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技術 携帯電話の発信制御装置およびハンズフリー通話装置

出願人 株式会社デンソー
発明者 岩瀬武史
出願日 2006年3月27日 (14年0ヶ月経過) 出願番号 2006-086197
公開日 2007年10月11日 (12年5ヶ月経過) 公開番号 2007-266755
状態 特許登録済
技術分野 交換機の特殊サービス (2) 他装置と結合した電話通信 電話機の機能 電話通信サービス
主要キーワード 繋ぎ換え 切替作業 ブルートゥース通信装置 発信制御装置 メニュー表 音声入力操作 使用電話 表示画面変更
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年10月11日)のものです。
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図面 (7)

課題

面倒な切替作業をすることなく、発信先に応じて使用する携帯電話切り替えることができる携帯電話の発信制御装置を提供する。

解決手段

メモリに、電話番号と使用電話との間の対応関係を定める合成電話帳データを記憶しておく。そして、複数の携帯電話とが接続状態となっている場合、ユーザ操作によって発信先電話番号確定し、その確定した発信先電話電話番号と合成電話帳データとに基づいて、今回の発信に使用する使用電話を決定する。このようにすれば、発信制御装置によって制御される携帯電話を変更するための再設定作業をユーザが行わなくても、発信先電話番号に応じて使用する携帯電話が切り替えられる。

概要

背景

たとえば、一部のカーナビゲーション装置のように、携帯電話有線または無線により接続され、携帯電話を制御して、その携帯電話から所定の電話番号に発信させることができる発信制御装置が知られている。これは、通常、車両に備えられたマイクおよびスピーカと組み合わせられて、ハンズフリー通話装置として利用される。携帯電話と無線接続して携帯電話の発信制御を行う装置は、たとえば、特許文献1に記載されている。

携帯電話と無線接続する場合には、予め発信制御装置側に携帯電話のIDなどを登録しておき、携帯電話から送信されるID信号を受信することによって、登録された携帯電話かどうかを判断する。そして、登録された携帯電話であると判断したことに基づいて、携帯電話との間で通信状態確立する。
特開2003−102058号公報

概要

面倒な切替作業をすることなく、発信先に応じて使用する携帯電話を切り替えることができる携帯電話の発信制御装置を提供する。メモリに、電話番号と使用電話との間の対応関係を定める合成電話帳データを記憶しておく。そして、複数の携帯電話とが接続状態となっている場合、ユーザ操作によって発信先電話番号確定し、その確定した発信先電話電話番号と合成電話帳データとに基づいて、今回の発信に使用する使用電話を決定する。このようにすれば、発信制御装置によって制御される携帯電話を変更するための再設定作業をユーザが行わなくても、発信先電話番号に応じて使用する携帯電話が切り替えられる。

目的

本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、面倒な切替作業をすることなく、発信先に応じて使用する携帯電話を切り替えることができる携帯電話の発信制御装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
4件

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請求項1

携帯電話との間で信号の送受信を行う送受信部を備え、その送受信部に対して通信可能状態にある携帯電話を制御して、その携帯電話から所定の電話番号へ発信させることができる携帯電話の発信制御装置であって、前記送受信部は、複数の携帯電話と信号の送受信が可能となっており、ユーザの操作に基づいて発信先電話番号確定する発信先確定手段と、発信先電話番号と使用携帯電話との間の対応関係を記憶した関係記憶装置と、その関係記憶装置に記憶された対応関係と、前記発信先確定手段によって確定された発信先電話番号とから、使用する携帯電話を決定する使用電話決定手段と、その使用電話決定手段によって決定された携帯電話から、前記発信先確定手段によって確定された発信先電話番号へ発信させる発信制御手段とを含むことを特徴とする携帯電話の発信制御装置。

請求項2

前記使用電話決定手段によって使用する携帯電話に決定された携帯電話が前記送受信部と通信可能状態にあるかを確認する接続確認手段と、その接続確認手段によって、前記使用電話決定手段で使用する携帯電話に決定された携帯電話が前記送受信部と通信可能状態となっていないことが確認されたが、別の携帯電話が通信可能となっている場合に、その別の携帯電話から前記発信先確定手段によって確定された発信先電話番号へ発信することを許可するかどうかをユーザに問い合わせる問い合わせ手段とをさらに備え、前記発信制御手段は、前記問い合わせ手段による問い合わせの結果、前記別の携帯電話から発信することをユーザが許可した場合には、前記別の携帯電話から、前記発信先確定手段によって確定された発信先電話番号へ発信させることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話の発信制御装置。

