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技術 ドレン、並びにこのドレンを用いた施工方法

出願人 株式会社片岡製作所
発明者 片岡洋一
出願日 2006年1月30日 (14年10ヶ月経過) 出願番号 2006-020872
公開日 2007年8月9日 (13年4ヶ月経過) 公開番号 2007-198087
状態 拒絶査定
技術分野 屋根ふき・それに関連する装置または器具
主要キーワード 差し込み代 凸条体 位置決め金具 環状片 コンクリート製建築物 排水溝用 位置決めプレート 排水口周囲
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年8月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

スラブ所定位置に適正な状態で簡単な作業によって容易に配設することができ、短時間で効率良く施工することができるドレン、並びにこのドレンを用いた施工方法を提供する。

解決手段

コンクリート製建築物のスラブBの所定位置に配設され、スラブB上の雨水等を排水管C1、C2を通じて外部に排水するためのドレン1において、排水管に接続される筒状のドレン本体2の上端部にストレーナ4を載置する受け皿部21が形成され、ドレン本体2の下端部2aには型枠Aに固定するフランジ状位置出しプレート3が着脱自在に設けられている。ドレン本体2の上端部内には、ドレン本体2から所定間隔を隔てて筒状体24が一体形成されている。そして、位置出しプレート3を型枠A上の適正な位置に強固に固定した後に、この位置出しプレート3にドレン本体2の下端部2aを差し込む。

概要

背景

従来、建築物コンクリートスラブ所定位置に配設され、スラブ上の雨水等を排水管を通じて外部に排水するドレンが提供されている。具体的には、このドレンは、排水管に接続されるドレン本体と、このドレン本体の上部に配置されるストレーナとを備えている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−320089号公報

概要

スラブの所定位置に適正な状態で簡単な作業によって容易に配設することができ、短時間で効率良く施工することができるドレン、並びにこのドレンを用いた施工方法を提供する。コンクリート製建築物のスラブBの所定位置に配設され、スラブB上の雨水等を排水管C1、C2を通じて外部に排水するためのドレン1において、排水管に接続される筒状のドレン本体2の上端部にストレーナ4を載置する受け皿部21が形成され、ドレン本体2の下端部2aには型枠Aに固定するフランジ状位置出しプレート3が着脱自在に設けられている。ドレン本体2の上端部内には、ドレン本体2から所定間隔を隔てて筒状体24が一体形成されている。そして、位置出しプレート3を型枠A上の適正な位置に強固に固定した後に、この位置出しプレート3にドレン本体2の下端部2aを差し込む。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

コンクリート製建築物スラブ所定位置に配設され、スラブ上の雨水等を排水管を通じて外部に排水するためのドレンにおいて、排水管に接続される筒状のドレン本体の上端部にストレーナを載置する受け皿部が形成され、当該ドレン本体の下端部には型枠に固定するフランジ状位置出しプレート着脱自在に設けられたことを特徴とするドレン。

請求項2

前記ドレン本体の上端部内には、当該ドレン本体から所定間隔を隔てて筒状体一体形成されてなることを特徴とする請求項1記載のドレン。

請求項3

請求項1又は2記載のドレンを用いた施工方法であって、まず、前記位置出しプレートを前記型枠上の適正な位置に強固に固定し、この位置出しプレートにドレン本体の下端部を差し込むことよってドレンを型枠上に配置した後に、上記型枠上にコンクリート流し込むことを特徴とするドレンを用いた施工方法。

技術分野

0001

本発明は、バルコニーベランダなどに設けられ、雨水等を排水管に導くための排水溝用のドレンに関するものである。

背景技術

0002

従来、建築物コンクリートスラブ所定位置に配設され、スラブ上の雨水等を排水管を通じて外部に排水するドレンが提供されている。具体的には、このドレンは、排水管に接続されるドレン本体と、このドレン本体の上部に配置されるストレーナとを備えている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−320089号公報

