図面 (/)

技術 記録ディスクカートリッジ

出願人 富士フイルム株式会社
発明者 青石治己
出願日 2006年1月11日 (14年5ヶ月経過) 出願番号 2006-003316
公開日 2007年7月26日 (12年11ヶ月経過) 公開番号 2007-188551
状態 未査定
技術分野 記録担体、その容器及び付属品
主要キーワード ノッチ部材 両面接着材 外側全周 内周エッジ 平面視直線状 アーチ状フレーム アクセス用開口 係合長孔
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年7月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

大きな粘着力が得られる厚みの大きな両面接着材を使用しても、貼り付け歪みによるフレキシブルディスクの外周側の垂れを少なくすることができる記録ディスクメディアを備える記録ディスクカートリッジを提供することにある。

解決手段

柔軟な円盤状をしたフレキシブルディスク31とフランジ部323を有するハブ32とからなり、フランジ部323のフランジ面323a側に貼着固定した環状の両面接着材80を介して、フランジ部323にフレキシブルディスク31の一面側中央部を貼着固定してなる記録ディスクメディア30を有し、該記録ディスクメディア30をカートリッジケース10内に回転自在に収容してなる記録ディスクカートリッジ1であって、フランジ部323のフランジ面323aに両面接着材80の厚みを吸収する環状の凹部324を設けた。

概要

背景

従来、ポリエステルシート等からなる円盤状の支持体の両面に磁性層を形成したフレキシブル磁気ディスクメディアや、光記録ディスクメディア相変化ディスクメディア等の記録ディスクメディアカートリッジケースに収容した記録ディスクカートリッジが知られている。これらの記録ディスクメディアは、年々、高密度記録化されており、その記録トラック幅はより狭くなってきていると共にその記録長はより短くなってきている。

従来の記録ディスクカートリッジとしては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1に記載の記録ディスクカートリッジ800は、図8に示すように、カートリッジケース810と、このカートリッジケース810の内部に回動可能に配置されたロータリシャッタ820と、このロータリシャッタ820の内部に回転自在に配置された記録ディスクメディア830と、を主に備えている。かかる記録ディスクカートリッジ800は、専用のドライブ装置(図示省略)に装着されて使用される。

記録ディスクメディア830は、図8及び図9に示すように、記録ディスクメディア830が、円盤状のフレキシブルディスク831とハブ832とから構成されている。ハブ832は、中心部に孔833が形成された環状本体部834と、この環状本体部834の上端外周部分から外側に向かい、かつ、全周にわたって鍔状に延出されているフランジ部835とからなる。また、環状本体部834には、ドライブ装置の駆動機構スピンドル(図示省略)が係合し、ハブ832に回転力を与えるようになっている。
また、フランジ部835とフレキシブルディスク831との間には、表裏両面に接着面を持つ環状の両面接着材840が設けられており、その両面接着材840の粘着力でフレキシブルディスク831の中央部分の下面836とフランジ部835のフランジ面837とが接着固定されている。

両面接着材840は、表裏両面に接着材料を設けたシート材から、環状に打ち抜かれて形成されたもので、図10に示すように、打ち抜き用の刃が当てられる上側の内周エッジ部分と外周エッジ部分にはそれぞれダレ841が、反対の下側の内周エッジ部分と外周エッジ部分にはそれぞれバリ842が下側に突き出した状態に作られ、フランジ部835とフレキシブルディスク831との間に設けられる前、下側の平面となるべき部分はバリ842により断面視で中央部が上側に僅かに凹む(両端が僅かに突出する)凹曲面843になっている。
米国特許第6256168号明細書

概要

大きな粘着力が得られる厚みの大きな両面接着材を使用しても、貼り付け歪みによるフレキシブルディスクの外周側の垂れを少なくすることができる記録ディスクメディアを備える記録ディスクカートリッジを提供することにある。柔軟な円盤状をしたフレキシブルディスク31とフランジ部323を有するハブ32とからなり、フランジ部323のフランジ面323a側に貼着固定した環状の両面接着材80を介して、フランジ部323にフレキシブルディスク31の一面側中央部を貼着固定してなる記録ディスクメディア30を有し、該記録ディスクメディア30をカートリッジケース10内に回転自在に収容してなる記録ディスクカートリッジ1であって、フランジ部323のフランジ面323aに両面接着材80の厚みを吸収する環状の凹部324を設けた。

目的

このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、大きな粘着力が得られる厚みの大きな両面接着材を使用しても、貼り付け歪みによるフレキシブルディスクの外周側の垂れを少なくすることができる記録ディスクメディアを備える記録ディスクカートリッジを提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

柔軟な円盤状をしたフレキシブルディスクフランジ部を有するハブとからなり、前記フランジ部のフランジ面側に貼着固定した環状の両面接着材を介して、該フランジ部に前記フレキシブルディスクの一面側中央部を接着固定してなる記録ディスクメディアを有し、該記録ディスクメディアをカートリッジケース内に回転自在に収容してなる記録ディスクカートリッジにおいて、前記フランジ部に前記両面接着材の厚みを吸収する環状の凹部を設けたことを特徴とする記録ディスクカートリッジ。

請求項2

前記フランジ部のフランジ面に、前記両面接着材で該フランジ部に固定されていない前記フレキシブルディスクの一部を該フレキシブルディスクの下面側から受けて支えディスク受け面部を、前記凹部の外側全周にわたって設けたことを特徴とする請求項1記載の記録ディスクカートリッジ。

