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技術 印刷装置、及び印刷装置による印刷方法

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 桑原祐樹
出願日 2006年9月11日 (14年3ヶ月経過) 出願番号 2006-245503
公開日 2008年3月21日 (12年9ヶ月経過) 公開番号 2008-062601
状態 未査定
技術分野 インクジェット(インク供給、その他) 付属装置、全体制御 ドットプリンター,その他
主要キーワード 小ローラ 印刷装置外 印刷総ページ数 ブロック回路 大ローラ 給紙用搬送路 所定処理 排出制御
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年3月21日)のものです。
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図面 (5)

課題

連続した頁の印刷情報に基づいてターゲット両面印刷を実行する場合に、ターゲットの表面及び裏面のいずれを印刷しているかを識別できる印刷装置、及び印刷装置による印刷方法を提供する。

解決手段

インクジェット式プリンタには、用紙に印刷すべき印刷情報を連続した頁の印刷情報として記憶すると共に、記憶されている印刷情報に基づいて用紙の表面及び裏面のいずれに印刷情報が印刷されるのかを判断するとともに、表面が印刷された用紙の裏面に対して印刷すべき印刷情報が存在する場合に、該用紙を反転させて両面印刷を実行する制御装置が設けられている。この制御装置は、用紙の表面が最終ページであると判断した場合に、該表面が印刷された用紙が反転して排出されるように、予め設定された所定処理を実行する。

概要

背景

従来、ターゲット一種である葉書両面印刷が可能な印刷装置として、例えば特許文献1に記載の印刷装置が提案されている。この特許文献1に記載の印刷装置では、葉書の表面に印刷される住所や氏名などに関する表側印刷情報と、裏面に印刷される定型文などに関する裏側印刷情報とが印刷されるべき印刷面の識別情報を付与された状態で記憶手段に記憶されるようになっている。そして、両面印刷時には、印刷装置の制御部により記憶手段から表側印刷情報と裏側印刷情報とがそれぞれ読み出され、葉書の表面に住所や氏名などが印刷された後、その葉書が印刷装置内表裏反転させられ、該葉書の裏面に定型文などが印刷された後、印刷済みの葉書が常に裏面を上側に向けた状態で印刷装置から排出されるようになっていた。
特開平7−78143号公報

概要

連続した頁の印刷情報に基づいてターゲットに両面印刷を実行する場合に、ターゲットの表面及び裏面のいずれを印刷しているかを識別できる印刷装置、及び印刷装置による印刷方法を提供する。インクジェット式プリンタには、用紙に印刷すべき印刷情報を連続した頁の印刷情報として記憶すると共に、記憶されている印刷情報に基づいて用紙の表面及び裏面のいずれに印刷情報が印刷されるのかを判断するとともに、表面が印刷された用紙の裏面に対して印刷すべき印刷情報が存在する場合に、該用紙を反転させて両面印刷を実行する制御装置が設けられている。この制御装置は、用紙の表面が最終ページであると判断した場合に、該表面が印刷された用紙が反転して排出されるように、予め設定された所定処理を実行する。

目的

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、連続した頁の印刷情報に基づいてターゲットに両面印刷を実行する場合に、ターゲットの表面及び裏面のいずれを印刷しているかを識別できる印刷装置、及び印刷装置による印刷方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ターゲット印刷すべき印刷情報を連続した頁の印刷情報として記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている前記印刷情報に基づいて前記ターゲットの表面及び裏面のいずれに印刷情報が印刷されるのかを判断するとともに、表面が印刷されたターゲットの裏面に対して印刷すべき印刷情報が存在する場合に、該ターゲットを反転させて両面印刷を実行する制御手段と、を備え、前記制御手段は、ターゲットの表面が最終ページであると判断した場合に、該表面が印刷されたターゲートが反転して排出されるように、予め設定された所定処理を実行する印刷装置

請求項2

前記制御手段には、表面が印刷されたターゲットを反転させると共に、表面及び裏面の両面が印刷されたターゲットを排出させる排出制御部と、ターゲットの表面が最終ページであると判断した場合に、前記所定処理として白紙ページからなる印刷情報を生成する白紙生成部と、が設けられており、前記排出制御部は、前記白紙生成部によって前記白紙ページからなる印刷情報が生成された場合に、該印刷情報に基づき、最終ページが表面に印刷されたターゲートを反転して排出させる請求項1に記載の印刷装置。

