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技術 画像形成装置の給紙装置および梱包紙

出願人 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社
発明者 生沢猛
出願日 2006年3月6日 (14年3ヶ月経過) 出願番号 2006-060216
公開日 2007年9月20日 (12年9ヶ月経過) 公開番号 2007-238212
状態 拒絶査定
技術分野 被包材 シート、マガジン及び分離
主要キーワード 左ガイドレール 右ガイド板 右ガイドレール 梱包紙 磁性体片 設計面 用紙パック 左ガイド
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年9月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

紙束をばらけさせることなく紙収容部に収容でき、簡単かつ安価に構成され得る給紙装置および梱包紙を提供する。

解決手段

画像形成装置の給紙装置は、開封口91を有する梱包紙90に覆われ、開封口91から一側端部が露出させられた用紙束80を収容し得る紙収容部21と、用紙束の上面に接触して用紙を一枚ずつ取り出す給紙機構部22と、紙収容部21の少なくとも一部に設けられ、梱包紙90に形成された被保持部100を保持するための保持部70と、を有する。

概要

背景

一般的に、プリンタコピー機等の画像形成装置は、給紙装置画像形成部、および排紙部を備え、給紙装置は、用紙束を収容するための紙収容部、および用紙を一枚ずつ取り出して画像形成装置に搬送するための給紙手段を備える。

従来、紙収容部に用紙束を収容するためには、用紙束を覆っている梱包紙を完全に除去する必要があった。これは、梱包紙が一部でも紙収容部中に残存していると、給紙の際に用紙と一緒ローラ等の給紙手段に巻き込まれる可能性があるためである。特に、紙収容部に入れられた用紙の最後の一枚が給紙される際に梱包紙が用紙に付随していると、一度はさばきローラ等の分離手段により分離されるが、梱包紙は給紙手段の付近に留まるため、次の給紙動作の際に再び給紙手段に巻き込まれる可能性がある。この場合、梱包紙が画像形成部または給紙装置の給紙口に詰まってしまい、給紙が正常に行われない。

しかし、梱包紙を完全に除去すると、紙収容部に収容する際に用紙束を束ねるものがなくなるため、用紙束がばらけてしまうといった問題がある。特に、一度に多量の用紙を取り扱う必要がある印刷業界において、この問題の解決が求められていた。

これに関連する技術として、下記の特許文献1は、用紙束を覆っている梱包紙を自動的に開梱する装置を提案している。しかし、この装置は大掛かりな装置であり、製造コストが増大するほか、設計の難易度が高くなってしまう欠点がある。

また、下記の特許文献2は、用紙束を包装から取り出す煩わしさを解消するために、用紙束を包装した用紙パックであって、直接プリンタに装着可能な用紙パックを提案している。しかし、この用紙パックは厚紙で形成する必要があるほか、給紙用の開口に加えてプリント用紙給紙ローラの方へ持ち上げるための第2開口を設ける必要があるため、用紙パックの構造が複雑になり、製造コストが増大してしまう欠点がある。
特願平10−181729号公報
特願平11−240629号公報

概要

用紙束をばらけさせることなく紙収容部に収容でき、簡単かつ安価に構成され得る給紙装置および梱包紙を提供する。画像形成装置の給紙装置は、開封口91を有する梱包紙90に覆われ、開封口91から一側端部が露出させられた用紙束80を収容し得る紙収容部21と、用紙束の上面に接触して用紙を一枚ずつ取り出す給紙機構部22と、紙収容部21の少なくとも一部に設けられ、梱包紙90に形成された被保持部100を保持するための保持部70と、を有する。

目的

本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、従来の汎用的な画像形成装置の給紙装置および用紙束の梱包紙に簡単な改良を加えることにより、用紙束をばらけさせることなく紙収容部に収容でき、簡単かつ安価に構成され得る給紙装置および梱包紙を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

画像形成装置給紙装置であって、開口部を有する梱包紙に覆われ、前記開口部から一側端部が露出させられた用紙束を収容し得る紙収容部と、用紙束の上面に接触して用紙を一枚ずつ取り出す給紙手段と、前記紙収容部の少なくとも一部に設けられ、前記梱包紙に形成された被保持部を保持するための保持手段と、を有することを特徴とする画像形成装置の給紙装置。

請求項2

前記紙収容部は、前記用紙束を位置決めするためのガイド手段を更に有し、前記保持手段は、前記ガイド手段に設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の給紙装置。

