図面 (/)

技術 回転駆動装置、画像作像装置、画像形成装置、カラー画像形成装置

出願人 株式会社リコー
発明者 神谷拓郎
出願日 2005年10月21日 (13年9ヶ月経過) 出願番号 2005-307214
公開日 2007年5月10日 (12年2ヶ月経過) 公開番号 2007-114568
状態 特許登録済
技術分野 電子写真における除電・感光体形状 電子写真一般。全体構成、要素 カラー電子写真
主要キーワード ネジ穴内 円錐穴 メンテ性 テーパ部材 作像デバイス 皿ネジ 駆動デバイス 機械的変動
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年5月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

安価で高画質カラー画像形成装置を提供する。

解決手段

駆動軸2は2枚の側板3、4に軸受5を介して保持する。片方の側板4にはブラケット6を介して駆動モータ7を設置する。駆動モータ7はボス部7aで駆動軸2に対し位置決め連結する。駆動モータ7のボス部7aには一方にソリッドな穴7bを開け、他方にはネジ穴7cを開ける。また駆動軸2には貫通穴2aを開ける。ここに穴7b側から貫通穴2aを通してネジ穴7cにネジ8を捩じ込む。またボス部7aにはスリット7dを切り、ネジ8に締結トルク掛けると、ボス部7aはネジ8の頭とネジ穴7cによって圧縮され、スリット7dによって変形しやすいボス部7aの内径が狭まり、駆動軸2とボス部7aが圧着一体化するようにする。この状態で、駆動軸2と駆動モータ7との間には別部品が介在しないため、余計な偏芯ガタが生じない。

概要

背景

今日、電子写真装置では、市場からの要求にともない、カラー複写機カラープリンタなど、カラー画像出力のものが多くなってきている。

カラー電子写真装置には、1つの感光体のまわりに複数色の現像装置を備え、それらの現像装置でトナーを付着させて感光体上に合成トナー画像を形成し、そのトナー画像を転写してシートカラー画像を記録する、いわゆる1ドラム型のものと、並設した複数の感光体にそれぞれ個別に現像装置を備え、各感光体上にそれぞれ単色トナー画像を形成し、それらの単色トナー画像を順次転写してシートに合成カラー画像を記録する、いわゆるタンデム型のものとがある。

1ドラム型とタンデム型とを比較すると、前者には、感光体が1つであるから、比較的小型化でき、コストも低減できる利点はあるものの、1つの感光体を用いて複数回(通常4回)の画像形成を繰り返してフルカラー画像を形成するから、画像形成の高速化には困難である。また後者は、並設した複数の感光体を備えるがために装置が大型化し、コスト高となる欠点はあるものの、画像形成の高速化が容易である利点がある。

最近では、フルカラーでのコピープリント等もモノクロ並みのスピード要求が望まれることから、タンデム型が注目されてきている。

タンデム型の電子写真装置には、各感光体上の画像を転写装置によりシート搬送ベルトで搬送するシートに順次転写する直接転写方式のものと、各感光体上の画像を1次転写装置によりいったん中間転写体に順次転写して後、その中間転写体上の画像を2次転写装置によりシートに一括転写する間接転写方式のものとがある。転写装置は転写搬送ベルトであるが、ローラ形状の方式もある。

いずれの方式でも、各色の画像を色ズレなく重ねて作像する機能を高めることが大きな課題であり、感光体や中間転写体等の作像デバイスを一定の速度で駆動するために様様な工夫がなされている。

一般的には駆動モータからギヤプーリ等の減速機構を設けて作像デバイスを駆動する。この場合、減速機構の機械的変動により、作像デバイスを一定に一様に駆動するのが困難である。さらには振動が発生しやすく、画像劣化の原因となりやすい。

この課題への対応の一つとして、作像デバイスの駆動軸モータ出力軸とダイレクト繋ぐという方法が考えられる。

ここでさらに課題となるのが、ダイレクトに繋ぐ場合の繋ぎ方である。回転変動を増加させないために偏芯等が発生しない構成が必要である。一般的にエンコーダ等の連結には精密なカップリングが用いられるが、そのような部品OA機器等に用いるは高価で、採用が難しいからである。

