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技術 USBホスト制御装置及びその制御方法、並びにプログラム

出願人 キヤノン株式会社
発明者 後藤真哉
出願日 2005年11月15日 (14年3ヶ月経過) 出願番号 2005-330680
公開日 2007年6月7日 (12年8ヶ月経過) 公開番号 2007-140689
状態 未査定
技術分野 電源 入出力制御
主要キーワード 電力供給モジュール D動作 電力供給ステップ 電源不足 再設定ステップ イメージデバイス 動作診断 外部USBデバイス
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (5)

課題

USBインターフェース規格をみたしつつハブに接続するデバイスを最適な状態で動作させることができるUSBホスト制御装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供する。

解決手段

USBホスト制御装置100は、USBホスト機能部1を接続するアップストリームポート4及び内蔵されるUSBデバイス8,9,11,12及びAレセプタクル10と接続するダウンストリームポート7a〜7eを備えるハブ2とを備える。ダウンストリームポート7cにAレセプタクル10を介して接続された外部デバイスが有効デバイスであり、且つその外部デバイスに対して電力供給可能である、すなわち、その外部デバイスがバスパワーで動作し、その最大消費電力バス2が電力供給をする際の最大許容量を超えないときに、USBホスト機能部1とその外部デバイスの接続を有効にする。

概要

背景

従来より、パーソナルコンピュータ等から成るUSBホスト機能接続可能なアップストリームポートと複数のUSBデバイスを接続可能なダウンストリームポートを持つハブを有するUSBホスト制御装置が知られている(例えば、非特許文献1参照)。

このようなUSBホスト制御装置に用いられるUSBインターフェース規格によれば、上記ダウンストリームポートに接続可能なUSBデバイスは、ハブを含み総数127個までサポートされなければいけない。また、トポロジー上のホストとデバイス間のルートハブを含むハブの個数は最大5個でなければならない。

さらに、上記ハブがUSBホスト制御装置内にある電源供給制御部から供給されるバスパワーで動作する場合は、ハブのダウンストリームポートに接続される各デバイスへ少なくとも100mAを供給しなければならないという制約がある。一方、ハブがセルフパワーで動作する場合は、ハブのダウンストリームポートに接続される各デバイスへ最大500mAの電源供給保証しなければならないという制約がある。

さらに、USB機器としての認証としてUSB2.0 CertificationやWHQL等があり、通常のUSB機器はUSB機器としての互換性を保証するためにこれらの認証を取得している。

近年では、USBホスト制御装置の内部にハブ及びこれに接続するデバイスの一部を内蔵するものが登場してきた。
Universal Serial Bus Specification Revision 2.0, USB Implementers Forum, 2000年4月

概要

USBインターフェースの規格をみたしつつハブに接続するデバイスを最適な状態で動作させることができるUSBホスト制御装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供する。USBホスト制御装置100は、USBホスト機能部1を接続するアップストリームポート4及び内蔵されるUSBデバイス8,9,11,12及びAレセプタクル10と接続するダウンストリームポート7a〜7eを備えるハブ2とを備える。ダウンストリームポート7cにAレセプタクル10を介して接続された外部デバイスが有効デバイスであり、且つその外部デバイスに対して電力供給可能である、すなわち、その外部デバイスがバスパワーで動作し、その最大消費電力バス2が電力供給をする際の最大許容量を超えないときに、USBホスト機能部1とその外部デバイスの接続を有効にする。

目的

しかしながら、従来のハブ及びこれに接続するデバイスの一部を内蔵するUSBホスト制御装置においては、次の理由により前述のUSBインターフェースの規格を満足する仕様を提供することが困難であった。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

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請求項1

内蔵されたホストと接続するアップストリームポート及び複数のデバイスと接続するダウンストリームボートを有するハブを有するUSBホスト制御装置であって、前記ダウンストリームボートの1つはバスパワーで動作する内蔵デバイスと接続し、前記ダウンストリームボートの他の1つは外部デバイスと接続するUSBホスト制御装置において、前記ハブは、前記ダウンストリーム毎に有効なデバイスの種類を設定する設定手段と、前記複数のデバイスがバスパワーで動作する場合に電力供給を行う電力供給手段とを備え、前記ダウンストリームボートの他の1つに接続された外部デバイスの種類が有効であり、且つ当該外部デバイスがバスパワーで動作し、その最大消費電力が前記電力供給をする際の最大許容量を超えないとき、前記ホストと前記外部デバイスの接続を有効にすることを特徴とするUSBホスト制御装置。

