図面 (/)

技術 弾球遊技機

出願人 株式会社オリンピア
発明者 瀬戸山勇
出願日 2006年5月9日 (13年7ヶ月経過) 出願番号 2006-130054
公開日 2007年11月22日 (12年0ヶ月経過) 公開番号 2007-300995
状態 未査定
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 接触検知回路 アース状態 ロック検知センサ 短形波 ロック錠 接触検知信号 分駆動装置 金属塗料
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年11月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

簡単な構成により、遊技者の不正行為を未然に防止する。

解決手段

遊技盤7は、積層板61とセルシート62と複数の遊技釘63とを有する。積層板61は、複数の板材64と導電性シート65とが積層されることによって構成されている。複数の板材64は、最前方の前板材64aを含む。導電性シート65は、複数の板材64の間又は前板材64aの前面上の少なくとも何れか一方に配置されている。セルシート62は、積層板61の前面を被覆する。複数の遊技釘63は、セルシート62の前面側から積層板61に植設されて導電性シート65と接する。接触検知回路60は、導電性シート65に電気的に接続され、人体が遊技釘63に直接接触した場合又は導電性部材68を介して間接的に接触した場合に、接触検知信号を出力する。

概要

背景

特開2003−135788号公報には、枠本体の内面に配置されるガラスユニットガラスフレームに、枠本体側に突出した第1のリブを外周に沿って形成し、枠本体の内面に、ガラスフレームの外周に沿って第2のリブを形成したパチンコ機が記載されている。

上記構成では、ガラスの前面に沿ってガラスユニットと枠本体との隙間を介して進入するピアノ線は、ガラスよりも枠本体側へ突出する第1のリブに当接するため、ピアノ線の内部への進入が阻止される。また、ピアノ線が第1のリブを乗り越えた場合であっても、第2のリブの側面に当接するため、ピアノ線の内部への進入が確実に阻止される。従って、ピアノ線による不正行為を防止することができる。

特開2003−135788号公報

概要

簡単な構成により、遊技者の不正行為を未然に防止する。遊技盤7は、積層板61とセルシート62と複数の遊技釘63とを有する。積層板61は、複数の板材64と導電性シート65とが積層されることによって構成されている。複数の板材64は、最前方の前板材64aを含む。導電性シート65は、複数の板材64の間又は前板材64aの前面上の少なくとも何れか一方に配置されている。セルシート62は、積層板61の前面を被覆する。複数の遊技釘63は、セルシート62の前面側から積層板61に植設されて導電性シート65と接する。接触検知回路60は、導電性シート65に電気的に接続され、人体が遊技釘63に直接接触した場合又は導電性部材68を介して間接的に接触した場合に、接触検知信号を出力する。

目的

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡単な構成により、遊技者の不正行為を未然に防止することが可能な弾球遊技機を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

最前方の前板材を含む複数の板材とこれら複数の板材の間又は前記前板材の前面上の少なくとも何れか一方に配置された導電性層とが積層された積層板と、この積層板の前面を被覆するセルシートと、このセルシートの前面側から前記積層板に植設されて前記導電性層と接する複数の遊技釘と、を有する遊技盤と、前記導電性層に電気的に接続され、人体が前記遊技釘に直接接触した場合又は導電性部材を介して間接的に接触した場合に、接触検知信号を出力する接触検知信号出力手段と、を備えたことを特徴とする弾球遊技機

請求項2

請求項1に記載の弾球遊技機であって、前記遊技盤の前面を塞いだ閉状態開放した開状態とに設定可能なカバー部材と、前記カバー部材が閉状態であるか否かを判定する開閉判定手段と、を備え、前記接触検知信号出力手段は、前記カバー部材が閉状態であると前記開閉判定手段が判定し、且つ人体が前記遊技釘に直接接触した場合又は導電性部材を介して間接的に接触した場合に、接触検知信号を出力することを特徴とする弾球遊技機。

技術分野

0001

本発明は、パチンコ遊技機などの弾球遊技機に関する。

背景技術

0002

特開2003−135788号公報には、枠本体の内面に配置されるガラスユニットガラスフレームに、枠本体側に突出した第1のリブを外周に沿って形成し、枠本体の内面に、ガラスフレームの外周に沿って第2のリブを形成したパチンコ機が記載されている。

