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技術 遊技機及び発射ハンドル装置

出願人 サミー株式会社
発明者 田中浅夫
出願日 2006年7月6日 (14年8ヶ月経過) 出願番号 2006-186702
公開日 2008年1月24日 (13年2ヶ月経過) 公開番号 2008-012100
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 電気的接続ケーブル 正面視円形状 外周面全域 機械的変位量 解除操作部材 微少変動 押圧操作状態 背面構造
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

課題

発射停止ボタン押圧操作で発射を停止した後に停止前と同じ操作位置での発射を再開しながらも、発射ストローク微調整を容易に行い得るように構成した遊技機及び発射ハンドル装置を提供する。

解決手段

発射ハンドル装置2では、発射停止ボタン39を操作するだけで遊技球の発射を停止し、その時点での握り部29の回動操作位置を維持できるため、発射停止ボタン39の押圧操作で発射停止した後に発射停止ボタン39から手を離すことで、停止前と同じ回動操作位置での打ち出しを再開できる。発射停止ボタン39の操作終了後、握り部29を回動操作して遊技する際には、握り部29の回動操作をきめ細かく行い、発射ストロークの微調整を円滑に行うことができる。

概要

背景

一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技領域下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている(特許文献1参照)。

このようなパチンコ機では、いわゆる第1種パチンコ遊技機にあっては、一般入賞口に入球した際それに対応した個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカーに入球した際にはこれに基づいて当たり/外れ演出パターン抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出される。この抽選結果に基づき選定された演出パターンに応じて、例えば遊技盤の中央部分に設けられた液晶表示画面や各種の照明装置を介した視覚的表現スピーカを介した聴覚表現などを用い、様々な演出が行われる。なお、当たり(以下、「大当たり」ともいう)の発生時には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される遊技者に有利な遊技状態となる。

パチンコ機では、遊技機本体の前面下部に配置された発射ハンドルを一方の手(通常は右手)で回動操作すると、これに連動して発射装置が作動して、遊技球を所定の時間間隔(例えば0.6秒に1球ずつ)で遊技盤の遊技領域に向けて発射する。その際、上述したいわゆる第1種パチンコ遊技機では、始動チャッカーへの入賞に応じた抽選結果に基づいて液晶表示画面に種々の演出画面展開されるが、各入賞時に対応する抽選結果は、通常は4個或いは8個が保留表示装置に表示される。この場合、保留数が4個又は8個となっている間は、始動チャッカーに入賞しても大当たり抽選が行われることがないため、発射ハンドルそのもの或いは該ハンドルの近傍に配置された発射停止ボタン押圧操作することで発射装置の作動を停止させ、持ち球を節約するような打ち方をすることがある。

また、いわゆる第2種パチンコ遊技機にあっては、発射ハンドルの回動操作状態で遊技領域に打ち出されて遊技領域中央の入賞役物羽根に拾われた遊技球が、大当たり抽選のためのクルーンのVゾーンに入って大当たりが確定し、更にその大当たりのラウンド数(通常は3ラウンド、5ラウンド、15ラウンド等)が決定し、アタッカーの開放で大当たりが実際に発生するまで、遊技者は液晶表示画面を視認しながら或る時間(例えば1分程度)待機することとなる。この間に遊技球を打ち出しても、始動チャッカーに入賞した遊技球は大当たり抽選上無効となり、いわゆる無駄球となる。そのため、通常は、大当たりが実際に発生するまで、上述と同様の発射停止ボタンを押圧操作して待機することとなる。

上述したような種々のパチンコ機において、発射停止ボタンを押して発射を停止している間に、発射ストロークを調整した適切な位置にある発射ハンドルが位置ずれした際には、発射停止ボタンを離して打ち出しを再開したとき、遊技領域への発射ストローク(遊技領域のどの位置に打ち出されるか)が停止前とは異なることになる。その結果、遊技者が再び発射ストロークを最適な状態に調節し直す間に打ち出される数発は、無駄球となってしまう。

ところで、上述のような発射停止ボタンを備えながら、発射ハンドル装置操作ハンドル回動操作位置ロックするロック手段を備えたパチンコ機が案出されている(特許文献2)。このパチンコ機では、発射ハンドル装置が、遊技機本体に固定された後部ノブと、該後部ノブに対して相対回動規制した状態で固定された前部ノブと、これら後部ノブと前部ノブとの間の隙間に介在されて一方向と他方向に回動操作可能な操作ハンドルと、を備えて構成される。この構成により、遊技者は、発射操作する際、操作ハンドルを軸方向に押し込みながら時計回り方向に回動操作し、適宜の発射ストロークになった時点で手を離す。これにより、操作ハンドルは、前部ノブ側に位置が戻り、その際、前部ノブの内周面に形成された歯部に、操作ハンドルに形成された歯部が係合して、操作ハンドルの回動操作位置が固定される。

このような構成を有する特許文献2に記載のパチンコ機では、上述のように、操作ハンドルを適宜の発射ストローク(遊技球の飛距離)を維持できる回動位置に固定しておけば、その状態のままで発射停止ボタンを押圧操作して打ち出しを停止した後、発射停止ボタンから手を離せば、前回と同じ発射ストロークで再び打ち出しを開始することができる。

特開2003−236210号公報
実開平05−24082号公報

概要

発射停止ボタンの押圧操作で発射を停止した後に停止前と同じ操作位置での発射を再開しながらも、発射ストロークの微調整を容易に行い得るように構成した遊技機及び発射ハンドル装置を提供する。発射ハンドル装置2では、発射停止ボタン39を操作するだけで遊技球の発射を停止し、その時点での握り部29の回動操作位置を維持できるため、発射停止ボタン39の押圧操作で発射停止した後に発射停止ボタン39から手を離すことで、停止前と同じ回動操作位置での打ち出しを再開できる。発射停止ボタン39の操作終了後、握り部29を回動操作して遊技する際には、握り部29の回動操作をきめ細かく行い、発射ストロークの微調整を円滑に行うことができる。

目的

そこで本発明は、発射停止ボタン等の操作部材の押圧操作で発射を停止した後に停止前と同じ操作位置での発射を再開できるものでありながら、遊技者による発射ストロークの微調整を容易に行い得るように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機及び発射ハンドル装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
3件

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請求項1

遊技球遊技領域に発射する発射装置と、握り部の回動操作に応じて前記発射装置を作動させる発射ハンドル装置と、を遊技機本体に備える遊技機において、前記発射ハンドル装置は、前記握り部を回動操作した状態での押圧操作に基づき、前記発射装置の作動を停止すると共に前記握り部をその回動位置に保持する操作部材を有してなる、ことを特徴とする遊技機。

