図面 (/)

技術 プール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具及びこれを備えた歩行用マット並びにプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具付き連結具

出願人 セントラルスポーツ株式会社
発明者 後藤忠治
出願日 2006年1月11日 (14年10ヶ月経過) 出願番号 2006-003256
公開日 2007年7月26日 (13年3ヶ月経過) 公開番号 2007-185214
状態 未査定
技術分野 訓練用具 公共建築物
主要キーワード 雄型面ファスナ 弾性係合部材 マット片 mプール 嵌め込み用 プール底面 硬質塩化ビニール 水中歩行
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年7月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

プール底面に敷設される歩行用マット移動防止用重錘具及びこれを備えた歩行用マット並びにプール底面に敷設される歩行用マットの移動を防止する効果を発揮し得る隣接してプール底面に敷設される歩行用マットを連結する連結具と、これによって連結された歩行用マット。

解決手段

プール底面に敷設される歩行用マットの裏面に着脱自在に重錘が取り付けられているプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具。当該重錘具が取付けられてなるプール底面に敷設される重錘具付歩行用マット

概要

背景

スポーツジムなどにおける水泳プール利用者には、泳ぐことを目的とする者ばかりではなく、水中での歩行を目的とする者も多い。これは、適度な水圧を受けながら有酸素運動する上で水中での歩行が有効であり、また、水中では浮力が働くことから、足への負担を抑えたい利用者にとっては水中での歩行が効果的だからである。このため、スポーツジムなどにおける水泳プールは、水泳用と水中歩行用とに区分けして利用されているのが一般的である。

しかしプールは水の中で泳ぐことを目的にして作られていたため、その底面は、水中歩行に適した作りになっていない。すなわち、一般的に、水泳プール底面の表面には強化プラスチックタイルが使われており、滑りやすく、歩行しにくいものになっている。また、水中歩行運動を行っている間に足の裏がプール底面の表面によってこすれてしまうといった問題もあった。

そこで水中歩行用として区分けされているコースの部分では、プールの底面に合成樹脂製のマットを敷設し、足裏との間に適度な滑り止め効果を与え、歩行に適した底面とする工夫がされることがある。

ところが多数の人間が水中歩行することから、歩行により生じる蹴力がマットに頻繁に生じ、さらに浮力の働きと相俟って、敷設した位置からマットのずれや浮き上がりが生じることがある。特に、水中歩行は一方通行に設定されていることが多いから、常に同じ方向の力がマットに働き、マットが敷設位置からずれたり浮き上がったりしやすい。そのため敷設位置の調整を頻繁に行うことが必要となり、管理が面倒である。

そこで、敷設位置からのマットのずれや浮き上がりを防止するため、下面に吸盤取付けプール底面に着脱可能に固定する吸盤付きマットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−188309号公報

概要

プール底面に敷設される歩行用マット移動防止用重錘具及びこれを備えた歩行用マット並びにプール底面に敷設される歩行用マットの移動を防止する効果を発揮し得る隣接してプール底面に敷設される歩行用マットを連結する連結具と、これによって連結された歩行用マット。プール底面に敷設される歩行用マットの裏面に着脱自在に重錘が取り付けられているプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具。当該重錘具が取付けられてなるプール底面に敷設される重錘具付歩行用マット

目的

スポーツジムなどにおける水泳プールの利用者には、泳ぐことを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

プール底面に敷設される歩行用マットの裏面に取付けられる第1の接合手段と、当該第1の接合手段と着脱自在な第2の接合手段が表面に取り付けられている重錘とからなるプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具

