回動軸回り押し込み操作されてドアロック解除するドアハンドルと、を有することを特徴とする。

0005

請求項1に記載の自動車用ドアハンドル構造では、ドアロックを解除する際に操作されるドアハンドルの操作部が、ドアパネル上部に形成された車両上下方向上向きのパネル上面に沿って配置されているので、ドアの意匠を、車両側面視でドアハンドルの操作部が見えない、又は見え難いフラット感の有る意匠とすることが可能となっている。

0006

また、ドアハンドルが押し込み操作により回動されることによりドアロックが解除される。このため、ドアハンドルを引き上げ操作により回動させる構成のように、ドアハンドルをこじりながら回動させる必要が無く、ドアハンドルを滑らかに回動させることができる。従って、ドアハンドルを引き上げ操作により回動させる構成と比較して、ドアハンドルの操作性を向上でき、ドア開閉の操作性を向上できる。

0007

また、ドアハンドルの回動軸が、操作部からオフセットされていることにより、操作部上に回動軸を設けた構造と比較して、操作部の可動域回動軌跡の設定の自由度を広げることができ、ドアハンドルの操作性を向上でき、ドア開閉の操作性を向上できる。

0008

請求項2に記載の自動車用ドアハンドル構造は、請求項1に記載の自動車用ドアハンドル構造であって、前記ドアハンドルに設けられ、前記ドアハンドルの周囲とドア内面との間をシールするシール部材を有することを特徴とする。

0009

請求項2に記載の自動車用ドアハンドル構造では、ドアハンドルに設けられたシール部材によって、ドアハンドルの周囲とドア内面との間がシールされる。ここで、シール部材をドアハンドルに設けたことによって、シール部材に触れることなくドアハンドルを押し込み操作することができるので、操作者の手の汚れ、シール部材の破損を抑制できる。

0010

請求項3に記載の自動車用ドアハンドル構造は、請求項2に記載の自動車用ドアハンドル構造であって、前記シール部材を前記操作部が前記パネル上面に沿う状態で重力方向の高低差ができるように配置したことを特徴とする。

0011

請求項3に記載の自動車用ドアハンドル構造では、操作部がパネル上面に沿う状態で、シール部材に重力方向の高低差ができており、シール部材の低い部位に水が流れるようになっている。これによって、ドアハンドルの周囲に水が溜まることを抑制でき、低温時のドアハンドルの周囲の凍結を抑制できる。

0012

請求項4に記載の自動車用ドアハンドル構造は、請求項3に記載の自動車用ドアハンドル構造であって、前記操作部が前記パネル上面に沿う状態において前記シール部材の最も低い部位に位置する排水口を有することを特徴とする。

0013

請求項4に記載の自動車用ドアハンドル構造では、操作部がパネル上面に沿う状態において、排水口がシール部材の周方向の最も低い部位に位置しており、この排水口によって、シール部材の最も低い部位に流れた水が排水される。これによって、さらにドアハンドルの周囲に水が溜まり難くなる。

0014

請求項5に記載の自動車用ドアハンドル構造は、請求項1に記載の自動車用ドアハンドル構造であって、前記ドアハンドルを回動可能に支持するケース部材と、前記パネル上面と前記ケース部材との間をシールするシール部材と、前記シール部材と一体で形成され、前記ケース部材と前記ドアハンドルとの間をシールするリップ部と、を有することを特徴とする。

0015

請求項5に記載の自動車用ドアハンドル構造では、ドアハンドルが回動可能にケース部材に支持されており、パネル上面とケース部材との間がシール部材によってシールされ、ケース部材とドアハンドルとの間が、シール部材と一体で形成されたリップ部によってシールされる。即ち、1部品複数箇所をシールできるので、部品点数を削減できる。

