図面 (/)

技術 ウチワサボテン植物の部分および/またはそれからの抽出物のうつ病治療への利用

出願人 ビオプランタ・アーツナイミッテル・ゲーエムベーハー
発明者 ミヒャエル・ネルドナーカール・シェッツ
出願日 2004年10月26日 (15年0ヶ月経過) 出願番号 2006-537161
公開日 2007年4月19日 (12年6ヶ月経過) 公開番号 2007-509877
状態 特許登録済
技術分野 植物物質含有医薬 蛋白脂質酵素含有:その他の医薬 化合物または医薬の治療活性 非環式または炭素環式化合物含有医薬
主要キーワード 乾燥素材 ガック 中核部 部分乾燥 静止時間 植物製剤 高分散二酸化ケイ素 自殺者
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年4月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (0)

図面はありません

課題・解決手段

本発明は、抑うつ症状、うつ病、あるいは不安症、パニック障害双極性うつ病、心身症および月経前症候群などの抗うつ剤の影響を受けうるその他の情緒障害、およびこれらの病気前段階の治療ウチワサボテン類、その植物の部分および/またはそれからの抽出物または生成物を利用することに関する。

概要

背景

西欧の工業国においては、うつ病は毎年約10%、寿命換算で約20%の割合で流行している最も頻発する疾病の一つである。患者はこの病気によって私生活においても仕事においても大きな影響を受ける。患者の周囲もイライラさせられ、初期治療の利用拡大や病気の認定による長期の欠勤によって、我々の健康管理体制にとっても大きな負担になる。さらに場合によっては死に至ることさえある。今日、ドイツにおける約1万人の自殺者の2/3以上がうつ病によるものであると推計されている。

うつ病は臨床的には以下のように分類される(非特許文献1)。
(1)内因性うつ病単極性および双極性
(2)抑うつ神経症
(3)反応性抑うつ
(4)分裂感情性精神病での抑うつ
(5)器質性抑うつ
(6)痴呆における抑うつ症候群

さらに、うつ病は重症度によって軽度、中度、重度と分類される。うつ病の前段階は、みじめ感、倦怠感憂うつ感、無気力情緒不安定、落胆感および感情健康状態についての限界などに表れる。

多くの異なる仮説が唱えられているが、うつ病の原因は不十分な解明しかなされていない。うつ病およびその他の情緒障害治療薬としては、下記のような薬剤類が適当である(非特許文献1)。
(1)選択的セロトニン再吸収阻害剤SSRI
(2)選択的ノルアドレナリン再吸収阻害剤(SNRI)
(3)選択的セロトニンおよびノルアドレナリン再吸収阻害剤(SSNRI)
(4)トリサイクリック抗うつ剤(TCA)
(5)MAO−A阻害剤
(6)その他の合成物
(7)植物性薬剤

上記の治療法はいずれも、完全に有効であったとしても、効果が表れるのが10日から14日の治療後であることが共通の特徴である。また、約20%の患者に対しては異なった処方を組み合わせても、薬物治療の効果は十分なものではない。さらに上記の治療法は、どれも好ましくない副作用が生じ、副作用のため治療を中止せざるを得なくなる場合もしばしば起こるという欠点がある。そのため、うつ病、その他の情緒障害およびそれらの前段階の治療薬、特に、上記の欠点を一つまたはそれ以上、完全にあるいは部分的にでも改善した治療薬が大いに望まれている。
エイチ−ジェイ・メラー、デア・インターニスト(H.−J.Moeller, Der Internist)41、70−79(2000)。

概要

本発明は、抑うつ症状、うつ病、あるいは不安症、パニック障害、双極性うつ病、心身症および月経前症候群などの抗うつ剤の影響を受けうるその他の情緒障害、およびこれらの病気の前段階の治療にウチワサボテン類、その植物の部分および/またはそれからの抽出物または生成物を利用することに関する。