請求項3

前記送受信部は無線通信装置であり、前記発信制御手段は、所定の登録操作によって予め登録された携帯電話であるか否かを、携帯電話から送信されて前記無線通信装置に受信される識別符号に基づいて判断し、登録された携帯電話に対してのみ発信制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電話の発信制御装置。

請求項4

請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯電話の発信制御装置と、ユーザが発した音声を検出するマイクと、スピーカとを備え、前記発信制御装置の送受信部が、前記マイクによって検出された音声を前記使用電話決定手段によって使用する携帯電話に決定された携帯電話に送信するとともに、その携帯電話から通話相手の音声を受信して前記スピーカに出力するようになっていることを特徴とするハンズフリー通話装置

技術分野

0001

本発明は、携帯電話発信制御装置に関し、特に、複数台の携帯電話と同時に接続状態確立可能な発信制御装置およびその発信制御装置を備えたハンズフリー通話装置に関する。

背景技術

0002

たとえば、一部のカーナビゲーション装置のように、携帯電話と有線または無線により接続され、携帯電話を制御して、その携帯電話から所定の電話番号に発信させることができる発信制御装置が知られている。これは、通常、車両に備えられたマイクおよびスピーカと組み合わせられて、ハンズフリー通話装置として利用される。携帯電話と無線接続して携帯電話の発信制御を行う装置は、たとえば、特許文献1に記載されている。

0003

携帯電話と無線接続する場合には、予め発信制御装置側に携帯電話のIDなどを登録しておき、携帯電話から送信されるID信号を受信することによって、登録された携帯電話かどうかを判断する。そして、登録された携帯電話であると判断したことに基づいて、携帯電話との間で通信状態を確立する。
特開2003−102058号公報

発明が解決しようとする課題

0004

近年、たとえば、会社から支給される携帯電話および個人所有の携帯電話など、複数台の携帯電話を同時に携帯していることも多くなっている。この場合、電話先に応じて使用する携帯電話を使い分けている。たとえば、使用電話は、個人所有の携帯電話を使用し、業務に関する電話は会社支給の携帯電話を使用することが通常である。

0005

従って、ハンズフリー通話装置を利用して電話をかける場合にも、電話先に応じて携帯電話を使い分ける必要が生じる。ところが、従来のハンズフリー通話装置は、1台の携帯電話としか接続することができないか、或いは、複数台の携帯電話と接続可能であっても、どの携帯電話が優先されるかは、登録した順番などにより予め決まっていた。

0006

そのため、ハンズフリー通話装置によって制御する携帯電話を別の携帯電話に切り替えたい場合、有線接続であれば接続線繋ぎ換えなどの作業が必要であり、無線接続であれば設定の変更が必要であり、いずれの場合にも面倒な作業が必要であった。また、運転者走行中に使用する携帯電話を切り替える作業を行うことは、安全上非常に問題である。

0007

本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、面倒な切替作業をすることなく、発信先に応じて使用する携帯電話を切り替えることができる携帯電話の発信制御装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

その目的を達成するための請求項1記載の発明は、帯電話との間で信号の送受信を行う送受信部を備え、その送受信部に対して通信可能状態にある携帯電話を制御して、その携帯電話から所定の電話番号へ発信させることができる携帯電話の発信制御装置であって、
前記送受信部は、複数の携帯電話と信号の送受信が可能となっており、ユーザの操作に基づいて発信先電話番号確定する発信先確定手段と、発信先電話番号と使用携帯電話との間の対応関係を記憶した関係記憶装置と、その関係記憶装置に記憶された対応関係と、前記発信先確定手段によって確定された発信先電話番号とから、使用する携帯電話を決定する使用電話決定手段と、その使用電話決定手段によって決定された携帯電話から、前記発信先確定手段によって確定された発信先電話番号へ発信させる発信制御手段とを含むことを特徴とする。

