図面 (/)

技術 建物

出願人 ミサワホーム株式会社
発明者 前田康憲
出願日 2006年2月20日 (14年4ヶ月経過) 出願番号 2006-042093
公開日 2007年8月30日 (12年10ヶ月経過) 公開番号 2007-218025
状態 特許登録済
技術分野 居住または事務用建築物
主要キーワード 中空柱 居住区域 平面視略円弧状 平面視略三角形状 換気塔 オープンスペース 防火処理 加工製造
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年8月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

建物自体の強度を低下させることなく、採光性通気性を向上させることができるとともに開放感を得ることができ、デザイン性にも優れる建物を提供することを目的とする。

解決手段

平面視略矩形状に形成された複数の矩形床部2と、平面視略三角形状に形成され、隣接する矩形床部2と同一長さの側縁部を有する複数の三角床部3とを交互に並設することによって、平面視略円弧状の床1が形成され、この床1の外周縁部1aと内周縁部1bとに沿って、複数の木質構造用パネルを断面コ字状となるように組み立てて形成した中空柱4が、所定の間隔で複数立設されていることを特徴とする建物A。これによって、建物自体の強度を低下させることなく、採光性や通気性を向上させることができるとともに開放感を得ることができ、デザイン性にも優れる。

概要

背景

近年、住宅等の建物構築についてはその工業化が進み、例えば壁や床、屋根といった構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てることにより、建物を構築するといったパネル工法が一部に採用されている。

このようなパネル工法で構築される住宅において、例えば家屋下のガレージ等、幅広の開口が要求される場合には、水平方向に伸びる梁部と、梁部の両端から鉛直下方に伸びる柱部とからなる門型パネルが適用される。また、所定間隔をおいて1対の門型パネルを対向させ、両者の柱部を壁パネルで結合するとともに、梁部を床パネルで結合した門型パネルユニットを用いるものもある(例えば、特許文献1参照)。
特許第2565626号公報

概要

建物自体の強度を低下させることなく、採光性通気性を向上させることができるとともに開放感を得ることができ、デザイン性にも優れる建物を提供することを目的とする。平面視略矩形状に形成された複数の矩形床部2と、平面視略三角形状に形成され、隣接する矩形床部2と同一長さの側縁部を有する複数の三角床部3とを交互に並設することによって、平面視略円弧状の床1が形成され、この床1の外周縁部1aと内周縁部1bとに沿って、複数の木質構造用パネルを断面コ字状となるように組み立てて形成した中空柱4が、所定の間隔で複数立設されていることを特徴とする建物A。これによって、建物自体の強度を低下させることなく、採光性や通気性を向上させることができるとともに開放感を得ることができ、デザイン性にも優れる。

目的

本発明の課題は、建物自体の強度を低下させることなく、採光性や通気性を向上させることができるとともに開放感を得ることができ、デザイン性にも優れる建物を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

平面視略矩形状に形成された複数の矩形床部と、平面視略三角形状に形成され、隣接する矩形床部と同一長さの側縁部を有する複数の三角床部とを交互に並設することによって、平面視略円弧状の床が形成され、この床の外周縁部と内周縁部とに沿って、複数の木質構造用パネルを断面コ字状となるように組み立てて形成した中空柱が、所定の間隔で複数立設されていることを特徴とする建物

請求項2

請求項1に記載の建物において、前記複数の中空柱は、前記床の外周縁部および内周縁部よりも平面視において外側に突出して立設されていることを特徴とする建物。

請求項3

請求項1または2に記載の建物において、前記複数の矩形床部は、幅広に形成された複数の第1矩形床部と、この第1矩形床部よりも幅狭に形成された複数の第2矩形床部とを有しており、これら第1矩形床部および第2矩形床部は交互に並設されているとともに、並設された第1矩形床部と第2矩形床部との間に、前記三角床部が配置されていることを特徴とする建物。

請求項4

請求項3に記載の建物において、前記複数の中空柱は、開放された一面を平面視において前記床側に向けて、前記複数の第2矩形床部の両端部にそれぞれ立設されていることを特徴とする建物。

請求項5

請求項1〜4のいずれか一項に記載の建物において、前記中空柱の開放された一面に、この開放された一面を開閉する扉が設けられていることを特徴とする建物。

技術分野

0001

本発明は、住宅等の建物に関する。

背景技術

0002

近年、住宅等の建物の構築についてはその工業化が進み、例えば壁や床、屋根といった構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てることにより、建物を構築するといったパネル工法が一部に採用されている。

