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技術 ドアハンドル

出願人 株式会社ユニオン
発明者 立野純三
出願日 2006年2月14日 (14年10ヶ月経過) 出願番号 2006-036146
公開日 2007年8月30日 (13年4ヶ月経過) 公開番号 2007-217870
状態 特許登録済
技術分野 錠;そのための付属具
主要キーワード 雄ネジ棒 固定用脚 角パイプ形状 握り手 パイプ部分 木材製 ドア面 止め状態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年8月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

握り手部にクラックが発生しにくいドアハンドルを提供すること。

解決手段

ドア面固定用脚部1を構成するパイプ1a部分に、没入する態様で二つの雌ネジ20を有する固定金具2を固定すると共に、前記雌ネジ20に雄ネジ棒3の一端側を螺入し、握り手部4の端部近傍段付き部42を設けて小断面積側である先端部41を上記パイプ1a部分に密嵌すると共に、握り手部4の先端部から中央部側に延びる円孔40に雄ネジ棒3の他端側を挿入し、前記雌ネジ3及び円孔40と雄ネジ棒3との間に接着剤充填してあると共に、握り手部4の先端部と固定金具2との間に接着剤を充填してある。

概要

背景

上下のドア面固定用脚部相互間にこれらとは別体の握り手部を設けて成るドアハンドルは、例えば、特許文献1に開示されている。

このドアハンドルは、上下のドア面固定用脚部相互を芯棒部で繋いでおり、前記芯棒部に対してパイプ状の握り手部を回動自在に外挿させているものである。

ところで、近年、ドアハンドルを格調高いものとすべく、ドア面固定用脚部を金属で、握り手部を木材で、それぞれ構成させ、両者の接続端相互を雄ネジ棒で結合したものが見受けられるようになってきている。

このドアハンドルにおけるドア面固定用脚部と握り手部の各構造及び両者の結合構造をより具体的に説明すると、以下の通りである。
(1) ドア面固定用脚部1を構成するパイプ1aの開放部分に没入する態様で、雌ネジ20が形成された固定金具2を溶接固定してある。前記雌ネジ部20には雄ネジ棒3の一端側が螺入される。
(2) 握り手部4には、上記雄ネジ棒3の他端側が挿入される深い円孔40が形成される。また、握り手部4の先端は、上記パイプ開放部に密嵌される挿入部41と、パイプ開放部の端部と当接する段付き部42を有している。
(3)上記ドア面固定用脚部1と握り手部4を結合する場合、雄ネジ棒3のネジ部分接着剤を塗ってその一端部を雌ネジ20に螺入し、他端側を円孔40に挿入する。これによりドア面固定用脚部1と握り手部4は一体的に結合される。

しかしながら、上記ドアハンドルの握り手部の略中程部を握ってドア開閉を繰り返すと、比較的短期間で段付き42の部分からクラックが入るという問題が発生する。

このような問題が発生する原因を究明すべく、わが社では研究に取りかかった。

その結果、以下のことが明らかになった。

すなわち、ドアの開閉時において、握り手部4には湾曲しようとする力が働くこととなるが、この力の多くは、雄ネジ棒3が円孔40から引き出されようとする力に変換される。この力により、ドアの開閉の回数に伴って雄ネジ棒3と孔40との接着面は破断されていき、前記接着面が完全に破断するとドアの開閉時において握り手部4は大きく湾曲することになって、最も応力が集中する段付き42の部分からクラックが発生することになる。

上記結論から、わが社では、金属製の上下のドア固定用脚部と木材製の握り手部とを雄ネジ棒を用いて結合してなる形式のものであっても、握り手部にクラックが生にくいドアハンドルの開発に取りかかった。
特開2005−23609

