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技術 食器洗い乾燥機

出願人 日立アプライアンス株式会社
発明者 荒巻正治栗原誠山下太一郎富田隆士
出願日 2006年2月20日 (14年1ヶ月経過) 出願番号 2006-041785
公開日 2007年8月30日 (12年6ヶ月経過) 公開番号 2007-215881
状態 未査定
技術分野 食器の洗浄、乾燥 家具の組合わせ、厨房家具家具の引き出し
主要キーワード 案内長溝 ベルト固定板 水圧シリンダー 張力調整部材 ギアベース ガイド長 軸回転軸 修理用
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年8月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (14)

課題

本発明は、を屈めることなく食器類出し入れができる使い勝手のよい安全な食器洗浄機を提供することを目的とする。

解決手段

本体70の外枠4に引き出し収納自在に備えられ、食器類を出し入れする開口6を上側に有する洗浄槽5と、引き出された前記洗浄槽5を前記外枠4よりも高く上げ、前記外枠4に収納されるように前記洗浄槽5を低く下げ上げ下げ手段7を備え、前記上げ下げ手段はリンク機構と、このリンク機構に駆動力を伝達するベルト駆動機構を備えたことを特徴とする。

概要

背景

従来のこの種の食器洗い乾燥機は、台所キッチンユニット内装され、筐体より引き出す上面が開口した洗浄槽により、洗浄槽内食器かご食器出し入れするものであるが、洗浄槽はキッチンユニットの天板上板)よりも下がった位置に置かれるため食器類の出し入れでは、を屈め加減になるので使い勝手が良くないという課題を有していた。それを解決するため洗浄槽内の食器かごを水圧シリンダーによる駆動手段により昇降させ、食器かごの上昇位置において食器の出し入れができ、楽な姿勢で、腰への負担が軽減でき、使い勝手を良くするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。

特開2001−224547号公報

概要

本発明は、腰を屈めることなく食器類の出し入れができる使い勝手のよい安全な食器洗浄機を提供することを目的とする。本体70の外枠4に引き出し収納自在に備えられ、食器類を出し入れする開口6を上側に有する洗浄槽5と、引き出された前記洗浄槽5を前記外枠4よりも高く上げ、前記外枠4に収納されるように前記洗浄槽5を低く下げ上げ下げ手段7を備え、前記上げ下げ手段はリンク機構と、このリンク機構に駆動力を伝達するベルト駆動機構を備えたことを特徴とする。

目的

本発明は、上記の問題に鑑み、腰を屈めることなく食器類の出し入れができる使い勝手のよい動作が確実で信頼性の高い食器洗い乾燥機を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

本体の外枠引き出し収納自在に備えられ、食器類出し入れする開口を上側に有する洗浄槽と、引き出された前記洗浄槽の少なくとも前記開口を前記外枠よりも高く上げ、前記外枠に収納されるように前記洗浄槽を低く下げる、上げ下げ手段を備えたことを特徴とする食器洗い乾燥機

請求項2

前記上げ下げ手段はリンク機構と、このリンク機構に駆動力を伝達するベルト駆動機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の食器洗い乾燥機。

請求項3

前記リンク機構は移動操作軸を備え、この移動操作軸に前記ベルト駆動機構のベルトを固定する固定手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の食器洗い乾燥機。