請求項2

請求項1に記載の重錘具が取付けられてなるプール底面に敷設される重錘具付歩行用マット

請求項3

隣接してプール底面に敷設される歩行用マットを連結する連結具であって、隣接する一方のマットの隣接側端部に取り付けられる第1の連結部材と、隣接する他方のマットの隣接側端部に取り付けられる第2の連結部材とを有し、前記第1の連結部材と前記第2の連結部材とに前記歩行用マットの表面側から連結蓋が着脱自在に取付けられると共に、前記第1の連結部材と前記第2の連結部材とに、前記歩行用マットの表面側に対向する前記歩行用マットの底面側から、平板状の重錘が取付けられてなる、プール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具付き連結具。

請求項4

請求項2記載の重錘具付歩行用マットが、請求項3記載のプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具付き連結具によって隣接している歩行用マットと連結されてなるプール底面に敷設される歩行用マット。

技術分野

0001

この発明は、プール底面に敷設される歩行用マットに関し、特に、プール底面に敷設される歩行用マットの移動を防止する器具とこれを利用したプール底面に敷設される歩行用マットに関する。

背景技術

0002

スポーツジムなどにおける水泳プール利用者には、泳ぐことを目的とする者ばかりではなく、水中での歩行を目的とする者も多い。これは、適度な水圧を受けながら有酸素運動する上で水中での歩行が有効であり、また、水中では浮力が働くことから、足への負担を抑えたい利用者にとっては水中での歩行が効果的だからである。このため、スポーツジムなどにおける水泳プールは、水泳用と水中歩行用とに区分けして利用されているのが一般的である。

0003

しかしプールは水の中で泳ぐことを目的にして作られていたため、その底面は、水中歩行に適した作りになっていない。すなわち、一般的に、水泳プール底面の表面には強化プラスチックタイルが使われており、滑りやすく、歩行しにくいものになっている。また、水中歩行運動を行っている間に足の裏がプール底面の表面によってこすれてしまうといった問題もあった。

0004

そこで水中歩行用として区分けされているコースの部分では、プールの底面に合成樹脂製のマットを敷設し、足裏との間に適度な滑り止め効果を与え、歩行に適した底面とする工夫がされることがある。

0005

ところが多数の人間が水中歩行することから、歩行により生じる蹴力がマットに頻繁に生じ、さらに浮力の働きと相俟って、敷設した位置からマットのずれや浮き上がりが生じることがある。特に、水中歩行は一方通行に設定されていることが多いから、常に同じ方向の力がマットに働き、マットが敷設位置からずれたり浮き上がったりしやすい。そのため敷設位置の調整を頻繁に行うことが必要となり、管理が面倒である。

0006

そこで、敷設位置からのマットのずれや浮き上がりを防止するため、下面に吸盤取付けプール底面に着脱可能に固定する吸盤付きマットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−188309号公報

発明が解決しようとする課題

0007

上記特許文献1に開示されている吸盤付きマットは、その吸盤によってプール底面に固定され、敷設位置からのずれや浮き上がりを防止でき、またマットの引き上げにつられて吸盤がプール底面から外れる構造となっていることから、マットの取り外し作業能率よく簡単にできるものであるとされている。

0008

しかしながら吸盤でプールの底面に固定するには吸盤が付き易いプール底面であることが必要となり、適用できるプールが限定される。また吸盤をプール底面から外すときは、マットと吸盤を繋ぐ剥離操作片に過度の力が加わることからこの剥離操作片が破損しやすいという問題が生じる。さらに既存のマットに吸盤を取付けることは難しく、既存のマットが無駄になる。また新規にマットを購入することはコストも嵩むこととなる。

0009

そこで、この発明は、プール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具及びこれを備えた歩行用マット並びに、プール底面に敷設される歩行用マットの移動を防止する効果を発揮し得る、隣接してプール底面に敷設される歩行用マットを連結する連結具と、これによって連結された歩行用マットを提案することを目的にしている。

課題を解決するための手段

0010

上記課題を解決するために、この発明は、プール底面に敷設される歩行用マットの裏面に取付けられる第1の接合手段と、当該第1の接合手段と着脱自在な第2の接合手段が表面に取り付けられている重錘とからなるプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具を提案するものである。

