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技術 閲覧管理システム、閲覧管理方法および閲覧管理プログラム

出願人 ヤフー株式会社
発明者 高橋昌弘
出願日 2006年1月27日 (14年9ヶ月経過) 出願番号 2006-019276
公開日 2007年8月9日 (13年3ヶ月経過) 公開番号 2007-200119
状態 特許登録済
技術分野 オンライン・システムの機密保護 記憶装置の機密保護 検索装置 計算機間の情報転送 オンライン・システム 特定用途計算機
主要キーワード Y座標 X座標 友人ユーザ ブログ画面 計測手順 友人情報 判定サーバ 応答数
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年8月9日)のものです。
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図面 (11)

課題

ユーザにより投稿された情報の公開地域を段階的に広げること。

解決手段

ユーザにより投稿された情報を、最初は、友人などごく狭い範囲の人にだけ公開する。そして、この記事に対する評価やアクセス数計測し、評価やアクセス数が一定の値よりも大きくなった場合に、情報の公開範囲を拡大し、情報を投稿したユーザの近所のユーザ(たとえば、ユーザの住所から所定の距離内に住所があるユーザや、同一内に住所があるユーザ)にその情報を公開する。さらに、評価やアクセス数が大きくなり、所定の閾値を越えた場合には、全国のユーザにその情報を公開する。

概要

背景

従来、ユーザがある物事に対する自分の意見などの情報を他のユーザにインターネット上で公開し、他のユーザとの間で意見交換などをおこなうブログ電子掲示板などの技術が幅広く利用されている。

公開された情報には、基本的には、誰もがアクセスすることができるが、情報を公開するユーザがその情報にアクセスできるユーザを制限できるようにしたブログや電子掲示板なども利用されている。

たとえば、自分のブログをお気に入りブログとして登録しているユーザにだけ、情報を公開するようユーザが設定できる技術などがある(非特許文献1を参照)。ここで、お気に入りブログとは、ユーザが自分のブログにリンクを設定したブログであり、たとえば、自分の好きなブログや、よくアクセスするブログなどである。

ヤフー株式会社、”Yahoo!ブログヘルプ”、[online]、[平成18年1月13日検索]、インターネット<http://help.yahoo.co.jp/help/jp/blog/blog-50.html>

概要

ユーザにより投稿された情報の公開地域を段階的に広げること。ユーザにより投稿された情報を、最初は、友人などごく狭い範囲の人にだけ公開する。そして、この記事に対する評価やアクセス数計測し、評価やアクセス数が一定の値よりも大きくなった場合に、情報の公開範囲を拡大し、情報を投稿したユーザの近所のユーザ(たとえば、ユーザの住所から所定の距離内に住所があるユーザや、同一内に住所があるユーザ)にその情報を公開する。さらに、評価やアクセス数が大きくなり、所定の閾値を越えた場合には、全国のユーザにその情報を公開する。

目的

この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、ユーザにより投稿された情報の公開地域を段階的に広げることができる閲覧管理システム閲覧管理方法および閲覧管理プログラムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

ユーザにより投稿された投稿情報の他のユーザによる閲覧を管理する閲覧管理システムであって、各ユーザの位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、互いに異なる地域に対応する複数のユーザグループのうち、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定するユーザグループ判定手段と、前記位置情報記憶手段により記憶された位置情報に基づいて、ユーザが、前記ユーザグループ判定手段により判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定し、ユーザが当該ユーザグループに属すると判定された場合に当該ユーザグループに対して閲覧が許可された投稿情報を出力する情報出力手段と、を備えたことを特徴とする閲覧管理システム。

請求項2

前記情報出力手段は、前記投稿情報を投稿したユーザの位置と他のユーザの位置との間の距離を算出し、算出した距離に基づいて、当該他のユーザが、前記ユーザグループ判定手段により判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の閲覧管理システム。

請求項3

前記投稿情報に対する評価を受け付ける評価受付手段をさらに備え、前記ユーザグループ判定手段は、前記評価受付手段により受け付けられた評価に基づいて、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することを特徴とする請求項1または2に記載の閲覧管理システム。

請求項4

前記投稿情報が当該投稿情報を閲覧するユーザの端末装置に出力された出力回数計測する出力回数計測手段をさらに備え、前記ユーザグループ判定手段は、前記出力回数計測手段により計測された出力回数に基づいて、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することを特徴とする請求項1または2に記載の閲覧管理システム。

請求項5

ユーザにより投稿された投稿情報の他のユーザによる閲覧を管理する閲覧管理方法であって、互いに異なる地域に対応する複数のユーザグループのうち、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定するユーザグループ判定工程と、あらかじめ記憶装置に記憶された各ユーザの位置情報を読み出し、読み出した位置情報に基づいて、ユーザが、前記ユーザグループ判定工程により判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定し、ユーザが当該ユーザグループに属すると判定された場合に当該ユーザグループに対して閲覧が許可された投稿情報を出力する情報出力工程と、を含んだことを特徴とする閲覧管理方法。

請求項6

前記情報出力工程は、前記投稿情報を投稿したユーザの位置と他のユーザの位置との間の距離を算出し、算出した距離に基づいて、当該他のユーザが、前記ユーザグループ判定工程により判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定することを特徴とする請求項5に記載の閲覧管理方法。

請求項7

前記投稿情報に対する評価を受け付ける評価受付工程をさらに含み、前記ユーザグループ判定工程は、前記評価受付工程により受け付けられた評価に基づいて、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することを特徴とする請求項5または6に記載の閲覧管理方法。

