図面 (/)

技術 通信装置、通信方法及び通信用プログラム

出願人 パイオニア株式会社パイオニアコミュニケーションズ株式会社
発明者 平野正浩高寺正浩
出願日 2006年5月31日 (14年8ヶ月経過) 出願番号 2006-151618
公開日 2007年12月13日 (13年2ヶ月経過) 公開番号 2007-324836
状態 特許登録済
技術分野 電話機の回路等 他装置と結合した電話通信 電話機の機能 電話通信サービス
主要キーワード クロススイッチ データ伝送規格 複数相手 不揮発性領域 揮発性領域 ネットワーク電話機 対応プログラム 通信態様
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年12月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

複数の相手先との同時通話を行う場合でも、効率的に且つ操作性を向上させてその同時通話を行うことが可能な通信装置を提供する。

解決手段

複数の呼を用いた同時通信を行う電話ステムSにおいて、相互に異なる属性を有する複数の呼に対する制御を可能とする際の優先順位を当該属性毎に夫々示す優先順位情報80乃至84を記憶するメモリと、現在受信している呼における属性に基づき、記憶されている優先順位情報80乃至84により示される優先順位に則って受信している呼に対する制御を行う。

概要

背景

近年、パーソナルコンピュータ等を用いることでインターネット等のネットワークを介して複数の相手先と接続し、これら複数の相手先と同時に音声通話又はリアルタイムの画像付の音声通話を行うことが可能な電話ステムが普及しつつある(例えば、下記特許文献1参照)。

ここで、当該電話システムにおいては、各相手先毎の音声データ又は画像データは、当該電話システムが準拠すべき通信規格に準拠していわゆるパケット化され、時分割的に各相手先毎に授受されことで、擬似的に複数の相手先との同時通話が可能となっている。

また、当該電話システムにおいては、各通話者は、基本的に例えば15インチ程度の大きさの表示画面を備える表示装置を含む上記パーソナルコンピュータ等をその通話端末として用いるのであり、当該表示画面上にその時に通話している複数の相手先の画像等を表示しつつ、同時通話を行うことができるように構成されている。

更に、当該同時通話においては、通話をしているときに他の者から着信があった場合には、その通話中の者との通話を一時的に保留して着信した相手応答する等、多様な使用態様が可能となっている。
特開2003−169160公報(第1図乃至第4図)

概要

複数の相手先との同時通話を行う場合でも、効率的に且つ操作性を向上させてその同時通話を行うことが可能な通信装置を提供する。複数の呼を用いた同時通信を行う電話システムSにおいて、相互に異なる属性を有する複数の呼に対する制御を可能とする際の優先順位を当該属性毎に夫々示す優先順位情報80乃至84を記憶するメモリと、現在受信している呼における属性に基づき、記憶されている優先順位情報80乃至84により示される優先順位に則って受信している呼に対する制御を行う。

目的

そこで、本願は上記の各問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、複数の相手先との同時通話を行う場合でも、効率的に且つ操作性を向上させて当該同時通話を行うことが可能な通信装置、通信方法及び通信用プログラムを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

複数の呼を用いた同時通信を行う通信装置において、相互に異なる属性を有する複数の前記呼に対する制御を可能とする際の優先順位を当該属性毎に夫々示す優先順位情報を記憶する優先順位情報記憶手段と、現在受信している前記呼における前記属性に基づき、前記記憶されている優先順位情報により示される前記優先順位に則って前記受信している呼に対する前記制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする通信装置。

請求項2

請求項1に記載の通信装置において、前記制御手段により制御されている前記呼を示す呼情報を表示する表示手段を更に備え、前記制御手段は、前記優先順位に基づいて現在制御している前記呼に対応する前記呼情報のみを前記表示手段に表示することを特徴とする通信装置。

請求項3

請求項1又は2に記載の通信装置において、前記優先順位は、現在通話中の前記呼を第一番とする優先順位であることをと特徴とする通信装置。

請求項4

請求項1又は2に記載の通信装置において、前記優先順位は、現在発信操作中の前記呼を第一番とする優先順位であることを特徴とする通信装置。

請求項5

請求項3又は4に記載の通信装置において、前記優先順位は、着信中である前記呼が複数あるとき、着信時刻が早い当該呼ほど優先度が高い優先順位であることを特徴とする通信装置。

