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技術 基地局、移動局および伝搬路測定用信号の送信制御方法

出願人 株式会社NTTドコモ
発明者 大藤義顕樋口健一佐和橋衛
出願日 2006年3月20日 (14年9ヶ月経過) 出願番号 2006-077816
公開日 2007年10月4日 (13年2ヶ月経過) 公開番号 2007-258839
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム 伝送一般の監視、試験 時分割方式以外の多重化通信方式 交流方式デジタル伝送
主要キーワード 符号管 単位帯 ホットスポットエリア チップ繰り返し 孤立セル 離散的フーリエ変換 マルチセル 測定用信号
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図面 (6)

課題

伝搬路状態測定精度を向上させることができる基地局、移動局および伝搬路状態測定用信号送信方法を提供する。

解決手段

基地局に、伝搬路測定用信号マルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを決定する送信方式決定手段と、決定された送信方式を示す情報を前記移動局に通知する送信方式通知手段とを備え、移動局に、基地局により通知された伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを示す送信方式に基づいて、伝搬路状態測定用信号の信号系列サブキャリアマッピングするデータマッピング手段を備えることにより達成される。

概要

背景

IMT−2000(International Mobile Telecommunication 2000)の次世代の移動通信方式である第4世代移動通信方式(4G)の開発が進められている。

第4世代移動通信方式では、セルラシステムを始めとするマルチセル環境から、ホットスポットエリア屋内などの孤立セル環境までを柔軟にサポートし、さらに双方のセル環境周波数利用効率の増大を図ることが望まれている。

第4世代移動通信方式において移動局から基地局へのリンク(以下、上りリンクと呼ぶ)については、以下の無線アクセス方式が提案されている。シングルキャリア伝送方式では、例えばDS−CDMA(direct sequence code division multiple access)方式、IFDMA(Interleaved Frequency Division Multiple Access)方式、可変拡散率チップ繰り返しファクタ(VSCRF−CDMA: Variable Spreading and Chip Repetition Factors−CDMA)方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。

マルチキャリア伝送方式では、例えばOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式、Spread OFDM、マルチキャリア符号分割多元接続(MC−CDMA: Multi−Carrier Code Division Multiple Access) 方式、VSF−Spread OFDM(Variable Spreading Factor Spread OFDM)方式が提案されている。

シングルキャリア方式は、端末消費電力に関して、ピーク電力が小さいので、送信電力増幅器バックオフを小さくでき、電力効率がよい。

また、上りリンクではユーザ端末送信電力の制限の観点から、PAPR(peak−to−average power ratio)が小さく、送信アンプの効率を高く出来る、シングルキャリア伝送が適している。また、シングルキャリア伝送を適用することにより、より遠くまで送信信号が届くため、カバレッジを広げることができる。

一方、周波数選択性フェージングによる周波数領域の伝搬路変動を利用する、周波数スケジューリング法においては、より良好な受信状態帯域を用いて、データの伝送を行うために、ユーザ端末は広帯域伝搬路状態測定用信号を送信する必要がある。
特開2004−297756号公報

概要

伝搬路状態測定精度を向上させることができる基地局、移動局および伝搬路状態測定用信号の送信方法を提供する。基地局に、伝搬路測定用信号マルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを決定する送信方式決定手段と、決定された送信方式を示す情報を前記移動局に通知する送信方式通知手段とを備え、移動局に、基地局により通知された伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを示す送信方式に基づいて、伝搬路状態測定用信号の信号系列サブキャリアマッピングするデータマッピング手段を備えることにより達成される。

目的

そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、伝搬路状態の測定精度を向上させることができる基地局、移動局および伝搬路状態測定用信号の送信方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

移動局に対して、伝搬路測定用信号マルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを決定する送信方式決定手段;決定された送信方式を示す情報を前記移動局に通知する送信方式通知手段;を備えることを特徴とする基地局。

請求項2

請求項1に記載の基地局において:前記送信方式決定手段は、移動局より通知されるパスロス最大送信電力値に基づいて、前記移動局に対して、伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを決定することを特徴とする基地局。

