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技術 無線通信装置及び無線通信システム

出願人 富士フイルム株式会社
発明者 市川茂
出願日 2005年10月5日 (15年1ヶ月経過) 出願番号 2005-292791
公開日 2007年4月19日 (13年7ヶ月経過) 公開番号 2007-104428
状態 未査定
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 通常電力 認証データ要求 信号到達範囲 相手側無線通信装置 電力テーブル アクセス許可メッセージ 通信処理システム 電力低下
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

解決課題

無線通信機密性を向上させ、かつ、すばやく通信相手との無線通信を開始することができるようにする。

解決手段

設定された通信距離及び距離電力算出テーブルに基づいて、無線通信部へ供給する電力を算出し(108)、算出された低電力を無線通信部へ供給する(110)。アクセス要求メッセージを送信し(112)、無線信号が通信相手に到達したと判定されると(114)、認証処理を行う(118)。そして、アクセス許可された場合には(120)、電源部から無線通信部へ供給する電力が通常電力に上昇するようにして(122)、データ通信処理を行い、無線通信部によって、送信対象となる画像データを示す無線信号をデジタルカメラに送信する(124)。

概要

背景

従来、無線LANやBluetoothなどの無線通信は、配線の手間がかからずに複数の機器との接続が可能であるため、データ通信において広く用いられている。

この無線通信により装置間の通信を開始する場合には、認証データを送受信して、通信相手を特定しているが、認証データとして、例えば、認証IDやパスワードを送受信しているため、機密性を保持する必要がある。

しかし、無線通信では、広範囲無線信号を送信するため、他の装置によって無線信号が傍受される可能性があり、認証データなど機密性を保持する情報が漏洩する恐れがある。

この認証データなどが第三者に傍受されることを極力防止する装置として、無線通信装置送信電力相手方無線通信装置から応答が帰ってくるまで段階的に上げていき、相手側無線通信装置から応答がはじめて帰ってきた時点における送信電力の状態で、認証のための更新暗号化用鍵データの受け渡しを行うことによって、不要な範囲への電波放射を抑える無線通信装置が知られている(特許文献1)。
特開2000−295658

概要

無線通信の機密性を向上させ、かつ、すばやく通信相手との無線通信を開始することができるようにする。設定された通信距離及び距離電力算出テーブルに基づいて、無線通信部へ供給する電力を算出し(108)、算出された低電力を無線通信部へ供給する(110)。アクセス要求メッセージを送信し(112)、無線信号が通信相手に到達したと判定されると(114)、認証処理を行う(118)。そして、アクセス許可された場合には(120)、電源部から無線通信部へ供給する電力が通常電力に上昇するようにして(122)、データ通信処理を行い、無線通信部によって、送信対象となる画像データを示す無線信号をデジタルカメラに送信する(124)。

目的

そこで、無線通信の機密性を向上させ、かつ、すばやく通信相手との無線通信を開始することができる無線通信装置及び無線通信システムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

電源供給された電力によって、無線通信を行うための無線信号を送信する無線送信手段と、通信相手との距離に基づいて、前記通信相手に前記無線信号を送信するために最低限必要な電力を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された電力を前記無線送信手段に電源供給させるように制御すると共に、前記通信相手と前記無線通信を行うように前記無線送信手段を制御する制御手段と、を含む無線通信装置

請求項2

前記制御手段は、前記通信相手と認証のための無線通信を行うとき、前記算出手段によって算出された電力を前記無線送信手段に電源供給させるように制御する請求項1記載の無線通信装置。

請求項3

前記電力を電源供給するための電源供給手段を更に含み、前記制御手段は、前記算出手段によって算出された電力を前記無線送信手段に電源供給させるように前記電源供給手段を制御する請求項1又は請求項2記載の無線通信装置。

請求項4

前記無線送信手段によって送信された前記無線信号が前記通信相手に到達していないとき、前記無線信号が到達していないことを報知する報知手段を更に含む請求項1〜請求項3の何れか1項記載の無線通信装置。

請求項5

前記通信相手との距離を設定するための設定手段を更に含む請求項1〜請求項4の何れか1項記載の無線通信装置。

請求項6

光軸方向に移動可能に配置されたレンズユニットと、前記レンズユニットを前記光軸方向に移動させることによって、前記通信相手に焦点調整して合焦位置を得るオートフォーカス手段と、前記オートフォーカス手段によって得られた合焦位置に基づいて、前記通信相手との距離を算出する通信距離算出手段とを更に含む請求項1〜請求項5の何れか1項記載の無線通信装置。

請求項7

請求項1〜請求項6の何れか1項記載の複数の無線通信装置と、電源供給される一定の電力によって、無線通信を行うための無線信号を送信する一定電力無線送信手段を備えた一定電力無線通信装置とを含む無線通信システムであって、前記無線通信装置の制御手段は、他の無線通信装置及び前記一定電力無線通信装置と同時に無線通信を行うとき、前記算出手段によって算出された電力と該電力より高い所定の高電力とを所定時間ごとに交互に切り替えて前記無線送信手段に電源供給させるように制御すると共に、前記算出された電力が前記無線送信手段に電源供給されているときに、前記他の無線通信装置と前記無線通信を行うように前記無線送信手段を制御し、前記所定の高電力が前記無線送信手段に電源供給されているときに、前記一定電力無線通信装置と前記無線通信を行うように前記無線送信手段を制御する無線通信システム。