発明の効果

0016

以上説明したように、ドアの意匠が車両側面視でフラット感の有る意匠となると共に、ドアの開閉操作性が良好となる自動車用ドアハンドル構造を提供できる。

発明を実施するための最良の形態

0017

次に、本発明の自動車用ドアハンドル構造の一実施形態を図1乃至図7に従って説明する。

0018

なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示す。

0019

まず、本発明の第1実施形態について説明する。図1に示すように、アウトサイドドアハンドル10は、サイドドア11の外板を構成するサイドドアアウタパネル12の上部に形成された車両上向き(略水平)の面であるパネル上面12Aに配置されている。

0020

パネル上面12Aの車両後端部には、長円形状(長方形長手方向両端半円形である形状)の穴(以下、長穴という)12Bが形成されており、この長穴12B内に、アウトサイドドアハンドル10の操作部16が配置されている。

0021

また、図2乃至図4に示すように、アウトサイドドアハンドル10は、パネル上面12Aの裏側に取り付けられたハンドルケース14に、ドア下方へ押し込み操作可能に支持されている。

0022

アウトサイドドアハンドル10は、長穴12Bと相似形状で長穴12Bよりも一回り小さい長円形状の板材である上記操作部16と、操作部16の操作者が手で触れる面である表面16Aの裏面16Bの中央部に一端部を結合されたコ字状(両端が同じ側へ屈曲された形状)のアーム部18とで構成されている。

0023

また、ハンドルケース14は、長円形状のベース部20と、ベース部20の長手方向両端に形成されたフランジ部22とで構成されている。各フランジ部22は、パネル上面12Aの裏側の長穴12Bの長手方向の両側に設けられた取付部(図示省略)にネジ止めされており、ベース部20の長手方向が車両前後方向と一致し、ベース部20の幅方向車幅方向と一致している。

0024

また、ベース部20の車両前側には、アーム部18の他端部を支持する支持部24が設けられ、車両後側には、操作部16を収容する収容部26が設けられている。支持部24は、車幅方向に延在する回動軸としてのシャフト28と、シャフト28を支持するシャフト支持部30とを備えている。シャフト支持部30は、シャフト28の軸方向両端が固定される一対の壁部32、34と、壁部32と壁部34との間に配置された壁部36と、壁部32と壁部36とに軸方向両端部を結合された軸部38とを備えている。

0025

アウトサイドドアハンドル10のアーム部18の他端部は、壁部34と壁部36との間で、シャフト28に回動可能に支持されており、アウトサイドドアハンドル10が、シャフト28回りに回動可能となっている。

0026

また、捻りコイルバネ40が、壁部32と壁部36との間に配置されている。捻りコイルバネ40にはシャフト28が挿通されている。また、捻りコイルバネ40の両端にはフック部40A、40Bが形成されている。フック部40Aは、捻りコイルバネ40の外径方向へ延びて先端側をR状に湾曲されており、また、フック部40Bは、捻りコイルバネ40の外径方向へ延びて反フック部40A側へ略直角に屈曲されている。また、軸部38は、シャフト28と収容部26との間に配置され、壁部32と壁部36と一体で形成されており、フック部40Aを引掛けることができるようになっている。また、アーム部18の他端部には、反収容部26側に張り出したバネ引掛け部44が形成されており、このバネ引掛け部44にフック部40Bを引掛け、軸部38にフック部40Aを引掛けた状態で、アーム部18が、反押し込み側へ付勢されるようになっている。

0027

また、アーム部材18の反押し込み側への回動は、アーム部材18に設けられたストッパ42と収容部26の底部26Bとが当接することによって停止されるようになっており、この停止位置で、操作部16が略水平になるようになっている。このため、操作部16は、押し込み操作をされていない時(以下、非操作時という)には、略水平に維持される。

0028

ここで、非操作時の操作部16が、パネル上面12Aに形成された長穴12B内に配置され、また、パネル上面12Aと略面一となるようになっている。また、操作部16の回動軸であるシャフト28が、操作部16上及び操作部16の車両上下方向の投影領域から車両後方へオフセットして配置されている。

