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技術 容器

出願人 中川将幸石川克司古川恵久
発明者 中川将幸
出願日 2006年3月31日 (14年10ヶ月経過) 出願番号 2006-096335
公開日 2007年10月18日 (13年4ヶ月経過) 公開番号 2007-269349
状態 未査定
技術分野 容器の蓋 一体成形容器
主要キーワード 左右端辺 連設壁 平面視台形 上縁辺 平面視三角形 線形図 厚み中心 複数片
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年10月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

収容物として、特に、串刺しにした食品を収容する場合であっても、当該食品が底壁部から浮くことを防止し得る容器の提供。

解決手段

容器本体が平面視して矩形の底壁部と、該底壁部からそれぞれ立設する壁面部とを有し、少なくとも該壁面部の一部を用いて、平面視して平行四辺形区画される収容領域を有する構成の容器。

概要

背景

従来からフードパックと称して串刺しの焼き鳥等を数本収容して店頭に並べる容器がある(例えば、特許文献1参照)。この種の容器では幅左右幅方向の長さ、前後幅方向の長さが規格として定められている場合がある。

ところで、焼き鳥の身複数片を1本の串に串刺しにして、これを上記従来の容器に収容するように並べると、串の一部が容器本体の壁面部の上縁辺部に掛かってしまうことがある。これは容器の大きさが規格として存在すること、串の長さが決められていること、焼き鳥を食べる際に把持するために串の把持部分として串の基端部分をある程度の長さだけ確保しなければならないこと等に起因すると考えられる。
特開平9−295656号公報

概要

収容物として、特に、串刺しにした食品を収容する場合であっても、当該食品が底壁部から浮くことを防止し得る容器の提供。 容器本体が平面視して矩形の底壁部と、該底壁部からそれぞれ立設する壁面部とを有し、少なくとも該壁面部の一部を用いて、平面視して平行四辺形区画される収容領域を有する構成の容器。

目的

そこで本発明は上記課題に鑑み、特に、串刺しにした食品等の収容物を収容する場合であっても、当該収容物の一部が底壁部から浮くことを防止し得る容器の提供を課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
2件

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請求項1

容器本体が平面視して矩形底壁部と、該底壁部からそれぞれ立設する壁面部とを有し、平面視して二組の対辺どうしが実質的にそれぞれ平行で且つ対辺どうしが異なる長さの矩形に区画される収容領域を、前記壁面部の少なくとも一部を用いて形成していることを特徴とする容器。

請求項2

底壁部の前後端辺部からそれぞれ立設して前後方向で対向する前後の壁面部と、前記底壁部の左右端辺部からそれぞれ立設して左右方向で対向する左右の壁面部において、前後の壁面部の対向壁面どうし、左右の壁面部の対向壁面どうしをそれぞれ実質的に平行として、底壁部と前後の壁面部の対向壁面と左右の壁面部の対向壁面とで収容領域を形成していることを特徴とする請求項1記載の容器。

請求項3

収容領域に相当する底壁部の一部が浅底の浅底壁と、該浅底壁に比べて深底の深底壁とを有し、浅底壁と深底壁との境界部分が連設壁を介して連設されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の容器。

請求項4

請求項1ないし請求項3の何れかに記載の収容領域を複数有することを特徴とする容器。

請求項5

容器本体の上部開口部を覆うべく底壁部と対応する蓋部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の容器。

技術分野

0001

本発明は、例えば串刺しにした焼き鳥の身などの食品を収容して店頭販売するのに用いられる容器に関する。

背景技術

0002

従来からフードパックと称して串刺しの焼き鳥等を数本収容して店頭に並べる容器がある(例えば、特許文献1参照)。この種の容器では幅左右幅方向の長さ、前後幅方向の長さが規格として定められている場合がある。

0003

ところで、焼き鳥の身複数片を1本の串に串刺しにして、これを上記従来の容器に収容するように並べると、串の一部が容器本体の壁面部の上縁辺部に掛かってしまうことがある。これは容器の大きさが規格として存在すること、串の長さが決められていること、焼き鳥を食べる際に把持するために串の把持部分として串の基端部分をある程度の長さだけ確保しなければならないこと等に起因すると考えられる。
特開平9−295656号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、串(把持部分)が容器本体の壁面部の上縁辺部に掛かってしまうと、焼き鳥の身自体も容器本体の底壁部から浮いてしまうことになる。したがって、例えば焼き鳥に「たれ」をかけたとしても、前側の焼き鳥の身自体が浮いているから、一部(後側)の焼き鳥の身のみに「たれ」が浸り他の(前側の)焼き鳥の身に「たれ」が浸らないといった不都合がある。この種の問題は串刺しにする焼き鳥に限らず、他の食品全般や、あるいは串刺しにして販売されるみたらし団子等、特に串刺しにされる収容物を収容する容器についても共通の課題であった。

