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図面 (4)

課題

車両操作を適切に行うこと。

解決手段

車両用制御装置10は、ブレーキペダル4の踏込み操作を検出する踏込み操作検出手段5と、ブレーキペダル4の踏込み操作の負荷を検出する負荷検出手段11と、踏込み操作と異なる車両操作を検出する車両操作検出手段7と、踏込み操作検出手段5により検出された踏込み操作に基づいて、車両を制御する制御手段3と、を備えている。負荷検出手段11により検出された踏込み操作の負荷が所定負荷以上となるとき、制御手段3は、車両操作検出手段7により検出された車両操作に基づいて、車両を制御する。

概要

背景

従来、エンジン停止状態において、ブレーキペダルが踏み込まれたと判断するとスタータ電源スタータ導通される位置まで可動部の進入を可能とし、エンジン始動を可能にするプッシュスタートスイッチが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−324469号公報

概要

車両操作を適切に行うこと。車両用制御装置10は、ブレーキペダル4の踏込み操作を検出する踏込み操作検出手段5と、ブレーキペダル4の踏込み操作の負荷を検出する負荷検出手段11と、踏込み操作と異なる車両操作を検出する車両操作検出手段7と、踏込み操作検出手段5により検出された踏込み操作に基づいて、車両を制御する制御手段3と、を備えている。負荷検出手段11により検出された踏込み操作の負荷が所定負荷以上となるとき、制御手段3は、車両操作検出手段7により検出された車両操作に基づいて、車両を制御する。

目的

本発明はこのような課題を解決するためのものであり、車両操作を適切に行うことを主たる目的とする。

効果

実績

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請求項1

ブレーキペダル踏込み操作を検出する踏込み操作検出手段と、前記ブレーキペダルの踏込み操作の負荷を検出する負荷検出手段と、前記踏込み操作と異なる車両操作を検出する車両操作検出手段と、前記踏込み操作検出手段により検出された前記踏込み操作に基づいて、車両を制御する制御手段と、を備える車両用制御装置であって、前記負荷検出手段により検出された前記踏込み操作の負荷が所定負荷以上となるとき、前記制御手段は、前記車両操作検出手段により検出された前記車両操作に基づいて、前記車両を制御する、ことを特徴とする車両用制御装置。

請求項2

請求項1記載の車両用制御装置であって、前記ブレーキペダルの踏込みを、内部に供給される負圧を用いて補助するブレーキブースタ手段を更に備え、前記車両操作検出手段は、パーキングブレーキの操作を検出し、前記負荷検出手段は、前記ブレーキブースタ手段の内部の負圧を検出し、前記負荷検出手段により検出された前記ブレーキブースタ手段の負圧が所定圧以下のとき、前記制御手段は、前記車両操作検出手段により検出された前記パーキングブレーキの操作に基づいて、前記車両のエンジン始動させる制御を行う、ことを特徴とする車両用制御装置。

請求項3

請求項2記載の車両用制御装置であって、前記エンジンを始動させるための押圧操作が可能なプッシュ式スイッチを更に備え、前記車両操作検出手段により前記パーキングブレーキの操作が検出され、かつ、前記プッシュ式スイッチが前記押圧操作されたとき、前記制御手段は前記エンジンを始動させる制御を行うことを特徴とする車両用制御装置。

請求項4

請求項2又は3記載の車両用制御装置であって、前記負荷検出手段により検出された前記ブレーキブースタ手段の負圧が所定圧以下となるとき、前記パーキングブレーキの操作に基づいて、前記エンジンを始動させる制御を行う旨を報知する報知手段を更に備える、ことを特徴とする車両用制御装置。

技術分野

0001

本発明は、例えば、ブレーキペダル踏込みに基づいて、車両機器を制御する車両用制御装置に関する。

背景技術

0002

従来、エンジン停止状態において、ブレーキペダルが踏み込まれたと判断するとスタータ電源スタータ導通される位置まで可動部の進入を可能とし、エンジン始動を可能にするプッシュスタートスイッチが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−324469号公報

発明が解決しようとする課題

0003

上記従来のプッシュスタートスイッチにおいては、エンジンを始動させるためにブレーキペダルを踏込むことが必要となる。しかしながら、例えば、ブレーキペダルの踏込みを補助するためのブレーキブースタ内の負圧又はモータ電力不足している場合、ブレーキペダルに対して十分な補助力が付加されない虞がある。この場合、ブレーキペダルが重くなり、ユーザはブレーキペダルの踏込みを適切に行えなくなり、エンジンの始動等の車両操作が困難となる虞がある。

