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課題
マルチメディアオペレーティングシステムを安全に保護できるコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供すること。
解決手段
コンピュータマルチメディア機能の作動方法が実施されて、マルチメディアオペレーティングシステムをロードする。この方法は、マルチメディアオンスイッチモード信号が受信されると、ホスト保護エリアをアクセス状態に設定すること、ホスト保護エリアに格納されたオンスイッチローディングプログラムをメモリにロードすること、及びオンスイッチローディングプログラムを実行してマルチメディアオペレーティングシステムとその対応するアプリケーションプログラムをロードしてマルチメディアデータを放送することを含む。
概要
背景
初期の段階では、コンピュータは、通常、複雑且つ繰り返し計算タスクを実行するために使用されていた。しかしながら、技術の進歩に従って、今日では、そのコンピュータは、マルチメディアを作動し、サウンドカード、光ディスクドライブ、スピーカ、及びマイクロフォン等の多くのコンポーネントを統合している。更に、オペレーティングシステム及びマルチメディア技術の進歩によって、コンピュータが放送音楽(例えば、放送WAV、MIDI、MP3や類似のサウンドフォーマット、或いはオーディオ光ディスクからの音楽の直接演奏)及び映画(例えば、放送MPEG、AVI、ASF、RM又は同様の映画フォーマット、或いはオーディオ−ビデオ光ディスクからの映画の直接の上映)のようなオーディオ−ビデオエンターテインメントを実行することが可能となっている。
従来の家庭用のマルチメディア機器(テレビ、ラジオ、及びDVDプレーヤ等)は、通常、その機器がスイッチオンされると直ちに、演奏する準備がなされ、長いオンスイッチ時間を待つ必要がない。しかしながら、コンピュータがマルチメディアデータ(ピクチャー、音楽、映画等)を放送するために使用されるべき場合には、アプリケーションプログラムが、マルチメディアデータを放送するために効果的に実行され得る前に、コンピュータを操作するために必要な(“Windows(登録商標)”、“LINUX(登録商標)”等のオペレーティングシステムのような)通常のオペレーティングをシステムロードするために、コンピュータオンスイッチシーケンスが実行されなければならない。コンピュータ(CPUクロック、メモリ容量、データバス送信速度等)のグレードによって、コンピュータオンスイッチ時間が著しく変化する。しかしながら、通常、少なくとも1乃至2分間の平均待ち時間が必要である。
マルチメディアコンピュータは、オーディオ−ビデオエンターテインメント機能性を提供できるが、マルチメディア放送機能は、まだ、通常のオペレーティングシステムに組み込まれている。実際に、コンピュータがそのマルチメディア機能のためのみに使用される場合、オペレーティングシステムカーネルは、コンピュータマルチメディアデバイスを操作するのに十分であり、全体のオペレーティングシステムは必要なく、それによって、コンピュータオンスイッチ待機時間が減少でき、従来の家庭用のマルチメディア機器と同じように便利にそれを使用できる。
図1Aに示されるように、コンピュータオンスイッチ時間を減少し、元のオペレーティングシステムが正常に働くことを保障するために、従来のアプローチは、異なるハードディスクパーティションに二つのオペレーティングシステムを設置する。通常のオペレーティングシステム14は、第1のハードディスクパーティション12に格納されて従来のコンピュータオペレーションを支援すると共に、マルチメディアオペレーティングシステム15は、第2のハードディスクパーティション13に格納される。マルチメディアオペレーティングシステム15は、Windowsオペレーティングプラットフォーム、LINUXオペレーティングプラットフォーム、或いは他のオペレーティングプラットフォームである。マルチメディアオペレーティングシステム15は、オペレーティングシステムカーネルである。コンピュータがスイッチオンされると、ベーシック入出力システム(BIOS)10が、ハードディスクのアクティブパーティションをサーチし、このアクティブパーティションのオペレーティングシステムをロードする。例えば、第1のハードディスクパーティション12が、アクティブパーティションである場合、通常のオペレーティングシステム14が、ロードインされる。逆に、第2のハードディスクパーティション13が、アクティブパーティションである場合、マルチメディアオペレーティングシステム15が、ロードインされる。
概要
マルチメディアオペレーティングシステムを安全に保護できるコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供すること。コンピュータマルチメディア機能の作動方法が実施されて、マルチメディアオペレーティングシステムをロードする。この方法は、マルチメディアオンスイッチモード信号が受信されると、ホスト保護エリアをアクセス状態に設定すること、ホスト保護エリアに格納されたオンスイッチローディングプログラムをメモリにロードすること、及びオンスイッチローディングプログラムを実行してマルチメディアオペレーティングシステムとその対応するアプリケーションプログラムをロードしてマルチメディアデータを放送することを含む。B