技術分野

0001

本発明は、無線通信装置及び無線通信システム係り、特に、比較的近距離で無線通信を行う無線通信装置及び無線通信システムに関する。

背景技術

0002

従来、無線LANやBluetoothなどの無線通信は、配線の手間がかからずに複数の機器との接続が可能であるため、データ通信において広く用いられている。

0003

この無線通信により装置間の通信を開始する場合には、認証データを送受信して、通信相手を特定しているが、認証データとして、例えば、認証IDやパスワードを送受信しているため、機密性を保持する必要がある。

0004

しかし、無線通信では、広範囲無線信号を送信するため、他の装置によって無線信号が傍受される可能性があり、認証データなど機密性を保持する情報が漏洩する恐れがある。

0005

この認証データなどが第三者に傍受されることを極力防止する装置として、無線通信装置の送信電力相手方無線通信装置から応答が帰ってくるまで段階的に上げていき、相手側無線通信装置から応答がはじめて帰ってきた時点における送信電力の状態で、認証のための更新暗号化用鍵データの受け渡しを行うことによって、不要な範囲への電波放射を抑える無線通信装置が知られている(特許文献1)。
特開2000−295658

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記の特許文献1に記載の無線通信装置では、無線通信を開始してから相手方無線通信装置から応答が帰ってくるまでに繰り返し無線信号を送信するため、相手方無線通信装置との無線通信を開始するまでに時間がかかってしまう、という問題がある。

0007

そこで、無線通信の機密性を向上させ、かつ、すばやく通信相手との無線通信を開始することができる無線通信装置及び無線通信システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために、本発明に係る無線通信装置は、電源供給された電力によって、無線通信を行うための無線信号を送信する無線送信手段と、通信相手との距離に基づいて、前記通信相手に前記無線信号を送信するために最低限必要な電力を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された電力を前記無線送信手段に電源供給させるように制御すると共に、前記通信相手と前記無線通信を行うように前記無線送信手段を制御する制御手段とを含んで構成されている。

0009

本発明に係る無線通信装置によれば、算出手段によって、通信相手との距離に基づいて、通信相手に無線信号を送信するために最低限必要な電力を算出し、制御手段によって、算出手段によって算出された電力を無線送信手段に電源供給させるように制御すると共に、通信相手と無線通信を行うように無線送信手段を制御する。

0010

従って、通信相手に無線信号を送信するために最低限必要な電力を無線送信手段に電源供給して無線通信を行い、無線信号の到達範囲を制限するため、他の通信装置に無線信号を傍受されることを抑制し、無線通信の機密性を向上させることができ、また、通信相手に送信されるように無線信号を送信するため、すばやく無線通信を開始することができる。

0011

また、本発明に係る制御手段は、通信相手と認証のための無線通信を行うとき、算出手段によって算出された電力を無線送信手段に電源供給させるように制御することができる。これによって、認証のための無線通信において送信される認証データの機密性を向上させることができる。

0012

本発明に係る無線通信装置は、電力を電源供給するための電源供給手段を更に含み、制御手段は、算出手段によって算出された電力を無線送信手段に電源供給させるように電源供給手段を制御することができる。

0013

また、本発明に係る無線通信装置は、無線送信手段によって送信された無線信号が通信相手に到達していないとき、無線信号が到達していないことを報知する報知手段を更に含むことができる。これによって、無線信号が通信相手に到達していないことをユーザに知らせ、無線通信装置と通信相手とを接近させるように促すことができる。

0014

また、本発明に係る無線通信装置は、通信相手との距離を設定するための設定手段を更に含むことができる。

0015

また、本発明に係る無線通信装置は、光軸方向に移動可能に配置されたレンズユニットと、レンズユニットを光軸方向に移動させることによって、通信相手に焦点調整して合焦位置を得るオートフォーカス手段と、オートフォーカス手段によって得られた合焦位置に基づいて、通信相手との距離を算出する通信距離算出手段とを更に含むことができる。これによって、オートフォーカス機能を有している撮影装置などでは、既存の構成を用いて通信相手との距離を算出することができる。

0016

また、本発明に係る無線通信システムは、上記の複数の無線通信装置と、電源供給される一定の電力によって、無線通信を行うための無線信号を送信する一定電力無線送信手段を備えた一定電力無線通信装置とを含む無線通信システムであって、前記無線通信装置の制御手段は、他の無線通信装置及び前記一定電力無線通信装置と同時に無線通信を行うとき、前記算出手段によって算出された電力と該電力より高い所定の高電力とを所定時間ごとに交互に切り替えて前記無線送信手段に電源供給させるように制御すると共に、前記算出された電力が前記無線送信手段に電源供給されているときに、前記他の無線通信装置と前記無線通信を行うように前記無線送信手段を制御し、前記所定の高電力が前記無線送信手段に電源供給されているときに、前記一定電力無線通信装置と前記無線通信を行うように前記無線送信手段を制御することを特徴としている。

