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技術 作業車の駆動制御装置

出願人 株式会社クボタ
発明者 高崎和也米田豊
出願日 2006年3月24日 (14年9ヶ月経過) 出願番号 2006-083355
公開日 2007年10月4日 (13年2ヶ月経過) 公開番号 2007-252322
状態 特許登録済
技術分野 収穫機本体(6)(機枠、駆動)
主要キーワード 操作用リンク 操作用カム 大小一対 字リンク 操作用ケーブル 芝刈り装置 走行停止位置 作業開始指令
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年10月4日)のものです。
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図面 (20)

課題

エンジン始動状態から作業を行ない、作業を終了して高速走行するといった一連の動作において、操作の簡略化を図ることができる作業車駆動制御装置を提供する。

解決手段

作業クラッチCの入り状態と切り状態との切換操作及びアクセル手段42の定格回転状態アイドリング状態との切換操作を行う切換操作用駆動手段Mと、作業開始指令指令する状態及び作業停止指令を指令する状態に操作自在な作業指令手段Gと、作業指令手段Gにより作業開始指令が指令されると、アクセル手段42を定格回転状態に且つ作業クラッチCを入り状態とし、且つ、作業指令手段Gにより作業停止指令が指令されると、アクセル手段42を定格回転状態に維持した状態で、作業クラッチCを切り状態とするように、切換操作用駆動手段Mを作動させる制御手段Hとが設けられている。

概要

背景

作業車は、エンジン始動を行うときには、作業クラッチ切り状態に且つアクセル手段をアイドリング状態にすることになり、そして、エンジンの始動後において、作業を行うときには、アクセル手段を定格回転状態に且つ作業クラッチを入り状態にすることになる。また、エンジンの始動後において、作業を行わずに走行するときもあり、そのような場合には、作業クラッチを切り状態に且つアクセル手段を定格回転状態にすることになる。

このような作業車においては操作の簡略化が望まれるものであり、そのための作業車の駆動制御装置として、作業クラッチを入り状態と切り状態に切り換え電動モータ作業状態非作業状態指令する操作スイッチ、及び、その操作スイッチの指令により、作業クラッチを入り状態と切り状態に切り換えるように電動モータの作動を制御する制御手段を設けて、作業クラッチの入切操作の簡略化を図るようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)
尚、上記特許文献1は、作業車としてのコンバインを例示するものであって、作業装置として、脱穀装置及び穀稈を刈取処理して脱穀装置に供給する刈取処理装置装備され、そして、作業クラッチとして、エンジンの出力を脱穀装置に伝達する入り状態とエンジンの出力の脱穀装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在脱穀クラッチ、及び、エンジンの出力を刈取処理装置に伝達する入り状態とエンジンの出力の刈取処理装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な刈取クラッチが設けられており、さらに、操作スイッチが、作業状態及び非作業状態の指令に加えて、扱ぎ状態を指令できるように構成され、制御手段が、作業状態が指令されると、脱穀クラッチ及び刈取クラッチを入り状態にし、非作業状態が指令されると、脱穀クラッチ及び刈取クラッチを切り状態にし、さらに、枕扱ぎ状態が指令されると、脱穀クラッチを入り状態に且つ刈取クラッチを切り状態にするように、電動モータを制御するように構成されている。

特開2002−95337号公報

概要

エンジンの始動状態から作業を行ない、作業を終了して高速走行するといった一連の動作において、操作の簡略化をることができる作業車の駆動制御装置を提供する。作業クラッチCの入り状態と切り状態との切換操作及びアクセル手段42の定格回転状態とアイドリング状態との切換操作を行う切換操作用駆動手段Mと、作業開始指令を指令する状態及び作業停止指令を指令する状態に操作自在な作業指令手段Gと、作業指令手段Gにより作業開始指令が指令されると、アクセル手段42を定格回転状態に且つ作業クラッチCを入り状態とし、且つ、作業指令手段Gにより作業停止指令が指令されると、アクセル手段42を定格回転状態に維持した状態で、作業クラッチCを切り状態とするように、切換操作用駆動手段Mを作動させる制御手段Hとが設けられている。

目的

従来の作業車の駆動制御装置においては、操作スイッチの指令により、作業クラッチを入り状態と切り状態とに切り換え操作できるものであるため、作業クラッチの操作の簡略化は図れるものであるが、アクセル手段を別途手動操作しなければならないため操作が面倒となるものであり、改善が望まれていた。
つまり、例えば、エンジンを始動させて作業を行うときには、先ず、作業クラッチの切り状態で且つアクセル手段のアイドリング状態においてエンジンを始動し、その後、アクセル手段を手動操作により定格回転状態に操作し且つ作業クラッチを入り状態にするために操作スイッチを操作して、アクセル手段を定格回転状態に且つ作業クラッチを入り状態にし、作業を終了して走行するときには、作業クラッチを切り状態にするために操作スイッチを操作して、アクセル手段を定格回転状態に維持した状態で、作業クラッチを切り状態にすることになるが、このようにエンジンの始動状態から作業を行ない、作業を終了して走行するときには、作業クラッチを入り状態にするための操作スイッチの操作に加えて、アクセル手段を定格回転状態に切り換える操作を要するものとなるのであり、操作が面倒となるものであった。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

エンジンの出力を作業装置に伝達する入り状態と前記エンジンの出力の前記作業装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な作業クラッチと、前記エンジンを設定回転数にて回転させる定格回転状態と前記エンジンをアイドリング回転数にて回転させるアイドリング状態とに切り換え自在なアクセル手段とが設けられた作業車駆動制御装置であって、前記作業クラッチの前記入り状態と前記切り状態との切換操作及び前記アクセル手段の前記定格回転状態と前記アイドリング状態との切換操作を行う切換操作用駆動手段と、作業開始指令指令する状態及び作業停止指令を指令する状態に操作自在な作業指令手段と、前記作業指令手段により前記作業開始指令が指令されると、前記アクセル手段を前記定格回転状態に且つ前記作業クラッチを前記入り状態とし、且つ、前記作業指令手段により前記作業停止指令が指令されると、前記アクセル手段を前記定格回転状態に維持した状態で、前記作業クラッチを前記切り状態とするように、前記切換操作用駆動手段を作動させる制御手段とが設けられている作業車の駆動制御装置。

請求項2

前記作業装置が、作業車としてのコンバイン装備された脱穀装置であり、前記作業クラッチが、前記エンジンの出力を前記脱穀装置に伝達する入り状態と前記エンジンの出力の前記脱穀装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な脱穀クラッチである請求項1に記載の作業車の駆動制御装置。

請求項3

前記作業装置が、作業車としてのコンバインに装備された脱穀装置及び穀稈を刈取処理して前記脱穀装置に供給する刈取処理装置であり、前記作業クラッチが、前記エンジンの出力を前記脱穀装置に伝達する入り状態と前記エンジンの出力の前記脱穀装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な脱穀クラッチ、及び、前記エンジンの出力を前記刈取処理に伝達する入り状態と前記エンジンの出力の前記刈取処理装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な刈取クラッチである請求項1に記載の作業車の駆動制御装置。

請求項4

前記制御手段が、前記作業指令手段により前記作業開始指令が指令されると、前記アクセル手段を定格回転状態に且つ前記脱穀クラッチを前記入り状態とし、その後、前記刈取クラッチを前記入り状態とするように、前記切換操作用駆動手段を作動させるように構成されている請求項3に記載の作業車の駆動制御装置。

請求項5

前記作業装置が、作業車としてのコンバインに装備された脱穀装置及び穀稈を刈取処理して前記脱穀装置に供給する刈取処理装置であり、前記作業クラッチが、前記エンジンの出力を前記脱穀装置に伝達する入り状態と前記エンジンの出力の前記脱穀装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な脱穀クラッチ、及び、前記エンジンの出力を前記刈取処理に伝達する入り状態と前記エンジンの出力の前記刈取処理装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な刈取クラッチであり、前記作業指令手段が、前記作業開始指令を指令する状態として、脱穀指令を指令する状態と刈取作業指令を指令する状態とを選択して操作できるように構成され、前記制御手段が、前記作業指令手段により前記脱穀指令が指令されると、前記アクセル手段を前記定格回転状態に且つ前記脱穀クラッチを入り状態とし、且つ、前記作業指令手段により前記刈取作業指令が指令されると、前記刈取クラッチ及び前記脱穀クラッチを入り状態とするように、前記切換操作用駆動手段を作動させるように構成されている請求項1に記載の作業車の駆動制御装置。

技術分野

0001

本発明は、エンジンの出力を作業装置に伝達する入り状態と前記エンジンの出力の前記作業装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な作業クラッチと、前記エンジンを設定回転数にて回転させる定格回転状態と前記エンジンをアイドリング回転数にて回転させるアイドリング状態とに切り換え自在なアクセル手段とが設けられた作業車駆動制御装置に関する。

背景技術

0002

作業車は、エンジンの始動を行うときには、作業クラッチを切り状態に且つアクセル手段をアイドリング状態にすることになり、そして、エンジンの始動後において、作業を行うときには、アクセル手段を定格回転状態に且つ作業クラッチを入り状態にすることになる。また、エンジンの始動後において、作業を行わずに走行するときもあり、そのような場合には、作業クラッチを切り状態に且つアクセル手段を定格回転状態にすることになる。

