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技術 日本語文字入力法及びシステム

出願人 労英杰
発明者 労英杰
出願日 2007年4月17日 (14年10ヶ月経過) 出願番号 2007-108446
公開日 2007年11月1日 (14年3ヶ月経過) 公開番号 2007-287158
状態 特許登録済
技術分野 文書処理装置 キーボード等からの入力 文書処理装置
主要キーワード 補助記号 非標準型 文字形 設定規則 文字形態 拗音文字 ラテン文字 日本語漢字
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年11月1日)のものです。
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図面 (16)

課題

入力速度を上げることを可能にし、繰り返し頻出と錯誤の率を下げ日本語文字入力方法及びシステムを提供する。

解決手段

標準キーボード入力端末とする日本語の入力法である。26個の英文字キーを5個の母音キー、14個の行キー、7個の拗音促音キーに区分するように設定する。「あ」、「い」、「う」、「え」、及び「お」の5個の母音を5個の母音キーに配置し、9個の清音子音、5個の濁音の子音及び半濁音の子音と5個の母音を併せて形成された14行を14個の行キーに別々に配置し、読み方が同じ片仮名と平仮名を同一のキーに配置する。平仮名と片仮名の入力を切り換える第一切換キーと、平仮名の文字漢字の入力を切り換える第二切換キーとを配置する。

概要

背景

日本語文字三種文字の形を混合して使用する。一つは日本本来の50個の平仮名文字であり、もう一つは表音系統が同じで、かつ外来語の表示に用いられる50個の片仮名文字であり、もう一つは1945個の常用漢字である。この三種の文字形はそれぞれ異なる。

現代の日本語文字の表音系統は表音記号としてローマ字を使用し、標準型キーボード(QWERTY Keyboard)内の文字記号はローマ字(ラテン文字)であるため、標準型キーボードにより日本語を入力することは好ましい手段である。しかし、子音母音との組み合わせ方式を標準型キーボードに適用する場合は、効率があまり良くない。日本語の発音系統は5つの母音と10個の子音の変化により構成され、あらゆる音は50個の仮名文字の組み合わせにより表示される。平仮名と片仮名の文字形態は完全に異なるが、同じ表音系統である。

現在、キーボードにより日本語文字を入力する方法は二種類ある。第一は、標準型キーボード(QWERTY Keyboard)を使用して日本語を入力する方法とシステムである。本発明が採用した方法はローマ字による入力法である。つまり標準型キーボード内の英文字キーをローマ字に対応させ、母音または子音を入力してかな文字に変換し、そののち出力し、続いて入力されたローマ字に基づいて三種の形が異なる平仮名、片仮名および漢字に変換することである。日本語の文字のうち、拗音文字を入力する場合には、一般のユーザーは正確な母音と子音とを入力することが難しいため、正確な大文字小文字とを組み合わせた拗音文字に変換することができない場合がある。これはローマ字入力法において深刻な障害となる。また日本語の漢字の入力系統は表音記号として平仮名文字を使用し、日本語の仮名文字に混じって使用される。従来の入力法は平仮名が対応するローマ字の文字組を入力し、続いて相応する漢字候補に変換し、極めて数が多い同音または類似の漢字の中から選択する必要がある。このようなプロセスは漢字入力に極めて大きな障害をもたらす。日本国内において制定された常用漢字は約1945個であり、実際の使用状況から見るとそれぞれの漢字は独立または複合して使用される。また音読みと訓読みは同音または多音の性質があり、組み合わせを極めて多く生じる。それに対し、漢字の字形唯一であるため、文字形に基づいて筆画コードを入力すれば大量の候補の同音字から選択する段階を飛ばすことができる。しかし、現在の日本語の入力法において筆画コードにより漢字を編集する方式はまだない。現在の日本語漢字入力は、漢字の読み方が極めて多く、ユーザーは正確な読み方を掴むことがなかなか難しい。また読み方ははっきりしていない場合、候補となる文字組の数が増加する。

