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技術 文書作成支援装置及び文書作成支援プログラム

出願人 日本放送協会
発明者 熊野正西脇正通田中英輝
出願日 2005年11月11日 (13年8ヶ月経過) 出願番号 2005-328201
公開日 2007年5月31日 (12年1ヶ月経過) 公開番号 2007-133788
状態 拒絶査定
技術分野 文書処理装置 検索装置 機械翻訳 文書処理装置
主要キーワード 文書品質 検索表 並べかえ 情報集合 同時通訳 同一ウィンドウ 参照先情報 ユーザーズガイド
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

本発明は、元となる文書から文書作成者がその翻訳などの新規文書を作成するのに有用な、表現などの文書部品を準備することを容易にすることで、文書の作成を支援することができる文書作成支援装置及び文書作成支援プログラムを提供することを目的とする。

解決手段

参照元文書10に基づいて、検索するキー生成する検索要求生成手段32、参照元文書10を検索する検索手順が格納された検索手順格納手段36と、検索手順格納手段36に格納された検索手順を用いて、参照元文書10に関する検索を実行する検索実行手段34と、検索実行手段34により検索された検索結果から、文書部品を生成するための文書部品生成手段と、該文書部品生成手段により生成された文書部品を管理する文書部品管理手段とを備える文書作成支援装置。

概要

背景

ある事柄に関する文書を作成するとき、文書作成者は、その事柄に関し、事前に多くの調査を行う。その調査結果に基づいて、新規な文書が作成される。なお、事前に行われた調査結果は、作成された文書中の表現として直接的に利用されるようになる。例えば、文書の翻訳作業を例に挙げると、翻訳者翻訳元文書の内容に関して、辞書や過去の翻訳結果非特許文献1参照。)、Webページなど多くの情報源を参照する。このような情報源の参照は、多くの場合、参照先情報源中にある表現を翻訳先文書中の表現として採用する意図で為される。

通常、各種情報源の参照は、情報源ごとに独立した参照手順に従って検索要求を入力することで行う。翻訳作業を例にとると、翻訳作業者が、翻訳元文書中の調査したい表現をコピーして検索インタフェースの検索要求入力領域(ウェブページ検索なら「google(登録商標)」や「Yahoo!(登録商標)」などの検索ページキーワード入力フォーム)にそれをペーストし、検索を実行する。そして、検索結果の中に、翻訳に採用したい表現があったときには、それをコピーして、翻訳先文書作成環境(エディタなど)上で編集中の翻訳先文書中にペーストするか、あるいは、文書作成環境の別ウィンドウやその他のメモアプリケーション(Windows(登録商標)の「メモ帳」など)のウィンドウにペーストしてメモとして一時的に記憶しておき、後ほどそれらの中からいくつかを選択して翻訳先文書の「部品」として利用する。この「部品」メモは、ときには、コンピュータ外のノートや紙などになされることもある。

このような、「部品」集をあらかじめ作ってから文書作成を行うやり方は、文書の作成とはやや異なるが、同時通訳のように本作業時の時間制約が厳しい場合には非常に一般的である。同時通訳者は、当日話される内容に近い文書をあらかじめ入手し、その内容に基づいて翻訳部品メモを作成しておいた上で通訳に臨む。同様に、作業の時間制約のある放送ニュース原稿の翻訳業務などにおいても、翻訳元文書を入手するとまず、おおまかな文書の構成を構想しながら翻訳部品を準備する作業を行い、しかる後にその部品を用いて一気翻訳文書を書き上げる方法がしばしば見られる。
熊野正、他、「翻訳用例提示システムの設計・開発・運用」、電子情報通信学会論文誌、Vol.J84-D-II、No.6、pp.1175-1184(2001年)
辞書検索ソフト Jammingユーザーズガイド(http://dicwiard.jp/Jamming ug.html)

概要

本発明は、元となる文書から文書作成者がその翻訳などの新規文書を作成するのに有用な、表現などの文書部品を準備することを容易にすることで、文書の作成を支援することができる文書作成支援装置及び文書作成支援プログラムを提供することを目的とする。参照元文書10に基づいて、検索するキー生成する検索要求生成手段32、参照元文書10を検索する検索手順が格納された検索手順格納手段36と、検索手順格納手段36に格納された検索手順を用いて、参照元文書10に関する検索を実行する検索実行手段34と、検索実行手段34により検索された検索結果から、文書部品を生成するための文書部品生成手段と、該文書部品生成手段により生成された文書部品を管理する文書部品管理手段とを備える文書作成支援装置。