請求項8

前記投稿情報が当該投稿情報を閲覧するユーザの端末装置に出力された出力回数を計測する出力回数計測工程をさらに含み、前記ユーザグループ判定工程は、前記出力回数計測工程により計測された出力回数に基づいて、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することを特徴とする請求項5または6に記載の閲覧管理方法。

請求項9

ユーザにより投稿された投稿情報の他のユーザによる閲覧を管理する閲覧管理プログラムであって、互いに異なる地域に対応する複数のユーザグループのうち、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定するユーザグループ判定手順と、あらかじめ記憶装置に記憶された各ユーザの位置情報を読み出し、読み出した位置情報に基づいて、ユーザが、前記ユーザグループ判定手順により判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定し、ユーザが当該ユーザグループに属すると判定された場合に当該ユーザグループに対して閲覧が許可された投稿情報を出力する情報出力手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする閲覧管理プログラム。

請求項10

前記情報出力手順は、前記投稿情報を投稿したユーザの位置と他のユーザの位置との間の距離を算出し、算出した距離に基づいて、当該他のユーザが、前記ユーザグループ判定手順により判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定することを特徴とする請求項9に記載の閲覧管理プログラム。

請求項11

前記投稿情報に対する評価を受け付ける評価受付手順をさらにコンピュータに実行させ、前記ユーザグループ判定手順は、前記評価受付手順により受け付けられた評価に基づいて、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することを特徴とする請求項9または10に記載の閲覧管理プログラム。

請求項12

前記投稿情報が当該投稿情報を閲覧するユーザの端末装置に出力された出力回数を計測する出力回数計測手順をさらにコンピュータに実行させ、前記ユーザグループ判定手順は、前記出力回数計測手順により計測された出力回数に基づいて、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することを特徴とする請求項9または10に記載の閲覧管理プログラム。

技術分野

0001

本発明は、ユーザにより投稿された投稿情報の他のユーザによる閲覧を管理する閲覧管理システム、閲覧管理方法および閲覧管理プログラムに関し、特に、ユーザにより投稿された情報の公開地域を段階的に広げることができる閲覧管理システム、閲覧管理方法および閲覧管理プログラムに関する。

背景技術

0002

従来、ユーザがある物事に対する自分の意見などの情報を他のユーザにインターネット上で公開し、他のユーザとの間で意見交換などをおこなうブログ電子掲示板などの技術が幅広く利用されている。

0003

公開された情報には、基本的には、誰もがアクセスすることができるが、情報を公開するユーザがその情報にアクセスできるユーザを制限できるようにしたブログや電子掲示板なども利用されている。

0004

たとえば、自分のブログをお気に入りブログとして登録しているユーザにだけ、情報を公開するようユーザが設定できる技術などがある(非特許文献1を参照)。ここで、お気に入りブログとは、ユーザが自分のブログにリンクを設定したブログであり、たとえば、自分の好きなブログや、よくアクセスするブログなどである。

0005

ヤフー株式会社、”Yahoo!ブログヘルプ”、[online]、[平成18年1月13日検索]、インターネット<http://help.yahoo.co.jp/help/jp/blog/blog-50.html>

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上述した非特許文献1に代表される従来技術では、ユーザにより投稿された情報の公開地域が徐々に広がるように制御することが難しいという問題があった。

0007

具体的には、情報を投稿するユーザが、情報を公開する地域をその情報に対する他のユーザからの反応を確かめながら徐々に広げていきたいと希望する場合もあるが、そのようなユーザの希望に沿うことが難しかった。

0008

そのため、ユーザにより投稿された情報の公開地域を段階的に広げることができる技術の開発が以前から強く望まれていた。

0009

この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、ユーザにより投稿された情報の公開地域を段階的に広げることができる閲覧管理システム、閲覧管理方法および閲覧管理プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、ユーザにより投稿された投稿情報の他のユーザによる閲覧を管理する閲覧管理システムであって、各ユーザの位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、互いに異なる地域に対応する複数のユーザグループのうち、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定するユーザグループ判定手段と、前記位置情報記憶手段により記憶された位置情報に基づいて、ユーザが、前記ユーザグループ判定手段により判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定し、ユーザが当該ユーザグループに属すると判定された場合に当該ユーザグループに対して閲覧が許可された投稿情報を出力する情報出力手段と、を備えたことを特徴とする。

0011

また、本発明は、上記発明において、前記情報出力手段は、前記投稿情報を投稿したユーザの位置と他のユーザの位置との間の距離を算出し、算出した距離に基づいて、当該他のユーザが、前記ユーザグループ判定手段により判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定することを特徴とする。

0012

また、本発明は、上記発明において、前記投稿情報に対する評価を受け付ける評価受付手段をさらに備え、前記ユーザグループ判定手段は、前記評価受付手段により受け付けられた評価に基づいて、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することを特徴とする。

0013

また、本発明は、上記発明において、前記投稿情報が当該投稿情報を閲覧するユーザの端末装置に出力された出力回数計測する出力回数計測手段をさらに備え、前記ユーザグループ判定手段は、前記出力回数計測手段により計測された出力回数に基づいて、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することを特徴とする。

0014

また、本発明は、ユーザにより投稿された投稿情報の他のユーザによる閲覧を管理する閲覧管理方法であって、互いに異なる地域に対応する複数のユーザグループのうち、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定するユーザグループ判定工程と、あらかじめ記憶装置に記憶された各ユーザの位置情報を読み出し、読み出した位置情報に基づいて、ユーザが、前記ユーザグループ判定工程により判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定し、ユーザが当該ユーザグループに属すると判定された場合に当該ユーザグループに対して閲覧が許可された投稿情報を出力する情報出力工程と、を含んだことを特徴とする。