0004

本発明はこのような課題を解決するためのものであり、車両操作を適切に行うことを主たる目的とする。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するための本発明の一態様は、
ブレーキペダルの踏込み操作を検出する踏込み操作検出手段と、
前記ブレーキペダルの踏込み操作の負荷を検出する負荷検出手段と、
前記踏込み操作と異なる車両操作を検出する車両操作検出手段と、
前記踏込み操作検出手段により検出された前記踏込み操作に基づいて、車両を制御する制御手段と、を備える車両用制御装置であって、
前記負荷検出手段により検出された前記踏込み操作の負荷が所定負荷以上となるとき、前記制御手段は、前記車両操作検出手段により検出された前記車両操作に基づいて、前記車両を制御する、ことを特徴とする車両用制御装置である。

0006

この一態様によれば、負荷検出手段により検出された踏込み操作の負荷が所定負荷以上となり負荷が高いとき、制御手段は、車両操作検出手段により検出された車両操作に基づいて、車両を制御する。これにより、車両操作を適切に行うことができる。

0007

この一態様において、前記ブレーキペダルの踏込みを、内部に供給される負圧を用いて補助するブレーキブースタ手段を更に備え、
前記車両操作検出手段は、パーキングブレーキの操作を検出し、
前記負荷検出手段は、前記ブレーキブースタ手段の内部の負圧を検出し、
前記負荷検出手段により検出された前記ブレーキブースタ手段の負圧が所定圧以下のとき、前記制御手段は、前記車両操作検出手段により検出された前記パーキングブレーキの操作に基づいて、前記車両のエンジンを始動させる制御を行ってもよい。ブレーキブースタ手段の負圧が所定圧以下となり、低くなると踏込み操作の負荷が高くなる。したがって、制御手段は、車両操作検出手段により検出されたパーキングブレーキの操作に基づいて、車両のエンジンを始動させる制御を行うことで、エンジンを確実に始動させることができる。

0008

この一態様において、前記エンジンを始動させるための押圧操作が可能なプッシュ式スイッチを更に備え、
前記車両操作検出手段により前記パーキングブレーキの操作が検出され、かつ、前記プッシュ式スイッチが前記押圧操作されたとき、前記制御手段は前記エンジンを始動させる制御を行ってもよい。

0009

この一態様において、前記負荷検出手段により検出された前記ブレーキブースタ手段の負圧が所定圧以下となるとき、前記パーキングブレーキの操作に基づいて、前記エンジンを始動させる制御を行う旨を報知する報知手段を更に備えていてもよい。この報知により、ブレーキブースタ手段の負圧が所定圧以下となり、低くなるとき、ブレーキペダルの踏込み操作の替わりに、パーキングブレーキの操作により、エンジン始動が可能となることを、ユーザは確実に認識できる。したがって、より確実にエンジンを始動させることができる。

発明の効果

0010

本発明によれば、車両操作を適切に行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。

0012

図1は、本発明の一実施例に係る車両用制御装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。本実施例に係る車両用制御装置10は、車両の各車輪制動力を付加するブレーキ装置1と、エンジン2を制御するエンジンECU(制御手段)3と、を備えている。

0013

ブレーキ装置1は、例えば、各車輪と共に回転するブレーキロータに対してブレーキパッド摩擦接触させることで、各車輪に制動力を付加する周知のディスク式ブレーキ装置である。なお、ブレーキ装置1は、上述の如く、前輪及び後輪共に上記ディスク式ブレーキ装置としているが、前輪に上記ディスク式ブレーキ装置とし、後輪を周知のドラム式ブレーキ装置とした構成であってもよい。また、ディスク式ブレーキ装置及びドラム式ブレーキ装置の構造及び作用について、上述の如く周知である為、詳細な説明は省略する。

0014

通常の走行時において、ブレーキ装置1は、例えば、ブレーキペダル4の踏込み量に応じて、車輪に付加する制動力を可変させる。例えば、ブレーキペダル4の踏込み量が増加するに従って、ブレーキロータに対するブレーキパッドの押圧力が増加し、車輪の制動力が増加する。

0015

ブレーキペダル4は、一端が車両床面に固定され、他端が揺動可能となっている。ブレーキペダル4には、ブレーキペダル4の踏込みに応じて、オン状態又はオフ状態切り替わるオンオフ切替式のストップランプスイッチ(踏込み操作検出手段)5が配設されている。

0016

ストップランプスイッチ5は、例えば、ブレーキペダル4が踏み込まれると(例えば、所定量以上(1〜5度以上)踏み込まれると)、オン状態となりオン信号をエンジンECU3に対して出力する。一方、ストップランプスイッチ5は、ブレーキペダル4が踏み込まれていないときオフ状態となり、オフ信号をエンジンECU3に対して出力する。