請求項3

前記凹部の深さが、前記両面接着材の厚みの約20〜80%であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の記録ディスクカートリッジ。

請求項4

前記凹部における内周端部と外周端部の深さを中央部分よりも深く形成し、この深く形成した部分により両面接着材の内周部と外周部にそれぞれ下側に向かって突出しているバリを吸収できるようにしたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の記録ディスクカートリッジ。

技術分野

0001

本発明は、記録ディスクカートリッジに関し、より詳しくは記録ディスクメディアと、記録ディスクメディアを収納するカートリッジケースとを備える記録ディスクカートリッジに関する。

背景技術

0002

従来、ポリエステルシート等からなる円盤状の支持体の両面に磁性層を形成したフレキシブル磁気ディスクメディアや、光記録ディスクメディア相変化ディスクメディア等の記録ディスクメディアをカートリッジケースに収容した記録ディスクカートリッジが知られている。これらの記録ディスクメディアは、年々、高密度記録化されており、その記録トラック幅はより狭くなってきていると共にその記録長はより短くなってきている。

0003

従来の記録ディスクカートリッジとしては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1に記載の記録ディスクカートリッジ800は、図8に示すように、カートリッジケース810と、このカートリッジケース810の内部に回動可能に配置されたロータリシャッタ820と、このロータリシャッタ820の内部に回転自在に配置された記録ディスクメディア830と、を主に備えている。かかる記録ディスクカートリッジ800は、専用のドライブ装置(図示省略)に装着されて使用される。

0004

記録ディスクメディア830は、図8及び図9に示すように、記録ディスクメディア830が、円盤状のフレキシブルディスク831とハブ832とから構成されている。ハブ832は、中心部に孔833が形成された環状本体部834と、この環状本体部834の上端外周部分から外側に向かい、かつ、全周にわたって鍔状に延出されているフランジ部835とからなる。また、環状本体部834には、ドライブ装置の駆動機構スピンドル(図示省略)が係合し、ハブ832に回転力を与えるようになっている。
また、フランジ部835とフレキシブルディスク831との間には、表裏両面に接着面を持つ環状の両面接着材840が設けられており、その両面接着材840の粘着力でフレキシブルディスク831の中央部分の下面836とフランジ部835のフランジ面837とが接着固定されている。

0005

両面接着材840は、表裏両面に接着材料を設けたシート材から、環状に打ち抜かれて形成されたもので、図10に示すように、打ち抜き用の刃が当てられる上側の内周エッジ部分と外周エッジ部分にはそれぞれダレ841が、反対の下側の内周エッジ部分と外周エッジ部分にはそれぞれバリ842が下側に突き出した状態に作られ、フランジ部835とフレキシブルディスク831との間に設けられる前、下側の平面となるべき部分はバリ842により断面視で中央部が上側に僅かに凹む(両端が僅かに突出する)凹曲面843になっている。
米国特許第6256168号明細書

発明が解決しようとする課題

0006

上述したように、従来の記録ディスクカートリッジ800における記録ディスクメディア830において、フランジ部835とフレキシブルディスク831との間を固定している両面接着材840は、その製造時に、上側面の内周エッジ部分と外周エッジ部分にダレ841が作られ、下側面の内周エッジ部分と外周エッジ部分にはそれぞれバリ842が発生し、平面となるべき下側面は断面側面視上側に凹む凹曲面843の形状になっている。

0007

このため、両面接着材840でフランジ部835に接着されたフレキシブルディスク831は、貼り付け歪みによりその外周側の部分が、図9に示すように、外周エッジ部分のダレ841に倣ってフランジ部835側に大きく斜めに垂れ下がった状態になり易い。この垂れ下がりは、ディスク高容量化、狭トラック化により記録ディスクカートリッジ800内のフレキシブルディスク831の位置精度を高める上で、深刻な影響をもたらす。

0008

また、両面接着材840は、より高い粘着力を持つものが好ましく、高い粘着力を持たせるには粘着材料の厚みが大きなものほど粘着力が高いという傾向にある。しかし、粘着材料の厚みを大きくすると、両面接着材840の高さ、すなわちフランジ部835とフレキシブルディスク831との間の距離が大きくなる。また、打ち抜き加工時に作られるダレ841やバリ842も大きくなり、バラツキも生じる。さらには、両面接着材840の厚みのバラツキも大きくなる。これらのバラツキは、フレキシブルディスク831の垂れにも影響を与え、垂れにバラツキを生じさせることになる。この結果、カートリッジ毎の特性が異なりやすく、信頼性を高める上で深刻な影響をもたらす。

0009

このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、大きな粘着力が得られる厚みの大きな両面接着材を使用しても、貼り付け歪みによるフレキシブルディスクの外周側の垂れを少なくすることができる記録ディスクメディアを備える記録ディスクカートリッジを提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、上記課題を解決するために、請求項1記載にかかる記録ディスクカートリッジでは、柔軟な円盤状をしたフレキシブルディスクとフランジ部を有するハブとからなり、前記フランジ部のフランジ面側に貼着固定した環状の両面接着材を介して、該フランジ部に前記フレキシブルディスクの一面側中央部を接着固定してなる記録ディスクメディアを有し、該記録ディスクメディアをカートリッジケース内に回転自在に収容してなる記録ディスクカートリッジにおいて、前記フランジ部に前記両面接着材の厚みを吸収する環状の凹部を設けてなる構成とした。