0015

また、本発明は、上記発明において、前記情報出力工程は、前記投稿情報を投稿したユーザの位置と他のユーザの位置との間の距離を算出し、算出した距離に基づいて、当該他のユーザが、前記ユーザグループ判定工程により判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定することを特徴とする。

0016

また、本発明は、上記発明において、前記投稿情報に対する評価を受け付ける評価受付工程をさらに含み、前記ユーザグループ判定工程は、前記評価受付工程により受け付けられた評価に基づいて、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することを特徴とする。

0017

また、本発明は、上記発明において、前記投稿情報が当該投稿情報を閲覧するユーザの端末装置に出力された出力回数を計測する出力回数計測工程をさらに含み、前記ユーザグループ判定工程は、前記出力回数計測工程により計測された出力回数に基づいて、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することを特徴とする。

0018

また、本発明は、ユーザにより投稿された投稿情報の他のユーザによる閲覧を管理する閲覧管理プログラムであって、互いに異なる地域に対応する複数のユーザグループのうち、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定するユーザグループ判定手順と、あらかじめ記憶装置に記憶された各ユーザの位置情報を読み出し、読み出した位置情報に基づいて、ユーザが、前記ユーザグループ判定手順により判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定し、ユーザが当該ユーザグループに属すると判定された場合に当該ユーザグループに対して閲覧が許可された投稿情報を出力する情報出力手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。

0019

また、本発明は、上記発明において、前記情報出力手順は、前記投稿情報を投稿したユーザの位置と他のユーザの位置との間の距離を算出し、算出した距離に基づいて、当該他のユーザが、前記ユーザグループ判定手順により判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定することを特徴とする。

0020

また、本発明は、上記発明において、前記投稿情報に対する評価を受け付ける評価受付手順をさらにコンピュータに実行させ、前記ユーザグループ判定手順は、前記評価受付手順により受け付けられた評価に基づいて、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することを特徴とする。

0021

また、本発明は、上記発明において、前記投稿情報が当該投稿情報を閲覧するユーザの端末装置に出力された出力回数を計測する出力回数計測手順をさらにコンピュータに実行させ、前記ユーザグループ判定手順は、前記出力回数計測手順により計測された出力回数に基づいて、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することを特徴とする。

発明の効果

0022

本発明によれば、各ユーザの位置情報を記憶し、互いに異なる地域に対応する複数のユーザグループのうち、前記投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定し、記憶された位置情報に基づいて、ユーザが、上記判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定し、ユーザが当該ユーザグループに属すると判定された場合に当該ユーザグループに対して閲覧が許可された投稿情報を出力することとしたので、複数のユーザグループを定義して投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することにより、ユーザにより投稿された情報の公開地域を段階的に広げることができるという効果を奏する。

0023

また、本発明によれば、投稿情報を投稿したユーザの位置と他のユーザの位置との間の距離を算出し、算出した距離に基づいて、当該他のユーザが、上記判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定することとしたので、ユーザにより投稿された情報の公開地域を段階的に広げる場合に、ユーザが近所のユーザか否かを効率的に判定することができるという効果を奏する。

0024

また、本発明によれば、投稿情報に対する評価を受け付け、受け付けられた評価に基づいて、投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することとしたので、評価が高くなるにつれて公開範囲を広げるようにするなど、情報に対する他のユーザからの反応を確かめながら徐々に情報を公開する地域を広げていくことができるという効果を奏する。

0025

また、本発明によれば、投稿情報が当該投稿情報を閲覧するユーザの端末装置に出力された出力回数を計測し、計測された出力回数に基づいて、投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することとしたので、閲覧数が高くなるにつれて公開範囲を広げるようにするなど、情報に対する他のユーザからの反応を確かめながら徐々に情報を公開する地域を広げていくことができるという効果を奏する。

発明を実施するための最良の形態

0026

以下に添付図面を参照して、本発明に係る閲覧管理システム、閲覧管理方法および閲覧管理プログラムの好適な実施例を詳細に説明する。なお、ここでは、ユーザにより開設されたブログに投稿される情報の閲覧管理について説明する。ただし、本発明に係る情報の閲覧管理は、ブログの投稿情報を掲載するサービスに限定されるものではなく、電子掲示板など他の投稿情報を掲載するサービスについても同様に適用することができる。

0027

まず、本発明に係る閲覧管理処理概念について説明する。図1は、本発明に係る閲覧管理処理の概念について説明する図である。図1に示すように、この閲覧管理処理では、ユーザにより投稿された情報を、最初は、友人などごく狭い範囲の人にだけ公開する。

0028

そして、この情報に対する評価やアクセス数を計測し、評価やアクセス数が一定の値よりも大きくなった場合に、情報の公開範囲を拡大し、情報を投稿したユーザの近所のユーザ(たとえば、情報を投稿したユーザの住所から所定の距離内に住所があるユーザや、情報を投稿したユーザと同一内に住所があるユーザ)にその情報を公開する。

0029

さらに、評価やアクセス数が大きくなり、所定の閾値を越えた場合には、全国のユーザにその情報を公開する。

0030

このように、ユーザの住所などの位置情報を利用して、情報がアクセスされる範囲を段階的に切り替えることにより、その情報に対する他のユーザからの反応を確かめながら徐々に情報を公開する地域を広げていくことができる。

