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技術 翻訳支援装置、翻訳支援システム及び翻訳支援プログラム

出願人 日本電気株式会社
発明者 柴崎庄二近野真金原京子中村晃之
出願日 2007年1月5日 (12年6ヶ月経過) 出願番号 2007-000811
公開日 2007年6月14日 (12年1ヶ月経過) 公開番号 2007-149112
状態 拒絶査定
技術分野 機械翻訳 デジタル計算機のユーザインターフェイス デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード ワークベンチ 企業レベル 作業者自身 取り出し対象 説明ボタン 宿泊者 翻訳支援システム 結果表
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年6月14日)のものです。
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図面 (15)

課題

翻訳作業の効率を向上させる。

解決手段

翻訳支援装置10は、第一の言語からなる原文と当該原文を翻訳した第二の言語からなる訳文との組み合わせを多数記憶した対訳データベース12と、操作者による指示を入力装置20を介して入力する入力手段14と、入力手段14から入力した指示に応じて翻訳作業を支援する翻訳作業支援手段16と、翻訳作業支援手段16で支援されている翻訳作業に関する画面表示装置22を介して表示する表示手段18とを備えている。表示手段18は、原文を表示するための原文表示欄、訳文を表示するための訳文表示欄、原文を編集するための原文用編集領域、及び訳文を編集するための訳文用編集領域を同時に一画面上に表示する機能を備えている。

概要

背景

図13及び図14に示すように、従来の機械翻訳装置として、日本語の文例タイトルを選び、内容を確認する質問答えて必要事項を選択及び入力していくと、英語定型文書ができ上がるものが知られている。例えば、画面に表示された日本語の文例の中から「ホテル予約」を選択すると、宿泊者名等を入力する画面が表示され、ここに必要な事項を入力すると、英語によるホテルの予約の文章が完成する。

また、このような機械翻訳装置では、例えば下記特許文献1,2に記載されているような対訳データベースを備えた翻訳支援装置も使用される。

特開2002−278964号公報
特開平10−312382号公報

概要

翻訳作業の効率を向上させる。翻訳支援装置10は、第一の言語からなる原文と当該原文を翻訳した第二の言語からなる訳文との組み合わせを多数記憶した対訳データベース12と、操作者による指示を入力装置20を介して入力する入力手段14と、入力手段14から入力した指示に応じて翻訳作業を支援する翻訳作業支援手段16と、翻訳作業支援手段16で支援されている翻訳作業に関する画面を表示装置22を介して表示する表示手段18とを備えている。表示手段18は、原文を表示するための原文表示欄、訳文を表示するための訳文表示欄、原文を編集するための原文用編集領域、及び訳文を編集するための訳文用編集領域を同時に一画面上に表示する機能を備えている。

目的

そこで、本発明の目的は、翻訳作業の効率を向上できる翻訳支援装置等を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第一の言語からなる原文と当該原文を翻訳した第二の言語からなる訳文との組み合わせを多数記憶した対訳データベースと、操作者による指示を入力装置を介して入力する入力手段と、この入力手段から入力した指示に応じて翻訳作業支援する翻訳作業支援手段と、この翻訳作業支援手段で支援されている翻訳作業に関する画面表示装置を介して表示する表示手段とを備え、前記表示手段は、前記原文を表示するための原文表示欄、前記訳文を表示するための訳文表示欄、前記原文を編集するための原文用編集領域、及び前記訳文を編集するための訳文用編集領域を同時に一画面上に表示する機能を有する、翻訳支援装置

請求項2

前記表示手段は、前記翻訳作業支援手段で支援された翻訳作業の結果として最終的に前記訳文用編集領域に記述されている文章を、前記訳文表示欄に反映させる機能を更に有する、請求項1記載の翻訳支援装置。

請求項3

前記翻訳作業支援手段は、類似例文検索エンジンによる類似例文検索機能機械翻訳エンジンによる機械翻訳機能、及び辞書引きエンジンによる辞書引き機能の少なくとも一つを有する、請求項1または2に記載の翻訳支援装置。

請求項4

前記翻訳作業支援手段は、当該翻訳支援装置によって得られた前記原文と前記訳文との組み合わせを前記対訳データベースに記憶させる機能を有する、請求項1乃至3のいずれかに記載の翻訳支援装置。

