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技術 信頼できる通信相手間に、および、信頼できない通信相手間に提供するアドホックサービスの課金処理を行う方法および装置

出願人 ノキアコーポレイション
発明者 トロッセンディルク
出願日 2005年3月1日 (14年6ヶ月経過) 出願番号 2007-501375
公開日 2007年10月4日 (11年11ヶ月経過) 公開番号 2007-528162
状態 拒絶査定
技術分野 移動無線通信システム 通話登算方式 小規模ネットワーク(3)ループ,バス以外
主要キーワード ゲーム用装置 課金関係 セルラインタフェース 信号流れ図 コストメトリック 終了セッション 利用コスト ショートレンジ
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図面 (4)

課題・解決手段

方法とシステムとによってサービスプロバイダによるサービスユーザ装置に提供する。該方法は、(ブルートゥースネットワークなどの)第1の無線ネットワークを介して、ユーザ装置とブリッジングユーザ装置との間にサービスの提供関係を確立するステップと;上記ブリッジングユーザ装置と上記第1の無線ネットワークとを介して、並びに、上記ブリッジングユーザ装置を上記サービスプロバイダと結合する(セルラネットワークなどの)第2の無線ネットワークを介して、サービスプロバイダによる所望のサービスをユーザ装置に提供するステップと;上記サービスを提供しながら、上記ユーザ装置と上記ブリッジングユーザ装置間における上記サービスの提供関係に対する課金データを記録するステップと;上記ブリッジングユーザ装置から上記サービスプロバイダへ上記課金データを報告するステップとを有する。推奨実施形態では、少なくとも上記確立機能と記録機能とによって、上記ユーザ装置および上記ブリッジングユーザ装置で実行される、サービスプロバイダの信頼できるソフトウェア機能が利用される。

概要

背景

本発明の背景並びに本発明によって解決される問題は、例を用いることによって最も好便に説明することが可能である。

例えば、図1は、従来のゲーム用シナリオを示す図であり、この図では、物理的に部屋に位置する1グループのユーザが、無線ブルートゥースネットワーク2のようなローカルアクセス技術を介して端末装置1Aを用いてマルチプレイヤ用ゲームを行っている。端末装置1Aは、それ自体携帯電話ゲーム用装置のような移動端末装置であってもよく、さらに端末装置のユーザは本願明細書で便宜上、発信側ユーザとも呼ばれる。物理的に存在するプレイヤに加えて、本願明細書で便宜上、応答側ユーザとも呼ばれる端末装置1Bを有する遠隔地に位置する別のプレイヤが、ローカルなゲーム参加者の端末装置1A'のうちの1つ端末装置を経由して、セルラネットワーク3を介して作成されるセルラリンクのような別のアクセス技術を介してゲームに参加することも可能である。

発生する問題として、本願明細書で便宜上ブリッジングユーザとも呼ばれる、端末装置1A'と関連づけられるゲームの参加者が、共通の目的すなわち、ゲームサーバとの接続や遠隔地にいる参加者1Bとのポイント間接続用として自分のセルラリンク3を利用している場合がある。一般に、移動端末装置1A'は、ブルートゥースローカルネットワーク2とセルラネットワーク3との間でブリッジすなわちルータとして機能するものである。ほとんどの場合、セルラリンク3の利用の結果、ブリッジングユーザのセルラアカウントに対する課金が生じるのに対して、ゲームの相手側参加者(発呼側ユーザ)には、相手側参加者がリンク3を使用していても、セルラリンク3の使用に対する課金は行われない。例えば、端末装置1Aは、すべて、ブルートゥースアクセスネットワーク2を経由して、ブリッジング端末装置1A'を介して、あるいは、インターネットを介して遠隔地に在るゲームサーバ(図示せず)と連絡する際、遠隔地にいる参加者1Bへデータパケットを送信している場合もある。したがって、ブリッジング端末装置1A'のユーザ側は、相手側参加者が適切に課金されることなく、ゲーム目的のために自分のセルラリンク3へのアクセスを相手側ユーザに提供するインセンティブ不足が生じることが予想される。

別例として、公共の場所にいる際、ユーザがラップトップコンピュータを用いてインターネットとの接続を望むケースについて考えてみる。ユーザのラップトップはセルラへのアクセスを行わず、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を使用するのに利用可能なホットスポットが存在せず、該ラップトップコンピュータが、ブルートゥースアクセスを提供するブルートゥースインタフェースを有しているものと仮定する。

上記ケースでは、ユーザのラップトップコンピュータは、従来方式のサービス発見処理手続きを利用して、一般的なブルートゥースなどによるような、ブルートゥースインタフェースを介して、ユーザの或る移動端末装置と接続し、適切な移動端末装置との接続を図るようにすることも可能である。この場合、近くにいるユーザの移動端末装置のセルラとの接続性が、おそらくその近くにいるユーザに気づかれずに利用されて、ラップトップのパケットのインターネットへの適切な経路選定が行われることになる(ブルートゥース用のIPプロファイルが存在しているものと仮定する)。しかし、近くにあるブリッジのセルラリンク移動局が使用されているため、このユーザのセルラアカウントは、ブリッジング移動局ユーザが知らないかもしれないラップトップユーザが実際に消費するサービスに対して課金が行われることになる。

上記ブリッジングユーザのセルラアカウントに対する課金と関係する前述の問題に加えて、リソースの利用というコンテキストの中で別の問題が発生する。すなわち、セルラリンク3の利用は、ブリッジングユーザのセルラアカウントにコストを追加するだけでなく、最も重要なこととして、ブリッジングユーザの移動局の電池電力である移動局のリソースも消費することになる。消費される可能性のある別のリソースには、移動局の復号化機能性並びに或る周辺機器との接続性が含まれる。この結果、第1の移動局は、おそらく知らないうちに第2の移動局用サービスプロバイダとして機能してしまうことになる。第1の移動局のユーザが、上記第2の移動局のユーザのことを全く知らない場合もある。この状況は、一般に、アドホックサービスの提供と呼ばれる場合もある。アドホックサービスの提供を行う1つの効果として、セルラ接続コストに加えて、移動局のリソースの消費にも課金を行いたいというブリッジング移動局ユーザ側の要望が存在する場合があることが挙げられる。

