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技術 樹脂板取付構造

出願人 エヌアイシ・オートテック株式会社
発明者 大茂達朗能作暁寛
出願日 2006年8月28日 (13年10ヶ月経過) 出願番号 2006-230097
公開日 2008年3月6日 (12年3ヶ月経過) 公開番号 2008-051281
状態 拒絶査定
技術分野 板の接続
主要キーワード 中心位置ズレ 調整隙間 筒状部材間 金属製ワッシャ 同芯円状 対面位置 角部内 環状スペーサ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年3月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

金属製の枠に樹脂板ボルトネジで取り付けても、輸送途中温度変化により樹脂板が変形しない樹脂板取付構造を提供する。

解決手段

一端部が外側に廷出してフランジ管状に形成され、樹脂板20の厚みより筒状部26aが長く形成されたスペーサ26を備える。筒状部26aの外径より大きな内径に形成され樹脂板20に設けられた取付孔22有する。適度な厚み及び弾性を有しスペーサ26の筒状部26aが挿入される環状の弾性部材30と、枠10に取り付けられ締結孔14が設けられた受け部材12と、スペーサ26を介して受け部材12に締結される締結具24を備える。スペーサ26の筒状部26aに弾性部材30を嵌挿し、樹脂板20に設けられた取付孔22へスペーサ26を挿入し、スペーサ26を介して締結具24を枠10に設けられた受け部材12に締結する。

概要

背景

従来、工作機械の囲いなどに使用される透明窓付きの扉は、金属製の枠にアクリルなどの樹脂板が取り付けられて形成されていた。この扉は、扉を形成する枠の角部内周側に設けられた略三角形受け具などに、樹脂板をボルトネジにより取り付けて構成されていた。

また、特許文献1には、樹脂部品締結する方法として、樹脂部品を締結する金属板上に配置し、その樹脂板上に下敷きを置き、さらに金属製ワッシャを配して、樹脂部品の貫通孔内に金属管より成るスペーサを嵌挿し、ボルト及びナットで締結する方法が開示されている。この締結構造は、樹脂板を金属板に締結する場合、樹脂板の厚みと同じ長さで貫通孔と同径のスペーサまたは、筒状部が樹脂板の厚みと同じ長さを有しフランジ管状のスペーサを貫通孔に装着し、ネジやボルト等の締結材により締結するものである。

特許文献2には、2枚のガラス板の外周部を、スペーサ枠材を介し接着後、シーリング材にて密封する複層ガラス板穿孔部を同心円状にして、その大径側の穿孔部周囲でガラス板間環状スペーサ接着剤で接着する複層ガラス板の支持構造が開示されている。この複層ガラス板の支持構造はさらに、その環状スペーサ内周部とガラス板穿孔部間の凹部をシーリング枠材充填密封して、筒状の分割リングを嵌合挿入させ、片側のガラス板の穿孔部端面と、分割リングの内面を面一として複層ガラス板を形成する。さらに、複層ガラス板に形成された同芯円状の穿孔部へ、室外側より締付ボルト挿通し、内側ガラス板の穿孔部の背面より締付部材を介してナットとで締付ボルトと螺合させる。そして、片側のガラス板の穿孔部内に設けた押え金具と締付ボルトの軸部間、または押え金具と前記穿孔部端面側に設けた筒状部材間に、穿孔部の中心位置ズレを吸収可能に、調整隙間を設けて取り付けられた複層ガラス板の支持構造である。
特開2003−90308号公報
特開平9−105193号公報

概要

金属製の枠に樹脂板をボルトやネジで取り付けても、輸送途中温度変化により樹脂板が変形しない樹脂板取付構造を提供する。一端部が外側に廷出してフランジ管状に形成され、樹脂板20の厚みより筒状部26aが長く形成されたスペーサ26を備える。筒状部26aの外径より大きな内径に形成され樹脂板20に設けられた取付孔22有する。適度な厚み及び弾性を有しスペーサ26の筒状部26aが挿入される環状の弾性部材30と、枠10に取り付けられ締結孔14が設けられた受け部材12と、スペーサ26を介して受け部材12に締結される締結具24を備える。スペーサ26の筒状部26aに弾性部材30を嵌挿し、樹脂板20に設けられた取付孔22へスペーサ26を挿入し、スペーサ26を介して締結具24を枠10に設けられた受け部材12に締結する。

目的

この発明は、上記従来技術の問題に鑑みて成されたもので、金属製の枠に樹脂板をボルトやネジで取り付けても、輸送途中の温度変化により樹脂板が変形しない樹脂板取付構造を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