0011

このように、フランジ部のフランジ面に環状の凹部を設けて該凹部内に環状の両面接着材を配置し、この凹部の深さで両面接着材の厚みを吸収するようにすると、大きな粘着力が得られる厚みの大きな両面接着材を使用しても、フレキシブルディスクとフランジ面との間の距離が大きくなるのを抑えることができる。そして、フレキシブルディスクをフランジ部に近づけることによって、両面接着材で接着されたフレキシブルディスクの直ぐ外側に位置している部分を下側から支えることができるので、外周側の垂れを少なくすることができる。

0012

請求項2記載にかかる記録ディスクカートリッジでは、前記フランジ部のフランジ面に、前記両面接着材で該フランジ部に固定されていない前記フレキシブルディスクの一部を該フレキシブルディスクの下面側から受けて支えるディスク受け面部を、前記凹部の外側全周にわたって設けてなる構成とした。

0013

このように、両面接着材でフランジ部に固定されていないフレキシブルディスクの外側部分の一部を、ディスク受け面部で下面側から受けて支えることにより、フレキシブルディスクの外周側の垂れをさらに少なくすることができる。

0014

請求項3記載にかかる記録ディスクカートリッジでは、前記凹部の深さが、前記両面接着材の厚みの約20〜80%で形成してなる構成とした。

0015

このように、凹部の深さを両面接着材の厚みよりも小さく形成することにより、両面接着材による十分な接着力を残したまま、両面接着材の厚みをフランジ部側で吸収することができる。

0016

請求項4記載にかかる記録ディスクカートリッジでは、前記凹部における内周端部と外周端部の深さを中央部分よりも深く形成し、この深く形成した部分により両面接着材の内周部と外周部にそれぞれ下側に向かって突出しているバリを吸収できるようにしてなる構成とした。

0017

このように、凹部における内周端部と外周端部の深さを中央部分よりも深く形成しておくと、仮に打ち抜き加工された両面接着材の下面側の内周エッジ部分と外周エッジ部分に下側に向かうバリが発生していたとしても、そのバリは内周端部と外周端部の深く形成した部分で吸収され、下面側の平面となるべき部分が、バリによって仮に断面視上側に僅かに凹む凹曲面になっていたとしても、この凹曲面が底面形状に倣って密着した状態で貼り付けられる。これにより、粘着性が高まるとともに、高さ寸法も安定する。

発明の効果

0018

本発明によれば、フランジ部のフランジ面に環状の凹部を設けて該凹部内に環状の両面接着材を配置し、この凹部の深さで両面接着材の厚みを吸収するようにしているので、大きな粘着力が得られる厚みの大きな両面接着材を使用しても、フレキシブルディスクとフランジ面との間の距離が大きくなるのを抑えることができる。そして、フレキシブルディスクをフランジ部に近づけた状態で、フレキシブルディスクがフランジ部に取り付けられ、両面接着材で接着されたフレキシブルディスクの直ぐ外側に位置している部分を下側からフランジ部で支えることができるので、フレキシブルディスクにおける外周側の垂れを少なくすることができ、記録ディスクカートリッジ内のフレキシブルディスクの位置精度を高めてディスクの高容量化、狭トラック化に寄与する。

発明を実施するための最良の形態

0019

本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
参照する図面において、図1は、本実施形態に係る記録ディスクカートリッジを示す斜視図であり、(a)は前方斜め上方からみた図、(b)は後方斜め下方からみた図をそれぞれ示している。図2は、本実施形態に係る記録ディスクカートリッジの分解斜視図である。図3は、下シェル及びハブ孔シャッタを取り外したときの記録ディスクカートリッジの下側の様子を示す図である。図4は、本実施形態に係るロータリシャッタを示す斜視図であり、(a)は前方斜め上方からみた図、(b)は後方斜め下方からみた図である。図5は、本実施形態の記録ディスクカートリッジの断面図であり、(a)は記録ディスクカートリッジの中央部の断面図、(b)は記録ディスクメディアの要部断面図である。図6は、本実施形態に係る記録ディスクカートリッジをドライブ装置に挿入した状態を示す斜視図である。
なお、本実施形態において方向を説明する場合は、図1に示す前、後、右、左、上、下、を基準として説明する。また、図3中、下シェルのガイド溝及びハブ孔シャッタは、便宜上、仮想線二点鎖線)で表わしている。

0020

≪記録ディスクカートリッジ1の構成≫
本実施形態に係る記録ディスクカートリッジ1は、図1及び図2に示すように、カートリッジケース10と、このカートリッジケース10の内部に回動可能に配置されたロータリシャッタ20と、このロータリシャッタ20の内部に回転自在に配置された記録ディスクメディア30と、カートリッジケース10の内部であってロータリシャッタ20の下方に配置されたハブ孔シャッタ40と、記録ディスクメディア30をクリーニング及び保護等するライナ60,60と、各ライナ60をロータリシャッタ20の内面に固着する接着層61(固定層)と、を主に備えている。そして、このような記録ディスクカートリッジ1は、専用のドライブ装置D(図6参照)に、その前側から挿入されて使用される。