0003

上記構成では、ガラスの前面に沿ってガラスユニットと枠本体との隙間を介して進入するピアノ線は、ガラスよりも枠本体側へ突出する第1のリブに当接するため、ピアノ線の内部への進入が阻止される。また、ピアノ線が第1のリブを乗り越えた場合であっても、第2のリブの側面に当接するため、ピアノ線の内部への進入が確実に阻止される。従って、ピアノ線による不正行為を防止することができる。

0004

特開2003−135788号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、上記従来の構成では、ガラスユニットと枠本体との隙間からピアノ線が内部へ進入し難い構造とすることによってピアノ線の不正行為を防止している。このため、遊技者によってガラスユニットと枠本体との隙間が強引に拡げられたり、枠本体に穴が開けられたりなどの破壊的な行為が行われた場合、ピアノ線の内部への進入を阻止することができず、遊技者にとって有利な状態に遊技釘が恣意的に調整されてしまうという不正行為を防止することができない。また、パチンコ機が設置された店(ホール)の従業員などが上記破壊的な行為の実行に気付かなかった場合、上記不正行為は、破壊された枠本体や不当に調整された遊技釘や入賞率が他に比べて極端に高いパチンコ機を従業員などが見つけることによって事後的に発覚するため、破壊的な行為の後に不正行為が繰り返して行われてしまう可能性がある。

0006

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡単な構成により、遊技者の不正行為を未然に防止することが可能な弾球遊技機を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するため、本発明の弾球遊技機は、遊技盤接触検知信号出力手段とを備える。遊技盤は、積層板セルシートと複数の遊技釘とを有する。積層板は、複数の板材導電性層とが積層されることによって構成されている。複数の板材は、最前方の前板材を含む。導電性層は、複数の板材の間又は前板材の前面上の少なくとも何れか一方に配置されている。セルシートは、積層板の前面を被覆する。複数の遊技釘は、セルシートの前面側から積層板に植設されて導電性層と接する。接触検知信号出力手段は、導電性層に電気的に接続され、人体が遊技釘に直接接触した場合又は導電性部材を介して間接的に接触した場合に、接触検知信号を出力する。

0008

上記構成では、遊技者が遊技釘に直接接触し又はピアノ線などの導電性部材を介して間接的に接触して、遊技釘を有利な状態に恣意的に調整しようとすると、接触検知信号出力手段が接触検知信号を出力する。従って、接触検知信号出力手段から接触検知信号が出力されたときに、これを報知する報知手段を弾球遊技機に設けたり、弾球遊技機を管理するホール側のコンピュータに所定の信号を出力することによって、弾球遊技機が設置されたホールの従業員は、遊技者によって不正行為が行われていることを早期に且つ確実に知ることができ、不正行為を未然に防止することができる。

0009

また、上記弾球遊技機は、複数の板材の間又は前板材の前面上の少なくとも何れか一方に導電性層を配置し、この導電性層に、人体が遊技釘に直接接触した場合又は導電性部材を介して間接的に接触した場合に接触検知信号を出力する接触検知信号出力手段を電気的に接続するという簡単な構成であるため、製造工数コストの増大を抑えることができる。

0010

また、上記弾球遊技機は、遊技盤の前面を塞いだ閉状態開放した開状態とに設定可能なカバー部材と、カバー部材が閉状態であるか否かを判定する開閉判定手段と、を備えてもよい。この場合、接触検知信号出力手段は、カバー部材が閉状態であると開閉判定手段が判定し、且つ人体が遊技釘に直接接触した場合又は導電性部材を介して間接的に接触した場合に、接触検知信号を出力する。

0011

上記構成では、遊技者による遊技の最中に球詰まりなどの不具合が発生し、かかる不具合を解消するために従業員がカバー部材を開いた場合には、カバー部材が閉状態ではないと開閉判定手段によって判定される。このため、従業員が遊技釘に直接接触し又は導電性部材を介して間接的に接触しても、接触検知信号出力手段は接触検知信号を出力しない。従って、遊技中の不具合を解消するための従業員による作業の際に、不正行為が行われていると誤検出されてしまうことを確実に回避することができる。

発明の効果

0012

本発明によれば、簡単な構成により、遊技者の不正行為を未然に防止することができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、図面を参照して、遊技機設置営業店等の場所に設置され、遊技媒体(例えば、遊技球メダル等)の供給に基づいて遊技者に遊技を行わせる遊技機(例えば、弾球遊技機や回胴式遊技機)の構成及び動作について説明する。