0005

そこで本発明は上記課題に鑑み、特に、串刺しにした食品等の収容物を収容する場合であっても、当該収容物の一部が底壁部から浮くことを防止し得る容器の提供を課題とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明の容器では、容器本体が平面視して矩形の底壁部と、該底壁部からそれぞれ立設する壁面部とを有し、平面視して二組の対辺どうしが実質的にそれぞれ平行で且つ対辺どうしが異なる長さの矩形に区画される収容領域を、前記壁面部の少なくとも一部を用いて形成していることを特徴としている。

0007

上記構成の容器において、収容領域に収容物として、例えば串刺しにした焼き鳥等の食品を収容するとき、その収容領域を形成する壁面部に沿うように食品を並べるようにして収容する。そうすると、収容領域が正方形あるいは長方形の場合で、これらと左右長さあるいは前後長さが同一の場合に比べて、壁面部が傾斜している分だけその長さが長くなる(斜距離がかせげる)形状となっている。したがって、容器本体内に収容する収容物として、例えば食品が串刺しにした焼き鳥の身である場合等、串を底壁部に対して水平にして左右の壁面部または前後の壁面部に沿うようにして収容したとき、串刺しにした焼き鳥を、その串の一部が壁面部上端に掛かることなしに、身が刺さっていない串の把持部を含めて容器本体の収容領域にきっちり収容することが可能となる。したがって、特に串刺しにされる収容物が底壁部から浮くことなくこれに載ることになる。

0008

本発明の容器では、底壁部の前後端辺部からそれぞれ立設して前後方向で対向する前後の壁面部と、前記底壁部の左右端辺部からそれぞれ立設して左右方向で対向する左右の壁面部において、前後の壁面部の対向壁面どうし、左右の壁面部の対向壁面どうしをそれぞれ実質的に平行として、底壁部と前後の壁面部の対向壁面と左右の壁面部の対向壁面とで収容領域を形成していることを特徴としている。

0009

上記構成の容器では、容器本体全体で収容領域を形成している構成である。したがって、左右の壁面部の前後方向幅、前後の壁面部の左右方向幅が、それぞれ従来の容器と同一(互いに直行する前後方向幅、左右方向幅が同一)であっても、従来の容器にように対角どうしは90°でないから、左右の壁面部(あるいは前後の壁面部)が傾斜している分だけ斜距離分がかせげる形状となっている。
したがって、容器内に収容する収容物として、例えば食品が串刺しにした焼き鳥である場合等、串を左右の壁面部または前後の壁面部に沿うようにして収容すると、串の一部が壁面部上端に掛かることなく、身が刺さっていない串の把持部を含めて容器内にきっちり収容することが可能となる。したがって、串刺しにされた焼き鳥の身は、底壁部から浮き上がることなく底壁部に載せることが可能になる。
また、底壁部の面積は、従来の長方形の容器の面積と変わることがないから、容器の材料の使用量および材料費が上昇するのを抑えられる。
ところで、従来の容器では、焼き鳥等をその身が底壁部から浮き上がることなく容器に収容しようとすれば、串を容器内で(例えば平面内で)傾斜させて斜距離を稼ぐことにより可能ではあった。しかしながら、このような容器ではデッドスペースが多く発生してしまう。特に串刺しにした焼き鳥等の食品では、その食品がほぼ面一となるように並べようとすると、多くの本数を収容することは無理で、収容物どうしを重ねる必要があった。
しかしながら、本願発明では、食品が串刺しにした焼き鳥の身である場合等、串を、傾斜している左右の壁面部(又は前後の壁面部)に沿うようにして収容すると、容器に整然と並べることが可能になる。つまり従来の容器と本願発明の容器とを、収容する量(本数)を比べた場合に、例えば五本の串刺しにした焼き鳥を従来の容器では三本の上に二本を重ねなければならなかったのに対して、本願発明の容器では、同じ面積の底壁部を有する容器であっても五本の焼き鳥を一層に、且つ整然と並べて収容するような使用が可能となる。
従来の容器では、焼き鳥を重ねなければならなかったことを考慮すると、容器本体の深さをそれに応じて深く設定する必要があった。しかし本発明の容器では、同じ本数の焼き鳥であるならば、上記のように焼き鳥等の収容物を重ねることなく並べることができるから、その分だけ容器本体の壁面部の深さ(高さ)を低く設定することも可能となる。そうすると、容器を形成する材料の使用量をその分だけ減らすことが可能になる。
さらに、上記のように食品が整然と容器内に並べられることにより見栄えが向上するから、消費者に対して購買意欲を向上させることが可能となる。店頭に並べた際にも傾斜部分どうしを例えば同一の平面内で合わせるようにすることで、見栄えが向上し、収容物が綺麗に見えるという視覚上の良好性がある。