0021

<カートリッジケース10>
カートリッジケース10は、図1に示すように、記録ディスクメディア30を収容するための厚さの薄い箱状体である。そして、カートリッジケース10は、前端部10aが平面視で円弧アーチ)状に形成されると共に、後端部10b、右端部10c及び左端部10dが平面視で略直線状に形成されている。なお、後端部10bの中間部は、その両側に比してやや後側に膨らんでおり、記録ディスクカートリッジ1をドライブ装置Dから取り出す際に把持し易くなっている(図6参照)。

0022

また、カートリッジケース10は、その内部に収容された記録ディスクメディア30を外部に臨ませるための、平面視でくさび形中心角が略90°の略扇形)に切り欠かれたアクセス用開口部101(ケース開口)を有している。なお、このアクセス用開口部101は、ドライブ装置DのスイングアームSA(図6参照)の動作に干渉しない形状となっている。

0023

このようなカートリッジケース10は、図2に示すように、互いに対向して配置される金属製の上シェル11及び下シェル12と、この上シェル11及び下シェル12の間に介在した合成樹脂製のフレーム部材13と、を備えて構成されている。

0024

[上シェル11、下シェル12]
上シェル11は、主に、カートリッジケース10の上壁を構成する部材である。下シェル12は、主に、カートリッジケース10の下壁を構成する部材である。このような上シェル11及び下シェル12は、例えばステンレス鋼等の金属プレートが、打ち抜き加工され、後記するように折り曲げ加工されることで、所定の形状に形成されている。

0025

上シェル11は、その前側左寄りの部分に、平面視でくさび形に切り欠かれたアクセス用開口部111を有している。これと同様に、下シェル12は、その前側左寄りの部分に、平面視でくさび形に切り欠かれたアクセス用開口部121を有している。そして、アクセス用開口部111とアクセス用開口部121とで、前記したカートリッジケース10のアクセス用開口部101が構成されている。

0026

また、上シェル11は、その右側に、金属プレートを折り曲げ加工して一体形成された平面視直線状の折り曲げ部112cを有しており、その左側に、折り曲げ部112dを有している。これと同様に、下シェル12は、その右側に折り曲げ部122cを、その左側に折り曲げ部122dを有している。
そして、カートリッジケース10が組み立てられたときに、折り曲げ部112cと折り曲げ部122cが重なり合って、カートリッジケース10の右端部10cにおける周壁の一部を構成するようになっている。これと同様に、折り曲げ部112dと折り曲げ部122dとが重なり合って、左端部10dにおける周壁の一部を構成するようになっている。

0027

さらに、上シェル11は、その中央部に、ロータリシャッタ20を回動可能に止め付けセンタピン50と係合する係合孔113を有している。

0028

一方、下シェル12は、その中央部に、記録ディスクメディア30のハブ32を外部に臨ませるハブ孔123を有している。そして、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dに装着された際に、このハブ孔123を介して、ドライブ装置Dのスピンドル(図示省略)が、ハブ32に係合するようになっている。
また、下シェル12は、ロータリシャッタ20のシャッタノブ24の軌道に沿って形成されたガイド孔124と、ハブ孔シャッタ40を軸支するための内側(記録ディスクメディア30側)に突出した2つの回動軸部125a,125bとを有している。

0029

[フレーム部材13]
フレーム部材13は、図2に示すように、主に前端部10aの周壁となるアーチ状フレーム131と、主に後端部10bの周壁となるベースフレーム132と、主に左端部10dの前側の周壁の一部となるVノッチ部材133と、を備えて構成されている。

0030

アーチ状フレーム131の内壁面131a(記録ディスクメディア30側の面)は、ロータリシャッタ20の外形に沿って円弧状に形成されており、アーチ状フレーム131の外壁面131b(記録ディスクカートリッジ1の外側の面)は、カートリッジケース10の前端部10aの形状に沿って平面視で円弧状に形成されている。
これと同様に、ベースフレーム132の内壁面132a(記録ディスクメディア30側の面)は、ロータリシャッタ20の外形に沿って円弧状に形成されており、ベースフレーム132の外壁面132b(記録ディスクカートリッジ1の外側の面)はカートリッジケース10の後端部10bの形状に沿って平面視で略直線形状に形成されている。

0031

また、アーチ状フレーム131は、下向きに開口し、カートリッジケース10の内部と外部を連通させる係合溝131e(図3参照)を有している。この係合溝131eは、後記するロック片70が係合する溝である。

0032

Vノッチ部材133は、後記するように閉方向に付勢されるロータリシャッタ20を閉位置で止めるストッパとしての役割と(図3参照)、ドライブ装置Dとの係合部としての役割とを備える部材であり、左端部10dの前側に配置されている。

0033

そして、このような上シェル11及び下シェル12とフレーム部材13とは、公知の技術によって、それぞれ固定されている。例えば、(1)フレーム部材13にボスを設けると共に、上シェル11及び下シェル12にボス孔を設け、ボスをボス孔に挿通した状態でボスの先端をかしめたり、(2)上シェル11及び下シェル12とフレーム部材13とを接着剤により接着したりして、上シェル11及び下シェル12とフレーム部材13とが固定されている。

0034

<ロータリシャッタ20>
ロータリシャッタ20は、アクセス用開口部101(図1参照)を開閉するためのシャッタであり、中空構造略円盤形状に形成されている。そして、ロータリシャッタ20の中空部に、記録ディスクメディア30が回転自在に収容されている(図4参照)。

