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技術 墓石用石室内装飾具

出願人 山内勝則
発明者 山内勝則
出願日 2005年10月31日 (15年0ヶ月経過) 出願番号 2005-317740
公開日 2007年5月17日 (13年6ヶ月経過) 公開番号 2007-120264
状態 特許登録済
技術分野 塔;農工業用築物;大型貯蓄容器の建設
主要キーワード 軟質素材製 中途適所 閉鎖的空間 現地加工 右端間 留めネジ 弾性樹脂製 係合形状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年5月17日)のものです。
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図面 (5)

課題

新造あるいは既存の墓石に拘わらず、遺骨を永く安置する空間として地下に設けられ、普段では目に触れることのない納骨室内を、永相応しい空間に変えると共に、石蓋解放時に簡便に交換、設置し得る新規な装飾技術を提供する。

解決手段

墓石5納骨用石室6内適所自立可能な2本の鉛直状脚部21,21を有すると共に、所定高さ位置に形成した水平梁部23の前側面に部24,24を突設した耐蝕性門型フレーム2を設け、鉤部24,24に対し、耐蝕性であって表面適所に適宜表面処理手段による描画31や刻字32等の装飾を施すと共に、上端側適所に鉤部24,24掛止用の吊下げ孔33,33を板厚方向に貫通した装飾プレート3の吊下げ孔33,33を着脱自在に組み合わせてなる墓石用石室内装飾具1である。

概要

背景

着目点
我が国のの多くは、伝統的な仏教的スタイル重視するものであり、その墓用石碑から下の構造は、地中に形成した筐体状納骨室後側の地上部を、竿状の墓用石碑を載置するための基台石で隠蔽し、その基台石の前方に開口する納骨室上方が納骨口となるようにしておき、通常はその納骨口を拝石板で封止し、場合によってはその上に飾り台蝋燭立て等といった墓付属品が設置されていて、遺骨埋葬するときだけ該拝石板を外して(墓付属品が置かれているときは、勿論それらを避けてから)納骨口を開き、骨壺や遺骨を収めるように構成されている。

(従来の技術)
一般に、図4の従来型墓石の断面図に示すように納骨室6は、重い基台石および墓用石碑を載置するための基礎部分を兼ねるように構成されており、地盤の緩み等によって墓用石碑が傾けられてしまうことのないよう、コンクリート打設する等して充分な強度を確保できるよう施工され、地中にあって地上の墓用石碑5等を支えるという強度面を重視したものに形成される上、納骨された遺骨および骨壺が、墓用石碑5等の下の地中に形成してある納骨室6で長期間に渡って大切に安置保管できるように形成されているのが一般的な構造となっている。

ところが、この納骨室6は、遺骨や骨壺を納めてしまえば全く表からは見えなくなってしまうため、殆どのものが造築したときの石材かもしくはコンクリートのままの面で囲まれたままとなっており、勿論照明されることもないことから、生前にその状態を見て自分がそのような場所に納められるとしたらと考えると極めて侘びしくなってしまうため、葬られた後にそのような惨めな状況に置かれないようにしたいとの考えと、死後の安泰を願う気持ちとから、古くは高塚古墳の壁画にもあり、また、例えば登録実用新案第3028843号公報や、特開平8−4353号公報、特開平10−317730号公報などにも散見されるような納骨室6内周壁面に装飾を施すようにした提案もあるにはある。

しかしながら、それらは、何れも造築の際に納骨室6内周壁面に装飾を施すようしたものであって、あくまで墓石と一体化されたものとしての実現を狙っており、故人に因んだ思いで深い写真その他の装飾などを、法事その他の折々に触れて故人が寂しくないように交換できるようにしたものは見当たらない。
(1)登録実用新案第3028843号公報 (2)特開平8−4353号公報 (3)特開平10−317730号公報

概要

新造あるいは既存の墓石に拘わらず、遺骨を永く安置する空間として地下に設けられ、普段では目に触れることのない納骨室内を、永相応しい空間に変えると共に、石蓋解放時に簡便に交換、設置し得る新規な装飾技術を提供する。 墓石5納骨用石室6内適所自立可能な2本の鉛直状脚部21,21を有すると共に、所定高さ位置に形成した水平梁部23の前側面に部24,24を突設した耐蝕性門型フレーム2を設け、鉤部24,24に対し、耐蝕性であって表面適所に適宜表面処理手段による描画31や刻字32等の装飾を施すと共に、上端側適所に鉤部24,24掛止用の吊下げ孔33,33を板厚方向に貫通した装飾プレート3の吊下げ孔33,33を着脱自在に組み合わせてなる墓石用石室内装飾具1である。

目的

この発明は、墓石に関連するあらゆる分野をその技術分野とするものであり、墓石用装飾具を製造する分野は勿論のこと、その製造に必要とする設備器具類を提供、販売する分野から、それら資材機械装置部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類プラスチック、各種金属材料等を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