0003

このような作業車においては操作の簡略化が望まれるものであり、そのための作業車の駆動制御装置として、作業クラッチを入り状態と切り状態に切り換える電動モータ作業状態非作業状態指令する操作スイッチ、及び、その操作スイッチの指令により、作業クラッチを入り状態と切り状態に切り換えるように電動モータの作動を制御する制御手段を設けて、作業クラッチの入切操作の簡略化を図るようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)
尚、上記特許文献1は、作業車としてのコンバインを例示するものであって、作業装置として、脱穀装置及び穀稈を刈取処理して脱穀装置に供給する刈取処理装置装備され、そして、作業クラッチとして、エンジンの出力を脱穀装置に伝達する入り状態とエンジンの出力の脱穀装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在脱穀クラッチ、及び、エンジンの出力を刈取処理装置に伝達する入り状態とエンジンの出力の刈取処理装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な刈取クラッチが設けられており、さらに、操作スイッチが、作業状態及び非作業状態の指令に加えて、扱ぎ状態を指令できるように構成され、制御手段が、作業状態が指令されると、脱穀クラッチ及び刈取クラッチを入り状態にし、非作業状態が指令されると、脱穀クラッチ及び刈取クラッチを切り状態にし、さらに、枕扱ぎ状態が指令されると、脱穀クラッチを入り状態に且つ刈取クラッチを切り状態にするように、電動モータを制御するように構成されている。

0004

特開2002−95337号公報

発明が解決しようとする課題

0005

従来の作業車の駆動制御装置においては、操作スイッチの指令により、作業クラッチを入り状態と切り状態とに切り換え操作できるものであるため、作業クラッチの操作の簡略化は図れるものであるが、アクセル手段を別途手動操作しなければならないため操作が面倒となるものであり、改善が望まれていた。
つまり、例えば、エンジンを始動させて作業を行うときには、先ず、作業クラッチの切り状態で且つアクセル手段のアイドリング状態においてエンジンを始動し、その後、アクセル手段を手動操作により定格回転状態に操作し且つ作業クラッチを入り状態にするために操作スイッチを操作して、アクセル手段を定格回転状態に且つ作業クラッチを入り状態にし、作業を終了して走行するときには、作業クラッチを切り状態にするために操作スイッチを操作して、アクセル手段を定格回転状態に維持した状態で、作業クラッチを切り状態にすることになるが、このようにエンジンの始動状態から作業を行ない、作業を終了して走行するときには、作業クラッチを入り状態にするための操作スイッチの操作に加えて、アクセル手段を定格回転状態に切り換える操作を要するものとなるのであり、操作が面倒となるものであった。

0006

本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、その目的は、エンジンの始動状態から作業状態への切り換え操作及び作業状態から走行状態への切換操作の簡略化を図ることができる作業車の駆動制御装置を提供する点にある。

課題を解決するための手段

0007

本発明の作業車の駆動制御装置は、エンジンの出力を作業装置に伝達する入り状態と前記エンジンの出力の前記作業装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な作業クラッチと、前記エンジンを設定回転数にて回転させる定格回転状態と前記エンジンをアイドリング回転数にて回転させるアイドリング状態とに切り換え自在なアクセル手段とが設けられたものであって、その第1特徴構成は、前記作業クラッチの前記入り状態と前記切り状態との切換操作及び前記アクセル手段の前記定格回転状態と前記アイドリング状態との切換操作を行う切換操作用駆動手段と、作業開始指令を指令する状態及び作業停止指令を指令する状態に操作自在な作業指令手段と、前記作業指令手段により前記作業開始指令が指令されると、前記アクセル手段を前記定格回転状態に且つ前記作業クラッチを前記入り状態とし、且つ、前記作業指令手段により前記作業停止指令が指令されると、前記アクセル手段を前記定格回転状態に維持した状態で、前記作業クラッチを前記切り状態とするように、前記切換操作用駆動手段を作動させる制御手段とが設けられている点にある。

0008

すなわち、作業指令手段にて作業開始指令を指令することにより、制御手段が切換操作用駆動手段を作動させて、アクセル手段を定格回転状態に且つ作業クラッチを入り状態にし、作業指令手段にて作業停止指令を指令することにより、制御手段が切換操作用駆動手段を作動させて、アクセル手段を定格回転状態に維持した状態で、作業クラッチを切り状態にすることになる。

0009

このように、作業指令手段にて作業開始指令を指令することにより、アクセル手段を定格回転状態に且つ作業クラッチを入り状態にすることができるものであるから、例えばエンジンを始動させて作業を開始するときにおいて、作業クラッチの切り状態で且つアクセル手段のアイドリング状態においてエンジンを始動させた後、そのエンジンの始動状態において、アクセル手段を定格回転状態に且つ作業クラッチを入り状態にすることを、作業指令手段にて作業開始指令を指令することにより行なえるものとなる等、エンジンの始動状態において作業を開始するために、アクセル手段を定格回転状態に且つ作業クラッチを入り状態にすることを、作業指令手段にて作業開始指令を指令するだけの簡単な操作で行なえるものとなる。
そして、作業指令手段にて作業停止指令を指令することにより、アクセル手段を定格回転状態に維持した状態で、作業クラッチを切り状態にすることができるものであるから、例えば、作業を終了して走行するときにおいて、アクセル手段が定格回転状態に且つ作業クラッチが入り状態である作業状態において、アクセル手段を定格回転状態に維持した状態で、作業クラッチを切り状態にすることを、作業指令手段にて作業停止指令を指令することにより行なえるものとなる等、作業を終了して走行するために、アクセル手段を定格回転状態に且つ作業クラッチを切り状態にすることを、作業指令手段にて作業停止指令を指令するだけの簡単な操作で行なえるものとなる。
したがって、エンジンの始動状態から作業状態への切り換え操作及び作業状態から走行状態への切換操作の簡略化を図ることができる作業車の駆動制御装置を得るに至った。

0010

本発明の第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、前記作業装置が、作業車としてのコンバインに装備された脱穀装置であり、前記作業クラッチが、前記エンジンの出力を前記脱穀装置に伝達する入り状態と前記エンジンの出力の前記脱穀装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な脱穀クラッチである点を特徴とする。

0011

すなわち、作業指令手段にて作業開始指令を指令することにより、制御手段が切換操作用駆動手段を作動させて、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチを入り状態にし、作業指令手段にて作業停止指令を指令することにより、制御手段が切換操作用駆動手段を作動させて、アクセル手段を定格回転状態に維持した状態で、脱穀クラッチを切り状態にすることになる。

0012

このように、作業指令手段にて作業開始指令を指令することにより、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチを入り状態にすることができるものであるから、例えばエンジンを始動させて刈取作業や枕脱穀作業を行うときにおいて、脱穀クラッチが切り状態で且つアクセル手段のアイドリング状態においてエンジンを始動させた後、そのエンジン始動状態において、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチを入り状態にすることを、作業指令手段にて作業開始指令を指令することにより行なえるものとなる等、エンジンの始動状態において刈取作業や枕脱穀作業のために、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチを入り状態にすることを、作業指令手段にて作業開始指令を指令するだけの簡単な操作で行なえるものとなる。
そして、作業指令手段にて作業停止指令を指令することにより、アクセル手段を定格回転状態に維持した状態で、脱穀クラッチを切り状態にすることができるものであるから、刈取作業や枕脱穀作業を終了して走行するときにおいて、アクセル手段が定格回転状態に且つ脱穀クラッチが入り状態である作業状態において、アクセル手段を定格回転状態に維持した状態で、脱穀クラッチを切り状態にすることを、作業指令手段にて作業停止指令を指令することにより行なえるものとなる等、刈取作業や枕脱穀作業を終了して走行するために、アクセル手段を定格回転状態に且つ作業クラッチを切り状態にすることを、作業指令手段にて作業停止指令を指令するだけの簡単な操作で行なえるものとなる。
したがって、エンジンの始動状態から刈取作業や枕脱穀作業を行なう状態への切換操作、及び、刈取作業や枕脱穀作業を行なう状態から走行状態への切換操作の簡略化を図ることができる作業車の駆動制御装置を得るに至った。

0013

本発明の第3特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、前記作業装置が、作業車としてのコンバインに装備された脱穀装置及び穀稈を刈取処理して前記脱穀装置に供給する刈取処理装置であり、前記作業クラッチが、前記エンジンの出力を前記脱穀装置に伝達する入り状態と前記エンジンの出力の前記脱穀装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な脱穀クラッチ、及び、前記エンジンの出力を前記刈取処理に伝達する入り状態と前記エンジンの出力の前記刈取処理装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な刈取クラッチである点を特徴とする。

0014

すなわち、作業指令手段にて作業開始指令を指令することにより、制御手段が切換操作用駆動手段を作動させて、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチ及び刈取クラッチを入り状態にし、作業指令手段にて作業停止指令を指令することにより、制御手段が切換操作用駆動手段を作動させて、アクセル手段を定格回転状態に維持した状態で、脱穀クラッチ及び刈取クラッチを切り状態にすることになる。

