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技術 誘導灯自動点検システム

出願人 パナソニック電工株式会社
発明者 西岡伸介村上善宣長添和史川島寿一
出願日 2007年5月11日 (12年4ヶ月経過) 出願番号 2007-127136
公開日 2007年9月13日 (12年0ヶ月経過) 公開番号 2007-234615
状態 特許登録済
技術分野 光源の回路一般
主要キーワード 電源切り替えスイッチ 隣接同士 度日数 プルダウンスイッチ 時点検 通信伝達 点検時刻 点検完了
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

各誘導灯に対して、点検命令を送信したり、各状態を監視することを任意のタイミングで行えるように設定することで、誘導灯に発生した問題を早期に発見し、定期的な検査も自動的に行うことができる誘導灯自動点検システムを提供する。

解決手段

各誘導灯自動点検装置は、ランプ等の状態を送信することができる通信部を有して通信部を介してお互いに接続してネットワーク構築する。そしてシステムは、ネットワーク内に設置されて各誘導灯自動点検装置の制御や監視ができる機能をもった誘導灯制御監視盤を備える。各誘導灯自動点検装置に固有のIDを与え、IDにしたがって順に点検を行う場合に、固有のID番号を1つ以上飛ばしたもの同士を同時に点検する。

概要

背景

従来、誘導灯などの照明器具は、非常時等の商用電源遮断されたときにおいても、最低限規定された時間は避難経路を示せるように、非常用電源などを併設して、それにより点灯できなければならない。したがって、実際に規定された時間だけ非常用電源で点灯できるかどうかの点検を、定期的に行うことが法的に義務づけられている。

上記のような法令により、実際行っている点検は、非常用の電源で例えば20分または60分間点灯できるかどうかを、誘導灯の点検スイッチ例えばプルダウンスイッチおもりつるすことで、点検していた。

現状の器具はプルダウンスイッチにより、非常用電源で点灯するように切り替わるようになっている。

しかし、そのような点検の場合、
(1)ひとつひとつの誘導灯に対しておもりをつるして点検する作業が非常に手間である。
(2)また、所定の時間経過後、正常に点灯しているかどうかを調べた上で、おもりを外すことも非常に手間である。

そこで、従来の技術では、誘導灯に通信部を設けて、お互いを接続し、それら誘導灯を制御したり、監視したりする、制御盤を設置して、各誘導灯に対して点検命令を送信したり、各誘導灯の点検が終わってからその点検結果を制御盤に対して送信し、その信号を制御盤が受信するようなシステム構築することで、上記手間を省いていた(特許文献1参照)。

しかし、そのような技術においても、各誘導灯に対して、ランダムに点検を行うと、例えば、近接した誘導灯同士を同時に点検した場合には、次のような問題が発生する。

つまり、点検後すぐに非常時が発生してしまい、非常用の電源を用いて点灯させようと思っても、非常用の電源への充電時間が十分でないために、非常点灯ができず、点検を行った近接した誘導灯の付近では、重大な問題が生じる。すなわち、誘導灯が点灯しないので、避難経路が不明となる。

また、従来では、点検後の結果のみ制御盤で受信していたので、例えば、定期的な点検が6ケ月に一度の場合、点検後の結果が正常であっても、次の点検までに問題が生じた場合は、次に点検するまでそのことは不明のままである。その状態で、非常時が発生した場合は、たとえ前回の点検結果が正常であっても所定時間非常用の電源で点灯できない可能性が生じ、重大な問題が生じる。

また、誘導灯に異常があった場合には、その異常部品交換して正常に戻すが、実際は、異常表示してから交換するまでに時間がかかることが多い。とくに、大勢の人数が行き来するような場所に取り付けられた誘導灯の場合、すぐに交換していないと、非常時のときに重大な問題が発生する。

さらに、今までは誘導灯に異常があった場合、サービスセンターなどの作業者らが、その場所に行ってから、何が異常でどの品番のどの部材が必要かをひかえてから、再度その場所に行く必要があった(特許文献2参照)。
特開平8−180980号
特開2002−152992

概要

各誘導灯に対して、点検命令を送信したり、各状態を監視することを任意のタイミングで行えるように設定することで、誘導灯に発生した問題を早期に発見し、定期的な検査も自動的に行うことができる誘導灯自動点検システムを提供する。各誘導灯自動点検装置は、ランプ等の状態を送信することができる通信部を有して通信部を介してお互いに接続してネットワークを構築する。そしてシステムは、ネットワーク内に設置されて各誘導灯自動点検装置の制御や監視ができる機能をもった誘導灯制御監視盤を備える。各誘導灯自動点検装置に固有のIDを与え、IDにしたがって順に点検を行う場合に、固有のID番号を1つ以上飛ばしたもの同士を同時に点検する。

目的

この発明は上記に基づいて鑑みられたものであり、その目的とするところは、誘導灯に通信部を設け、それぞれを接続することでネットワークを構築することを可能にし、また各誘導灯に対して、点検命令を送信したり、各状態を監視することを任意のタイミングで行えるように設定することで、誘導灯に発生した問題を早期に発見し、定期的な検査も自動的に行うことができる誘導灯自動点検システムを提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