また、前述のようなカップリングを用いた構成は、組み付ける際にネジ等が奥まった部分になるため着脱が困難になることがある。

特許文献1には、インクジェット装置記録部キャリッジを主走査方向に往復移動させるための駆動力を与えるリードスクリュは、モータの駆動力により回転され、モータの出力軸はリードスクリュ軸直結され、モータの出力軸を中空の軸で形成して、この中空部にリードスクリュ軸の一端部が嵌め込まれて固定されている例が開示されている。

特許文献2には、カラーPPCの感光体を駆動するモータと感光体軸を同心を確保して締結する軸結合装置であり、片側は周方向に分割されたグリップ部を外側からテーパ部材押さえつけ径方向に小さくして軸を把持する方式であり、もう片側はスリットが入って2分割された孔部に軸をいれて、両者をネジで閉めつける方式が開示されている。

特許文献3には、感光体をダイレクトドライブするドラム駆動連結装置であり、何れか一方は嵌合穴であり、もう一方は軸で形成し、何れか一方をスライドさせると、両者に設置されたフランジ部が磁力によって結合させる構成で、モータ側は軸で、感光体側孔形状になっているものが開示されている。

特許文献4には、軸と、軸を回転駆動する駆動デバイス駆動源)からなる回転駆動装置であり、該軸の駆動デバイス側端部には、スラスト方向に任意の径のネジ穴雌ねじ)を有する回転駆動装置が開示されている。

特許文献5には、回転軸の駆動デバイス側端部には、スラスト方向に端部から複数のスリットを有する例が開示されている。

特許文献6には、駆動デバイス(駆動軸)とフランジ部材中心孔の嵌合部分は、駆動デバイス側がテーパ面に多数の歯を有したジョイントと、フランジ部材側がジョイントのテ−パ面に補完形状のテ−パ面が係合する技術が開示されている。
特開平07-068880号公報
特開2005-076777号公報
特開平04-127166号公報
特開2002-162866号公報
特開2001-083752号公報
特開2000-056658号公報

概要

安価で高画質カラー画像形成装置を提供する。駆動軸2は2枚の側板3、4に軸受5を介して保持する。片方の側板4にはブラケット6を介して駆動モータ7を設置する。駆動モータ7はボス部7aで駆動軸2に対し位置決め連結する。駆動モータ7のボス部7aには一方にソリッドな穴7bを開け、他方にはネジ穴7cを開ける。また駆動軸2には貫通穴2aを開ける。ここに穴7b側から貫通穴2aを通してネジ穴7cにネジ8を捩じ込む。またボス部7aにはスリット7dを切り、ネジ8に締結トルク掛けると、ボス部7aはネジ8の頭とネジ穴7cによって圧縮され、スリット7dによって変形しやすいボス部7aの内径が狭まり、駆動軸2とボス部7aが圧着一体化するようにする。この状態で、駆動軸2と駆動モータ7との間には別部品が介在しないため、余計な偏芯やガタが生じない。

目的

本発明の目的は、上述した従来の課題を解決し、安価で高画質なカラー画像形成装置を提供することにあり、被駆動軸と駆動デバイスの連結を改良して、軸に対し、偏芯や振動が少なく正確に駆動伝達可能な回転駆動装置と、これを用いた画像作像装置画像形成装置、カラー画像形成装置を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

軸と、該軸を回転駆動する駆動デバイスからなる回転駆動装置において、前記駆動デバイス側に雌穴部を設け、前記軸を該雌穴部に嵌合可能としてなることを特徴とする回転駆動装置。

請求項2

請求項1記載の回転駆動装置において、前記駆動デバイスと前記軸の嵌合部分が、回転駆動装置の非軸側に突出し、かつ該嵌合の着脱を可能としてなることを特徴とする回転駆動装置。

請求項3

請求項1記載の回転駆動装置において、前記軸の前記駆動デバイス側端部に、スラスト方向に伸びる任意の径のネジ穴を設け、該ネジ穴の入り口部分テーパ状の円錐穴を形成し、前記ネジ穴の外周に、該ネジ穴内ネジ部の長さよりも長い深さを持つ複数のスリットを設け、該ネジ穴に頭部が皿形状のネジを捩じ込み可能としてなることを特徴とする回転駆動装置。