目的
上記問題を解決するためになされた本願の第1発明は、ハードディスクパーティションとホスト保護エリアを含むコンピュータ実行可能プラットフォーム上で実行される、コンピュータマルチメディア機能の作動方法であって、ハードディスクパーティションは、通常のオペレーティングシステムを格納し且つホスト保護エリアは、マルチメディアオペレーティングシステムカーネルを格納し、前記方法は、パワーオンスイッチ信号を受信し、ベーシック入出力システム(BIOS)をメモリにロードし、且つパワー自己テストシーケンスを実行するステップと、マルチメディアオンスイッチモード信号を検出するステップと、を備え、このマルチメディアオンスイッチモード信号が検出されると、前記BIOSが、前記ホスト保護エリアをアクセス状態に設定するステップと、オンスイッチローディングプログラムを読み出すステップと、前記マルチメディアオペレーティングシステムカーネルをロードするステップと、を実行する、コンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する
効果
実績
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請求項1
ハードディスクパーティションとホスト保護エリアを含むコンピュータ実行可能プラットフォーム上で実行される、コンピュータマルチメディア機能の作動方法であって、ハードディスクパーティションは、通常のオペレーティングシステムを格納し且つホスト保護エリアは、マルチメディアオペレーティングシステムカーネルを格納し、前記方法は、パワーオンスイッチ信号を受信し、ベーシック入出力システム(BIOS)をメモリにロードし、且つパワー自己テストシーケンスを実行するステップと、マルチメディアオンスイッチモード信号を検出するステップと、を備え、このマルチメディアオンスイッチモード信号が検出されると、前記BIOSが、前記ホスト保護エリアをアクセス状態に設定するステップと、オンスイッチローディングプログラムを読み出すステップと、前記マルチメディアオペレーティングシステムカーネルをロードするステップと、を実行する、コンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項2
前記マルチメディアオペレーティングシステムカーネルをロードした後に、アプリケーションプログラムをロードするステップを更に備える、請求項1に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項3
マルチメディアオンスイッチモード信号が検出されない場合、前記BIOSは、ホスト保護エリアを保護状態に設定し且つ前記通常のオペレーティングシステムをロードする、請求項1に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項4
前記マルチメディアオンスイッチモード信号は、割込み信号である、請求項1に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項5
前記マルチメディアオペレーティングシステムカーネルは、マルチメディアデバイスのドライバプログラムを含む、請求項1に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項6
請求項7
請求項8
請求項9
コンピュータマルチメディア機能の作動方法であって、ホスト保護エリアがオンスイッチローディングプログラム及びマルチメディアオペレーティングシステムカーネルを格納し、前記方法は、マルチメディアオンスイッチモード信号を受信するステップと、前記マルチメディアオンスイッチモード信号に従って、前記ホスト保護エリアをアクセス状態に設定するステップと、前記ホスト保護エリア内に格納されたオンスイッチローディングプログラムをメモリに読み出すステップと、前記ホスト保護エリアに格納された前記オンスイッチローディングプログラムによってマルチメディアオペレーティングシステムカーネルをローディングするステップと、を備えるコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項10
前記ホスト保護エリアは、更に、アプリケーションプログラムを格納する、請求項9に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項11
前記ホスト保護エリアに格納されたアプリケーションプログラムをローディングするステップを更に備える、請求項9に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項12
前記マルチメディアオンスイッチモード信号は、割込み信号である、請求項9に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項13
前記マルチメディアオペレーティングシステムカーネルは、マルチメディアデバイスのドライバプログラムを含む、請求項9に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項14
前記マルチメディアデバイスは、光ディスクドライブ、サウンド効果デバイス、又はビデオデバイスである、請求項13に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項15
