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技術 水中油型乳化組成物

出願人 株式会社ノエビア
発明者 竹川昇志
出願日 2006年2月16日 (14年9ヶ月経過) 出願番号 2006-039286
公開日 2007年8月30日 (13年2ヶ月経過) 公開番号 2007-217338
状態 未査定
技術分野 化粧料
主要キーワード 絶対評価 ハリ感 段階判定 ベンゲル 抱水性油剤 スメクトン 要求レベル グリセリルオリゴエステル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年8月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

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課題

実質的に界面活性剤を含有しなくてもよい、乳化定性に優れ、使用感の良い水中油型乳化組成物を提供する。

解決手段

粘土鉱物抱水性油剤シリコーン油、水からなる乳化物を構成することにより、上記課題を解決した。

概要

背景

従来より、化粧用乳化組成物としては、各種の油性及び水性原料乳化したクリーム乳液などが広く用いられている。かかる乳化組成物の製造にあたっては、原料を厳密に設定した各種条件のもとに処理するだけでなく界面活性剤を使用することが必須とされていた。しかしながら、近年、化粧品についても安全性に対する要求レベル一段と厳しくなり、界面活性剤の存在が問題とされることもある。このため界面活性剤を用いることなく乳化組成物を得る方法が検討されてきている。これまでに、モンモリロナイト族粘土鉱物を配合した水中油型乳化組成物(特許文献1参照)、合成ベントナイトを配合し超高圧ホモジナイザーを用いて乳化した水中油型エマルション(特許文献2参照)、シクロデキストリン粘土鉱物で乳化した乳化組成物(特許文献3参照)、水膨潤性粘土鉱物水溶性高分子を用いて乳化した水中油型乳化組成物(特許文献4参照)等が開示されている。

特開昭57−38936号公報
特開平03−83909号公報
特開平05−192560号公報
特開2002−191959号公報

概要

実質的に界面活性剤を含有しなくてもよい、乳化安定性に優れ、使用感の良い水中油型乳化組成物を提供する。粘土鉱物、抱水性油剤シリコーン油、水からなる乳化物を構成することにより、上記課題を解決した。 なし

目的

従来知られている上記の方法は、いずれにおいても安定性および使用感の点で満足できるものでなく、より優れた水中油型乳化組成物の開発が求められていた。従って、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、界面活性剤を使用することなく安定性と使用感に優れた水中油型乳化組成物を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
3件

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請求項1

(A)粘土鉱物(B)抱水性油剤及び(C)シリコーン油を含有することを特徴とする水中油型乳化組成物

請求項2

成分(A)が、モンモリロナイトベントナイトサポナイトヘクトライトラポナイトスメクタイトから選択される1種もしくは2種以上であることを特徴とする請求項1記載の水中油型乳化組成物。

請求項3

成分(B)が、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジフィトステリルオクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)から選択される1種もしくは2種であることを特徴とする請求項1または2記載の水中油型乳化組成物。

請求項4

成分(C)が、オクタメチルシクロテトラシロキサンデカメチルシクロペンタシロキサンドデカメチルシクロヘキサシロキサンから選択される1種もしくは2種以上であることを特徴とする請求項1〜3の1項に記載の水中油型乳化組成物。

技術分野

0001

本発明は水中油型乳化組成物に関し、特に界面活性剤を使用することなく安定性使用感に優れた水中油型乳化組成物に関する。

背景技術

0002

従来より、化粧用乳化組成物としては、各種の油性及び水性原料乳化したクリーム乳液などが広く用いられている。かかる乳化組成物の製造にあたっては、原料を厳密に設定した各種条件のもとに処理するだけでなく界面活性剤を使用することが必須とされていた。しかしながら、近年、化粧品についても安全性に対する要求レベル一段と厳しくなり、界面活性剤の存在が問題とされることもある。このため界面活性剤を用いることなく乳化組成物を得る方法が検討されてきている。これまでに、モンモリロナイト族粘土鉱物を配合した水中油型乳化組成物(特許文献1参照)、合成ベントナイトを配合し超高圧ホモジナイザーを用いて乳化した水中油型エマルション(特許文献2参照)、シクロデキストリン粘土鉱物で乳化した乳化組成物(特許文献3参照)、水膨潤性粘土鉱物水溶性高分子を用いて乳化した水中油型乳化組成物(特許文献4参照)等が開示されている。