目的

従って、本発明は上記のような薬剤を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

抑うつ症状、うつ病あるいは抗うつ剤の影響を受けうるその他の情緒障害、およびこれらの病気前段階の治療へのウチワサボテン類、その植物の部分および/またはそれからの抽出物または生成物の利用。

請求項2

請求項1の利用であって、上記抗うつ剤の影響を受けうるその他の情緒障害が、不安症、パニック障害双極性うつ病、心身症および月経前症候群から選ばれる利用。

請求項3

請求項1の利用であって、上記病気の前段階が、みじめ感、倦怠感憂うつ感、無気力情緒不安定、落胆感および感情の健康についての制約から選ばれる利用。

請求項4

請求項1から3のいずれかの利用であって、上記植物の部分が花および/または新芽若葉である利用。

請求項5

請求項1から4のいずれかの利用であって、上記ウチワサボテン類がオオガホウケン種に属する利用。

請求項6

請求項1から5のいずれかの利用であって、ウチワサボテン類またはその植物の部分からの抽出物を使用する利用。

請求項7

抑うつ症状、うつ病あるいは抗うつ剤の影響を受けうるその他の情緒障害、およびこれらの病気の前段階の治療薬であって、ウチワサボテン類、その植物の部分および/またはそれからの抽出物または生成物を含むことを特徴とする治療薬。

請求項8

請求項7の治療薬であって、添加物として一種またはそれ以上の選択的セロトニンおよびノルアドレナリン再吸収阻害剤SSRI)を含むことを特徴とする治療薬。

請求項9

請求項8の治療薬であって、上記SSNRIがベンラファキシンである治療薬。

請求項10

抑うつ症状、うつ病あるいは抗うつ剤の影響を受けうるその他の情緒障害、およびこれらの病気の前段階の治療支援食品であって、ウチワサボテン類、その植物の部分および/またはそれからの抽出物または生成物を含むことを特徴とする治療薬。

請求項11

抑うつ症状、うつ病あるいは抗うつ剤の影響を受けうるその他の情緒障害、およびこれらの病気の前段階の治療薬の製造のためのウチワサボテン類、その植物の部分および/または、それからの抽出物または生成物の利用。

請求項12

抑うつ症状、うつ病あるいは抗うつ剤の影響を受けうるその他の情緒障害、およびこれらの病気の前段階の治療支援用食品の製造のためのウチワサボテン類、その植物の部分および/または、それからの抽出物または生成物の利用。

請求項13

請求項11または12の利用であって、上記抗うつ剤の影響を受けうるその他の情緒障害が、不安症、パニック障害、双極性うつ病、心身症および月経前症候群から選ばれる利用。

請求項14

請求項11または12の利用であって、上記病気の前段階が、みじめ感、倦怠感、憂うつ感、無気力、情緒不安定、落胆感および感情の健康についての制約から選ばれる利用。

請求項15

請求項11から14のいずれかの利用であって、上記植物の部分が花および/または新芽若葉である利用。

請求項16

請求項11から15のいずれかの利用であって、上記ウチワサボテン類がオオガタホウケン種に属する利用。

請求項17

請求項11から16のいずれかの利用であって、ウチワサボテン類またはその植物の部分からの抽出物を使用する利用。

請求項18

ウチワサボテン類、その植物の部分および/またはそれからの抽出物または生成物と、経口投与剤として適当な補薬とからなる薬理学的生成物。

請求項19

請求項18の薬理学的生成物であって、添加物として一種またはそれ以上の選択的セロトニンおよびノルアドレナリン再吸収阻害剤(SSNRI)を含むことを特徴とする生成物。

請求項20

請求項19の薬理学的生成物であって、上記SSNRIがベンラファキシンである生成物。

請求項21

抑うつ症状、うつ病あるいは抗うつ剤の影響を受けうるその他の情緒障害、およびこれらの病気の前段階の治療への、ウチワサボテン類、その植物の部分および/またはそれからの抽出物または生成物からなる有効成分と、一種またはそれ以上の選択的セロトニンおよびノルアドレナリン再吸収阻害剤(SSNRI)とを組合せる利用。