また入力ディバスとして非標準型キーボードを使用する場合、JISキーボードが一般的に使われる。これは50個の仮名文字を標準型キーボードの文字キー数字キー内に別々に配列するものである。しかし、配列がユーザーの求める効率的な入力に不便であり、キーとキーとの間の距離が日本人の指の大きさから考えると操作しやすいとは言い難く離れているため、効率が良く正確なブラインドタッチを行うことが難しく、現在では市場から淘汰されていく傾向にある。

概要

入力速度を上げることを可能にし、繰り返し頻出と錯誤の率を下げ日本語文字入力方法及びシステムを提供する。標準キーボード入力端末とする日本語の入力法である。26個の英文字キーを5個の母音キー、14個の行キー、7個の拗音促音キーに区分するように設定する。「あ」、「い」、「う」、「え」、及び「お」の5個の母音を5個の母音キーに配置し、9個の清音の子音、5個の濁音の子音及び半濁音の子音と5個の母音を併せて形成された14行を14個の行キーに別々に配置し、読み方が同じ片仮名と平仮名を同一のキーに配置する。平仮名と片仮名の入力を切り換える第一切換キーと、平仮名の文字と漢字の入力を切り換える第二切換キーとを配置する。

目的

つまり標準型キーボード内の英文字キーをローマ字に対応させ、母音または子音を入力してかな文字に変換し、そののち出力し、続いて入力されたローマ字に基づいて三種の形が異なる平仮名、片仮名および漢字に変換することである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

標準キーボード入力端末とする日本語の入力法であって、26個の英文字キーを5個の母音キーと、14個の行キーと、7個の拗音及び促音キーとに区分するように設定し、「あ」、「い」、「う」、「え」、及び「お」の5個の母音をそれぞれ5個の母音キーに配置し、9個の清音子音、5個の濁音の子音及び半濁音の子音と5個の母音とを併せて形成された14行を14個の行キーに別々に配置し、読み方が同じ片仮名と平仮名とを同一のキーに配置し、平仮名と片仮名との入力を切り換える第一切換キーと、平仮名と漢字の入力を切り換える第二切換キーと、を配置することを特徴とする日本語入力法。

請求項2

前記5個の母音キーは「A」、「I」、「U」、「E」、及び「O」であり、前記14個の行キーは「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」、「R」、「W」、「G」、「Z」、「D」、「B」、及び「P」であり、前記7個の拗音キーは「Q」、「J」、「C」、「F」、「V」、「X」、及び「L」であることを特徴とする請求項1に記載の日本語入力法。

請求項3

きゃ行とぎゃ行、しゃ行とじゃ行、ちゃ行とぢゃ行、にゃ行、ひゃ行とびゃ行とぴゃ行、みゃ行、及びりゃ行は、7個の拗音及び促音キーに配列され、かつ仮名文字の横に表記される「+」記号は拗音、促音の仮名大文字を表示し、小文字の仮名文字ゃ、ゅ、ょ、っは一つの小文字の仮名文字キーに配置され、大文字と小文字とを組み合わせたの平仮名の文字の入力法は、拗音キー上の大文字の仮名文字を入力すると、仮名の小文字入力を指示し、システムを仮名小文字入力の状態に自動的に設定する第一ステップと、仮名の小文字を入力すれば大文字と小文字とを組み合わせたの文字の入力が完成する第二ステップとからなることを特徴とする請求項1に記載の日本語入力法。

請求項4

前記小文字の仮名文字キーは、前記拗音キーとの間隔を置く「Y」キーであることを特徴とする請求項3に記載の日本語入力法。

請求項5

同一のキー上の仮名文字を選び出す場合は、同一のキーを繰り返して押せば完成することを特徴とする請求項1から請求項4に記載の日本語入力法。

請求項6

入力端末として3×3の9個の数字キーボードを採用し、漢字の筆画部首を「、」、「ノ」、「ノ」、「_」、及び「一」の五つのコードに区分し、前記数字キーボードのうちの五つの数字キーに対応させ、かつ筆順によって入力し、候補文字列から選択することを特徴とする請求項1に記載の日本語入力法。