2002年6月13日付けの米国公開特許出願番号第2002/0071416号"アドホック広域ネットワークアクセス方法およびシステム"(G.Carlsonら)に、無線接続プロバイダや無線ポータルのような接続ファシリティを有する無線装置を介する広域ネットワークへのアクセスを非接続無線装置に提供する方法およびシステムについての記載がある。非接続無線装置は、接続サービス用の少なくとも1つの無線接続プロバイダとのネゴシエーションを行うためにショートレンジ無線通信リンクを第1に採用する。非接続無線装置が特定の接続プロバイダを選択するとすぐに、接続プロバイダは接続ファシリティを介して広域ネットワークリソースへのアクセスを行い、次いでその利用状況の測定を行う。次いで、無線接続プロバイダは、接続サービスに対する支払いを求める請求書を非接続無線装置に送り、非接続無線装置の支払いを可能にするために無線接続プロバイダへ支払い情報を提供する。

上述の技法は、発呼側ユーザとブリッジングユーザとの間に信頼できる関係が存在することを仮定しているように思われる。しかし、多くの場合、実際には信頼できる関係が存在することはなく、ブリッジングユーザは自分の移動端末装置が、別のおそらく未知のユーザ用のためにブリッジングサービスを提供していることに気づいていない場合もある。

概要

方法とシステムとによってサービスプロバイダによるサービスをユーザ装置に提供する。該方法は、(ブルートゥースネットワークなどの)第1の無線ネットワークを介して、ユーザ装置とブリッジングユーザ装置との間にサービスの提供関係を確立するステップと;上記ブリッジングユーザ装置と上記第1の無線ネットワークとを介して、並びに、上記ブリッジングユーザ装置を上記サービスプロバイダと結合する(セルラネットワークなどの)第2の無線ネットワークを介して、サービスプロバイダによる所望のサービスをユーザ装置に提供するステップと;上記サービスを提供しながら、上記ユーザ装置と上記ブリッジングユーザ装置間における上記サービスの提供関係に対する課金データを記録するステップと;上記ブリッジングユーザ装置から上記サービスプロバイダへ上記課金データを報告するステップとを有する。推奨実施形態では、少なくとも上記確立機能と記録機能とによって、上記ユーザ装置および上記ブリッジングユーザ装置で実行される、サービスプロバイダの信頼できるソフトウェア機能が利用される。

目的

したがって、ブリッジング端末装置1A'のユーザ側は、相手側参加者が適切に課金されることなく、ゲーム目的のために自分のセルラリンク3へのアクセスを相手側ユーザに提供する

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
3件

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請求項1

サービスプロバイダによるサービスユーザ装置に提供する方法であって、第1の無線ネットワークを介して、前記ユーザ装置とブリッジングユーザ装置との間にサービスの提供関係を確立するステップと、前記ブリッジングユーザ装置と前記第1の無線ネットワークとを経由して、および、前記ブリッジングユーザ装置を前記サービスプロバイダと結合する第2の無線ネットワークを介して、前記サービスプロバイダによる所望のサービスを前記ユーザ装置に提供するステップと、前記サービスを提供しながら、前記ユーザ装置と前記ブリッジングユーザ装置間における前記サービスの提供関係に対する課金データを記録するステップと、前記ブリッジングユーザ装置から前記サービスプロバイダへ前記課金データを報告するステップとを有する方法。

請求項2

少なくとも前記確立ステップと前記記録ステップとが、前記ユーザ装置および前記ブリッジングユーザ装置で実行される、サービスプロバイダの信頼できるソフトウェアを利用する請求項1に記載の方法。

請求項3

前記第1の無線ネットワークが、ローカルショートレンジの無線ネットワークを備え、前記第2の無線ネットワークがロングレンジの無線ネットワークを備える請求項1に記載の方法。

請求項4

前記第1の無線ネットワークが無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を備え、前記第2の無線ネットワークがセルラ無線ネットワークを備える請求項1に記載の方法。

請求項5

前記第1の無線ネットワークがブルートゥースネットワークを備え、前記第2の無線ネットワークがセルラ無線ネットワークを備える請求項1に記載の方法。

請求項6

確立ステップが、前記ユーザ装置と前記ブリッジングユーザ装置間における前記サービスの提供関係に対する前記課金の明細についてネゴシエーションを行うステップを含む請求項1に記載の方法。

請求項7

前記サービスの提供関係を確立する際に、課金データを記録するステップが、前記ユーザ装置と前記ブリッジングユーザ装置との間でネゴシエーションが行われる少なくとも1つの課金メトリックを利用する請求項1に記載の方法。

請求項8

課金データを記録するステップが、少なくとも、前記ブリッジングユーザ装置による前記第2の無線ネットワークの利用状況を明らかにする請求項1に記載の方法。

請求項9

課金データを記録するステップが、少なくとも、前記ブリッジングユーザ装置の少なくとも1つのリソース消費状況を明らかにする請求項1に記載の方法。

請求項10

前記サービスが提供されている間、周期的に報告が行われる請求項1に記載の方法。

請求項11

提供されている前記サービスの終了時に報告が行われる請求項1に記載の方法。

請求項12

セッション中に前記所望のサービスが提供され、さらに、前記サービスを提供するステップが、前記ブリッジングユーザを経由して、前記ユーザから得られるクレデンシャル情報に少なくとも部分的に基づいて、前記セッションに対する課金記録を前記サービスプロバイダ側で最初に確立する請求項1に記載の方法。

請求項13

前記クレデンシャル情報が、前記ユーザ装置の識別子と、前記ユーザが前記サービスプロバイダのクライアントであることを前記サービスプロバイダに対して特定する情報とを含む請求項12に記載の方法。

請求項14

前記サービスプロバイダに対して前記ユーザを特定する少なくとも前記情報が暗号化される請求項13に記載の方法。

請求項15

前記セッションに対する前記課金記録がセッション識別子に基づいて一意に特定される請求項12に記載の方法。

請求項16

サービスプロバイダによるサービスをユーザ装置に提供するシステムであって、該システムが、第1の無線ネットワークへのインタフェースを備えた少なくとも1つのユーザ装置と、前記第1の無線ネットワークへのインタフェースと、第2の無線ネットワークへのインタフェースとを備えた少なくとも1つのブリッジングユーザ装置と、前記第2の無線ネットワークの中を通って着信可能な少なくとも1つのサービスプロバイダと、を備え、前記ユーザ装置と前記ブリッジングユーザ装置と前記サービスプロバイダとがコンピュータコードを実行することにより、前記第1の無線ネットワークを介して、前記ユーザ装置と前記ブリッジングユーザ装置との間にサービスの提供関係を確立し、前記ブリッジングユーザ装置と前記第1の無線ネットワークとを経由して、さらに、前記ブリッジングユーザ装置を前記サービスプロバイダと結合する前記第2の無線ネットワークを介して、前記サービスプロバイダによる所望のサービスを前記ユーザ装置に提供し、前記ユーザ装置と前記ブリッジングユーザ装置間における前記サービスの提供関係に対する課金データを記録し、前記ブリッジングユーザ装置から前記サービスプロバイダへ前記課金データを報告する、システム。

