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技術 リーフスプリングブラケット

出願人 株式会社神戸製鋼所日野自動車株式会社
発明者 江間光弘今村美速笠松淳也藤井孝人
出願日 2006年3月31日 (13年3ヶ月経過) 出願番号 2006-096964
公開日 2007年10月18日 (11年9ヶ月経過) 公開番号 2007-269162
状態 特許登録済
技術分野 車体懸架装置 車両用車体構造
主要キーワード 車輌構造 二股構造 逆アーチ状 運搬車輌 車輌上下方向 水平保持 垂直辺 補強壁
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年10月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

軽量であると共に、強度及び剛性が高く、かつ製造コストが低いリーフスプリングブラケットを提供する。

解決手段

リーフスプリングブランケット3は、リーフスプリングの端部を軸支する軸支部(孔10)と、この軸支部をサイドフレーム1の側面から支持するオフセット部とが押し出し成形により一体成形されている。そして、このリーフスプリングブランケット3は、押出方向が車体上下方向となるようサイドフレーム1に取り付けられている。

概要

背景

従来、トラック等のフレームには、図4に示すように、車輌の進行方向に沿って配置されたサイドフレーム21に対して、懸架装置であるリーフスプリング22がリーフスプリングブラケット23により支持されている。リーフスプリング22は、通常、複数枚板バネを重ね合わせてなり、リーフスプリング22の両端部がリーフスプリングブラケット23を介し、サイドフレーム21に対し逆アーチ状となるように支持されている。また、リーフスプリング22の両端部は、上向きに巻かれてアイを形成している。このアイにピン24(図5参照)を通し、リーフスプリングブラケット23でリーフスプリング22を軸支できるようになっている。これにより、リーフスプリングブラケット23は、ピン24の両端部でリーフスプリング22を軸支し、且つ水平保持できるよう逆U字断面二股構造となっている。このリーフスプリングブラケット23はサイドフレーム21からある一定のオフセット量をもってリーフスプリング22を懸架している。

近時、排気ガス等による地球環境問題に関し、自動車を始めとする輸送機の車体を軽量化し、燃費の向上が図られている。特に自動車において、車体を軽量化するにあたり、従来から使用されている鋼材ではなく、より軽量なアルミニウム合金材の使用が増加している。トラック等の業務用運搬車輌においては、車体の軽量化により、積載可能な荷物の重量の増加により、輸送効率の向上が見込まれているため、車体の種々の部品について、アルミニウム合金材への転換が希求されている。

リーフスプリングブラケットをアルミニウム化する場合、サイドフレームから丸パイプ等の部材を張り出し、その部材にリーフスプリングブラケットを設置する方法がある。

また、複雑な形状を安価に一体成形できる押出形材の特徴を利用し、図6(a)に示すように、押出方向が車輌進行方向と平行な押出形材からなるリーフスプリングブラケット23をサイドフレーム21と一体形成する方法がある。

特許文献1は、図5に示すように、2つの部品のみで構成することで、製造コスト及び軽量化が優れたリーフスプリングブラケット23を提案している。

特開平9−156336

概要

軽量であると共に、強度及び剛性が高く、かつ製造コストが低いリーフスプリングブラケットを提供する。リーフスプリングブランケット3は、リーフスプリングの端部を軸支する軸支部(孔10)と、この軸支部をサイドフレーム1の側面から支持するオフセット部とが押し出し成形により一体成形されている。そして、このリーフスプリングブランケット3は、押出方向が車体上下方向となるようサイドフレーム1に取り付けられている。

目的

本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、軽量であると共に、強度及び剛性が高く、かつ製造コストが低いリーフスプリングブラケットを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

リーフスプリングの端部を軸支する軸支部と、この軸支部をサイドフレームの側面から支持するオフセット部とを有し、前記軸支部と前記オフセット部とが押し出し成形により一体成形されたリーフスプリングブランケットであって、押出方向が車体上下方向となるよう前記サイドフレームに取り付けられていることを特徴とするリーフスプリングブラケット

請求項2

前記軸支部は、軸の両端を直接支える2つの軸支壁部と、この軸支壁部を連結する補強壁部とが押し出し成形により一体形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリーフスプリングブラケット。

請求項3

アルミニウム合金材により成形されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のリーフスプリングブラケット。

