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技術 射出成型金型と射出成型方法

出願人 ダイヤモンド電機株式会社
発明者 杉本功
出願日 2005年11月1日 (14年8ヶ月経過) 出願番号 2005-318038
公開日 2007年5月24日 (13年1ヶ月経過) 公開番号 2007-125708
状態 未査定
技術分野 プラスチック等の成形用の型
主要キーワード バネ弾性力 カット製品 カット精度 押し出しプレート 射出成型後 スプールランナー 製造金型 射出成型金型
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年5月24日)のものです。
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図面 (8)

課題

製品よりランナーを分離する際に、簡単な構成で良好に成型品スプールランナーとを分離でき、なおかつゲートの後仕上げを必要とせず製品を製造できる射出成型用金型を提供する。

解決手段

射出成型用金型において、射出成型後の成型品の離型時に自動的にゲートが切断され、時差カット方式により金型内で成型品とランナーとを分離し離型後にランナーを自由に解離できるランナー押し出しプレートに接続されるランナー保持部と、成型品を成型する金型とを備えたことを特徴とする射出成型用金型とする。

概要

背景

従来の成型金型内で製品押し出しプレートにより成型品スプールランナーゲートの位置で切断する直前射出成型用金型の模式図を図6に示し、従来の成型金型内で製品押し出しプレートにより成型品とスプールランナーがゲートの位置で切断する直後の射出成型用金型の模式図を図7に示す。

従来、射出成型後の成型品の離型後、成型品とランナーとが連結された状態で、成型品とランナーとを、ニッパーなどで人手により製品とゲートとを切断し、金型外で成型品とランナーとを分離させていた。しかし、人件費がかかるばかりでなく人手による工数増加で生産性も悪く、金型外でゲート切断することで、成型品は温度降下した状態で、柔らかくないランナーを外すため、ニッパーによる作業に支障をきたしていた。
特開平6−143351

概要

製品よりランナーを分離する際に、簡単な構成で良好に成型品とスプールランナーとを分離でき、なおかつゲートの後仕上げを必要とせず製品を製造できる射出成型用金型を提供する。射出成型用金型において、射出成型後の成型品の離型時に自動的にゲートが切断され、時差カット方式により金型内で成型品とランナーとを分離し離型後にランナーを自由に解離できるランナー押し出しプレートに接続されるランナー保持部と、成型品を成型する金型とを備えたことを特徴とする射出成型用金型とする。

目的

そこで、特開平6−143351にあるように、専用の分離装置(ゲート5カット装置)に装着し分離切断する方法で、ランナーのゲートカットを金型内で自動で行うべく、射出成型後に成型品とランナーとの分離を行う方法で、ランナーにアンダーカット部を設けることによって射出成型後の成型品の離型時に、スプールランナーを製品押し出しプレート4により押し出しでゲートを分離しカットするようにした。このような方法は、人手によらないことで工数低減と、金型内でゲートを切断することで、成型品の温度降下しないうちの柔らかいランナーを外せるため、カット精度を落とすことなく良好に成型品とランナーとの分離できる。しかし、このような製品押し出しプレート4によるスプールランナーの押し出し方法では、金型が開き始めると共に製品押し出しプレート4により押し出し、成型品とスプールランナーがゲートの位置で切断され、成型品における欠損部の発生も防止されるが、完全にゲート残りを回避できなかった。具体的には、例えば点火コイルの捲き線ボビン製造金型において、先ず金型が開き始めると共にスプールランナー3に製品押し出しプレート4が押し出し、成型品1とスプールランナー3がゲート5の位置で切断された後、成型品1が、金型より排出される機構であった。これより、アンダーカットで、完璧な成型品を成型することができるが、コストが増し設備の大型化を招いていた。また上記従来技術ではゲートを切断することで、スプールランナー3が傾いてしまい、製品の取り出しがうまくいかない場合がある。また本来射出直後のやわらかい状態で、ゲートカットを行うことが望ましく、本技術では樹脂冷却固化してから金型は開かれるためゲートを分離する際ではカット製品及びゲート部が冷えておりゲートカットをすばやくうまく行うことができない。そこで、本発明は上記問題を鑑みて、製品よりランナーを分離する際に、簡単な構成で良好に成型品とスプールランナーとを分離でき、なおかつゲートの後仕上げを必要とせず製品を製造できる射出成型用金型を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