請求項17

前記コンピュータコードが、前記ユーザ装置および前記ブリッジングユーザ装置で実行される信頼できるソフトウェアを有する請求項16に記載のシステム。

請求項18

前記第1の無線ネットワークが、ローカルなショートレンジの無線ネットワークを備え、前記第2の無線ネットワークがロングレンジの無線ネットワークを備える請求項16に記載のシステム。

請求項19

前記第1の無線ネットワークが無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を備え、前記第2の無線ネットワークがセルラ無線ネットワークを備える請求項16に記載のシステム。

請求項20

前記第1の無線ネットワークがブルートゥースネットワークを備え、前記第2の無線ネットワークがセルラ無線ネットワークを備える請求項16に記載のシステム。

請求項21

前記サービスの提供関係を確立する前記コンピュータコードが、オファ−カウンタオファ法(offer-counteroffer technique)を利用して、前記ユーザ装置と前記ブリッジングユーザ装置間における前記サービスの提供関係に対する課金の明細についてネゴシエーションを行うためのコンピュータコードを含む請求項16に記載のシステム。

請求項22

課金データを記録する前記コンピュータコードが、前記サービスの提供関係を確立する際に、前記ユーザ装置と前記ブリッジングユーザ装置との間でネゴシエーションが行われる少なくとも1つの課金メトリックを利用する請求項16に記載のシステム。

請求項23

課金データを記録する前記コンピュータコードが、少なくとも、前記ブリッジングユーザ装置による前記第2の無線ネットワークの利用状況を明らかにする請求項16に記載のシステム。

請求項24

課金データを記録する前記コンピュータコードが、少なくとも、前記ブリッジングユーザ装置の少なくとも1つのリソースの消費状況を明らかにする請求項16に記載のシステム。

請求項25

前記サービスが提供されている間、周期的に報告が行われる請求項16に記載のシステム。

請求項26

提供されている前記サービスの終了時に報告が行われる請求項16に記載のシステム。

請求項27

セッション中に前記所望のサービスが提供され、さらに、前記サービスを提供するステップが、前記ブリッジングユーザを経由して、前記ユーザから得られるクレデンシャル情報に少なくとも部分的に基づいて、前記セッションに対する課金記録を前記サービスプロバイダ側で最初に確立する請求項16に記載のシステム。

請求項28

前記クレデンシャル情報が、前記ユーザ装置の識別子と、前記ユーザが前記サービスプロバイダのクライアントであることを前記サービスプロバイダに対して特定する情報とを含む請求項27に記載のシステム。

請求項29

前記サービスプロバイダに対して前記ユーザを特定する少なくとも前記情報が暗号化される請求項28に記載のシステム。

請求項30

前記セッションに対する前記課金記録がセッション識別子に基づいて一意に特定される請求項27に記載のシステム。

請求項31

移動通信装置であって、メモリと結合されたデータプロセッサと、ショートレンジの無線ネットワークへのインタフェースとを備え、前記メモリが、サービスプロバイダが提供すべきサービスを要求するための、及び、前記ショートレンジの無線ネットワークを介して前記移動通信装置と別の装置との間にサービスの提供関係を確立するための、前記データプロセッサにより実行可能なコンピュータコードを格納し、前記別の装置は、第2の無線ネットワークを介して前記サービスプロバイダと双方向に結合し、さらに、前記サービスは、前記ショートレンジの無線ネットワークと、前記別の装置と、前記第2の無線ネットワークとを経由して、前記サービスプロバイダによる前記移動通信装置へ提供される、移動通信装置。

請求項32

前記サービスの提供関係を確立する前記コンピュータコードが、前記移動通信装置と前記別の装置間における前記サービスの提供関係に対する課金の明細についてネゴシエーションを行うためのコンピュータコードを含む請求項31に記載の移動通信装置。

請求項33

前記課金明細が、前記別の装置による前記第2の無線ネットワークの利用を含む請求項32に記載の移動通信装置。

請求項34

前記課金明細が前記別の装置の少なくとも1つのリソースの利用を含む請求項32に記載の移動通信装置。

請求項35

移動通信装置であって、メモリと結合されたデータプロセッサと、ショートレンジの無線ネットワークとのインタフェースと、セルラ無線ネットワークとのインタフェースとを備え、前記メモリが、前記ショートレンジの無線ネットワークを介して、前記移動通信装置と別の装置との間にサービスの提供関係を確立するための、前記データプロセッサにより実行可能なコンピュータコードを格納し、前記移動通信装置は、前記セルラ無線ネットワークを介して、前記サービスプロバイダと双方向に結合することができ、さらに、前記サービスは、前記サービスプロバイダにより、前記ショートレンジの無線ネットワークと、前記移動通信装置と、前記セルラ無線ネットワークとを経由して、前記別の通信装置に提供され、さらに、前記データプロセッサにより実行可能な前記コンピュータコードが、前記移動通信装置と前記別の装置間における前記サービスの提供関係に対する課金データを記録し、前記セルラ無線ネットワークを経由して前記サービスプロバイダへ前記課金データを報告できるようにさらに動作可能な移動通信装置。

請求項36

前記サービスの提供関係を確立する前記コンピュータコードが、前記移動通信装置と前記別の装置間における前記サービスの提供関係に対する課金の明細についてネゴシエーションを行うためのコンピュータコードを含む請求項35に記載の移動通信装置。