請求項7

前記五つのコードは、前記3×3の9個の数字キーのうちの左上、右上、中央、左下、及び右下の五つのキーに別々に配置されることを特徴とする請求項6に記載の日本語入力法。

請求項8

漢字の入力端末として標準型キーボードを使用し、予め設定された漢字入力の状態の下で、漢字に対応する平仮名表音を入力することを特徴とする請求項1に記載の日本語入力法。

請求項9

予め設定された漢字入力の状態の下で平仮名表音と筆画コードとの組み合わせにより漢字を入力することを特徴とする請求項8に記載の日本語入力法。

技術分野

0001

本発明は文字入力の法技術領域、詳しく言えば電子計算機及び通信設備に応用される日本語文字の入力法に関するものである。

背景技術

0002

日本語文字は三種文字の形を混合して使用する。一つは日本本来の50個の平仮名文字であり、もう一つは表音系統が同じで、かつ外来語の表示に用いられる50個の片仮名文字であり、もう一つは1945個の常用漢字である。この三種の文字形はそれぞれ異なる。

0003

現代の日本語文字の表音系統は表音記号としてローマ字を使用し、標準型キーボード(QWERTY Keyboard)内の文字記号はローマ字(ラテン文字)であるため、標準型キーボードにより日本語を入力することは好ましい手段である。しかし、子音母音との組み合わせ方式を標準型キーボードに適用する場合は、効率があまり良くない。日本語の発音系統は5つの母音と10個の子音の変化により構成され、あらゆる音は50個の仮名文字の組み合わせにより表示される。平仮名と片仮名の文字形態は完全に異なるが、同じ表音系統である。

0004

現在、キーボードにより日本語文字を入力する方法は二種類ある。第一は、標準型キーボード(QWERTY Keyboard)を使用して日本語を入力する方法とシステムである。本発明が採用した方法はローマ字による入力法である。つまり標準型キーボード内の英文字キーをローマ字に対応させ、母音または子音を入力してかな文字に変換し、そののち出力し、続いて入力されたローマ字に基づいて三種の形が異なる平仮名、片仮名および漢字に変換することである。日本語の文字のうち、拗音文字を入力する場合には、一般のユーザーは正確な母音と子音とを入力することが難しいため、正確な大文字小文字とを組み合わせた拗音文字に変換することができない場合がある。これはローマ字入力法において深刻な障害となる。また日本語の漢字の入力系統は表音記号として平仮名文字を使用し、日本語の仮名文字に混じって使用される。従来の入力法は平仮名が対応するローマ字の文字組を入力し、続いて相応する漢字候補に変換し、極めて数が多い同音または類似の漢字の中から選択する必要がある。このようなプロセスは漢字入力に極めて大きな障害をもたらす。日本国内において制定された常用漢字は約1945個であり、実際の使用状況から見るとそれぞれの漢字は独立または複合して使用される。また音読みと訓読みは同音または多音の性質があり、組み合わせを極めて多く生じる。それに対し、漢字の字形唯一であるため、文字形に基づいて筆画コードを入力すれば大量の候補の同音字から選択する段階を飛ばすことができる。しかし、現在の日本語の入力法において筆画コードにより漢字を編集する方式はまだない。現在の日本語漢字入力は、漢字の読み方が極めて多く、ユーザーは正確な読み方を掴むことがなかなか難しい。また読み方ははっきりしていない場合、候補となる文字組の数が増加する。

0005

また入力ディバスとして非標準型キーボードを使用する場合、JISキーボードが一般的に使われる。これは50個の仮名文字を標準型キーボードの文字キー数字キー内に別々に配列するものである。しかし、配列がユーザーの求める効率的な入力に不便であり、キーとキーとの間の距離が日本人の指の大きさから考えると操作しやすいとは言い難く離れているため、効率が良く正確なブラインドタッチを行うことが難しく、現在では市場から淘汰されていく傾向にある。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明の主な目的は日本語の三種の文字の形に対し、日本語の文字記号の構造に対応できる入力の為のキーの設置方法を提供し、キーを合理的に配置することにより学びやすさと、覚えやすさとを実現させ、入力速度をあげることを可能にし、繰り返しの頻出と錯誤の率を下げることである。