防災用のランプと、非常用電源と、通常時は商用電源からの電力供給にて前記ランプを点灯させ、非常時に前記非常用電源から前記ランプを点灯させることのできる交流直流兼用点灯装置とを備え、少なくとも1つの点検機能を有し、常時前記ランプまたは非常用電源の状態を監視しつづける監視機能を設けて、その常時監視結果と所定時間以上前記ランプを前記非常用電源で点灯させる点検による点検結果とを総合的に評価して前記ランプまたは非常用電源の状態の良し悪しを判断する判断部を設け、外部からの信号を受信したり、前記ランプまたは非常用電源の状態を送信する通信部を有する誘導灯自動点検装置を、前記通信部を介してお互いに接続してネットワーク構築し、前記ネットワーク内に設置されて各誘導灯自動点検装置の制御や監視ができる機能をもった誘導灯制御監視盤を備えた誘導灯自動点検システムにおいて、各誘導灯自動点検装置に固有のIDを与え、IDにしたがって順に点検を行う場合に、前記固有のID番号を1つ以上飛ばしたもの同士を同時に点検することを特徴とする誘導灯自動点検システム。

技術分野

0001

この発明は、防災用照明ネットワークで接続することで、各機器の状態を監視し、災害の時に正常に動作するかどうかの点検を、ネットワーク上の別の制御端末から行えるようにした誘導灯自動点検システムに関するものである。

背景技術

0002

従来、誘導灯などの照明器具は、非常時等の商用電源遮断されたときにおいても、最低限規定された時間は避難経路を示せるように、非常用電源などを併設して、それにより点灯できなければならない。したがって、実際に規定された時間だけ非常用電源で点灯できるかどうかの点検を、定期的に行うことが法的に義務づけられている。

0003

上記のような法令により、実際行っている点検は、非常用の電源で例えば20分または60分間点灯できるかどうかを、誘導灯の点検スイッチ例えばプルダウンスイッチおもりつるすことで、点検していた。

0004

現状の器具はプルダウンスイッチにより、非常用電源で点灯するように切り替わるようになっている。

0005

しかし、そのような点検の場合、
(1)ひとつひとつの誘導灯に対しておもりをつるして点検する作業が非常に手間である。
(2)また、所定の時間経過後、正常に点灯しているかどうかを調べた上で、おもりを外すことも非常に手間である。

0006

そこで、従来の技術では、誘導灯に通信部を設けて、お互いを接続し、それら誘導灯を制御したり、監視したりする、制御盤を設置して、各誘導灯に対して点検命令を送信したり、各誘導灯の点検が終わってからその点検結果を制御盤に対して送信し、その信号を制御盤が受信するようなシステム構築することで、上記手間を省いていた(特許文献1参照)。

0007

しかし、そのような技術においても、各誘導灯に対して、ランダムに点検を行うと、例えば、近接した誘導灯同士を同時に点検した場合には、次のような問題が発生する。

0008

つまり、点検後すぐに非常時が発生してしまい、非常用の電源を用いて点灯させようと思っても、非常用の電源への充電時間が十分でないために、非常点灯ができず、点検を行った近接した誘導灯の付近では、重大な問題が生じる。すなわち、誘導灯が点灯しないので、避難経路が不明となる。

0009

また、従来では、点検後の結果のみ制御盤で受信していたので、例えば、定期的な点検が6ケ月に一度の場合、点検後の結果が正常であっても、次の点検までに問題が生じた場合は、次に点検するまでそのことは不明のままである。その状態で、非常時が発生した場合は、たとえ前回の点検結果が正常であっても所定時間非常用の電源で点灯できない可能性が生じ、重大な問題が生じる。

0010

また、誘導灯に異常があった場合には、その異常部品交換して正常に戻すが、実際は、異常表示してから交換するまでに時間がかかることが多い。とくに、大勢の人数が行き来するような場所に取り付けられた誘導灯の場合、すぐに交換していないと、非常時のときに重大な問題が発生する。

0011

さらに、今までは誘導灯に異常があった場合、サービスセンターなどの作業者らが、その場所に行ってから、何が異常でどの品番のどの部材が必要かをひかえてから、再度その場所に行く必要があった(特許文献2参照)。
特開平8−180980号
特開2002−152992

発明が解決しようとする課題

0012

この発明は上記に基づいて鑑みられたものであり、その目的とするところは、誘導灯に通信部を設け、それぞれを接続することでネットワークを構築することを可能にし、また各誘導灯に対して、点検命令を送信したり、各状態を監視することを任意のタイミングで行えるように設定することで、誘導灯に発生した問題を早期に発見し、定期的な検査も自動的に行うことができる誘導灯自動点検システムを提供することである。

課題を解決するための手段

0013

この発明の誘導灯自動点検システムは、誘導灯自動点検装置誘導灯制御監視盤とを備える。誘導灯自動点検装置は、防災用のランプと、非常用電源と、通常時は商用電源からの電力供給にて前記ランプを点灯させ、非常時に前記非常用電源から前記ランプを点灯させることのできる交流直流兼用点灯装置とを備え、少なくとも1つの点検機能を有し、常時前記ランプまたは非常用電源の状態を監視しつづける監視機能を設けて、その常時監視結果と所定時間以上前記ランプを前記非常用電源で点灯させる点検による点検結果とを総合的に評価して前記ランプまたは非常用電源の状態の良し悪しを判断する判断部を設け、外部からの信号を受信したり、前記ランプまたは非常用電源の状態を送信する通信部を有する。誘導灯自動点検装置を、前記通信部を介してお互いに接続してネットワークを構築する。誘導灯制御監視盤は、前記ネットワーク内に設置されて各誘導灯自動点検装置の制御や監視ができる機能をもつ。各誘導灯自動点検装置に固有のIDを与え、IDにしたがって順に点検を行う場合に、前記固有のID番号を1つ以上飛ばしたもの同士を同時に点検する。