請求項3

ターゲットに印刷すべき印刷情報を連続した頁の印刷情報として記憶し、該印刷情報に基づいて前記ターゲットの表面及び裏面のいずれに印刷情報が印刷されるのかを判断するとともに、表面が印刷されたターゲットの裏面に対して印刷すべき印刷情報が存在する場合に、該ターゲットを反転させて両面印刷を実行する印刷装置による印刷方法において、ターゲットの表面が最終ページであると判断した場合には、予め設定された所定処理を実行することにより、最終ページが印刷されたターゲートを反転して排出するようにした印刷装置による印刷方法。

技術分野

0001

本発明は、印刷装置、及び印刷装置による印刷方法に関する。

背景技術

0002

従来、ターゲット一種である葉書両面印刷が可能な印刷装置として、例えば特許文献1に記載の印刷装置が提案されている。この特許文献1に記載の印刷装置では、葉書の表面に印刷される住所や氏名などに関する表側印刷情報と、裏面に印刷される定型文などに関する裏側印刷情報とが印刷されるべき印刷面の識別情報を付与された状態で記憶手段に記憶されるようになっている。そして、両面印刷時には、印刷装置の制御部により記憶手段から表側印刷情報と裏側印刷情報とがそれぞれ読み出され、葉書の表面に住所や氏名などが印刷された後、その葉書が印刷装置内表裏反転させられ、該葉書の裏面に定型文などが印刷された後、印刷済みの葉書が常に裏面を上側に向けた状態で印刷装置から排出されるようになっていた。
特開平7−78143号公報

発明が解決しようとする課題

0003

ところで、特許文献1に記載の印刷装置では、ターゲットの表面側に印刷すべき表側印刷情報と裏面側に印刷すべき裏側印刷情報とが予め識別された状態で記憶手段に記憶されている場合、両面印刷が実行可能に構成されている。ところが、表側印刷情報と裏側印刷情報とに識別されない状態で連続した頁の印刷情報が記憶手段に記憶されるような印刷装置であっては、両面印刷中にターゲットの表面及び裏面のいずれを印刷しているのかを識別できないという問題があった。

0004

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、連続した頁の印刷情報に基づいてターゲットに両面印刷を実行する場合に、ターゲットの表面及び裏面のいずれを印刷しているかを識別できる印刷装置、及び印刷装置による印刷方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、ターゲットに印刷すべき印刷情報を連続した頁の印刷情報として記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている前記印刷情報に基づいて前記ターゲットの表面及び裏面のいずれに印刷情報が印刷されるのかを判断するとともに、表面が印刷されたターゲットの裏面に対して印刷すべき印刷情報が存在する場合に、該ターゲットを反転させて両面印刷を実行する制御手段と、を備え、前記制御手段は、ターゲットの表面が最終ページであると判断した場合に、該表面が印刷されたターゲートが反転して排出されるように、予め設定された所定処理を実行する。

0006

この発明によれば、連続した頁の印刷情報に基づいた両面印刷が実行されている間に、ターゲットの表面及び裏面のいずれが印刷されているかが判断される。そして、最終ページがターゲットの表面に印刷されたと判断された場合、所定処理が実行されることにより、最終ページが表面に印刷されたターゲットは、表裏が反転された状態で印刷装置から排出される。したがって、連続した頁の印刷情報に基づいてターゲットに両面印刷を実行する場合に、ターゲットの表面及び裏面のいずれを印刷しているかを識別できるため、各ターゲットに対して両面印刷をページ順に行った場合に、そのページ順に各ターゲットをそれぞれ排出することができる。

0007

本発明の印刷装置において、前記制御手段には、表面が印刷されたターゲットを反転させると共に、表面及び裏面の両面が印刷されたターゲットを排出させる排出制御部と、ターゲットの表面が最終ページであると判断した場合に、前記所定処理として白紙ページからなる印刷情報を生成する白紙生成部と、が設けられており、前記排出制御部は、前記白紙生成部によって前記白紙ページからなる印刷情報が生成された場合に、該印刷情報に基づき、最終ページが表面に印刷されたターゲートを反転して排出させる。