0014

なお、本実施形態では、図1に示すような、現金等の対価支払って遊技機設置営業店から遊技者が購入したプリペイドカードプリペイドカードユニット(以下、CRユニットと称す)1に読み込ませることにより、遊技に使用する遊技球を借り受ける形態下で遊技者が遊技する弾球遊技機(以下、単に遊技機と称する)の構成及び動作について説明する。より具体的には、この遊技機は、図3に示すように、借り受けた遊技球が予め定められた始動入賞口である特定入賞口(入賞口)2に受け入れられ入賞状態になった時に電子的な当否抽選を行い、抽選の結果が当選の場合には、通常の遊技状態から遊技者にとって有利な遊技状態となるように、特別入賞口(大入賞口)3を遊技球が入賞し易い状態にする弾球遊技機(以下、遊技機と称す)である。但し、本発明は、本実施形態の遊技機に拘らず、例えば、風俗営業の適正化等の規制及び業務の適性化等に関する法律(風営適正化法)及び同法施行規則において、パチンコ遊技機として区分されているものについても適用可能である。

0015

[遊技機の構造概略
本実施形態の遊技機は、外部的構造として、外枠木枠)4、本体部材(本体)5、開口枠扉6、遊技盤7、球受皿付き扉(カバー部材)8、球受皿9、回動操作ハンドル球発射ハンドル)10、球貸し関係操作部11、及び球受皿9用の貯留球排出操作ボタン12等をその前面側に備えている。また、この遊技機は、内部的構造として、主制御装置(制御手段)13、副制御装置14、遊技球払出装置15、払出制御装置52、球貸信号制御装置16、可動物制御装置17、回収通路部材(図示省略)、貯留タンク19、遊技球を払い出すときに用いる通路部材(図示省略)、及びその他、電源供給装置21、発射制御装置22、発射駆動装置23、接触検知回路タッチセンサ回路)60等をその後面側に備えている。接触検知回路60は、接触検知信号出力手段を構成する。

0016

以下、図1図6を参照して、本実施形態の遊技機の構成を、外部的構造、内部的構造、遊技領域の構成、電気的構成、及び不正検出システムの順に詳しく説明する。

0017

〔外部的構造〕
始めに、本実施形態の遊技機の外部的構造について説明する。

0018

前記外枠4は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。

0019

前記本体部材5は、外枠4の内部に備えられ、ヒンジ部26を介して外枠4に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。本体部材5は、枠状に形成され、内側に空間部を有している。

0020

前記開口枠扉6は、開閉自在となるように遊技機の前面側となる本体部材5の前面に対しヒンジ部26を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部(図示省略)とした扉部材である。なお、この開口枠扉6には、開口部に対向してガラス製又は樹脂製の透明板部材28が設けられ、さらに、開口部近傍には、電飾29及び不正報知ランプ67が取り付けられている。また、開口枠扉6の前面の左右上部の2箇所には、スピーカ30が配置されている。

0021

前記遊技盤7は、その盤面上に遊技領域31が区画形成され、本体部材5の空間部に臨むように、所定の固定部材を用いて本体部材5に着脱自在に装着されている。

0022

なお、遊技領域31は、遊技盤7を本体部材5に装着した後、開口部から観察することができる。

0023

前記球受皿付き扉8は、遊技機前面において本体部材5の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。すなわち、球受け皿付き扉8は、遊技盤7の前面を塞いだ閉状態と開放した開状態とに設定可能なカバー部材であり、球受け皿付き扉8には、閉状態で本体部材5側に対して施錠可能なロック錠25が設けられている。なお、本実施形態では、球受皿付き扉8には以下の部材が取り付けられている。
(1)複数の遊技球が貯留可能で且つ、発射駆動装置23へと遊技球を案内させる通路が設けられた球受皿9。
(2)発射駆動装置23へと案内された遊技球を遊技盤7の盤面に設けられた遊技領域31へと打ち出す操作を行う、遊技球の発射停止ボタン10aを備えた回動式操作ハンドル10。
(3)プリペイドカード読み込み処理関係、及び遊技者が借り受ける遊技球(以下、貸球と称す)の貸し出し処理関係の指示を行うボタンを備えた球貸し関係操作部11。
(4)球受皿9に貯留させた遊技球を遊技者が遊技球収集容器俗称ドル箱)へと排出させるための球受皿9用の貯留球排出操作ボタン12。