墓石納骨用石室内適所自立可能とするようにした少なくとも2本の鉛直状脚部を有すると共に、所定高さ位置に形成した水平梁部の少なくとも石室内側向きとなる前側面に吊下げ用の部を突設してなる耐蝕性素材製門型フレームを設け、該門型フレームの鉤部に対し、耐蝕性素材製であって立て掛け姿勢表面適所に、印刷彫刻エッチング等適宜表面処理手段による描画や刻字等からなる装飾を施すと共に、上端側適所に鉤部掛止用の吊下げ孔を板厚方向に貫通、形成した装飾プレートの当該吊下げ孔を装着、掛止して着脱自在に組み合わせてなるものとしたことを特徴とする墓石用石室内装飾具

請求項2

墓石の納骨用石室内適所に自立可能とするようにした少なくとも2本の鉛直状脚部を有すると共に、所定高さ位置に形成した水平梁部の少なくとも石室内側向きとなる前側面に吊下げ用の鉤部を突設してなる耐蝕性素材製の門型フレームを設け、該門型フレームの鉤部に対し、耐蝕性素材製であって立て掛け姿勢表面適所に、印刷、彫刻、エッチング等適宜表面処理手段による描画や刻字等からなる装飾を施すと共に、上端側適所に鉤部掛止用の吊下げ孔を板厚方向に貫通、形成した装飾プレートの当該吊下げ孔を装着、掛止して着脱自在に組み合わせてなるものとし、墓石納骨用石室内の内側壁に沿う適所か、納骨用石室内適所を仕切る位置適所かに自立させ、当該装飾プレートによって交換自在な装飾を可能とするものとしたことを特徴とする墓石用石室内装飾具。

請求項3

墓石の納骨用石室内適所に自立可能とするようにした少なくとも2本の鉛直状脚部を有すると共に、所定高さ位置に形成した水平梁部の少なくとも石室内側向きとなる前側面の左右中途所定間隔を隔てた2箇所の夫々に吊下げ用の鉤部を突設してなる耐蝕性素材製の門型フレームを設け、該門型フレームの左右鉤部に対し、耐蝕性素材製であって立て掛け姿勢表面適所に、印刷、彫刻、エッチング等適宜表面処理手段による描画や刻字等からなる装飾を施すと共に、上端側の左右端間中途の均衡する配置であって所定間隔を隔てた2箇所の夫々に、鉤部掛止用の吊下げ孔を板厚方向に貫通、形成した装飾プレートの当該左右吊下げ孔を装着、掛止して着脱自在に組み合わせてなるものとしたことを特徴とする墓石用石室内装飾具。

請求項4

墓石の納骨用石室内適所に自立可能とするようにした少なくとも2本の鉛直棒状であって下向き先鋭型脚部を有すると共に、所定高さ位置に形成した水平梁部の少なくとも石室内側向きとなる前側面の左右中途の所定間隔を隔てた2箇所の夫々に吊下げ用の鉤部を突設してなる耐蝕性素材製の門型フレームを設け、該門型フレームの左右鉤部に対し、耐蝕性素材製であって立て掛け姿勢表面適所に、印刷、彫刻、エッチング等適宜表面処理手段による描画や刻字等からなる装飾を施すと共に、上端側の左右端間中途の均衡する配置であって所定間隔を隔てた2箇所の夫々に、鉤部掛止用の吊下げ孔を板厚方向に貫通、形成した装飾プレートの当該左右吊下げ孔を装着、掛止して着脱自在に組み合わせてなるものとしたことを特徴とする墓石用石室内装飾具。

請求項5

墓石の納骨用石室内適所に自立可能とするようにした少なくとも2本の鉛直棒状であって下向き先鋭型脚部を有すると共に、所定高さ位置に形成した水平梁部の少なくとも石室内側向きとなる前側面の左右中途の所定間隔を隔てた2箇所の夫々に吊下げ用の鉤部を突設してなる耐蝕性素材製の門型フレームを設け、該門型フレームの左右鉤部に対し、耐蝕性素材製であって立て掛け姿勢表面適所に、印刷、彫刻、エッチング等適宜表面処理手段による描画や刻字等からなる装飾を施すと共に、上端側の左右端間中途の均衡する配置であって所定間隔を隔てた2箇所の夫々に、鉤部掛止用の吊下げ孔を板厚方向に貫通、形成した装飾プレートの当該左右吊下げ孔を装着、掛止して着脱自在に組み合わせた上、十分な接地面積を確保した底面を有し、上面適所に門型フレームの各脚部下端を鉛直上方から挿し込み可能とする筒状支持部を立設したベースプレートを、必要に応じて組み込み可能なものとしたことを特徴とする墓石用石室内装飾具。

請求項6

装飾プレートが、タイル製であってその立て掛け姿勢表面の少なくとも中央付近の適所に、耐蝕性カラー印刷による装飾を施したものからなり、裏面の略全面に渡り耐蝕性軟質素材製緩衝シート層による被覆を施してなるものとした、前記請求項1ないし5何れか一項記載の墓石用石室内装飾具。

請求項7

門型フレームが、水平梁部の上側に横転「コ」字型か、反転「U」字型状のハンドル部を一体形成してなるものとした、前記請求項1ないし6何れか一項記載の墓石用石室内装飾具。