請求項2

前記発射ハンドル装置は、前記握り部を前記遊技機本体に対して回動自在に支持する支持部と、該支持部に配置されて前記操作部材の押圧操作時に前記発射装置の作動を停止する停止信号を出力するスイッチと、を有し、前記操作部材は、前記支持部に回動自在に支持されて、押圧操作時に前記スイッチを操作して前記停止信号を出力させると共に前記握り部の一部を係止してなる、請求項1記載の遊技機。

請求項3

前記握り部は、前記支持部側に突出する被係止部を有し、かつ、前記操作部材は、押圧操作時に前記被係止部を係止する係止部を有してなる、請求項2記載の遊技機。

請求項4

前記発射ハンドル装置は、前記握り部を前記遊技機本体に対して回動自在に支持する支持部と、該支持部に配置されて前記操作部材の押圧操作時に前記発射装置の作動を停止する信号を出力するスイッチと、該信号に応答して前記握り部を前記支持部側に係止する電磁ブレーキと、を有してなる、請求項1記載の遊技機。

請求項5

前記発射ハンドル装置は、前記操作部材を押圧操作状態に保持する保持機構と、該保持機構による前記発射装置の作動停止状態で操作されると前記発射装置の作動停止解除する解除操作部材と、を更に有してなる、請求項1ないし4のいずれか1項記載の遊技機。

請求項6

握り部の回動操作に応じて、遊技球の発射装置を作動させるための発射ハンドル装置であって、前記握り部を回動操作した状態での押圧操作に基づき、前記発射装置の作動を停止すると共に前記握り部をその回動位置に保持する操作部材を有してなる、ことを特徴とする発射ハンドル装置。

請求項7

前記握り部を回動自在に支持する支持部と、該支持部に配置されて前記操作部材の押圧操作時に前記発射装置の作動を停止する停止信号を出力するスイッチと、を有し、前記操作部材は、前記支持部に回動自在に支持されて、押圧操作時に前記スイッチを操作して前記停止信号を出力させると共に前記握り部の一部を係止してなる、請求項6記載の発射ハンドル装置。

請求項8

前記握り部は、前記支持部側に突出する被係止部を有し、かつ、前記操作部材は、押圧操作時に前記被係止部を係止する係止部を有してなる、請求項7記載の発射ハンドル装置。

請求項9

前記握り部を回動自在に支持する支持部と、該支持部に配置されて前記操作部材の押圧操作時に前記発射装置の作動を停止する信号を出力するスイッチと、該信号に応答して前記握り部を前記支持部側に係止する電磁ブレーキと、を有してなる、請求項6記載の発射ハンドル装置。

請求項10

前記発射ハンドル装置は、前記操作部材を押圧操作状態に保持する保持機構と、該保持機構による前記発射装置の作動停止状態で操作されると前記発射装置の作動停止を解除する解除操作部材と、を更に有してなる、請求項6ないし9のいずれか1項記載の発射ハンドル装置。

技術分野

0001

本発明は、遊技機及び発射ハンドル装置係り、詳しくは、遊技機本体に設けられた発射ハンドル装置の構造、及び遊技機に用いて好適な発射ハンドル装置の構造に関する。

背景技術

0002

一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技領域下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている(特許文献1参照)。

0003

このようなパチンコ機では、いわゆる第1種パチンコ遊技機にあっては、一般入賞口に入球した際それに対応した個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカーに入球した際にはこれに基づいて当たり/外れ演出パターン抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出される。この抽選結果に基づき選定された演出パターンに応じて、例えば遊技盤の中央部分に設けられた液晶表示画面や各種の照明装置を介した視覚的表現スピーカを介した聴覚表現などを用い、様々な演出が行われる。なお、当たり(以下、「大当たり」ともいう)の発生時には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される遊技者に有利な遊技状態となる。

0004

パチンコ機では、遊技機本体の前面下部に配置された発射ハンドルを一方の手(通常は右手)で回動操作すると、これに連動して発射装置が作動して、遊技球を所定の時間間隔(例えば0.6秒に1球ずつ)で遊技盤の遊技領域に向けて発射する。その際、上述したいわゆる第1種パチンコ遊技機では、始動チャッカーへの入賞に応じた抽選結果に基づいて液晶表示画面に種々の演出画面展開されるが、各入賞時に対応する抽選結果は、通常は4個或いは8個が保留表示装置に表示される。この場合、保留数が4個又は8個となっている間は、始動チャッカーに入賞しても大当たり抽選が行われることがないため、発射ハンドルそのもの或いは該ハンドルの近傍に配置された発射停止ボタン押圧操作することで発射装置の作動を停止させ、持ち球を節約するような打ち方をすることがある。

0005

また、いわゆる第2種パチンコ遊技機にあっては、発射ハンドルの回動操作状態で遊技領域に打ち出されて遊技領域中央の入賞役物羽根に拾われた遊技球が、大当たり抽選のためのクルーンのVゾーンに入って大当たりが確定し、更にその大当たりのラウンド数(通常は3ラウンド、5ラウンド、15ラウンド等)が決定し、アタッカーの開放で大当たりが実際に発生するまで、遊技者は液晶表示画面を視認しながら或る時間(例えば1分程度)待機することとなる。この間に遊技球を打ち出しても、始動チャッカーに入賞した遊技球は大当たり抽選上無効となり、いわゆる無駄球となる。そのため、通常は、大当たりが実際に発生するまで、上述と同様の発射停止ボタンを押圧操作して待機することとなる。

0006

上述したような種々のパチンコ機において、発射停止ボタンを押して発射を停止している間に、発射ストロークを調整した適切な位置にある発射ハンドルが位置ずれした際には、発射停止ボタンを離して打ち出しを再開したとき、遊技領域への発射ストローク(遊技領域のどの位置に打ち出されるか)が停止前とは異なることになる。その結果、遊技者が再び発射ストロークを最適な状態に調節し直す間に打ち出される数発は、無駄球となってしまう。

0007

ところで、上述のような発射停止ボタンを備えながら、発射ハンドル装置の操作ハンドル回動操作位置ロックするロック手段を備えたパチンコ機が案出されている(特許文献2)。このパチンコ機では、発射ハンドル装置が、遊技機本体に固定された後部ノブと、該後部ノブに対して相対回動規制した状態で固定された前部ノブと、これら後部ノブと前部ノブとの間の隙間に介在されて一方向と他方向に回動操作可能な操作ハンドルと、を備えて構成される。この構成により、遊技者は、発射操作する際、操作ハンドルを軸方向に押し込みながら時計回り方向に回動操作し、適宜の発射ストロークになった時点で手を離す。これにより、操作ハンドルは、前部ノブ側に位置が戻り、その際、前部ノブの内周面に形成された歯部に、操作ハンドルに形成された歯部が係合して、操作ハンドルの回動操作位置が固定される。

0008

このような構成を有する特許文献2に記載のパチンコ機では、上述のように、操作ハンドルを適宜の発射ストローク(遊技球の飛距離)を維持できる回動位置に固定しておけば、その状態のままで発射停止ボタンを押圧操作して打ち出しを停止した後、発射停止ボタンから手を離せば、前回と同じ発射ストロークで再び打ち出しを開始することができる。