前記アプリケーションプログラムは、サウンドデータ、画像データ、及びピクチャーデータを放送できる、請求項9に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項16
前記マルチメディアオンスイッチモード信号は、入力デバイスのショートカットキー又は組合せキーから受信される、請求項9に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項17
コンピュータマルチメディア機能の作動方法であって、ホスト保護エリアがオンスイッチローディングプログラム及び複数のマルチメディアオペレーティングシステムカーネルを格納し、それによって、指定のマルチメディアオペレーティングシステムカーネルが異なるオンスイッチモード信号に従ってロードされ、前記方法が、マルチメディアオンスイッチモード信号を受信するステップであって、前記マルチメディアオンスイッチモード信号が対応するマルチメディアオペレーティングシステムカーネルを決定するステップと、前記マルチメディアオンスイッチモード信号に従って、前記ホスト保護エリアをアクセス状態に設定するステップと、前記ホスト保護エリア内に格納されたオンスイッチローディングプログラムをメモリに読み出すステップと、前記オンスイッチローディングプログラムを作動してマルチメディアオペレーティングシステムカーネルをロード及び実行するステップと、を備えるコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項18
前記マルチメディアオンスイッチモード信号は、割込み信号である、請求項17に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項19
前記マルチメディアオペレーティングシステムカーネルは、マルチメディアデバイスのドライバプログラムを含む、請求項17に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項20
前記マルチメディアデバイスは、光ディスクドライブ、サウンド効果デバイス、又はビデオデバイスである、請求項19に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項21
前記マルチメディアオペレーティングシステムカーネルは、対応するアプリケーションプログラムを含む、請求項17に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項22
前記マルチメディアオンスイッチモード信号は、入力デバイスのショートカットキー又は組合せキーから受信される、請求項17に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
請求項23
前記ホスト保護エリアに格納されたアプリケーションプログラムをロードするステップを更に備える、請求項17に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法。
技術分野
0001
本発明は、コンピュータマルチメディア機能の作動方法に関し、特に、コンピュータマルチメディア機能を達成するためにホスト保護エリアに格納されたオンスイッチングローディングプログラムとマルチメディアオペレーティングシステムの実施に関する。
背景技術
0002
初期の段階では、コンピュータは、通常、複雑且つ繰り返し計算タスクを実行するために使用されていた。しかしながら、技術の進歩に従って、今日では、そのコンピュータは、マルチメディアを作動し、サウンドカード、光ディスクドライブ、スピーカ、及びマイクロフォン等の多くのコンポーネントを統合している。更に、オペレーティングシステム及びマルチメディア技術の進歩によって、コンピュータが放送音楽(例えば、放送WAV、MIDI、MP3や類似のサウンドフォーマット、或いはオーディオ光ディスクからの音楽の直接演奏)及び映画(例えば、放送MPEG、AVI、ASF、RM又は同様の映画フォーマット、或いはオーディオ−ビデオ光ディスクからの映画の直接の上映)のようなオーディオ−ビデオエンターテインメントを実行することが可能となっている。
0003
従来の家庭用のマルチメディア機器(テレビ、ラジオ、及びDVDプレーヤ等)は、通常、その機器がスイッチオンされると直ちに、演奏する準備がなされ、長いオンスイッチ時間を待つ必要がない。しかしながら、コンピュータがマルチメディアデータ(ピクチャー、音楽、映画等)を放送するために使用されるべき場合には、アプリケーションプログラムが、マルチメディアデータを放送するために効果的に実行され得る前に、コンピュータを操作するために必要な(“Windows(登録商標)”、“LINUX(登録商標)”等のオペレーティングシステムのような)通常のオペレーティングをシステムロードするために、コンピュータオンスイッチシーケンスが実行されなければならない。コンピュータ(CPUクロック、メモリ容量、データバス送信速度等)のグレードによって、コンピュータオンスイッチ時間が著しく変化する。しかしながら、通常、少なくとも1乃至2分間の平均待ち時間が必要である。
0004
