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技術 ガスコンロ

出願人 パナソニック株式会社
発明者 佐々田勝視松井健治若島良郷
出願日 2005年11月2日 (14年8ヶ月経過) 出願番号 2005-319065
公開日 2007年5月24日 (13年1ヶ月経過) 公開番号 2007-127308
状態 特許登録済
技術分野 気体燃料用ストーブまたはレンジ ストーブまたはレンジの細部1
主要キーワード 強制的空 ステンレス材質 切り込み口 熱反射材 気密封じ 開口カバー 風路面 冷却用開口
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年5月24日)のものです。
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図面 (11)

課題

操作部或いは使用時に手指等の触れる可能性のある部位の低温化を図ると共に手入れ性の良好なガスコンロを実現すること。

解決手段

天板2の開口部3に被加熱物を加熱するバーナ12を設け、バーナ12に対応して被加熱物を載置するゴトク6を設け、天板2の裏面に風路25〜28を構成して風路25〜28に天板2を冷却する冷却空気を供給する送風機29を設けて、風路25〜28に送風機29で強制的に空気を流すことで天板2の裏面を強制的に冷却したものである。

概要

背景

従来、この種のガスコンロ101には図9に示すように、ガスコンロ101の天板102の上面における周辺前部に、バーナ103の点火消火および火力調節を行う操作部104を備え、バーナ103と前記操作部104の間の天板102上に通気孔105を設け、さらに通気孔105を覆って天板102上に中空遮蔽壁106を設けたものがある。この構成により、遮蔽壁106が前記バーナ103の火炎からの熱気遮り、通気孔105の働きと相俟ってさらに操作部104の温度の低減を図り、操作時の安全性、操作性を高める構成としている。

また、天板102をガラスまたはセラミック製にすることで、ガスコンロ101の外観を高めるとともに、天板102に付着した煮こぼれなどを容易に除去でき、天板102を汚れ等の付着のない状態に保ち維持できやすく、ガスコンロ101の商品価値を高めることができる。(例えば、特許文献1参照)
また、バーナ103の周部の温度を下げて課題を解決する手段として図10に示すように、ガラスもしくはセラミック製の天板102の開口部から突出したバーナ103の周部の天板102部分に、熱反射率の高い熱反射材107を薄板に形成して接着することにより、バーナ103からの熱を反射させ、天板102の温度上昇を抑制することができる。この構成により、天板102自体に高価な結晶化ガラス耐熱ガラス耐熱セラミックを使用しなくてもよく、強化ガラス等を使用することでコストを低減することもできるとしている。(例えば、特許文献2参照)
特開2005−241029号公報
特開平10−19275号公報

概要

操作部或いは使用時に手指等の触れる可能性のある部位の低温化をると共に手入れ性の良好なガスコンロを実現すること。天板2の開口部3に被加熱物を加熱するバーナ12を設け、バーナ12に対応して被加熱物を載置するゴトク6を設け、天板2の裏面に風路25〜28を構成して風路25〜28に天板2を冷却する冷却空気を供給する送風機29を設けて、風路25〜28に送風機29で強制的に空気を流すことで天板2の裏面を強制的に冷却したものである。

目的

本発明は、上記従来の課題を解決するもので、天板の裏面を強制的に冷却して天板の開口に設けたバーナからの輻射熱伝導熱等で天板の温度上昇を抑制することで、天板にタッチ操作部を構成することができ、煮こぼれから生じる煮汁が天板に落下して焦げ付くのを防止し、使用者が時間をかけて清掃しなければならないような事態を極めて少なくすると同時に各部の温度を低くして安全性の確保を可能にする。また、天板が平滑なガラスで構成されることでデザイン性が増すことが可能になる。また、天板を構成するガラス材質も温度上昇を抑制して温度が低いので、高価な結晶化ガラスを使用しなくても熱によるガラスの熱脆性回避可能になることで、安価な強化ガラスの使用を可能にし、コストを低減しながら、全性と手入れ性とデザイン性との向上を同時に実現できるガスコンロを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
4件

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請求項1

天板の開口部に臨ませて設けた被加熱物を加熱するバーナと、前記バーナの上方に取付け被加熱物を載置するゴトクと、天板と同一面に設けた操作・表示部と、前記操作・表示部を前記バーナから隔離収納するケースと、前記ケース内に設けた冷却用送風機とを備え、前記天板裏面側には前記ケースと連通した風路を構成し、前記送風機で取り込んだケース冷却用空気の一部を前記風路に供給するようにしたガスコンロ

請求項2

ガラスもしくはセラミック材質の天板の開口部に臨ませて設けた被加熱物を加熱するバーナと、前記バーナの上方に取付け前記被加熱物を載置するゴトクと、前記天板の裏面を覆うように設けた別体の天板保護部材と、前記天板と同一面に設けた静電スイッチ及び液晶表示器で構成した操作・表示部と、前記操作・表示部を前記バーナから隔離収納するケースと、前記ケース内に設けた冷却用送風機とを備え、前記天板保護部材には段押し部を設けて前記ケースと連通した風路を構成し、前記送風機で取り込んだケース冷却用空気の一部を前記風路に供給するようにしたガスコンロ。

請求項3

天板の複数の開口部に臨ませて設けた被加熱物を加熱するバーナと、前記バーナの上方に取付け被加熱物を載置するゴトクとを備え、前記複数のバーナに対応する天板裏面側にはケースと連通した風路をそれぞれ独立して設けるか、または、それぞれの風路を連通させて優先順位を設けてケースから供給される冷却用空気を流すようにした請求項1または2記載のガスコンロ。

請求項4

天板の温度を監視する測温部を設け、前記測温部の温度情報で送風機を制御し、冷却用空気を調節するようにした請求項1〜3のいずれか1項記載のガスコンロ。

請求項5

燃焼時であるか非燃焼時であるかを監視する燃焼検知体を設け、前記燃焼検知体の情報で、送風機を制御し、冷却用空気を調節するようにした請求項1〜3のいずれか1項記載のガスコンロ。

請求項6

バーナに供給されるガス量を制御するガス制御部を設け、前記ガス制御部の情報で、送風機を制御し、冷却用空気を調節するようにした請求項1〜3のいずれか1項記載のガスコンロ。

請求項7

天板の裏面に設けた風路の終端は、前記天板に設けた開口部に設けて、冷却空気の一部を前記バーナの燃焼用二次空気とし、一部を前記天板の表面の冷却用にした請求項1〜6のいずれか1項記載のガスコンロ。