目的

そこで、本発明は、元となる文書から文書作成者がその翻訳などの新規文書を作成するのに有用な、表現などの文書部品を準備することを容易にすることで、文書の作成を支援することができる文書作成支援装置及び文書作成支援プログラムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

参照元文書に基づいて、新たな文書を作成するための作業を支援する文書作成支援装置において、前記参照元文書に関する検索要求を生成する検索要求生成手段と、前記参照元文書を検索する検索手順が格納された検索手順格納手段と、前記検索手順格納手段に格納された検索手順を用いて、前記参照元文書に関する検索を実行する検索実行手段と、前記検索実行手段により検索された検索結果から、参照元文書に基づく作成される新たな文書の一部として利用する候補となるような、前記検索結果の情報中の表現であるところの文書部品を生成するための文書部品生成手段と、前記文部品生成手段により生成された文書部品を管理する文書部品管理手段と、備えることを特徴とする文書作成支援装置。

請求項2

前記検索要求生成手段により、1)前記参照元文書が解析され、検索するキーとして有用な表現を自動的に抽出されることにより検索キーが生成される、又は、2)前記参照元文書が表示され、表示された参照元文書の一部の表現が選択されることにより、検索キーが生成される、ことを特徴とする請求項1記載の文書作成支援装置。

請求項3

前記検索実行手段は、当該文書作成支援装置に参照元文書が読み込まれる毎に、又は、検索キーとなる「表示された参照元文書の一部の表現」が選択される毎に、前記検索手段格納手順に格納された検索手順を用いて検索を実行する、ことを特徴とする請求項2に記載の文書作成支援装置。

請求項4

前記検索実行手段により検索された検索結果が表示され、表示された検索結果の一部の表現が選択された場合、前記文書部品生成手段は、選択された表現を文書部品とすることを特徴とする請求項2に記載の文書作成支援装置。

請求項5

前記文書部品生成手段は、前記文書部品を自動的に生成する、ことを特徴とする請求項1に記載の文書作成支援装置。

請求項6

参照元文書に基づいて、新たな文書を作成するための作業を支援する文書作成支援プログラムであって、コンピュータを、前記参照元文書に関する検索要求を生成する検索要求生成手段と、前記参照元文書を検索する検索手順が格納された検索手順格納手段と、前記検索手順格納手段に格納された検索手順を用いて、前記参照元文書に関する検索を実行する検索実行手段と、前記検索実行手段により検索された検索結果から、参照元文書に基づく作成される新たな文書の一部として利用する候補となるような、前記検索結果の情報中の表現であるところの文書部品を生成するための文書部品生成手段と、前記文書部品生成手段により生成された文書部品を管理する文書部品管理手段と、して機能させるための文書作成支援プログラム。

技術分野

0001

この発明は、元となる文書から文書作成者がその翻訳などの新規文書を作成するのに有用な、表現などの文書部品を準備することを容易にすることで、文書の作成を支援する装置に関わる。

背景技術

0002

ある事柄に関する文書を作成するとき、文書作成者は、その事柄に関し、事前に多くの調査を行う。その調査結果に基づいて、新規な文書が作成される。なお、事前に行われた調査結果は、作成された文書中の表現として直接的に利用されるようになる。例えば、文書の翻訳作業を例に挙げると、翻訳者翻訳元文書の内容に関して、辞書や過去の翻訳結果非特許文献1参照。)、Webページなど多くの情報源を参照する。このような情報源の参照は、多くの場合、参照先情報源中にある表現を翻訳先文書中の表現として採用する意図で為される。

0003

通常、各種情報源の参照は、情報源ごとに独立した参照手順に従って検索要求を入力することで行う。翻訳作業を例にとると、翻訳作業者が、翻訳元文書中の調査したい表現をコピーして検索インタフェースの検索要求入力領域(ウェブページ検索なら「google(登録商標)」や「Yahoo!(登録商標)」などの検索ページキーワード入力フォーム)にそれをペーストし、検索を実行する。そして、検索結果の中に、翻訳に採用したい表現があったときには、それをコピーして、翻訳先文書作成環境(エディタなど)上で編集中の翻訳先文書中にペーストするか、あるいは、文書作成環境の別ウィンドウやその他のメモアプリケーション(Windows(登録商標)の「メモ帳」など)のウィンドウにペーストしてメモとして一時的に記憶しておき、後ほどそれらの中からいくつかを選択して翻訳先文書の「部品」として利用する。この「部品」メモは、ときには、コンピュータ外のノートや紙などになされることもある。