発明の効果

0014

この発明の誘導灯自動点検システムによれば、すべての誘導灯自動点検装置を誘導灯制御監視盤により監視し制御することができる。誘導灯自動点検装置によれば、定期点検だけを行うのでなく定期点検よりも周期の短い点検を行うことで異常を検出できるとともに、定期点検も確実に行える。また複数の誘導灯自動点検装置をネットワーク接続することにより遠隔から監視することができ、人が各誘導灯に対して1個1個点検する手間が省ける。

発明を実施するための最良の形態

0015

(実施の形態1)
この発明の第1の実施の形態を図1から図3により説明する。誘導灯自動点検システムの構成は図1に示し、誘導灯自動点検装置の構成は図2に示す。

0016

誘導灯自動点検装置は、誘導灯などの防災用のランプと、内蔵または別設の2次電池などの非常用電源と、通常時は商用電源からの電力供給にてランプを点灯させ、商用電源からの電力供給が遮断された非常時や、電源切り替えスイッチ(SW)などにより商用電源から非常用電源に切り替えられた時に、非常用電源からランプを点灯させることのできる交流直流兼用の点灯装置と、人などが手動により行える点検用のスイッチ(点検SW)と通信などの別手段により点検用のスイッチを入り切りできる点検機能を備える。さらに、各部検出回路などにより常時ランプまたは非常用電源の状態を監視し続ける監視機能を設けて、その常時監視結果と所定時間以上ランプを非常用電源で点灯させる点検による点検結果とを総合的に評価することでランプまたは非常用電源の状態すなわち各点検の結果の良し悪しを判断する判断部と、この判断部に接続されて外部からの信号を受信したり、点検結果や各誘導灯自身の状態を送信したりできる通信部を有する。

0017

判断部は、各部検出回路により誘導灯のランプと電池の状態を常時監視し、マイコンにより判断している。ランプの場合、例えば寿命タイマを用いてカウントすることでランプ寿命のお知らせをしたり、ランプ電流の有無を検出してランプが点灯しているか否かを判断する。また電池の場合例えば充電電流の有無と電池電圧を常時測定し、電池異常やバッテリ外れなどの状態を判断する。さらに後述の誘導灯制御監視盤からの点検命令により、電池の場合、例えば日常点検では1分などの比較的短い時間、電池によりランプを放電させることで電池状態を判断する。定期点検の場合20分や60分など、法令で定められた時間、電池によりランプを放電させることで、電池状態を判断する。そしてこの点検の時に、常時監視の結果を見て、表1に示すように判断する。

0018

すなわち、ランプおよび電池が正常である場合、点検により電池の良し悪しを判断する。ランプが異常と判断されている場合、電池判断のための点検において、電池でランプを放電させても、ランプが異常であるため、正確な結果はでないので、ランプ異常のままにし電池判断しない。一方ランプが正常で電池が異常の場合は異常のままとし、電池が外れている場合、点検において電池でランプを放電させようとしても、電池がないため放電できない。したがって、点検は行わない。ランプおよび電池がともに異常の場合異常のままにする。ランプの良し悪しの判断の場合も同様である。このように、常時監視と定期点検を総合的にみて、ランプと電池の状態を判断する。こうして複数の検出結果を統合して判断することにより、単に一つの検出結果に基づいてのみ判断が行われていた従来と比べて、より精度よく判断できることとなる。

0019

なお、商用電源は整流部により整流され、切り替えスイッチ(SW)およびダイオードを介して点灯装置に入力されるとともに、整流部より充電部を介して非常用電源を充電し、非常用電源よりダイオードを介して点灯装置に入力されている。

0020

誘導灯自動点検システムは、上記通信部を介してお互いに通信伝達手段例えば通信線により接続し、その接続したネットワーク内に各誘導灯自動点検装置に対して、制御や監視ができる機能をもった誘導灯制御監視盤を設置し、通信線に接続している。

0021

誘導灯制御監視盤は、例えば、図3(a)に示すように1週間に1度のタイミングで送信する日常点検(黒丸印で表示)の命令と、3ケ月に1度のタイミングで送信する定期点検(黒四角印で表示)の命令を全ての誘導灯自動点検装置に順序良く送信できるよう任意のタイミングで送信する。任意のタイミングとは、例えば、図3(a)に示すようなタイミングであり、また各誘導灯1〜5の相互間では図3(b)に示すように日常点検における1週間で例えば点検曜日が順次ずれており、定期点検では例えば2週間程度ずつずれている。ここで、1週間に1度や3ケ月に1度というのは一例であり、日常点検周期<定期点検の周期であれば、どの間隔でも良い。

0022

また、上記点検命令を受信した誘導灯自動点検装置は、日常点検命令受信の時、切り替えスイッチ(SW)または点検用のスイッチ(点検SW)に判断部より制御信号を送って例えば1分間、非常用電源でランプを点灯し、そのときの良し悪しを判断して点検結果として誘導灯制御監視盤に返信する。また、定期点検受信のときは、例えば20分間、非常用電源で点灯し、日常点検のときと同様、点検結果を誘導灯制御監視盤に返信する。さらに、前後者ともに、点灯後例えば24時間非常用電源を充電する。この24時間は1例であり、満充電できればよい。