0003

このようなパネル工法で構築される住宅において、例えば家屋下のガレージ等、幅広の開口が要求される場合には、水平方向に伸びる梁部と、梁部の両端から鉛直下方に伸びる柱部とからなる門型パネルが適用される。また、所定間隔をおいて1対の門型パネルを対向させ、両者の柱部を壁パネルで結合するとともに、梁部を床パネルで結合した門型パネルユニットを用いるものもある(例えば、特許文献1参照)。
特許第2565626号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、従来より、建物の採光性通気性を良くしたいという要望に対しては、奥行きに比べて間口の大きい向きの建物とすることや、通気のし易い大きな窓を設けたり、天井採光部を設けたりすることなどが行われている。また、建物内部において開放感を得たいという要望に対しては、部屋と部屋とを隔てる壁を可能な限り少なくすることなどが行われている。

0005

ところが、採光性や通気性の向上または開放感を得るために、上述のように大きな窓を設けたり、壁を少なくしたり等の方法を採用した場合、建物自体の強度が低下してしまう場合があった。また、上記特許文献1に記載のような門型パネルユニットを用いても、建物自体の強度を低下させることなく採光性や通気性を向上させるのには限界がある。
その上、近年では居住性および機能性等の基本的な要素に加え、住宅そのもののデザイン性にも配慮することが求められており、これら問題点を解決し得る技術の開発が強く望まれていた。

0006

本発明の課題は、建物自体の強度を低下させることなく、採光性や通気性を向上させることができるとともに開放感を得ることができ、デザイン性にも優れる建物を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

請求項1に記載の発明は、例えば図1図3に示すように、平面視略矩形状に形成された複数の矩形床部2と、平面視略三角形状に形成され、隣接する矩形床部2と同一長さの側縁部を有する複数の三角床部3とを交互に並設することによって、平面視略円弧状の床1が形成され、この床1の外周縁部1aと内周縁部1bとに沿って、複数の木質構造用パネルを断面コ字状となるように組み立てて形成した中空柱4が、所定の間隔で複数立設されていることを特徴とする。

0008

請求項1に記載の発明によれば、複数の木質構造用パネルを断面コ字状となるように組み立てることによって前記中空柱4が形成され、しかも、このような中空柱4が、前記床1の外周縁部1aと内周縁部1bとに沿って複数立設されているので、建物A自体の強度を十分に確保することができる。
また、このように複数の中空柱4が、平面視略円弧状に形成された床1の外周縁部1aと内周縁部1bとに沿って所定の間隔で立設されているので、隣接する中空柱4どうし間が幅広な開口となり、この幅広な開口に大きな窓10を設けることができ、これによって建物Aの採光性や通気性を向上させることができる。
さらに、前記複数の中空柱4が、前記床1の外周縁部1aと内周縁部1bとに沿って所定の間隔で立設されているので、これら複数の中空柱4に囲まれた前記床1上に、部屋と部屋とを隔てる壁を可能な限り少なくしたオープンスペースを形成することができ、建物Aの内部において開放感を得ることができる。
その上、前記床1が平面視略円弧状に形成されることによって、この床1上に位置する天井や屋根A3等を平面視略円弧状に形成できるとともに、これら床1や天井、屋根A3の形状に合わせて壁A4を曲面状に形成することができるので、外観および内観におけるデザイン性に優れる。
また、このように前記複数の矩形床部2と複数の三角床部3とを交互に並設するだけで、床1を平面視略円弧状に形成することができるので、例えば複数の床材円弧状に加工製造して平面視略円弧状の床1を形成する場合に比して、効率良くデザイン性の向上を図ることができる。

0009

請求項2に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項1に記載の建物Aにおいて、
前記複数の中空柱4は、前記床1の外周縁部1aおよび内周縁部1bよりも平面視において外側に突出して立設されていることを特徴とする。

0010

請求項2に記載の発明によれば、前記複数の中空柱4は、前記床1の外周縁部1aおよび内周縁部1bよりも平面視において外側に突出して立設されているので、内側に突出して立設される場合に比して、建物Aの内部空間を広くとることができる。これによって、より一層の開放感を得ることができる。

0011

請求項3に記載の発明は、例えば図3に示すように、請求項1または2に記載の建物Aにおいて、
前記複数の矩形床部2は、幅広に形成された複数の第1矩形床部2aと、この第1矩形床部2aよりも幅狭に形成された複数の第2矩形床部2bとを有しており、
これら第1矩形床部2aおよび第2矩形床部2bは交互に並設されているとともに、並設された第1矩形床部2aと第2矩形床部2bとの間に、前記三角床部3が配置されていることを特徴とする。