0004

このような、「部品」集をあらかじめ作ってから文書作成を行うやり方は、文書の作成とはやや異なるが、同時通訳のように本作業時の時間制約が厳しい場合には非常に一般的である。同時通訳者は、当日話される内容に近い文書をあらかじめ入手し、その内容に基づいて翻訳部品メモを作成しておいた上で通訳に臨む。同様に、作業の時間制約のある放送ニュース原稿の翻訳業務などにおいても、翻訳元文書を入手するとまず、おおまかな文書の構成を構想しながら翻訳部品を準備する作業を行い、しかる後にその部品を用いて一気翻訳文書を書き上げる方法がしばしば見られる。
熊野正、他、「翻訳用例提示システムの設計・開発・運用」、電子情報通信学会論文誌、Vol.J84-D-II、No.6、pp.1175-1184(2001年)
辞書検索ソフト Jammingユーザーズガイド(http://dicwiard.jp/Jamming ug.html)

発明が解決しようとする課題

0005

上述したように、文書作成に先立つ文書部品の準備は重要であり、部品の準備を高速かつ容易に行うことを可能とすることは、文書作成時間の短縮、及び文書品質の向上につながる。ところが、従来、この目的に特化したツールは存在しておらず、前述のように、文書作成者は既存のツール、例えば、様々な検索ツール辞書引きツール、Webページの検索ページ、翻訳メモリシステム)と、エディタなど検索結果の一時記憶ツールを組み合わせて使用することで、所定の目的を達成していた。複数の情報源に対して横断的に検索を行う(いわゆる「串刺し検索」)ツールはこれまでに種々提案されてきた(一例として、非特許文献2の「一網打尽検索」参照。)が、文書部品の準備という観点で開発されたツールは存在していない。

0006

このため、従来の文書部品準備方法には、検索結果の一部を文書部品として一時記憶ツールに保管するまでにコピー、ペーストといった煩雑な手順が必要であり、また、保管されている文書部品を並べ替えて見やすくしたり、削除したりするのも手間がかかるという問題がある。

0007

そこで、本発明は、元となる文書から文書作成者がその翻訳などの新規文書を作成するのに有用な、表現などの文書部品を準備することを容易にすることで、文書の作成を支援することができる文書作成支援装置及び文書作成支援プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を解決するために、本発明の文書作成支援装置は、参照元文書に基づいて、新たな文書を作成するための作業を支援する文書作成支援装置において、前記参照元文書に関する検索要求を生成する検索要求生成手段と、前記参照元文書を検索する検索手順が格納された検索手順格納手段と、前記検索手順格納手段に格納された検索手順を用いて、前記参照元文書に関する検索を実行する検索実行手段と、前記検索実行手段により検索された検索結果から、参照元文書に基づく作成される新たな文書の一部として利用する候補となるような、前記検索結果の情報中の表現であるところの文書部品を生成するための文書部品生成手段と、前記文部品生成手段により生成された文書部品を管理する文書部品管理手段と備えるように構成することができる。

0009

また、上記目的を達成するために、本発明の文書作成支援装置の前記検索キー生成手段により、
1)前記参照元文書が解析され、検索するキーとして有用な表現を自動的に抽出されることにより検索キーが生成される、
又は、
2)前記参照元文書が表示され、表示された参照元文書の一部の表現が選択されることにより、検索キーが生成されるように構成することができる。

0010

また、上記目的を達成するために、本発明の文書作成支援装置の前記検索実行手段は、当該文書作成支援装置に参照元文書が読み込まれる毎に、又は、検索キーとなる「表示された参照元文書の一部の表現」が選択される毎に、前記検索手段格納手順に格納された検索手順を用いて検索を実行するように構成することができる。

0011

また、上記目的を達成するために、本発明の文書作成支援装置の前記文書部品生成手段は、前記検索実行手段により検索された検索結果が表示され、表示された検索結果の一部の表現が選択された場合、選択された表現を文書部品とするように構成することができる。

