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技術 画像変換装置

出願人 パナソニック株式会社
発明者 合田陽一
出願日 2006年3月10日 (13年7ヶ月経過) 出願番号 2006-066032
公開日 2007年9月20日 (12年1ヶ月経過) 公開番号 2007-241858
状態 特許登録済
技術分野 画像処理
主要キーワード 拡大画像情報 パラメータ決定回路 形状変換処理 パラメータ決定ステップ 画像拡大回路 撮像停止 画像変換プログラム 取得回路
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年9月20日)のものです。
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図面 (9)

課題

形状変換処理パラメータを算出するためにかかる処理量を削減することによって、変換性能を劣化させずに安価に製造することができる画像変換装置を提供する。

解決手段

パラメータ決定回路48は、倍率情報メモリ43に格納された倍率情報が表すズーム倍率、すなわち、メイン画像メモリ46に格納されたメイン画像情報が表すメイン画像撮像装置によって撮像されたときのズーム倍率と、倍率情報取得回路42によって取得された倍率情報が表すズーム倍率、すなわち、拡大画像メモリ45に格納された拡大画像情報が表す画像が撮像装置によって撮像されたときのズーム倍率との比に基づいて、メイン画像補正回路47によってメイン画像に施されるアフィン変換拡大縮小に関する各パラメータを決定する。

概要

背景

従来の画像変換装置は、図7に示すように、画像情報が入力される画像入力手段51と、画像情報の入力処理を行う入力処理手段52と、入力処理された画像情報を蓄積する画像蓄積手段53と、画像情報の出力処理を行う出力処理手段54と、画像情報を出力する画像出力手段55とを備えている。

入力処理手段52は、図8に示すように、画像入力手段51から入力された画像情報を格納する入力画像メモリ61と、画像情報が表す画像を拡大する画像拡大回路62と、拡大された画像を表す拡大画像情報を格納する拡大画像メモリ63と、画像蓄積手段53を構成するメイン画像メモリ64に格納されたメイン画像情報補正するメイン画像補正回路65と、メイン画像補正回路65における補正パラメータを決定するパラメータ決定回路66と、補正されたメイン画像情報が表す画像および拡大画像情報が表す画像を合成し、合成した画像を表す画像情報でメイン画像メモリ64に格納されたメイン画像情報を更新する画像合成回路67とを有している。

この構成により、従来の画像変換装置は、画像入力手段51から連続して入力された画像情報間で画素を補間することにより、画像入力手段51から入力された画像情報が表す画像よりも解像度が高い画像を得ていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−260264号公報(第14−19頁、第2図および第15図)

概要

形状変換処理パラメータを算出するためにかかる処理量を削減することによって、変換性能を劣化させずに安価に製造することができる画像変換装置を提供する。パラメータ決定回路48は、倍率情報メモリ43に格納された倍率情報が表すズーム倍率、すなわち、メイン画像メモリ46に格納されたメイン画像情報が表すメイン画像が撮像装置によって撮像されたときのズーム倍率と、倍率情報取得回路42によって取得された倍率情報が表すズーム倍率、すなわち、拡大画像メモリ45に格納された拡大画像情報が表す画像が撮像装置によって撮像されたときのズーム倍率との比に基づいて、メイン画像補正回路47によってメイン画像に施されるアフィン変換拡大縮小に関する各パラメータを決定する。

目的

本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、形状変換処理のパラメータを算出するためにかかる処理量を削減することによって、変換性能を劣化させずに安価に製造することができる画像変換装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

撮像手段によって撮像された第1の画像を表す画像情報形状変換処理を施す形状変換処理手段と、前記形状変換処理のパラメータの候補のなかで、前記形状変換処理を施された画像情報が表す画像と前記撮像手段によって撮像された第2の画像との相関値が最も高くなるパラメータを決定するパラメータ決定手段とを備え、前記パラメータ決定手段は、前記第1の画像が撮像されたときのズーム倍率に対する前記第2の画像が撮像されたときのズーム倍率の比に基づいて前記パラメータを決定することを特徴とする画像変換装置