請求項4

前記ベルト駆動機構は、直流モータ駆動源とし、少なくともウォームギアを用いた減速する機構を備えたことを特徴とする請求項2,請求項3記載の食器洗い乾燥機。

請求項5

前記直流モータは、前記リンク機構の移動操作軸の当たりを避けるように斜めに傾斜して配置したことを特徴とする請求項4記載の食器洗い乾燥機。

請求項6

前記ベルト駆動機構の駆動部を前記リンク機構の前側に、従動部をリンク機構の後ろ側に配置したことを特徴とする請求項2乃至請求項5記載の食器洗い乾燥機。

請求項7

前記ベルト駆動機構の駆動部を前記リンク機構の後ろ側に、従動部を前記リンク機構の前側に配置したことを特徴とする請求項2乃至請求項5記載の食器洗い乾燥機。

請求項8

前記リンク機構の移動操作軸が前記ベルト駆動機構の駆動プーリ従動プーリ間で移動するベルトに固定手段により固定されて上げ下げ基台の一直線状の案内長溝を前後方向に移動するとき、前記ベルトは駆動プーリと従動プーリの上部を頂点とし、移動操作軸部分を谷とし、略V字型の形態となし、前記従動プーリと前記駆動プーリと前記ベルトに張力掛けながら移動することを特徴とする請求項2乃至請求項7記載の食器洗い洗浄機

請求項9

前記ベルト駆動機構の従動プーリを支え可動部材は、張力調整用部材で前後方向に移動し、固定体で上げ下げ基台に固定されることを特徴とする請求項2乃至請求項8記載の食器洗い乾燥機。

請求項10

前記張力調整用部材は、修理用部材として本体に付属させたことを特徴とする請求項9記載の食器洗い乾燥機。

請求項11

本体の外枠に引き出し収納自在に備えられ食器類を出し入れする開口を上側に有する洗浄槽と、引き出された前記洗浄槽の少なくとも前記開口を前記外枠よりも高く上げ前記外枠に収納されるように前記洗浄槽を低く下げる上げ下げ手段と、前記上げ下げ手段の速度をゆっくりにするダンパー機構を備えたことを特徴とする食器洗い乾燥機。

請求項12

前記上げ下げ手段のリンク機構にダンパー機構を備え、前記上げ下げ手段の降下動作時において、リンク機構が下死点に到達する手前の高さから前記ダンパー機構により降下速度をゆっくりにすることを特徴とする請求項11記載の食器洗い乾燥機。

請求項13

前記リンク機構の下死点に到達する上下方向の移動量の半分の高さから前記ダンパー機構により降下速度をゆっくりにすることを特徴とする請求項12記載の食器洗い乾燥機。

請求項14

前記ダンパー機構は、前記リンク機構の移動操作軸の移動速度をゆっくりにするように設けたことを特徴とする請求項12乃至請求項13記載の食器洗い乾燥機。

請求項15

前記リンク機構に備えられたベルト駆動機構のベルトが切断時に、前記洗浄槽が落下して食器類の破損事故が起こらないように、移動操作軸の移動速度をゆっくりにするダンパー機構を設けたことを特徴とする請求項12記載の食器洗い乾燥機。

技術分野

0001

本発明は、外枠筐体)より洗浄槽を引き出して食器類収納し、洗浄する食器洗い乾燥機の改良に関するものである。

背景技術

0002

従来のこの種の食器洗い乾燥機は、台所キッチンユニット内装され、筐体より引き出す上面が開口した洗浄槽により、洗浄槽内食器かご食器出し入れするものであるが、洗浄槽はキッチンユニットの天板上板)よりも下がった位置に置かれるため食器類の出し入れでは、を屈め加減になるので使い勝手が良くないという課題を有していた。それを解決するため洗浄槽内の食器かごを水圧シリンダーによる駆動手段により昇降させ、食器かごの上昇位置において食器の出し入れができ、楽な姿勢で、腰への負担が軽減でき、使い勝手を良くするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。

0003

特開2001−224547号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記の従来技術において、台所のキッチンユニットに収納された食器洗い乾燥機の食器かごを駆動手段により昇降させるため、食器かごに収納された食器から落下する水滴や、残が洗浄槽内に落下せず床に落下する恐れがある。

0005

また、食器かごの水圧シリンダーによる昇降装置が洗浄槽内に配置してあるため、機械的な摺動部が洗浄水にまみれて摺動部の寿命を短くしている。また、洗浄後の食器に摺動部の潤滑油が付着する等の課題がある。

0006

また、洗浄槽の前後の対向する部分に夫々1本配設された水圧シリンダーにより食器かごを昇降させるため、食器かごに載せる食器の重量のアンバランスにより上下動が不安定になる等の課題がある。