0031

つぎに、本実施例に係る閲覧管理システムの機能構成について説明する。図2は、本実施例に係る閲覧管理システムの機能構成について説明する図である。図2に示すように、この閲覧管理システム20は、クライアント装置10a〜10cとインターネット30を介して接続されている。

0032

クライアント装置10a〜10cは、ユーザが閲覧管理システム20により提供されるブログサービスを利用して開設したブログに情報を投稿したり、投稿された情報を閲覧したりする携帯電話パーソナルコンピュータなどの端末装置である。

0033

閲覧管理システム20は、ブログサービスをユーザに提供するシステムである。この閲覧管理システム20は、ブログサービスを単に提供するだけでなく、ユーザの住所などの位置情報を利用して、情報がアクセスされる範囲を段階的に切り替える処理をおこなう。

0034

図2に示すように、この閲覧管理システム20は、フロントエンドサーバ40、ユーザ管理サーバ50、コンテンツサーバ60、近所ユーザ検出サーバ70、公開範囲判定サーバ80が、LAN(Local Area Network)90で接続された構成となっている。

0035

フロントエンドサーバ40は、ユーザがクライアント装置10a〜10cを操作して、ブログの開設要求やブログに掲載された投稿情報の閲覧を要求した場合に、ブログの開設処理をおこなったり、クライアント装置10a〜10cに対して投稿情報を出力したりするブログサービスを提供するサーバ装置である。

0036

ここで、フロントエンドサーバ40は、ブログに掲載された投稿情報の閲覧要求を受け付けた場合に、クライアント装置10a〜10cに対して、閲覧要求をおこなったユーザが閲覧を許可された投稿情報のみを出力する。

0037

このフロントエンドサーバ40は、通信処理部41、記憶部42、情報提供処理部43、制御部44を有する。通信処理部41は、LAN90やインターネット30を介して他の装置との間で通信をおこなう通信インターフェースである。

0038

記憶部42は、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。この記憶部42は、HTML(HyperText Markup Language)データ42aを記憶している。HTMLデータ42aは、クライアント装置10a〜10cに出力されるブログ画面を構成するHTMLのデータである。

0039

情報提供処理部43は、クライアント装置10a〜10cからブログの開設要求を受け付けてブログの開設処理をおこなったり、ユーザにより投稿された投稿情報を含むブログ情報の閲覧要求を受け付けて、ブログ情報をクライアント装置10a〜10cに出力したりする。

0040

ここで、情報提供処理部43は、ブログ情報の閲覧要求をおこなったユーザのクライアント装置10a〜10cに投稿情報を出力する場合に、後に説明するコンテンツサーバ60に記憶された友人・近所対応データ62bを参照し、閲覧が許可された投稿情報のみを出力する。

0041

制御部44は、フロントエンドサーバ40を全体制御する制御部であり、各機能部間のデータの授受を司る。

0042

図3は、クライアント装置10a〜10cに出力されるブログ情報提供画面100の一例を示す図である。図3に示すように、このブログ情報提供画面100には、友人情報101、近所情報102、全国情報103が表示されている。

0043

友人情報101は、情報を投稿したユーザの友人のみに提供される情報である。近所情報102は、情報を投稿したユーザの近所に住んでいるユーザのみに提供される情報である。全国情報103は、全国のユーザに提供される情報である。

0044

また、友人情報101、近所情報102、全国情報103には、各情報を閲覧したユーザから情報の評価(役に立つ?という質問に対する「はい」あるいは「いいえ」)を受け付ける評価受付ボタン101a,101b,102a,102b,103a,103bが示されている。

0045

フロントエンドサーバ40は、これらの評価受付ボタン101a,101b,102a,102b,103a,103bがクライアント装置10a〜10cを操作するユーザによりマウス等でクリックされた場合に、その情報をクライアント装置10a〜10cから受信する。

0046

なお、ここでは、友人情報101、近所情報102、全国情報103を1つの画面に出力することとしているが、友人情報101、近所情報102、全国情報103をそれぞれ別の画面に出力することとしてもよい。

0047

図2の説明に戻ると、ユーザ管理サーバ50は、通信処理部51、記憶部52、データ管理部53、制御部54を有する。通信処理部51は、LAN90を介して他の装置との間で通信をおこなう通信インターフェースである。記憶部52は、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。この記憶部52は、ユーザデータ52aを記憶している。

0048

ユーザデータ52aは、ブログサービスを利用するユーザの登録情報を記憶したものである。図4は、図2に示したユーザデータ52aの一例を示す図である。図4に示すように、このユーザデータ52aは、ユーザID、氏名、年齢性別、住所、メールアドレス友人ユーザIDを記憶している。

0049

ユーザIDは、ブログサービスを利用する各ユーザを識別する識別情報である。氏名、年齢、性別、住所、メールアドレスは、ユーザの氏名、年齢、性別、住所、メールアドレスの情報である。友人ユーザIDは、ユーザの友人のユーザIDの情報である。

0050

図2の説明に戻ると、データ管理部53は、記憶部52に記憶されるユーザデータ52aの管理をおこなう管理部である。具体的には、データ管理部53は、クライアント装置10a〜10cからフロントエンドサーバ40を介してユーザの各種情報を受け付けてユーザデータ52aとして記憶し、また、他の装置からユーザデータ52aの読み出し要求を受け付けた場合に、LAN90を介してユーザデータ52aを出力する。