請求項5

請求項1乃至4のいずれかに記載の翻訳支援装置がサーバ側に設けられ、前記入力装置及び前記表示装置がクライアント側に設けられ、このクライアント側と前記サーバ側とが通信ネットワークを介して接続された、翻訳支援システム

請求項6

第一の言語からなる原文と当該原文を翻訳した第二の言語からなる訳文との組み合わせを多数記憶した対訳データベースと、コンピュータとを備えた翻訳支援装置に用いられ、前記コンピュータを、入力手段、翻訳作業支援手段及び表示手段として機能させる翻訳支援プログラムであって、前記入力手段は、操作者による指示を入力装置を介して入力し、前記翻訳作業支援手段は、前記入力手段から入力した指示に応じて翻訳作業を支援し、前記表示手段は、前記翻訳作業支援手段で支援されている翻訳作業に関する画面を表示装置を介して表示するとともに、前記原文を表示するための原文表示欄、前記訳文を表示するための訳文表示欄、前記原文を編集するための原文用編集領域、及び前記訳文を編集するための訳文用編集領域を同時に一画面上に表示する機能を有する、翻訳支援プログラム。

請求項7

前記表示手段は、前記翻訳作業支援手段で支援された翻訳作業の結果として最終的に前記訳文用編集領域に記述されている文章を、前記訳文表示欄に反映させる機能を更に備えた、請求項6記載の翻訳支援プログラム。

請求項8

前記翻訳作業支援手段は、類似例文検索エンジンによる類似例文検索機能、機械翻訳エンジンによる機械翻訳機能、及び辞書引きエンジンによる辞書引き機能の少なくとも一つを有する、請求項6または7に記載の翻訳支援プログラム。

請求項9

前記翻訳作業支援手段は、当該翻訳支援装置によって得られた前記原文と前記訳文との組み合わせを前記対訳データベースに記憶させる機能を有する、請求項6乃至8のいずれかに記載の翻訳支援プログラム。

技術分野

0001

本発明は、ある言語の文書を他の言語の文書に翻訳する際に使われる翻訳支援装置等に関する。

背景技術

0002

図13及び図14に示すように、従来の機械翻訳装置として、日本語の文例タイトルを選び、内容を確認する質問答えて必要事項を選択及び入力していくと、英語定型文書ができ上がるものが知られている。例えば、画面に表示された日本語の文例の中から「ホテル予約」を選択すると、宿泊者名等を入力する画面が表示され、ここに必要な事項を入力すると、英語によるホテルの予約の文章が完成する。

0003

また、このような機械翻訳装置では、例えば下記特許文献1,2に記載されているような対訳データベースを備えた翻訳支援装置も使用される。

0004

特開2002−278964号公報
特開平10−312382号公報

発明が解決しようとする課題

0005

前述した従来技術(すなわち固定テンプレートでの穴埋め英文作成技術)では、簡単な二、三行の英作文に対し、変更必要箇所への入力を勧誘する方式で文章を作成している。しかしながら、ビジネス文としては言い回しや文章変更が即座に実行できないため、形式変換後に別のエデイタ等で再編集が必要になったり、英文作成後の再利用がすぐにできなかったりする問題があった。また、個人的な用途を想定していたために、固定テンプレートの数も制限されているので、ビジネス用途としては利用に手間がかかっていた。それは、せっかく作成した文章を即座にグループ共用するという発想が、個人用途ゆえになかったためである。

0006

そこで、本発明の目的は、翻訳作業の効率を向上できる翻訳支援装置等を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明に係る翻訳支援装置は、第一の言語からなる原文と当該原文を翻訳した第二の言語からなる訳文との組み合わせを多数記憶した対訳データベースと、操作者による指示を入力装置を介して入力する入力手段と、この入力手段から入力した指示に応じて翻訳作業を支援する翻訳作業支援手段と、この翻訳作業支援手段で支援されている翻訳作業に関する画面を表示装置を介して表示する表示手段とを備えている。表示手段は、原文を表示するための原文表示欄、訳文を表示するための訳文表示欄、原文を編集するための原文用編集領域、及び訳文を編集するための訳文用編集領域を同時に一画面上に表示する機能を有する。また、表示手段は、翻訳作業支援手段で支援された翻訳作業の結果として最終的に訳文用編集領域に記述されている文章を、訳文表示欄に反映させる機能を有する。