0009

この請求項1記載の発明によれば、発信先電話番号と使用携帯電話との間の対応関係を予め記憶しており、その対応関係と発信先確定手段によって確定された発信先電話番号とから使用電話を決定して、発信先電話番号へはその決定した携帯電話から発信するようにしているので、面倒な切替作業をすることなく、発信先に応じて使用する携帯電話を切り替えることができる。

0010

また、請求項2記載の発明は、請求項1に記載の携帯電話の発信制御装置において、前記使用電話決定手段によって使用する携帯電話に決定された携帯電話が前記送受信部と通信可能状態にあるかを確認する接続確認手段と、その接続確認手段によって、前記使用電話決定手段で使用する携帯電話に決定された携帯電話が前記送受信部と通信可能状態となっていないことが確認されたが、別の携帯電話が通信可能となっている場合に、その別の携帯電話から前記発信先確定手段によって確定された発信先電話番号へ発信することを許可するかどうかをユーザに問い合わせる問い合わせ手段とをさらに備え、
前記発信制御手段は、前記問い合わせ手段による問い合わせの結果、前記別の携帯電話から発信することをユーザが許可した場合には、前記別の携帯電話から、前記発信先確定手段によって確定された発信先電話番号へ発信させることを特徴とする。

0011

このようにすれば、発信先電話番号に基づいて決定された携帯電話が発信制御装置に接続されていない場合であっても、別の携帯電話との間で通信可能となっている場合にはその別の携帯電話から発信先電話番号へ発信することができ、しかも、問い合わせ手段によってその別の携帯電話から発信先電話番号へ発信することを許可するかどうかをユーザに問い合わせているので、ユーザが使用したくない携帯電話が使用されてしまうことを防止できる。

0012

送受信部は、有線接続によって携帯電話との間で信号の送受信を行うようになっていてもよいし、無線接続であってもよい。無線接続の場合には、たまたま他人の携帯電話が近くにあった場合に、その他人の携帯電話を制御してしまうことを防止するため、たとえば、請求項3記載のように構成される。

0013

請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の携帯電話の発信制御装置において、前記送受信部は無線通信装置であり、前記発信制御手段は、所定の登録操作によって予め登録された携帯電話であるか否かを、携帯電話から送信されて前記無線通信装置に受信される識別符号に基づいて判断し、登録された携帯電話に対してのみ発信制御を行う。

0014

登録された携帯電話が複数ある場合、その複数の登録された携帯電話との間で信号の送受信が可能となっている状態も生じるが、その状態であっても、前述の使用電話決定手段によって使用する携帯電話が決定される。従って、発信先電話番号に応じて使用する携帯電話を変更するために、ユーザが発信制御装置によって制御する携帯電話を変更するための再設定作業を行う必要がない。

0015

また、請求項1乃至3記載の携帯電話の発信制御装置は、請求項4記載のように、車載ハンズフリー装置に利用することができる。この車載ハンズフリー装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯電話の発信制御装置と、ユーザが発した音声を検出するマイクと、スピーカとを備え、前記発信制御装置の送受信部が、前記マイクによって検出された音声を前記使用電話決定手段によって使用する携帯電話に決定された携帯電話に送信するとともに、その携帯電話から通話相手の音声を受信して前記スピーカに出力するようになっていることを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、ハンズフリー通話システムの構成図である。このハンズフリー通話システムは、本発明の携帯電話の発信制御装置およびハンズフリー通話装置としての機能を備えた車載ナビゲーション装置100と、携帯電話1、2とによって構成される。なお、図では2台の携帯電話1、2を示しているが、携帯電話は1台のみでもよく、また、3台以上でもよい。

0017

図1のハンズフリー通話システムに用いることができる携帯電話1は、図2に示す構成を備えている。なお、携帯電話2も同様の構成を備えている。

0018

図2に示すように、携帯電話1は、制御部10、通話送受信部11、操作キー群12、メモリ13、ブルートゥース通信部14、スピーカ15、およびマイク16を備えている。制御部10は、図示しない内部にCPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータである。

0019

通話送受信部11は、制御部10によって制御されることにより、公衆電話回線網を介して別の携帯電話と接続されて、マイク16に入力された音声をその別の携帯電話へ送信するとともに、その別の携帯電話から送信された音声を受信する。受信した音声は、スピーカ15から出力される。また、通話送受信部11は、音声のみでなく、公衆電話回線網に接続してデータの送受信も行う。