0051

制御部54は、ユーザ管理サーバ50を全体制御する制御部であり、各機能部間のデータの授受を司る。

0052

コンテンツサーバ60は、ユーザにより投稿されたデータなどを管理するサーバ装置である。このコンテンツサーバ60は、通信処理部61、記憶部62、データ管理部63、制御部64を有する。

0053

通信処理部61は、LAN90を介して他の装置との間で通信をおこなう通信インターフェースである。記憶部62は、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。この記憶部62は、投稿データ62a、友人・近所対応データ62bを記憶している。

0054

投稿データ62aは、ユーザにより投稿された投稿情報やそれに関連する情報を記憶したものである。図5は、図2に示した投稿データ62aの一例を示す図である。図5に示すように、この投稿データ62aは、投稿情報ID、投稿者ID、投稿日時、投稿内容、評価(役に立つ)、アクセス数、公開範囲の各情報を記憶している。

0055

投稿情報IDは、ユーザにより投稿された各情報を識別する識別情報である。投稿者IDは、情報を投稿したユーザを識別するユーザIDであり、図3に示したユーザデータのユーザIDに対応するものである。

0056

投稿日時は、情報が投稿された日時の情報である。投稿内容は、ユーザにより投稿された投稿情報である。評価は、投稿された情報を閲覧した各ユーザによりなされた評価を集計したものである。この評価は、図3に示したようなブログ情報提供画面100において情報を閲覧したユーザにより受け付けた情報の評価(役に立つ?という質問に対する「はい」あるいは「いいえ」)の情報を集計した情報である。

0057

アクセス数は、図3に示したようなブログ情報提供画面100においてユーザにより情報が閲覧された回数(クライアント装置10a〜10cに投稿情報が出力された回数)を集計した情報である。公開範囲は、情報を公開するユーザグループの設定情報である。ここでは、ユーザグループとして、友人、近所、全国の3つのグループが設定されている。

0058

友人は、情報を投稿したユーザの友人であるユーザのグループである。近所は、情報を投稿したユーザの近所に住むユーザのグループである。全国は、全国のユーザのグループである。

0059

図2の説明に戻ると、友人・近所対応データ62bは、各ユーザに対して出力が許可された投稿情報の識別情報を記憶したものである。図6は、図2に示した友人・近所対応データ62bの一例を示す図である。図6に示すように、この友人・近所対応データ62bは、ユーザID、友人投稿情報ID、近所投稿情報IDの各情報を記憶している。

0060

ユーザIDは、各ユーザを識別する識別情報であり、図4に示したユーザデータ52aのユーザIDに対応するものである。友人投稿情報IDは、当該ユーザの友人により投稿された投稿情報の投稿情報IDであり、この投稿情報IDは、図5に示した投稿データ62aの投稿情報IDに対応するものである。また、近所投稿情報IDは、住所が当該ユーザの住所の近所であるユーザにより投稿された投稿情報の投稿情報IDであり、この投稿情報IDは、図5に示した投稿データ62aの投稿情報IDに対応するものである。

0061

データ管理部63は、記憶部62に記憶される投稿データ62aおよび友人・近所データ62bの管理をおこなう管理部である。具体的には、データ管理部63は、クライアント装置10a〜10cからユーザにより投稿された情報をフロントエンドサーバ40を介して受信して投稿データ62aに記憶する。

0062

また、データ管理部63は、図3に示したようなブログ情報提供画面100において情報を閲覧したユーザにより受け付けた情報の評価(役に立つ?という質問における「はい」あるいは「いいえ」)の情報をクライアント装置10a〜10cから受信して評価を集計し、投稿データ62aに記憶する。

0063

また、データ管理部63は、図3に示したようなブログ情報提供画面100においてユーザにより情報が閲覧された回数を、情報をクライアント装置10a〜10cに出力した回数を計測することにより集計し、投稿データ62aに記憶する。

0064

また、データ管理部63は、後に説明する公開範囲判定サーバ80により情報の公開範囲が判定された場合に、その判定結果の情報を公開範囲判定サーバ80から受信して、投稿データ62aに記憶する。

0065

さらに、データ管理部63は、図6に示した友人・近所対応データ62bの作成および更新をおこなう場合に、投稿データ62aの公開範囲の情報を読み出し、投稿情報の公開範囲が「友人」、「近所」、「全国」のいずれであるかを調べる。

0066

そして、データ管理部63は、公開範囲が「友人」である場合に、ユーザ管理サーバ50に対して、ユーザデータ52aから投稿情報を投稿したユーザの友人であるユーザのユーザIDの情報を検索して送信するよう要求し、その情報を取得する。

0067

続いて、データ管理部63は、友人・近所対応データ62bにおいて、取得したユーザIDに対応するユーザIDの友人投稿情報IDに、公開範囲が「友人」であった投稿情報の投稿情報IDを登録する。

0068

また、データ管理部63は、公開範囲が「近所」である場合に、近所ユーザ検出サーバ70に対して、投稿情報を投稿したユーザの住所と近い住所であるユーザを検出するよう要求する。

0069

そして、データ管理部63は、近所ユーザ検出サーバ70から、投稿情報を投稿したユーザの住所と近い住所であるユーザのユーザIDの情報を取得し、友人・近所対応データ62bにおいて、取得したユーザIDに対応するユーザIDの近所投稿情報IDに、公開範囲が「近所」であった投稿情報の投稿情報IDを登録する。

0070

ここで、公開範囲が「全国」である場合には、すべてのユーザに投稿情報を公開すればよいので、データ管理部63は、公開範囲が「全国」である投稿情報の投稿情報IDは友人・近所対応データ62bに登録しない。