0010

本発明の容器は、底壁部の一部が浅底の浅底壁と、該浅底壁に比べて深底の深底壁とを有し、浅底壁と深底壁との境界部分が連設壁を介して連設されていることが好ましい。

0011

上記構成によれば、連設部を境界として浅底壁に身を刺していない串の部分が載るようになり、あるいは場合によって串はわずかに浮き上がるように対向されて、深底壁に収納物として例えば食品が載るようになることで、深底壁に食品かける「たれ」等に、確実に食品をまんべんなく浸すことが可能になる。

0012

本発明の容器では、連設壁は左右の壁面部又は前後の壁面部に平行であることが好ましい。この構成によれば、収容物に小径な部分と大径な部分がある場合に、収容物を揃えて確実に保持することが可能となる。

0013

本発明の容器では、前記収容領域は複数あることが好ましい。この構成によれば、分別したい収容物をそれぞれの収容領域に収容することができる。

0014

本発明の容器は、容器本体の上部開口部を覆うべく底壁部と対応する蓋部が設けられていることが好ましい。

0015

この構成によれば、蓋部によって収容物を覆うことができるから、容器本体内に異物が入るのを防止することができる。特に収容物が食品である場合は衛生的な使用が可能になる。

0016

本発明の容器では、蓋部の一部が容器本体に一体的に形成されていることが好ましい。この構成によれば、蓋部の開閉が容易となることに加え、蓋を特別に管理しておく必要がなくなる。

0017

本発明の容器では、蓋部は容器本体に着脱自在に設けられていることが好ましい。この構成によれば、容器本体と蓋部とを別々に管理することが可能となる。

0018

本発明の容器では、蓋部は天壁部と、該天壁部の外縁部から立上がって容器本体の上部開口部と対応する側壁部とを有し、蓋部は容器本体の上部開口部を覆った際に、容器本体の上端辺部からさらに上方に位置することが好ましい。

0019

上記構成によれば、蓋部を閉じて形成される容積が大きくなるから、蓋部で容器本体を覆ったうえで、その分だけ大きな収容物を収容することが可能になる。

0020

本発明の容器では、容器本体および蓋部はポリプロピレンから形成することで、容器を安価に、且つ容易に製造することができる。

発明の効果

0021

本発明の容器では、収容物として、例えば串刺しにした食品を収容する場合等であっても、当該食品が底壁部から浮くことを防止し得るから、収容物に串等を有していても、底壁部から浮かせたくない部分を効果的に底壁部に載せることが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0022

以下、本発明に係る容器を、食品用の容器(フードパック)を例に、図面に基づいて説明する。この実施形態では、容器に収容する収容物として、串刺しにした焼き鳥を例に挙げている。図1は容器の平面図、図2図1におけるA−A線断面図、図3図1におけるB−B線断面図、図4は焼き鳥を収容した使用状態を示す平面図、図5線形図である。

0023

これらの図に示す容器1は、不図示の金型を用いて形成されるもので、容器1は容器本体2と、この容器本体2に一体に形成された蓋部3とを有する。容器本体2と蓋部3とは、例えばポリプロピレンから形成されている。容器本体2と蓋部3とは、別体であってもよいことは勿論である。なお、容器本体2と蓋部3とは合成樹脂の一例として、ポリプロピレンから形成され、且つ実質的に同一の厚みに形成されている。

0024

容器本体2は、底壁部4と、該底壁部4に一体的に形成された側壁部5とを有する。底壁部4は平面視してその対角どうしが90°ではない矩形、すなわち平行四辺形に形成されており、側壁部5は前後の壁面部6,7と左右の壁面部8,9とから一体の矩形枠状に形成されている。側壁部5の上端部には壁面部6,7,8,9からそれぞれ外方に折曲して平面視平行四辺形のフレーム状の被載置片2aが形成されている。

