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技術 櫛状ブラシを備えたエスカレータ、そのようなエスカレータの踏み段用櫛状物、およびエスカレータを最新化する方法

出願人 インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト
発明者 トーマス・イレデイツツミヒヤエル・マタイスル
出願日 2007年8月21日 (13年4ヶ月経過) 出願番号 2007-214396
公開日 2008年3月13日 (12年9ヶ月経過) 公開番号 2008-056491
状態 特許登録済
技術分野 エスカレータ,移動歩道
主要キーワード チェーン歯車 駆動ステーション 静止プレート 移送用チェーン ばね張力 反転ステーション 縁要素 反転カム
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年3月13日)のものです。
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図面 (6)

課題

従来技術の欠点を有さない、本質的に動作の安全性を高め、耐用期間を著しく延ばし、かつ簡単に製造することのできるエスカレータを作り出す。

解決手段

本発明は、状の歯(5)をそれぞれに備える踏み段用櫛状物(2)またはパレット用櫛状物を有する、踏み段(1)を備えたエスカレータまたはパレット(1)を備えた動く歩道に関する。ここでは踏み段用櫛状物(2)またはパレット用櫛状物の櫛状ブラシ(3、3’)が、櫛状の歯(5)と概ね平行な方向で配置される。

概要

背景

本発明は、エスカレータおよび動く歩道に同等に適用することができる。

通常のエスカレータの踏み段は、2本の移送用チェーンに固定され、それらと共に、エスカレータの両端部にある1対の移送用チェーン輪の上を走行するエンドレス循環踏み段帯を形成する。一方の移送用チェーン歯車対駆動ステーションに属し、踏み段帯を駆動し、反転させるが、他方のチェーン歯車対は踏み段帯反転ステーションの一部となっている。踏み段帯の個々の踏み段にはそれぞれ2つの前方案内ローラと2つの後方案内ローラとが設けられ、それらによって踏み段は、位置によって画定された位置で、主にエスカレータの支持構造物に固定された案内レールおよび反転カムによって案内される。

エスカレータの踏み段は、静止スカートパネルによって両側を画定された所定経路に沿って走行する。踏み段の踏み面に居る乗り手は、先行踏み段の踏み段ライザ面に面して立つ。出口域では、後続踏み段が先行踏み段の踏み段立ち上がり面に沿って、次いで櫛状物プレートの下へと滑り込んで、先行踏み段と後続踏み段の踏み段踏み面が同一の高さになり、櫛状物プレートの下に姿を消すようになる。櫛状物プレートは、状の歯を有する踏み段用櫛状物を有する。踏み段が櫛状物プレートの下に姿を消して逆に移送される前に、リブに存在する可能性のある物体を取り除くように、踏み段の踏み段踏み面は、櫛状の歯同士の間を通過するリブを有する。しかしそれにも関わらず、踏み段のリブと踏み段用櫛状物との間には危険な隙間が存在する。

許容誤差補償するために、踏み段のリブと踏み段用櫛状物との間には隙間を残さなくてはならない。そうしないと、相当な摩擦が生じることになり、これが許容不可能な加熱を引き起こし、駆動力および摩耗を増大させる。

この目的のために、踏み段のリブと踏み段用櫛状物との間には隙間または空隙を残さなくてはならない。

このような隙間または空隙は安全上のリスクである。存在する遊びのために、この隙間の幅は大きな面積になる場合があって、の縁、スカーフハイヒールスカートの裾、あるいは特に子供による手の挟み込みの可能性が生じることになる。その結果、乗り手に対する挫傷および他のけがの危険を除外することができない。

移動中の踏み段と静止している櫛状物プレートとの相対的な移動によって引き起こされる、櫛状物プレート区域での人のけがは、従来型エスカレータの主な問題である。さらに、移動中の踏み段に存在する物体が踏み段用櫛状物と接触すると、その物体は、摩擦と隙間内への相対移動とによって、特に乗り手がエスカレータから出るその櫛状物プレートで引っ張られる可能性がある。これは昇ってゆく場合は上方櫛状物プレートを、降りてゆく場合は下方櫛状物プレートを意味する。
特開2000−000529号明細書