0023

誘導灯制御監視盤は、各誘導灯自動点検装置に対して、点検命令を送信する際、上記のようなタイミングで送信すると、図3(b)に誘導灯1について丸印で囲ったように、日常と定期の点検コマンドを送信するタイミングが重なってしまう場合が存在する。

0024

重なってしまった場合に、定期点検の方が法的に定められた重要な命令であるために優先順位を高くし、図3(c)のように、定期点検命令を送信する時の前後、T時間は日常点検を行わないようにする。

0025

また、各誘導灯自動点検装置は、点検命令を受信して、点検結果を誘導灯制御監視盤へ送信するだけでなく、誘導灯自動点検装置内の各部位の状態を常に監視して、その状態を誘導灯制御監視盤に送信する機能も有する。その信号を誘導灯制御監視盤は受信して、各誘導灯自動点検装置の状態をデータとして持っておく。また、必要であれば、そのデータを人が見やすい形で表示したり、プリントアウトしたいすることも可能であり、いわゆる人が欲する形で提供することができる。

0026

これにより、次のような効果がある。
(1)人が各誘導灯に対して、1個1個点検する手間が省ける。
(2)従来のような定期点検だけを行うのではなく、定期点検よりも周期の短い点検を行うことでより早く異常を検出でき、かつ、確実に定期点検は行える。
(3)状態監視により、点検による検査結果の精度をあげることができる。

0027

(実施の形態2)
この発明の第2の実施の形態を図4により説明する。第1の実施の形態において、各誘導灯自動点検装置の実際の配置を図4に示すようにしている。ランプ(誘導灯)に対して点検を行うとき、同時に数台に対して点検を行うことが一般的である。人が点検を行う際は、配置を見ながら隣り合うもの同士が同時に点検とならないように配置を考えながら点検を行えるが、自動点検となると、隣り合うもの同士ばかりを同時に点検する可能性が生じる。その場合、点検後、非常用電源の充電が完了するまでの間に、非常時が発生すると、誘導灯が点灯せず問題が発生する。

0028

そこで、近接の誘導灯自動点検装置同士を同時に点検しないように、誘導灯制御監視装置が、どの誘導灯自動点検装置に対して、いつどの点検を行うのか、などの点検のタイミングのスケジューリングを組む。

0029

その組み方は、
(1)図4(a)のように、配置図をみて、順番識別アドレスとして固有IDをふっていく(人により行う初期設定)。
(2)誘導灯制御監視盤では、固有IDに対して各点検命令を送信するが、その順番を固有IDを例えば5個飛ばしたもの同士が同時に点検になるようにスケジューリングする。この飛ばす台数は1個以上であれば、何台でもかまわない。

0030

つまり、図4(a)に丸、三角四角などそれぞれの形でくくられているもの同士を同時に点検するように、ID(l,6,11,16)を同時に、ID(2,7,12,17)を同時に、ID(3,8,13,18)を同時に、ID(4,9,14)を同時にID(5,10,15)を同時に点検を行うようにスケジュールを組む。

0031

それにより、隣り合った誘導灯を同時に点検することなく、点検を自動的に行える、という効果がある。

0032

(実施の形態3)
この発明の第3の実施の形態を図5により説明する。すなわち、第1の実施の形態および第2の実施の形態において、誘導灯自動点検装置の配置図が図5(a)のように、フロア単位でグループ化する場合である。この場合、スケジュールの組み方は、
(1)フロア単位でグループを作成する。
(2)フロア内(同じグループ内)で配置図をみて、隣り合っているものから順に固有IDをふってゆく。
(3)点検を行う順番は、同じグループ内では、固有ID順である(同グループ内では、同時に点検を行う固有IDはない)。
(4)別グループの同じ固有ID同士を同時に点検する。
(5)(4)の際、隣り合ったグループは、同時に点検しない。

0033

つまり、「グループID−固有ID」で示すと、図5(b)に示すように1−1、3−1,5−1,7−1を同時に、2−1、4−1、6−1,8−1を同時に、1−2,3−2,5−2を同時に、2−2、4−2を同時にという具合に点検を行う。

0034

それにより、隣り合った誘導灯を同時に点検することなく、点検を自動的に行えるという効果がある。

0035

(実施の形態4)
この発明の第4の実施の形態を図6および図7により説明する。すなわち、第1から第3までの実施の形態において、誘導灯制御監視盤内で、グループ数や固有ID数の最大値を決定する手段を以下に示す(図6参照)。通常、定期点検などは、例えば3ケ月や6ケ月に1度行うよう法令で定められている。その際、誘導灯自動点検装置では、例えば20分間非常用電源で点灯させ、その後、その電源をフル充電させるのに例えば24時間かけるようになっている。つまり、1台の誘導灯自動点検装置では、20+(24×60)=1460[分]点検のために時間がかかる(図6(a))。今、定期点検を3ケ月に1度の周期でまわすことを考えると、3ケ月×30日×24時間×60分=129600[分]で全ての誘導灯の点検を回す必要がある。したがって、
129600÷1460 = 88.76 [台]
このように、上記で設定した条件では、88台以下の台数であれば、1台づつ点検を行っても3ケ月に1度の周期で点検を回すことができる(図6(b))。逆に自動的にIDなどをふってゆく場合、誘導灯自動点検装置の数が上記計算により算出した値より多くなれば、指定した周期で点検を回せないことがわかる。