請求項22

請求項21の利用であって、上記SSNRIがベンラファキシンである利用。

技術分野

0001

本発明は、抑うつ症状、うつ病、あるいは不安症、パニック障害双極性うつ病、心身症および月経前症候群など抗うつ剤の影響を受けうるその他の情緒障害、およびこれらの病気前段階の治療ウチワサボテン類、その植物の部分および/またはそれからの抽出物または生成物を利用することに関する。

背景技術

0002

西欧の工業国においては、うつ病は毎年約10%、寿命換算で約20%の割合で流行している最も頻発する疾病の一つである。患者はこの病気によって私生活においても仕事においても大きな影響を受ける。患者の周囲もイライラさせられ、初期治療の利用拡大や病気の認定による長期の欠勤によって、我々の健康管理体制にとっても大きな負担になる。さらに場合によっては死に至ることさえある。今日、ドイツにおける約1万人の自殺者の2/3以上がうつ病によるものであると推計されている。

0003

うつ病は臨床的には以下のように分類される(非特許文献1)。
(1)内因性うつ病単極性および双極性
(2)抑うつ神経症
(3)反応性抑うつ
(4)分裂感情性精神病での抑うつ
(5)器質性抑うつ
(6)痴呆における抑うつ症候群

0004

さらに、うつ病は重症度によって軽度、中度、重度と分類される。うつ病の前段階は、みじめ感、倦怠感憂うつ感、無気力情緒不安定、落胆感および感情健康状態についての限界などに表れる。

0005

多くの異なる仮説が唱えられているが、うつ病の原因は不十分な解明しかなされていない。うつ病およびその他の情緒障害の治療薬としては、下記のような薬剤類が適当である(非特許文献1)。
(1)選択的セロトニン再吸収阻害剤SSRI
(2)選択的ノルアドレナリン再吸収阻害剤(SNRI)
(3)選択的セロトニンおよびノルアドレナリン再吸収阻害剤(SSNRI)
(4)トリサイクリック抗うつ剤(TCA)
(5)MAO−A阻害剤
(6)その他の合成物
(7)植物性薬剤

0006

上記の治療法はいずれも、完全に有効であったとしても、効果が表れるのが10日から14日の治療後であることが共通の特徴である。また、約20%の患者に対しては異なった処方を組み合わせても、薬物治療の効果は十分なものではない。さらに上記の治療法は、どれも好ましくない副作用が生じ、副作用のため治療を中止せざるを得なくなる場合もしばしば起こるという欠点がある。そのため、うつ病、その他の情緒障害およびそれらの前段階の治療薬、特に、上記の欠点を一つまたはそれ以上、完全にあるいは部分的にでも改善した治療薬が大いに望まれている。
エイチ−ジェイ・メラー、デア・インターニスト(H.−J.Moeller, Der Internist)41、70−79(2000)。

発明が解決しようとする課題

0007

従って、本発明は上記のような薬剤を提供することである。

課題を解決するための手段

0008

本発明によれば、上記の目的は、ウチワサボテン類、その植物の部分および/またはそれからの抽出物または生成物、好ましくはウチワサボテン類の花からの抽出物、特に好ましくはオオガホウケン(Opuntia ficus−indica)種の花からの抽出物を、抑うつ症状、うつ病あるいは不安症、パニック障害、双極性うつ病、心身症および月経前症候群などの抗うつ剤の影響を受けうるその他の情緒障害およびこれらの病気の前段階に利用すること、および、抑うつ症状、うつ病あるいは抗うつ剤の影響を受けうるその他の情緒障害、およびこれらの病気の前段階の治療薬および治療支援食品であってウチワサボテン類、その植物の部分および/またはそれからの抽出物または生成物を含むことを特徴とするもの、ならびに、薬理学的に許容できる適当な補薬をさらに含む経口投与用薬理学的生成物によって解決される。