請求項8

天板の裏面に設けた風路の終端は、被加熱物を載置するゴトクの下方に設けて、冷却空気の一部を前記バーナの燃焼用の二次空気とし、一部を前記天板の表面の冷却用にした請求項1〜6のいずれか1項記載のガスコンロ。

請求項9

天板の裏面に設けた風路の終端は、各バーナの後方、前方或いは両方に設けた請求項1〜6のいずれか1項記載のガスコンロ。

請求項10

送風機で強制供給される空気を天板の冷却用と他の部位冷却用又は他の用途に併用した請求項1〜9のいずれか1項記載のガスコンロ。

請求項11

送風機の吸い込み位置を機器前面に設けた請求項1〜9のいずれか1項記載のガスコンロ。

技術分野

0001

本発明は、ガス燃料とするバーナ加熱源としたガスコンロに関し、特に、天板に操作・表示部を設けた天面操作における冷却構成に関するものである。

背景技術

0002

従来、この種のガスコンロ101には図9に示すように、ガスコンロ101の天板102の上面における周辺前部に、バーナ103の点火消火および火力調節を行う操作部104を備え、バーナ103と前記操作部104の間の天板102上に通気孔105を設け、さらに通気孔105を覆って天板102上に中空遮蔽壁106を設けたものがある。この構成により、遮蔽壁106が前記バーナ103の火炎からの熱気遮り、通気孔105の働きと相俟ってさらに操作部104の温度の低減を図り、操作時の安全性、操作性を高める構成としている。

0003

また、天板102をガラスまたはセラミック製にすることで、ガスコンロ101の外観を高めるとともに、天板102に付着した煮こぼれなどを容易に除去でき、天板102を汚れ等の付着のない状態に保ち維持できやすく、ガスコンロ101の商品価値を高めることができる。(例えば、特許文献1参照)
また、バーナ103の周部の温度を下げて課題を解決する手段として図10に示すように、ガラスもしくはセラミック製の天板102の開口部から突出したバーナ103の周部の天板102部分に、熱反射率の高い熱反射材107を薄板に形成して接着することにより、バーナ103からの熱を反射させ、天板102の温度上昇を抑制することができる。この構成により、天板102自体に高価な結晶化ガラス耐熱ガラス耐熱セラミックを使用しなくてもよく、強化ガラス等を使用することでコストを低減することもできるとしている。(例えば、特許文献2参照)
特開2005−241029号公報
特開平10−19275号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、前記従来の構成では、操作部とバーナの間に遮蔽壁を設けてバーナからの輻射熱遮蔽しても、天板がバーナの輻射熱あるいは伝導熱で加熱されてバーナ近傍の天板が高温状態となるため、天板内での熱伝導により操作部近傍の天板が高温状態となる。このため、操作部を操作する際に天板に手等が接触すると火傷等をする危険性があり、特許文献1でしめした効果の、天板が高温になって煮汁等が天板に焦げ付き掃除ができない等の課題がある。

0005

また、バーナの近傍の天板上面あるいは裏面部分には、アルミニウムあるいはステンレス材質の環状に加工された薄板状の熱反射材が付設されるか、環状に耐熱塗料が塗布されている。天板は無色透明な結晶化ガラス等で構成された場合には、熱反射材がガラスの裏面に設けられたならば熱反射材の光沢或いは熱反射材の色調等がガラス表面から視認でき、天板をガラスで構成する目的は、ガスコンロのデザイン性の向上を目的にしている観点からすると、天板のデザイン性が損なわれるという課題がある。また、天板上面に熱反射材を設けた場合にも同様な課題が生じる。一方、デザイン性を追及してのガラス上面に他の色調の塗膜等を設けると天板の温度を下げるために設けた熱反射材が他の色調の塗膜で反射率が変化して、当初の温度を下げる目的が得られなくなる。

0006

また、天板にバーナを設ける開口を設けて、開口にバーナを設ける構成では、天板の表
面が遮蔽壁で突出して天板にフラット感を得る構成のデザイン性を訴求した際に目的を達成できない。また、天板をガラスで構成する際に遮蔽壁を一体で構成するとなると、天板は金型成型になるので天板を平ガラスで構成するのに比較して非常に高価な物になる。また、天板をガラスで構成し、遮蔽壁を金属等の別体で構成し、操作部の操作をタッチ操作可能にするためにガラスで構成すると、各部位の繋ぎ合わせ構成が複雑になるので、同様に高価なガスコンロの提供になる。また、必然的にデザイン性が損なわれるという課題がある。また、各部位の繋ぎ合わせ部に生じる物作り上の多少の隙間等に煮汁等が浸入し固形化することで掃除できなくなるので掃除性が極端に悪くなり清潔感が得にくいガスコンロの提供になる課題もあった。

0007

本発明は、上記従来の課題を解決するもので、天板の裏面を強制的に冷却して天板の開口に設けたバーナからの輻射熱、伝導熱等で天板の温度上昇を抑制することで、天板にタッチ操作部を構成することができ、煮こぼれから生じる煮汁が天板に落下して焦げ付くのを防止し、使用者が時間をかけて清掃しなければならないような事態を極めて少なくすると同時に各部の温度を低くして安全性の確保を可能にする。また、天板が平滑なガラスで構成されることでデザイン性が増すことが可能になる。また、天板を構成するガラス材質も温度上昇を抑制して温度が低いので、高価な結晶化ガラスを使用しなくても熱によるガラスの熱脆性回避可能になることで、安価な強化ガラスの使用を可能にし、コストを低減しながら、全性と手入れ性とデザイン性との向上を同時に実現できるガスコンロを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明は上記の目的を達成するために、天板の開口部に臨ませて設けた被加熱物を加熱するバーナと、前記バーナの上方に取付け被加熱物を載置するゴトクと、天板と同一面に設けた操作・表示部と、前記操作・表示部を前記バーナから隔離収納するケースと、前記ケース内に設けた冷却用送風機とを備え、前記天板裏面側には前記ケースと連通した風路を構成し、前記送風機で取り込んだケース冷却用空気の一部を前記風路に供給するようにしたものである。

0009

上記の発明によれば、天板の裏面に風路を構成する一部に天板を使用して風路を構成して風路に天板を冷却する冷却空気を強制的に供給する送風機を設けて、風路に送風機で強制的に空気を流すことで、風路内を冷却空気が流れ際に空気と天板間で強制対流熱伝達現象が生じて熱交換現象が生じる。従って、バーナで加熱されて温度上昇した天板の熱は、天板の風路面に面した表面から冷却空気に対流で奪われるので、天板の温度上昇が抑制されて温度低下を実現する。