請求項3

請求項2に記載の基地局において:前記送信方式決定手段は、通知されたパスロスに基づいて、予め規定した受信品質となるような送信電力推定し、前記最大送信電力値と該推定値との差が所定の閾値以上である移動局に対して、伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させると決定することを特徴とする基地局。

請求項4

請求項1に記載の基地局において:マルチキャリア方式により送信させると決定された場合に、システム帯域幅を連続する周波数サブキャリアからなるブロックに分割した周波数ブロックのうち、不連続な複数の周波数ブロックを割り当て、シングルキャリア方式により送信させると決定された場合に、周波数領域で連続する1つ以上の周波数ブロックを割り当てる送信帯域決定手段;を備えることを特徴とする基地局。

請求項5

請求項1に記載の基地局において:マルチキャリア方式により送信させると決定された場合に、システム帯域幅内に離散的に分散した周波数サブキャリアからなる分散型周波数ブロックのうち、不連続な複数の分散型周波数ブロックを割り当て、シングルキャリア方式により送信させると決定された場合に、1つ以上の連続した分散型周波数ブロックを割り当てる送信帯域決定手段;を備えることを特徴とする基地局。

請求項6

基地局により通知された伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを示す送信方式に基づいて、伝搬路状態測定用信号信号系列サブキャリアマッピングするデータマッピング手段;を備えることを特徴とする移動局。

請求項7

請求項6に記載の移動局において:前記データマッピング手段は、マルチキャリア方式により送信させると決定された場合に、システム帯域幅を周波数サブキャリアのブロックに分割した周波数ブロックのうち、不連続な複数の周波数ブロックに伝搬路状態測定用信号の信号系列をマッピングし、シングルキャリア方式により送信させると決定された場合に、システム帯域幅を連続する周波数サブキャリアのブロックに分割した周波数ブロックに伝搬路状態測定用信号の信号系列をマッピングすることを特徴とする移動局。

請求項8

請求項6に記載の移動局において:前記データマッピング手段は、マルチキャリア方式により送信させると決定された場合に、システム帯域幅内に離散的に分散した周波数サブキャリアからなる分散型周波数ブロックのうち、不連続な複数の分散型周波数ブロックに伝搬路状態測定用信号の信号系列をマッピングし、シングルキャリア方式により送信させると決定された場合に、システム帯域幅内に離散的に分散した周波数サブキャリアからなる分散型周波数ブロックに伝搬路状態測定用信号の信号系列をマッピングすることを特徴とする移動局。

請求項9

基地局が、移動局に対して、伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを決定する送信方式決定ステップ;基地局が、決定された送信方式を示す情報を前記移動局に通知する送信方式通知ステップ;移動局が、基地局により通知された伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを示す送信方式に基づいて、伝搬路状態測定用信号の信号系列をサブキャリアにマッピングするデータマッピングステップ;移動局が、前記伝搬路測定用信号を送信する伝搬路測定用信号送信ステップ;を有することを特徴とする伝搬路測定用信号の送信制御方法

請求項10

請求項9に記載の伝搬路測定用信号の送信制御方法において:移動局が、パスロス、最大送信電力値を通知するステップ;を有し、前記送信方式決定ステップは、移動局より通知されるパスロス、最大送信電力値に基づいて、前記移動局に対して、伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを決定することを特徴とする伝搬路測定用信号の送信制御方法。

請求項11

請求項10に記載の伝搬路測定用信号の送信制御方法において:前記送信方式決定ステップは、通知されたパスロスに基づいて、予め規定した受信品質となるような送信電力を推定し、前記最大送信電力値と該推定値との差が所定の閾値以上である移動局に対して、伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させると決定することを特徴とする伝搬路測定用信号の送信制御方法。

請求項12

請求項9に記載の伝搬路測定用信号の送信制御方法において:マルチキャリア方式により送信させると決定された場合に、システム帯域幅を連続する周波数サブキャリアからなるブロックに分割した周波数ブロックのうち、不連続な複数の周波数ブロックを割り当て、シングルキャリア方式により送信させると決定された場合に、連続する1つ以上の周波数ブロックを割り当てる送信帯域決定ステップ;を有することを特徴とする伝搬路測定用信号の送信制御方法。