0008

操作者が入力装置を使って指示(データを含む)を翻訳支援装置へ入力すると、その指示が入力手段を介して翻訳作業支援手段へ伝達される。翻訳作業支援手段はその指示に従って所定の翻訳作業を実行し、その過程及び結果に関する画面を表示手段が表示装置へ表示する。このとき、原文表示欄、訳文表示欄、原文用編集領域、訳文用編集領域が画面上に表示され、最終的に訳文用編集領域に記述されている文章が訳文表示欄に反映される。原文表示欄及び訳文表示欄を見比べつつ、原文用編集領域及び訳文用編集領域で翻訳作業を進めることにより、操作者の理解が助けられるため、翻訳作業の効率が向上する。

0009

上記の翻訳支援装置において、翻訳作業支援手段は、類似例文検索エンジンによる類似例文検索機能機械翻訳エンジンによる機械翻訳機能、及び辞書引きエンジンによる辞書引き機能の少なくとも一つを有する、としてもよい。これらの機能を備えることにより、翻訳精度が向上する。

0010

上記の翻訳支援装置において、翻訳作業支援手段は、当該翻訳支援装置によって得られた原文と訳文との組み合わせを対訳データベースに記憶させる機能を有する、としてもよい。この場合は、翻訳支援装置を使えば使うほど、対訳データベースのデータ量が増加するので、更に翻訳作業が効率化される。

0011

本発明に係る翻訳支援システムは、本発明に係る翻訳支援装置がサーバ側に設けられ、入力装置及び表示装置がクライアント側に設けられ、クライアント側とサーバ側とが通信ネットワークを介して接続された、というものである。一つのサーバで遠方にある複数のクライアントに対応できるので、利便性が向上する。

0012

本発明に係る翻訳支援プログラム(請求項6〜9)は、本発明に係る翻訳支援装置の各手段としてコンピュータを機能させるものである。

0013

換言すると、本発明は、従来個人的なサービスの英文作成水準から、高度な知識ベースでの企業内用途英文作成水準に高めて行う新しいサービス(作成後の新書庫Webサーバで管理することによる部門、グループ等での選択的利用、共用等)を可能とし、対訳書庫の利用、対訳メモリワークベンチでの編集機能オプションとしての機械翻訳機能の参考利用等の翻訳支援の方法に関する。

0014

更に詳しく言えば、本発明は、個人的な用途に着目していた固定テンプレートでの英文作成方式から大きく脱却し、企業レベルの利用に耐えるWebベースのサーバ/クライアントで活用できる対訳書庫を準備し、一般社員が、この書庫を選択し、文章中の役割説明を理解しながら、自然と英文が作成できるツールを提供した。文章中で対訳の類似例文が存在する場合は、その旨、マークが付いていて、この部分をクリックすることで、類似例文が表示され、この中から、操作者の判断にて、必要とする例文を選択し、表示している文章を選択した類似例文に置き換えることや、編集領域に、任意の文の取り出し、これを加工、挿入処理を実行するためのインターフェースを提供した。また、類似対訳例文マークはないが、書庫から文を表示している任意の部分(単語や熟語、より長いセンテンス等)での、類似例文検索辞書検索機能が可能になっている。類似例文検索結果や辞書検索結果は、操作者の判断により、新規作成英文に反映させる等の自由な編集が容易にできる工夫をした。例文集・事例集にない場合は、オプションの機械翻訳を利用した英文生成機能使い参考翻訳文を生成し、これを利用するか否かの判断は操作者が行う。適当な英文例を提供し、任意の文を指定し、これを編集領域にて、加工したり、新規文として文章を挿入したり等々の自由度が高い操作を可能とした。これにより作成された新規対訳書庫は、サーバ上にて保存できるので、個人はもちろん、部門やグループで共用しながら再利用の仕組みも提供した。英文作成時間の大幅削減を実現し、企業内の一般社員の作業効率向上に寄与する。また、新規対訳書庫の共用及び再利用は、英文作成の不得意な多くの一般社員への活用の機会を開き、こうした活動が一層の企業全体としての知識ベースを増加させ、作業効率化へと繋がる。例えば、任意文の事例の取り出し対象としての例文・事例集が、40万事例と豊富コンテンツとなっている。