0010

従って、ゴトク上に載置した被加熱物がバーナの燃焼熱で加熱された際に被加熱物からの煮こぼれが生じて煮汁が天板に落下しても煮汁が天板に焦げ付くのを防止し、使用者が時間をかけて清掃しなければならないような事態を極めて少なくすると同時に、天板の温度を低くしているので、天板にガスコンロを使用している際に手等が接触しても温度が低いので火傷等の心配がない安全性が確保され、極めて安全性の高いガスコンロが可能になる。また、天板が平滑なガラスで構成されることで天板に凹凸がなくデザイン性が増すと同時に、邪魔な凹凸或いは、焦げ付き等がないので使用後の掃除が容易にできる。また、天板を構成するガラス材質も温度上昇を抑制して温度が低いので、高温或いは熱衝撃等の温度変化に強く、熱にて変化しにくい高価な結晶化ガラスを使用しなくても熱による影響を回避可能になることで、安価な強化ガラスの使用を可能になり、コストが低減できる。

0011

また、天板の温度を低くしたことで、天板にタッチ操作部を構成することができる等が可能になるので、ガスコンロ使用時の操作性或いはデザイン性を訴求した商品展開が追及できる。また、従来のように天板に熱反射材等の別体を設ける必要もなく、遮蔽壁を設け
る必要もなくなるので、ガスコンロの全体コストの低減ができるし、天板への彩色が自由に選択できるので、システムキッチン等にガスコンロを組み込場合には、システムキッチンにマッチした色彩の天板を有するガスコンロの選択ができるので、顧客満足度の高い機器が提供できるのである。

発明の効果

0012

本発明のガスコンロは、バーナ設置面と同一の天板面に操作部および表示部を設けることができるため、手入れ性、デザイン性、操作性を飛躍的に向上させることができると共に、安全性を確保したガスコンロを実現することができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

第1の発明は、天板の開口部に臨ませて設けた被加熱物を加熱するバーナと、前記バーナの上方に取付け被加熱物を載置するゴトクと、天板と同一面に設けた操作・表示部と、前記操作・表示部を前記バーナから隔離収納するケースと、前記ケース内に設けた冷却用送風機とを備え、前記天板裏面側には前記ケースと連通した風路を構成し、前記送風機で取り込んだケース冷却用空気の一部を前記風路に供給するようにしたことを特徴とするものである。

0014

そして、操作・表示部をケースに収納してバーナから隔離し、かつ、送風機で取り込んだ空気でケース内を冷却し、さらに、冷却用空気の一部を天板裏面側の風路に流すことで風路内を冷却空気が流れた際に空気と天板間で強制対流熱伝達現象が生じて熱交換現象が生じる。従って、バーナで加熱されて温度上昇した天板の熱は、天板の風路面に面した表面から冷却空気に対流で奪われるので、天板の温度上昇が抑制されて温度低下を実現できるので、ゴトク上に載置した被加熱物がバーナの燃焼熱で加熱された際に被加熱物からの煮こぼれが生じて煮汁が天板に落下しても煮汁が天板に焦げ付くのを防止し、使用者が時間をかけて清掃しなければならないような事態を極めて少なくすると同時に天板の温度を低くしているのでガスコンロを使用している際に天板に手等が接触しても温度が低いので火傷等の心配がない安全性が確保され極めて安全性の高いガスコンロが可能になる。

0015

また、天板が平滑なガラスで構成されることで天板に凹凸がなくデザイン性が増すと同時に、邪魔な凹凸或いは、焦げ付き等がないので使用後の掃除が容易にできる。また、天板を構成するガラス材質も温度上昇を抑制して温度が低いので、高温或いは熱衝撃等の温度変化に強く、熱にて変化しにくい高価な結晶化ガラスを使用しなくても熱による影響を回避可能になることで、安価な強化ガラスの使用が可能になり、コストが低減できる。

0016

また、従来のように天板に熱反射材等の別体を設ける必要もなく、遮蔽壁を設ける必要もなくなるので、ガスコンロの全体コストの低減ができるし、天板への彩色が自由に選択できるので、システムキッチン等にガスコンロを組み込場合には、システムキッチンにマッチした色彩の天板を有するガスコンロの選択ができるので、顧客満足度の高い機器が提供できるのである。

0017

また、天板の温度を低くしたことで、天板にタッチ操作部を構成することができる等が可能になるので、ガスコン使用時の操作性或いはデザイン性を訴求した商品展開が追及できる。

0018

第2の発明は、ガラスもしくはセラミック材質の天板の開口部に臨ませて設けた被加熱物を加熱するバーナと、前記バーナの上方に取付け前記被加熱物を載置するゴトクと、前記天板の裏面を覆うように設けた別体の天板保護部材と、前記天板と同一面に設けた静電スイッチ及び液晶表示器で構成した操作・表示部と、前記操作・表示部を前記バーナから隔離収納するケースと、前記ケース内に設けた冷却用送風機とを備え、前記天板保護部材
には段押し部を設けて前記ケースと連通した風路を構成し、前記送風機で取り込んだケース冷却用空気の一部を前記風路に供給するようにしたことを特徴とするものである。

0019

そして、ガラスで構成された天板は天板裏面を天板保護部材で被覆されている構成である。従って、ゴトク上に載せた被加熱物の重量が大きい場合にガラスの天板が下方へ湾曲する力が作用しても天板を構成したガラスと天板保護部材の両方の強度で掛かる重量に対応するのでガラスが割れる耐加重増して使用時の加重制限値が大きくなる。従って、使用制限が大きく緩和し、ガラスの割れもなくなり安心して使用でき、ガラスの割れがなくなるので、ガラスが割れた時に発生するガラス破片飛散のない安全性を確保できる。

0020

また、天板を保護する天板保護部材に段押し部を設けて、天板裏面に天板を構成するガラスとで風路を構成したので、天板保護部材とは別体で風路を構成した場合に比してコストが低減できる。

0021

第3の発明は、天板の複数の開口部に臨ませて設けた被加熱物を加熱するバーナと、前記バーナの上方に取付け被加熱物を載置するゴトクとを備え、前記複数のバーナに対応する天板裏面側にはケースと連通した風路をそれぞれ独立して設けるか、または、それぞれの風路を連通させて優先順位を設けてケースから供給される冷却用空気を流すようにしたことを特徴とするものである。