請求項4

トナー画像等を作像する感光体の駆動手段が、請求項1から3のいずれかに記載の回転駆動装置であることを特徴とする画像作像装置

請求項5

感光体と、該感光体に潜像を作る光書込み装置と、前記感光体の潜像を可視化するための現像手段を有するカラー画像形成装置において、前記感光体の駆動手段が、請求項1から3のいずれかに記載の回転駆動装置であることを特徴とする画像作像装置。

請求項6

感光体と、該感光体に潜像を作る光書込み装置と、前記感光体の潜像を可視化するための現像手段を有する画像形成装置において、請求項4の画像作像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。

請求項7

感光体と、該感光体に潜像を作る光書込み装置と、前記感光体の潜像を可視化するための現像手段を有するカラー画像形成装置において、請求項4の画像作像装置を備えたことを特徴とするカラー画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、カラー複写機カラープリンタのように色合わせの必要な電子写真方式画像作像装置画像形成装置カラー画像形成装置等に用いる回転駆動装置と、これを用いる各種装置に関する。

背景技術

0002

今日、電子写真装置では、市場からの要求にともない、カラー複写機やカラープリンタなど、カラー画像出力のものが多くなってきている。

0003

カラー電子写真装置には、1つの感光体のまわりに複数色の現像装置を備え、それらの現像装置でトナーを付着させて感光体上に合成トナー画像を形成し、そのトナー画像を転写してシートカラー画像を記録する、いわゆる1ドラム型のものと、並設した複数の感光体にそれぞれ個別に現像装置を備え、各感光体上にそれぞれ単色トナー画像を形成し、それらの単色トナー画像を順次転写してシートに合成カラー画像を記録する、いわゆるタンデム型のものとがある。

0004

1ドラム型とタンデム型とを比較すると、前者には、感光体が1つであるから、比較的小型化でき、コストも低減できる利点はあるものの、1つの感光体を用いて複数回(通常4回)の画像形成を繰り返してフルカラー画像を形成するから、画像形成の高速化には困難である。また後者は、並設した複数の感光体を備えるがために装置が大型化し、コスト高となる欠点はあるものの、画像形成の高速化が容易である利点がある。

0005

最近では、フルカラーでのコピープリント等もモノクロ並みのスピード要求が望まれることから、タンデム型が注目されてきている。

0006

タンデム型の電子写真装置には、各感光体上の画像を転写装置によりシート搬送ベルトで搬送するシートに順次転写する直接転写方式のものと、各感光体上の画像を1次転写装置によりいったん中間転写体に順次転写して後、その中間転写体上の画像を2次転写装置によりシートに一括転写する間接転写方式のものとがある。転写装置は転写搬送ベルトであるが、ローラ形状の方式もある。

0007

いずれの方式でも、各色の画像を色ズレなく重ねて作像する機能を高めることが大きな課題であり、感光体や中間転写体等の作像デバイスを一定の速度で駆動するために様様な工夫がなされている。

0008

一般的には駆動モータからギヤプーリ等の減速機構を設けて作像デバイスを駆動する。この場合、減速機構の機械的変動により、作像デバイスを一定に一様に駆動するのが困難である。さらには振動が発生しやすく、画像劣化の原因となりやすい。

0009

この課題への対応の一つとして、作像デバイスの駆動軸モータ出力軸とダイレクト繋ぐという方法が考えられる。

0010

ここでさらに課題となるのが、ダイレクトに繋ぐ場合の繋ぎ方である。回転変動を増加させないために偏芯等が発生しない構成が必要である。一般的にエンコーダ等の連結には精密なカップリングが用いられるが、そのような部品OA機器等に用いるは高価で、採用が難しいからである。

0011

また、前述のようなカップリングを用いた構成は、組み付ける際にネジ等が奥まった部分になるため着脱が困難になることがある。

0012

特許文献1には、インクジェット装置記録部キャリッジを主走査方向に往復移動させるための駆動力を与えるリードスクリュは、モータの駆動力により回転され、モータの出力軸はリードスクリュ軸直結され、モータの出力軸を中空の軸で形成して、この中空部にリードスクリュ軸の一端部が嵌め込まれて固定されている例が開示されている。