0020

操作キー群12は、携帯電話1の操作面に配置されており、0〜9までの10個のキーなどを備えている。操作キー群12はユーザによって操作され、操作キー群12が操作されると、操作されたキーに対応する信号が制御部10に入力され、その信号に基づいて、制御部10では電話番号検索通話制御などの種々の処理が実行される。

0021

メモリ13はたとえばEEPROMが用いられ、電話帳データなどが記憶されている。スピーカ15は、通話送受信部11に受信された音声を出力する。マイク16は、ユーザの発した音声を検出して制御部10へ出力する。その音声は、制御部10から通話送受信部11へ送られる。

0022

ブルートゥース通信部14は、近距離通信通信方式一種であるブルートゥース通信方式に基づいてブルートゥース通信部を備えた他の装置との間で無線通信を行う。近距離無線通信方式は、10m程度の近距離にある端末機器同士を無線接続する通信方式である。このブルートゥース通信部14は、変調器復調器などから構成され、信号を送信するときは変調器により信号を変調し、信号を受信したときは復調器により信号を復調する。

0023

図3は、上記メモリ13に記憶されている電話帳データの例であり、図3(A)は携帯電話1のメモリ13に記憶されている電話帳データ、図3(B)は携帯電話2のメモリ13に記憶されている電話帳データを示している。

0024

図3に示すように、電話帳データは、名前、読み仮名、電話番号、およびグループが互いに対応付けられたデータである。図3(A)に示す携帯電話1の電話帳データには、Aさん、Bさんのデータなどが含まれている。また、図3(B)に示す携帯電話2の電話帳データには、Cさん、Dさんのデータなどが含まれている。

0025

図4は、車載ナビゲーション装置100の構成を示すブロック図である。車載ナビゲーション装置100は、位置検出器101、地図データ入力器102、操作スイッチ群103、ブルートゥース通信部104、メモリ105、ディスプレイ106、音声コントローラ107、スピーカ108、音声認識装置109、マイク110、リモコンセンサ111、リモートコントロール端末(以下、リモコンと称する)112と、これら各装置が接続された制御装置113を備えている。

0026

制御装置113は、通常のコンピュータであり、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/Oおよびこれらの構成を接続するためのバスラインを備えている。ROMには、制御装置113が実行するためのプログラムが書き込まれており、このプログラムに従ってCPU等が所定の演算処理を実行する。

0027

位置検出器101は、車両の絶対方位を検出するための地磁気センサ、車両の相対方位を検出するためのジャイロスコープ、車両の走行距離を検出する距離センサ、および衛星からの電波に基づいて車両の位置を測定するグローバルポジショニングシステム(GPS)のためのGPS受信機など、車両位置検出のためにナビゲーション装置に備えられる周知の装置を一つまたは複数備えたものである。この位置検出器101によって検出された車両の現在位置は制御装置113に逐次供給される。

0028

地図データ入力器102は、たとえばDVD−ROM、CD−ROMなどの図示しない記憶媒体を備え、その記憶媒体には、道路データ、背景データ文字データおよび施設データなどを含むデジタル地図データが格納されており、それらのデータを制御装置113に入力する。

0029

操作スイッチ群103は、ディスプレイ106と一体になったタッチスイッチもしくはディスプレイ106の周辺に設けられるメカニカルなスイッチ等からなる。リモコン112には、図示しない複数の操作スイッチが設けられ、その操作スイッチの操作により操作スイッチ群103と同様の入力操作が行える。リモコン112に入力された入力操作を表す信号は、リモコンセンサ111を介して制御装置113へ供給される。

0030

ブルートゥース通信部104は、送受信部として機能するものであり、携帯電話1に備えられているブルートゥース通信部14と同様の構成の周知のブルートゥース通信装置であり、複数の別のブルートゥース通信装置との間で同時期に通信することができる。携帯電話1、2には、ブルートゥース通信部14が備えられているので、車載ナビゲーション装置100は、ブルートゥース通信部104によって、それら携帯電話1、2との間で同時期に通信することができる。