0022

そして、各々が独立した風路の構成では、各々の風路抵抗をほぼ同じに構成すると各風路の入り口に送風機で同じ供給圧力を加えると各風路を流れる冷却空気量は同じになる。従って、各風路に面した天板は、各部位で同じように冷却される。また、連続した風路の構成では、送風機から供給される送風機の全冷却空気を1風路に流すので独立した数個の風路を設けた構成に比し風路の空気量が増す。従って、風路内の流速が同様に増して冷却空気と天板間の対流熱伝達量が増してより冷却効果が増すから、風路の上流と下流では冷却空気の温度が異なり下流になるほど温度が高くなって小さくなる対流熱伝達量を補うので同様に冷却効果が得られるのである。従って、風路構成で天板の高温部に強制的に冷却空気の供給ができるので、高温部を確実に冷却できるので、天板の低温化による効果が得られる。

0023

第4の発明は、天板の温度を監視する測温部を設け、前記測温部の温度情報で送風機を制御し、冷却用空気を調節するようにしたことを特徴とするものである。

0024

そして、測温部の温度情報にしきい値を設けて、しきい値に比較して温度が高い、低いの判定をして天板の温度が高い状態時に送風機を運転し、温度が低い時に運転を停止して天板の温度を低い状態に維持することで、天板の低温化による効果が得られる。また、温度の高い時に送風機が運転されるので、常に送風機を運転するのに比し消費電力も少なくなるので省エネルギー効果も得られるし、天板の温度情報で送風機の運転を制御しているので、ガスコンロ使用後に天板の温度が高ければ運転を継続することで、常に天板の低温化が維持できるので、再使用時に天板に手指等が接触しても火傷等の心配がない安全性が確保できる。

0025

第5の発明は、燃焼時であるか非燃焼時であるかを監視する燃焼検知体を設け、燃焼検知体の情報で、天板の裏面を冷却する冷却空気を制御したことにより、燃焼時に天板の冷却空気を風路に供給する送風機を運転し、非燃焼時に天板の冷却空気を風路に供給する送風機を停止して燃焼・非燃焼状態で冷却空気の供給を制御する。従って、複数個燃焼部を有するガスコンロは、燃焼していない不必要な部分に冷却空気を供給せずに必要な部分のみに供給したことにより全部分に供給するのに比して送風機の消費電力も少なくてすむので省エネルギー効果が得られと同時に天板の低温化による効果が得られる。

0026

第6の発明は、各バーナに供給されるガス量を制御するガス制御部の情報で、天板の裏面を冷却する冷却空気を制御したことにより、各バーナに供給されているガス供給情報で冷却空気を制御するから、バーナのガス消費量の多少で空気量の増減を可能にしているからガス消費量が多い時、即ち、燃焼量が大きい場合には天板が加熱される度合いも大きい状態であるから冷却空気量も多く供給することで天板の温度を下げ、ガス消費量が少ない時は、天板の加熱量も少ないので冷却空気量も少なくて温度降下ができるのである。従って、各バーナのガス消費量に合った最適な送風機の運転ができるので無駄のない運転状態が達成でき、必要な量のみを供給したことにより全部分に供給するのに比して送風機の消費電力も少なくてすみ省エネルギー効果が得られと同時に天板の低温化による効果が得られる。

0027

第7の発明は、天板の裏面に設けた風路の終端は、前記天板にバーナを設けるために設けた開口部に設けて、冷却空気の一部を前記バーナの燃焼用二次空気とし、一部を前記天板の表面の冷却用にしたことにより、送風機から供給された冷却空気は天板裏面の風路を流れる過程で天板を裏面から冷却しながら流れ、その後、バーナの周囲で天板の開口部に開いた風路の終端から開口部に設けたバーナの周囲方向に放出される。この放出された空気は、バーナにてガスが燃焼する際に形成されている燃焼炎衝突するような状態で燃焼用二次空気として作用するから、燃焼用の空気量が十分確保されるので不完全燃焼状態を生じることなく完全燃焼をするから一酸化炭素等の有害物質を排出することがないので安全なガスコンロが提供できる。また、ガスが完全燃焼することで燃焼ガス温度が不完全燃焼時に比して高温になるので、被過熱物のを加熱する温度も高温になることによって燃焼ガスから被加熱物の鍋への熱伝達量が増してガス消費量が少なくてすむので省エネルギーのガスコンロが実現できる。また、放出された空気の一部は燃焼用に使用さえるが、一部は燃焼ガスの流れ方向に流れてゴトクに載置した被加熱物と天板間を流れる燃焼ガスの天板側を流れるので、天板と燃焼ガス間に空気層を設けたように流れを形成するので天板が加熱されることなく冷却方向に作用するので、天板の低温化による効果が得られる。

0028

第8の発明は天板の裏面に設けた風路の終端は、被加熱物を載置するゴトクの下方に設けて、冷却空気の一部を前記バーナの燃焼用の二次空気とし、一部を前記天板の表面の冷却用にしたことにより、送風機から供給された冷却空気は天板裏面の風路を流れ過程で天板を裏面から冷却しながら流れ、その後、バーナの周囲で天板の開口部に開いた風路の終端から開口部に設けたバーナの周囲方向に放出される。この放出された空気は、バーナにてガスが燃焼する際に形成されている燃焼炎に衝突するような状態で燃焼用二次空気として作用するから、燃焼用の空気量が十分確保されるので不完全燃焼状態を生じることなく完全燃焼をするから一酸化炭素等の有害物質を排出することがないので安全なガスコンロが提供できる。また、ガスが完全燃焼することで燃焼ガス温度が不完全燃焼時に比して高温になるので、被過熱物の鍋を加熱する温度も高温になることによって燃焼ガスから被加熱物の鍋への熱伝達量が増してガス消費量が少なくてすむので省エネルギーのガスコンロが実現できる。また、天板の開口部に開いた風路の終端は上部をバーナの周囲で開口部周囲に構成され被加熱物を載置するゴトクのゴトク枠に被覆された構成にしたことにより、被加熱部より煮汁等がこぼれて落下した際に開口部内に流れ込んだり、開口部の終端部堆積したりすることがないので、天板裏面の風路が閉塞されることがないので常に安定した天板の冷却効果が得られるので天板の低温化による効果が使用時の不注意等によりは発生しないので安定的に持続して得られる。また、放出された空気の一部は燃焼用に使用されるが、一部は燃焼ガスの流れ方向に流れてゴトクに載置した被加熱物と天板間を流れる燃焼ガスの天板側を流れるので、天板と燃焼ガス間に空気層を設けたように流れを形成するので天板が加熱されることなく冷却方向に作用するので、天板の低温化による効果が得られる。