0013

特許文献2には、カラーPPCの感光体を駆動するモータと感光体軸を同心を確保して締結する軸結合装置であり、片側は周方向に分割されたグリップ部を外側からテーパ部材押さえつけ径方向に小さくして軸を把持する方式であり、もう片側はスリットが入って2分割された孔部に軸をいれて、両者をネジで閉めつける方式が開示されている。

0014

特許文献3には、感光体をダイレクトドライブするドラム駆動連結装置であり、何れか一方は嵌合穴であり、もう一方は軸で形成し、何れか一方をスライドさせると、両者に設置されたフランジ部が磁力によって結合させる構成で、モータ側は軸で、感光体側孔形状になっているものが開示されている。

0015

特許文献4には、軸と、軸を回転駆動する駆動デバイス駆動源)からなる回転駆動装置であり、該軸の駆動デバイス側端部には、スラスト方向に任意の径のネジ穴雌ねじ)を有する回転駆動装置が開示されている。

0016

特許文献5には、回転軸の駆動デバイス側端部には、スラスト方向に端部から複数のスリットを有する例が開示されている。

0017

特許文献6には、駆動デバイス(駆動軸)とフランジ部材中心孔の嵌合部分は、駆動デバイス側がテーパ面に多数の歯を有したジョイントと、フランジ部材側がジョイントのテ−パ面に補完形状のテ−パ面が係合する技術が開示されている。
特開平07-068880号公報
特開2005-076777号公報
特開平04-127166号公報
特開2002-162866号公報
特開2001-083752号公報
特開2000-056658号公報

発明が解決しようとする課題

0018

本発明の目的は、上述した従来の課題を解決し、安価で高画質なカラー画像形成装置を提供することにあり、被駆動軸と駆動デバイスの連結を改良して、軸に対し、偏芯や振動が少なく正確に駆動伝達可能な回転駆動装置と、これを用いた画像作像装置、画像形成装置、カラー画像形成装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0019

本発明の請求項1に係る回転駆動装置は、軸と、該軸を回転駆動する駆動デバイスからなる回転駆動装置において、前記駆動デバイス側に雌穴部を設け、前記軸を該雌穴部に嵌合可能としてなることを特徴とする。

0020

同請求項2に係るものは、請求項1記載の回転駆動装置において、前記駆動デバイスと前記軸の嵌合部分が、回転駆動装置の非軸側に突出し、かつ該嵌合の着脱を可能としてなることを特徴とする。

0021

同請求項3に係るものは、請求項1記載の回転駆動装置において、前記軸の前記駆動デバイス側端部に、スラスト方向に伸びる任意の径のネジ穴を設け、該ネジ穴の入り口部分にテーパ状の円錐穴を形成し、前記ネジ穴の外周に、該ネジ穴内のネジ部の長さよりも長い深さを持つ複数のスリットを設け、該ネジ穴に頭部が皿形状のネジを捩じ込み可能としてなることを特徴とする。

0022

同請求項4に係る画像作像装置は、トナー画像等を作像する感光体の駆動手段が、請求項1から3のいずれかに記載の回転駆動装置であることを特徴とする。

0023

同請求項5に係るものは、感光体と、該感光体に潜像を作る光書込み装置と、前記感光体の潜像を可視化するための現像手段を有するカラー画像形成装置において、前記感光体の駆動手段が、請求項1から3のいずれかに記載の回転駆動装置であることを特徴とする。

0024

同請求項6に係る画像形成装置は、感光体と、該感光体に潜像を作る光書込み装置と、前記感光体の潜像を可視化するための現像手段を有する画像形成装置において、請求項4の画像作像装置を備えたことを特徴とする。

0025

同請求項7に係るカラー画像形成装置は、感光体と、該感光体に潜像を作る光書込み装置と、前記感光体の潜像を可視化するための現像手段を有するカラー画像形成装置において、請求項4の画像作像装置を備えたことを特徴とする。