請求項37

前記課金明細が、前記移動装置による前記第2の無線ネットワークの利用を含む請求項36に記載の移動通信装置。

請求項38

前記課金明細が前記移動通信装置の少なくとも1つのリソースの利用を含む請求項36に記載の移動通信装置。

請求項39

前記サービスが提供されている間、前記移動通信装置が周期的に前記課金データを報告する請求項35に記載の移動通信装置。

請求項40

提供されている前記サービスの終了時に前記移動通信装置が前記課金データを報告する請求項35に記載の移動通信装置。

請求項41

ショートレンジの無線ネットワークとのインタフェースと結合されたデータプロセッサを備えた移動端末装置であって、前記データプロセッサが、サービスプロバイダにより提供されるサービスを要求し、前記ショートレンジの無線ネットワークを介して前記移動端末装置と装置との間にサービスの提供関係を確立するように動作し、別の無線ネットワークを介して前記装置を前記サービスプロバイダと双方向に結合し、前記ショートレンジの無線ネットワークと前記装置と前記別の無線ネットワークとを経由して、前記サービスプロバイダによる前記サービスを前記移動端末装置に提供する、移動端末装置。

請求項42

前記データプロセッサが、前記移動端末装置と前記装置間における前記サービスの提供関係に対する課金についてネゴシエーションを行うことができるようにさらに動作可能な請求項41に記載の移動端末装置。

請求項43

ショートレンジの無線ネットワークとのインタフェース、および、セルラ無線ネットワークとのインタフェースと結合されたデータプロセッサを備えた移動端末装置であって、前記データプロセッサが、前記ショートレンジの無線ネットワークを介して前記移動端末装置と装置との間にサービスの提供関係を確立するように動作可能であり、前記セルラ無線ネットワークを介して前記移動端末装置を前記サービスプロバイダと双方向に結合することが可能であり、さらに、前記ショートレンジの無線ネットワークと、前記移動端末装置と、前記セルラ無線ネットワークとを経由して、前記サービスプロバイダによる前記サービスを前記装置に提供し、さらに、前記データプロセッサが、前記移動端末装置と前記装置間における前記サービスの提供関係に対する課金データを記録し、前記セルラ無線ネットワークを介して、前記サービスプロバイダへ前記課金データを報告できるようにさらに動作可能である移動端末装置。

請求項44

前記データプロセッサが、前記移動端末装置と前記装置間における前記サービスの提供関係に対する課金についてネゴシエーションを行うことができるようにさらに動作可能な請求項43に記載の移動端末装置。

技術分野

0001

本発明は、一般に、データ通信ネットワークを介して行われるデータ通信に関し、特に、おそらく信頼できない通信相手との間でアドホックに提供されるサービスに対する課金方法に関する。

背景技術

0002

本発明の背景並びに本発明によって解決される問題は、例を用いることによって最も好便に説明することが可能である。

0003

例えば、図1は、従来のゲーム用シナリオを示す図であり、この図では、物理的に部屋に位置する1グループのユーザが、無線ブルートゥースネットワーク2のようなローカルアクセス技術を介して端末装置1Aを用いてマルチプレイヤ用ゲームを行っている。端末装置1Aは、それ自体携帯電話ゲーム用装置のような移動端末装置であってもよく、さらに端末装置のユーザは本願明細書で便宜上、発信側ユーザとも呼ばれる。物理的に存在するプレイヤに加えて、本願明細書で便宜上、応答側ユーザとも呼ばれる端末装置1Bを有する遠隔地に位置する別のプレイヤが、ローカルなゲーム参加者の端末装置1A'のうちの1つ端末装置を経由して、セルラネットワーク3を介して作成されるセルラリンクのような別のアクセス技術を介してゲームに参加することも可能である。

0004

発生する問題として、本願明細書で便宜上ブリッジングユーザとも呼ばれる、端末装置1A'と関連づけられるゲームの参加者が、共通の目的すなわち、ゲームサーバとの接続や遠隔地にいる参加者1Bとのポイント間接続用として自分のセルラリンク3を利用している場合がある。一般に、移動端末装置1A'は、ブルートゥースローカルネットワーク2とセルラネットワーク3との間でブリッジすなわちルータとして機能するものである。ほとんどの場合、セルラリンク3の利用の結果、ブリッジングユーザのセルラアカウントに対する課金が生じるのに対して、ゲームの相手側参加者(発呼側ユーザ)には、相手側参加者がリンク3を使用していても、セルラリンク3の使用に対する課金は行われない。例えば、端末装置1Aは、すべて、ブルートゥースアクセスネットワーク2を経由して、ブリッジング端末装置1A'を介して、あるいは、インターネットを介して遠隔地に在るゲームサーバ(図示せず)と連絡する際、遠隔地にいる参加者1Bへデータパケットを送信している場合もある。したがって、ブリッジング端末装置1A'のユーザ側は、相手側参加者が適切に課金されることなく、ゲーム目的のために自分のセルラリンク3へのアクセスを相手側ユーザに提供するインセンティブ不足が生じることが予想される。

0005

別例として、公共の場所にいる際、ユーザがラップトップコンピュータを用いてインターネットとの接続を望むケースについて考えてみる。ユーザのラップトップはセルラへのアクセスを行わず、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を使用するのに利用可能なホットスポットが存在せず、該ラップトップコンピュータが、ブルートゥースアクセスを提供するブルートゥースインタフェースを有しているものと仮定する。

0006

上記ケースでは、ユーザのラップトップコンピュータは、従来方式のサービスの発見処理手続きを利用して、一般的なブルートゥースなどによるような、ブルートゥースインタフェースを介して、ユーザの或る移動端末装置と接続し、適切な移動端末装置との接続を図るようにすることも可能である。この場合、近くにいるユーザの移動端末装置のセルラとの接続性が、おそらくその近くにいるユーザに気づかれずに利用されて、ラップトップのパケットのインターネットへの適切な経路選定が行われることになる(ブルートゥース用のIPプロファイルが存在しているものと仮定する)。しかし、近くにあるブリッジのセルラリンク移動局が使用されているため、このユーザのセルラアカウントは、ブリッジング移動局ユーザが知らないかもしれないラップトップユーザが実際に消費するサービスに対して課金が行われることになる。

0007

上記ブリッジングユーザのセルラアカウントに対する課金と関係する前述の問題に加えて、リソースの利用というコンテキストの中で別の問題が発生する。すなわち、セルラリンク3の利用は、ブリッジングユーザのセルラアカウントにコストを追加するだけでなく、最も重要なこととして、ブリッジングユーザの移動局の電池電力である移動局のリソースも消費することになる。消費される可能性のある別のリソースには、移動局の復号化機能性並びに或る周辺機器との接続性が含まれる。この結果、第1の移動局は、おそらく知らないうちに第2の移動局用サービスプロバイダとして機能してしまうことになる。第1の移動局のユーザが、上記第2の移動局のユーザのことを全く知らない場合もある。この状況は、一般に、アドホックサービスの提供と呼ばれる場合もある。アドホックサービスの提供を行う1つの効果として、セルラ接続コストに加えて、移動局のリソースの消費にも課金を行いたいというブリッジング移動局ユーザ側の要望が存在する場合があることが挙げられる。