0035

ロータリシャッタ20は、図2及び図4に示すように、記録ディスクメディア30を外部に臨ませる切欠部201を有している(図6参照)。なお、切欠部201は、カートリッジケース10のアクセス用開口部101と略同形状となっている。
そして、ロータリシャッタ20は上シェル11の中央部付近にセンタピン50によって回動自在に固定されている。

0036

さらに説明すると、ロータリシャッタ20が閉位置にある場合、ロータリシャッタ20の切欠部201と、カートリッジケース10のアクセス用開口部101とが周方向にずれ、ロータリシャッタ20がカートリッジケース10のアクセス用開口部101を閉じるようになっている(図1図3図6参照)。
これに対し、ロータリシャッタ20が開位置にある場合、記録ディスクカートリッジ1の厚み方向(記録ディスクメディア30の軸方向)において、切欠部201とアクセス用開口部101とが一致し、ロータリシャッタ20がアクセス用開口部101を開くようになっている。そして、このようにアクセス用開口部101が開かれると、記録ディスクメディア30が外部に臨むようになっている(図6参照)。

0037

また、ロータリシャッタ20は、図示しない付勢手段(例えば渦巻きばね)によって、閉方向(図3、矢印A1参照)に付勢されている。そして、このように閉方向に付勢されたロータリシャッタ20は、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dに挿入される前の通常時では、周方向において、Vノッチ部材133に当接することで閉位置に配置され、アクセス用開口部101を閉じるようになっている(図1図3図6参照)。
ちなみに、本発明において、前記付勢手段は必須の構成要素ではなく、ドライブ装置D(図6参照)から記録ディスクカートリッジ1を抜き出す際に、ロータリシャッタ20が閉方向A1に回動するように、ドライブ装置D側にシャッタノブ24の係止手段を設けることによって、前記付勢手段は省略することができる。

0038

このようなロータリシャッタ20は、図2及び図4に示すように、金属プレートからなる上シャッタ21及び下シャッタ22と、これらの間に介在した合成樹脂製のシャッタウォール23と、を備えて構成されている。

0039

[上シャッタ21、下シャッタ22]
上シャッタ21は、ロータリシャッタ20の上壁を構成する部材であり、くさび形に切り欠かれた切欠部211を有している。下シャッタ22は、ロータリシャッタ20の下壁を構成する部材であり、くさび形に切り欠かれた切欠部221を有している。
そして、切欠部211と切欠部221とで、前記したロータリシャッタ20の切欠部201が構成されている。

0040

また、上シャッタ21は、その中央部に、前記したセンタピン50を挿通させるための挿通孔212を有している。

0041

下シャッタ22は、その中央部に、記録ディスクメディア30の後記するハブ32を外部に露出させるためのハブ孔222を有している。
また、下シャッタ22の下シェル12側には、ハブ孔シャッタ40の係合長孔413に係合する係合突起223aと、係合長孔423に係合する係合突起223bとが形成されている。そして、このように、係合突起223aが係合長孔413に、係合突起223bが係合長孔423に、それぞれ係合することで、ロータリシャッタ20の回動に連動して、ハブ孔シャッタ40が回動するようになっている。

0042

さらに、下シャッタ22の下面には、ロータリシャッタ20を回動させるためのシャッタノブ24が取り付けられている(図4(b)参照)。このシャッタノブ24は、カートリッジケース10の下シェル12に形成されたガイド孔124を通って、記録ディスクカートリッジ1の下面から突出している(図1(b)参照)。そして、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dに挿入される際に、シャッタノブ24がドライブ装置Dのシャッタノブ係止部D1に係止されるようになっている(図6参照)。

0043

さらにまた、下シャッタ22は、その一部が上側に折り曲げ加工されることで一体に形成されたロック片70(ロック機構)を備えている。ロック片70は、記録ディスクカートリッジ1の挿入前である通常時において、ロータリシャッタ20を閉位置でロックするためのものである。
具体的には、ロック片70は、下シャッタの側面から、その径方向外側に向かって徐々に離れるように延出した細長金属片である。ロック片70の先端部71は、径方向内側に向かってやや屈曲している(図3図4参照)。

0044

そして、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dに挿入される前の通常時、ロータリシャッタ20が閉位置にある場合、ロック片70の先端部71は、アーチ状フレーム131の係合溝131e(図3参照)に係合し、ロータリシャッタ20が回動しないようになっている。

0045

また、ロック片70の先端部71は、係合溝131eを介して、記録ディスクカートリッジ1の右側方に臨んでいる。そして、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置D(図6参照)に挿入されると、ドライブ装置D内のロック解除ピン(図示省略)が、ロック片70の先端部71を径方向内側に押し(図3の矢印A6参照)、ロック片70と係合溝131eとの係合が解除され、ロータリシャッタ20が回動可能となるように構成されている。

0046

[シャッタウォール23]
シャッタウォール23は、ロータリシャッタ20の周壁を構成する部材であり、図2に示すように、ロータリシャッタ20の切欠部201に相当する部分が切り欠かれた、平面視「C」字形状樹脂製の部材である。そして、シャッタウォール23の上下には、上シャッタ21と下シャッタ22とが、カートリッジケース10と同様に、適宜な方法によって固定されており、このようなシャッタウォール23が上シャッタ21と下シャッタ22との間に介在されることにより、記録ディスクメディア30を収容するスペースが形成されている。