0011

プール底面に敷設される歩行用マットの裏面に取付けられている第1の接合手段に対して着脱自在な第2の接合手段が表面に取り付けられている重錘を、当該第1、第2の接合手段を介して前記歩行用マットに取り付けることにより、当該重錘の重さにより、歩行用マットをプール底面に安定的に敷設でき、効果的に位置ずれ、浮き上がりを抑えることが可能になる。

0012

このように、本発明によれば、既存の歩行用マットに大幅な改変などを加える必要なしに、既存の歩行用マットに対して着脱可能に重錘を容易に取付けることができる。

0013

さらに本発明の歩行用マットの移動防止用重錘具は、既存の歩行用マット、例えば、合成樹脂製の歩行用マットに対して取付け、取り外しが簡単なので、水中での重錘の取り付けも容易にできる。

0014

また、本発明のプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具は、プール底面に敷設される歩行用マットの裏面に取付けられる第1の接合手段と、当該第1の接合手段と着脱自在な第2の接合手段が表面に取り付けられている重錘が前記歩行用マットに取り付けられることから、重錘などが歩行用マットの裏面(プール底面に接触する歩行用マットの下側面)に取り付けられることになるので、水中歩行運動を行う人たちの歩行の障害になることがない。

0015

なお、重錘は、水の比重1よりもはるかに大きい金属板であることが好ましい。歩行用マットが金属板の重みでプール底面に安定して沈設されるからである。

0016

第1の接合手段、第2の接合手段としては、相互に着脱自在な者で有れば如何なる形態のものも採用できるが、例えば、相互に接合可能な面ファスナを採用することができる。

0017

次に、前記目的を達成するため、本発明は、前述した本発明の重錘具(プール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具)が取付けられてなるプール底面に敷設される重錘具付歩行用マットを提案するものである。

0018

かかる本発明のプール底面に敷設される重錘具付歩行用マットは、前述した本発明のプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具の働きにより、多数の人間が一定の方向に向かって水中歩行を行う場合であっても、プールの底面に敷設した位置からずれたり、浮き上がったりすることが効果的に防止されるものになる。

0019

なお、前述した本発明のプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具の優れた働きにより、例えば、幅1820mm、長さ6250mm、厚さ4.5mm程度の歩行用マットを長手方向に4枚敷設して25mプール(6.25m×4)の1レーン歩行用にする場合、両端の2枚のマットを前述した本発明の重錘具付歩行用マットにする、好ましくは、両端の2枚のマットにおけるプールの壁に近い方の端に本発明の重錘具が取り付けられている形態の本発明の重錘具付歩行用マットにするだけでも、プールの底面に敷設した位置からマットがずれたり、浮き上がったりすることを防止できる。

0020

更に、前記のように、複数枚のマットが長手方向に敷設されてプールの1レーンが歩行用にされる場合、歩行の方向が一定の方向に規制されていることから、歩行する方向の先頭側の端のマットのみを前述した本発明の重錘具付歩行用マットにする、好ましくは、当該マットにおけるプールの壁に近い方の端に本発明の重錘具が取り付けられている形態の本発明の重錘具付歩行用マットにするだけでも、プールの底面に敷設した位置からマットがずれたり、浮き上がったりすることを防止する上で効果がある。

0021

次に、前記目的を達成するため、本発明は、隣接してプール底面に敷設される歩行用マットを連結する連結具であって、隣接する一方のマットの隣接側端部に取り付けられる第1の連結部材と、隣接する他方のマットの隣接側端部に取り付けられる第2の連結部材とを有し、前記第1の連結部材と前記第2の連結部材とに前記歩行用マットの表面側から連結蓋が着脱自在に取付けられると共に、前記第1の連結部材と前記第2の連結部材とに、前記歩行用マットの表面側に対向する前記歩行用マットの底面側から、平板状の重錘が取付けられてなる、プール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具付き連結具を提案するものである。