課題を解決するための手段

0007

上述の目的を達成するために、本発明が採用した技術手段は、入力端末として標準型キーボードを使用する日本語の文字入力法を提供し、26個の英文字キーを5個の母音キーと、14個の行キーと、7個の拗音及び促音キーとに区分するように設定し、あ、い、う、え、おの5個の母音をそれぞれ5個の母音キーに配列し、9個の清音の子音、5個の濁音の子音及び半濁音の子音と、5個の母音とを併せて形成された14行を14個の行キーに別々に配列し、読み方が同じ片仮名と平仮名を同一のキーに配列し、そして平仮名と片仮名との入力を切り換える第一切換キーと、平仮名文字と漢字との入力を切り換える第二切換キーとを配置する方法である。

0008

本発明は一行ずつの仮名文字を同一のキーに配置し、5個の母音をA、I、U、E、Oの5個の母音のキーに配列し、9個の清音の子音、5個の濁音の子音及び半濁音の子音と5個の母音を併せて形成された行を、「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」、「R」、「W」、「G」、「Z」、「D」、「B」、及び「P」の子音キーに別々に配置し、かつ母音を同じ行に集結し、発音規律に従って配列し、日本語仮名文字の50音を標準型キーボードの26個の文字キーに均等に分配することである。従ってユーザーが指を動かしてキーの位置を探す際に発生する錯誤の率を大幅に減少させることが可能である。

0009

日本語の仮名文字は文字の大きさによって大文字と小文字の二つがある。小文字は、ゃ、ゅ、ょ、っ、の四つがあり、すべて「Y」キー内に配置する。日本語の拗音と促音は連続する大文字と小文字とを組み合わせたの仮名文字により表現される。本発明が設置した連続する大文字と小文字の入力法は、きゃ行とぎゃ行、しゃ行とじゃ行、ちゃ行とぢゃ行、にゃ行、ひゃ行とびゃ行とぴゃ行、みゃ行、及びりゃ行をそれぞれ「Q」、「J」、「C」、「F」、「V」、「X」、及び「L」の7個の拗音キーに別々に配列し、また横に「+」記号を有する大文字の仮名文字、例えばき+、ぎ+などを配置することである。7個の拗音キーはキーボードの両側に別々に分布し、仮名小文字キーだけが中央に配置される。従って両手でより効率よく、頻繁、なおかつ正確に入力することが可能である。仮名の大文字と小文字の組み合わせの入力法は次の通りである。まず拗音キー上の大文字の仮名文字を入力する。仮名文字の横に加えられた「+」記号は対応する仮名小文字を有することを表示する。画面上、「+」記号の点滅は、仮名の小文字入力を指示し、かつシステムを仮名の小文字入力に自動的に設定した状態であることを表示する。続いて「Y」キー上の仮名の小文字を入力すれば、大文字と小文字の組み合わせの入力が完成する。

0010

また本発明は読み方が同じ片仮名と平仮名を同一のキー上に配列し、平仮名と片仮名の入力切換キーを配置する。漢字を入力するために、本発明は漢字入力切換キー、例えば「SHIFT」キーを配置し、単独の音韻入力法または単独の筆画入力法または音韻と筆画を組み合わせる入力法により漢字入力を行う。音韻入力法は漢字の入力端末として標準型キーボードを採用し、予め漢字入力の状態に設定した下で漢字の表音を入力する。筆画入力法は漢字筆画の入力端末として標準型数字キーボードを採用し、数字キーを用いて筆順によって最初の筆画を特徴とするコードを入力する。本発明は漢字の筆画と部首を「、」、「ノ」、「ノ」、「_」、及び「一」など五つのコードに区分し、そしてこれらを3×3の9個の数字キーのうちの左上、右上、中央、左下、及び右下の五つの数字キー上に配置する。これにより筆画入力法は漢字入力の際、漢字の選択肢を減少させ、入力全体の効率を大いに高めることが可能となる。

