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技術 ネットワークに接続された機器の電力監視制御を行う電力監視ネットワークシステム、電力監視制御装置の制御方法、電力監視制御装置、及び画像形成装置

出願人 株式会社リコー
発明者 菊地英夫
出願日 2006年2月17日 (13年7ヶ月経過) 出願番号 2006-041176
公開日 2007年8月30日 (12年0ヶ月経過) 公開番号 2007-221942
状態 特許登録済
技術分野 給配電網の遠方監視・制御 付属装置、全体制御 電子写真における制御・保安 電源 特定用途計算機 電子写真における制御・管理・保安
主要キーワード 光検知センサー 保持磁石 入出者 消灯レベル 温室効果ガス濃度 コントローラーボード セキュリテー 運転停止動作
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (17)

課題

OA機器及び設備装置の無駄な消費電力を削減し、ビル全体、フロア居室等の消費電力削減を可能とする。

解決手段

複数のOA機器と、このOA機器が設置された場所に備えられた設備装置とをネットワークで接続し、このOA機器はネットワークを介して設備装置の動作状況監視する設備監視手段を備え、設備装置はネットワークを介してOA機器の動作状態を監視するOA機器監視手段を備え、OA機器は設備監視手段の結果により、自ら消費電力を制御する省エネ手段を備え、設備装置はOA機器監視手段の結果により、自ら消費電力を制御する省エネ手段と、を備えている。

概要

背景

近年、例えば、二酸化炭素(CO2)やメタンガス等の大気中に存在する温室効果ガスの増大による地球の温暖化が懸念されている。
この地球の温暖化は、自然の生態系等に悪影響を及ぼすおそれがあることから、大気中の温室効果ガス濃度の安定化が世界的に求められており、京都議定書が平成17年2月16日に発効された。
日本においても改正地球温暖化対策推進に関する法律施行され、地球の温暖化の原因となる二酸化炭素を排出する電力の削減が強く求められている。
また、電力会社から施設に供給される電力(上限値)の制限や、電力使用料経費面の制限からも電力使用量の抑制が求められている。

このような状況から、機器単体電力削減ネットワークに接続された機器のネットワークを介しての電力削減、または施設全体の電力削減も求められている。
特開2000−141831公報
特許3358567号公報
特開2002−142385公報

特許文献1には、プリンタの制御部が一定周期で、ネットワーク上のパソコンに対して、応答要求を行い、少なくとも一台のパソコンから応答があった場合は、消費電力を考慮しない通常モード設定を行い、いずれかのパソコンからも応答がない場合は、消費電力をセーブするモードの設定または自装置の電源オフすることが開示されている。
特許文献2には、ネットワークプリンタ共有する少なくとも1つ以上のネットワーク機器によってネットワーク上で共有された少なくとも1つ以上のネットワークプリンタの電源を自動的に切断する自動電源切断装置として、電源切断対象となるネットワークプリンタを使用している全てのネットワーク機器の業務が終了したか否かを監視し、当該全てのネットワーク機器の業務が終了されたことを検出した場合には、ネットワークプリンタの電源部のOFF制御をすることが開示されている。

特許文献3には、ネットワークに接続された機器の電力消費を管理することにより、システム全体の安定した稼動が可能なネットワークシステムとして、特定のネットワークに接続された機器の電力消費量を管理することによって、システムの安定稼動を図るサーバ装置が提案されている。
詳しくは、ネットワーク接続された機器が動作を開始する前に、その動作時の消費電力量と予め設定された許容消費電力量との比較を行い、その比較結果が所定の条件を満たすまで機器動作の開始を行わないように動作を制限する技術が提案されている。

概要

OA機器及び設備装置の無駄な消費電力を削減し、ビル全体、フロア居室等の消費電力削減を可能とする。複数のOA機器と、このOA機器が設置された場所に備えられた設備装置とをネットワークで接続し、このOA機器はネットワークを介して設備装置の動作状況を監視する設備監視手段を備え、設備装置はネットワークを介してOA機器の動作状態を監視するOA機器監視手段を備え、OA機器は設備監視手段の結果により、自ら消費電力を制御する省エネ手段を備え、設備装置はOA機器監視手段の結果により、自ら消費電力を制御する省エネ手段と、を備えている。

目的

しかし、上記の特許文献1または特許文献2に記載の技術ように、全てのOA機器が、制御する機器と、制御される機器との関係にあるとは限らない。ネットワークに接続された単体のパソコン、ファクシミリ装置またはアナログ複写機等も存在する。
また、上記特許文献3に記載のように、ネットワークに接続された機器が動作を開始しようとした時に、ネットワーク全体の消費電力量が予め定められた許容消費電力量を超えるような場合は、所定の条件が満たされるまで動作の開始を行わない、または機器が開始しようとしている動作を、より少ない消費電力量で実行が可能であれば、実行することにより、電力の抑制または削減することも可能である。しかし、この場合、開始直前に機器が使用できないという問題が発生する。
一般的なビルのフロア、居室等を考えた場合、上記特許文献1または特許文献2に記載の構成の機器のみとは限らない。前記したように、単体のパソコン、ファクシミリ装置またはアナログ複写機等もあり、且つ、この機器が設置された場所には照明装置及び空調装置、場合によっては入退出管理装置が設置されている場合もある。この全ての機器及び装置の消費電力削減が望まれている。
また、会議室ホール等の特定時間のみ使用される場所の無駄な消費電力の削減が可能であれば、上記先行技術の特許文献3に記載のように、使用開始直前に、ネットワークに接続された機器全体の消費電力量が予め定められた許容消費電力量を超え、機器が使用できないことの回避も可能である。

効果

実績

技術文献被引用数
4件
牽制数
4件

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請求項1

ネットワークに接続された複数の機器と、前記ネットワークに接続され前記機器の設置場所に備えられた設備装置とで構成された電力監視ネットワークシステムであって、前記機器は前記設備装置の動作状況監視する設備監視手段を、前記設備装置は前記機器の動作状態を監視する機器監視手段を備え、前記機器は前記設備監視手段の監視結果に基づき、消費電力を制御する機器省エネ手段を、前記設備装置は前記機器監視手段の監視結果に基づき、消費電力を制御する設備装置省エネ手段と、を備えたことを特徴とする電力監視ネットワークシステム。

請求項2

前記設備装置が照明の管理を行う照明管理装置であり、前記機器は通常時より消費電力を削減した省エネモードまたは主電源をOFFする電源OFFモードを備え、前記照明管理装置は照明を消灯する消灯手段と、前記機器の省エネモードまたは電源OFFモードを検知する検知手段とを備え、前記照明管理装置は、前記機器の省エネモードまたは電源OFFモードを検知すると、照明を消灯する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項3

前記設備装置が空調設備の管理を行う空調管理装置であり、前記機器は通常時より消費電力を削減した省エネモードまたは主電源をOFFする電源OFFモードを備え、前記空調管理装置は、空調設備の運転停止または温度設定を変える制御手段と、前記機器の省エネモードまたは電源OFFモードを検知する検知手段とを備え、前記空調管理装置は、前記機器の省エネモードまたは電源OFFモードを検知すると、空調設備の運転停止または温度設定を変えることを特徴とする請求項1に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項4

前記設備装置が照明の管理を行う照明管理装置と、空調設備の管理を行う空調管理装置であり、前記空調管理装置は、前記照明管理装置の照明の消灯を検知する検知手段と、前記空調設備の運転停止または温度設定を変更する温度制御手段を備え、前記空調管理装置は、前記検知手段が前記照明管理装置の消灯を検知すると、前記空調設備の運転停止または温度設定を変更することを特徴とする請求項1に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項5

前記設備装置が照明の管理を行う照明管理装置と、空調設備の管理を行う空調管理装置であり、前記照明管理装置は、前記空調設備の運転停止を検知する検知手段と、照明を消灯する消灯手段を備え、前記照明管理装置は、前記検知手段が前記空調設備の運転停止を検知すると、照明を消灯することを特徴とする請求項1に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項6

前記設備装置が空調設備の管理を行う空調管理装置であり、前記機器は、通常時より消費電力を削減した省エネモードまたは主電源をOFFする電源OFFモードへ移行する移行手段を備え、前記空調管理装置は、前記空調設備の運転停止または温度設定を変える変更手段を備え、前記機器は、前記空調設備の停止を検知する検知手段を備え、前記機器は、前記検知手段が前記空調設備の停止を検知すると、前記移行手段により省エネモードへ移行または主電源OFFモードへ移行することを特徴とする請求項1に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項7

前記設備装置が照明の管理を行う照明管理装置であり、前記機器は、通常時より消費電力を削減した省エネモードまたは主電源をOFFする電源OFFモードへ移行する移行手段と、前記照明管理装置の照明の消灯を検知する検知手段とを備え、前記照明管理装置は、照明を消灯する消灯手段を備え、前記機器は前記検知手段が前記照明の消灯を検知すると、前記移行手段により省エネモードへ移行または主電源OFFモードへ移行することを特徴とする請求項1記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項8

前記機器は、主電源OFF時に、前記設備装置に主電源OFF信号を送信する手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項9

前記設備装置が照明の管理を行う照明管理装置と、空調設備の管理を行う空調管理装置であり、前記空調管理装置は、運転停止を実施する時に、前記OA機器及び前記照明管理装置に、運転停止情報を送信する手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項10

前記設備装置が照明の管理を行う照明管理装置と、空調設備の管理を行う空調管理装置であり、前記照明管理装置は、照明を消灯する時に、前記機器及び前記空調管理装置に、照明を消灯する情報を送信する手段を備えたことを特徴とする請求項1、請求項4、請求項5または請求項8に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項11

前記機器は、前記照明管理装置からの照明消灯信号または前記空調管理装置からの空調停止信号を受信すると警告表示を行う警告表示手段を備えたことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項12

前記機器は、前記照明管理装置の照明状態を検知する光学センサー、または前記空調管理装置の温度を検知する温度検知手段の少なくとも一方を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項13

前記照明管理装置は、前記機器の省エネ状態を検知する検知手段また空調管理装置の温度を検知する温度検知手段の少なくとも一方を備えたことを特徴とする、請求項1、請求項2、請求項4、請求項5、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10または請求項11に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項14

前記空調管理装置は、前記照明管理装置の照明状態を検知する光学センサーまたは前記機器の省エネ状態を検知する検知手段の少なくとも一方を備えたことを特徴とする請求項1、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11、請求項12または請求項13に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項15