0017

本発明に係る無線通信システムによれば、無線通信装置の制御手段は、他の無線通信装置及び一定電力無線通信装置と同時に無線通信を行うとき、算出手段によって算出された電力とこの算出された電力より高い所定の高電力とを所定時間ごとに交互に切り替えて無線送信手段に電源供給させるように制御する。また、制御手段によって、算出された電力が無線送信手段に電源供給されているときに、他の無線通信装置と前記無線通信を行うように無線送信手段を制御し、所定の高電力が無線送信手段に電源供給されているときに、一定電力無線通信装置と無線通信を行うように無線送信手段を制御する。

0018

従って、通信相手に無線信号を送信するために最低限必要な電力を無線送信手段に電源供給して無線通信を行い、無線信号の到達範囲を制限するため、他の通信装置に無線信号を傍受されることを抑制し、無線通信の機密性を向上させることができ、また、通信相手に送信されるように無線信号を送信するため、すばやく無線通信を開始することができる。

0019

また、他の無線通信装置との無線通信のために、算出された電力が無線送信手段に電源供給される場合であっても、電力を所定時間ごとに交互に切り替えて無線送信手段に電源供給するため、一定電力無線通信装置との無線通信には影響を与えないで、無線通信装置及び一定電力無線通信装置と同時に無線通信を行うことができる。

発明の効果

0020

本発明に係る無線通信装置及び無線通信システムによれば、通信相手に無線信号を送信するために最低限必要な電力を無線送信手段に電源供給して無線通信を行い、無線信号の到達範囲を制限するため、他の通信装置に無線信号を傍受されることを抑制し、無線通信の機密性を向上させることができ、また、通信相手に送信されるように無線信号を送信するため、すばやく無線通信を開始することができる、という効果が得られる。

発明を実施するための最良の形態

0021

以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、デジタルカメラに本発明を適用した場合について説明する。

0022

図1に示すように、第1の実施の形態に係る無線通信システム10は、無線通信機能を搭載したデジタルカメラ12A、12Bから構成されている。図2に示すように、デジタルカメラ12の正面には、無線信号を送受信するための無線アンテナ14と、被写体像結像させるためのレンズ21と、撮影時に必要に応じて被写体に照射する光を発するストロボ44と、撮影する被写体の構図を決定する場合等に用いられるファインダ20とが設けられている。

0023

また、デジタルカメラ12は、図3に示すように、レンズ21を含む複数のレンズからなるレンズユニットを含んで構成された光学ユニット23と、レンズユニットの光軸後方に配設された電荷結合素子(以下、「CCD」という。)25と、入力されたアナログ信号に対して各種のアナログ信号処理を行なうアナログ信号処理部26とが設けられている。

0024

また、デジタルカメラ12には、入力されたアナログ信号をデジタルデータに変換するアナログデジタル変換器(以下、「ADC」という。)28が設けられており、このデジタルデータが後述するメインCPU40に出力され、このデジタルデータに対して各種のデジタル信号処理が行われる。

0025

CCD25の出力端はアナログ信号処理部26の入力端に、アナログ信号処理部26の出力端はADC28の入力端に、各々接続されている。従って、CCD25から出力された被写体像を示すアナログ信号はアナログ信号処理部26によって所定のアナログ信号処理が施され、ADC28によってデジタル画像データに変換された後にメインCPU40に入力される。

0026

また、デジタルカメラ12には、デジタルカメラ12全体の動作を制御するメインCPU40と、撮影により得られた画像データ等を一時的に記憶するSDRAM(Synchronous DRAM)で構成されるメモリ48と、メモリ48に対するアクセスの制御を行なうメモリインタフェース46とが設けられている。また、メインCPU40には、後述するデータ通信処理プログラムを含む各種プログラムや後述する距離電力算出テーブルが格納されているEEPROM47が接続されている。

0027

更に、デジタルカメラ12には、例えば、可搬型スマートメディア(Smart Media(登録商標))で構成されるメモリカード52をデジタルカメラ12でアクセス可能とするための外部メモリインタフェース50と、デジタル画像データに対する圧縮処理及び伸張処理を行なう圧縮・伸張処理回路54とが設けられている。

0028

一方、デジタルカメラ12は、主としてCCD25を駆動させるためのタイミング信号を生成してCCD25に供給するタイミングジェネレータ32を備えており、CCD25の駆動はメインCPU40によりタイミングジェネレータ32を介して制御される。

0029

更に、デジタルカメラにはモータ駆動部34とモータ駆動部34の動作を制御する測光・測距CPU41が設けられており、光学ユニット23に備えられた図示しない焦点調整モータズームモータ及び絞り駆動モータの駆動は測光・測距CPU41によりモータ駆動部34を介して制御される。

0030

更に、レリーズスイッチ、電源スイッチ、モード切替スイッチ、十字カーソルスイッチ、ズームスイッチメニュースイッチ等の各種スイッチ(図2では、「操作部56」と総称。)はメインCPU40に接続されており、メインCPU40は、操作部56に対する操作状態を常時把握できる。

0031

また、デジタルカメラ12には、ストロボ44と測光・測距CPU41との間に介在されると共に、測光・測距CPU41の制御によりストロボ44を発光させるための電力を充電する充電部42が設けられている。更に、ストロボ44は測光・測距CPU41にも接続されており、ストロボ44の発光は測光・測距CPU41によって制御される。