0015

すなわち、本発明は、企業内に翻訳システム構築する仕組みの中に、Webベースのサーバ/クライアントで活用できる対訳書庫、選択した書庫の操作、編集、対訳新規書庫の再利用が可能な機能を提供する。サーバ側には、企業内ポータルリンクした対訳書庫制御部経由で、対訳書庫データベースビジネス文書電子メール文書手紙文書、40万事例集が格納されている)や、共用・再利用可能な新規対訳書庫(グループ書庫、個人書庫等)があり、必要に応じて、類似例文検索や、機械翻訳試行等が実施できる。クライアントには、ブラウザがあればサーバにアクセスして日英対訳書庫が使える対訳書庫操作画面が表示され、この画面上で、選定した書庫の文章中の役割説明を表示でき、文章役割を理解でき、また、任意の文の取り出し、加工、挿入が自由に行える。必要に応じて、類似例文検索や検索結果の取り込み、修正等が行える。新規文の挿入や、新規文の機械翻訳試行やその結果の取り込み、修正等が行える。これら操作は、Web型機能として動作する。一般社員が使えば使うほど書庫が充実することにより、企業としての知識ベースが増大する仕組みをサーバ側で構築でき、より多くの社員への適用を可能とするので、各場面での企業の事業拡大への効果が大きい。

0016

更に換言すると、本発明は、従来の固定テンプレートによる穴埋め方式英文作成を脱却した新英文作成モデルであり、次の特徴を有する。日英対訳書庫からWeb型画面デザインにて、機能的に、使い易い方式を発案し、書庫の文書役割、各文の説明等、文章中の役割説明をつけたこと。Web上で任意の文の取り出し、加工、挿入処理を実行するためのインターフェースをつけたこと。更に、上記作業にて作成された日英対訳新書庫を個人、部門(グループ)等で選択的に、共用又は再利用可能な仕組みで、提供することを可能としたこと。

0017

別な表現をすれば、本発明は次の機能を有することを特徴とする。(1)文書又は文章に役割説明を付けて表示する機能。この役割説明には、文全体の役割説明と、1つ1つの文の役割説明とが含まれる。(2)原文表示欄と、訳文表示欄と、原文用「編集領域」と、訳文用「編集領域」とを画面上に設け、種々の作業の結果、最終的に訳文用「編集領域」に記述されている文章を、訳文表示欄に反映させる機能。(3)上記「種々の作業」のバリエーションとしての、類似例文検索エンジンによる類似例文検索、機械翻訳エンジンによる機械翻訳、辞書引きエンジンによる辞書引きの各機能。(4)利用者が自身の作成した対訳情報を保存し再利用可能とする機能。

発明の効果

0018

原文表示欄及び訳文表示欄を見比べつつ、原文用編集領域及び訳文用編集領域で翻訳作業を進めることにより、操作者の理解が助けられるため、翻訳作業の効率が向上する。

発明を実施するための最良の形態

0019

図1は、本発明に係る翻訳支援装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。

0020

本実施形態の翻訳支援装置10は、第一の言語からなる原文と当該原文を翻訳した第二の言語からなる訳文との組み合わせを多数記憶した対訳データベース12と、操作者による指示を入力装置20を介して入力する入力手段14と、入力手段14から入力した指示に応じて翻訳作業を支援する翻訳作業支援手段16と、翻訳作業支援手段16で支援されている翻訳作業に関する画面を表示装置22を介して表示する表示手段18とを備えている。

0021

そして、対訳データベース12は、原文ごと又は訳文ごとに説明文を記憶している。表示手段18は次の(1)〜(3)の機能を有する。(1)原文ごと又は訳文ごとに説明文を付した画面を表示する機能。(2)原文を表示するための原文表示欄、訳文を表示するための訳文表示欄、原文を編集するための原文用編集領域、及び訳文を編集するための訳文用編集領域を同時に一画面上に表示する機能。(3)翻訳作業支援手段で支援された翻訳作業の結果として最終的に訳文用編集領域に記述されている文章を、訳文表示欄に反映させる機能。

0022

図1に示す各構成要素は、例えば次のようなものである。入力装置20は、キーボードマウスポインティングデバイス)等である。表示装置22は、液晶ディスプレイ、CRTELディスプレイプラズマディスプレイ等である。翻訳支援装置10は、コンピュータ及びそのプログラムからなる。入力手段14及び表示手段18は、プログラム言語コマンドによって実現される。翻訳作業支援手16段は、一般的な翻訳ソフトウェアを中心に構成される。