0024

前記遊技盤7は、積層板61とセルシート62と金属製の複数の遊技釘63とを有する。積層板61は、最前方の前板材64aを含む複数の板材64と2枚の金属製の導電性シート(導電性層)65とが積層されることによって構成されている。2枚の導電性シート65は、板材64の表面全域を覆う寸法形状を有し、前板材64aの前面上と隣接する板材64の間とにそれぞれ配置されている。一方(前方)の導電性シート65は前板材64aの前面を覆い、他方(後方)の導電性シート65は隣接する2枚の板材64の間に挟まれている。これら複数の板材64と導電性シート65とは、相互に接着されることによって一体化している。セルシート62は、前方の導電性シート65の前面に貼着されて積層板61の前面を被覆する。各遊技釘63は、セルシート62の前面側から積層板61に植設されて、前後双方の導電性シート65と接する。また、後述する金属製のガイドレール32及び遊技球規制レール33は、遊技盤7に打ち込まれる金属製の固定釘69を介して前方の導電性シート65と接する。

0025

なお、本実施形態では、導電性シート65を板材64の表面全域を覆う寸法形状に設定しているが、導電性シート65は少なくとも遊技領域31に対応した領域を覆う寸法形状を有していればよい。

0026

また、本実施形態では、2枚の導電性シート65を前板材64aの前面上と隣接する板材64の間とにそれぞれ配置したが、これらの導電性シート65のうちの一方を省略してもよい。また、板材64が3枚以上で構成され、隣接する板材64の間に区画される領域が前後方向に複数存在する場合、これら複数の領域のうち何れの領域に導電性シート65を配置してもよく、さらに、これら全ての領域に導電性シート65を配置してもよい。

0027

また、本実施形態では、導電性層として金属製の導電性シート65を用いたが、板材64の表面に金属塗料を塗布することによって金属薄膜層を形成し、この金属薄膜層を導電性層としてもよい。

0028

〔内部的構造〕
次に、本実施形態の遊技機の内部的構造について説明する。

0029

前記主制御装置13は、本発明に係る制御手段として機能し、本体部材5若しくは遊技盤7又はこれらに備え付けられる支持部材等を介して設けられている。この主制御装置13は、電気的な遊技制御の処理を行い、主要な処理情報を生成する。

0030

前記副制御装置14及び払出制御装置52は、本体部材5若しくは遊技盤7又はこれらに備え付けられる支持部材等を介して設けられ、主制御装置13が生成した処理情報に従って、所定の出力態様処理を実行させる制御を行う装置である。副制御装置14は、図柄制御装置14a、ランプ制御装置14b、及び音声制御装置14cを有する。ランプ制御装置14b、不正報知ランプ67、音声制御装置14c、及び前記スピーカ30を含む音声発生装置51は、報知手段を構成する。

0031

前記遊技球払出装置15は、予め定められた入賞条件成立するのに応じて遊技利益として所定数の遊技球を払い出す(以下、賞球と称す)駆動源を備えた装置である。

0032

前記球貸信号制御装置16は、プリペイドカード読み込み処理関係、及び貸球の貸し出し処理関係の制御を行う装置である。

0033

前記可動物制御装置17は、主制御装置13が生成した処理情報に従って、遊技領域31内に配設された複数の可動物(例えば、可動片44、可動扉45、入賞領域振分物、演出用移動物等)を作動状態にするための装置であり、複数の可動物に対応して個別に設けられている。なお、本実施形態の可動物制御装置17は、可動片駆動装置、可動扉駆動装置、入賞領域振分駆動装置、及び演出用移動物駆動装置を有する。

0034

前記回収通路部材は、回動式操作ハンドル10によって遊技盤7の盤面に設けられた遊技領域31へと打ち出された遊技球を遊技盤7の裏側へと回収する通路(俗称、集合樋)となる部材である。