請求項2

前記接続が有効にされた外部デバイスの最大消費電力に合わせて、バッテリ残量検知レベルダミー負荷ベルを変更する請求項1記載のUSBホスト制御装置。

請求項3

前記設定手段は、前記ダウンストリームボートの1つに接続する内蔵デバイスが故障しているとき、前記ダウンストリームの他の1つに対して有効なデバイスに前記故障した内蔵デバイスの種類を追加する種類追加手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のUSBホスト制御装置。

請求項4

前記設定手段は、前記種類追加手段をファームウエア書き換えにより追加することを特徴とする請求項3記載のUSBホスト制御装置。

請求項5

前記設定手段は、前記接続された外部デバイスの種類が有効であって、且つ前記内蔵デバイスの1つと同種類であるとき、当該両デバイスの性能を性能を比較する性能比較手段を備え、前記比較の結果、前記外部デバイスの方が性能が優れているときは、前記内蔵デバイスへの電源供給を停止することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のUSBホスト制御装置。

請求項6

前記設定手段は、前記性能比較手段及び前記種類再設定手段をファームウエアの書き換えにより追加することを特徴とする請求項5記載のUSBホスト制御装置。

請求項7

内蔵されたホストと接続するアップストリームポート及び複数のデバイスと接続するダウンストリームボートを有するハブを有するUSBホスト制御装置であって、前記ダウンストリームボートの1つはバスパワーで動作する内蔵デバイスと接続し、前記ダウンストリームボートの他の1つは外部デバイスと接続するUSBホスト制御装置の制御方法において、前記ハブにより、前記ダウンストリーム毎に有効なデバイスの種類を設定する設定ステップと、前記複数のデバイスがバスパワーで動作する場合に電力供給を行う電力供給ステップとを備え、前記ダウンストリームボートの他の1つに接続された外部デバイスの種類が有効であり、且つ当該外部デバイスがバスパワーで動作し、その最大消費電力が前記電力供給をする際の最大許容量を超えないとき、前記ホストと前記外部デバイスの接続を有効にすることを特徴とする制御方法。

請求項8

前記接続が有効にされた外部デバイスの最大消費電力に合わせて、バッテリ残量の検知レベルやダミー負荷レベルを変更する請求項7記載の制御方法。

請求項9

前記設定ステップは、前記ダウンストリームボートの1つに接続する内蔵デバイスが故障しているとき、前記ダウンストリームの他の1つに対して有効なデバイスに前記故障した内蔵デバイスの種類を追加する種類追加ステップを備えることを特徴とする請求項7又は8記載の制御方法。

請求項10

前記設定ステップは、前記種類追加ステップをファームウエアの書き換えにより追加することを特徴とする請求項9記載の制御方法。

請求項11

前記設定ステップは、前記接続された外部デバイスの種類が有効であって、且つ前記内蔵デバイスの1つと同種類であるとき、当該両デバイスの性能を性能を比較する性能比較ステップを備え、前記比較の結果、前記外部デバイスの方が性能が優れているときは、前記内蔵デバイスへの電源供給を停止することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の制御方法。

請求項12

前記設定ステップは、前記性能比較ステップ及び前記種類再設定ステップをファームウエアの書き換えにより追加することを特徴とする請求項11記載の制御方法。

請求項13

内蔵されたホストと接続するアップストリームポート及び複数のデバイスと接続するダウンストリームボートを有するハブを有するUSBホスト制御装置であって、前記ダウンストリームボートの1つはバスパワーで動作する内蔵デバイスと接続し、前記ダウンストリームボートの他の1つは外部デバイスと接続するUSBホスト制御装置の制御方法をコンピュータにより実行させるプログラムにおいて、前記ハブにより、前記ダウンストリーム毎に有効なデバイスの種類を設定する設定モジュールと、前記複数のデバイスがバスパワーで動作する場合に電力供給を行う電力供給モジュールとを備え、前記ダウンストリームボートの他の1つに接続された外部デバイスの種類が有効であり、且つ当該外部デバイスがバスパワーで動作し、その最大消費電力が前記電力供給をする際の最大許容量を超えないとき、前記ホストと前記外部デバイスの接続を有効にすることを特徴とするプログラム。

