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技術 床下収納装置

出願人 株式会社清原
発明者 上辻弘史久保田亘法
出願日 2006年2月18日 (14年4ヶ月経過) 出願番号 2006-073506
公開日 2007年8月30日 (12年9ヶ月経過) 公開番号 2007-218066
状態 未査定
技術分野 垂直ダクト;みぞ;建築仕上のその他の部分
主要キーワード 開口速度 調整カラー 開口ガイド 延設アーム 設置位置付近 進入案内 フックピン 閉止操作
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年8月30日)のものです。
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課題

閉状態において蓋と枠との隙間を小さくすると共に開閉容易な構成として、床面から突出する部材もなく外観性に優れ、開閉操作が容易であり、物品出し入れを安全に行うことが可能な床下収納装置を提供することである。

解決手段

支軸を、蓋を閉止した位置の下位置と、前記蓋を開いた位置の上位置とに移動自在となるように支軸保持手段で支持し、前記蓋の閉止状態を維持するロック機能、および、閉止状態を解除するロック解除機能を共に備える開閉手段と、前記蓋の開口操作時に前記蓋を開く方向に段階的に弾性支持する付勢手段と、開閉時の支軸の移動をガイドする開閉ガイド手段とを設け、前記開閉手段の前記ロック解除機能により閉止状態を解除すると、前記支軸保持手段と前記開閉ガイド手段を介して、前記支軸が下位置から上位置に移動する構成の床下収納装置とした。

概要

背景

従来、収納庫本体の開口部を開閉する蓋をヒンジ部を介して収納庫本体の枠に回動自在に連結した構造の床下収納装置が一般的に知られている。ところが、この従来例では、蓋は固定されたヒンジ部を中心として回動する構造であるため、蓋の開閉時に蓋の後端部と枠とが擦れないようにする必要があり、蓋の後端部と枠との間に大きな隙間を設けなければならないという問題がある。

蓋と枠との隙間が大きくなると、外観上の見映えが悪く、そのうえ気密性が損なわれるという問題もある。
そのために、蓋を収納庫本体から持ち上げて開く構成とするリンク機構を備えて、収納庫本体の組み込み動作や収納庫本体内収納物出し入れ動作の際に蓋が邪魔にならず、使い勝手を良くするとした床下収納庫が既に出願されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−32518号公報(第1−4頁、第1図)

概要

閉状態において蓋と枠との隙間を小さくすると共に開閉容易な構成として、床面から突出する部材もなく外観性に優れ、開閉操作が容易であり、物品出し入れを安全に行うことが可能な床下収納装置を提供することである。支軸を、蓋を閉止した位置の下位置と、前記蓋を開いた位置の上位置とに移動自在となるように支軸保持手段で支持し、前記蓋の閉止状態を維持するロック機能、および、閉止状態を解除するロック解除機能を共に備える開閉手段と、前記蓋の開口操作時に前記蓋を開く方向に段階的に弾性支持する付勢手段と、開閉時の支軸の移動をガイドする開閉ガイド手段とを設け、前記開閉手段の前記ロック解除機能により閉止状態を解除すると、前記支軸保持手段と前記開閉ガイド手段を介して、前記支軸が下位置から上位置に移動する構成の床下収納装置とした。なし

目的

本発明の目的は、上記問題点に鑑み、閉状態において蓋と枠との隙間を小さくすると共に開閉容易な構成として、床面から突出する部材もなく外観性に優れ、開閉操作が容易であり、物品の出し入れを安全に行うことが可能な床下収納装置を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

床下に物品収納する収納庫開閉自在な蓋とを備える床下収納装置であって、前記蓋を、一方の端部の裏面側に支軸を設けて、該支軸を回転中心として他方の開口端部を開閉する構成とし、前記支軸を、前記蓋を閉止する位置となる下位置と、前記蓋を開く操作に応じて変移する上位置とに移動自在となるように支持する支軸保持手段と、前記蓋の閉止状態を維持するロック機能、および、閉止状態を解除するロック解除機能を共に備える開閉手段と、前記蓋の開口操作時に前記蓋を開く方向に付勢する第一バネ部材と開口操作の終了前に前記蓋を閉止する方向に付勢する第二バネ部材とを有する付勢手段と、開閉時の支軸の移動をガイドする開閉ガイド手段とを有し、前記開閉手段の前記ロック解除機能により閉止状態を解除すると、前記支軸保持手段と前記開閉ガイド手段を介して、前記支軸が下位置から上位置に移動することを特徴とする床下収納装置。