請求項3

前記紙収容部は、前記用紙束を支持するとともに紙量の減少に伴って上昇して前記用紙束の上面を前記給紙手段に接触させるための給紙板を更に有し、前記保持手段は、前記給紙板に設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の給紙装置。

請求項4

前記保持手段および前記被保持部の一方は磁石であり、他方は磁性体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置の給紙装置。

請求項5

前記保持手段は網目を有し、前記被保持部は前記網目と係合し得る突起を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置の給紙装置。

請求項6

画像形成装置用の用紙束を覆う梱包紙であって、用紙束の長手方向および/または幅方向に沿って前記梱包紙上に形成される開封線と、画像形成装置の給紙装置における紙収容部に設けられた保持手段に保持され得る被保持部と、を有し、前記開封線は、前記梱包紙が前記開封線に沿って手動で切断可能に、形成されていることを特徴とする画像形成装置用の用紙束を覆う梱包紙。

請求項7

前記保持手段および前記被保持部の一方は磁石であり、他方は磁性体であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置用の用紙束を覆う梱包紙。

請求項8

前記保持手段は網目を有し、前記被保持部は前記網目と係合し得る突起を有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置用の用紙束を覆う梱包紙。

技術分野

0001

本発明は、画像形成装置給紙装置および画像形成装置用の用紙の梱包紙に関する。

背景技術

0002

一般的に、プリンタコピー機等の画像形成装置は、給紙装置、画像形成部、および排紙部を備え、給紙装置は、用紙束を収容するための紙収容部、および用紙を一枚ずつ取り出して画像形成装置に搬送するための給紙手段を備える。

0003

従来、紙収容部に用紙束を収容するためには、用紙束を覆っている梱包紙を完全に除去する必要があった。これは、梱包紙が一部でも紙収容部中に残存していると、給紙の際に用紙と一緒ローラ等の給紙手段に巻き込まれる可能性があるためである。特に、紙収容部に入れられた用紙の最後の一枚が給紙される際に梱包紙が用紙に付随していると、一度はさばきローラ等の分離手段により分離されるが、梱包紙は給紙手段の付近に留まるため、次の給紙動作の際に再び給紙手段に巻き込まれる可能性がある。この場合、梱包紙が画像形成部または給紙装置の給紙口に詰まってしまい、給紙が正常に行われない。

0004

しかし、梱包紙を完全に除去すると、紙収容部に収容する際に用紙束を束ねるものがなくなるため、用紙束がばらけてしまうといった問題がある。特に、一度に多量の用紙を取り扱う必要がある印刷業界において、この問題の解決が求められていた。

0005

これに関連する技術として、下記の特許文献1は、用紙束を覆っている梱包紙を自動的に開梱する装置を提案している。しかし、この装置は大掛かりな装置であり、製造コストが増大するほか、設計の難易度が高くなってしまう欠点がある。

0006

また、下記の特許文献2は、用紙束を包装から取り出す煩わしさを解消するために、用紙束を包装した用紙パックであって、直接プリンタに装着可能な用紙パックを提案している。しかし、この用紙パックは厚紙で形成する必要があるほか、給紙用の開口に加えてプリント用紙給紙ローラの方へ持ち上げるための第2開口を設ける必要があるため、用紙パックの構造が複雑になり、製造コストが増大してしまう欠点がある。
特願平10−181729号公報
特願平11−240629号公報

発明が解決しようとする課題

0007

本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、従来の汎用的な画像形成装置の給紙装置および用紙束の梱包紙に簡単な改良を加えることにより、用紙束をばらけさせることなく紙収容部に収容でき、簡単かつ安価に構成され得る給紙装置および梱包紙を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。

0009

(1)画像形成装置の給紙装置であって、開口部を有する梱包紙に覆われ、前記開口部から一側端部が露出させられた用紙束を収容し得る紙収容部と、用紙束の上面に接触して用紙を一枚ずつ取り出す給紙手段と、前記紙収容部の少なくとも一部に設けられ、前記梱包紙に形成された被保持部を保持するための保持手段と、を有することを特徴とする画像形成装置の給紙装置。

0010

(2)前記紙収容部は、前記用紙束を位置決めするためのガイド手段を更に有し、前記保持手段は、前記ガイド手段に設けられることを特徴とする上記(1)に記載の画像形成装置の給紙装置。