0035

前記遊技球を払い出す時に用いる通路部材は、球受皿9に賞球又は貸球を案内する通路となる部材である。

0036

前記電源供給装置21は、電源投入されるのに応じて遊技機内の各制御装置に対して電力を供給する装置である。

0037

前記発射制御装置22は、回動式操作ハンドル10を介して遊技球を遊技領域31へと打ち出す操作が行われた時に、発射作動間隔(例えば、1分間に遊技球を100球発射させるようにする等)の制御と、回動式操作ハンドル10の回動量に応じた遊技球の発射強度の調整を行う装置である。

0038

前記発射駆動装置23は、発射制御装置22による打ち出し制御に応じて、遊技球の打ち出し駆動部を作動させ、遊技球を遊技領域31へと打ち出す装置である。

0039

前記接触検知回路60は、本体部材5若しくは遊技盤7又はこれらに備え付けられる支持部材等を介して設けられた回路基板(図示省略)上に形成されている。

0040

〔遊技領域の構成〕
次に、本実施形態の遊技機の遊技領域31の構成について説明する。

0041

前記遊技領域31は、遊技球を滑走させる金属製のガイドレール32と遊技球規制レール33とによって略円形状となるように遊技盤7の盤面上において区画形成され、回動式操作ハンドル10によって打ち出された遊技球の移動範囲を規制する領域である。なお、遊技球規制レール33は前記ガイドレール32に連続的に接続するように構成され、ガイドレール32と遊技球規制レール33は全体として螺旋をなして遊技盤7の盤面に配設されている。

0042

また、遊技領域31内には、可変表示装置(特別図柄表示装置)34、LED(Light Emitting Diode)表示装置35、ステージ36、所定入賞口一般入賞口)37、所定通過口(スルーチャッカー)38、アウト口39、遊技釘70、風車40、特定保留数表示ランプ41、通過保留数表示ランプ42、演出用表示ランプ43等が設けられている。

0043

前記可変表示装置34は、予め定められた条件が成立(例えば、予め定められた入賞口への遊技球の入賞等)するのに応じて実行される電子的な当否抽選の結果に従って、識別情報としての識別表示情報(例えば、図柄、キャラクタ背景画像等)を可変表示させた後に停止表示する表示制御装置である。なお、この可変表示装置34には、液晶表示装置(Liquid Crystal Display)、ドラム式表示装置ドットマトリクス表示装置、7セグ表示装置、EL(ElectroLuminescence)表示装置等の表示装置を適用することができる。

0044

前記LED表示装置35は、遊技者への様々な情報をLEDにより表示する装置であり、例えば、予め定められた条件が成立(例えば、予め定められた通過口への遊技球の通過等)するのに応じて実行される電子的な当否抽選の結果に従って、識別情報としての識別点灯情報をLEDにより可変表示させた後に停止表示する。

0045

前記ステージ36は、可変表示装置34の下方において遊技球を一時的に滞在状態とし、その後、遊技球の落下を許容する踊り場部を備えた構造物である。

0046

前記所定入賞口37は、遊技領域31内における適宜な位置に複数設けられ、落下してくる遊技球を受け入れる開口部を備えた構造物である。なお、特定入賞口2及び特別入賞口3もこの所定入賞口37に含まれる。

0047

ここで、前記特定入賞口2とは、複数の入賞口の何れかであって、遊技球が入賞口に入賞するのに応じて、可変表示装置34に識別表示情報を可変表示させると共に、遊技者に賞球を獲得させる入賞口である。

0048

また、前記特別入賞口3とは、複数の入賞口の何れかであって、入賞口を露出させる開口状態と入賞口を閉鎖する閉口状態を生成する電動式の可動扉45を備え、遊技球が入賞口に入賞するのに応じて、他の入賞口と比較して多くの賞球を遊技者に獲得させる入賞口である。なお、以下では、特定入賞口2及び特別入賞口3以外の複数の所定入賞口37をその他入賞口37と称する。

0049

前記所定通過口38は、遊技領域31内における適宜な位置に所定数設けられ、落下してくる遊技球を通過させるゲートを備えた構造物である。

0050

前記アウト口39は、所定入賞口37の何れにも入ることがなかった遊技球を集束する位置に設けられた遊技球の回収開口部である。

0051

前記遊技釘70は、遊技球と接触させることにより遊技球の移動方向を不規則にする、若しくは遊技球の移動方向を規制するために、遊技盤7の盤面の適宜な位置に打ち込まれる複数の棒状部材である。