技術分野

0001

本発明は、主にトラック等の車軸弾性的に支持するために使用されるリーフスプリング車輌フレームに固定するリーフスプリングブラケットに関し、更に詳細には、軽量で剛性が高いと共に、製造コストが低いリーフスプリングブラケットに関する。

背景技術

0002

従来、トラック等のフレームには、図4に示すように、車輌の進行方向に沿って配置されたサイドフレーム21に対して、懸架装置であるリーフスプリング22がリーフスプリングブラケット23により支持されている。リーフスプリング22は、通常、複数枚板バネを重ね合わせてなり、リーフスプリング22の両端部がリーフスプリングブラケット23を介し、サイドフレーム21に対し逆アーチ状となるように支持されている。また、リーフスプリング22の両端部は、上向きに巻かれてアイを形成している。このアイにピン24(図5参照)を通し、リーフスプリングブラケット23でリーフスプリング22を軸支できるようになっている。これにより、リーフスプリングブラケット23は、ピン24の両端部でリーフスプリング22を軸支し、且つ水平保持できるよう逆U字断面二股構造となっている。このリーフスプリングブラケット23はサイドフレーム21からある一定のオフセット量をもってリーフスプリング22を懸架している。

0003

近時、排気ガス等による地球環境問題に関し、自動車を始めとする輸送機の車体を軽量化し、燃費の向上が図られている。特に自動車において、車体を軽量化するにあたり、従来から使用されている鋼材ではなく、より軽量なアルミニウム合金材の使用が増加している。トラック等の業務用運搬車輌においては、車体の軽量化により、積載可能な荷物の重量の増加により、輸送効率の向上が見込まれているため、車体の種々の部品について、アルミニウム合金材への転換が希求されている。

0004

リーフスプリングブラケットをアルミニウム化する場合、サイドフレームから丸パイプ等の部材を張り出し、その部材にリーフスプリングブラケットを設置する方法がある。

0005

また、複雑な形状を安価に一体成形できる押出形材の特徴を利用し、図6(a)に示すように、押出方向が車輌進行方向と平行な押出形材からなるリーフスプリングブラケット23をサイドフレーム21と一体形成する方法がある。

0006

特許文献1は、図5に示すように、2つの部品のみで構成することで、製造コスト及び軽量化が優れたリーフスプリングブラケット23を提案している。

0007

特開平9−156336

発明が解決しようとする課題

0008

しかしながら、上述の従来の技術には下記に示す問題点がある。

0009

サイドフレームから丸パイプ等の部材を張り出し、その部材にリーフスプリングブラケットを設置する場合、組立工程が複雑になり、製造コストが増加するという問題点がある。

0010

押出方向が車輌進行方向と平行な押出形材からなるリーフスプリングブラケットをサイドフレームと一体形成する場合、リーフスプリングブラケットがリーフスプリングから受ける力の方向は、リーフスプリングブラケットの押出方向と垂直であるため、リーフスプリングブラケットの強度に問題がある。また、この問題点を解消するために、図6(b)に示すように、リーフスプリングブラケットに補強部27を施し、強度及び剛性を高めることができる。しかしながら、補強部27による重量及び製造コストの増加という新たな問題点が生じる。

0011

特許文献1は、車輌が走行する際に、リーフスプリングブラケットがリーフスプリングから受ける力の方向は、車輌の進行方向に対し、上下方向のみならず、ねじれ方向にも作用するため、リーフスプリングブラケットの二股構造には問題がある。

0012

本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、軽量であると共に、強度及び剛性が高く、かつ製造コストが低いリーフスプリングブラケットを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

本発明に係るリーフスプリングブラケットは、リーフスプリングの端部を軸支する軸支部と、この軸支部をサイドフレームの側面から支持するオフセット部とを有し、前記軸支部と前記オフセット部とが押し出し成形により一体成形されたリーフスプリングブランケットであって、押出方向が車体上下方向となるよう前記サイドフレームに取り付けられていることを特徴とする。

0014

このリーフスプリングブラケットにおいて、前記軸支部は、軸の両端を直接支える2つの軸支壁部と、この軸支壁部を連結する補強壁部とが押し出し成形により一体形成されるように製造することができる。