0029

また、収容部26は、パネル上面12Aに形成された長穴12Bと形状、大きさが略同一の開口部26Aと底部26Bとを有する筒状をしている。底部26Bには、アーム部18が挿通される開口26Cが形成され、また、収容部26は、開口部26Aから底部26Bへかけて操作部16の回動軌跡に沿って湾曲しており、操作部16は、収容部26の内壁との間に僅かな隙間を空けて移動するようになっている。

0030

また、底部26Bには、操作部16の押し込み方向への移動を制限するストッパ46が配設されている。

0031

また、底部26Bの開口26Cには、シャフト54が、挿通されている。このシャフト54は、軸方向一端部をアーム部18の一端部に取り付けられており、アーム部材18の回動に伴って上下動し、下降することでドアロック機構R(例えば、ドアロックの一例)を解除させる。

0032

ここで、アウトサイドドアハンドル10のシール構造について説明する。

0033

図4に示すように、操作部16の裏面16Bの周縁部には、周縁部に沿って1周する環状の壁部48が立設されている。この壁部48の外周面48A(例えば、ドアハンドルの周囲を示す一例)には、環状のシール部材50が接着等により取り付けられている。このシール部材50は、壁部48の外周面に接合される筒状の部材である接合部50Aと、接合部50Aから外径方向へ張り出した環状のリップ部50Bとで構成されており、リップ部50Bが、収容部26の内壁26D(例えば、ドア内面を示す一例)に当接することで、アウトサイドドアハンドル10と収容部26との間が水密状態でシールされる。

0034

また、壁部48の操作部16の裏面16Bからの高さは、車両後側から前側へかけて次第に高くなり、また、シール部材50は、壁部48の下側の縁部に沿って取り付けられている。このため、シール部材50の高さは、車両後側から前側へかけて次第に低くなっている。

0035

また、収容部26の車両前側には、排水口52が形成されている。この排水口52は、非操作時の操作部16がパネル上面12Aに沿った状態で、リップ部50Bの周方向の最も低い部位と収容部26との当接位置よりも車両上側で、接合部50Aの周方向の最も低い部位と対向するように配置されている。

0036

次に、本実施形態による作用について説明する。

0037

アウトサイドドアハンドル10の操作部16が押し込み操作されると、操作部16がシャフト28回りに回動し、シャフト54が下降する。これによって、ドアロック機構が解除され、サイドドア11が開閉可能となる。

0038

ここで、操作部16を引き上げ操作により車幅方向へ延びる回動軸回りに回動させる構成では、操作部16を回動軸方向にこじりながら回動させなければならないが、操作部16を押し込み操作により回動させる構成では、そのような必要が無く、操作部16を滑らかに回動させることができる。従って、操作部16を引き上げ操作により回動させる構成と比較して、アウトサイドドアハンドル10の操作性を向上できる。

0039

また、ドアロック機構の解除を、アウトサイドドアハンドル10の車両下側への押し込み操作によって行うように構成したことにより、アウトサイドドアハンドル10を押し込み操作した状態で、手を持ち替えることなくそのままサイドドア11を開くことが可能である。即ち、一連動き(ワンモーション)でサイドドア11を開くことができるので、サイドドア11の開閉の操作性が良好である。

0040

また、操作部16の回動軸であるシャフト28が、操作部16上からオフセットされていることで、操作部16に回動軸を設けた構造と比較して、操作部16の可動域、回動軌跡の設定の自由度を広げることができ、アウトサイドドアハンドル10の操作性を向上できる。さらに、本実施形態では、シャフト28が、操作部16の車両上下方向の投影領域からもオフセットされているので、さらに操作部16の可動域、回動領域の設定の自由度を広げることができ、アウトサイドドアハンドル10の操作性をさらに向上できる。

0041

また、本実施形態では、アウトサイドドアハンドル10の操作部16が、サイドドアアウタパネルの上部に設けられた車両上向きのパネル上面12Aに沿って配置され、さらに、パネル上面12Aと操作部16の表面16Aとが略面一になっていることにより、車両側面視でアウトサイドドアハンドル10の操作部16が見えないので、サイドドア11の意匠が、フラット感の有る意匠となる。