技術分野

0001

本発明は、USBホスト制御装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。特に複数のデバイス接続可能なダウンストリームポートを持つハブ機能を有する、USB(Universal Serial Bus)をインターフェースとするUSBホスト制御装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。

背景技術

0002

従来より、パーソナルコンピュータ等から成るUSBホスト機能を接続可能なアップストリームポートと複数のUSBデバイスを接続可能なダウンストリームポートを持つハブを有するUSBホスト制御装置が知られている(例えば、非特許文献1参照)。

0003

このようなUSBホスト制御装置に用いられるUSBインターフェース規格によれば、上記ダウンストリームポートに接続可能なUSBデバイスは、ハブを含み総数127個までサポートされなければいけない。また、トポロジー上のホストとデバイス間のルートハブを含むハブの個数は最大5個でなければならない。

0004

さらに、上記ハブがUSBホスト制御装置内にある電源供給制御部から供給されるバスパワーで動作する場合は、ハブのダウンストリームポートに接続される各デバイスへ少なくとも100mAを供給しなければならないという制約がある。一方、ハブがセルフパワーで動作する場合は、ハブのダウンストリームポートに接続される各デバイスへ最大500mAの電源供給保証しなければならないという制約がある。

0005

さらに、USB機器としての認証としてUSB2.0 CertificationやWHQL等があり、通常のUSB機器はUSB機器としての互換性を保証するためにこれらの認証を取得している。

0006

近年では、USBホスト制御装置の内部にハブ及びこれに接続するデバイスの一部を内蔵するものが登場してきた。
Universal Serial Bus Specification Revision 2.0, USB Implementers Forum, 2000年4月

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、従来のハブ及びこれに接続するデバイスの一部を内蔵するUSBホスト制御装置においては、次の理由により前述のUSBインターフェースの規格を満足する仕様を提供することが困難であった。

0008

例えば、USBインターフェースの規格では、ハブは各ポート毎に接続され有効となるUSBデバイス(以下「有効デバイス」という。)のドライバを予め登録することになっている。従って、USB規格を満たす外部デバイスがハブに接続されてもその外部デバイスが上記有効デバイスでないときは、従来のUSBホスト制御装置はその外部デバイスを制御できない。

0009

このため、内蔵デバイスの1つ(例えば、プリンタ)が故障した場合、外部デバイスが接続するポートの有効デバイスとしてプリンタが登録されていなければ、外部デバイスとしてプリンタを接続してもUSBホスト制御装置はこれを制御することができない。この場合、その故障した内蔵デバイスを修理しない限りUSBホスト制御装置を用いて印刷を行うことができなくなるという問題がある。

0010

また、USBインターフェースの規格では、ハブは予め各内蔵デバイスの機能情報を取得しており、この機能情報に基づいて各ポートに接続するデバイスへの電源供給制御を行うこととなっている。しかし、新たにバスパワーで動作する外部デバイスがハブに接続されたときも、接続前と同じ電源供給制御を行うため、その外部デバイスに十分な電源を供給できない場合がある。かかる場合、外部デバイスはハブと接続しても電源不足のため動作することができないので、従来のUSBホスト制御装置はこの外部デバイスを制御できないという問題がある。

0011

一方、外部デバイスの有効デバイスを制限し、その制限された有効デバイスの機能情報にも基づいて各ポートに接続するデバイスへの電源供給制御を行うようにすれば、外部デバイスに対して供給する電源が不足することはない。しかし、この場合、内蔵デバイスより高性能化したデバイスがUSB接続可能な外部デバイスとして出現しても、この外部デバイスを内蔵デバイスの代わりに使用することはできないという問題がある。

0012

本発明の目的は、USBインターフェースの規格をみたしつつハブに接続するデバイスを最適な状態で動作させることができるUSBホスト制御装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0013

上記目的を達成するために、請求項1記載のUSBホスト制御装置は、内蔵されたホストと接続するアップストリームポート及び複数のデバイスと接続するダウンストリームボートを有するハブを有するUSBホスト制御装置であって、前記ダウンストリームボートの1つはバスパワーで動作する内蔵デバイスと接続し、前記ダウンストリームボートの他の1つは外部デバイスと接続するUSBホスト制御装置において、前記ハブは、前記ダウンストリーム毎に有効なデバイスの種類を設定する設定手段と、前記複数のデバイスがバスパワーで動作する場合に電力供給を行う電力供給手段とを備え、前記ダウンストリームボートの他の1つに接続された外部デバイスの種類が有効であり、且つ当該外部デバイスがバスパワーで動作し、その最大消費電力が前記電力供給をする際の最大許容量を超えないとき、前記ホストと前記外部デバイスの接続を有効にすることを特徴とする。