0036

したがって、上記計算値よりも点検する台数が多い場合は、いくつかの誘導灯自動点検装置を同時に点検するというスケジュールを組めば良いことがわかる(図6(c))。

0037

また、上記で算出した台数を点検するためのスケジュールを組むと、点検の時刻が毎回ばらばらとなる。そこで、点検の時刻を揃えたい場合は、点検にかかる時間などを計算し切り上げた日を設定する。ここでは、図7(a)に示すように24時間20分なので2日と設定する。図7(b)に示すように、この場合の例では、2日に1台点検するようにスケジュールを組めば、同じ時刻で、かつ45台分点検できる。

0038

以上のことにより、次のような効果がある。すなわち、自動的に固有IDを振り分けるときに、別々に点検できる固有ID数の最大値を知ることができる。

0039

(実施の形態5)
この発明の第5の実施の形態を図8により説明する。すなわち、第1の実施の形態等の上記各実施の形態において、法令で定められた定期点検の周期をできるだけ短くできれば、点検と点検の間の時間が短くできる。短くできれば、点検と点検の間で異常が起きてしまい、異常のまま非常時になってしまう可能性が少なくなる。そこで、誘導灯自動点検装置に対して、定期点検を行う場合、定期点検の周期を短くする手段を以下に示す。

0040

誘導灯制御監視盤で、そのシステム内にとりつける誘導灯自動点検装置の台数Nを設定する。
(1つ目の方法)
図8(b)から同図(a)に示すように、そのシステムで、同時に点検してもよい誘導灯自動点検装置の数Aが決められている場合は、Aをグループ数として、N÷Aで算出した値を固有IDの最大値に設定し、それを超える場合は別グループに所属させる。

0041

上記のようにして、設定することで、固有ID数が多いグループや少ないグループが生じて点検の周期が長くなることを防ぐことができる。
(2つ目の方法)
また、第3の実施の形態のように、隣り合うグループ同士は同時に点検しないという条件をつける場合は(点検のためにグループを例えば2つに分けている場合は)、図8(b)から図(c)のように、A×2をグループ数とし、N÷(2×A)で算出した値を固有IDに設定し、それを超える場合は別グループに所属させる。

0042

上記のようにして、設定することで、固有ID数が多いグループや少ないグループが生じて点検の周期が長くなることを防ぐことができる。

0043

尚、点検のためにグループをn個に分けている場合は、2のところをnで計算すれば、どの場合でも適応できる。

0044

以上のことにより、次のような効果がある。すなわち、定期点検の周期を短く設定できるので、点検と点検の間に、異常状態に陥る可能性が小さくなる。

0045

(第6の実施の形態)
この発明の第6の実施の形態を図9により説明する。すなわち、第1の実施の形態において、非常用の電源で点灯させる定期点検などの点検を、できるだけ人のいない時間帯で行おうとするものである。

0046

例えば、定期点検などは、非常用電源で20分間点灯させて、その後非常用電源をフル充電させるのに24時間必要となる。

0047

したがって、点検をにしてしまうと、図9(a)に示すように人のいる時間帯である昼間には、非常用電源が空の状態、つまり、充電時間にあたり、そのときに、非常時になっても電池が充電されていないので、問題となる。このため、定期点検などの点検は、人が存在し始める朝にできるだけ充電された状態になっている必要がある。そうするために、夜や土日など人のいなくなった時間帯に定期点検を行えば、図9(b)に示すように人が存在し始めるには、フル充電ではないにしても、より充電がフルに近づいた状態になっている。

0048

そこで、第1の実施の形態から第5の実施の形態のようにスケジューリングを組む際、できるだけ人のいない時間帯に定期点検が行えるようにスケジューリングすることが基本であるが、そうできない場合も存在する。

0049

その際、誘導灯自動点検装置に優先順位を設定して、優先順位が高い装置ほど、人のいない時間帯に点検できるようにスケジューリングを組む。

0050

優先順位を設定する際、
(1)近傍に別の誘導灯自動点検装置がないものほど優先順位を高くする。
(2)非常階段非常口などの出口に近いところに設置された誘導灯自動点検装置ほど優先順位を高くする。
(3)窓側などの外光入射する個所に設置された誘導灯自動点検装置ほど優先順位を低くする。

0051

このような外光が入射している個所に取り付けられている場合は、昼間の点検で人の存在する時間帯にフル充電できていなくて、非常時に非常点灯できなくても、外光により誘導灯を認識できる可能性が高い。したがって、外光の存在するような個所に取り付けられている誘導灯自動点検装置は、他の装置に比べて優先順位を低くして他の装置が人のいない時間帯に点検できるようにする。

0052

以上のことにより、次のような効果がある。すなわち、非常時に、重要なポイントとなる個所に取り付けられている誘導灯が、人のいる時間帯はできるだけフル充電状態で存在することができる。

0053

(実施の形態7)
この発明の第7の実施の形態を図10および図11により説明する。すなわち、第1の実施の形態において、位置情報既知人感センサをネットワーク内に配置したものである。ここで、この構成は同じネットワーク内の同じ物理層に配置したが、物理層をわけて別配線で配置されてもかまわないし、誘導灯自動点検装置に人感センサをとりつけてもかまわない。