0025

前後の壁面部6,7は、底壁部4の前後端辺部10,11からそれぞれ立設されて互いに平行且つ等しい左右幅長さLに設定されている。左右の壁面部8,9は、底壁部4の左右端辺部12,13からそれぞれ立設されて互いに平行且つ等しい前後方向長さBに設定されている。好ましくは、左右の壁面部8,9は、前後の壁面部6,7に対して所定角度θ(10°〜40°好ましくは15°〜35°)だけ傾斜させている。

0026

底壁部4は浅底の浅底壁14と、浅底壁14に比べて深底の深底壁15とを有している。深底壁15は浅底壁14に比べて前後方向に長く設定されており、これにより、安定感を確保している。浅底壁14と深底壁15との境界部分は、連設壁16を介して連設されている。連設壁16は後方に向けてわずかに傾斜しており、且つ連設壁16の厚み中心は前後の壁面部6,7に対して平行である。すなわち、この実施形態に係る容器1では、容器本体2は、前後の壁面部6,7、左右の壁面部8,9の前部を用いて全体が平面視して平行四辺形の収容領域31としている。

0027

前記蓋部3は、容器本体2における壁面部6,7,8,9によって形成される矩形の上部開口部17に対応する形状に形成されて上部開口部17を上方から覆うものである。

0028

蓋部3の外側辺一部18aは、容器本体2の上辺部一部18に一体的に、且つ回動自在に形成されている。蓋部3は天壁部20と、該天壁部20の端辺部から立上がって容器本体2の上部開口部17に対応する所定高さを有する側壁部3Aとを有する。

0029

側壁部3Aに、被載置片2aに載置される平行四辺形のフレーム状の載置片3aが外方に折曲するよう形成されている。蓋部3は、容器本体2の上部開口部17を覆った際にその天壁部20が、側壁部3A高さ分だけ容器本体2の上部開口部17にからさらに上方に位置することになる。

0030

蓋部3の天壁部20は、平面視して容器本体2の底壁部4とほぼ同一の大きさ、且つ同一形状で、上部開口部17に対応する平面形状に形成されている。したがって、外側辺一部18を中心に蓋部3を開いた状態では、図5に示すように、蓋部3は容器本体2の前後の壁面部6,7に対して、左右の壁面部8,9の傾斜角度θに等しい傾斜角度で、基準線(前後の壁面部6,7の延長線)Pに対して傾斜角度θだけ傾斜して連設されている。なお、図5仮想線Sは、従来の容器の平面形状を示している。

0031

このように構成することで、蓋部3を、外側辺一部18を中心に容器本体2に被せるようにすれば、容器本体2の側壁部5,6に上方から重なることになり、容器本体2の収容空間21を上方から覆うことになる。なお、容器本体2および蓋部3には補強のためのリブ22が適所に形成されている。

0032

上記構成の容器1において、容器1内に収容する収容物として、例えばこれを食品の一例としての串刺しにした四本の焼き鳥である場合を考える。すなわち、これら焼き鳥E1〜E4、すなわちその串wを左右の壁面部8,9に沿うようにして収容する。

0033

このとき、焼き鳥E1,E2,E3,E4の身は、深底壁15に収容され、串wの把手部(身が刺されていない部分)は、浅底壁14に対応することになる。換言すれば、深底壁15の前後方向の長さは、ほぼ焼き鳥E1,E2,E3,E4の身を串刺ししている領域に相当する長さに設定しておき、浅底壁14の前後方向長さは、ほぼ串wの把手部の長さに設定しておくことが好ましい。また、連設壁16の高さは、ほぼ焼き鳥E1,E2,E3,E4の身の高さに設定しておくことが好ましい。しかしながら、身の大きさや、その身を何個串刺しにするかは任意であるから、要は、深底壁15の前後方向の長さ、浅底壁14の前後方向長さ、連設壁16の高さは、その製造過程において、変更可能であることが好ましい。

0034

上記のように、左右の壁面部8,9は、前後の壁面部6,7に対して所定角度だけ傾斜して形成されている。すなわち、左右の壁面部8,9は、従来の容器のように、その左右の壁面部が基準線Pに対して直角であったが、これに対して本発明の実施形態における左右の壁面部8,9は、前後の壁面部6,7に対して所定角度だけ傾斜して形成されていることで、従来の容器の左右の壁面部に比べて基準線Pに対して傾斜している分だけ距離がかせげる(斜距離分だけ長くなっている)ことになる。このため、従来の容器と前後の長さ(基準線Pに対して垂直な長さ)が同じであるものと比較した場合に、焼き鳥E1,E2,E3,E4の身が深底壁15に対応(接触する)よう収容され、串wが浅底壁14に対応する(接触する)よう容器本体2に収容されたとしても、串wの把手が前の壁面部6に掛かるという状態を回避することができる。