発明の効果

0026

本発明においては、回転する軸と、駆動デバイスの出力部との連結部分を改良し、駆動デバイス側が雌穴形状で、被駆動軸を嵌合されるため、軸に対し、偏芯や振動が少なく正確に駆動伝達する回転駆動装置が可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0027

以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。

0028

図1は、本発明の一実施形態に係るタンデム型間接転写方式の電子写真装置の概略断面図である。本例は中間転写方式の例であるが、本発明はこの例のものには限定されない。

0029

図中符号100は複写装置本体、200はそれを載せる給紙テーブル、300は複写装置本体100上に取り付けるスキャナ、400はさらにその上に取り付ける原稿自動搬送装置(ADF)である。複写装置本体100には、中央に、無端ベルト状の中間転写体10を備える。

0030

中間転写体10は、例えば、ベース層として伸びの少ないフッ素系樹脂や伸びの大きなゴム材料帆布など伸びにくい材料で構成された基層をつくり、その上に弾性層を設ける。弾性層は、例えばフッ素系ゴムアクリロニトリルブタジエン共重合ゴムなどで形成する。この弾性層の表面は、例えばフッ素系樹脂をコーティングして平滑性のよいコート層で被うとよい。

0031

そしてこの中間転写体10は、図1に示すように、例えば3つの支持ローラ14、15、16に掛け回して図中時計回り回転搬送可能とする。図示の例では、3つのローラのうちで第2の支持ローラ15の図中左に、画像転写後に中間転写体10上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置17を設けてある。

0032

また、3つのローラのうちで第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15間に張り渡されている中間転写体10の部位上には、その搬送方向に沿って、イエローシアンマゼンタブラックの4つの画像形成手段18を横に並べて配置してタンデム画像形成装置20を構成してある。

0033

このタンデム画像形成装置20の上には、図1に示すように、さらに露光装置21を設ける。その一方、中間転写体10を挟んでタンデム画像形成装置20と反対の側には、2次転写装置22を備える。2次転写装置22は、図示の例では、2つのローラ23間に無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡して構成してあり、中間転写体10を介して第3の支持ローラ16に押し当てて配置し、中間転写体10上の画像をシートに転写するようになっている。

0034

2次転写装置22の横には、シート上の転写画像定着する定着装置25を設けてある。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てて構成してある。

0035

上述した2次転写装置22には、画像転写後のシートをこの定着装置25へと搬送するシート搬送機能も備えている。もちろん、2次転写装置22として、転写ローラや非接触のチャージャを配置してもよい。ただし、そのような場合は、シート搬送機能を併せて備えることが難しくなり得る。

0036

なお、図示の例では、このような2次転写装置22および定着装置25の下に、上述したタンデム画像形成装置20と平行に、シートの両面に画像を記録すべくシートを反転するシート反転装置28を備えている。

0037

このカラー電子写真装置を用いてコピーをとるときは、原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットするか、または原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。

0038

そして図示していないスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿が搬送されてコンタクトガラス32上へと移動した後に、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300が駆動され、第1走行体33および第2走行体34が走行する。そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射させて第2走行体34へ向け、第2走行体34のミラーで反射させて結像レンズ35を通して読取りセンサ36に入射させ、原稿内容を読取る。

0039

また図示していないスタートスイッチを押すと、これも図示していない駆動モータと駆動ローラで回転駆動して他の2つの支持ローラを従動回転させ、中間転写体10の回転搬送を駆動する。同時に、個々の画像形成手段18でその感光体40を回転させて各感光体40上にそれぞれ、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの単色画像を形成する。そして、中間転写体10の搬送とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写体10上に合成カラー画像を形成する。

0040

一方、図示していないスタートスイッチを押すと、給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つが選択されて回転し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つからシートを繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラ47で搬送して複写機本体100内の給紙路48に導き、レジストローラ49に突き当てて止める。または、給紙ローラ50を回転させて手差しトレイ51上のシートを繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。

0041

そして、中間転写体10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写体10と2次転写装置22との間にシートを送り込み、2次転写装置22で転写してシート上にカラー画像を記録する。