前記機器及び設備装置が設置された場所の温度検知手段または明るさを検知する光学センサーのいずれかを各1個としたことを特徴とする請求項12乃至請求項14のいずれか1項に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項16

前記機器を画像形成装置としたことを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項17

通常時よりも電力削減した省エネモードまたは主電源をOFFする手段を備えた画像形成装置において、前記画像形成装置が設置された設置場所の明るさを検知する光検知センサーまたは室温を検知する温度センサーのいずれかを備え、前記各センサー出力結果に基づき、省エネモードまたは主電源をOFFするモードに移行する移行手段手段と、この移行手段により省エネモードまたは主電源OFFするモードに移行したとき、移行信号を外部装置に出力する出力手段とをさらに備えたことを特徴とする画像形成装置。

請求項18

ネットワークに接続された複数の機器と、前記ネットワークに接続され、前記機器の設置場所に備えられた設備装置をネットワークを介して監視制御する電力監視制御装置であって、前記電力監視制御装置は、前記設備装置及び前記機器の動作状況を監視する監視手段を備え、前記監視手段の結果に基づき、前記機器及び/または前記設備装置の電力削減を行う電力削減手段と、を備えたことを特徴とする電力監視制御装置。

請求項19

ネットワークに接続された複数の機器と、前記ネットワークに接続され前記機器の設置場所に備えられた設備装置と、前記機器と前記設備装置とをネットワークを介して監視制御する電力監視制御装置とで構成される電力監視ネットワークシステムであって、前記電力監視制御装置は、前記設備装置及び機器の動作状況を監視する監視手段を備え、前記設備装置及び機器は、外部からの指示を受領する受領手段と、この受領手段で受領した指示に基づき通常時より電力削減した省エネモードへ移行する移行手段を備え、前記電力監視制御装置は前記監視手段の結果に基づき、前記機器及び/または前記設備装置の移行手段により、電力削減を行う省エネモードへ移行させることを特徴とする電力監視ネットワークシステム。

請求項20

前記設備装置が照明装置であり、前記機器が通常時より消費電力を削減した省エネモードまたは主電源をOFFする電源OFFモードを備え、前記電力監視制御装置は、前記照明装置の消灯を検知する検知手段を備え、前記電力監視制御装置は、前記検知手段が前記照明装置の消灯を検知すると、前記機器を省エネモードまたは電源OFFモードに設定することを特徴とする請求項19に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項21

前記設備装置が空調装置であり、前記機器は、通常時より消費電力を削減した省エネモードまたは電源をOFFする電源OFFモードを備え、前記電力監視制御装置は、前記空調装置の空調停止を検知する検知手段を備え、前記電力監視制御装置は前記検知手段が前記空調停止を検知すると、前記機器を省エネモードまたは、電源OFFモードの設定することを特徴とする請求項19に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項22

前記設備装置が空調装置であり、前記空調装置は、運転停止または温度設定を変更する温度制御手段を備え、前記電力監視制御装置は、照明装置の照明の消灯を検知する検知手段を備え、前記電力監視制御装置は、前記検知手段が前記照明装置の消灯を検知すると、温度制御手段が前記空調装置の運転停止または温度設定を変更することを特徴とする請求項19に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項23

前記設備装置が照明装置と空調装置であり、前記照明装置は、照明を消灯する消灯手段を備え、前記電力監視制御装置は、前記空調装置の空調停止を検知する検知手段を備え、前記電力監視制御装置は、前記検知手段が前記空調停止を検知すると、前記照明装置の消灯を行うことを特徴とする請求項19に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項24

前記設備装置が照明装置または空調装置であり、前記機器は、通常時より消費電力を削減した省エネモードまたは主電源をOFFする電源OFFモードを備え、前記空調装置は運転停止または温度設定を変える温度制御手段を備え、前記照明装置は、照明を消灯する消灯手段を備え、前記電力監視制御装置は、前記ネットワーク系内で全ての機器の省エネモード移行または電源OFFモードを検知すると、前記照明装置の消灯または前記空調装置の運転停止または温度設定を変えることを特徴とする請求項19乃至請求項23のいずれか1項に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項25

前記機器を画像形成装置であり、前記画像形成装置の電源OFFモードの検出は、前記電力監視制御装置からの信号に対する返答がないこととしたことを特徴とする請求項19乃至請求項24のいずれか1項に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項26

前記機器の設置場所の照明の明るさを検知する輝度センサーを備え、前記輝度センサーを前記ネットワークに接続し、前記電力監視制御装置は前記ネットワークを介して前記輝度センサーを監視することにより前記照明装置の消灯を検知することを特徴とする請求項19乃至請求項25のいずれか1項に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項27

前記機器の設置場所に温度を検知する温度センサーを備え、前記温度センサーを前記ネットワークに接続し、前記電力監視制御装置は前記ネットワークを介して前記温度センサーを監視することにより前記空調装置の停止を検知することを特徴とする請求項19乃至請求項26のいずれか1項に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項28

前記機器が設置された場所の明るさを検知する輝度センサーを前記OA機器が備え、前記照明装置の消灯の検知を前記機器に備えられた輝度センサーで行うことを特徴とする請求項19乃至請求項27のいずれか1項に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項29

前記機器が設置された場所の温度を検知する温度センサーを前記機器が備え、前記空調装置の運転停止の検知を、前記OA機器に備えられた温度センサーで行うことを特徴とする請求項19乃至請求項28のいずれか1項に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項30

前記機器及び設備装置が設置された場所の温度検出及び明るさ検出を、請求項26乃至請求項29に記載のセンサーのいずれか、各1個としたことを特徴とする請求項19乃至請求項28のいずれか1項に記載の電力監視ネットワークシステム。

請求項31

ネットワークに接続された複数の機器と、前記ネットワークに接続され、前記機器の設置場所に備えられた設備装置をネットワークを介して、監視制御する電力監視制御装置の制御方法であり、前記設備装置及びOA機器の動作状況を監視する監視ステップと、前記監視ステップの結果により、前記OA機器及び/または前記設備装置の電力制御を行う電力制御ステップと、を備えたことを特徴とする電力監視制御装置の制御方法。

請求項32

前記機器を画像形成装置であり、前記画像形成装置の電源OFFモードの検出は、前記電力監視制御装置からの信号に対する回答がないこととしたことを特徴とする請求項19に記載の電力監視制御装置。

請求項33

前記機器の設置場所に照明の明るさを検知する輝度センサーを備え、前記輝度センサーを前記ネットワークに接続し、前記電力監視制御装置は前記ネットワークを介して前記輝度センサーを監視することにより、前記照明装置の消灯を検知することを特徴とする請求項19または請求項32のいずれか1項に記載の電力監視制御装置。

請求項34

前記機器の設置場所に温度を検知する温度センサーを備え、前記温度センサーを前記ネットワークに接続し、前記電力監視制御装置は前記ネットワークを介して前記温度センサーを監視することにより、前記空調装置の停止を検知することを特徴とする請求項19、請求項32または請求項33に記載の電力監視制御装置。

請求項35

前記機器及び設備装置に、電力削減するための動作を実施する内容を送信する送信手段を備えたことを特徴とする請求項19、請求項32、請求項33または請求項34のいずれか1項に記載の電力監視制御装置。

技術分野

0001

本発明は、ネットワークに接続された機器における消費電力の管理を行う電力監視ネットワークシステム及び電力監視ネットワークシステムの制御方法に関し、特に、所定の最大使用電力を超えないように機器の動作を制限する制御に関する。

背景技術

0002

近年、例えば、二酸化炭素(CO2)やメタンガス等の大気中に存在する温室効果ガスの増大による地球の温暖化が懸念されている。
この地球の温暖化は、自然の生態系等に悪影響を及ぼすおそれがあることから、大気中の温室効果ガス濃度の安定化が世界的に求められており、京都議定書が平成17年2月16日に発効された。
日本においても改正地球温暖化対策推進に関する法律施行され、地球の温暖化の原因となる二酸化炭素を排出する電力の削減が強く求められている。
また、電力会社から施設に供給される電力(上限値)の制限や、電力使用料経費面の制限からも電力使用量の抑制が求められている。

0003

このような状況から、機器単体電力削減、ネットワークに接続された機器のネットワークを介しての電力削減、または施設全体の電力削減も求められている。
特開2000−141831公報
特許3358567号公報
特開2002−142385公報

0004

特許文献1には、プリンタの制御部が一定周期で、ネットワーク上のパソコンに対して、応答要求を行い、少なくとも一台のパソコンから応答があった場合は、消費電力を考慮しない通常モード設定を行い、いずれかのパソコンからも応答がない場合は、消費電力をセーブするモードの設定または自装置の電源オフすることが開示されている。
特許文献2には、ネットワークプリンタ共有する少なくとも1つ以上のネットワーク機器によってネットワーク上で共有された少なくとも1つ以上のネットワークプリンタの電源を自動的に切断する自動電源切断装置として、電源切断対象となるネットワークプリンタを使用している全てのネットワーク機器の業務が終了したか否かを監視し、当該全てのネットワーク機器の業務が終了されたことを検出した場合には、ネットワークプリンタの電源部のOFF制御をすることが開示されている。

0005

特許文献3には、ネットワークに接続された機器の電力消費を管理することにより、システム全体の安定した稼動が可能なネットワークシステムとして、特定のネットワークに接続された機器の電力消費量を管理することによって、システムの安定稼動を図るサーバ装置が提案されている。
詳しくは、ネットワーク接続された機器が動作を開始する前に、その動作時の消費電力量と予め設定された許容消費電力量との比較を行い、その比較結果が所定の条件を満たすまで機器動作の開始を行わないように動作を制限する技術が提案されている。

発明が解決しようとする課題

0006

しかし、上記の特許文献1または特許文献2に記載の技術ように、全てのOA機器が、制御する機器と、制御される機器との関係にあるとは限らない。ネットワークに接続された単体のパソコン、ファクシミリ装置またはアナログ複写機等も存在する。
また、上記特許文献3に記載のように、ネットワークに接続された機器が動作を開始しようとした時に、ネットワーク全体の消費電力量が予め定められた許容消費電力量を超えるような場合は、所定の条件が満たされるまで動作の開始を行わない、または機器が開始しようとしている動作を、より少ない消費電力量で実行が可能であれば、実行することにより、電力の抑制または削減することも可能である。しかし、この場合、開始直前に機器が使用できないという問題が発生する。
一般的なビルフロア居室等を考えた場合、上記特許文献1または特許文献2に記載の構成の機器のみとは限らない。前記したように、単体のパソコン、ファクシミリ装置またはアナログ複写機等もあり、且つ、この機器が設置された場所には照明装置及び空調装置、場合によっては入退出管理装置が設置されている場合もある。この全ての機器及び装置の消費電力削減が望まれている。
また、会議室ホール等の特定時間のみ使用される場所の無駄な消費電力の削減が可能であれば、上記先行技術の特許文献3に記載のように、使用開始直前に、ネットワークに接続された機器全体の消費電力量が予め定められた許容消費電力量を超え、機器が使用できないことの回避も可能である。