0008

2002年6月13日付けの米国公開特許出願番号第2002/0071416号"アドホック広域ネットワークアクセス方法およびシステム"(G.Carlsonら)に、無線接続プロバイダや無線ポータルのような接続ファシリティを有する無線装置を介する広域ネットワークへのアクセスを非接続無線装置に提供する方法およびシステムについての記載がある。非接続無線装置は、接続サービス用の少なくとも1つの無線接続プロバイダとのネゴシエーションを行うためにショートレンジ無線通信リンクを第1に採用する。非接続無線装置が特定の接続プロバイダを選択するとすぐに、接続プロバイダは接続ファシリティを介して広域ネットワークリソースへのアクセスを行い、次いでその利用状況の測定を行う。次いで、無線接続プロバイダは、接続サービスに対する支払いを求める請求書を非接続無線装置に送り、非接続無線装置の支払いを可能にするために無線接続プロバイダへ支払い情報を提供する。

0009

上述の技法は、発呼側ユーザとブリッジングユーザとの間に信頼できる関係が存在することを仮定しているように思われる。しかし、多くの場合、実際には信頼できる関係が存在することはなく、ブリッジングユーザは自分の移動端末装置が、別のおそらく未知のユーザ用のためにブリッジングサービスを提供していることに気づいていない場合もある。

発明の好適な実施形態のまとめ

0010

これらの教示に対して現在推奨される実施形態によれば、上述の問題やその他の問題が解決され、さらに別の利益も得ることができる。

0011

本発明は、信頼できる通信相手との間、および、信頼できない通信相手との間のアドホックサービスの提供を可能にする方法およびシステムを利用することによって、上述の問題を処理し、これを解決するものである。

0012

本発明の好ましい実施形態では、ブリッジングユーザを任意の移動局すなわち移動端末装置あるいはコンピュータと関連づけることができる。これらの装置が便宜上まとめて無線装置と呼ばれ、アドホック環境でブリッジング機能と課金機能とを有する。インターネットサービスプロバイダ(ISP)のようなサービスプロバイダとの信頼できる関係を発呼側ユーザが保持していると仮定されている間、発呼側ユーザとブリッジングユーザとの間の信頼できる関係は要求されない。ブリッジングユーザはアドホックのネットワーキング関与する無線装置を装備する任意の人であってもよい。

0013

本発明の現在推奨される実施形態によれば、ISPのようなサービスプロバイダは、ブリッジングユーザの無線装置で機能する、信頼できかつ保護されたコードを提供し、発呼側ユーザは、ネゴシエーションを行い、ネゴシエーションの結果をISPへ伝え、並びに、発呼側ユーザによってセルラリンクのような単複のリソースの利用の計測ロギングとを行う役割を果たす。ブリッジングユーザの無線装置において発呼側ユーザのロギングが行われた利用状況は認証された方法で、すなわち、悪質なブリッジングユーザによる出力課金情報の変更や偽造が行われる可能性を伴うことなく課金情報としてISPへ通信される。ISPのようなサービスプロバイダは、受信済みの課金情報に基づいて発呼側ユーザの利用に対する支払いを求める請求書を発呼側ユーザに送り、ISPのエージェントとしての機能に対するコミッション料金をブリッジングユーザに対して支払ったり、クレジット払いをしたりすることも可能となる。

0014

本発明の方法およびシステムは、サービスプロバイダによってユーザ装置にサービスを提供するものである。上記方法には(ブルートゥースネットワークなどの)第1の無線ネットワークを介して、ユーザ装置とも呼ばれる発信側ユーザ装置とブリッジングユーザ装置との間にサービスの提供関係を確立するステップと、上記ブリッジングユーザ装置と上記第1の無線ネットワークとを経由して、および、上記ブリッジングユーザ装置を上記サービスプロバイダと結合する(セルラネットワークなどの)第2の無線ネットワークを介して、上記サービスプロバイダによる所望のサービスを上記ユーザ装置に提供するステップと、上記サービスを提供しながら、上記ユーザ装置と上記ブリッジングユーザ装置間における上記サービスの提供関係に対する課金データを記録するステップと、上記ブリッジングユーザ装置から上記サービスプロバイダへ上記課金データを報告するステップとが含まれる。推奨実施形態では、少なくとも上記確立機能と記録機能とは、ユーザ装置と、ブリッジングユーザ装置とで実行されるサービスプロバイダの信頼できるソフトウェア機能を利用して機能する。

0015

発信側ユーザ装置とブリッジングユーザ装置とを実現するために適切に構成され、動作する移動通信装置、並びに、携帯電話のような移動端末装置の実施形態についても説明する。

0016

添付図面と共に本明細書を読むとき、以下の推奨実施形態についての詳細な説明の中で、上述の局面並びに上記教示の別の局面はさらに明らかとなる。

発明の好適な実施形態の詳細な説明

0017

本発明の好適な実施形態に従って、別のユーザ(おそらく信頼できないユーザ)によるサービスの提供に対して課金を行う方法およびシステムについて以下説明する。図2を参照してわかるように、個々のユーザは無線装置10、12と関連づけられたものと仮定されている。無線装置は、本発明を限定するものではない実施例として、以下のようなものである場合が考えられる:携帯電話のような移動局あるいは移動端末装置、個人用コミュニケータ、ゲーム用装置;インターネット機器デスクトップ型コンピュータまたは携帯用コンピュータ。典型的にはユーザは移動局ユーザである。但し、このことは本発明の実施に対する限定とはならない。一般に、無線装置は、ローカルな、一般に限定されたレンジ通信ネットワークとつながる第1の無線インタフェース、または、(アクセス技術Aとして図示の)WLANやブルートゥースネットワークのような、アクセス技術2とつながる第1の無線インタフェースを有する。例えば、通常の動作電力ベルが仮定されている場合、ブルートゥースネットワーク用装置間の典型的な動作範囲は、約10メートルである。一般に、ブリッジングユーザと関連づけられた少なくとも無線装置12は、セルラインタフェースのような(アクセス技術Bとして図示の)第2の無線インタフェース3を有し、このセルラインタフェースは、本発明を限定するものではない単なる実施例として、CDMA2000インタフェースやGSM/UMTSインタフェース、あるいは、ブリッジングユーザの無線装置12がサービスプロバイダ16との及び/又は遠隔地にいるユーザとの接触、並びに、サービスプロバイダ16との及び/又は遠隔地にいるユーザとの接続の確立を可能にする任意の好適なインタフェースや、応答側ユーザ、あるいは、別の無線装置と関連づけられる場合もあるノード14となる可能性がある。セルラリンク用の通常のレンジはキロメートルと数十キロメートルとなる。さらに、セルラネットワークオペレータは典型的には、インターネットのようなグローバルなデータ通信ネットワークへのアクセスを行うことになる。