0007

また、水道水の圧力を直接利用した水圧シリンダーで昇降するため、地域差や設置条件により圧力が異なり設置が限定される課題がある。

0008

本発明は、上記の問題に鑑み、腰を屈めることなく食器類の出し入れができる使い勝手のよい動作が確実で信頼性の高い食器洗い乾燥機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、請求項1では本体の外枠に引き出し収納自在に備えられ、食器類を出し入れする開口を上側に有する洗浄槽と、引き出された前記洗浄槽の少なくとも前記開口を前記外枠よりも高く上げ、前記外枠に収納されるように前記洗浄槽を低く下げる、上げ下げ手段を備えたものである。

0010

また、請求項2では前記上げ下げ手段はリンク機構と、このリンク機構に駆動力を伝達するベルト駆動機構を備えたものである。

0011

また、請求項3では前記リンク機構は移動操作軸を備え、この移動操作軸に前記ベルト駆動機構のベルトを固定する固定手段を設けたものである。

0012

また、請求項4では前記ベルト駆動機構は、直流モータ駆動源とし、少なくともウォームギアを用いた減速する機構を備えたものである。

0013

また、請求項5では前記直流モータは、前記リンク機構の移動操作軸の当たりを避けるように斜めに傾斜して配置したものである。

0014

また、請求項6では前記ベルト駆動機構の駆動部を前記リンク機構の前側に、従動部をリンク機構の後ろ側に配置したものである。

0015

また、請求項7では前記ベルト駆動機構の駆動部を前記リンク機構の後ろ側に、従動部を前記リンク機構の前側に配置したものである。

0016

また、請求項8では前記リンク機構の移動操作軸が前記ベルト駆動機構の駆動プーリ従動プーリ間で移動するベルトに固定手段により固定されて上げ下げ基台の一直線状の案内長溝を前後方向に移動するとき、前記ベルトは駆動プーリと従動プーリの上部を頂点とし、移動操作軸部分を谷とし、略V字型の形態となし、前記従動プーリと前記駆動プーリと前記ベルトに張力掛けながら移動するものである。

0017

また、請求項9では前記ベルト駆動機構の従動プーリを支え可動部材は、張力調整用部材で前後方向に移動し、固定体で上げ下げ基台に固定されるものである。

0018

また、請求項10では前記張力調整用部材は、修理用部材として本体に付属させたものである。

0019

また、請求項11では本体の外枠に引き出し収納自在に備えられ食器類を出し入れする開口を上側に有する洗浄槽と、引き出された前記洗浄槽の少なくとも前記開口を前記外枠よりも高く上げ前記外枠に収納されるように前記洗浄槽を低く下げる上げ下げ手段と、前記上げ下げ手段の速度をゆっくりにするダンパー機構を備えたものである。

0020

また、請求項12では前記上げ下げ手段のリンク機構にダンパー機構を備え、前記上げ下げ手段の降下動作時において、リンク機構が下死点に到達する手前の高さから前記ダンパー機構により降下速度をゆっくりにするものである。

0021

また、請求項13では前記リンク機構の下死点に到達する上下方向の移動量の半分の高さから前記ダンパー機構により降下速度をゆっくりにするものである。

0022

また、請求項14では前記ダンパー機構は、前記リンク機構の移動操作軸の移動速度をゆっくりにするように設けたものである。

0023

また、請求項15では前記リンク機構に備えられたベルト駆動機構のベルトが切断時に、前記洗浄槽が落下して食器類の破損事故が起こらないように、移動操作軸の移動速度をゆっくりにするダンパー機構を設けたものである。

発明の効果

0024

本発明の食器洗い乾燥機は、上記のように構成したことにより、請求項1によれば、食器かごを内在した洗浄槽が昇降して、キッチンユニットのカウンタートップの高さまで上昇させることができ、楽な姿勢で食器の出し入れができ、使い勝手が非常に良い。

