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技術 訪問されているネットワーク内における位置情報の提供

出願人 ノキアコーポレイション
発明者 ニエメンマーヤルコルーテュヴィレ
出願日 2005年1月12日 (14年11ヶ月経過) 出願番号 2006-548326
公開日 2007年7月5日 (12年6ヶ月経過) 公開番号 2007-518327
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 位置決め支援 Y座標 位置決め手順 位置決定手順 ワイヤレスLAN 例示的実施 外部位置 プレーン接続
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年7月5日)のものです。
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図面 (8)

課題・解決手段

通信ステムに関連して提供される位置決め情報サービスと関連した通信のためのメディア確立するための方法が開示される。本方法において、ユーザ装置には、ユーザ装置が、ユーザ装置のホームネットワーク以外の通信ネットワーク訪問しているときに、ユーザ装置が、ユーザ・プレーン接続上で、少なくとも1つの位置決めサービスエンティティと通信することを可能とする情報が提供される。この情報は、次に、訪問されている通信ネットワークにおける、ユーザ装置と位置決めサービス・エンティティの間の、ユーザ・プレーン接続の確立のために使用され得る。

概要

背景

従来技術の説明:
種々のサービスが、通信ステムを使うモバイルユーザ装置のユーザのために提供され得る。モバイル・ユーザ装置の分野における最近の開発は、ユーザ装置又は他の当事者のためのサービスを提供するときに、モバイル・ユーザ装置の位置に関する情報が、決定されて利用されるようなやり方(arrangements)に繋がってきている。そのようなサービスは、しばしば、位置に敏感なサービスと呼ばれる。

モバイル・ユーザ装置は、例えば、モバイル電話ラップトップコンピュータパーソナル・データ・アシスタント、又は、他のステーションとのワイヤレス通信利用可能にされた他のモバイル・ステーションを含み得る。通信システムのユーザのための移動性(mobility)を提供する通信システムの例は、公衆ランドライン・モバイル・ネットワーク(PLMN)、又は、セルラー・ネットワークである。他の例は、少なくとも部分的に、通信衛星の使用に基礎をおくモバイル通信システムである。ワイヤレス通信は、ローカルワイヤレスエリア・ネットワークによるような他のやり方によっても提供され得る。

業者は、ワイヤレス通信システムの基本的原理を知悉している。ワイヤレス通信システムは一般的に、システムの種々の要素が何を行うことを許されるか、そして、如何にして、それが実現されるかを設定する、所定の標準(standard)又は仕様(specification)に従って作動する。例えば、標準又は仕様は、ユーザ、又はより正確にはユーザ装置(equipment)又は端末(terminal)が、回路スイッチされたサービス、又は、パケット・スイッチされたサービス、又は、その双方を与えられるか否かを規定し得る。接続のために使用されるべき通信プロトコル、及び/又は、パラメータもまた一般的に規定される。例えば、如何にして、ユーザ装置と通信ネットワークの要素の間で通信が実行される(implemented)かのやり方は、一般的に、所定の通信プロトコルに基礎を置く。換言すれば、通信がその上に基礎を置き得る「規則」の特定の組が、通信システムによる通信を可能とするように規定される必要がある。

通信システムは、作動可能となるために、種々の異なった機能を提供できる必要がある。これらの機能は、異なったカテゴリーに分割され得る。カテゴリーは、音声又はマルチメディア又はシステム内の他のデータ・コンテントのような、実際の通信の搬送(carrying)に関連する機能を含む。他のカテゴリーは、種々のサービス及び実際の通信の制御のような、制御又は管理機能によって形成されているものとして見られ得る。異なった機能と関連するシグナリングは、このように、異なったプレーン(planes)の上で実行されているものとして理解される。例えば、制御メッセージは、制御プレーンの上で通信され、実際の通信は、ユーザ・プレーンの上で運ばれる(transported)。ユーザ・プレーン上の通信は、制御プレーン上の制御メッセージのシグナリングによってサポートされる。事前に規定された規則が一般的に、通信のために使用されるべき適切なプレーンを指令(dictate)する。

一般的に、通信システムは、別個チャンネルによって(例えば、分離されたシグナリング及び通信チャンネルによって)、異なったプレーンを提供する。例えば、シグナリング・システム7(SS7)コア・ネットワーク及びQ.931/GSM/WCDMAサブスクライバアクセスによって、そのような構成(arrangements)が採用される。それ故、用語「シグナリング・チャンネル」は、制御プレーン通信に言及するときに使用され得る。同様に、用語「通信チャンネル」は、ユーザ・プレーン通信に言及するときに使用され得る。

通信システムの種々の機能は、互いに全く独立に開発されてきたかもしれない。異なったプロトコルもまた、異なった通信システムで使用されるかもしれない。標準及びプロトコルは、例えば、一定の目的のために、どのプレーンが使用されるべきかを規定する。

モバイル・ネットワーク装置、及び/又は、ユーザ装置が、ユーザ装置の、従ってユーザの、地理的位置に関する情報の提供のために採用され得る。モバイル・ユーザ、及び、それ故(thus)そのユーザは、種々の異なった技術によって位置決めされ得る。例えば、ユーザ装置と関連する、実質的に正確な地理的位置情報は、衛星ベース位置特定(positioning)システム、例えばGPS(Global Positioning System)又はガリレオ、に基づいて獲得され得る。より正確な位置情報が、異なったGPS又はアシテッドGPS(A−GPS)を通じて獲得され得る。あるアプローチにおいて、セル又は類似の地理的に限定された無線アクセスエンティティ、及び、通信システムの関連するコントローラが、モバイル・ユーザ装置の位置に関する予測(estimate)の生成において利用される。位置情報の正確性を改善するために、通信システムには、ユーザ装置を位置決めするときに使用され得る、より正確なデータ又は追加のデータを提供する、特定の位置測定ユニット(LMUs:location measurement units)のような追加の装置が提供され得る。

ユーザ装置がそのホーム・ネットワークの外側に配置されるとき、即ち、ユーザ装置が、訪問した(visited)又は「他地域の(foreign)」ネットワークのカバレッジ領域内に配置されるときに、ユーザ装置の地理的な位置についての情報を決定する(conclude)こともまた可能である。訪問したネットワークは、例えば、位置情報に基礎を置くサービスをサポートするために、又は、ルーティング及び支払い請求の目的のために、モバイル・ユーザ装置の位置をホーム。ネットワークに送信して戻す(transmitting back)能力を持つようにされ得る。

位置情報は、緊急コール発呼した移動電話の位置の探知のためのような種々の目的のため、商業目的のための車両又は所定のモバイル・サブスクライバの位置特定のため、等に使用され得る。一般的に、クライアント(例えば、ユーザに関する位置情報を受信することを望むユーザ又は他のエンティティ)は、位置サービス提供エンティティへの位置情報に対する要求を送り得る。適切な位置サービス・エンティティは次に、要求を処理し、要求されたデータを獲得し、適切な応答を生成する。

位置決めサービスに関連する通信は、制御プレーン、及び/又は、ユーザ・プレーンの上でシグナリングされ得る(その選択は、アプリケーションに依存する)。

位置決定のための情報の少なくとも一部の通信のための制御プレーンを使用するアプリケーションは一般に、埋め込まれた(embedded)シグナリング・プロトコルを採用する。位置情報サービスと関連する通信は、制御プレーンの上でのみ通信され得る。しかし、これは、制御プレーンに比較的高い負荷を与え得る。これは、特に、モバイル・ユーザ装置と、モバイル・ユーザ装置にサービスしている無線ネットワークの間の、放送中のインターフェース(on the air interface)の場合のケースであり得る。

モバイル・ユーザ装置が、位置決めサービス情報の少なくとも一部の通信のためにシグナリングするユーザ・プレーンを用いることによって位置決めされ得ることが提案されてきた。ユーザ・プレーン・アプリケーションのいくつかは、関連するサーバとモバイル・ユーザ装置の間のユーザ・プレーンの上でデータ接続確立されることによって、位置決定で必要とされる無線インターフェース情報を転送するような、オーバーレイソリューション一種である。ユーザ・プレーン・データ接続は、位置情報の通信のために特別に確立されるものであり得る。他のアプローチにおいて、位置情報は、他の目的のために確立された(established)ユーザ・プレーン接続の上で通信され得る。ユーザ・プレーン・シグナリングは、例えば、インターネット・プロトコル(IP)、又は、ショート・メッセージ・サービス・メッセージのようなデータ・メッセ−ジのような、適切な通信プロトコルに基礎を置き得る。ユーザ・プレーンが使用されるような、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)で提示されたプロポーザルの例は、ワーク・ネーム(work name)「セキュア・ユーザ・プレーン・ロケーション(SUPL:Secure User Plane Location)」によって知られている。