0054

第3の実施の形態など上記各実施の形態で組まれたスケジュールにおいて、実際に点検を行うタイミングを人のいない時刻ではなく、ネットワーク内に配置された人感センサの情報により行う。例えば、あらかじめ図11のようにスケジュールを組んでおり、同図(a)に示すように点検時刻前後B分になった時に、点検しようとする誘導灯自動点検装置の取り付け位置の近くに配置された人感センサの検知情報を参考にして、同図(b)に示すように人検知がなくなってからC分たっていれば、点検を開始する。つまり、誘導灯制御監視盤が、点検予定の時刻に近づいたときに、その点検予定となっている誘導灯自動点検装置の近くに配置された人感センサの出力を参考にして、非検知になってからC分カウントして、カウント中に検知がなければ点検開始命令を送信する。

0055

以上のことにより、次のような効果がある。すなわち、できるだけ人のいない時刻に点検できるようにスケジュールを組んでいるが、実際には人が存在している可能性があるので、その在/不在センサにより判断しながら点検できるので確実に人のいない時刻に点検できる。

0056

(実施の形態8)
この発明の第8の実施の形態を図12により説明する。すなわち、第7の実施の形態において、点検を行う順番は、人感センサの情報により、一定時間人のいない個所にとりつけられた誘導灯自動点検装置から行う。

0057

その際、同時に数台の誘導灯自動点検装置が点検を開始してしまう可能性があるので、同時に点検してもよいグループをあらかじめ設定しておいて、人がいなくなったところから順番に点検を行う。

0058

以上により、次のような効果がある。すなわち、実際に人が不在の個所をセンサにより判断しながら点検できるので確実に人のいない時刻に点検できる。

0059

(実施の形態9)
この発明の第9の実施の形態を図13から図16により説明する。図13は、第1の実施の形態の構成において明るさセンサ部を追加し、その検出信号を判断部に入力している状態を示す。図14は、各誘導灯自動点検装置の配置(丸印で表示)を示し、各誘導灯自動点検装置には個別のIDを割り振っておく。

0060

図15は、誘導灯自動点検装置がお互いの位置関係を自動的に検出して誘導灯制御監視盤に送信する例を示す。すなわち、誘導灯制御監視盤から「マッピング開始」命令を全誘導灯自動点検装置に対して送信する(ステップS1)。その命令を受信した各誘導灯自動点検装置は、「マッピングモードのID受信待ち」状態になり消灯する(ステップS2)。次に、誘導灯制御監視盤が「指定したIDに対して点灯命令」を送る(ステップS3)。ステップS4で宛て先は自分か否かを判断して、指定されたIDを持った誘導灯自動点検装置だけ点灯する(ステップS5)。その他のIDを持ったものは、点灯している誘導灯自動点検装置が隣であれば、明るさセンサによりその点灯を検出して(ステップS6)、点灯しているIDを持った誘導灯自動点検装置が隣であると判断し、自分のIDを送信する(ステップS7)。誘導灯制御監視盤は、そのIDを受信して、指定したIDの隣のIDであることを記憶する(ステップS8)。点灯している誘導灯自動点検装置は消灯する(ステップS5′)。この手順を、順に行ってゆき、お互いの位置関係を記憶しあう。送信したIDをインクレメントし(ステップS9)、それが最後が否かを判断し(ステップS9′)、全ての誘導灯自動点検装置に対して、以上の手順を終了した時点で、「マッピング終了」命令を全装置に対して送信し(ステップS10)、終了する(ステップS11)。

0061

その後、誘導灯制御監視盤が、点検命令を送信する際、図16に示すように、
(1)ID番号の小さいものAlに対して点検命令を送る準備をする。
(2)そのIDAlと隣り合わせではない、一番小さいIDをもったA2も指定する。
(3)さらにそのIDA2と隣り合わせでない一番小さいIDをもったA3も指定する。
(4)順に指定してゆき、同時に点検したい数だけIDを指定する。
(5)以上のIDに対して点検コマンドを送信する。
(6)次の点検時は、点検を行っていない一番小さいIDを持ったBlに対して点検命令を送る準備をする。
(7)以下(1)から(5)を繰返す。

0062

これにより自動的に隣り合わせを判断し、さらに自動的に隣り合わせのもの同士を同時に点検しないようにスケジュールを組むことができる。

0063

以上のことにより、次のような効果がある。すなわち、人の手を介さずに自動的に隣接の誘導灯を判別でき、さらに、隣接同士が同時に点検しないように自動的にスケジューリングすることができる。

0064

(実施の形態10)
この発明の第10の実施の形態について説明する。すなわち、第1その他の上記各実施の形態において、誘導灯制御監視盤が、各誘導灯自動点検装置の状態と構成部材などの品番を記憶し、各誘導灯自動点検装置からの状態を監視して、異常があった場合に、異常の有った誘導灯自動点検装置の異常個所の部材の品番と数量を表示できるようにしておく。

0065

以上のことにより、次のような効果がある。すなわち、サービスセンターの人などがわざわざ現場にいってどの品番のどの個所が異常なのかをしらべに行ってから、再度その部材をもってその個所へ行く必要がなくなる。