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、上記従来のドレンは作製コストなどの面から鋳物製が用いられている。このためドレン自体が重く、このように重量の重いドレンをスラブに配設するには以下のように施工する必要があった。

0004

図8は、ドレンの施工時において当該ドレンをスラブに配設した状態を示している。

0005

ドレンaは、型枠A上に固定手段を用いて配設される。具体的には、固定手段は、位置決め金具b、スペーサc、押え板d及びネジ部材eを備えており、位置決め金具bを型枠A上の所定位置にfなどによって固定し、この位置決め金具bの外周にスペーサcの下端部を嵌め込むとともに、スペーサcの上端部でドレンaの途中部を支持し、この後にドレンaの上面に配置した押え板dを下方に押圧するように、位置決め金具bに下端部を螺入したネジ棒e1の上端部に蝶ネジe2をネジ込むことによって、ドレンaを型枠A上に固定している。

0006

そして、この状態で型枠A上にコンクリートを流し込むことで、ドレンaをスラブBの所定位置に配設している。

0007

このようにドレンaを施工するにあたって、従来では上述したように型枠A上にドレンaを固定するための複数の部材が必要であり、このために設置作業が煩雑で位置合わせなどに余分な労力を要して手間と時間がかかるという問題があった。また、鋳物製のドレンは長期的な使用によって錆びが発生するため、外観が悪くなって塗装のやり直しや、水漏れが発生するという問題があった。

課題を解決するための手段

0008

請求項1に係る発明のドレンは、コンクリート製建築物のスラブの所定位置に配設され、スラブ上の雨水等を排水管を通じて外部に排水するためのドレンにおいて、排水管に接続される筒状のドレン本体の上端部にストレーナを載置する受け皿部が形成され、当該ドレン本体の下端部には型枠に固定するフランジ状位置出しプレート着脱自在に設けられたものである。

0009

請求項2に係る発明のドレンは、前記ドレン本体の上端部内には、当該ドレン本体から所定間隔を隔てて筒状体一体形成されてなるものである。

0010

請求項3に係る発明のドレンを用いた施工方法は、請求項1又は2記載のドレンを用いた施工方法であって、まず、前記位置出しプレートを前記型枠上の適正な位置に強固に固定し、この位置出しプレートにドレン本体の下端部を差し込むことよってドレンを型枠上に配置した後に、上記型枠上にコンクリートを流し込むことを特徴とする。

発明の効果

0011

本発明によれば、従来のようなスペーサ等の各種部材が不要になり、型枠に固定した位置出しプレートにドレン本体を差し込む作業だけでドレンをスラブの所定位置に適正な状態で容易に配設することができ、短時間で効率良く施工することができる。

0012

また、ドレン本体が合成樹脂製であることから、錆びることがなく長期的に綺麗な状態で使用することができ、しかも、気候変化に伴うコンクリートの収縮等に対してもその柔軟性によって破損などを防止しながら対応することができ、総合的に高い耐久性を確保することができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。

0014

図1は、本発明のドレンを示している。

0015

このドレン1は、コンクリート製建築物のスラブB(図7参照)の所定位置に配設され、スラブB上の雨水等を排水管を通じて外部に排水するためのもので、ドレン本体2と、ドレン本体2の下端部2aに連設される位置出しプレート3と、ドレン本体2の上部に配置されるストレーナ4とを備えている。

0016

ドレン本体2は、図2及び図3に示すように円筒状に形成されており、その上端部には、形状は特に限定されるものではないが例えば平面視矩形状で且つ凹状に形成された受け皿部21が形成され、下端部2aの外周面に排水管を差し込んで連結するようにしている。

0017

受け皿部21は、図3及び図4に示すようにその底面中央に排水口22が形成されるとともに、当該底面の排水口周囲には複数リブ23が立設されており、これらリブ23上にストレーナ4を載置するようにしている。

0018

また、前記ドレン本体2には、その上端部内に当該ドレン本体2から所定間隔を隔てて円筒状体24が一体形成されている。つまり、ドレン本体2よりも小径の円筒状体24が当該ドレン本体2に一体に設けられている。この円筒状体24は、その外周面に排水管を差し込んで連結するために形成されたものである。