射出成型用金型において、射出成型後成型品離型時に自動的にゲートが切断され、時差カット方式により金型内で成型品とランナーとを分離し離型後にランナーを自由に解離できるランナー押し出しプレートに接続されるランナー保持部と、成型品を成型する金型とを備えたことを特徴とする射出成型用金型。

請求項2

前記ランナー保持部は、ノックピンによりランナーを保持することを特徴とする請求項1記載の射出成型用金型。

請求項3

前記ランナー保持部は、ランナーを保持するノックピンと、ノックピンに接続されるバネ弾性力のあるバネ弾性材と、で構成され、前記バネ弾性材は、ランナー押し出しプレートに半固定されるバネ弾性機構を有したことを特徴とする請求項2記載の射出成型用金型。

請求項4

射出成型用金型において、ランナー保持部がランナーを保持し、射出成型後の成型品の離型時の成型品の押し出しの初期に、ゲートを自動的に時差切断し、その後ランナーが前記ランナー保持部より外れることを特徴とする射出成型方法

請求項5

射出成型用金型において、ゲートは、ゲートを先細根本より勾配をつけることを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の射出成型用金型。

技術分野

0001

本発明は、成型金型内で、ランナーまたはゲートカットする射出成型用金型の構造に関する。

背景技術

0002

従来の成型金型内で製品押し出しプレートにより成型品スプールランナーゲートの位置で切断する直前の射出成型用金型の模式図を図6に示し、従来の成型金型内で製品押し出しプレートにより成型品とスプールランナーがゲートの位置で切断する直後の射出成型用金型の模式図を図7に示す。

0003

従来、射出成型後の成型品の離型後、成型品とランナーとが連結された状態で、成型品とランナーとを、ニッパーなどで人手により製品とゲートとを切断し、金型外で成型品とランナーとを分離させていた。しかし、人件費がかかるばかりでなく人手による工数増加で生産性も悪く、金型外でゲート切断することで、成型品は温度降下した状態で、柔らかくないランナーを外すため、ニッパーによる作業に支障をきたしていた。
特開平6−143351

発明が解決しようとする課題

0004

そこで、特開平6−143351にあるように、専用の分離装置(ゲート5カット装置)に装着し分離切断する方法で、ランナーのゲートカットを金型内で自動で行うべく、射出成型後に成型品とランナーとの分離を行う方法で、ランナーにアンダーカット部を設けることによって射出成型後の成型品の離型時に、スプールランナーを製品押し出しプレート4により押し出しでゲートを分離しカットするようにした。このような方法は、人手によらないことで工数低減と、金型内でゲートを切断することで、成型品の温度降下しないうちの柔らかいランナーを外せるため、カット精度を落とすことなく良好に成型品とランナーとの分離できる。しかし、このような製品押し出しプレート4によるスプールランナーの押し出し方法では、金型が開き始めると共に製品押し出しプレート4により押し出し、成型品とスプールランナーがゲートの位置で切断され、成型品における欠損部の発生も防止されるが、完全にゲート残りを回避できなかった。具体的には、例えば点火コイルの捲き線ボビン製造金型において、先ず金型が開き始めると共にスプールランナー3に製品押し出しプレート4が押し出し、成型品1とスプールランナー3がゲート5の位置で切断された後、成型品1が、金型より排出される機構であった。これより、アンダーカットで、完璧な成型品を成型することができるが、コストが増し設備の大型化を招いていた。また上記従来技術ではゲートを切断することで、スプールランナー3が傾いてしまい、製品の取り出しがうまくいかない場合がある。また本来射出直後のやわらかい状態で、ゲートカットを行うことが望ましく、本技術では樹脂冷却固化してから金型は開かれるためゲートを分離する際ではカット製品及びゲート部が冷えておりゲートカットをすばやくうまく行うことができない。そこで、本発明は上記問題を鑑みて、製品よりランナーを分離する際に、簡単な構成で良好に成型品とスプールランナーとを分離でき、なおかつゲートの後仕上げを必要とせず製品を製造できる射出成型用金型を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