0042

また、本実施形態では、シール部材50をアウトサイドドアハンドル10上の操作部16の裏面16A側に設けたことによって、手でシール部材50に触れることなく操作部16を押し込み操作することができるので、操作者の手の汚れ、シール部材50の破損を抑制できる。

0043

また、本実施形態では、非操作時の操作部16がパネル上面12Aに沿った状態で、シール部材50が水平面に対して傾斜することによって、シール部材50に重力方向の高低差ができており、シール部材50の高い部位から低い部位へ水が流れ、最も低い部位に水が集まるようになっている。

0044

また、非操作時の操作部16がパネル上面12Aに沿った状態で、収容部26に形成された排水口52が、リップ部材50Bの周方向の最も低い部位と収容部26との当接位置より車両上側で、接合部50Aの周方向の最も低い部位と対向するので、シール部50の最も低い部位に集められた水が、排水口52から排水される。これによって、アウトサイドドアハンドル10と収容部26との間に水が溜まることを抑制できるので、低温時のアウトサイドドアハンドル10の周囲の凍結を抑制でき、アウトサイドドアハンドル10が操作不能となることを抑制できる。

0045

次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。

0046

図5に示すように、アウトサイドドアハンドル100では、操作部16の裏面16Bの周縁部に、周縁部に沿って1周する環状の壁部56が立設されている。この壁部56の外周面56Aには、環状のシール部材58が接着等により取り付けられている。

0047

このシール部材58は、壁部56の外周面56Aに接合される筒状の部材である接合部58Aと、接合部58Aから外径方向へ張り出した環状のリップ部58Bとで構成されており、リップ部58Bが、収容部26の内壁26Dに当接することで、アウトサイドドアハンドル100と収容部26との間が水密状態でシールされる。

0048

ここで、シール部材58は、操作部16の長手方向中央部から両端部へかけて下り勾配になるように構成されている。また、収容部26の車両前側及び後側にはそれぞれ、排水口52が形成されている。各排水口52は、非操作時の操作部16がパネル上面12Aに沿った状態で、リップ部58Bの周方向の最も低い部位と収容部26との当接位置の車両上側で、接合部58Aの周方向の最も低い部位と対向するように配置されている。

0049

次に、本実施形態による作用について説明する。

0050

本実施形態では、非操作時の操作部16がパネル上面12Aに沿った状態で、シール部材58が操作部16の長手方向中央部から両端部へかけて水平面に対して傾斜することによって、シール部材58に重力方向の高低差ができており、シール部材58の高い部位から両側の低い部位へ水が流れ、周方向の両側の最も低い部位に水が集まるようになっている。

0051

また、非操作時の操作部16がパネル上面12Aに沿った状態で、収容部26の長手方向の両側に設けられた各排水口52が、リップ部材58Bの周方向の両側の最も低い部位と収容部26との当接位置の車両上側で、接合部58Aの周方向の両側の最も低い部位と対向するので、シール部58の周方向の両側の最も低い部位に集まった水が排水口52から排水される。これによって、第1実施形態と比較して、アウトサイドドアハンドル100と収容部26との間に溜まった水の排水性を向上でき、低温時のアウトサイドドアハンドル100の周囲の凍結を抑制する効果を向上できる。

0052

次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、第1、第2実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。

0053

図6(A)、(B)に示すように、アウトサイドドアハンドル200では、環状のシール部材60が、壁部48の外周面48Aに接着等により取り付けられている。このシール部材60は、壁部48の外周面に接合される環状の部材である接合部60Aと、接合部60Aから外径方向へ張り出した環状のリップ部60Bとで構成されており、リップ部60Bが、収容部26の内壁に当接することで、アウトサイドドアハンドル200と収容部26との間が水密状態でシールされる。

0054

ここで、シール部材60は、車両後側から前側へかけて車両下側へ傾斜した壁部48の外周面の下側の縁部に沿って取り付けられている。このため、シール部材60の高さは、車両後側から前側へかけて次第に低くなっている。また、リップ部60Bの周方向の最も低い部位には、切欠き60Cが形成されている。