請求項13

請求項9に記載の伝搬路測定用信号の送信制御方法において:マルチキャリア方式により送信させると決定された場合に、システム帯域幅内に離散的に分散した周波数サブキャリアからなる分散型周波数ブロックのうち、不連続な複数の分散型周波数ブロックを割り当て、シングルキャリア方式により送信させると決定された場合に、連続した1つ以上の分散型周波数ブロックを割り当てる送信帯域決定手段;を備えることを特徴とする伝搬路測定用信号の送信制御方法。

技術分野

0001

本発明は、基地局、移動局および伝搬路測定用信号送信制御方法に関する。

背景技術

0002

IMT−2000(International Mobile Telecommunication 2000)の次世代の移動通信方式である第4世代移動通信方式(4G)の開発が進められている。

0003

第4世代移動通信方式では、セルラシステムを始めとするマルチセル環境から、ホットスポットエリア屋内などの孤立セル環境までを柔軟にサポートし、さらに双方のセル環境周波数利用効率の増大を図ることが望まれている。

0004

第4世代移動通信方式において移動局から基地局へのリンク(以下、上りリンクと呼ぶ)については、以下の無線アクセス方式が提案されている。シングルキャリア伝送方式では、例えばDS−CDMA(direct sequence code division multiple access)方式、IFDMA(Interleaved Frequency Division Multiple Access)方式、可変拡散率チップ繰り返しファクタ(VSCRF−CDMA: Variable Spreading and Chip Repetition Factors−CDMA)方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。

0005

マルチキャリア伝送方式では、例えばOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式、Spread OFDM、マルチキャリア符号分割多元接続(MC−CDMA: Multi−Carrier Code Division Multiple Access) 方式、VSF−Spread OFDM(Variable Spreading Factor Spread OFDM)方式が提案されている。

0006

シングルキャリア方式は、端末消費電力に関して、ピーク電力が小さいので、送信電力増幅器バックオフを小さくでき、電力効率がよい。

0007

また、上りリンクではユーザ端末送信電力の制限の観点から、PAPR(peak−to−average power ratio)が小さく、送信アンプの効率を高く出来る、シングルキャリア伝送が適している。また、シングルキャリア伝送を適用することにより、より遠くまで送信信号が届くため、カバレッジを広げることができる。

0008

一方、周波数選択性フェージングによる周波数領域の伝搬路変動を利用する、周波数スケジューリング法においては、より良好な受信状態帯域を用いて、データの伝送を行うために、ユーザ端末は広帯域伝搬路状態測定用信号を送信する必要がある。
特開2004−297756号公報

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、上述した背景技術には以下の問題がある。

0010

広帯域で伝搬路状態測定用信号を送信する場合、帯域あたりの送信電力密度基地局側では、受信信号電力密度が小さくなるため、基地局における伝搬路状態測定精度劣化する問題がある。

0011

そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、伝搬路状態の測定精度を向上させることができる基地局、移動局および伝搬路状態測定用信号の送信方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

上記課題を解決するため、本発明の基地局は、移動局に対して、伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを決定する送信方式決定手段と、決定された送信方式を示す情報を前記移動局に通知する送信方式通知手段とを備えることを特徴の1つとする。

0013

このように構成することにより、移動局に対して、マルチキャリア信号により、周波数領域で、間隔を開けて、伝搬路状態測定用の信号を送信させることができる。また、伝搬路状態測定用信号のトータル送信帯域幅を広げずに、すなわち電力密度を小さくせずに、周波数領域の広い範囲の受信チャネル状態を測定することができる。

0014

また、本発明の移動局は、基地局により通知された伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを示す送信方式に基づいて、伝搬路状態測定用信号の信号系列サブキャリアマッピングするデータマッピング手段を備えることを特徴の1つとする。

0015

このように構成することにより、マルチキャリア信号により、周波数領域で、間隔を開けて、伝搬路状態測定用の信号を送信することができる。

0016

また、本発明の伝搬路測定用信号の送信制御方法は、基地局が、移動局に対して、伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを決定する送信方式決定ステップと、基地局が、決定された送信方式を示す情報を前記移動局に通知する送信方式通知ステップと、移動局が、基地局により通知された伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを示す送信方式に基づいて、伝搬路状態測定用信号の信号系列をサブキャリアにマッピングするデータマッピングステップと、移動局が、前記伝搬路測定用信号を送信する伝搬路測定用信号送信ステップとを有することを特徴の1つとする。