マルチメディアコンピュータは、オーディオ−ビデオエンターテインメント機能性を提供できるが、マルチメディア放送機能は、まだ、通常のオペレーティングシステムに組み込まれている。実際に、コンピュータがそのマルチメディア機能のためのみに使用される場合、オペレーティングシステムカーネルは、コンピュータマルチメディアデバイスを操作するのに十分であり、全体のオペレーティングシステムは必要なく、それによって、コンピュータオンスイッチ待機時間が減少でき、従来の家庭用のマルチメディア機器と同じように便利にそれを使用できる。
0005
図1Aに示されるように、コンピュータオンスイッチ時間を減少し、元のオペレーティングシステムが正常に働くことを保障するために、従来のアプローチは、異なるハードディスクパーティションに二つのオペレーティングシステムを設置する。通常のオペレーティングシステム14は、第1のハードディスクパーティション12に格納されて従来のコンピュータオペレーションを支援すると共に、マルチメディアオペレーティングシステム15は、第2のハードディスクパーティション13に格納される。マルチメディアオペレーティングシステム15は、Windowsオペレーティングプラットフォーム、LINUXオペレーティングプラットフォーム、或いは他のオペレーティングプラットフォームである。マルチメディアオペレーティングシステム15は、オペレーティングシステムカーネルである。コンピュータがスイッチオンされると、ベーシック入出力システム(BIOS)10が、ハードディスクのアクティブパーティションをサーチし、このアクティブパーティションのオペレーティングシステムをロードする。例えば、第1のハードディスクパーティション12が、アクティブパーティションである場合、通常のオペレーティングシステム14が、ロードインされる。逆に、第2のハードディスクパーティション13が、アクティブパーティションである場合、マルチメディアオペレーティングシステム15が、ロードインされる。
発明が解決しようとする課題
0006
上述のマルチメディアオペレーティングシステム15が、保護なしで第2のハードディスクパーティション13に格納されるので、通常のオペレーティングシステム14は、データを格納するために第2のハードディスクパーティション13へアクセスできる。このように第2のハードディスクパーティション13に格納されたデータは、(例えば、コンピュータウイルス或いは誤った消去オンスイッチファイルによって)簡単に損傷され得る。その結果、マルチメディアオペレーティングシステム15は、悪影響を受ける。マルチメディアオペレーティングシステムを安全に保護することによって、上記問題を克服できる。
課題を解決するための手段
0007
上記問題を解決するためになされた本願の第1発明は、ハードディスクパーティションとホスト保護エリアを含むコンピュータ実行可能プラットフォーム上で実行される、コンピュータマルチメディア機能の作動方法であって、ハードディスクパーティションは、通常のオペレーティングシステムを格納し且つホスト保護エリアは、マルチメディアオペレーティングシステムカーネルを格納し、前記方法は、パワーオンスイッチ信号を受信し、ベーシック入出力システム(BIOS)をメモリにロードし、且つパワー自己テストシーケンスを実行するステップと、マルチメディアオンスイッチモード信号を検出するステップと、を備え、このマルチメディアオンスイッチモード信号が検出されると、前記BIOSが、前記ホスト保護エリアをアクセス状態に設定するステップと、オンスイッチローディングプログラムを読み出すステップと、前記マルチメディアオペレーティングシステムカーネルをロードするステップと、を実行する、コンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0008
本願の第2発明は、前記マルチメディアオペレーティングシステムカーネルをロードした後に、アプリケーションプログラムをロードするステップを更に備える、本願の第1発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0009
本願の第3発明は、マルチメディアオンスイッチモード信号が検出されない場合、前記BIOSは、ホスト保護エリアを保護状態に設定し且つ前記通常のオペレーティングシステムをロードする、本願の第1発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0010
本願の第4発明は、前記マルチメディアオンスイッチモード信号は、割込み信号である、本願の第1発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0011
本願の第5発明は、前記マルチメディアオペレーティングシステムカーネルは、マルチメディアデバイスのドライバプログラムを含む、本願の第1発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0012
本願の第6発明は、前記マルチメディアデバイスは、光ディスクドライブ、サウンド効果デバイス、又はビデオデバイスである、本願の第5発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0014
本願の第8発明は、前記マルチメディアオンスイッチモード信号は、入力デバイスのショートカットキー又は組合せキーから受信される、本願の第1発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0015