請求項2

前記形状変換処理手段は、前記形状変換処理としてアフィン変換を施すことを特徴とする請求項1に記載の画像変換装置。

請求項3

前記パラメータ決定手段は、前記形状変換処理のパラメータのうち、拡大縮小に関するパラメータを前記比に基づいて決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像変換装置。

請求項4

前記パラメータ決定手段は、前記形状変換処理のパラメータのうち、拡大縮小に関するパラメータの初期値を前記比に基づいた値として前記パラメータを決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像変換装置。

請求項5

撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された第1の画像を表す画像情報に形状変換処理を施す形状変換処理手段と、前記形状変換処理のパラメータの候補のなかで、前記形状変換処理を施された画像情報が表す画像と前記撮像手段によって撮像された第2の画像との相関値が最も高くなるパラメータを決定するパラメータ決定手段とを備え、前記パラメータ決定手段は、前記第1の画像が撮像されたときのズーム倍率に対する前記第2の画像が撮像されたときのズーム倍率の比に基づいて前記パラメータを決定することを特徴とする撮像装置

請求項6

撮像手段によって撮像された第1の画像を表す画像情報に形状変換処理を施す形状変換処理手段と、前記形状変換処理のパラメータの候補のなかで、前記形状変換処理を施された画像情報が表す画像と前記撮像手段によって撮像された第2の画像との相関値が最も高くなるパラメータを決定するパラメータ決定手段とを備えた画像変換装置を用いた画像変換方法において、前記パラメータ決定手段が、前記第1の画像が撮像されたときのズーム倍率に対する前記第2の画像が撮像されたときのズーム倍率の比に基づいて前記パラメータを決定するステップを有することを特徴とする画像変換方法。

請求項7

撮像手段によって撮像された第1の画像を表す画像情報に形状変換処理を施す形状変換処理ステップと、前記形状変換処理のパラメータの候補のなかで、前記形状変換処理を施された画像情報が表す画像と前記撮像手段によって撮像された第2の画像との相関値が最も高くなるパラメータを決定するパラメータ決定ステップと、前記パラメータ決定ステップにおいて、前記第1の画像が撮像されたときのズーム倍率に対する前記第2の画像が撮像されたときのズーム倍率の比に基づいて前記パラメータを決定するステップとをコンピュータに実行させるための画像変換プログラム

技術分野

0001

本発明は、2つの画像の相関値がより高くなるよう何れか一方の画像を表す画像情報形状変換処理を施す画像変換装置に関する。

背景技術

0002

従来の画像変換装置は、図7に示すように、画像情報が入力される画像入力手段51と、画像情報の入力処理を行う入力処理手段52と、入力処理された画像情報を蓄積する画像蓄積手段53と、画像情報の出力処理を行う出力処理手段54と、画像情報を出力する画像出力手段55とを備えている。

0003

入力処理手段52は、図8に示すように、画像入力手段51から入力された画像情報を格納する入力画像メモリ61と、画像情報が表す画像を拡大する画像拡大回路62と、拡大された画像を表す拡大画像情報を格納する拡大画像メモリ63と、画像蓄積手段53を構成するメイン画像メモリ64に格納されたメイン画像情報補正するメイン画像補正回路65と、メイン画像補正回路65における補正パラメータを決定するパラメータ決定回路66と、補正されたメイン画像情報が表す画像および拡大画像情報が表す画像を合成し、合成した画像を表す画像情報でメイン画像メモリ64に格納されたメイン画像情報を更新する画像合成回路67とを有している。

0004

この構成により、従来の画像変換装置は、画像入力手段51から連続して入力された画像情報間で画素を補間することにより、画像入力手段51から入力された画像情報が表す画像よりも解像度が高い画像を得ていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−260264号公報(第14−19頁、第2図および第15図)