概要

従来技術の欠点を有さない、本質的に動作の安全性を高め、耐用期間を著しく延ばし、かつ簡単に製造することのできるエスカレータを作り出す。本発明は、櫛状の歯(5)をそれぞれに備える踏み段用櫛状物(2)またはパレット用櫛状物を有する、踏み段(1)を備えたエスカレータまたはパレット(1)を備えた動く歩道に関する。ここでは踏み段用櫛状物(2)またはパレット用櫛状物の櫛状ブラシ(3、3’)が、櫛状の歯(5)と概ね平行な方向で配置される。

目的

歯5同士の間の隙間を覆うように櫛状ブラシ3’を備えた第3の変形例は、現在の実施形態に対して追加の保護を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

状の歯(5)を備えた踏み段用櫛状物(2)を有する踏み段(1)を備えたエスカレータであって、踏み段用櫛状物(2)の櫛状ブラシ(3、3’)が、櫛状の歯(5)と概ね平行な方向に配置されることを特徴とする、エスカレータ。

請求項2

櫛状の歯(5)を備えたパレット用櫛状物(2)を有するパレット(1)を備えた動く歩道であって、パレット用櫛状物(2)の櫛状ブラシ(3、3’)が、櫛状の歯(5)と概ね平行な方向に配置されることを特徴とする、エスカレータ。

請求項3

踏み段用櫛状物(2)またはパレット用櫛状物(2)に、櫛状ブラシ(3)が櫛状の歯(5)を覆うように配置されることを特徴とする、請求項1または2に記載のエスカレータまたは動く歩道。

請求項4

踏み段用櫛状物(2)またはパレット用櫛状物(2)に、櫛状ブラシ(3’)が櫛状の歯(5)同士の隙間を覆うように、または櫛状の歯(5)同士の間に配置されることを特徴とする、請求項1、2または3に記載のエスカレータまたは動く歩道。

請求項5

踏み段用櫛状物(2)またはパレット用櫛状物(2)に、櫛状ブラシ(3’)が櫛状の歯(5)を覆うようにまたは、櫛状の歯(5)同士の間に配置されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のエスカレータまたは動く歩道。

請求項6

櫛状ブラシがプラスチック剛毛または真鍮の剛毛または亜鉛メッキ鋼の剛毛で作られ、かつ/あるいは黄または黄/黒または赤/黒色であることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のエスカレータまたは動く歩道。

請求項7

櫛状ブラシが踏み段用櫛状物に、接着剤で吹き付け、結合、ボルト締め、接着剤で中に結合、中にクリック締め、または締めされることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のエスカレータまたは動く歩道。

請求項8

櫛状の歯(5)を有する、エスカレータ用の踏み段用櫛状物(2)であって、踏み段用櫛状物(2)の櫛状ブラシ(3、3’)が、櫛状の歯(5)と概ね平行な方向に配置されることを特徴とする、踏み段用櫛状物(2)。

請求項9

櫛状の歯(5)を有する、エスカレータ用のパレット用櫛状物(2)であって、パレット用櫛状物(2)の櫛状ブラシ(3、3’)が、櫛状の歯(5)と概ね平行な方向に配置されることを特徴とする、パレット用櫛状物(2)。

請求項10

踏み段(1)を有し、櫛状の歯(5)を備えた踏み段用櫛状物(2)を有するエスカレータを最新化する方法であって、踏み段用櫛状物(2)の櫛状ブラシ(3、3’)が、櫛状の歯(5)と概ね平行な方向に配置されることを特徴とする、方法。