0066

(実施の形態11)
この発明の第11の実施の形態について説明する。すなわち、上記各実施の形態において、誘導灯制御監視盤がいずれかの誘導灯自動点検装置の状態を監視して、異常があった場合に、その異常表示を固定しておく。部材の交換など、実際に異常に対して対処を施した場合にのみ異常表示を元に戻す。

0067

たとえば、定期点検で、非常用電源で規定された時間だけ点灯できない場合は、「非常用電源 異常」として誘導灯制御監視盤は表示する。

0068

その後、日常点検を行うと、非常用電源で点灯させる時間が短いため、規定された時間は点灯できるとするとその場合は、正常と判断してしまう。

0069

したがって、一度異常と判断された場合は、その後正常と判断されても、異常を固定しておくことで、誤判定を防ぐことができる。

0070

(実施の形態12)
この発明の第12の実施の形態について説明する。すなわち、上記各実施の形態において、例えば図1および図2に示すように、各誘導灯自動点検装置のもっている情報に優先順位を設ける。つまり、ランプや非常用電源である電池の異常表示よりも、ランプや電池の交換の方の優先順位を高くする。通常、ランプや電池で異常が生じている場合、各誘導灯自動点検装置が、誘導灯制御監視盤へ送信して、例えばLEDやLCD画面などで異常表示する。

0071

また、誘導灯自動点検装置側では、一度異常となると、そのランプや電池が交換されるまでは異常のままであるので、ランプ交換電池交換トリガが入力されるまで、状態は保持したままで良い。したがって、異常状態という情報は、保持されたままで構わない。一方、交換により誘導灯自動点検装置で異常状態の保持を解除しても、誘導灯制御監視盤では交換によって異常が解除されたのかどうか不明であるため、ランプ交換や、電池交換という信号を、誘導灯制御監視盤へ伝える必要がある。その時、異常表示と交換が同レベルの情報であれば、交換という情報が保持されたままになってしまい、常にランプ交換や電池交換の状態が続いてしまい、意味のない情報になってしまう。

0072

そこで、交換という情報の優先順位を高くし、下記のような動作を行う。優先順位の高い『交換』という情報を誘導灯制御監視盤が受信した場合は、誘導灯制御監視盤内で異常を解除し、さらにたとえば、交換の履歴などをのこして、誘導灯自動点検装置へ、『処理完了』の信号を送信する。『処理完了』信号を受信した誘導灯自動点検装置は、交換という情報を保持せず、その情報を解除できる。

0073

それにより、保持しておきたい情報とトリガとして伝えたい情報を分離でき、確実に情報を伝達できる。

0074

(実施の形態13)
この発明の第13の実施の形態について説明する。すなわち、上記各実施の形態において、例えば図1および図2に示すように、誘導灯制御監視盤から、各誘導灯自動点検装置に対して送信する点検命令の周期を、実際にシステム全体が設置されてからの時間によって変更するものである。つまり、誘導灯自動点検装置というのは、納入直後はまだ新しいので、点検により異常表示される可能性が極めて低い。しかし、時が経つにつれ部品の劣化など、徐々に異常となるものが増加する。また、点検は、誘導灯自動点検装置内に持っている電池で法令で定められた一定時間点灯できるかどうかを判定するものであり、電池に蓄えた電荷を放電することで点検する。したがって、点検の後は24時間の充電が必要となる。つまり、点検の回数を増やすと、異常を早く見つけることができるが、逆に24時間充電中の時間が多くなり、実際の非常時に規定時間点灯できない可能性が大きくなる。

0075

そこで、本実施の形態では、図17に示すように、納入直後は、異常である可能性がひくいので、点検の周期を長くし、時間が経つにつれ異常を早く検出するために、点検の周期を短くしている。それにより、充電中の時間をできるだけ少なくして、非常時に正常に点灯できる確率を上げ、さらに、古くなったものに対しては、すぐに異常を検出できる。

0076

尚、ここでは、納入からの時間で点検周期を変更したが、部品の交換などで、異常が起こりにくい状態になった時は、点検周期を長くすることで、同様の効果が得られる。

0077

(実施の形態14)
この発明の第14の実施の形態について図18および図19により説明する。すなわち、図18図2(第1の実施の形態)で示した誘導灯自動点検装置の構成に優先順位設定部、すなわち優先順位入力部および状態表示部を追加した構成になっている。この優先順位入力部は、ディップSWでも、赤外線リモコンでも構わないし、または、図19図1に対応)に示すように、誘導灯制御監視盤から通信線を経由して設定しても構わない。

0078

また、状態表示部は、LEDや、誘導灯制御監視盤のLCDによる表示など、その内容が確認できるものであれば何でも構わない。このような方法で、優先順位を設定された誘導灯自動点検装置は、点検の結果表示を状態表示部で行う際、優先順位が高いものほど、その結果が異常であった場合に、そのお知らせを過大に表示する。例えば、誘導灯自動点検装置の状態表示部をLEDとした場合、その誘導灯の点検結果が電池異常であった場合、優先順位の高いものほど、そのLEDの輝度を高くしたり、LEDの点滅を早くしたりする。または、より過大に表示するために、誘導灯をフラッシュさせて、異常であることを知らせる。さらに、その表示を上位の誘導灯制御監視盤に知らせて、そこで、警告音を鳴らして異常であることを知らせる。