請求項2

前記支軸保持手段が、前記支軸の両端側の収納庫内部にそれぞれ配設される基部と該基部と前記支軸のそれぞれの端部とを連結するアーム部材を備えており、前記アーム部材を前記基部に設ける回転軸回動自在に軸支すると共に、前記支軸を前記上位置に移動させる方向に前記アーム部材を付勢する第三バネ部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の床下収納装置。

請求項3

前記開閉ガイド手段が、前記蓋の支軸装着部側の床下部に固設され、その開口部を蓋側に向けて水平方向の断面U字状の開口ガイド部を有するガイド体と、前記開口ガイド部を摺動するガイドローラを有し前記蓋側に設けられる第二アーム部材と、該第二アーム部材を回動自在に軸支すると共に前記蓋の支軸装着部側端部の裏側に装着される支持ブロックと、前記第二アーム部材を上に持ち上げられる方向に付勢する第四バネ部材を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の床下収納装置。

請求項4

前記開口ガイド部が、断面U字状の下側ガイド長さを上側ガイド長さよりも短い長さとし、さらに前記下側ガイドの入り口に、開口部が広がるようにテーパ部を設けて前記ガイドローラの進入案内部を形成したことを特徴とする請求項3に記載の床下収納装置。

請求項5

前記第二アーム部材の前記支持ブロックとの軸支部の後方延設アーム部を設けると共に、前記延設アーム部を押圧して前記第二アーム部材の屈曲角度を調整し前記蓋の高さ位置を微調整する調整ネジを設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の床下収納装置。

請求項6

前記開閉ガイド手段を前記支軸の軸方向に離間して二箇所に設け、それぞれの開閉ガイド手段設置位置付近に前記付勢手段をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載の床下収納装置。

請求項7

前記第二バネ部材は前記第一バネ部材よりも弱いバネ力であると共に、前記蓋が30°〜60°開口した工程以降に作用するバネ部材であることを特徴とする請求項3に記載の床下収納装置。

請求項8

前記開閉手段が、前記開口端部の裏面に装着するフック係止片と、前記収納庫側に設け前記フック係止片に着脱自在なフックと、前記フックを付勢して前記フック係止片に係合させる第五バネ部材と、前記開口端部の表面と裏面とを貫通して設けられ前記表面からの操作により前記フックの前記フック係止片との係合を解除する開放ピンを備えていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の床下収納装置。

請求項9

前記開放ピンが、前記蓋および該蓋の裏面側に設置されるボックスを貫通するように設けられていると共に、前記ボックス内に設ける第六バネ部材により弾性支持され、押下げ自在とされていることを特徴とする請求項8に記載の床下収納装置。

請求項10

前記開放ピンの上面を被覆して蓋の開口操作を禁止する位置と、前記開放ピンの上面を露出する位置とに変位自在なカバー部材を、前記蓋の表面に装着したことを特徴とする請求項8または9に記載の床下収納装置。

技術分野

0001

本発明は、台所等の床下に設置される床下収納装置に関し、詳しくは蓋の開閉性を良好にする構成を有する床下収納装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、収納庫本体の開口部を開閉する蓋をヒンジ部を介して収納庫本体の枠に回動自在に連結した構造の床下収納装置が一般的に知られている。ところが、この従来例では、蓋は固定されたヒンジ部を中心として回動する構造であるため、蓋の開閉時に蓋の後端部と枠とが擦れないようにする必要があり、蓋の後端部と枠との間に大きな隙間を設けなければならないという問題がある。

0003

蓋と枠との隙間が大きくなると、外観上の見映えが悪く、そのうえ気密性が損なわれるという問題もある。
そのために、蓋を収納庫本体から持ち上げて開く構成とするリンク機構を備えて、収納庫本体の組み込み動作や収納庫本体内収納物出し入れ動作の際に蓋が邪魔にならず、使い勝手を良くするとした床下収納庫が既に出願されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−32518号公報(第1−4頁、第1図)