0009

特開2003−236210号公報
実開平05−24082号公報

発明が解決しようとする課題

0010

しかしながら、実際に遊技場(いわゆるホール)内に設置されたパチンコ機にあっては、遊技場内での電力使用状況の変化等の種々の要因により微少電圧変動絶えず生じており、それに起因して、操作ハンドルの回動操作角度に対応した発射ストロークが変動することが多い。そのような場合、特許文献2のパチンコ機で遊技する遊技者は、操作ハンドルを軸方向奥側に押し込んだり手前側に移動させたりして操作角度を調整する煩雑な操作を余儀なくされるため、発射ストロークの微調整には困難を伴うこととなる。

0011

そこで本発明は、発射停止ボタン等の操作部材の押圧操作で発射を停止した後に停止前と同じ操作位置での発射を再開できるものでありながら、遊技者による発射ストロークの微調整を容易に行い得るように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機及び発射ハンドル装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図12参照)、遊技球(Ba)を遊技領域(3a)に発射する発射装置(72)と、握り部(29)の回動操作に応じて前記発射装置(72)を作動させる発射ハンドル装置(2)と、を遊技機本体(6,7)に備える遊技機(1)において、
前記発射ハンドル装置(2)は、
前記握り部(29)を回動操作した状態での押圧操作に基づき、前記発射装置(72)の作動を停止すると共に前記握り部(29)をその回動位置に保持する操作部材(39)を有してなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。

0013

請求項2に係る本発明は(例えば図3図5及び図9参照)、前記発射ハンドル装置(2)が、前記握り部(29)を前記遊技機本体(6,7)に対して回動自在に支持する支持部(30)と、該支持部(30)に配置されて前記操作部材(39)の押圧操作時に前記発射装置(72)の作動を停止する停止信号を出力するスイッチ(37)と、を有し、
前記操作部材(39)は、前記支持部(30)に回動自在に支持されて、押圧操作時に前記スイッチ(37)を操作して前記停止信号を出力させると共に前記握り部(29)の一部(29h)を係止してなる、
請求項1記載の遊技機(1)にある。

0014

請求項3に係る本発明は(例えば図3図5及び図9参照)、前記握り部(29)が、前記支持部(30)側に突出する被係止部(29h)を有し、かつ、
前記操作部材(39)は、押圧操作時に前記被係止部(29h)を係止する係止部(39b)を有してなる、
請求項2記載の遊技機(1)にある。

0015

請求項4に係る本発明は(例えば図1及び図10参照)、前記発射ハンドル装置(2)が、前記握り部(29)を前記遊技機本体(6,7)に対して回動自在に支持する支持部(30)と、該支持部(30)に配置されて前記操作部材(39)の押圧操作時に前記発射装置(72)の作動を停止する信号を出力するスイッチ(37)と、該信号に応答して前記握り部(29)を前記支持部(30)側に係止する電磁ブレーキ(76)と、を有してなる、
請求項1記載の遊技機(1)にある。

0016

請求項5に係る本発明は(例えば図1図11及び図12参照)、前記発射ハンドル装置(2)が、
前記操作部材(39)を押圧操作状態に保持する保持機構(78)と、
該保持機構(78)による前記発射装置(72)の作動停止状態で操作されると前記発射装置(72)の作動停止解除する解除操作部材(58)と、を更に有してなる、
請求項1ないし4のいずれか1項記載の遊技機(1)にある。

0017

請求項6に係る本発明は(例えば図2図5及び図9図11参照)、握り部(29)の回動操作に応じて、遊技球の発射装置(72)を作動させるための発射ハンドル装置(2)であって、
前記握り部(29)を回動操作した状態での押圧操作に基づき、前記発射装置(72)の作動を停止すると共に前記握り部(29)をその回動位置に保持する操作部材(39)を有してなる、
ことを特徴とする発射ハンドル装置(2)にある。

0018

請求項7に係る本発明は(例えば図2図5及び図9参照)、前記握り部(29)を回動自在に支持する支持部(30)と、該支持部(30)に配置されて前記操作部材(39)の押圧操作時に前記発射装置(72)の作動を停止する停止信号を出力するスイッチ(37)と、を有し、
前記操作部材(39)は、前記支持部(30)に回動自在に支持されて、押圧操作時に前記スイッチ(37)を操作して前記停止信号を出力させると共に前記握り部(29)の一部を係止してなる、
請求項6記載の発射ハンドル装置(2)にある。

0019

請求項8に係る本発明は(例えば図2図5及び図9参照)、前記握り部(29)が、前記支持部(30)側に突出する被係止部(29h)を有し、かつ、
前記操作部材(39)は、押圧操作時に前記被係止部(29h)を係止する係止部(39b)を有してなる、
請求項7記載の発射ハンドル装置(2)にある。

0020

請求項9に係る本発明は(例えば図10参照)、前記握り部(29)を回動自在に支持する支持部(30)と、該支持部(30)に配置されて前記操作部材(39)の押圧操作時に前記発射装置(72)の作動を停止する信号を出力するスイッチ(37)と、該信号に応答して前記握り部(29)を前記支持部(30)側に係止する電磁ブレーキ(76)と、を有してなる、
請求項6記載の発射ハンドル装置(2)にある。

0021

請求項10に係る本発明は(例えば図11参照)、前記発射ハンドル装置(2)が、
前記操作部材(39)を押圧操作状態に保持する保持機構(78)と、
該保持機構(78)による前記発射装置(72)の作動停止状態で操作されると前記発射装置(72)の作動停止を解除する解除操作部材(58)と、を更に有してなる、
請求項6ないし9のいずれか1項記載の発射ハンドル装置(2)にある。

0022

なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。

発明の効果

0023

請求項1に係る本発明によると、操作部材をワンタッチ操作するだけで遊技球の発射を確実に停止することができると共に、その時点での握り部の回動操作位置を維持することができる。このため、操作部材の押圧操作で発射を停止した後に操作部材から手を離すことで、停止前と同じ回動操作位置での打ち出しを再び開始することができる。そして、操作部材の操作終了後、握り部を回動操作して打ち出しつつ遊技を行う際には、この握り部は従来のように回動操作の都度に固定される構造を有しないので、握り部の回動操作をきめ細かく行い、発射ストロークの微調整を円滑に行うことができる。

0024

請求項2に係る本発明によると、操作部材が、支持部に回動自在に支持され、押圧操作時にスイッチを操作して停止信号を出力させると共に握り部の一部を係止するので、操作部材の押圧操作で遊技球の発射を停止しつつ握り部の回動操作位置を保持できる構造を、極めて簡単な構成によって実現することができる。