請求項6

請求項3又は4に記載の通信装置において、前記優先順位は、当該通信装置の操作者の操作により保留中となっている前記呼が複数あるとき、当該保留状態移行した時刻が遅い当該呼ほど優先度が高い優先順位であることを特徴とする通信装置。

請求項7

請求項5又は6に記載の通信装置において、前記優先順位は、着信中である前記呼の優先度が、当該通信装置の操作者の操作により保留中となっている前記呼の優先度より高い優先順位であることを特徴とする通信装置。

請求項8

請求項3又は4に記載の通信装置において、前記優先順位は、各前記呼の相手先の操作により保留中とされている前記呼が複数あるとき、当該保留状態に移行した時刻が遅い当該呼ほど優先度が高い優先順位であることを特徴とする通信装置。

請求項9

請求項5、6又は8のいずれか一項に記載の通信装置において、前記優先順位は、着信中である前記呼の優先度が当該通信装置の操作者の操作により前記保留中となっている前記呼の優先度より高く、更に前記操作者の操作により前記保留中となっている前記呼の優先度が各前記呼の相手先の操作により保留中とされている前記呼の優先度より高い優先順位であることを特徴とする通信装置。

請求項10

請求項3から9のいずれか一項に記載の通信装置において、前記呼とは異なる通信規格準拠して送受信される他の呼と前記呼との同時通信を行う複合通信手段を更に備え、前記制御手段を用いて前記他の呼に対する前記制御を行う際の前記優先順位が、着信中である前記呼の優先度が前記他の呼に対する前記制御の優先度より高く、更に、当該他の呼に対する前記制御の優先度が前記通信装置の操作者の操作により前記保留中となっている前記呼の優先度より高い優先順位であることを特徴とする通信装置。

請求項11

複数の呼を用いた同時通信を行う通信装置において実行される通信方法において、前記通信装置は、相互に異なる属性を有する複数の前記呼に対する制御を可能とする際の優先順位を当該属性が異なる各前記呼毎に夫々示す優先順位情報を記憶する優先順位情報記憶手段を備えており、現在受信している前記呼における前記属性に基づき、前記記憶されている優先順位情報により示される前記優先順位に則って前記受信している呼に対する前記制御を行う制御工程を含むことを特徴とする通信方法。

請求項12

コンピュータを、請求項1から10のいずれか一項に記載の通信装置として機能させることを特徴とする通信用プログラム

技術分野

0001

本願は、通信装置通信方法及び通信用プログラムの技術分野に属し、より詳細には、複数の呼を用いた同時通信が可能な通信装置及び通信方法並びに当該通信装置に用いられる通信用プログラムの技術分野に属する。

背景技術

0002

近年、パーソナルコンピュータ等を用いることでインターネット等のネットワークを介して複数の相手先と接続し、これら複数の相手先と同時に音声通話又はリアルタイムの画像付の音声通話を行うことが可能な電話ステムが普及しつつある(例えば、下記特許文献1参照)。

0003

ここで、当該電話システムにおいては、各相手先毎の音声データ又は画像データは、当該電話システムが準拠すべき通信規格に準拠していわゆるパケット化され、時分割的に各相手先毎に授受されことで、擬似的に複数の相手先との同時通話が可能となっている。

0004

また、当該電話システムにおいては、各通話者は、基本的に例えば15インチ程度の大きさの表示画面を備える表示装置を含む上記パーソナルコンピュータ等をその通話端末として用いるのであり、当該表示画面上にその時に通話している複数の相手先の画像等を表示しつつ、同時通話を行うことができるように構成されている。

0005

更に、当該同時通話においては、通話をしているときに他の者から着信があった場合には、その通話中の者との通話を一時的に保留して着信した相手応答する等、多様な使用態様が可能となっている。
特開2003−169160公報(第1図乃至第4図)