0047

<記録ディスクメディア30>
記録ディスクメディア30は、データを記録する記録媒体であり、本実施形態では、図2及び図5に示すように、フレキシブルディスク31と、このフレキシブルディスク31を支持するハブ32と、から構成されている。

0048

フレキシブルディスク31は、例えば、ポリエステルシートなどからなる円盤状の支持体の両面に磁性層などの記録層を形成したものである。

0049

ハブ32は、フレキシブルディスク31を支持する合成樹脂性の部材で、図5(b)に細部構造を示すように、中心部に孔321が形成された環状本体部322と、環状本体部322の上端外周部分から外側に向かって延出され、上面にフランジ面323aを有するフランジ部323とからなる。環状本体部322は、図5(a)に示すように、下シャッタ22のハブ孔222及び下シェル12のハブ孔123とを介して、記録ディスクカートリッジ1の下面に露出している。この環状本体部322には、ドライブ装置Dの図示しない駆動機構のスピンドルが係合し、ハブ32に回転力を与えるようになっている。また、フランジ部323のフランジ面323aとフレキシブルディスク31との間には、表裏両面に接着面を持つ環状の両面接着材80が設けられており、その両面接着材80の粘着力でフレキシブルディスク31の下面側における中央部分とフランジ部323のフランジ面323aとが接着固定されている。

0050

フランジ部323のフランジ面323aのうち、両面接着材80を貼り付ける部分には、孔321を同心として、両面接着材80の幅と略等しい溝幅を有してなる環状の凹部324が設けられており、その凹部324の底面325に両面接着材80の下面側がその粘着力で貼り付けられている。凹部324の深さは、両面接着材80の厚みの約20〜80%である。したがって、凹部324内に貼り付けられた両面接着材80は、フランジ部323のフランジ面323aから両面接着材80の厚みの約80〜20%が突出した状態で貼り付けられる。また、フランジ面323aにおける凹部324の径方向外側の面は、両面接着材80でフランジ部323に固定されていないフレキシブルディスク31の一部311を下面側から受けて支えるディスク受け面部326として機能する。

0051

両面接着材80は、フィルム材の表裏両面に接着材料を設けた1枚のシートから、環状に打ち抜かれて形成されたもので、図10に示した従来の両面接着材と同様の構造のものである。なお、ここでの両面接着材80は、粘着力を大きく確保できるように、従来の構造のものよりも厚みを持たせてあり、本例では約100μmの厚みである。したがって、図10に示しているように、打ち抜き用の刃が当てられる上側の内周エッジ部分と外周エッジ部分にはそれぞれダレ801が、反対の下側の内周エッジ部分と外周エッジ部分にはそれぞれバリ802がそれぞれ発生し、フランジ部323とフレキシブルディスク31との間に設けられる前、下側の平面となるべき部分はバリ802により断面視で中央が上側に僅かに凹む(両端が僅かに突出する)アーチ状の凹曲面843になっている点も同じである。

0052

次に、記録ディスクメディア30の組立方法を説明すると、まずフランジ部323の凹部324に両面接着材80の下面側を落とし込んで、凹部324内に両面接着材80を配置させる。次いで、フランジ部323とフレキシブルディスク31とを位置合わせし、フレキシブルディスク31の中央部をフランジ部323に押し付けると、両面接着材80の下面とハブ32とが接着固定されるとともに、両面接着材80の上面とフレキシブルディスク31の下面とが接着固定される。これにより、フランジ部323にフレキシブルディスク31が接着固定されて一体化される。

0053

<ライナ60>
図2に戻って説明を続ける。
ライナ60,60は、記録ディスクメディア30をクリーニングすると共に、記録ディスクメディア30を保護するものであり、例えば、不織布等から形成されている。そして、図2に示すように、ライナ60,60は、上シャッタ21及び下シャッタ22のフレキシブルディスク31(記録ディスクメディア30)側にそれぞれ位置しており、両面接着材などを介して上シャッタ21又は下シャッタ22に固定されている。

0054

<ハブ孔シャッタ40>
ハブ孔シャッタ40は、下シェル12とハブ32との間の隙間S(図5(a)、図6参照)を開閉するシャッタであり、第1シャッタ41と、第2シャッタ42とを備えて構成されている。なお、ハブ孔シャッタ40は、ロータリシャッタ20によるアクセス用開口部101の開閉に連動して、隙間Sを開閉するようになっている。

0055

第1シャッタ41及び第2シャッタ42は、それぞれ、平面視で半円状の板状部材である。第1シャッタ41は、その一方側に、軸孔411を有している。同様に、第2シャッタは、その一方側に、軸孔421を有している。そして、軸孔411には、下シェル12の内側面に設けられた回動軸部125aが差し込まれており、同様に、軸孔421には下シェル12の回動軸部125bが差し込まれている。このようにして、第1シャッタ41は回動軸部125aに回動自在に軸支されており、第2シャッタ42は回動軸部125bに回動自在に軸支されている。

0056

また、第1シャッタ41は、その他方側に、ハブ32と嵌り合うように半円形状に切り欠かれた嵌合部412を有している。同様に、第2シャッタは、その他方側に、嵌合部422を有している。そして、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dに挿入される前の通常時では、第1シャッタ41と第2シャッタ42とで、ハブ32を、その両側から挟むと共に、隙間Sを閉じるようになっている。