0014

上記目的を達成するために、請求項7記載の制御方法は、内蔵されたホストと接続するアップストリームポート及び複数のデバイスと接続するダウンストリームボートを有するハブを有するUSBホスト制御装置であって、前記ダウンストリームボートの1つはバスパワーで動作する内蔵デバイスと接続し、前記ダウンストリームボートの他の1つは外部デバイスと接続するUSBホスト制御装置の制御方法において、前記ハブにより、前記ダウンストリーム毎に有効なデバイスの種類を設定する設定ステップと、前記複数のデバイスがバスパワーで動作する場合に電力供給を行う電力供給ステップとを備え、前記ダウンストリームボートの他の1つに接続された外部デバイスの種類が有効であり、且つ当該外部デバイスがバスパワーで動作し、その最大消費電力が前記電力供給をする際の最大許容量を超えないとき、前記ホストと前記外部デバイスの接続を有効にすることを特徴とする。

0015

上記目的を達成するために、請求項13記載のプログラムは、内蔵されたホストと接続するアップストリームポート及び複数のデバイスと接続するダウンストリームボートを有するハブを有するUSBホスト制御装置であって、前記ダウンストリームボートの1つはバスパワーで動作する内蔵デバイスと接続し、前記ダウンストリームボートの他の1つは外部デバイスと接続するUSBホスト制御装置の制御方法をコンピュータにより実行させるプログラムにおいて、前記ハブにより、前記ダウンストリーム毎に有効なデバイスの種類を設定する設定モジュールと、前記複数のデバイスがバスパワーで動作する場合に電力供給を行う電力供給モジュールとを備え、前記ダウンストリームボートの他の1つに接続された外部デバイスの種類が有効であり、且つ当該外部デバイスがバスパワーで動作し、その最大消費電力が前記電力供給をする際の最大許容量を超えないとき、前記ホストと前記外部デバイスの接続を有効にすることを特徴とする。

発明の効果

0016

本発明によれば、ダウンストリームボートの他の1つに接続された外部デバイスの種類が有効であり、且つこの外部デバイスがバスパワーで動作し、その最大消費電力がバスにより電力供給をする際の最大許容量を超えないとき、ホストと外部デバイスの接続を有効にする。したがって、上記最大許容量をUSBインターフェースの規格で定められたものとすることにより、USBインターフェースの規格をみたしつつハブに接続するデバイスを最適な状態で動作させることができる。

0017

好ましくは、ダウンストリームボートの1つに接続する内蔵デバイスが故障しているとき、ダウンストリームの他の1つに対して有効なデバイスにその故障した内蔵デバイスの種類を追加する。これにより、故障した内蔵デバイスの代替として外部のプリンタを使用することができ、本来USBホスト制御装置が有する機能を動作させることができる。

0018

好ましくは、接続された外部デバイスの種類が有効であって、且つ内蔵デバイスの1つと同種類であるとき、これら両デバイスの性能を性能を比較し、その比較の結果、性能が劣っている方のデバイスの電源供給を停止し、性能が優れている方のデバイスとホストの接続を有効にする。これにより、上記内蔵デバイスより高性能化したデバイスがUSB接続可能な外部デバイスとして出現したときに、その内蔵デバイスの代わりに上記外部デバイスを使用するようにして、装置全体の性能を向上させることができる。

発明を実施するための最良の形態

0019

以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述する。

0020

図1は、本発明の実施の形態に係るUSBホスト制御装置の構成を概略的に示すブロック図である。

0021

図1において、USBホスト制御装置100は、不図示の制御回路と、自装置内に内蔵されるUSBホスト機能部1と、アップストリームポート4及びダウンストリームポート7a〜7eを備えるハブ2とを備える。この不図示の制御回路は、CPU、RAM、ROM、タイマ等から構成される。また、USBホスト制御装置100は、その電源管理を行う電源供給制御部3と、USBホスト制御装置100に内蔵されたプリンタ機能を有するUSBデバイス8と、USBホスト制御装置100に内蔵されたストレージ機能を有するUSBデバイス9とを備える。さらに、USBホスト制御装置100は、外部USBデバイスとの接続を可能とするコネクタであるAレセプタクル10と、USBホスト制御装置100に内蔵された無線通信機能を有するUSBデバイス11と、将来の拡張用に未実装のデバイス12とを備える。