0029

第9の発明は、天板の裏面に設けた風路の終端は、各バーナの後方、前方或いは両方に設けたことにより、使用環境そのものの低温化による効果が得られる。

0030

第10の発明は、送風機で強制供給される空気を天板の冷却用と他の部位冷却用又は他の用途に併用したことにより、1台の送風機で天板の裏面を冷却すると同時に他の部位、例えば、ガスコンロをシステムキッチンに組み込み設置した状態においてシステムキッチンのカウンタートップ面の冷却に使用する等でキッチンの低温化をはかる等に送風機の送風の一部を併用することでガスコンロそのものと使用環境そのものの低温化による安全性が確保できる。また、1台の送風機で数種の部位の低温化による効果が得られるので数台の送風機を設置構成するのに比して経済的である。

0031

第11の発明は、送風機の吸い込み位置を機器前面に設けた組み込み形ガスコンロにしたことにより、組み込み形ガスコンロをシステムキッチンのカウウンタートップ切り込み口に落とし込み形態で設置してカウンタートップ上に天板を載置して、天板の開口部に各バーナを臨ませて設置した状態でシステムキッチンの扉もしくは引き出しを急激に開操作をするとシステムキッチン内が負圧状態の空間になる。この負圧状態時には、負圧状態を解消すべきシステムキッチン内に向けてシステムキッチン内に面した隙間から空気の流入が始まる。従って、システムキッチン内は気密封じされているので組み込み機器の組み込み形ガスコンロ以外に隙間はないので、負圧状態解消にシステムキッチン内に流れ込む空気は組み込み形ガスコンロ内を流れて供給されるから、バーナのガスと空気の混合気噴出させて燃焼炎を形成させる炎口も隙間に相当するので、他の隙間と同様に負圧現象が作用して空気流入部位となるためにバーナの燃焼状態極小炎状態時には負圧におる空気流れに負けて炎口内に押し流されて消火する不具合がある。しかし、組み込み形ガスコンロの機器前面は、システムキッチン内に面せず、大気開放状態で設置されているから、その開放状態面から天板の冷却用空気の供給を受け、天板裏面の冷却をする構成を有して機器内に流しているためにバーナ燃焼中は、組み込み形ガスコンロの機器内は常時加圧状態に維持されている。従って、システムキッチン内が負圧状態になって機器である組み込み形ガスコンロのシステムキッチンの庫内に面した各隙間に負圧が作用しても加圧状態と相殺されるように両圧力状態が作用してバーナの燃焼炎が消火して調理器としての使用不可状態を呈することなく使用できる。合わせて、天板の低温化による効果が得られる。

0032

以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。

0033

(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について図1を参照して説明する。図1図2は、本実施の形態のガスコンロの部分縦断面図、図3はガスコンロの部分平面図、図4はガスコンロのシステムキッチン組み込み状態図である。図において、1はガスコンロで天板2の開口部3の周囲に、天板2との間に隙間4を設けて複数本ゴトク爪5からなるゴトク6を一体で構成した環状の枠体7を設置し、天板2の開口部3の周端面8は、略C形成形された緩衝材9を周端面8に嵌め込み、緩衝材9のゴトク6側の上面10及び周端面8側を被覆した開口部3を塞ぐ開口カバー11を天板2に載置して、開口カバー11にゴトク6の枠体7を載置する。開口カバー11には開口部3に臨ませたバーナ12をゴトク6側に臨ませ、バーナ12の中央部13にはバーナ開口14が設けられて鍋底温度センサー15が設けられている。

0034

鍋底温度センサー15の周囲にはバーナ開口14の周囲に立設した保護壁16が構成されている。17はバーナ12のバーナキャップバーナヘッド18に着脱自在に嵌合され、バーナキャップ17の炎口19でバーナヘッド18から供給されたガスと空気の燃料予混合気を噴出し、同時に点火部20の放電等の点火エネルギーにて点火されると燃焼炎2
1を形成して燃焼すると同時に燃焼炎21にて加熱されることによって熱起電力を発生する立ち消え安全装置22を構成している。

0035

天板2の手前側にはバーナ12と間隔を有して、静電スイッチや液晶表示器で構成した操作・表示部41を設け、この操作・表示部41をバーナ12の輻射熱から隔離するためケース42に収納するようにしている。このケース42内には送風機29が設けられ、外部空気を取り込んでケース42内に流すことで操作・表示部41を冷却するようにしている。

0036

23は天板2の裏面24に設けて構成した天板保護部材で、天板保護部材23に段押し部を設けて天板2間に間隙を形成して、天板2の裏面でバーナ開口14の周囲等に設けた風路25、風路26と風路25と風路26を繋ぐ風路27及び各風路25、風路26、風路27を繋ぐ風路28が構成されている。

0037

これらの風路25、風路26の一端はケース42内に設けた送風機29の送風口30を臨ませた送風均圧室31を形成するケース42内に開口し、一端は風路27に設けた排出口32に開口して、送風均圧室31と排出口32は風路25、風路26等で繋がって天板2の裏面24に構成されている。33は送風機29の吸い込み口でガスコンロ1の前面34に設けてガスコンロ1の外部からの空気を吸い込む構成である。35はゴトク6に載置され底部分に鍋底温度センサー15が接触する被過熱物の鍋である。36はガスコンロ1内部に設けられた制御部で、バーナ12への燃料の供給、点火部20の放電、送風機29の運転状態、ガスコンロ1の運転状態等の制御を行う部分で、運転スイッチ38をONすると制御可能状態になり、OFFすると非制御状態になるように構成されている。

0038

送風機29のON−OFFは、運転スイッチ38に連動して運転を制御する構成にしてもよいし、天板2が使用時に高温になる部位に設けた測温部39の情報を制御部36で判断して天板2の温度情報でON−OFFを制御する構成でもよいし、測温部39の代わりに温度スイッチ等で制御する構成にしても目的の制御状態は得られる。