請求項11

パレット(1)と、櫛状の歯(5)を備えたパレット用櫛状物(2)とを有する動く歩道を最新化する方法であって、パレット用櫛状物(2)の櫛状ブラシ(3、3’)が、櫛状の歯(5)と概ね平行な方向に配置されることを特徴とする、方法。

技術分野

0001

本発明は、踏み段用櫛状物を備えたエスカレータと、そのようなエスカレータの踏み段用櫛状物と、エスカレータを最新化する方法とに関する。

背景技術

0002

本発明は、エスカレータおよび動く歩道に同等に適用することができる。

0003

通常のエスカレータの踏み段は、2本の移送用チェーンに固定され、それらと共に、エスカレータの両端部にある1対の移送用チェーン輪の上を走行するエンドレス循環踏み段帯を形成する。一方の移送用チェーン歯車対駆動ステーションに属し、踏み段帯を駆動し、反転させるが、他方のチェーン歯車対は踏み段帯反転ステーションの一部となっている。踏み段帯の個々の踏み段にはそれぞれ2つの前方案内ローラと2つの後方案内ローラとが設けられ、それらによって踏み段は、位置によって画定された位置で、主にエスカレータの支持構造物に固定された案内レールおよび反転カムによって案内される。

0004

エスカレータの踏み段は、静止スカートパネルによって両側を画定された所定経路に沿って走行する。踏み段の踏み面に居る乗り手は、先行踏み段の踏み段ライザ面に面して立つ。出口域では、後続踏み段が先行踏み段の踏み段立ち上がり面に沿って、次いで櫛状物プレートの下へと滑り込んで、先行踏み段と後続踏み段の踏み段踏み面が同一の高さになり、櫛状物プレートの下に姿を消すようになる。櫛状物プレートは、状の歯を有する踏み段用櫛状物を有する。踏み段が櫛状物プレートの下に姿を消して逆に移送される前に、リブに存在する可能性のある物体を取り除くように、踏み段の踏み段踏み面は、櫛状の歯同士の間を通過するリブを有する。しかしそれにも関わらず、踏み段のリブと踏み段用櫛状物との間には危険な隙間が存在する。

0005

許容誤差補償するために、踏み段のリブと踏み段用櫛状物との間には隙間を残さなくてはならない。そうしないと、相当な摩擦が生じることになり、これが許容不可能な加熱を引き起こし、駆動力および摩耗を増大させる。

0006

この目的のために、踏み段のリブと踏み段用櫛状物との間には隙間または空隙を残さなくてはならない。

0007

このような隙間または空隙は安全上のリスクである。存在する遊びのために、この隙間の幅は大きな面積になる場合があって、の縁、スカーフハイヒールスカートの裾、あるいは特に子供による手の挟み込みの可能性が生じることになる。その結果、乗り手に対する挫傷および他のけがの危険を除外することができない。

0008

移動中の踏み段と静止している櫛状物プレートとの相対的な移動によって引き起こされる、櫛状物プレート区域での人のけがは、従来型エスカレータの主な問題である。さらに、移動中の踏み段に存在する物体が踏み段用櫛状物と接触すると、その物体は、摩擦と隙間内への相対移動とによって、特に乗り手がエスカレータから出るその櫛状物プレートで引っ張られる可能性がある。これは昇ってゆく場合は上方櫛状物プレートを、降りてゆく場合は下方櫛状物プレートを意味する。
特開2000−000529号明細書

発明が解決しようとする課題

0009

特開2000−000529号明細書は、踏み段の踏み面を清掃する、櫛状物プレートに配置されたブラシを開示している。この装置では、踏み段用櫛状物の後方に特定の空間距離を置いてブラシが存在するので、物体が下の隙間に詰まる可能性がある。さらにブラシは踏み段の踏み段踏み面と接触し、踏み段の踏み面を損傷させ、ノイズを起こす。またブラシは、踏み段踏み面と常時摩擦していることから、極めて短い耐用期間しか有さないという欠点も判明している。踏み段によって掛けられる力はブラシの構造を損傷させ、ブラシを短くしてしまう。ブラシは不充分な形態、負荷、および接触安定性しか有さないことも判明している。