0025

請求項3に係る本発明によると、握り部の被係止部を操作部材の係止部で係止するだけの簡単な構成により、操作部材の押圧操作で遊技球の発射を停止しつつ握り部の回動操作位置を保持する構造を容易に実現することができる。

0026

請求項4に係る本発明によると、操作部材の押圧操作時にスイッチから出力された信号に基づき、発射装置を停止させると共に電磁ブレーキを作動させて操作部材を回動操作位置に保持できるので、スイッチ類の個数を抑え、必要な回路構成を可及的に簡略化することができる。

0027

請求項5に係る本発明によると、操作部材の操作で打ち出しが停止し且つ握り部の回動操作位置が保持された状態で解除操作部材を操作することで発射装置の作動停止を解除して打ち出しを再開できるので、遊技場内の電圧変動等による発射ストローク変動が顕著ではない場合や、遊技者自身が発射ストロークの微少変動をあまり気にしない場合等には、解除操作部材を操作するだけでほぼ停止前の発射ストロークで打ち出しを再開し、遊技を続行することができる。

0028

請求項6に係る本発明によると、操作部材のワンタッチ操作で遊技球の発射を確実に停止できると共に、その時点での握り部の回動操作位置を維持することができるので、操作部材の押圧操作で発射を停止した後に操作部材から手を離すことで、停止前と同じ回動操作位置での打ち出しを再び開始することができる。そして、操作部材の操作終了後、握り部を回動操作して打ち出しつつ遊技を行う際には、握り部の回動操作をきめ細かく行い、発射ストロークの微調整を円滑に行うことができる。

0029

請求項7に係る本発明によると、操作部材の押圧操作で遊技球の発射を停止しつつ握り部の回動操作位置を保持できる構造を、極めて簡単な構成により実現できる。

0030

請求項8に係る本発明によると、操作部材の押圧操作で遊技球の発射を停止しつつ握り部の回動操作位置を保持する構造を容易に実現することができる。

0031

請求項9に係る本発明によると、スイッチ類の個数を抑え、必要な回路構成を可及的に簡略化することができる。

0032

請求項10に係る本発明によると、遊技場内の電圧変動等による発射ストローク変動が顕著ではない場合や、遊技者自身が発射ストロークの微少変動をあまり気にしない場合等には、解除操作部材を操作するだけでほぼ停止前の発射ストロークで打ち出しを再開し、遊技を続行することができる。

発明を実施するための最良の形態

0033

<第1の実施の形態>
以下、本発明に係る遊技機及び発射ハンドル装置の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機及び該パチンコ機に備えた発射ハンドル装置を図面に沿って説明する。なお、後述する各実施の形態では、本発明に係る遊技機を、いわゆる第1種特別電動役物を使用したパチンコ機として述べるが、本発明はこれに限らず、いわゆる第2種特別電動役物やいわゆる第3種特別電動役物等を使用したパチンコ機にも適用可能であることは勿論である。

0034

図1は、本発明に係る第1の実施形態におけるパチンコ機1の外部構造を示す正面図である。本パチンコ機1は、同図に示すように、発射ハンドル装置2の操作による発射装置72(図7参照)の作動で遊技球(いわゆるパチンコ玉)を遊技盤3の遊技領域3aに向かって打ち出しつつ遊技を行うもので、いわゆる確率変動等の大当たりが発生した状態でアタッカー5に入球した遊技球に対応する数の遊技球を払い出すように構成されている。上記確率変動当たり(「確変当たり」とも言う)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。

0035

本パチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体6と、遊技盤3を支持した形で筐体6に開閉可能に支持された前扉7とを有しており、前扉7の前面には、透明ガラス9を有するガラス枠10が、前扉7の遊技盤保持枠(図示せず)に対して開閉可能に取り付けられている。透明ガラス9の奥側には、遊技盤3が配設されている。前扉7における遊技盤3の左右には演出用照明装置11が配設されており、前扉7における上部左右、及び下部の皿ユニット16の左右には、スピーカー(図示せず)を有する放音装置12がそれぞれ配設されている。そして、前扉7の上部における放音装置12の間には、演出用照明装置8が配設されている。なお、筐体6及び前扉7等により遊技機本体が構成されている。

0036

また、ガラス枠10における中央部右方には、前扉7を筐体6側に施錠又は解放し、或いは、ガラス枠10を前扉7側に施錠又は解放するための施錠装置13が配設されている。なお、図1中の符号14は、発射装置72によって打ち出された遊技球Baを遊技盤3側に案内するガイドレールを示している。本パチンコ機1には、遊技中に遊技領域3aにて入賞することなく落下してアウト口(図示せず)に進入した遊技球をパチンコ機1の背面側に導くアウト球通路(図示せず)が設けられている。

0037

そして、前扉7における下部中央には皿ユニット16が設けられており、皿ユニット16における右上部には、賞球及び貸球を含む遊技球が供給される球供給口17が設けられ、皿ユニット16における右上部壁面には、球貸ボタン19a及びプリペイドカード返却ボタン19bが設けられている。皿ユニット16の中央左部には、該皿ユニット16上の遊技球Baを発射装置72付近から皿ユニット下部の球排出口(図示せず)を通して下方に排出するための第1球抜きボタン20aが配設されており、皿ユニット16の中央下部には、皿ユニット16上の遊技球を球供給口17付近から上記球排出口を通して下方に排出するための第2球抜きボタン20bが配設されている。なお、上述のように、本実施形態の前扉7には、ガラス枠10、皿ユニット16及びその周辺、不図示の遊技盤保持枠等が含まれている。

0038

また、前扉7における皿ユニット16の右方下部の前壁部69には、発射装置72を操作して遊技球を遊技盤3に向けて打ち出すための発射ハンドル装置2が設けられている。更に、皿ユニット16の下部左方には、灰皿21と遊技者参加ボタン22とが配設されている。この遊技者参加ボタン22の左右には、選択ボタン18a,18bがそれぞれ配設されている。

0039

また、遊技領域3aの中央部分には、ステージSを有するセンター飾り23が配設されている。センター飾り23の左右下方には、それぞれ大当たり抽選に寄与しない一般の入賞が行われる入賞口25,26が配設されており、センター飾り23の直下方には、始動チャッカー27と、アタッカー5とが順次配設されている。

0040

始動チャッカー27は、大当たり抽選実行の契機となり得る入賞が行われるものであり、開放位置と閉止位置とに開閉動作するように始動チャッカー開閉ソレノイド70(図示せず)によって作動させられる。始動チャッカー27の直上方には、いわゆる命釘としての一対の障害釘24が打ち込まれている。

0041

アタッカー5は、大当たり発生時に開放され、遊技盤3の遊技領域3aに打ち出されて転動落下する遊技球を入賞させるものであり、大当たり発生中、例えば、1回の開放で9個の入球を完了した時点で閉じ、当該開閉動作を15回繰り返すように構成される。なお、これらの入球数並びに開閉動作の回数は、9個や15回に限定されることはなく、必要に応じて適宜設定され得るものである。