0039

次に動作、作用について説明すると、運転スイッチ38をON状態にするとガスコンロ1の制御部36で制御された燃料制御部から燃料のガスが供給されてノズル部からバーナヘッド18内に供給されて空気とガスが混合した燃料予混合気がバーナ12のバーナヘッド18に内に導入されると、炎口19より噴出すると点火部20から電気的な放電が生じて点火エネルギーとなって炎口19に燃焼炎21を形成して燃焼を開始する。この状態時にゴトク6のゴトク爪5上に鍋35が載せてあると鍋35を加熱することでガスコンロ1として機能して使用される。

0040

このように使用開始される時に、バーナ12の炎口19に燃焼炎21が形成される状態になると立ち消え安全装置22が燃焼炎21にて加熱されて熱起電力が発生するので、この熱起電力の発生をもって燃焼状態であることをガスコンロ1内部に設けられた制御部36で判断して燃焼が正常に維持されている状態が継続される。

0041

このようにガスコンロ1が使用される時、運転スイッチ38がON状態になると同時に送風機29はON状態になるが、測温部39の温度情報を得た制御部36が予め制御部36に設けた判断しきい値との情報交換し判断して天板2の温度が高温である情報を得れば送風機29をONにする制御を実施する。送風機29がON状態になるとガスコンロ1の前面34から空気を吸い込み送風口30から送風均圧室31に吸い込んだ空気を排出し、送風均圧室31から風路25及び風路26に空気が供給される。風路25風路26に供給された空気の一部は各風路内を流れて風路27に合流して流れ、その後風路28に合流して流れて排出口32からガスコンロ1内に排出される。

0042

このようにガスコンロ1が動作すると、天板2の裏面に設けた風路25、風路26、風路27、風路28内を送風機29から供給された空気が流れることで空気は天板2の裏面に沿って流れるから天板2と熱交換しながら流れる。よって、天板2を冷却する冷却空気を強制的に供給流す状態になるので、各風路内を冷却空気が流れ空気と天板2間で強制対流熱伝達現象が生じて熱交換現象が生じる。

0043

従って、バーナ12で加熱されて温度上昇した天板2の熱は、天板2の風路25、風路26、風路27、風路28内に面に面した表面から冷却空気に対流で奪われるので、天板2の温度上昇が抑制されて温度低下を実現できるので、ゴトク6のゴトク爪5上に載置した被加熱物の鍋35がバーナ12の燃焼熱で加熱された際に被加熱物の鍋35からの煮こぼれが生じて煮汁が天板2に落下しても煮汁が天板2に焦げ付くのを防止して使用が時間をかけて清掃しなければならないような事態を極めて少なくすると同時に天板2の温度を低くしているのでガスコンロ1を使用している際に天板2に手等が接触しても温度が低いので火傷等の心配がない安全性が確保され極めて安全性の高いガスコンロ1が可能になる。

0044

また、天板2が平滑なガラスで構成されることで天板2に凹凸がなくデザイン性が増すと同時に、邪魔な凹凸或いは、焦げ付き等がないので使用後の掃除が容易にできる。

0045

また、天板2を構成するガラス材質も温度上昇を抑制して温度が低いので、高温或いは熱衝撃等の温度変化に強く、熱にて変化しにくい高価な結晶化ガラスを使用しなくても熱による影響を回避可能になることで、安価な強化ガラスの使用が可能になり、コストが低減できる。

0046

また、従来のように天板2に熱反射材等の別体を設ける必要もなく、遮蔽壁を設ける必要もなくなるので、ガスコンロ1の全体コストの低減ができるし、天板2への彩色が自由に選択できるので、システムキッチン等にガスコンロを組み込場合には、システムキッチンにマッチした色彩の天板を有するガスコンロ1の選択ができるので、顧客満足度の高い機器が提供できるのである。また、天板2の温度を低くしたことで、天板2にタッチ操作部を構成することができる等が可能になるので、ガスコンロ1使用時の操作性或いはデザイン性を訴求した商品展開が追及できる。

0047

(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について、図5を参照して説明する。図5は、本実施の形態のガスコンロ部分縦断面図である。図において、実施の形態1と異なる点は、ガラスもしくはセラミック材質の天板2の開口部3に被加熱物の鍋35を加熱するバーナ12を設け、バーナ12に対応して被加熱物の鍋35を載置するゴトク6を設け、天板2の裏面に天板2とは別体の保護部材40を設け、天板2の裏面の保護部材40間に天板保護部材23で風路を構成し、風路に送風機29で強制的に冷却空気を流したところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。

0048

次に動作、作用について説明すると、実施の形態1と同様に、ガラスで構成された天板は2天板2の裏面を天板保護部材40で被覆されている構成である。従って、ゴトク6上に載せた被加熱物の鍋35と鍋35内の調理物の総和重量が大きい場合にガラスの天板2が下方へ湾曲する力が作用しても天板2を構成したガラスと天板保護部材40の両方の強度で掛かる重量に対応するので天板2のガラスが割れる耐加重が増して使用時の加重制限値が大きくなる。従って、使用制限が大きく緩和し、ガラスの割れもなくなり安心して使用でき、ガラスの割れがなくなるので、ガラスが割れた時に発生するガラス破片の飛散のない安全性を確保できる。また、天板2を保護する天板保護部材40で、天板2の裏面に
天板2を構成するガラスとで風路を構成したので、天板保護部材40とは別体で風路を構成した場合に比してコストが低減でき安全なガスコンロ1が提供できる。

0049

(実施の形態3)
本発明の実施の形態6について、図6を参照して説明する。図6は本実施の形態のガスコンロ部分平面図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、天板2に複数個の開口部3を設け、開口部3のそれぞれにバーナ12とゴトク6を設け、各バーナ12に相当する天板2の裏面に各々が独立した風路50又は、連続した風路51を設けて風路に優先順位を設けて、優先順位に従って冷却空気が流れるように構成したところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。

0050

次に動作、作用について説明すると、各々が独立した風路50の構成では、各々の風路抵抗をほぼ同じに構成すると各風路50及び風路51の入り口に送風機29で同じ供給圧力を加えると、風路50と風路51を流れる冷却空気量は同じになる。従って、風路50風路51に面した天板2は、各部位で同じように冷却される。また、連続した風路51の構成では、送風機29から供給される送風機29の全冷却空気を1風路51に流すので独立した数個の風路を設けた構成に比し風路の空気量が増す。従って、風路51内の流速が同様に増して冷却空気と天板間の対流熱伝達量が増してより冷却効果が増すから、風路51の上流と下流では冷却空気の温度が異なり下流になるほど温度が高くなって小さくなる対流熱伝達量を補うので同様に冷却効果が得られるのである。従って、連続した風路51構成で天板2の高温部に強制的に冷却空気の供給ができるので、高温部を確実に冷却できるので、天板2の低温化による効果が得られ安全なガスコンロ1が提供できる。