請求項8

門型フレームが、各脚部下端に、十分な接地面積を確保した底面を有するベースプレートを一体形成してなるものとした、前記請求項1ないし3何れか一項記載の墓石用石室内装飾具。

技術分野

0001

この発明は、墓石に関連するあらゆる分野をその技術分野とするものであり、墓石用装飾具を製造する分野は勿論のこと、その製造に必要とする設備器具類を提供、販売する分野から、それら資材機械装置部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力エネルギー源である電気オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ回収運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野などの外、現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。

背景技術

0002

着目点
我が国のの多くは、伝統的な仏教的スタイル重視するものであり、その墓用石碑から下の構造は、地中に形成した筐体状納骨室後側の地上部を、竿状の墓用石碑を載置するための基台石で隠蔽し、その基台石の前方に開口する納骨室上方が納骨口となるようにしておき、通常はその納骨口を拝石板で封止し、場合によってはその上に飾り台蝋燭立て等といった墓付属品が設置されていて、遺骨埋葬するときだけ該拝石板を外して(墓付属品が置かれているときは、勿論それらを避けてから)納骨口を開き、骨壺や遺骨を収めるように構成されている。

0003

(従来の技術)
一般に、図4従来型の墓石の断面図に示すように納骨室6は、重い基台石および墓用石碑を載置するための基礎部分を兼ねるように構成されており、地盤の緩み等によって墓用石碑が傾けられてしまうことのないよう、コンクリート打設する等して充分な強度を確保できるよう施工され、地中にあって地上の墓用石碑5等を支えるという強度面を重視したものに形成される上、納骨された遺骨および骨壺が、墓用石碑5等の下の地中に形成してある納骨室6で長期間に渡って大切に安置保管できるように形成されているのが一般的な構造となっている。

0004

ところが、この納骨室6は、遺骨や骨壺を納めてしまえば全く表からは見えなくなってしまうため、殆どのものが造築したときの石材かもしくはコンクリートのままの面で囲まれたままとなっており、勿論照明されることもないことから、生前にその状態を見て自分がそのような場所に納められるとしたらと考えると極めて侘びしくなってしまうため、葬られた後にそのような惨めな状況に置かれないようにしたいとの考えと、死後の安泰を願う気持ちとから、古くは高塚古墳の壁画にもあり、また、例えば登録実用新案第3028843号公報や、特開平8−4353号公報、特開平10−317730号公報などにも散見されるような納骨室6内周壁面に装飾を施すようにした提案もあるにはある。

0005

しかしながら、それらは、何れも造築の際に納骨室6内周壁面に装飾を施すようしたものであって、あくまで墓石と一体化されたものとしての実現を狙っており、故人に因んだ思いで深い写真その他の装飾などを、法事その他の折々に触れて故人が寂しくないように交換できるようにしたものは見当たらない。
(1)登録実用新案第3028843号公報 (2)特開平8−4353号公報 (3)特開平10−317730号公報

発明が解決しようとする課題

0006

問題意識
こうした伝統的な構造を基本としてきた墓も、国民全体に経済的なゆとりを生じ、先祖供養や自らの来世等についても十分な余裕を持って考えられるような時代となってきたことや、貿易事情労働事情等が変化して生産流通体制が国際的になり、貴重な石材を現地加工による完成品として輸入され始め、高い品質の石碑が、大量且つ安価に提供できるようになってきたこと等、幾つかの理由が重なり、最近では、墓石に関するデザイン競争拍車が掛かり、専ら外観上の豪華さだけを競い合い、顧客吸引のための動きだけが強まっていて、御霊を永遠に奉るために必要とされる墓石の構造、機能部分についての探求が等閑となっているようにも見受けられる。

0007

(発明の目的)
本願発明者は、このような墓の現状に鑑み、石材業に従事する者の一人として、墓本来の姿を基本から見詰め直し、繁栄を続けるこの時代に必要な墓、即ち故人の供養としてより充実した墓の姿を見極める必要性を痛感し、多方面からの研究を続け、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作実験とを繰り返してきた結果、墓が家々の記念碑的な使命を帯びて建立されることから、その外観的な要素を抜きにしては成り立ち得ないものであるものの、しかし、単にそれが見栄えだけに捕らわれたものであって、普段では目に触れることのない部分、即ち遺骨を永く安置する空間として地下に設けられる納骨室部分や、地震時の耐久強度に関連した各部の形状あるいは接続構造等といった部分が軽んじられてしまっていたのでは、墓本来の慰という目的が十分に全うされるものとはなり得ないとの結論に達し、それらの中、特に、納骨用石室の現状に注目し、永相応しい空間造りに取り組み、遂にここにきて新規な構造からなる墓石用石室内装飾具を完成し、その実用化に成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述していくこととする。