0025

また、洗浄槽を昇降させることができるので、食器から落下する水滴や残采が床に落下することがない。

0026

また、洗浄槽の外側に上下動させる摺動部があるため、摺動部の耐久性が高いとともに、食器に摺動部が触れることがない。

0027

また、洗浄槽を下からリンク機構が支えて上下するので食器かごに載せる食器の重量にアンバランスが発生しても安定して上下動させることができる。

0028

また、請求項2,請求項3によれば、洗浄槽を昇降させる上げ下げ手段の動作がスムーズに動作し安全で信頼性の高いものとすることができる。

0029

また、請求項4によれば、直流モータを駆動源としているので、水道水の圧力を直接利用した水圧シリンダーで昇降するものに対して水道の配管が簡単であり、地域差や設置条件により設置が限定されることがない。

0030

また、請求項5によれば、洗浄槽を昇降させる上げ下げ手段を小型に構成することが出来る。

0031

また、請求項6によれば、駆動部に対する配線が短くなり効率の良い配線とすることが出来る。

0032

また、請求項7によれば、駆動部の荷重が本体の後ろ側に掛かるため、横行移動手段への荷重の負担を減らすことが出来る。

0033

また、請求項8によれば、洗浄槽を昇降させる上げ下げ手段の動作がよりスムーズに動作し安全で信頼性の高いものとすることができる。

0034

また、請求項9によれば、ベルト駆動機構の動作の遊び部分を簡単に無くすことができるため、洗浄槽を昇降させる上げ下げ手段の動作がスムーズに動作し安全で信頼性の高いものとすることができる。

0035

また、請求項10によれば、ベルトの交換修理等でサービスする場合、作業の効率が向上できる。

0036

また、請求項11によれば、洗浄槽を昇降させる上げ下げ手段の動作をスムーズに動作させることができるため、安全で信頼性の高いものとすることができる。

0037

また、請求項12乃至請求項15によれば、洗浄槽を昇降させる上げ下げ手段のリンク機構の下死点に到達する近辺の動作をスムーズに動作させることができるため、安全で信頼性の高いものとすることができるとともに、ベルトが切断時に洗浄槽が落下しても食器類の破損事故が起こらないようにすることが出来る。

発明を実施するための最良の形態

0038

以下、本発明の一実施例を図1図13を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を示すキッチンユニットに内装された食器洗い乾燥機の外観斜視図、図2は同じく洗浄槽を外枠から引き出した状態を示す食器洗い乾燥機の斜視図、図3は同じく洗浄槽を外枠から引き出して持ち上げた状態を示す食器洗い乾燥機の斜視図、図4は同じく上げ下げ手段の下がった状態の斜視図、図5は同じく上げ下げ手段の上がった状態を示す斜視図、図6はベルト駆動機構の駆動部が本体後ろ側に配置された場合の食器洗い乾燥機の洗浄槽を外枠から引き出して持ち上げた状態を示す食器洗い乾燥機の斜視図、図7は食器洗い乾燥機のベルト駆動機構の駆動部の斜視図、図8は同じくベルト駆動機構のベルトの固定手段の斜視図、図9は同じくベルト駆動機構の従動部の斜視図、図10は食器洗い乾燥機の上げ下げ手段が下がった状態での、ベルト駆動機構のベルトの経路を示す側面図、図11は同じく上げ下げ手段が上がった状態での、ベルト駆動機構のベルトの経路を示す側面図、図12はダンパー機構を備えた上げ下げ手段の下がった状態を示す斜視図、図13はダンパー機構を備えた上げ下げ手段の上がった状態を示す斜視図である。

0039

図において、キッチンユニット1は、上に上板(天板)2を有し、上板2の中央には落とし込みの流し部3が設けられている。また、キッチンユニット1には食器洗い乾燥機の本体70が落とし込みの流し部3の下側に上板2から流し部3の分以上の下側に内装されている。