0042

画像を転写された後のシートは、2次転写装置22で搬送して定着装置25へと送り込み、定着装置25で熱と圧力とを加えて転写画像を定着させ、その後、切換爪55で切り換え排出ローラ56で装置外へ排出し、排紙トレイ57上にスタックする。または、切換爪55で切り換えてシート反転装置28に入れ、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録した後、排出ローラ56で排紙トレイ57上へ排出する。

0043

一方、画像転写後の中間転写体10は、中間転写体クリーニング装置17で、画像転写後も中間転写体10上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成装置20による再度の画像形成に備える。

0044

レジストローラ49は一般的には接地されて使用されることが多いが、シートの紙粉除去のためにバイアス印加することも可能である。

0045

次に、本発明の実施例1の詳細な構成、動作を図2図3を参照して説明する。

0046

図2は上述したような画像形成装置で用いる感光体に本発明を実施した一例であり、図3はその部分詳細図である。図中1は感光体ドラムであり、フランジ1a、1bを介して駆動軸2に位置決め固定される。

0047

駆動軸2は2枚の側板3、4に軸受5を介して保持してある。片方の側板4にはブラケット6を介して駆動モータ7を設置する。駆動モータ7はボス部7aで駆動軸2に対し位置決め連結してある。

0048

図3に前述の位置決め連結方法の一例を詳細に示してある。すなわち駆動モータ7のボス部7aには一方にソリッドな穴7bを開け、他方にはネジ穴7cを開ける。また駆動軸2には貫通穴2aを開ける。ここに穴7b側から貫通穴2aを通してネジ穴7cにネジ8を捩じ込む。またボス部7aにはスリット7dが切ってあり、ネジ8に締結トルクを掛けると、ボス部7aはネジ8の頭とネジ穴7cによって圧縮され、するとスリット7dによって変形しやすいボス部7aは内径が狭まり、駆動軸2とボス部7aは圧着一体化する。この状態で、駆動軸2と駆動モータ7との間には別部品が介在しないため、余計な偏芯やガタが生じない。

0049

すなわち、回転する軸と、駆動デバイスの出力部との嵌合部分は、駆動デバイス側が雌穴形状で、被駆動軸を駆動デバイスの雌穴部に嵌合するため、軸に対し、偏芯や振動が少なく正確に駆動伝達する回転駆動装置が可能となる。そして、軸と駆動デバイスの嵌合部が回転駆動装置の非軸側に突出し、容易に嵌合の着脱が可能となる。すなわち、着脱が容易でありながら正確に駆動伝達する回転駆動装置が可能となる。

0050

また、トナー画像等を作像する感光体において、本発明に係る回転駆動装置を用いると、偏芯や振動が少なく正確に感光体を回転駆動することができ、画像作像装置が可能となる。また着脱が容易でありながら正確に感光体を回転駆動することができる。

0051

そして、画像形成装置、特に高画質なカラー画像形成装置に用いれば、偏芯や振動が少なく正確に感光体を回転駆動することができる画像作像装置の作用により、色ムラ位置ずれの少ない、高画質なカラー画像形成装置が実現できる。もちろん、回転駆動装置あるいは画像作像装置の着脱が容易でありながら正確に感光体を回転駆動することができるので、メンテナンス性組み立て性がよく、色ムラや位置ずれの少ない、高画質なカラー画像形成装置となり得る。

0052

図4から図6は本発明の第2実施例を示し、図4は位置決め連結方法の具体的な概要図、図5は同斜視図、図6は連結部の詳細な断面図である。

0053

駆動軸2の駆動モータ側端面にはネジ穴2bが開けてある。またネジ穴2bの周りにはスリット2cが複数箇所切ってある(図示の例では図5で良くわかるように4箇所)。この構成において、皿ネジ9をネジ穴2bに捩じ込んでいくと、ネジ穴2bの入り口に形成されたテーパ部2dに皿ネジ9の頭が圧接され、皿ネジ9のスラスト方向に加えて径方向にも応力が発生する。これに加え、駆動軸2は複数箇所開けられたスリット2cにより変形しやすくなっているため、前述の径方向の応力により外側に変形させられる。これにより、ボス部7aの内側に圧着し、一体化する(図6B)。すなわち先の実施例1と同様に、駆動軸2と駆動モータ7との間には別部品が介在しないため、余計な偏芯やガタが生じない。また、図4に符号10a、10bで示すような範囲に別の部品等が存在していても、スラスト方向のみの操作で駆動モータ7の着脱が行える。