課題を解決するための手段

0008

(発明の構成)
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の墓石用石室内装飾具は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、墓石の納骨用石室内適所自立可能とするようにした少なくとも2本の鉛直状脚部を有すると共に、所定高さ位置に形成した水平梁部の少なくとも石室内側向きとなる前側面に吊下げ用の部を突設してなる耐蝕性素材製門型フレームを設け、該門型フレームの鉤部に対し、耐蝕性素材製であって立て掛け姿勢表面適所に、印刷彫刻エッチング等適宜表面処理手段による描画や刻字等からなる装飾を施すと共に、上端側適所に鉤部掛止用の吊下げ孔を板厚方向に貫通、形成した装飾プレートの当該吊下げ孔を装着、掛止して着脱自在に組み合わせてなるものとした構成を要旨とする墓石用石室内装飾具である。

0009

これを表現を変えて示すと、墓石の納骨用石室内適所に自立可能とするようにした少なくとも2本の鉛直状脚部を有すると共に、所定高さ位置に形成した水平梁部の少なくとも石室内側向きとなる前側面に吊下げ用の鉤部を突設してなる耐蝕性素材製の門型フレームを設け、該門型フレームの鉤部に対し、耐蝕性素材製であって立て掛け姿勢表面適所に、印刷、彫刻、エッチング等適宜表面処理手段による描画や刻字等からなる装飾を施すと共に、上端側適所に鉤部掛止用の吊下げ孔を板厚方向に貫通、形成した装飾プレートの当該吊下げ孔を装着、掛止して着脱自在に組み合わせてなるものとし、墓石納骨用石室内の内側壁に沿う適所か、納骨用石室内適所を仕切る位置適所かに自立させ、当該装飾プレートによって交換自在な装飾を可能とするものとした構成からなる墓石用石室内装飾具となる。

0010

上記の基本的な構成によるこの発明の墓石用石室内装飾具を、より具体的なものとして示せば、墓石の納骨用石室内適所に自立可能とするようにした少なくとも2本の鉛直状脚部を有すると共に、所定高さ位置に形成した水平梁部の少なくとも石室内側向きとなる前側面の左右中途所定間隔を隔てた2箇所の夫々に吊下げ用の鉤部を突設してなる耐蝕性素材製の門型フレームを設け、該門型フレームの左右鉤部に対し、耐蝕性素材製であって立て掛け姿勢表面適所に、印刷、彫刻、エッチング等適宜表面処理手段による描画や刻字等からなる装飾を施すと共に、上端側の左右端間中途の均衡する配置であって所定間隔を隔てた2箇所の夫々に、鉤部掛止用の吊下げ孔を板厚方向に貫通、形成した装飾プレートの当該左右吊下げ孔を装着、掛止して着脱自在に組み合わせてなるものとした墓石用石室内装飾具といえる。

0011

同様に、墓石の納骨用石室内適所に自立可能とするようにした少なくとも2本の鉛直棒状であって下向き先鋭型脚部を有すると共に、所定高さ位置に形成した水平梁部の少なくとも石室内側向きとなる前側面の左右中途の所定間隔を隔てた2箇所の夫々に吊下げ用の鉤部を突設してなる耐蝕性素材製の門型フレームを設け、該門型フレームの左右鉤部に対し、耐蝕性素材製であって立て掛け姿勢表面適所に、印刷、彫刻、エッチング等適宜表面処理手段による描画や刻字等からなる装飾を施すと共に、上端側の左右端間中途の均衡する配置であって所定間隔を隔てた2箇所の夫々に、鉤部掛止用の吊下げ孔を板厚方向に貫通、形成した装飾プレートの当該左右吊下げ孔を装着、掛止して着脱自在に組み合わせてなるものとした構成の墓石用石室内装飾具であるということができる。

0012

更にまた、墓石の納骨用石室内適所に自立可能とするようにした少なくとも2本の鉛直棒状であって下向き先鋭型脚部を有すると共に、所定高さ位置に形成した水平梁部の少なくとも石室内側向きとなる前側面の左右中途の所定間隔を隔てた2箇所の夫々に吊下げ用の鉤部を突設してなる耐蝕性素材製の門型フレームを設け、該門型フレームの左右鉤部に対し、耐蝕性素材製であって立て掛け姿勢表面適所に、印刷、彫刻、エッチング等適宜表面処理手段による描画や刻字等からなる装飾を施すと共に、上端側の左右端間中途の均衡する配置であって所定間隔を隔てた2箇所の夫々に、鉤部掛止用の吊下げ孔を板厚方向に貫通、形成した装飾プレートの当該左右吊下げ孔を装着、掛止して着脱自在に組み合わせた上、十分な接地面積を確保した底面を有し、上面適所に門型フレームの各脚部下端を鉛直上方から挿し込み可能とする筒状支持部を立設したベースプレートを、必要に応じて組み込み可能なものとしてなる墓石用石室内装飾具ということが可能である。