0040

食器洗い乾燥機の本体70は外枠4と洗浄槽5を有し、洗浄槽5は外枠4に引き出し収納自在に備えられ、上側に食器類を出し入れする開口6と、洗浄槽5を引き出したり押し込んだりするときに操作する握り部80を有している。

0041

洗浄槽5は、図1に示すように食器類を置く食器かご50が内置され、また、図示されていないが、下部には洗浄水を噴射する回転ノズル体,洗浄水を回転ノズル体に供給する洗浄ポンプ,洗浄水を溜める水溜部を有する。

0042

また、洗浄槽5は、前面に前面パネル60を有し、前面パネル60には、前面に洗浄操作部61、上部には洗浄槽5を昇降させる昇降操作部62が設けられており、洗浄操作部61を操作して食器洗い乾燥機本体70の運転が行われる。また、昇降操作部62を操作して後述する洗浄槽5の昇降動作が行われる。洗浄槽5が持ち上げられると、図1に示すように、洗浄槽5の上部の開口6が外枠4の上面を超えて、キッチンユニット1の上板
(天板)2とほぼ同じ高さになるので、腰を屈めることなく食器類の出し入れができる。また、洗浄槽5を下げることで、キッチンユニット1内の外枠4に洗浄槽5を収納できる。

0043

洗浄槽5の昇降動作を行う上げ下げ手段7は、図2図3に示すように洗浄槽5の下側に配置され、左右の2箇所に配置された可動レール外28bと可動レール中28aと固定レール27で構成される横行移動手段26によりスライドして外枠4に収納できるようになっている。そして、上げ下げ手段7は上げ下げ基台8を左右の枠受け材8a,8bで受け、可動レール外28b,可動レール中28aにツメ差込み、可動レール外28bにネジ締結される。そして、可動レール外28bは可動レール中28aの内側に、可動レール中28aは固定レール27の内側に載って前後に移動することができる。このため、食器類が入った重い洗浄槽5を載置した上げ下げ手段7は、外枠4に対し円滑に引き出し収納が行われる。

0044

上げ下げ手段7のリンク機構9は、図4図5に示すように左右2箇所に備えられたリンクアーム9a,9bと、洗浄槽5を載置する載置ベース10a,10bと、載置ベース10a,10bに一直線状に設けられたガイド長溝22と、上げ下げ基台8と、上げ下げ基台8の左右の側枠板に一直線状に設けられた案内長溝19と、左右のリンクアーム9a,9bを支持軸18を支点として回転するように設けられた支持軸18と、左右のリンクアーム9bの一端部間を接続し案内長溝19に沿って前後に移動する移動操作軸20と、移動操作軸20の両端部に設けられ案内長溝19に入れられた回転ローラ23aと、左右のリンクアーム9aの一端部に設けられガイド長溝22に入れられた回転ローラ23bと、左右のリンクアーム9a,9bの他端部間を接続し上げ下げ基台8と、載置ベース10a,10bを接続する後軸棒体25a,25bと、ベルト駆動機構14で構成されており、このリンク機構9により載置ベース10a,10bに載置された洗浄槽5は外枠4よりも高く持ち上げることができる。

0045

リンク機構9の駆動力伝達手段であるベルト駆動機構14は、図7図8図9に示すように、駆動部11の直流モータ11aを支えるモータベース12と、直流モータ11aの回転を出力する回転軸11dと、回転軸11dに有するモータギア11bと、回転軸
11dを支えるモータギアベース11cと、モータギア11bから回転を伝達する大型の駆動ギア13bと、駆動ギア13bの回転軸13eと、回転軸13eを支えるギアベース13cと、回転軸13eで回転する駆動プーリ13aと、駆動プーリ13aと回転軸13eを支えるプーリベース13dと、モータベース12とモータギアベース11cとギアベース13cとプーリベース13dを組み立てるモータクミベース13fと、移動操作軸20の連結部20aに、ベルト14aを固定する固定手段15と、従動部30とで構成されている。