0015

このように、作業指令手段にて作業開始指令を指令することにより、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチ及び刈取クラッチを入り状態にすることができるものであるから、例えばエンジンを始動させて刈取作業を行うときにおいて、脱穀クラッチ及び刈取クラッチが切り状態で且つアクセル手段のアイドリング状態においてエンジンを始動させた後、そのエンジン始動状態において、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチ及び刈取クラッチを入り状態にすることを、作業指令手段にて作業開始指令を指令することにより行なえるものとなる等、エンジンの始動状態において刈取作業のために、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチを入り状態にすることを、作業指令手段にて作業開始指令を指令するだけの簡単な操作で行なえるものとなる。
そして、作業指令手段にて作業停止指令を指令することにより、アクセル手段を定格回転状態に維持した状態で、脱穀クラッチを切り状態にすることができるものであるから、刈取作業を終了して走行するときにおいて、アクセル手段が定格回転状態に且つ脱穀クラッチ及び刈取クラッチが入り状態である作業状態において、アクセル手段を定格回転状態に維持した状態で、脱穀クラッチ及び刈取クラッチを切り状態にすることを、作業指令手段にて作業停止指令を指令することにより行なえるものとなる等、刈取作業を終了して走行するために、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチ及び刈取クラッチを切り状態にすることを、作業指令手段にて作業停止指令を指令するだけの簡単な操作で行なえるものとなる。
したがって、エンジンの始動状態から刈取作業を行なう状態への切換操作、及び、刈取作業を行なう状態から走行状態への切換操作の簡略化を図ることができる作業車の駆動制御装置を得るに至った。

0016

本発明の第4特徴構成は、上記第3特徴構成に加えて、前記制御手段が、前記作業指令手段により前記作業開始指令が指令されると、前記アクセル手段を定格回転状態に且つ前記脱穀クラッチを前記入り状態とし、その後、前記刈取クラッチを前記入り状態とするように、前記切換操作用駆動手段を作動させるように構成されている点を特徴とする。

0017

すなわち、作業指令手段により作業開始指令を指令することにより、制御手段が切換操作用駆動手段を作動させて、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチを入り状態とし、その後、刈取クラッチを入り状態とすることになる。

0018

このように、作業指令手段により作業開始指令を指令することにより、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチを入り状態に切り換え、その後、刈取クラッチを入り状態に切り換えることができるものであるから、エンジンの始動状態から刈取作業を行うときに、エンストを起こす虞を少ないものにできる。
説明を加えると、アクセル手段を定格回転状態に且つ刈取クラッチ及び脱穀クラッチを同時に入り状態に切り換えると、バリカン式刈刃等を装備した刈取処理装置を作動させるためにエンジンに掛かる負荷、及び、駆動トルクの大きな扱き胴等を装備した脱穀装置を作動させるためにエンジンに掛かる負荷がエンジンに集中して掛かるために、エンジンの回転数が減少してエンストを起こす虞があるのに対して、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチを入り状態に切り換え、その後、刈取クラッチを入り状態に切り換える、言い換えると、刈取クラッチ及び脱穀クラッチをタイミングをずらした状態で入り状態に切り換えると、刈取処理装置を作動させるためにエンジンに掛かる負荷、及び、脱穀装置を作動させるためにエンジンに掛かる負荷がエンジンにタイミングをずらした状態で掛かるために、エンジンの回転数が減少してエンストを起こす虞を少ないものにできる。
したがって、エンジンの始動状態から刈取作業を行う状態に切り換えるときに、エンストを起こす虞を少ないものにできる作業車の駆動制御装置を得るに至った。

0019

本発明の第5特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、前記作業装置が、作業車としてのコンバインに装備された脱穀装置及び穀稈を刈取処理して前記脱穀装置に供給する刈取処理装置であり、前記作業クラッチが、前記エンジンの出力を前記脱穀装置に伝達する入り状態と前記エンジンの出力の前記脱穀装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な脱穀クラッチ、及び、前記エンジンの出力を前記刈取処理に伝達する入り状態と前記エンジンの出力の前記刈取処理装置への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な刈取クラッチであり、前記作業指令手段が、前記作業開始指令を指令する状態として、脱穀指令を指令する状態と刈取作業指令を指令する状態とを選択して操作できるように構成され、前記制御手段が、前記作業指令手段により前記脱穀指令が指令されると、前記アクセル手段を前記定格回転状態に且つ前記脱穀クラッチを入り状態とし、且つ、前記作業指令手段により前記刈取作業指令が指令されると、前記刈取クラッチ及び前記脱穀クラッチを入り状態とするように、前記切換操作用駆動手段を作動させるように構成されている点を特徴とする。

0020

すなわち、作業指令手段にて脱穀指令を指令することにより、制御手段が切換操作用駆動手段を作動させて、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチを入り状態に切り換え、作業指令手段にて刈取作業指令を指令することにより、制御手段が切換操作用駆動手段を作動させて、刈取クラッチ及び脱穀クラッチを入り状態に切り換え、作業指令手段にて作業停止指令を指令することにより、制御手段が切換操作用駆動手段を作動させて、アクセル手段を定格回転状態に維持した状態で、刈取クラッチ及び脱穀クラッチを切り状態に切り換えることになる。

0021

このように、作業指令手段にて脱穀指令を指令することにより、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチを入り状態に切り換えることができるものであるから、例えば、エンジンを始動させて枕地を走行するときにおいて、刈取クラッチ及び脱穀クラッチが切り状態で且つアクセル状態のアイドリング状態においてエンジンを始動させた後、そのエンジン始動状態において、アクセル手段を定格回転状態に且つ脱穀クラッチを入り状態にすることを、モード指令手段にて脱穀指令を指令するだけの簡単な操作で行なえるものとなる。

0022

又、作業指令手段にて刈取作業指令を指令することにより、刈取クラッチ及び脱穀クラッチを入り状態に切り換えることができるものであるから、例えば、枕地から未刈り領域に進入して1つの作業工程における刈取作業を行なうときにおいて、脱穀クラッチが入り状態で且つアクセル手段が定格回転状態において枕地を走行した後、刈取クラッチ及び脱穀クラッチを入り状態にすることを、作業指令手段にて刈取作業指令を指令する簡単な操作で行なえるものとなる。

0023

又、刈取クラッチ及び脱穀クラッチが入り状態となるときにおいて、例えば、1つの作業工程における刈取作業を終了して枕地を走行するときにおいて、刈取クラッチ及び脱穀クラッチが入り状態において刈取作業を行なった後、脱穀クラッチを入り状態で且つアクセル手段を定格回転状態にすることを、作業指令手段にて脱穀指令を指令する簡単な操作で行なえるものとなる。

0024

又、作業指令手段にて作業停止指令を指令することにより、アクセル手段を定格回転状態に維持した状態で、刈取クラッチ及び脱穀クラッチを切り状態に切り換えることができるものであるから、例えば、刈取作業を終了して走行するときにおいて、刈取クラッチ及び脱穀クラッチが入り状態において刈取作業を行なった後、アクセル手段を定格回転状態に維持した状態で、刈取クラッチ及び脱穀クラッチを切り状態にすることを、作業指令手段にて作業停止指令を指令するだけの簡単な操作で行なえるものとなる。
したがって、エンジンの始動状態から枕地を走行する状態への切換操作、枕地を走行する状態と刈取作業を行なう状態との間での切換操作、及び、刈取作業を行なう状態や枕地を走行する状態から走行状態への切換操作の簡略化を図ることができる作業車の駆動制御装置を得るに至った。

発明を実施するための最良の形態

0025

〔第1実施形態〕
以下、本発明に係る作業車の駆動制御装置について図面に基づいて説明する。
図1にコンバインの全体側面が示されており、このコンバインは、左右一対クローラ式走行装置1L、1Rの駆動により走行機体2が走行自在に構成され、その走行機体2の前部に、昇降操作自在でかつ圃場植立穀稈刈り取り、刈り取った穀稈を後方に搬送する刈取処理装置3が設けられ、走行機体2に、刈取処理装置3にて刈り取られた刈取穀稈を受け取って脱穀および選別処理する脱穀装置4と、脱穀装置4にて脱穀および選別処理することにより得られた穀粒貯留する穀粒タンク5とが搭載されるとともに、穀粒タンク5の前方箇所搭乗運転部6が形成されている。

0026

次にこのコンバインの伝動構造について説明する。
図2図3に示すように、エンジンEの動力伝動ベルト14及び伝動プーリ15を介して直進用無段変速装置7と旋回用の無段変速装置8に伝達され、これら無段変速装置7、8の変速出力は、ミッションケース9を経由して、走行装置1R、1Lの夫々に伝達されている。又、これら無段変速装置7、8のうち直進用の無段変速装置7の変速出力は、ミッションケース9を経由した後、刈取クラッチ10を介して刈取処理装置3に伝達され、刈取クラッチ10には、その入り切りを検出する刈取センサ11が付設されている。又、エンジンEの動力は、脱穀クラッチ12を介して脱穀装置4に伝達され、脱穀クラッチ12には、その入り切り状態を検出する脱穀センサ13が付設されている。

0027

従って、作業装置Fが、コンバインに装備された脱穀装置4及び穀稈を刈取処理して脱穀装置4に供給する刈取処理装置3であり、作業クラッチCが、エンジンEの出力を脱穀装置4に伝達する入り状態とエンジンEの出力の脱穀装置4への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な脱穀クラッチ12、及び、エンジンEの出力を刈取処理装置3に伝達する入り状態とエンジンEの出力の刈取処理装置3への伝達を遮断する切り状態とに切り換え自在な刈取クラッチ10である。

0028

前記直進用の無段変速装置7と旋回用の無段変速装置8は、コンバインの走行機体に搭載されているエンジンからの動力によって駆動される可変油圧ポンプ7A、8Aと、その可変油圧ポンプ7A、8Aからの供給油回転駆動される油圧モータ7B、8Bとの対で構成された周知構造静油圧式無段変速装置(HST)によって構成されている。ちなみに、エンジンEの動力は、伝動ベルト14及び伝動プーリ15を介して可変油圧ポンプ7A、8Aの伝動軸16に伝達される。