0012

また、上記目的を達成するために、本発明の文書作成支援装置の前記文書部品生成手段は、前記文書部品を自動的に生成するように構成することができる。

0013

また、上記目的を達成するために、本発明の文書作成支援プログラムは、参照元文書に基づいて、新たな文書を作成するための作業を支援する文書作成支援プログラムであって、コンピュータを、前記参照元文書に関する検索要求を生成する検索要求生成手段と、前記参照元文書を検索する検索手順が格納された検索手順格納手段と、前記検索手順格納手段に格納された検索手順を用いて、前記参照元文書に関する検索を実行する検索実行手段と、前記検索実行手段により検索された検索結果から、参照元文書に基づく作成される新たな文書の一部として利用する候補となるような、前記検索結果の情報中の表現であるところの文書部品を生成するための文書部品生成手段と、前記文書部品生成手段により生成された文書部品を管理する文書部品管理手段として機能させるように構成することができる。

0014

このような課題を解決するための手段によって、使用者は、表示画面中の表現を選択するだけの簡便な操作で、文書部品を準備することができ、また、文書部品を自動的に作成する機能によって、より少ない操作で高速かつ網羅的に文書部品を準備することができる。

発明の効果

0015

本発明により、元となる文書から文書作成者がその翻訳などの新規文書を作成するのに有用な、表現などの文書部品を準備することを容易にすることで、文書の作成を支援する装置及びプログラムを提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0016

(発明の概要
本発明は、文書作成者が、元となる文書より、その翻訳など新規の文書を作成するのに有用な、文書の部品となる表現を準備することを容易にすることで、文書の作成を支援する文書作成支援装置及び文書作成支援プログラムである。
本文書作成支援装置は、元となる文書を読み込むと、文書作成支援装置に組み込まれた検索手段が、この文書を解析して、その結果に基づき複数の検索手順により、新規文書作成に有用な検索を実行する。

0017

文書作成者はこの検索結果を参照して、その中に含まれる、新規文書の一部として利用するための候補になる表現を、文書部品として取り出すことができる。また、文書部品生成手段は、各々の検索結果の中から、文書部品を自動的に抽出する機能を有し得る。文書作成支援装置は、これら文書部品を、表示装置の所定の領域に表示することで文書作成者にこれらを提示する。

0018

文書作成者は、文書部品表示インタフェース部を用いて、提示された文書部品に対して適宜、見やすいように表示位置の移動・並べ替え、廃棄、また任意の表現を新たに文書部品として追加、などの操作を行うことができる。また、文書作成者は、文書部品表示インタフェース部を用いて、一連の操作によって所定の表示領域に準備した文書部品の各々を、各自の文書作成環境(エディタなど)上で作成途上の新規文書中に適宜コピー・アンド・ペーストによって導入することができる。

0019

本文書作成支援装置に組み込む検索手順としては、翻訳作成を支援する装置を一例とすると、対訳辞書の検索手順、元文書に関連した文書をインターネット上から検索するためのウェブ検索手順、過去に翻訳された対訳文書対の検索手順などがある。また、これに限らず、任意の検索手順を組み込み可能である。

0020

図1は、本発明が適用される文書作成支援装置のハードウエア構成例である。図中、1は、パーソナルコンピュータワークステーションで構成された文書作成支援装置、2は文書作成支援装置1と接続された文書を入力するスキャナ、3は文書作成支援装置1と接続されたネットワークである。文書作成支援装置1は、全体を制御するCPU11と、ブートプログラム等を記憶したROM12と、CPU11のワークエリアとして使用されるRAM13と、入力を行うためのキーボード14及びマウス15等の入力装置と、CRT液晶ディスプレイ等の表示装置16と、参照元文書に基づいて、新たな文書を作成するための作業を支援する文書作成支援プログラム171、文書情報172等を格納したハードディスク17と、スキャナ2とのインタフェースであるスキャナI/F18と、ネットワーク3とのインタフェースであるネットワークI/F19と、上記各部を接続するバス9とを有する。なお、スキャナI/F18は、スキャナ2で、読みとられた画像を、コード信号に変換する機能を有している。

0021

この構成により、CPU11は、ハードデイスク17に記憶されている文書作成支援プログラム171により、参照される参照元文書に基づいて、新たな文書を作成するときに必要な文書の部品を、表示装置16に表示して、文書作成作業を支援する。なお、参照される参照元文書は、スキャナ2から入力された文書であっても、ネットワーク3から受信した文書であっても、ハードデイスク17に格納されている文書であってもよい。

