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技術 不活性ガス消火設備システム

出願人 ヤマトプロテック株式会社
発明者 嶋岡幸法山下昇一
出願日 2006年5月29日 (14年8ヶ月経過) 出願番号 2006-147892
公開日 2007年12月6日 (13年2ヶ月経過) 公開番号 2007-313157
状態 拒絶査定
技術分野 防災
主要キーワード 消火用ガス 消火作動 人検知センサー タイムレコーダー 操作箱 起動指令信号 スイープ音 起動用ガス
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年12月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (2)

課題

防護区画内にいる利用者が理解できる言語を可能な限り反映させて音声放送できるようにすること。

解決手段

音声放送手段に二カ国語以上の言語により放送できる音声を記録させ、防護区画に入退室時に利用者の理解可能言語を確認できる認証手段を設け、音声放送手段に記録された言語のなかから認証手段により確認した理解可能言語のうちの一カ国または二カ国語の言語を選択し、選択した言語を前記音声放送手段により放送する。

概要

背景

従来、この種の不活性ガスを用いて防護区画内に生じた火災消火する技術としては、例えば、同一出願人による、防護区画内またはその近傍に設置され、その内部には二酸化炭素消火設備起動装置に対して起動指令を付与する起動用操作ボタンおよび起動指令を解除する非常停止用操作ボタンを備えている開閉扉付きの操作箱と、上記起動用操作ボタンへの操作時点から計時動作して所定時間後に上記二酸化炭素消火設備の起動装置に起動指令信号伝送して消火剤を放出させるように上記二酸化炭素消火設備を作動させる遅延タイマを含む制御部とを備えてなる二酸化炭素消火設備の安全装置であって、上記制御部には、上記操作箱における開閉扉を開放してから所定の時間が経過するまでは上記起動用操作ボタンを操作しても上記起動装置への起動指令信号の伝送を規制するタイマを含む消火作動規制手段が設けられていることを特徴とする二酸化炭素消火設備の安全装置がある(特許文献1参照)。

不活性ガスを用いた消火設備においては、火災が発生した防護区画の扉等を閉じて密閉状態にし、その後に不活性ガスを噴射して防護区画内に充満させて消火する構成になっているが、防護区画の扉等を閉じてしまうことから、該扉等が閉じてしまう前に前記防護区画から利用者退避できないと、その後の脱出が困難になり、事故が生じてしまうことがある。

そこで、利用者の退避を促すための音声放送を備えた技術としては、例えば、ガス系消火設備の操作箱又はその近傍に設置され、操作箱周囲への人の侵入又は接触により作動する人検知センサーと、該人検知センサーの信号により作動し、起動装置の無用の操作の禁止及び/又は操作箱周囲からの退去を警告する音声信号を出力する音声出力手段と、該音声出力手段の音声信号を放送するスピーカとを備えたことを特徴とするガス系消火設備の操作箱用警報装置がある(特許文献2参照)。

この利用者の退避を促すための音声放送は、日本国内においては、日本語のみを用いて放送することが一般的であり、その放送できる時間は、最大であっても略30秒程度であることから、例えば、スイープ音が4秒であり、音声による放送が略8秒であり、無音ブランクが1秒であり、これを2回繰り返して放送している。

特許第3172853号公報
特開2003−38672号公報

概要

防護区画内にいる利用者が理解できる言語を可能な限り反映させて音声放送できるようにすること。音声放送手段に二カ国語以上の言語により放送できる音声を記録させ、防護区画に入退室時に利用者の理解可能言語を確認できる認証手段を設け、音声放送手段に記録された言語のなかから認証手段により確認した理解可能言語のうちの一カ国または二カ国語の言語を選択し、選択した言語を前記音声放送手段により放送する。