0007

照明装置の照明は、入出者が照明を点灯し、退出者手動により、照明を消灯するのが一般的である。この際、共有の設備であることから、消灯してよいか不明の場合もあるし、消し忘れも発生する。
また、空調装置の場合は、予め設定された日時と予め設定された温度により運転を開始し、予め設定された時間になると運転を停止するよう、自動設定されている。しかし、会議室やホールのように使用される時間が固定されてない場合や、時間外の会議室の使用、居室等の予め設定された時間以降の使用は、手動により運転を開始し、手動により空調を停止しなければならない。この際、共有の設備であることもあり、空調の停止を忘れることが起こり得る。
一方、パソコン等は個人持ちが多く、このパソコンの電源切り忘れを見つけることは、困難である。また、画像形成装置、プリンタ、ファクシミリ装置等は共有している場合が多くあり、勝手に電源をOFFすると、他の使用者に迷惑を掛ける場合もある。

0008

そこで、本発明の第1の目的は、ネットワークに接続されたOA機器及び設備装置がネットワークを介して相互に監視し、少なくてもいずれかのOA機器または設備装置が電力削減モード移行すると、連鎖的に、自ら消費電力を削減した状態に移行することにより、ビル、フロア、または居室等に備えられたOA機器及び設備装置全体の無駄な消費電力削減を可能とした電力監視ネットワークシステムを提供することである。
また、本発明の第2の目的は、会議室、ホール等の特定時間のみ使用される場所の無駄な消費電力の削減を可能とし、ネットワークに接続された機器全体の消費電力量を抑制し、予め定められた許容消費電力量を超えるのを防止する電力監視ネットワークシステムを提供することである。
さらに、本発明の第3の目的は、パソコン、プリンタ、画像形成装置等のOA機器及び照明装置、空調装置等の設備装置が必要ない時に全てが稼動していることは極めて少ないとの前提から、前記複数のOA機器と、このOA機器の設置場所に備えられた設備装置とをネットワークで接続し、このOA機器と前記設備装置の動作状況を前記ネットワークを介して電力監視制御装置で監視し、前記OA機器または設備装置のいずれかが、稼動状態にない場合は、稼動状態にある前記OA機器または設備装置の電力を削減した電力削減モードに移行することにより、ビル、フロア、または居室等に備えられたOA機器及び設備装置全体の消費電力削減を可能とした電力監視制御装置または、電力監視ネットワークシステムを提供することである。

課題を解決するための手段

0009

請求項1記載の発明では、ネットワークに接続された複数の機器と、前記ネットワークに接続され前記機器の設置場所に備えられた設備装置とで構成された電力監視ネットワークシステムであって、前記機器は前記設備装置の動作状況を監視する設備監視手段を、前記設備装置は前記機器の動作状態を監視する機器監視手段を備え、前記機器は前記設備監視手段の監視結果に基づき、消費電力を制御する機器省エネ手段を、前記設備装置は前記機器監視手段の監視結果に基づき、消費電力を制御する設備装置省エネ手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記設備装置が照明の管理を行う照明管理装置であり、前記機器は通常時より消費電力を削減した省エネモードまたは主電源をOFFする電源OFFモードを備え、前記照明管理装置は照明を消灯する消灯手段と、前記機器の省エネモードまたは電源OFFモードを検知する検知手段とを備え、前記照明管理装置は、前記機器の省エネモードまたは電源OFFモードを検知すると、照明を消灯する制御を行うことを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記設備装置が空調設備の管理を行う空調管理装置であり、前記機器は通常時より消費電力を削減した省エネモードまたは主電源をOFFする電源OFFモードを備え、前記空調管理装置は、空調設備の運転停止または温度設定を変える制御手段と、前記機器の省エネモードまたは電源OFFモードを検知する検知手段とを備え、前記空調管理装置は、前記機器の省エネモードまたは電源OFFモードを検知すると、空調設備の運転停止または温度設定を変えることを特徴とする。

0010

請求項4記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記設備装置が照明の管理を行う照明管理装置と、空調設備の管理を行う空調管理装置であり、前記空調管理装置は、前記照明管理装置の照明の消灯を検知する検知手段と、前記空調設備の運転停止または温度設定を変更する温度制御手段を備え、前記空調管理装置は、前記検知手段が前記照明管理装置の消灯を検知すると、前記空調設備の運転停止または温度設定を変更することを特徴とする。
請求項5記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記設備装置が照明の管理を行う照明管理装置と、空調設備の管理を行う空調管理装置であり、前記照明管理装置は、前記空調設備の運転停止を検知する検知手段と、照明を消灯する消灯手段を備え、前記照明管理装置は、前記検知手段が前記空調設備の運転停止を検知すると、照明を消灯することを特徴とする。
請求項6記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記設備装置が空調設備の管理を行う空調管理装置であり、前記機器は、通常時より消費電力を削減した省エネモードまたは主電源をOFFする電源OFFモードへ移行する移行手段を備え、前記空調管理装置は、前記空調設備の運転停止または温度設定を変える変更手段を備え、前記機器は、前記空調設備の停止を検知する検知手段を備え、前記機器は、前記検知手段が前記空調設備の停止を検知すると、前記移行手段により省エネモードへ移行または主電源OFFモードへ移行することを特徴とする。
請求項7記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記設備装置が照明の管理を行う照明管理装置であり、前記機器は、通常時より消費電力を削減した省エネモードまたは主電源をOFFする電源OFFモードへ移行する移行手段と、前記照明管理装置の照明の消灯を検知する検知手段とを備え、前記照明管理装置は、照明を消灯する消灯手段を備え、前記機器は前記検知手段が前記照明の消灯を検知すると、前記移行手段により省エネモードへ移行または主電源OFFモードへ移行することを特徴とする。

0011

請求項8記載の発明では、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の発明において、前記機器は、主電源OFF時に、前記設備装置に主電源OFF信号を送信する手段を備えたことを特徴とする。
請求項9記載の発明では、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の発明において、前記設備装置が照明の管理を行う照明管理装置と、空調設備の管理を行う空調管理装置であり、前記空調管理装置は、運転停止を実施する時に、前記OA機器及び前記照明管理装置に、運転停止情報を送信する手段を備えたことを特徴とする。
請求項10記載の発明では、請求項1、請求項4、請求項5または請求項8に記載の発明において、前記設備装置が照明の管理を行う照明管理装置と、空調設備の管理を行う空調管理装置であり、前記照明管理装置は、照明を消灯する時に、前記機器及び前記空調管理装置に、照明を消灯する情報を送信する手段を備えたことを特徴とする。
請求項11記載の発明では、請求項9または請求項10に記載の発明において、前記機器は、前記照明管理装置からの照明消灯信号または前記空調管理装置からの空調停止信号を受信すると警告表示を行う警告表示手段を備えたことを特徴とする。
請求項12記載の発明では、請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の発明において、前記機器は、前記照明管理装置の照明状態を検知する光学センサー、または前記空調管理装置の温度を検知する温度検知手段の少なくとも一方を備えたことを特徴とする。

0012

請求項13記載の発明では、請求項1、請求項2、請求項4、請求項5、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10または請求項11に記載の発明おいて、前記照明管理装置は、前記機器の省エネ状態を検知する検知手段また空調管理装置の温度を検知する温度検知手段の少なくとも一方を備えたことを特徴とする。
請求項14記載の発明では、請求項1、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11、請求項12または請求項13に記載の発明において、前記空調管理装置は、前記照明管理装置の照明状態を検知する光学センサーまたは前記機器の省エネ状態を検知する検知手段の少なくとも一方を備えたことを特徴とする。
請求項15記載の発明では、請求項12乃至請求項14のいずれか1項に記載の発明において、前記機器及び設備装置が設置された場所の温度検知手段または明るさを検知する光学センサーのいずれかを各1個としたことを特徴とする。
請求項16記載の発明では、請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載の発明において、前記機器を画像形成装置としたことを特徴とする。

0013

請求項17記載の発明では、通常時よりも電力削減した省エネモードまたは主電源をOFFする手段を備えた画像形成装置において、前記画像形成装置が設置された設置場所の明るさを検知する光検知センサーまたは室温を検知する温度センサーのいずれかを備え、
前記各センサー出力結果に基づき、省エネモードまたは主電源をOFFするモードに移行する移行手段手段と、この移行手段により省エネモードまたは主電源OFFするモードに移行したとき、移行信号を外部装置に出力する出力手段とをさらに備えたことを特徴とする。
請求項18記載の発明では、ネットワークに接続された複数の機器と、前記ネットワークに接続され、前記機器の設置場所に備えられた設備装置をネットワークを介して監視制御する電力監視制御装置であって、前記電力監視制御装置は、前記設備装置及び前記機器の動作状況を監視する監視手段を備え、前記監視手段の結果に基づき、前記機器及び/または前記設備装置の電力削減を行う電力削減手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項19記載の発明では、ネットワークに接続された複数の機器と、前記ネットワークに接続され前記機器の設置場所に備えられた設備装置と、前記機器と前記設備装置とをネットワークを介して監視制御する電力監視制御装置とで構成される電力監視ネットワークシステムであって、前記電力監視制御装置は、前記設備装置及び機器の動作状況を監視する監視手段を備え、前記設備装置及び機器は、外部からの指示を受領する受領手段と、この受領手段で受領した指示に基づき通常時より電力削減した省エネモードへ移行する移行手段を備え、前記電力監視制御装置は前記監視手段の結果に基づき、前記機器及び/または前記設備装置の移行手段により、電力削減を行う省エネモードへ移行させることを特徴とする。
請求項20記載の発明では、請求項19記載の発明において、前記設備装置が照明装置であり、前記機器が通常時より消費電力を削減した省エネモードまたは主電源をOFFする電源OFFモードを備え、前記電力監視制御装置は、前記照明装置の消灯を検知する検知手段を備え、前記電力監視制御装置は、前記検知手段が前記照明装置の消灯を検知すると、前記機器を省エネモードまたは電源OFFモードに設定することを特徴とする。