0022

図2に、文書作成支援装置の機能ブロック図の例を示す。図2の文書作成支援装置20は、参照元文書記憶手段30、参照元文書表示インタフェース部32、検索・文書部品生成部34、検索手順保持部36、文書部品記憶部38及び文書部品表示インタフェース部40から構成されている。

0023

参照元文書記憶手段30は、作成する文書の元となる文書である参照元文書10を読み込み、これを記憶する。また、参照元文書記憶手段30は、外部より参照元文書10を読み込んだとき、
記憶している参照元文書を検索・文書部品生成部34に送付する。

0024

なお、参照元文書としては、ネットワークから受信したテキストデータ、ハードディスク17に記憶されたテキストデータ等を含む。

0025

参照元文書表示インタフェース部32は、参照元文書表示に係るインタフェース機能を有し、参照元文書記憶手段30に記憶されている参照元文書を、表示装置16に表示して使用者に提示し、かつ、必要に応じて、その表示されている文書中で使用者が検索を希望する表現を指定(検索キーを指定)することができるような機能を有する。

0026

具体的には、使用者によって「表示された参照元文書の一部の表現の選択」が行われる度に、参照元文書表示インタフェース部32は、参照元文書記憶手段30に記憶されている参照元文書に、その一部である当該の「選択された表現」の部分に検索表属性を付与した文書を作成し、それを検索・文書部品生成部34に送付する。

0027

検索・文書部品生成部34は、
(1)参照元文書記憶手段30が参照元文書10を読み込んで、それを検索・文書部品生成部34に送付する度に、
又は
(2)参照元文書表示インタフェース部32が、使用者が検索キーとなる「表示された参照元文書の一部の表現」を選択する毎に、
検索表現属性を付与した文書を作成してそれを検索・文書部品生成部34に送付する度に、検索手順格納部36に格納された、各種情報資源に対する検索手順に従って、
その文書に関する検索を実行する。また、検索・文書部品生成部34は、その検索結果を提示して、さらに、検索結果中から自動的にもしくは使用者の指定により、文書部品の生成を行う。
また、生成された文書部品を文書部品記憶部38に記憶する。

0028

また、検索・文書部品生成部34は、検索結果記憶部341を有し、これに検索結果を保持する。また、検索・文書部品生成部34は、検索結果記憶部341に保持されている検索結果を、表示装置の画面の所定の領域に表示する。

0029

検索手順保持部36は、検索手順を記憶している。検索手順としては、対訳辞書の検索手順、元文書に関連した文書をインターネット上から検索するためのWeb検索手順、過去に翻訳された対訳文書対の検索手順などがある。

0030

検索手順保持部36には、種々の検索手順のひな形が保持されている。

0031

この検索手順保持部36に保持されている検索手順の各々は、
(1)参照元文書記憶手段30又は参照元文書表示インタフェース部32から文書を受信して保持
(2)(1)で保持している文書を処理して、その検索手順が調べようとしている情報資源への検索要求を作成(例えば、ウェブ検索なら、参照元文書記憶手段30から受信した文書全体からウェブ
検索向きキーワード抜き出すか、又は参照元文書表示インタフェース部32から受信した文書全体から検索表現属性のついている表現のみを抜き出すかして、検索キーワードを準備し、そしてウェブ検索エンジンで当該キーワードを検索するためのURLを作成)
(3)(1)で作成した検索要求(ウェブ検索なら検索を実行するURLを実際に駆動(ウェブ検索ならインターネットの当該URLにアクセス)し、検索結果を取得・記憶
(4)検索結果の表示
(5)文書部品の作成 (必要に応じて)
ことができるような検索インスタンスを生成するためのひな形である。

0032

文書部品記憶部38は、検索・文書部品生成部34によって検索された検索結果から、参照元文書に基づく作成される新たな文書の一部として利用する候補となるような、検索結果の情報中の表現であるところの文書部品を記憶する。

0033

文書部品表示インタフェース部40は、文書部品記憶部38に記憶されている各文書部品を、表示装置の画面の所定の領域に表示する。また、文書部品表示インタフェース部40は、使用者の希望に応じて、文書部品の表示領域中での並べかえ、文書部品の削除、及び、任意の表現を文書部品として追加ができるような機能を有する。