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記電話システムを利用しようとする者が全て上記パーソナルコンピュータ等を利用できる環境にあるとは限らず、例えば携帯型の端末を用いて上記電話システムに参加しようとする場合、その表示画面の大きさが十分でない場合が多いが、従来の上記電話システムでは、この点に関する配慮が全く為されていなかった。このため、せっかく複数の相手先と同時通話できる環境にあっても、その表示画面が狭いことに起因して、例えば通話している相手先の画像が複数相手先分表示できない等、その利便性が著しく低下するという問題点があった。

0007

そして、この問題点は、近年の装置小型化の趨勢を鑑みると、より深刻な問題となる。

0008

そこで、本願は上記の各問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、複数の相手先との同時通話を行う場合でも、効率的に且つ操作性を向上させて当該同時通話を行うことが可能な通信装置、通信方法及び通信用プログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の呼を用いた同時通信を行う通信装置において、相互に異なる属性を有する複数の前記呼に対する制御を可能とする際の優先順位を当該属性毎に夫々示す優先順位情報を記憶するメモリ等の優先順位情報記憶手段と、現在受信している前記呼における前記属性に基づき、前記記憶されている優先順位情報により示される前記優先順位に則って前記受信している呼に対する前記制御を行う制御部等の制御手段と、を備える。

0010

上記の課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、複数の呼を用いた同時通信を行う通信装置において実行される通信方法において、前記通信装置は、相互に異なる属性を有する複数の前記呼に対する制御を可能とする際の優先順位を当該属性が異なる各前記呼毎に夫々示す優先順位情報を記憶する優先順位情報記憶手段を備えており、現在受信している前記呼における前記属性に基づき、前記記憶されている優先順位情報により示される前記優先順位に則って前記受信している呼に対する前記制御を行う制御工程を含む。

0011

上記の課題を解決するために、請求項12に記載の発明は、コンピュータを、請求項1から10のいずれか一項に記載の通信装置として機能させる。

発明を実施するための最良の形態

0012

次に、本願を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、インターネット等のネットワークを介した通話と、一般公衆回線(例えば、いわゆるPSTN(Public Switched Telephone Networks)回線等の加入電話回線)を介した通話と、が共に可能な電話システムに対して本願を適用した場合の実施の形態である。

0013

(I)第1実施形態
始めに、本願に係る第1実施形態について、図1乃至図3を用いて説明する。なお、図1は第1実施形態に係る電話システムの概要構成を示すブロック図であり、図2は第1実施形態に係る電話システムの動作を示す図であり、図3は第1実施形態に係る電話システムの動作を例示する流れ図である。

0014

図1に示すように、第1実施形態に係る電話システムSは、使用者把持して通話を行う携帯型の子機50と、当該子機50に対する充電機能及び台座機能を備えると共に、当該子機50を外部回線に接続する機能を有する親機1と、上記ネットワークNTと当該親機1とを接続する機能を備えるパーソナルコンピュータ等からなる接続装置70と、により構成されている。

0015

このとき、子機50は、親機1との無線通信を行うためのアンテナ51と、送信回路53及び受信回路54を備える送受信部52と、制御手段としての制御部55と、操作ボタン等を含むキー操作部60と、アンプ56及び57と、マイク58と、スピーカ59と、文字記号等を例えば11文字2行表示可能な液晶ディスプレイ等からなる表示部61と、により構成されている。

0016

また、親機1は、子機50のアンテナ51との間で無線電波の授受を行うアンテナ17と、送信回路15及び受信回路16を備える送受信部14と、不揮発性領域及び揮発性領域の双方を含む優先順位情報記憶手段としてのメモリ13Aを含む制御手段及び複合通信手段としての制御部13と、アンプ7乃至12とクロススイッチ6とを備えるスイッチ部5と、上記一般公衆回線Xと接続される回線インターフェース2と、コーデック部4と、USB(Universal Serial Bus)インターフェース3と、により構成されている。