0022

かかる連結具によって隣接する一方のマットと、他方のマットとを連結することにより、一枚一枚のマットが単に並べて敷設されているだけの状態に比較して、プールの底面に敷設した位置からマットがずれたり、浮き上がったりすることを効果的に防止することができる。

0023

この連結具は既存のマットにおける隣接するマットとの隣接側端部に連結部材を取り付け、隣接する一方のマットの隣接側端部に取り付けられている第1の連結部材と、隣接する他方のマットの隣接側端部に取り付けられている第2の連結部材とを、連結蓋によって、前記第1の連結部材と前記第2の連結部材とに前記歩行用マットの表面側から着脱自在に取付けると共に、前記第1の連結部材と前記第2の連結部材とに、前記歩行用マットの表面側に対向する前記歩行用マットの底面側から、平板上の重錘を取付けることによって、隣接する一方のマットと、他方のマットとを連結するものであるので、既存のマットに大きな改変を加えることなく、簡単に配備することができる。

0024

そして、底面側(既存のマットが敷設されるプール底面の表面に当接する側)に平板状の重錘が取付けられているので、プールの底面に敷設した位置からマットがずれたり、浮き上がったりすることを、より確実、かつ効果的に防止できる。

0025

次に、前記目的を達成するため、本発明は、前述した本発明の重錘具付歩行用マットが、前述した本発明の連結具(プール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具付き連結具)によって隣接している歩行用マットと連結されてなるプール底面に敷設される歩行用マットを提案するものである。

0026

かかる本発明のプール底面に敷設される歩行用マットによれば、前述した本発明のプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具の働きによって、多数の人間が一定の方向に向かって水中歩行を行う場合であっても、プールの底面に敷設した位置からずれたり、浮き上がったりすることが効果的に防止される本発明の重錘具付歩行用マットが、同じく既存のマットに大きな改変を加えることなく簡単に配備できる本発明の連結具(プール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具付き連結具)によって隣接している歩行用マットと連結されていることにより、プールの底面に敷設した位置からマットがずれたり、浮き上がったりすることを一層効果的に防止できる。

0027

なお、この場合、前述した本発明の重錘具付歩行用マットは、水中歩行用に区画されているレーンにおけるプールの壁に近い方に敷設し(より、好ましくは、前述した本発明のプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具が当該マットにおいて、プールの壁に近い方の端側に配備されるようにし)、水中歩行用に区画されているレーンにおけるプールの壁から2番目の位置に敷設されているマットとの間を前記連結具によって連結することとすると、プールの底面に敷設した位置からマットがずれたり、浮き上がったりすることをより効果的に防止できる。

発明の効果

0028

この発明によれば、プール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具及びこれを備えた歩行用マット並びに、プール底面に敷設される歩行用マットの移動を防止する効果を発揮し得る、隣接してプール底面に敷設される歩行用マットを連結する連結具と、これによって連結された歩行用マットを提供することができる。

0029

本発明のプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具は、既存のプール底面に敷設される歩行用マットに対して大幅な改変を施すことなしに配備することが可能であり、当該本発明の重錘具を備えた本発明の歩行用マットは、このように既存のプール底面に敷設される歩行用マットに対して大幅な改変を施すことなく、本発明の重錘具を取り付けることのみによって簡単に準備できる。

0030

また、本発明の隣接してプール底面に敷設される歩行用マットを連結する連結具も、既存のプール底面に敷設される歩行用マットに対して大幅な改変を施すことなしに配備することが可能である。

0031

そこで、本発明によれば、既存のプール底面に敷設される歩行用マットを利用し、極めて簡単、かつ、低コストで、プールにおいて水中歩行用に区画されているレーンのプール底面に敷設されている歩行用マットが、多くの人の水中歩行運動の間に敷設位置がずれたり、浮き上がったりすることを効果的に防止できる。