0017

このようにすることにより、基地局は、移動局に対して、マルチキャリア信号により、周波数領域で、間隔を開けて、伝搬路状態測定用の信号を送信させることができる。また、基地局は、伝搬路状態測定用信号のトータルの送信帯域幅を広げずに、すなわち電力密度を小さくせずに、周波数領域の広い範囲の受信チャネル状態を測定することができる。

発明の効果

0018

本発明の実施例によれば、伝搬路状態の測定精度を向上させることができる基地局、移動局および伝搬路状態測定用信号の送信方法を実現できる。

発明を実施するための最良の形態

0019

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。

0020

本発明の実施例にかかる無線通信システムについて説明する。

0021

本実施例にかかる無線通信システムは、基地局100と移動局200とを備える。

0022

次に、本実施例にかかる基地局100について、図1を参照して説明する。

0023

基地局100は送信装置を備え、送信装置は、移動局200より通知されるパスロス最大送信電力値が入力される送信方式決定部102と、送信方式決定部102の出力信号が入力される送信帯域決定部104と、送信帯域決定部104と接続された送信帯域管理部108と、送信帯域決定部104の出力信号が入力される送信方式通知手段としての符号割り当て部106と、符号割り当て部106と接続された符号管理部110とを備える。

0024

送信方式決定部102は、移動局200が送信する伝搬路状態測定用信号の送信方式を決定する。例えば、送信方式決定部102は、各ユーザに対してシングルキャリア送信方式により伝搬路状態測定用信号を送信させるか、マルチキャリア送信方式により伝搬路状態測定用信号を送信させるかを決定する。

0025

例えば、送信方式決定部102は、基地局の近傍に位置するユーザに対してマルチキャリア送信方式により伝搬路状態測定用信号を送信させると決定する。また、送信方式決定部102は、基地局の近傍に位置するユーザ以外のユーザに対して、シングルキャリア送信方式により伝搬路状態測定用信号を送信させると決定する。

0026

例えば、送信方式決定部102は、移動局200より通知されるパスロス、最大送信電力値に基づいて、伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させるかシングルキャリア方式により送信させるかを決定する。

0027

移動局200が、広い帯域で伝搬路測定用信号を送信した場合、単位帯域当たりの送信電力は小さくなる。したがって、基地局100においては受信される伝搬路測定用信号の受信レベルが低くなり、測定精度が悪くなる。この場合、基地局100において、伝搬路測定用信号の受信レベルが悪くならない移動局を選択するようにした場合、広い帯域で送信できる移動局が限定される。

0028

そこで、本実施例においては、マルチキャリア方式により送信する移動局と、シングルキャリア方式により送信する移動局とを周波数分割多重(FDM)する。

0029

この場合、マルチキャリア方式により送信する移動局間符号分割多重接続(CDMA)するようにしてもよい。さらに、マルチキャリア方式により送信する移動局間を周波数分割多元接続(FDMA)するようにしてもよい。

0030

また、シングルキャリア方式により送信する移動局間を周波数分割多重接続(FDMA)および符号分割多重接続(CDMA)するようにしてもよい。

0031

また、マルチキャリア方式により送信する移動局と、シングルキャリア方式により送信する移動局とをIFDMAするようにしてもよい。

0032

この場合、マルチキャリア方式により送信する移動局間を周波数分割多元接続(FDMA)および符号分割多重接続(CDMA)するようにしてもよい。
シングルキャリア方式により送信する移動局間を周波数分割多元接続(FDMA)および符号分割多重接続(CDMA)するようにしてもよい。

0033

このようにすることにより、基地局100は、伝搬路状態測定用信号のトータルの送信帯域幅を広げずに、すなわち電力密度を小さくせずに、周波数領域の広い範囲の受信チャネル状態を測定することができる。