発明の効果

0013

以上のとおり、この発明の墓石用石室内装飾具によれば、墓石用石室内に自立可能とした門型フレームに対して立て掛け姿勢表面適所に、印刷、彫刻、エッチング等適宜表面処理手段による描画や刻字等からなる装飾を施した装飾プレートを吊り下げ状に組み合わせたものとすることにより、墓石納骨用石室内の内側壁に沿う適所か、納骨用石室内適所を仕切る位置適所かに自立させ、当該装飾プレートによって交換自在な装飾が可能となり、従前までであれば、墓石の新造建替えのときにのみ内側壁面に装飾を施すことができるものであったが、既存の墓石石室内にも簡便に設置することが可能となり、しかも門型フレーム水平梁部の鉤部に対して装飾プレートの下げ孔を掛け止めるものとしたことにより、狭く暗い石室内であっても煩わしい作業を必要とせずに簡便に吊り下げることができ、納骨式や法事等の節目毎に故人に因む他の装飾プレートと労せずして交換できるものとなって供養する人々の心を癒すことができるという秀れた特徴が得られるものである。

0014

加えて、門型フレームの鉛直棒状とした各脚部を下向き先鋭型に形成したものとすることにより、底部に地面が露出している石室内にも容易に突き刺して、当該装飾具の全体を確実に自立させることができものとなり、さらに、門型フレームの各脚部に対応する位置に夫々筒状支持部を立設させたベースプレートを組み込んだものとすることによって底面が、コンクリートや石材等に覆われている石室内であっても安定的に自立させることができるものとなり、様々な形式の墓石に対応させることができる。

0015

また、装飾プレートをタイル製のものとし、立て掛け姿勢表面の中央付近適所に、耐蝕性カラー印刷による装飾を施したものとすることにより、湿気の多い地中に収容された場合であっても高い耐蝕性を発揮できると共にカラー写真や絵画イラスト模様文章文字記号の表示等、故人や遺族意向に添った装飾を容易且つ自在に実現することができるという優れた特徴が得られ、さらに、裏面の略全面に耐蝕性軟質素材製緩衝シート層を形成したことにより、門型フレームとの接触や外部振動等を緩衝して装飾プレートの耐久強度を向上させ、不吉な破損や割れ等の発生を防止して充実した供養を実現可能とすることができる。

0016

さらに、門型フレーム水平梁部の上側に横転「コ」字型か、反転「U」字型状のハンドル部を一体形成したものとすることにより、地中に形成された石室内にも、該ハンドル部を把持して吊り下げ状に操作しながら容易に設置することができるものとなり、しかも礼服等の正装で石室内からの撤去交換作業を行う際にも、不用意に落下させたりする失敗を無くして安全、確実に取り扱うことができるようになり、仏事の厳かな雰囲気を大切にすることができるものとなる。

0017

そして、門型フレームの各脚部下端に、十分な接地面積を確保した底面を有するベースプレートを一体に形成したものとすることにより、石室内底面がコンクリートや石材製のものとなって地面への突き刺しによる自立が不可能な場合に適した、専用の装飾具として用いることを可能とし、別体型のベースプレートを組み込むものに比較して部品点数を大幅に削減し、スッキリとした外観を得て比較的廉価に製造することができるという特徴を得ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0018

上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
門型フレームは、墓石納骨用石室内の内側壁に沿う適所か、納骨用石室内適所を仕切る位置の適所かに自立させ、装飾プレートを掛止、装着して着脱自在に組み合わせることを可能とする機能を果たすものであり、耐蝕性に優れた素材製であって装飾プレートを十分な強度をもって所定の高さ位置、姿勢に支持可能なものとしなければならず、石室内底部に自立可能な2本以上の脚部を有し、装飾プレートを装着する高さ位置には、吊着用の鉤部を設けたものとすべきであって、後述する実施例にも示すように、耐蝕性金属製の棒材からなる2本の鉛直状脚部間に、同一素材製板状の水平梁部を掛け渡し状に組み合わせて一体化し、該水平梁部の中途適所に吊着用の鉤部を突設したものとすることが可能であり、必要に応じて脚部下端側に装着可能なベースプレートを一体化、あるいは脱着可能に組み合わせたものとすることができ、その素材には強度と耐蝕性とに優れたステンレス鋼チタン合金アルミニウム合金等を選択するのが望ましが、ポリカーボネートFRP等の比較的耐蝕性の高い合成樹脂製もしくはセラミックス製のものとすることも可能である。
また、この門型フレームは、水平梁部よりも上側となる適所に、後述する実施例に示すような、横転「コ」字型か反転「U」字型状のハンドル部を一体形成したものとすることが可能であり、さらに該ハンドル部の外周表面に緩衝用滑り止め用となる発泡樹脂製グリップ外装したものとすることができる。

0019

脚部は、装飾プレートを装着した門型フレームを、墓石納骨用石室内の底面に自立可能とする機能を果たすものであり、2本以上の略鉛直状に延伸、形成したものとしなければならず、門型フレームの下部に一体形成されたものや、あるいは別体の部品を脱着可能に組み合わせるもの等とすることが可能であって、より具体的には、後述する実施例に示すように、下向き先鋭状に形成し、地中に突き刺して自立、可能なものとすることができる外、下端に十分な接地面積を形成するベースプレートが一体化され、コンクリート製や石材製等の硬質な底面上にも安定的に自立させることができるようにしたもの、あるいは、十分な接地面積を確保し、上面適所に下向き先鋭状の下端側を夫々挿し込み可能とする筒状支持部を立設した別体型のベースプレートを、脱着自在に組み合わせ可能としたもの等とすることができる。