0017

更に、接続装置70は、上記USBインターフェース3と接続されるUSBインターフェース71と、上記ネットワークNTと接続されるインターフェース72と、接続装置70としての機能を実行するネットワーク電話機能部73と、により構成されている。なお、当該接続装置70の構成において、ネットワーク電話機能部73は、具体的には、当該接続装置70としてのパーソナルコンピュータにインストールされている対応プログラムを当該パーソナルコンピュータ内の図示しないCPU等が実行することにより実現されるものである。

0018

次に、上記構成を備える電話システムSの全体動作について説明する。

0019

先ず、当該電話システムSを用いて上記一般公衆回線Xを介して通話を行う場合の動作について説明する。

0020

実施形態に係る電話システムSを用いて一般公衆回線Xを介した通話を行う場合、先ず、子機51のキー操作部60においてその旨の操作が実行されると、当該操作が為された事を示す操作信号が当該子機50から親機1に出力され、これにより、親機1の制御部13がスイッチング部5内のクロススイッチ6を夫々回線インターフェース2側に切り換える。

0021

その後、一般公衆回線Xを介して外部から送信されて来た音声信号等は、回線インターフェース2において予め設定された入力インターフェース処理が施され、アンプ7、クロススイッチ6及びアンプ11を介して送信回路15に出力される。

0022

そして、送信回路15は、制御部13の制御の下、当該音声信号等に対して予め設定された暗号化処理符号化処理等を施した上で、アンテナ17及び子機50のアンテナ51を介して子機50の受信回路54に出力する。

0023

これにより、受信回路54は、制御部55の制御の下、出力されて来た音声信号等に対して予め設定された復号処理等を施し、元の音声信号としてアンプ57を介してスピーカ59に出力し、当該音声信号に対応する音声として放音させる。

0024

なおこのとき、当該音声信号の送信元の電話番号等は、制御部55を介して表示部61上に表示される。

0025

これらに対し、子機50のマイク58を介して入力された通話者の音声は、アンプ56を介して送信回路53に音声信号として入力され、制御部13の制御の下、当該送信回路53において予め設定された暗号化処理や符号化処理等が施された上で、アンテナ51及び親機1のアンテナ17を介して親機1の受信回路16に出力される。

0026

これにより、当該受信回路16は、制御部13の制御の下、出力されて来た音声信号に対して予め設定された復号処理等を施し、元の音声信号としてアンプ12,クロススイッチ6及びアンプ8を介して回線インターフェース2に出力する。

0027

そして、回線インターフェース2は、当該音声信号に対して予め設定された出力インターフェース処理等を施し、一般公衆回線Xを介して通話先に送信する。

0028

次に、実施形態に係る電話システムSを用いてネットワークNTを介して通話を行う場合の動作について説明する。

0029

実施形態に係る電話システムSを用いてネットワークNTを介した通話を行う場合、上記一般公衆回線Xを介して行う場合と同様に、子機51のキー操作部60においてその旨の操作が実行されると、当該操作が為された事を示す操作信号が当該子機50から親機1に出力され、これにより、親機1の制御部13がスイッチング部5内のクロススイッチ6を夫々コーデック部42側に切り換える。

0030

一方、当該ネットワークNTを介した通話に供される音声信号等は、当該ネットワークNTが準拠すべきデータ伝送規格(より具体的には、例えば当該ネットワークNTがインターネットである場合におけるTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)規格)に則って符号化され且つパケット化された上で接続装置70のインターフェース72に入力される。

0031

そして、当該インターフェース72により予め設定された入力インターフェース処理が施され、ネットワーク電話機能部73及びUSBインターフェース71を介して親機1のUSBインターフェース3に出力される。

0032

そして、当該USBインターフェース3は、当該パケット内の音声信号等に対して予め設定された入力インターフェース処理を施し、コーデック部4に出力される。

0033

これにより、当該コーデック部4は、制御部13の制御の下、当該音声信号等に対して上記規格に準拠した復号処理を施し、アンプ9、クロススイッチ6及びアンプ11を介して送信回路15に出力する。

0034

そして、送信回路15は、制御部13の制御の下、上記一般公衆回線Xを介した通話の場合と同様に当該音声信号等に対して予め設定された暗号化処理や符号化処理等を施した上で、アンテナ17及び子機50のアンテナ51を介して子機50の受信回路54に出力する。