本願の第9発明は、コンピュータマルチメディア機能の作動方法であって、ホスト保護エリアがオンスイッチローディングプログラム及びマルチメディアオペレーティングシステムカーネルを格納し、前記方法は、マルチメディアオンスイッチモード信号を受信するステップと、前記マルチメディアオンスイッチモード信号に従って、前記ホスト保護エリアをアクセス状態に設定するステップと、前記ホスト保護エリア内に格納されたオンスイッチローディングプログラムをメモリに読み出すステップと、前記ホスト保護エリアに格納された前記オンスイッチローディングプログラムによってマルチメディアオペレーティングシステムカーネルをローディングするステップと、を備えるコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0016
本願の第10発明は、前記ホスト保護エリアは、更に、アプリケーションプログラムを格納する、本願の第9発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0017
本願の第11発明は、前記ホスト保護エリアに格納されたアプリケーションプログラムをローディングするステップを更に備える、本願の第9発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0018
本願の第12発明は、前記マルチメディアオンスイッチモード信号は、割込み信号である、本願の第9発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0019
本願の第13発明は、前記マルチメディアオペレーティングシステムカーネルは、マルチメディアデバイスのドライバプログラムを含む、本願の第9発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0020
本願の第14発明は、前記マルチメディアデバイスは、光ディスクドライブ、サウンド効果デバイス、又はビデオデバイスである、本願の第13発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0021
本願の第15発明は、前記アプリケーションプログラムは、サウンドデータ、画像データ、及びピクチャーデータを放送できる、本願の第9発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0022
本願の第16発明は、前記マルチメディアオンスイッチモード信号は、入力デバイスのショートカットキー又は組合せキーから受信される、本願の第9発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0023
本願の第17発明は、コンピュータマルチメディア機能の作動方法であって、ホスト保護エリアがオンスイッチローディングプログラム及び複数のマルチメディアオペレーティングシステムカーネルを格納し、それによって、指定のマルチメディアオペレーティングシステムカーネルが異なるオンスイッチモード信号に従ってロードされ、前記方法が、マルチメディアオンスイッチモード信号を受信するステップであって、前記マルチメディアオンスイッチモード信号が対応するマルチメディアオペレーティングシステムカーネルを決定するステップと、前記マルチメディアオンスイッチモード信号に従って、前記ホスト保護エリアをアクセス状態に設定するステップと、前記ホスト保護エリア内に格納されたオンスイッチローディングプログラムをメモリに読み出すステップと、前記オンスイッチローディングプログラムを作動してマルチメディアオペレーティングシステムカーネルをロード及び実行するステップと、を備えるコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0024
本願の第18発明は、前記マルチメディアオンスイッチモード信号は、割込み信号である、本願の第17発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0025
本願の第19発明は、前記マルチメディアオペレーティングシステムカーネルは、マルチメディアデバイスのドライバプログラムを含む、本願の第17発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0026
本願の第20発明は、前記マルチメディアデバイスは、光ディスクドライブ、サウンド効果デバイス、又はビデオデバイスである、本願の第19発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0027
本願の第21発明は、前記マルチメディアオペレーティングシステムカーネルは、対応するアプリケーションプログラムを含む、本願の第17発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0028
本願の第22発明は、前記マルチメディアオンスイッチモード信号は、入力デバイスのショートカットキー又は組合せキーから受信される、本願の第17発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0029