0031

メモリ105は、たとえば、メモリカードハードディスク等の書き込み可能な記憶媒体である。このメモリ105には、ユーザによって設定された自宅位置や、テキストデータ、画像データ、音声データ等の各種データが記憶される。また、一台または複数台の携帯電話から送信される電話帳データに基づいて作成される合成電話帳データもメモリ105に記憶される。この合成電話帳データについては後で詳述するが、合成電話帳データは、発信先電話番号と使用携帯電話との対応関係を含んでいる。従って、このメモリ105が関係記憶装置に相当する。

0032

ディスプレイ106は、たとえば液晶ディスプレイ有機ELディスプレイであり、所定の地図表示領域には車両周辺道路地図が表示される。また、ディスプレイ106には、その他に、現在時刻渋滞情報など、道路地図以外の種々の情報も表示される。

0033

スピーカ108は、音声コントローラ107から入力された音声出力信号に基づき所定の音声(案内のための音声や画面操作の説明、音声認識結果等)を外部に出力する。マイク110は、操作者発声した音声を電気信号として音声認識装置109に入力する。音声認識装置109は、マイク110から入力された操作者の入力音声と、内部に記憶する認識辞書(不図示)中の語彙データ比較対照パターン)とを照合し、最も一致度の高いものを認識結果として音声コントローラ107に入力する。

0034

音声コントローラ107は、音声認識装置109を制御するとともに、音声入力のあった操作者に対し、スピーカ108を通じてトークバック出力制御音声出力)する。また、音声認識装置109の認識結果を制御装置113に入力する処理も行う。

0035

制御装置113は、音声認識装置109からの情報に基づき、操作者の発声に対する所定の処理を行い、また、操作スイッチ群103あるいはリモコン112の入力操作に対する所定の処理を行う。これらの処理としては、たとえば、メモリ9への地図データの記憶処理地図縮尺変更処理メニュー表選択処理目的地設定処理経路探索実行処理経路案内開始処理現在位置修正処理表示画面変更処理、音量調整処理等がある。

0036

また、制御装置113の処理として、携帯電話1、2を無線通信によって制御するための事前登録処理、および前述の合成電話帳データの作成処理がある。

0037

事前登録処理は、ユーザが所定の登録操作をしたことに基づいて実行される。この登録操作は、車載ナビゲーション装置100によって無線制御したい携帯電話の識別符号を入力する操作であり、事前登録処理は、その入力された識別符号を記憶する処理である。

0038

ブルートゥース通信部14、104は、所定周期で外部に向けて呼び出し信号を出力しており、他のブルートゥース通信部が出力した呼び出し信号を受信した場合には、その呼び出し信号を出力したブルートゥース通信部と通信可能状態であると判断する。また、呼び出し信号を出力したブルートゥース通信部に対して応答信号返信する。呼び出し信号を出力したブルートゥース通信部も、応答信号を受信することによって応答信号を送信したブルートゥース通信部と通信可能状態にあると判断する。

0039

制御装置113は、ブルートゥース通信部104が携帯電話1、2のブルートゥース通信部14と通信可能状態となった場合には、携帯電話1、2に識別符号の送信を要求する。そして、その要求に応じて携帯電話1、2から送信された識別符号が、前述の事前登録処理によって記憶された識別符号である場合には、その携帯電話1、2が制御可能状態、すなわち、無線通信による接続状態であると決定する。なお、接続状態にある携帯電話が複数存在する場合、接続状態にある複数の携帯電話のうちの一つを選択状態、すなわち、通信可能な携帯電話に設定し、他は非選択状態とする。

0040

制御装置113は、ブルートゥース通信部104を介して、選択状態にある携帯電話に対して発信制御、音声送受信制御を行うことができる。上記発信制御は、発信先電話番号を指定してその発信先電話番号へ発信させる制御であり、音声送受信制御は、選択状態にある携帯電話が受信した通話相手の音声をスピーカ108から出力させ、また、マイク110に入力された音声を選択状態にある携帯電話に送信して、そこから通話相手に送信させる制御である。