0020

水平梁部は、門型フレームの少なくとも表側となる適所に、装飾プレート吊着用の鉤部を形成可能とする機能を果たすものであり、2本以上の鉛直状脚部の所定高さ位置間に梁状に掛け渡され、門型に一体化させたものとしなければならず、後述する実施例に示すように、各脚部と同一の素材からなるものとし、少なくとも自立の際に表側配置となる左右間の適宜間隔を隔てた望ましくは2箇所、夫々に上向き係合可能な形状とした鉤部を突設したものとすべきであり、必要に応じて各鉤部間の間隔を変更、調節可能とする調節機構を設けたものとすることが可能である。

0021

鉤部は、門型フレームの水平梁部適所に、装飾プレートの吊下げ孔を着脱自在に掛着可能として、異なる装飾が施された複数枚の装飾プレートを交換自在に装飾、可能とする機能を果たすものであり、装飾プレートを安定して吊着出来る程度に十分な強度を有し、水平梁部の石室内側向きとなる前側面か、前後側面両方かの何れかに固着されたものとし、且つ暗くて狭い納骨室内にあっても装飾プレートの付け替え作業を簡便、確実に行える程度に十分な大きさの係合形状に形成されたものとしなければならず、水平梁部に熔接圧入接着等により一体化されたものや、あるいは後述の実施例には示していないが、ボルト結合による取付け構造を有して破損の際や、交換装飾プレートの吊下げ孔形状、寸法等に応じて着脱、交換可能としたものかの何れかとすることが可能であり、さらに上下左右位置調節や、突出量の調節等を可能とした調節機構を有するものとすることができる。

0022

装飾プレートは、墓石納骨用石室内に自立させた門型フレームの表側となる適所に装着され、該納骨用石室内を故人や遺族の意志、あるいは宗教等に基づいた描画や刻字等によって装飾し、暗く陰気なイメージのある石室内を、供養に適した明るく前向きなイメージに変えるという機能を果たすものであり、耐蝕性に優れた素材製であって、立て掛け姿勢表面適所に、適宜表面処理手段による描画や刻字、印字等からなる装飾を施すと共に、上端側適所に鉤部掛止用の吊下げ孔を板厚方向に貫通、形成したものとしなければならず、その素材をより具体的に示すと例えばタイル、石材、コンクリート、セラミックス、七宝焼き、ステンドグラスクリスタルガラスステンレス合金、チタン合金、アルミニウム合金、ジュラルミンマグネシウム合金アクリル、ポリカーボネート、FRP等から選択することができ、必要に応じて保護皮膜によるコーティングや、後述する実施例に示すような耐蝕性緩衝シート層の形成等が可能である。

0023

表面処理手段は、耐蝕性に秀れた装飾プレートの立て掛け姿勢とした際に表面側となる適所に、耐久性に優れた描画や刻字、印字等を施すものであり、写真、絵画、イラスト、模様、三次元立体的)画像、手書きによる毛筆ペン等による文字、活字、記号その他の素材を用いたものとすることが可能であって、装飾プレートの素材や装飾の形態等に応じて適宜選択すべきであり、より具体的には、インクジェットプリントシルク印刷、エッチング、ウォータジェット加工放電加工レーザー加工等の彫刻、樹脂コーティング鍍金、その他各種手段を単独でか適宜組み合わせるかしたものとすることができる。

0024

吊下げ孔は、門型フレーム水平梁部に突設された各鉤部に着脱自在に係合可能であり、装飾プレートを門型フレームの適宜高さ位置に交換、可能に装着できるものとする機能を果たすものであり、装飾プレート上端側の鉤部に対応する各所に、板厚方向に貫通したものとして形成されたものとすべきであるが、装飾プレート裏面側にのみ開口し、奥の孔径が拡大されて鉤部先端に係合可能としたものとすることも可能であり、何れの構造とした場合にも狭く暗い石室内にあっても簡便に装着および分離操作可能な形状、寸法に設定したものとするのが望ましい。

0025

ベースプレートは、十分な面積を納骨用石室内の底面に接合可能とし、適所に装飾プレートを装着した門型フレームの各脚部下端を安定的に支持可能とする機能を果たすものであり、各脚部に個別に設けられたものとすることが出来る外、複数本の脚部に対して1個のプレートを設けたものとすることが可能であり、下向き先鋭状に形成された各脚部下端に着脱自在に装着し、設置対象となる石室底面が地面の場合には、先鋭状の脚部を地面に突き刺し立設可能とするか、あるいは当該ベースプレートを装着して地面に置くようにすることができるものかの何れかを選択可能とし、もしくは各脚部下端に一体に固着し、底面がコンクリート製や石材製の石室の場合に専用のものとして用いるようにしたものとすることができる。