0012

請求項3に記載の発明によれば、並設された第1矩形床部2aと第2矩形床部2bとの間に、前記三角床部3が配置されるので、前記第1矩形床部2aよりも幅狭に形成された第2矩形床部2bの両側縁部に三角床部3が位置することになり、第2矩形床部2b付近における床1の外周縁部1aを、より平滑な曲線に近づけることができる。
また、このように、並設された第1矩形床部2aと第2矩形床部2bとの間に、前記三角床部3を配置するだけで、床1を平面視略円弧状に形成することができるので、例えば複数の床材を円弧状に加工製造して平面視略円弧状の床1を形成する場合に比して、より効率良くデザイン性の向上を図ることができる。

0013

請求項4に記載の発明は、例えば図1図3に示すように、請求項3に記載の建物Aにおいて、
前記複数の中空柱4は、開放された一面を平面視において前記床1側に向けて、前記複数の第2矩形床部2bの両端部にそれぞれ立設されていることを特徴とする。

0014

請求項4に記載の発明によれば、前記複数の中空柱4は、開放された一面を平面視において前記床1側に向けて立設されているので、中空柱4の内部を建物A内における収納部として用いることができるとともに、外部の視線から前記中空柱4の内部を遮蔽することができて景観性に優れる。
また、前記複数の中空柱4は、前記複数の第2矩形床部2bの両端部にそれぞれ立設されているので、前記複数の第2矩形床部2bどうし間の距離や、第2矩形床部2bの両端部間の距離に合わせて、所定の間隔で連続的に並設配置することができ、より一層デザイン性に優れる。

0015

請求項5に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項1〜4のいずれか一項に記載の建物Aにおいて、
前記中空柱4の開放された一面に、この開放された一面を開閉する扉4aが設けられていることを特徴とする。

0016

請求項5に記載の発明によれば、前記中空柱4の開放された一面を開閉する扉4aが設けられているので、前記中空柱4の内部を遮蔽することができる。すなわち、例えば前記中空柱4の内部を収納部として用いた場合等において中空柱4の内部を隠すことができるので、より一層景観性に優れる。

発明の効果

0017

本発明によれば、複数の木質構造用パネルを断面コ字状となるように組み立てることによって中空柱が形成され、しかも、このような中空柱が、平面視略円弧状に形成された床の外周縁部と内周縁部とに沿って所定の間隔で複数立設されているので、建物自体の強度を十分に確保することができ、さらに隣接する中空柱どうし間に幅広な開口を設け、採光性や通気性を向上させることができる。
また、前記複数の中空柱に囲まれた前記床上に、部屋と部屋とを隔てる壁を可能な限り少なくしたオープンスペースを形成することができ、建物の内部において開放感を得ることができる。
その上、前記床が平面視略円弧状に形成されることによって、この床上に位置する天井や屋根等を平面視略円弧状に形成できるとともに、床や天井、屋根の形状に合わせて壁を曲面状に形成することができるので、外観および内観におけるデザイン性に優れる。

発明を実施するための最良の形態

0018

以下、図面を参照して本発明に係る建物Aの実施の形態について説明する。なお、本実施の形態の建物Aは2階建てとなっており、図1が1階A1の平面図で、図2が2階A2の平面図となっている。

0019

また、本実施の形態の建物Aは、壁や床、屋根といった建物の構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てて構築するパネル工法で構築されるが、従来の軸組工法や壁式工法木造鉄骨造鉄筋コンクリート造等の建物にも適用することができる。
そして、このパネルとは、縦横框材が矩形状に組み立てられるとともに、矩形枠の内部に補助棧材が縦横に組み付けられて枠体が構成され、この枠体の両面もしくは片面に、面材が貼設されたものであり、内部中空な構造となっている。さらに、その内部中空な部分には、通常、グラスウールロックウール等の断熱材が装填されるものである。

0020

本実施の形態の建物Aは、図1図3に示すように、平面視略矩形状に形成された複数の矩形床部2と、平面視略三角形状に形成され、隣接する矩形床部2と同一長さの側縁部を有する複数の三角床部3とを交互に並設することによって、平面視略円弧状の床1が形成され、この床1の外周縁部1aと内周縁部1bとに沿って、複数の木質構造用パネルを断面コ字状となるように組み立てて形成した中空柱4が、所定の間隔で複数立設されている。