0010

したがって本発明の目的は、上記の欠点を有さない、本質的に動作の安全性を高め、耐用期間を著しく延ばし、かつ簡単に製造することのできるエスカレータを作り出すことにある。

0011

本発明によると、この目的は本発明の独立請求項によって達成される。さらなる有利な展開事項従属請求項からこれに続く。

課題を解決するための手段

0012

本発明によると、櫛状の歯を備えた踏み段用櫛状物を有する踏み段を備えたエスカレータでは、踏み段用櫛状物の櫛状ブラシは、櫛状の歯と概ね平行な方向に配置される。

0013

上述の形で位置決めされた櫛状ブラシは、物体の踏み段用櫛状物との接触に対する必要な防止をもたらす。櫛状ブラシは物体が踏み段用櫛状物と接触するのを、同時に物体が踏み段踏み面のリブと踏み段用櫛状物との間の隙間内に侵入するのを防止する。例えば靴、、スカーフ、ハンドバックビニル袋、または他の物体などの異物体は櫛状ブラシによって払い除けられ、櫛状ブラシは物体を危険区域の外に押し出し、または払い出す。異物体は払い除けられ、櫛状ブラシを介して踏み段用櫛状物上へと移送される。その結果、物体の挟み込みまたは押し込みの可能性がなくなり、または極めて大幅に阻止される。これによってエスカレータの有用性が著しく向上され、安全性が本質的に高まる。

0014

櫛状ブラシはまた、櫛状の歯によって押しのけることのできない砂、小石、埃、粒子、またはなどの極めて小さな物体を払い除けることもできる。これらの汚れエスカレータ内に、またはエスカレータの歯車装置内に侵入する場合、エスカレータの耐用期間は大幅に縮小され、メンテナンス介入作業が必要になる。したがって櫛状ブラシは、エスカレータの耐用期間の延長と、メンテナンス作業の軽減とに役立つ。

0015

ブラシはエスカレータの使用者との摩擦接触、または望ましくない異物体との摩擦接触を、それらの、移動中の踏み段と踏み段用櫛状物との間の隙間への侵入が発生する前に、全て終了させる。

0016

特開2000−000529号明細書の装置は、ブラシが踏み段用櫛状物の後方に距離を置いて配置されていることから、この効果を達成しない。この解決方法は、物体と踏み段用櫛状物との間の摩擦、ならびに踏み段と踏み段用櫛状物との間の隙間内への物体の侵入を防止することができないという欠点を有する。

0017

この結果、本発明によるブラシは、ブラシが櫛状の歯と概ね平行になるように位置合わせされ、取り付けられ、配置され、ブラシは櫛状物プレートに沿って、下を走行する踏み段の踏み段踏み面を覆うように突出する。本発明によると、2つの物体同士の摩擦接触は全て、移動中の踏み段と踏み段用櫛状物との間の隙間内に侵入する前に防止される。

0018

本発明の好ましい実施形態では、櫛状ブラシは踏み段用櫛状物に櫛状の歯の上方で配置される。

0019

櫛状ブラシは、走行中の踏み段の踏み段踏み面に存在する全ての物体を、物体が櫛状の歯と接触する前に払い除ける。これによって櫛状の歯は保護され、踏み段の踏み段踏み面の溝は清掃される。

0020

本発明の第2の好ましい実施形態では、櫛状ブラシは踏み段用櫛状物に隙間の上方で、言い換えると櫛状の歯同士の間で配置される。

0021

本実施形態の利点は、走行中の踏み段の踏み面のリブがブラシによって完全に覆われることにある。櫛状ブラシは、走行中の踏み段の踏み面のリブに存在する全ての物体を、物体が踏み段用櫛状物と接触する前に払い除ける。小石が踏み段用櫛状物に大きな損傷を与えることが多いことから、本実施形態はこのような石に対して特に適している。このようにして踏み段用櫛状物は、櫛状の歯による保護がない、櫛状の歯同士の間の隙間の区域で特に保護される。