本願の第23発明は、前記ホスト保護エリアに格納されたアプリケーションプログラムをロードするステップを更に備える、本願の第17発明に記載のコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0030
本発明は、損傷に対してマルチメディアオペレーティングシステム(又は好適な実施の形態ではマルチメディアオペレーティングシステムのカーネルのみ)を保護するために、そのマルチメディアオペレーティングシステムをホスト保護エリアに格納する。マルチメディアオペレーティングシステムは、マルチメディアオペレーティングシステムのローディング時間を短縮するためにマルチメディアデバイスを駆動するのに十分なオペレーションシステムカーネルを含むに過ぎない。更に、本発明は、マルチメディアオペレーティングシステムのオンスイッチ作動方法を提供してマルチメディアオペレーティングシステムにロードする。ホスト保護エリアがBIOSを介してアクセスされなければならないので、マルチメディアオペレーティングシステムのデータは容易には損傷されない。
0031
更に、本発明は、従来のオンスイッチモードを提供して通常のオペレーティングシステムをハードディスクパーティションからメモリにロードし、ユーザに対して必要な演算サービスを提供する。また、本発明は、マルチメディアオンスイッチモードを提供し、このモードでは、ホスト保護エリアに格納されたマルチメディアオペレーティングシステムと対応するアプリケーションプログラムが、テレビ、VCD、DVDを見たり、又は音楽コンパクトディスク、MP3、ラジオを聴いたり、或いは写真(光ディスク、ハードディスク及びメモリカード等に格納された写真ファイル)を検索するためにロードされる。それによって、コンピュータのマルチメディア機能は、より便利に実行される。
0032
更にまた、本発明は、複数のマルチメディアオペレーティングシステムをホスト保護エリアに提供し、これらのマルチメディアオペレーティングシステムは、異なるマルチメディア使用(例えば、音楽、映画等)やマルチメディアデバイスに適合される。ユーザが、望ましいマルチメディアオペレーティングシステムを選択的にロードできる。実施の方法は、コンピュータがスイッチオンされた時に受信される、異なる割込みコマンドに従って、指定のマルチメディアオペレーティングシステムをロードすることを含む。例えば、異なるオンスイッチモード選択スイッチ、異なるキーボード機能キーのタッチ、又はマウスの操作によって、割込み信号を発生するように動作されることができる。
0033
上記及び他の目的を達成するために、本発明は、以下のステップを備えるコンピュータマルチメディア機能の作動方法を提供する。
0034
まず、ユーザは、コンピュータをスイッチオンし、パワー作動信号を発生する。従って、コンピュータは、オンスイッチ作動シーケンスを実行し、BIOSをメモリにロードし、パワーオン自己テストシーケンスを実行し、マルチメディアオンスイッチモード信号を検出して、通常のオペレーティングシステムがロードされるべきかそれともマルチメディアオペレーティングシステムがロードされるべきかを決定する。マルチメディアオンスイッチモード信号が検出されると、BIOSがホスト保護エリアをアクセス状態に設定し、ホスト保護エリアに格納されたオンスイッチローディングプログラムをメモリに読み出す。次に、オンスイッチローディングプログラムが、ホスト保護エリアに格納されたマルチメディアオペレーティングシステムとアプリケーションプログアラムをロードする。マルチメディアオンスイッチモード信号が検出されない場合、BIOSはホスト保護エリアを保護状態に設定し、通常のオペレーティングシステムにロードする。
0035
更に、マルチメディアオペレーティングシステムのローディング方法は、以下のステップを含む。マルチメディアオンスイッチモード信号がコンピュータのオンスイッチ中に受信されると、BIOSがホスト保護エリアをアクセス状態に設定する。次に、ホスト保護エリアに格納されたオンスイッチローディングプログラムがメモリに読み出される。次に、オンスイッチローディングプログラムが実行されてホスト保護エリアに格納されたマルチメディアオペレーティングシステムとアプリケーションプログラムをロードする。
0036
本発明の利用可能性の更なる範囲は、以降に示される詳細な記述から明らかとなる。しかしながら、詳細な記述及び特定の例は、本発明の好適な実施の形態を示すが、単なる例示の方法によって示されるに過ぎないことを理解すべきである。理由は、本発明の精神と範囲内での種々の変更や修正は、この詳細な記述から当業者にとっては明白であるからである。
発明の効果
0037
本発明によれば、以下のような効果のうち、少なくとも一つを得ることができる。
0038
<1>ホスト保護エリアがBIOSを介してアクセスされなければならないので、マルチメディアオペレーティングシステムのデータは容易には損傷されない。
<2>コンピュータのマルチメディア機能がより便利に実行できる。
<3>ユーザが、望ましいマルチメディアオペレーティングシステムを選択的にロードできる。
発明を実施するための最良の形態
0039
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
0040
本発明に従って、マルチメディアオペレーティングシステムは、ホスト保護エリアに格納される。このホスト保護エリアは、ハードディスク内に定義された領域であり、この領域へは、通常のオペレーティングシステムはアクセスできない。ホスト保護エリアへのアクセスは、BIOSを介してのみ実行可能である。それによって、ホスト保護エリア内に格納されたデータは、不注意での損傷から保護される。