0009

ウチワサボテン類の花からの抽出物は下痢前立腺肥大大腸炎の治療に用いられている(英国薬草学会[British Herbal Medicine Association]1983年発行ブリティシュ・ハーベルファーコピア[British Herbal Pharmacopoiea]151ー152頁)。葉や新芽若葉(いわゆるノパルサボテン)は人体血糖下げる効果を持っている(エイ・シイ・フラチ−ムナリ[A.C.Frati−Munari]らによるディアベチス・ケア[Diabetis Care]63−66(1988)およびエイ・シイ・フラチ−ムナリ[A.C.Frati−Munari]らによるガック・メッド・メックス[Gac.Med.Mex.]128、431−436(1992))。薬理学実験によって、異なった方法で製造された植物製剤効能があることが判って来ている。特に、からのアルコール抽出物消炎鎮痛および抗酸化作用を持っている(パーク[Park]らによるアークファームレス[Arch.Pharm.Res.]21、30−34(1998)およびフィトテラピア[Fitoterapia]72、288−290(2001)、さらにリー[Lee]らによるジェイ・アグリク・フード・ケム[J.Agric.Food Chem.]50、6490−6496、(2002))。さらにまた、利尿および抗潰瘍作用ラットで示されている(イー・エムガラチ[E.M.Galati]らによるジェイ・エトノファーマコル[J.Ethnopharmacol]79、17−21(2002)およびイー・エム・ガラチ[E.M.Galati]らによるジェイ・エトノファーマコル[J.Ethnopharmacol]76、1−9(2001))。サボテン(Opuntia ficus−indica var.saboten)の実はMAO−B阻害効果が確認されている(ハン[Han]らによるアーク・ファーム・レス[Arch.Pharm.Res.]24、51−54(2001))。さらに加えて、オオガタホウケン(Opuntia ficus−indica)抽出物の神経保護作用報告されている(韓国科学技術院ワイ・エス・リー[Y.S.Lee]らによる国際特許WO03/037324)。

発明の効果

0010

驚くべきことに、動物実験でウチワサボテン類は強い抗うつ作用を示すことが判明した。今日まで、このような効果はウチワサボテン類については報告されておらず、また、公知の薬理学的、臨床的効果からは予期し得ないものである。さらに驚くべきことに、動物実験でウチワサボテン類はベンラファキシン(venlafaxine)の抗うつ作用を増強することも見いだされた。ベンラファキシンは最新世代の抗うつ剤(いわゆるSSNRI)の典型例である。

発明を実施するための最良の形態

0011

ウチワサボテン類からの抽出物は公知の方法によって得ることが出来る。すなわち、可変量の組成物を水、メタノールエタノールアセトンおよびその混合物などの溶媒で、室温から100℃の温度で、10分から24時間かけて常圧から200barの圧力で、軽くあるいは激しく振り混ぜ抽出する。有効成分を多くするために、さらに濃縮工程を行ってもよい。例えば、1−ブタノール/水あるいは酢酸エチル/水での液層分配や、LH20、HP20および他のイオン交換樹脂を用いた吸着−脱着、あるいはRP18やシリカゲルなどを用いたクロマトグラフなどである。もし、さらに処理して乾燥抽出物を得たい場合には、そのまま加熱および/または加圧して溶媒を除去するなど、公知の方法を実施する。

0012

本発明による植物素材およびそれから得られる抽出物は、粉末顆粒錠剤糖剤糖衣錠)、カプセルあるいは溶液(お煎じ薬)などの形態で、好ましくは経口投与される。

0013

錠剤を製造するには、抽出物を適当な薬理学的に許容できる補剤、例えば、乳糖セルロース二酸化ケイ素クロスカルメロースステアリン酸マグネシウムなどと混ぜて成形する。錠剤は、所望により、例えば、ヒドロキシメチルプロピルセルロース、ポリエチレングリコール色素二酸化チタン酸化鉄など)およびタルクなどで適当なコーティングをしてもよい。