0023

操作者が入力装置20を使って指示(データを含む)を翻訳支援装置10へ入力すると、その指示が入力手段14を介して翻訳作業支援手段16へ伝達される。翻訳作業支援手段16はその指示に従って所定の翻訳作業を実行し、その過程及び結果に関する画面を表示手段18が表示装置22へ表示する。このとき、原文ごと又は訳文ごとに説明文を付した画面を表示することにより、操作者の理解が助けられるため、翻訳作業の効率が向上する。また、原文表示欄、訳文表示欄、原文用編集領域、訳文用編集領域が画面上に表示され、最終的に訳文用編集領域に記述されている文章が訳文表示欄に反映される。したがって、原文表示欄及び訳文表示欄を見比べつつ、原文用編集領域及び訳文用編集領域で翻訳作業を進めることにより、操作者の理解が助けられるため、翻訳作業の効率が向上する。

0024

図2乃至図3は、翻訳支援装置10における画面表示例を示す説明図である。以下、これらの図面に基づき説明する。

0025

図2に示す画面30では、原文表示欄31、訳文表示欄32、原文用編集領域33、訳文用編集領域34、操作ボタン35、説明文ボタン(文章中の役割説明ボタン)36,37等が表示されている。ここで、説明文ボタン36の一番上のボタンを押すと、図3に示すように、原文表示欄31の一番上の文章に対応する説明文38が表示される。

0026

図4は、本発明に係る翻訳支援システムの一実施形態を示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。

0027

本実施形態の翻訳支援システム40は、図1の翻訳支援装置10がサーバ(コンピュータ)41側に設けられ、入力装置及び表示装置(図示せず)がクライアント(コンピュータ)42側に設けられ、クライアント42側とサーバ41側とが通信ネットワークとしてのインターネット43を介して接続されたものである。

0028

翻訳支援装置10は、対訳書庫制御部50、新規対訳書庫51、対訳書庫52、対訳メモリ53、オプション機能54、オプション機能55等を備えている。対訳メモリ53は、類似例文検索エンジン56による類似例文検索機能を実現する。オプション機能54は、機械翻訳エンジン57による機械翻訳機能である。オプション機能55は、辞書引きエンジン58による辞書引き機能である。対訳書庫52には、例えばビジネス文書、電子メール文書、手紙文書及び40万対訳事例集が保存されている。新規対訳書庫51は、共用・再利用のためのデータの保存場所である。クライアント42側のパーソナル・コンピュータ(図示せず)には、標準Webブラウザ59が搭載されている。

0029

図1における対訳データベース12は、図4における新規対訳書庫51及び対訳書庫52に相当する。図1における入力手段14及び表示手段18は、図4における対訳書庫制御部50の機能の一部に相当する。図1における翻訳作業支援手段16は、図4における対訳書庫制御部50の機能の残部、対訳メモリ53、及びオプション機能54,55に相当する。

0030

翻訳支援システム40について更に詳しく説明する。

0031

翻訳支援システム40は企業内向けであるので、クライアント42側では一般社員が対訳書庫機能を利用する。対訳書庫制御部50は、中心的な制御部であり、新規対訳書庫51、対訳書庫52、対訳メモリ53、オプション機能54,55等に接続されている。

0032

対訳メモリ53は、クライアント42側が要求する文章に従って、対訳書庫52や新規対訳書庫51に対して類似例文検索エンジン56が検索を実施し、その結果をまとめる等の作業をする。対訳書庫52は、翻訳支援システム40に予め設定されている文書・事例の豊富なコンテンツである。新規対訳書庫51は、翻訳支援システム40が利用されることにより、更にユーザ毎、グループ毎精錬された文書となって追加されていく知識ベースとなるものである。これは、一般社員ユーザに門戸がどんどん開かれる仕組みのベースとなる。オプション機能54,55は、クライアント42側の英語力のレベルにもよるが、操作上、使える便利な機能を提供している。これらの機能では、ビジネス文書向けの翻訳精度が高い機械翻訳エンジン57での結果表示や、不明な単語の辞書引きエンジン58による結果表示を行う。サーバ41側に対訳書庫制御部50があり、クライアント42側からの書庫選択要求に対し、指定された書庫を対訳書庫52から取り出し、クライアント42のブラウザ59に表示する。表示される画面イメージは、図2及び図3で示したものと同じである。