発明が解決しようとする課題

0004

一般家庭で使用する床下収納装置の場合は、老若男女のいずれもが使い勝手のよいことが望まれる。また、そのためには、簡単な操作で、軽く開閉可能な蓋を備える床下収納装置であることが望ましい。

0005

また、前記蓋および操作部が床面から突出せず、同一平面であると共に、床部との間に隙間がないことが好ましい。

0006

本発明の目的は、上記問題点に鑑み、閉状態において蓋と枠との隙間を小さくすると共に開閉容易な構成として、床面から突出する部材もなく外観性に優れ、開閉操作が容易であり、物品出し入れを安全に行うことが可能な床下収納装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

上記の目的を達成するために請求項1に係る発明は、床下に物品を収納する収納庫と開閉自在な蓋とを備える床下収納装置であって、前記蓋を、一方の端部の裏面側に支軸を設けて、該支軸を回転中心として他方の開口端部を開閉する構成とし、前記支軸を、前記蓋を閉止する位置となる下位置と、前記蓋を開く操作に応じて変移する上位置とに移動自在となるように支持する支軸保持手段と、前記蓋の閉止状態を維持するロック機能、および、閉止状態を解除するロック解除機能を共に備える開閉手段と、前記蓋の開口操作時に前記蓋を開く方向に付勢する第一バネ部材と開口操作の終了前に前記蓋を閉止する方向に付勢する第二バネ部材とを有する付勢手段と、開閉時の支軸の移動をガイドする開閉ガイド手段とを有し、前記開閉手段の前記ロック解除機能により閉止状態を解除すると、前記支軸保持手段と前記開閉ガイド手段を介して、前記支軸が下位置から上位置に移動することを特徴としている。

0008

上記の構成を有する請求項1に係る発明によれば、蓋を開閉する際の回転中心となる支軸が上に移動して開口すると共に、蓋を開く際には第一バネ部材により開く方向に付勢するが、開口操作の終盤には、閉まる方向に付勢する第二バネ部材によりブレーキをかける構成となり、静かに安全に蓋を開けることができる。そのために、蓋のサイズが収納庫の開口部にぴったりはまる程度の大きさであっても、容易に開口することができる。

0009

請求項2に係る発明は、前記支軸保持手段が、前記支軸の両端側の収納庫内部にそれぞれ配設される基部と該基部と前記支軸のそれぞれの端部とを連結するアーム部材を備えており、前記アーム部材を前記基部に設ける回転軸に回動自在に軸支すると共に、前記支軸を前記上位置に移動させる方向に前記アーム部材を付勢する第三バネ部材を備えていることを特徴としている。

0010

上記の構成を有する請求項2に係る発明によれば、蓋を開く際には、支軸の両側に設ける第三バネ部材により、前記支軸を上位置まで平行な状態で容易に移動することができる。また、蓋を閉める際には、蓋を第三バネ部材のバネ力に抗して上から押さえ付けるだけで、支軸を下位置に変移させて閉止することができる。

0011

請求項3に係る発明は、前記開閉ガイド手段が、前記蓋の支軸装着部側の床下部に固設され、その開口部を蓋側に向けて水平方向の断面U字状の開口ガイド部を有するガイド体と、前記開口ガイド部を摺動するガイドローラを有し前記蓋側に設けられる第二アーム部材と、該第二アーム部材を回動自在に軸支すると共に前記蓋の支軸装着部側端部の裏側に装着される支持ブロックと、前記第二アーム部材を上に持ち上げられる方向に付勢する第四バネ部材を備えていることを特徴としている。

0012

上記の構成を有する請求項3に係る発明によれば、蓋を開閉する際に、床下部に固設するガイド体の開口ガイド部の上側に、蓋側に設けるガイドローラを押し当てるように係合させるので、安定して蓋の開閉操作を行うことができる。

0013

請求項4に係る発明は、前記開口ガイド部が、断面U字状の下側ガイド長さを上側ガイド長さよりも短い長さとし、さらに前記下側ガイドの入り口に、開口部が広がるようにテーパ部を設けて前記ガイドローラの進入案内部を形成したことを特徴としている。