0011

(3)前記紙収容部は、前記用紙束を支持するとともに紙量の減少に伴って上昇して前記用紙束の上面を前記給紙手段に接触させるための給紙板を更に有し、前記保持手段は、前記給紙板に設けられることを特徴とする上記(1)に記載の画像形成装置の給紙装置。

0012

(4)前記保持手段および前記被保持部の一方は磁石であり、他方は磁性体であることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の画像形成装置の給紙装置。

0013

(5)前記保持手段は網目を有し、前記被保持部は前記網目と係合し得る突起を有することを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の画像形成装置の給紙装置。

0014

(6)画像形成装置用の用紙束を覆う梱包紙であって、用紙束の長手方向および/または幅方向に沿って前記梱包紙上に形成される開封線と、画像形成装置の給紙装置における紙収容部に設けられた保持手段に保持され得る被保持部と、を有し、前記開封線は、前記梱包紙が前記開封線に沿って手動で切断可能に、形成されていることを特徴とする画像形成装置用の用紙束を覆う梱包紙。

0015

(7)前記保持手段および前記被保持部の一方は磁石であり、他方は磁性体であることを特徴とする上記(6)に記載の画像形成装置用の用紙束を覆う梱包紙。

0016

(8)前記保持手段は網目を有し、前記被保持部は前記網目と係合し得る突起を有することを特徴とする上記(6)に記載の画像形成装置用の用紙束を覆う梱包紙。

発明の効果

0017

本発明によれば、用紙束が梱包紙に大部分を覆われた状態で紙収容部に収容されることができるため、用紙束がばらけることが防止される。この際、梱包紙は、紙収容部に設けられた保持手段によって保持されるため、給紙動作時に、給紙手段に巻き込まれることが防止される。

0018

なお、本発明による画像形成装置の給紙装置は、従来の給紙装置に保持手段を設けるという簡易な改良を加えることにより構成することができるため、費用面、設計面および製造面での優位性を有する。

0019

また、本発明の梱包紙には、汎用的な梱包用防湿紙を使用することができ、厚紙や樹脂等の特別な材料を必ずしも用いる必要がないため、費用面での優位性を有する。さらに、梱包紙は、従来の汎用的な梱包紙に、開封線と被保持部とを付加する簡易な改良を加えることにより構成されるため、設計面および製造面での優位性をも有する。

発明を実施するための最良の形態

0020

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。

0021

(第1実施形態)
図1図6を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。

0022

図1は、画像形成装置の外観を示す斜視図である。図2は、本実施形態の給紙装置の内部構造を示す斜視図である。図3は、給紙装置の紙収容部に用紙束が収容された状態を示す斜視図である。図4は、給紙装置の紙収容部に収容された用紙が画像形成部に向かって搬送される様子を示す断面図である。図5および図6は、本実施形態に用いられる用紙束の梱包紙の展開図である。

0023

画像形成装置は、プリンタやコピー機等に代表される、用紙上に画像を形成する装置である。図1に示すように本実施形態の画像形成装置1は、給紙装置11と、画像形成部12と、排紙部13とを含む。

0024

給紙装置11は、画像形成部12からの指示により印刷用紙を画像形成部12へ搬送する装置であり、図2に示すように、紙収容部21と、給紙機構部22と、給紙口23とを有する。

0025

紙収容部21は、用紙束80を収容するための収納容器である。給紙機構部22は、紙収容部21に収容された用紙束80から用紙を一枚ずつ取り出すための装置であり、紙収容部21の給紙口23側に位置する前側壁21cの上方に設けられる。給紙口23は前側壁21cの上部に、給紙機構部22に隣接して形成される開口である。

0026

紙収容部21は、上部が開口した箱状をなし、底部21a、給紙口23の反対側に位置する後側壁21b、前側壁21c、後側壁21b側から見て左側に位置する左側壁21d、および後側壁21b側から見て右側に位置する右側壁21eによって区画される。紙収容部21には、ユーザにより手動で用紙束80が収容される。

0027

なお、図3および図4に示すように、用紙束80は、開口部91を有する梱包紙90に覆われるとともに開口部91から一側端部が露出させられた状態で、紙収容部21に収容される。この際、用紙束80は、開口部91から露出された側端部が給紙口23に臨むように配置される。ただし、用紙束80は、梱包紙90を完全に剥がされた状態であっても、紙収容部21に収容されることができる。