0057

さらに、第1シャッタ41は、下シャッタ22の下側面に設けられた係合突起223aが係合する係合長孔413を有している。同様に、第2シャッタ42は、係合突起223aが係合する係合長孔423を有している。なお、係合長孔413,423の平面視における形状は、後記するように、ロータリシャッタ20と一体に回動する係合突起223a,223bの回動により、第1シャッタ41及び第2シャッタ42が回動し、ハブ孔シャッタ40が隙間Sを開閉するように設計されている。

0058

≪記録ディスクカートリッジの作用効果
次に、記録ディスクカートリッジ1の作用効果について説明する。まず、ロータリシャッタ20及びハブ孔シャッタ40の動作について図6を主に参照して説明し、その後、記録ディスクメディア30の作用効果について図5(b)を参照して説明する。

0059

<ロータリシャッタ20の動作>
ロータリシャッタ20は、図6右側に示すように、記録ディスクカートリッジ1の通常時(ドライブ装置Dへの挿入前)において、閉位置に配置されており、アクセス用開口部101が閉じられている。さらに説明すると、通常時において、カートリッジケース10のアクセス用開口部101と、ロータリシャッタ20の切欠部201とは、一致しておらず、アクセス用開口部101は閉状態となっている。これにより、アクセス用開口部101からカートリッジケース10内への塵埃侵入が防止されており、その結果として、記録ディスクメディア30等が保護されている。
なお、このようにロータリシャッタ20が閉位置に配置される場合、シャッタノブ24は、下シェル12のガイド孔124の前方に位置している。

0060

そして、記録ディスクカートリッジ1をドライブ装置DのカートリッジスロットDSに挿入すると、ドライブ装置Dのロック解除ピン(図示省略)がロック片70の先端部71を径方向内側に押し、ロック片70によるロータリシャッタ20のロックが解除された後(図3、矢印A6参照)、シャッタノブ24がドライブ装置Dのシャッタノブ係止部D1に引っ掛かって係止される。このようにシャッタノブ24がシャッタノブ係止部D1に係止されたまま、記録ディスクカートリッジ1をさらに挿入すると、シャッタノブ24はガイド孔124に沿って摺動する(図3、矢印A2参照)。

0061

そうすると、シャッタノブ24が固定されたロータリシャッタ20は、カートリッジケース10内でセンタピン50を軸として回動する(図3、矢印A3参照)。つまり、ロータリシャッタ20がカートリッジケース10に対して相対的に回動する。このようなロータリシャッタ20の回動に伴って、アクセス用開口部101が、ドライブ装置D内で徐々に開く。

0062

そして、図6左側に示すように、記録ディスクカートリッジ1が、完全に挿入され、ドライブ装置Dに装着されると、ロータリシャッタ20の切欠部201とカートリッジケース10のアクセス用開口部101とが一致し、ロータリシャッタ20が開位置に配置され、アクセス用開口部101が完全に開かれる。その結果として、記録ディスクメディア30が、切欠部201及びアクセス用開口部101を介して、ドライブ装置D内で、外部に臨んだ状態となる。そして、ドライブ装置DにおけるスイングアームSAのヘッドは、記録ディスクメディア30に書き込み/読み取り可能となる。
なお、このようにロータリシャッタ20が開位置に配置される場合、ロータリシャッタ20に固定されたシャッタノブ24は、下シェル12のガイド孔124の後方に位置する。

0063

また、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dから取り出されると、ロータリシャッタ20が付勢手段(図示省略)によって閉方向に付勢され、閉位置に戻り、アクセス用開口部101を閉じる。そして、このようにロータリシャッタ20が閉位置に戻ると、ロック片70がロータリシャッタ20をロックする(図3参照)。

0064

<ハブ孔シャッタ40の動作>
次に、このようなロータリシャッタ20の動作に連動するハブ孔シャッタ40について説明する。
ハブ孔シャッタ40は、図6右側に示すように、記録ディスクカートリッジ1の通常時(ドライブ装置Dへの挿入前、ロータリシャッタ20が閉位置にあるとき)において、カートリッジケース10の下シェル12とハブ32との、隙間Sを塞いでいる。さらに説明すると、ハブ孔シャッタ40を構成する第1シャッタ41と第2シャッタ42とは、下シェル12と記録ディスクメディア30との間でハブ32を挟んでおり、隙間Sを塞いでいる。これにより、この隙間Sからカートリッジケース10内への塵埃の侵入が防止されており、その結果として、記録ディスクメディア30等が保護されている。

0065

そして、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dに挿入されて、前記したように、ロータリシャッタ20が回動すると、この回動に連動して、ハブ孔シャッタ40が隙間Sを開く。さらに説明すると、ロータリシャッタ20が回動すると、下シャッタ22の係合突起223a、223bも回動する(図3、矢印A4、A4参照)。

0066

ここで、前記したように、係合突起223aは第1シャッタ41の係合長孔413と係合しているため、回動する係合突起223aは係合長孔413内を摺動し、第1シャッタ41が下シェル12の回動軸部125aを軸として回動する(図3、矢印A5参照)。
また、係合突起223bは第2シャッタ42の係合長孔423と係合しているため、回動する係合突起223bは係合長孔423内を摺動し、第2シャッタ42が下シェル12の回動軸部125bを軸として回動する(図3、矢印A5参照)。