0035

このように串wの把手が前の壁面部6に掛かるという状態を回避することにより、焼き鳥E1,E2,E3,E4の身は、深底壁15から浮き上がることがない。このため、焼き鳥E1,E2,E3,E4の身に「たれT」をかけた場合に、串wを回すことで、焼き鳥E1,E2,E3,E4の身に「たれT」をまんべんなくいきわたらせることが可能となる。そして、焼き鳥E1,E2,E3,E4は左右の壁面部8,9に沿って整然と並べられることで、容器本体2にデッドスペースを生じることを効果的に抑制することができる。

0036

つまり、本発明の実施形態における容器1では、例えば4本の焼き鳥E1,E2,E3,E4を上下に重ねることなく収容することができるものであるが、従来の容器のように平面視して単なる長方形である場合は、上記のような斜距離がないから、4本の焼き鳥E1,E2,E3,E4を並べるためには、例えば1本は何れかの焼き鳥に重ねる必要が生じることがある。これは、商品として店頭に並べたときに見栄えが悪く、且つ全ての焼き鳥を「たれT」に浸すことができない。そこで焼き鳥を斜めに並べることが考えられるが、このようにすると、たとえば4本の焼き鳥のうち3本の身は底壁部に接触するが、その3本で容器がいっぱいになってしまい、1本は他の3本のうちの何れかに重ねるような必要が生じてしますこれは、容器が平面視して単なる長方形であると、焼き鳥を斜めに配置するとデッドスペースが生じるためで、そのデッドスペースには1本の焼き鳥は納まらないからである。しかしながら、本発明の実施形態における容器本体2では、4本の焼き鳥E1,E2,E3,E4を上下に重ねることなく整然と並べることが可能であるとともに、したがって、すべての焼き鳥E1,E2,E3,E4に「たれT」をまんべんなく浸すことが可能になる。

0037

さらに、従来の容器と本発明の実施形態に係る容器1の材料の使用量を比較した場合、底壁部4においては連設壁16に相当する分だけ多くなるが、一方で、従来の容器と最大高さを同一とするならば、浅底壁14に対応する側壁部5の材料の使用量は少なくなる。したがって、材料の使用量は増えたとしても極少ない量であり、材料費の高騰は充分に抑えられる。

0038

焼き鳥E1,E2,E3,E4を容器本体2に収容した後は、容器本体2の被載置片2aに蓋部3の載置片3aを重ねるようにして容器本体2における壁面部6,7,8,9によって形成される上部開口部17を上方から覆うようにし、輪ゴムGなどで容器本体2と蓋部3を止める。そうすると、埃などが容器本体2内に入るのを防止でき、衛生的である。

0039

このようにした容器1を店頭に並べる際、図4の仮想線に示すように、例えば前後左右に容器1を隣接させるようにすることで、外観的に優れ、購買意欲を向上させることが可能になる。

0040

本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。図6は別の実施形態を示す容器1の前後方向の縦断面図である。図6に示す実施形態では、浅底壁14の一部を残し、浅底壁14の前部を深くして前部深底部14aを形成している。この前部深底部14aの前部深底面14bは、図では、深底壁15と実質的に同一高さにある。前部深底面14bの後壁14cを浅底壁14に連設している。前側の壁面部6は、前部深底面14bから立上って一体に形成されている。他の構成は上記図1図5に示した実施形態と同様であるので、その説明を省略する。

0041

上記構成の、容器1では、浅底壁14の前部を深くして前部深底部14aを形成しているから、串wを持って焼き鳥E1,E2,E3,E4を容器本体2から取出すときに、手指が前部深底部14aにはいるため、串wを把持し易くなって焼き鳥E1,E2,E3,E4を取出し易くなる。他の作用効果は上記実施形態と同様である。

0042

上記実施形態では、底壁部4は浅底部と深底部とを有しているが、これに限定されるものではない。例えば図示しないが、底壁部4に浅底壁14、深底壁15の段差を有せず底壁部4を平坦な形状としてもよい。この場合でも、所定の本数の焼き鳥(E1,E2,E3,E4)を上下に重ねることなく、且つ串wの把手が前の壁面部6に掛かるという状態を回避して、さらに焼き鳥を整然と並べることができる。これによって、焼き鳥の身に「たれT」をまんべんなく浸すことができる。さらに、底壁部4を平坦な形状とすると、その面積は従来の規格の容器と同等である(長さと高さとの積)。このため、少なくとも底壁部4の材料の使用量が増加することはない。