実際上、ユーザ・プレーン位置決めシステムは、モバイル・ユーザ装置が、ユーザ・プレーン上のサーバと情報を交換できるように、モバイル・ユーザ装置が、ユーザ・プレーン位置決めサーバのための、アドレス又は他のルーティング情報を知っていることを要求する。ユーザ・プレーン位置決めサーバは、モバイル・ユーザ装置へのユーザ・プレーン接続(connection)を形成するために、モバイル・ユーザ装置の、又は、他のルーティング情報の、モバイル・サブスクライバ・インテグレーテッド・サービシズ・デジタルナンバ(MSISDN)又は他の識別子のような身元(identity)も知る必要があり得る。

この提案は、ユーザが、彼/彼のホーム・ネットワーク内に居るときに、満足するように作動すると信じられる。しかし、ユーザが、他のネットワーク内をローミングしているときに、問題が発生し得る。ローミング(roaming)しているユーザ装置は、ローカルのユーザ・プレーンで可能とされている位置決めサービス・エンティティ(例えば、ローカルSUPLサーバ)に関連するアドレス又は身元(identity)情報を知らないかもしれない。もし、ユーザ装置が、ホーム・ネットワーク位置サービス・エンティティのアドレスだけを知っているならば、問題は、ホーム・ネットワーク位置サービス・エンティティが、ローミングしているネットワークにおいて関連し、有効である支援データを提供できないかもしれないことである。もし、モバイル・ステーションが、ローミング中に、ユーザ・プレーンが利用可能とされた位置サービス・エンティティ(user plane enabled location service entity)から位置要求(location request)を得るならば、ユーザ装置は、位置サービス・エンティティが、位置情報を要求すること、及び、支援データを送ることが許された正当なエンティティであることを信頼できることが必要とされ得る。

あり得る問題の、より詳細な例として、フィンランドのセルラー・ネットワークへのサブスクライバであるようなユーザが、米国内のセルラー・ネットワーク内をローミングするような状況を考えよう。ユーザのモバイル・ユーザ装置は、米国内のローミングしているネットワークのローカル・サーバ(例えば、ローカルSUPLサーバ)のIPアドレスを知らない。それにも関わらず、ローカル・サーバは、例えば、緊急サービスのために、ローミングしているユーザ装置の位置を提供することを可能とするために、ローミングしているユーザ装置の位置を知る必要があり得る。緊急コールの場合には、ローミングされているネットワークのローカル・サーバは、モバイル・ユーザ装置からの位置情報を要求することを試み得るが、モバイル・ユーザ装置は、その要求の発信者(origin)を信用できるか否かを知らない。更に、もし、モバイル・ユーザ装置が、支援データ(assistance data)を得ることを望むならば、一定のアプリケーションにおいて、ユーザ装置が、フィンランドのホーム・ネットワーク内の位置サービス・サーバのユーザ・プレーン・アドレスを知り得ることが可能である。しかし、ホーム・ネットワーク・サーバは、米国内の位置特定(location)のために必要とされる全ての支援データは持たないかもしれない。

概要

通信システムに関連して提供される位置決め情報サービスと関連した通信のためのメディアを確立するための方法が開示される。本方法において、ユーザ装置には、ユーザ装置が、ユーザ装置のホーム・ネットワーク以外の通信ネットワークを訪問しているときに、ユーザ装置が、ユーザ・プレーン接続上で、少なくとも1つの位置決めサービス・エンティティと通信することを可能とする情報が提供される。この情報は、次に、訪問されている通信ネットワークにおける、ユーザ装置と位置決めサービス・エンティティの間の、ユーザ・プレーン接続の確立のために使用され得る。

目的

本発明は、通信システムに関連して提供される位置情報サービスに関連し、特に、ホーム・ネットワーク以外のネットワークに訪問している(visiting)モバイル・ユーザ装置の位置に関する情報を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
4件
牽制数
2件

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請求項1

通信ステムと関連して提供される位置情報サービスと関連して通信のためのメディア(media)を確立(establishing)するための方法であってユーザ装置が、ユーザ装置のホームネットワーク以外の通信ネットワーク訪問しているときに、ユーザ装置に、ユーザ装置がユーザ・プレーン接続上で、少なくとも1つの位置決めサービスエンティティと通信することを可能とする情報を提供するステップ、及び、訪問されている通信ネットワーク内の、前記ユーザ装置と、前記位置決めサービス・エンティティの間のユーザ・プレーン接続を確立するステップ、を含む方法。

請求項2

ユーザ装置が少なくとも1つの位置決めサービス・エンティティと通信することを可能とする情報を、ユーザ装置に提供するステップが、ユーザ装置内に情報を格納するステップを含む、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記格納するステップが、複数の通信ネットワークと関連する位置決めサービス・エンティティのための複数のユーザ・プレーンアドレスを格納するステップを含む、請求項2に記載の方法。

請求項4

前記格納するステップが、前記ユーザ装置のサブスクライバ身元モジュール(subscriber identity module)内にアドレス情報を格納するステップを含む、請求項2又は3に記載の方法。

請求項5

ユーザ装置に、ユーザ装置が、少なくとも1つの位置決めサービス・エンティティと通信することを可能とする情報を提供するステップが、ユーザ装置に、前記訪問されている通信ネットワークと関連する位置決めサービス・エンティティのアドレスについての情報を送るステップを含む、請求項1に記載の方法。

請求項6

前記送るステップが、前記ホーム・ネットワークの位置決めサービス・エンティティから、アドレスについての情報を送るステップを含む、請求項5に記載の方法。

請求項7

前記ユーザ装置と、前記ホーム・ネットワークの前記位置決めサービス・エンティティの間の接続を確立するステップ、前記訪問されているネットワークと関連する、位置決めサービス・エンティティのユーザ・プレーン・アドレスを、前記ユーザ装置内に受信するステップ、及び、前記ユーザ装置と、前記訪問されているネットワークの前記位置決めサービス・エンティティの間のユーザ・プレーン接続を確立するために、前記受信されたユーザ・プレーン・アドレスを用いるステップ、を更に含む請求項6に記載の方法。

請求項8

請求項1に記載の方法であって、ユーザ装置に、ユーザ装置が、少なくとも1つの位置決めサービス・エンティティと通信することを可能とする情報を提供するステップが、ユーザ装置に、前記ホーム・ネットワークの前記位置決めサービス・エンティティのアドレスを提供するステップを含み、前記方法が、前記ユーザ装置と、訪問されているネットワークの位置決めサービス・エンティティの間のユーザ・プレーン接続を、前記ホーム・ネットワークの位置決めサービス・エンティティを介して確立するステップを更に含むものである、方法。

請求項9

前記ユーザ装置と、前記ホーム・ネットワークの前記位置決めサービス・エンティティの間のユーザ・プレーン接続を確立するステップ、前記ホーム・ネットワークの前記位置決めサービス・エンティティと、前記訪問されているネットワークの前記位置決めサービス・エンティティの間の接続を確立するステップ、及び、前記ユーザ装置と、前記訪問されたネットワークの前記位置決めサービス・エンティティとの間で、前記ホーム・ネットワークの前記位置決めサービス・エンティティを介して、ユーザ・プレーン通信をルーティングするステップ、を含む、請求項8に記載の方法。

請求項10

ユーザ・プレーン接続を確立するステップが、前記ユーザ装置のために提供された前記情報に基づいて、前記ユーザ装置によってユーザ・プレーン接続の確立を開始するステップを含む、以上のいずれかの請求項に記載の方法。

請求項11

ユーザ・プレーン接続を確立するステップが、前記訪問されているネットワークの位置決めサービス・エンティティによって、前記訪問されているネットワークの前記位置決めサービス・エンティティと、前記ユーザ装置の間のユーザ・プレーン接続の確立を開始するステップを含む、請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。

請求項12

前記ユーザ装置のために提供された、前記情報に基づいて、前記訪問されているネットワークの前記位置決めサービス・エンティティに権原授与する(authorizing)ステップを更に含む、請求項11に記載の方法。