0034

例えば、送信電力に余裕のあるユーザ端末に対して、マルチキャリア方式により、周波数領域で間隔を空けて、伝搬路状態測定用の信号を送信させる。この場合、送信方式決定部102は、通知されたパスロスに基づいて、予め規定した受信品質となるような送信電力を推定し、最大送信電力値と該推定値との差が所定の閾値以上である移動局に対して、伝搬路測定用信号をマルチキャリア方式により送信させると決定する。

0035

送信帯域決定部104は、伝搬路状態測定用信号の送信帯域を決定する。

0036

例えば、送信帯域決定部104は、送信方式決定部102によりマルチキャリア送信方式により伝搬路状態測定用信号を送信させると決定した移動局に対し、連続した帯域ではなく周波数軸上で不連続な帯域を割り当てる。また、送信帯域決定部104は、送信方式決定部102によりシングルキャリア送信方式により伝搬路状態測定用信号を送信させると決定した移動局に対し、帯域を狭めて連続した帯域を割り当てる。

0037

例えば、マルチキャリア方式により送信する移動局と、シングルキャリア方式により送信する移動局とを周波数分割多重するシステムの場合、送信帯域決定部104は、図2に示すように、マルチキャリア方式により送信させると決定された場合に、システム帯域幅を連続する周波数サブキャリアからなるブロックに分割した周波数ブロックのうち、不連続な複数の周波数ブロックを割り当て(送信電力に余裕のあるUE)、シングルキャリア方式により送信させると決定された場合に、周波数領域で連続する1つ以上の周波数ブロックを割り当てる(送信電力に余裕のないUE)。

0038

移動局200は、割り当てられた帯域を使用して伝搬路測定用信号を送信する。基地局100は、伝搬路測定用信号の受信状態に基づいてスケジューリングを実行し、各移動局が伝搬路測定用信号を送信している帯域の範囲内で、データチャネル送信用の帯域を割り当てる。

0039

また、例えばマルチキャリア方式により送信する移動局と、シングルキャリア方式により送信する移動局とをIFDMAするシステムの場合、送信帯域決定部104は、図3に示すように、マルチキャリア方式により送信させると決定された場合に、システム帯域幅内に離散的に分散した周波数サブキャリアからなる分散型周波数ブロックのうち、不連続な複数の分散型周波数ブロックを割り当て(送信電力に余裕のあるUE)、シングルキャリア方式により送信させると決定された場合に、1つ以上の連続した分散型周波数ブロックを割り当てる(送信電力に余裕のないUE)。

0040

移動局200は、割り当てられた帯域を使用して伝搬路測定用信号を送信する。基地局100は、伝搬路測定用信号の受信状態に基づいてスケジューリングを実行し、各移動局が伝搬路測定用信号を送信している帯域の範囲内で、データチャネルの送信用の帯域を割り当てる。

0041

送信帯域管理部108は、送信帯域決定部104により割り当てられた周波数帯域の割り当て状況を管理する。すなわち、送信帯域管理部108は、現在の帯域のユーザによる使用状況、どの帯域をどのユーザが使用しているかを管理する。

0042

符号割り当て部106は、伝搬路状態測定用信号の符号を決定する。例えば、符号割り当て部106は、伝搬路測定用信号を送信する各移動局を、周波数軸上で直交させるように符号を割り当てる。また、符号割り当て部106は、移動局200へ、伝搬路状態測定用信号の送信方式、送信帯域および符号を通知する。

0043

符号管理部110は、伝搬路状態測定用信号用に対する符号の割り当て状況を管理する。すなわち、符号管理部110は、符号の使用状況を管理する。

0044

次に、本実施例にかかる移動局200について、図4を参照して説明する。

0045

移動局200は受信装置を備え、受信装置は、基地局100により通知される伝搬路状態測定用の符号を示す情報が入力される送信信号系列生成部202と、送信信号系列生成部202の出力信号が入力されるDFT(Discrete Fourier transform)部204と、DFT部204の出力信号と、基地局100により通知される帯域を示す情報および送信方式を示す情報が入力されるデータマッピング部206と、データマッピング部206の出力信号が入力されるIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部208とを備える。

0046

送信信号系列生成部202は、通知された符号に基づき、伝搬路状態測定用信号の信号系列を生成し、DFT部204に入力する。

0047

DFT部204は、入力された伝搬路状態測定用信号の信号系列に対して、離散的フーリエ変換処理を行い、信号系列を生成し、データマッピング部206に入力する。例えば、DFT部204は、時間領域の波形を周波数領域の波形に変換する。