0022

本発明の第3の好ましい実施形態では、櫛状ブラシは、第1実施形態と第2実施形態の組み合わせで踏み段用櫛状物に配置される。櫛状ブラシは櫛状の歯の上方に、櫛状の歯同士の間で配置される。

0023

本発明の第4の好ましい実施形態では、櫛状ブラシは踏み段用櫛状物の幅全体に沿って配置される。本実施形態は、最大限の保護を提供する侵入不可能な障壁または障害物を可能にする。その結果、隙間を通り抜けることが不可能となる。

0024

本発明のさらなる好ましい実施形態では、櫛状ブラシは、プラスチック剛毛または真鍮の剛毛または亜鉛メッキ鋼の剛毛からなる。これらの3種類の材料を使用することによって、摩擦接触への防止がさらに高まる。上述の材料は、摩擦している2つの物体同士をより簡単に、より厄介でなく、より問題なく、またはより確実に分離することができるという追加の利点を有する。

0025

本発明のさらなる好ましい実施形態では、櫛状ブラシは特別な色または特定の色、例えば黄、赤、黄/黒、または赤/黒色などで実施されて、危険にさらされた、または危険なゾーンに対してより大きな認識がもたらされるようになる。

0026

本発明のさらなる好ましい実施形態では、櫛状ブラシは、接着剤で吹き付け、結合、ボルト締め、またはクリック締めすることによって踏み段用櫛状物上または踏み段用櫛状物内に固定される。したがってブラシの低コストで簡単な通常の製造方法を利用することができる。

0027

櫛状ブラシがエスカレータのこのような櫛状物プレートの踏み段用櫛状物に配置される場合、このような踏み段用櫛状物は、半完成品として簡単かつ低コストで製造することができ、エスカレータに迅速かつ簡単に据え付けることができる。

0028

本発明の最後の実施形態では、櫛状の歯を備えた踏み段用櫛状物を有する踏み段を備えたエスカレータは、櫛状ブラシが、櫛状の歯と概ね平行な方向で踏み段用櫛状物に取り付けられるという点で最新化される。

0029

この最新化の方法によって、従来型の移送システムも簡単かつ迅速に上述の利点から利益を得ることができる。

0030

本発明の例示的な実施形態を図1から図5に示し、以下に続く記述でより詳しく説明する。

発明を実施するための最良の形態

0031

図1には、そこで詳しく見られるように、リブを備えた踏み段踏み面と、櫛状ブラシ3、3’が、櫛状の歯5と概ね平行な方向で踏み段用櫛状物2に配置された踏み段用櫛状物2を備えた櫛状物プレート4とを有するエスカレータの踏み段1を示す。櫛状ブラシ3、3’は踏み段用櫛状物の幅全体に沿って配置されることが好ましい。櫛状ブラシは踏み段用櫛状物の縁部または前縁部に、あるいは前側に挿入されることが好ましい。

0032

接触を最小限にすることによって、櫛状ブラシ3、3’は、靴、傘、スカーフ、鞄の紐、ハンドバッグ、ビニル袋、または他の物体を詰まらせ、または引き摺るのを防止する。櫛状ブラシは、あらゆる異物、即ち新聞破片プラスチック容器、小石、衣料品織物繊維、紙、ボール紙、食品、およびなどの粗粒土が侵入するのを防止する。

0033

櫛状の歯5とエスカレータの踏み段1のリブ付きとの間の隙間は、より小さく保たれる。このようにして通過中の踏み段または踏み段帯の空隙がなくされる。その結果、物体または石または指の挟み込みまたは押し込みが極めて大幅に防止され、またはもはやその可能性がなくなる。櫛状ブラシ3、3’は侵入してくる物体に対して作用する。それらは空隙の寸法をほぼゼロミリメートルに縮小し、物体を危険区域の外に反転させる。