0035

これにより、受信回路54は、制御部55の制御の下、出力されて来た音声信号等に対して予め設定された復号処理等を施し、元の音声信号としてアンプ57を介してスピーカ59に出力し、当該音声信号に対応する音声として放音させる。

0036

なおこのとき、当該音声信号の送信元の電話番号等(当該音声信号と共にパケット化されて送信されて来るものである)は、制御部55を介して表示部61上に表示される。

0037

一方、子機50のマイク58を介して入力された通話者の音声は、上記一般公衆回線Xの場合と同様にしてアンテナ51及び親機1のアンテナ17を介して親機1の受信回路16に出力される。

0038

これにより、当該受信回路16は、制御部13の制御の下、出力されて来た音声信号に対して予め設定された復号処理等を施し、元の音声信号としてアンプ12、クロススイッチ6及びアンプ10を介してコーデック部4に出力する。

0039

これにより、コーデック部4は、制御部13の制御の下、当該音声信号に対して上記規格に準拠した符号化処理を施し、USBインターフェース3及び接続装置70のUSBインターフェース71を介してネットワーク電話機能部73に出力する。

0040

そして、当該ネットワーク電話機能部73は、出力されてきた音声信号に対して上記規格に準拠した符号化処理及びパケット化処理等を施し、これをインターフェース72を介してネットワークNTに送信し、当該ネットワークNTを介して通話先に伝送する。

0041

なお、送信元としての接続装置70に割り当てられた電話番号等は、通話開始時における上記パケット化処理の際に上記送信信号と共にパケット化され、上記通話先に伝送されることとなる。

0042

次に、第1実施形態に係る通話処理について、具体的に図2及び図3を用いて説明する。

0043

上述した第1実施形態に係る電話システムSにおいては、従来と同様に、ネットワークNTを介した通話中に他の相手先から別の呼が当該ネットワークNTを介して着信した場合、それまで通話していた呼を一旦保留状態とした上で新たに着信した呼に対する通話を開始資することが可能とされている。また、上述した保留状態を複数保持しつつ更に新たな呼の着信がネットワークNTを介してあった場合でも、その新たな呼に対する応答も可能とされている。

0044

このとき、第1実施形態に係る電話システムSにおいては、ネットワークNTを介した呼の着信が同時並行的に複数あった場合に備え、当該呼の属性(より具体的には、「通話中」の呼、電話システムSの操作者による「発信操作中」の呼、「着信」中の(すなわち、着信音鳴動中の)呼、当該操作者によって「保留」とされた呼及び通話の相手先の操作により「保留」とされた呼の五種類の属性)に対応した優先順位が予め設定されており、その優先順位を示す優先順位情報がメモリ13Aの不揮発性領域内に記憶されている。

0045

より具体的には、上記した各属性に夫々一対一に対応する優先順位情報80乃至84が、図2(a)に例示するようにメモリ13Aの不揮発性領域内に記憶されている。

0046

このとき、通話中の呼と発信操作中の呼が同時に併存することはあり得ないため、夫々に対応する優先順位情報80及び81は、相互に同等且つ他の属性に対して最も高い優先度とされている。

0047

また、着信中の呼に対応する優先順位情報82内においては、更に細分化された優先順位として、着信中である呼が複数あるとき、夫々に対応する電話システムSへの着信時刻が早い呼ほど優先度が高い優先順位とされている。

0048

更に、電話システムSの操作者によって保留とされた呼に対応する優先順位情報83内において、更に細分化された優先順位として、当該操作者の操作により保留中となっている呼が複数あるとき、当該保留状態に移行した時刻が遅い呼ほど優先度が高い優先順位とされている。

0049

更にまた、通話の相手先の操作により保留とされた呼に対応する優先順位情報84内において、更に細分化された優先順位として、当該相手先の操作により保留中とされている呼が複数あるとき、当該保留状態に移行した時刻が遅い呼ほど優先度が高い優先順位とされている。