0008

この発明によれば、最終ページがターゲットの表面に印刷されたと判断された場合には、白紙生成部により白紙ページからなる印刷情報が生成される。そして、この白紙ページからなる印刷情報が生成されたことにより、まだ印刷すべき印刷情報があるものと排出制御部に認識させ、印刷情報に含まれるコマンドに従って、該排出制御部に最終ページが表面に印刷されたターゲートを反転し、そのまま排出する。その結果、最終ページがターゲットの表面に印刷された場合に、該ターゲットを、その表裏を反転させた状態で印刷装置外に排出させることが可能になる。

0009

本発明の印刷装置による印刷方法は、ターゲットに印刷すべき印刷情報を連続した頁の印刷情報として記憶し、該印刷情報に基づいて前記ターゲットの表面及び裏面のいずれに印刷情報が印刷されるのかを判断するとともに、表面が印刷されたターゲットの裏面に対して印刷すべき印刷情報が存在する場合に、該ターゲットを反転させて両面印刷を実行する印刷装置による印刷方法において、ターゲットの表面が最終ページであると判断した場合には、予め設定された所定処理を実行することにより、最終ページが印刷されたターゲートを反転して排出するようにした。

0010

この発明によれば、連続した頁の印刷情報に基づいた両面印刷が実行されている間に、ターゲットの表面及び裏面のいずれが印刷されているかが判断される。そして、最終ページがターゲットの表面に印刷されたと判断された場合、所定処理が実行されることにより、最終ページが表面に印刷されたターゲットは、表裏が反転された状態で印刷装置から排出される。したがって、連続した頁の印刷情報に基づいてターゲットに両面印刷を実行する場合に、ターゲットの表面及び裏面のいずれを印刷しているかを識別できるため、各ターゲットに対して両面印刷をページ順に行った場合に、そのページ順に各ターゲットをそれぞれ排出することができる。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、本発明の印刷装置及び印刷装置による印刷方法を具体化した一実施形態を図1図4に従って説明する。なお、以下における本明細書中の説明において、「上下方向」、「左右方向」、「前後方向」は図1における上下方向、左右方向、前後方向をそれぞれ示すものとする。

0012

図1に示すように、本実施形態の印刷装置としてのインクジェット式プリンタ11は、略矩形箱状をなす本体ケース12を備えている。本体ケース12内の下部には、その長手方向に沿う左右方向に沿ってプラテン13が架設されている。プラテン13は、ターゲットとしての用紙Pを支持する支持台であって、本体ケース12の後壁外側に設けられた紙送りモータ14の駆動力に基づき、紙送り機構25(図2参照)が用紙Pを左右方向と直交する前後方向に沿って給送するようになっている。

0013

また、本体ケース12内においてプラテン13の上方にはガイド軸15が架設される。すなわち、キャリッジ16は左右方向に貫通形成された支持孔16aにガイド軸15が挿通されることにより、このガイド軸15の長手方向に沿って往復移動自在に支持されている。また、本体ケース12の後壁内面においてガイド軸15の両端部と対応する位置には、駆動プーリ17a及び従動プーリ17bが回転自在に支持されている。駆動プーリ17aにはキャリッジ16を往復移動させる際の駆動源となるキャリッジモータ18の出力軸が連結されるとともに、これら一対のプーリ17a,17b間には、キャリッジ16に連結された無端状のタイミングベルト17が掛装されている。したがって、キャリッジ16は、ガイド軸15にガイドされながら、キャリッジモータ18の駆動力により無端状のタイミングベルト17を介して左右方向に移動可能となっている。

0014

また、図1に示すように、キャリッジ16の下面側には、記録ヘッド19が設けられる一方、キャリッジ16上には記録ヘッド19に対してインクを供給するためのインクカートリッジ21が着脱可能に搭載されている。そして、このインクカートリッジ21内に収容されたインクは、図2に示すように、図示しない圧電素子の駆動により記録ヘッド19の下面にて構成されるノズル形成面19aに開口するノズル20に供給されるようになっている。