0034

櫛状ブラシ3、3’の大きな利点はそれらの幅広(fanlike)の配置、したがって遮断する配置にある。踏み段踏み面と踏み段用櫛状物との間の隙間にはバリケードが築かれ、櫛状物プレートの縁部は到達不可能にされる。固定された縁要素または静止プレートに対する櫛状ブラシ3、3’のさらなる利点は、その柔軟性にある。したがって履物による接触が柔軟に回避され、特定の事例で必要とされる空間要件もなくなる。

0035

プラスチックの剛毛の厚壁のように、櫛状ブラシ3、3’は、踏み段用櫛状物と踏み段踏み面との間の隙間の中に侵入または到達するのを防止する。ここで高密度の、気密の、実質的に侵入不可能な剛毛の境界域が、エスカレータ踏み段1の踏み面のリブと踏み段用櫛状物2の下方部との間に存在する。

0036

櫛状ブラシ3、3’は、踏み段用櫛状物2上に接着剤で吹き付け、結合され、ボルト締めされ、接着剤でその中に結合され、またはクリック締めして固定することができる。

0037

このような櫛状ブラシ3、3’は、その箇所に隙間が存在するという明確に目視できる表示を乗り手に与えるために、例えば黄色または赤色であることができる。このようにして危険または警告が間違いなく目視できるようにされる。

0038

櫛状ブラシ3、3’は乗り手に対して障壁または障害物を形成し、踏み段用櫛状物の前縁部との接触を阻止または妨害する。踏み段用櫛状物の隙間との連結を作ることはできず、挟み込み、押し込み、または押し潰しが不可能となる。

0039

さらに櫛状ブラシ3、3’は極めて緻密に実施されていて、乗り手の通行による負荷に耐えることができる。したがって、例えばプラスチックの剛毛、真鍮の剛毛、または亜鉛メッキ鋼の剛毛などのように、耐久性のある、弾性のある、頑なブラシの材料を使用しなくてはならない。櫛状ブラシ3、3’の適切な寸法決めおよび設計は、乗り手の数、その結果生じる負荷によってもたらされる。

0040

櫛状ブラシ3および櫛状ブラシ3’を備えた櫛状物2には様々な変形例がある。

0041

図1は、櫛状ブラシ3が歯、櫛状の歯、またはの歯5を覆うように付いている、また櫛状ブラシ3’が櫛状の歯同士の間の隙間を覆うように付いている変形例を示す。本実施形態は最大限の保護と異物に対する侵入不可能な障害物を提供する。

0042

図2は、第2の変形例を示す。この第2の変形例は、歯、櫛状の歯、または鋤の歯5を覆うようにしか櫛状ブラシ3を備えていないが、充分な保護を提供し、侵入してくる物体を踏み段の溝の外に払い除け、物体の侵入を不可能にする。

0043

図3は第3の変形例を示す。歯5同士の間の隙間を覆うように櫛状ブラシ3’を備えた第3の変形例は、現在の実施形態に対して追加の保護を提供する。踏み段のウェブブラシ掛けされ、異物が取り除かれる。櫛状の歯5は残っている大きな異物を取り除き、欠陥のないシステムの動作を保証する。