0022

USBデバイス8,9,11,12に実装される各機能は夫々バスパワーにより動作する。

0023

電源供給制御部3は、不図示のROMに記録されているプログラムに従って、現在ハブ2と接続されているUSBデバイスとUSBホスト機能部1との接続を有効にするか否かの接続指示をハブ2に対して行う。また、電源供給制御部3は、上記接続が有効となったUSBデバイスへの電源供給の制御指示をハブ2に対して行う。

0024

ハブ2は、電源供給制御部3の指示に従い、ダウンストリームポート7a〜7eからUSBホスト機能部1との接続が有効となったUSBデバイスへ適宜電源供給を行う。また、ハブ2は、電源供給制御部3の指示に従い、USBホスト機能部1との接続を有効にしない場合はUSBデバイスへの電源供給を停止する。

0025

ハブ2は、ダウンストリームポート7a〜7eのいずれかに新たにUSBデバイスが接続されると、エナマレーション(Enumeration)を開始する。このエナマレーションとは、USBインターフェースの規格における通信接続プロトコルである。

0026

ハブは、ダウンストリームポート7a〜7e毎に、接続され有効となるUSBデバイスの種類(以下「有効デバイス」という。)を不図示のRAMに予め登録している。また、このエナマレーションにおいてUSBホスト機能部1からリクエストがあったとき、ハブ2はそのUSBデバイスが有効デバイスで有るか否かをそのUSBデバイスのディスクリプタ情報に基づき判別し、その結果を返信する。

0027

ハブ2は、ハブに接続するUSBデバイスのうち、電源供給制御部3の接続指示によりUSBホスト機能部1との接続を有効としたものへの電源供給をUSBインターフェースの規格に影響されることなく適宜行う。例えば、ハブ2は、USBホスト制御装置100が内蔵するUSBデバイス11の無線通信で受信した情報をもとに内蔵するUSBデバイス8のプリンタ機能で印刷を行う場合には、その他のUSBデバイスへの電源供給を停止することもできる。

0028

図2は、図1のUSBホスト制御装置100により実行されるデバイス制限処理の手順を示すフローチャートである。

0029

ここで、USBホスト制御装置100の不図示ROMには予めUSBのトポロジーの位置を示すハブ2のダウンストリームポート7a〜7eとそこに接続される有効デバイスが登録されている。

0030

具体的には、不図示ROMには、ダウンストリームポート7aにはプリンタ8が、ダウンストリームポート7bにはストレージ9が、ダウンストリームポート7cにはスティールイメージデバイスデジタルカメラ等)が有効デバイスとして登録されている。また、不図示ROMには、ダウンストリーム7dには無線通信デバイス11が有効デバイスとして登録されており、ダウンストリームポート7eには有効デバイスなしと登録されている。

0031

さらに、不図示ROMには、ハブ2に接続されるUSBデバイスのドライバも予め登録されている。

0032

図2において、Aレセプタクル10を介してダウンストリームポート7cに外部デバイスが接続されると(ステップS100でYES)、エナマレーションが開始する(ステップS110)。

0033

その後、ダウンストリームポート7cの有効デバイスが不図示のROMに登録されているか否かを判別する(ステップS120)。

0034

ステップS120の判別の結果、有効デバイスが登録されていないときは、電源供給制御部3からの指示によりハブ2はダウンストリームポート7cへの電源供給を停止する(ステップS170)。そして、ハブ2と外部デバイスとの間の通信を終了する(ステップS180)。その後、本処理を終了する。

0035

一方、ステップS120の判別の結果、有効デバイスが登録されているときは、上記外部デバイスがその登録された有効デバイスであるか否かを判別する(ステップS130)。本実施の形態では、ダウンストリームポート7cの有効デバイスは、スティールイメージデバイスのみである。従って、上記外部デバイスがスティールイメージデバイスであるときのみ、ステップS130において上記外部デバイスがその登録された有効デバイスであると判別される。