0015

また、本発明のリーフスプリングブラケットは、アルミニウム合金材により成形することができる。

0016

本発明のリーフスプリングブラケットを用いた車輌構造とすることで、車体を軽量化することができる。

発明の効果

0017

本発明によれば、軽量で、強度及び剛性が高く、更に製造コストが低いリーフスプリングブラケットを得ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0018

以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るリーフスプリングブラケット3の取付状態を示す斜視図である。リーフスプリングブラケット3は、上下に延びる押出形材であり、横断面が「日」の字状をなしている。このリーフスプリングブラケット3は、図3に示すように、断面が矩形の枠状をなし、その中央部に2つの壁が設けられた横断面が「目」の字状の断面形状を有するように、アルミニウム合金材を押し出し成形し、その後、切断線3aで切断することにより得たものである。図3に示すように、1個の押出成形物あたり、図1に示す上半部の横断面が「日」字状をなすブラケット3を2個取り出すことができる。

0019

接合部材9は、リーフスプリングブラケット3と同様に、アルミニウム合金押出成形により製造するが、その縦断面は直角三角形をその垂直辺の一方を水平にして配置し、その上に、2本の線を垂直に設け、1方の垂直線から外方に、2本の線を水平に延出させた形状を有する。即ち、接合部材9は、縦断面が直角三角形の筒状の部分9cの上面に垂直に2枚の板部9aを立設させ、更に、1枚の板部9aから外側方に2枚の平行板部9bが延出する形状を有する。
そして、接合部材9を、その水平板部9bが設けられていない側の垂直板部9aをリーフスプリングブラケット3の上部「日」字状部に重ね、水平板部9bをクロスメンバ8内に挿入して、水平板部9bとクロスメンバ8の上部内面とを重ね、これらの重ねられた面同士を溶接等の方法により、接合する。これにより、クロスメンバ8とリーフスプリングブラケット3とが固定される。
また、接合部材9の1対の板部9aと三角形状の筒状部分9cとで形成される「U」字状部にサイドフレーム1を嵌合し、サイドフレーム1と接合部材9とを接合して、両者を固定する。
最後に、リーフスプリングブラケット3下部に設けられた軸支部の孔10にピン4を挿入して、リーフスプリングブラケット3によりピン4を軸支する。これにより、本発明のリーフスプリングブラケット3が設置された車輌構造が組み立てられる。

0020

本発明においては、リーフスプリングブラケット3が、その押出方向が車輌上下方向となるように、サイドフレーム1に取り付けられている。このため、リーフスプリングブラケット3がリーフスプリングから受ける力の方向は、強度及び剛性の高い押出方向と一致する。これにより、強度及び剛性の高いリーフスプリングブラケットを得ることができる。

0021

また、オフセット部及び軸支部の一体成型により、部材数及び製造コストを削減することができる。

0022

更に、本発明においては、押出材により二股部を連結する連結部位が一体形成されているため、ねじれ方向に対し、強度及び剛性の高いリーフスプリングブラケットを得ることができる。

0023

本発明のリーフスプリングブラケットにアルミニウム合金材を使用することで、軽量のリーフスプリングブラケットを得ることができる。

0024

本発明のリーフスプリングブラケットを用いた車輌構造とすることで、車体を軽量化することができる。これにより、積載量の増加が見込まれ、輸送効率を向上させることができる。

0025

次に、本発明の第2の実施形態について図2を参照して具体的に説明する。本実施形態においては、傾斜した口の字断面を有する逆L字形状にリーフスプリングブラケット13を形成する。このリーフスプリングブラケット13は、ネジ等の公知の固定手段により接合される。

0026

本発明は、自動車、特にトラック等の業務用運搬車輌のリーフスプリングブラケットに好適に利用できる。

図面の簡単な説明

0027

本発明第1の実施形態を示す斜視図である。
本発明第2の実施形態を示す斜視図である。
本発明のリーフスプリングブラケットの製造方法を示す図である。
従来のリーフスプリングブラケットを用いた車両構造を示す図である。
従来のリーフスプリングブラケットを用いた車両構造示す断面図である。
(a)及び(b)は押出形材からなるリーフスプリングブラケットをサイドフレームと一体形成した従来の車両構造を示す断面図である。

符号の説明

0028

1、21:サイドフレーム
3、13,23:リーフスプリングブラケット
8:クロスメンバ
9:接合部材
10:軸支部の孔
22:リーフスプリング
24:ピン
26:オフセット量
27:補強部

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