0052

前記風車40は、遊技球の接触によって自転可能な回転部材である。

0053

前記特定保留数表示ランプ41は、前記特定入賞口2への入賞後の可変表示開始に係る保留状態点灯又は消灯により報知する発光装置である。

0054

前記通過保留数表示ランプ42は、前記所定通過口38への通過達成後の可変表示開始に係る保留状態を点灯又は消灯により報知する発光装置である。

0055

前記演出用表示ランプ(盤面関係の電飾)43は、電源投入後の遊技状態の変化に応じて多彩点灯態様とする発光装置である。

0056

〔電気的構成〕
次に、本実施形態の遊技機の電気的構成について説明する。

0057

本実施形態となる遊技機は、電気的構成として、CRユニット1、主制御装置13、副制御装置14、接触検知回路60、球貸信号制御装置16、可動物制御装置17、電源供給装置21、発射制御装置22、発射駆動装置23、検知センサ47、ロック検知センサ66、集中管理装置48等を備える。なお、CRユニット1、球貸信号制御装置16、可動物制御装置17、電源供給装置21、発射制御装置22、及び発射駆動装置23の構成は上述の通りであるので、以下ではその説明を省略する。

0058

前記主制御装置13は、CPU(Central Processing Unit:中央命令処理部)13a、予め定められた制御プログラムコンピュータプログラム)を格納するROM(Read Only Memory:書換不可記憶部)13b、生成された処理情報の一時記憶及び記憶した情報の削除を行うRAM(Random Access Memory:書換能記憶部)13c、周期的な信号を発生させる周波数発生回路部13d等により構成され、遊技機内における主要な情報処理を行うと共に、副制御装置14に入力する処理情報を生成する装置である。

0059

前記副制御装置14は、図柄制御装置14a、ランプ制御装置14b、及び音声制御装置14cにより構成され、主制御装置13が生成した処理情報に従って所定の出力態様処理を行う。なお、副制御装置14は、出力態様処理毎の装置として構成しても、各出力態様処理を複数組み合わせて構成してもよい。また、副制御装置14を構成する各制御装置は、処理情報に従って独立して処理を実行可能なように、内部にCPU、ROM、RAMを備える。

0060

ここで、前記図柄制御装置14aは、主制御装置13が生成した処理情報に従って、ビデオディスプレイプロセッサ(VDP)59を介して可変表示装置34、又はLED表示装置35を制御することにより、識別点灯情報又は識別表示情報を変動表示させた後に停止表示する制御を行う装置である。

0061

前記ランプ制御装置14bは、主制御装置13が生成した処理情報に従って、開口枠扉6の電飾29(演出報知ランプ、払出ランプトラブルランプを含む)や不正報知ランプ67や遊技領域31内に設けられた演出用表示ランプ(電飾)43、又は特定保留数表示ランプ41、通過保留数表示ランプ42等を点灯制御する装置である。なお、特定保留数表示ランプ41又は通過保留数表示ランプ42が表す情報は可変表示装置34による識別表示情報として報知してもよい。

0062

前記音声制御装置14cは、主制御装置13が生成した処理情報に従ってスピーカ30やサウンドプロセッサ等の音声発生装置51を制御して音声を発生させる装置である。

0063

前記払出制御装置52は、主制御装置13が生成した処理情報に従って、遊技球払出装置15により所定数の賞球を払い出す制御を行う装置である。また、前記払出制御装置52は、主制御装置13が生成した処理情報に従って、球貸信号制御装置16を介して、CRユニット1に読み込ませたプリペイドカードに格納したデータ情報を参照して、所定数の貸球を払い出す制御を行うと共に、貸球の払い出し個数計数して管理をする装置である。

0064

前記検知センサ47は、特定入賞球検知センサ47a、特別入賞球検知センサ47b、入賞特定領域検知センサ47c、通過球検知センサ47d、その他入賞球検知センサ47e、遊技球払出検知センサ47f、及びエラー検知センサ47gにより構成される。そして、各検知センサはそれぞれ、特定入賞口2、特別入賞口3、入賞特定領域(例えば、特別入賞口3の略中央部より右側領域)、所定通過口38、その他入賞口37、遊技球を払い出すときに用いる通路部材、及び球詰まりが発生し易い球通路部材49の球通路49a近傍に設けられ、各場所における遊技球の通過の有無を検知する。