発明を実施するための最良の形態

0032

以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明のプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具(以下、単に「重錘具」と表すことがある)1の分解組立図であり、図2は同じく断面概略図である。

0033

重錘具1を図1、2を参照して説明する。

0034

プールの底面に敷設される歩行用マット2は、一般的に合成樹脂製で、その大きさは、例えば、幅1820mm、長さ6250mm、厚さ4.5mm程度(重量は、70〜80kg程度)であり、25mプールの1レーンを歩行用に区画する場合、このマット2を、例えば、長手方向に4枚(6.25×4=25(m))敷設する。

0035

歩行用マット2は、合成樹脂製、例えば、軟質塩化ビニールであり、比重は約1.4程度であるから、水より比重が大きくプール底面にそのまま敷設することができるが、歩行者による蹴力や水流の作用によって敷設位置からのずれや浮き上がりが生じることがある。

0036

図示の実施例では、本発明の重錘具1における第1の接合手段として面ファスナ3を採用している。ここで、面ファスナ3は、薄型の面状に形成されてなるもので、一方の面が接合面5であり多数のループ状の構造からなる雌型ファスナで、接合面5の反対側の面4は接着剤を塗布されて歩行用マット2の裏面に接着、固定される。接着剤は水中での使用にも接着力が低下しにくいもの、例えばエポキシ系接着剤等を使用できる。

0037

また、図示の実施例では、本発明の重錘具1における第2の接合手段としても面ファスナ6を採用している。面ファスナ6は、面ファスナ3と同様に、薄型面状に形成されてなるもので、一方の面が接合面7であり多数の状の構造からなる雄型ファスナ面で、接合面7と反対側の面は接着剤を塗布されて板状の重錘8の表面に取り付けられている。

0038

重錘8は、水中で使用されることから耐食性に優れたもので、かつとしての比重が必要なものであることからオーステナイト系(18−8)のステンレス製の板などを用いることができる。このステンレス製の重錘8は、比重が約7.93であり鉄に近い数値である。図示の実施形態では、重錘8として、幅1820mm、長さ150mm、厚さ2.5mm、重さ約7kg程度のステンレス板を使用した。

0039

重錘8の表面(図2中、上側面)には、面ファスナ6の接合面7と反対側の面が接着剤で貼り付けられているが、図示の実施形態では、重錘8の他方の面(図2中、下側面)、すなわちプール底面に対向する面には滑り止めシール9が貼り付けられている。

0040

滑り止めシール9は、厚さ1.5mmのポリウレタン樹脂からなるものであり、ステンレス製の重錘8によるプール底面の損傷を防ぐ目的をも兼ねている。

0041

次にこの重錘具を既存の歩行用マットに取り付けて、本発明の重錘具付き歩行用マット2を準備する手順を図1を参照して説明する。

0042

図1において矢印は移動方向を示すもので、前述した本発明の重錘具1が、図2の断面図に示すように取り付けられる。

0043

歩行用マット2を構成するマットの長手方向の端側のプール底面側に向く下面(マットの裏面)に、面ファスナ3の接合面5と反対側の面4が接着剤にて貼り付け固着されている。この面ファスナ3の接合面5に、重錘8の表面が貼り合わせ固着されている面ファスナ6の接合面7を接合して取り付ける。

0044

これによって、本発明の重錘具付き歩行用マット2を準備することができるので、既存の歩行用マットに対して特別な改変を行う必要が無く、既存のマットを利用して、低コストで簡単に本発明の重錘具付き歩行用マット2を準備することができる。

0045

なお、重錘具1をマットの長手方向の両端側底面に取り付けて本発明の重錘具付き歩行用マット2にすることもできるし、マットの長手方向の一方の端側底面にのみ取り付けて本発明の重錘具付き歩行用マット2にすることもできる。重錘具1をマットの長手方向の一方の端側底面にのみ取り付けて本発明の重錘具付き歩行用マット2にする場合には、マット2が敷設されているプールのレーンにおいてプールの壁に近い方のマットの端側の底面に本発明の重錘具1が取り付けられて本発明の重錘具付き歩行用マット2が準備されるようにすることが望ましい。水中歩行運動によるマットの敷設位置ずれを防止する上で望ましいからである。