0042

遊技領域3aには、センター飾り23の四方には風車62が配設されており、ステージSの下方における始動チャッカー27の左側には、普通図柄作動ゲートスルーゲート)44が配設されている。この普通図柄作動ゲート44は、始動チャッカー27を開閉動作させるための抽選の契機となる遊技球通過が行われる役物である。

0043

遊技領域3aにおける普通図柄作動ゲート44、入賞口25,26及び始動チャッカー27等の周囲には、ステージSかられた遊技球や、発射されてからステージSに関与せずに落下してくる遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための障害釘79を含む多数の障害釘が打ち込まれている。

0044

センター飾り23は、遊技盤3側に固定された図柄表示装置48を露出する開口部50を中央部に、ワープ導入口67を左上部に、該ワープ導入口67に連通する放出口4を左下部に、ステージSを開口部50の下側に、球放出口49を該ステージSの中央下部にそれぞれ有している。また、ワープ導入口67の対向位置には、一対の障害釘63が打ち込まれている。ワープ導入口67の周囲や上方側にも、遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。このような本パチンコ機1では、遊技領域3aに打ち出された遊技球を始動チャッカー27等に、ステージSを介して入球させ又は該ステージSを介さず直接入球させ得るように遊技が進められる。

0045

なお、上記「ワープ導入」という語句は、遊技領域3aに打ち出された遊技球を、当該遊技領域3aの比較的下側に位置する不図示の道釘等を経ることなく、始動チャッカー27の上に導くことを意味する概念である。また、上記「道釘」とは、遊技領域3aにおいて始動チャッカー27左右に打ち込まれた複数本の障害釘(図示せず)の列を意味するもので、上方から転動落下してきた遊技球を始動チャッカー27方向に導く役割を担っている。

0046

次に、本発明の特徴である発射ハンドル装置2について、図2ないし図5を参照して詳細に説明する。なお、図2は発射ハンドル装置2を示す図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は斜視図である。図3は、前部カバー28を取り外した状態の発射ハンドル装置2を示す正面図、図4は発射ハンドル装置2を分解して示す図であり、同図(a)は握り部29を単体で示す正面図、同図(b)は握り部29の取り外し後の発射ハンドル装置2を示す正面図である。図5は、図4(b)の一部を拡大して示す正面図である。

0047

発射ハンドル装置2は、図2(a),(b)及び図3に示すように、前扉7の右方下部の前壁部69に固定された正面視円形状の支持部30と、この支持部30に対して固定された前部カバー28と、これら支持部30と前部カバー28との間の空隙内にて回動自在に支持された握り部29とを有している。

0048

支持部30は、遊技機本体(6,7)の前壁部69に固定された円筒状の固定部30aと、固定部30aから手前側(着座した遊技者側)に半球状に膨出する膨出部30bとを有している。

0049

握り部29は、合成樹脂材料からなり、全体が銀メッキされて導電性を備えている。この握り部29は、環状部29gと、この環状部29gの外周に形成された凸部29a,29b,29cとを有し、タッチセンサ等を有する接触検出手段75(図7参照)に接続されて、人体の接触、即ち遊技者の手等の接触を検出するように構成される。凸部29aは、遊技者の一方の手(本実施形態では右手)の親指を下方から当てるもので、凸部29bは、人差し指中指とで挟み込むように当てるもので、凸部29cは、中指と薬指とで挟み込むように当てるものである。

0050

環状部29gの内周側には段部29dが形成されており、この段部29dの内周側には、両端を連結部31a,31bを介して段部29dに連結された円形ランド部31gが設けられている。連結部31bには、遊技機本体側から軸部32の中空部を貫通してきたアース線(図示せず)を接続する接続部31cが形成されている。段部29dの内周側には、ランド部31gを挟むように形成された円弧状の開口部29e,29fが設けられている。ランド部31gの中心部には、前部カバー28の裏面に形成されたボス部(図示せず)に回動自在に嵌合される円筒状の軸部32が図4(a)の手前側に突出して形成されている。ランド部31gにおける軸部32の外周側には、軸部32を通る直線上に並ぶように長孔31e,31fが形成されると共に、長孔31eに隣接するようにスプリング係止部31dが形成されている。

0051

前部カバー28は、銀メッキされた合成樹脂材料からなり、握り部29を支持部30との間に介在した状態で膨出部30bに固定されるもので、遊技者のが接触する当接部28aと、当接部28aの中央部に位置してロゴ等が固着される固着部28bとを有している。

0052

図4(b)に示すように、支持部30には、該支持部30の中心とほぼ一致する回転中心34cを中心として回動自在に配置され、かつ片面側のみに歯面34aが形成されたギヤ部材34と、このギヤ部材34の歯面34aに噛合する歯面35aを有し、かつ該ギヤ部材34に隣接する回転軸35cを中心として回転自在に支持されたギヤ部材35と、これらギヤ部材34,35の周囲に所定の関係をもって突出形成された突起部32a,32b,32cと、が設けられている。ギヤ部材34は、回転中心34cを通る直線上に位置して図の手前に突出するように形成された係合突起34d,34eを有している。これら係合突起34d,34eは、握り部29の長孔31e,31fにそれぞれ摺動自在に挿通する。

0053

ギヤ部材35は、図4には不図示の回転角検出手段74(図7参照)に連動連結されており、回動操作部29とともに同方向に回動するギヤ部材34により該ギヤ部材34と逆方向に回動させられ、回転角検出手段74に握り部29の回動量回動角度回転角度)を伝える。

0054

更に、支持部30には、突起部32b,32cの間に突出形成されたスプリング支持部33と、突起部32aに隣接するように配置され、遊技機本体側から延びるハーネス電気的接続ケーブル)を接続する配線部42と、正面視左側に位置するように配置された発射停止スイッチ37と、この発射停止スイッチ37の上部に位置する支軸39cを中心に発射停止スイッチ37に対して回動する発射停止ボタン(操作部材)39とが設けられている。

0055

発射停止スイッチ37は、押圧スイッチ部37aと、支軸39cの近傍から直線状に突出して押圧スイッチ部37aをオンオフするためのスイッチ操作バー37bとを有しており、スイッチ操作バー37bの揺動で押圧スイッチ部37aが押し込まれている間はオンとなり、押圧スイッチ部37aがスイッチ操作バー37bから解放されるとオフとなる。

0056

発射停止ボタン39は、支軸39cを中心として回動するように支持された状態でスイッチ操作バー37bの先端に当接する凸部39dと、この凸部39dの反対側に延びて支持部30の切欠き部30cから外方に突出する押圧部39aと、この押圧部39aに隣接して形成されて支持部30の膨出部30bの内周面と略々平行な円弧状に形成された係止部39bとを有している。