0034

文書部品表示インタフェース部40は、文書部品記憶部38に記憶されている各文書部品を、画面上の文書部品表示領域(図3の48)に表示する。

0035

なお、文書部品表示インタフェース部40が、文書部品表示領域に、検索インスタンス識別子S、情報識別子I、表現Eの三つ組である文書部品[S,I,E]を表示する際には、表現Eのみを画面上に示す。そして、使用者が当該の表示された文書部品をマウスでクリックするなどして選択すると、識別子S,Iの情報を介して、当該する検索結果表示が強調される。

0036

文書部品表示インタフェース部40は、さらに、使用者が表示されている各文書部品を見やすさのために並べ替えたり、不要な文書部品を画面上から抹消して文書部品記憶部36から削除する機能を有する。

0037

文書部品表示インタフェース部40は、さらに、検索結果とは関係なく、使用者が任意の表現を新規の文書部品として追加する機能を有する。

0038

図3に、文書作成支援装置の全体のユーザインタフェースの一例を示す。
(以後、例示は、本特許を翻訳支援に適用した例を示す。)表示装置の画面の表示画面42は、参照元文書表示インタフェース部32により参照元文書が表示される参照元文書表示領域44と、検索・文書部品生成部34による検索の結果が表示される検索結果表示領域46と、検索・文書部品生成部34により生成された文書部品が表示される文書部品表示領域48とを有し、これらの領域に、参照元文書、検索結果及び文書部品が表示される。検索結果表示領域46は、対訳辞書検索の結果の表示領域461、対訳文書検索の結果の表示領域462、ウェブ検索の結果の表示領域463等を有する。

0039

参照元文書表示インタフェース部32は、図3の参照元文書表示領域44に表示された参照元文書に対して、装置の使用者が、参照元文書中の連続した表現をマウスなどのポインティングデバイスによって、選択することが可能である。表現が選択されると、上述したように、参照元文書データの当該箇所に検索表現属性を付与し、検索表現属性が付与されたデータを検索・文書部品生成部34に送付する。

0040

なお、参照元文書表示領域44、検索結果表示領域46及び文書部品表示領域48の表示の配置の仕方同一ウィンドウ中に配置するか、別のウィンドウにするか、及び配置の位置)は任意であり、異なる配置であってもよい。

0041

図4に検索・文書部品生成部34の詳細ブロックの例を示す。図4の検索・文書部品生成部34は、検索インスタンス生成部50、検索インスタンス実行・管理部52、文書部品生成部54、検索結果表示インタフェース・文書部品生成部56及び検索結果記憶部58から構成されている。

0042

検索インスタンス生成部50は、参照元文書記憶手段30より、検索表現属性の付与されていない、もしくは付与されている文書を受信して、その文書に関してある情報資源への検索を実行する検索インスタンスを生成する。

0043

検索インスタンス生成部50は、参照元文書記憶手段30、もしくは参照元文書表示インタフェース部32から文書Dを受信すると、検索手順保持部36に保持されているn種(n≧1)の検索手順Ti(1≦i≦n)の各々に対して、受信した文書との組[D,Ti]として、n個の検索インスタンスを生成する。
検索インスタンス[D,Ti]は、文書Dに関して、検索手順Tiによって定義される情報資源への検索を実行するものである。

0044

具体的には、検索・文書部品生成部34は、参照元文書記憶手段30や参照元文書表示インタフェース部32から受信した文書「全体」を処理し、検索を実行。検索は、検索手順保持部36に保持されている複数の検索手順の各々を実行する。

0045

例えば、36に、辞書検索、過去の翻訳結果の検索、ウェブ検索の3種類の検索手順が保持されているとすると、文書Dの全体が検索・文書部品生成部34に渡されたとき、検索・文書部品生成部34は、「Dを処理して辞書検索を実行する検索インスタンス」、「Dを処理して過去の翻訳の検索を実行する検索インスタンス」及び「Dを処理してWeb検索を実行する検索インスタンス」の3個のインスタンスを生成する。

0046

また、別の文書D'が34に渡されると、上記の3個のインスタンスとは別に、新たに、「D'を処理して辞書検索を実行する検索インスタンス」、「D'を処理して過去の翻訳の検索を実行する検索インスタンス」及び「D'を処理してWeb検索を実行する検索インスタンス」の3個のインスタンスを生成する。各検索インスタンスは、34の管理の元で独立に動作し、各検索結果の表示や、その検索結果中からの文書部品の生成を行う。

0047

したがって、検索・文書部品生成部34が、検索インスタンスから、具体的な、検索式を生成することから、検索・文書部品生成部34は、検索要求機能(検索要求手段)を有している。