0071

さらに、データ管理部63は、他の装置から投稿データ62aの読み出し要求を受け付けた場合に、LAN90を介して読み出し要求を受け付けた投稿データ62aを他の装置に出力する。

0072

制御部64は、コンテンツサーバ60を全体制御する制御部であり、各機能部間のデータの授受を司る。

0073

近所ユーザ検出サーバ70は、住所が情報を投稿したユーザの住所の近所であるユーザを検出するサーバ装置である。この近所判定サーバ70は、通信処理部71、記憶部72、近所判定部73、制御部74を有する。

0074

通信処理部71は、LAN90を介して他の装置との間で通信をおこなう通信インターフェースである。記憶部72は、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。この記憶部72は、地図データ72aを記憶している。

0075

地図データ72aは、各住所の座標データを記憶したものである。図7は、図2に示した地図データ72aの一例を示す図である。図7に示すように、この地図データ72aは、住所およびXY座標の情報を記憶している。住所は、全国各地の住所の情報である。XY座標は、各住所に対応する地点の所定の測地系におけるX座標およびY座標の情報である。

0076

図2の説明に戻ると、近所ユーザ検出部73は、住所が情報を投稿したユーザの住所の近所であるユーザを検出する検出部である。具体的には、近所検出部73は、ユーザ管理サーバ50から各ユーザの住所の情報をユーザIDとともに取得し、また、コンテンツサーバ60から情報を投稿したユーザのユーザIDの情報を取得する。

0077

そして、近所判定部73は、図7に示した地図データ72aからそれぞれのユーザの住所に対応するXY座標の情報を読み出し、そのXY座標に対応する地点と、情報を投稿したユーザの住所に対応するXY座標により特定される地点との間の距離を算出する。さらに、近所判定部73は、その距離が所定の値以下であるユーザのユーザIDの情報をコンテンツサーバ60に出力する処理をおこなう。

0078

制御部74は、近所判定サーバ70を全体制御する制御部であり、各機能部間のデータの授受を司る。

0079

公開範囲判定サーバ80は、ユーザにより投稿された情報を公開するユーザグループを判定するサーバ装置である。この公開範囲判定サーバ80は、通信処理部81、記憶部82、公開範囲判定部83、制御部84を有する。

0080

通信処理部81は、LAN90を介して他の装置との間で通信をおこなう通信インターフェースである。記憶部82は、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。この記憶部82は、他の装置から受信した情報や公開範囲判定部83による判定結果の情報などを記憶する。

0081

公開範囲判定部83は、ユーザにより投稿された情報を公開するユーザグループ(「友人」、「近所」、あるいは、「全国」)を判定する判定部である。具体的には、公開範囲判定部83は、コンテンツサーバ60から投稿データ62aに記憶された評価およびアクセス数の情報を受信し、「役に立つ?」という質問に対し、「はい」と応答された数から「いいえ」と応答された数を差し引いた評価値を算出する。

0082

ここで、公開範囲判定部83は、上記評価値に対してT1およびT2(T2<T1)の2つの閾値をもっている。また、アクセス数に対しても、公開範囲判定部83は、S1およびS2(S2<S1)の2つの閾値を持っている。

0083

そして、公開範囲判定部83は、ある投稿情報について、評価値がT1以上で、かつ、アクセス数がS1以上であるか否かを調べ、評価値がT1以上、かつ、アクセス数がS1以上である場合には、その情報の閲覧を許可するユーザグループを「全国」に設定する。

0084

また、公開範囲判定部83は、ある情報について、評価値がT1以上でなく、かつ、アクセス数がS1以上ではない場合に、その情報について、評価値がT2以上で、かつ、アクセス数がS2以上であるか否かを調べ、評価値がT2以上、かつ、アクセス数がS2以上である場合には、その情報の閲覧を許可するユーザグループを「近所」に設定する。

0085

その情報の評価値およびアクセス数がそれ以外の場合には、公開範囲判定部83は、情報の閲覧を許可するユーザグループを「友人」のまま変更しない。

0086

このようにしてユーザグループの設定をおこなった後、公開範囲判定部83は、ユーザグループの設定結果の情報をコンテンツサーバ60に送信し、図5に示した投稿データ62aの公開範囲に設定結果を記憶させる。

0087

制御部84は、公開範囲判定サーバ80を全体制御する制御部であり、各機能部間のデータの授受を司る。

0088

なお、ここでは、公開範囲判定サーバ80が、投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを変更することとしているが、ユーザグループの変更時に、変更をしてよいか否かを投稿情報を投稿したユーザに確認することとしてもよい。

0089

具体的には、公開範囲判定サーバ80の公開範囲判定部83は、投稿情報の評価数およびアクセス数を上述したようにして調べ、ユーザグループの変更が可能であると判定した場合に、フロントエンドサーバ40を介してクライアント装置10a〜10cにユーザグループの変更をおこなっても良いかを投稿情報を投稿したユーザに確認する画面を出力する。

0090

そして、公開範囲判定部83は、この応答を受け付け、ユーザによりユーザグループの変更が承認された場合にのみ、その変更をおこない、図5に示した投稿データ62aの公開範囲に変更結果を記憶させる。

0091

つぎに、本実施例に係るユーザグループ判定処理処理手順について説明する。図8は、本実施例に係るユーザグループ判定処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、投稿情報が投稿された場合、そのユーザグループははじめは「友人」に設定されている。