0046

駆動力伝達手段であるベルト駆動機構14は移動操作軸20の連結部20aに、ベルト14aを固定する固定手段15を有し、固定手段15は、上側のベルト固定板15aの穴とベルト14aの穴と下側のベルト固定板15bを貫通して連結部20aにて固定ネジ
15cで固定する。連結部20aの下側には略半円形滑り性の良いスベリイタ16aを有して構成している。

0047

ベルト駆動機構14の従動部30は、ベルト14aの進行によって回転する従動プーリ31と、従動プーリ31が回転する軸回転軸31aと、回転軸31aを支える従動プーリベース31bと、従動プーリベース31bを組む可動ベース31cにより従動プーリ31を支えるようにした可動部材と、従動プーリベース31bを連結しナット31dを具備するナット台31eと、可動ベース31cが上で前後に可動することが出来る固定ベース
33と、可動ベース31cを固定ベース33に固定する固定体32と、可動ベース31cに具備するナット31dに通してネジの回転により前後に移動させてベルト14aに張力をかける位置に設定するための張力調整用部材35とを有して構成している。

0048

そして、可動ベース31cは、可動ベース31cに具備するナット31dに通した張力調整用部材35のネジの回転により前後に移動させられ、ベルト14aに張力が掛かる位置に設定され、固定体32で可動ベース31cを固定ベース33に固定することにより、その後張力調整用部材35を外してもベルト14aの張力は保たれる。なお、張力調整用部材35は修理用部材として本体70に付属させることにより、ベルト14aの交換修理等でサービスする場合作業の効率を向上させることができる。

0049

ベルト駆動機構14の駆動部11は、直流モータ11aを駆動源とし、少なくともウォームギアを用い減速する機構を有し、例えば、交流電源トランス直流の低い電圧に変換して始動時及び停止時の出力調整を行うものである。

0050

そして、駆動部11の直流モータ11aは、移動操作軸20が移動するストロークの範囲に位置するため、直流モータ11aを斜めに傾斜させて移動操作軸20への当りを防止し、尚且つ、駆動部11の出力軸の高さ位置を極力下げる構成としている。このことにより、洗浄槽5を昇降させる上げ下げ手段7を小型に構成することが出来る。

0051

ベルト駆動機構14の駆動部11は、図2図3に示すように、リンク機構9の上げ下げ基台8の前側に配置してあり、従動部30は上げ下げ基台8の後側に配置してある。そして、ベルト14aは駆動部11からベルト14aの上側に移動操作軸20の固定手段
15を配置した後、従動部30にベルト14aが係り、駆動部11に戻り一周するように配置されており、このため駆動部11が昇降操作部62の近傍に配置されるため、駆動部11と昇降操作部62を接続している配線が短くなり、駆動部11への電源等の配線が効率よく行うことが出来る。また、図6に示すように、ベルト駆動機構14の駆動部11を、リンク機構9の上げ下げ基台8の後側に配置し、従動部30を上げ下げ基台8の前側に配置すると、駆動部11の荷重が上げ下げ基台8の後側に掛かるため、横行移動手段26への荷重の負担を減らすことが出来る。

0052

ベルト駆動機構14のプーリベース13dの回転軸13eの中心高さは、図10,図
11に示すように、上げ下げ基台8を基準とするとt1である。したがって、駆動プーリ13aのベルト14aが係る部分の直径をφd1とすると、駆動プーリ13aの上部頂点の高さは、t1+(φd1/2)となる。

0053

また、ベルト駆動機構14の移動操作軸20が回転ローラ23で案内長溝19の案内長溝中心線19aに沿って前後方向に移動する案内長溝中心線19aの高さは、上げ下げ基台8を基準とするとt2である。したがって、移動操作軸20の連結部20aの略真中に上側のベルト固定板15aと下側のベルト固定板15b,固定ネジ15cで固定されたベルト14aの高さを上げ下げ基台8を基準とするとt3であり、案内長溝中心線19aの高さt2とベルト14aの高さt3はt2≒t3である。