0032

また、デジタルカメラ12は、デジタル画像データにより示される被写体像やメニュー画面等をLCD38に表示させるための画像信号を生成してLCD38に供給するLCDインタフェース36を備えている。

0033

その他、LCDインタフェース36では、画像データにより示される被写体像の画素配列に変換する画素配列変換処理、当該被写体像の画素数をLCD38の画素数に変換する画素数変換処理、当該被写体像に対するLCD38の特性等に応じたガンマ処理シャープネス処理等の各種処理を実行するが、以上のようなLCDインタフェース36の動作は従来既知であるので、これ以上の説明は省略する。

0034

また、デジタルカメラ12には、無線信号を送受信して無線通信を行うための無線通信部60が設けられており、無線通信部60は無線アンテナ14によって無線信号を送受信する。

0035

また、デジタルカメラ12には、例えば、充電式電池を備え、入力される電源制御信号に基づいて、デジタルカメラ12の各部に電源を供給したり、電源の供給を停止したりする電源部68が設けられている。また、電源部68には、電源をオンオフするスイッチング回路(図示省略)が設けられており、スイッチング回路において、電源制御信号によって指示されるスイッチング周波数スイッチングすることにより無線通信部60へ供給する電力、特に、無線通信部60の中のアンプパワーアンプ又はローノイズアンプ)への電力を制御するようになっている。

0036

ADC28、LCDインタフェース36、メインCPU40、メモリインタフェース46、圧縮・伸張処理回路54、及び無線通信部60はシステムバスBUSを介して相互に接続されている。メインCPU40は、LCDインタフェース36、圧縮・伸張処理回路54、及び無線通信部60の作動の制御、並びにメモリ48及びメモリカード52へのメモリインタフェース46ないし外部メモリインタフェース50を介したアクセスを行なう。また、メインCPU40から電源部68に電源制御信号を出力し、また、メインCPU40と測光・測距CPU41とが通信するようになっている。

0037

次に、本実施の形態に係るデジタルカメラ12の動作について説明する。ここでは、デジタルカメラ12Aによって被写体が撮像されて、画像データがメモリカード52に記憶された後に、デジタルカメラ12Aとの距離が近距離(例えば、数センチ)であるデジタルカメラ12Bへ画像データが無線通信によって送信される場合について説明する。

0038

ユーザによってデジタルカメラ12Aのメモリカード52に記憶されている画像データが送信対象として選択され、選択された画像データの送信が指示されると、デジタルカメラ12AのメインCPU40において、図4に示すデータ通信処理ルーチンが実行される。

0039

まず、ステップ100において、通信相手に対して認証を行う必要があるか否かを判定し、画像データを送信する際に、認証を行わずに通信相手にアクセスすることが予め設定されていた場合には、ステップ124へ移行するが、認証を行って通信相手にアクセスすることが予め設定されていた場合には、ステップ102において、通信相手との通信距離が予め設定されているか否かを判定する。ユーザが予め通信相手との通信距離を入力し、固定的に設定されている場合には、ステップ108へ移行するが、通信相手との通信距離が設定されていない場合には、ステップ104において、LCD38に通信距離設定要求メッセージを表示させて、ユーザに通信距離の設定を促す。

0040

そして、ステップ106において、通信距離が設定されたか否かを判定し、ユーザが操作部56を操作して、通信距離を設定すると、ステップ108へ進み、設定された通信距離及び距離電力算出テーブルに基づいて、無線通信部60へ供給する電力を算出する。ここで、この距離電力算出テーブルには、通信距離と電力とが対応して格納されており、複数の通信距離に対して、その通信距離離れた位置まで無線信号を送信するために無線通信部60に最低限必要な電力が各々格納されている。

0041

距離電力テーブルから設定された通信距離に対応する電力が算出されると、ステップ110において、電源部68から無線通信部60へ供給する電力がステップ108で算出された低電力に低下するように、低いスイッチング周波数を示す電源制御信号を電源部68へ入力し、電源部68のスイッチング回路は、電源制御信号が示すスイッチング周波数に切り替えて、低電力を無線通信部60へ供給する。これにより、無線通信部60において、無線アンテナ14から送信される無線信号の強度が低下し、無線信号の到達範囲が狭小化する。

0042

次のステップ112では、無線通信部60によってアクセス要求メッセージを示す無線信号を送信させ、ステップ114において、無線信号が通信相手に到達したか否かを判定し、通信相手まで無線信号が到達せずに、通信相手から応答メッセージを示す無線信号を受信しない場合には、ステップ116において、LCD38に通信相手が信号到達範囲外にあることを示すメッセージを表示して、ユーザにデジタルカメラ12Aをデジタルカメラ12Bに接近させるように促し、ステップ112に戻る。

0043

ステップ114において、通信相手から応答メッセージを示す無線信号を受信し、無線信号が通信相手に到達したと判定されると、ステップ118へ進み、認証処理を行う。認証処理では、認証ID及びパスワードからなる認証データを通信相手であるデジタルカメラ12Bに送信し、アクセス許可及びアクセス不許可の何れか一方を示す無線信号を受信する。