0041

合成電話帳データ作成処理においては、まず、携帯電話1、2から、互いのブルートゥース通信部14、104を介して携帯電話1、2のメモリ13に記憶されている電話帳データを取得するとともに、携帯電話1、2の識別符号を取得する。この識別符号としては、携帯電話が記憶する自局電話番号を用いるが、ブルートゥース通信部14が持つIDなど、他の各携帯電話固有の信号を用いてもよい。なお、携帯電話1、2からの電話帳データの送信は、携帯電話1、2側、またはナビゲーション装置100側、またはその両方の装置においてユーザによる所定の送信開始操作がされることにより、開始される。

0042

携帯電話1、2から電話帳データをそれぞれ取得したら、取得した電話帳データを合成して1つの電話帳データ、すなわち合成電話帳データとする。その際、「使用電話」の項目を追加する。図5はその合成電話帳データの一例である。

0043

上記「使用電話」は、発信先電話番号が確定されたときに、その発信先電話番号へ電話をかける際に使用する携帯電話を定めた項目である。この「使用電話」は、携帯電話1、2から電話帳データを取得する際に合わせて取得した識別符号(携帯電話1、2の自局電話番号)である。

0044

なお、複数の携帯電話1、2の電話帳データに同じ電話番号が含まれている場合には、電話帳データを取得した順番、ユーザが定めた携帯電話1、2間の優先順位など、所定の規則に基づいて、「使用電話」が決定される。また、「使用電話」を含め、合成電話帳データの一部または全部をユーザが入力(修正)できるようになっていてもよい。このようにして作成された合成電話帳データは、メモリ105に記憶される。

0045

そして、制御装置113は、メモリ105に記憶された合成電話帳データに基づいて、図6に示す発信制御処理を実行する。なお、図6は、音声入力による電話発信制御の例である。

0046

図6において、まず、ステップS601では、電話先認識処理を開始する。この処理は、電話先決定のための音声認識処理を開始するものであり、所定の開始キーを操作するか、所定の処理開始単語を発することにより開始される。この処理が開始されると、音声認識のために備えら得ている複数の認識辞書から電話先認識用の辞書が選択されて、その選択された辞書に基づく音声認識処理が行われる状態となる。

0047

続くステップS602では、ステップS601で開始された電話先認識処理に基づいて、電話先名称を確定する。このステップS602によって、たとえば、電話先名称が「A(さん)」に確定される。

0048

続くステップS603では、合成電話帳データから、ステップS602で確定した電話先名称を検索する。そして、ステップS604では、検索の結果、電話先名称が合成電話帳データにあったかどうかを判断する。電話先名称がなく、ステップS604が否定判断となった場合には、本ルーチンを終了する。

0049

一方、ステップS604の判断が肯定判断である場合には、ステップS605を実行する。ステップS605では、合成電話帳データにおいてステップS602で確定した電話先名称に対応する電話番号を発信先電話番号に決定する。従って、本ルーチンにおけるステップS605までの一連の処理、すなわち、ステップS601乃至S605が発信先確定手段に相当する。

0050

さらに、ステップS605では、合成電話帳データにおいて上記のようにして決定した発信先電話番号に対応する使用電話を、今回の発信に使用する使用電話として確定する。従って、ステップS605は使用電話決定手段としても機能する。なお、ステップS602で確定した電話先名称に基づいて合成電話帳データから使用電話を決定してもよい。この場合にも、発信先電話番号と電話先名称とが対応することから、実質的に、発信先電話番号から使用電話を決定していることになる。

0051

続くステップS606は接続状態確認手段としての処理であり、上記ステップS605で確定した使用電話が接続状態にあるか否かを判断する。この判断は、接続状態の携帯電話があるか否か、さらに、接続状態の携帯電話がある場合、その携帯電話から送信される識別符号が上記ステップS605で確定した使用電話の識別符号であるか否かを判断するものである。

0052

上記ステップS606が肯定判断である場合には、ステップS607にて、使用電話が選択状態であるか否かをさらに判断する。使用電話が選択状態にあり、ステップS607が肯定判断である場合には、ステップS608を直接実行する。ステップS608では、選択状態にある使用電話から、ステップS605で確定した発信先電話番号に発信させる。一方、ステップS607が否定判断である場合には、ステップS609にて、選択状態にある携帯電話をステップS605で確定した使用電話に変更した後、ステップS608を実行する。