0033

図5は、翻訳支援システム40の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図4及び図5に基づき、翻訳支援システム40の動作を説明する。

0034

まず、クライアント42は、対訳書庫52から、作成したい対訳お手本文書を選択する(ステップ101)。すなわち、表示させたい対訳文書を書庫画面(メニュー形式)から指定すると、この指示がサーバ41の対訳書庫制御部50に到達する。すると、対訳書庫制御部50は、指定された対訳文書を対訳書庫52の中から探し出し、それを図2の画面としてクライアント42に表示する。この図2の画面で、次の(1)〜(4)のような各種作業が可能となっている。

0035

(1).文章中の役割説明を確認する作業。
(2).指定した文章の修正、追加、削除等の編集作業
(3).完成した文書を次回に再利用するために保存する作業。
(4).クライアントに文書をダウンロードする作業等。

0036

(1)は、クライアント42の表示画面でマウスカーソルを文先頭に持って来ると、自動的にその文章役割を記述した表示が出てくるので、それを確認する作業である(ステップ102)。日本語文英語文両方に文章役割が表示される。

0037

(2)は、クライアント42に表示されている文章について、修正、追加、削除等を実行する作業である(ステップ103)。このとき、作業している一般社員ユーザの意志に従って、各種編集作業が支援される。

0038

編集作業において類似例文検索を行いたい場合、クライアント20は図2の操作画面において対訳書庫制御部50へ指示を出す。すると、対訳メモリ53の類似例文検索エンジン56が起動され、対訳書庫52の40万事例集やビジネス文書等から類似度(例えば、100%、90%、80%、・・・・・・・)付きで、検索結果がクライアント42に表示される。これを、反映するか否かの選択は、クライアント42の一般社員が行える。

0039

また、新規対訳書庫51が存在していれば、このデータベースも検索の対象になるとともに、共用や再利用という目的で利用される。更に、新規文章が事例集に存在しない場合、クライアント42は操作画面において機械翻訳での結果を表示する要求を行う。この場合は、対訳書庫制御部50経由で、オプション機能54,55が動作する。

0040

オプション機能54,55は、図4に記載されているが、機械翻訳エンジン57(日本語−英語の機械翻訳エンジン)と、辞書引きエンジン58(業界で著名な和英、英和辞書を利用した検索が可能)とを有している。新規文章中の単語確認には、辞書引きエンジン58がクライアント42からの要求によって起動され、その検索結果が対訳書庫制御部50を経由してクライアント42の画面に表示される。

0041

(3)は、新規文章の修正及び編集作業が終わった後に、共用及び再利用する目的で、新規対訳書庫51へのデータ保存をクライアント42が要求する作業である(ステップ104,105)。このとき、対訳書庫制御部50を経由して新規対訳書庫51に、グループ用か個人用かを選択して保存できる。そして、この結果がクライアント42に通知される。

0042

(4)は、作業者自身のクライアント42に、作業した結果の文書をダウンロードする作業である。図2に示す操作ボタン35により操作できる。

0043

次に、図4の翻訳支援システムの更に具体的な実施例について説明する。図6乃至図12は、図4の翻訳支援システムにおける画面表示例を示す説明図(Web画面イメージ)である。図6図12の順に処理が進む。

0044

図6に示す説明文は文全体の役割説明であり、図7に示す説明文は1つ1つの文の役割説明である。図7及び図8では、文章中で対訳の類似例文が存在することを示すマーク画像(虫眼鏡と双方向矢印)が表示されている。図6図10において、図面上方に「辞書」、「翻訳」、「類似文」の操作ボタンが表示されている。ここで、「辞書」、「翻訳」、「類似文」のいずれかをクリックすると、それぞれの入力画面が表示され、ここにカットアンドペーストやキーボードでデータを入力すると、その結果が対訳で表示される。その結果が良ければ、カットアンドペーストにて編集領域に入れて、反映ボタンを押す。

0045

なお、本発明は、言うまでもないが、上記実施形態及び実施例に限定されるものではない。上記実施形態及び実施例では日英対訳文書での対応となっているが、この仕組みは日本語—中国語対訳文書にも拡張できる。

0046

本発明に係る翻訳支援装置等によれば、次の効果を奏する。

0047

イ).原文ごと又は訳文ごとに説明文を記憶している対訳データベースと、原文ごと又は訳文ごとに説明文を付した画面を表示する表示手段とを備えたので、操作者が説明文を読むことで正確かつ迅速な理解が可能となり、これにより翻訳作業の効率を向上できる。