0044

そして、ステップ120において、アクセスが許可されたか否かを判定し、認証処理においてデジタルカメラ12Bからアクセス不許可メッセージを示す無線信号を受信していた場合には、データ通信処理ルーチンを終了するが、デジタルカメラ12Bからアクセス許可メッセージを示す無線信号を受信していた場合には、ステップ122において、電源部68から無線通信部60へ供給する電力が通常電力に上昇するように、通常時のスイッチング周波数を示す電源制御信号を電源部68へ入力し、電源部68のスイッチング回路によって、通常電力が無線通信部60へ供給される。これにより、無線通信部60において、無線アンテナ14から送信される無線信号の強度が上昇し、無線信号の到達範囲が広くなる。

0045

そして、ステップ124では、データ通信処理を行って、無線通信部60によって、送信対象となる画像データを示す無線信号がデジタルカメラ12Bに送信され、データ通信処理が終了すると、データ通信処理ルーチンを終了する。

0046

以上説明したように、第1の実施の形態に係る無線通信システムによれば、デジタルカメラにおいて、通信相手のデジタルカメラに無線信号を送信するために最低限必要な低電力を無線通信部に電源供給して無線通信を行い、無線信号の到達範囲を狭小化させるため、他の通信装置に無線信号を傍受されることを抑制し、無線通信の機密性を向上させることができ、また、通信相手のデジタルカメラに送信されるように無線信号を送信するため、通信相手のデジタルカメラとすばやく無線通信を開始することができる。

0047

また、通信相手のデジタルカメラと認証のための無線通信を行うとき、距離電力算出テーブルによって算出された電力を無線通信部に電源供給させるように制御することにより、認証のための無線通信においてやりとりされる認証データの機密性を向上させることができる。

0048

また、無線信号が通信相手のデジタルカメラに到達していないことをLCDに表示することにより、無線信号が通信相手のデジタルカメラに到達していないことをユーザに知らせ、デジタルカメラと通信相手のデジタルカメラとを接近させるように促すことができる。

0049

また、電源部に設けられたスイッチング回路へスイッチング周波数を示す電源制御信号を送信して、無線通信部への電源供給する電力を制御するため、電源供給のための線を抑制することができる。

0050

なお、無線通信部へ供給する電力を距離電力算出テーブルに基づいて算出したが、予め定められた算出式によって、電力を算出するようにしてもよい。

0051

また、LCDに信号到達範囲外であることを表示させたが、デジタルカメラに設けられているLEDやキセノン管などの発光部を用いて、ユーザに報知するようにしてもよい。

0052

また、アクセス許可を得たときに、通信相手のデジタルカメラと暗号化キーをやりとりして、暗号化キーによって暗号化された画像データを無線通信によって送信するようにしてもよい。

0053

次に、第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同様の部分については、同一符号を付して説明を省略する。

0054

第2の実施の形態では、デジタルカメラ12に搭載されているオートフォーカス機能を用いて通信相手との通信距離を自動的に算出するようにした点が第1の実施の形態と異なっている。

0055

光学ユニット23は、光軸方向に移動可能となっており、オートフォーカス機能を実現するためのオートフォーカス処理では、測光・測距CPU41によってモータ駆動部34を介して光学ユニット23のレンズユニットを移動させて、焦点調整を行う。そして、CCD25、アナログ信号処理部26、ADC28を介してメインCPU40に入力されるデジタル画像データに基づいて、メインCPU40によって、デジタル画像データが示す画像上にあるフォーカス対象となっている物体に対して、レンズユニットが合焦位置になったか否かを判定する。メインCPU40によってフォーカス対象となっている物体に対して、レンズユニットが合焦位置になったと判定されると、メインCPU40からオートフォーカス完了信号が測光・測距CPU41に入力され、測光・測距CPU41は、モータ駆動部34の動作を停止させ、ここまでのモータ駆動部34の動作からレンズユニットの合焦位置を取得し、合焦位置に基づいて、フォーカス対象の物体までの距離を算出するようになっている。

0056

次に第2の実施の形態に係る動作について説明する。なお、第1の実施の形態と同様の処理については同一符号を付して詳細な説明を省略する。

0057

画像データの送信が指示されると、メインCPU40によって図5に示すデータ通信処理ルーチンが実行される。

0058

まず、ステップ100において、通信相手に対して認証を行う必要があるか否かを判定し、認証を行って通信相手にアクセスする場合には、ステップ102において、通信相手との通信距離が予め設定されているか否かを判定し、ユーザによって予め通信相手との通信距離が固定的に設定されている場合には、ステップ206へ移行するが、通信相手との通信距離が設定されていない場合には、ステップ200において、オートフォーカス処理を開始し、ユーザはLCD38を見ながら、又は、ファインダ20を覗きながら、フォーカス対象が通信相手であるデジタルカメラ12Bになるように、デジタルカメラ12Bにレンズ21を向ける。なお、デジタルカメラ12Aとデジタルカメラ12Bとの距離は近距離となっている。

0059

そして、ステップ202において、オートフォーカスが完了したか否かを判定し、測光・測距CPU41によってモータ駆動部34を介して光学ユニット23を制御し、オートフォーカスが完了すると、オートフォーカス完了信号を測光・測距CPU41に出力し、ステップ204へ移行する。