0029

前記ミッションケース9は、その内部に、前記直進用の無段変速装置7の出力軸17と、前記旋回用の無段変速装置8の出力軸18との夫々が内挿され、これら両出力軸17、18からの変速出力が左右一対の走行装置1R、1Lに伝達される一方、直進用の無段変速装置7の出力軸17からの変速出力が刈取処理装置3に伝達される構成となっている。尚、前記旋回用の無段変速装置8の出力軸18には、右側出力ギヤ18aと左側出力ギヤ
18bとが固着されている。

0030

前記直進用の無段変速装置7の出力軸17には、副変速用大小一対出力ギヤ17a、17b及び刈取部駆動用の出力ギヤ17cが固着されている。副変速軸19には、前記出力ギヤ17a、17bが常時噛合する副変速用の小径ギヤ19aと大径ギヤ19bとが相対回転自在に支持され、その両ギヤ19a、19bの中間位置に、副変速軸19と一体回転する副変速用シフトギヤ19dが軸芯方向で摺動自在に外嵌されている。図示しない副変速レバーにより副変速用シフトギヤ19dを摺動操作することで高低2段に切換自在な走行用副変速装置Dが構成されている。そして、その副変速装置Dの変速状態を検出する副変速状態検出用センサ41が設けられている。そして、副変速軸19には出力ギヤ19eが固着されており、この出力ギヤ19eに対して、支持軸20に一体に設けたセンターギヤ21が常時噛合する状態で設けられている。

0031

前記支持軸20には、センターギヤ21を挾む両側に、伝動状態切換手段Aが設けられており、この伝動状態切換手段Aは、前記左側出力ギヤ18aに常時かみ合いの左側外周ギヤ部22aを備えた左側の多板式摩擦クラッチ22と、前記右側出力ギヤ18bに常時噛み合いの右側外周ギヤ部22bを備えた右側の多板式の摩擦クラッチ22と、前記センターギヤ21の両側面とこれに対向するシフトギヤ23との間に形成された左右一対の噛み合いクラッチ24、24とで構成されている。

0032

左側の摩擦クラッチ22により、旋回用の無段変速装置8と左側の走行装置1Lとの間の伝動を遮断する状態に切り換え可能な左側のクラッチが構成され、右側の摩擦クラッチ22により、旋回用の無段変速装置8と右側の走行装置1Rとの間の伝動を遮断する状態に切り換え可能な右側のクラッチが構成されている。

0033

前記左右のシフトギヤ23は、回転軸芯方向にシフト操作自在であって、シフト操作することにより噛み合いクラッチ24が噛み合って伝動入りとなる状態と、噛み合いクラッチ24が噛み合わない伝動を遮断する状態とに切り換え自在に構成され、また、シフトギヤ23における摩擦板が摩擦クラッチ22の本体部に対してシフト移動自在に構成されており、多板式の摩擦クラッチ22が圧接して伝動入りとなる状態と、多板式の摩擦クラッチ22が圧接しない伝動を遮断した状態とに切り換え自在に構成されている。

0034

つまり、左右一対の走行装置1L、1Rへの動力伝達は、噛み合いクラッチ24が噛み合った伝動入り状態では、直進用の無断変速装置7からの動力が伝達され、摩擦クラッチ22が圧接した伝動入り状態では、旋回用の無断変速装置8からの動力が伝達され、噛み合いクラッチ24と摩擦クラッチ22の両方が伝動入り状態であれば、直進用の無段変速装置7と旋回用の無段変速装置8との両方からの動力が伝達され、噛み合いクラッチ24と摩擦クラッチ22の両方が伝動遮断状態であれば、直進用の無段変速装置7と旋回用の無段変速装置8とのどちらからも動力が伝達されないように構成されている。

0035

前記左右のシフトギヤ23、23は夫々、押圧スプリング25、25による押圧力にて噛み合いクラッチ24、24が噛み合う伝動入り状態に付勢されており、左右のシフトギヤ23、23の夫々を押圧スプリング25、25による押圧力に抗して遮断用油圧シリンダ26L、26Rでシフト操作することにより、噛み合いクラッチ24、24が噛み合わない伝動遮断状態に切り換え操作可能に構成されている。

0036

そして、この伝動遮断状態において、操向用油圧シリンダ27L、27Rでシフトギヤ23における摩擦板をシフト操作することにより、摩擦クラッチ22、22が圧接する伝動入り状態に切り換え操作可能に構成されている。そして、この操向用油圧シリンダ27L、27Rおよび遮断用油圧シリンダ26L、26Rの操作は、操向電磁弁29L、29Rおよび遮断用電磁弁28L、28Rを切り換えることにより行うように構成されてい
る。
シフトギヤ23からはファイナルギヤ30を介して左右一対の走行装置1L、1Rに伝達される。このシフトギヤ23は、噛み合いクラッチ24が噛み合いしているときも噛み合いしていないときも常時走行装置への伝動系中継ギヤ31に噛合するように構成されている。

0037

これにより、左右の噛み合いクラッチ24を伝動入り状態に切り換え、左右の摩擦クラッチ22を伝動遮断状態に切り換えることで、直進用伝動状態となり、右の噛み合いクラッチ24を伝動入り状態に切り換え、右の摩擦クラッチ22を伝動遮断状態に切り換え、左の噛み合いクラッチ24を伝動遮断状態に切り換え、左の摩擦クラッチ22を伝動入り状態に切り換えることで、左旋回用伝動状態となり、右の噛み合いクラッチ24を伝動遮断状態に切り換え、右の摩擦クラッチ22を伝動入り状態に切り換え、左の噛み合いクラッチ24を伝動入り状態に切り換え、左の摩擦クラッチ22を伝動遮断状態に切り換えることで、右旋回用伝動状態となり、左右の噛み合いクラッチ24を伝動遮断状態に切り換え、左右の摩擦クラッチ22を伝動遮断状態に切り換えることで、中立状態となるように構成されている。

0038

つまり、左右の噛み合いクラッチおよび左右の摩擦クラッチを主要部として、直進用の無段変速装置7の変速出力を左右一対の走行装置1L、1Rの夫々に伝達する直進用伝動状態、前記直進用の無段変速装置7の変速出力を右側の走行装置1Rに伝達し且つ旋回用の無段変速装置の変速出力8を左側の走行装置1Lに伝達する左旋回用伝動状態、前記直進用の無段変速装置7の変速出力を左側の走行装置1Lに伝達し且つ前記旋回用の無段変速装置8の変速出力を右側の走行装置1Rに伝達する右旋回用伝動状態、前記直進用の無段変速装置7及び前記旋回用の無段変速装置8のいずれの変速出力も左右一対の走行装置1L、1Rの夫々に伝達しない中立状態に切り換え自在な伝動状態切換手段Aが構成されている。

0039

図4図10に示すように、エンジンEを設定定格回転数にて回転させる定格回転状態とエンジンEをアイドリング回転数にて回転させるアイドリング状態とに切り換え自在なアクセル手段としての速度調整レバー42がエンジンEに設けられ、刈取クラッチ10及び脱穀クラッチ12の入り状態と切り状態との切換操作及び速度調整レバー42の定格回転状態とアイドリング状態との切換操作を行う切換操作用駆動手段としての切換操作用モータMが設けられている。

0040

説明を加えると、切換操作用モータMの回動操作に伴って速度調整レバー42、刈取クラッチ10、脱穀クラッチ12の夫々を連動操作する連動操作部Bが、搭乗運転部6の運転席43の横側に位置する状態で設けられている。連動操作部Bは、切換操作用モータMのピニオンギヤ47と噛み合うセクターギヤ44と、アクセルレバー45を切り位置から入り位置に押圧作用するとともに速度調整レバー42をアイドリング状態から定格回転状態に切り換え操作するアクセルレバー操作用カム46と、脱穀クラッチ12を切り換え操作する脱穀クラッチ操作用リンク部48と、刈取クラッチ10を切り換え操作する刈取クラッチ操作リンク部49とを備えて構成されている。搭乗運転部6に固定されている略直方体形状の枠部50に2つの略円筒状回動ボス部51が回動自在に設けられ、一方の回動ボス部51の外方側にアクセルレバー操作用カム46が取り付けられるとともに、一方の回動ボス部51の内方側に支軸52の一端が取り付けられ、他方の回動ボス部51の内方側に支軸52の他端が取り付けられ、その支軸52に、セクターギヤ44、脱穀クラッチ操作用リンク部48、及び、刈取クラッチ操作用リンク部49が取り付けられている。これにより、切換操作用モータMが駆動されると、切換操作用モータMのピニオンギヤ47と噛み合うセクターギヤ44も回動されることになり、そのセクターギヤ44の回動に伴って、アクセルレバー操作用カム46、脱穀クラッチ操作用リンク部48、及び、刈取クラッチ操作用リンク部49が一体回動するように構成されている。