0057

図4(a)に示した握り部29を、図4(b)に示した支持部30に装着することにより、発射ハンドル装置2は、図3に示すようになる。すなわち、開口部29eに突起部32b,32cが摺動自在に嵌挿され、かつ開口部29fに突起部32aが摺動自在に嵌挿され、長孔31e,31fにそれぞれ係合突起34d,34eが摺動自在に嵌挿された状態で、握り部29が支持部30に装着されている。更に、軸部32にトーションコイルばね73のコイル部が嵌挿され、その両端部がスプリング係止部31dとスプリング支持部33とにそれぞれ支持されることで、握り部29が支持部30に対して図3反時計回り方向に付勢された状態に保持される。握り部29が回動操作されない自然状態では、発射停止ボタン39の押圧部39aは、図3に示すように、初期位置に復帰した凸部29aの背面側(図の奥側)に隠れていて、遊技者が凸部29a,29b,29cにそれぞれ指をあてて図3時計回り方向に15゜〜20゜程度回動操作した時点で、親指による押圧操作が可能な位置に露出する。

0058

ついで、図4(b)及び図5を参照して、発射ハンドル装置2におけるハンドル保持構造について説明する。すなわち、握り部29には、環状部29gの裏面から支持部30側に向かって円筒状に突出する円筒部(被係止部)29hが形成されており、支持部30の内周側における3箇所には、円筒部29hの外周面を摺動自在に支持する支持凸部36a,36b,36cが突出形成されている。そして、開口部29eを突起部32b,32cで摺動自在に支持され、かつ開口部29fを突起部32aで摺動自在に支持された握り部29は、更に円筒部29hを支持凸部36a,36b,36cに摺動自在に支持された状態で、手前側を覆う前部カバー28が、図3紙面奥側(即ち、図2(b)の右側)から固定ネジ(図示せず)を螺合されることにより、図2に示すような発射ハンドル装置2として組み立てられる。

0059

図5に示すように、円筒部29hの外周面には、多数の歯からなるセレーション面29iを有する被係止部が形成されている。発射停止ボタン39は、係止部39bにおけるセレーション面29iとの対向面に、多数の歯からなるセレーション面39gを有している。セレーション面29iは、必ずしも円筒部29hの外周面全域に形成される必要はなく、握り部29の回動可能範囲においてセレーション面39gに対向し得る範囲内に設けられればよい。

0060

このように、本実施形態では、握り部29側にセレーション面29iを設けると共に、発射停止ボタン39側にセレーション面39gを設けたので、発射停止ボタン39の押圧操作時にセレーション面29i、39g同士を的確に係合させ、円筒部29hを介して握り部29を支持部30側に係止し、握り部29の回動操作位置の保持をより確実に行うことができる。

0061

また、図9に示す変形例のように、握り部29側のセレーション面29iに代えてゴム面29jを設け、かつ発射停止ボタン39側のセレーション面39gに代えてゴム面39hを設けることもできる。この場合、発射停止ボタン39の押圧操作時にゴム面29j,39h同士を係合させる構造なので、セレーション面29i,39gに比して一層簡素な構成によって、握り部29を回動操作位置により確実に保持することができる。

0062

これらの場合、セレーション面(又はゴム面)を、握り部29側と発射停止ボタン39側の双方には形成せず何れか一方のみに形成し、他方にはゴム面(又はセレーション面)か、単なる微細凹凸を一面に有する摩擦面などを設けるように構成しても良い。それらの場合も、セレーション面とゴム面との接触で握り部29を回動操作位置に確実に保持できる等、上記と略々同様の作用効果を得ることができる。

0063

ついで、本パチンコ機1の背面構造について図6を参照して説明する。同図は、本パチンコ機1の背面構造を示す背面図である。

0064

図6に示すように、パチンコ機1の前扉7の背面における上部左方には、賞球タンク43が取り付けられており、賞球タンク43の下方に、サブ制御基板38、主制御基板40、及び払出し制御基板51がこの順に配置されている。また、前扉背面における上部右方には、外部端子板52が取り付けられており、外部端子板52の下方に、整列待機通路45、賞球装置46、賞球排出通路47、電源ユニット41、及び発射装置(図示せず)用の発射制御基板53がこの順に配置されている。パチンコ機1の前扉背面における左側部には、施錠装置13が配設されている。

0065

ついで、本パチンコ機1に係る制御系を、図7制御ブロック図を参照して詳細に説明する。すなわち、パチンコ機1の制御系は、遊技制御装置54と、遊技制御装置54に電気的に接続された、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71、放音装置12、演出用照明装置8,11、図柄表示装置48、発射装置72、及び発射ハンドル装置2と、を有している。

0066

遊技制御装置54は、図6に示した主制御基板40やサブ制御基板38等から構成されている。主制御基板40は、本パチンコ機1の動作全体を統括的に管理するものであり、当該パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。また、サブ制御基板38は、主に画像表示効果音等の演出、効果光等の表示制御を行うように構成されている。

0067

遊技制御装置54は、入賞判定手段55、入賞信号出力手段56、抽選手段57、遊技制御手段59、保留手段60、作動制御手段61、演出制御手段64、表示制御手段65、及び発射制御手段66を備えている。

0068

入賞判定手段55は、発射ハンドル装置2の操作で作動する発射装置72によって遊技領域3aに打ち出された遊技球が始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等の何れかに入賞したとき、当該入賞があった旨を判定する。

0069

入賞信号出力手段56は、入賞判定手段55によって入賞が判定されたとき、対応する始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等に入賞した旨の入賞信号を出力する。

0070

抽選手段57は、入賞信号出力手段56からの始動チャッカー27に対応する入賞信号の入力時、最大保留球数(例えば4個)未満での入賞を契機として、抽選用メモリ(図示せず)から当たり当選乱数値を取得し、確率変動当たり及び通常当たりの何れかを当選させるための大当たり抽選を実行する。そして、抽選手段57は、大当たり抽選で確変当たりに当選した場合、不図示の演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、確変当たりに対応する「333」等の図柄が図柄表示装置48の大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。なお、上記大当たり有効ラインは、大当たりを得るため図柄が一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。抽選手段57はまた、大当たり抽選で通常当たりが当選した場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、通常当たりに対応する「888」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。抽選手段57は更に、大当たり抽選で外れた場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する「838」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。

0071

遊技制御手段59は、放音装置12、及び演出用照明装置8,11に放音、発光の演出をさせる契機となる指令を演出制御手段64に送る。また遊技制御手段59は、予め設定された演出データや、抽選手段57での抽選結果に応じて、図柄表示装置48に表示すべき演出内容に関する信号を表示制御手段65に送る。

0072

保留手段60は、抽選手段57から出力された変動パターン信号を入力し、変動パターンを、始動チャッカー27への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、大当たり抽選保留表示装置(図示せず)に、最大4個の保留球として点灯表示される。保留手段60は、例えば保留球数Hが0<H<5であるか否かを常時判定し、保留球数Hが4個表示されている間は、始動チャッカー27への入賞に拘わらず大当たり抽選は行わない。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。