0060

ステップ204では、測光・測距CPU41からフォーカス対象の物体までの距離を通信距離として取得し、ステップ206において、設定された通信距離又はステップ204で取得した通信距離と距離電力算出テーブルとに基づいて、無線通信部60へ供給する電力を算出する。

0061

そして、ステップ110において、電源部68から無線通信部60へ供給する電力をステップ206で算出された低電力に低下させ、次のステップ112では、無線通信部60によってアクセス要求メッセージを示す無線信号を送信させ、ステップ114において、無線信号が通信相手に到達したか否かを判定し、通信相手から応答メッセージを示す無線信号を受信しない場合には、ステップ116において、LCD38に通信相手が信号到達範囲外にあることを示すメッセージを表示し、ステップ112に戻る。

0062

ステップ114において、通信相手から応答メッセージを示す無線信号を受信し、無線信号が通信相手に到達したと判定されると、ステップ118へ進み、認証処理を行い、ステップ120において、アクセスが許可されたか否かを判定し、認証処理においてデジタルカメラ12Bからアクセス不許可メッセージを示す無線信号を受信していた場合には、データ通信処理ルーチンを終了するが、デジタルカメラ12Bからアクセス許可メッセージを示す無線信号を受信していた場合には、ステップ122において、電源部68から無線通信部60へ供給する電力を通常電力に上昇させ、ステップ124において、データ通信処理を行って、データ通信処理ルーチンを終了する。

0063

以上説明したように、第2の実施の形態に係る無線通信システムによれば、オートフォーカス処理によって、光学ユニットのレンズユニットを焦点調整して、通信相手のであるデジタルカメラに対する合焦位置を得て、得られた合焦位置に基づいて、通信相手のデジタルカメラとの距離を算出することにより、デジタルカメラの既存の構成を用いて通信相手との距離を算出することができる。

0064

次に、第3の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同様の部分については、同一符号を付して説明を省略する。

0065

図6に示すように、第3の実施の形態に係るデジタルカメラ212では、無線通信部260内において無線信号の強度を決定する部分(例えば、パワーアンプやローノイズアンプなどのアンプ部)へ供給する電力をメインCPU40によって制御され、電源部268から無線通信部260へ供給される電力は通常電力となっている点が第1の実施の形態と異なる。

0066

無線通信部260の中にスイッチング回路が設けられており、このスイッチング回路のスイッチング周波数で電源部268から供給された電力をオンオフすることによって、無線信号の強度を決定する部分へ供給される電力が制御されるようになっている。

0067

メインCPU40は電力を制御する場合に、無線通信部260へスイッチング周波数を制御するための制御信号を出力して、スイッチング回路のスイッチング周波数を制御し、無線信号の強度を決定する部分へ供給する電力を制御する。このとき、電源部268か無線通信部260へ供給される電力は通常電力となっている。

0068

画像データを無線通信によって送信する場合には、上記の図4に示すデータ通信処理ルーチンと同様の処理を実行するが、ステップ100及びステップ122では、無線通信部260へスイッチング周波数を制御するための制御信号を出力して、無線信号の強度を決定する部分へ供給される電力を低電力に低下させたり、通常電力に上昇させたりする。

0069

以上説明したように、第3の実施の形態に係る通信システムによれば、デジタルカメラの無線通信部へ通常電力を供給し、無線通信部の無線信号の距度を決定する部分へ供給する電力のみを低電力に低下させるようにすることにより、電源供給される電力低下による影響を無線通信部の他の部分へ及ぼさないようにすることができる。

0070

次に、第4の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同様の部分については、同一符号を付して説明を省略する。

0071

図7に示すように、第4の実施の形態に係る無線通信システム300は、デジタルカメラ12及びPC302から構成されており、デジタルカメラ12から送信される無線信号の強度を制御できるようなっているが、PC302から送信される無線信号の強度が一定となっている点が第1の実施の形態と異なる。

0072

また、デジタルカメラ12とPC302とは、認証キーとしての暗号化キーを用いてデータ通信を行うようになっている。

0073

なお、PC302は、無線通信機能が搭載されており、他の構成は、従来既知の一般的なパーソナルコンピュータと同様の構成となっているため、構成に関する詳細な説明については説明を省略する。

0074

次に、第4の実施の形態に係るデジタルカメラ12の動作について説明する。なお、デジタルカメラ12のメモリカード52に記憶されている画像データをデジタルカメラ12から近距離だけ離れたPC302へ無線通信によって送信する場合について説明する。

0075

ユーザによってデジタルカメラ12のメモリカード52に記憶されている画像データが送信対象として選択され、選択された画像データの送信が指示されると、デジタルカメラ12のメインCPU40において、図8に示すデータ通信処理ルーチンが実行される。

0076

まず、ステップ350において、アクセス要求信号を無線通信によってPC302へ送信し、ステップ352において、応答メッセージを示す信号が受信されたか否かを判定し、PC302から応答メッセージを示す無線信号が受信されると、ステップ354へ進み、PC302との無線通信による接続が初回であるか否かを判定する。ステップ352で受信された応答メッセージに基づいて、初回接続であると判定されると、ステップ356において、上述したステップ102〜106と同様の処理を行って、PC302との通信距離を設定する。