0048

ロ).原文表示欄、訳文表示欄、原文用編集領域、及び訳文用編集領域を同時に表示することにより、原文表示欄及び訳文表示欄を見比べつつ、原文用編集領域及び訳文用編集領域で翻訳作業を進めることができるので、翻訳作業の効率を向上できる。このとき、翻訳作業の結果として最終的に訳文用編集領域に記述されている文章を、訳文表示欄に反映させることにより、簡単に訳文を決定できるので、翻訳作業の効率を更に向上できる。

0049

ハ).類似例文検索機能、機械翻訳機能、辞書引き機能等の少なくとも一つを備えた場合は、翻訳精度を向上できる。

0050

ニ).翻訳支援装置によって得られた原文と訳文との組み合わせを対訳データベースに記憶させる場合は、翻訳支援装置を使えば使うほど、対訳データベースのデータ量が増加するので、更に翻訳作業を効率化できる。

0051

ホ).本発明に係る翻訳支援装置をサーバ側に設け、入力装置及び表示装置をクライアント側に設け、クライアント側とサーバ側とを通信ネットワークを介して接続した場合は、一つのサーバで遠方にある複数のクライアントに対応できるので、利便性を向上できる。このとき、翻訳支援装置によって得られた原文と訳文との組み合わせを対訳データベースに記憶させるようにすれば、複数のクライアントによって、対訳データベースのデータ量が飛躍的に増加するので、更に一層翻訳作業を効率化できる。

0052

換言すると、本発明によれば次の効果を奏する。

0053

従来の固定テンプレートでの穴埋め式英文作成技術では、個人的な用途を想定していたために、固定テンプレートの数も制限されるので、ビジネス用途としては利用に手間がかかっていた。また、せっかく作成した文章を即座にグループで共用するという仕組み等の発想が、個人用途ゆえになかった。

0054

これに対し、本発明では、ビジネス用途として、サーバ上で、日英対訳書庫として準備された英文作成お手本に、用途に合った文章の役割説明がついているので、形式変換なしで、任意の文の取り出し(類似事例文の検索等を含む)、加工、必要な部分への挿入(新規文の機械翻訳後の挿入等を含め)等が自由に行える。また、対訳新規書庫作成後に新たに得られた対訳を個人はもちろんグループで共用して再利用可能な仕組みを提供するので、英文作成時間の大幅削減を実現でき、これにより企業内の一般社員の作業効率向上に寄与できる。また、新規対訳書庫の共用及び再利用は、英文作成の不得意な多くの一般社員に対して活用の機会を開くことができ、こうした活動が一層の企業全体としての知識ベースを増加させるので、作業効率化へと繋げることができる。

図面の簡単な説明

0055

本発明に係る翻訳支援装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。
図1の翻訳支援装置における画面表示例(その1)を示す説明図である。
図1の翻訳支援装置における画面表示例(その2)を示す説明図である。
本発明に係る翻訳支援システムの一実施形態を示すブロック図である。
図4の翻訳支援システムの動作の一例を示すフローチャートである。
図4の翻訳支援システムにおける画面表示例(その1)を示す説明図である。
図4の翻訳支援システムにおける画面表示例(その2)を示す説明図である。
図4の翻訳支援システムにおける画面表示例(その3)を示す説明図である。
図4の翻訳支援システムにおける画面表示例(その4)を示す説明図である。
図4の翻訳支援システムにおける画面表示例(その5)を示す説明図である。
図4の翻訳支援システムにおける画面表示例(その6)を示す説明図である。
図4の翻訳支援システムにおける画面表示例(その7)を示す説明図である。
従来技術における画面表示例を示す説明図である。
従来技術における動作例を示すフローチャートである。

符号の説明

0056

10翻訳支援装置
12対訳データベース
14入力手段
16翻訳作業支援手段
18 表示手段
20入力装置
22表示装置
30画面
31原文表示欄
32訳文表示欄
33原文用編集領域
34訳文用編集領域
35 操作ボタン
36,37説明文ボタン
38 説明文
40翻訳支援システム
41サーバ
42クライアント
43インターネット(通信ネットワーク)
50対訳書庫制御部
51新規対訳書庫
52 対訳書庫
53対訳メモリ
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