請求項13

訪問されているネットワークの身元(identity)に対する問合せ(enquiry)を送るステップを更に含む、以上のいずれかの請求項に記載の方法。

請求項14

前記アドレス情報が、セキュア・ユーザ・プレーン・ロケーションサーバのユーザ・プレーン・アドレスを含む、以上のいずれかの請求項に記載の方法。

請求項15

前記ユーザ装置によって開始されたコールに関連して位置情報が必要とされていることを検知するステップを含む、以上のいずれかの請求項に記載の方法。

請求項16

前記コールが、緊急コールであることを検知するステップを含む、請求項15に記載の方法。

請求項17

通信システムと通信状態にあるユーザ装置に関する位置情報を提供するための位置決めサービス・アレンジメントであって、前記通信システムが複数のネットワークを備え、当該ネットワークの1つが、前記ユーザ装置のホーム・ネットワークであり、少なくとも1つの他のネットワークが、前記ユーザ装置が訪問することが許されているネットワークであり、前記位置決めサービス・アレンジメントが、前記ユーザ装置のホーム・ロケーション・サービス・エンティティ(home location service entity)、及び、前記他のネットワークの少なくとも1つに関連する少なくとも1つの更なる位置決めサービス・エンティティを含み、前記ユーザ装置が、少なくとも1つの位置決めサービス・エンティティの、少なくとも1つのユーザ・プレーン・アドレスに関する情報を使用し、前記ホーム・ネットワーク以外のネットワークを訪問しているときに、位置決めサービス情報をユーザ・プレーン上で通信するように構成されている、位置決めサービス・アレンジメント。

請求項18

少なくとも2つのネットワークとの通信のために構成されたユーザ装置であって、前記ネットワークの1つが、ユーザ装置のホーム・ネットワークであり、少なくとも1つの他のネットワークが、訪問されているネットワークであり、前記ユーザ装置が、少なくとも1つの位置決めサービス・エンティティの、少なくとも1つのユーザ・プレーン・アドレスに関する情報を使用し、前記ホーム・ネットワーク以外のネットワークを訪問しているときに、位置決めサービス情報を、ユーザ・プレーン上で通信するように構成されている、ユーザ装置。

請求項19

複数の位置決めサービス・エンティティに対する複数のユーザ・プレーン・アドレスに関する情報を格納するためのメモリを備える、請求項18に記載のユーザ装置。

請求項20

前記メモリが、前記ユーザ装置のユーザ身元モジュール(user identity module)によって提供される、請求項19に記載のユーザ装置。

請求項21

通信システムに関連して(in association with)提供される位置決め情報サービスと関連する(in association with)通信のための、メディアを確立するための位置決めサービス・アレンジメント(arrangement)であって、ユーザ装置が、当該ユーザ装置のホーム・ネットワーク以外の通信ネットワークを訪問しているときに、ユーザ装置に、当該ユーザ装置が、ユーザ・プレーン接続上で、少なくとも1つの位置決めサービス・エンティティと通信することを可能とする情報を提供するための提供手段、及び、前記訪問されている通信ネットワーク内で、前記ユーザ装置と、前記少なくとも1つの位置決めサービス・エンティティの間の前記ユーザ・プレーン接続を確立するための確立手段、を備えるアレンジメント。

請求項22

前記提供手段が、前記ユーザ装置内に情報を格納するための格納手段を備える、請求項21に記載の位置決めサービス・アレンジメント。

請求項23

前記格納手段が、複数の通信ネットワークに関連する位置決めサービス・エンティティのための、複数のユーザ・プレーン・アドレスを格納するための手段を備える、請求項22に記載の位置決めサービス・アレンジメント。

請求項24

前記格納手段が、前記情報を、前記ユーザ装置のサブスクライバ身元モジュール(subscriber identity module)内に格納するための手段を備える、請求項22に記載の位置決めサービス・アレンジメント。

請求項25

前記提供手段が、前記ユーザ装置に、前記訪問されている通信ネットワークに関連する位置決めサービス・エンティティのアドレスについての情報を送るための送信手段(sending means)を備える、請求項21に記載の位置決めサービス・アレンジメント。

請求項26

前記送信手段が、前記ホーム・ネットワークの位置決めサービス・エンティティから、前記アドレスについての情報を送るための第2の送信手段を備える、請求項25に記載の位置決めサービス・アレンジメント。

請求項27

前記ユーザ装置と、前記ホーム・ネットワークの前記少なくとも1つの位置決めサービス・エンティティの間の接続を確立するための第2の確立手段、前記訪問されているネットワークと関連する位置決めサービス・エンティティのユーザ・プレーン・アドレスを、前記ユーザ装置内に受信するための受信手段、及び、前記受信されたユーザ・プレーン・アドレスを使用して、前記ユーザ装置と、前記訪問されているネットワークの前記位置決めサービス・エンティティの間のユーザ・プレーン接続を確立するための、第3の確立手段、を更に備える、請求項26に記載の位置決めサービス・アレンジメント。

請求項28

前記提供手段が、前記ユーザ装置に、前記ホーム・ネットワークの前記少なくとも1つの位置決めサービス・エンティティのアドレスを提供するための第2の提供手段を備え、前記ユーザ装置と、前記訪問されているネットワークの位置決めサービス・エンティティの間のユーザ・プレーン接続を、前記ホーム・ネットワークの位置決めサービス・エンティティを介して確立するための第2の確立手段を更に備える、請求項21に記載の位置決めサービス・アレンジメント。

請求項29

前記確立手段が、前記ユーザ装置のために提供される前記情報に基づいて、前記ユーザ装置によって、ユーザ・プレーン接続の確立を開始するための開始手段を備える、請求項21に記載の位置決めサービス・アレンジメント。

請求項30

前記確立手段が、前記訪問されているネットワークの位置決めサービス・エンティティによって、前記訪問されているネットワークの前記位置決めサービス・エンティティと、前記ユーザ装置の間のユーザ・プレーン接続の確立(establishment)を開始するための開始手段を備える、請求項21に記載の位置決めサービス・アレンジメント。

請求項31

前記ユーザ装置のために提供される前記情報に基づいて、前記訪問されているネットワークの前記位置決めサービス・エンティティに権原を授与するための手段を更に備える、請求項30に記載の位置決めサービス・アレンジメント。

請求項32

訪問されているネットワークの身元に対する問合せを送るための手段を更に備える、請求項21に記載の位置決めサービス・アレンジメント。

請求項33

前記情報が、セキュア・ユーザ・プレーン・ロケーション・サーバのユーザ・プレーン・アドレスを含む、請求項21に記載の位置決めサービス・アレンジメント。

請求項34

位置情報が、前記ユーザ装置によって開始されたコールとの関係で必要とされるか否かを検知するための手段を更に備える、請求項21に記載の位置決めサービス・アレンジメント。

請求項35

コールが、緊急コールであることを検知するための手段を更に備える、請求項34に記載の位置決めサービス・アレンジメント。

技術分野

0001

本発明は、通信ステムに関連して提供される位置情報サービスに関連し、特に、ホームネットワーク以外のネットワークに訪問している(visiting)モバイルユーザ装置の位置に関する情報を提供するときの、情報の通信に関連する。

背景技術

0002

従来技術の説明:
種々のサービスが、通信システムを使うモバイル・ユーザ装置のユーザのために提供され得る。モバイル・ユーザ装置の分野における最近の開発は、ユーザ装置又は他の当事者のためのサービスを提供するときに、モバイル・ユーザ装置の位置に関する情報が、決定されて利用されるようなやり方(arrangements)に繋がってきている。そのようなサービスは、しばしば、位置に敏感なサービスと呼ばれる。

0003

モバイル・ユーザ装置は、例えば、モバイル電話ラップトップコンピュータパーソナル・データ・アシスタント、又は、他のステーションとのワイヤレス通信利用可能にされた他のモバイル・ステーションを含み得る。通信システムのユーザのための移動性(mobility)を提供する通信システムの例は、公衆ランドライン・モバイル・ネットワーク(PLMN)、又は、セルラー・ネットワークである。他の例は、少なくとも部分的に、通信衛星の使用に基礎をおくモバイル通信システムである。ワイヤレス通信は、ローカルワイヤレスエリア・ネットワークによるような他のやり方によっても提供され得る。