目的

本発明に係る不活性ガス消火設備システムは、火災発生時に不活性ガスによる消火設備が作動する前に防護区画内からの退避を促すための放送をする音声放送手段を備えた不活性ガス消火設備システムであって、前記音声放送手段には、二カ国語以上の言語により放送できる音声が記録されており、前記防護区画には、入退室時に利用者の理解可能言語を確認できる認証手段を設け、前記音声放送手段に記録された言語のなかから前記認証手段により確認した理解可能言語のうちの一カ国または二カ国語の言語を選択し、該選択した言語を前記音声放送手段により放送することを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
2件

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請求項1

火災発生時不活性ガスによる消火設備が作動する前に防護区画内からの退避を促すための放送をする音声放送手段を備えた不活性ガス消火設備システムであって、前記音声放送手段には、二カ国語以上の言語により放送できる音声が記録されており、前記防護区画には、入退室時に利用者の理解可能言語を確認できる認証手段を設け、前記音声放送手段に記録された言語のなかから前記認証手段により確認した理解可能言語のうちの一カ国または二カ国語の言語を選択し、該選択した言語を前記音声放送手段により放送することを特徴とする不活性ガス消火設備システム。

請求項2

前記認証手段には、IDカードまたはICタグを用いることを特徴とする請求項1に記載の不活性ガス消火設備システム。

技術分野

0001

本発明は、例えば、二酸化炭素等の不活性ガスを用いて防護区画内に生じた火災消火する設備のシステムであり、前記防護区画内にいる利用者退避を促すための音声放送に用いる言語を該利用者の理解可能言語から選択できるようにする不活性ガス消火設備システムに関するものである。

背景技術

0002

従来、この種の不活性ガスを用いて防護区画内に生じた火災を消火する技術としては、例えば、同一出願人による、防護区画内またはその近傍に設置され、その内部には二酸化炭素消火設備起動装置に対して起動指令を付与する起動用操作ボタンおよび起動指令を解除する非常停止用操作ボタンを備えている開閉扉付きの操作箱と、上記起動用操作ボタンへの操作時点から計時動作して所定時間後に上記二酸化炭素消火設備の起動装置に起動指令信号伝送して消火剤を放出させるように上記二酸化炭素消火設備を作動させる遅延タイマを含む制御部とを備えてなる二酸化炭素消火設備の安全装置であって、上記制御部には、上記操作箱における開閉扉を開放してから所定の時間が経過するまでは上記起動用操作ボタンを操作しても上記起動装置への起動指令信号の伝送を規制するタイマを含む消火作動規制手段が設けられていることを特徴とする二酸化炭素消火設備の安全装置がある(特許文献1参照)。

0003

不活性ガスを用いた消火設備においては、火災が発生した防護区画の扉等を閉じて密閉状態にし、その後に不活性ガスを噴射して防護区画内に充満させて消火する構成になっているが、防護区画の扉等を閉じてしまうことから、該扉等が閉じてしまう前に前記防護区画から利用者が退避できないと、その後の脱出が困難になり、事故が生じてしまうことがある。

0004

そこで、利用者の退避を促すための音声放送を備えた技術としては、例えば、ガス系消火設備の操作箱又はその近傍に設置され、操作箱周囲への人の侵入又は接触により作動する人検知センサーと、該人検知センサーの信号により作動し、起動装置の無用の操作の禁止及び/又は操作箱周囲からの退去を警告する音声信号を出力する音声出力手段と、該音声出力手段の音声信号を放送するスピーカとを備えたことを特徴とするガス系消火設備の操作箱用警報装置がある(特許文献2参照)。

0005

この利用者の退避を促すための音声放送は、日本国内においては、日本語のみを用いて放送することが一般的であり、その放送できる時間は、最大であっても略30秒程度であることから、例えば、スイープ音が4秒であり、音声による放送が略8秒であり、無音ブランクが1秒であり、これを2回繰り返して放送している。

0006

特許第3172853号公報
特開2003−38672号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、防護区画内にいる利用者は、日本語を理解できる利用者ばかりであるとは限らず、日本語を理解できない外国人等の利用者も含まれていることがあることから、これら日本語を理解できない利用者は、日本語のみによる退避を促すための音声放送が放送されたとしても、それを理解することができず、退避に遅れが生じて被害に遭うということがあった。