発明が解決しようとする課題

0005

従来の画像変換装置は、画像入力手段51から時間的に連続して入力された画像情報が表す画像を相互に比較することにより、パラメータ決定回路66で形状変換処理であるアフィン変換パラメータを算出して補間位置を決定し、決定した補間位置に基づいて画像を合成している。このアフィン変換のパラメータを算出するためには、6つのパラメータをダイナミックに変化させて最適な値を求める必要があり、膨大な処理量がかかる。

0006

例えば、画像間で回転移動がないと仮定した場合であっても、アフィン変換のパラメータを算出するためには、拡大縮小平行移動を示す4つのパラメータを動的に算出する必要があり、各パラメータの候補として、それぞれ0.1刻みで−5から5まで変化させた場合には、アフィン変換と画像間の相関値の計算とを101×101×101×101=104060401回も行う必要がある。

0007

これは、平行移動のみを考慮した場合の101×101=10201回に比べ、10201倍の処理量が必要となる。したがって、従来の画像変換装置は、より高性能演算装置やより大容量なメモリを要し、装置のコストアップにつながるといった問題があった。また、従来の画像変換装置は、装置のコストアップを節減した場合には、変換性能が大幅に劣化するといった問題があった。

0008

本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、形状変換処理のパラメータを算出するためにかかる処理量を削減することによって、変換性能を劣化させずに安価に製造することができる画像変換装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明の画像変換装置は、撮像手段によって撮像された第1の画像を表す画像情報に形状変換処理を施す形状変換処理手段と、前記形状変換処理のパラメータの候補のなかで、前記形状変換処理を施された画像情報が表す画像と前記撮像手段によって撮像された第2の画像との相関値が最も高くなるパラメータを決定するパラメータ決定手段とを備え、前記パラメータ決定手段は、前記第1の画像が撮像されたときのズーム倍率に対する前記第2の画像が撮像されたときのズーム倍率の比に基づいて前記パラメータを決定するように構成されている。

0010

この構成により、本発明の画像変換装置は、形状変換処理のパラメータを撮像時のズーム倍率を用いて定めることによって、パラメータを算出するためにかかる処理量を削減するため、変換性能を劣化させずに安価に製造することができる。

0011

なお、前記形状変換処理手段は、前記形状変換処理としてアフィン変換を施すようにしてもよい。

0012

また、前記パラメータ決定手段は、前記形状変換処理のパラメータのうち、拡大縮小に関するパラメータを前記比に基づいて決定するようにしてもよく、前記形状変換処理のパラメータのうち、拡大縮小に関するパラメータの初期値を前記比に基づいた値として前記パラメータを決定するようにしてもよい。

0013

また、本発明の撮像装置は、撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された第1の画像を表す画像情報に形状変換処理を施す形状変換処理手段と、前記形状変換処理のパラメータの候補のなかで、前記形状変換処理を施された画像情報が表す画像と前記撮像手段によって撮像された第2の画像との相関値が最も高くなるパラメータを決定するパラメータ決定手段とを備え、前記パラメータ決定手段は、前記第1の画像が撮像されたときのズーム倍率に対する前記第2の画像が撮像されたときのズーム倍率の比に基づいて前記パラメータを決定するように構成されている。

0014

この構成により、本発明の撮像装置は、形状変換処理のパラメータを撮像時のズーム倍率を用いて定めることによって、パラメータを算出するためにかかる処理量を削減するため、変換性能を劣化させずに安価に製造することができる。

0015

また、本発明の画像変換方法は、撮像手段によって撮像された第1の画像を表す画像情報に形状変換処理を施す形状変換処理手段と、前記形状変換処理のパラメータの候補のなかで、前記形状変換処理を施された画像情報が表す画像と前記撮像手段によって撮像された第2の画像との相関値が最も高くなるパラメータを決定するパラメータ決定手段とを備えた画像変換装置を用いた画像変換方法において、前記パラメータ決定手段が、前記第1の画像が撮像されたときのズーム倍率に対する前記第2の画像が撮像されたときのズーム倍率の比に基づいて前記パラメータを決定するステップを有する。