0004

業者は、ワイヤレス通信システムの基本的原理を知悉している。ワイヤレス通信システムは一般的に、システムの種々の要素が何を行うことを許されるか、そして、如何にして、それが実現されるかを設定する、所定の標準(standard)又は仕様(specification)に従って作動する。例えば、標準又は仕様は、ユーザ、又はより正確にはユーザ装置(equipment)又は端末(terminal)が、回路スイッチされたサービス、又は、パケット・スイッチされたサービス、又は、その双方を与えられるか否かを規定し得る。接続のために使用されるべき通信プロトコル、及び/又は、パラメータもまた一般的に規定される。例えば、如何にして、ユーザ装置と通信ネットワークの要素の間で通信が実行される(implemented)かのやり方は、一般的に、所定の通信プロトコルに基礎を置く。換言すれば、通信がその上に基礎を置き得る「規則」の特定の組が、通信システムによる通信を可能とするように規定される必要がある。

0005

通信システムは、作動可能となるために、種々の異なった機能を提供できる必要がある。これらの機能は、異なったカテゴリーに分割され得る。カテゴリーは、音声又はマルチメディア又はシステム内の他のデータ・コンテントのような、実際の通信の搬送(carrying)に関連する機能を含む。他のカテゴリーは、種々のサービス及び実際の通信の制御のような、制御又は管理機能によって形成されているものとして見られ得る。異なった機能と関連するシグナリングは、このように、異なったプレーン(planes)の上で実行されているものとして理解される。例えば、制御メッセージは、制御プレーンの上で通信され、実際の通信は、ユーザ・プレーンの上で運ばれる(transported)。ユーザ・プレーン上の通信は、制御プレーン上の制御メッセージのシグナリングによってサポートされる。事前に規定された規則が一般的に、通信のために使用されるべき適切なプレーンを指令(dictate)する。

0006

一般的に、通信システムは、別個チャンネルによって(例えば、分離されたシグナリング及び通信チャンネルによって)、異なったプレーンを提供する。例えば、シグナリング・システム7(SS7)コア・ネットワーク及びQ.931/GSM/WCDMAサブスクライバアクセスによって、そのような構成(arrangements)が採用される。それ故、用語「シグナリング・チャンネル」は、制御プレーン通信に言及するときに使用され得る。同様に、用語「通信チャンネル」は、ユーザ・プレーン通信に言及するときに使用され得る。

0007

通信システムの種々の機能は、互いに全く独立に開発されてきたかもしれない。異なったプロトコルもまた、異なった通信システムで使用されるかもしれない。標準及びプロトコルは、例えば、一定の目的のために、どのプレーンが使用されるべきかを規定する。

0008

モバイル・ネットワーク装置、及び/又は、ユーザ装置が、ユーザ装置の、従ってユーザの、地理的位置に関する情報の提供のために採用され得る。モバイル・ユーザ、及び、それ故(thus)そのユーザは、種々の異なった技術によって位置決めされ得る。例えば、ユーザ装置と関連する、実質的に正確な地理的位置情報は、衛星ベース位置特定(positioning)システム、例えばGPS(Global Positioning System)又はガリレオ、に基づいて獲得され得る。より正確な位置情報が、異なったGPS又はアシテッドGPS(A−GPS)を通じて獲得され得る。あるアプローチにおいて、セル又は類似の地理的に限定された無線アクセスエンティティ、及び、通信システムの関連するコントローラが、モバイル・ユーザ装置の位置に関する予測(estimate)の生成において利用される。位置情報の正確性を改善するために、通信システムには、ユーザ装置を位置決めするときに使用され得る、より正確なデータ又は追加のデータを提供する、特定の位置測定ユニット(LMUs:location measurement units)のような追加の装置が提供され得る。

0009

ユーザ装置がそのホーム・ネットワークの外側に配置されるとき、即ち、ユーザ装置が、訪問した(visited)又は「他地域の(foreign)」ネットワークのカバレッジ領域内に配置されるときに、ユーザ装置の地理的な位置についての情報を決定する(conclude)こともまた可能である。訪問したネットワークは、例えば、位置情報に基礎を置くサービスをサポートするために、又は、ルーティング及び支払い請求の目的のために、モバイル・ユーザ装置の位置をホーム。ネットワークに送信して戻す(transmitting back)能力を持つようにされ得る。

0010

位置情報は、緊急コール発呼した移動電話の位置の探知のためのような種々の目的のため、商業目的のための車両又は所定のモバイル・サブスクライバの位置特定のため、等に使用され得る。一般的に、クライアント(例えば、ユーザに関する位置情報を受信することを望むユーザ又は他のエンティティ)は、位置サービス提供エンティティへの位置情報に対する要求を送り得る。適切な位置サービス・エンティティは次に、要求を処理し、要求されたデータを獲得し、適切な応答を生成する。

0011

位置決めサービスに関連する通信は、制御プレーン、及び/又は、ユーザ・プレーンの上でシグナリングされ得る(その選択は、アプリケーションに依存する)。

0012

位置決定のための情報の少なくとも一部の通信のための制御プレーンを使用するアプリケーションは一般に、埋め込まれた(embedded)シグナリング・プロトコルを採用する。位置情報サービスと関連する通信は、制御プレーンの上でのみ通信され得る。しかし、これは、制御プレーンに比較的高い負荷を与え得る。これは、特に、モバイル・ユーザ装置と、モバイル・ユーザ装置にサービスしている無線ネットワークの間の、放送中のインターフェース(on the air interface)の場合のケースであり得る。

0013

モバイル・ユーザ装置が、位置決めサービス情報の少なくとも一部の通信のためにシグナリングするユーザ・プレーンを用いることによって位置決めされ得ることが提案されてきた。ユーザ・プレーン・アプリケーションのいくつかは、関連するサーバとモバイル・ユーザ装置の間のユーザ・プレーンの上でデータ接続確立されることによって、位置決定で必要とされる無線インターフェース情報を転送するような、オーバーレイソリューション一種である。ユーザ・プレーン・データ接続は、位置情報の通信のために特別に確立されるものであり得る。他のアプローチにおいて、位置情報は、他の目的のために確立された(established)ユーザ・プレーン接続の上で通信され得る。ユーザ・プレーン・シグナリングは、例えば、インターネット・プロトコル(IP)、又は、ショート・メッセージ・サービス・メッセージのようなデータ・メッセ−ジのような、適切な通信プロトコルに基礎を置き得る。ユーザ・プレーンが使用されるような、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)で提示されたプロポーザルの例は、ワーク・ネーム(work name)「セキュア・ユーザ・プレーン・ロケーション(SUPL:Secure User Plane Location)」によって知られている。

0014

実際上、ユーザ・プレーン位置決めシステムは、モバイル・ユーザ装置が、ユーザ・プレーン上のサーバと情報を交換できるように、モバイル・ユーザ装置が、ユーザ・プレーン位置決めサーバのための、アドレス又は他のルーティング情報を知っていることを要求する。ユーザ・プレーン位置決めサーバは、モバイル・ユーザ装置へのユーザ・プレーン接続(connection)を形成するために、モバイル・ユーザ装置の、又は、他のルーティング情報の、モバイル・サブスクライバ・インテグレーテッド・サービシズ・デジタルナンバ(MSISDN)又は他の識別子のような身元(identity)も知る必要があり得る。

0015

この提案は、ユーザが、彼/彼のホーム・ネットワーク内に居るときに、満足するように作動すると信じられる。しかし、ユーザが、他のネットワーク内をローミングしているときに、問題が発生し得る。ローミング(roaming)しているユーザ装置は、ローカルのユーザ・プレーンで可能とされている位置決めサービス・エンティティ(例えば、ローカルSUPLサーバ)に関連するアドレス又は身元(identity)情報を知らないかもしれない。もし、ユーザ装置が、ホーム・ネットワーク位置サービス・エンティティのアドレスだけを知っているならば、問題は、ホーム・ネットワーク位置サービス・エンティティが、ローミングしているネットワークにおいて関連し、有効である支援データを提供できないかもしれないことである。もし、モバイル・ステーションが、ローミング中に、ユーザ・プレーンが利用可能とされた位置サービス・エンティティ(user plane enabled location service entity)から位置要求(location request)を得るならば、ユーザ装置は、位置サービス・エンティティが、位置情報を要求すること、及び、支援データを送ることが許された正当なエンティティであることを信頼できることが必要とされ得る。