0053

前述のステップS606が否定判断である場合、ステップS610へ進む。ステップS610では、ステップS602で確定した電話先名称に電話するための携帯電話として登録されている使用電話が接続されていないことを示す所定の音声を、スピーカ108から出力させる。

0054

続くステップS611では、接続状態の携帯電話があるか否かを判断する。この判断が否定判断である場合には、電話をかけることができないので、本ルーチンを終了する。一方、ステップS611が肯定判断である場合には、使用電話は接続状態にないが、別の携帯電話が接続状態にある場合であるので、ステップS612において、使用電話とは異なる携帯電話で発信することを許可するか否かをユーザに問い合わせるメッセージをスピーカ108から出力させる。ユーザは、この問い合わせに対して、音声にて許可・不許可を返答してもよいし、操作スイッチ群103を操作することによって返答してもよい。なお、ステップS610乃至ステップS612が問い合わせ手段としての処理である。

0055

そして、ステップS613では、問い合わせに対するユーザの応答に基づいて、別の携帯電話で発信することを許可したか否かを判断する。この判断が肯定判断である場合には、ステップS614にて、接続状態にある携帯電話から、ステップS605で確定した発信先電話番号へ発信させる。一方、ステップS613が否定判断である場合には、そのまま本ルーチンを終了する。本ルーチンでは、ステップS606乃至609、S613、S614における処理が、発信制御手段としての処理である。

0056

以上、説明した本実施形態によれば、メモリ105に、発信先電話番号と使用電話との間の対応関係を定める合成電話帳データを記憶しており、その合成電話帳データと確定した発信先電話番号とから使用電話を決定している(ステップS605)。そして、発信先電話番号へはその決定した使用電話から発信するようにしている。そのため、発信先電話番号に応じて使用する携帯電話を変更するために、ユーザが車載ナビゲーション装置100によって制御される携帯電話を変更するための再設定作業を行う必要がない。

0057

また、本実施形態では、発信先電話番号に基づいて決定された使用電話が車載ナビゲーション装置100に接続されていない場合であっても、別の携帯電話との間で通信可能となっている場合にはその別の携帯電話から発信先電話番号へ発信することができるようになっている(ステップS614)。しかも、ステップS612にてその別の携帯電話から発信先電話番号へ発信することを許可するかどうかをユーザに問い合わせているので、ユーザが使用したくない携帯電話が使用されてしまうことを防止できる。

0058

以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。

0059

たとえば、前述の実施形態では、携帯電話1、2と車載ナビゲーション装置100とは無線接続されていたが、有線接続によって複数の携帯電話が車載ナビゲーション装置100に接続されていてもよい。

0060

また、前述の実施形態では、音声入力操作により電話先名称を確定していたが、キー入力により電話先名称を確定してもよい。

0061

また、前述の実施形態では、ユーザは電話先名称を確定するための操作を行っており、発信先電話番号は、確定した電話先名称と合成電話帳データとに基づいて確定していたが、ユーザが音声入力またはキー入力により、直接、発信先電話番号を入力してもよい。

0062

また、前述の実施形態の装置は、送受信部としてブルートゥース送受信部104を備えていたが、ブルートゥース以外の通信方式(たとえば、赤外線通信方式など)を用いることもできる。

図面の簡単な説明

0063

ハンズフリー通話システムの構成図である。
図1の携帯電話1の構成を示すブロック図である。
携帯電話1、2のメモリ13に記憶されている電話帳データの例であり、(A)は携帯電話1、(B)は携帯電話2の例である。
図1の車載ナビゲーション装置100の構成を示すブロック図である。
合成電話帳データの一例である。
車載ナビゲーション装置100の制御装置113が実行する発信制御処理を示すフローチャートである。

符号の説明

0064

1:携帯電話
2:携帯電話
100:車載ナビゲーション装置(携帯電話の発信制御装置、車載ハンズフリー通話装置
104:ブルートゥース通信部(送受信部)
105:メモリ(関係記憶装置)
108:スピーカ
110:マイク
113:制御装置
S601乃至S605:発信先確定手段
S605:使用電話決定手段
S606乃至S609、S613、S614:発信制御手段
S606:接続確認手段
S610乃至S612:問い合わせ手段

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