0048

検索インスタンス実行・管理部52は、検索インスタンス生成部50にて生成された検索インスタンスを管理し、情報資源への検索インスタンスを実行し、実行された検索の結果を検索結果記憶部58に記憶し、文書部品生成部54又は検索結果表示インタフェース・文書部品生成部56が生成した文書部品を文書部品記憶部38に追加する。

0049

文書部品生成部54は、検索結果記憶部58に記憶された検索結果から、文書部品を生成する。文書部品生成部(文書部品検出部)54が用いる、有用な文書部品の検出手法には、任意の方法が考えられる。一例を挙げると、対訳辞書を検索する検索手順において、検索結果集合の中の「めずらしい」単語の訳語は有用な文書部品になり得る。

0050

また、別の一例を挙げると、対訳文書対集合を検索する検索手順において、検索表現属性付きの参照元文書が与えられた時に、検索結果である文書対の中で、当該表現の対訳と推測される相手言語側表現は有用な文書部品になり得る。

0051

検索結果表示インタフェース・文書部品生成部56は、情報資源への検索結果を表示する領域を、表示画面上に確保する(図3の検索結果表示領域46を確保する)。また、検索結果表示インタフェース・文書部品生成部56は、検索結果記憶部35に記憶されている検索結果を、確保した所定の画面の領域に表示する。また、検索結果表示インタフェース・文書部品生成部56は、使用者が表示されている検索結果の情報中の任意の表現をマウスなどのポインティングデバイスによって選択することで、当該表現を文書部品として生成する機能を有する。

0052

また、検索インスタンス実行・管理部52は、検索結果表示インタフェース・文書部品生成部56を用いて、使用者が各検索インスタンスの検索結果の画面表示を最小化したり、又は、使用者が各検索インスタンスの検索結果の画面表示を削除することで当該検索インスタンスを消滅させる機能を有している。また、検索結果表示インタフェース・文書部品生成部56によって、生成された文書部品を文書部品記憶部38に追加する。

0053

文書部品記憶部58は、検索インスタンス実行・管理部52によって検索された検索結果から、参照元文書に基づく作成される新たな文書の一部として利用する候補となるような、検索結果の情報中の表現であるところの文書部品を記憶する。
(全体の検索フロー
図5及び図6を用いて、本発明の文書作成支援装置の処理フローを説明する。図5は、文書部品生成機能のない文書作成支援装置の処理フローであり、図6は、文書部品生成機能を有する文書作成支援装置の処理フローである。

0054

図5を用いて、文書部品生成機能のない検索の手順S70を説明する。この場合では、検索の結果を表示して、利用者が、文書部品を指定することになる。

0055

先ず、参照元文書記憶手段(検索対象文書記憶部)30が、検索対象である参照元文書を受け取り、記憶する(S82)。参照元文書記憶手段30は、外部より参照元文書10を読み込んだときに、記憶している参照元文書を検索・文書部品生成部34に送出する。

0056

参照元文書表示インタフェース部32は、参照元文書記憶手段30が、検索表現属性が付与されていない文書(なお、検索属性は、使用者が表示された検索対象文書の情報の用語、文書断片、範囲等をマウスなどのポインティングデバイスによって指定することにより付与される。)を受け取った場合と検索表現属性が付与された文書を受け取った場合のそれぞれに対して、各々所定の手順で当該情報資源への検索要求(例えば、検索キーワードや検索式)を作成する(S84)。ここで作成される検索は、例えば、検索表現属性が付与された文書であれば、当該表現そのものに関する検索、検索表現属性が付与されていない文書であれば、所定の手法(例えば、固有表現抽出技術を用いて、文書中から人名・地名などの固有表現を抽出する)によって抽出した、文書を特徴づけるキーワードに関する検索などである。

0057

次いで、検索・文書部品生成部(検索実行部)34は、参照元文書表示インタフェース部32によって作成された検索要求を実行し(S86)、所定の情報資源から検索結果である情報集合を取得する。

0058

次いで、検索・文書部品生成部34は、検索によって得られた各情報又は各情報への参照を、検索結果記憶部58に記憶し(S88)、その結果を表示する(S90)。

0059

なお、参照元文書Dと検索手順Tiとの組からなる検索インスタンス[D,Ti]は、すなわち、検索手順Tiを複製して生成した検索処理ルーチンの参照元文書記憶手段(検索対象文書記憶部)30の相当個所に、文書Dを格納したものにほかならない。