0041

前記アクセルレバー45は、枠部50が備える支持用軸部53に揺動自在に支持されている。アクセルレバー45の先端部には握り部45aが設けられ、アクセルレバー45の基端部にはカムフォロア54が設けられるとともに速度調整レバー操作用ケーブル55が取り付けられている。アクセルレバー45の握り部45aを揺動操作してアクセルレバー45を切り位置から入り位置に位置変更することにより、アクセルレバー45に設けられた速度調整レバー操作用ケーブル55を引っ張り操作して速度調整レバー42をアイドリング状態から定格回転状態に切り換えるようになっている。ちなみに、アクセルレバー45の握り部45aを揺動操作しないときには、図示しないバネ付勢力により速度調整レバー42を定格回転状態からアイドリング状態に切り換えるようになっている。

0042

前記アクセルレバー操作用カム46は、円板の一部を切り欠いた半月に近い板状に構成され、その切り欠き部にカム面46aが形成されている。そして、アクセルレバー操作用カム46の回動に伴ってカム面46aがアクセルレバー45に設けられたカムフォロア54に押圧作用してアクセルレバー45を切り位置から入り位置に位置変更することにより、速度調整レバー操作用ケーブル55を引っ張り操作して速度調整レバー42をアイドリング状態から定格回転状態に切り換えるようになっている。又、アクセルレバー操作用カム46の周縁部には、連動操作部位置検出用リミットスイッチ101a、101b、101cが設けられて、連動操作部Bの位置を検出するようになっている。

0043

前記脱穀クラッチ操作用リンク部48は、支軸52に固定された脱穀クラッチ操作用取り付け板56、及び、脱穀クラッチ操作用取り付け板56に連結ピンを介して相対回動自在に連結され且つ脱穀クラッチ操作用ケーブル57が取り付けられた脱穀クラッチ操作用L字リンク58を備えて構成され、刈取クラッチ操作用リンク部49は、支軸52に固定された刈取クラッチ操作用取り付け板59、及び、刈取クラッチ操作用取り付け板59に連結ピンを介して相対回動自在に連結され且つ刈取クラッチ操作用ケーブル60が取り付けられた刈取クラッチ操作用L字リンク61を備えて構成されている。
そして、支軸52の回動に伴って、脱穀クラッチ操作用取り付け板56が支軸52に固定されている基端部を揺動支点として揺動し、脱穀クラッチ操作用取り付け板56に相対回動自在に連結されている脱穀クラッチ操作用L字リンク58に取り付けられている脱穀クラッチ操作用ケーブル57を引っ張り操作して脱穀クラッチ12を入り状態に切り換え、又、支軸52の回動に伴って、刈取クラッチ操作用取り付け板59が支軸52に固定されている基端部を揺動支点として揺動し、刈取クラッチ操作用取り付け板59に相対回動自在に連結されている刈取クラッチ操作用L字リンク61に取り付けられている刈取クラッチ操作用ケーブル60を引っ張り操作して刈取クラッチ10を入り状態に切り換えるようになっている。

0044

前記切換操作用モータMを正逆回転駆動すると、連動操作部Bを支軸52の軸芯周りで正逆回転させて、図7に示す走行停止位置と、図8に示す走行位置と、図9に示す脱穀位置と、図10に示す刈取作業位置とに切り換え操作する構成となっている。
説明を加えると、図7に示すように、連動操作部Bが走行停止位置に位置する場合において、アクセルレバー操作用カム46のカム面46aがカムフォロア54に当接することにより、アクセルレバー45を切り位置に維持し、速度調整レバー42をアイドリング状態に維持する。ちなみに、この走行停止位置において、脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10の両方とも切り状態になっている。このとき、連動操作部位置検出用リミットスイッチ101a、101bがオン状態となり、連動操作部位置検出用リミットスイッチ101cがオフ状態となっている。

0045

図8に示すように、切換操作用モータMを正回転駆動させることにより、連動操作部Bが走行停止位置から走行位置に位置変更する場合において、アクセルレバー操作用カム46のカム面46aがカムフォロア54に押圧作用することにより、アクセルレバー45を切り位置から入り位置に切り換え、速度調整レバー42をアイドリング状態から定格回転状態に切り換える。ちなみに、この走行位置において、脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10の両方とも切り状態になっている。このとき、連動操作部位置検出用リミットスイッチ101bがオン状態となり、連動操作部位置検出用リミットスイッチ101a、101cがオフ状態となっている。

0046

図9に示すように、切換操作用モータMを正回転駆動させることにより、連動操作部Bが走行位置から脱穀位置に位置変更する場合において、アクセルレバー操作用カム46の外周面46bがカムフォロア54に当接することにより、アクセルレバー45を入り位置に維持し、速度調整レバー42を定格回転状態に維持する。刈取クラッチ操作用取り付け板59が刈取クラッチ操作用ケーブル60の延びる方向にほぼ直交する方向に揺動するので、刈取クラッチ操作用取り付け板59に相対回動自在に連結されている刈取クラッチ操作用L字リンク61に取り付けられている刈取クラッチ操作用ケーブル60を引っ張り操作することがほとんど無く、刈取クラッチ10を切り位置に維持する。脱穀クラッチ操作用取り付け板56が脱穀クラッチ操作用ケーブル57の延びる方向に揺動するので、脱穀クラッチ操作用取り付け板56に相対回動自在に連結されている脱穀クラッチ操作用L字リンク58に取り付けられている脱穀クラッチ操作用ケーブル57を引っ張り操作して、脱穀クラッチ12を切り状態から入り状態に切り換える。このとき、連動操作部位置検出用リミットスイッチ101a、101b、101cがオフ状態となっている。

0047

図10に示すように、切換操作用モータMを正回転駆動させることにより、連動操作部Bが脱穀位置から刈取作業位置に位置変更する場合において、アクセルレバー操作用カム46の外周面46bがカムフォロア54に当接することにより、アクセルレバー45を入り位置に維持し、速度調整レバー42を定格回転状態に維持する。刈取クラッチ操作用取り付け板59が刈取クラッチ操作用ケーブル60の延びる方向に揺動するので、刈取クラッチ操作用取り付け板59に相対回動自在に連結されている刈取クラッチ操作用L字リンク61に取り付けられている刈取クラッチ操作用ケーブル60を引っ張り操作して、刈取クラッチ10を切り位置から入り状態に切り換える。脱穀クラッチ操作用取り付け板56が脱穀クラッチ操作用ケーブル57の延びる方向にほぼ直交する方向に揺動するので、脱穀クラッチ操作用取り付け板56に相対回動自在に連結されている脱穀クラッチ操作用L字リンク58に取り付けられている脱穀クラッチ操作用ケーブル57を引っ張り操作することがほとんど無く、脱穀クラッチ12を入り状態に維持する。このとき、連動操作部位置検出用リミットスイッチ101a、101bがオフ状態となり、連動操作部位置検出用リミットスイッチ101cがオン状態となっている。
尚、切換操作用モータMを逆回転駆動させることにより、連動操作部Bが刈取作業位置から走行停止位置に位置変更する場合において、バネの付勢力により速度調整レバー42を定格回転状態からアイドリング状態に切り換え、アクセルレバー45を入り位置から切り位置に位置変更する。

0048

以上の構成により、連動操作部Bを支軸52の軸芯周りで正回転させることにより、速度調整レバー42がアイドリング状態、脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10が切り状態となる走行停止位置、速度調整レバー42が定格回転状態、脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10が切り状態となる走行位置、速度調整レバー42が定格回転状態、脱穀クラッチ12が入り状態、刈取クラッチ10が切り状態となる脱穀位置、速度調整レバー42が定格回転状態、脱穀クラッチ12が入り状態、刈取クラッチ10が入り状態となる刈取作業位置に順次切り換え操作する構成となっている。ちなみに、連動操作部Bが走行停止位置に位置する状態において、アクセルレバー45を操作することにより、速度調整レバー42をアイドリング状態から定格回転状態に切り換えることができるようになっている。

0049

前記搭乗運転部6には、前後方向に沿って所定の前後操作範囲にわたり移動操作自在であり、その前後方向の移動操作により走行速度を指令する手動操作式の主変速レバー69、前後方向の切り換え操作により副変速装置Dの変速状態を指令する手動操作式の図示しない副変速レバー、直進を指令する直進用指令位置N、その直進指令位置Nに隣接位置して左旋回を指令する左旋回指令位置、及び、その直進指令位置Nに隣接位置して右旋回を指令する右旋回指令位置にわたり移動操作自在であり、その左右方向の移動操作により直進、左旋回、及び、右旋回を指令する旋回レバー70、ダイヤル操作により旋回モードを3段階に切り換える旋回モード切換え操作具73、速度調整レバー42を入り位置と切り位置とに切り換え操作するアクセルレバー45、作業指令手段Gとしての非操作状態自動復帰する押し操作式の刈取作業指令用操作スイッチ74及び脱穀指令用操作スイッチ75、キー操作により図示しない電源回路を切るオフ状態、及び、前記電源回路を入れるオン状態に切り換え操作自在なメインスイッチ76等が設けられている。

0050

そして、前記直進用の無段変速装置7は、中立位置から正転方向並びに逆転方向夫々について無段階に変速操作可能な構成となっており、搭乗運転部6に設けられた主変速レバー69の手動操作により変速操作を行なえるようになっている。

0051

説明を加えると、この主変速レバー69は、中立位置から前後方向に沿って所定の前後操作範囲にわたり手動操作によって揺動可能に構成されている。そして、図11に示すように、可変油圧ポンプ7Aの直進用斜板77が油圧サーボ機構SVを介して主変速レバー69に連係され、主変速レバー69の操作指令に基づいて直進用斜板77の角度を変更することにより油圧モータ7B側の出力状態を無段階に変更するように構成されている。つまり、主変速レバー69に対する手動操作があれば、その操作に対して油圧サーボ機構SVの作用により油圧操作力にてアシスト操作を行うことにより変速操作を軽く操作することができる構成となっている。