0036

ステップS130の判別の結果、上記外部デバイスが登録された有効デバイスであるときは、この外部デバイスが電源供給可能か否かを判別する(ステップS140)。本実施の形態では、ハブ2はアップストリームポート4に接続されているUSBホスト機能部1のダウンストリームポートから供給されるバスパワーで動作する。このため、USBインターフェースの規格より、ハブ2は、そのダウンストリームポート7a〜7eに接続される各デバイスがバスパワーで動作する場合に最大許容量100mAまで電源供給を行うよう設定されている。

0037

従って、このステップS140の処理は、まず、ハブ2がAレセプタクル10と接続するスティールイメージデバイスからそのディスクリプタ情報を取得する。次に、その取得したディスクリプタ情報において、スティールイメージデバイスがセルフパワーで動作するか、又はバスパワー動作であるがその最大消費電力が100mAを越えないことが記載されているときは、電源供給可能であると判断する。一方、上記取得した情報に、スティールイメージデバイスがバスパワー動作であって最大消費電力が100mA以上(例えば200mA)であると記載されているときは、電源供給可能でないと判断する。

0038

ステップS140の判別の結果、電源供給可能であるときは、電源管理設定を行う(ステップS150)。具体的には、USBホスト制御装置100がバッテリ動作をしている場合、電源供給制御部3にて上記接続された外部デバイスの最大消費電力に合わせて、バッテリ残量検知レベルの変更およびダミー負荷ベルの変更を行う。これにより、内蔵デバイス及び外部デバイスへの電源供給を確実に行うことができる。

0039

その後、USBホスト機能部1と上記外部デバイスの接続を有効にして(ステップS160)、本処理を終了する。

0040

一方、ステップS130の結果、上記外部デバイスが登録された有効デバイスでないときや、ステップS140の判別の結果、電源供給可能でないときは、ステップS170からの処理を行う。

0041

図2の処理によれば、ハブ2に接続された外部デバイスが有効デバイスであり(ステップS130でYES)、且つ電力供給可能であるときに(ステップS140でYES)、USBホスト機能部1との接続を有効にする(ステップS160)。これにより、USBインターフェースの規格をみたしつつハブに接続するデバイスを最適な状態で動作させることができる。

0042

尚、ステップS180の処理の後、ユーザにAレセプタクル10に接続する外部デバイスの取り外しを促し、取り外し確認を行う等の何らかの操作後、再びダウンストリームポート7cへの電源供給を電源供給制御部3から開始しておくようにしてもよい。これにより、次のダウンストリームポート7cへの外部デバイスの接続に備えることができる。

0043

図3は、USBホスト制御装置100により実行される内蔵デバイスの動作診断処理の手順を示すフローチャートである。

0044

図3において、まずUSBホスト制御装置100が電源投入されると(ステップS200)、内蔵デバイスの動作診断を開始する(ステップS210)。この動作診断は、ハブ2のダウンストリームポートに接続される内蔵デバイスであって、その内部デバイスが有効デバイスである場合にのみ行われる。具体的には、本実施の形態では、ダウンストリームポート7aに接続されるプリンタ8と、ダウンストリームポート7bに接続されるストレージ9と、ダウンストリーム7dに接続される無線通信デバイス11が診断対象の内蔵デバイスとなる。

0045

次に、診断対象の内蔵デバイスのうち、故障している内蔵デバイスがあるか否かを判別し(ステップS220)、全ての内蔵デバイスが正常に動作し、故障している内蔵デバイスがないときはそのまま本処理を終了する。

0046

一方、ステップS220の判別の結果、故障している内蔵デバイスがあるときは、その内蔵デバイスの種類をダウンストリームポート7cの有効デバイスとして不図示のROMに追加登録して(ステップS230)、本処理を終了する。例えば、プリンタ8が正しく初期化されない場合は、ステップS220において内蔵デバイスの1つであるプリンタ8が正常に動作していないと判断する。この場合、ダウンストリームポート7cの有効デバイスとして、上記プリンタ8のデバイスの種類である印刷装置を登録する。

0047

尚、本実施の形態では、不図示ROMに予めUSBのトポロジーの位置を示すハブ2のダウンストリームポート7a〜7e及びそれらに接続される有効デバイスの情報が登録されていたが、これに限定されるものではない。例えば、この登録情報書き換え可能な例えばEEPROMフラッシュROMに記憶するようにしてもよい。この場合、図3のステップS230の情報を更新することもできる。