0015

次に、本実施形態の紙送り機構25について図2に基づき以下説明する。
図2に示すように、紙送り機構25には、紙送りモータ14の駆動によって正逆両方向に回転可能な駆動ローラ26と、該駆動ローラ26に従動して回転する従動ローラ27とからなる紙送りローラ対28が設けられ、駆動ローラ26は、紙送りモータ14によって正逆両方向に回転可能に構成されている。紙送りローラ対28は、記録ヘッド19よりも後側に配置されると共に、紙送りローラ対28よりも後側には、該紙送りローラ対28に向けて用紙Pを給送する用紙給送装置29が設けられている。また、紙送りローラ対28及び記録ヘッド19よりも前側には、印刷済みの用紙Pをインクジェット式プリンタ11外に排出するための排紙ローラ対30が設けられている。すなわち、駆動ローラ26が正方向に回転した場合、用紙給送装置29から給送された用紙Pは、排紙ローラ対30側に給送されるようになっている。

0016

用紙給送装置29には、紙送りモータ14の駆動に基づき回転する給紙ローラ31と、該給紙ローラ31に向けて用紙Pを付勢するホッパ32と、給紙ローラ31との間で用紙Pを挟圧することにより用紙P同士を分離させる分離パッド33とが設けられている。用紙Pを紙送りローラ対28側に給送する場合には、回転する給紙ローラ31に向けてホッパ32上の各用紙Pがホッパ32によって押圧され、分離パッド33によって一枚の用紙Pのみが紙送りローラ対28に向けて給送されるようになっている。

0017

排紙ローラ対30は、紙送りモータ14の駆動によって正逆両方向に回転可能な駆動ローラ34と、該駆動ローラ34に向けて付勢されている従動スターホイール35とから構成されている。そして、排紙ローラ対30は、駆動ローラ34が正方向に回転することにより、印刷済みの用紙Pをインクジェット式プリンタ11(本体ケース12)外に排出するようになっている。すなわち、ホッパ32、給紙ローラ31、紙送りローラ対28及び排紙ローラ対30により、給紙用搬送路36が形成されている。一方、駆動ローラ34が逆方向に回転した場合、印刷済みの用紙(表面側のみ印刷された用紙)Pは、本体ケース12内にバックフィードされるようになっている。

0018

また、紙送り機構25には、紙送りローラ対28よりも後側であって、且つ用紙給送装置29よりも下側の位置に反転ユニット37が設けられている。この反転ユニット37には、反転用大ローラ38と、該反転用大ローラ38よりも前側に配置された反転用小ローラ39とが設けられている。そして、反転ユニット37には、排紙ローラ対30の駆動ローラ34が逆方向に回転すると共に、紙送りローラ対28の駆動ローラ26が逆方向に回転した場合、印刷済みの用紙(表面側のみ印刷された用紙)Pが給送されてくるようになっている。そして、反転ユニット37では、用紙Pの表裏を反転させ、再び、紙送りローラ対28側に用紙Pを給送するようになっている。したがって、反転用小ローラ39及び反転用大ローラ38により、用紙Pの表裏を反転させつつ該用紙Pを再び紙送りローラ対28側に給送する反転用搬送路40が形成されている。

0019

次に、インクジェット式プリンタ11の電気的構成について図3に基づき以下説明する。
図3に示すように、インクジェット式プリンタ11は、制御手段としての制御装置50を備えている。そして、この制御装置50は、CPU51、ROM52、RAM53及びASIC(Application Specific IntegratedCircuit)54などを備えたデジタルコンピュータと、各装置を駆動させるための駆動回路(図示略)とを主体として構成されている。また、制御装置50は、インターフェース55を介して各種情報送受信が可能な状態でホストコンピュータ56に接続されている。

0020

ROM52には、各機構を制御するための制御プログラム(後述する両面印刷処理)などが記憶されている。また、RAM53には、インクジェット式プリンタ11の駆動中に適宜書き換えられる各種情報や、ホストコンピュータ56から受信した各種情報(例えば、印刷情報)などが記憶されるようになっている。この印刷情報には、複数ページ分の印刷情報がページ順に連続した状態で含まれている。したがって、本実施形態では、RAM53を備えた制御装置50が、用紙Pに印刷すべき印刷情報を連続した頁の印刷情報として記憶する記憶手段としても機能する。そして、制御装置50は、RAM53に記憶された印刷情報に基づき、紙送りモータ14、キャリッジモータ18及び上記圧電素子などを駆動させることにより、用紙Pに対して印刷を行うようになっている。