0019

従って、このドレン本体2は、その下端部2aと円筒状体24とに径の異なる大小2種類の排水管が連結できるように構成されている。即ち、建築物に一般的に使用されている排出管の種類に応じてドレン本体2と円筒状体24の径が設定されている。

0020

このように構成されたドレン本体2は、合成樹脂として例えばポリプロピレン(PP)によって一体成形されている。

0021

位置出しプレート3は、前記ドレン本体2の下端部外周に差し込んで当該ドレン本体2に着脱自在に連結する円筒状の連結部31と、この連結部31の下端に形成されたフランジ部32とを備えている。

0022

連結部31は、その本体周面31aがドレン本体2よりも径大に形成されている。そして、この本体周面31aには、その上端縁環状片31bが内方に向かって突設されるとともに、その内面周方向に所定間隔を隔てて複数のリブ31cが軸心方向に形成されている。従って、連結部31をドレン本体2の下端部2aに差し込んだ際には、環状片31b及び各リブ31cの各先端が下端部2aの外周面に圧接され、これによって当該ドレン本体2に連結するようにしている。つまり、連結部31をドレン本体2の下端部2aに連結した状態では、当該連結部31は下端部2aに対して外方に突出した段状に配置される。

0023

フランジ部32は、後述する施工時において型枠Aに固定するための部位であり、このフランジ部32には釘などで型枠Aに固定するための固定用孔33が適数個(例えば円周方向に90度ピッチで4個)形成されている。

0024

また、前記連結部31とフランジ部32の外周面には例えば円周方向に90度の間隔で4本の凸部34が形成されている。これら各凸部34は後述するドレン1を型枠A上に配置する際においてその方向を決定するための目安にするようにしている。

0025

ストレーナ4は、図6に示すように、格子状に形成されており、前記受け皿部21に対応する平面視矩形状の王冠状に形成されている。このストレーナ4には四隅に爪41が設けられており、ストレーナ4を受け皿部21の各リブ23上に載置した際に、各爪41が受け皿部21に形成された係止孔(図示省略)に係止することで、ストレーナ4が排水口22を覆う形で安定的に保持される。このように受け皿部21にストレーナ4を配置することで、雨水等に伴って排水口22内に侵入しようとする木の葉等の侵入物の侵入を阻止するようにしている。

0026

前記位置決めプレート3及びストレーナ4もドレン本体2と同様にポリプロピレン製によって成形されている。

0027

そして、このように構成されたドレン1は、次のような施工方法によってスラブBの所定位置に配設される。

0028

まず、スラブを形成するために予め設置された型枠A上にドレン1を配置する。具体的には、位置出しプレート3を型枠A上の適正な位置にその固定用孔33を通じて釘等により強固に固定する。この際、凸部34を目安にしてドレン全体の方向を設定すればよい。

0029

そして、位置出しプレート3にドレン本体2の下端部2aを差し込むことよってドレン1を型枠A上の適正位置に強固に固定した状態で配置する。

0030

このようにしてドレン1を配置すれば、続いてこの状態で型枠A上にコンクリートを流し込んで当該コンクリートが固化することで、図7に示すようにドレン1を適正位置に配設したスラブBを形成することができる。

0031

これによりドレン1をスラブBの所定位置に適正な状態で簡単な作業によって容易に配設することができ、短時間で効率良く施工することができる。即ち、従来のようなスペーサ等の各種部材が不要になり、型枠Aに固定した位置出しプレート3にドレン本体2を差し込むだけの作業によってドレン1をスラブBの所定位置に適正な状態で配設することができる。この際、ドレン本体2の長さはフラブBの厚さに応じて適宜に切断して使用すればよい。