0077

そして、ステップ108において、設定された通信距離及び距離電力算出テーブルに基づいて、無線通信部60へ供給する電力を算出し、ステップ110において、電源部68から無線通信部60へ供給する電力がステップ108で算出された低電力に低下させる。

0078

次のステップ358では、無線通信部60によって接続確認のための無線信号を送信させ、ステップ114において、無線信号が通信相手に到達したか否かを判定し、通信相手から応答メッセージを示す無線信号を受信しない場合には、ステップ116において、LCD38に通信相手が信号到達範囲外にあることを示すメッセージを表示し、ステップ358に戻る。

0079

なお、通信相手から応答メッセージを示す無線信号を受信しても、応答メッセージの内容に基づいて、低電力に低下した後に送信された無線信号に対する応答メッセージではないと判断された場合には、無線信号が通信相手に到達していないと判断するようにしてもよい。

0080

ステップ114において、無線信号が通信相手に到達したと判定されると、ステップ360へ進み、認証キーとしての暗号化キーの設定処理を行い、PC302から暗号化キーを取得し、ステップ362において、認証キーの設定処理が無事終了し、アクセスが許可されたか否かを判定し、認証処理においてPC302からアクセス不許可メッセージを示す無線信号を受信していた場合には、データ通信処理ルーチンを終了するが、PC302からアクセス許可メッセージを示す無線信号を受信していた場合には、ステップ122において、電源部68から無線通信部60へ供給する電力を通常電力に上昇させ、ステップ362では、暗号化キーを用いてデータ通信処理を行って、送信対象となる画像データを暗号化したデータ示す無線信号をPC302に送信し、データ通信処理ルーチンを終了する。

0081

一方、ステップ354において、二回目以降の接続であると判定されると、ステップ360において、取得済み認証キーとして暗号化キーを無線通信によってPC302に送信する。

0082

そして、ステップ362において、アクセスが許可されたか否かを判定し、PC302からアクセス不許可メッセージを示す無線信号を受信した場合には、データ通信処理ルーチンを終了するが、PC302からアクセス許可メッセージを示す無線信号を受信した場合には、ステップ124へ移行し、取得済みの暗号化キーを用いてデータ通信処理を行う。

0083

以上説明したように、第4の実施の形態に係る通信処理システムによれば、初回の接続に場合のみ、無線通信部へ供給する電力を低電力に低下させることにより、初回接続の際に行われる認証キー設定処理でやり取りされる暗号化キーの機密性を保持することができる。

0084

また、通信相手のPCは、無線信号の強度が一定となっているため、現状に普及している使用の装置との通信処理を、機密性を保持して行うことができる。

0085

次に、第5の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同様の部分については、同一符号を付して説明を省略する。

0086

図9に示すように、第5の実施の形態に係る無線通信システム500は、デジタルカメラ12、PC502、及びPC504から構成されており、PC502は、デジタルカメラ12とPC504とに対して同時に無線通信できるようになっている。なお、以下では、デジタルカメラ12とPC502との距離は近距離となっている場合について説明する。

0087

PC502は、図10に示すように、各種プログラムやパラメータが記憶されたROM522、各種プログラムを実行するCPU524、CPU524による各種プログラムの実行時におけるワークエリア等として用いられるRAM526、後述するデータ同時通信処理ルーチンを実行するプログラムを含む各種プログラムやパラメータ等が記憶されたHDD528、キーボード530、マウス532、ディスプレイ534、無線通信を行うための無線通信部536、PC502の各部へ電源供給するための電源部538及びこれらを相互に接続するためのバス540が設けられている。

0088

また、HDD528には、設定された通信距離と無線通信部536へ供給する電力とを対応させた距離電力算出テーブルが記憶されている。

0089

PC502では、無線通信部536から送信される無線信号の強度を制御できるようになっており、認証処理を行う場合には、送信する無線信号の強度を低下させるようになっている。

0090

なお、PC502及びPC504は、無線通信機能が搭載されており、他の構成は、従来既知の一般的なパーソナルコンピュータと同様の構成となっているため、構成に関する詳細な説明については説明を省略する。

0091

次に、第5の実施の形態に係る無線通信システム500の動作について説明する。なお、PC502とPC504とが認証済みとなっている場合について説明する。

0092

PC502とPC504とが、無線通信によってデータ通信を行っていると、PC502では、複数の装置と同時に無線通信するために、図11に示すデータ同時通信処理ルーチンが実行される。

0093

まず、ステップ550において、アクセス要求メッセージを示す無線信号を受信したか否かを判定し、デジタルカメラ12が、画像データをPC502に送信するために、上述した図4に示すデータ通信処理ルーチンを実行し、アクセス要求メッセージを示す無線信号がPC502に送信されると、ステップ552へ進み、認証データ要求メッセージを示す無線信号をデジタルカメラ12に送信する。