0054

すなわち、回転する軸は、駆動デバイスの貫通する雌穴部に嵌合され、軸の駆動デバイス側端部にスラスト方向に設けられた任意の径のネジ穴と、ネジ穴入り口部分にテーパ状の円錐穴と、端部からネジ穴深さよりも任意の長さだけ長い深さを持つ複数のスリットを持ち、頭が皿形状のネジを捩じ込むことにより、テーパの作用で軸が直径方向に均等に膨らみ、駆動デバイスの雌穴に圧着し、位置決め締結されるので、駆動デバイス周囲に障害物があっても着脱が容易でありながら正確に駆動伝達する回転駆動装置が可能となる。

0055

また、トナー画像等を作像する感光体において、請上述の回転駆動装置を用いれば、駆動デバイス周囲に障害物があっても着脱が容易でありながら、正確に感光体を回転駆動することができる、画像作像装置が可能となる。
またそのような画像作像装置を用いれば、システム設計がしやすく、メンテ性や組み立て性もよく、色ムラや位置ずれの少ない、高画質なカラー画像形成装置の構成が可能となる。

図面の簡単な説明

0056

本発明の一実施形態に係るタンデム型間接転写方式の電子写真装置の概略断面図
図1のような画像形成装置で用いる感光体に本発明を実施した一例の断面図
位置決め連結方法の一例を示す断面図(A)と正面部分図(B)
本発明の第2実施例における位置決め連結方法の具体的な概要図
同斜視図
同連結部の詳細な断面図

符号の説明

0057

1感光体ドラム
1a、1bフランジ
2駆動軸
2a貫通穴
2bネジ穴
2cスリット
2dテーパ部
3、4側板
5軸受
6ブラケット
7駆動モータ
7aボス部
7bソリッドな穴
7c ネジ穴
8ネジ
9皿ネジ
10中間転写体
14、15、16支持ローラ
17中間転写体クリーニング装置
18画像形成手段
20タンデム画像形成装置
21露光装置
22 2次転写装置
23ローラ
24 2次転写ベルト
25定着装置
26定着ベルト
27加圧ローラ
28シート反転装置
30原稿台
32コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35結像レンズ
36読取りセンサ
40感光体
42給紙ローラ
43ペーパーバンク
44給紙カセット
45分離ローラ
46給紙路
47搬送ローラ
48 給紙路
49レジストローラ
50 給紙ローラ
51手差しトレイ
52 分離ローラ
53手差し給紙路
55 切換爪
56排出ローラ
57排紙トレイ
100複写装置本体
200給紙テーブル
300スキャナ
400原稿自動搬送装置(ADF)

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 富士ゼロックス株式会社の「 電子機器」が 公開されました。( 2019/05/23)

    【課題】機器本体の移動に伴う傾きに起因する開閉部の不要な開放を防ぐことができる電子機器を提供する。【解決手段】機器本体と、機器本体に形成された開口部を閉塞する閉塞位置と開放する開放位置との間を移動可能... 詳細

  • コニカミノルタ株式会社の「 画像形成装置」が 公開されました。( 2019/05/23)

    【課題】トナー画像を定着させる一面の反対側に用紙がカールすることを防止する。【解決手段】用紙の一面にトナー画像を形成する画像形成部と、用紙の一面にカール防止剤を付着させるカール防止剤付着部と、用紙を加... 詳細

  • 三和テクノ株式会社の「 カットパイル織物からなるシール材」が 公開されました。( 2019/05/23)

    【課題・解決手段】トナーなどの粉体を利用するための装置の回転体もしくは直状体との接触による摩擦熱を軽減し、これらの装置から微粒子の粉体の漏出を防止するパイル織物からなるシール材を提供する。回転体もしく... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