0052

そして、図12に示すように、主変速レバー69が中立域にあり中立状態が指令されていると、前記直進用斜板77が中立状態となり油圧モータ7Bは回転せず停止状態に維持さ
れ、主変速レバー69からの指令が前進増速側もしくは後進増速側への変速指令であると、主変速レバー69の操作指令に応じて油圧サーボ機構SVによって直進用斜板77の角度が正転方向(前進増速方向)もしく逆転方向(後進増速方向)に油圧操作力によって主変速レバー69による指令量だけ傾倒操作され、油圧モータ7Bが指令に応じた速度で正転方向又は逆転方向に回転駆動されるように変速操作される構成となっている。

0053

前記旋回用の無段変速装置8も前記直進用の無段変速装置7と同様に、正転方向並びに逆転方向夫々について無段階に変速操作可能な構成となっており、油圧式の変速操作手段HSにより変速操作を行なえるようになっている。
説明を加えると、可変油圧ポンプ8Aの旋回用斜板78が油圧式の変速操作手段HSに連係され、この変速操作手段HSにより斜板角を変更することにより油圧モータ8B側の出力状態を変更するように構成されている。この変速操作手段HSは、図11に示すように、旋回用の無段変速装置8における旋回用斜板78に連動連結された複動型変速用油圧シリンダ79と、この変速用油圧シリンダ79に対する作動油給排状態を切り換え操作する油圧制御ユニットVUとを備えて構成されている。前記変速用油圧シリンダ79は、中立位置から正方向並びに逆方向夫々に操作自在な複動型に構成されており、内装される左右一対のバネ79a、79bの付勢力により中立位置に復帰付勢される構成となっている。

0054

前記直進用の無段変速装置7及び前記旋回用の無段変速装置8の変速動作について説明を加えると、図12に示すように、斜板77、78の変速位置が直進用指令位置Nを含む所定幅を有する中立域にあれば変速出力(走行速度)はとなり、斜板77、78の変速位置がその中立域から所定方向に回動操作されると前進方向への走行速度が無段階に増速操作され、斜板77、78が中立域から所定方向と反対方向に操作されると後進方向への走行速度が無段階に増速操作される構成となっている。

0055

図11に示すように、その旋回レバー70の操作位置を検出する回転式ポテンショメータからなる旋回レバーセンサ91、一対の無段変速装置7、8夫々の出力回転速度を前記出力ギヤ19e及び右側出力ギヤ18aの歯数カウントすることにより検出する回転センサ92、93、前記直進用の無段変速装置7の直進用斜板77の斜板角を検出するポテンショメータ式の直進用変速位置センサ94、前記旋回用の無段変速装置8の旋回用斜板78の斜板角を検出するポテンショメータ式の旋回用変速位置センサ95、旋回モード切換え操作具73の操作位置を検出するモードセンサ96、刈取作業指令用操作スイッチ74、脱穀指令用操作スイッチ75、メインスイッチ76、副変速装置Dの変速状態を検出する副変速状態検出用センサ41、連動操作部Bの位置を検出する連動操作部位置検出用ボリューム100、連動操作部Bの位置を検出する連動操作部位置検出用リミットスイッチ101a、101b、101cが備えられ、これらの入力情報に基づいて変速操作手段HS、操向用油圧シリンダ27R、27L、遮断用油圧シリンダ26R、26L、切換操作用モータMの動作、及び、刈取作業指令用操作スイッチ74、脱穀指令用操作スイッチ75、警報ランプ102の点灯を制御する制御手段としてのマイクロコンピュータ利用の制御手段としての制御装置Hが備えられている。
そして、直進用変速位置センサ94は、直進用の無断変速装置7における直進用斜板77の角度(傾倒位置)に応じた電圧が出力されるものであり、その電圧がA/D変換されて直進用検出値として制御装置Hに入力され、旋回用変速位置センサ95は、旋回用の無断変速装置8における旋回用斜板78の角度(傾倒位置)に応じた電圧が出力されるものであり、その電圧がA/D変換されて旋回用検出値として制御装置Hに入力されるように構成されている。

0056

前記制御装置Hによる旋回制御について説明を加えると、前記直進用の無段変速装置7を変速操作する油圧サーボ機構SVと、旋回用の無段変速装置8を変速操作する変速操作手段HSの変速用油圧シリンダ79と、変速操作手段HSの作動を制御し、旋回レバー70にて指令された走行状態となるように伝動状態切換手段Aを切り換え操作する制御装置Hとが備えられ、その制御装置Hが、旋回レバー70にて直進が指令されるときには、直進用の無段変速装置7を、主変速レバー69にて指令された走行速度になるように変速操作し、且つ、旋回用の無段変速装置8を、直進用の無段変速装置7の回転速度を検出する回転センサ59の検出速度と同じ速度になるように変速操作する直進制御処理を実行し、及び、旋回レバー70にて左旋回及び右旋回が指令されたときには、直進用の無段変速装置7を、主変速レバー69にて指令された走行速度になるように変速操作し、且つ、旋回
用の無段変速装置8を旋回用の目標速度になるように変速操作する旋回制御処理を実行するように構成されている。

0057

又、前記油圧サーボ機構SVが、直進用の無段変速装置7を、主変速レバー69にて操作位置の変化として指令される走行速度になるように変速操作するように構成され、変速操作手段HS、及び、変速操作手段HSの作動を制御する制御装置Hが、旋回用の無段変速装置8を、回転センサ92の検出速度と同じ速度になるように変速用油圧シリンダ79にて変速操作するように構成されている。

0058

前記制御装置Hによる速度調整レバー42、脱穀クラッチ12、刈取クラッチ10の切り換え制御について説明を加えると、作業クラッチCの入り状態と切り状態との切換操作及びアクセル手段42の定格回転状態とアイドリング状態との切換操作を行う切換操作用モータMと、作業開始指令を指令する状態及び作業停止指令を指令する状態に操作自在な作業指令手段Gと、作業指令手段Gにより作業開始指令が指令されると、アクセル手段42を定格回転状態に且つ作業クラッチCを入り状態とし、且つ、作業指令手段Gにより作業停止指令が指令されると、アクセル手段42を定格回転状態に維持した状態で、作業クラッチCを切り状態とするように、切換操作用モータMを作動させる制御装置Hとが設けられている。
又、作業指令手段Gが、作業開始指令を指令する状態として、脱穀指令を指令する状態と刈取作業指令を指令する状態とを選択して操作できるように構成され、制御装置Hが、作業指令手段Gにより脱穀指令が指令されると、アクセル手段42を定格回転状態に且つ脱穀クラッチ12を入り状態とし、且つ、作業指令手段Gにより刈取作業指令が指令されると、刈取クラッチ10及び脱穀クラッチ12を入り状態とするように、切換操作用モータMを作動させるように構成されている。
又、制御装置Hが、作業指令手段Gにより作業開始指令が指令されると、アクセル手段42を定格回転状態に且つ脱穀クラッチ12を入り状態とし、その後、刈取クラッチ10を入り状態とするように、切換操作用モータMを作動させるように構成されている。

0059

さらに、説明を加えると、図14に示すように、刈取作業指令用操作スイッチ74、脱穀指令用操作スイッチ75は、ランプ付きロック無しスイッチにて構成されている。そして、メインスイッチ76がオフ状態からオン状態に切り換えられると、エンジンEが始動され、連動操作部Bが走行停止位置に位置するように切換操作用モータMを作動させるとともに、刈取作業指令用操作スイッチ74、脱穀指令用操作スイッチ75を消灯させる(図14(a)参照)。これにより、速度調整レバー42をアイドリング状態とし、刈取クラッチ10及び脱穀クラッチ12を切り状態とすることになる。

0060

前記脱穀指令用操作スイッチ75が押し操作されると、連動操作部Bが脱穀位置に位置するように切換操作用モータMを作動させるとともに、脱穀指令用操作スイッチ75を点灯させ、刈取作業指令用操作スイッチ74を消灯させる(図14(b)参照)。これにより、速度調整レバー42を定格回転状態とし、刈取クラッチ10を切り状態とし、脱穀クラッチ12を入り状態とすることになる。

0061

前記刈取作業指令用操作スイッチ74が押し操作されると、連動操作部Bが刈取作業位置に位置するように切換操作用モータMを作動させるとともに、刈取作業指令用操作スイッチ74を点灯させ、脱穀指令用操作スイッチ75を消灯させる(図14(c)参照)。これにより、速度調整レバー42を定格回転状態とし、刈取クラッチ10及び脱穀クラッチ12を入り状態とすることになる。
脱穀指令用操作スイッチ75を続けて押し操作する、あるいは、刈取作業指令用操作スイッチ74を続けて押し操作すると、連動操作部Bが走行位置に位置するように切換操作用モータMを作動させるとともに、刈取作業指令用操作スイッチ74、脱穀指令用操作スイッチ75を消灯させる(図14(d)参照)。これにより、速度調整レバー42を定格回転状態とし、刈取クラッチ10及び脱穀クラッチ12を切り状態とすることになる。