0032

そして、この後にドレン1に排水管を連結する。この場合、ドレン1には径の異なる2種類の排水管を接続することができる。

0033

具体的には、まず、径の大きい排水管C1を用いている建物では、図7に示す状態において、まず位置出しプレート3は、型A枠とともに外されてスラブBから引き抜かれる。これによりスラブBには位置出しプレート3に相当する空間が生じてドレン本体2の下端部2aが露出する。従って、この露出した下端部2aが排水管C1を差し込む差し込み代となって当該排水管C1を連結することができ、これによりスラブB上の雨水等をドレン1から排水管C1を通じて外部に排水する。

0034

次に、径の小さい排水管C2を用いている建物では、図7に示す状態において円筒状体24に排水管C2を差し込むことで当該排水管C2を連結することができ、これによりスラブB上の雨水等をドレン1から排水管C2を通じて外部に排水する。

0035

上記排水管C1、C2としては例えばΦ50とΦ65とが使用されているのが一般的であり、ドレン本体2と円筒状体24の各径をこれに応じて形成しておくことで、これら2種の排水管C1、C2に対応することができる。

0036

また、上述したようにドレン本体2等がPP製であることから、当該ドレン本体2の表面が滑らかで雨水等を円滑に排水管に導くことができる。また、錆びることがなく長期的に綺麗な状態で使用することができるとともに、気候変化に伴うコンクリートの収縮等に対してもその柔軟性によって破損などを防止しながら対応することができ、総合的に高い耐久性を確保することができる。さらに、強度や耐熱性にも優れ、しかも再利用することができるので環境等にやさしいという効果を奏する。

0037

図8は、本発明のドレンの他の例を示している。

0038

このドレン1は、位置出しプレート3の連結部31をドレン本体2の下端部2a内周に差し込むようにするとともに、前記フランジ32を無くしたものである。

0039

この場合、連結部31は、図9に示すように基端から上端にかけて先細テーパー状に形成されており、当該連結部31の外周にドレン本体2の下端部2aを嵌入し易いようにしている。

0040

また、連結部31の外周には、凸条体31dが上下にしかも例えば対称位置に2本設けられるとともに、この凸条体31dに対応してドレン本体2の下端部2aの内周に溝部2b(図10参照)がそれぞれ形成されている。このように連結部31に凸条体31dを、ドレン本体2側に溝部2bを設けることで、連結部31に対してドレン本体2を位置決めしながら簡単に、しかも両者を安定的な状態で配置することができる。

0041

なお、他の構成については前述したドレンと同様であり、ここでは説明は省略する。

0042

そして、上述したようにドレン1を構成することによって、位置出しプレート3を型A枠とともスラブBから取り外した際において、スラブBには前述したドレン1のような位置出しプレート3の連結部31に相当する空間を生じないようにすることができる。これにより排水管C2を連結する場合において、上述したようなスラブBに生じる空間部分を埋めるような作業をしなくてすみ、作業性を良くすることができる。

0043

なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに限定されることなく、その範囲内において種々設計変更可能である。

0044

例えば、ドレン本体2及び位置出しプレート3等は、ポリプロピレン製に限らず、他の合成樹脂製であってもよし、合成樹脂製の他に例えば鋳物によって作製してもよい。

0045

また、ストレーナ4も必ずしも合成樹脂製でなくてもよく、金属製などであってもよい。

図面の簡単な説明

0046

本発明のドレンを示す斜視図である。
ドレン本体を示す側面図である。
図2におけるX−X断面図である。
ドレン本体の受け皿部を示す平面図である。
位置出しプレートを示す斜視図である。
ストレーナを示す斜視図である。
本発明のドレンをスラブに配置した状態を示す縦断面図である。
本発明のドレンの他の例を示す斜視図である。
位置出しプレートを示す斜視図である。
ドレンをスラブに配置した状態を示す縦断面図である。
従来のドレンを型枠上に配置した状態を示す縦断面図である。

符号の説明

0047

1 ドレン
2 ドレン本体
21受け皿部
24円筒状体(筒状体)
3位置出しプレート
4ストレーナ
A型枠
Bスラブ
C1、C2 排水管

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