概要

握り手部にクラックが発生しにくいドアハンドルを提供すること。ドア面固定用脚部1を構成するパイプ1a部分に、没入する態様で二つの雌ネジ20を有する固定金具2を固定すると共に、前記雌ネジ20に雄ネジ棒3の一端側を螺入し、握り手部4の端部近傍に段付き部42を設けて小断面積側である先端部41を上記パイプ1a部分に密嵌すると共に、握り手部4の先端部から中央部側に延びる円孔40に雄ネジ棒3の他端側を挿入し、前記雌ネジ3及び円孔40と雄ネジ棒3との間に接着剤を充填してあると共に、握り手部4の先端部と固定金具2との間に接着剤を充填してある。

目的

そこで、この発明では、金属製のドア固定用脚部と木材製の握り手部とを雄ネジ棒を用いて結合してなる形式のものであっても、握り手部にクラックが発生しにくいドアハンドルを提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

金属製の上下のドア面固定用脚部相互間に、木製の握り手部を結合してなるドアハンドルにおいて、ドア面固定用脚部を構成するパイプ部分に、没入する態様で一つ又は二つの雌ネジを有する固定金具を固定すると共に、前記雌ネジに雄ネジ棒の一端側を螺入してあり、握り手部の端部近傍段付き部を設けて小断面積側である先端部を上記パイプ部分に密嵌すると共に、握り手部の先端部から中央部側に延びる円孔に雄ネジ棒の他端側を挿入してあり、前記雌ネジ及び円孔と雄ネジ棒との間に接着剤充填してあると共に、握り手部の先端部と固定金具との間に接着剤を充填してあることを特徴とするドアハンドル。

請求項2

雌ネジ及び円孔と雄ネジ棒との間の接着剤の充填率は60〜100%であり、握り手部の先端部と固定金具との間の接着剤の充填率は60〜100%であることを特徴とする請求項1記載のドアハンドル。

請求項3

雌ネジ及び円孔と雄ネジ棒との間の接着剤の充填率は100%であり、握り手部の先端部と固定金具との間の接着剤の充填率は100%であることを特徴とする請求項1記載のドアハンドル。

技術分野

0001

この発明は、金属製の上下のドア面固定用脚部相互間に木製の握り手部を結合してなるドアハンドルに関するものである。

背景技術

0002

上下のドア面固定用脚部相互間にこれらとは別体の握り手部を設けて成るドアハンドルは、例えば、特許文献1に開示されている。

0003

このドアハンドルは、上下のドア面固定用脚部相互を芯棒部で繋いでおり、前記芯棒部に対してパイプ状の握り手部を回動自在に外挿させているものである。

0004

ところで、近年、ドアハンドルを格調高いものとすべく、ドア面固定用脚部を金属で、握り手部を木材で、それぞれ構成させ、両者の接続端相互を雄ネジ棒で結合したものが見受けられるようになってきている。

0005

このドアハンドルにおけるドア面固定用脚部と握り手部の各構造及び両者の結合構造をより具体的に説明すると、以下の通りである。
(1) ドア面固定用脚部1を構成するパイプ1aの開放部分に没入する態様で、雌ネジ20が形成された固定金具2を溶接固定してある。前記雌ネジ部20には雄ネジ棒3の一端側が螺入される。
(2) 握り手部4には、上記雄ネジ棒3の他端側が挿入される深い円孔40が形成される。また、握り手部4の先端は、上記パイプ開放部に密嵌される挿入部41と、パイプ開放部の端部と当接する段付き部42を有している。
(3)上記ドア面固定用脚部1と握り手部4を結合する場合、雄ネジ棒3のネジ部分接着剤を塗ってその一端部を雌ネジ20に螺入し、他端側を円孔40に挿入する。これによりドア面固定用脚部1と握り手部4は一体的に結合される。