0062

前記切換操作用モータMを正回転駆動させることにより、連動操作部Bが走行停止位置又は走行位置から刈取作業位置に位置するように切換操作用モータMを作動させる場合において、連動操作部Bが走行停止位置又は走行位置から脱穀位置を経由して刈取作業位置に位置することになるので、脱穀指令用操作スイッチ75、刈取作業指令用操作スイッチ74が押し操作されると、速度調整レバー42を定格回転状態にかつ脱穀クラッチ12を入り状態としかつ刈取クラッチ10を切り状態とし、その後、刈取クラッチ10を入り状態とするように、切換操作用モータMを作動させることになる。

0063

前記脱穀指令用操作スイッチ75及び刈取作業指令用操作スイッチ74が押し操作されても、副変速装置Dが高速段の変速状態であると、切換操作用モータMを作動させないようになっている。脱穀指令用操作スイッチ75が押し操作されて、速度調整レバー42を定格回転状態にかつ脱穀クラッチ12を入り状態としかつ刈取クラッチ10を切り状態とした状態、刈取作業指令用操作スイッチ74が押し操作されて、速度調整レバー42を定格回転状態にかつ脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10を入り状態とした状態において、副変速レバーの操作により副変速装置Dが高速段の変速状態に切り換えられたときには、連動操作部Bが走行位置に位置するように切換操作用モータMを作動させる。

0064

刈取作業指令用操作スイッチ74、脱穀指令用操作スイッチ75の押し操作により連動操作部Bが指定された位置に位置するように切換操作用モータMを作動させるときに、設定時間経過しても連動操作部位置検出用リミットスイッチ101a、101b、101cにて検出された位置が指令された位置と一致しない場合には、異常であると判断して、切換操作用モータMの作動を停止させるとともに、警告ランプ102を点灯させるように構成されている。つまり、連動操作部位置検出用ボリューム100の検出値が指定された位置に対応する設定値になるように、切換操作用モータMの作動を制御することにより、連動操作部Bが指定された位置に位置するように構成されているのであるが、例えば、連動操作部位置検出用ボリューム100の故障等により、連動操作部Bが指定された位置に位置しないことがある。したがって、設定時間経過しても連動操作部位置検出用リミットスイッチ101a、101b、101cにて検出された位置が指令された位置と一致しない場合には、異常であると判断する。尚、連動操作部位置検出用リミットスイッチ101a、101b、101cにて検出された位置が走行停止位置から刈取作業位置までの範囲を越える場合は、直ちに切換操作用モータMの作動を停止させる。そして、メインスイッチ76をオン状態からオフ状態に切り換えたのちに、刈取作業指令用操作スイッチ74及び脱穀指令用操作スイッチ75を同時に押し操作するとともに、メインスイッチ76をオフ状態からオン状態に切り換えることにより、刈取作業指令用操作スイッチ74及び脱穀指令用操作スイッチ75を点滅させ、刈取作業指令用操作スイッチ74及び脱穀指令用操作スイッチ75が点滅した状態で、刈取作業指令用操作スイッチ74が押し操作されている間は、切換操作用モータMを間欠的に正回転駆動させる。又、刈取作業指令用操作スイッチ74及び脱穀指令用操作スイッチ75が点滅した状態で、脱穀指令用操作スイッチ75が押し操作されている間は、切換操作用モータMを間欠的に逆回転駆動させる。これにより、通常の作動速度に比べて遅い作動速度で脱穀クラッチ12、刈取クラッチ10を入り状態や切り状態に切り換えることができる。

0065

次に、図15フローチャートに基づいて、速度調整レバー42、脱穀クラッチ12、刈取クラッチ10の切り換え制御について説明を加えると、メインスイッチ76がオフ状態からオン状態に切り換えられると、速度調整レバー42をアイドリング状態にかつ刈取クラッチ10及び脱穀クラッチ12を切り状態とする(ステップ1)。脱穀指令用操作スイッチ75の押し操作により脱穀指令が指令されると、副変速装置Dが低速段の変速状態であると、速度調整レバー42を定格回転状態にかつ脱穀クラッチ12を入り状態としかつ刈取クラッチ10を切り状態とする(ステップ2〜4)。脱穀指令の指令により速度調整レバー42を定格回転状態にかつ脱穀クラッチ12を入り状態としかつ刈取クラッチ10を切り状態とした状態において、副変速レバーの操作により副変速装置Dが高速段の変速状態に切り換えられたときには、速度調整レバー42を定格回転状態にかつ脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10を切り状態とする(ステップ5、11)。刈取作業指令用操作スイッチ74の押し操作により刈取作業指令が指令されると、副変速装置Dが低速段の変速状態であると、速度調整レバー42を定格回転状態にかつ刈取クラッチ10及び脱穀クラッチ12を入り状態とする(ステップ6〜8)。刈取作業指令の指令により速度調整レバー42を定格回転状態にかつ脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10を入り状態とした状態において、副変速レバーの操作により副変速装置Dが高速段の変速状態に切り換えられたときには、速度調整レバー42を定格回転状態にかつ脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10を切り状態とする(ステップ9、11)。脱穀指令用操作スイッチ75を続けて押し操作する、あるいは、刈取作業指令用操作スイッチ74を続けて押し操作することにより作業停止指令が指令されると、速度調整レバー42を定格回転状態にかつ刈取クラッチ10及び脱穀クラッチ12を切り状態とする(ステップ10、11)。そして、メインスイッチ76がオン状態である間は、上述した切り換え操作を繰り返すことになる(ステップ2〜12)。したがって、脱穀指令用操作スイッチ75の押し操作により脱穀指令が指令されると、アクセル手段42を定格回転状態に且つ脱穀クラッチ12を入り状態とし且つ刈取クラッチ10を切り状態とし、刈取作業指令用操作スイッチ74の押し操作により刈取作業指令が指令されると、アクセル手段42を定格回転状態に且つ脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10を入り状態とし、且つ、脱穀指令用操作スイッチ75を続けて押し操作する、あるいは、刈取作業指令用操作スイッチ74を続けて押し操作することにより作業停止指令が指令されると、速度調整レバー42を定格回転状態に維持した状態で、刈取クラッチ10及び脱穀クラッチ12を切り状態とするようになっている。

0066

前記制御装置Hによる速度調整レバー42、脱穀クラッチ12、刈取クラッチ10の切り換え制御についてコンバインの動作に基づいて説明を加えると、エンジンEを始動させて枕地を走行するときには、先ず、刈取クラッチ及び脱穀クラッチが切り状態で且つアクセル状態のアイドリング状態においてエンジンを始動し、その後、脱穀指令用操作スイッチ75の押し操作により脱穀指令を指令して、速度調整レバー42を定格回転状態に且つ脱穀クラッチ12を入り状態にする。

0067

枕地から未刈り領域に進入して1つの作業工程における刈取作業を行うときには、刈取作業指令用操作スイッチ74の押し操作により刈取作業指令を指令して、速度調整レバー42を定格回転状態に且つ刈取クラッチ10及び脱穀クラッチ12を入り状態にする。1つの作業工程における刈取作業を終了して枕地を走行するときには、脱穀指令用操作スイッチ75の押し操作により脱穀指令を指令して、速度調整レバー42を定格回転状態に且つ脱穀クラッチ12を入り状態にする。このように、脱穀指令と刈取作業指令とを交互に繰り返し指令することにより、全ての作業工程において刈取作業を行なうことができる。

0068

刈取作業を終了して高速走行するときには、脱穀指令用操作スイッチ75を続けて押し操作する、あるいは、刈取作業指令用操作スイッチ74を続けて押し操作することにより作業停止指令を指令して、速度調整レバー42を定格回転状態に維持した状態で、刈取クラッチ10及び脱穀クラッチ12を切り状態にする。
したがって、エンジンEの始動状態から枕地を走行し、全ての作業工程において刈取作業を行ない、刈取作業を終了して高速走行するといった一連の動作において、スイッチの押し操作だけで済む等、全体として操作の簡略化を図ることができるものとなる。

0069

前記旋回用の無段変速装置8が旋回用の目標速度になるように変速操作手段HSの作動
を制御する処理について説明を加えると、旋回レバー70が、中立位置から離れる方向への移動量と旋回半径に対応する速度比率との関係が図13に示すように二次関数に対応する関係として定めて記憶されている。一方、前記直進用変速位置センサ94からの直進用検出値と、図13に示すような関係の関数とから、旋回用の無段変速装置8の目標速度としての目標変速位置すなわち目標斜板位置を求めるのである。そして、旋回用変速位置センサ95からの旋回用検出値が目標変速値になるように変速操作手段HSの作動を制御して変速操作を行う。ちなみに、直進用の無段変速装置7は主変速レバー69に対する手動操作にて変速位置が調整されることになる。

0070

図13に基づいて説明を加えると、図13ラインL1は基準となる直進側の無段変速装置の速度を示し、ラインL2は緩旋回モードにおける目標回転速度の変化を示し、ラインL3は信地旋回モードにおける目標回転速度の変化を示し、ラインL4は超信地旋回モードにおける目標回転速度の変化を示しており、前記旋回モード切換え操作具73にて指定された旋回モードが選択されることになる。説明を加えると、ラインL2にて示す緩旋回モードでは、旋回レバー70が最大操作位置にまで操作されると、旋回側の走行装置が反対側の走行装置の走行速度Vの約1/3の速度にまで減速されるように、旋回レバー70の操作位置に対する、左右の走行装置1R、1Lの速度比率の変化特性が予め設定されている。ラインL3で示す信地旋回モードにおいては、旋回レバー70が最大操作位置にまで操作されると、旋回側の走行装置の走行速度が零となるまで減速されるように、旋回レバー70の操作位置に対する左右の走行装置1R、1Lの速度比率が予め設定されている。又、ラインL4に示す超信地旋回モードにおいては、旋回レバー70が最大操作位置にまで操作されると、旋回側の走行装置の走行速度が反対側の走行装置の駆動回転方向とは逆回転方向で、反対側の走行装置の速度と同速度になるように、旋回レバー70の操作位置に対する左右の走行装置1R、1Lの速度比率が予め設定されている。