0073

保留手段60は、保留(記憶)している変動パターンに係る信号を順次出力し、その変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を出力しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)と共に、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターン信号の出力に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段60は、保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、抽選手段57で行われる始動チャッカー27への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。

0074

作動制御手段61は、所定の契機で始動チャッカー開閉ソレノイド70に駆動信号を送って該ソレノイド70を作動させて始動チャッカー27を開放又は閉塞動作させる。また、作動制御手段61は、所定の契機でアタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送って該ソレノイド71を作動させ、抽選手段57の抽選による大当たり発生時にアタッカー5を開放して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数所定ラウンド)だけ繰り返すように制御する。

0075

演出制御手段64は、遊技制御手段59からの指令に応答して、放音装置12を放音駆動し、演出用照明装置8,11を発光させ、遊技者の聴覚や視覚訴える演出を行う。表示制御手段65は、遊技制御手段59からの信号に従って、図柄表示装置48を駆動し、大当たり抽選結果を中心とした内容等の演出を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示する。

0076

発射制御手段66は、発射ハンドル装置2の握り部29が回動操作され、接触検出手段75が遊技者の手等の接触を検出した状態において、回転角検出手段74によって検出された握り部29の回動量(回転角度)の信号を受信したとき、該信号に対応する発射ストロークとなるように発射装置72を作動させ、遊技球を遊技領域3aに向けて順次打ち出させる。

0077

発射装置72は、図1における皿ユニット16の裏側に内蔵されており、発射制御手段66からの発射制御信号に応答した発射ストロークとなるようにハンマー(図示せず)を作動させ、遊技球を順次遊技領域3aに打ち出すように構成される。

0078

発射ハンドル装置2は、発射停止スイッチ37、回転角検出手段74、及び接触検出手段75を有している。発射停止スイッチ37は、握り部29が回動操作された状態で押圧部39aが押し込まれると、スイッチ操作バー37bが押圧スイッチ部37aを押圧することでオン信号を出力する。また、回転角検出手段74は、握り部29の回転方向機械的変位量デジタル量又はアナログ量に変換して検出信号として出力するポテンショメータ等からなるもので、握り部29とともに回動するギヤ部材34を介して回動させられるギヤ部材35の回転軸35cに軸(図示せず)が連結されており、ギヤ部材35の回転角度を検出し、握り部29の回動角度の検出信号として発射制御手段66に送信する。また、接触検出手段75は、発射ハンドル装置2の握り部29に遊技者の手等が接触したことを検出し、その検出信号を発射制御手段66に送信する。

0079

次に、本パチンコ機1による作用について、図8フローチャートを併せて参照しつつ説明する。

0080

すなわち、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が発射ハンドル装置2の握り部29を握り、適宜の角度に回動操作すると(ステップS1)、接触検出手段75による検出信号を受信した発射制御手段66が、ギヤ部材34,35を介して握り部29の回転角度を検出した回転角検出手段74からの検出信号に基づき、発射装置72を制御する。これにより、発射装置72の作動で遊技球が所定の時間間隔で遊技領域3aに向けて連続的に発射される。すると、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する多数の遊技球は、始動チャッカー27や入賞口25,26に適時入賞し、或いは、これらに関与せずに転動落下して、遊技領域3a最下部のアウト口(図示せず)から遊技盤3背面側に排出される。

0081

つまり、遊技領域3aに向けて打ち出された多数の遊技球は、その一部がワープ導入口67から導入されて放出口4からステージS上に放出され、その一部が球放出口49から放出されて始動チャッカー27に向け落下し、この始動チャッカー27に高確率で入賞する。この際、障害釘24への当接状況によっては、始動チャッカー27に入賞できないこともある。一方、球放出口49からではなくステージSから直接に落下する遊技球は、始動チャッカー27と異なる方向に向かう。この際、当該遊技球は、落下方向が、始動チャッカー27上の一対の障害釘24の間を通過して入球し得る方向と異なっても、障害釘24の左右に打ち込まれたいわゆるジャンプ(図示せず)や、このジャンプ釘から左右方向に配列された道釘(図示せず)で弾き返されることで、障害釘24に絡んでその間を落下して始動チャッカー27に入球することもある。

0082

ところで、上述したように始動チャッカー27や入賞口25,26の何れかに遊技球が入賞した場合、入賞判定手段55が当該入賞を判定し、かつ入賞信号出力手段56が入賞信号を出力する(ステップS2)。この際、保留手段60は、保留球Hが0<H<5であるか否かを常時判定しており、0<H<5を満たすと判定したときには、保留している変動パターンに係る信号を、遊技制御手段59を介して表示制御手段65に順次送信し、図柄変動禁止フラグをオンすると共に、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段60は、当該保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、抽選手段57で行われる始動チャッカー27への入賞に応じた大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。

0083

そして、ステップS3において、大当たり抽選で当選した場合、抽選手段57が当たりフラグをオンすると、抽選手段57が、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりに対応する変動パターンを決定する。

0084

これにより、ステップS4において、図柄表示装置48に表示されるべき当たり図柄がセットされ、抽選手段57は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、当該変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。

0085

一方、ステップS3において大当たり抽選で外れた場合には、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する図柄が最終的に揃う旨の変動パターンが決定される。これにより、図柄表示装置48に表示される外れ図柄がセットされ、抽選手段57は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、図柄変動禁止フラグをオンし、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。

0086

以上のようにして、遊技制御手段59が、図柄表示装置48に表示すべき演出内容に関する信号を、表示制御手段65に送信することに基づき、表示制御手段65は、図柄表示装置48を適時駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示することとなる(ステップS5)。

0087

そして、図柄表示装置48の画面上に表れた抽選結果が大当たり決定である場合、作動制御手段61は、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送り、当該ソレノイド71を作動させてアタッカー5を開放し、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカー5に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が球供給口17から皿ユニット16に払い出されることとなる(ステップS6)。

0088

上述の遊技中、遊技者は、発射停止ボタン39を押圧操作するだけで遊技球の発射を停止し、且つその時点での握り部29の回動操作位置を保持することができる。すなわち、発射停止ボタン39をワンタッチ操作するだけで遊技球の発射を確実に停止できると共に、その時点での握り部29の回動操作位置を維持することができるため、発射停止ボタン39の押圧操作で発射を停止した後に発射停止ボタン39から手を離すことで、停止前と同じ回動操作位置での打ち出しを再び開始することができる。そして、発射停止ボタン39の操作終了後、握り部29を回動操作して打ち出しつつ遊技を行う際には、この握り部29は従来のように回動操作の都度に固定される構造を有しないので、握り部29の回動操作をきめ細かく行い、発射ストロークの微調整を円滑に行うことができる。