0011

本発明はローマ字入力の長所により子音(Initial)が同じである仮名文字を同一のキー内にまとめ、キーごとに同一の行の、全ての仮名文字を配置する。同一のキーを繰り返して押せばキー内のそれぞれの母音(Final)に対応する仮名文字を呼び出すことが可能である。本発明の入力法は音韻入力法と比べて最初の子音の入力は同じであるが、指を移動させて数多くの異なる母音キーを押す過程を省くことは可能であるため、先に子音を押してから母音を押す複雑な過程を簡単にすることが可能となる。指の間の移動を行うにはキーの位置を確認する必要があるため、本発明によりキーの位置を確認したりキーの間を移動したりする過程を減少させ、入力速度を高めることが可能である。また本発明は入力装置として標準型キーボード(QWERTY Keyboard)を使用するため、効率よく明確に日本語の形が異なる三種の文字、即ち平仮名、片仮名と1945個の常用漢字を入力することが可能である。また本発明は筆画コード分類法により平仮名、片仮名と漢字を含む日本語を入力し、かつ電子計算機の標準型キーボードを介して効率よく正確に日本語を入力することにより文字入力、コミュニケーション情報伝達流通などの目的を達成することが可能である。

0012

本発明の応用範囲は主に日本国内であると設定される。日本の現在の人口は一億二千七百万人であり、電子計算機の領域においてはコミュニケーション手段として日本語を使用し、ネットワーク発展を促す比率は99%を占めるため、文字情報の流通と伝達の頻繁度がより増加する。従って、本発明による入力法は日本市場において大きな実用価値を持つだけでなく、日本の文字全体文化の発展との面では重要な役割を果たし、需要性が大きくなると考えられる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、図面に基づいて本発明の実施方法とキーボードの特徴を詳細に説明する。図1は電子計算機の標準型キーボードにおいて平仮名の大文字を配列する説明図である。図1に示すように平仮名のうちの5個の母音はあ、い、う、え、及びお、であり、これらに対照するローマ字はA、I、U、E、及びOであるため、「A」、「I」、「U」、「E」、及び「O」の5個の母音キー内に配列される。平仮名の9個の子音と5個の母音を併せて形成された仮名は、か行、さ行、た行、な行、は行、ま行、や行、ら行及びわ行があり、これらの子音に対応するローマ字はK、S、T、N、H、M、Y、R、及びWであるため、一行ずつの仮名文字は「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」、「R」、及び「W」の9個の子音のキー内に別々に配置される。従って、キーごとに同一の行の全ての仮名文字が配置される。一つしかない第10番目の子音仮名ん、は発音がう、に近いため、「U」キー内に配置される。平仮名の濁音の子音及び半濁音の子音と5個の母音を併せて形成された仮名は、が行、ざ行、だ行、ば行とぱ行があり、これらの子音に対応するローマ字はG、Z、D、B、Pであるため、一行ずつの仮名文字は「G」、「Z」、「D」、「B」、及び「P」の5個の子音のキー内に別々に配置される。

0014

図2は平仮名のうちの拗音と促音を表現する模式図である。図2に示すように日本語の拗音と促音は連続する大文字と小文字の仮名文字の組により表現される。日本語の仮名文字には大きさが二つ、即ち大文字と小文字がある。仮名の小文字は、ゃ、ゅ、ょ、及びっ、の四つがあり、すべて「Y」キー内に配置される。以上は本発明が配置した大文字と小文字を連続、組み合わせる入力法である。また本発明はきゃ行とぎゃ行、しゃ行とじゃ行、ちゃ行とぢゃ行、にゃ行、ひゃ行とびゃ行とぴゃ行、みゃ行、及びりゃ行は「Q」、「J」、「C」、「F」、「V」、「X」、及び「L」の7個の拗音、促音大文字キー204内に別々に配列し、かつ横に「+」記号を有する仮名文字、例えばき+、ぎ+などを配置する。7個の拗音キーはキーボードの両側に別々に分布し、小文字の仮名文字キーは中央(「Y」キー)に配置される。従って両手でより効率よく、頻繁、なおかつ正確に入力することが可能である。大文字と小文字からなる平仮名の文字組の入力法は次の通りである。まず拗音、促音キー上の大文字の仮名文字を入力し、実体または模擬キーボード上の大文字の仮名文字キー内において大文字の仮名文字201の後に記号「+」202を標示する。記号「+」202は対応する小文字の仮名文字を有することを示す。画面上、「+」記号の点滅は仮名の小文字入力を指示し、かつシステムを仮名の小文字入力に設定した状態であることを表示する。続いて「Y」キー上の小文字の仮名文字を入力すれば大文字と小文字とをの組み合わせた文字入力が完成する。