0016

この方法により、形状変換処理のパラメータを撮像時のズーム倍率を用いて定めることによって、パラメータを算出するためにかかる処理量を削減することができる。

0017

また、本発明の画像変換プログラムは、撮像手段によって撮像された第1の画像を表す画像情報に形状変換処理を施す形状変換処理ステップと、前記形状変換処理のパラメータの候補のなかで、前記形状変換処理を施された画像情報が表す画像と前記撮像手段によって撮像された第2の画像との相関値が最も高くなるパラメータを決定するパラメータ決定ステップと、前記パラメータ決定ステップにおいて、前記第1の画像が撮像されたときのズーム倍率に対する前記第2の画像が撮像されたときのズーム倍率の比に基づいて前記パラメータを決定するステップとをコンピュータに実行させるためのものである。

0018

このプログラムにより、形状変換処理のパラメータを撮像時のズーム倍率を用いて定めることによって、パラメータを算出するためにかかる処理量を削減することができる。

発明の効果

0019

本発明は、形状変換処理のパラメータを算出するためにかかる処理量を削減することによって、変換性能を劣化させずに安価に製造することができるという効果を有する画像変換装置を提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0020

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。本発明の一実施の形態の画像変換装置を図1に示す。

0021

図1に示すように、画像変換装置1は、画像情報が入力される画像入力手段11と、画像情報の入力処理を行う入力処理手段12と、入力処理された画像情報を蓄積する画像蓄積手段13と、画像蓄積手段13に蓄積された画像情報の保存、表示および印刷等の出力処理を行う出力処理手段14と、出力処理手段14による出力処理に応じて画像情報を出力する画像出力手段15とを備えている。

0022

画像入力手段11には、撮像装置2が接続される。撮像装置2は、撮像手段を構成するカメラ21と、カメラ21によって撮像された画像を表す画像情報を生成する画像情報生成部22と、カメラ21が画像を撮像したときのズーム倍率を表す倍率情報を画像情報に設定する倍率設定部23とを備えている。

0023

画像情報生成部22は、MotionJPEG規格準拠して、各画像情報によって構成されたフレームよりなる画像ストリーム情報構築し、構築した画像ストリーム情報を画像入力手段11に出力するようになっている。

0024

図2は、3つのフレームによって構成された画像ストリーム情報を表している。

0025

「MJPG」は、MotionJPEG規格に準拠していることを表す識別子である。各フレームにおいて、「SOI」は、フレームの先頭を表す識別子であり、「APP12」は、任意の目的で使用できる領域であるアプリケーションマーカセグメントを表している。アプリケーションマーカセグメント以降には、圧縮された画像データである画像情報が設定され、「EOI」は、フレームの末尾を表している。

0026

倍率設定部23は、アプリケーションマーカセグメントに倍率情報を設定するようになっており、アプリケーションマーカセグメントに倍率情報が設定されていることを表すために、アスキーコードで「ZOOM」を意味する「5A4F4F4D」を倍率情報と共にアプリケーションマーカセグメントに設定するようになっている。なお、図2においては、各第1乃至第3フレームを構成する画像情報に対する倍率情報が表すズーム倍率は、それぞれ1倍、2倍、3倍となっている。

0027

画像変換装置1の入力処理手段12は、図3に示すように、画像入力手段11から入力された画像ストリーム情報を構成するフレームを格納するフレームメモリ41と、フレームメモリ41に格納されたフレームから倍率情報を取得する倍率情報取得回路42と、倍率情報を格納する倍率情報メモリ43と、フレームメモリ41に格納されたフレームを構成する画像情報が表す画像を拡大する画像拡大回路44と、拡大された画像を表す拡大画像情報を格納する拡大画像メモリ45と、画像蓄積手段13を構成するメイン画像メモリ46に格納されたメイン画像情報を補正するメイン画像補正回路47と、メイン画像補正回路47におけるパラメータを決定するパラメータ決定回路48と、補正されたメイン画像情報が表す画像および拡大画像情報が表す画像を合成する画像合成回路49とによって構成される。