0092

図8に示すように、まず、公開範囲判定サーバ80の公開範囲判定部83は、コンテンツサーバ60から投稿データ62aを読み込む処理をおこなう(ステップS101)。そして、公開範囲判定部83は、投稿データ62aに含まれる評価の情報を参照し、「役に立つ」という質問に対する「はい」という応答数から「いいえ」という応答数を差し引いた評価値を算出する(ステップS102)。

0093

続いて、公開範囲判定部83は、評価値が閾値T1以上で、かつ、アクセス数が閾値S1以上であるか否かを調べる(ステップS103)。評価値が閾値T1以上で、かつ、アクセス数が閾値S1以上である場合には(ステップS103,Yes)、公開範囲判定部83は、情報の閲覧を許可するユーザグループを「全国」に設定する(ステップS104)。

0094

評価値が閾値T1以上でなく、かつ、アクセス数が閾値S1以上でない場合には(ステップS103,No)、公開範囲判定部83は、評価値が閾値T2(T2<T1)以上で、かつ、アクセス数が閾値S2(S2<S1)以上であるか否かを調べる(ステップS105)。

0095

評価値が閾値T2以上で、かつ、アクセス数が閾値S2以上である場合には(ステップS105,Yes)、公開範囲判定部83は、情報の閲覧を許可するユーザグループを「近所」に設定する(ステップS106)。

0096

ステップS105において「No」であった場合、または、ステップS104、あるいは、ステップS106の処理が終了した場合、公開範囲判定部83は、ユーザグループの判定処理がなされていない未処理の情報があるか否かを調べ(ステップS107)、未処理の情報がある場合には(ステップS107,Yes)、ステップS102に移行して、それ以後の処理を継続する。

0097

未処理の情報がない場合には(ステップS107,No)、公開範囲判定部83は、このユーザグループ判定処理を終了する。

0098

つぎに、本実施例に係る友人・近所投稿情報判定処理の処理手順について説明する。図9は、本実施例に係る友人・近所投稿情報判定処理の処理手順を示すフローチャートである。この友人・近所投稿情報判定処理は、図8に示したユーザグループ判定処理の結果を用いておこなわれる処理である。

0099

図9に示すように、まず、コンテンツサーバ60のデータ管理部63は、投稿データ62aから投稿情報を1つ読み込む(ステップS201)。そして、データ管理部63は、当該投稿情報に対応する公開範囲の情報を参照し、投稿情報が「友人」向けか否かを調べる(ステップS202)。

0100

投稿情報が「友人」向けである場合には(ステップS202,Yes)、データ管理部63は、ユーザ管理サーバ50に対して、情報を投稿したユーザの友人であるユーザのユーザIDを検索するよう要求し、その要求を受け付けたユーザ管理サーバ50のデータ管理部53は、そのユーザIDを検索する(ステップS203)。

0101

その後、コンテンツサーバ60のデータ管理部63は、ユーザ管理サーバ50のデータ管理部53から友人のユーザIDの情報を受信し、図6に示した友人・近所対応データ62bにおいて、受信したユーザIDと同じユーザIDに対応する友人投稿情報IDにこの投稿情報の投稿情報IDを登録する(ステップS204)。

0102

投稿情報が「友人」向けでない場合には(ステップS202,No)、データ管理部63は、当該投稿情報に対応する公開範囲の情報を参照し、投稿情報が「近所」向けか否かを調べる(ステップS205)。

0103

投稿情報が「近所」向けである場合には(ステップS205,Yes)、データ管理部63は、近所ユーザ検出サーバ70に対して、住所が情報を投稿したユーザの住所の近所であるユーザのユーザIDを検索するよう要求し、その要求を受け付けた近所ユーザ検出サーバ70の近所ユーザ検出部73は、そのユーザIDを検索する(ステップS206)。

0104

その後、コンテンツサーバ60のデータ管理部63は、近所ユーザ検出サーバ70の近所ユーザ検出部73から情報を投稿したユーザと住所が近所であるユーザIDの情報を受信し、図6に示した友人・近所対応データ62bにおいて、受信したユーザIDと同じユーザIDに対応する近所投稿情報IDにこの投稿情報の投稿情報IDを登録する(ステップS207)。

0105

ステップS204の処理の終了後、ステップS207の処理の終了後、あるいは、投稿情報が「近所」向けでなかった場合には(ステップS205,No)、データ管理部63は、未処理の投稿情報があるか否かを調べ(ステップS208)、未処理の投稿情報がある場合には(ステップS208,Yes)、ステップS201に移行してつぎの投稿情報を読み込み、それ以後の処理を継続する。

0106

未処理の投稿情報がない場合には(ステップS208,No)、そのままこの友人・近所投稿情報判定処理を終了する。

0107

以上、上記実施例において、閲覧管理処理をコンピュータ上で実現する場合について説明してきたが、閲覧管理処理を実現するためのプログラムコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行することにより閲覧管理処理を実現してもよい。

0108

図10は、閲覧管理処理を実現するコンピュータ200のハードウェア構成を示すブロック図である。

0109

図10に示すように、このコンピュータ200は、上記プログラムを実行するCPU210と、データを入力する入力装置220と、各種データを記憶するROM230と、演算パラメータ等を記憶するRAM240と、閲覧管理処理を実現するためのプログラムを記録した記録媒体300からプログラムを読み取る読取装置250と、ディスプレイ等の出力装置260と、ネットワーク400を介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース270とが、バス280で接続された構成となっている。