0060

本発明における検索手順は、これに加えて、検索結果から文書部品を生成する機能を有する。

0061

例えば、識別子Sである検索インスタンスの検索結果である情報Iの中に含まれる表現Eから、文書部品である三つ組[S,I,E]を生成する。

0062

文書部品は、使用者が検索結果の情報の中からマウスなどのポインティングデバイスによって、明示的に表現を選択することで生成するか、あるいは検索結果から自動的に生成する。検索手順は、これらのいずれか、もしくは両方の機能を持ち得る。

0063

図6は、両方の機能を持つ検索手順の詳細である。

0064

図6中、S110〜S118の各処理は、図5中のS80〜S88の各処理部と同一の機能を有する。検索手順S100は、さらに、検索結果記憶部341に記憶された各情報の一覧及びその各々を使用者が閲覧することを可能にし、かつ、使用者が表示されている情報中の任意の表現をマウスなどのポインティングデバイスによって選択することで、当該表現を文書部品として生成して文書部品記憶部38に追加することを可能にする(S120)。

0065

検索手順S100は、さらに、検索結果記憶部341に記憶された各情報を処理することで、使用者にとって有用な文書部品になり得る表現を検出し、自動的に文書部品を生成して、文書部品記憶部38に追加することを可能にする(S122)。

0066

前記した実施の形態の装置は、コンピュータハードウェア及び当該コンピュータハードウェア上で実行されるコンピュータプログラムによる実現できる。

0067

今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が前記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、
特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載れた文言と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含む。
(具体例)
検索手順の一例として、翻訳作業支援における、対訳辞書検索を実現する検索手順の処理の一例を示す。本例においては、当該検索手順は文書部品生成機能を有する。
当然ながら、当該手順処理は以下の方法に限定されない。

0068

参照元文書表示インタフェース部32にて作成される検索要求は、検索参照元文書記憶手段(検索対象文書記憶部)30に記憶されている文書が検索表現属性が付与されていないものであれば、固有表現抽出技術を用いて文書中から人名・地名などの固有表現を抽出し、全ての抽出された固有表現の和集合を検索キーとする。

0069

一方、検索参照元文書記憶手段(検索対象文書記憶部)30に記憶されている文書が検索表現属性が付与されているものであれば、当該表現そのものを検索キーとする。

0070

検索・文書部品生成部(検索実行部)34は、参照元文書表示インタフェース部32にて作成した検索キーによって、既存の辞書検索プログラム等を用いて検索を行う。

0071

検索・文書部品生成部(検索実行部)34における検索の結果得られた各辞書エントリは、例えば、見出し語、訳語、語釈文からなっており、検索結果表示インタフェース・文書部品生成部56においてはその全てを表示する。また、文書部品生成部(文書部品検出部)54においては、各辞書エントリに含まれる訳語を文書部品として抽出する。

0072

なお、参照元文書表示インタフェース部32、文書部品表示インタフェース部40及び検索結果表示インタフェース・文書部品生成部は、まとめて、「表示インタフェース」としてもよい。また、参照元文書表示インタフェース部32、文書部品表示インタフェース部40及び検索結果表示インタフェース・文書部品生成部は。「表示インタフェース」機能だけを切り出して、「表示インタフェース部」を別に設けるようにしてもよい。

0073

また、上記説明では、検索・文書部品生成部34が検索結果記憶部341を有する場合について説明したが、検索結果記憶部は、検索・文書部品生成部34以外に、設けてられていても良い。

図面の簡単な説明

0074

文書管理装置を説明するための図である。
文書作成支援装置の機能ブロック図である。
文書作成支援装置のインタフェース例である。
検索・文書部品生成部の詳細を説明するための図である。
検索手順の例(文書部品生成機能なしの例)を説明するための図である。
検索手順の例(文書部品生成機能ありの例)を説明するための図である。

符号の説明

0075

10参照元文書
20文書作成支援装置
30 参照元文書記憶手段(検索対象文書記憶部)
32 参照元文書表示インタフェース部
34検索・文書部品生成部(検索要求生成・検索実行部)
36検索手順格納部
38 文書部品記憶部
40 文書部品表示インタフェース部
42表示画面
44参照元文書表示領域
46検索結果表示領域
50検索インスタンス生成部
52 検索インスタンス実行・管理部
54 文書部品生成部(文書部品検出部)
56検索結果表示インタフェース・文書部品生成部
58 検索結果記憶部

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