0028

なお、本実施の形態において、メイン画像補正回路47は、本発明における形状変換処理手段を構成し、パラメータ決定回路48は、本発明におけるパラメータ決定手段を構成する。

0029

メイン画像補正回路47は、形状変換処理として以下に数式で示したアフィン変換をメイン画像メモリ46に格納されたメイン画像情報に施すことによってメイン画像情報を補正するようになっている。

0030

0031

パラメータ決定回路48は、倍率情報メモリ43に格納された倍率情報が表すズーム倍率、すなわち、メイン画像メモリ46に格納されたメイン画像情報が表す画像が撮像装置2によって撮像されたときのズーム倍率と、倍率情報取得回路42によって取得された倍率情報が表すズーム倍率、すなわち、拡大画像メモリ45に格納された拡大画像情報が表す画像が撮像装置2によって撮像されたときのズーム倍率との比に基づいて、アフィン変換の拡大縮小に関する各パラメータPaおよびPeを決定するようになっている。

0032

例えば、メイン画像情報が表す画像が撮像装置2によって撮像されたときのズーム倍率に対して、拡大画像情報が表す画像が撮像装置2によって撮像されたときのズーム倍率が2倍であった場合には、アフィン変換の各パラメータをPa=1/2、Pe=1/2とすることができる。

0033

なお、本実施の形態においては、画像間の回転移動を考慮しないこととし、パラメータ決定回路48は、アフィン変換の回転移動に関する各パラメータPbおよびPdを0として決定するものとする。

0034

このため、パラメータ決定回路48は、拡大画像メモリ45に格納された拡大画像情報が表す画像と、アフィン変換が施されたメイン画像情報が表す画像との相関値が最も高くなるよう、アフィン変換の平行移動に関する各パラメータPcおよびPfを決定するようになっている。

0035

具体的には、パラメータ決定回路48は、各パラメータPcおよびPfの候補として、それぞれ0.1刻みで−5から5まで順次変化させて、メイン画像メモリ46に格納されたメイン画像情報のアフィン変換と画像間の相関値の計算とを101×101=10201回行い、最も高い相関値が得られた組み合わせで各パラメータPcおよびPfを決定するようになっている。

0036

このように、パラメータ決定回路48は、撮像時のズーム倍率を用いてアフィン変換の拡大縮小に関する各パラメータPaおよびPeを決定するため、平行移動に関する各パラメータPcおよびPfを算出すればよく、アフィン変換のパラメータを算出するためにかかる処理量を削減することができる。

0037

なお、被写体の動き等により、画像間の拡大縮小率が撮像時のズーム倍率の比と一致しない場合でも、パラメータ決定回路48は、上述したように決定した各パラメータPaおよびPeを初期値として、各パラメータPa、Pc、PeおよびPfを算出することで、アフィン変換のパラメータを算出するためにかかる処理量を削減することができる。

0038

画像合成回路49は、拡大画像メモリ45に格納された拡大画像情報が表す画像と、メイン画像補正回路47によってアフィン変換が施された拡大画像情報が表す画像とで相互に対応する画素同士の線形補間を行うことによって、双方の画像を合成し、合成した画像を表す画像情報でメイン画像メモリ46に格納されたメイン画像情報を更新するようになっている。

0039

倍率情報取得回路42は、メイン画像メモリ46に格納されたメイン画像情報が画像合成回路49によって更新される際に、フレームメモリ41に格納されたフレームから取得した倍率情報で倍率情報メモリ43に格納された倍率情報を更新するようになっている。