0015

図3は平仮名の大文字キーと小文字キーとの間の移動を示す実施例の説明図である。標準型キーボードの左部分301と右部分303に別々に分布するのは平仮名の大文字の拗音、促音キーであり、小文字キー302はキーボードの中央の「Y」キーに位置付けられ、一つの平仮名の小文字のみを有する。入力する場合、両辺の拗音、促音大文字キーを押し、そののち中央の小文字キーを正確に連続して押せば平仮名の大文字、小文字の組み合わせた文字の入力が完成する。本図は仮名の大文字と仮名の小文字との間のキーの距離を示すため、指がキーの間を順に入力することに有利である。

0016

図4は電子計算機の標準型キーボードにおいてあらゆる平仮名文字と記号を配列する説明図である。

0017

図5は電子計算機の標準型キーボードにおいてあらゆる片仮名文字と記号を配置する説明図である。片仮名文字と平仮名文字は形が全然違うが、表音系統は同じであるため、片仮名文字は平仮名と同じ表音キー内に配置される。従ってカナ変換キーを押せば入力切換を行うことが可能である。

0018

図6aは標準型キーボードの英文字キーに対応する平仮名、片仮名文字と、ローマ字との対照表である。図6bは標準型キーボードの数字キーに配置される、漢字の部首筆画に対応する5種の筆画記号である。5種の筆画記号は「、」点、「ノ」短い払い、「ノ」長い払い、「_」短い直線、及び「一」長い直線である。

0019

図7は本発明の筆画形コードの設定規則を示す説明図である。図7に示すように漢字の最初の筆画コードを特徴とし、筆画を5種のコードに分類し、筆順によって入力し、入力の筆画の数は5画以下と設定する。この方法の長所は大部分のユーザーが最初の筆画を正確に判断可能である点を利用して、大部分の漢字の部首を筆画コードに据えることである。この筆画コードによる筆画の特徴は二つある。一つは斜線であり、もう一つは直線である。これらから形成された5種の異なる筆画記号の特徴は点「、」703と、斜線である払い「ノ」及び直線「一」の三種を含む。払い「ノ」には短い払い「ノ」704と長い払い「ノ」703とがある。「一」直線には短い直線「_」704と長い直線「一」707とがある。

0020

あらゆる漢字は正方形の字であると設定され、正方形701は正方形の字の枠であり、漢字の筆画の長さはこの枠内に納まり、枠の内部は四つの小さな正方形702に等分される。小さな正方形に限定される5種の筆画の長さの関係は次の通りである。点「、」703は漢字の最小の筆画単位で、短い払い「ノ」より小さく、小さな正方形の一部分を占める。短い払い「ノ」704は左払いと右払いを含む。短い払い「ノ」は点「、」よりやや長い筆画である。その長さは小さな正方形の枠を超えない。長い払い「ノ」705は左払いと右払いを含む。長い払い「ノ」 は短い払い「ノ」より長い筆画である。その長さは小さな正方形の枠を超える。短い直線「_」706は横線縦線とを含む。その長さは長い直線「一」より短く、小さな正方形の枠を超えない。長い直線「一」707は横線と縦線とを含む。その長さは短い直線「_」より長く、小さな正方形の枠を超える。