0014

本発明による植物素材およびそれから得られる抽出物はカプセルに封入してもよく、カプセル中には所望により、安定剤、フィラーなどの補剤を添加してもよい。このような場合、投与量は一日当たり、抽出物の場合は5から2000mg、好ましくは10から1000mg、特に好ましくは50から500mgであり、乾燥素材なら50mgから10g、好ましくは0.5から5gである。
生薬(未乾燥あるいは部分乾燥素材の場合、上記の量は乾燥している部分を基準にした値である。

0015

ウチワサボテン類の抗うつ作用については、下記の実験によって確認できる。
抗うつ作用はラットに対する、いわゆる「強制水泳試験」によってテストされてきた。この試験では、ラットを5分間閉鎖した空間(水を満たしたガラスシリンダー)に閉じこめる。ラットはこの試験に反応して、静止時間固定時間)と呼ばれる硬直を起こす。この固定時間はうつ状態に関連があると説明されている。もし、このラットに試験に先立って抗うつ作用のある薬剤を投与しておくと、この固定時間は短縮される。抗不安薬精神遮断薬などの抗精神薬はこの試験で効果を示さないので、この試験は抗うつ作用を検証するのに好適である(アール・ディー・ポーソルト[R.D.Porsolt]らによるユーロ・ジェイ・ファーマコル[Eur.J.Pharmacol]47、379−391(1978);アール・ディー・ポーソルト[R.D.Porsolt]らによるアドブ・ファーマコル・サイ[Adv.Pharmacol.Sci.]137−159(1991))。従来から公知の抗うつ剤は、いずれも、この試験で効果を示すためには、患者に対する時のように1週間にわたって投与しなければならない。実験動物には、試験物質、参照目的の溶媒のみ、および効果の比較のためのトリサイクリック抗うつ薬イミプラミンを投与した。イミプラミンは精神医学現場においても動物実験においても最も強力な抗うつ剤の一つなので標準比較物質として用いた。

0016

9日間投与した後の3種の異なるウチワサボテン抽出物の効果を、トリサイクリック抗うつ薬イミプラミンと比較して表1から3に示す。さらに、ウチワサボテン抽出物のベンラファキシン増強作用も表4に示す。この場合、阻害作用は3日の投与ですでに確認された。比較のため、各表には参照群に対する阻害割合で固定阻害の効果を表した。

0017

表1
────────────────────────────────────
物質投与量(mg/kg) 固定阻害(%)
────────────────────────────────────
ウチワサボテン抽出物(実施例1) 10 16
ウチワサボテン抽出物(実施例1) 30 34
ウチワサボテン抽出物(実施例1) 100 52
ウチワサボテン抽出物(実施例1) 300 83
イミプラミン30 64
────────────────────────────────────

0018

表2
────────────────────────────────────
物質投与量(mg/kg) 固定阻害(%)
────────────────────────────────────
ウチワサボテン抽出物(実施例2) 30 14
ウチワサボテン抽出物(実施例2) 100 33
ウチワサボテン抽出物(実施例2) 300 65
イミプラミン30 68
────────────────────────────────────

0019

表3
────────────────────────────────────
物質投与量(mg/kg) 固定阻害(%)
────────────────────────────────────
ウチワサボテン抽出物(実施例3) 100 23
イミプラミン20 44
────────────────────────────────────

0020

表4
────────────────────────────────────
物質投与量(mg/kg) 固定阻害(%)
────────────────────────────────────
ウチワサボテン抽出物(実施例1) 200 43
ベンラファキシン100 25
────────────────────────────────────
ウチワサボテン抽出物(実施例1) 200 61
+ベンラファキシン 100
────────────────────────────────────