0003

特開昭57−38936号公報
特開平03−83909号公報
特開平05−192560号公報
特開2002−191959号公報

発明が解決しようとする課題

0004

従来知られている上記の方法は、いずれにおいても安定性および使用感の点で満足できるものでなく、より優れた水中油型乳化組成物の開発が求められていた。従って、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、界面活性剤を使用することなく安定性と使用感に優れた水中油型乳化組成物を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、粘土鉱物、抱水性油剤及びシリコーン油を含有することにより、保存安定性に優れ、かつ肌にべたつくことなくしっとりした感触を与えるとともに、肌のハリ感を向上させる水中油型乳化組成物が得られることを見出し本発明を完成するに至った。

0006

すなわち、本発明は、次の成分(A)〜(C)、(A)粘土鉱物(B)抱水性油剤及び(C)シリコーン油を含有することを特徴とする水中油型乳化組成物に関する。更に成分(A)が、モンモリロナイト、ベントナイト、サポナイトヘクトライトラポナイトスメクタイトから選択される1種もしくは2種以上であることを特徴とする水中油型乳化組成物である。更に成分(B)がN−ラウロイル−L−グルタミン酸ジフィトステリルオクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)から選択される1種もしくは2種であることを特徴とする水中油型乳化組成物である。更に成分(C)がオクタメチルシクロテトラシロキサンデカメチルシクロペンタシロキサンドデカメチルシクロヘキサシロキサンから選択される1種もしくは2種以上であることを特徴とする水中油型乳化組成物である。

発明の効果

0007

本発明によれば、界面活性剤を使用することなく安定性と使用感に優れた水中油型乳化組成物を得ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0008

以下、本発明の構成について詳細に説明する。

0009

本発明において用いられる成分(A)の粘土鉱物としては、通常用いられるものであれば特に限定されないが、具体的には例えばモンモリロナイト、ベントナイト、サポナイト、及びヘクトライト等の天然または合成のラポナイト及びスメクタイト等が挙げられ、市販品としては、ビーガムベンゲル、クニピア、ラポナイト、スメクトン等がある。これらは1種または2種以上を適宜選択して組み合わせて用いることができる。このうち、特にラポナイトが、保存安定性の点で好ましい。水中油型乳化組成物における成分(A)の粘土鉱物の含有量は0.1〜10質量%で、好ましくは1〜5質量%である。

0010

本発明において用いられる成分(B)の抱水性油剤は、水を抱え込むことができる油剤であれば特に限定されないが、以下の抱水力試験により、50℃において自重の質量以上の水分を抱水することができる油剤が好ましい。本発明の50℃において自重の質量以上の水分を抱水するか否かの抱水力試験方法としては、50℃に加熱した試料10gを200mLビーカー秤り取り、デスパーミキサーにて3000rpmで撹拌しながら50℃の水を徐々に、水が試料から排液してくるまで添加し、水が排液しない最大限質量を測定することにより行った。本発明において用いられる成分(B)の抱水性油剤は、具体的には例えばラノリン、液状ラノリン、(アジピン酸2−エチルヘキサン酸ステアリン酸グリセリルオリゴエステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、(12−ヒドロキシステアリン酸イソステアリン酸ジペンタエリスリトール等が挙げられる。これらは1種または2種以上を適宜選択して組み合わせて用いることができる。このうち、特にN−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)が保存安定性の点で好ましい。水中油型乳化組成物における成分(B)の抱水性油剤の含有量は1〜20質量%で、好ましくは5〜10質量%である。