0021

図8は本発明が電子計算機の数字キーのボードに筆画コードを配列する状態を示す模式図である。5種の筆画記号は数字キーのボードの四つの角と中央の位置に配列され、順に点「、」は左上方801に位置付けられ、短い払い「ノ」は右上方802に位置付けられ、長い払い「ノ」は中央803に位置付けられ、短い直線「_」は左下方804に位置付けられ、長い直線「一」は右下方805に位置付けられる。その特徴は異なる数字キーの位置を逆に配列しても数字と筆画の関連する記憶に障害をもたらすという事態が発生しないことである。5種の筆画記号の形と位置が明確であるため、判断の際に障害を生じることなくブラインドタッチを行うことが可能である。異なるキーを押す移動方向と、筆画の形の縦横方向または左右斜向いは形が同じ特徴を有するため、位置の記憶を高めることが可能である。

0022

図9は本発明が標準型キーボードにおいて平仮名の文字を26個の英文字キーに配置し、筆画コードを横の数字キーボード901に配置する状態を示す模式図、即ち計算機の標準型キーボードにおいて漢字の横の筆画の補助記号を配置する模式図である。

0023

図10は本発明が別々に形の異なる三種の日本語の文字を入力するプロセスである。図10に示すように、まず漢字入力インタフェース1001において平仮名、片仮名または漢字の入力を選択する。ステップ1002は平仮名文字入力である。平仮名の母音、あ、い、う、え、及びお、はそれぞれ「A」、「I」、「U」、「E」、及び「O」キー内に配列される。従っていずれかのキーを押すと対応するいずれかの仮名文字を出力する、即ちステップ1005に示すように平仮名の文字が現れる。

0024

平仮名の清音、即ちか行、さ行、た行、な行、は行、ま行、や行、ら行及びわ行はそれぞれの一行の仮名文字が3個から5個であり、同一のキー内に順に配置される。例えば「く」を入力する場合、か行に対応する「K」キーを3回押せば「く」を呼び出すことが可能である。

0025

平仮名の濁音及び半濁音、即ちが行、ざ行、だ行、ば行、及びぱ行はそれぞれの一行の仮名文字が5個であり、同一のキーに順に配置される。例えば「ぶ」 を入力する場合、ば行に対応する「B」キーを3回押せば「ぶ」を呼び出すことが可能である。

0026

拗音と促音をあらわす仮名大文字・小文字は別々に大文字と小文字キーに配列される。小文字の仮名文字、ゃ、ゅ、ょ、及びっ、は「Y」キーに配置される。従って、任意の仮名の大文字キーを押し、続いて仮名の小文字「Y」キーを押せば大文字と小文字の組みあわせを形成することが可能である。例えば「ぎゅ」を入力する場合、まず仮名の大文字「ぎ+」行に対応する「Q」キーを2回押すと「ぎ+」が呼び出され、点滅している「+」記号が出てくる。その時、システムは仮名の小文字入力状態に設定さるため、「Y」キーを2回押せば、ぎゃ行内の仮名の小文字「ゅ」を呼び出すことが可能である。

0027

ステップ1003は片仮名入力である。片仮名文字の表音系統は平仮名の文字と同じであるため、その配置する位置は平仮名と同じである。ステップ1011に示すようにカナ変換キーを押し、片仮名入力の状態に切り換えれば、ステップ1012に示すように片仮名文字を呼び出すことが可能である。

0028

ステップ1004は漢字入力である。漢字を入力するには、漢字の平仮名表音文字または筆画記号コードを入力する必要がある。まずステップ1013に示すように、「Shift」キーを押して単一の漢字入力状態を設定するか、或いは「Caps Lock」キーを押して後続の状態を漢字入力の状態に設定する。続いてステップ1014に示すように漢字の平仮名の表音文字を入力するか、或いはステップ1015に示すように筆画記号を入力する場合には、ステップ1016に示すようにシステムは相応する漢字の選択肢を表示する。続いてステップ1017に示すように漢字を選択、確認する。筆画記号はステップ1015に示すように数字キーボードに配列された5種の筆画記号コードを指す。筆画記号を入力する場合、ステップ1016に示すようにシステムはそれに対応する漢字の選択肢を表示する。続いてステップ1017に示すように漢字を選択、確認する。また平仮名の表音文字と筆画記号の入力の順は特に制限されない。