0041
図1Bは、本発明の実施の形態に従うコンピュータマルチメディア機能の作動方法を示す概略図である。マルチメディアオペレーティングシステム15は、コンピュータオンスイッチ中にローディング時間を短縮するためにマルチメディアデバイスを動作可能な、好適な実施の形態ではマルチメディアオペレーティングシステム(或いは他の好適な実施の形態では全マルチメディアオペレーティングシステム)のカーネルを含むに過ぎない。マルチメディアオペレーティングシステム15、オンスイッチローディングプログラム16及びアプリケーションプログラム18は、ホスト保護エリア17に格納される。ホスト保護エリア17は、BIOS10を介してアクセスされなければならないので、データは、安全にホスト保護エリア17に格納され得る。本発明に従う処理方法は、以下の通りである。
0042
コンピュータがオンされると、BIOS10がメモリにロードされ、マルチメディアオンスイッチモード信号が検出される。マルチメディアオンスイッチモード信号は、割込み信号(例えば、キーボードの機能キーコマンドやマウス操作コマンド)である。マルチメディアオンスイッチモード信号が受信されるか否かによって、通常のオペレーティングシステム14がロードされるべきか、或いはマルチメディアオペレーティングシステム15がロードされるべきかが決定される。例えば、マルチメディアオンスイッチモード信号が検出されると、BIOS10は、ホスト保護エリア17をアクセス状態に設定し(このことは、ホスト保護エリアの保護状態がオフになっていることを意味する)、ホスト保護エリア17からオンスイッチローディングプログラム16をメモリに読み出す。引き続いて、オンスイッチローディングプログラム16が使用されて、ホスト保護エリア17に格納されたマルチメディアオペレーティングシステム15とアプリケーションプログラム18をロードする。そうでない場合は、BIOS10が、ホスト保護エリア17を保護状態に設定し、第1のハードディスクパーティション12に格納された通常のオペレーティングシステム14をロードする。
0043
一般的には、2台以上のマルチメディアデバイス(例えば、光ディスクドライブ、サウンド効果デバイス、ビデオデバイス等)がコンピュータに接続されるので、マルチメディアオペレーティングシステムは、オペレーティングシステムカーネルを単純化し、それによってホスト保護エリア17に格納されたマルチメディアオペレーティングシステム15のローディング時間を短縮するために異なるマルチデバイスに対応するように設計される。更に、ユーザの希望に従って、オペレーティングシステムとアプリケーションプログラムは、異なるマルチメディアデータ(例えば、サウンドデータ、画像データ、ピクチャーデータ等)を放送するためにロードされ、それによって、コンピュータは、家庭用のオーディオ−ビデオセットと同じくらい便利になる。
0044
図2は、ホスト保護エリア17に格納されたデータを示す。図示されているように、格納されたデータは、オンスイッチローディングプログラム16と、夫々、音楽、映画、及び写真を放送するための第1のマルチメディアオペレーティングシステム22、第2のマルチメディアオペレーティングシステム24、及び第3のマルチメディアオペレーティングシステム26のような、異なるオーディオ−ビデオアプリケーションに従って設計されたマルチメディアオペレーティングシステムを含む。BIOSがホスト保護エリアをアクセス状態に設定すると、オンスイッチローディングプログラム16がメモリに読み出され、続いて、希望のアプリケーションに対応するオペレーティングシステムがロードされる。例えば、ユーザが、音楽を放送することを望むと、オンスイッチローディングプログラム16は、第1のマルチメディアオペレーティングシステム22をロードする。ユーザーが映画を放送することを望むと、オンスイッチローディングプログラム16は第二のオペレーションシステム24をロードする。反対に、ユーザが、写真を放送することを望むと、オンスイッチローディングプログラム16は、第3のマルチメディアオペレーティングシステム26をロードする。次に、ロードされたマルチメディアオペレーティングシステムは、対応するマルチメディアデバイスを駆動して関連するアプリケーションプログラムを実行する。
0045
図3は、コンピュータ実行可能プラットフォームで実施される、本発明の実施の形態に従うコンピュータマルチメディア機能の作動方法の流れ図である。コンピュータ実行可能プラットフォームは、通常のオペレーティングシステムとマルチメディアオペレーティングシステムとを含んでいる。通常のオペレーティングシステムは、ハードディスクのパーティションに格納されており、マルチメディアオペレーティングシステムは、ホスト保護エリアに格納されている。ホスト保護エリアは、二つのスイッチング状態を有し、一方は、アクセス状態、他方は、保護状態である。マルチメディアオペレーティングシステムは、本発明に従って、以下のシーケンスでロードされる。
0046