0040

以上のように構成された画像変換装置1および撮像装置2について図4および図5を用いてその動作を説明する。

0041

図4は、撮像装置2の動作説明のためのフロー図である。

0042

まず、カメラ21によって画像が撮像され(S1)、カメラ21によって撮像された画像を表す画像情報が画像情報生成部22によって生成され、生成された画像情報によって構成されたフレームよりなる画像ストリーム情報が構築される(S2)。ここで、当該フレームのアプリケーションマーカセグメントには、倍率設定部23によって倍率情報が設定される(S3)。

0043

ステップS1乃至S3は、撮像装置2に対して撮像停止を指示する入力があった場合等、カメラ21による撮像を停止する条件を満たすまで繰り返し実行される(S4)。

0044

図5は、画像変換装置1の動作説明のためのフロー図である。

0045

画像入力手段11から画像ストリーム情報の入力が開始されると(S11)、画像ストリーム情報を構成するフレームがフレームメモリ41に格納され、フレームメモリ41に格納されたフレームから倍率情報取得回路42によって倍率情報が取得される(S12)。

0046

また、フレームメモリ41に格納されたフレームを構成する画像情報が表す画像が画像拡大回路44によって拡大され(S13)、拡大された画像を表す拡大画像情報が拡大画像メモリ45に格納される。

0047

ここで、当該フレームが画像ストリーム情報における最初のフレームである場合には(S14)、拡大画像情報がメイン画像メモリ46に格納されると共に(S15)、倍率情報取得回路42によって取得された倍率情報が倍率情報メモリ43に格納される(S16)。

0048

一方、当該フレームが画像ストリーム情報における最初のフレームではない場合には(S14)、メイン画像補正回路47によって行われるアフィン変換のパラメータが、パラメータ決定回路48によって決定される(S17)。

0049

ここでは、アフィン変換のパラメータのうち、拡大縮小に関する各パラメータが、倍率情報メモリ43に格納された倍率情報が表すズーム倍率と、倍率情報取得回路42によって取得された倍率情報が表すズーム倍率との比に基づいて、パラメータ決定回路48によって決定される。

0050

また、アフィン変換のパラメータのうち、平行移動に関する各パラメータが、拡大画像メモリ45に格納された拡大画像情報が表す画像と、アフィン変換が施されたメイン画像情報が表す画像との相関値が最も高くなるよう、パラメータ決定回路48によって決定される。

0051

次に、パラメータ決定回路48によって決定されたパラメータに基づいて、メイン画像補正回路47によってメイン画像情報にアフィン変換が施される(S18)。

0052

次に、拡大画像メモリ45に格納された拡大画像情報が表す画像と、メイン画像補正回路47によってアフィン変換が施されたメイン画像情報が表す画像とが画像合成回路49によって合成される(S19)。

0053

次に、画像合成回路49によって合成された画像を表す画像情報でメイン画像メモリ46に格納されたメイン画像情報が更新されると共に(S15)、倍率情報取得回路42によって取得された倍率情報で倍率情報メモリ43に格納された倍率情報が倍率情報取得回路42によって更新される(S16)。

0054

ここで、画像ストリーム情報を構成する次のフレームがある場合には(S20)、画像変換装置1の動作は、S11に戻り、画像ストリーム情報を構成する次のフレームがある場合には、画像変換装置1の動作は、終了する。

0055

例えば、図6(a)に示すような、メイン画像を表すメイン画像情報がメイン画像メモリ46に格納されている状態で、図6(b)に示すような画像を表す画像情報を含むフレームがフレームメモリ41に格納されると、図6(c)に示すように、フレームメモリ41に格納されたフレームに含まれる画像情報が表す画像が、画像拡大回路44によって、拡大される。

0056

さらに、図6(d)に示すように、パラメータ決定回路48によって決定されたパラメータに基づいて、メイン画像補正回路47によってメイン画像情報にアフィン変換が施される。

0057

そして、拡大画像メモリ45に格納された拡大画像情報が表す拡大画像と、メイン画像補正回路47によってアフィン変換が施されたメイン画像情報が表す画像とが画像合成回路49によって、図6(e)に示すように、合成され、合成された画像を表すメイン画像情報がメイン画像メモリ46に格納される。