0089

また、発射停止ボタン39が、支持部30に回動自在に支持され、押圧操作時に発射停止スイッチ37を操作して停止信号を出力させると共に握り部29の円筒部29hを係止するので、発射停止ボタン39の押圧操作で遊技球の発射を停止しつつ握り部29の回動操作位置を保持できる構造を、極めて簡単な構成で実現することができる。更に、握り部29におけるセレーション面29iを有する被係止部を、発射停止ボタン39の係止部39bで係止するだけの簡単な構成により、発射停止ボタン39の押圧操作で遊技球の発射を停止しつつ握り部29の回動操作位置を保持する構造を容易に実現できる。

0090

<第2の実施の形態>
ついで、図10を参照して、本発明に係る第2の実施の形態について説明する。なお、本第2の実施形態において第1の実施形態と同様な部分は、同じ符号を付してその説明を省略する。

0091

本実施形態における発射ハンドル装置2は、握り部29を遊技機本体(6,7)に対して回動自在に支持する支持部30と、この支持部30に配置されて発射停止ボタン(操作部材)39の押圧操作時に発射装置72の作動を停止する信号を出力する発射停止スイッチ(スイッチ)37と、この信号に応答して握り部29を支持部30側に係止する電磁ブレーキ76とを有している。

0092

電磁ブレーキ76は、支持部30側に固定された本体76aと、この本体76aに内蔵したソレノイド(図示せず)と、円筒部29hを挟むように本体76aから突出する一対の摩擦板77,77とを有している。このような電磁ブレーキ76は、発射停止ボタン39による押圧操作で発射停止スイッチ37がオンしたとき、本体76a内のソレノイド(図示せず)がオン作動し、それまで円筒部29hに接触していなかった摩擦板77,77が円筒部29hを挟持する。円筒部29hには、摩擦板77,77で挟持される部分に、前述したようなセレーション面、ゴム面、微細凹凸面の何れかが形成されており、摩擦板77,77の挟持によって有効に係止される。一方、遊技者が発射停止ボタン39を離すと、発射停止スイッチ37がオフすることで電磁ブレーキ76がオフし、摩擦板77,77が円筒部29hを解放して、握り部29が解放される。

0093

以上のように、本実施形態では、発射停止ボタン39の操作に基づいて発射停止スイッチ37をオン、オフするだけで、電磁ブレーキ76を連動動作させ、遊技球の発射を停止しそして再開すると共に、握り部29を係止しそして解放することができる。このように、発射停止ボタン39の押圧操作時に発射停止スイッチ37から出力された信号に基づき、発射装置72を停止させると共に電磁ブレーキ76を作動させて発射停止ボタン39を回動操作位置に保持できるので、スイッチ類の個数を抑え、必要な回路構成を可及的に簡略化することができる。

0094

<第3の実施の形態>
ついで、図11及び図12を参照して、本発明に係る第3の実施の形態について説明する。なお、本第3の実施形態において第1の実施形態と同様な部分は、同じ符号を付してその説明を省略する。

0095

すなわち、本実施形態では、発射ハンドル装置2が、発射停止ボタン(操作部材)39を押圧操作状態に保持する保持機構78と、この保持機構78による発射装置72の作動停止状態で操作された際、該発射装置72の作動停止を解除する解除ボタン(解除操作部材)58とを有している。保持機構78は、発射停止スイッチ37上部に位置する支軸39cに装着されており、不図示のクリックストップ機構により、押圧部39aが押し込まれたとき、スイッチ操作バー37bを押し込んだ状態に発射停止ボタン39を保持し、これに続いて押圧部39aが再度押し込まれると、発射停止ボタン39を解放する。また、解除ボタン58は、銀メッキが施されて導電性を有する合成樹脂材料からなり、本実施形態における接触検出手段75は、握り部29とともに解除ボタン58に対する遊技者の手等の接触をも検出するように構成されている。

0096

また、図12に示すように、本実施形態の発射ハンドル装置2は、前述した実施形態と同様の発射停止スイッチ37、回転角検出手段74及び接触検出手段75に加えて、発射装置72の発射停止状態を解除する発射停止解除スイッチ(解除操作部材)68を有している。この発射停止解除スイッチ68は、発射停止スイッチ37のオン状態において解除ボタン58が押圧操作されたとき、発射装置72の発射停止状態を解除するように構成される。

0097

本実施形態では、発射停止ボタン39の操作で打ち出しが停止し、且つ握り部29の回動操作位置が保持された状態で解除ボタン58を押圧操作すると、発射停止解除スイッチ68が発射装置72の発射停止状態を解除するので、押圧部39aに触れないように握り部29に触れれば、打ち出しを再開することができる。このため、遊技場内の電圧変動等による発射ストローク変動が顕著ではない場合や、遊技者自身が発射ストロークの微少変動をあまり気にしない場合等には、発射停止解除スイッチ68を操作するだけでほぼ停止前の発射ストロークで打ち出しを再開し、遊技を続行することができる。また、解除ボタン58を押圧操作して発射を再開した後、この解除ボタン58に触れているだけでも、接触検出手段75の検出により、発射を続けることができる。

0098

以上、本発明をその好適な実施形態及び変形例に基づいて説明したが、本発明の遊技機及び発射ハンドル装置は、上記実施形態及び変形例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態及び変形例の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機及び発射ハンドル装置も、本発明の範囲に含まれる。

図面の簡単な説明

0099

本発明に係る第1の実施形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。
発射ハンドル装置を示す図であり、(a)は正面図、(b)は斜視図である。
前部カバーを取り外した状態の発射ハンドル装置を示す正面図である。
第1の実施形態の発射ハンドル装置を分解して示す図であり、(a)は握り部を単体で示す正面図、(b)は握り部の取り外し後の発射ハンドル装置を示す正面図である。
図4(b)の一部を拡大して示す正面図である。
第1の実施形態におけるパチンコ機の背面構造を示す背面図である。
第1の実施形態におけるパチンコ機の制御系を示す制御ブロック図である。
第1の実施形態におけるパチンコ機の作用を説明するためのフローチャートである。
発射ハンドル装置の変形例を示す部分拡大図である。
第2の実施形態における握り部の取り外し後の発射ハンドル装置を示す正面図である。
第3の実施形態における前部カバーを取り外した状態の発射ハンドル装置を示す正面図である。
第3の実施形態における制御系を示す制御ブロック図である。

符号の説明

0100

1遊技機(パチンコ機)
2発射ハンドル装置
3a遊技領域
6,7 遊技機本体(筐体、前扉)
29握り部
29h 握り部の一部(被係止部、円筒部)
29i,39gセレーション面
29j,39hゴム面
30 支持部
37 スイッチ(発射停止スイッチ)
39操作部材(発射停止ボタン)
39b 係止部
58解除操作部材(解除ボタン)
72発射装置
76電磁ブレーキ
78保持機構
Ba 遊技球

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