0065

前記集中管理装置48は、主制御装置13が生成した処理情報を遊技機の外部において管理する装置である。

0066

前記ロック検知センサ66は、前記ロック錠25に設けられ、ロック錠25が施錠されているときに扉閉止検出信号を接触検知回路60へ出力する。遊技者によって遊技が行われている場合には、球受け皿付き扉8が閉状態に設定され、且つロック錠25が施錠される。従って、ロック検知センサ66は、球受け皿付き扉8が閉状態であるか否かを判定する開閉判定手段として機能する。なお、本実施形態のロック検知センサ66に代えて、本体部材5に対する球受け皿付き扉8の開放角度所定角度以下のときに扉閉止検出信号を出力する開度検出センサを設けてもよい。

0067

前記接触検知回路60は、導電性シート65に電気的に接続され、ロック検知センサ66から扉閉止検出信号を受信していることを条件として、人体が遊技釘63に直接接触した場合又はピアノ線などの導電性部材68を介して間接的に接触した場合に、主制御装置13に接触検知信号を出力する。この接触検知回路60としては、例えばCR発信回路短形波を発生させ、人体が遊技釘63に直接又は間接的に接触することによって回路と人体で分圧された僅かな電圧レベルを検出する方式など、様々な方式が採用可能である。接触検知回路60は、浮遊容量の影響や人体のばらつき(人体の大小や、対アース状態相違)の影響によって検出感度が変化するため、検出感度を調整するための可変抵抗器(図示省略)を備えている。なお、接触検知回路60の検出感度(可変抵抗器の抵抗値)は、人体が遊技釘63に直接接触したこと及び導電性部材を介して間接的に接触したことを確実に検出し、且つ遊技球が遊技釘63に接触したことを検出しない値に予め設定されている。

0068

〔不正検出システム〕
本実施形態の不正検出システムは、前記主制御装置13のCPU13aと前記接触検知回路60と前記ロック検知センサ66と前記報知手段とから構成されている。

0069

ロック検知センサ66は、ロック錠25が施錠されているときに扉閉止検出信号を接触検知回路60へ出力し、接触検知回路60は、ロック検知センサ66から扉閉止検出信号を受信していることを条件として、人体が遊技釘63に直接接触した場合又はピアノ線などの導電性部材を介して間接的に接触した場合に、主制御装置13に接触検知信号を出力する。

0070

主制御装置13のCPU13aは、接触検知回路60から接触検知信号を受信すると、不正検知信号を副制御装置14、払出制御装置52、及び外部の集中管理装置48へ出力する。

0071

副制御装置14のランプ制御装置14b及び音声制御装置14cは、不正検知信号を受けると、不正行為が行われている可能性があることをホールの従業員へ報知するための報知処理を実行する。この報知処理には、不正報知ランプ67の点灯処理と、及び不正行為の実行を知らせる警報音のスピーカ30からの出力処理とを含む。なお、不正報知ランプ67の点灯処理に代えて又は加えて、枠扉関係の電飾29のうち不正行為の実行を知らせるランプの点灯又は点滅処理を行ってもよい。

0072

また、払出制御装置52は、不正検知信号を受信すると、不正行為に基づく賞球の払い出しを一時的に停止するための払い出し停止処理を実行する。この払い出し停止処理において、遊技球払出装置15は、払出制御装置52から遊技球の払い出し停止を指示する信号を受信し、遊技球の払い出しを一時的に停止する。

0073

このような不正検出システムによれば、遊技者が本体部材5と球受け皿付き扉8との隙間から遊技盤7上へピアノ線などの導電性部材68を進入させて、遊技釘63を有利な状態に恣意的に調整しようとすると、人体が導電性部材68を介して遊技釘63に接触した際に、接触検知回路60が接触検知信号を出力し、これにより、不正報知ランプ67が点灯し、不正行為の実行を知らせる警報音が出力され、さらに、集中管理装置48が不正検知信号を受信する。従って、ホールの従業員は、遊技者による不正行為の実行を早期に知ることができ、不正行為を未然に防止することができる。

0074

また、遊技者によって本体部材5と球受け皿付き扉8との隙間が強引に拡げられたり、本体部材5に穴が開けられたりなどの破壊的な行為が行われた場合も、人体が直接又は導電性部材68を介して間接的に遊技釘63に接触した際に、接触検知回路60が接触検知信号を出力するため、ホールの従業員は遊技者による不正行為の実行を早期且つ確実に知ることができ、不正行為を未然に防止することができる。