0018

サービスプロバイダ16が、セルラネットワークオペレータであったり、ISPであったりする場合もあることに留意されたい。応答ノード14は、ブリッジングユーザ12を経由する発呼側ユーザ10との通信のエンドポイントであると見なされる。応答ノード14は、インターネットにおける任意のノードや周辺機器、あるいは別の移動通信装置であってもよく、これは、アクセス技術Bと本発明が利用されるアプリケーションのシナリオとに依存して決められる。アクセス技術AとBとは、或るサービスに対して必ずしも別のものにする必要があるとはかぎらないことに留意されたい。さらに、或る種のサービス利用シナリオでは、ブリッジングユーザ12側でトランスコードサービスを利用するサービスで要求されるような、応答ノード14が求められないものもある。

0019

第3者を利用しておそらく未知のユーザとの間に信頼できる関係が確立される。多くの場合、発呼側ユーザ10用の、並びに、ブリッジングユーザ12(TSB 11B)用の認証済みコード(TSO11A)からなるユニットがサービスプロバイダ16となる第3者によって提供される。この提供された第3者コードは、モニタを行い、少なくとも1つの予め定めた利用状況メトリックに基づいて特定のサービスの利用状況について案する。本発明を限定するものではない、好適な利用状況メトリックの実施例にはバイト、パケット並びに取引別回数が含まれる。同意された利用状況メトリックに従って、上記第3者コードによりIP転送のようなサービスの利用状況のモニタが行われる。

0020

ブリッジングユーザ12は、この第3者コードによって、取引中にいつでも現在のメトリックインスタンスを支払いのために送信するように要求することも可能である。但し、この要求は取引の終了時に行われることが望ましい。この目的のために、本発明では、発呼側ユーザ10への請求書の発行に用いられる、第3者との課金同意方法も提供される。

0021

発呼側ユーザ10とブリッジングユーザ12とがサービスプロバイダ16の会員登録を行っていることが仮定されている。この会員登録の結果、双方の移動通信装置は、サービスプロバイダ16によって提供されるコード11のユニットをインストールしたことになり、これらのユニットによって課金機能とモニタ機能とが実行される。これらのユニットの符号化がTSOとTSBとして描かれている。また、上記会員登録の結果として、ユーザ10と12とがクレジットカード情報のような適切な課金情報をサービスプロバイダ16へ提供するという意味で、ユーザ10と12の双方はサービスプロバイダ16と課金関係を有することになる。また会員登録の結果として、サービスプロバイダ16は、ユーザ10または12用の適切なセットのクレデンシャル情報を保持して、以下に説明するように、課金セッション確立中にネゴシエーションの実行を図ることになる。このセットのクレデンシャルには、典型的には、必要なキー情報並びに移動装置識別子が含まれている。

0022

本発明の教示に従って課金セッションを実行するために、適切な情報が確定されて、セッションの開始と実行とが図られる。図3は、関係するシグナリングの例を示す図である。発呼側ユーザ10とブリッジングユーザ12間の通信がアクセス技術Aを介して(ブルートゥースネットワーク2などを介して)行われるのに対して、ブリッジングユーザ12とサービスプロバイダ16間の通信がアクセス技術Bを介して(CDMA2000セルラネットワークなどを介して)行われることに留意されたい。

0023

図3では、TSOとTSB用のソフトウェアユニットが、移動通信装置10と12とに事前にインストールされていることが仮定されている。このインストールは、少なくとも移動通信装置12へソフトウェアユニットを無線でダウンロードするサービスプロバイダ16によって行うことができる。次いで、サービスプロバイダ16は認証された方法でアクセス技術Aを介して、あるいは、任意の好適な技法によって発呼側ユーザ10の移動通信装置へTSOを転送する。

0024

発呼側ユーザ10のTSOはブリッジングユーザ12のTSBへメッセージ(メッセージ1)を送信する。移動通信装置間における上記メッセージおよびその他のメッセージのアドレス指定は任意の好適な手段によって実現することができる。現在推奨されているものであるが、本発明を限定するものではないアドレス指定技法として、"アプリケーション層アドレス指定"として知られている技法がある。この技法は、例えば、特別のIPポートのアドレス指定を通じて、あるいは、ユニフォームリソース識別子(URI)を利用してアドレス指定を行うことにより実行することができる。この結果、コードTSOとTSBとからなる信頼できるユニットによってアプリケーション層でメッセージ交換が行われることになる。

0025

TSOから送信されるサービス要求メッセージ1には、ブリッジングユーザ12側で利用することが望まれるサービスについての記述が少なくとも含まれている。このサービスについての記述は、後述するようにブリッジングユーザ12側で適切なモニタを開始するのに十分な記述である。TSOのメッセージ1には、バイトや取引別回数のような課金に使用されるメトリックについての記述も含まれている。さらに、メッセージ1には、例えば、発呼側ユーザ10が特定のサービスに対して支払うことになるコストのような、発呼側ユーザ10に関連するコスト情報が含まれる場合もある。