0054

また、ベルト駆動機構14の従動部30の従動プーリ31が回転する回転軸31aの中心高さは、上げ下げ基台8を基準とするとt4である。したがって、従動プーリ31のベルト14aが係る部分の直径をφd2とすると、従動プーリ31の上部頂点の高さはt4+(φd2/2)となる。

0055

そして、駆動プーリ13aの上部頂点の高さt1+(φd1/2)と、ベルト14aの高さt3と、従動プーリ31の上部頂点の高さt4+(φd2/2)との関係は、t1+(φd1/2)>t3、且つ、t4+(φd2/2)>t3の高さ関係に有り、駆動プーリ13aと従動プーリ31の上部を頂点として、移動操作軸20の部分が谷になり、略V字型の形態で従動プーリ31と駆動プーリ13aとベルト14aに張力を掛けるようにしている。これによって、ベルト駆動機構14の動作の遊び部分を無くすことができるため、洗浄槽5を昇降させる上げ下げ手段7の動作がスムーズに動作し、安全で信頼性の高いものとすることができる。

0056

図12図13は、ベルト駆動機構14の駆動部11を、上げ下げ基台8の前側に配置し、従動部30を上げ下げ基台8の後側に配置し、さらに上げ下げ基台8の前側にダンパー機構40を左右2箇所に配置した構成のものである。図に示すように、ダンパー機構
40は、ダンパー支え組41が、上げ下げ基台8に固定され、ダンパーボデイ40aが、前記ダンパー支え組41に固定され、ピン40bがダンパーボデイ40aのガイド穴中心部を通している。ピン40bの先端には、移動操作軸20を受ける受け部40cを有している。そして、移動操作軸20の移動方向と同一方向に、ピン40bがダンパーボデイ
40aのガイド穴を摺動して移動操作軸20の移動する勢いを吸収するようにしている。本実施例では移動操作軸20の移動量の約半分L1のところから前記ダンパー機構40のピン40bがダンパーボデイ40aのガイド穴中心部を摺動して、移動操作軸20の勢いを吸収するものである。このようにすることにより、リンク機構9の上下方向が下がって下死点に到達する手前の高さから下がる速度が速くなり、リンク機構9の移動操作軸20の移動速度が速くなる部分に、ダンパー機構40により移動操作軸20の移動速度をゆっくりにして、下死点に到達する近辺の動作をスムーズに動作させて停止させることができる。

0057

なお、ダンパー機構40は上げ下げ手段7の降下速度をゆっくりにするだけでなく、上昇速度をゆっくりにするように配設しても、上げ下げ手段7が上昇して停止するときの速度をゆっくりにすることができ、同様の効果が得られる。

0058

また、例えばベルト14aが何らかの原因により切断した場合、移動操作軸20の移動速度をダンパー機構40によりゆっくりにし、持ち上げられた洗浄槽5が落下して洗浄槽5内に収納した食器類が破損する等の事故が起こらないようにすることができる。

0059

また、ダンパー機構40は上記構成に限定されるものではなく、上げ下げ手段7の移動速度をゆっくりにする機構であればなんでもかまわない。

0060

次に以上の構成における動作を説明する。食器かご50に食器を出し入れする際は、使用者は洗浄槽5のハンドル80を持って、洗浄槽5の下側の左右の2箇所に配置された可動レール外28bと可動レール中28aと固定レール27で構成される横行移動手段26によりスライドさせて外枠4から手前に引き出し、洗浄槽5の前面パネル60の上部に備えられた昇降操作部62を操作して洗浄槽5の昇降動作を行う。

0061

洗浄槽5は、ベルト駆動機構14の直流モータ11aの回転により、モータギア11bと駆動ギア13bと駆動ギア13bとともに回転する駆動プーリ13aにより、ベルト
14aが駆動され、ベルト14aの進行によって従動部30の従動プーリ31との間で回転し、ベルト14aに固定手段15で固定された移動操作軸20が回転ローラ23で案内溝19に沿って前後方向に移動することにより、リンクアーム9a,9bは、支持軸18を支点として回転し、リンクアーム9a,9bが立ち上がった状態になると、載置ベース
10a,10bに載置された洗浄槽5は外枠4より高く上に持ち上げられる。逆に、リンクアーム9a,9bが横に倒れた状態になると、洗浄槽5は下げられる。