0046

なお、前記において、面ファスナ3と6の接合による取り付けは、プールの外でも可能であるが、マットの自重が約70〜80kgあることから、プールの外において、面ファスナ3、6をそれぞれ、マットの底面、重錘8の表面に取り付けた後、プール内にマットを運び、所定位置に載置してから、面ファスナ3、6を接合して取り付けることもできる。

0047

本発明の重錘具1、重錘具付き歩行用マット2は前記のように、歩行用マット2の底面に接着剤にて面ファスナ3を貼り付け固着して取り付け、重錘8の表面に貼り付け固着された面ファスナ6を面ファスナ3に接合して取り付けるだけで準備できるので、既存の歩行用マットに対して特別な改変を行う必要が無く、既存のマットを利用して、低コストで簡単に本発明の重錘具付き歩行用マット2を準備することができる。

0048

こうして準備された本発明の重錘具付きの歩行用マット2を底面に敷設すれば、重錘8の重みにより安定して載置されるので、多くの人が水中歩行運動を行う場合であっても、しかも予め定められている所定の方向へのみ歩行する水中歩行運動を多数の人が行う場合であっても、歩行用マットのずれや浮き上がりを防止することができる。

0049

また歩行用マット2は、既存のマットを利用することができるので、新たに吸盤付きのマットや重錘を内蔵したマット等を新規に購入する必要もなく、経費の低減ばかりでなく資源の無駄をも防止できる。

0050

なお、第1、第2の接合手段である面ファスナ3、6は、一方が雄型面ファスナ、他方が雌型面ファスナを使用すればよい。

0051

また、第1及び第2の接合手段は、面ファスナの代わりにそれぞれ凹部と凸部からなる着脱可能な嵌め込み式弾性係合部材などを用いてもよい。

0052

重錘8の材質はステンレス製に限定されるものでなく、他の金属であってもよく、また金属以外の材質であってもよい。重錘として、重錘具1が取り付けられた重錘具付き歩行用マット2のずれや浮き上がりを防止することができる比重を有するものであればよい。

0053

また重錘具1はマットの端部の底面に取り付けるが、この位置に限定するものでなく、必要に応じて設置位置や設置数を変更して取り付ける。

0054

次に、隣接して敷設される歩行用マット2、2を連結する連結具であって、プール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具付き連結具(以下、単に、「連結具」ということがある)について図面を参照して説明する。

0055

図3は本発明のプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具付き連結具の断面図であり、図4(a)は本発明の連結具における連結蓋14の下面、(b)は本発明の連結具における連結部材12、12上面を表す図、図5は一部を省略した本発明の連結具の分解斜視図である。

0056

歩行用マット2の長手方向の端部において、隣接する歩行用マット2に隣接する側の端部側面の全幅凸条10に形成加工する。歩行用マット2は軟質の塩化ビニールであるから、現場加工も可能であり、既存の歩行マットを加工使用することができる。

0057

凸条10と係合する凹部11が側端側全幅に形成され、歩行用マット2と同一幅の連結部材12を歩行用マット2に取り付け、固定する。

0058

例えば、接着し、固着する。この場合、接着は凸条10と凹部11とに接着剤を塗布して係合させることで固着できる。

0059

あるいは、特に接着剤を用いずに、歩行用マット2の端部に形成された凸条10に、連結部材12の凹部11を嵌め込んで、両者を連結することもできる。

0060

連結部材12は、例えば、硬質塩化ビニール製の板状部材であり、凹部11を側端側全幅に形成されてなるとともに、上面には歩行用マット2の幅方向と同一方向に、図3図示のように、内部が拡大している嵌め込み用の凹部13が形成されている。