0006

しかしながら、上記ドアハンドルの握り手部の略中程部を握ってドア開閉を繰り返すと、比較的短期間で段付き42の部分からクラックが入るという問題が発生する。

0007

このような問題が発生する原因を究明すべく、わが社では研究に取りかかった。

0008

その結果、以下のことが明らかになった。

0009

すなわち、ドアの開閉時において、握り手部4には湾曲しようとする力が働くこととなるが、この力の多くは、雄ネジ棒3が円孔40から引き出されようとする力に変換される。この力により、ドアの開閉の回数に伴って雄ネジ棒3と孔40との接着面は破断されていき、前記接着面が完全に破断するとドアの開閉時において握り手部4は大きく湾曲することになって、最も応力が集中する段付き42の部分からクラックが発生することになる。

0010

上記結論から、わが社では、金属製の上下のドア固定用脚部と木材製の握り手部とを雄ネジ棒を用いて結合してなる形式のものであっても、握り手部にクラックが生にくいドアハンドルの開発に取りかかった。
特開2005−23609

発明が解決しようとする課題

0011

そこで、この発明では、金属製のドア固定用脚部と木材製の握り手部とを雄ネジ棒を用いて結合してなる形式のものであっても、握り手部にクラックが発生しにくいドアハンドルを提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0012

(請求項1記載の発明)
この発明は、金属製の上下のドア面固定用脚部相互間に、木製の握り手部を結合してなるドアハンドルにおいて、ドア面固定用脚部を構成するパイプ部分に、没入する態様で一つ又は二つの雌ネジを有する固定金具を固定すると共に、前記雌ネジに雄ネジ棒の一端側を螺入してあり、握り手部の端部近傍に段付き部を設けて小断面積側である先端部を上記パイプ部分に密嵌すると共に、握り手部の先端部から中央部側に延びる円孔に雄ネジ棒の他端側を挿入してあり、前記雌ネジ及び円孔と雄ネジ棒との間に接着剤を充填してあると共に、握り手部の先端部と固定金具との間に接着剤を充填してあることを特徴とするドアハンドル。
(請求項2記載の発明)
この発明のドアハンドルは、上記請求項1記載の発明に関し、雌ネジ及び円孔と雄ネジ棒との間の接着剤の充填率は60〜100%であり、握り手部の先端部と固定金具との間の接着剤の充填率は60〜100%であるものとしている。
(請求項3記載の発明)
この発明のドアハンドルは、上記請求項1記載の発明に関し、雌ネジ及び円孔と雄ネジ棒との間の接着剤の充填率は100%であり、握り手部の先端部と固定金具との間の接着剤の充填率は100%であるものとしている。

発明の効果

0013

この発明のドアハンドルを採用した場合、金属製のドア固定用脚部と木材製の握り手部とを雄ネジ棒を用いて結合してなる形式のものであっても、握り手部にクラックが発生しにくいようになった。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下にこの発明のドアハンドルを実施するための最良の形態として実施例について詳しく説明する。

0015

図1はこの発明の実施例1におけるドアハンドルDHの斜視図、図2は前記ドアハンドルDHの分解斜視図、図3は前記ドアハンドルDHの断面図を示している。
(このドアハンドルDHの基本的構造について)
このドアハンドルDHは、図1図3に示すように、金属製の上下のドア面固定用脚部1,1相互間に、木製の握り手部4を結合して成るものとしてある。

0016

そして、図3に示すように、ドア面固定用脚部1を構成するパイプ1a部分に、没入する態様で二つの雌ネジ20を有する固定金具2を固定すると共に、前記雌ネジ20に雄ネジ棒3の一端側を螺入してある。また、握り手部4の端部近傍に段付き部42を設けて小断面積側である先端部41を上記パイプ1a部分に密嵌すると共に、握り手部4の先端部から中央部側に延びる円孔40に雄ネジ棒3の他端側を挿入してある。更に、前記雌ネジ20及び円孔40と雄ネジ棒3との間に接着剤(図3において多数の点を付けてある部分)を充填してあると共に、握り手部4の先端部と固定金具2との間に接着剤を充填してある。