0051

(実施の形態4)
本発明の実施の形態4について、図7を参照して説明する。図7は本実施の形態のガスコンロ部分縦断面図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、天板2の裏面を冷却する冷却空気は、天板2の温度状態を監視する測温部39の温度情報で制御されるようにしたところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。

0052

次に動作、作用について説明すると、測温部39の温度情報にしきい値を設けて、しきい値に比較して温度が高い、低いの判定をして天板2の温度が高い状態時に送風機29を運転し、温度が低い時に運転を停止して天板2の温度を低い状態に維持することで、天板2の低温化による効果が得られる。また、温度の高い時に送風機が運転されるので、常に送風機29を運転するのに比し消費電力も少なくなるので省エネルギー効果も得られるし、天板2の温度情報で送風機29の運転を制御しているので、ガスコンロ1使用後に天板2の温度が高ければ運転を継続することで、常に天板2の低温化が維持できるので、再使用時に天板2に手指等が接触しても火傷等の心配がない安全性が確保できる安全なガスコンロ1が提供できる。

0053

(実施の形態5)
本発明の実施の形態5について、図2を参照して説明する。図2は本実施の形態のガスコンロ部分縦断面図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、燃焼時であるか非燃焼時であるかの監視をする立ち消え安全装置22が燃焼炎21にて加熱されて熱起電力が発生するので、この熱起電力の発生をもって燃焼状態であることをガスコンロ1内部に設けられた制御部36で判断する情報を提供する燃焼検知体として設けた立ち消え安全装置22を設け、燃焼検知体の立ち消え安全装置22の情報で天板2の裏面を冷却する冷却空気を制御したところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。

0054

次に動作、作用について説明すると、燃焼時に天板2の冷却空気を風路に供給する送風機29を運転し、非燃焼時に天板2の冷却空気を風路に供給する送風機29を停止して燃焼・非燃焼状態で冷却空気の供給を制御する。従って、複数個の燃焼部を有するガスコンロ1は、燃焼していない不必要な部分に冷却空気を供給せずに必要な部分のみに供給したことにより全部分に供給するのに比して送風機29の消費電力も少なくてすむので省エネルギー効果が得られと同時に天板2の低温化による効果が得られ安全なガスコンロ1が提供できる。

0055

(実施の形態6)
本発明の実施の形態6について、図5を参照して説明する。図5は本実施の形態のガスコンロ部分縦断面図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、各バーナ12に供給されるガス量を制御するガス制御部70の情報で、天板2の裏面を冷却する冷却空気を制御したところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。

0056

次に動作、作用について説明すると、各バーナ12に供給されているガス制御部70のガス供給情報で冷却空気を制御するから、バーナのガス消費量の多少で空気量の増減を可能にしているからガス消費量が多い時、即ち、燃焼量が大きい場合には天板2が加熱される度合いも大きく高温状態になりがちであるから冷却空気量も多く供給することで天板2の温度を下げ、ガス消費量が少ない時は、天板2の加熱量も少ないので低温状態になるので冷却空気量も少なくて温度降下ができるのである。従って、各バーナ12のガス消費量に合った最適な送風機29の運転ができるので無駄のない運転状態が達成でき、必要な量のみを供給したことにより全部分に供給するのに比して送風機29の消費電力も少なくてすみ省エネルギー効果が得られと同時に天板2の低温化による効果が得られ安全なガスコンロ1が提供できる。

0057

(実施の形態7)
本発明の実施の形態7について、図7を参照して説明する。図7は本実施の形態のガスコンロ部分縦断面図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、天板2の裏面に設けた風路25、風路26、風路27、風路28等の終端80は、天板2にバーナ12を設けるために設けた開口部3に設けて、冷却空気の一部をバーナ12の燃焼用の二次空気とし、一部を天板2の表面の冷却用にしたところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。

0058

次に動作、作用について説明すると、送風機29から供給された冷却空気は天板2裏面の風路を流れる過程で天板2を裏面から冷却しながら流れ、その後、バーナ12の周囲で天板2の開口部3に開いた風路の終端80から開口部3に設けたバーナ12の周囲方向に放出される。この放出された空気は、バーナ12にてガスが燃焼する際に形成されている燃焼炎に衝突するような状態で燃焼用二次空気として作用するから、燃焼用の空気量が十分確保されるので不完全燃焼状態を生じることなく完全燃焼をするから一酸化炭素等の有害物質を排出することがないので安全なガスコンロ1が提供できる。また、ガスが完全燃焼することで燃焼ガス温度が不完全燃焼時に比して高温になるので、鍋35を加熱する温度も高温になることによって燃焼ガスから鍋35への熱伝達量が増してガス消費量が少なくてすむので省エネルギーのガスコンロが実現できる。また、放出された空気の一部は燃焼用に使用さえるが、一部は燃焼ガスの流れ方向に流れてゴトク6に載置した被加熱物である鍋35と天板2間を流れる燃焼ガスの天板2側を流れるので、天板2と燃焼ガス間に空気層を設けたように流れを形成するので天板2が加熱されることなく冷却方向に作用するので、天板2の低温化による効果が得られ安全なガスコンロ1が提供できる。

0059

(実施の形態8)
本発明の実施の形態8について、図7を参照して説明する。図7は本実施の形態のガスコンロ部分縦断面図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、天2板の裏面に設けた風路の終端80は、被加熱物を載置するゴトク6の下方に設けて、冷却空気の一部をバーナ12の燃焼用の二次空気とし、一部を天板2の表面の冷却用にしたところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。