0016

あり得る問題の、より詳細な例として、フィンランドのセルラー・ネットワークへのサブスクライバであるようなユーザが、米国内のセルラー・ネットワーク内をローミングするような状況を考えよう。ユーザのモバイル・ユーザ装置は、米国内のローミングしているネットワークのローカル・サーバ(例えば、ローカルSUPLサーバ)のIPアドレスを知らない。それにも関わらず、ローカル・サーバは、例えば、緊急サービスのために、ローミングしているユーザ装置の位置を提供することを可能とするために、ローミングしているユーザ装置の位置を知る必要があり得る。緊急コールの場合には、ローミングされているネットワークのローカル・サーバは、モバイル・ユーザ装置からの位置情報を要求することを試み得るが、モバイル・ユーザ装置は、その要求の発信者(origin)を信用できるか否かを知らない。更に、もし、モバイル・ユーザ装置が、支援データ(assistance data)を得ることを望むならば、一定のアプリケーションにおいて、ユーザ装置が、フィンランドのホーム・ネットワーク内の位置サービス・サーバのユーザ・プレーン・アドレスを知り得ることが可能である。しかし、ホーム・ネットワーク・サーバは、米国内の位置特定(location)のために必要とされる全ての支援データは持たないかもしれない。

課題を解決するための手段

0017

本発明の実施例は、一つあるいは複数の上記問題を取り扱うことを目的とする。

0018

本発明の1つの実施例によれば、通信システムに関連して(in association with)提供される位置情報サービスと関連する(in association with)、通信のためのメディア(media)を実現するための方法は、ユーザ装置が、ホーム・ネットワーク以外の通信ネットワークに訪問している(visiting)ときに、ユーザ装置に、ユーザ装置がユーザ・プレーン接続(connection)上で、少なくとも1つの位置サービス・エンティティと通信することを可能とする情報を提供するステップを含む。この情報は、次に、訪問している通信ネットワークにおける、ユーザ装置と、位置決めサービス・エンティティの間のユーザ・プレーン接続の確立(establishment)のために使用され得る。

0019

他の実施例によれば、通信システムとの通信状態のユーザ装置に関する位置情報を提供するための位置決め(location)サービス構成(arrangement)が提供される。本通信システムは、複数のネットワークであって、その1つが、ユーザ装置のホーム・ネットワークであり、少なくとも1つの他のネットワークが、ユーザ装置が、訪問する(visit)ことが許されるネットワークである複数のネットワークを備える。位置決めサービス構成は、ユーザ装置のホーム位置サービス・エンティティ、及び、前記他のネットワークの少なくとも1つと関連する少なくとも1つの更なる位置決めサービス・エンティティを含む。この構成(arrangement)は、ユーザ装置が、少なくとも1つの位置決めサービス・エンティティの、少なくとも1つのユーザ・プレーン・アドレスに関する情報を使用し、ホーム・ネットワーク以外のネットワークに訪問しているときに、位置決めサービス情報をユーザ・プレーン上で通信するように構成されるようなものである。

0020

更に他の実施例によれば、少なくとも2つのネットワークとの通信のために構成されたユーザ装置であって、当該ネットワークの1つが、ユーザ装置のホーム・ネットワークであり、少なくとも1つの他のネットワークが訪問されているネットワークである、ユーザ装置が提供される。ユーザ装置は、少なくとも1つの位置決めサービス・エンティティの、少なくとも1つのユーザ・プレーン・アドレスに関する情報を使用し、ホーム・ネットワーク以外のネットワークに訪問しているときに、ユーザ・プレーン上で位置決めサービス情報を通信するように構成される。

0021

実施例は、訪問しているネットワーク内でローミングするユーザ装置のための位置決めサービスに関連する情報のユーザ・プレーン通信の採用を可能とし得る。

発明を実施するための最良の形態

0022

本発明のより良い理解のために、これから、例示としての、添付の図面への参照が為される。

0023

まず、図1への参照が為される。これは、通信システム(その中で本発明が実施され得る)の単純化された提示である。この発明の詳細な説明は、特定のタイプの無線アクセス・ネットワーク及び通信システムと関連する種々の要素を参照するが、それらは、本発明の理解を促進するためだけのために、提示され、記載されていることが理解されるべきである。類似の機能性(functionality)が、いくつかの代替的な構成(arrangements)によって提供され得る。

0024

より特定的には、図1は、モバイル・ユーザ装置1のために移動性を提供している2つのセルラー・ネットワーク2及び3を示す。ネットワーク2は、ユーザ装置1のホーム・ネットワーク(即ち、ユーザ装置1が、そこに加入しているネットワーク)である。ネットワーク3は、訪問されている(visited)ネットワーク(即ち、ユーザ装置1が、その中にローミングしてきたネットワーク)である。ネットワークを接続するために、インターフェース4が提供される。

0025

ネットワーク2及び3の各々には、適切な数の無線アクセス・ネットワーク(即ち、複数のセル)が提供される。モバイル・ユーザ装置1は、サービスを提供しているアクセス・ネットワークのベース・ステーション5とのワイヤレス・インターフェース上で通信し得る。ベース・ステーションの各々は、アクセス・ネットワーク・コントローラによって共通に制御される。例えば、第3世代(3G)のアクセス・ネットワーク・コントローラ(RNC)、又は、第2世代(2G)標準の、より従来的なベース・ステーション・コントローラ(BSC)が、そのような目的のために使用されうる。アクセス・ネットワーク・コントローラは、適切なインターフェース構成(arrangements)を介して、MSC(mobile switching centre:モバイル・スイッチングセンタ)、及び/又は、SGSN(serving general packet radio service support node:サービング・ジェネラル・パケット無線サービス・サポート・ノード)のような、セルラー・システムの、適切なコア・ネットワーク・エンティティに接続され得る。

0026

ユーザ装置1のホーム・ネットワーク2には、ホーム・ロケーション・レジスタ6又は類似のサブスクライバ・データベースをも提供され得る。

0027

アクセス・ネットワークとの通信に適応された、如何なる適切なモバイル・ユーザ装置も、ネットワークに接続するために使用され得る。例えば、ユーザは、パーソナル・コンピュータ(PC)、パーソナル・データ・アアシスタント(PDA)、モバイル・ホン等のようなモバイル・ステーション(MS)のようなユーザ装置によってセルラー・ネットワークにアクセスし得る。当業者は、モバイル・ステーションのような一般的なモバイル・ユーザ装置の特徴と作動に馴染みがある。従って、ユーザが、ネットワークからデータを受信し及びネットワークへデータを送信するために、及び、例えば、マルチメディア・コンテントを経験するために、コールの発呼や受信のようなタスクのためにモバイル・ユーザ装置を使用し得ることを注記するだけで充分である。

0028

無線アクセス・ネットワーク内のユーザ装置は、一般的に、無線ベアラ(radio bearers)(RB)と呼ばれる無線ネットワーク・チャンネルを介して、無線ネットワーク・コントローラと通信し得る。各々のユーザ装置は、如何なる、或る時刻においてもオープンしている、1つあるいはそれ以上の、無線ネットワーク・コントローラとの、無線ネットワーク・チャンネルを持ち得る。

0029

モバイル・ユーザ装置には一般的に、これらのタスクを実現するための、プロセッサメモリ手段が提供される。モバイル・ユーザ装置は、信号をワイヤレスで、モバイル通信ネットワークのベース・ステーションから受信し、及び、当該ベース・ステーションへ送信するための、適切なアンテナ要素を含み得る。モバイル・ユーザ装置には、モバイル・ユーザ装置のユーザのために、画像及び他のグラフカル情報を表示するためのディスプレイをもが提供され得る。スピーカー手段もまた、提供され得る。モバイル・ユーザ装置の作動は、制御ボタンボイスコマンド、等のような適切なユーザ・インターフェースによって制御され得る。