0014

上記の構成を有する請求項4に係る発明によれば、ガイドローラが開口ガイド部に容易に進入し、挿脱自在とすることができる。

0015

請求項5に係る発明は、前記第二アーム部材の前記支持ブロックとの軸支部の後方延設アーム部を設けると共に、前記延設アーム部を押圧して前記第二アーム部材の屈曲角度を調整し前記蓋の高さ位置を微調整する調整ネジを設けたことを特徴としている。

0016

上記の構成を有する請求項5に係る発明によれば、蓋の開閉の度に上下に変移する支軸側の蓋の高さ位置を、床の高さに段差なく合致させることができる。

0017

請求項6に係る発明は、前記開閉ガイド手段を前記支軸の軸方向に離間して二箇所に設け、それぞれの開閉ガイド手段設置位置付近に前記付勢手段をそれぞれ設けたことを特徴としている。

0018

上記の構成を有する請求項6に係る発明によれば、蓋を開閉する際に、支軸の軸方向に離間した少なくとも二箇所で支持することで、左右がこじることなくスムースに開閉操作することができる。

0019

請求項7に係る発明は、前記第二バネ部材は前記第一バネ部材よりも弱いバネ力であると共に、前記蓋が30°〜60°開口した工程以降に作用するバネ部材であることを特徴としている。

0020

上記の構成を有する請求項7に係る発明によれば、蓋の開口開始時は、蓋を開ける方向に付勢しているので、開口操作が容易となる。また、開口操作の終りには、逆に蓋を閉める方向に付勢すると共にバネ力が弱い第二バネ部材が作用するので、開く方向の付勢力を弱めてブレーキをかけることができ、静かに安全に蓋を開けることができる。

0021

請求項8に係る発明は、前記開閉手段が、前記開口端部の裏面に装着するフック係止片と、前記収納庫側に設け前記フック係止片に着脱自在なフックと、前記フックを付勢して前記フック係止片に係合させる第五バネ部材と、前記開口端部の表面と裏面とを貫通して設けられ前記表面からの操作により前記フックの前記フック係止片との係合を解除する開放ピンを備えていることを特徴としている。

0022

上記の構成を有する請求項8に係る発明によれば、蓋を閉止する際には、フックをフック係止片に係合させればよく、蓋を開口する際には、開放ピンの操作によりその係合関係を解除すればよく、蓋の開閉操作が容易となる。

0023

請求項9に係る発明は、前記開放ピンが、前記蓋および該蓋の裏面側に設置されるボックスを貫通するように設けられていると共に、前記ボックス内に設ける第六バネ部材により弾性支持され、押下げ自在とされていることを特徴としている。

0024

上記の構成を有する請求項9に係る発明によれば、蓋を開口する際には、開放ピンを押下げる操作だけでよく、特別な労力を必要とせずに、容易に蓋を開口することができる。

0023

請求項10に係る発明は、前記開放ピンの上面を被覆して蓋の開口操作を禁止する位置と、前記開放ピンの上面を露出する位置とに変位自在なカバー部材を、前記蓋の表面に装着したことを特徴としている。

0024

上記の構成を有する請求項10に係る発明によれば、カバー部材をずらさないと開放ピンの操作ができないので、蓋を誤って開けることを防止することができる。

発明の効果

0025

上記したように本発明によれば、蓋の開閉時の支軸を上下に移動すると共に支軸をガイドして開閉操作するので、蓋を閉止する際には、蓋の上から体重等を利用して、支軸を下位置に押下げると共に、開閉手段のフックを係合すればよく、蓋を開口する際には、フックを解除する操作で、閉止状態の蓋の支軸を上昇して蓋を開く構成となり、特別な力を必要とせず、蓋の開閉が容易な床下収納装置を得ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0026

以下、本発明に係る床下収納装置の実施の形態について、図1から図4に基づいて詳細に説明する。

0027

図1は本発明に係る床下収納装置の要部を示しており(a)は側部断面図であり、(b)は平面図である。図2は本発明に係る支軸保持手段と付勢手段の要部拡大図であり、(a)は蓋の開閉状態を示す側面図であり、(b)は平面図である。図3は本発明に係る開閉ガイド手段の要部拡大図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。図4は本発明に係る開閉手段を示す要部断面図である。