0050

そして、図2(a)に例示する優先順位情報80乃至84がメモリ13Aに記憶されている電話システムSにおいては、当該電話システムSに対して新たな呼の着信があった場合や当該電話システムSにおいて新たな呼の発信操作を実行する場合等においては、図2(b)に示すように、そのときの操作対象となっている夫々の呼の属性が上記五種類の属性のうちのいずれであるかを確認し(ステップS1)、その確認された属性に対応する優先順位情報80乃至84に基づき当該呼の現段階における優先度を確認し(ステップS2)、更にその確認された優先度に応じて表示部61における表示内容を入れ換えると共に呼の切り換え動作等を実行し(ステップS3)、当該切り換えられた呼に対応する処理を実際に実行する(ステップS4)。

0051

その後、全ての呼に対する処理が完了したか否かを確認し(ステップS5)、当該全ての呼に対する処理が完了しているときは(ステップS5;YES)そのまま第1実施形態に係る通話処理を完了し、一方、未処理の(より具体的には、例えば保留中の)呼がまだあるときは(ステップS5;NO)、当該残っている呼に対して上記優先度に応じた処理を行うべく上記ステップS1に戻る。

0052

次に、図2(b)に示した動作の具体例について、図3を用いて説明する。なお、図3は、「○×」なる相手先からの呼を保留しつつ「○○」なる相手先と通話を実行しているときに、「××」なる相手先から着信があった場合の処理、並びに当該「××」なる相手先との通話を終了する場合の処理について制御部13及び55の動作並びに表示部61における表示態様の変化を例示するものである。

0053

すなわち、図3に例示するように、「○×」なる相手先からの呼を保留しつつ「○○」なる相手先と通話を実行している場合には、当該「○×」なる相手先の呼が保留状態であることを示す動作情報100及び当該「○○」なる相手先の呼が通話状態であることを示す動作情報101がメモリ13Aの揮発性領域内に保持されており、これに伴って、「通話 相手先;○○」なる表示が表示部61において実行されている。

0054

そして、この状態の時に「××」なる相手先から着信があると、その着信を示す旨のベル音等が図1において図示しないスピーカにおいて鳴動され、これに対応して子機50を把持して「○○」なる相手先と通話していた操作者はキー操作部60内の図示しない通話釦を押下する。

0055

この操作により、「××」なる相手先との呼が「通話中」状態となり、これにより図2(a)に示した優先順位情報80及び83に基づき、当該「××」なる相手先の呼が通話状態であることを示す動作情報102が最優先の動作情報として新たにメモリ13Aの揮発性領域内に保持され、更にこれに伴って動作状態101の内容が「通話中」から「保留中」に変更された上でメモリ13A内に継続して保持されることとなり、更に「通話 相手先;××」なる表示が表示部61において新たに実行される。

0056

次に、「××」なる相手先との通話を終了するときは、操作者によりキー操作部60内の図示しない終了釦が押下され、この操作により「××」なる相手先との呼が切断されると共に上記動作情報102がメモリ13Aから消去される。そして、図2(a)に示した優先順位情報83に基づき、「○○」なる相手先の呼が保留状態であることを示す動作情報101が最優先となってメモリ13Aの揮発性領域内に継続して保持され、これに伴って、「保留相手先;○○」なる表示が表示部61において新たに実行される。

0057

なお、上記した一連の動作中においては、「○×」なる相手先との呼は、継続して保留されていることとなる。

0058

以上説明したように、第1実施形態に係る電話システムSにおける通話処理によれば、夫々の呼の属性に基づいて予め設定されている優先順位に則って当該各呼に対する制御を実行するので、異なる属性の呼が同時並行的に制御されることがなく、結果として、複数の呼を用いた同時通信を行う場合でも効率的に且つ操作性を向上させて当該制御を行うことができる。

0059

また、優先順位に基づいて現在制御している呼に対応する動作情報のみを表示部61に表示するので、例えば小型の子機50により複数の呼を用いた同時通信を行う場合において、表示部61としての表示可文字数が少ない場合でも効率的且つ操作性を向上させて当該通信を行うことができる。