0071

〔第2実施形態〕
以下、本発明に係るコンバインの旋回制御装置の第2実施形態を説明するが、基本的な構成は、上記第1実施の形態と同様であるので、同様な構成については、第1実施の形態と同じ符号を付け、説明は省略する。

0072

前記アクセルレバー45は、枠部50が備える支持用軸部53に揺動自在に支持されており、さらに、円盤状の摩擦板97がアクセルレバー45及び支持用軸部53の夫々に取り付けられている。これによりアクセルレバー45を操作しない状態では、バネの付勢力に抗してアクセルレバー45の位置を維持するようになっている。

0073

前記切換操作用モータMを正逆回転駆動すると、連動操作部Bを支軸52の軸芯周りで正逆回転させて、図16に示す走行停止位置と、図17に示す脱穀位置と、図18に示す刈取作業位置と、図19に示す走行位置とに切り換え操作する構成となっている。
説明を加えると、図16に示すように、連動操作部Bが走行停止位置に位置する場合において、摩擦板97の摩擦作用によりアクセルレバー45を切り位置に維持し、速度調整レバー42をアイドリング状態に維持する。ちなみに、この走行停止位置において、脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10の両方とも切り状態になっている。

0074

図17に示すように、切換操作用モータMを正回転駆動させることにより、連動操作部Bが走行停止位置から脱穀位置に位置変更する場合において、アクセルレバー操作用カム46のカム面46aがカムフォロア54に押圧作用することにより、アクセルレバー45を切り位置から入り位置に切り換え、速度調整レバー42をアイドリング状態から定格回転状態に切り換える。刈取クラッチ操作用取り付け板59が刈取クラッチ操作用ケーブル60の延びる方向にほぼ直交する方向に揺動するので、刈取クラッチ操作用取り付け板59に相対回動自在に連結されている刈取クラッチ操作用L字リンク61に取り付けられている刈取クラッチ操作用ケーブル60を引っ張り操作することがほとんど無く、刈取クラッチ10を切り位置に維持する。脱穀クラッチ操作用取り付け板56が脱穀クラッチ操作用ケーブル57の延びる方向に揺動するので、脱穀クラッチ操作用取り付け板56に相対回動自在に連結されている脱穀クラッチ操作用L字リンク58に取り付けられている脱穀クラッチ操作用ケーブル57を引っ張り操作して、脱穀クラッチ12を切り状態から入り状態に切り換える。

0075

図18に示すように、切換操作用モータMを正回転駆動させることにより、連動操作部Bが脱穀位置から刈取作業位置に位置変更する場合において、アクセルレバー操作用カム46の外周面46bがカムフォロア54に当接することにより、アクセルレバー45を入り位置に維持し、速度調整レバー42を定格回転状態に維持する。刈取クラッチ操作用取り付け板59が刈取クラッチ操作用ケーブル60の延びる方向に揺動するので、刈取クラッチ操作用取り付け板59に相対回動自在に連結されている刈取クラッチ操作用L字リンク58に取り付けられている操作用ケーブル55を引っ張り操作して、刈取クラッチ10を切り位置から入り状態に切り換える。脱穀クラッチ操作用取り付け板56が脱穀クラッチ操作用ケーブル57の延びる方向にほぼ直交する方向に揺動するので、脱穀クラッチ操作用取り付け板56に相対回動自在に連結されている脱穀クラッチ操作用L字リンク58に取り付けられている脱穀クラッチ操作用ケーブル57を引っ張り操作することがほとんど無く、脱穀クラッチ12を入り状態に維持する。

0076

図19に示すように、切換操作用モータMを逆回転駆動させることにより、連動操作部Bが刈取作業位置から走行位置に位置変更する場合において、摩擦板97の摩擦作用によりアクセルレバー45を入り位置に維持し、速度調整レバー42を定格回転状態に維持する。ちなみに、この走行位置において、脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10の両方とも切り状態になっている。

0077

以上の構成により、連動操作部Bを支軸52の軸芯周りで正回転させることにより、速度調整レバー42がアイドリング状態、脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10が切り状態となる走行停止位置、速度調整レバー42が定格回転状態、脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10が切り状態となる走行位置、速度調整レバー42が定格回転状態、脱穀クラッチ12が入り状態、刈取クラッチ10が切り状態となる脱穀位置、速度調整レバー42が定格回転状態、脱穀クラッチ12が入り状態、刈取クラッチ10が入り状態となる刈取作業位置に順次切り換え操作し、連動操作部Bを支軸52の軸芯周りで逆回転させることにより、速度調整レバー42が定格回転状態、脱穀クラッチ12が入り状態、刈取クラッチ10が入り状態となる刈取作業位置、速度調整レバー42が定格回転状態、脱穀クラッチ12が入り状態、刈取クラッチ10が切り状態となる脱穀位置、速度調整レバー42が定格回転状態、脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10が切り状態となる走行位置に順次切り換え操作する構成となっている。ちなみに、連動操作部Bが走行停止位置及び走行位置に位置する状態において、アクセルレバー45を操作することにより、速度調整レバー42をアイドリング状態と定格回転状態とに切り換えることができるようになっている。

0078

〔別実施の形態〕
(1)上記実施の形態では、作業装置Fが、作業車としてのコンバインに装備された脱穀装置4及び穀稈を刈取処理して脱穀装置4に供給する刈取処理装置5である構成を例示したが、作業装置Fが、作業車としてのコンバインに装備された穀稈を挟持搬送する脱穀フィードチェーンである構成としてもよく、作業装置Fが、作業車としてのイグサ収穫機に装備されたイグサ刈取装置である構成や、あるいは、作業装置Fが、作業車としての芝刈り機に装備された芝刈り装置である構成としてもよい。

0079

(2)上記実施の形態では、脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10の入り状態と切り状態との切換操作及び速度調整レバー42の定格回転状態とアイドリング状態との切換操作を行う切換操作用モータMを設ける構成を例示したが、このような構成に代えて、脱穀クラッチ12及び刈取クラッチ10の入り状態と切り状態との切換操作を行なうクラッチ切換操作用モータと、速度調整レバー42の定格回転状態とアイドリング状態との切換操作を行う速度調整レバー切換操作用モータとを各別に設ける構成としてもよく、あるいは、速度調整レバー42、脱穀クラッチ12、刈取クラッチ10の夫々に対して脱穀クラッチ切換操作用モータ、刈取クラッチ切換操作用モータ、速度調整レバー切換操作用モータを設ける構成としてもよい、

0080

(3)上記実施の形態では、刈取作業指令用操作スイッチ74及び脱穀指令用操作スイッチ75が点滅した状態で、刈取作業指令用操作スイッチ74又は脱穀指令用操作スイッチ75が押し操作されている間は、切換操作用モータMを間欠的に正逆回転駆動させる構成を例示したが、このような構成に代えて、切換操作用モータMを通常の作業のときよりも遅い駆動速度にて正逆回転駆動させる構成であってもよい。
(4)上記実施の形態では、高低2段の変速状態に切換え自在な走行用の副変速装置Dと、前後方向の操作により副変速装置Dの変速状態を切り換える副変速レバーと、副変速装置Dの変速状態を制御装置Hに出力する副変速状態出力手段41とが設けられる構成を例示したが、このような構成に代えて、高低2段の変速状態に切換え自在な走行用の副変速装置Dと、その副変速装置Dの変速指令を指令する副変速スイッチと、その副変速スイッチの変速指令に基づいて副変速装置Dを変速操作する制御手段とが設けられる構成としてもよい。

図面の簡単な説明

0081

第1実施形態におけるコンバインの全体側面図
第1実施形態における伝動構造を示す概略構成
第1実施形態における伝動構造を示す概略構成図
第1実施形態における連動操作部の左側面図
第1実施形態における連動操作部の平面図
第1実施形態における連動操作部の右側面図
第1実施形態における走行停止位置に位置する連動操作部を示す概略構成図
第1実施形態における走行位置に位置する連動操作部を示す概略構成図
第1実施形態における脱穀位置に位置する連動操作部を示す概略構成図
第1実施形態における刈取作業位置に位置する連動操作部を示す概略構成図
第1実施形態における制御ブロック
第1実施形態における変速位置と変速出力との関係を示す図
第1実施形態における旋回レバーの操作位置と速度比率を示す図
第1実施形態におけるスイッチの点灯状態を示す図
第1実施形態における制御動作のフローチャート
第2実施形態における走行停止位置に位置する連動操作部を示す概略構成図
第2実施形態における脱穀位置に位置する連動操作部を示す概略構成図
第2実施形態における刈取作業位置に位置する連動操作部を示す概略構成図
第2実施形態における走行位置に位置する連動操作部を示す概略構成図

符号の説明

0082

3 刈取処理装置
4脱穀装置
10 刈取クラッチ
12脱穀クラッチ
42アクセル手段
C作業クラッチ
Eエンジン
F作業装置
G作業指令手段
H 制御手段
M 切換操作用駆動手段

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