上記課題を解決するために本発明では次の構成とする。すなわち、請求項1では、射出成型用金型において、射出成型後の成型品の離型時に自動的にゲートが切断され、時差カット方式により金型内で成型品とランナーとを分離し離型後にランナーを自由に解離できるランナー押し出しプレートに接続されるランナー保持部と、成型品を成型する金型とを備えたことを特徴とする射出成型用金型とする。請求項2では、前記ランナー保持部は、ノックピンによりランナーを保持することを特徴とする請求項1記載の射出成型用金型とする。請求項3では、前記ランナー保持部は、ランナーを保持するノックピンと、ノックピンに接続されるバネ弾性力のあるバネ弾性材と、で構成され、前記バネ弾性材は、ランナー押し出しプレートに半固定されるバネ弾性機構を有したことを特徴とする請求項2記載の射出成型用金型とする。請求項4では、射出成型用金型において、ランナー保持部がランナーを保持し、射出成型後の成型品の離型時の成型品の押し出しの初期に、ゲートを自動的に時差切断し、その後ランナーが前記ランナー保持部より外れることを特徴とする射出成型方法とする。請求項5では、射出成型用金型において、ゲートは、ゲートを先細根本より勾配をつけることを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の射出成型用金型とする。

発明の効果

0006

本発明の構成を採用することで、成型品は、離型時にゲートの切断が金型内で自動的にかつ円滑に行われる。したがって、ゲートカット用の切断機、人手も不必要とし、簡単な構成で良好に成型品とランナーとを分離できるので、生産性を向上し安価に生産することができる。

0007

本発明を以下の実施形態に従って説明する。図1は、本発明の実施例1を表す成型品とスプールランナーがゲートの位置で切断する直前の射出成型用金型の模式図である。また図2は、本発明の実施例1を表す成型品とスプールランナーがゲートの位置で切断する直後の射出成型用金型の模式図である。また図3は、本発明の実施例2を表す成型品とスプールランナーがゲートの位置で切断する直前の射出成型用金型の模式図である。また図4は、本発明の実施例2を表す成型品とスプールランナーがゲートの位置で切断する直後の射出成型用金型の模式図である。また図5は、本発明のゲート部の模式図である。

0008

本発明の実施例としてのランナーのゲートカット方法は、射出成型後の成型品の離型のあとに、成型品とスプールランナーとの分離を行う時差カット方式ではあるが、スプールランナー3にはランナー押し出しプレートに接続されるランナー保持部としてノックピン6を入れ、射出成型後の成型品1の離型時に、成型品1とスプールランナー3とが一緒にくっついていかないようにした。この機構は金型内で行われる。そして、射出成型後の成型品1の離型時には、先ず成型品1が下部より押し出され離型し、その時ノックピン6に固定されたランナーのゲート5は成型品1より自動に分離され、その後スプールランナー3のノックピン6が、スプールランナー3よりはずれる仕組みとなっている。

0009

上記のような射出成型後の成型品の離型時の成型品の押し出しの初期にゲートを自動的に時差切断する時差機構は、具体的には実施例1として図1乃至図2に示すように、ノックピン6とランナー押し出しプレート7との間には、成型品1の離型時にスプールランナー3のゲート5と成型品1とを異方向に移動した時、ゲート5と成型品1とが完全に切断される移動距離に応じたバネ弾性力より大きなバネ弾性力をもつ図示しないバネ弾性材で半固定されノックピンに接続されるバネ弾性機構を設けた。これよりノックピン6に固定されたスプールランナー3は、ランナー押し出しプレート7とのバネ弾性力により半固定される。