0030

明確性の観点から1つのモバイル・ユーザ装置だけが図1に示されるが、いくつかのユーザ装置がセルラ・システムを介して通信状態にあり得ることが理解されるべきである。

0031

ユーザ装置が、ベース・ステーションのカバレッジ・エリア内を、及び、セルから他のセルに、更に、ネットワークから他のネットワークに、自由に移動するので、モバイル・ユーザ装置1の位置は、時間とともに変化し得る。上述のように、モデム通信システムは、ユーザ装置の地理的位置に関する情報を提供する能力を持つ。地理的位置は、例えば、少なくとも1つのベース・ステーションに関しての(relative to)モバイル・ユーザ装置の位置を基礎として、及び/又は、衛星ベースのシステム9からの情報に基づいて、又は、他の外部位置情報源から規定され得る。ユーザ装置の地理的な位置は、例えば、X及びY座標で、又は、軽度及び緯度で規定され得る。可能性としては、例えば、球面座標システム等に基づいた、規定された複数の半径及び角度の間の関係を使用することが考えられる。垂直方向の、ベース・ステーション、及び/又は、モバイル・ユーザ装置の位置を規定することもまた可能である。例えば、垂直方向での位置情報を提供するときに、Z座標が使用され得る。垂直位置は、例えば、山岳地帯の環境、又は、高いビルを持つにおいて必要とされ得る。

0032

図1は、位置サービス(LCS)クライアント8をも示す。位置サービス・クライアントは、通信システムからの位置情報を要求し得る。このようにして、位置サービス・クライアント8は、何の目的に対するものであれ、1つあるいはそれ以上のターゲット・ユーザ装置の位置情報に対する要求を行い得る論理的機能エンティティとして見られ得る。位置特定サービス・クライアントは、一般的に、ターゲット・ユーザ装置の位置(又は位置履歴)に関する、少なくとも或る程度の情報を受信することが許容されるために、事前に規定されたやり方で権原授与されている(authorized)必要がある。位置決めサービス・クライアント8は、位置情報を利用し得る、何らかのエンティティであり得る。位置決めサービス・クライアントは、通信ネットワークの外部のエンティティであり得る。位置決めサービス・クライアントは、内部クライアント(ILCS)、即ち、通信システム内の何らかのエンティティ又はノード(モバイル・ユーザ装置を含む)内に存在するもの、でもあり得る。位置決めサービス・クライアントの例には、純粋な位置情報サービス、位置情報が利用できるゲーム、船隊(fleet)管理アプリケーション、及び、緊急サービスのようなサービス・アプリケーションが含まれる。位置の精度が重要なサービス・アプリケーションは、例えば、サービス又はコンテントのセグメント化(segmentation)の操作性を強化するような、種々の目的のための位置情報を使用し得る。

0033

位置情報を提供するために、通信システムには、ターゲット・ユーザ装置の地理的位置を決定するための、種々の異なった手段が提供されうる。位置情報は、1つあるいは複数の適切な位置決め技術を用いることによって獲得され得る。位置決めサービス・エンティティは、サービス・エリア・アイデンティティ(SAI)、アシステッドGPS(A−GPS)、及び、OTDOAを取り扱うための機能のような能力を含み得る。サービスを提供している位置決めサービス・エンティティ10は、例えば、端末ベース位置決め情報を要求するために、端末測定(terminal measurements)を要求するために、又は、位置決めサービス支援データを配送するために、ユーザ装置1と通信し得る。

0034

如何にして、位置決めサービス・エンティティが、ユーザ・プレーン上でユーザ装置と通信し得るかについて、いくつかのやり方が存在する。好ましいアプローチによれば、位置決めサービス・エンティティ、及び/又は、ユーザ装置は、そのIPアドレスによってアドレッシング(addressed)される。IPアドレスの使用は、ユーザ装置と位置決めサービス・エンティティの間の専用のIPセッションの確立を可能とする。

0035

ユーザ装置1は、位置測定、及び/又は、計算を実行するために適応され得、従って、位置決定は、ユーザ装置において、少なくとも部分的に実行され得る。ユーザ装置は、複数の外部ソースから受信された情報を処理するように構成され得る。位置決め情報の少なくとも一部が、通信システムとは別個のシステムによって提供された情報に基づいて提供され得る。例えば、情報は、グローバルポジショニング・システム(GPS)、ディフェレンシャルGPS、又はそれらに類するもの、のような衛星ベースのシステム9によって提供され得る。ユーザ装置は、GPSが利用可能な端末であり得る。即ち、ユーザ装置には、GPS受信器と、GPSデータを処理するための手段が提供され得る。

0036

通信システムと関連する、位置決めサービス(LCS:location service)の機能性は、種々のエンティティによって提供され得る。クライアント8は、LCSクライアントにサービスを提供するために必要なコンポーネント及びベアラ(bearers)を備える特定の位置決めサービス・サーバに要求(request)を送り得る。サーバは、会話、データ、メッセジング、他のテレサービス(teleservices)、ユーザ・アプリケーション、及び、追加的サービスのような他の通信サービス並行して、位置に基づくサービスのサポートを可能とするプラットフォームを提供し得る。このように、位置決めサービス・サーバは、要求に基づいて、又は周期的に、クライアントに、ターゲット・ユーザ装置の、現在の、又は、(可能であれば)最も最近の地理的位置を、又は、もし位置決めが失敗したら、エラー表示と選択的に失敗の理由を、提供し得る。

0037

位置決めサービスは、通信システムと関連する種々のやり方によって提供され得る。図1は、ネットワーク3と関連して位置決めサーバ10が提供され、ネットワーク2と関連して位置決めサービス20が提供されるような構成(arrangement)を示す。しかし、ネットワークと関連した位置決めサービスの機能性(functionality)は、いくつかの位置決めサービス・エンティティ(例えば、少なくとも1つのユーザ・プレーンの位置決めサーバに加えて、位置決めサービス・サーバを制御するもの)を備え得ることが理解される。そのような構成の非限定的な例は、ゲートウェイ・モバイル・ロケーション・センタ(GMLC)と呼ばれる位置決めサービス(LCS)サーバ・エンティティが、位置決めサービスを管理するエンティティを提供するように指定されるような3G仕様で与えられる。GMLCは、位置決めサービス・クライアント(LCSクライアント)のための位置情報の提供において使用されうる、種々のデータを収集し、格納するためのものである。しかし、分配された位置決めサービスは、全ての実施例においては要求されないので、ネットワーク当たり1つの位置決めサービス・エンティティだけが、図1に示される。

0038

位置データは、通信システムに接続された種々のソースから、適切な位置決めサービス・エンティティに提供され得る。位置データは、適切な処理能力が提供されるユーザ装置においても処理され得る。次に、ユーザ装置は、位置決めサービス・エンティティに、又は、クライアントに、位置の座標(co-ordinates)のような処理されたデータを提供し得る。

0039

データを、位置情報サービスと関連して、ユーザ・プレーン接続(connection)上でシグナリングすることが可能である。例えば、PDP(パケット・データ・プロトコル)コンテキスト、データ・セル、WLAN(ワイヤレスLAN)通信、等のような他のユーザ・プレーン通信メディアと並行して、そのような通信のために、パケット・スイッチされたインターネット・プロトコル(IP)ユーザ・プレーン接続が提供され得る。例えば、位置情報要求、応答、及び支援データのような、位置情報を提供することに関連するメッセージは、位置要求に応答して確立されたIP接続を介して配送され得る。

0040

音声、データ、又は、マルチメディア・コンテントのような電気通信トラフィックの、ネットワーク3に訪問しているユーザ装置1への、及び/又は、当該ユーザ装置1からの通信は、ユーザ・プレーンの上を運ばれる。実際の通信をサポートするメッセージのシグナリングは、次に、制御プレーンの上を運ばれる。

0041

実施例において、位置情報サービスの作動をサポートしている情報の通信は、ユーザ装置1とサービスを提供しているローカル位置サービス・エンティティ10の間において、ユーザ・プレーン上でも運ばれ得る。そのようなシナリオにおいて、クライアント・アプリケーション8は、サービスを提供しているローカル位置サービス・エンティティ10からのユーザ位置を要求し得る。そのような要求に続いて、モバイル・ユーザ装置1とローカル位置サービス・エンティティ10の間で確立されたユーザ・プレーンIPセッションの上でデータが通信され得る。

0042

図1において、ユーザ・プレーン・セッション12は、ユーザ装置1と、訪問されているネットワーク3の位置サービス・エンティティ10の間で確立されているものとして示されている。ユーザ・プレーンIPセッションは、ユーザ装置1と、ユーザ装置1のホーム・ネットワーク2の位置サービスエンティティ20の間でも確立され得ることが理解されるべきである。