0058

結果として、メイン画像メモリ46に格納されたメイン画像情報が表す画像は、フレームメモリ41に格納されたフレームに含まれる画像情報が表す画像より解像度が高くなる。

0059

このような本発明の一実施の形態の画像変換装置1は、アフィン変換の拡大縮小率に関するパラメータを撮像時のズーム倍率を用いて定めることによって、アフィン変換のパラメータを算出するためにかかる処理量を削減するため、変換性能を劣化させずに安価に製造することができる。

0060

なお、本実施の形態においては、画像入力手段11から以前に入力されたフレームに含まれる画像情報を補間することにより、後に入力されたフレームに含まれる画像情報が表す画像の解像度を高くする例について説明したが、メイン画像補正回路47が、拡大画像メモリ45に格納された拡大画像情報をアフィン変換し、倍率情報取得回路42が、倍率情報メモリ43に格納される最初のフレームの倍率情報を更新しないように構成することによって、最初に入力されたフレームに含まれる画像情報が表す画像の解像度を高くするようにしてもよい。

0061

また、画像変換装置1は、撮像装置2と一体に設けてもよい。この場合には、撮像装置2から倍率設定部23を除いて、カメラ21が画像を撮像したときのズーム倍率を表す倍率情報を画像変換装置1の倍率情報取得回路42が取得するように構成する。

0062

また、本実施の形態において、画像変換装置1と撮像装置2とを接続した例について説明したが、撮像装置2が、着脱可能な記憶媒体に画像ストリーム情報を記録し、画像変換装置1が、この記憶媒体に記録された画像ストリーム情報を読み取るようにしてもよい。

0063

また、本実施の形態において、画像変換装置1に、MotionJPEG規格に準拠した画像ストリーム情報を適用した例について説明したが、本発明に係る画像変換装置1には、MPEG−1、MPEG−2およびMPEG−4等の他の規格に準拠した画像ストリーム情報、ならびに、YCbCrの非圧縮形式の画像情報からなる画像ストリーム情報を適用することもできる。

0064

また、画像変換装置1の入力処理手段12を構成する倍率情報取得回路42、画像拡大回路44、メイン画像補正回路47、パラメータ決定回路48および画像合成回路49は、図5に示した動作を画像変換装置1に実行させるよう記述された画像変換プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)によって構成してもよい。

0065

以上のように、本発明にかかる画像変換装置は、形状変換処理のパラメータを算出するためにかかる処理量を削減することによって、変換性能を劣化させずに安価に製造することができるという効果を有し、例えば、2つの画像の相関値がより高くなるよう何れか一方の画像を表す画像情報に形状変換処理を施す画像変換装置等として有用である。

図面の簡単な説明

0066

本発明の一実施の形態における画像変換装置および撮像装置のブロック図
本発明の一実施の形態における画像変換装置および撮像装置に適用される画像ストリーム情報の概念
本発明の一実施の形態における画像変換装置を構成する入力処理手段のブロック図
本発明の一実施の形態における撮像装置の動作説明のためのフロー図
本発明の一実施の形態における画像変換装置の動作説明のためのフロー図
本発明の一実施の形態における画像変換装置の作用を説明するための概念図
従来の画像変換装置のブロック図
従来の画像変換装置を構成する入力処理手段のブロック図

符号の説明

0067

1画像変換装置
2撮像装置
11、51画像入力手段
12、52入力処理手段
13、53画像蓄積手段
14、54出力処理手段
15、55画像出力手段
21カメラ
22画像情報生成部
23倍率設定部
41フレームメモリ
42倍率情報取得回路
43 倍率情報メモリ
44、62画像拡大回路
45、63拡大画像メモリ
46、64メイン画像メモリ
47、65メイン画像補正回路
48、66パラメータ決定回路
49、67 画像合成回路

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