金属製の枠に樹脂板を取り付ける樹脂板取付構造において、一端部が外側に廷出してフランジ管状に形成され前記樹脂板の厚みより筒状部が長く形成されたスペーサと、前記筒状部の外径より大きな内径に形成され前記樹脂板に設けられた取付孔と、適度な厚み及び弾性を有し前記スペーサの筒状部が挿入される環状の弾性部材と、前記枠に取り付けられ締結孔が設けられた受け部材と、前記スペーサを介して前記受け部材に締結される締結具とを備え、前記スペーサの筒状部に前記弾性部材を嵌挿し、前記樹脂板に設けられた前記取付孔へ前記スペーサを挿入し、前記スペーサを介して前記締結具を、前記枠に設けられた前記受け部材に締結して成ることを特徴とする樹脂板取付構造。

請求項2

前記受け部材には、前記樹脂板との対面位置に、前記締結具が螺合可能な締結孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載の樹脂板取付構造。

請求項3

前記受け部材は、前記枠の角部内側に固定され、前記枠の両側面に前記樹脂板が固定されていることを特徴とする請求項2記載の樹脂板取付構造。

技術分野

0001

この発明は、金属製の枠等に樹脂板を取り付ける際の樹脂板取付構造に関する。

背景技術

0002

従来、工作機械の囲いなどに使用される透明窓付きの扉は、金属製の枠にアクリルなどの樹脂板が取り付けられて形成されていた。この扉は、扉を形成する枠の角部内周側に設けられた略三角形受け具などに、樹脂板をボルトネジにより取り付けて構成されていた。

0003

また、特許文献1には、樹脂部品締結する方法として、樹脂部品を締結する金属板上に配置し、その樹脂板上に下敷きを置き、さらに金属製ワッシャを配して、樹脂部品の貫通孔内に金属管より成るスペーサを嵌挿し、ボルト及びナットで締結する方法が開示されている。この締結構造は、樹脂板を金属板に締結する場合、樹脂板の厚みと同じ長さで貫通孔と同径のスペーサまたは、筒状部が樹脂板の厚みと同じ長さを有しフランジ管状のスペーサを貫通孔に装着し、ネジやボルト等の締結材により締結するものである。

0004

特許文献2には、2枚のガラス板の外周部を、スペーサ枠材を介し接着後、シーリング材にて密封する複層ガラス板穿孔部を同心円状にして、その大径側の穿孔部周囲でガラス板間環状スペーサ接着剤で接着する複層ガラス板の支持構造が開示されている。この複層ガラス板の支持構造はさらに、その環状スペーサ内周部とガラス板穿孔部間の凹部をシーリング枠材充填密封して、筒状の分割リングを嵌合挿入させ、片側のガラス板の穿孔部端面と、分割リングの内面を面一として複層ガラス板を形成する。さらに、複層ガラス板に形成された同芯円状の穿孔部へ、室外側より締付ボルト挿通し、内側ガラス板の穿孔部の背面より締付部材を介してナットとで締付ボルトと螺合させる。そして、片側のガラス板の穿孔部内に設けた押え金具と締付ボルトの軸部間、または押え金具と前記穿孔部端面側に設けた筒状部材間に、穿孔部の中心位置ズレを吸収可能に、調整隙間を設けて取り付けられた複層ガラス板の支持構造である。
特開2003−90308号公報
特開平9−105193号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、上記従来の技術では、枠内に綺麗に収まるように平板な樹脂板を取り付けると、輸送途中温度変化により樹脂板が熱膨張し、枠と樹脂板の熱膨張率の差により、樹脂板の方が伸び波打つように変形し平坦でなくなる問題があった。この変形は、温度が下がって元通りにはならず、樹脂板を交換しなければならないものであった。

0006

また、特許文献1では、ネジスペーサの長さが、樹脂部品の貫通孔以下の長さで同径のため、締め付け力が樹脂部品に直接伝わる上、貫通孔とスペーサの径に遊びが無いため、温度変化による各部材の熱膨張率の差により、上記と同様に樹脂板が変形するものである。

0007

また、特許文献2の構造を樹脂板と金属部材に適用しても、上記と同様にネジ、熱膨張率の差による樹脂板が変形が生じるものである。

0008

この発明は、上記従来技術の問題に鑑みて成されたもので、金属製の枠に樹脂板をボルトやネジで取り付けても、輸送途中の温度変化により樹脂板が変形しない樹脂板取付構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

この発明は、金属製の枠に樹脂板を取り付ける樹脂板取付構造であって、一端部が外側に廷出してフランジ管状に形成され前記樹脂板の厚みより筒状部が長く形成されたスペーサと、前記筒状部の外径より大きな内径に形成され前記樹脂板に設けられた取付孔と、適度な厚み及び弾性を有し前記スペーサの筒状部が挿入される環状の弾性部材と、前記枠に取り付けられ締結孔が設けられた受け部材と、前記スペーサを介して前記受け部材に締結される締結具とを備え、前記スペーサの筒状部に前記弾性部材を嵌挿し、前記樹脂板に設けられた前記取付孔へ前記スペーサを挿入し、前記スペーサを介して前記締結具を前記枠に設けられた前記受け部に締結した樹脂板取付構造である。