0014

請求項21記載の発明では、請求項19記載の発明において、前記設備装置が空調装置であり、前記機器は、通常時より消費電力を削減した省エネモードまたは電源をOFFする電源OFFモードを備え、前記電力監視制御装置は、前記空調装置の空調停止を検知する検知手段を備え、前記電力監視制御装置は前記検知手段が前記空調停止を検知すると、前記機器を省エネモードまたは、電源OFFモードの設定することを特徴とする。
請求項22記載の発明では、請求項19記載の発明において、前記設備装置が空調装置であり、前記空調装置は、運転停止または温度設定を変更する温度制御手段を備え、前記電力監視制御装置は、照明装置の照明の消灯を検知する検知手段を備え、前記電力監視制御装置は、前記検知手段が前記照明装置の消灯を検知すると、温度制御手段が前記空調装置の運転停止または温度設定を変更することを特徴とする。
請求項23記載の発明では、請求項19記載の発明において、前記設備装置が照明装置と空調装置であり、前記照明装置は、照明を消灯する消灯手段を備え、前記電力監視制御装置は、前記空調装置の空調停止を検知する検知手段を備え、前記電力監視制御装置は、前記検知手段が前記空調停止を検知すると、前記照明装置の消灯を行うことを特徴とする。

0015

請求項24記載の発明では、請求項19乃至請求項23のいずれか1項に記載の発明おいて、前記設備装置が照明装置または空調装置であり、前記機器は、通常時より消費電力を削減した省エネモードまたは主電源をOFFする電源OFFモードを備え、前記空調装置は運転停止または温度設定を変える温度制御手段を備え、前記照明装置は、照明を消灯する消灯手段を備え、前記電力監視制御装置は、前記ネットワーク系内で全ての機器の省エネモード移行または電源OFFモードを検知すると、前記照明装置の消灯または前記空調装置の運転停止または温度設定を変えることを特徴とする。
請求項25記載の発明では、請求項19乃至請求項24のいずれか1項に記載の発明おいて、前記機器を画像形成装置であり、前記画像形成装置の電源OFFモードの検出は、前記電力監視制御装置からの信号に対する返答がないこととしたことを特徴とする。
請求項26記載の発明では、請求項19乃至請求項25のいずれか1項に記載の発明おいて、前記機器の設置場所の照明の明るさを検知する輝度センサーを備え、前記輝度センサーを前記ネットワークに接続し、前記電力監視制御装置は前記ネットワークを介して前記輝度センサーを監視することにより前記照明装置の消灯を検知することを特徴とする。

0016

請求項27記載の発明では、請求項19乃至請求項26のいずれか1項に記載の発明おいて、前記機器の設置場所に温度を検知する温度センサーを備え、前記温度センサーを前記ネットワークに接続し、前記電力監視制御装置は前記ネットワークを介して前記温度センサーを監視することにより前記空調装置の停止を検知することを特徴とする。
請求項28記載の発明では、請求項19乃至請求項27のいずれか1項に記載の発明おいて、前記機器が設置された場所の明るさを検知する輝度センサーを前記OA機器が備え、前記照明装置の消灯の検知を前記機器に備えられた輝度センサーで行うことを特徴とする。
請求項29記載の発明では、請求項19乃至請求項28のいずれか1項に記載の発明おいて、前記機器が設置された場所の温度を検知する温度センサーを前記機器が備え、前記空調装置の運転停止の検知を、前記OA機器に備えられた温度センサーで行うことを特徴とする。
請求項30記載の発明では、請求項19乃至請求項28のいずれか1項に記載の発明おいて、前記機器及び設備装置が設置された場所の温度検出及び明るさ検出を、請求項26乃至請求項29に記載のセンサーのいずれか、各1個としたことを特徴とする。

0017

請求項31記載の発明では、ネットワークに接続された複数の機器と、前記ネットワークに接続され、前記機器の設置場所に備えられた設備装置をネットワークを介して、監視制御する電力監視制御装置の制御方法であり、前記設備装置及びOA機器の動作状況を監視する監視ステップと、前記監視ステップの結果により、前記OA機器及び/または前記設備装置の電力制御を行う電力制御ステップと、を備えたことを特徴とする。
請求項32記載の発明では、請求項19記載の発明において、前記機器を画像形成装置であり、前記画像形成装置の電源OFFモードの検出は、前記電力監視制御装置からの信号に対する回答がないこととしたことを特徴とする。
請求項33記載の発明では、請求項19または請求項32のいずれか1項に記載の発明において、前記機器の設置場所に照明の明るさを検知する輝度センサーを備え、前記輝度センサーを前記ネットワークに接続し、前記電力監視制御装置は前記ネットワークを介して前記輝度センサーを監視することにより、前記照明装置の消灯を検知することを特徴とする。

0018

請求項34記載の発明では、請求項19、請求項32または請求項33に記載の発明において、前記機器の設置場所に温度を検知する温度センサーを備え、前記温度センサーを前記ネットワークに接続し、前記電力監視制御装置は前記ネットワークを介して前記温度センサーを監視することにより、前記空調装置の停止を検知することを特徴とする。
請求項35記載の発明では、請求項19、請求項32、請求項33または請求項34のいずれか1項に記載の発明おいて、前記機器及び設備装置に、電力削減するための動作を実施する内容を送信する送信手段を備えたことを特徴とする。

発明の効果

0019

本発明によれば、ネットワークに接続された機器または居室の状況を検知して、その状況に応じて、効果的な対応をすることで、機器及び設備装置全体、居室、フロア、ビル全体の電力削減が可能となる。電力消費を削減することができる。

発明を実施するための最良の形態

0020

以下、本発明の好適な実施の形態について、図1ないし図16を参照して詳細に説明する。
本実施の形態では、社内LAN(ローカルエリア・ネットワーク)120を使用して
、ネットワークに接続された機器の消費電力の監視(管理)を行う電力監視ネットワークシステムについて説明する。
図1の電力監視ネットワークシステムは、居室に設置され、社内LAN120に接続された、パソコン103、パソコン104、FAX105及び各居室及び会議室、ホール等に設置されたエアコン運転状況の監視・制御する空調管理装置106、各居室、会議室、ホール等の照明状況の監視・制御する照明管理装置107、居室、ビル等への入退出を管理する入退出管理装置108、前記OA機器及び前記設備装置が設置された場所の温度を検出する温度センサー109、この場所の明るさを検知する輝度センサー111とで構成される。

0021

パソコン103には周囲の明るさを検知する光検知センサー110を有しており、他の機器はモニタリングすることにより、OA機器が設置された場所の照明状態を検知することを可能としている。
また、パソコン104には、周囲の温度を検知する温度センサー102を有しており、この情報を他の機器はモニタリングすることにより、OA機器が設置された場所の温度状態を検知することを可能としている。

0022

また、入退出管理装置108は、個人情報を記憶したICカード情報を読み込むことにより、人の入退出管理及びセキュリテー管理を行っている。入退出管理装置108は、各フロアまたは、部屋の全ての人が退社した場合、及び部屋またはフロアに人が入った場合に、その情報を社内LAN120を介して各機器に送信する。
OA機器は設備装置の動作状況を監視し、設備装置のいずれかが、稼動状態にない場合は、自ら電力削減した電力削減モードに移行する機能を備えている。
また、設備装置はOA機器の動作状況を監視し、OA機器のいずれかが、稼動状態にない場合は、自ら電力削減した電力削減モードに移行する機能を備えている。

0023

具体的な例として、OA機器は、空調管理装置106から、空調の運転停止信号を受信または、照明管理装置107から照明消灯信号を受信すると、自ら省エネモードへの移行または主電源をOFFするモードへ移行する。また、照明管理装置107は、空調管理装置106から、空調の運転停止信号を受信または、OA機器から、省エネモードへの移行または主電源をOFFするモードへの移行信号を受信すると、自ら照明の消灯を行う。
さらに、空調管理装置106は、照明管理装置107から、照明の消灯信号を受信または、OA機器から、省エネモードへの移行または主電源をOFFするモードへの移行信号を受信すると、空調の運転停止を行う。
また、照明管理装置107は、空調の停止を検知する温度センサーを備え、この温度センサーの温度検出結果により、空調の停止を検出して照明の消灯を行ってもよい。さらに、空調管理装置106は、照明の消灯を検知する光センサーを備え、この光センサーの検出結果により、照明の消灯を検出して空調の停止または温度設定を変えるようにしても良い。

0024

本実施例は、上記した検出手段を全て備えている必要はない。いずれかのOA機器または設備装置が、電力削減モードに移行することにより、連鎖的に他の機器も電力削減モードに移行する。また、電力監視制御装置は、社内LAN120を介してパソコン104に設けられた温度センサー102またはネットワークに直接接続された温度センサー109の出力を検知することにより、このOA機器が設置された居室またはフロア等の温度の状態を確認し、空調の停止を検出することにより、各機器の電源をOFF、運転停止または省エネモード等に移行させる。

0025

図2は、本実施例に係る画像形成装置101の回路構成の一例を示した図である。
画像形成装置101のシステムは、画像形成装置101の全体制御を行うコントローラーボード501、コントローラールボード501に接続された操作部制御ボード502、画像データを記憶するHDDハードディスクドライブ)503、LANインターフェースボード505、汎用PICバスを介してコントローラーボード501に接続されたFAXコントロールユニット(FCU)506、エンジン制御ボード510、エンジン制御ボード510に接続されたコピー原稿(画像)を読み込むスキャナーボード(SBU)511、画像データをドラム上に書き込む書き込み制御用ボード(LDB)512、定着装置に電力を供給するAC制御回路519及び上記各種ボード、制御回路に電源を供給するPSU525を備えている。

0026

コントローラーボード501には、CPU(中央演算処理装置)及びコントローラーボード501の制御を行うROM(リードオンリ・メモリ)、CPUが使用する作業用メモリーであるRAM(ランダムアクセス・メモリ)、リチウム電池によりSRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)のバックアップ時計機能を備えたNV−RAM(不揮発性RAM)531及び、コントローラーボード501のシステムバス制御、ローカルバス制御、フレームメモリー、FIFO等のメモリーインターフェース制御PCIバス、HDDI/F、圧縮伸長編集回転機能及びCPU周辺を制御する機能を搭載したASIC特定用途向けIC)及びそのインターフェース回路等が搭載されている。