0061

なお、前述したように、既存の歩行用マット2の長手方向の端部において、隣接する歩行用マット2に隣接する側の端部に設けられている連結手段(例えば、凸条10)と、これに取り付け、固定される歩行用マット2と同一幅の連結部材12の端部に設けられている連結手段(例えば、凹部11)とにより、既存の歩行用マット2の長手方向の端部に連結部材12を取り付け、固定すればよいので、凸条10、凹部11を必ずしも歩行用マット2と同一幅に設ける必要はなく、種々の形態の連結手段を採用できる。

0062

連結蓋14は、硬質塩化ビニール製の板状部材であり、隣接する既存の歩行用マット2、2の隣接側端部に取り付け、固定されたそれぞれの連結部材12、12に着脱自在に取り付けられるものである。

0063

連結蓋14の上面は、歩行者の滑り止め用突起15がマット幅方向に設けられている。図示の例では、歩行者の滑り止め用の突起15が、マット幅方向に6本平行に設けられている。

0064

図示の実施形態では、連結蓋14の下面、すなわち2つの連結部材12、12の表面側(図3中、上側面)に当接する側の面に、図4(a)に示すようにマット片の幅方向と同一方向に延びる2本の凸条16が平行に形成されている。この凸条16は連結部材12の嵌め込み用の凹部13に係合するもので、先端に向けて拡大する形状、すなわち連結蓋14に接続する側の頚部に対し先端が拡大する頭部の形に形成されている。

0065

図示の実施形態では、連結蓋14は、2つの連結部材12、12の真上から凸条16を凹部13に係合させて連結する。

0066

なお、連結部材12、12に、歩行用マット2の表面側(図3中、上側)から連結蓋14を着脱自在に取り付ける構造は、前述し、図3図4(a)、(b)に図示した形態に限られず、種々の形態を採用することが可能である。

0067

また、連結部材12、12に対しては、図3図示のように、歩行用マット2の表面側(図3中、上側)に対向する歩行用マット2の底面側(図3中、下側)から、平板状の重錘18が着脱自在に取り付けられている。

0068

図3図示の実施形態では、連結部材12を図3中、上下に貫通している孔に対応する位置に孔を有する重錘18と、連結部材12とにボルト20が貫通され、ボルト20の両端にナット21、21が締め付けられて、平板状の重錘18が連結部材12に着脱自在に取り付けられている。

0069

歩行用マット2が敷設されるプール底面の表面を傷つけることを防止したり、連結蓋14の下側面(図3中、下側の面)が、平坦になっている連結部材12、12の上側面に緊密に当接できるように、図3に例示するように、連結部材12上側面(図3中、上側の面)、重錘18の下側面(図3中、下側の面)にそれぞれ窪み部を設け、ボルト20の両端、ナット21、21が、連結部材12上側面、重錘18の下側面からそれぞれ突出しないようにすることが望ましい。

0070

平板状の重錘18としては、前述した重錘8と同じく、水中で使用されることから耐食性に優れたもので、かつ錘としての比重を有するオーステナイト系(18−8)のステンレス製板などを用いることができる。

0071

また、平板状の重錘18の下側面(図3中、下側面)には、前述した重錘8の下側面に貼り付けたのと同じく、ステンレス製の平板状重錘18によるプール底面の損傷を防ぐ目的をも兼ねて、滑り止めシール19を貼りつけることができる。滑り止めシール19としては、前述したように、厚さ1.5mmのポリウレタン樹脂などを採用できる。

0072

なお、連結部材12、12に対して、歩行用マット2の表面側(図3中、上側)に対向する歩行用マット2の底面側(図3中、下側)から、平板状の重錘18を取り付けることができるものであれば、前述した以外の種々の取り付け構造を採用することが可能である。