0075

また、遊技者による遊技の最中に球詰まりなどの不具合が発生し、かかる不具合を解消するために従業員がロック錠25を解錠して球受け皿付き扉8を開いた場合には、ロック検知センサ66から扉閉止検出信号が出力されず、従業員が遊技釘63に直接接触し又は導電性部材68を介して間接的に接触しても、接触検知回路60は接触検知信号を出力しない。従って、遊技中の不具合を解消するための従業員による作業の際に、不正行為が行われていると誤検出されてしまうことを確実に回避することができる。

0076

また、複数の板材64の間に導電性シート65を配置しているので、釘調整によって遊技釘63の傾きが変更された場合であっても、各遊技釘63と導電性シート65とが非接触状態となり難い。従って、接触検知回路60による接触検知を確実に行うことができる。

0077

また、ガイドレール32及び遊技球規制レール33は、遊技盤7に打ち込まれる固定釘69を介して前方の導電性シート65と電気的に接続されているので、人体が導電性部材68を介してガイドレール32や遊技球規制レール33に接触した場合にも、不正報知ランプ67が点灯し、不正行為の実行を知らせる警報音が出力され、また、集中管理装置48が不正検知信号を受信する。従って、従業員は不正行為の実行をさらに早期に知ることができる。

0078

また、複数の板材64の間と最前方の前板材64aの前面上との双方に導電性シート65を配置しているので、各遊技釘63が前後2箇所でそれぞれ導電性シート65と接する。従って、各遊技釘63と導電性シート65との接触状態がより確実に維持され、接触検知回路60による接触検知を一段と確実に行うことができる。

0079

さらに、この不正検出システムは、複数の板材64の間又は前板材64aの前面上の少なくとも何れか一方に導電性シート65を配置し、この導電性シート65に接触検知回路60を電気的に接続するという簡単な構成であるため、製造工数やコストの増大を抑えることができる。

0080

なお、ロック検知センサ66に代えて又は加えて、接触検知回路60による接触検知の実行を停止させるためのスイッチ(図示外)を、例えば遊技盤7のうち遊技領域31以外の領域のように遊技中の遊技者が触れることができない場所に設けてもよい。

0081

以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。

図面の簡単な説明

0082

本発明の実施形態となる弾球遊技機の外観斜視図である。
図1の弾球遊技機の背面図である。
図1の弾球遊技機の遊技盤を示す正面図ある。
図3の遊技盤の分解斜視図である。
図3の遊技盤の要部断面図である。
図1の弾球遊技機のブロック図である。

符号の説明

0083

7…遊技盤、8…球受け皿付き扉(カバー部材)、13…主制御装置、13a…CPU、13b…ROM、13c…RAM、14…副制御装置、14b…ランプ制御装置(報知手段)、14c…音声制御装置(報知手段)、25…ロック錠、30…スピーカ(報知手段)、31…遊技領域、32…ガイドレール、33…遊技球規制レール、48…集中管理装置、51…音声発生装置(報知手段)、52…払出制御装置、60…接触検知回路(接触検知信号出力手段)、61…積層板、62…セルシート、63…遊技釘、64…板材、64a…前板材、65…導電性シート(導電性層)、66…ロック検知センサ(開閉判定手段)、67…不正報知ランプ(報知手段)、68…導電性部材、69…固定釘

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社大一商会の「 遊技機」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】 従来に比べて不具合の発生を抑制することができる遊技機を提供する。【解決手段】 枠本体の後側に設けられると共に、遊技機外部から遊技球を受け入れて下流側に誘導する遊技球供給部を備える遊技機で... 詳細

  • 株式会社大一商会の「 遊技機」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】 従来に比べて不具合の発生を抑制することができる遊技機を提供する。【解決手段】 枠本体の後側に設けられると共に、遊技機外部から遊技球を受け入れて下流側に誘導する遊技球供給部を備える遊技機で... 詳細

  • 株式会社ニューギンの「 遊技機」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】設定値を有するパチンコ機において遊技の意欲を高めることができる遊技機を提供する。【解決手段】遊技機10は、演出制御手段と、図柄変動を実行可能なモードを管理するモード管理手段を備え、そのモードに... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