0021

すなわち、前記複数の中空柱4が、平面視略円弧状に形成された床1の外周縁部1aと内周縁部1bとに沿って所定の間隔で立設されることで、隣接する中空柱4どうし間が幅広な開口となり、この幅広な開口に大きな窓10が設けられている。
なお、建物Aの2階A2においては、2階A2の床1の外周縁部1aに沿ってバルコニー11が設けられているため、前記複数の中空柱4は設けられていないが、これら中空柱4にかわる木質構造用パネルの壁12が複数設けられている。

0022

さらに、複数の中空柱4に囲まれた前記床1上に、部屋と部屋とを隔てる壁13を可能な限り少なくした開放感のあるオープンスペースが形成されている。このようなオープンスペース内には、図1に示すように、リビング14やダイニング15、キッチン16、浴室17、玄関18、階段19,20等が設けられている。そして、前記床1の外周部側に沿ってデッキ部21が設けられている。
また、前記リビング14の上部には、1階A1から2階A2に吹き抜ける吹き抜け部22が設けられており、さらに開放感を高めることができるようになっている。

0023

また、このようなオープンスペースは、図2に示す建物Aの2階A2のように、壁13を設置して複数の個室23〜27や、これら個室23〜27をつなぐ廊下28等が設けられるようにしても良い。例えば、これら2階A2の複数の個室23〜27を寝室として用いる場合においては、部屋と部屋とを隔てる壁13があることでプライバシーを確保することができる。

0024

一方、前記床1が平面視略円弧状に形成されているので、図1図4に示すように、この床1上に位置する天井や屋根A3等も平面視略円弧状に形成されており、これら床1や天井、屋根A3の形状に合わせて壁A4が曲面状に形成されている。

0025

ここで、前記複数の矩形床部2は、図3に示すように、幅広に形成された複数の第1矩形床部2aと、この第1矩形床部2aよりも幅狭に形成された複数の第2矩形床部2bとを有しており、これら第1矩形床部2aおよび第2矩形床部2bは交互に並設される。

0026

前記第1矩形床部2aは、幅広に形成されているので、例えばテーブルやソファ等を設置したり、キッチン16や浴室17を設けたり等、主要な居住区域の床1として役割を果たすことができる。なお、この第1矩形床部2aは、複数の床パネルを組み合わせることによって形成されている。

0027

また、前記第2矩形床部2bは、第1矩形床部2aどうし間に位置し、かつ幅狭に形成されているので、例えばリビング14と玄関18とを仕切る扉を設けたり、2階A2に上がる階段19,20を設けたり等の役割を果たすことができる。なお、この第2矩形床部2bは、複数の床パネルを組み合わせることによって形成されている。

0028

前記三角床部3は、並設された第1矩形床部2aと第2矩形床部2bとの間に配置されており、隣接する第1矩形床部2aの側縁部および第2矩形床部2bの側縁部と同一長さの側縁部を有している。すなわち、このように第1矩形床部2aと、第2矩形床部2bと、三角床部3とが並設されることによって平面視略円弧状の床1が形成されるようになっている。

0029

なお、この三角床部3は、組み合わせることによって平面視略三角形状となるような複数の床パネルによって形成されている。また、製造・輸送施工等において問題がなければ、一枚物の三角床パネルとして形成しても良い。
また、この三角床部3を大きい三角形や小さい三角形の三角床部3に変えることによって、前記床1の角度を調整することができるようになっている。

0030

そして、並設された第1矩形床部2aと第2矩形床部2bとの間に、前記三角床部3が配置されるので、前記第1矩形床部2aよりも幅狭に形成された第2矩形床部2bの両側縁部に三角床部3が位置することになり、第2矩形床部2b付近における床1の外周縁部1aを、より平滑な曲線に近づけることができる。

0031

また、並設された第1矩形床部2aと第2矩形床部2bとの間に、前記三角床部3を配置するだけで、床1を平面視略円弧状に形成することができるので、例えば複数の床材を円弧状に加工製造して平面視略円弧状の床1を形成する場合に比して、効率良くデザイン性の向上を図ることができる。

0032

一方、図1および図2に示すように、前記中空柱4は、上述したように複数の木質構造用パネルを断面コ字状となるように組み立てることによって形成されている。これによって、木質構造用パネルを単独で用いた場合に比して、格段に強度を向上させることができるようになっている。