0028

また、図1のように、本実施形態の画像形成装置1は鉛直方向に並べられた2つの紙収容部21を有するが、紙収容部は任意の数だけ設けられることができる。この場合、ユーザは紙収容部の数に応じて複数の種類の用紙を選択することができるようになる。

0029

更に、紙収容部21には、給紙板30、用紙ガイド部40、ガイドレール部50、および保持部70が設けられている。

0030

給紙板30は、用紙束80を載置するために紙収容部21の底部21aに設けられた部材であり、図2および図4に示すようにプレート形状をなす。

0031

給紙部30の下部には、用紙量の減少に応じて、給紙板30の前側壁21c側の端部を持ち上げるためのバネ等を備えた持ち上げ手段(図示せず)が設けられている。持ち上げ手段は、画像形成部12からの指令により作動され得る。給紙板30は、用紙量の減少に応じて持ち上げられ、給紙板30に積載された用紙束80の上面を給紙機構部22に当接させることができる。

0032

用紙ガイド部40は、紙収容部21に収容された用紙束80の側面に当接して用紙束80を位置決めするための部材であり、図2図4に示すように、底部21a上に直立したプレート形状をなす。

0033

本実施形態における用紙ガイド部40は、前側壁21cに対向して配置される後ガイド板41と、左側壁21dに近接して配置される左ガイド板42と、左ガイド板42に対向して配置される右ガイド板43とを含む。

0034

各ガイド板41〜43は、手動または自動によりガイドレール部50に沿って移動可能であり、用紙束80の各側面に当接させられることができる。

0035

このような構成により、用紙ガイド部40は、紙収容部21に収容された用紙束80が振動等により移動することを防止する。

0036

ガイドレール部50は、紙収容部21の底部21a上に設けられたレールの形態をなし、用紙ガイド部40の移動経路を案内する。さらに、ガイドレール部50は、用紙ガイド部40が用紙束80の側面に当接した後に用紙ガイド部40を固定するための固定手段(図示せず)を備える。また、ガイドレール部50の代わりに、用紙ガイド部40を差込固定するための溝または孔が採用されてもよい。

0037

図2に示すように、本実施形態におけるガイドレール部50は、紙収容部21の底部21a上に設けられ、後ガイド板41を案内する後ガイドレール51と、左ガイド板42を案内する左ガイドレール52と、右ガイド板43を案内する右ガイドレール53とからなる。

0038

このような構成により、ガイドレール部50は、用紙ガイド部40の水平方向の移動経路を案内するとともに、用紙束80の側面に当接した用紙ガイド部40を固定することができる。

0039

給紙機構部22は、紙収容部21に収容された用紙束80から用紙を一枚ずつ取り出すための装置であり、紙収容部21の前側壁21cの上方に設けられる。

0040

図2図4に示すように、給紙機構部22は、第1給紙ローラ61と、第2給紙ローラ62と、第1および第2給紙ローラ61,62の下方に設けられたさばきローラ63と、を含む。更に給紙機構部22は、紙収容部21の左側壁21dと右側壁21eとの間を渡された水平方向の支持棒64と、支持棒64の中央部に支持棒64に対して垂直に設けられた三角形の支持板65と、を含む。第1給紙ローラ61、第2給紙ローラ62、およびさばきローラ63は、支持板65の各頂点の近傍に配置された、支持棒64と平行な軸(図示せず)の回りを回転可能に設けられる。

0041

ここで、給紙機構部22の作用について説明する。給紙動作時に、第1給紙ローラ61、第2給紙ローラ62、およびさばきローラ63は、図4に示された矢印の方向に回転する。その際、第1給紙ローラ61は、用紙束80の最上部に位置する用紙を取り出し、第2給紙ローラ62の方に搬送する。続いて、第2給紙ローラ62は、搬送された用紙を給紙口23から排出し、画像形成部12の方に搬送する。ここで、第1給紙ローラ61により取り出された用紙が複数枚であった場合、最上部の用紙以外の用紙は、さばきローラ63により分離され、紙収容部21に戻される。なお、余分な用紙がさばきローラ63により適切に分離されるよう、第2給紙ローラ62とさばきローラ63とは用紙一枚分の厚さだけ離間して配置されることが望ましい。