0021

次に、本実施形態の制御装置50が実行する各種処理ルーチンのうち給送された用紙Pに対して両面印刷を行う際に実行される両面印刷処理ルーチンについて図4に基づき以下説明する。

0022

さて、制御装置50は、所定周期毎(例えば、「0.01」秒毎)に両面印刷処理ルーチンを実行する。そして、両面印刷処理ルーチンにおいて、制御装置50は、ホストコンピュータ56から受信した情報に基づき、両面印刷を実行するか否かを判定する(ステップS10)。この判定結果が否定判定である場合、制御装置50は、片面印刷(表面側のみの印刷)を示す情報を受信したと判断し、両面印刷処理ルーチンを終了する。一方、ステップS10の判定結果が肯定判定である場合、制御装置50は、印刷情報を連続した頁の印刷情報(用紙Pに印刷すべき情報)をホストコンピュータ56から受信したか否かを判定する(ステップS11)。この判定結果が否定判定である場合、制御装置50は、両面印刷処理ルーチンを終了する。

0023

一方、ステップS11の判定結果が肯定判定である場合、制御装置50は、両面フラグBflgを「false 」にセットする(ステップS12)。この両面フラグBflgは、用紙Pの表面側に印刷を実行する際に(即ち、用紙Pの表面側に記録ヘッド19からインクを吐出させる際に)「false 」にセットされる一方、用紙Pの裏面に印刷を実行する際に「true」にセットされるフラグである。

0024

続いて、制御装置50は、両面フラグBflgが「false 」にセットされているか否かを判定する(ステップS13)。すなわち、制御装置50は、用紙Pの表面に印刷を行うか否かを判定する。ステップS13の判定結果が肯定判定(Bflg=「false 」)である場合、制御装置50は、紙送りモータ14を駆動させることにより、給紙ローラ31を回転させると共に、紙送りローラ対28の駆動ローラ26及び排紙ローラ対30の駆動ローラ34を共に正方向に回転させる(ステップS14)。すなわち、制御装置50は、給紙用搬送路36を介して用紙Pを給送させる。続いて、制御装置50は、Bflgを「true」にセットし(ステップS15)、その処理を後述するステップS18に移行する。

0025

一方、ステップS13の判定結果が否定判定(Bflg=「true」)である場合、制御装置50は、紙送りモータ14を駆動させることにより、紙送りローラ対28の駆動ローラ26及び排紙ローラ対30の駆動ローラ34を共に逆方向に回転させると共に、反転用小ローラ39及び反転用大ローラ38を回転させる(ステップS16)。すなわち、制御装置50は、反転用搬送路40を介して用紙Pを給送させる。そして、制御装置50は、両面フラグBflgを「false 」にセットし(ステップS17)、その処理を後述するステップS18に移行する。

0026

ステップS18において、制御装置50は、用紙Pに対して印刷を実行させると共に、印刷が完了した用紙Pを本体ケース12外に排出させるようにする。すなわち、制御装置50は、紙送りローラ対28の駆動ローラ26及び排紙ローラ対30の駆動ローラ34を共に正方向に回転させつつ、記録ヘッド19からのインクの吐出によって用紙Pに対して印刷を実行する。そして、制御装置50は、1ページの印刷が終了したか否かを判定する(ステップS19)。この判定結果が否定判定である場合、制御装置50は、1ページの印刷が未だ実行中であるものと判断し、ステップS19の判定結果が肯定判定になるまで該ステップS19の判定処理を繰り返し実行する。

0027

一方、ステップS19の判定結果が肯定判定になった場合、制御装置50は、1ページの印刷が終了したと判断し、RAM53に記憶されている印刷情報に基づく印刷が終了したか否かを判断する(ステップS20)。この判定結果が否定判定である場合、制御装置50は、未だ印刷が終了していないものと判断し、その処理をステップS13に移行する。一方、ステップS20の判定結果が肯定判定である場合、制御装置50は、両面フラグBflgが「false 」にセットされているか否かを判定する(ステップS21)。すなわち、制御装置50は、RAM53に記憶されている印刷情報に基づく最後のページの印刷が用紙Pの裏面側に実行されたか否か、即ち印刷データに基づく最後のページが偶数ページであるか否かを判定する。