0017

なお、ストップランプスイッチ5は、車両の制動時にストップランプ点灯させる為のスイッチであるが、ブレーキペダル4の踏込みだけを検出する専用のスイッチを配設する構成であってもよい。

0018

また、ブレーキ装置1には、車両駐車時に操作されるパーキングレバー6がワイヤを介して接続されている。パーキングレバー6は、例えば、一端が車両に固定され他端が揺動可能になっている。

0019

車両の駐車時において、ブレーキ装置1は、パーキングレバー6の操作量に応じて、車輪に付加する制動力を変化させる。例えば、パーキングレバー6の操作量が増加するに従って、ブレーキロータに対するブレーキパッドの押圧力が増加し、車輪の制動力が増加する。

0020

パーキングレバー6には、パーキングレバー6の操作に応じて、オン状態又はオフ状態に切り替わるオン/オフ切替式のPKBスイッチ(車両操作検出手段)7が配設されている。

0021

PKBスイッチ7は、パーキングレバー6が操作されると(例えば、所定量以上(1〜5度以上)操作されると)、オン状態となり、オン信号をエンジンECU3に対して出力する。一方、PKBスイッチ7は、パーキングレバー6が操作されていないときにオフ状態となり、オフ信号をエンジンECU3に対して出力する。

0022

ブレーキペダル4には、運転者のブレーキペダル4の踏込みを補助する周知のブレーキブースタ装置(例えば、真空式倍力装置)8が連結されている。ブレーキブースタ装置(ブレーキブースタ手段)8は、当該装置8の内部に供給される負圧を用いて、ブレーキペダル4の踏込みを補助するための補助力を発生させる。この補助力がブレーキペダル4に付加されることで、運転者によるブレーキペダル4の踏込みが軽減される。

0023

ブレーキブースタ装置8には、エンジン2により駆動され、負圧を発生させる負圧ポンプ9が接続されている。負圧ポンプ9は、ブレーキブースタ装置8の内部に負圧を供給する。

0024

なお、エンジン2の駆動中において、負圧ポンプ9はエンジン2により駆動される為、負圧をブレーキブースタ装置8に対して安定的に供給することができる。したがって、ブレーキブースタ装置8は、安定的に、ブレーキペダル4に対する踏込みの補助力を付加することができる。

0025

一方、エンジン2の停止時において、負圧ポンプ9は停止状態となる為、負圧を発生させることができない。したがって、ブレーキブースタ装置8は、当該装置8内部に残存している負圧を利用して、ブレーキペダル4に対する踏込みの補助力を付加する。

0026

なお、ブレーキブースタ装置8には、当該装置8内部の負圧を検出するため負圧センサ(負荷検出手段)11が配設されている。負圧センサ11はエンジンECU3に接続されており、検出したブレーキブースタ装置8内部の負圧をエンジンECU3に対して送信する。

0027

エンジンECU3は、エンジン2の始動制御および停止制御を含むエンジン制御を行う。

0028

なお、エンジンECU(Electronic Control Unit、電子制御装置)3は、マイクロコンピュータから構成されており、制御、演算プログラムに従って各種処理を実行すると共に、当該装置10の各部を制御するCPU(Central Processing Unit)、CPUの実行プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、演算結果等を格納する読書き可能なRAM(Random Access Memory)、タイマカウンタ入力インターフェイス出力インターフェイス等を有している。

0029

エンジンECU3には、エンジン2を始動又は停止させるためのプッシュ式スイッチ12が接続されている。プッシュ式スイッチ12は、例えば、運転席近傍インパネに配設され、運転者により押圧操作が可能なスイッチである。プッシュ式スイッチ12は、ユーザによる押圧操作に応じた操作信号をエンジンECU3に対して送信する。エンジンECU3は、プッシュ式スイッチ12から送信された操作信号に基づいて、例えば、上記エンジン2を始動又は停止させる制御を行う。

0030

エンジンECU3には、自動変速装置オートマチックトランスミッション装置AT)13の変速位置シフトレバーの位置)を検出するポジションセンサ14が接続されている。ポジションセンサ14は、自動変速装置13の変速位置(例えば、パーキング位置P、ニュートラル位置N、バック位置R、ドライブ位置D)を検出し、エンジンECU3に対して送信する。

0031

エンジンECU3は、所定の条件が満たされると、エンジン2の始動制御を開始させる。例えば、エンジンECU3は、ストップランプスイッチ5からオン信号を受信し、かつ、ポジションセンサ14により検出された自動変速装置13の変速位置がパーキング位置P又はニュートラル位置Nであると判断したとき、プッシュ式スイッチ12からの操作信号に基づいて、エンジン2の始動制御を開始させる。