0028

図1(a)に示すように、床下収納装置1は、床面10の下部に設ける収納庫2と開閉自在な蓋3とを備えている。前記蓋3は、一方の端部に支軸4を設けて前記支軸4を回転中心としで他方の開口端部が回動して開閉する構成である。また、前記支軸4は支軸保持手段5を介して支持されており、開口端部側には開閉手段7が設けられている。

0029

支軸保持手段5は、支軸4を、前記蓋3を閉止する位置となる下位置4A(図2参照)と、前記蓋3を開く操作に応じて変移する上位置4B(図2参照)とに移動自在に支持する手段であり、基部50とアーム部材52とを備えている。前記基部50は収納庫2の側壁等に固定されており、基部50に装着される回転軸51に前記アーム部材52が回動自在に装着されている。つまり、前記蓋3は収納庫内に固定された支軸保持手段5を介して開閉自在な構成とされている。

0030

支軸保持手段5は、図1(b)に示すように、支軸4の両側にそれぞれ配設されており、支軸4の両端を支軸保持手段5A、5Bが支持する構成とされている。そのために、蓋3を開閉する際には、支軸の両側に設ける支軸保持手段5A、5Bを介して、前記支軸を平行な状態で開閉することができる。また、前記蓋3の支軸装着部側の軸方向の少なくとも二箇所に、ガイドローラ60を備える開閉ガイド手段6を離間して配設している。

0031

開閉手段7は、蓋3の閉止状態を維持する閉止機能、および、閉止状態を解除する解除機能を共に備えており、前記開口端部の裏面に装着するフック係止片70と、収納庫側に設け前記フック係止片70に着脱自在なフック71と、前記フック71を付勢して前記フック係止片70に係合させる第五バネ部材72と、前記開口端部の表面と裏面とを貫通して設けられ前記表面からの操作により前記フック71の前記フック係止片70との係合を解除する開放ピン8を備えている。

0032

次に図4により、開閉手段7についてさらに詳細に説明する。
開放ピン8は、蓋3を貫通するように設けられており、蓋3の裏面側に設置されるボックス82に第六バネ部材81を介して装着されている。また、前記ボックス82の底部は前記開放ピン8が挿通自在な孔部が形成されている。

0033

また、図示するように、蓋3が閉止状態の時は、フック71の爪部71Bが前記フック係止片70に係合しており、蓋3が開くのを防止している。フック71には延長翼部71Aが設けられており、ボックス82の底部を貫通して垂下している開放ピン8の下端部と対峙した構成である。

0034

通常では、第六バネ部材81により、前記開放ピン8が上方に押し上げられているので、開放ピン8の下端部と前記延長翼部71Aとは離反しているが、開放ピン8を前記第六バネ部材81の付勢力に抗して押下げると、破線に示す位置まで低下し、当接する延長翼部71Aを押下げることになる。

0035

もちろん、第六バネ部材81に支持されている前記開放ピン8は、その頭部を蓋面から突出しない程度の長さとされており、閉状態において、床面から突出する部材もなく外観性に優れた構成である。また、前記第六バネ部材81の縮み量分、前記開放ピン8を押下げることができる。

0036

フック71は、支持部材73に軸支されており、その軸部に配置される第五バネ部材72を介して、矢印B方向に付勢されている。つまり、フックの爪部71Bがフック係止片70に係合して、蓋3を閉止位置に固定している。この状態で、開放ピン8を押下げると前述したように、延長翼部71Aを押下げて、フック71を図中の想像線に示すように、軸部を回転中心として回動して、前記爪部71Bを前記フック係止片70から離反する。

0037

次に図2および図3により支軸保持手段5および開閉ガイド手段6について詳細に説明する。

0038

支軸保持手段5は、図2(a)に示す基部50と回転軸51とアーム部材52とを備えており、前記回転軸51に回動自在に装着されている前記アーム部材52が前記支軸4を支持している。また前記支軸4を上位置4Bに移動させ方向に前記アーム部材52を付勢する第三バネ部材53を備えている。前記第三バネ部材53はアーム部材52の後端部に装着されるフックピン54に係止しており、該フックピン54を押下げる方向、支軸4を上に持ち上げる方向に付勢している。また、56はガイド溝であり、55は、ガイドピンであり、アーム部材52の回動移動をガイドする部材である。