0042

このような構成により、給紙機構部22は、紙収容部21に収容された用紙束80から用紙を一枚ずつ取り出し、給紙口23から画像形成部12に向けて搬送することができる。

0043

保持部70は、用紙束80の梱包紙90に設けられた被保持部100(図5参照)を保持するための部材であり、本実施形態においては用紙ガイド部40上に設けられる。本実施形態では、保持部70は、後ガイド板41に設けられているが、他のガイド板42,43に単独で、あるいは付加的に設けられてもよい。また、保持部70は、紙収容部21内の少なくとも一部に設けられることができ、例えば、給紙板30上に設けられることもできる。

0044

本実施形態では、保持部70および被保持部100のいずれか一方は永久磁石小片からなり、他方は磁性体片からなる。保持部70は、接着剤やねじ等の図示されていない固定手段により用紙ガイド部40の内側の表面に取り付けられる。ただし、保持部70は、用紙ガイド部40の内側の表面から突出しないように、用紙ガイド部40に形成された凹部または孔部に配置されてもよい。

0045

画像形成部12は、電子写真方式静電記録方式、および熱転写方式等の作像プロセスを利用した画像形成装置1において、画像を形成するのに必要な構成要素に加えて、画像形成装置1全体の制御、および画像形成のために必要な画像情報の受信を行う構成要素を含む。一例として、画像形成部12は、感光体転写ベルト定着器、各種搬送ベルト電子回路スキャナ通信インターフェース等を含む。画像形成部は、スキャナまたは通信インターフェース等を介して入力された画像情報を印刷用紙に実際の画像として形成し、排紙部13に向けて搬送する。

0046

排紙部13は、画像形成部12から搬送された用紙を出力する部分であり、排紙トレイ14を備える。画像形成部12から搬送された用紙は排紙トレイ14上に積載される。

0047

次に、用紙束80を梱包するための梱包紙90について説明する。

0048

図5に示すように、本実施形態の梱包紙90は、開封線97、折り目92、糊付け部94〜96、および被保持部100を含む。梱包紙90は、図中破線で示す折り目92に沿って折りたたまれ、糊付け部94〜96を糊付けされることにより梱包形態をなす。

0049

開封線97は、用紙束80を載置する面93の長手方向、すなわち用紙束80の幅方向に沿って形成される。また、開封線97上には、ミシン目等から構成される切取線開封テープ等の開封手段(図示せず)が設けられており、梱包紙90は、開封線91に沿って手動で切断可能に、形成されている。

0050

被保持部100は、梱包紙90の一部であって、給紙装置11の紙収容部21に設けられた保持部70に対応する位置に少なくとも一つ配置される。本実施形態では、被保持部100は、梱包紙90の、後ガイド板41に対応する位置に設けられているが、他のガイド板42,43に対応する位置に単独で、あるいは追加的に設けられてもよい。

0051

本実施形態において、被保持部100は永久磁石または磁性体の小片により構成される。図5に示すように、被保持部100は、梱包紙90の外表面に貼り付けられることができるほか、梱包紙90の内表面に貼り付けられたり、梱包紙90自体に埋め込まれて形成されたりすることもできる。

0052

以下に、ユーザが梱包紙90に覆われた用紙束80を、画像形成装置1の給紙装置11の紙収容部21に収容して使用する方法について説明する。

0053

先ずユーザは、開封線97に沿って梱包紙90を手動で切断し、その切断面に形成される開封口91から用紙束80の一側端部を露出させる。梱包紙90が切断された後も、用紙束80の大部分は残存する梱包紙90に覆われているため、用紙束80がユーザにより手動で給紙装置11の紙収容部21に収容される際に、用紙束80がばらけてしまうことが防止される。

0054

また、梱包紙90の開封口91から用紙束80の一側端部が露出させられているため、最上部の用紙は給紙機構部22の第1ローラ61に接触させられることができ、給紙機構部22により画像形成部12に搬送されることができる。

0055

さらに、梱包紙90は、被保持部70と保持部100との間に働く磁力により紙収容部21内に固定されるため、梱包紙90が給紙機構部22に巻き込まれることが防止される。なお、用紙束80は、梱包紙90が完全に剥がされた状態で紙収容部21に収容されてもよい。この場合、紙の磁性は極めて低いため、給紙動作が妨げられることはない。