0029

図11は漢字入力を示すプロセスである。まず漢字「高速」に対し、その平仮名の表音文字と最初の二つの筆画の入力を指示することを例として説明を進める。「高」の平仮名は「こう」であり、その第一の筆画は点「、」であり、第二の筆画は長い直線「一」である。「速」の平仮名は「そく」であり、第一の筆画は点「、」であり、第二の筆画は短い直線「_」である。

0030

第一ステップは図11aに示すように電子計算機を介して入力する。ステップ1101に示すように≪Caps Lock≫キーを押して漢字入力の状態を設定する。

0031

第二ステップでは標準型キーボードにおいて「高」の平仮名「こう」を入力するとステップ1102に示すように画面に平仮名文字「こう」が表示される。図11bに示すように、か行に対応する「K」キーを5回押して「こ」を呼び出し、続いて母音う、に対応する「U」キーを一回押せばステップ1103に示すように画面に「こう」表音に相応する漢字の選択肢(、公、高、功‥)が表示される。

0032

第三ステップでは図11bに示すように数字キーボードにおいて「高」の第一と第二の筆画記号「、」と「一」を入力すると、ステップ1104に示すように画面に唯一の相応する「高」が自動的に出力され、同時にステップ1105に示すように高を単語の頭とする候補単語(高息、高足、高速、高祖)が出力される。

0033

第四ステップでは標準型キーボードにおいて「速」の平仮名「そく」を入力する。ステップ1106に示すように、さ行に対応する「S」キーを5回押して「そ」を呼び出し、続いてか行に対応する「K」キーを3回押せば、ステップ1107に示すようにあらゆる候補漢字単語(高速‥)が出力される。或いは数字キーボードにおいて「速」に対応する筆画コード「、」と「_」を入力すればステップ1107に示すように最終の相応する単語(高速、高祖)が出力される。

0034

第五ステップは「高速」を選び出す。ステップ1108に示すように「Space Bar」キーを一回押すことによって候補欄にとどまり、続いてもう一回押して確定すればステップ1109に示すように「高速」二文字の入力が完成する。

0035

本発明が設定した常用漢字の数は1945個であるが、漢字データ文字数は実際の需要に応じて拡張することが可能である。

図面の簡単な説明

0036

標準型キーボードにおいて平仮名の大文字を配列する模式図である。
標準型キーボードにおいて大文字と小文字の平仮名を配列する模式図である。
大文字と小文字の平仮名文字キーの間の移動状態を示す模式図である。
計算機の標準型キーボードにおいて平仮名文字を配列する模式図である。
計算機の標準型キーボードにおいて片仮名文字を配列する模式図である。
英文字キーとローマ字、平仮名と片仮名文字の対照表である。
数字キーと漢字の筆画コードの対照表である。
漢字筆画コードの定義を示す模式図である。
数字キーボードにおいて漢字の筆画コードを配列する模式図である。
標準型キーボードにおいての平仮名文字と、数字キーボードにおいての筆画コードの対照図である。
日本語を入力するプロセスである。
漢字を入力するプロセスである。
漢字を入力するプロセスである。
漢字を入力するプロセスである。
漢字を入力するプロセスである。

符号の説明

0037

201:仮名文字、202:記号「+」、204:促音大文字キー、301:左部分、303:右部分、302:小文字キー、701:正方形、702:小さな正方形、703:点「、」、704:短い払い「ノ」、707:長い直線「一」、801:左上方、802:右上方、803:中央、804:左下方、805:右下方、901:数字キーボード、1001:漢字入力インタフェース、1002:平仮名文字入力、1003:片仮名文字入力、1004:漢字入力、1006:連続する大文字・小文字の仮名文字組、1007:大文字の仮名文字を入力する、 「是」→Yes、「否」→No1008:大文字の横の「+「記号の指示を表示する、1009:小文字の仮名文字を入力する、1005:平仮名文字を表示する、1010:連続する大文字・小文字の仮名文字組を表示する1011:≪カナ変換≫キーを押す、1012:片仮名文字を表示する、1013:≪Shift≫キーを押す、1014:平仮名標音文字、1015:筆画記号、1016:漢字の選択肢を表示する、1017:正確な候補単語を選び出す

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