0033

また、前記複数の中空柱4は、前記床1の外周縁部1aおよび内周縁部1bよりも平面視において外側に突出して立設されている。これにより、これら複数の中空柱4が内側に突出して立設された場合に比して、建物Aの内部空間を広くとることができる。これによって、より一層の開放感を得ることができる。

0034

さらに、前記複数の中空柱4は、図1図3に示すように、開放された一面を平面視において前記床1側に向けて、前記複数の第2矩形床部2bの両端部にそれぞれ立設されている。
これによって、中空柱4の内部を建物A内における収納部として用いることができるとともに、外部の視線から前記中空柱4の内部を遮蔽することができ、景観性に優れる。
また、前記複数の中空柱4は、前記複数の第2矩形床部2bの両端部にそれぞれ立設されているので、前記複数の第2矩形床部2bどうし間の距離や、第2矩形床部2bの両端部間の距離に合わせて、所定の間隔で連続的に並設配置することができ、より一層デザイン性に優れる。

0035

そして、図1および図2に示すように、前記中空柱4の開放された一面には、この開放された一面を開閉する扉4aが設けられている。
これによって、前記中空柱4の内部を遮蔽することができる。すなわち、例えば前記中空柱4の内部を収納部として用いた場合等において中空柱4の内部を隠すことができるので、より一層景観性に優れる。

0036

なお、中空柱4の内部は、上述のように収納部として用いることができる他、例えば、空気の吹き出し口が形成された扉4aを設けて冷暖房機置き場として用いたり、蓄熱材を収納して前記中空柱4自体を蓄熱体として用いたり、また、外部に通じる排気口を設けて通風換気塔としたり、防火処理を施して暖炉煙突スペースとしたり等、様々な用途に用いることが可能となっている。

0037

なお、本実施の形態の建物Aの間取りは以上のように構成されているが、これに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでもない。

0038

本実施の形態によれば、複数の木質構造用パネルを断面コ字状となるように組み立てることによって中空柱4が形成され、しかも、このような中空柱4が、平面視略円弧状に形成された床1の外周縁部1aと内周縁部1bとに沿って所定の間隔で複数立設されているので、建物A自体の強度を十分に確保することができ、さらに隣接する中空柱4どうし間に幅広な開口を設け、採光性や通気性を向上させることができる。
また、前記複数の中空柱4に囲まれた前記床1上に、部屋と部屋とを隔てる壁を可能な限り少なくしたオープンスペースを形成することができ、建物Aの内部において開放感を得ることができる。
その上、前記床1が平面視略円弧状に形成されることによって、この床1上に位置する天井や屋根A3等を平面視略円弧状に形成できるとともに、床1や天井、屋根A3の形状に合わせて壁A4を曲面状に形成することができるので、外観および内観におけるデザイン性に優れる。
また、このように前記複数の矩形床部2と複数の三角床部3とを交互に並設するだけで、床1を平面視略円弧状に形成することができるので、例えば複数の床材を円弧状に加工製造して平面視略円弧状の床1を形成する場合に比して、効率良くデザイン性の向上を図ることができる。

図面の簡単な説明

0039

本発明の建物の1階を示す平面図である。
本発明の建物の2階を示す平面図である。
床の構成を示す平面図である。
本発明の建物の外観を示す立面図である。

符号の説明

0040

A建物
1 床
1a外周縁部
1b内周縁部
2矩形床部
2a 第1矩形床部
2b 第2矩形床部
3三角床部
4 中空柱

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社オカムラの「 空間構成用構造体」が 公開されました。( 2020/04/30)

    【課題】機能性部品の設置自由度を向上する。【解決手段】空間から内部空間を形成するための空間構成用構造体10であって、空間と内部空間との境界に配置された支柱フレーム11〜14と、支柱フレームの上端部に連... 詳細

  • 株式会社オカムラの「 空間構成用構造体、その組み立て方法」が 公開されました。( 2020/04/30)

    【課題】デザイン性を向上する。【解決手段】空間から内部空間を形成するための空間構成用構造体10であって、支柱フレーム11〜14と、上端部に連結された梁フレーム15〜18と、梁フレームを覆うカバー部材2... 詳細

  • 株式会社オカムラの「 パネル構造体、空間構成用構造体」が 公開されました。( 2020/04/30)

    【課題】デザイン性を向上する。【解決手段】矩形輪郭の板状体101の周囲に縦フレーム110および横フレーム120を設けたパネル構造体100であって、縦フレームおよび横フレームが、板状体の周端部を内側に位... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