0110

CPU210は、読取装置250を経由して記録媒体300に記録されているプログラムを読み込んだ後、プログラムを実行することにより、閲覧管理処理を実現する。なお、記録媒体300としては、光ディスクフレキシブルディスクCD−ROMハードディスク等が挙げられる。また、このプログラムは、ネットワーク400を介してコンピュータ200に導入することとしてもよい。

0111

上述してきたように、本実施例では、ユーザ管理サーバ50が、各ユーザの住所の情報を記憶し、公開範囲判定サーバ80が、互いに異なる地域に対応する複数のユーザグループ(「友人」、「近所」、「全国」)のうち、投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定し、ユーザ管理サーバ50および近所ユーザ検出サーバ70が、ユーザ管理サーバ50により記憶された友人情報および住所情報に基づいて、ユーザが、上記判定されたユーザグループ(「友人」および「近所」)に属するユーザであるか否かを判定し、ユーザが当該ユーザグループに属すると判定された場合に、フロントエンドサーバ40が、当該ユーザグループに対して閲覧が許可された投稿情報を出力することとしたので、複数のユーザグループを定義して投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することにより、ユーザにより投稿された情報の公開地域を段階的に広げることができる。

0112

また、本実施例では、近所ユーザ検出サーバ70が、投稿情報を投稿したユーザの住所と他のユーザの住所との間の距離を算出し、算出した距離に基づいて、ユーザが、判定されたユーザグループに属するユーザであるか否かを判定することとしたので、ユーザにより投稿された情報の公開地域を段階的に広げる場合に、ユーザが近所のユーザか否かを効率的に判定することができる。

0113

また、本実施例では、フロントエンドサーバ40が、投稿情報に対する評価を受け付け、公開範囲判定サーバ80が、受け付けられた評価に基づいて、投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することとしたので、評価が高くなるにつれて公開範囲を広げるようにするなど、情報に対する他のユーザからの反応を確かめながら徐々に情報を公開する地域を広げていくことができる。

0114

また、本実施例では、コンテンツサーバ60が、投稿情報が当該投稿情報を閲覧するユーザの端末装置に出力された出力回数(投稿情報の閲覧数)を計測し、計測された出力回数に基づいて、投稿情報の閲覧を許可するユーザグループを判定することとしたので、閲覧数が高くなるにつれて公開範囲を広げるようにするなど、情報に対する他のユーザからの反応を確かめながら徐々に情報を公開する地域を広げていくことができる。

0115

さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。

0116

たとえば、上記実施例では、ユーザグループを「友人」、「近所」、「全国」の3つのグループに分けているが、ユーザグループの数は任意であり、さらに多くのユーザグループに分け、情報の閲覧を段階的に許可するようにしてもよい。

0117

また、上記実施例では、ユーザどうしが「近所」であるか否かを判定するため、各ユーザが登録した住所により特定される地点間の距離を算出し、その距離が所定の値以下であるユーザを「近所」のユーザと判定することとしているが、これに限定されず、同一市町村内など、同一の行政区画内のユーザを「近所」のユーザと判定することとしてもよい。

0118

また、上記実施例では、評価値を、「役に立つ?」という質問に対する「はい」という応答数から「いいえ」という応答数を差し引いて算出することとしたが、これに限定されず、他の評価基準に基づいて決定することとしてもよい。

0119

たとえば、閲覧管理システム20が、投稿情報に対してユーザによりなされた評価を5段階の星評価(5つ星が最高評価、1つ星が最低評価)などで受け付けて、星数の平均値を当該投稿情報の評価値として用いることとしてもよい。そして、このようにして設定された評価値は、所定の閾値T1や閾値T2と比較され、ユーザグループの設定がおこなわれる。

0120

また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。

0121

この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。

0122

また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。

0123

さらに、各装置にて行なわれる処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。

0124

以上のように、本発明に係る閲覧管理システム、閲覧管理方法および閲覧管理プログラムは、ユーザにより投稿された情報の公開地域を段階的に広げることができる情報提供システムに対して有用である。

図面の簡単な説明

0125

本発明に係る閲覧管理処理の概念について説明する図である。
本実施例に係る閲覧管理システムの機能構成について説明する図である。
クライアント装置10a〜10cに出力されるブログ情報提供画面100の一例を示す図である。
図2に示したユーザデータ52aの一例を示す図である。
図2に示した投稿データ62aの一例を示す図である。
図2に示した友人・近所対応データ62bの一例を示す図である。
図2に示した地図データ72aの一例を示す図である。
本実施例に係るユーザグループ判定処理の処理手順を示すフローチャートである。
本実施例に係る友人・近所投稿情報判定処理の処理手順を示すフローチャートである。
閲覧管理処理を実現するコンピュータ200のハードウェア構成を示すブロック図である。

符号の説明

0126

10a〜10cクライアント装置
20閲覧管理システム
30インターネット
40フロントエンドサーバ
41通信処理部
42 記憶部
42aHTMLデータ
43情報提供処理部
44 制御部
50ユーザ管理サーバ
51 通信処理部
52 記憶部
53データ管理部
54 制御部
60コンテンツサーバ
61 通信処理部
62 記憶部
62a投稿データ
62b友人・近所対応データ
63 データ管理部
64 制御部
70 近所ユーザ検出サーバ
71 通信処理部
72 記憶部
72a 地図データ
73 近所判定部
74 制御部
80公開範囲判定サーバ
81 通信処理部
82 記憶部
83 公開範囲判定部
84 制御部
90 LAN
100ブログ情報提供画面
101友人情報
102 近所情報
103 全国情報

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