0060

更に、優先順位情報80として、現在通話中の呼の優先順位が第一番とされているので、現在通話中の呼の状態(例えば、相手先番号等)を的確に把握して当該通話を継続することができる。

0061

更にまた、優先順位情報81として、現在発信操作中の呼の優先順位が、上記通話中の呼と同等の第一番とされているので、当該発信操作中の呼の状態(例えば、発信電話番号等)を的確に把握して当該通話を継続することができる。

0062

また、抽選順位情報82として、着信時刻が早い呼ほど優先度が高い優先順位であるので、先に着信した呼から順に応答処理に供させることができることで、発信元を長時間待たせることなく通信を開始又は再開することができる。

0063

更に、優先順位情報83として、子機50の操作者の操作によって保留状態に移行した時刻が遅い呼ほど優先度が高い優先順位とされているので、直近に保留状態に移行させた呼からその内容等を迅速に思い出しつつ通信をすることができる。

0064

更にまた、優先順位情報82及び83として、着信中である呼の優先度が、操作者の操作により保留中となっている呼の優先度より高いので、呼の確立優先させて同時通信をすることができる。

0065

また、優先順位情報84として、相手先の操作により保留状態に移行した時刻が遅い呼ほど優先度が高い優先順位とされているので、直近に保留状態に移行させられた呼からその内容等を迅速に思い出しつつ通信をすることができる。

0066

更に、優先順位情報82乃至84として、着信中である呼の優先度>子機50の操作者が保留とした呼の優先度>通信の相手先に保留とされた呼の優先度、とされているので、呼の確立を最優先としつつ、現実の通信/通話態様に即した状態で効率的に同時通信を実現することができる。

0067

(II)第2実施形態
次に、本願に係る他の実施形態である第2実施形態について、図4及び図5を用いて説明する。なお、図4は第2実施形態に係る電話システムのメモリ内の優先順位情報の内容を例示する図であり、図5は第2実施形態に係る電話システムの動作を例示する流れ図である。また、第2実施形態に係る電話システムの構成は、基本的には第1実施形態に係る電話システムSのものと同一であるので、同一の部材については同一の部材番号を用いて説明し、その細部の説明は省略する。

0068

上述した第1実施形態においては、ネットワークNTを介して授受される呼における優先度のみを考慮したが、以下に説明する第2実施形態では、これに加えて、一般公衆回線(以下、適宜PSTN回線略称する)Xを介して授受される呼を含めて優先度を考える。

0069

すなわち、第2実施形態に係る電話システムにおける呼の優先度は、図4に例示するように、PSTN回線Xを介して授受される呼の優先度がネットワークNTを介して着信中の呼の優先度と子機50の操作者によって保留とされた呼の優先度の間の優先度とされており、その旨が優先順位情報85としてメモリ13Aの不揮発性領域内に記憶されている。

0070

そして、図4に例示する優先順位情報80乃至85を用いて、ネットワークNTを介して授受される呼とPSTN回線Xを介して授受される呼とを併せて通話処理が実行される。

0071

次に、図4に例示する優先順位情報80乃至85を用いた通話処理の具体例について、図5を用いて説明する。なお、図5は、「○○」なる相手先と通話を実行しているときに、PSTN回線Xを介して着信があった場合の処理、並びにPSTN回線Xを介した通話を終了する場合の処理について制御部13及び55の動作並びに表示部61における表示態様の変化を例示するものである。

0072

すなわち、図5に例示するように、「○○」なる相手先と通話を実行している場合には、当該「○○」なる相手先の呼が通話状態であることを示す動作情報100がメモリ13Aの揮発性領域内に保持されており、これに伴って、「通話 相手先;○○」なる表示が表示部61において実行されている。

0073

そして、この状態の時にPSTN回線Xを介した着信があると、その着信を示す旨のベル音等が上記スピーカにおいて鳴動され、これに対応して子機50を把持して「○○」なる相手先と通話していた操作者はキー操作部60内の図示しない終了釦を押下する。