0055

次に、本実施形態による作用について説明する。

0056

本実施形態では、シール部材60に重力方向の高低差ができており、シール部材60の高い部位から低い部位へ水が流れ、周方向の最も低い部位に水が集まるようになっている。また、リップ部60Bの周方向の最も低い部位に切欠き60Cが形成されているので、シール部60の周方向の最も低い部位に集められた水が、切欠き60Cから排水される。これによって、アウトサイドドアハンドル200と収容部26との間に水が溜まることを抑制できるので、低温時のアウトサイドドアハンドル200の周囲の凍結を抑制できる。

0057

次に、本発明の第4実施形態について説明する。なお、第1乃至第3実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。

0058

図7に示すように、アウトサイドドアハンドル300では、操作部16の裏面16Bの周縁部に、周縁部に沿って1周する環状の壁部62が立設されている。この壁部62の裏面16Bからの高さは、一定となっている。

0059

また、ハンドルケース14の収容部26の上端部26Dは、開口26Aの外側へ略直角に曲げられ、ドアアウタパネル12の長穴12Bの開口縁部12Dは、車両下側へ略直角に曲げられており、収容部26の上端部26Dと長穴12Bの開口縁部12Dとは、間を空けて車両上下方向に対向している。

0060

ここで、収容部26の上端部26Dには、環状のシール部材64が接着等により取り付けられている。このシール部材64は、シール部64Aと、リップ部64Bとで構成されている。

0061

シール部64Aは、幅方向の断面形状がL字状となっている。シール部64の幅方向の一端側は収容部26の内壁の上端部に接合され、他端側は上端部26Dと開口縁部12Dとの隙間に挟み込まれており、パネル上面12Aと収容部26の上端部26Dとの隙間が、シール部64の幅方向の他端側によって、水密状態でシールされている。また、リップ部64Bは、シール部64Aの幅方向一端側から内径方向へ張り出し、非操作時に、壁部62の外周面に当接して、アウトサイドドアハンドル300と収容部26との間を水密状態でシールしている。

0062

次に、本実施形態による作用について説明する。

0063

本実施形態では、シール部材64によって、パネル上面12Aと収容部26の上端部26Dとの隙間、アウトサイドドアハンドル300と収容部26との間が水密状態でシールされる。即ち、近設された複数箇所を1部品でシールすることで、部品点数を削減し、コスト、組付け工数を低減している。

0064

以上、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、本実施形態では、アウトサイドドアハンドル10の操作部16の表面16Aを、パネル上面12Aと略面一としたが必須ではなく、パネル上面12Aに対して凹んでいても良く、突出していても良い。また、パネル上面12Aを略水平とすることは必須ではなく、水平面に対して傾斜していても良い。

図面の簡単な説明

0065

本発明の第1実施形態に係る自動車用ドアハンドル構造を備えるサイドドアを示す斜視図である。
本発明の第1実施形態に係る自動車用ドアハンドル構造を示す斜視図である。
本発明の第1実施形態に係る自動車用ドアハンドル構造を示す斜視図である。
図1の4−4断面図である。
本発明の第2実施形態に係る自動車用ドアハンドル構造を示す断面図である。
本発明の第3実施形態に係る自動車用ドアハンドル構造を示す断面図である。
本発明の第4実施形態に係る自動車用ドアハンドル構造を示す断面図である。

符号の説明

0066

10アウトサイドドアハンドル(ドアハンドル)
12サイドドアアウタパネル(ドアパネル)
12Aパネル上面
14ハンドルケース(ケース部材)
16 操作部
26D内壁(ドア内面)
28シャフト(回動軸)
48A外周面(ドアハンドルの周囲)
50シール部材
52 排水口
56A 外周面(ドアハンドルの周囲)
58 シール部材
60 シール部材
64 シール部材
64Aシール部
64Bリップ部
100 アウトサイドドアハンドル(ドアハンドル)
200 アウトサイドドアハンドル(ドアハンドル)
300 アウトサイドドアハンドル(ドアハンドル)
Rドアドック機構(ドアロック)

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