0039

そのために、蓋3を閉める際には、第三バネ部材53のバネ力に抗して前記蓋3を押し下げるだけで、支軸4を下位置4Aに変移させて、閉止することができる。また、蓋3を開く際には、フック71を解除することで、支軸4の両側に設ける第三バネ部材53により、前記支軸4を平行な状態で上位置4Bまで容易に移動することができる。

0040

フック71とフック係止片70との係合が解除されると、アーム部材52を矢印A方向に回動するように付勢するバネ部材53により、支軸4を同じく矢印A方向に持ち上げるように移動する構成である。

0041

また、蓋3の開口操作時に前記蓋3を開く方向に弾性付勢する第一バネ部材41(41A、41B)と、開口操作の終了前に前記蓋3を閉止する方向に付勢する第二バネ部材42(42A、42B)とを有する付勢手段40を支軸4に配設している。

0042

図2(b)に示すように本実施の形態では、前記付勢手段40として、前記蓋3を開く方向に弾性付勢する第一バネ部材41と前記蓋3を閉止する方向に付勢する第二バネ部材42を備えている。前記第一バネ部材41は強いバネ力を有するコイルバネであり、固定カラー41bと調整カラー41aとを備えている。前記調整カラー41aのセット位置を変えることで、バネ力の調整が可能である。また、前記第二バネ部材42は、前記第一バネ部材41の半分程度のバネ力の弱いコイルバネとしている。また、バネ力を調整するための調整カラー42aと、蓋3の閉止状態位置から所定角度開口するまでの間は、バネが後述する係止部材と係合せず、バネ力が作用しない位置に固定しておく係合部を有する固定カラー42bを備えている。

0043

上記の構成であれば、開口開始時には、前記第一バネ部材41を、蓋の裏側に装着されている係止部材31に係合させておくことで、強いバネ力を開口方向に付勢し、蓋3を容易に開口する。また、所定角度、例えば開口角度30°〜60°開口すると、前記第二バネ部材42が前記係止部材31に係合して蓋3を閉める方向に付勢する構成として、開口速度にブレーキを掛けることができる。そのために、蓋3が前記第一バネ部材41によるバネ力の反動により、最後まで急に開くことがなく安全である。また、完全に開口した状態では、前記第一バネ部材41と前記第二バネ部材42とのバネ力が釣り合った状態であり、蓋3を閉める操作も容易となる。このように、フック71とフック係止片70との係合を解除するという開口操作を行うだけで、支軸4が上昇すると共に、蓋3が開く方向に付勢され、開口の最終段階では適当なブレーキ力が作用する構成となり、女性老人等の非力な人でも開口操作し易い構成となっている。

0044

開閉ガイド手段6は、図3(a)に示すように、蓋3の支軸装着部側の床下部に固設され、その開口部を蓋側に向けて水平方向の断面U字状の開口ガイド部を有するガイド体9と、前記ガイド体9の開口ガイド部内を摺動するガイドローラ60を有し前記蓋側に設けられる第二アーム部材61とを備えている。また、前記第二アーム部材61は、前記蓋3の支軸装着部側端部の裏側に装着する支持ブロック62に、回転自在に軸63を介して軸支されていると共に、コイルバネもしくはゼンマイバネ等の第四バネ部材64を介して、上に持ち上げられる方向、つまりガイドローラ60がガイド体9の上部に当接する方向に付勢されている。

0045

前記ガイド体9の開口ガイド部は、図示されているように、断面U字状であり、その下側ガイドの入り口に、開口部が広がるようにテーパ部9Aを設けて前記ガイドローラの進入案内部を形成している。また、下側ガイド長さを上側ガイド長さよりも短い長さとし、蓋3の開閉操作に応じて、前記ガイドローラ60が確実に、前記ガイド体9の開口ガイド部に進入する構成とされている。そのために、蓋3が閉止位置3Aから開口位置3Cまで移動する際に、ガイドローラ60が実線に示す位置から点線に示す位置のように移動する。さらに、蓋3を閉止する操作に応じて実線に示す位置まで確実に戻る。