0032

なお、エンジンECU3は、プッシュ式スイッチ12からの操作信号に基づいて、車両電源の状態を遷移させる。例えば、車両電源がオフ状態において、プッシュ式スイッチ12が1回押圧操作されると、エンジンECU3は、車両電源がオフ状態からACCアクセサリ)状態となるように遷移させる。このACC状態において、プッシュ式スイッチ12がさらに1回押圧操作されると、エンジンECU3は車両電源がACC状態からIG(イグニッション)状態となるように遷移させる。このIG状態において、プッシュ式スイッチ12が更に1回押圧操作されると、エンジンECU3は、スタータモータ15を始動させて、エンジン2の始動制御を行う。

0033

なお、車両電源がACC状態とは、例えば、車両のACC機器エアコン装置オーディオ装置等)に電力が供給される状態である。また、IG状態とは、例えば、ACC機器に加えて、車両の制御装置(ABS装置、VSC装置等)に電力が供給される状態である。さらに、車両電源がオフ状態とは、例えば、上記ACC機器及び車両の制御装置に電力が供給されない状態である。また、上記車両電源の状態の遷移は、車両電源を制御する電源ECUにより制御される構成であってもよい。

0034

ところで、エンジン停止状態において、ユーザが運転席着座した状態で、運転席の位置を合わせる為にブレーキペダル4が複数回、踏み込まれることがある。これにより、ブレーキブースタ装置8内部の負圧が低下し、ブレーキペダル4の踏込みに対して補助力が十分に付加されなくなる為、ブレーキペダル4が重くなることがある。このとき、ユーザは、エンジン2を始動させるべく、上述の如く、ブレーキペダル4を踏み込むと、ストップランプスイッチ5をオン状態にすることが困難となることがある。特に、踏込み力が弱い高齢者女性のユーザには、ブレーキペダル4を踏み込み、ストップランプスイッチ5をオン状態にするのが困難となり得る。

0035

そこで、本実施例に係る車両用制御装置10において、ブレーキブースタ装置8内の負圧が所定圧以下となり、ブレーキペダル4の踏込み操作の負荷が高くなったと判断されたとき、PKBスイッチ7からのオン信号に基づいて、エンジン2の始動制御を開始させる。これにより、上記ブレーキペダル4の踏込み操作が不要となるため、運転者の操作負担が軽減され、さらに、エンジン2を確実に始動させることができる。

0036

図2は、本実施例に係る車両用制御装置10の制御処理フローの一例を示すフローチャートである。なお、図2に示す制御処理フローは、所定の微少時間毎に繰り返し実行される。

0037

例えば、エンジン停止状態において、ブレーキペダル4が運転者により複数回踏み込まれる場合を想定する。エンジンECU3は、ブレーキブースタ装置8の負圧センサ11により検出された負圧が所定圧力以下となり、ブレーキペダル4の踏込み操作の負荷が高くなったか否かを判断する(S100)。

0038

ここで、ブレーキペダル4の踏込み操作の負荷が高くなったと判断される上記所定圧力(負圧)は、予め実験的に求められ(例えば、被験者による評価試験等により求められ)、エンジンECU3のROMに記憶されている。

0039

エンジンECU3は、ブレーキペダル4の踏込み操作の負荷が高くなったと判断すると(S100のYes)、PKBスイッチ7からオン信号を受信しているか否かを判断する(S110)。

0040

エンジンECU3は、PKBスイッチ7からオン信号を受信していると判断すると(S110のYes)、ポジションセンサ14により検出された自動変速装置13の変速位置がパーキング位置P又はニュートラル位置Nであるか否かを判断する(S120)。一方、エンジンECU3は、PKBスイッチ7からオン信号を受信していないと判断すると(S110のNo)、本制御処理ルーチンを終了する。

0041

エンジンECU3は、ポジションセンサ14により検出された自動変速装置13の変速位置がパーキング位置P又はニュートラル位置Nであると判断すると(S120のYes)、プッシュ式スイッチ12からの操作信号に基づいて、エンジン2を始動させる(S130)。一方、エンジンECU3は、ポジションセンサ14により検出された自動変速装置13の変速位置がパーキング位置P及びニュートラル位置Nでないと判断すると(S120のNo)、本制御処理のルーチンを終了する。

0042

エンジンECU3は、ブレーキペダル4の踏込み操作の負荷が高くなっていないと判断すると(S100のNo)、ストップランプスイッチ5からオン信号を受信しているか否かを判断する(S140)。