0026

ブリッジングユーザ12側でのメッセージ1の受信時に、TSBは情報を取り出し、要求を受け入れるか、拒絶するかのいずれかを行う。例えば、適切なモニタリング法との関連で要求されるサービスがTSBによってサポートされていなければ、要求を拒絶することも可能である。要求が受け入れられた場合、TSBは特別の要求されたメトリックに対する利用コストを決定し、応答図3のメッセージ2)を発呼側ユーザ10のTSOへ返信する。これらのコストの決定は、ブリッジングユーザ12側に格納され、特別のセッションに関与するより前に、ユーザを介して構成された構成ファイル内の情報に基づいて行うことも可能である。あるいは、TSB(対話ボックスなどの形で)が、ブリッジングユーザ12側でメッセージ1の受信時にセッション用の特別のコストメトリックを確立するようにユーザに要求することも可能である。必ずというわけではないが、典型的には、これらのコストは、アクセス技術B内でのバイトの転送用コストなどの、ブリッジングユーザ12側でサービスを提供するための実際のコストによって決められる。さらに、処理用電力及び/又は電池電力のようなローカルなリソースの利用に対する課金を追加することも可能である。さらに、発呼側ユーザ10のコスト期待値に関して、メッセージ1の形で利用できるようになっている情報を決定時にも組み込むことが可能である。

0027

発呼側ユーザ10のTSOでメッセージ2を受信する際、ブリッジングユーザ12側で、要求されたサービスを提供するための指定コストの承認または拒絶を行うことができる。この承認は、ブリッジングユーザ12側におけるコストの決定と類似のものにすることが可能であり、或る予め構成された情報や、コストに関する発呼側ユーザ10の確認を要求する対話ボックスなどに基づいて行うことができる。

0028

発呼側ユーザ10によってサービス課金が拒絶された場合、メッセージ1とメッセージ2のシーケンスが再び生じる場合もある。この場合、第2のメッセージ1のインスタンスは、例えば、発呼側ユーザ10が、要求したサービスに対する支払いの意思がある改訂コストなどの、発呼側ユーザ10に関連する改訂コスト情報を含むことができる。改訂された提案コストは第1のメッセージ1のインスタンスで示されたものを越えるコストであってもよいが、ブリッジングユーザ12が、第1のメッセージ2のインスタンスで承認する意思があることを示したコスト未満とするのがよい。したがって、上記メカニズムによって発呼側ユーザ10とブリッジングユーザ14との間でオファ−カウンタオファ・ネゴシエーションモデルが実現されることになり、発呼側ユーザ10とブリッジングユーザ12の双方が満足するまで自動的にユーザ入力を継続することができる。

0029

ここで、発呼側ユーザ10とブリッジングユーザ12とが発呼側ユーザ10の受け入れ可能なサービス課金に最終的に同意したと仮定すると、TSOは、ブリッジングユーザ12のTSBへメッセージ3を送信する。メッセージ3は、メッセージ1とメッセージ2とのシーケンスの中で同意されたサービス課金情報を含み、さらに、移動通信装置や端末識別子、またおそらくは暗号化されたパスワードのようなサービスプロバイダ16側で要求される適切なクレデンシャル情報も含むことが望ましい。

0030

図3のメッセージ3の受信時に、ブリッジングユーザ12のTSB 11Bはメッセージ4としてサービスプロバイダ16へ情報を転送する。サービスプロバイダ16側でのメッセージ4の受信時に、課金記録16Aのうちの1つの記録が、受信したサービス課金と移動端末装置識別子とを用いてサービスプロバイダ16により作成される。課金記録16Aのうちの1つの記録を作成した後、サービスプロバイダは、将来の通信時に利用する、この課金記録用のローカルに一意セッション識別子をさらに作成して、課金済みセッションを一意に特定するようにする。パスワードを使用する場合、暗号化したパスワードを用いて、作成するサービス課金の認証が行われ、アクセス権限が与えられる。サービスプロバイダ16は、メッセージ5を送信することによって課金セッションの作成を承認する旨をブリッジングユーザ12に対して確認応答する(ACK)。メッセージ5の受信時に、ブリッジングユーザ12のTSB 11Bは、将来利用するために添付のセッション識別子を取り出す。

0031

このようにして課金記録を確定した後、システムは発呼側ユーザ10の計測と課金を開始するように装備される。さらに詳細には、サービスプロバイダ16側での課金記録情報の確定後、メッセージ4の受信に応答して、ブリッジングユーザ12側のTSB 11Bは、同意されたサービス利用の計測を行うために適切なモニタ機能を開始する。例えば、"IPルーティング"のようなサービスのために、ブリッジングユーザ12側でのIP転送機能のモニタに基づいて、増加する適切なバイトカウンタインスタンス生成することも可能である。別のタイプの好適なモニタ機能には、パケットカウンタの利用、ブラウザでの取引カウンタ、並びに、発呼側ユーザへのサービス提供専用として機能するブリッジングユーザ移動通信装置データ処理サイクルを追跡する記録装置のような、1以上のリソース消費量記録装置あるいは別の或るデータ処理メトリック及び/又は主要電力(電池電力などの)消費量記録装置が含まれる。

0032

セッションのライフタイム中、TSB 11Bのブリッジングユーザ12は転送済みIPパケットカウントのようなサービス利用の適切な計測を実行する。実際の基底を成すサービスの明細は本発明の範囲内には含まれないことに留意されたい。

0033

セッション中いつでもブリッジングユーザ12のTSB 11Bからサービスプロバイダ1へメッセージ6として計測情報の送信を行うことが可能である。メッセージ6には、少なくともセッション識別子、並びに、現在の計測値が含まれる。それに応じてサービスプロバイダ16は(セッション識別子を介して特定される)適切な課金記録内に計測情報を格納し、ブリッジングユーザ12のTSB 11Bへメッセージ7を返信することによって受信の確認応答を行う。メッセージ6およびメッセージ7の利用は、以下に説明するように、セッション終了(メッセージ9)時に単に最終計測値を送信する必要がある場合のオプションであることに留意されたい。

0034

セッションは、ブリッジングユーザ12のTSB 11Bへ適切なセッション終了メッセージ8を送信することによって発呼側ユーザ10のTSO11Aを介して明示的に終了させることができる。上記とは別に、ブリッジングユーザ12側でのローカルな決定を用いてセッションを終了させることができる。いずれの場合にせよ、ブリッジングユーザ12のTSB 11Bはサービスプロバイダ16へ終了課金メッセージ9を送信する。終了課金メッセージ9には、少なくとも現在の計測値と、セッション識別子と、セッションを終了させる旨の指示とが含まれる。サービスプロバイダ16側での受信時に、利用可能な計測情報並びに同意済みのサービス課金に基づいて発呼側ユーザ10用の適切な請求書発行記録が作成される。次いで、処理は、メッセージ10を送信することによってブリッジングユーザ12のTSB 11Bに対して確認される。メッセージ10の受信時に、ブリッジングユーザ12のTSB 11Bは終了セッション用の計測機能とモニタ機能の設定を解除する。