0028

そして、ステップS21の判定結果が否定判定(Bflg=「true」)である場合、RAM53に記憶されている印刷情報に基づく印刷の最終ページが奇数であると判断し、予め設定された所定処理として、擬似印刷情報(即ち、白紙のページを挿入させるための情報)を生成して該擬似印刷情報をRAM53に記憶させる(ステップS22)。そして、制御装置50は、その処理をステップS13に移行する。一方、ステップS21の判定結果が肯定判定(Bflg=「false 」)である場合、制御装置50は、両面印刷処理ルーチンを終了する。

0029

なお、本実施形態では、制御装置50のうちASIC54が、紙送り機構25の駆動を制御している。すなわち、上記両面印刷処理ルーチンのステップS14及びステップS16は、ASIC54が実行する。また、制御装置50のうちCPU51が、白紙ページの擬似印刷情報の生成を行っている。そのため、最終ページが用紙Pの表面に印刷された場合、CPU51は、白紙ページの擬似印刷情報を生成し、該擬似印刷情報をASIC54側に出力する。そして、擬似印刷情報を入力したASIC54は、まだ印刷すべき印刷情報があるものと認識し、用紙Pを反転させ、擬似印刷情報に含まれるコマンド(排紙コマンド)に従って、用紙Pを排出させるように、紙送り機構25の駆動を制御する。したがって、本実施形態では、ASIC54が、排出制御部として機能すると共に、CPU51が、白紙生成部として機能する。

0030

次に、用紙Pに対して両面印刷を実行する際の作用について以下説明する。なお、ホストコンピュータ56側から5ページ分の印刷情報を制御装置50が受信したものとする。
さて、ホストコンピュータ56側から5ページ分の印刷情報が制御装置50内に送信されると、インクジェット式プリンタ11では、両面印刷が開始される。まず、用紙給送装置29の駆動が開始されると共に、該紙送りローラ対28の駆動ローラ26及び排紙ローラ対30の駆動ローラ34が共に正方向に回転し始める。すると、用紙給送装置29からは、1枚の用紙Pが紙送りローラ対28に給送され、この用紙Pは、紙送りローラ対28によって記録ヘッド19の直下位置まで搬送される。そして、記録ヘッド19からインクが吐出されることにより、用紙Pの表面に対して印刷が行われる。

0031

そして、1枚目の用紙Pの表面側に対する印刷が終了すると、紙送りローラ対28の駆動ローラ26及び排紙ローラ対30の駆動ローラ34が共に逆方向に回転し始め、用紙Pが本体ケース12内にバックフィードされる。すると、この用紙Pは、反転ユニット37に案内され、紙送りローラ対28の駆動ローラ26及び排紙ローラ対30の駆動ローラ34が共に正方向に回転し初める。そして、反転ユニット37において、用紙Pは、その表裏が反転され、紙送りローラ対28側に再び給送される。

0032

すると、今度は、用紙Pは、その裏面側が記録ヘッド19のノズル形成面19aに対向するように排紙ローラ対30に向けて給送される。その間に、用紙Pの裏面には、2ページ目の印刷が実行され、該印刷が終了すると、本体ケース12外に排出される。

0033

続いて、用紙給送装置29、紙送りローラ対28及び排紙ローラ対30の駆動に基づいて、2枚目の用紙Pは、その表面が記録ヘッド19のノズル形成面19aに対向するように給送され、3ページ目の印刷が実行される。その後、この2枚目の用紙Pは、本体ケース12内にバックフィードされ、反転ユニット37にて表裏が反転される。そして、この用紙Pは、その裏面が上側を向いた状態で紙送りローラ対28側に給送される結果、その裏面側に4ページ目の印刷が実行され、印刷終了後に本体ケース12外に排出される。なお、2枚目の用紙Pは、1枚目の用紙Pと同様に、その表面が下側を向いた状態で本体ケース12外に排出される。すなわち、各用紙Pは、1ページ目から4ページ目までが連続した状態で本体ケース12外に排出されたことになる。