0021

[実施例1] オオガタホウケン(Opuntia ficus−indica)の花からの乾燥抽出物(抽出溶媒重量比60%エタノール)
細かく粉砕した生薬200gを重量比60%エタノール1400gを用いて、60℃1時間の撹拌を2回行った。続いて、懸濁液をP4ガラスフィルター吸引ろ過し、ろ液を集め40℃でエタノールを減圧除去した。残った水性残査を凍らせ凍結乾燥した。得られた固形物をP2O5とKOHのもと、40℃で乾燥して30.2g(15.1%)の乾燥抽出物を得た。

0022

[実施例2] オオガタホウケン(Opuntia ficus−indica)の花からの乾燥抽出物(水抽出)(煎じ薬)
粉砕した花200gを1.5リットル沸騰水中に投入し、短時間撹拌した後、10分間放置した。続いて、大量の固形物をP4ガラスフィルターで吸引ろ過し、それをさらに1リットルの沸騰水中に投入した。10分後、固形物をP4ガラスフィルターで吸引ろ過し、残った大量の残査を遠心分離して、上澄みをろ液と合わせて凍結乾燥した。得られた残査を粉砕し、24時間真空乾燥し、23.4g(11.7%)の乾燥抽出物を得た。

0023

[実施例3] オオガタホウケン(Opuntia ficus−indica)の新芽若葉からの乾燥抽出物(抽出溶媒:重量比96%エタノール)
新鮮なオオガタホウケン(Opuntia ficus−indica)の新芽若葉12.0kgを細かくして96%エタノール16kg中に加えた。得られた混合物を室温で10分間ウルトラタラックスを用いて均一化し、吸引ろ過して粗植物素材を除き、懸濁したろ液をサイズ・フィルター1500でろ過した。得られた透明溶液を40℃で真空濃縮して濃厚抽出物を得た。この粘質物乾燥器に入れ40℃で真空乾燥して、248gの抽出物を得た(2.1%、植物素材15%の乾燥含有物を基準に計算すると13.8%に相当する)。

0024

[実施例4]錠剤
オオガタホウケン(Opuntia ficus−indica)の乾燥抽出物(実施例1)を補薬と混合し錠剤に成形した(錠剤の中核部分は下記の表の第1欄から第6欄に示した)。錠剤はヒドロキシプロピルメチルセルロースなど(下記の表の第7欄から第10欄に示した)でコーティングした。

0025

────────────────────────────────────
欄 成分 mg/1錠
────────────────────────────────────
1 オオガタホウケンからの乾燥抽出物100.0
微細結晶性セルロース117.0
3乳糖1水和物 58.0
4クロスカルメロース15.0
高分散二酸化ケイ素3.0
6ステアリン酸マグネシウム6.0
7ヒドロキシプロピルメチルセルロース15.0
8ポリエチレングリコール3.0
9タルク1.0
10二酸化チタン2.0
────────────────────────────────────

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 武田薬品工業株式会社の「 複素環化合物およびその用途」が 公開されました。( 2019/10/03)

    【課題】オレキシン2型受容体作動活性を有する複素環化合物を提供すること。【解決手段】式(I):[式中、各記号は明細書記載のとおりである。]で表される化合物またはその塩は、オレキシン2型受容体作動活性を... 詳細

  • ファイザー・インクの「 ピリドピリミジノンCDK2/4/6阻害剤」が 公開されました。( 2019/10/03)

    【課題・解決手段】本発明は、一般式(I)の化合物および薬学的に許容できるその塩[式中、R1、R2、R2A、R2B、R3、R4、R5A、R5B、R6、R7、R8、R9、p、qおよびrは、本明細書で定義さ... 詳細

  • 不二製油株式会社の「 アスコルビン酸製剤」が 公開されました。( 2019/09/19)

    【課題】 本発明は、簡易な方法で調製が可能で、異味が少なく、着色も抑制された、アスコルビン酸製剤を提供することを課題とする。【解決手段】 油中水型の乳化物であって、水相のpHが4以上であり、水相の... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