0062

洗浄槽5が外枠4より高く持ち上げられると、図1に示すように洗浄槽5の上部の開口6がキッチンユニット1の上板(天板)2とほぼ同じ高さになるので、腰を屈めることなく食器類の出し入れができ、使い勝手が良いものである。そして、洗浄槽5を下げることで、キッチンユニット1内の外枠4に洗浄槽5を収納できる。

0063

このように、食器かご50を内在した洗浄槽5が昇降して、キッチンユニット1のカウンタートップの高さまで上昇させることができ、楽な姿勢で食器の出し入れができ、使い勝手が非常に良い。

0064

また、洗浄槽5を昇降させることができるので、食器から落下する水滴や残采が床に落下することがない。

0065

また、洗浄槽5の外側に上下動させる摺動部があるため、摺動部の耐久性が高いとともに、食器に摺動部が触れることがない。

0066

また、洗浄槽5を下からリンク機構9が支えて上下するので食器かごに載せる食器の重量にアンバランスが発生しても安定して上下動させることができる。

0067

また、洗浄槽5を昇降させる上げ下げ手段7の動作がスムーズであり信頼性が高く、小型に構成することが出来る。

0068

また、直流モータ11aを駆動源としているので、水道水の圧力を直接利用した水圧シリンダーで昇降するものに対して水道の配管が簡単であり、地域差や設置条件により設置が限定されることがない。

0069

また、ベルト14aの交換修理等でサービスする場合、作業の効率が向上できる。

0070

また、洗浄槽5を昇降させる上げ下げ手段7のリンク機構9の下死点に到達する近辺の動作をスムーズに動作させることができるため、安全で信頼性の高いものとすることができるとともに、ベルト14aが切断時に洗浄槽5が落下しても食器類の破損事故が起こらないようにすることが出来る

図面の簡単な説明

0071

本発明の一実施例を示すキッチンユニットに内装された食器洗い乾燥機の外観斜視図である。
本発明の一実施例を示す食器洗い乾燥機の洗浄槽を外枠から引き出した状態を示す食器洗い乾燥機の斜視図である。
同じく洗浄槽を外枠から引き出して持ち上げた状態を示す食器洗い乾燥機の斜視図である。
同じく上げ下げ手段の下がった状態の斜視図である。
同じく上げ下げ手段の上がった状態を示す斜視図である。
ベルト駆動機構の駆動部が本体後ろ側に配置された場合の食器洗い乾燥機の洗浄槽を外枠から引き出して持ち上げた状態を示す食器洗い乾燥機の斜視図である。
食器洗い乾燥機のベルト駆動機構の駆動部の斜視図である。
同じくベルト駆動機構のベルトの固定手段の斜視図である。
同じくベルト駆動機構の従動部の斜視図である。
食器洗い乾燥機の上げ下げ手段が下がった状態での、ベルト駆動機構のベルトの経路を示す側面図である。
同じく上げ下げ手段が上がった状態での、ベルト駆動機構のベルトの経路を示す側面図である。
ダンパー機構を備えた上げ下げ手段の下がった状態を示す斜視図である。
ダンパー機構を備えた上げ下げ手段の上がった状態を示す斜視図である。

符号の説明

0072

4…外枠、5…洗浄槽、6…開口、7…上げ下げ手段、8…上げ下げ基台、9…リンク機構、11…駆動部、11a…直流モータ、13a…駆動プーリ、14…ベルト駆動機構、14a…ベルト、15…固定手段、19…案内長溝、20…移動操作軸、30…従動部、31…従動プーリ、32…固定体、35…張力調整部材、40…ダンパー機構、70…本体。

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