0044

本発明の好ましい実施形態では、櫛状ブラシは踏み段用櫛状物の幅全体に沿って配置される。

0045

本発明の好ましい実施形態によると、櫛状ブラシの剛毛の端部は丸みをつけられる。これは、剛毛との接触によって乗り手がけがをする危険が軽減されることから、有利である。

0046

本発明のさらなる実施形態によれば、ブラシの剛毛は波形にされる。これは、そのような剛毛がより大きな形態安定性とより長い耐用期間とを有することから、有利である。

0047

図4真っ直ぐな剛毛を備えた櫛状ブラシ3、3’を示し、図5は波形の剛毛を備えた櫛状ブラシ3、3’を示す。

0048

波形の構造は剛毛の機械的強度を高め、物体や乗り手によって掛けられた力をよりうまく分配できるようにする。波形の構造は、真っ直ぐの剛毛と比較してブラシを、長手方向軸について斜めの撓みに対して安定化させる。真っ直ぐの剛毛が長手軸方向押圧されると、それらは湾曲してしまい、もはや対抗力を及ぼすことができなくなる。それとは対照的に、波形の剛毛は長手軸方向の圧力を、波に蓄えられるばね張力として吸収し、剛毛はそれらの配置を保持し、湾曲されない。

0049

波形の構造はまた、踏み段の踏み面との点成形された接触によって、摩擦を軽減する。

0050

波形の剛毛はそれらの緻密さによって、走行する被駆動エスカレータ踏み段1と踏み段用櫛状物2との間の隙間または空隙を著しく縮小し、これによって隙間または空隙内に乗り手の脚が侵入する危険がさらに軽減される。

0051

櫛状の歯5を有するエスカレータまたは動く歩道の踏み段用櫛状物2に、櫛状ブラシ3、3’を、櫛状の歯5と概ね平行な方向に配置することが工場内で問題なくできる。

0052

この解決策は、櫛状ブラシ3、3’をエスカレータまたは動く歩道に迅速かつ簡単に取り付けることを可能にし、製造コストおよび取り付けコストを削減する。

0053

櫛状の歯5を備えた踏み段用櫛状物2またはパレット用櫛状物を有する、踏み段1を備えたエスカレータ、またはパレットを備えた動く歩道も、櫛状ブラシ3、3’が、櫛状の歯5と概ね平行な方向で踏み段用櫛状物2またはパレット用櫛状物に取り付けられるという点で最新化することができる。

0054

櫛状ブラシ3、3’を取り付けることによるこの最新化の方法は、詰まらせる危険、挟み込む危険、および押し込む危険が防止されることから、エスカレータまたは動く歩道の、動作の安全性および乗り手の安全性に関して迅速かつ簡単な改良を可能にする。

0055

側板を備えたエスカレータまたは動く歩道では、全てのエスカレータ踏み段用櫛状物2に櫛状ブラシ3、3’が取り付けられる。上方櫛状物プレート4と下方櫛状物プレート4との両方に、櫛状ブラシ3、3’を備えたエスカレータの踏み段用櫛状物2が実施される。

0056

本発明は本質的に、動く歩道にも使用することができる。この場合、櫛状の歯5を備えたパレット用櫛状物2を有するパレットを備えた動く歩道は、櫛状の歯5と概ね平行の方向でパレット用櫛状物2に配置される櫛状ブラシ3、3’によって改造される。

0057

ブラシが充分に頑丈で硬い場合、櫛状の歯5は不要になる。この場合、櫛状の歯5の保護機能は完全に櫛状ブラシ3によって引き継がれる。

0058

万一踏み段の踏み面またはパレットがリブを有さない場合、本発明によると、櫛状ブラシ3、3’は、それらの保護機能が実行され得るように、水平面に対して0°から40°または最大50°の角度で踏み段用櫛状物2に取り付けられる。

図面の簡単な説明

0059

本発明による櫛状ブラシを備えたエスカレータの踏み段用櫛状物の構成を概略的に示す。
櫛状ブラシが踏み段用櫛状物で、櫛状の歯の上方に配置される、本発明の実施形態を示す。
櫛状ブラシが踏み段用櫛状物で、櫛状の歯同士の間の隙間の上方に配置される、本発明の他の実施形態を示す。
真っ直ぐな剛毛を備えた櫛状ブラシを示す。
波形の剛毛を備えた櫛状ブラシを示す。

符号の説明

0060

1踏み段
2踏み段用櫛状物
3、3’櫛状ブラシ
4 上方下方櫛状物プレート
5櫛状の歯

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