0043

GPS受信器14(図3参照)は、GPSが、例えば、いわゆるアシステッドGPS(A−GPS)法におけるような、位置情報の提供のために使用されるような場合のアプリケーションにおいてユーザ装置1として集積され得る。そのようなアプリケーションにおいて、支援データ(assisted data)は、ネットワーク・サーバから、GPS利用可能とされたユーザ装置に通信される必要がある(その作動を強化するために)。例えば、感度、カバレッジ、及び応答時間が、位置データの提供を支援する追加の情報によって強化され得る。A−GPSアレンジメントのためのGPS支援データは、ユーザ・プレーンIP接続を用いて、ユーザ装置に転送され得る。A−GPS支援データは、支援サーバへの専用接続無しに、IP接続を介して転送され得る。支援データが、要求された位置計算サービスの少なくとも一部をも実行し得るエンティティによって提供され得ることが理解されるべきである。

0044

ユーザ装置における支援されたGPS手順のいくつかは、例えば、ユーザ装置の位置についてのセル・レベルの知識のような、初期の荒い位置情報予測を要求し得ることに留意すべきである。この情報は、ユーザ装置のためにも、支援データによって提供され得る。

0045

GPSが利用可能とされたユーザ装置が、GPS支援データを生成することも可能である。支援データは、次に、専用IPセッションを用いて、適切な位置サービス・エンティティに報告され得る。

0046

通信のために、標準(standard)ベースのプロトコル・パラメータが使用され得る。例えば、GPS利用可能なユーザ装置から支援データを収集するときに、パラメータは、3G定義(definition)に基づき得る。

0047

以下の説明は、緊急コールを参照した、いくつかの例示的実施例を記述する。緊急コールは、コールのタイプの検知に応じて、位置決定手順が自動的に開始されるように、コールの当事者の位置を確立することが必要であり得るような、ようなセルの例である。

0048

ここで、ステップ100において、ユーザ装置によって為された緊急コールと関連した、あり得る事象フローを説明する図2のフローチャートに参照が為される。コールを行っているモバイル・ユーザ装置は、ダイアルされた番号が、緊急コール番号であることを検知するように構成され得る。緊急コールによって支援された位置決定は、次に、ステップ102において、ユーザ装置が、コールが、緊急コールであることを検知するようなステップを含む手順に基礎を置かれる。検知機能は、種々のやり方によって提供され得る。例えば、ユーザ装置には、例えば、番号911、112、10022、999等を含むテーブルのような、一般的緊急コール番号のテーブルが提供され得る。コントローラが、次に、コールを監視し得る。そして、もし、コールが、これらの番号の1つに開始されるならば、プロセッサによって、コールが緊急コールであることが結論付けられる。

0049

もし、モバイル・ユーザ装置が、コールが、緊急コールであることを検知するならば、それは次に、ステップ104において、ユーザ・プレーン位置サービス・サーバへのユーザ・プレーン接続を開始する。このステージにおいて、適切なルーティング情報が、ユーザ・プレーン接続のセット・アップにおいて利用され得る。ユーザ装置に、適切なルーティング情報及びその使用を提供するための、いくつかの例示的な可能性が、図3から6を参照して、後に、より詳細に説明される。

0050

例えば、ユーザ装置が、その位置を決定するための支援データを受信する必要があり得るので、ユーザ・プレーン接続が必要とされ得る。図2において、ステップ106において、支援データはユーザ装置に通信される。モバイル・ユーザ装置は、その位置についての情報の通信、又は、ユーザ・プレーン・サーバへの測定(measurements)のためにもユーザ・プレーンを使用し得る。例えば、いわゆるモバイル・ステーション(MS)支援されたA−GPSの場合には、そのようなデータはユーザ・プレーンの上を通信され得る。

0051

ステップ108において、位置決定と関連する情報が、ユーザ装置から、ローカル位置決めサービス・サーバに通信され得る。ローカル位置決めサービス・サーバは、次に、ターゲットのユーザ装置の位置に関する情報を、クライアント・アプリケーションに通信し得る。

0052

ユーザ装置ではなく、むしろ、適切なネットワーク要素が、最初に、セルが緊急コールであることを認識することもまた、可能である。例えば、ネットワーク要素は、モバイル・スイッチング・センタ(MSC)、サービング・ジェネラル・パケット・ラジオ・サービス・サポート・ノード(SGSN)、ゲートウェイ・ジェネラル・パケット・ラジオ・サービス・サポート・ノード(GGSN)、又は、何らかの他の適切なネットワーク・コントローラであり得る。可能性があるものとして、パブリックセイフティアンサリンング・ポイント(PSAP)は、検知エンティティを提供する。検知に引き続いて、PSAPは、適切な位置決めサービス・エンティティから、ターゲットのモバイル・ユーザ装置(即ち、緊急コール接続を要求したモバイル・ユーザ装置)に関連するエンティティ情報を要求し得る。従って、検知ステップは、接続(connection)を要求しているユーザ装置とは異なる他のエンティティでも実行され得る。

0053

モバイル・ユーザ装置ではなく、むしろネットワーク要素(element)は、ユーザ・プレーン通信を用いた位置決め手順をも開始し得る。例えば、ユーザ・プレーン位置決めサービス・エンティティ10は、モバイル・ステーション1へのユーザ・プレーン接続を開始し得る。位置に関連する情報は、次に、ユーザ・プレーン上で交換されて、モバイル・ステーションのための位置予測を獲得し得る。しかし、ローミングしているモバイル・ステーションは、ネットワーク・エンティティが、ユーザ装置の位置に関する情報を受信するために、正当と認められることを立証(verify)できる必要がある。

0054

実施例において、ローミングしているユーザ装置は、ユーザ・プレーン接続セット・アップを開始するために、又は、サーバが、情報の交換の当事者であるために正当と認められることを立証するために、訪問されているネットワークのサーバのユーザ・プレーン・アドレスに関する情報を使用し得る。訪問されているサーバのユーザ・プレーン・アドレスは、図3から6を参照して以下に説明されるような、種々のやり方でユーザ装置に提供され得る。

0055

一旦、位置予測が決定されると、それは、LCSクライアント、例えば、パブリック・セイフティ・アンサリング・ポイント(PSAP)に運ばれる。もし、GMLCのような、中央位置決めサービス・エンティティが、ネットワーク内で提供されるならば、位置予測は、GMLCからクライアントに配送(delivered)され得る。これは、実施化(implementation)の問題であり、通信システムがその基礎を置く標準(standard)に依存し得る。

0056

図3を参照して、可能性がある議論として、訪問されたネットワークの位置決めサービス・エンティティのための、ユーザ・プレーン・アドレスについての情報を、モバイル・ユーザ装置1のメモリ15に格納することが挙げられる。情報16は、ユーザ装置1がローミングして、その中に入り得るネットワークの身元(identities)(NW ID)と関連する、全ての正当な位置決めサービス・エンティティのアドレスを含み得る。例えば、ユーザ身元モジュール(user identity module)は、サブスクライバが、その中にローミングして入ることが許されるネットワークの、正当な安全なユーザ・プレーン・ロケーション(SUPL:secure user plane location)サーバのアドレスのリストを含み得る。ユーザ身元モジュールは、例えば、モバイル・ステーションの、サブスクライバ身元モジュール(SIM:Subscriber Identity Module)カードを含み得る。

0057

ローミングしているモバイル・ユーザ装置が、ローミングした(roamed)位置決めサービス・サーバから情報を要求する必要があるときに、それは、ローミングされたネットワークの身元に基づいて、正しいユーザ・プレーン・アドレスを発見できる。もし、モバイル・ユ−ザ装置が、ローカル位置サービス・サーバから位置決め要求を受信するならば、それは、リストをチェックすることによって要求を確認(validate)できる。もし、チェックが肯定的ならば、更に進むための要求は正当である、と認められる。もし、リストに基づいて、サーバが正当であると認められないならば、要求は却下される。要求の処理は、ユーザ装置のプロセッサ18によって実行され得る。

0058

位置決めサービス・サーバのアドレスは、初期的に格納されたアドレスから更新され得る。新たなアドレスもまた、追加され得、アドレスは、削除されることもあり得る。更新は、例えば要求に応じて遠隔的に、或いは、周期的に為され得る。

0059

図4は、ルーティング情報が、そのような情報が必要とされるときは何時でも、ローミングしているモバイル・ユーザ装置1のために提供されるような実施例を示す。本実施例に従って、モバイル・ユーザ装置は、それが、モバイル・ユーザ装置のホーム・ネットワークの位置決めサービス・サーバ20の接続識別子(identifier)を知っており、そのことによって、ローミングしているネットワークからホーム・ネットワーク・サーバ20への接続を確立するように構成される。