0026

ベースプレートを、門型フレームの脚部下端に装着可能とする場合には、後述する実施例に示すように、該ベースプレート上面の適所に門型フレームの各脚部を、上方から下向きに挿し込み可能とした筒状支持部を立設したものとするのが望ましく、各筒状支持部の内周面弾性樹脂製筒型スペーサー等を装着しておき、門型フレーム脚部を圧入、装着して一体化できるものとすることが可能であり、また、各筒状支持部の外側、径方向から留めネジ螺着し、筒状支持部に装着した脚部を締め付け、仮留め可能なものとすることができる。

0027

墓石は、地中もしくは地上の適所に石室を有して納骨可能とする機能を果たすものであり、和型、洋型、および故人や遺族の要望に応じてデザインされたオリジナル墓石等様々なものとすることが可能であって、新設もしくは既存に関わらず、何れの納骨用石室にも当該石室内装飾具を設置することが可能である。

0028

納骨用石室は、地中または地上の適所に遺骨や遺品類等を納めることができる閉鎖的空間を形成するという機能を果たすものであり、遺骨等を適正に安置できる空間を確保するよう周囲を確りとした壁面で囲み、適所に開閉可能な石蓋または扉、引き戸等を有するものとすべきであり、底面に地面が露出したものとするか、あるいはコンクリート製や石材製の硬質なものとするかの何れのものとすることも可能である。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。

0029

図1の分解状態にある墓石用石室内装飾具の斜視図、図2の石室内の地面に設置された墓石用石室内装飾具の斜視図、および図3の石室内の硬質底面上に設置された墓石用石室内装飾具の斜視図に図示される事例は、墓石5の納骨用石室6内適所に自立可能とするようにした2本の鉛直状脚部21,21を有すると共に、所定高さ位置に形成した水平梁部23の石室6内側向きとなる前側面に吊下げ用の鉤部24,24を突設してなる耐蝕性素材製の門型フレーム2を設け、該門型フレーム2の鉤部24,24に対し、耐蝕性素材製であって立て掛け姿勢表面適所に、印刷、彫刻、エッチング等適宜表面処理手段による描画31や印字32等からなる装飾を施すと共に、上端側適所に鉤部24,24掛止用の吊下げ孔33,33を板厚方向に貫通、形成した装飾プレート3の当該吊下げ孔33,33を装着、掛止して着脱自在に組み合わせてなる、この発明の墓石用石室内装飾具における代表的な一実施例を示すものである。

0030

当該墓石用石室内装飾具1は、ステンレス鋼製の概略横転「コ」字状をなした門型フレーム2と、それに吊り下げ状に装着される装飾プレート3とからなり、該門型フレーム2は、直径約6・のステンレス鋼棒を大凡反転「U」字型の輪郭折曲し、左右の上下長約600・の鉛直棒状の脚部21,21と、それら左右脚部21,21上端間に横架状に連続し、左右長約200・の水平棒状としたハンドル部22とを形成し、該ハンドル部21から約120・ならびに約370・下方となる左右脚部21,21中途部間には、夫々上下幅約15・、厚み約3・の板状水平梁部23,23が略水平状に掛け渡され、熔接によって一体化されたものとし、上側に配された水平梁部23の設置利用の際に石室内側向きとなる前側面の上下中央であって左右中央から左右外側に約75・(左右間隔約150・)の位置に、長さ約15・、直径約6・、先端に約3・上向きに突出した係合25を形成した鉤部24,24の基部を、板厚方向に貫通させて熔接し、一体化したものとなっている。

0031

門型フレーム2の左右脚部21,21の下端は、夫々下向き円錐型もしくは角錐型とした先鋭状に形成したものとなっている上、左右幅約300・、奥行き約220・、厚さ約3・のステンレス製矩形平板からなり、設置利用の際に石室内側向きとなる前方縁から後方に約150・であって、左右中央から左右外側に約100・(左右間隔約200・)の左右2箇所に、内径約6.5・、肉厚約2・、高さ約200・の鉛直円筒状の筒状支持部41,41を立設し、熔接によって一体化したベースプレート4を組み合わせ可能なものとしており、該ベースプレート4各筒状支持部41,41の設置利用の際に石室壁面側(筒状支持部41の周壁面後側)となる上端寄りの箇所には、肉厚を貫通させたナット部42,42を熔接、一体化して各ナット部42,42に、各筒状支持部41,41に挿着した門型フレーム2脚部21,21を、手作業による回転操作によって締め付け、仮固定可能とする留めネジ43,43を螺着したものとしている。

0032

装飾プレート3は、縦横約300・、厚み約10・の矩形板状のタイル製であって、上端縁から下方に約25・、左右中央から約100・(左右間隔約200・)の左右2箇所に、内径約9・の吊下げ孔33,33が板厚方向に貫通され、設置利用の際に石室内側向きとするよう光沢平滑面に仕上げた表面の左右吊下げ孔33,33より下側となる中央付近であって左右幅約270・、上下約200・の範囲には、故人に因む写真や絵画、イラスト、模様等を表示する画像表示範囲31を、また、その下端側の左右幅約200・、上下約30・の範囲には、上側に表示した画像や模様等の題名や故人が生前好んだ信条格言等を表示する文字表示範囲32を設定し、夫々を表面処理手段であるUV硬化インクジェットプリントによってカラー印刷したものとなっている。