0034

さらに、用紙給送装置29、紙送りローラ対28及び排紙ローラ対30の駆動に基づいて、3枚目の用紙Pは、その表面が記録ヘッド19のノズル形成面19aに対向するように給送され、5ページ目の印刷が実行される。その後、この3枚目の用紙Pは、連続した頁の印刷情報に基づく印刷の最終ページが奇数であるため、ホストコンピュータ56から受信した印刷情報に基づいた印刷が終了しても、本体ケース12内にバックフィードされる。その間に、制御装置50内では、白紙ページを作成するために擬似印刷情報が生成される。すなわち、印刷総ページ数偶数となるように、所定処理(両面印刷処理におけるステップS22)が実行される。

0035

そして、本体ケース12内にバックフィードされた用紙Pは、反転ユニット37にて表裏が反転され、その裏面側に6ページ目として擬似印刷される。すなわち、最終ページとなる6ページ目には、白紙ページが挿入される。そして、3枚目の用紙Pは、1枚目や2枚目の用紙Pと同様に、その表面が下側を向いた状態で本体ケース12外に排出される。すなわち、各用紙Pは、1ページ目から5ページ目までが連続した状態で本体ケース12外に排出されたことになる。

0036

したがって、本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(1)連続した頁の印刷情報に基づいた両面印刷が実行されている間に、両面フラグBflgが「true」又は「false 」にセットされているかを確認することにより、用紙(ターゲット)Pの表面及び裏面のいずれが印刷されているかを判断できる。また、連続した頁の印刷情報に基づく最終ページが用紙Pの表面に印刷されたと判断された場合、所定処理(ステップS22)が実行されることにより、最終ページが表面に印刷された用紙Pは、表裏が反転された状態でインクジェット式プリンタ(印刷装置)11から排出される。すなわち、最終ページが印刷された用紙Pは、該用紙Pが印刷される以前に印刷された用紙Pと同様に、その表面側が下側を向いた状態で、インクジェット式プリンタ11から排出される。したがって、各用紙Pに対して両面印刷をページ順に行った場合に、そのページ順に各用紙Pをそれぞれ排出することができる。

0037

(2)最終ページが用紙(ターゲット)Pの表面に印刷されたと判断された場合、CPU(白紙生成部)51は、白紙ページの擬似印刷情報を生成し、該擬似印刷情報をASIC(排出制御部)54に出力する。そして、擬似印刷情報がASIC54に入力された場合、ASIC54は、まだ印刷すべき印刷情報があるものと認識し、最終ページが表面に印刷された用紙Pを反転させ、擬似印刷情報に含まれる排紙コマンドに従って、印刷を行うことなく排出させるように、紙送り機構25の駆動を制御する。その結果、最終ページが用紙Pの表面に印刷された場合に、該用紙Pを、その表裏を反転させた状態で本体ケース12外に排出させることができる。

0038

なお、上記実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・上記実施形態において、制御装置50を、ASIC54が白紙生成部として機能すると共に、CPU51が排出制御部として機能するように構成してもよい。

0039

・上記実施形態において、CPU51が実行するタスク(処理)として、擬似印刷情報を生成するためのタスクと、紙送り機構25の駆動を制御するためのタスクとを設けるようにしてもよい。この場合、CPU51が、白紙生成部及び排出制御部として機能することになる。

0040

・上記実施形態において、両面印刷処理におけるステップS22では、所定処理として、白紙ページを作成するように擬似印刷情報を生成するのではなく、最終ページに「印刷終了」という文字が印刷されるような処理を行ってもよい。

0041

・上記実施形態において、印刷装置は、レーザー光を利用して感光体トナー黒炭の粉)を付着させ、それを熱と圧力で用紙に転写して印刷を行なう、所謂レーザプリンタに具体化してもよい。

図面の簡単な説明

0042

本実施形態におけるインクジェット式プリンタの内部を示す概略斜視図。
本実施形態における紙送り機構の概略側断面図
本実施形態における電気的構成を示すブロック回路図。
本実施形態における両面印刷処理ルーチンを示すフローチャート

符号の説明

0043

11…インクジェット式プリンタ(印刷装置)、50…制御装置(記憶手段、制御手段)、51…CPU(白紙生成部)、54…ASIC(排出制御部)、P…用紙(ターゲット)。

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