0027

コントローラーボード501に搭載されているNV−RAM531は、画像形成装置101が複写動作を実施後、一定時間複写動作が実施されないと省エネモードに移行するようになっている。このNV−RAM531には、この省エネモードへ移行する時間、定着装置の加熱部への電力供給を停止した時間、画像形成装置101が設置された場所の室温または照明の明るさ等が記憶されている。
このNV−RAM531に記憶された内容は、社内LAN120に接続された他の機器によりモニターされ、画像形成装置101の動作状況及び画像形成装置101が設置された場所の状況が確認される。また、コントローラーボード501は、操作部制御ボード502の入力を解読して本システムの設定とその状態内容を操作部の表示部に表示する。
操作部制御ボード502には、CPU及びROM、RAM、LCDC及びキー入力を制御するASIC(LCDC)が搭載されている。
ROMには操作部制御ボード502の入力読込み、及び表示出力を制御するプログラムが書き込まれている。RAMは、CPUが使用する作業用メモリーである。

0028

操作部制御ボード502は、他の機器から送信される、省エネモード移行または電源OFFモードへの移行または、照明の消灯または空調の停止信号を受信すると、この警告表示等を行う。
エンジン制御ボード510は、画像形成装置101の作像作成制御を主として行い、CPU518及び画像処理を行うIPP、複写及びプリントアウトを制御するため必要なプログラムを内蔵したROM、その制御に必要なRAM、及びNV—RAMを搭載している。
また、他の制御を行うCPUとの信号の送受信を行うタイマーシリアルインターフェースASICも備えている。

0029

I/OASICは、画像形成装置101を制御するモーター画像形成に使用する帯電現像バイアス転写バイアス等の高圧電源制御、コピー用紙を送り出すピックアップソレノイド給紙クラッチレジストクラッチ等や、レジストセンサー排出センサー、と、トナーエンドセンサー、Pセンサー、Tセンサー、定着温度を検出するサーミスター、画像形成装置101が設置された周辺の光を検知する光検知センサー、温度センサー等のアナログ制御も含む画像形成装置101のI/O制御を行っている。

0030

エンジン制御ボード510のCPU518は、光検知サンサーが予め設定された明るさ以下の光(電圧)を一定時間検出すると、画像形成装置101が設置された場所が消灯したとして、コントローラーボード501及びLANインターフェースボード505を介して、省エネモードまたは主電源OFFモードに移行する信号を外部装置に出力し、自ら省エネモード移行または電源OFFモードへ移行させる。
また、エンジン制御ボード510のCPU518は、温度検知サンサーが予め設定された温度を一定時間検出すると、画像形成装置101が設置された場所の空調が停止されたと判断して、コントローラーボード501及びLANインターフェースボード505を介して、省エネモードまたは主電源OFFモードに移行する信号を外部装置に出力し、自ら省エネモード移行または電源OFFモードへ移行させる。

0031

PSU525は、スイッチングレギュレータIC515を備えており、画像形成装置101が画像形成動作を行うために必要な電源を、各ボード、制御回路及びメカトロ部品に供給する。
LANインターフェースボード505は、社内LAN120に接続されており、コントローラーボード501との通信インターフェースは、PHYチップI/F(インターフェース)及びI2CバスI/Fの標準的な通信インターフェースで接続されている。外部機器との通信はこのLANインターフェースボード505を経由して実施される。

0032

画像形成装置101は、一定時間、画像形成装置101の画像形成動作が実施されないと、自ら省エネモードへ移行する機能または、主電源をOFFする機能を備えており、PSU525は、エンジン制御ボード510のCPU518から、画像形成装置101の使用電力を削減するための省エネモード移行信号(c)が出力されると、コントローラーボード501、LANインターフェースボード505、省エネモード解除SW508及びADFセンサー509への電源供給以外は停止する。
また、コントローラーボード501は、CPUがLANインターフェースボード505を介して、省エネモード移行信号を受信すると、エンジン制御ボード510のCPU518を介して、画像形成装置101の使用電力を削減するための省エネモード移行信号(c)をPSU525に出力する。
PSU525はこの信号が出力されると、コントローラーボード501、LANインターフェースボード505、省エネモード解除SW508及びADFセンサー509への電源供給以外は停止する。
また、LANインターフェースボード505は、外部機器からの信号を受信すると、省エネモード解除信号(a)をPSU525に出力する。PSU525は省エネモードを解除するために、画像形成装置の画像形成を行うために必要な電源を各ボード、制御回路及びメカトロ部品に供給する。画像形成装置101は、主電源のスイッチが投入された時と同じ状態に復帰する。
なお、主電源をOFFする方法は、図6の説明に記載する。

0033

また、PSU525は省エネモード解除SW508からの省エネモード解除信号(b)、圧板開放を検知する圧板センサー522または、ADFへの原稿挿入を検知するADFセンサー509の出力が入力されると、省エネモードを解除するために、画像形成装置の画像形成を行うために必要な電源を各ボード、制御回路及びメカトロ部品に供給する。画像形成装置101は、主電源のスイッチが投入された時と同じ状態に復帰する。

0034

次に、図3を参照してパソコンの回路構成図の説明を行う。
チップセットに含まれる機能は、メモリーコントローラー401、システム・コントローラー402及びI/Oコントローラー403である。
メモリーコントローラー401は、メイン・メモリー・チップや外部キャッシュ・メモリー・チップを制御してプロセッサやI/Oデバイスとのデータ転送をつかさどる。
また、I/Oコントローラー403は、ディスクやグラフィックス、ネットワークなどのI/Oデバイス、またはそのインターフェースを制御する。システムコントローラー402は、割り込み要求(IRQ)やDMA、システム・クロックタイマ電力管理などPCシステム基礎的な部分を制御する。

0035

本実施例のネットワークは、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)、モデムインターフェース回路404のLANプラグに接続される。この信号はI/Oコントローラー403により制御されPCIバスを介してCPU410に転送される。
CPU410は、設備装置から出力された、電力削減モードの信号を受信すると、アプリケーションが動作してないことを確認し、自ら主電源をOFFまたは省エネモード(モニターの電源及びハードディスクの電源を切る)を実行する。
また、I/Oコントローラー403には、パソコンが設置された室内(場所)の温度を検知する温度センサー420が接続されている。パソコン内部の不揮発性メモリに空調が停止した状態の温度または、空調の設定温度を予め記憶しておき、この温度と温度センサー420の出力結果との比較を行い、空調の停止を検出し、自ら主電源をOFFまたは省エネモード(モニターの電源及びハードディスクの電源を切る)を実行する。

0036

また、I/Oコントローラー403には、パソコンが設置された室内(場所)の照明の明るさを検知する光検知センサー(輝度センサー)422が接続されている。パソコン内部の不揮発性メモリに照明点灯時の明るさを予め記憶しておき、この値と、光検知センサー422の出力結果との比較を行い、消灯を検出し、自ら主電源をOFFまたは省エネモード(モニターの電源及びハードディスクの電源を切る)を実行する。
さらに、CPU410は、他の機器から送信される、省エネモード移行または電源OFFモードへの移行または、照明の消灯または空調の停止信号を受信すると、この警告表示等を行う。

0037

次に、照明管理装置107の構成を図4を参照して説明する。
制御部810にはCPUを備え、LANインターフェース回路805を介して各OA機器及び他の設備装置との信号の送受信を行うようになっている。照明管理装置107は、各照明器具801に対して、点灯及び消灯の動作及び照明状況監視、運転スケジュール管理等の機能を有している。
CPUは予め設定された照明の明るさ信号を調光器802に出力する。調光器802はこの明るさに対応した出力を行う。また、調光器802の出力電圧を“0V”にすることにより、照明は消灯される。
また、制御部501には、居室等に設置された輝度センサー806が接続されており、この輝度センサー806により、室内の明るさが検出される。また、照明器具801が設置された、室温を検知する温度センサー807も備えており、これにより、空調が停止されたことを検知するようになっている。

0038

通常、室内、会議室、フロア、ホール等に入る時に、手動スイッチ808により照明は点灯され、退出時に消灯されるが、共有する設備と言うこともあり、退出時に消灯しないことも起こり得る。また、手動スイッチ808の信号は、制御部810にも接続され、手動スイッチ808による照明の点灯、消灯は照明管理装置107により監視される。
照明管理装置107は、他の設備装置、例えば前記した空調装置の停止または、OA機器から送信される省エネモード信号または主電源OFF信号により、自ら照明の消灯を行う機能も備えている。

0039

次に、ビルに設置された空調管理装置106の構成例を図5を参照して説明する。
空調管理装置106は、LANインターフェース回路(図示せず)を介して各OA機器及び他の設備装置との信号の送受信を行う。
空調管理装置106は、各空調機(エアコン)601に対して、運転状況監視、運転スケジュール管理、温度管理の機能を有している。具体的には、予め設定された、日時と予め設定された温度により運転を開始し、予め設定された時間になると、運転を停止する。
また、温度設定パネルの温度を変えることにより、空調の温度を変えることも可能であり、また、空調運転スイッチにより手動で運転開始、または空調停止スイッチにより手動で運転停止とすることも可能である。

0040

会議室やホールのように使用される時間が固定されてない場合や、時間外の会議室使用、居室使用等の、予め設定された時間以降の使用は、手動により運転を開始し、手動により空調を停止する。この際、共有の設備であることもあり、空調の停止を忘れることもあり得る。また、空調管理装置106には、空調機が設置された居室等の明るさを検知する輝度センサー111が接続されており、この輝度センサー111により、居室の消灯を検知するようになっている。
なお、空調管理装置106は手動運転自動運転に関わらず、空調の運転状態常時監視しており、他の設備装置及びOA機器等からの運転状況の問い合わせに対して返答する。
空調管理装置106は、他の設備装置、例として前記した照明器具801の消灯または、OA機器から送信される省エネモード信号または主電源OFF信号により、自ら運転の停止、または予め設定された温度に制御する機能も備えている。