0008

また、利用者の退避を促すための音声放送は、2回まで繰り返して放送できる時間があることから、特定の言語、例えば、日本語及び英語等の二カ国語で1回ずつ放送することも考えられるが、防護区画内にいる利用者が、必ずしもこれら二カ国語のいずれかを理解できるとは言えないことから、防護区画内にいる利用者が理解できる言語を可能な限り反映させて放送することが好ましいと考えられる。

0009

従って、利用者の退避を促すための音声放送を備え不活性ガスを用いた消火設備のシステムにおいては、防護区画内にいる利用者が理解できる言語を可能な限り反映させて音声放送できるようにするということに解決しなければならない課題を有している。

課題を解決するための手段

0010

上記した従来例の課題を解決する具体的手段として本発明に係る不活性ガス消火設備システムは、火災発生時に不活性ガスによる消火設備が作動する前に防護区画内からの退避を促すための放送をする音声放送手段を備えた不活性ガス消火設備システムであって、前記音声放送手段には、二カ国語以上の言語により放送できる音声が記録されており、前記防護区画には、入退室時に利用者の理解可能言語を確認できる認証手段を設け、前記音声放送手段に記録された言語のなかから前記認証手段により確認した理解可能言語のうちの一カ国または二カ国語の言語を選択し、該選択した言語を前記音声放送手段により放送することを提供するものである。

0011

この発明において、前記認証手段には、IDカードまたはICタグを用いることを付加的な要件として含むものである。

発明の効果

0012

本発明に係る不活性ガス消火設備システムは、火災発生時に不活性ガスによる消火設備が作動する前に防護区画内からの退避を促すための放送をする音声放送手段を備えた不活性ガス消火設備システムであって、前記音声放送手段には、二カ国語以上の言語により放送できる音声が記録されており、前記防護区画には、入退室時に利用者の理解可能言語を確認できる認証手段を設け、前記音声放送手段に記録された言語のなかから前記認証手段により確認した理解可能言語のうちの一カ国または二カ国語の言語を選択し、該選択した言語を前記音声放送手段により放送するため、防護区画内にいる利用者が理解できる言語を可能な限り反映させて音声放送できるようになるという優れた効果を奏する。

発明を実施するための最良の形態

0013

次に、本発明を具体的な実施の形態に基づいて詳しく説明する。
本発明の実施の形態に係る不活性ガス消火設備システムを説明するための概略図を図1に示してある。この不活性ガス消火設備システムにおいては、例えば、二酸化炭素等の不活性ガスを用いて防護区画1内に生じた火災を消火するものである。

0014

防護区画1内には、火災の発生を感知できる感知器2が配設されている。この感知器2により防護区画1内における火災を自動的に感知すると、その信号は、監視室3に備えられている受信機4を介して制御盤5に送信される。

0015

この火災を感知した信号が感知器2から制御盤5に送信されると、不活性ガス消火設備システムは消火活動の準備を始めるようになる。更に、この消火活動における準備を始めてから所定の時間、例えば、5秒程度経過すると、消火活動における機器の操作を行うことができる状態になる。

0016

また、防護区画1内には、不活性ガス消火設備システムによる消火活動の準備を手動でも起動させることができる手動式起動装置6が入退室扉7の近傍に配設されている。この手動式起動装置6には、図示はしていないが、扉が設けられており、その扉を開けた中に起動用操作ボタンが設けられている。

0017

この場合は、手動式起動装置6に設けられた扉を開けることで不活性ガス消火設備システムが消火活動の準備を始めるようになり、防護区画1内からの退避を促すための放送を音声放送手段8により行う。この準備を始めてから所定の時間経過後に起動用操作ボタンによる機器操作の受付を始めるようになる。そして、操作者は、この5秒程度の所定の時間で防護区画1内の利用者が避難したか否かの安全を確認するのである。