0010

射出成型後の成型品1の離型時には、成型品1が下部のランナー押し出しプレート7により先ずコア2が上方に押し出され、それに伴い成型品1が金型より離型するが、バネ弾性材で半固定されたスプールランナー3のゲート5と、成型品1は成型品1の離型に従ってだんだんと距離がおおきくなる。ある程度の距離でバネ弾性材のバネ力が増し、ゲート5と成型品1の間の張力より大きくなった時、ゲート5と成型品1とが完全に切断される。このようにして、時間差をおいてゲート5は成型品1より自動に分離され、その後スプールランナー3のノックピン6が、スプールランナー3よりはずれる仕組みとなっている。さらにその後ランナーを離型する。また先のバネ弾性材のバネ弾性力を調整することで、ゲート5が成型品1より分離される時間差を設定できる。したがって、バネ弾性機構を採用することで、ゲートカットの人手も不必要とし、樹脂が冷却固化する前の金型が開かれる前にゲートを分離できすばやくゲートカットを行うことができる。また簡単な構成で時差機構を構成できるので、成型品は、離型時にゲートの切断が自動的にかつ円滑に行われ、成型品の外観と性能を損なうことがなく良好に成型品とランナーとを分離できる。

0011

また、他の実施例としてランナーのゲートカット方法は、図3乃至図4に示すような実施例2は、射出成型後の成型品1の離型時には、成型品1が下部のノックピン6により先ずスプールランナー3が上方に押し出され、それに伴いゲート5がゲート5は成型品1より自動に分離され金型より離型する。この機構は金型内で行われる。ある程度の距離で、次にプレート7が持ち上がり、成型品1が完全に金型より離型される。このようにして、時間差をおいてゲート5と成型品1とは自動に分離され、その後スプールランナー3のノックピン6が、スプールランナー3よりはずれる仕組みとなっており、スプールランナー3を排出する。したがって、本実施例を採用することで、ゲートカットの人手も不必要とし、また樹脂が冷却固化する前の金型が開かれる前にゲートを分離できすばやくゲートカットを行うことができる。また、簡単な構成で時差機構を構成できるので、成型品は、離型時にゲートの切断が自動的にかつ円滑に行われ、成型品の外観と性能を損なうことがなく良好に成型品とランナーとを分離できる。

0012

また本発明者は、より容易にゲートカットを行え、ゲート残りが最小限とな後仕上げが不要になる構造を見出した。具体的には、図5に示すようなゲート5は、ゲート5を先細でランナー根本より勾配5aをつけた。本構造を前述の実施例1乃至実施例2に採用することで、ゲート5が成型品1より容易に自動に分離され金型より離型する。したがってゲート残りが最小限となりゲートをカットしても後仕上げが不要になる。

0013

以上のような構成により、良好に成型品とランナーとの分離ができる。成型品とランナーの切断は特別な構成も必要せず、良好に製品を生産できる。また上記構成を採用することでは、成型品を成型する条件においては、なんら成型品を成型する条件に影響なく、成型品を成型する条件を幅広く調整可能であることは言うもまでもない。したがって、汎用性のある射出成型金型および射出成型方法を提供できる。また上述のような構成は、本発明の射出成型金型および射出成型方法の実施の形態について説明した。しかしながら実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。

図面の簡単な説明

0014

本発明の実施例1を表す成型品とスプールランナーがゲートの位置で切断する直前の射出成型用金型の模式図である。
本発明の実施例1を表す成型品とスプールランナーがゲートの位置で切断する直後の射出成型用金型の模式図である。
本発明の実施例2を表す成型品とスプールランナーがゲートの位置で切断する直前の射出成型用金型の模式図である。
本発明の実施例2を表す成型品とスプールランナーがゲートの位置で切断する直後の射出成型用金型の模式図である。
本発明のゲート部の模式図である。
従来の成型金型内で製品押し出しプレートにより成型品とスプールランナーがゲートの位置で切断する直前の射出成型用金型の模式図である。
従来の成型金型内で製品押し出しプレートにより成型品とスプールランナーがゲートの位置で切断する直後の射出成型用金型の模式図である。

符号の説明

0015

1成型品
1a端子部挿入部
2コア
3スプールランナー
4製品押し出しプレート
5ゲート
6ノックピン
7 ランナー押し出しプレート

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