0041

次に、図6を参照して、主電源をOA機器の制御部が自らOFFする制御回路の例を説明する。
この回路は、ヒューズ71、リセット機能付きスイッチ72、フィルタ回路73、DC/DCコンバータ74、CPUを含んだOA機器の制御部75、リセット機能付きスイッチの開放用コイルをドライブするドライブ回路76、LAN77よい構成されている。
リセット機能付きスイッチ72は、手動によりONされると、内部の磁石(図示せず)により、保持され、開放する時は、内部のコイルを通電する。内部のコイルは通電されると、保持磁石より、強い磁力を発生し開放するようになっている。
OA機器の制御部75は、LANを介して、主電源をOFFする信号が入力された場合、または自ら主電源をOFFする時には、ドライブ回路76にコイルを通電する信号を出力する。

0042

次に、照明管理装置107が、居室等のOA機器の電力削減モードまたは空調停止を検知すると、自ら照明を消灯する処理を図7フローチャートを参照して説明する。尚、会議室、フロア、ホール等のOA機器の動作状況、空調の運転状況を確認し、照明を消灯する動作もこのフローチャートと同様なので説明は省略する。
まず初めに、平日か否かの確認を行う(ステップ10)。平日の場合には(ステップ10;Y)、予め設定した時間、この例の場合は、勤務時間を過ぎた時間(18時以降)かの確認を行う(ステップ11)。勤務時間内の場合には(ステップ11;N)、この処理は終了する。尚、会議室、ホール等は、常に使用されているとは限らない。このような場所に設置されたOA機器及び設備装置は、日時に関わりなく、常時、相互に監視するようにしても良い。

0043

勤務時間を過ぎた時刻の場合には(ステップ11;Y)、居室の全てのOA機器から省エネモード信号または主電源OFFの信号が出力されているか確認する(ステップ12)。省エネモード信号または主電源OFFの信号が出力されていた場合は(ステップ12;Y)、居室の空調管理装置106に照明を消灯する信号を送信する(ステップ13)。次に、照明管理装置107は居室の対象照明器具の照明を自ら消灯し(ステップ14)、処理を終了する。この消灯対象の照明器具は、予め設定されており、非常灯等は除く。
一方、省エネモード信号または主電源OFFの信号が出力されていない場合は(ステップ12;N)、居室の空調管理装置106から、空調の運転停止信号が出力されているか確認する(ステップ15)。出力されている場合には(ステップ15;Y)、OA機器に照明を消灯する信号を送信する(ステップ16)。次に、照明管理装置107は居室の対象照明器具の照明を自ら消灯し(ステップ17)、処理を終了する。

0044

また、空調の運転停止信号が出力されてない場合には(ステップ15;N)、照明管理装置107に接続された、居室の温度を検出する温度センサーの出力レベルが空調停止レベルか確認する(ステップ18)。空調停止レベルの場合には(ステップ18;Y)、OA機器に照明を消灯する信号を送信する(ステップ16)。
一方、居室の温度を検出する温度センサーの出力レベルが空調停止レベルでない場合には(ステップ18;N)、次にOA機器の状態を確認するために、居室のOA機器全てに、Pingコマンドを送信する(ステップ19)。そして、全てのOA機器からこのコマンドに対する返答がない場合は(ステップ20;Y)、空調管理装置106に照明を消灯する信号を送信する(ステップ13)。次に、照明管理装置107は居室の対象照明器具の照明を自ら消灯し、処理を終了する(ステップ14)。
コマンドに対する返答がある場合には(ステップ20;N)、この返答があるOA機器が、省エネモードか確認する(ステップ21)。省エネモードの場合には(ステップ21;Y)、空調管理装置106に照明を消灯する信号を送信する(ステップ13)。次に、照明管理装置107は居室の対象照明器具の照明を自ら消灯し(ステップ14)、処理を終了する。省エネモードでない場合には(ステップ21;N)、処理を終了する。
尚、平日でない場合は(ステップ10;N)、勤務時間を過ぎたとして、居室の全てのOA機器から省エネモード信号または主電源OFFの信号が出力されているか確認する動作を行う(ステップ12)。

0045

次に、空調管理装置106がOA機器の電力削減モードまたは照明の消灯を検知すると、自ら空調の運転を停止する処理を図8のフローチャートを参照して説明する。
尚、会議室、フロア、ホール等のOA機器の動作状況、照明の点灯状況を確認し、空調を自ら停止する動作も、本処理と同様なので説明を省略する。
まず初めに、平日か否かの確認を行う(ステップ30)。平日の場合には(ステップ30;Y)、予め設定した時間、この例の場合は、勤務時間(18時)を過ぎた時間か否かの確認を行う(ステップ31)。勤務時間内の場合には(ステップ31;N)、処理を終了する。
そして、勤務時間を過ぎた時間の場合には(ステップ31;Y)、居室の全てのOA機器から省エネモード信号または主電源OFFの信号が出力されているか確認する(ステップ32)。省エネモード信号または主電源OFFの信号が出力されていた場合は(ステップ32;Y)、居室内の照明管理装置107に空調を停止する信号を送信する(ステップ33)。次に、空調管理装置106は、空調の運転停止または予め設定された制御温度設定を行い(ステップ34)、処理を終了する。

0046

一方、省エネモード信号または主電源OFFの信号が出力されていない場合は(ステップ32;N)、居室の照明管理装置107から、照明消灯信号が出力されているか確認する(ステップ35)。出力されている場合には(ステップ35;Y)、次にOA機器に空調を停止する信号を送信する(ステップ36)。次に、空調管理装置106は、空調の運転停止または予め設定された制御温度設定を行い(ステップ37)、処理を終了する。
一方、照明消灯信号が出力されてない場合には(ステップ35;N)、空調管理装置106に接続された居室の明るさを検知する光検知センサーの出力レベルが消灯レベルか確認する(ステップ38)。そして、消灯レベルの場合には(ステップ38;Y)、OA機器に空調を停止する信号を送信する(ステップ36)。次に、空調管理装置106は、空調の運転停止または予め設定された制御温度設定を行い(ステップ37)、処理を終了する。

0047

居室の明るさを検知する光検知センサーの出力レベルが消灯レベルでない場合には(ステップ38;N)、居室のOA機器全てに、Pingコマンドを送信する(ステップ39)。全てのOA機器からこのコマンドに対する返答がない場合は(ステップ40;Y)、居室内の照明管理装置107に空調を停止する信号を送信する(ステップ33)。次に、空調管理装置106は、空調の運転停止または予め設定された制御温度設定を行い(ステップ34)、処理を終了する。
コマンドに対する返答がある場合には(ステップ40;N)、この返答があるOA機器が、省エネモードか確認する(ステップ41)。省エネモードの場合には(ステップ41;Y)、次に居室内の照明管理装置107に空調を停止する信号を送信する。次に、空調管理装置は106は、自ら空調の運転停止または予め設定された制御温度設定を行い(ステップ34)、本フローは終了する。また、省エネモードでない場合には(ステップ41;N)、処理を終了する。
尚、平日でない場合は(ステップ30;N)、勤務時間を過ぎたとして、居室の全てのOA機器から省エネモード信号または主電源OFFの信号が出力されているか確認する動作を行う(ステップ32)。

0048

次に、OA機器は空調管理装置106の運転停止または照明管理装置107の照明の消灯を検知すると、自ら省エネモードまたは主電源OFFモードに移行する処理を図9のフローチャートを参照して説明する。
尚、会議室、フロア、ホール等の空調の動作状況、照明の点灯状況を確認し、OA機器、自ら省エネモードまたは主電源OFFモードに移行する動作も、本処理と同様なので説明を省略する。
まず初めに、平日か否かの確認を行う(ステップ50)。平日の場合には(ステップ50;Y)、予め設定した時刻、この例の場合は勤務時刻(18時)を過ぎたか否かを確認する(ステップ51)。勤務時間内の場合には(ステップ51;N)、処理を終了する。

0049

勤務時間を過ぎた時刻の場合には(ステップ51;Y)、居室の空調管理装置106から空調の運転停止信号が出力されているか確認する(ステップ52)。空調の運転停止信号が出力されている場合には(ステップ52;Y)、空調の運転が停止される警告表示を行う(ステップ53)。次に、一定時間の経過を計測するタイマーを動作させ(ステップ55)、一定時間経過すると(ステップ55;Y)、照明管理装置107に、OA機器の主電源をOFFする信号を送信する(ステップ56)。次に、OA機器自ら、省エネモードへの移行または主電源OFFモードへ移行する(ステップ57)。この省エネモードへ移行するOA機器は、常時ネットワークの接続が必要なインターネットFAX等の機能を搭載した複合機である。

0050

空調の運転停止信号が出力されてない場合は(ステップ52;N)、次に、OA機器が設置された室温を検知するために、OA機器に備えられた温度検知センサーの出力が空調停止されたレベルか確認する(ステップ54)。空調が停止されたレベルの場合には(ステップ54;Y)、照明管理装置107に、OA機器の主電源をOFFする信号を送信する(ステップ56)。そして、OA機器自ら、省エネモードへの移行または主電源OFFモードへ移行し(ステップ57)、処理を終了する。
一方、温度検知センサーの出力が空調停止レベルでない場合は(ステップ54;N)、居室の照明管理装置107から、照明消灯信号が出力されているか確認する(ステップ58)。出力されている場合には(ステップ58;Y)、照明が消灯される警告表示を行う(ステップ59)。

0051

次に、一定時間の経過を計測するタイマーを動作させ(ステップ61)、一定時間経過すると(ステップ61;Y)、空調管理装置106に、OA機器の主電源をOFFする信号を送信する(ステップ62)。次に、OA機器自ら、省エネモードへの移行または主電源OFFモードへ移行し(ステップ63)、処理を終了する。
一方、照明消灯信号が出力されてない場合は(ステップ58;N)、OA機器が設置された室内の明るさを検知するために、OA機器に備えられた光検知センサーの出力が消灯レベルか確認する(ステップ60)。消灯レベルの場合には(ステップ60;Y)、空調管理装置106に、OA機器の主電源をOFFする信号を送信する(ステップ62)。次に、OA機器自ら、省エネモードへの移行または主電源OFFモードへ移行し(ステップ63)、処理を終了する。
一方、居室の明るさを検知する光検知センサーの出力レベルが消灯レベルでない場合は(ステップ60;N)、処理を終了する。
尚、会議室、ホール等は、常に使用されているとは限らない。このような場所に設置されたOA機器及び設備装置は、日時に関わりなく、常時、相互に監視し、照明が消灯された場合、または空調が停止された場合、またはOA機器の使用を止めた場合には、OA機器、設備装置は電力削減モードに移行しても良い。