0094

そして、ステップ554では、設定された通信距離及び距離電力算出テーブルに基づいて、電源部538から無線通信部536へ供給する電力を算出し、ステップ556において、他の装置とデータ通信中であるか否かを判定し、PC504とデータ通信中であると、ステップ558へ移行し、電源部538から無線通信部536へ供給する電力が、ステップ553で算出された低電力と通常電力とに交互にすばやく切り替わるように電源制御信号を電源部538へ出力し、電源部538では、電源制御信号が示すスイッチング周波数に基づいて、スイッチング回路のスイッチング周波数を切り替えて、無線通信部536へ電力を切り替えながら供給する。このとき、供給されている電力が通常電力のときに、PC504とのデータ通信を行い、供給されている電力が算出された低電力のときに、デジタルカメラ12との認証処理を行って、認証処理とデータ通信処理とを時分割に実行する。

0095

次のステップ560では、デジタルカメラ12との認証処理の結果、デジタルカメラ12に対してアクセスを許可したか否かを判定し、デジタルカメラ12が認証されなかった場合には、ステップ562で、電源部538から無線通信部536へ供給される電力が通常電力に戻るように電源制御信号を出力し、無線通信部536に通常電力が供給されている状態で、デジタルカメラ12とのデータ通信処理及びPC504とのデータ通信処理を時分割に実行し、データ同時通信処理ルーチンを終了する。

0096

また、ステップ560において、デジタルカメラ12に対してアクセスを許可しなかった場合には、ステップ564で、電源部538から無線通信部536へ供給される電力が通常電力に戻るように電源制御信号を出力し、無線通信部536に通常電力が供給されている状態で、PC504とのデータ通信処理のみを実行し、データ同時通信処理ルーチンを終了する。

0097

また、ステップ556において、PC504など他の装置とデータ通信中ではないと判定された場合には、ステップ566において、電源部538から無線通信部536へ供給される電力がステップ554で算出された低電力になるように電源制御信号を出力し、低電力が無線通信部536へ供給される。

0098

そして、次のステップ568では、デジタルカメラ12との認証処理を行い、ステップ570で、デジタルカメラ12に対してアクセスを許可したか否かを判定し、アクセスを許可しなかった場合には、データ同時通信処理ルーチンを終了するが、アクセスを許可した場合には、ステップ572において、電源部538から無線通信部536へ供給される電力が通常電力に戻るように電源制御信号を出力し、無線通信部536に通常電力が供給されている状態で、デジタルカメラ12とのデータ通信処理のみを実行し、データ同時通信処理ルーチンを終了する。

0099

以上のようにデータ同時通信処理ルーチンを実行することにより、デジタルカメラ12とPC504との無線通信処理を同時に行う場合には、図12に示すように、デジタルカメラ12との認証処理が開始されると、デジタルカメラ12から送信される無線信号の強度は低下し、また、PC502から送信される無線信号の強度が通常の強度と低い強度とに交互に切り替えられるようになる。そして、デジタルカメラ12との認証処理が終了し、デジタルカメラ12とPC502とのデータ通信及びPC504とPC502とのデータ通信が行われる状態になると、デジタルカメラ12及びPC502から送信される無線信号の強度は、通常の強度に戻るようになる。

0100

以上説明したように第5の実施の形態に係る無線通信システムによれば、通信相手のデジタルカメラに無線信号を送信するために最低限必要な電力を無線通信部に電源供給して無線通信を行うため、他の通信装置に無線信号を傍受されることを抑制し、無線通信の機密性を向上させることができ、また、無線信号の送信開始から通信相手のデジタルカメラに無線信号が送信されるため、すばやく無線送信を開始することができる。

0101

また、通信相手のデジタルカメラとの無線通信のために、距離電力算出テーブルに基づいて算出された低電力が無線通信部に電源供給される場合であっても、電力を所定時間ごとに交互に切り替えて無線通信部に電源供給するため、通常の距度の無線信号によって行われるPCとの無線通信には影響を与えないで、デジタルカメラ及びPCと同時に無線通信を行うことができる。特に、アクセスポイントとなる装置のように、常にデータを転送している装置であっても、所定の無線通信装置との無線通信を、機密性を保持して行いながら、同時に、他の無線通信装置と通常の強度の無線信号で無線通信を行うことができる。

図面の簡単な説明

0102

本発明の第1の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す概略図である。
本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメラを示す正面図である。
本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメラの電気系の主要構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメラのデータ通信処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。
本発明の第2の実施の形態に係るデジタルカメラのデータ通信処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。
本発明の第3の実施の形態に係るデジタルカメラの電気系の主要構成を示すブロック図である。
本発明の第4の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す概略図である。
本発明の第4の実施の形態に係るデジタルカメラのデータ通信処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。
本発明の第5の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す概略図である。
本発明の第5の実施の形態に係るPCの構成を示す概略図である。
本発明の第5の実施の形態に係るPCのデータ同時通信処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。
本発明の第5の実施の形態に係るデジタルカメラ及びPCから送信される無線信号の強度の変化を示すタイムチャートである。

符号の説明

0103

10、300、500無線通信システム
12、212デジタルカメラ
14無線アンテナ
21レンズ
23光学ユニット
25 CCD
34モータ駆動部
40メインCPU
41測光・測距CPU
47 EEPROM
48メモリ
52メモリカード
56 操作部
60、260無線通信部
68、268電源部
502、504 PC
524 CPU
528 HDD
536 無線通信部
538 電源部

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