0018

ここで、本発明に係る不活性ガス消火設備システムにおいては、例えば、入退室扉7の近傍に、入退室時における利用者の認証手段9を設けてある。この認証手段9としては、例えば、IDカードまたはICタグ等を用いることができ、例えば、IDカードまたはICタグを用いたタイムレコーダー等であっても良い。

0019

この認証手段9には、利用者の情報として、少なくともその利用者の理解可能言語の情報が記録されており、入退室時に認証手段9で利用者を認証すると共に、その利用者の理解可能言語を確認できるようになっている。この認証手段9により確認した情報は、制御盤5に送信される。

0020

また、音声放送手段8には、例えば、日本語及び英語等の二カ国語以上の言語により放送できる防護区画1内からの退避を促すための音声、例えば、「火事です。火事です。消火剤を放出します。直ちに避難して下さい。」等の音声が記録されている。なお、この退避を促すための音声は、音声放送手段8に記録されていることに限らず、制御盤5に設けられたROM再生装置等に記録されていることも含むものである。

0021

制御盤5では、認証手段9から制御盤5に送信された複数の利用者から確認された理解可能言語の情報に基づき、音声放送手段8に記録されている二カ国語以上の言語のなかから認証手段9により確認した理解可能言語のうちの一カ国または二カ国語の言語を選択する。

0022

この認証手段9により確認した理解可能言語のうちの一カ国または二カ国語の言語を選択する際には、利用者の理解可能言語が一カ国または二カ国語の言語である場合には、これら一カ国または二カ国語の言語を音声放送手段8により放送し、利用者の理解可能言語が三カ国語以上の言語である場合には、三カ国語以上の言語を放送できる時間的な余裕がないため、確認した利用者の理解可能言語のうちの上位二カ国語の言語を放送するものである。

0023

操作者は、この防護区画1内からの退避を促すための放送を始めてから5秒程度の所定時間経過後に、防護区画1内から利用者が退避したことを確認してから、手動式起動装置6に設けられた起動用操作ボタンを操作して不活性ガスによる消火設備を始動させ、防護区画1内から退避する。

0024

操作者が手動式起動装置6に設けられた起動用操作ボタンを操作すると、その信号は制御盤5に送信され、該制御盤5が入退室扉7を制御して閉鎖し、防護区画1内が密閉状態になる。

0025

また、制御盤5は、起動用ガス容器10の容器弁ソレノイド11を作動させて、該容器弁ソレノイド11を開にする。起動用ガス容器10から起動用ガスが放出されると、そのガス圧力選択弁12が開放され、消火用ガス容器13の消火用ガス容器弁13aが開放される。

0026

選択弁12と消火用ガス容器弁13とが開放されると、ガス管14を介して噴射ヘッド15から不活性ガスが放出される。不活性ガスが放出されると、圧力スイッチ16が作動して、ガス放出警報を放送すると共に、放出表示灯17が点灯する。そして、防護区画1内に不活性ガスを充満させて、火災の消火を行う。

0027

このように、防護区画1の退室時に利用者の理解可能言語を認証手段9により確認し、その理解可能言語に基づいて、音声放送手段8に記録されている二カ国語以上の言語のなかから放送する言語を選択できるため、防護区画1内にいる利用者が理解できる言語を可能な限り反映させて音声放送できるようになり、利用者の迅速な退避を期待できるようになるのである。

図面の簡単な説明

0028

本発明の実施の形態に係る不活性ガス消火設備システムを説明するための概略図である。

符号の説明

0029

1防護区画
2感知器
3監視室
4受信機
5制御盤
6手動式起動装置
7 入退室扉
8音声放送手段
9 認証手段
10起動用ガス容器
11容器弁ソレノイド
12選択弁
13消火用ガス容器
13a 消火用ガス容器弁
14ガス管
15噴射ヘッド
16 圧力スイッチ
17 放出表示灯

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