0011

本発明において用いられる成分(C)のシリコーン油としては、通常用いられるものであれば特に限定されない。好ましくは保存安定性の点で、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等が挙げられる。これらは1種または2種以上を適宜選択して組み合わせて用いることができる。水中油型乳化組成物における成分(C)のシリコーン油の含有量は1〜50質量%で、好ましくは10〜30質量%である。

0012

本発明の水中油型乳化組成物には、上記必須成分の他に通常配合される成分として、炭化水素油エステル油植物油紫外線吸収剤多価アルコール、糖類、保湿剤酸化防止剤防腐剤薬剤色素香料等を本発明を妨げない範囲で配合することができる。

0013

本発明の水中油型乳化組成物は、皮膚外用剤の目的で医薬品、医薬部外品化粧料等として提供することができる。

0014

本発明の水中油型乳化組成物は、乳液、ゲル、クリーム等、種々の剤型で提供することができる。

0015

次に実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。

0016

実施例1〜3及び比較例1〜3:水中油型乳化組成物(クリーム)
下記表1示す組成および下記製法にてクリームを調製した。得られたクリームを(1)使用感(しっとり感、ハリ感、べたつき感のなさ)、(2)保存安定性の評価項目について下記の方法により評価し、結果を併せて表1に示した。

0017

0018

製法:(1)〜(3)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(4)〜(6)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を撹拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、冷却を開始し混合撹拌均一化する。

0019

<使用感の評価方法
実施例1〜3及び比較例1〜3の各クリーム1品につき、10名の化粧品専門評価パネラーが1ヶ月間使用した後に、「しっとり感」、「ハリ感」、「べたつき感のなさ」について、官能評価を行った。評価は下記の(イ)絶対評価基準を用いて5段階評価し、評価点平均値を(ロ)3段階判定基準を用いて判定した。
(イ)絶対評価基準
(評価点):(評価)
5点:非常に良好
4点:良好
3点:普通
2点:やや不良
1点:不良
(ロ)3段階判定基準
(評価の平均点):(判定)
4.0点以上 :○
2.5点以上4.0未満 :△
2.5点未満 :×
<保存安定性の評価方法>
各試料を50℃の恒温槽にて、1ヶ月静置し、外観の変化(分離、クリーミング)について目視で観察し下記の(ハ)3段階の絶対判定基準で判定した。
(ハ)3段階絶対判定基準
(変化の度合い):(判定)
変化なし :○
やや変化有り :△
大きく変化有り :×
表1の結果から明らかなように、本発明品の実施例1〜3のクリームは、しっとり感、ハリ感に優れ、べとつき感がなく、保存安定性に優れたものであった。それに対して、比較例では全ての項目を満足するものは得られなかった。

0020

[実施例4]乳液
(1)スクワラン5.0(質量%)
(2)デカメチルシクロペンタシロキサン10.0
(3)N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ
(フィトステリル・オクチルドデシル) 5.0
(4)ラポナイト1.0
(5)1,3−ブチレングリコール15.0
(6)パラオキシ安息香酸メチル0.2
(7)精製水100とする残部
製法:(1)〜(3)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(4)〜(7)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を撹拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、冷却を開始し混合撹拌均一化する。

0021

[実施例5]クリーム
(1)トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル10.0(質量%)
(2)オクタメチルシクロテトラシロキサン30.0
(3)N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ
(フィトステリル・ベヘニル・オクチルドデシル) 10.0
(4)セタノール3.0
(5)ラポナイト5.0
(6)グリセリン5.0
(7)1,3−ブチレングリコール15.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル0.1
(9)精製水100とする残部
製法:(1)〜(4)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(5)〜(9)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を撹拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、冷却を開始し混合撹拌均一化する。

0022

実施例4の乳液、実施例5のクリームは、ハリ感やしっとり感などの保湿効果に優れ、べたつき感がなく、分離の無い保存安定性にも優れたものであった。

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