0052

以上説明したように本実例によれば、OA機器及び設備装置全体の無駄な消費電力削減が可能となり、居室、フロア、ビル全体の消費電力削減が可能な、電力監視ネットワークシステムが提供できる。
また、ネットワークに接続された機器全体の消費電力量を抑制し、予め定められた許容消費電力量を超えるのを防止することが可能な電力監視ネットワークシステムが提供できる。

0053

次に、図10を参照して、第2の実施例を説明する。
第2の実施例に係る電力監視ネットワークシステムは、居室に設置され、社内LAN120に接続された画像形成装置101、パソコン103、パソコン104、FAX105及び各居室及び会議室、ホール等に設置されたエアコンの運転状況の監視・制御する空調管理装置106、各居室、会議室、ホール等の照明状況の監視・制御する照明管理装置107、居室、ビル等への入退出を管理する入退出管理装置108、前記OA機器及び前記設備装置が設置された場所の温度を検出する温度センサー109、この場所の明るさを検知する輝度センサー111と、前記機器とをネットワークを介して接続された電力監視制御装置100とで構成される。

0054

パソコン103は周囲の明るさを検知する光検知センサー110を有しており、この情報を電力監視制御装置100はモニタリングすることにより、OA機器が設置された場所の照明状態を検知することを可能にしている。
また、パソコン104は、周囲の温度を検知する温度センサー102を有しており、この情報を電力監視制御装置100はモニタリングすることにより、OA機器が設置された場所の温度状態を検知することを可能にしている。
さらに、入退出管理装置108は、個人情報を記憶したICカード情報を読み込むことにより、人の入退出管理及びセキュリテー管理を行っている。入退出管理装置108は、各フロアまたは、部屋の全ての人が退社した場合、及び部屋またはフロアに人が入った場合に、その情報を社内LAN120を介して電力監視制御装置100に送信するようになっている。

0055

電力監視制御装置100は、社内LAN120を介して、前記OA機器と設備装置の動作状況を監視し、OA機器または設備装置のいずれかが、稼動状態にない場合は、稼動状態にある前記OA機器または設備装置を電力削減した電力削減モードに移行する機能を備えている。以下に具体的な動作説明を行う。
まず、電力監視制御装置100は、社内LAN120を介してパソコン103に設けられた光検知センサー110またはネットワークに直接接続された輝度センサー111の出力を検知することにより、このOA機器が設置された居室またはフロア等の照明の点灯状態を確認する。そして、既に消灯されていた場合は、各機器の電源をOFF、運転停止または省エネモード等に移行させる。
また、電力監視制御装置100は、社内LAN120を介してパソコン104に設けられた温度センサー102またはネットワークに直接接続された温度センサー109の出力を検知する。そして、このOA機器が設置された居室またはフロア等の温度の状態を確認し、空調の停止を検出することにより、各機器の電源をOFF、運転停止または省エネモード等に移行させる。

0056

また、電力監視制御装置100は、このネットワークに接続された全てのOA機器の稼動状況をネットワークを介して確認し、省エネモードの状態または、電源がOFF状態の場合には、前記空調装置の運転停止及び予め設定された必要ない照明の消灯を行うようになっている。
なお、電力監視制御装置100は対象OA機器にPingコマンドを送信し、このコマンドに対する返答コマンドを受信しない場合に、OA機器の電源がOFFされていることを確認する。
電力監視制御装置100は時計機能及びカレンダー機能を有しており、予め設定された日時または、お昼休み等の休憩時間になると照明の消灯、画像形成装置101の電源をOFFまたは省エネモードへの移行動作を行う機能も備えている。また、予め設定された日時または、お昼休み等の休憩が終了する時間になると照明点灯及び画像形成装置101の電源をONまたは、省エネモードの解除動作を行う機能も備えている。

0057

図11には、インターネットを使用した本実施例に係る電力監視システム概略構成を示してある。電力監視制御装置200は、監視対象となる機器のネットワークアドレスを予め設定しておくことにより、前記図10に示した電力監視ネットワークシステムと同様の動作が可能である。
各機器は社内LAN120を介してルーター(Router)210に接続され、電力監視制御装置200はインターネットに接続されたこのルーター210を介して機器の情報を取得する以外は、図10と同じなので説明は省略する。
尚、本実施例に記載したセンサーまたは機器を全て備えなくても本発明の実施は可能である。

0058

次に電力監視制御装置100にネットワークを介して接続される画像形成装置101の回路構成例は、図2に示したものと同一であるので説明を省略する。
尚、電力監視制御装置100はこのNV−RAM531に記憶された内容を読み込み、画像形成装置101の動作状況及び画像形成装置101が設置された場所の状況を確認するようになっている。

0059

次に、図10の電力監視制御装置100にネットワークを介して接続されたパソコン104の回路構成例は、図3に示したものと同一の箇所は説明を省略する。
CPU410は電力監視制御装置100からの、電源OFF信号シャットダウン信号)または省エネ信号を受信するとアプリケーションが動作していないことを確認し、パソコンの電源をOFFまたは省エネモード(モニターの電源及びハードディスクの電源を切る)を実行する。
また、I/Oコントローラー403には、パソコンが設置された室内(場所)の温度を検知する温度センサー420または、室内の明るさを検知する輝度センサー422が接続されている。CPU410は、LAN、モデムインターフェース回路404を介して電力監視制御装置100から、温度の問い合わせまたは、明るさの問い合わせがあると、温度情報または、明るさの情報を電力監視制御装置100に出力するようになっている。
また、パソコン内部の不揮発性メモリに空調が停止した状態の温度または、空調の設定温度を予め記憶しておき、この温度と温度センサー420の出力結果との比較を行い、空調の停止を検出し、空調の停止が検出された場合は、電力監視制御装置100に空調停止信号を出力するように予めプログラムを作成しておいても良い。

0060

次に、照明管理装置107の構成を図12を参照して説明する。
制御部810はCPUを備え、LANインターフェース回路805を介して電力監視制御装置との信号の送受信を行うようになっている。
照明管理装置107は、各照明装置801に対して、点灯及び消灯の動作、照明状況監視及び運転スケジュール管理等の機能を有している。
CPUは電力監視制御装置からの照明の明るさ信号を調光器802に出力する。調光器802は、この明るさに対応した出力を行う。また、調光器802の出力電圧を“0V”にすることにより、照明は消灯される。
また、制御部810には、別の場所に設置された輝度センサー806が接続されており、この輝度センサー806により、室内の明るさが検出され、電力監視制御装置にも送信される。
また、照明管理装置107は、ネットワークを介して外部(電力監視制御装置)から、消灯信号が入力されると、照明装置801の消灯をする機能も備えている。

0061

室内、会議室、フロア、ホール等に入る時に、手動スイッチにより照明は点灯され、退出時に消灯されるが、消灯するのを忘れることがある。共有する設備と言うこともあり、退出時に消灯しないことも良くある。
また、手動スイッチ808の信号は、制御部810にも接続され、手動スイッチ808による照明の点灯、消灯は照明管理装置107に監視される。
尚、照明管理装置107は、照明の状態を常時監視し、電力監視制御装置からの問い合わせに対して返答する。

0062

次に、ビルに設置された空調管理装置の構成例は、図5に示した第1の実施例のものと同様であるので、説明は省略する。
尚、この空調管理装置は、手動運転、自動運転に関わらず、空調の運転状態を常時監視し、電力監視制御装置からの問い合わせに対して返答するようになっている。
次に、主電源をOA機器の制御部が自らOFFする制御回路の例は、第1の実施例における図6の説明と同様なので、ここでは説明を省略する。

0063

次に、図13のフローチャートを参照して、居室のOA機器の稼動状態を確認し、照明装置及び空調装置を消費電力削減モードに移行する処理手順を説明する。
尚、会議室、フロア、ホール等のOA機器の動作状況を確認して行う、照明の消灯動作、空調の運転停止動作もこの処理と同様なので説明を省略する。
まず初めに、平日か否かの確認を行う(ステップ70)。平日でない場合は(ステップ70;N)、処理を終了する。一方、平日の場合には(ステップ70;Y)、予め設定した時刻、この例の場合は勤務時間(18時)を過ぎたか否かの確認を行う(ステップ71)。勤務時間内の場合には(ステップ71;N)、処理を終了する。
勤務時間を過ぎた時刻の場合には(ステップ71;Y)、居室に設置されたOA機器にPingコマンドを送信し(ステップ72)、このコマンドに対応した返答が各OA機器からあるか確認する(ステップ73)。

0064

その結果、返答がある場合は(ステップ73;Y)、このOA機器が、省エネモード状態か否かを確認する(ステップ74)。ここで、省エネモードでない場合は(ステップ74;Y)、OA機器が使用されている状態なので、居室等に人がまだいると判断して処理を終了する。一方、省エネモードの場合または全てのOA機器から返答がない場合は(ステップ74;N)、空調装置の運転状態を居室内に備えられた温度センサーで確認する(ステップ75)。
そして、運転状態だった場合には(ステップ75;Y)、空調管理装置106に空調を停止する警告信号を送信する(ステップ76)。次に、運転中の空調装置を停止する信号または予め設定された温度(電力削減できる制御温度)にする信号を空調管理装置106に送信する(ステップ77)。

0065

次に、照明の点灯状態を、居室内に備えられた輝度センサーで確認する(ステップ78)。照明が点灯状態でない場合は(ステップ78;N)、処理を終了する。点灯状態の場合には(ステップ78;Y)、照明管理装置107に消灯する警告信号を送信する(ステップ79)。次に、照明管理装置107に照明を消灯する信号を送信して(ステップ80)、処理を終了する。

0066

次に、図14のフローチャートを参照して、居室等の照明の消灯状態を確認し、OA機器及び空調装置を消費電力削減モードに移行する処理手順を説明する。
尚、会議室、フロア、ホール等のOA機器の動作状況を確認して行う、照明の消灯動作、空調の停止動作もこの処理と同様なので説明を省略する。
まず初めに、平日か否かの確認を行う(ステップ90)。平日でない場合は(ステップ90;N)、処理を終了する。一方、平日の場合には(ステップ90;Y)、予め設定した時刻、この例の場合は、勤務時間(18時)を過ぎた時刻か否かの確認を行う(ステップ91)。勤務時間内の場合には(ステップ91;N)、処理を終了する。
勤務時間を過ぎた時間の場合には(ステップ91;Y)、各照明管理装置107に対して、点灯及び消灯の動作、照明状況監視及び運転スケジュール管理等の機能を有している、居室の照明管理装置107から、消灯信号の送信があったか否かを確認する(ステップ92)。