0060

モバイル・ユーザ装置1は、メッセージ30内において、ローミングしたネットワークを識別する適切な情報を、ホーム・ネットワーク・サーバ20に提供し得る。ホーム・ネットワーク・サーバ20は、ローミングが可能な他のネットワークの位置決めサービス・サーバのIPアドレスを含むデータベース21を持つ。身元情報に基づいて、ホーム・ネットワーク・サーバ20は、次に、関連するアドレス情報を取得(fetch)し得、それを、メッセージ31内において、ローミングしているモバイル・ユーザ装置1に提供し得る。モバイル・ユーザ装置1は、次に、ローミングされているネットワークのローカル位置決めサービス・サーバ10への接続を確立するためのアドレス情報を使用し得る。

0061

モバイル・ユーザ装置1は、この段階において、ホーム・サーバ20への接続を終了し得、位置決め支援(location assistance)のための要求32を送ることによって、ローミングされているネットワークのサーバ10への新たな接続を確立し得る。モバイル・ユーザ装置は、このようにして、ホーム・ネットワークからでなく、むしろ、ローカル・サーバ10から、メッセージ33内の、ローカルの、従って、適切な、位置支援データを得ることがあり得る。もし必要であれば、モバイル・ユーザ装置1は、メッセージ34内において、その位置を、ローカル・サーバ10に送り得る。

0062

図5は、ホーム・ネットワークの位置決めサービス・サーバ20の接続識別子を知るモバイル・ユーザ装置1が、最初に、ホーム・ネットワーク・サーバへの接続を確立するような実施例を示す(メッセージ40を見よ)。メッセージ40は、ローミングされているネットワークの身元(identity)を持ち、支援データ(assistance data)を要求するホーム・サーバ20を提供する。

0063

訪問されているネットワークの位置決めサービス・サーバ10のための、関連するユーザ・プレーン・アドレス情報は、ホーム・ネットワーク・サーバ20のために利用可能とされる。例えば、ホーム・ネットワーク・サーバ20には、モバイル・ユーザ装置1のローミングが可能であるような、他のネットワークの位置決めサービス・サーバのIPアドレスを含むデータベース21が提供され得る。ホーム・ネットワーク・サーバ10は、この情報を使用して、ローミングされているネットワークのサーバ10への接続を形成し得る(メッセージ41を見よ)。

0064

ホーム・サーバ20は、次に、モバイル・ユーザ装置1とローミングされているサーバ10の間の、透明な(transparent)ルータとして行動し得る(メッセージ42と43を見よ)。メッセージ42において、ローミングされているサーバ10には、位置決め支援データのための要求が提供される。モバイル・ユーザ装置1は、次に、ローミングされているサーバ10から、ホーム・サーバ20を介してルーティングされたメッセージ42内の位置決め支援データを獲得し得る。例えば、緊急コール位置特定の目的のためにもし必要であれば、モバイル・ユーザ装置は、その位置を、メッセージ43内に含めて、ローミングされているサーバ10に送り得る。

0065

図6は、訪問されている位置決めサービス・サーバ10による位置決め要求50を取り扱うための実施例を示す。もし、モバイル・ユーザ装置1が、ホーム・ネットワーク位置決めサービス・サーバ20のユーザ・プレーン接続を形成するために役立つ、IPアドレス又は他の識別子だけを知っているならば、モバイル・ユーザ装置1は、ホーム・サーバ20への接続を確立し得る。メッセージ51内において、ホーム・サーバ20には、ローミングされているサーバ10の身元(identity)が提供される。例えば、ローミングされているネットワークの身元のような他の追加的情報が、このメッセージ内に含まれ得る。ホーム・サーバ20には、ローミングが可能な他のネットワークの正当な位置決めサービスのIPアドレスを得ているデータベース21が提供される。

0066

ホーム・サーバは、ローミングされているサーバの身元が、ホーム・サーバのデータベース21内に格納されたアドレスのいずれかと一致するか否かをチェックし得る。ホーム・サーバは次に、モバイル・ユーザ装置に、メッセージ52によって、チェックの結果を、知らせ(inform)得る。モバイル・ユーザ装置1は、次に、ホーム・サーバ20への接続を終了させ得る。もし、当該チェックが、ローミングされたサーバに位置情報が提供され得ることを示すならば、モバイル・ステーションは次に、ローミングされているネットワークの位置決めサービス・サーバ10からの要求に応答し得る(メッセージ53を見よ)。

0067

図7は、モバイル・ステーション1が、自分がローミングして入ったネットワークを識別(identify)できないときに有用でありうる、更なる実施例を示す。この問題は、ホーム・ネットワーク位置決めサービス・サーバ20が、ユーザ装置1からのメッセージ61の受領に応じて、サブスクライバのホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)6にコンタクト(contact)し、メッセージ62によって、ローミングされているネットワークの識別子を要求するようなアレンジメント(arrangement)によって扱われ得る。HLRは次に、メッセージ63内において識別子を戻す。これは、例えば、存在する3GPP標準化されたモバイル・アプリケーション・パートMAP:Mobile Application Part)シグナリングを用いることによって、実現され得る。

0068

上述の記載は、インターネット・プロトコル(IP)ユーザ・プレーン・セッションを参照して本発明を説明するが、ユーザ・プレーン通信のために、これが唯一の可能性ではないことが理解されるべきである。例えば、通信は、PDPコンテキスト、ショート・メッセージ・サービス(SMS)、データ・コール等によるシグナリングに基づいて発生し得る。

0069

本発明の実施例が、モバイル・ステーションとの関係で説明されてきた一方、本発明の実施例は、如何なる、他の、適切なタイプのユーザ装置にも応用可能であることが理解されるべきである。

0070

ここで、上述の説明が、本発明の実施例を例示する一方、添付の請求項に規定される本発明の範囲から離れること無しに、開示されたソリューションに為され得る、いくつかの変形物及び修正が存在することにもまた、留意すべきである。

図面の簡単な説明

0071

本発明が実施され得るような通信システムを示す。
1つの特定の実施例の作動を示すフローチャートである。
ローミングするユーザ装置と、訪問されるネットワークのネットワーク・エンティティの間のユーザ・プレーン接続を提供するための例を示す。
ローミングするユーザ装置と、訪問されるネットワークのネットワーク・エンティティの間のユーザ・プレーン接続を提供するための例を示す。
ローミングするユーザ装置と、訪問されるネットワークのネットワーク・エンティティの間のユーザ・プレーン接続を提供するための例を示す。
ローミングするユーザ装置と、訪問されるネットワークのネットワーク・エンティティの間のユーザ・プレーン接続を提供するための例を示す。
更なる実施例を示す。

符号の説明

0072

1モバイル・ユーザ装置
2セルラー・ネットワーク
3 セルラー・ネットワーク
4インターフェース
5アクセス・ネットワークのベース・ステーション
6ホーム・ロケーション・レジスタ
8位置サービス(LCS)クライアント
9 衛星ベースのシステム
10位置決めサービス・エンティティ
12 ユーザ・プレーン・セッション
14GPS受信器
15メモリ
16 情報
18プロセッサ
20 位置決めサービス
21データベース
30 メッセージ
31 メッセージ
32 要求
33 メッセージ
34 メッセージ
40 メッセージ
41 メッセージ
42 メッセージ
43 メッセージ
50位置決め要求
51 メッセージ
52 メッセージ
53 メッセージ
61 メッセージ
62 メッセージ
63 メッセージ

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  • シャープ株式会社の「 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】上りリンクにおける送信を効率的に実行する。【解決手段】端末装置であって、パラメータ(skipUplinkTxSPS)が含まれるRRCメッセージを受信し、セミパーシステントスケジューリングの活性... 詳細

  • 株式会社東芝の「 通信装置、通信方法およびプログラム」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】相互に異なる複数の制御方式による通信が混在する通信システムを効率的に構築可能な通信装置、通信方法およびプログラムを提供する。【解決手段】通信装置は、複数の通信制御部と、選択部と、を備える。複数... 詳細

  • 株式会社東芝の「 通信装置、通信方法およびプログラム」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】通信効率の低下を抑制できる通信装置、通信方法およびプログラムを提供する。【解決手段】実施形態の通信装置は、選択部と、通信制御部と、を備える。選択部は、時分割多重方式の通信に用いる、データの処理... 詳細

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