初めに、パワーオンスイッチが検出され、BIOSがメモリにロードされ、パワーオン自己テストシーケンスが実行される(ステップ300)。次に、マルチメディアオンスイッチモード信号が検出される(ステップ302)。マルチメディアオンスイッチモード信号は、入力デバイス(例えば、キーボード)の1個のショートカットキー或いは組合せキーから、並びにマルチメディアオンスイッチモード信号を発生するジョイスティックの信号から受信されることができる。マルチメディアオンスイッチモード信号が検出されると、BIOSは、以下のステップを実行する。ホスト保護エリアをアクセス状態に設定し、ホスト保護エリアからオンスイッチローディングプログラムをロードし、オンスイッチローディングプログラムを実行してマルチメディアオペレーティングシステムをロードし、且つユーザの要求に従って対応するアプリケーションプログラムを実行する(ステップ304)。アプリケーションプログラムは、従来のようにハードディスクパーティションに格納されたアプリケーションプログラムでも良く、ホスト保護エリアに格納されたアプリケーションプログラム(例えば、放送ソフトウエア)でもよい。マルチメディアオンスイッチモード信号が検出されない場合、BIOSは、ホスト保護エリアを保護状態に設定して通常のオペレーティングシステムをロードする(ステップ306)。
0047
マルチメディアオペレーティングシステムは、光ディスクドライブ、サウンドカード、ビデオカード、テレビカード等のマルチメディアデバイスのドライバプログラムを含む。また、マルチメディアオペレーティングシステムは、マルチメディアデータ(例えば、サウンドデータ、映画データ、画像データ等)を放送するために使用されるアプリケーションプログラムを含む。ホスト保護エリアが、BIOSを介してアクセスされなければならない(これは、保護状態をアクセス状態に設定することを意味する)ので、通常のオペレーティングシステムは、ホスト保護エリアには直接アクセスできない。このようにホスト保護エリアに格納されたマルチメディアオペレーティングシステムは、容易には損傷されない。
0048
図4は、本発明の実施の形態に従うコンピュータマルチメディア機能の作動方法、特に、マルチメディアオペレーティングシステムのローディングシーケンスの流れ図である。マルチメディアオペレーティングシステムのローディングシーケンスが実行されると、BIOSは、マルチメディアオンスイッチモード信号を受信する(ステップ400)。マルチメディアオンスイッチモード信号は、入力デバイス(例えば、キーボード)の1個のショートカットキー或いは組合せキーから、並びにマルチメディアオンスイッチモード信号を発生するジョイスティックの信号から受信される。マルチメディアオンスイッチモード信号は、BIOSがホスト保護エリアをアクセス状態に設定することに従って割込みコマンドを構成する(ステップ402)。次に、ホスト保護エリアに格納されたオンスイッチローディングプログラムは、メモリに読み出される(ステップ404)。オンスイッチローディングプログラムが実行されて、マルチメディアオペレーティングシステムをロードする(ステップ406)。ユーザの要求に従って、マルチメディアオペレーティングシステムは、アプリケーションプログラムをロードしてマルチメディアデータ(音楽、映画及びピクチャー)を放送する(ステップ408)。
0049
図5は、本発明の実施の形態に従うコンピュータマルチメディア機能の作動方法の流れ図であり、ここでは、異なるマルチメディアオペレーティングシステムが対応するマルチメディアオンスイッチモード信号に従ってロードされる。複数のマルチメディアオペレーティングシステムは、ホスト保護エリアに格納される。各マルチメディアオペレーティングシステムは、対応するマルチメディアデバイスを駆動し、対応するアプリケーションプログラムを実行する。BIOSは、マルチメディアオンスイッチモード信号を検出し、従って、対応するマルチメディアオペレーティングシステムを決定する(ステップ500)。次に、BIOSは、ホスト保護エリアをアクセス状態に設定する(ステップ502)。ホスト保護エリアに格納されたオンスイッチローディングプログラムが、メモリに読み出される(ステップ504)。最後に、オンスイッチローディングプログラムが実行されて、マルチメディアオペレーティングシステムをロードし実行する(ステップ506)。
0050
上述の本発明が多くの方法で変更されることができ、そのような変更がそれでも以下の請求項に定義された本発明の精神と範囲内で残存することは、当業者にとって自明である。
図面の簡単な説明
0051
従来のコンピュータマルチメディア機能の作動方法の動作を示す概略図である。
本発明の実施の形態に従ったコンピュータマルチメディア機能の作動方法の概略図である。
本発明の実施の形態に従ったコンピュータマルチメディア機能の作動方法の概略図である。
本発明の実施の形態に従ったコンピュータマルチメディア機能の作動方法の流れ図である。
本発明の実施の形態に従ったコンピュータマルチメディア機能の作動方法の流れ図である。
本発明の実施の形態に従ったコンピュータマルチメディア機能の作動方法の流れ図である。
符号の説明
0052
10 BIOS
12 第1のハードディスクパーティション
14 通常のオペレーティングシステム
15マルチメディアオペレーティングシステム
16オンスイッチローディングプログラム
17ホスト保護エリア
18アプリケーションプログラム
22 第1のマルチメディアオペレーティングシステム
24 第2のマルチメディアオペレーティングシステム
26 第3のマルチメディアオペレーティングシステム