0073

例えば、連結部材12の底面側(図3中、下側)から上側に向けてネジ孔を設け、この連結部材12の底面にネジ孔が設けられている位置に対応する位置に孔を有する平板状の重錘18を連結部材12の底面側から当接し、この状態で、連結部材12の底面側から上側に向けてネジを嵌め込む、等によって、取り付けることもできる。この場合は、図5図示のように、連結部材12の表面側に、嵌め込み用の凹部13以外のものが表れないようにすることができる。

0074

本発明の連結具を既存の歩行用マットに取り付けるにあたっては、上述したように、既存の歩行用マット2、2の隣接する端部を切除等し、連結部材12を取り付けるための凹凸形状、構造などを成形するが、既存の歩行用マット2、2の隣接する端部側を、連結部材12、12の長手方向長さ(図3中、左右方向の長さ)に相当する分、切除する等の成形を行うことにすればよい。このようにすれば、既存の歩行用マットを利用し、マットの大きさを変更することなく(すなわち、プールの1レーンに敷設するのに要するマットの枚数に変更を加える必要を生じさせることなく)、簡単に本発明の連結具を用いて、隣接する既存の歩行用マット2、2を連結することができる。

0075

そして、前述した本発明の連結具によって隣接する一方の歩行用マット2と、他方の歩行用マット2とを連結することにより、一枚一枚のマットが単に並べて敷設されているだけの状態に比較して、プールの底面に敷設した位置からマットがずれたり、浮き上がったりすることを効果的に防止できる。

0076

なお、プール底面に敷設する歩行用マットを、前述した本発明の重錘具付歩行用マット2が、前述した本発明の連結具によって隣接している歩行用マットと連結されているものにすれば、プールの底面に敷設した位置からマットがずれたり、浮き上がったりすることを一層効果的に防止できる。

0077

すなわち、このようにすれば、前述した本発明のプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具1の働きによって、多数の人間が一定の方向に向かって水中歩行を行う場合であっても、プールの底面に敷設した位置からずれたり、浮き上がったりすることが効果的に防止される本発明の重錘具付歩行用マット2が、同じく既存のマットに大きな改変を加えることなく簡単に配備できる本発明の連結具によって隣接している歩行用マットと連結されていることにより、プールの底面に敷設した位置からマットがずれたり、浮き上がったりすることを一層効果的に防止できる。

図面の簡単な説明

0078

この発明の重錘具の分解組立図。
この発明の重錘具の断面概略図。
本発明のプール底面に敷設される歩行用マットの移動防止用重錘具付き連結具の断面図。
(a)は本発明の連結具における連結蓋の下面の一例を表す図、(b)は本発明の連結具における連結部材の上面の一例を表す図。
一部を省略した本発明の連結具の分解斜視図。

符号の説明

0079

1重錘具
2歩行用マット
3面ファスナ(第1の接合手段)
6 面ファスナ(第2の接合手段)
8 重錘
9滑り止めシール
10凸条
11 凹部
12連結部材(第1の連結部材)
12 連結部材(第2の連結部材)
13 凹部
14連結蓋
16 凸条
18平板状の重錘

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 梅山航の「 室内用有酸素運動装置、運動システム」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】データ解析機能を有し、室内での実施では景色が変化することで退屈せず、フォームの改善が期待できる室内用有酸素運動装置の提供。【解決手段】センサ100と、撮影装置20と、ユーザの自己評価データを入... 詳細

  • 村田機械株式会社の「 集球排球機」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】排球作業を安全かつ確実に行える、無軌道で走行する自律走行型ロボットを用いた集球排球機を提供する。【解決手段】集球排球機1は、教示再現走行することで集球及び排球を行う装置である。集球排球機1の本... 詳細

  • 村田機械株式会社の「 自律走行台車及びその経路生成方法」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】塗り潰し走行を行う自律走行台車において、塗り残しを減らしつつ、かつ、重複走行部分を減らす。【解決手段】集球排球機1は、指定された領域内において自律走行経路を計画し走行するものである。本体11は... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