0043

エンジンECU3は、ストップランプスイッチ5からオン信号を受信していると判断すると(S140のYes)、上記(S120)の処理に移行する。一方、エンジンECU3は、ストップランプスイッチ5からオン信号を受信していないと判断すると(S140のNo)、本制御処理のルーチンを終了する。

0044

以上、本実施例に係る車両用制御装置10において、エンジンECU3は、ブレーキペダル4の踏込み操作の負荷が高くなったと判断すると、PKBスイッチ7からオン信号に基づいて、エンジン2の始動制御を行う。これにより、ブレーキペダル4の踏込み操作の負荷が高くなり、踏込み操作が困難となった場合でも、パーキングレバー6を操作して、PKBスイッチ7からオン信号を出力させることで、エンジン2を確実に始動させることができる。すなわち、運転者の操作負担を軽減し、車両操作を適切に行うことができる。

0045

以上、本発明を実施するための最良の形態について一実施例を用いて説明したが、本発明はこうした一実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上述した一実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。

0046

上記一実施例において、エンジンECU3により、ブレーキペダル4の踏込み操作の負荷が高くなったと判断されると(S100のYes)、パーキングレバー6の操作に基づいて、エンジン2を始動させる制御を行う旨を、報知装置(報知手段)21により報知してもよい(図3)。

0047

例えば、車両に搭載されるディスプレイ装置21aにより、「パーキングレバー6の操作に基づいて、エンジン2を始動させる制御を行う旨」を表示させてもよく、スピーカ21bにより、上記旨を音声出力してもよい。これにより、ユーザは、ブレーキペダル4の踏込み操作の代替えであるパーキングレバー6の操作を、上記報知装置21によって確実に認識することができ、車両操作をより適切に行うことができる。

0048

上記一実施例において、手動のパーキングレバー6によりブレーキ装置1が駆動される構成であるが、EPBスイッチ22の操作に基づいて、電動モータにより駆動されるブレーキ装置23にも適用可能である(図3)。EPB(パーキングブレーキ)スイッチ22がオン状態にされると、ブレーキ装置23は、所定の制動力を各車輪に付加する。さらに、EPBスイッチ22は、オン信号をエンジンECU3に出力する。エンジンECU3は、PKBスイッチ7からのオン信号又はオフ信号の替わりに、EPBスイッチ22からのオン信号又はオフ信号に基づいて、上述の各処理を行う。

0049

上記一実施例において、負圧ポンプからブレーキブースタ装置の内部へ負圧が供給されているが、エンジン2のインテークマニホールド2aからブレーキブースタ装置8の内部へ負圧が供給される構成であってもよい(図3)。なお、インテークマニホールド2aは、エンジン2内部へ吸入空気を導入する際に上記負圧を発生させる。

0050

上記一実施例において、ブレーキペダル4に対してブレーキブースタ装置8により補助力を付加する構成が適用されているが、ブレーキペダル4に対して電動モータにより補助力を付加する構成にも適用可能である。例えば、車両のバッテリ電圧が低下し、電動モータによる補助力を十分に付加できない為、ブレーキペダル4の踏込み操作の負荷が高くなり、踏込み操作が困難となることがある。この場合でも、パーキングレバー6を操作して、PKBスイッチ7からオン信号を出力させることで、エンジン2を確実に始動させることができる。

0051

上記一実施例において、エンジン2を始動させる制御に適用されているが、これに限られず、エンジン2を停止させる制御にも適用可能であり、任意の車両制御に適用可能である。また、車両電源の状態をオフ状態、ACC状態又はIG状態に変遷させる場合にも適用可能である。

0052

上記一実施例において、PKBスイッチ7からのオン信号に基づいて、エンジン2の始動制御を行っているが、これに限られず、シートの位置を調整するシートスイッチ等の車両の配設される任意のスイッチ操作に基づいて、エンジン2の始動制御を行ってもよい。

0053

本発明は、例えば、ブレーキペダルの踏込みに基づいて、車両機器を制御する車両用制御装置に利用できる。搭載される車両の外観、重量、サイズ、走行性能等は問わない。

図面の簡単な説明

0054

本発明の一実施例に係る車両用制御装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。
本発明の一実施例に係る車両用制御装置の制御処理フローの一例を示すフローチャートである。
本発明の一実施例に係る車両用制御装置の他のシステム構成の一例を示すブロック図である。

符号の説明

0055

1ブレーキ装置
2エンジン
3 エンジンECU
4ブレーキペダル
5ストップランプスイッチ
7PKBスイッチ
8ブレーキブースタ装置
10車両用制御装置
11負圧センサ
12プッシュ式スイッチ
21 報知装置

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