0048

図3の処理によれば、ハブ2に接続する内蔵デバイスの1つであるプリンタ8が故障しているとき(ステップS220でYES)、ダウンストリーム7cの有効なデバイスとして印刷装置を登録する(ステップS230)。これにより、内蔵デバイスであるプリンタ8の代替として外部のプリンタを使用することができ、本来USBホスト制御装置100が有する機能を動作させることができる。

0049

図4は、USBホスト制御装置100により実行される内蔵デバイスと外部デバイスの性能比較処理の手順を示すフローチャートである。

0050

図4の処理は、図2の処理と基本的に同じであり、図2のステップと同一のステップには同一符号を付して重複した説明は省略し、以下に図2の処理と異なる部分についてのみ説明する。

0051

図4において、ステップS130までは図2と同様の処理を行う。

0052

ステップS130の判別の結果、外部デバイスが有効デバイスであるとき、その外部デバイスと同種類の内蔵デバイスがあるか否かを判別し(ステップS300)、同種類のものがないときはそのまま本処理を終了する。

0053

一方ステップS300の判別の結果、同種類のものがあるときは、上記同種類の外部デバイスと内蔵デバイスの性能比較を開始する(ステップS310)。本実施の形態では、ダウンストリームポート7cに接続される有効デバイスは、内蔵デバイス9と同じくストレージデバイスである。従って、例えば、内蔵デバイス9がFULLSPEED動作を行う内蔵ストレージデバイスで、上記接続された外部デバイスがHIGHSPEED動作を行う外部ストレージデバイスである場合は、外部ストレージデバイスは内蔵デバイスより性能が優れていると判断される。一方、外部ストレージデバイスの性能が内蔵ストレージデバイスと同等または劣るときは、内蔵デバイスの方が性能が優れていると判断される。

0054

ステップS310の比較の結果、上記外部デバイスの方が性能が優れているときは(ステップS320でYES)、ステップS330へ進み、内蔵デバイスの方が性能が優れているときは(ステップS320でNO)、ステップS170の処理に進む。

0055

ステップS330において、電源供給制御部3は、上記内蔵デバイスが接続される内蔵ダウンストリームポート7bへの電源供給を停止する旨の制御指示をハブ2に対して行う。その後、図2のステップS140,S150の処理を行った後に、USBホスト機能部1と外部デバイスの接続を有効にして(ステップS160)、本処理を終了する。

0056

図4の処理によれば、ハブ2に接続された外部デバイスが有効デバイスで(ステップS130でYES)、同種類の内蔵デバイスより性能が優れているときは(ステップS320でYES)、USBホスト機能部1と外部デバイスの接続を有効にする(ステップS160)。これにより、内蔵デバイス9より高性能化したデバイスがUSB接続可能な外部デバイスとして出現したときに、内蔵デバイス9の代わりにその外部デバイスを使用するようにして、装置全体の性能を向上させることができる。

0057

尚、図2の処理と同様に、本処理の後、何らかの操作で再びダウンストリームポート7cへの電源供給を電源供給制御部3から開始しておくようにしてもよい。これにより、次のダウンストリームポート7cへの外部デバイスの接続に備えることができる。

0058

また、USBホスト制御装置100は、通常は図2に示す動作を実現し、ファームウエア書き換え処理にて図3および図4における処理を有効とするようにしてもよい。

0059

また、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。

0060

この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

0061

また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標ディスクハードディスク光磁気ディスクCD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク磁気テープ不揮発性メモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。

0062

また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。

0063

さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能拡張ボード拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。

図面の簡単な説明

0064

本発明の実施の形態に係るUSBホスト制御装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図1のUSBホスト制御装置により実行されるデバイス制限処理の手順を示すフローチャートである。
USBホスト制御装置により実行される内蔵デバイスの動作診断処理の手順を示すフローチャートである。
USBホスト制御装置により実行される内蔵デバイスと外部デバイスの性能比較処理の手順を示すフローチャートである。

符号の説明

0065

1USBホスト機能部
2 ハブ
3電源供給制御部
4アップストリームポート
7a〜7eダウンストリームポート
8,9,11,12USBデバイス
10 Aレセプタクル
100 USBホスト制御装置

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