0033

該装飾プレート3は、吊下げ孔33,33を除く裏側全面に渡り、厚み約2・のウレタン発泡樹脂製の緩衝シート層34を貼着したものとし、さらに、画像表示範囲31や文字表示範囲32の配置や形状等を変更したものや、装飾プレート3自体の外郭形状円形楕円型、菱形あるいはその他の形状に変更したもの等を準備して置き、石室を開放する際に装飾プレート3を別の表示、形状のものに変更可能なものとすることができる。

0034

(実施例の作用)
以上のとおりの構成からなる実施例の墓石用石室内装飾具1は、図2中に示すように墓石5納骨用石室6内の底面が、地面を露出させたものの場合には、門型フレーム2ハンドル部22を把持して鉤部24,24が突出する表面側を、石室6内中央側に向ける姿勢として同石室6内の適切な配置となる壁面に添って降ろし、門型フレーム2左右脚部21,21の各下向き先鋭状の下端を地中に挿し込み、確りと自立させるよう立設した後、装飾プレート3を石室内中央に表面を向けて各吊下げ孔33,33が、水平梁部23の鉤部24,24に係合するよう装着し、石室6内を装飾することが可能である。

0035

また、墓石5納骨用石室6内の底面が、コンクリート製あるいは石材製であって門型フレーム2脚部21,21の下向き先鋭状下端を利用して立設できない場合には、図1および図3中に示すように、各脚部21,21の下端をベースプレート4の筒状支持部41,41上端から挿し込み、留めネジ43,43を締め付けて仮固定し、該ベースプレート4下面を硬質な底面上に接地させて自立状に立設させることが可能であり、装飾プレート3を鉤部24,24に安定に吊り下げ装着することができものとなる。

0036

(実施例の効果)
以上のような構成からなる実施例の墓石用石室内装飾具1は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、図1中に示したように、門型フレーム2の上側に配置された水平梁部23に突設された鉤部24,24の各先端に上向きに突出するよう形成した係合瘤25,25によれば、各係合瘤25,25を熔接によって肉盛りする等して簡単に製造することが可能となり、門型フレーム2の低廉化を図ることができる。

0037

該門型フレーム2に組み合わせたベースプレート4は、留めネジ43,43を弛めて、門型フレーム3を取り外し、下向き先鋭状の脚部21,21下端を露出させ、図2中に示したように、石室6内に露出する地面に突き刺し、立設させることができる外、コンクリート製や石材製等の硬質な石室6床面上に設置する際には、図3中に示したように、各脚部21,21の下端を、ベースプレート4の各筒状支持部41,41に挿着し、留めネジ43,43を締め付けて仮留めし、該ベースプレート4下面を接地させて安定に据え置き、自立させることが可能となり、新設あるいは既存の別に拘わらず様々な形態の墓石納骨用石室6に設置できるものとなる。

0038

また、図1中に示したように、タイル製装飾プレート3裏面の略全体に、発泡ウレタン製の緩衝シート層34を貼着したものでは、門型フレーム2との接触を緩衝して摩耗や破損を防止することができる外、不快な接触音の発生を防止できる上、万が一落下させてしまった場合に破片飛散を防止できるという利点が得られる。

0039

(結 び)
叙述の如く、この発明の墓石用石室内装飾具は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で簡素な構造の上、比較的軽量で礼服等正装の作業者が一人でも簡便に取り扱い設置が可能であり、新設、既存を問わず様々な墓石納骨用石室内を安置に相応しく装飾でき、生前の故人に因んだ装飾によって前向きなイメージに変えわるよう、節目節目に際してデザインの異なる装飾プレートと平易に交換し、新たな心で故人の冥福を祈ることができるようになるという秀れた効果が得られ、従来までの石室内壁面直接描画あるいは彫刻を施す壁面装飾に比較して経済性にも秀れていることから、墓石の購入に多大な経費を要することとなる遺族に大いに歓迎されるのは勿論、その意図するところが墓石販売業は固よりのこと各方面からも高く評価され、広範に利用、普及していくものになると予想される。

図面の簡単な説明

0040

図面は、この発明の墓石用石室内装飾具の技術的思想具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
分解状態にある墓石用石室内装飾具を示す斜視図である。
石室内の地面に突き刺して自立させた墓石用石室内装飾具を示す斜視図である。
ベースプレートを利用して立設した墓石用石室内装飾具を示す斜視図である。
従来型の和型墓石を断面化して示す斜視図である。

符号の説明

0041

1墓石用石室内装飾具
2門型フレーム
21 同 脚部
22 同ハンドル部
23 同水平梁部
24 同鉤部
25 同係合瘤
3装飾プレート
31 同画像表示範囲
32 同文字表示範囲
33 同吊下げ孔
34 同緩衝シート層
4ベースプレート
41 同 筒状支持部
42 同ナット部
43 同留めネジ
5墓石
6納骨用石室

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