0035

実際にどのように上述の情報を記述するかについての正確な仕様化は、本発明の範囲には含まれていないことに留意されたい。但しXML(拡張マークアップ言語)またはRDFリソース記述フォーマット)技法がこの目的のために好適である。

0036

上述の記述に基づいて、アクセス技術間のブリッジングのような、複数の各種サービス利用シナリオ用として利用可能な汎用性のある解決方法を提供することによって、本発明が従来のアプローチを大幅に改善し、シナリオ独自の解決方法に依拠するものではないことは明らかである。証明された、信頼できる計測用ソフトウェアモニタ用ソフトウェア(TSOおよびTSB)とを介して、おそらく未知の移動局ユーザの利用間における内在する信頼の不足が解決される。これらのソフトウェアは発呼側ユーザとブリッジングユーザの双方が会員登録を有する登録先の共通のサービスプロバイダ16を介して提供されるものである。さらに、本発明の利用によって、(メッセージ1/メッセージ2の交換を通じて)課金セッションの確立段階中にオファ−カウンタオファ・ネゴシエーションモデルを介する課金ネゴシエーション処理を行うことが可能となる。

0037

サービスプロバイダベースの解決方法は、通信事業者のネットワークへの拡張を必要とせず、いずれの特定の通信事業者の機能性にも依拠しないため、上記解決方法は特定の無線ネットワーク通信事業者に全く依存しないものにすることが可能となる。したがって、上記解決方法は、アクセスネットワークの会員登録レベルでの課金サービスではなく、アプリケーションレベルで課金される移動通信装置ベースのサービスを可能にするものとなる。

0038

さらに、信頼できるソフトウェア(TSBおよびTSO)を予めロードし、移動通信装置のソフトウェアと共に組み込み、それによって種々のネットワーク通信事業者並びにサービスプロバイダを横断して利用可能な均一性並びに共通の信頼できる課金規格を提供することも可能である。このケースでは、移動通信装置メーカーが、課金機能と計測機能のための信頼できるソフトウェア(TSBとTSO)を移動通信装置の中へ組み込むことができるのに対して、移動通信装置メーカーによって、または、第3者を介してサービスプロバイダ16のソフトウェア機能を提供することもできる。

0039

本発明の利用は、単純なバイトカウンタまたはパケットカウンタを実装しているような比較的単純なメトリック処理を利用できるため、計測に関してブリッジングユーザ装置12に対するオーバヘッドを最小化するものとなる。

0040

本発明の1つの利用事例では、ユーザが、携帯電話、PDAまたはブルートゥースインタフェースを有するラップトップ、および、予めインストールされたまたはインストール可能なソフトウェアTSOを空港へ持ってきて、フライト待ちながら、インターネットサーフィンをしようと決めるものと仮定する。さらに、インターネットアクセス会社がその空港にサービスを提供していないものと仮定する。しかし、ユーザは、アドホックのブルートゥースネットワークを介してインターネット接続を行っている近くにいる或る人が、インターネットにアクセスするためのブリッジングユーザ12として役立つことに気がつく。この人はまた、ユーザのISPのためのエージェントの役割で機能している、すなわち、上記人物は、信頼できる、かつ、ユーザのISPから保護された或るコードを有していて、このコードによって、ユーザがインターネットにアクセスすること、並びに、適切にかつセキュリティ上安全にユーザに対してユーザのインターネット利用状況(TSB)の計測と課金とを行うことが可能になるということも仮定されている。上記ユーザは、上記シナリオで発呼側ユーザ10として機能し、空港にいた間の自分のインターネットの利用に対する支払いを求める請求書をISPから後で送られることになるのに対して、ISPはブリッジングユーザ12に直接支払いを行うか、そうでない場合には、ブリッジングユーザに対して(無料利用時間(分)などを設ける)補償を行うことになる。

0041

上述の説明によって、例示のかつ本発明を限定するものではない実施例によって、本発明の実施のために本願発明者らが現在想定する十分でかつ情報に富む最善の方法と装置とについて説明を行った。しかし、添付図面および添付の請求項と共に上記説明を読むとき、上記説明に鑑み、種々の変更および適合化が当業者には明らかになる場合もある。

0042

ほんのいくつかの例として、当業者は別の同様のメッセージあるいは均等なメッセージの利用、メッセージ数並びにメッセージ内容試みることも可能である。さらに、いくつかの本発明の実施形態によっては、発呼側ユーザとブリッジングユーザとの間で行われるべき課金ネゴシエーションに対する提供が生じないものもあるかもしれない。例えば、ブリッジングユーザ12が、単に一定の課金金額通知し、潜在的発信側ユーザ10がこの課金金額を承認するか拒絶するかのいずれかを行う場合も考えられる。さらに、ブリッジングユーザ12は、サービスプロバイダ16の別のインスタンスと共に使用するために、個々にカスタマイズしたソフトウェアTSBの複数のインスタンスを有する場合も考えられる。この場合、アクセス技術Bの明細に依存するが、ブリッジングユーザ12は2以上の発信側ユーザ10用として2以上のサービスプロバイダ16との同時接続を行うようにしてもよい。同様に、発呼側ユーザ10が、異なるサービスプロバイダ16と共に使用するために個々にカスタマイズしたソフトウェアTSOの複数のインスタンスを有する場合も考えられる。また、発呼側ユーザ10は1つのインスタンスまたは複数のインスタンスを介して複数のサービスプロバイダ16と一度に接続するようにしてもよい。

0043

しかし、本発明の教示のすべての上記のような変更並びに同様の変更はそれでも本発明の範囲に属することになる。

0044

さらに、本発明の特徴のいくつかを利用して、対応する別の特徴を用いることなく利益を得るようにすることも可能である。したがって上述の説明は本発明の原理の単に例示的な説明であり、本発明を限定するものではないと考えることが望ましい。

図面の簡単な説明

0045

従来の利用シナリオを示す簡略ブロック図であり、詳細にはローカルなゲームの参加者と少なくとも1人の遠隔地にいるゲームの参加者とを含む簡略ブロック図である。
本発明に準拠するシステムアーキテクチャの実施形態を例示するブロック図である。
図2に図示のシステムアーキテクチャの実施形態に従う信号流れ図である。

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