0017

以下に、このドアハンドルDHを構成する各部材等について詳述する。
(このドアハンドルDHの具体的構成について)
ドア面固定用脚部1は、ステンレス等の金属材料により構成され、従来からある公知の方法(例えばドアを貫通する角芯等)によりドアのフレームに設けられる。なお、このドア面固定用脚部1は、図2図3に示すように、握り手部4と接続される端部側は角パイプ形状となっている。

0018

固定金具2は、図2に示すように直方体状のものであり、パイプ1aに密嵌される大きさにしてある。なお、固定金具2へのパイプ1a内への固定は、溶接により行われている。

0019

雄ネジ棒3は、図2図3に示すように、ステンレス製の頭付きではなく雄ネジが形成された棒状のものである。

0020

握り手部4は、図2に示すように、外観的には木目視認できるようにしてあり、高級感を有するものとしてある。ここで、この握り手部4に形成された上記円孔40は、図3に示した組立状態においては、雄ネジ棒3の端部と当該円孔40の底部との間にある程度の空間が形成される深さに設定してある。
(このドアハンドルDHの成形方法について)
このドアハンドルDHの構造は図3に示す通りであるが、少なくとも雌ネジ20と雄ネジ棒3との隙間、円孔40と雄ネジ棒3の隙間、握り手部4の先端部と固定金具2との隙間、雄ネジ棒3の端部と円孔40の底部との隙間には、接着剤が隙間なく100%充填されていることが好ましい。したがって、このドアハンドルDHの組立の際には、前記した全ての隙間に充填されるに必要な量の接着剤を円孔40内に充填しておき、接着剤を塗った雄ネジ棒3の一端側を雌ネジ20に螺入した状態で、前記雄ネジ棒3の他端側を円孔40に挿入すると共に、挿入部41をパイプ1aの開放部に嵌合する。
(このドアハンドルDHの優れた作用・効果)
この種の従来のドアハンドルでは、握り手部4の略中程部を握ってドアの開閉を繰り返すと、比較的短期間で段付き42の部分からクラックが入るという問題が発生するが、この実施例のドアハンドルDHでは以下の作用によりクラックが発生しにくいものとなる。

0021

すなわち、ドアの開閉時において、握り手部4には湾曲しようとする力が働くこととなるが、この力の多くは、雄ネジ棒3が円孔40から引き出されようとする力に変換される。しかしながら、この実施例のドアハンドルでは、雄ネジ棒3の一端側は接着剤により雌ネジ20に強固に位置決め固定されており、しかも雄ネジ棒3の中程から他端側部分は、円孔40と雄ネジ棒3の隙間、握り手部4の先端部と固定金具2との隙間、雄ネジ棒3の端部と当該円孔40の底部との隙間に充填された接着剤により非常に強力に抜け止め状態になっている。また、接着剤は前記隙間にほぼ100%充填されているから接着面が破断することはドアの開閉操作程度ではほとんど起こらないと言える。

0022

したがって、ドアの開閉時において握り手部4はほとんど湾曲することはなくなるから、段付き42に応力集中が作用することが無くなり、その結果、前記段付き42部分でクラックが発生することはほとんど起こり得ないことになる。
(その他について)
上記実施例では、二本の雄ネジ棒3を使用しているが、これに限定されることなく、一本でもよい
上記実施例では、雌ネジ20及び円孔40と雄ネジ棒3との間、握り手部4の先端部と固定金具2との間の接着剤の充填率は100%としているが、これに限定されることない。握り手部4の段付き42部分に強度があるような場合には、接着剤の充填率を60〜100%(好ましくは90%以上)の間としてもよい。

図面の簡単な説明

0023

この発明の実施例1におけるドアハンドルの斜視図。
前記ドアハンドルの分解斜。
前記ドアハンドルの断面図。
先行する技術のドアハンドルの断面図。

符号の説明

0024

DHドアハンドル
1ドア面固定用脚部
1aパイプ
2固定金具
20雌ネジ
ネジ棒
4握り手部
40円孔
41 先端部
42段付き部

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