0043

また、蓋部3は容器本体2に一体的に形成したが、これに限定されるものではなく、上記実施形態と同一形状のものを、容器本体2とは、別体に形成することもできる。さらに容器本体2と蓋部3とに、容器本体2に蓋部3を被せた際に係合、被係合(係止、被係止)の関係になって蓋部3を容器本体2に保持可能な保持部を形成することも考えられる。

0044

上記実施形態では、容器本体2が平面視して全体が平行四辺形の収容領域の場合を説明した。しかし本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、容器本体2は平面視して矩形であるとともに、その一部を平面視して平行四辺形の収容領域31とすることができる。

0045

図7はその一例を示す概略平面図である。図7では容器本体2を平面視台形に形成して左右の壁面部8,9を平行にし、前後の壁面部6,7は非並行にしている(前の壁面部6に対して後の壁面部7を傾斜させている)。例えば、後の壁面部7は前の壁面部6に対して所定角度、10°〜40°好ましくは15°〜35°だけ傾斜させている。このように構成した上で、例えば後の壁面部7に平行な仕切り壁30を底壁部4から一体に立上げることで、平面視して平行四辺形の収容領域31を形成しているものである。すなわち、この実施形態に係る容器1では、容器本体2は、前の側壁部6を用いることなく後の壁面部7の全部、左右の壁面部8,9の一部、仕切り壁30を用いて全体が平面視して平行四辺形の収容領域31を形成している例である。なお、図7では蓋部3の記載は省略してあるが、上記各実施形態と同様、容器本体2に一体、あるいは別体に形成することが可能である。収容領域31以外の収納領域には、別の食品等を入れることが可能であり、いっそう便利に使用することができる。

0046

さらに、同図の仮想線で示すように、仕切り壁30に平行な別の仕切壁32を底壁部4から立上げて、収容領域31を複数形成することも可能である。この場合、一方と他方の収容領域31とで、別々の焼き鳥(例えばレバーとズリなどの異なる部位)を収容することができる。このようにすることにより、「たれT」味と「塩」味とを使い分けることも可能となり、いっそう便利になる。また、残る平面視三角形の収容領域は有効的に活用すればよい。例えば、「たれT」や「塩」を封入した袋などを収容することも可能である。

0047

上記のような形状の容器本体2に収容領域31を有していても、上記各実施形態と同様にその収容領域31に焼き鳥H1〜H5(この場合5本を描いている)等を並べることにより、上記実施形態と同様に、収容領域31内でのデッドスペースの発生を抑えて、焼き鳥H1〜H5の身を「たれT」にまんべんなく浸すことが可能になる。なお、収容領域31に対応する底壁部4は平面であってもよいし、上記各実施形態と同様に段付きにすることも可能であることは勿論である。

0048

上記各実施形態では、収容物として焼き鳥を例に挙げたがこれに限定されるものではなく、例えばサンドウィッチなどの食品であっても、同様に斜距離が稼げる分だけ、サイズの大きなものを収容することが可能であり、サービス性の向上が可能となる。

0049

また、容器を発泡スチレン等の材料を用いて、市場等でを入れる魚箱とろ箱)に用いることも可能である。この場合も従来と比べて材料の使用量の増加を抑えつつ大きなサイズの魚を収容することが可能である。なお、サンド・ウィッチや魚の場合では、特に底壁部に浅底部と深底部を設ける必要はない。

図面の簡単な説明

0050

本発明の実施形態を示す容器の平面図
同じく図1におけるA−A線断面図
同じく図1におけるB−B線断面図
同じく焼き鳥を収容した使用状態を示す平面図
同じく線形図。
別の実施形態を示す容器の前後方向の縦断面図
さらに別の実施形態を示す概略平面図

符号の説明

0051

1…容器、2…容器本体、2a…被載置片、3…蓋部、3A…側壁部、3a…載置片、4…底壁部、5…側壁部、6,…前後の壁面部、8,9…左右の壁面部、10,11…前後端辺部、12,13…左右端辺部、14…浅底壁、15…深底壁、16…連設壁、17…上部開口部、18…上辺部一部、18a…外側辺一部、20…天壁部、21…収容空間、E1,E2,E3,E4…焼き鳥、P…基準線、θ…傾斜角度、w…串

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