0079

これらの方法により、人にその誘導灯が異常であることを、すぐに伝達できるので、異常部品の交換を促すことができる。

0080

(第15の実施の形態)
この発明の第15の実施の形態を図20および図21により説明する。本実施の形態の構成は第14の実施の形態と同様である。すなわち、優先順位入力部で、各誘導灯自動点検装置に優先順位を設定し、その優先順位の差により、誘導灯自動点検装置の点検による各部品の異常判定の基準に差をつける。実際の点検と部品の交換は、異常と判断されてから、交換するまでに実情はある程度日数がかかっている。

0081

そのため、優先順位が高いものほど早く交換をしてもらうよう、例えば、図20図21のように、差をつける。つまり、図20(a)に示すようにランプの寿命判断の場合は、点灯してからのタイマをカウントし、寿命の判断となるタイマのカウント値に差を持たせる。優先順位が高いものほど、早く寿命をお知らせするために、カウント値が小さい時にランプ寿命と判断し、低いものほど時間を延ばす。但し、伸ばしすぎたり、早すぎたりすると問題があるので、ある一定の期間内で差を持たせる。

0082

ランプの異常判断の場合は、図20(b)に示すようにランプ電流により、異常と判断する基準に差を持たせる。優先順位が高いものほど、早くランプ異常をお知らせするために、ランプ電流が大きい時にランプ異常と判断し、低いものほど判断値下げる。

0083

ただし、ランプ電流があまり大きい時や小さい時に異常と表示すると問題があるので、ある一定の幅を持たせて基準を決める。

0084

また図21に示すように、電池の異常判断の場合は、電池電圧により異常と判断する基準に差を持たせる。優先順位が高いものほど、早く電池異常をお知らせするために、電池電圧がまだ高い時に電池異常と判断し、低いものほど判断値を下げる。ただし、電池電圧があまり大きい時や小さい時に異常と表示すると問題があるので、ある一定の幅を持たせて基準を決める。

0085

以上のような手段により、優先順位により、異常判定の基準に差をもたせて高いものほど早く交換を促せるので、実際に交換できずに非常時に重大な問題が発生することを防ぐことができる。

0086

(第16の実施の形態)
この発明の第16の実施の形態を図22により説明する。本実施の形態の構成は第14の実施の形態と同様である。すなわち、本実施の形態では、優先順位入力部で、優先順位を設定し、それによって異常判定のレベルに段階を持たせる。つまり、図22に示すように、通常異常判断するレベルよりも前の段階でもうすぐ異常が起きるだろうという予告を表示する。例えば、ランプ異常では図22(a)に示すように、通常ランプ電流の値からランプ異常を判断するが、ランプ電流のレベルが異常判断するより高い時に、『ランプ異常予告』を行う。

0087

電池異常では、図22(b)に示すように通常電池電圧の値から電池異常を判断するが、電池異常のレベルが異常判断するより高いときに、『電池異常予告』を行う。これらのように異常予告を行うことで、実際に異常となった時に、ランプや電池の交換を早めることができ、実際に非常時に重大事故になることを防ぐことができる。

0088

以上のことにより、次のような効果がある。すなわち、一度異常判定すれば、交換などがない限りその表示が固定なので、以後の誤判定や誤表示の可能性がなくなる。

図面の簡単な説明

0089

この発明の第1の実施の形態の誘導灯自動点検システムのブロック図である。
誘導灯自動点検装置のブロック図である。
各誘導灯自動点検装置の点検タイミングを示し、(a)は日常点検と定期点検のタイミングを示し、(b)は日常点検および定期点検の未実施(白丸)および実行(黒丸と黒四角)のスケジュール図、(c)は定期点検の前後の日常点検を行わないことを示す説明図である。
第2の実施の形態を示し、(a)は誘電自動点検装置の配置図、(b)はその点検のスケジューリング図である。
第3の実施の形態を示し、(a)は誘電灯自動点検装置の配置図とそのグループ分けを説明する説明図、(b)はその点検スケジュール図である。
第4の実施の形態を示し、(a)は誘導灯自動点検装置の点検命令の受信時の動作説明図、(b)は誘導灯自動点検システムとしての点検スケジュール図、(c)は同時点検のスケジューリングを説明する説明図である。
(a)は変形形態における誘導灯自動点検装置の点検命令の受信時の動作説明図、(b)は誘導灯自動点検システムとしての点検スケジュール図である。
第5の実施の形態における誘導灯自動点検システムの説明図である。
第6の実施の形態における点検完了から点検を行う時間までの充電量を説明する説明図である。
第7の実施の形態のブロック図である。
(a)は点検予定図、(b)は点検予定の近くにある人感センサの出力信号の説明図である。
第8の実施の形態の人感センサの検知状態を示す検知信号出力波形図である。
第9の実施の形態のブロック図である。
誘導灯自動点検装置(丸印)の配置図である。
誘導灯制御監視盤と誘導灯自動点検装置に関する相互のフローチャートである。
誘導灯制御監視盤の点検送信準備を説明する説明図である。
この発明の第13の実施の形態における点検周期の説明図である。
第14の実施の形態の誘導灯自動点検装置のブロック図である。
その誘導灯自動点検システムのブロック図である。
第15の実施の形態における異常判断の基準の説明図であり、(a)はランプ寿命の場合、(b)はランプ異常の場合である。
電池異常の場合の説明図である。
第16の実施の形態における異常判断のレベルの説明図であり、(a)はランプ異常の場合、(b)は電池異常の場合である。

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