0060

次に動作、作用について説明すると、送風機29から供給された冷却空気は天板2の裏面の風路25、風路26等を流れる過程で天板2を裏面から冷却しながら流れ、その後、冷却空気の一部はバーナ12の周囲で天板2の開口部3に開いた風路の終端80から開口部3に設けたバーナ12の周囲方向に放出される。冷却空気の一部は排出口32からガスコンロ1内に放出される。この風路の終端80から放出された空気は、バーナ12にてガスが燃焼する際に形成されている燃焼炎に衝突するような状態で燃焼用二次空気として作用するから、燃焼用の空気量が十分確保されるので不完全燃焼状態を生じることなく完全燃焼をするから一酸化炭素等の有害物質を排出することがないので安全なガスコンロが提供できる。また、ガスが完全燃焼することで燃焼ガス温度が不完全燃焼時に比して高温になるので、鍋35を加熱する温度も高温になることによって燃焼ガスから鍋35への熱伝達量が増してガス消費量が少なくてすむので省エネルギーのガスコンロが実現できる。また、天板2の開口部3に開いた風路の終端80は上部をバーナ12の周囲で開口部3周囲に構成され被加熱物である鍋35を載置するゴトク6の枠体7に被覆された構成にしたことにより、鍋35より煮汁等がこぼれて落下した際に開口部3内に流れ込んだり、開口部3の終端部に堆積したりすることがないので、天板2裏面の風路が閉塞されることがないので常に安定した天板の冷却効果が得られるので天板2の低温化による効果が使用時の不注意等によりは発生しないので安定的に持続して得られる。また、放出された空気の一部は燃焼用に使用されるが、一部は燃焼ガスの流れ方向に流れてゴトク6に載置した鍋35と天板2間を流れる燃焼ガスの天板側を流れるので、天板2と燃焼ガス間に空気層を設けたように流れを形成するので天板2が加熱されることなく冷却方向に作用するので、天板2の低温化による効果が得られ、安全なガスコンロ1が提供できる。

0061

(実施の形態9)
本発明の実施の形態9について、図5を参照して説明する。図5は本実施の形態のガスコンロ部分縦断面図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、送風機29で強制供給される空気を天板2の冷却用と他の部位冷却用開口97又は他の用途に併用したところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。

0062

次に動作、作用について説明すると、1台の送風機29で天板2の裏面を冷却すると同時に他の部位、例えば、ガスコンロをシステムキッチンに組み込み設置した状態においてシステムキッチンのカウンタートップ面の冷却に使用する等でキッチンの低温化を達成する等に送風機29の送風の一部を併用することでガスコンロその物と使用環境そのものの低温化による安全性が確保できる。また、1台の送風機で数種の部位の低温化による効果が得られるので数台の送風機29を設置構成するのに比して経済的である。

0063

(実施の形態10)
本発明の実施の形態10について、図8を参照して説明する。図8は本実施の形態のガスコンロのシステムキッチン組み込み状態図である。図において、他の実施の形態と異なる点は、送風機29の吸い込み口33の位置を組み込み形ガスコンロ90の前面91に設けた組み込み形ガスコンロ90にしたところである。組み込み形ガスコンロ90は収納部92を有し、収納部92は開閉扉93を有したシステムキッチン94のカウウンタートップ95の切り込み口96に落とし込み形態で設置してカウンタートップ95上に天板2を載置して設置されるので、組み込み形ガスコンロ90の一部は収納部92の上方に吊り下げられた状態で使用される。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は
省略する。

0064

次に動作、作用について説明すると、組み込み形ガスコンロ90をシステムキッチン94のカウウンタートップの切り込み口に落とし込み形態で設置してカウンタートップ95上に天板2を載置して、天板2の開口部3に各バーナ12を臨ませて設置した状態でシステムキッチン94の開閉扉93(引き出し式の開閉扉でもよい)を急激に開操作をするとシステムキッチン94内が負圧状態の空間になる。この負圧状態時には、負圧状態を解消すべきシステムキッチン94内に向けてシステムキッチン94内に面した隙間から空気の流入が始まる。従って、システムキッチン94内の収納部92は気密封じされているので組み込み機器の組み込み形ガスコンロ90以外に隙間はないので、負圧状態解消にシステムキッチン94内に流れ込む空気は組み込み形ガスコンロ90内を流れて供給されるから、バーナ12のガスと空気の混合気を噴出させて燃焼炎を形成させる炎口19も隙間に相当するので、他の隙間と同様に負圧現象が作用して空気流入部位となるためにバーナ12の燃焼状態が極小炎状態時には負圧におる空気流れに負けて炎口19内に押し流されて消火する不具合がある。しかし、組み込み形ガスコンロ90の機器前面は、システムキッチン94内に面せず、大気に開放状態で設置されているから、その開放状態面から天板2の冷却用空気の供給を受け、天板2裏面の冷却をする構成を有して機器内に流しているためにバーナ12燃焼中は、組み込み形ガスコンロ90の機器内は常時加圧状態に維持されている。従って、システムキッチン94内が負圧状態になって機器である組み込み形ガスコンロ90のシステムキッチン94の収納部92内に面した各隙間に負圧が作用しても加圧状態と相殺されるように両圧力状態が作用してバーナ12の燃焼炎が消火して調理器としての使用不可状態を呈することなく使用できる。合わせて、天板2の低温化による効果が得られ、安全なガスコンロ1が提供できる。

0065

以上のように、本発明にかかる調理器は、ガスを燃料とするバーナを加熱源とする調理器及びガスコンロ関し、天板に被加熱物を載置するためのゴトクを載置して使用するもので、ガスコンロのバーナへの二次空気或いは、天板の裏面に強制的空気を供給するようにして冷却効果等を得る構成を確保したので、調理時にガスの完全燃焼が得られて消費するガス量が少なくて調理できる省エネルギーで、かつ天板の温度が低いので火傷等のない安全なガスコンロを確保しながら調理ができるガスコンロを提供することが可能になるのでガスを燃料とする調理器だけに限定されることなく、電気を使用した調理器等の用途にも応用展開ができる。

図面の簡単な説明

0066

本発明の実施の形態1におけるガスコンロの部分縦断面図
本発明の実施の形態1、5におけるガスコンロ部の部分縦断面図
本発明の実施の形態1におけるガスコンロの部分平面図
同ガスコンロのシステムキッチン組み込み状態図
本発明の実施の形態2、6、9におけるガスコンロの部分縦断面図
本発明の実施の形態3におけるガスコンロの部分平面図
本発明の実施の形態4、7、8におけるガスコンロの部分縦断面図
本発明の実施の形態10におけるガスコンロのシステムキッチン組み込み状態図
従来のガスコンロの平面図
従来のガスコンロの部分断面図

符号の説明

0067

1ガスコンロ
2天板
3 開口部
6ゴトク
12バーナ
22燃焼検知体(立ち消え安全装置)
23天板保護部材
25、26、27、28風路
29送風機
33 吸い込み口
36 制御部
39 測温部

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