0048

データマッピング部206は、通知された送信方式、送信帯域に基づき、生成した信号系列をサブキャリアにマッピングし、IFFT部208に入力する。

0049

例えば、マルチキャリア方式により送信する移動局と、シングルキャリア方式により送信する移動局とを周波数分割多重するシステムの場合、データマッピング部206は、マルチキャリア方式により送信させると決定された場合に、システム帯域幅を周波数サブキャリアのブロックに分割した周波数ブロックのうち、不連続な複数の周波数ブロックに伝搬路状態測定用信号の信号系列をマッピングし、シングルキャリア方式により送信させると決定された場合に、システム帯域幅を連続する周波数サブキャリアのブロックに分割した周波数ブロックに伝搬路状態測定用信号の信号系列をマッピングする。

0050

また、例えばマルチキャリア方式により送信する移動局と、シングルキャリア方式により送信する移動局とをIFDMAするシステムの場合、データマッピング部206は、マルチキャリア方式により送信させると決定された場合に、システム帯域幅内に離散的に分散した周波数サブキャリアからなる分散型周波数ブロックのうち、不連続な複数の分散型周波数ブロックに伝搬路状態測定用信号の信号系列をマッピングし、シングルキャリア方式により送信させると決定された場合に、システム帯域幅内に離散的に分散した周波数サブキャリアからなる分散型周波数ブロックに伝搬路状態測定用信号の信号系列をマッピングする。

0051

IFFT部208は、サブキャリアにマッピングされた信号系列に対し、逆フーリエ変換処理を行い、送信する。

0052

次に、本実施例にかかる無線通信システムの動作について、図5を参照して説明する。

0053

移動局200は、基地局100が常に送信している下りパイロット信号を用いて、その送信電力を測定することにより、移動局200と基地局100間のパスロスを測定し、移動局の最大送信電力値と共に、基地局100に通知する(ステップS502)。

0054

次に、基地局100は、移動局200から通知された移動局と基地局間のパスロスおよび移動局の最大送信電力値に基づいて、伝搬路状態測定用信号の送信方式を決定する(ステップS504)。

0055

次に、基地局100は、移動局200の伝搬路状態測定用信号の送信帯域および符号を決定する(ステップS506)。基地局100は、ある所定の周期で伝搬路状態測定用信号の送信帯域および符号を決定する。基地局100は、測定用信号を送信させる場合、周波数軸上で、各移動局を直交させように符号を割り当てる。

0056

次に、基地局100から移動局200に、伝搬路状態測定用信号の送信方式、送信帯域および符号を通知する(ステップS508)。

0057

次に、移動局200は、基地局100から通知された送信方式、送信帯域および符号を用いて伝搬路状態測定用信号を送信する(ステップS510)。

0058

次に、基地局100は、各移動局の伝搬路状態測定用信号の受信状態に基づいて、スケジューリングを実行し、各移動局が伝搬路状態測定用信号を送信している帯域の範囲で、データチャネルの送信用の帯域を割り当てる(ステップS512)。

0059

本実施例によれば、帯域あたりの電力密度を高く保ちつつ、(周波数領域で)広範囲の伝搬路状態を測定することが可能となる。

0060

その結果、周波数スケジューリングを適用することにより、より伝搬路状態のよい帯域を用いて、データチャネルを送信することが可能となる。

0061

本発明にかかる基地局、移動局および伝搬路測定用信号の送信制御方法は、無線通信システムに適用できる。

図面の簡単な説明

0062

本発明の一実施例にかかる送信装置を示す部分ブロック図である。
本発明の一実施例にかかる伝搬路状態測定用信号の送信帯域の割り当てを示す説明図である。
本発明の一実施例にかかる伝搬路状態測定用信号の送信帯域の割り当てを示す説明図である。
本発明の一実施例にかかる受信装置を示す部分ブロック図である。
本発明の一実施例にかかる無線通信システムの動作を示すフロー図である。

符号の説明

0063

10送信装置
20 受信装置

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