0067

その結果、消灯信号の送信があった場合には(ステップ92;Y)、居室のOA機器にPingコマンドを送信し(ステップ93)、このコマンドに対応した返答が各OA機器からあったか確認する(ステップ94)。ここで、返答があった場合は(ステップ94;Y)、このOA機器が、省エネモード状態か否かを確認する(ステップ95)。省エネモードでない場合は(ステップ95;Y)、省エネモードでないOA機器に電源をOFFする警告信号を送信する(ステップ96)。
次に、省エネモードでないOA機器に省エネモードまたは主電源をOFFする信号を送信する(ステップ97)。この省エネモード信号を出力するOA機器は、FAX機能等を備えた複合機の画像形成装置等である。

0068

次に、空調の運転状態を確認するため、消灯された居室の空調管理装置106から空調停止信号が出力されていたかを確認する(ステップ98)。空調停止信号が出力されてない場合には(ステップ98;Y)、空調管理装置106に空調を停止する警告信号を送信する(ステップ99)。次に、運転中の空調装置を停止する信号または予め設定された温度(電力削減できる制御温度)にする信号を空調管理装置106に送信し(ステップ100)、処理を終了する。
また、居室の照明管理装置107からの消灯信号がない場合で(ステップ92;N)、各OA機器から返答がない場合(ステップ101;Y)、または居室の輝度センサーが消灯レベルの場合(ステップ102;Y)、ステップ93に進み処理を続行する。
さらに、消灯された居室の空調管理装置106からの空調停止信号がない場合(ステップ98;N)、居室のOA機器から空調停止信号がないとき(ステップ103;Y)、居室の温度センサーが運転レベルのとき(ステップ104;Y)、ステップ99に進み、警告信号を送信する。なお、省エネモードの場合にも、上記、空調の運転状態を確認する処理を実施する。
また、居室の消灯確認は、居室の照明管理装置107からの消灯信号以外に居室のOA機器に備えられた光検知センサーまたは照明の点灯状態を検知するために居室内に備えられた輝度センサーからの消灯信号で行ってもよい。
また、空調の運転停止も同じであり、居室のOA機器に備えられた温度センサーまたは、空調の運転状態を検知するために居室内に備えられた温度センサーからの信号で判断してもよい。

0069

次に、図15のフローチャートを参照して、居室等の空調の運転状態を確認し、OA機器及び照明装置を消費電力削減モードに移行する処理手順を説明する。
尚、会議室、フロア、ホール等のOA機器の動作状況を確認して行う、照明の消灯動作、空調の停止動作もこの処理と同様なので説明は省略する。
まず初めに、平日か否かの確認を行う(ステップ110)。平日でない場合は(ステップ110;N)、処理を終了する。一方、平日の場合には(ステップ110;Y)、予め設定した時刻、この例の場合は勤務時間(18時)を過ぎた時刻か否かの確認を行う(ステップ111)。勤務時間内の場合には(ステップ111;N)、処理を終了する。勤務時間を過ぎた時間の場合には(ステップ111;Y)、各空調装置に対して、運転状況監視、運転スケジュール管理、温度管理の機能を有している、居室の空調管理装置106から、空調停止信号の送信があったか否かを確認する(ステップ112)。

0070

その結果、空調停止信号の送信があった場合には(ステップ112;Y)、居室のOA機器にPingコマンドを送信し(ステップ113)、このコマンドに対応した返答が各OA機器からあったか否か確認する(ステップ114)。返答があった場合は(ステップ114;Y)、このOA機器が、省エネモード状態か否かを確認する(ステップ115)。
そして、省エネモードでない場合は(ステップ115;Y)、省エネモードでないOA機器に電源をOFFする警告信号を送信する(ステップ116)。

0071

次に、省エネモードでないOA機器に省エネモードまたは主電源をOFFする信号を送信する(ステップ117)。この省エネモード信号を出力するOA機器は、FAX機能等を備えた複合機の画像形成装置等である。
そして、空調が停止された居室の照明管理装置107から消灯信号が出力されたか否かを確認する(ステップ118)。消灯信号が出力されてない場合には(ステップ118;Y)、照明管理装置107に照明を消灯する警告信号を送信する(ステップ119)。次に、照明管理装置107に照明を消灯する信号を送信し(ステップ120)、処理を終了する。
また、居室の空調管理装置106から運転停止信号がない場合で(ステップ112;N)、居室のOA機器から空調停止信号があるとき(ステップ121;Y)、及び居室の温度センサーが空調停止レベルのとき(ステップ122;Y)、ステップ113に進み、処理を続行する。
さらに、照明管理装置107から消灯信号がある場合で(ステップ118;N)居室のOA機器から照明消灯信号がないとき(ステップ123;Y)、及び居室の輝度センサーが照明点灯レベルのとき(ステップ124;Y)、ステップ119に進み、処理を続行する。

0072

居室の空調が停止された状態で、各OA機器から返答がない場合、または省エネモードの場合にも、上記照明の点灯状態を確認する処理を実施する。また、居室の空調の運転状態は、居室の空調管理装置106からの運転信号以外に、居室のOA機器に備えられた温度サンサーまたは、居室の温度を検知するために居室内に備えられた温度センサーからの温度信号でも良い。
また、照明の消灯検知も同じであり、居室のOA機器に備えられた光検知サンサーまたは、居室の明るさを検知するために居室内に備えられた輝度センサーからの信号でも良い。

0073

次に、図16のフローチャートを参照して、休日及び祭日のOA機器及び設備装置の稼動状況を確認し、無駄な電力を削減する場合の処理手順を説明する。
尚、会議室、フロア、ホール等のOA機器の動作状況を確認して行う、照明の消灯動作、空調の停止動作もこの処理と同様なので説明は省略する。
まず初めに、休日または祭日か否かの確認を行う(ステップ130)。休日または祭日でない場合は(ステップ130;N)、処理を終了する。一方、休日または祭日の場合には(ステップ130;Y)、居室内に備えられた輝度センサーの出力が消灯レベルか否かを確認する(ステップ131)。
その結果、消灯レベルの場合には(ステップ131;Y)、居室のOA機器にPingコマンド送信し(ステップ132)、このコマンドに対応した返答が各OA機器からあったか否かを確認する(ステップ133)。

0074

そして、返答があった場合には(ステップ133;Y)、このOA機器が、省エネモード状態か否かを確認する(ステップ134)。省エネモードでない場合は(ステップ134;Y)、省エネモードでないOA機器に電源をOFFする警告信号を送信する(ステップ135)。次に、省エネモードでないOA機器に省エネモードまたは主電源をOFFする信号を送信する(ステップ136)。この省エネモード信号を出力するOA機器は、FAX機能等を備えた複合機の画像形成装置等である。

0075

次に、空調の運転状態を確認するため、消灯された居室の空調管理装置106から空調停止信号が出力されていたか否かを確認する(ステップ137)。空調停止信号が出力されてない場合には(ステップ137;Y)、空調管理装置106に空調を停止する警告信号を送信する(ステップ138)。次に、運転中の空調装置を停止する信号または予め設定された温度(電力削減できる制御温度)にする信号を空調管理装置106に送信し(ステップ139)、処理を終了する。
また、居室の照明が消灯された状態で、各OA機器から返答がない場合、または省エネモードの場合にも、空調の運転状態を確認する処理を実施する。
居室の照明が消灯レベルでない場合は(ステップ131;N)、空調が運転状態か否かを確認する(ステップ140)。その結果、運転状態にある場合は(ステップ140;Y)、休日または祭日出勤者がいると判断して処理を終了する。
一方、空調が停止状態にある場合は(ステップ140;N)、居室のOA機器にPingコマンドを送信し(ステップ141)、このコマンドに対応した返答が各OA機器からあるか否か確認する(ステップ142)。

0076

その結果、返答があった場合は(ステップ142;Y)、このOA機器が省エネモード状態か確認する(ステップ143)。省エネモードでない場合は(ステップ143;Y)、処理を終了する。
居室の照明が点灯された状態で(ステップ131;N)、空調が停止され(ステップ140;N)、且つOA機器から返答がない場合(ステップ142;N)、または省エネモードの場合には(ステップ143;N)、照明管理装置107に照明を消灯する警告信号を送信する(ステップ144)。次に、照明管理装置107に照明を消灯する信号を送信し(ステップ145)、処理を終了する。
本実施例によれば、ビル、フロア、または居室等に備えられたOA機器及び設備装置全体の消費電力削減を効率良く可能とした電力監視制御装置を提供できる。

図面の簡単な説明

0077

本実施例に係る社内LANを使用した電力監視ネットワークシステムの例を示した図である。
画像形成装置の代表的な回路構成図である。
パソコンの代表的な回路構成図である。
照明管理装置の構成図である。
空調管理装置の構成図である。
主電源をOA機器の制御部が、自らOFFする制御回路の例を示した図である。
照明管理装置が、居室等のOA機器の電力削減モードまたは空調停止を検知すると、自ら照明を消灯する処理の手順を示したフローチャートである。
空調管理装置がOA機器の電力削減モードまたは照明の消灯を検知すると、自ら空調の運転を停止する処理手順を示したフローチャートである。
OA機器は空調管理装置の運転停止または照明管理装置の照明の消灯を検知すると、自ら省エネモードまたは主電源OFFモードに移行する処理手順を示したフローチャートである。
第2の実施例に係る社内LANを使用した電力監視ネットワークシステムの例を示した図である。
第2の実施例に係る社内LANを使用した電力監視ネットワークシステムの例を示した図である。
照明管理装置の構成図である。
居室のOA機器の稼動状態を確認し、照明装置及び空調装置を消費電力削減モードに移行する処理手順を示したフローチャートである。
居室等の照明の消灯状態を確認し、OA機器及び空調装置を消費電力削減モードに移行する処理手順を示したフローチャートである。
居室等の空調の運転状態を確認し、OA機器及び照明装置を消費電力削減モードに移行する処理手順を示したフローチャートである。
休日及び祭日のOA機器及び設備装置の稼動状況を確認し、無駄な電力を削減する場合の処理手順を示したフローチャートである。

符号の説明

0078

100電力監視制御装置
102温度センサー
103パソコン
104 パソコン
106空調管理装置
107照明管理装置
108入退出管理装置
109 温度センサー
110光検知センサー
111輝度センサー
501コントローラーボード
502 操作部制御ボード
503 HDD
504ワークメモリ
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