0056

また、図6に示すように、用紙束80を載置する面93の長手方向、すなわち用紙束80の幅方向に沿った第1開封線97に加えて、面93の幅方向、すなわち用紙側80の長手方向に沿った第2開封線98が形成されてもよい。

0057

このような構成により、梱包紙90は、第1開封線97および第2開封線98のいずれか一方に沿って選択的に切り取られることができる。それにより、用紙束80は紙収容部21内で縦置きにされることも、横置きにされることもできるようになる。この場合、図6に示すように、梱包紙90の被保持部100は、第1開封線97に対応する開封口91の反対側の側面と、第2開封線98に対応する開封口91aの反対側の側面との両方に形成されることが望ましい。それにより、梱包紙90は、用紙束80が縦置きにされるときも、横置きにされるときも給紙装置11の紙収容部21内で十分に保持されることができる。

0058

以上のように本実施形態によれば、用紙束80が梱包紙90に大部分を覆われた状態で紙収容部21に収容されることができるため、用紙束80がばらけることが防止される。この際、梱包紙90は、紙収容部21に設けられた保持部70によって保持されるため、給紙動作時に、給紙機構部22に巻き込まれることが防止される。

0059

なお、本発明による画像形成装置1の給紙装置11は、従来の画像形成装置に保持部70を設けるという簡易な改良を加えることにより構成することができるため、費用面、設計面および製造面での優位性を有する。

0060

また、本発明の梱包紙90には、汎用的な梱包用防湿紙を使用することができ、厚紙や樹脂等の特別な材料を必ずしも用いる必要がないため、費用面での優位性を有する。さらに、梱包紙90は、従来の汎用的な梱包紙に、開封線97に沿った開封手段と、被保持部100とを付加する簡易な改良を加えることにより構成されるため、設計面および製造面での優位性をも有する。

0061

(第2実施形態)
次に、図7および図8を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態と共通する構成要素には同一の符号が付される。

0062

図7は、本実施形態の給紙装置11の紙収容部210の内部構造を示す斜視図である。図8は、本実施形態の画像形成装置1に用いられる用紙束80の梱包紙90の展開図である。

0063

図7に示すように、本実施形態の紙収容部210の保持部170は、柔軟な繊維、樹脂、金属等により構成された網目を有する。本実施形態において、保持部170は左ガイド板42および右ガイド板43の内側に、接着剤やねじ等の図示されていない固定手段により取り付けられる。ただし、保持部170は、紙収容部210内の少なくとも一部に設けられることができ、例えば、給紙板30上に設けられることもできる。さらに、保持部170は、左右のガイド板42,43とは別途設けられるものではなく、左右のガイド板42,43自体に形成された網目であってもよい。

0064

図8に示すように、本実施形態の梱包紙190に設けられる被保持部200は、保持手段170に係合し得る突起を有する。突起は、一例として樹脂や紙片等により形成される。

0065

本実施形態の梱包紙190は、被保持部200の突起が給紙装置11の紙収容部210に設けられた保持部170の網目と係合することにより、紙収容部210内に固定される。そのため、本発明の第2実施形態は、前述した第1実施形態と同様の効果を奏することができる。

0066

本発明は、上記した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲において種々改変することができる。すなわち、本発明で使用される資材、形状、手段等は、上記実施形態のものに制限されない。例えば、本発明において、紙収容部21が梱包紙90を保持する手段としては、上述の実施形態で例示したもののほか、粘着剤、ボタンクリップ電磁石等が使用され得る。

図面の簡単な説明

0067

画像形成装置の外観を示す斜視図である。
第1実施形態の給紙装置の内部構造を示す斜視図である。
給紙装置の紙収容部に用紙束が収容された状態を示す斜視図である。
給紙装置の紙収容部に収容された用紙が画像形成部に向かって搬送される様子を示す断面図である。
第1実施形態に用いられる梱包紙の展開図である。
第1実施形態に用いられる梱包紙の展開図の他の例である。
第2実施形態の給紙装置の内部構造を示す斜視図である。
第2実施形態に用いられる梱包紙の展開図である。

符号の説明

0068

1画像形成装置、
11給紙装置、
12画像形成部、
21,210 紙収容部、
22給紙機構部、
23給紙口、
30給紙板、
40用紙ガイド部、
50ガイドレール部、
70,170 保持部、
80 用紙束、
90梱包紙、
91,91a開封口、
100,200 被保持部、
90,190 梱包紙、

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