0046

また、蓋3を開口して3Cの位置となると、第二アーム部材61の延設部61Aに設けたストップローラ65が、ガイド溝62Aの端部に当接し、前記第二アーム部材62の前記第四のバネ部材64による回動を規制する構成である。また、蓋3を閉止した時の高さ位置を床面と正しく合わせるために、前記ストップローラ65の停止位置を微調整するための調整ネジ66を備える構成としている。

0047

前述したように、開閉ガイド手段6は、蓋3の支軸装着部側の軸方向の少なくとも二箇所に配設しているので、蓋3を開閉する際に、支軸の軸方向に離間した少なくとも二箇所で支持することで、支軸を安定的に保持しながら開閉することになるので、左右がこじることなくスムースに開閉操作することができる。

0048

蓋3を閉める時には、第一バネ部材41と第二バネ部材42とのバネ力が釣り合った状態のバネ力に抗する力で閉めればよいので、始めは小さな力で閉めることができる。また、閉止操作最後には、前記第一バネ部材41として使用している全てのバネ力が付勢されているが、蓋3がかなり水平状態に近くなるので、体重や足等を使って蓋3を閉止することができる。そのために最後には、蓋3の上に乗って、全体重をかけて閉止することも可能であり、開口力が強い状態であっても、容易に閉止することができる。

0049

蓋3を閉止する際にはその操作に応じて、フック71とフック係止片70とが係合するように、フックの爪部71Bにはテーパ部が設けられており、フック係止片70の底部が前記テーパ部と当接することで、フック71を第五バネ部材72の付勢力に抗して回動している。

0050

前記付勢手段40は支軸4の長手方向の二箇所に配設しているので、蓋3の開閉を行う際に、安定した開口力を付与する構成としている。そのために、前述した開放ピン8を押下げる操作だけで、特別な労力を必要とせずに、容易に蓋3を開くことができる。

0051

また、開放ピン8の上面を被覆して蓋の開口操作を禁止する位置と、前記開放ピン8の上面を露出する位置とに変位自在なカバー部材30を設ける構成とすれば、前記開放ピン8の不慮の操作を防止することができ、好適である。

0052

上記したように、本発明に係わる床下収納装置によれば、蓋を閉止する際には、蓋の上から体重等を利用して、支軸を下位置に押下げると共に、開閉手段のフックを係合すればよく、蓋を開口する際には、フックを解除して取手把持して引き上げる操作で、閉止状態の蓋の支軸を上昇して蓋を開く構成としたので、特別な力を必要とせず、蓋の開閉が容易となる。

0053

さらには、蓋が開閉する際の支軸を上下に移動する構成とし、支軸保持手段と開閉ガイド手段で支持しながら開閉する構成としたので、開閉操作が容易で確実であると共に閉状態において蓋と枠との隙間が小さくとも容易に開閉可能となる。また、開放ピンも蓋面から突出しておらず、床面から突出する部材もなく外観性に優れている。さらに、開閉操作が容易な床下収納装置蓋を90°以上に開口すると共に、開口位置と閉止位置とを固定するバネ部材をそれぞれ装着しているので、収納庫への物品の出し入れを安全に行うことができる。

図面の簡単な説明

0054

本発明に係る床下収納装置の要部を示しており(a)は側部断面図であり、(b)は平面図である。 本発明に係る支軸保持手段と付勢手段の要部拡大図であり、(a)は蓋の開閉状態を示す側面図であり、(b)は平面図である。 本発明に係る開閉ガイド手段の要部拡大図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。 本発明に係る開閉手段を示す要部断面図である。

符号の説明

0055

1床下収納装置
2収納庫
3 蓋
4支軸
4A 下位置
4B 上位置
5 支軸保持手段
6開閉ガイド手段
7開閉手段
8開放ピン
9ガイド体
41 第一バネ部材
42 第二バネ部材
50 基部
51回転軸
52アーム部材
53 第三バネ部材
60ガイドローラ
64 第四バネ部材
70フック係止片
71 フック
72 第五バネ部材
81 第六バネ部材

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