0010

前記受け部材には、前記樹脂板との対面位置に、前記締結具が螺合可能な締結孔が設けられている。また、前記受け部材は、前記枠の角部内側に固定され、前記枠の両側面に前記樹脂板が固定されている。

発明の効果

0011

この発明の樹脂板取付構造によれば、金属枠に締結具により締結し取り付けた樹脂板が、輸送途中等の温度変化により伸縮しても、スペーサと樹脂板の間に形成された隙間により伸縮が吸収され、樹脂板が変形しないものである。

発明を実施するための最良の形態

0012

以下、この発明の樹脂板取付構造の一実施形態について、図1図3を基にして説明する。この実施形態の樹脂板取付構造は、図1図2に示すように、アルミなどの金属製の角形構造材を組み合わせて四角形の枠が形成されている。枠10の各角部内側には、略直角三角形状に形成された受け部材12が取り付けられ、その頂上が、角部内角に一致する状態でボルト及びナットなどにより各々固定されている。受け部材12の対向する両側面には、内周に雌ネジが施された貫通孔である締結孔14が形成されている。また、図2に示すように、枠10の各辺の中間位置には、矩形の板状の受け金具16が各々設けられている。受け金具16の中央には、内周に雌ネジが施された受け孔18が形成されている。そして、枠10の内周面同形状に形成されたアクリル樹脂などからなる樹脂板20が取り付けられている。この実施形態では、受け部材12は、枠10の角部内側に固定され、枠10の両側面に樹脂板20が固定されている。

0013

樹脂板20には、受け部材12の締結孔14及び受け金具16の受け孔18と同軸位置に、締結孔14及び受け孔18よりそれぞれ大径な取付孔22が各々設けられている。そして、図3に示すように、ネジなどの締結具24によりスペーサ26を介して受け部材12の締結孔14及び受け金具16の受け孔18に各々締結され取り付けられている。

0014

スペーサ26は、図1に示すように、フランジ管状に形成され中央に挿通穴28が設けられて樹脂などで形成され、フランジ部26bの外側外周角は面取りされ、筒状部26aの長さは、樹脂板20の厚みより僅かに長く形成されている。そして、筒状部26aには、環状に形成されたウェーブワッシャなどの環状の弾性部材30が装着され、樹脂板20の取付孔22に遊挿されている。そして、スペーサ26の挿通穴28に締結具24を通し、受け部材12の締結孔14に締結具24の雄ネジ部が螺合している。このとき、弾性部材30は、樹脂板20が小さな振動などで動かない程度に、締結具24の締め付け力により樹脂板20を押さえている。また、樹脂板20の取付孔22に遊挿されたスペーサ26の筒状部26aの外周面と、樹脂板20の取付孔22の内周面の間には、僅かな遊びとなる隙間32が形成されている。

0015

この実施形態の樹脂板取付構造によれば、スペーサ26の筒状部26aの長さが樹脂板20の厚みより僅かに長く形成され、締結具24により締結する際の締め付け力が樹脂板20にほとんど伝達されない。さらに、樹脂板20の取付孔22が、スペーサ26の筒状部26aの外径より大径に形成され、遊びである隙間32を有して挿通されている。そのため、輸送途中等の温度変化により樹脂板20に伸縮が生じても、スペーサ26と樹脂板20の間に形成された隙間32により伸縮が吸収され、樹脂板20の変形が防止されるものである。

0016

なお、この発明の樹脂板取付構造は上記実施形態に限定されるものではなく、スペーサのフランジ部と樹脂板の隙間に装着する弾性部材は、適度な弾性を有していればよく、適宜選択可能なものである。また、樹脂板に設けられたこの実施形態では、受け部材12は、枠10の角部内側に固定され、枠10の両側面に樹脂板20が固定されている。孔の径は、樹脂板の厚さ及び大きさに合わせて適宜設定可能であり、この取付孔に合わせてスペーサの径は適宜設定可能なものである。さらに、各部材の形状や素材など適宜変更可能である。

図面の簡単な説明

0017

この発明の一実施形態の樹脂板取付構造を示す断面図である。
この実施形態の樹脂板取付構造により取り付けられた樹脂板と枠を示す概略平面図である。
この実施形態の図2の枠角部の拡大図である。

符号の説明

0018

10 枠
12 受け部
14締結孔
16受け金具
20樹脂板
22取付孔
24締結具
26スペーサ
26a 筒状部
30弾性部材
32 隙間

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