0074

この操作により、「○○」なる相手先との呼が保留状態となり、これにより図4に示した優先順位情報83及び85に基づき、PSTN回線Xを介した着信があったことを示す動作情報103が最優先の動作情報として新たにメモリ13Aの揮発性領域内に保持され、更にこれに伴って動作状態100の内容が「通話中」から「保留中」に変更された上でメモリ13A内に継続して保持されることとなり、更にPSTN回線Xからの着信があったことを示す「着信」なる表示が表示部61において新たに実行される。

0075

そして、この状態で操作者がキー操作部60内の図示しない通話釦を押下すると、動作状態103の内容が「着信中」から「通話中」に変更された上でメモリ13A内に継続して保持されることとなり、更に表示部61においてPSTN回線Xを介した通話の時間等の表示が実行される。

0076

次に、PSTN回線Xを介した通話を終了するときは、操作者によりキー操作部60内の図示しない終了釦が押下され、この操作により当該PSTN回線Xを介した通話(呼)が切断されると共に上記動作情報103がメモリ13Aから消去される。そして、図4に示した優先順位情報83に基づき、「○○」なる相手先の呼が保留状態であることを示す動作情報100が最優先となってメモリ13Aの揮発性領域内に継続して保持され、これに伴って、「保留相手先;○○」なる表示が表示部61において新たに実行される。

0077

以上説明したように、第2実施形態に係る電話システムにおける通話処理によれば、第1実施形態に係る電話システムSの通話処理による作用効果に加えて、PSTN回線Xを介して授受される呼があるとき、着信中のネットワークNTを介して授受される呼の優先度が当該PSTN回線Xを介して授受される呼の優先度より高く、更に当該PSTN回線Xを介して授受される呼の優先度が子機50の操作者の操作により保留中となっている呼の優先度より高いので、ネットワークNTを介して授受される呼と、PSTN回線Xを介して授受される呼とがある場合においても、効率的且つ現実の通信態様に即して同時通信を制御することができる。

0078

なお、図2(b)に示すフローチャートに対応するプログラムを、フレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、又はインターネット等を介して取得して記録しておき、これらを汎用のコンピュータで読み出して実行することにより、当該コンピュータを実施形態に係る制御部13又は55として活用することも可能である。

図面の簡単な説明

0079

実施形態に係る電話システムの概要構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る電話システムの動作を示す図であり、(a)はメモリ内の優先順位情報の内容を例示する図であり、(b)は当該動作を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る電話システムの動作を例示する流れ図である。
第2実施形態に係る電話システムのメモリ内の優先順位情報の内容を例示する図である。
第2実施形態に係る電話システムの動作を例示する流れ図である。

符号の説明

0080

1親機
2回線インターフェース
3、71USBインターフェース
4コーデック部
5 スイッチ部
6クロススイッチ
13、55 制御部
14、52送受信部
15、53送信回路
16、54受信回路
17、51アンテナ
58マイク
59スピーカ
60キー操作部
61 表示部
70接続装置
72インターフェース
73ネットワーク電話機能部
80、81、82、83、84、85優先順位情報
100、101、102、103動作情報
S電話システム
X一般公衆回線
NTネットワーク

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • モバライン、インク.の「 電話への個別の音声/ビデオ招待状」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【解決手段】 個別の音声又はビデオ招待状を発呼者が作成できるようにすることにより電話呼を管理するシステムおよび方法であって、被呼者が前記呼の受け入れに先立ち前記個別の音声又はビデオ招待状を確認するこ... 詳細

  • コニカミノルタ株式会社の「 被監視者監視支援システムおよび被監視者監視支援方法」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題・解決手段】本発明の被監視者監視支援システムおよび被監視者監視支援方法は、被監視者に対応して設けられ、前記被監視者に関わる所定の行動を検知するセンサ装置、前記センサ装置と通信可能に接続され前記セ... 詳細

  • 三菱電機株式会社の「 報知装置および報知方法」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題・解決手段】本発明は、道路の被害状況に応じた適切な情報を報知することが可能な報知装置および報知方法を提供することを目的とする。本発明による報知装置は、道路情報を含む地図情報を取得する地図情報取得... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