0067

このように第1シャッタ41及び第2シャッタ42がそれぞれ回動すると、ハブ孔シャッタ40は隙間Sを開き、これと共に、ハブ孔シャッタ40によるハブ32の挟持状態は解除される(図6左側参照)。その結果として、ハブ32及びこれを備える記録ディスクメディア30は、ハブ32にチャックするドライブ装置Dのスピンドル(図示省略)により、良好に回転することができる。

0068

なお、記録ディスクカートリッジ1がドライブ装置Dから取り出されると、閉位置に戻るロータリシャッタ20に連動して、ハブ孔シャッタ40は隙間Sを閉じる。

0069

<記録ディスクメディア30の作用効果>
記録ディスクメディア30は、図5(b)に示すように、両面接着材80の厚みが凹部324の深さで吸収されるので、大きな粘着力が得られる厚みの大きい両面接着材80を用いても、フレキシブルディスク31とフランジ面323aとの間の距離が大きくなるのを抑えることができる。そして、フレキシブルディスク31をフランジ部323に近づけ、図5(b)に示すように、両面接着材80で接着固定されているフレキシブルディスク31における中央部の直ぐ外側の部分311をディスク受け面部326で下側から支え、フレキシブルディスク31における外周側部分における垂れを少なくすることができる。これにより、大きな粘着力が得られる厚みの大きな両面接着材80を使用しても、貼り付け歪みによるフレキシブルディスク31の外周側部分の垂れを少なくすることができる。

0070

以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更することもできる。

0071

すなわち、前記した実施形態においては、凹部324の底面325(図5(b)参照)の形状は、平面で形成したものを示しているが、例えば、図7に示すように、凹部324の底面327は、内周端部327aと外周端部327bの深さを中央部分よりも深く形成し、この深く形成した部分で、両面接着材80の内周部と外周部にそれぞれ作られているバリ842(図10参照)を吸収するようにしてもよい。このように、凹部324の内周端部327aと外周端部327bとで、両面接着材80のバリ842を吸収できるようにしておくと、仮に打ち抜き加工された両面接着材80の下面側の内周エッジ部分と外周エッジ部分とにそれぞれバリ842が発生していたとしても、両面接着材80の下面と凹部324の底面327とが密着した状態で貼り付けられる。これにより、粘着性が高まるとともに、高さ寸法も安定する。

0072

また、ハブ32の凹部324は、凹部324に対応する成形面を有する金型を用いてハブ32を射出成形することで形成してもよいし、他の公知の方法で適宜に形成してもよい。

図面の簡単な説明

0073

本実施形態に係る記録ディスクカートリッジを示す斜視図であり、(a)は前方斜め上方からみた図、(b)は後方斜め下方からみた図である。
本実施形態に係る記録ディスクカートリッジの分解斜視図である。
下シェル及びハブ孔シャッタを取り外したときの記録ディスクカートリッジの下側の様子を示す図である。
本実施形態に係るロータリシャッタを示す斜視図であり、(a)は前方斜め上方からみた図、(b)は後方斜め下方からみた図である。
本実施形態に係る記録ディスクカートリッジの断面図であり、(a)は記録ディスクカートリッジの中央部の断面図、(b)は記録ディスクメディアの要部断面図である。
本実施形態に係る記録ディスクカートリッジをドライブ装置に挿入した状態を示す斜視図である。
他の実施形態に係る記録ディスクカートリッジにおける記録ディスクメディアの断面図である。
従来の記録ディスクカートリッジを示し、(a)は上面側から見た外観斜視図、(b)は下面側から見た外観斜視図である。
従来の記録ディスクカートリッジにおける記録ディスクメディアの断面図である。
両面接着材の断面図である。

符号の説明

0074

1記録ディスクカートリッジ
10カートリッジケース
20ロータリシャッタ
30記録ディスクメディア
31フレキシブルディスク
32 ハブ
40ハブ孔シャッタ
80両面接着材
322 環状本体部
323フランジ部
323a フランジ面
324 凹部
325 底面
326ディスク受け面部
D ドライブ装置

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • ソニー株式会社の「 磁気記録媒体」が 公開されました。( 2020/04/09)

    【課題】電磁変換特性を向上することができる磁気記録媒体を提供する。【解決手段】テープ状の磁気記録媒体は、基体と、基体上に設けられ、磁性粉を含む磁性層とを備える。磁性層の平均厚みが、90nm以下であり、... 詳細

  • 富士フイルム株式会社の「 記録テープカートリッジ及びバーコード読取システム並びにバーコード読取方法」が 公開されました。( 2020/04/02)

    【課題】バーコードラベルで反射された反射光が正反射に近くなることを抑制でき、バーコード読取装置によるバーコードの可読性を向上できる記録テープカートリッジを得る。【解決手段】第1ハーフ14と第2ハーフ1... 詳細

  • 株式会社マーキスの「 クリーニングディスク」が 公開されました。( 2020/03/19)

    【課題】光りピックアップレンズクリーナー【解決手段】クリーニングディスク1は、光りピックアップレンズに対面する側に清掃部材2を1つ又は複数設け、該クリーニングディスク1を扇状に可動させるために再生装置... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